JP2016039344A - プラズマ処理装置及びフォーカスリング - Google Patents

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Abstract

【課題】伝熱シートの劣化を抑制することを目的とする。
【解決手段】温調機構を有する載置台に載置された基板の外側に設けられ、伝熱シートを介して前記載置台と接触するフォーカスリングを有するプラズマ処理装置であって、前記フォーカスリングの面のうち前記伝熱シート側の面に、前記フォーカスリングの熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する断熱層を設ける、プラズマ処理装置が提供される。
【選択図】図3

Description

本発明は、プラズマ処理装置及びフォーカスリングに関する。
半導体ウェハ(以下「ウェハ」ともいう。)に対してプラズマ処理を施すプラズマ処理装置では、真空チャンバの内部にウェハを載置する載置台が設けられる。載置台の外周側には、ウェハの外周を囲むようにフォーカスリングが配置されている。フォーカスリングはウェハの上方に生じるプラズマの分布領域をウェハ上だけでなくフォーカスリング上まで拡大させて、ウェハ全面に施されるエッチングなどの処理の均一性を確保する。
フォーカスリングは、ウェハとともにプラズマに直接露出するので、プラズマからの入熱により温度が上昇する。そこで、フォーカスリングと載置台との間に伝熱シートを配置して両部材間の密着性を高め、フォーカスリングと載置台との熱伝達率を向上させ、フォーカスリングの熱を載置台側に拡散することが行われている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008−171899号公報
チャンバの内部に高エネルギーの高周波電力を印加する高温のプラズマプロセス処理では、プラズマに暴露されるフォーカスリングの上面の温度が高くなり、これに伴ってフォーカスリングが伝熱シートに接触する面の温度が高くなる。今後、高温プロセスによりチャンバの内部の温度はさらに高くなる可能性がある。例えば、チャンバの内部の温度が50℃以上高くなれば、これに応じてフォーカスリングが伝熱シートに接触する面の温度も高くなる。
しかしながら、伝熱シートは、フォーカスリングとの接触面の温度が高くなるほど劣化し、伝熱シートの寿命が短くなる。
上記課題に対して、一側面では、本発明は、伝熱シートの劣化を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために、一の態様によれば、温調機構を有する載置台に載置された基板の外側に設けられ、伝熱シートを介して前記載置台と接触するフォーカスリングを有するプラズマ処理装置であって、前記フォーカスリングの面のうち前記伝熱シート側の面に、前記フォーカスリングの熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する断熱層を設ける、プラズマ処理装置が提供される。
一の側面によれば、伝熱シートの劣化を抑制することができる。
一実施形態にかかるプラズマ処理装置の縦断面の一例を示す図。 一実施形態にかかるフォーカスリング及びその周辺の断熱構造の一例を示す図。 一実施形態にかかるフォーカスリング周辺の温度変化の一例を示す図。 一実施形態にかかる断熱層の加工方法の一例を示す図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[プラズマ処理装置の構成]
まず、本発明の一実施形態にかかるプラズマ処理装置を例に挙げて説明する。プラズマ処理装置は、チャンバ内に載置されたウェハWに、プラズマエッチング、プラズマCVD(chemical Vapor Deposition)等のプラズマ処理を実行する装置である。図1は、一実施形態にかかるプラズマ処理装置1の縦断面の一例を示す。本実施形態では、チャンバ10内に下部電極と上部電極とを対向配置し、上部電極から処理ガスをチャンバ内に供給する平行平板型のプラズマ処理装置1を例に挙げて説明する。
チャンバ10は、例えばアルミニウム等の導電性材料から形成される。チャンバ10は、接地されている。チャンバ10の内部には、ウェハWを載置する載置台20が設けられている。載置台20は、下部電極としても機能する。
載置台20には、静電チャック106が設けられている。静電チャック106は、絶縁体106bの間にチャック電極106aを挟み込んだ構造となっている。チャック電極106aには直流電源112が接続されている。直流電源112からチャック電極106aに直流電圧が印加されると、クーロン力によってウェハWが静電チャック106に吸着される。
載置台20は、支持体104により支持されている。支持体104の内部には、冷媒流路104aが形成されている。冷媒流路104aには、冷媒入口配管104b及び冷媒出口配管104cが接続されている。冷媒流路104aには、冷媒として例えば冷却水が循環される。
ウェハWの裏面には、図示しない伝熱ガス供給源からヘリウムガス(He)等の伝熱ガスが供給される。かかる構成により、静電チャック106は、冷媒流路104aに循環させる冷却水と、ウェハWの裏面に供給する伝熱ガスとによって温度制御される。この結果、ウェハを所定の温度に制御することができる。
さらに、載置台20に図示しないヒータを設け、ヒータ、冷媒及び伝熱ガスによりウェハを所定の温度に制御してもよい。ヒータ、冷媒及び伝熱ガスは、載置台20の温度を調整する温調機構の一例である。
載置台20上には、ウェハWの外周を囲むようにフォーカスリング120が配置されている。本実施形態では、フォーカスリング120は、シリコン(Si)で形成されている。ただし、フォーカスリング120は、例えば石英、炭化ケイ素(SiC)で形成されてもよい。
載置台20には、整合器33を介して高周波電源32が接続されている。高周波電源32は、例えば40MHzの高周波電力を供給する。整合器33は、チャンバ10内にプラズマが生成されているときに高周波電源32の内部インピーダンスと負荷インピーダンスが見かけ上一致するように機能する。
チャンバ10の天井面には、周縁部を被覆するシールドリング40を介してガスシャワーヘッド25が形成されている。ガスシャワーヘッド25は、上部電極としても機能する。ガスシャワーヘッド25には、ガス供給源15が接続されている。ガス供給源15は、実行するプラズマプロセスに応じたガスを供給する。ガスは、ガス導入口45から導入され、拡散室50にて拡散され、多数のガス供給孔55からチャンバ10の内部に導入される。
チャンバ10の底面には排気口60が形成されており、排気口60に接続された排気装置65によってチャンバ10の内部が排気され、チャンバ10内が所定の減圧状態に管理される。チャンバ10の側壁にはゲートバルブGが設けられている。ゲートバルブGは、ウェハWをチャンバ10内へ搬入するとき、及びウェハWをチャンバ10外へ搬出するときに開閉される。
以上、本実施形態にかかるプラズマ処理装置1の全体構成について説明した。かかる構成のプラズマ処理装置1によって、ウェハWに所望のプラズマ処理が施される。例えば、プラズマエッチング処理が行われる場合、ゲートバルブGの開閉が制御され、ウェハWがチャンバ10に搬入され、載置台20上に載置される。次いで、エッチング用のガスがガスシャワーヘッド25からチャンバ10内に供給され、高周波電力が載置台20に印加される。これにより、生成されたプラズマによりウェハWにプラズマエッチングが施される。プラズマエッチング後、ゲートバルブGの開閉が制御され、ウェハWがチャンバ10から搬出される。
[フォーカスリング及びその周辺構造]
次に、本実施形態にかかるフォーカスリング120及びその周辺構造について、図2を参照しながら説明する。図2は、本実施形態にかかるフォーカスリング120及びその周辺の断熱構造の一例を示す。
フォーカスリング120は、ウェハWの上方に生じるプラズマの分布域をウェハW上だけでなくフォーカスリング120上まで拡大させて、ウェハW全面に施されるエッチングなどのプラズマ処理の均一性を確保する。
フォーカスリング120は、ウェハWとともにプラズマに直接露出するので、プラズマからの入熱により温度が上昇する。そこで、フォーカスリング120と載置台20との間には、ポリマーシート122a、122bが設けられている。本実施形態では、載置台20とフォーカスリング120との間にアルミニウムで構成されたリング部材121が介在する。よって、フォーカスリング120とリング部材121との間、及びリング部材121と載置台20との間に、ポリマーシート122a、122b(以下、ポリマーシート122ともいう。)が設けられる。
なお、リング部材121は必ずしも設けられなくてもよい。ただし、リング部材121が設けられない場合であってもフォーカスリング120と載置台20との間にポリマーシート122は設けられる。
ポリマーシート122は、フォーカスリング120と載置台20との間の密着性を高め、フォーカスリング120と載置台20との熱伝達率を向上させる。これにより、フォーカスリング120への入熱を、リング部材121を介して載置台20側に拡散することができる。
ポリマーシート122は、熱伝導率、ラジカル耐性、硬さが所定以上の特性を有する伝熱シートの一例である。ポリマーシートは、シリコン材を主材料として形成される。ポリマーシートは、他の樹脂材料と比較して耐熱性及び耐プラズマ性に優れており、熱伝導率の調整のために添加するフィラー(アルミナ(Al))とも相性がよい。これにより、ポリマーシート122の熱伝導率は、1〜20W/m・K、硬さはアスカーCで20〜80程度に調整される。
本実施形態では、フォーカスリング120の下面(ポリマーシート122に密着する面)にフォーカスリング120の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する断熱層130を含む。フォーカスリング120は、下面から20〜30%が断熱層130になるように、断熱層130と一体形成される。フォーカスリング120と断熱層130とを一体形成する一例としては、フォーカスリング120と断熱層130とを一体焼成する方法が挙げられる。フォーカスリング120と断熱層130とを一体形成する他の例としては、接着剤で断熱層130をフォーカスリング120の下面に接着する方法、溶射やコーティングにより断熱層130をフォーカスリング120の下面に形成する方法が挙げられる。
断熱層130は、ジルコニア(ZrO)、石英、炭化ケイ素(SiC)、窒化ケイ素(SiN)の少なくとも一つを含む。断熱層130は、シリコン(Si)等で形成された、所定の気孔率を有する多孔質体であってもよい。
[フォーカスリング周辺の温度変化]
フォーカスリング120は、高熱伝導材である単結晶シリコン製であり、リング部材121は前述のとおりアルミニウムで構成される。この場合、フォーカスリング120の内部及びリング部材121の内部の温度変化はほとんど生じない。つまり、フォーカスリング周辺の温度変化では、ポリマーシート122の内部、及びポリマーシート122と接触する部材との境界面での温度差が支配的である。ポリマーシート122と接触する部材との境界面には、フォーカスリング120(断熱層130)とポリマーシート122との境界面、ポリマーシート122とリング部材121との境界面、リング部材121と静電チャック106との境界面がある。よって、これらの境界面において熱勾配が大きくなる。
図3は、本実施形態にかかるフォーカスリング120の周辺の温度変化の一例を示す。フォーカスリング120の内部、リング部材121の内部及びポリマーシート122の内部の温度変化(熱勾配)は、それらの境界面にて生じる温度変化と比較して小さいことがわかる。特に、本実施形態にかかるフォーカスリング120は、真空状態のチャンバ10の内部で使用される。このため、上記境界面で生じる熱抵抗に対する温度変化の影響は、大気状態のチャンバの場合と比べて大きい。
加えて、本実施形態にかかるフォーカスリング120の下面には、フォーカスリング120の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する断熱層130が形成される。これにより、断熱層130を含むフォーカスリング120の内部に生じる温度変化を、断熱層130が含まれないフォーカスリング120の内部に生じる温度変化よりも大きくすることができる。
ポリマーシート122が劣化すると、伝熱性能が失われる。このため、ポリマーシート122は劣化させないことが好ましい。
ポリマーシート122は、フォーカスリング120に接する面において最も劣化し、このフォーカスリング120に接する面(すなわち、ポリマーシート122の上面)の温度に依存する。ポリマーシート122の下面は、アルミニウムのリング部材121に接しているため、ポリマーシート122の上面の温度よりも低温である。このため、ポリマーシート122の上面の温度が重要である。
これに対して、本実施形態にかかるフォーカスリング120では、断熱層130が一体形成される。これにより、図3にて点線で示すように、フォーカスリング120の上面が、高温プロセスにおけるプラズマからの入熱により200℃〜250℃に上昇しても、フォーカスリング120の内部に生じる温度変化により、フォーカスリング120の下面、つまりポリマーシート122の上面の温度を160℃程度にすることができる。この結果、フォーカスリング120の上面の温度が、例えば、50℃以上高くなった場合にも、ポリマーシート122の上面の温度は高くならず、この結果、ポリマーシート122の劣化を抑制し、ポリマーシート122の製品寿命が短くなることを回避できる。
[断熱層]
図4を参照しながら、フォーカスリング120に形成される断熱層130の材料や加工方法200、仕様210、断熱層130を形成したときのフォーカスリング120の内部の温度差220について説明する。
(プラズマ溶射)
断熱層130は、図4の加工方法200に示すように、大気圧下でプラズマ溶射によりフォーカスリング120と一体形成してもよい。図4には、断熱層130がジルコニア(ZnO)及び石英(Qz)をプラズマ溶射することで、フォーカスリング120に断熱層130を形成する例が示されている。
プラズマ溶射により形成されたジルコニアの断熱層130の一例では、図4の仕様210に示すように、断熱層130の膜厚は50〜1000μm、気孔率は7〜20%であった。また、この場合、フォーカスリング(F/R)の内部の温度差(℃)220は、断熱層130の膜厚が613μmのときに50℃であった。
プラズマ溶射により形成された石英の断熱層130の一例では、仕様210に示すように、断熱層130の膜厚は100μm以下、気孔率は19%であった。また、この場合、図4のフォーカスリングの内部の温度差220は、断熱層130の膜厚が100μm以下のときに14℃であった。
(コーティング)
断熱層130は、加工方法200に示すコーティングやディッピングによりフォーカスリング120と一体形成してもよい。コーティングやディッピングでは、ジルコニア、石英、炭化ケイ素、窒化ケイ素の少なくとも一つの材料を含む流動体が、フォーカスリング120の下面に塗布され、焼成によりフォーカスリング120に一体形成される。
コーティングにより形成された石英の断熱層130の一例では、仕様210に示すように、断熱層130の膜厚は100〜200μmであった。また、この場合、フォーカスリングの内部の温度差220は、断熱層130の膜厚が200μm以下のときに13℃であった。
コーティングにより形成された中空粒の特殊な石英の断熱層130の一例では、仕様210に示すように、断熱層130の膜厚は100μm以下であった。また、この場合、フォーカスリングの内部の温度差220は、断熱層130の膜厚が100μm以下のときに7℃であった。
ディッピングにより形成された窒化ケイ素の断熱層130の一例では、断熱層130の膜厚は100μm以下、気孔率は0〜30%であった。また、この場合、フォーカスリングの内部の温度差220は、断熱層130の膜厚が100μm以下のときに3℃であった。
ディッピングにより形成されたジルコニアの断熱層130の一例では、断熱層130の膜厚は100μm以下であった。
ディッピングにより形成された石英の断熱層130の一例では、断熱層130の膜厚は100μm以下、気孔率は0〜30%であった。また、この場合、フォーカスリングの内部の温度差220は、断熱層130の膜厚が100μm以下のときに10℃であった。
コーティングにより形成されたポリイミド(PI)の断熱層130の一例では、断熱層130の膜厚は30μm以下であった。また、この場合、フォーカスリングの内部の温度差220は、断熱層130の膜厚が30μm以下のときに8℃であった。
コーティングにより形成されたポリベンゾイミダゾール(PBI)の断熱層130の一例では、断熱層130の膜厚は200μm以下であった。また、この場合、フォーカスリングの内部の温度差220は、断熱層130の膜厚が200μm以下のときに50℃であった。
(接着)
断熱層130は、接着剤によりフォーカスリング120に接着させることで、フォーカスリング120と一体形成してもよい。この場合、断熱層130は、石英、多孔質体の特殊な石英及びシリコンであってもよい。
図示していないが、石英を接着剤によりフォーカスリング120に接着した一例では、断熱層130の膜厚は1mmに接着剤の厚さを加えた厚さになり、気孔率は0%であった。
多孔質体の特殊な石英を接着剤によりフォーカスリング120に接着した一例では、断熱層130の膜厚は2mmに接着剤の厚さを加えた厚さになり、気孔率は35%以下になった。
シリコンを接着剤によりフォーカスリング120に接着した一例では、断熱層130の膜厚は1mmに接着剤の厚さを加えた厚さになり、気孔率は0%であった。
以上の結果から、断熱層130は、プラズマ溶射、コーティング、ディッピング及び接着によりフォーカスリング120と一体化させることができる。これにより、フォーカスリング120の内部の熱伝導を良好にすることができる。
断熱層130は、ジルコニア、石英、炭化ケイ素、窒化ケイ素の少なくとも一つを含んでいればよい。ただし、断熱層130は、フォーカスリング120の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する材料を使用する。例えば、フォーカスリング120がシリコンで形成されている場合、断熱層130は、シリコンの熱伝導率よりも低い熱伝導率の材料を使用する。例えば、フォーカスリング120が石英で形成されている場合、断熱層130は、石英の熱伝導率よりも低い熱伝導率の材料を使用する。
特に、これらの加工方法のうち、プラズマ溶射によりジルコニアの断熱層130をフォーカスリング120に一体形成した場合には、最もフォーカスリング120の内部の温度差が大きくなり(図4参照)、断熱層130を設けたことによる顕著な効果が得られた。
また、断熱層130は、7〜20%の気孔率を有する多孔質体であることが好ましい。これによってもフォーカスリング120の内部の温度差を大きくすることができる。
以上に説明したように、本実施形態のプラズマ処理装置1によれば、フォーカスリング120の面のうち、ポリマーシート122側の面に断熱層130を形成することで、フォーカスリング120の内部で生じる温度変化を大きくすることができる。この結果、図3に示すように、フォーカスリング120の上面が、高温プロセス時のプラズマからの入熱により200℃以上に高温になっても、フォーカスリング120の下面(断熱層130の下面)における温度を、160℃程度に維持することができる。
これにより、フォーカスリング120の上面の温度が、例えば、50℃以上高くなった場合にも、ポリマーシート122における温度は高くならず、この結果、ポリマーシート122の劣化を抑制し、ポリマーシート122の製品寿命が短くなることを回避できる。
以上、プラズマ処理装置及びフォーカスリングを上記実施形態により説明したが、本発明にかかるプラズマ処理装置及びフォーカスリングは上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、本発明にかかるフォーカスリングが適用可能なプラズマ処理装置は、上記実施形態で説明した容量結合型のプラズマ(CCP:Capacitively Coupled Plasma)処理装置に限られない。本発明にかかるフォーカスリングが適用可能なプラズマ処理装置は、誘導結合型プラズマ(ICP:Inductively Coupled Plasma)、ラジアルラインスロットアンテナを用いたCVD(Chemical Vapor Deposition)装置、ヘリコン波励起型プラズマ(HWP:Helicon Wave Plasma)装置、電子サイクロトロン共鳴プラズマ(ECR:Electron Cyclotron Resonance Plasma)装置等であってもよい。
また、本発明にかかるプラズマ処理装置、により処理される基板は、ウェハに限られず、例えば、フラットパネルディスプレイ(Flat Panel Display)用の大型基板、EL素子又は太陽電池用の基板であってもよい。
1:プラズマ処理装置、
10:チャンバ
15:ガス供給源
20:載置台(下部電極)
25:ガスシャワーヘッド(上部電極)
32:高周波電源
104:支持体
106:静電チャック
120:フォーカスリング
121:リング部材
122:ポリマーシート
130:断熱層

Claims (5)

  1. 温調機構を有する載置台に載置された基板の外側に設けられ、伝熱シートを介して前記載置台と接触するフォーカスリングを有するプラズマ処理装置であって、
    前記フォーカスリングの面のうち前記伝熱シート側の面に、前記フォーカスリングの熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する断熱層を設ける、
    プラズマ処理装置。
  2. 前記フォーカスリングは、前記断熱層と一体形成されている、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記断熱層は、所定の気孔率を有する多孔質体を含む、
    請求項1又は2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記断熱層は、ジルコニア、石英、炭化ケイ素、窒化ケイ素の少なくとも一つを含む、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  5. プラズマ処理が行われるチャンバの内部において、温調機構を有する載置台に載置された基板の外側に設けられ、伝熱シートを介して前記載置台と接触するフォーカスリングであって、
    前記フォーカスリングの面のうち前記伝熱シート側の面に、前記フォーカスリングの熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する断熱層を設ける、
    フォーカスリング。
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