JP2016037332A - 物品移載装置 - Google Patents

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【課題】多数の物品を散けさせることなく一括して移載可能であるとともに、物品の汚損の可能性が低くメンテナンス、稼働コストの低い移載装置を提供する。【解決手段】第1コンベヤ11Aから第2コンベヤ11Bに搬送された実トレイ14を、第2コンベヤ11Bごとリフタ15を用いて、移載装置13直下の取り上げ位置にまで持ち上げる。一対のすくい上げガイド13Gをトレイ14内に敷き詰められた棒状物品Aの両側から挿入し、物品Aをすくい上げる。リフタ15により空トレイ14と第2コンベヤ11Bを搬送位置まで下降させる。ワーク排出コンベヤ12を退避位置から、移載装置13下の受け取り位置に延伸し、すくい上げガイド13Gをすくい上げ動作とは逆に駆動し、すくい上げた物品Aをワーク排出コンベヤ12上に排出する。ワーク排出コンベヤ12を駆動し物品AをY軸方向に排出する。【選択図】図1

Description

本発明は、トレイなどに収容された多数の物品を他の場所へ受け渡すための移載装置に関する。
例えば、レトルト釜で処理されたレトルトパウチをトレイから取り出して次の工程へ移すアンローダとして、真空吸引を利用する移載装置が知られている。しかし真空吸引を利用する方法では、取り出しミスにより一部のレトルトパウチがトレイ内に取り残されることがある。そのため従来、反転装置を利用してアンロード後のトレイを反転させ、トレイ内に残留するレトルトパウチを回収している(特許文献1)。
特開2005−132553号公報
しかし、トレイを反転させるための機構やその駆動機構は複雑になり、洗浄作業においてもその取扱いが難しい。そのため、メンテナンス費用、稼働コストの問題、取扱い物品の汚損の問題等が発生する。特に取扱い物品が魚肉ソーセージ(棒状物品)などのように、その表面が曲率半径の小さい曲面のみで構成される場合、真空吸引を利用するアンローダの利用自体も難しく、新たな方式の移載装置の開発が望まれている。
本発明は、多数の物品を散けさせることなく一括して移載可能であるとともに、物品の汚損の可能性が低くメンテナンス、稼働コストの低い移載装置を提供することを課題としている。
本発明の物品移載装置は、互いに接近および離隔する方向および上下方向に移動可能に設けられた一対のベース部材と、前記一対のベース部材を移動させるベース部材移動手段と、物品支持面を有する板状部材からなり、前記物品支持面の後縁側で前記各ベース部材に軸支されて前記各ベース部材に対して揺動可能に設けられた一対のすくい上げガイドと、前記一対のすくい上げガイドを揺動させるすくい上げガイド揺動手段と、前記ベース部材移動手段および前記すくい上げガイド揺動手段とを制御して、前記一対の物品支持面を、互いの物品支持面が所定距離だけ離間して向かい合った初期姿勢から、各物品支持面が上方を向き、かつ前記各物品支持面の前縁同士を突き合わせた支持姿勢に変更する制御手段とを備え、前記物品を収容した収容凹部に、前記初期姿勢とした一対の物品支持面の前縁を挿入した後、前記支持姿勢へと前記物品支持面の姿勢を変更することによって、前記収容凹部に収容された前記物品をすくい上げて前記物品支持面上で支持することを特徴としている。
前記収容凹部は、底面と対向する一対の側壁で囲まれる領域に、長手方向が側壁に沿って横臥した複数の棒状物品を収容しており、前記制御手段は、前記初期姿勢とした前記物品支持面を前記一対の側壁に対応する間隔に離間させ、その状態で各物品支持面の前縁がそれぞれ前記各側壁に沿って底面近傍に達するまで下降させ、その後、前記各物品支持面の前縁を前記底面に沿って移動させながら前記支持姿勢に変更することにより、前記収容凹部に収容される物品を一括して前記物品支持面上にすくい上げることが好ましい。
前記すくい上げガイドは、前記物品支持面の前縁から後縁にかけて前記物品支持面に交差するように設けられ、支持姿勢とされた物品支持面から物品が落下することを防止する落下防止面を有することが好ましい。
本発明によれば、多数の物品を散けさせることなく一括して移載可能であるとともに、物品の汚損の可能性が低くメンテナンス、稼働コストの低い移載装置を提供することができる。
本発明の一実施形態の移載装置を用いた搬送システムの部分的な斜視図である。 図1の移載装置の拡大斜視図である。 すくい上げ動作の開始状態を示す模式図である。 すくい上げ動作によりトレイ上の物品のすくい上げが開始された直後の状態を示す模式図である。 すくい上げ動作によりトレイ上の物品の約半分がすく上げられた状態を示す模式図である。 すくい上げ動作によりトレイ上の物品全てがすくい上げられた状態を示す模式図である。 第2コンベヤがトレイ搬送位置まで下降された状態を示す模式図である。 ワーク排出コンベヤが受け取り位置にまで延伸された状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態の移載装置を用いた搬送システムの部分的な斜視図である。なお、図1では移載装置の片側の駆動系のみが描かれている。
本実施形態の搬送システム10は、トレイ搬送コンベヤ11とワーク排出コンベヤ12を備える。トレイ搬送コンベヤ11とワーク排出コンベヤ12の間には、両コンベヤ間で物品Aの受け渡しを行う本実施形態の移載装置13が装備される。ワーク排出コンベヤ12の搬送面は、トレイ搬送コンベヤ11の搬送面よりも高い位置に配置され、両コンベヤ11、12は、その搬送方向が互いに直交するように配置される。
トレイ搬送コンベヤ11は、例えば個別に駆動制御可能な第1コンベヤ11A、第2コンベヤ11B、第3コンベヤ11Cの3台のローラコンベヤを備える。本実施形態において、第1〜第3コンベヤ11A〜11Cは、この順番でX軸方向に沿って直線的に配列される。トレイ搬送コンベヤ11は、多数の物品Aが収容されるトレイ(収容凹部)14を搬送するコンベヤであり、トレイ14は図中、X軸方向(水平方向)に搬送される。
トレイ14に収容される物品Aは例えば魚肉ソーセージ(棒状物品)であり、第1コンベヤ11Aの上流側には例えばレトルト釜(図示せず)が接続され、第1コンベヤ11Aは、レトルト釜で茹で上げられた魚肉ソーセージAが収容されたトレイ14をレトルト釜から第2コンベヤ11Bへと搬送する。一方、第2コンベヤ11Bは、その全体がリフタ15(破線)の昇降部15Aにより支持され、例えば図のZ軸方向(鉛直方向)に沿って昇降自在であり、第1コンベヤ11Aから物品Aが敷き詰められた実トレイ14が供給されるとトレイ14ごと取り上げ位置にまで上昇される。そして、後述するように、移載装置13により、すくい上げガイド13Gを用いてトレイ14内の全ての物品Aが一括してワーク排出コンベヤ12へと受け渡される。
トレイ14が空にされるとリフタ15は下降され、空になったトレイ14は、第3コンベヤ11Cを介して第1コンベヤ11Aの上流側へと回送される。なお、図1には、第1、第3コンベヤ11A、11Cと同じ高さ(トレイ搬送位置)にまで下降された第2コンベヤ11B上に置かれた空トレイ14が図示され、第3コンベヤ11C上には、参考のため同コンベヤ上に移動された空トレイ14が破線で描かれる。
ワーク排出コンベヤ12は、例えばX、Z軸方向に直交するY軸方向に物品Aを搬送するベルトコンベヤであり、その上流側端部12Eは、Y軸に沿って進退自在である。第2コンベヤ11B上のトレイ14がリフタ15により上昇される際、上流側端部12Eは搬送方向下流側(Y軸方向)に移動され、第2コンベヤ11Bは図中破線で示される退避位置に配置される。すなわち第2コンベヤ11Bが退避されることで、移載装置13は、リフタ15で持ち上げられて取り上げ位置に配置された実トレイ14から物品Aをすくい上げガイド13Gを用いてすくい取ることができる。
トレイ14上の物品Aがすくい上げガイド13Gにより全てすくい取られると、空となったトレイ14を載せた第2コンベヤ11Bはリフタ15により下降される。そして、上流側端部12Eが搬送方向上流側へ向けて延伸され、ワーク排出コンベヤ12は図中実線で示される受け取り位置に配置される。すなわち、ワーク排出コンベヤ12は、移載装置13の下方であって、第2コンベヤ11Bの上方に配置される。その後、後述するように、移載装置13に保持された物品Aがワーク排出コンベヤ12上に下ろされ、物品Aはワーク排出コンベヤ12によりY軸方向へ搬送され、例えば不図示のケーサへと排出される。
次に図1、図2を参照して、本実施形態の移載装置13のより詳細な構成について説明する。図2は、図1の移載装置13の拡大図である。
移載装置13は、ZY平面に略対称であり、対称に配置される一対のすくい上げガイド13Gを用いてトレイ14上の物品を両側からすくい取る。本実施形態のトレイ14では、矩形板からなる底面14Bの4辺を側壁14Sで取り囲んで収容凹部が形成される。収容凹部は例えば3枚の桟14RによってY軸方向に4つのエリアに区画されており、それぞれのエリアの底面14B上には、魚肉ソーセージである棒状の物品Aが敷き詰められる。本実施形態において、棒状物品Aはその長手方向が桟14Rに垂直な一対の側壁14Sに平行になるように各エリアに載置され、桟14Rに沿って一列に敷き詰められる。すくい上げガイド13Gは4つのエリアに対応する4対の小ガイド16を備える。各小ガイド16は、物品Aを支持する略矩形板状の物品支持面16Bを備える。物品支持面16Bは、物品Aをすくい上げる前縁(先端)16Lを除き、その後縁(基端)16Tおよび両側縁が側壁16Sによって囲まれ、物品Aの落下やズレが防止される。すなわち側壁16Sは、物品の落下防止面としての役割を果たす。なお、図1、図2の斜視図では、手前側のすくい上げガイド13Gの駆動機構が省略されているが、図示された側の駆動機構と同様の構成を備える。
片側のすくい上げガイド13Gを構成する4つの小ガイド16は一体的に組み付けられ、Y軸に沿った揺動軸17を介してガイド基部(ベース部材)18により軸支される。ガイド基部18は、Z軸方向(鉛直方向)に延在する一対のZ軸方向レール19Rを介してプレート19に昇降自在に保持され、プレート19は、プレート基台20に固定・保持される。またプレート基台20は、一対のX軸方向スライダ20Sを備え、X軸方向スライダ20Sは、固定フレーム(基台)21に設けられ、X軸方向に延在する一対のX軸方向レール21Rに滑動自在に係合される。
プレート基台20には、図示しない水平駆動用モータが内蔵されており、このモータの動力によりすくい上げガイド13G、ガイド基部18、プレート19と一体的にX軸方向レール21R上をX軸に沿って水平方向に移動可能である。プレート19の上部には、昇降用モータ22が設けられ、昇降用モータ22は、クランク機構23を介してガイド基部18に連結される。すなわち、昇降用モータ22を回転させると、ガイド基部18は、すくい上げガイド13Gと一体的にZ軸方向レール19Rに沿って昇降される。
また、揺動軸17には、揺動用モータ24により駆動されるリンク機構25が連結され、揺動用モータ24の回転に連動して揺動軸17が回転される。これにより揺動軸17と一体的に構成されたすくい上げガイド13Gを揺動軸17周りに揺動させる。なお揺動用モータ24はガイド基部18に固定され、ガイド基部18と一体的に昇降される。
本実施形態では、図示されるようにプレート19の略中央であって、Z軸方向レール19Rの間に開口19Aが設けられる。そして、ガイド基部18の開口19Aと重なる位置には開口18Aが設けられる。揺動用モータ24は、すくい上げガイド13Gに対してガイド基部18の反対側に配置され、リンク機構25は開口18A、19Aを通して揺動用モータ24と揺動軸17とを連結する。また、プレート基台20に内蔵された図示しない水平駆動用モータ、昇降用モータ22、揺動用モータ24、更にリフタ15およびワーク排出コンベヤ12の上流側端部12Eを進退させる駆動機構(図示せず)は、図示しない制御部により連動して駆動され、以下に説明するトレイ搬送コンベヤ11からワーク排出コンベヤ12への物品Aの移載動作が実行される。
図3〜図8は、本実施形態の移載動作の各工程を示す模式図である。以下図1、図3〜図8を参照して本実施形態の移載装置を用いた物品の移載動作について説明する。
図3には、ワーク排出コンベヤ12の上流側端部12Eが退避位置に退避され、リフタ15により第2コンベヤ11B上の実トレイ14が、取り上げ位置にまで上昇された状態が示される。揺動用モータ24により左右の小ガイド16(すくい上げガイド13G)は、垂直下向きに向けられ、両小ガイド16(すくい上げガイド13G)の物品支持面16Bは、所定距離(例えばトレイ14の側壁14S間距離)を隔てて向かい合った状態(初期姿勢)に維持される。すなわちガイド基部18は、小ガイド16の前縁16L(すくい上げガイド13Gの前縁)がそれぞれトレイ14の対向する一対の側壁14S(外枠)の内壁に沿うように、そのX軸方向位置が調整されている。その後、昇降用モータ22が駆動され、小ガイド16(すくい上げガイド13G)が下降され、トレイ14の側壁14Sとトレイ14上に並べられた物品Aの間に、小ガイド16の前縁16L(すくい上げガイド13Gの前縁)がトレイ14の底面14Bの近傍に達するまで挿入される。
なお、ここで「底面14Bの近傍」とは、底面14B上に横臥された物品Aの高さをH、底面14Bからの距離をLとするとき、0≦L/H≦1/2を満たす距離Lの範囲である(前縁16Lが底面14Bに接触する場合も含む)。例えば物品Aの断面形状が魚肉ソーセージのように円形の場合、「底面14Bの近傍」とは直径の1/2の高さまでである。ただし円形断面の場合、直径の1/3の高さまで前縁16Lを挿入すると、小ガイド16の前縁16Lがトレイ14の底面14Bに接触することなく、かつ、より確実に物品Aを取り上げることができる。また、物品Aの断面形状が四角形の場合、物品Aの高さの1/4の高さまでの前縁16Lを挿入することで同様の効果が得られ好ましい。
なお、すくい上げガイド13Gにおいて、左右の小ガイド16はそれぞれ一体的に作動するので、以下の図4〜図8の動作説明において、小ガイド16の動作は、すくい上げガイド13Gの動作と略同義である。したがって以下の説明では小ガイド16の動作についてのみ説明する。
図4に示されるように、左右のガイド基部18がX軸方向に沿って左右に拡げられながら、小ガイド16が揺動軸17周りにそれぞれ内側に回転される。そして、小ガイド前縁16Lがトレイ14の底面14Bから一定の距離を維持するようにガイド基部18は更に下降される。これにより、トレイ14上に並べられた物品Aは、トレイ14の側壁14S側から小ガイド16によりすくい上げられる。そして図5に示されるように、左右のガイド基部18は更に下降されるとともに、小ガイド16を揺動軸17周りに更に回転しながら内側に向けてX軸方向に移動され、トレイ14上に並べられた物品Aをトレイ14の外枠(側壁14S)側から順次すくい上げていく。この動作は、図6に示されるように、左右の小ガイド16の前縁16Lがトレイ14の中央で付き合わせられ(支持姿勢)、トレイ14上の物品Aが全て左右の小ガイド16によりすくい上げられるまで続けられる。なお、この間各駆動部は、小ガイド16の前縁16Lがトレイ14の底面14Bから所定距離を維持するとともに、小ガイド16がトレイ14の側壁14Sに当たらないように制御される。
小ガイド16によるトレイ14からの物品のすくい上げが終了すると、図7に示されるように、リフタ15により空になったトレイ14が第2コンベヤ11Bとともにトレイ搬送位置にまで下降される。そして図8に示されるように、ワーク排出コンベヤ12の上流側先端12Eが退避位置から受け取り位置にまで延伸され、ワーク排出コンベヤ12の搬送面が小ガイド16のすぐ下に配置される。なお、図7、図8では説明の便宜上、ワーク排出コンベヤ12がX軸に沿って描かれているが、図1、図2の実施形態でのワーク排出コンベヤ12は、Y軸に沿って配置されており、これは図7、図8では紙面垂直方向に対応する。
この後、移載装置13の各駆動部は、図3〜図6を参照して説明した物品Aのすくい上げ動作とは逆に小ガイド16を動作させ(図6〜図3の順)、すくい上げられていた物品Aをワーク排出コンベヤ12の搬送面に順次排出する。そして、小ガイド16が図3の状態にまで戻ると、ワーク排出コンベヤ12が駆動され、ワーク排出コンベヤ12に排出された物品Aが図1のY軸方向へと搬送・排出され、ワーク排出コンベヤ12の上流側端部12Eは、退避位置へと戻される。なお、この間トレイ搬送位置にまで下降された第2コンベヤ11Bからは、空トレイ14が第3コンベヤ11Cへと排出され、第1コンベヤ11Aから物品Aが敷き詰められた新たな実トレイ14が受け取られる。
以上のように、本実施形態によれば、トレイ内に向きを揃えて敷き詰められた多数の棒状物品をその両脇から平板状の小ガイド(すくい上げガイド)ですくい上げ、すくい上げ動作とは逆に小ガイドを作動することでワーク排出コンベヤ上に物品を排出し、物品を散けさせることなく一括して移載することを可能にしている。また、物品に触れるのは、駆動系から離れた板状のすくい上げガイドのみなので、その洗浄が簡単であり、物品の汚損の可能性が低くメンテナンス費用や稼働コストを抑えることが可能である。
なお本実施形態では、物品として魚肉ソーセージを例に説明を行ったが、搬送される物品は、魚肉ソーセージに限定されるものではない。
10 搬送システム
11 トレイ搬送コンベヤ
11A 第1コンベヤ
11B 第2コンベヤ
11C 第3コンベヤ
12 ワーク排出コンベヤ
12E 上流側端部
13 移載装置
13G すくい上げガイド
14 トレイ
15 リフタ
16 小ガイド
17 揺動軸
18 ガイド基部(ベース部材)
19 プレート
19R Z軸方向レール
20 プレート基台
20S X軸方向スライダ
21 固定フレーム
21R X軸方向レール
22 昇降用モータ
23 クランク機構
24 揺動用モータ
25 リンク機構
A 物品(魚肉ソーセージ)

Claims (3)

  1. 互いに接近および離隔する方向および上下方向に移動可能に設けられた一対のベース部材と、
    前記一対のベース部材を移動させるベース部材移動手段と、
    物品支持面を有する板状部材からなり、前記物品支持面の後縁側で前記各ベース部材に軸支されて前記各ベース部材に対して揺動可能に設けられた一対のすくい上げガイドと、
    前記一対のすくい上げガイドを揺動させるすくい上げガイド揺動手段と、
    前記ベース部材移動手段および前記すくい上げガイド揺動手段とを制御して、前記一対の物品支持面を、互いの物品支持面が所定距離だけ離間して向かい合った初期姿勢から、各物品支持面が上方を向き、かつ前記各物品支持面の前縁同士を突き合わせた支持姿勢に変更する制御手段とを備え、
    物品を収容した収容凹部に、前記初期姿勢とした一対の物品支持面の前縁を挿入した後、前記支持姿勢へと前記物品支持面の姿勢を変更することによって、前記収容凹部に収容された前記物品をすくい上げて前記物品支持面上で支持する
    ことを特徴とする物品移載装置。
  2. 前記収容凹部は、底面と対向する一対の側壁とで囲まれる領域に、長手方向が前記側壁に沿って横臥した複数の棒状物品を収容しており、
    前記制御手段が、
    前記初期姿勢とした前記物品支持面を前記一対の側壁に対応する間隔に離間させ、その状態で各物品支持面の前縁がそれぞれ前記各側壁に沿って前記底面近傍に達するまで下降させ、
    その後、前記各物品支持面の前縁を前記底面に沿って移動させながら前記支持姿勢に変更することにより、前記収容凹部に収容される物品を一括して前記物品支持面上にすくい上げる
    ことを特徴とする請求項1に記載の物品移載装置。
  3. 前記すくい上げガイドは、
    前記物品支持面の前縁から後縁にかけて前記物品支持面に交差するように設けられ、支持姿勢とされた物品支持面から物品が落下することを防止する落下防止面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品移載装置。
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