JP2016036553A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前面扉14の前側に、前面に透明または半透明な前面板部127を有する第2の前面ユニット部材120が配設される。第2の前面ユニット部材120には、可動体152,153を備えた第1可動演出装置150や可動体182を備えた第2可動演出装置180が収容可能な収容部128が、前面板部127の後側に画成されている。収容部128に収容した第1、第2可動演出装置150,180の可動体152,153,182は、前面板部127を介して透視可能である。また、第1、第2可動演出装置150,180を取り付けた第2の前面ユニット部材120は、前面扉14に対し前側から着脱可能となっている。
【選択図】図2
Description
図柄組合せ演出を行う表示装置(200)が配設される本体(12)の前側に開閉可能に配設された前側部材(14)を備えた遊技機において、
前記前側部材(14)の前側に配設され、前面に透明または半透明な前面板部(127)を有する前面ユニット部材(120)を備え、
前記前面ユニット部材(120)は、可動体(152,153,182)を備えた可動演出装置(150,180)を収容可能な収容部(128)が、前面板部(127)の後側に画成され、
前記収容部(128)に収容した状態で前記前面ユニット部材(120)に取り付けた前記可動演出装置(150,180)の可動体(152,153,182)が、前記前面板部(127)を介して透視可能であり、
前記可動演出装置(150,180)を取り付けた前記前面ユニット部材(120)が、前記前側部材(14)に対し前側から着脱可能に構成されていることを要旨とする。
前記収容部(128)は、前記前面ユニット部材(120)の後端より前側において、前記可動体(152,153,182)の移動が可能な形状に画成されていることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、収容部内に配設した可動演出装置の可動体が前面板部に近接した位置を移動するので、演出効果を高めることができる。
前記前側部材(14)には、演出表示を表示可能な表示部(77)を備えた演出表示装置(75)が、前側に前記前面ユニット部材(120)が重なるように配設され、
前記演出表示装置(75)を前記前側部材(14)に取り付けた状態で、前記前面ユニット部材(120)が該前側部材(14)に対し着脱可能に取り付けられると共に、前記前面ユニット部材(120)を前記前側部材(14)に取り付けた状態で、前記演出表示装置(75)が該前側部材(14)に対し着脱可能に取り付けられるよう構成されたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、前側部材に配設した演出表示装置の表示部が、前面ユニット部材の前面板部を介して視認されるので、表示部の視認性を向上させ得る。そして、前面ユニット部材は、演出表示装置を前側部材に取り付けた状態で該前側部材に対して着脱し得るので、該前面ユニット部材の着脱作業を容易に行い得る。また、演出表示装置は、前面ユニット部材を前側部材に取り付けた状態で該前側部材に対して着脱し得るので、該演出表示装置の着脱作業を容易に行い得る。
前記収容部(128)は、前記演出表示装置(75)における表示部(77)の前側に画成されており、
前記可動演出装置(150,180)の可動体(152,153,182)が前記表示部(77)の前側まで移動するよう構成されたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、可動演出装置の可動体が演出表示装置の表示部の前方まで移動するので、表示部での演出表示と可動体の移動とを関連させた演出が可能となり、演出効果を向上させ得る。また、表示部の前方を可動体が移動するので、立体感がある演出を行うことができる。
前記前面板部(127)は、前記表示装置(200)と前後に重なるように配設されていることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、前面ユニット部材は、前面板部が表示装置の前側に位置する大きなサイズに形成されるので、前面ユニット部材が遊技機の前側に広く露出して装飾効果を高めることができる。
実施例のスロットマシン10は、図1〜図3に示すように、前方に開口する矩形箱状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される本体としての筐体12と、該筐体12の前側に開閉可能に取り付けられた前側部材としての前面扉14とを備えている。前面扉14は、第2の前面ユニット部材(前面ユニット部材)120、前面パネル部材55、演出表示装置75等が配設され、該前面扉14を筐体12へ閉状態(図2参照)とすることで、該筐体12の前側開口が塞がれるようになっている。また、前面扉14の後側には、筐体12に開閉可能に取り付けられた支持枠体16を備えている。支持枠体16には、図柄表示装置(表示装置)200や制御装置210等が搭載され、該支持枠体16を筐体12へ閉状態(図2参照)とすることで、図柄表示装置200、制御装置210等が筐体12内に収容されるようになっている。また、筐体12内には、メダルを払い出すホッパー装置18や電源ユニット19等が配設されている。
筐体12は、図2および図3に示すように、底板12a、左右の側板12b,12c、天板12dおよび後板12eを備え、前側が開口する箱状の部材に形成されている。天板12dは、底板12aより前後幅が小さく、左側板12bおよび右側板12cは、下縁部の前後幅が底板12aの前後幅と同じに設定されると共に上縁部の前後幅が天板12dの前後幅と同じに設定されて、該左側板12bおよび右側板12cの前縁は上方に行くにつれて後方へ傾斜している。底板12a、左右の側板12b,12c、天板12dおよび後板12eには、スリット状の貫通口が適宜位置に複数形成されており、筐体12内の換気を行い得るようになっている。また、底板12a、左右の側板12b,12c、天板12dおよび後板12eの内側には薄い金属板20が配設されており、筐体12内に収容された装置や機器が電磁波等の影響を受け難く構成されている。
筐体12には、図3に示すように、前面扉14および支持枠体16を回転可能に支持するヒンジ支持部材21が、左側板12bの内面における前縁に沿う部位に設けられている。ヒンジ支持部材21は、前面扉14および支持枠体16を共通に支持する第1ヒンジ支持部22と、前面扉14を支持する第2ヒンジ支持部23と、支持枠体16を支持する第3ヒンジ支持部24とからなる。第1ヒンジ支持部22は、筐体12の上部に設けられ、前面扉14および支持枠体16の左側端縁を回動自在に片持支持可能となっている。第2ヒンジ支持部23は、筐体12の下部に設けられ、前面扉14を回動自在に片持支持可能となっている。第3ヒンジ支持部24は、第1ヒンジ支持部22と第2ヒンジ支持部23との間に設けられ、支持枠体16を回動自在に片持支持可能となっている。第1ヒンジ支持部22、第2ヒンジ支持部23および第3ヒンジ支持部24は、上方に向けて突出した支持ピンを夫々が備えている。
支持枠体16は、図2〜図3に示すように、図柄表示装置200、制御装置210およびその他の構成部材や部品が取り付けられるよう構成されている。支持枠体16は、左右に離間して配置され、上下方向に延在する左枠部材30および右枠部材31と、左枠部材30および右枠部材31の下部に固定された下枠部材32と、左枠部材30の上部後側および右枠部材31の上部後側に固定される上枠部材33とを備えている。左枠部材30の下部後側および右枠部材31の下部後側には図柄表示装置200が固定され、下枠部材32と上枠部材33との間に図柄表示装置200が保持されるようになっている。また、上枠部材33は、上方から見て後方へ突出したコ字形に構成されており、制御装置210をなすメイン制御装置211およびサブ制御装置212が前後に重なった状態で固定されるようになっている。
支持枠体16の左枠部材30には、図3に示すように、筐体12に設けられた前述のヒンジ支持部材21における第1ヒンジ支持部22および第3ヒンジ支持部24の各支持ピンが嵌合するヒンジ連結部34,34が設けられている。これにより支持枠体16は、第1ヒンジ支持部22および第3ヒンジ支持部24にヒンジ連結部34,34が連結されることで、筐体12に対して回転可能に配設され、該筐体12の前側開口に収容された閉状態(図2参照)および筐体12から前方へ延出した開状態とに姿勢変位するようになっている。また、支持枠体16の右枠部材31には、図3に示すように、該支持枠体16の閉状態時に、筐体12に設けられたロック部材(図示せず)に係脱可能に係止する係止部材35が設けられている。これにより支持枠体16は、係止部材35がロック部材に係止することで閉状態に姿勢保持され、図柄表示装置200、制御装置210をなすメイン制御装置211およびサブ制御装置212等を筐体12内に保持する。
図柄表示装置200は、図2〜図3に示すように、第1〜第3リールユニット201,202,203を、前側が開口したユニットケース204内に横並びに収容してユニット化されている。ユニットケース204には、支持枠体16に固定するための固定部が設けられており、図柄表示装置200は、ユニットケース204の前側開口を支持枠体16に整合させた状態で該支持枠体16に取り付けられる。第1〜第3リールユニット201,202,203は、図2に示すように、駆動基板205と、駆動基板205に配設されたステッピングモータであるリール駆動モータ206と、図示省略した複数の図柄が周囲に配置され、リール駆動モータ206により回転されるリール207と、リール207の内側に配設されて図柄を内側から照明する照明装置208等を備えている。このような図柄表示装置200は、前面パネル部材55に配設されたスタートレバー63(図1参照)が操作されると、第1〜第3リールユニット201,202,203の各リール207,207,207が回転を開始されるよう制御される。また、図柄表示装置200は、前面パネル部材55に配設された第1ストップボタン64(図1参照)の押圧操作に基づいて第1リールユニット201のリール207を停止させ、第2ストップボタン65の押圧操作に基づいて第2リールユニット202のリール207を停止させ、第3ストップボタン66の押圧操作に基づいて第3リールユニット203のリール207を停止させるよう制御される。
制御装置210は、支持枠体16に対して、図柄表示装置200の配設位置より上側に配設されている。この制御装置210は、支持枠体16の上枠部材33に配設されたメイン制御装置211およびサブ制御装置212から構成される。実施例では、上枠部材33の後面側にメイン制御装置211が取り付けられると共に、該上枠部材33の内側にサブ制御装置212が収納状態で取り付けられている。メイン制御装置211には、前面パネル部材55に設けられた1ベットボタン60およびMAXベットボタン61、スタートレバー63、第1〜第3ストップボタン64,65,66、そして第1〜第3リールユニット201,202,203の駆動モータ206やホッパー装置18等が接続されている。なお、1ベットボタン60、MAXベットボタン61、スタートレバー63、第1〜第3ストップボタン64,65,66は、該1ベットボタン60、MAXベットボタン61、スタートレバー63、第1〜第3ストップボタン64,65,66が操作された際に操作信号を出力するスイッチを備えている。そして、メイン制御装置211は、1ベットボタン60、MAXベットボタン61、スタートレバー63、第1〜第3ストップボタン64,65,66等からの操作信号の入力に基づいて、第1〜第3リールユニット201,202,203の動作制御および入賞役抽選等の、主としてスロットマシン10の遊技に関する各種制御を行うよう構成されている。これに対してサブ制御装置212には、演出表示装置75、照明装置68を含む各種照明装置、スピーカ70、第1可動演出装置(可動演出装置)150および第2可動演出装置(可動演出装置)180を含む各種演出装置等が接続されている。そして、サブ制御装置212は、遊技の進行に応じた画像や動画等の選択、演出表示装置75の表示部77での表示態様、照明装置68の発光態様、第1および第2可動演出装置150,180を含む演出装置の動作態様およびスピーカ70の音出力態様等に関する、主にスロットマシン10における遊技の演出に関する各種制御を行うよう構成されている。
前面扉14は、図2〜図4に示すように、筐体12の前側開口の外周縁に整合する形状の前枠体15を備えている。前枠体15は、左右方向に延在する下枠部材40と、上下方向に延在して下枠部材40の左端に下端が連結される左枠部材41と、上下方向に延在して下枠部材40の右端に下端が連結される右枠部材42と、左右方向に延在して左枠部材41の上端および右枠部材42の上端に左端および右端が夫々連結される上枠部材43とにより枠状に構成される。また、前枠体15には、上枠部材43と下枠部材40との間に、左右に延在する中枠部材44が、その左端が左枠部材41の上下中間部に連結されると共に右端が右枠部材42の上下中間部に連結された状態で設けられている。ここで、前枠体15における上下略中央から上側部分が第1設置部45であり、該前枠体15における上下略中央から下側部分が第2設置部46となっている。第1設置部45には、演出表示装置75が着脱可能に取り付けられると共に(図8参照)、後述する第1の前面ユニット部材110または第2の前面ユニット部材120が選択的に着脱可能に取り付けられると共に(図9、図14参照)、手動操作手段としてのタッチパネル90を着脱可能に取り付け得るようになっている(図6参照)。第2設置部46には、前面パネル部材55が取り付けられるようになっている。また、前枠体15において、左枠部材41、右枠部材42、上枠部材43および中枠部材44で囲まれた開口に、該開口に整合する透明なガラス板49が取り付けられている(図2、図3参照)。
前面扉14の左枠部材41には、図4に示すように、筐体12に設けられた前述のヒンジ支持部材21における第1ヒンジ支持部22および第2ヒンジ支持部23の各支持ピンが嵌合するヒンジ連結部47,47が設けられている。これにより前面扉14は、第1ヒンジ支持部22および第2ヒンジ支持部23にヒンジ連結部47,47が連結されることで筐体12に対して回転可能に配設され、該前面扉14は、該筐体12の前側開口に前枠体15が整合した閉状態(図2参照)および筐体12から前方へ延出した開状態とに姿勢変位するようになっている。また、前面扉14の右枠部材42には、図4に示すように、該前面扉14の閉状態時に、筐体12に設けられた前述のロック部材25に係脱可能な係止部を備えたロック機構48が設けられている。これにより前面扉14は、ロック機構48の係止部がロック部材25に係止することで、閉状態に姿勢保持されるようになっている。なお、ロック機構48は、開閉鍵による操作により、係止部とロック部材25との係止を解除可能に構成されている。
前面パネル部材55は、図1〜図3に示すように、前方へ膨出した形状に構成されている。前面パネル部材55は、上部に設けれた操作パネル部56と、該操作パネル部56の下側に設けられた装飾パネル部57と、装飾パネル部57の下側に設けられた受け皿58とを備えている。操作パネル部56の上面には、遊技媒体であるメダルを投入するメダル投入口59と、クレジットメダルを用いて遊技状態に応じて定められた規定の投入数のうち最大投入数(実施例では3枚)を投入する際に操作されるMAXベットボタン61と、遊技中の適時に操作可能なチャンスボタン62と、精算スイッチ71等が配設されている。また、1枚のクレジットメダルを投入する際に操作される1ベットボタン60が、操作パネル部56の前面左側に設けられている。また、操作パネル部56の前面には、図柄表示装置200における第1〜第3リールユニット201,202,203のリール207,207,207を回転させて遊技を開始する際に操作されるスタートレバー63と、第1リールユニット201のリール207を停止させる際に操作される第1ストップボタン64と、第2リールユニット202のリール207を停止させる際に操作される第2ストップボタン65と、第3リールユニット203のリール207を停止させる際に操作される第3ストップボタン66等が配設されている。
前枠体15の第1設置部45には、図5〜図7に示すように、第1設置部45に、透明なガラス板49が配設されている。ガラス板49は、左枠部材41、右枠部材42、上枠部材43および中枠部材44で囲まれた開口領域全体を覆う矩形状に形成されており、後側に配設される演出表示装置75を透視可能となっている。ガラス板49は、前枠体15に設けられたガラス設置部142に取り付けられ、該ガラス板49の左縁部および右縁部を保持する後述する第1取付手段100を構成する保持ブラケット131,131を利用して前枠体15に配設される。ここで、ガラス設置部142は、前枠体15の上枠部材43の前面に配設された上台座部材134と、左枠部材41と中枠部材44との角部および右枠部材42と中枠部材44との角部に配設された下台座部材135,135に設けられ、該ガラス板49の四隅の各角部を保持可能に構成されている(図6、図7参照)。
一方の保持ブラケット131は、ガラス板49の前面左縁を前枠体15に保持可能に構成され、他方の保持ブラケット131は、該ガラス板49の前面右縁を前枠体15に保持可能に構成されている。ガラス板49の前面左縁を保持可能な保持ブラケット131(以降「左保持ブラケット」と指称する)およびガラス板49の前面右縁を保持可能な保持ブラケット131(以降「右保持ブラケット」と指称する)は、互いに左右対称の形状に形成されると共に、個々は上下対称形状に形成されている。左右の保持ブラケット131,131は、ガラス板49の上下寸法と同じ長さに形成されて該ガラス板49の前面左縁または前面右縁に沿って上下方向へ延在する保持部132と、保持部132と一体に設けられて当該保持ブラケット131を前枠体15に保持する取付部133とを備えている。
手動操作手段としてのタッチパネル90は、演出表示装置75の前側に重ねて配設され、演出表示装置75の表示部77に表示されるボタンや画像等を指先で触る操作を行った際に、該指先が近接した部分を感知可能な位置入力装置である。実施のタッチパネル90は、図6、図7および図11に示すように、ガラス板49の後側に配設されるようになっており、例えばマトリクス・スイッチ、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式等のタッチパネルが採用可能であり、実施例では、ガラス板49越しでの指先の感知が可能な投影静電タイプが採用されている。タッチパネル90は、ガラス板49より一回り小さい外形をなす透明なシート状に形成されて、後側に配設された演出表示装置75を透視可能である。また、タッチパネル90は、演出表示装置75の表示部77に対応した位置に、指先の近接位置を感知可能な感知領域91を備えている。
パネル設置部143は、図5〜図7に示すように、上台座部材134および各下台座部材135,135に設けられ、該タッチパネル90の四隅の各角部を保持可能となっている。パネル設置部143は、タッチパネル90の外形サイズに合わせて、ガラス設置部142の内側において該ガラス設置部142に沿って設けられ、かつ該ガラス設置部142よりもタッチパネル90の厚み分だけ後方へ段差をつけて形成されている(図6参照)。これにより、タッチパネル90をパネル設置部143にセットした状態では、該タッチパネル90の前面がガラス設置部142の後面と同じ位置となるようになっている(図11参照)。従って、タッチパネル90は、パネル設置部143にセットしたもとで、ガラス設置部142にセットしたガラス板49を各保持ブラケット131,131により保持することで、該パネル設置部143にがたつきなく保持されるようになっている。なお、ガラス板49は、パネル設置部143に対するタッチパネル90の配設有無に拘わらず、保持ブラケット131,131によりガラス設置部142にがたつきなく保持される。なお、図11に示すように、パネル設置部143に配設されたタッチパネル90には、前枠体15の後側に取付けられた演出表示装置75の保持部材78における外周壁部85の前端が後側から当接して保持し得るよう構成されている。
演出表示装置75は、図2〜図4に示すように、演出内容を表示する表示部77を備えた表示ユニット76と、表示ユニット76を後側から保持すると共に前面扉14に取り付けられる保持部材78とを備えている。表示ユニット76は、略矩形状に形成されて、第1設置部45の開口領域と略同じ大きさに構成されている。演出表示装置75は、図1に示すように、上下略中央より上側に、画像や映像等による演出表示が可能な表示部77が設けられると共に、該表示部77の下側に、図柄表示装置200の第1〜第3リールユニット201,202,203における各リール207の外周面に形成された図柄を透視可能な窓部82,82,82が横並びに設けられている。
演出表示装置75は、図5および図8に示すように、第3取付手段102により、前枠体15の第1設置部45に着脱可能に取り付けられる。第3取付手段102は、前枠体15の上枠部材43に設けられた回転係止部材145,145と、該前枠体15の中枠部材44に設けられた係止凹部147,147とを備えている。夫々の回転係止部材145,145は、上枠部材43における左枠部材41および右枠部材42に近接した位置において下方へ延出して形成された支持片146,146の後側に、前後に延在する回転軸に回転可能に配設されている。夫々の回転係止部材145,145は、指先操作可能な摘み状の部材であり、長手が左右方向となる挿通位置および該挿通位置から90°回転して長手が上下方向となる係止位置とに姿勢変位する。また、夫々の係止凹部147,147は、中枠部材44における左枠部材41および右枠部材42に近接した位置において、後方へ延出して下方へ凹むと共に上方へ開口した凹部である。
実施例のスロットマシン10は、前述したように、タッチパネル90に対する指先操作が可能に構成された第1の前面ユニット部材110(図10、図12および図13参照)、またはタッチパネル90に対する指先操作を不可能に構成された第2の前面ユニット部材120(図2参照)の何れか一方を選択的に着脱可能に構成されている。すなわち、前枠体15のパネル設置部143にタッチパネル90を取り付けると共に、該前枠体15に第1の前面ユニット部材110を取り付けることで、実施例のスロットマシン10は、演出表示装置75の表示部77の表示とタッチパネル90の指先操作とを連動させた演出を実行可能に構成した仕様(以降「第1仕様」と云う)とし得る。また、前枠体15に対するタッチパネル90の配設を省略して、該前枠体15に、第1可動演出装置150および第2可動演出装置180が配設された第2の前面ユニット部材120を取り付けることで、実施例のスロットマシン10は、演出表示装置75の表示部77の演出と該表示部77の前側での第1可動演出装置150および第2可動演出装置180の演出とを実行可能に構成した仕様(以降「第2仕様」と云う)とし得る。
第1の前面ユニット部材110は、図14に示すように、前枠体15に設けられた第1設置部45に、該前枠体15に設けられた第2取付手段101により前側から着脱可能に取り付けられるよう構成されている。第1の前面ユニット部材110は、矩形枠体状に構成されて前後に開口する表示窓口111が内側に形成されており、第1設置部45の外周部分を前側から覆い得る形状に形成されている。すなわち、第1の前面ユニット部材110は、演出表示装置75の前側に重なるように配設されるタッチパネル90の感知領域91と前後に重ならないように配設されると共に、前面パネル部材55の上側に連なるように配設される。第1の前面ユニット部材110は、前枠体15に固定される第1支持体112と、該第1支持体112の前側に設けられた第1装飾体113とを備えている。第1支持体112と第1装飾体113とは、別々に組み立てられた後に、複数のネジの締結により互いに組み付けられるよう構成されている。なお、第1の前面ユニット部材110は、第1支持体112と第1装飾体113とが一体をなす単一部材として構成してもよい。
第1の前面ユニット部材110における第1支持体112は、図12および図13に示すように、矩形枠状に形成されて第1装飾体113の後側を覆い得るようになっている。第1支持体112は、前枠体15の第1設置部45に整合する固定部114と、該固定部114に一体に形成されて、第1装飾体113の後側を覆うカバー部115とを備えている。固定部114は、前枠体15における上枠部材43の前面および外縁、左枠部材41の前面および左側縁における第1設置部45に対応する部分、右枠部材42の前面および右側縁における第1設置部45に対応する部分、中枠部材44の前面に対向するようになっている。固定部114の後側には、取付ボス116が複数(実施例では6個)設けられている。各取付ボス116は、第2取付手段101をなすネジ挿通孔140に整合する位置に夫々設けられ、前後方向に延在すると共に後側に開口するネジ締結孔116aが形成されている。従って、固定部114を前枠体15の第1設置部45に前方からセットし、前枠体15の夫々のネジ挿通孔140に後方から挿通させた取付ネジ141を、該ネジ挿通孔140に対応する取付ボス116のネジ締結孔116aに締結することで、第1支持体112が前枠体15の第1設置部45に固定されるよう構成されている。
第1の前面ユニット部材110における第1装飾体113は、図10、図12および図13に示すように、奥行きがある矩形枠体状に構成された外周装飾部117を備えている。外周装飾部117は、上装飾壁117a、左装飾壁117b、右装飾壁117cおよび下装飾壁117dからなり、各装飾壁117a,117b,117c,117dは、外方に臨む外周壁部および該外周壁部に前部で連設されて表示窓口111に臨む内周壁部から構成されて、外周壁部と内周壁部との間に空間が画成されている。外周装飾部117の各構成部材は、着色された材料から形成されるか、または成形後に塗装され、光透過性を有していると共に、外面が所要の凹凸模様等が付されている。また、外周装飾部117における空間に臨む内面は光拡散処理が施されていると共に、該空間内には所定数の発光基板(図示せず)が配設されており、該発光基板の発光部が発光することで外周装飾部117が明輝するようになっている。なお、外周装飾部117は、上装飾壁117aの前後幅が下装飾壁117dの前後幅より大きくなっており、左装飾壁117bおよび右装飾壁117cは、上装飾壁117aに連設する上部から上下中央までは前後幅が略同じで、上下中央から下方に行くにつれて前後幅が徐々に小さくなっている。
第2の前面ユニット部材120は、図9に示すように、前枠体15に設けられた第1設置部45に、該前枠体15に設けられた第2取付手段101により前側から着脱可能に取り付けられるよう構成されている。第2の前面ユニット部材120は、図1〜図3に示すように、後方へ開口する矩形箱体状に構成されており、第1設置部45の前側全体を前側から覆い得る形状に形成されている。すなわち、第2の前面ユニット部材120は、演出表示装置75と前後に重なると共に該演出表示装置75の前面全体を覆うように配設されると共に、前面パネル部材55の上側に連なるように配設される。第2の前面ユニット部材120は、前枠体15に固定される第2支持体121と、該第2支持体121の前側に設けられた第2装飾体122とを備えている。第2支持体121と第2装飾体122とは、別々に組み立てられた後に互いに組み付けられるよう構成されている。なお、第2の前面ユニット部材120は、第2支持体121と第2装飾体122とが一体をなす単一部材として構成したものであってもよい。
第2の前面ユニット部材120における第2支持体121は、図2に示すように、矩形枠状に形成されて第2装飾体122の後側を覆い得るようになっている。第2支持体121は、前枠体15の第1設置部45に整合する固定部123と、該固定部123に一体に形成されて、後述する第1および第2可動演出装置150,180、発光基板および中継基板129等が取り付けられる取付台部124とを備えている。固定部123は、前枠体15における上枠部材43の前面および外縁、左枠部材41の前面および左側縁における第1設置部45に対応する部分、右枠部材42の前面および右側縁における第1設置部45に対応する部分、中枠部材44の前面に対向するようになっている。固定部123の後側には、前枠体15に設けられた第2取付手段101であるネジ挿通孔140に対応する取付ボス125が複数(実施例では6個)設けられている。夫々の取付ボス125は、各ネジ挿通孔140に整合する位置に夫々設けられ、前後方向に延在すると共に後側に開口するネジ締結孔125aが形成されている。従って、固定部123を前枠体15の第1設置部45に前方からセットし、前枠体15の夫々のネジ挿通孔140に後方から挿通させた取付ネジ141を、該ネジ挿通孔140に対応する取付ボス125のネジ締結孔125aに締結することで、第2支持体121が前枠体15の第1設置部45に固定される。すなわち、第2の前面ユニット部材120の第2支持体121に設けられた各取付ボス125は、前述した第1の前面ユニット部材110の第1支持体112に設けられた各取付ボス116と同じ位置かつ形状に形成されている。
第2の前面ユニット部材120を構成する第2装飾体122は、図1〜図3に示すように、後側へ開口した矩形箱体状に構成され、奥行きがある矩形枠体状に構成された外周装飾部126と、外周装飾部126の前部内縁の全体を覆う透明または半透明な前面板部127とを備えている。外周装飾部126は、上装飾壁126a、左装飾壁126b、右装飾壁126cおよび下装飾壁126dからなり、各装飾壁126a,126b,126c,126dは、外方に臨む外周壁部および該外周壁部に前部で連設されて空間に臨む内周壁部から構成され、外周壁部と内周壁部との間には空間が画成されている。外周装飾部126の各構成部材は、着色された材料から形成されるか、または成形後に塗装され、光透過性を有していると共に、外面が所要の凹凸模様等が付されている。また、外周装飾部126における外周壁部と内周壁部との間の空間に臨む内面は光拡散処理が施されていると共に、該空間内には所定数の発光基板(図示せず)が配設されており、該発光基板の発光部が発光することで外周装飾部126が明輝するようになっている。そして、外周装飾部126は、上装飾壁126aの前後幅が下装飾壁126dの前後幅より大きくなっており、左装飾壁126bおよび右装飾壁126cは、上装飾壁126aに連設する上部から上下中央までは前後幅が略同じで、上下中央から下方に行くにつれて前後幅が徐々に小さくなっている。なお、外周装飾部126は、複数の構成部材を組み付けて構成したり、単一部材で構成してもよい。
実施例のスロットマシン10は、前述すると共に図9および図14に示すように、タッチパネル90に対する指先操作が可能に構成された第1の前面ユニット部材110(図12、図13参照)、または該タッチパネル90に対する指先操作を不可能に構成された第2の前面ユニット部材120(図2、図3参照)の何れか一方を選択的に着脱可能な第2取付手段101を備えている。実施例の第2取付手段101は、前枠体15における左枠部材41、右枠部材42および上枠部材43に設けられている。左枠部材41、右枠部材42および上枠部材43における夫々の前壁部には、該前壁部を前後に貫通する複数のネジ挿通孔140が設けられており、第1の前面ユニット部材110または第2の前面ユニット部材120を着脱可能に取り付ける取付ネジ141が挿通可能となっている。実施例では、左枠部材41および右枠部材42に、上下に離間した2つのネジ挿通孔140が設けられると共に、上枠部材43に、左右に離間した2つのネジ挿通孔140が設けられ、よって前枠体15には合計6つのネジ挿通孔140が設けられている。
実施例のスロットマシン10は、第2の前面ユニット部材120に、収容部128に収容された状態で、複数(実施例では2基)の可動演出装置(第1可動演出装置150および第2可動演出装置180)が配設されている。ここで、第1可動演出装置150および第2可動演出装置180について概略説明する。
第1可動演出装置150は、図1〜図3に示すように、第2の前面ユニット部材120の第2支持体121における取付台部124の上側部分に取り付けられて、該第2の前面ユニット部材120に形成された収容部128内に収容されている。第1可動演出装置150は、第2支持体121の取付台部124に取り付けられる固定ベース体151と、該固定ベース体151に対して左右に並んで移動可能に配設された第1可動体152および第2可動体153とを備えている。第1、第2可動体152,153は、サブ制御装置212により制御される移動機構を個別に備えており、収容部128内において、左右に離間した第1位置(図1)および該第1位置から中央に離間した第2位置の間を往復移動するよう構成され、第1、第2可動体152,153は、第2位置において表示部77の前側に位置するようになっている。
第2可動演出装置180は、図1〜図3に示すように、第2の前面ユニット部材120の第2支持体121における取付台部124の上取付部124aに取り付けられて、該第2の前面ユニット部材120に形成された収容部128内に収容される。第2可動演出装置180は、第2支持体121の取付台部124に取り付けられる固定体181と、固定体181に重なる第1初期位置(図1)および該第1初期位置から下方に離間した第1移動位置の間を移動可能な可動体182とを備えている。そして、可動体182は、サブ制御装置212による作動制御に基づき、収容部128内において、第1初期位置および第1移動位置の間を往復移動するよう構成され、第1移動位置において表示部77の前側に位置するようになっている。なお、第1可動演出装置150および第2可動演出装置180は、同時に作動せずに、何れか一方が作動した場合に他方は作動しないようになっている。
次に、前述のように構成された実施例のスロットマシン10の作用について説明する。実施例のスロットマシン10は、製造時において、演出表示装置75の表示部77の表示とタッチパネル90の指先操作とを連動させた演出を実行可能に構成した第1仕様、またはタッチパネルによる操作機能を備えず、演出表示装置75の表示部77のみの演出を実行可能に構成した第2仕様の何れか一方に選択的に構成可能となっている。
実施例のスロットマシン10を第1仕様とする場合には、保持ブラケット131,131により、前枠体15に設けられたパネル設置部143に対してタッチパネル90を前側から取り付けると共に、該前枠体15に設けられたガラス設置部142に対してガラス板49を前側から取り付ける。また、回転係止部材145および係止凹部147を利用して、演出表示装置75を前枠体15の後側に取り付ける。これによりタッチパネル90は、図11に示すように、演出表示装置75とガラス板49との間に保持されて、該演出表示装置75の前側に位置する。そして、別工程で予め組み立てられてユニット化された第1の前面ユニット部材110を、ネジ挿通孔140および取付ネジ141を利用して前枠体15の前側に取り付ける。これにより、図10に示すように、第1の前面ユニット部材110の表示窓口111を介して演出表示装置75の表示部77および各窓部82,82,82が視認可能となり、表示部77での演出表示や、図柄表示装置200の第1〜第3リールユニット201,202,203の各リール207が視認可能となる。また、第1の前面ユニット部材110の表示窓口111を介して、タッチパネル90の感知領域91において指先の近接位置が感知可能となり、スロットマシン10は第1仕様に構成される。
実施例のスロットマシン10を第2仕様とする場合には、保持ブラケット131,131により、前枠体15に設けられたガラス設置部142に対してガラス板49を前側から取り付ける。また、回転係止部材145および係止凹部147を利用して、演出表示装置75を前枠体15の後側に取り付ける(図5参照)。そして、別工程において、第1可動演出装置150および第2可動演出装置180を収容部128に収容した状態に取り付けられると共に、その他の構成部材を取り付けてユニット化された第2の前面ユニット部材120を、ネジ挿通孔140および取付ネジ141を利用して前枠体15の前側に取り付ける。これにより、図1および図2に示すように、第2の前面ユニット部材120の前面板部127を介して演出表示装置75の表示部77および各窓部82,82,82が視認可能となり、表示部77での演出表示や、図柄表示装置200の第1〜第3リールユニット201,202,203の各リール207が視認可能となる。また、第2の前面ユニット部材120の前面板部127を介して、収容部128に収容した第1可動演出装置150の第1可動体152および第2可動体153や、第2可動演出装置180の可動体182が視認可能となり、スロットマシン10は第2仕様に構成される。
スロットマシン10を第1仕様から第2仕様へ変更する場合には、ネジ挿通孔140に挿通させた取付ネジ141を利用して前枠体15に取り付けられていた第1の前面ユニット部材110を、各取付ネジ141を緩めて外すことで該前枠体15から取り外す。また、保持ブラケット131,131により前枠体15のパネル設置部143に配設されていたタッチパネル90を、該保持ブラケット131,131を外すことで該前枠体15から取り外す。そして、第1可動演出装置150および第2可動演出装置180を収容部128に収容した状態に取り付けられると共に、その他の構成部材を取り付けてユニット化された第2の前面ユニット部材120を、第1の前面ユニット部材110を前枠体15に取り付ける際に使用していた取付ネジ141を利用して前枠体15の前側に取り付けることで、スロットマシン10が第2仕様に変更される。
スロットマシン10を第2仕様から第1仕様へ変更する場合には、ネジ挿通孔140に挿通した取付ネジ141により前枠体15に取り付けられていた第2の前面ユニット部材120を、該取付ネジ141を緩めて外すことで該前枠体15から取り外す。そして、タッチパネル90を、前枠体15のパネル設置部143に対し、保持ブラケット131,131を利用して該前枠体15の前側に取り付ける。保持ブラケット131,131を利用してパネル設置部143に取り付けたタッチパネル90は、演出表示装置75と前後に重なって該演出表示装置75の前側に位置する。次いで、別工程で予め組み立てられてユニット化された第1の前面ユニット部材110を、第2の前面ユニット部材120を前枠体15に取り付ける際に使用していた取付ネジ141を利用して前枠体15の前側に取り付けることで、スロットマシン10が第1仕様に変更される。
本発明に係る遊技機は、実施例に例示の形態に限らず種々の変更が可能である。
(1)第2の前面ユニット部材の収容部に収容した状態で該第2の前面ユニット部材に取り付けられる可動演出装置は、1基または3基以上であってもよい。
(2)第2の前面ユニット部材の収容部に収容する可動演出装置は、可動体が該収容部内で移動可能なものであれば、可動体の可動態様は実施例で例示したものに限らない。
(3)第2の前面ユニット部材の収容部は、演出表示装置の表示部と前後に重ならない位置に設けたものであってもよい。
(4)手動操作手段は、実施例で例示したタッチパネルに限らず、指先操作が可能なボタン、スイッチまたはセンサ等であってもよい。
(5)手動操作手段を前枠体に着脱可能に取り付ける第1取付手段、第1または第2の前面ユニット部材を前枠体に着脱可能に取り付ける第2取付手段、演出表示装置を前枠体に着脱可能に取り付ける第3取付手段は、実施例で例示した形状や形態に限るものではない。例えば、第1または第2の前面ユニット部材を前枠体に着脱可能に取り付ける第2取付手段においては、第3取付手段の如き構成を採用してもよいし、手動操作手段を前枠体に着脱可能に取り付ける第1取付手段は、第2取付手段の如き構成を採用してもよい。
(6)第2の前面ユニット部材は、前面板部が図柄表示装置と前後に重ならない形状、サイズであってもよい。
(7)第1の前面ユニット部材は、手動操作手段の直前に位置する前面板部を設けた場合でも該手動操作手段に対する指先操作が可能であれば、該前面板部を備えたものであってもよい。
(8)実施例では、サブ制御装置により第1可動演出装置および第2可動演出装置を作動制御するようにしたが、メイン制御装置により各可動演出装置を作動制御するようにしてもよい。
(9)実施例では、遊技機としてのスロットマシンを示したが、可動演出装置が配設される遊技機はスロットマシンに限られるものではなく、パチンコ機やアレンジボール機等であってもよい。すなわち、本願発明は、固定枠としての外枠の開口前面側に開閉および着脱可能に組み付けられ、図柄組合せ演出を行う表示装置が配設された遊技盤を着脱可能に保持する本体枠としての中枠を有する本体と、該本体における中枠の前面側に開閉可能に組み付けられ、遊技盤を透視保護可能に構成された装飾枠としての前枠からなる前側部材とを備えたパチンコ機において、透明または半透明な前面板部を有する前面ユニット部材としての前面装飾部材が、前枠の前側に配設されたパチンコ機も対象とされる。
(10)実施例では、筐体と前面扉との間に支持枠体が配設されて、図柄表示装置および制御装置を該支持枠体に配設して構成されたスロットマシンを例示したが、支持枠体を装備せずに、図柄表示装置および制御装置が筐体内に設置されたスロットマシンであってもよい。
14 前面扉(前側部材)
75 演出表示装置
77 表示部
120 第2の前面ユニット部材(前面ユニット部材)
127 前面板部
128 収容部
150 第1可動演出装置(可動演出装置)
152 第1可動体(可動体)
153 第2可動体(可動体)
180 第2可動演出装置(可動演出装置)
182 第1可動体(可動体)
200 図柄表示装置(表示装置)
Claims (5)
- 図柄組合せ演出を行う表示装置が配設される本体の前側に開閉可能に配設された前側部材を備えた遊技機において、
前記前側部材の前側に配設され、前面に透明または半透明な前面板部を有する前面ユニット部材を備え、
前記前面ユニット部材は、可動体を備えた可動演出装置を収容可能な収容部が、前面板部の後側に画成され、
前記収容部に収容した状態で前記前面ユニット部材に取り付けた前記可動演出装置の可動体が、前記前面板部を介して透視可能であり、
前記可動演出装置を取り付けた前記前面ユニット部材が、前記前側部材に対し前側から着脱可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。 - 前記収容部は、前記前面ユニット部材の後端より前側において、前記可動体の移動が可能な形状に画成されている請求項1記載の遊技機。
- 前記前側部材には、演出表示を表示可能な表示部を備えた演出表示装置が、前側に前記前面ユニット部材が重なるように配設され、
前記演出表示装置を前記前側部材に取り付けた状態で、前記前面ユニット部材が該前側部材に対し着脱可能に取り付けられると共に、前記前面ユニット部材を前記前側部材に取り付けた状態で、前記演出表示装置が該前側部材に対し着脱可能に取り付けられるよう構成された請求項1または2記載の遊技機。 - 前記収容部は、前記演出表示装置における表示部の前側に画成されており、
前記可動演出装置の可動体が前記表示部の前側まで移動するよう構成された請求項3記載の遊技機。 - 前記前面板部は、前記表示装置と前後に重なるように配設されている請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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