JP2012147832A - 遊技機用パネル及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の取り付け部に異なる演出用部材を取り付け可能とし、リサイクルを容易にしてコスト削減を図るとともに、可動役物は強固に固定し、非可動表示部は簡易かつ迅速確実に取り付け可能な遊技機用パネルを提供する。
【解決手段】ユニット取付部90には、複数の被固定部及び複数の被係止部が設けられているとともに、各演出用ユニットには、各被固定部の少なくともいずれか一つに締結部材を用いて固定可能な固定部と、各被係止部の少なくともいずれか一つに係止可能な係止部とが設けられ、可動ユニット50をユニット取付部90に取り付ける場合には、表示ユニット40をユニット取付部90に取り付ける場合よりも、固定部と被固定部による固定箇所が多くなるように形成されている。
【選択図】図4

Description

この発明は、遊技機用パネル及び遊技機用パネルを備えた遊技機に関するものである。
スロットマシンやパチンコ機などの遊技機は、種々の演出デバイスを前扉などのパネル部材に装着してあるが、遊技台は二、三ヶ月程度で新しいものと取り替えられるため、液晶表示装置やスピーカなどの再利用可能なデバイスを取り外して、新たな遊技機に再利用することが行われていた。例えば、特許文献1には、筐体を構成する部材を、複数機種に共通して使用可能なシリーズ別部材と、機種毎に異なる機種別部材とにブロック分けし、リサイクルを容易にした遊技機が開示されている。
また、遊技機に用いられる演出デバイスは様々なものがあり、例えば特許文献2には、ランプと可動体の双方が搭載された遊技機が開示されている。
特開2005−152483号公報 特開2004−216050号公報
しかし、演出デバイスが異なれば、それを固定するためのパネル部材などの取付基体も、その形状に合わせて設計変更しなければならないので、再利用にも限度があった。また、可動役物を固定する場合には、振動防止等の観点から、発光体などの動かない演出デバイスよりも、強固に固定することが求められる。
そこで、請求項1乃至7に記載の発明は、同一の取り付け部に異なる演出用部材を取り付け可能とし、リサイクルを容易にしてコスト削減を図るとともに、可動役物は強固に固定し、非可動表示部は簡易かつ迅速確実に取り付け可能な遊技機用パネルを提供することを目的とする。また、請求項8記載の発明は、上記遊技機用パネルを備えた遊技機を提供することを目的とする。
各請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、板状の基体(9)に装飾部(上扉枠6、装飾枠7)を取り付けて成る遊技機用パネル(上扉4)において、前記基体(9)には、演出用ユニットを取り付けるためのユニット取付部(90)が形成され、前記ユニット取付部(90)には、可動部を備えた演出用ユニットとしての可動ユニット(役物ユニット50)と、可動部を有しない演出用ユニットとしての表示ユニット(発光体ユニット40)とを選択的に取り付け可能としたものである。
本発明に係る遊技機用パネルは、スロットマシンやパチンコ機などの遊技機に用いられるものであって、例えば遊技機の前扉(3)を構成する部材とすることができる。前記「装飾部」は、遊技機用パネルに着脱自在に取り付けられ遊技機用パネルの外観を成す外装部材であって、電飾やレリーフなどの装飾体を設けた枠体や、種々の演出デバイスを搭載したブロック部材の他に、遊技機用パネルに貼付されるシールなども含まれる。前記「可動ユニット」は、モータやソレノイドなどの駆動部と、駆動部により位置移動(開閉、回動、回転、揺動、スライド等)する可動部材を備えた演出ユニットである。また、「表示ユニット」は、駆動部を有しておらず、構成部品に可動部材を含まない、例えば発光体による表示部を備えた演出ユニットである。
前記ユニット取付部(90)には、複数の被固定部及び複数の被係止部が設けられているとともに、前記各演出用ユニットには、前記各被固定部の少なくともいずれか一つに固定可能な固定部、前記各被係止部の少なくともいずれか一つに係止可能な係止部の、少なくともいずれか一方が設けられている。また、前記固定部と前記被固定部は、締結部材を用いて前記基体と前記演出用ユニットを固定するものであり、前記係止部と前記被係止部は、係合により前記演出用ユニットのいずれかの方向への移動を規制するものである。
ここで、「被固定部」と「固定部」は、主としてドライバなどの工具を用いて着脱が可能となる固定部位であって、ネジを螺合、貫通又は挿通可能なネジボスとネジ孔を含み、「締結部材」にはネジやボルト、ナットを含む。また、「被係止部」と「係止部」は、主として工具を用いなくても着脱が可能な固定部位であって、係止片と係止爪、ピン孔と係止ピン、凹部又は切り欠きと突起などを含む。係止部と被係止部は、演出用ユニットを固定する際の仮固定部としての役割を果たすこともできる。
そして、本発明においては、前記可動ユニット(50)をユニット取付部(90)に取り付ける場合には、前記表示ユニット(40)をユニット取付部(90)に取り付ける場合よりも、固定部と被固定部による固定箇所が多くなるように形成されていることを特徴とする。
本発明には、可動ユニット(50)を固定部と被固定部のみでユニット取付部(90)に取り付け、表示ユニット(40)を係止部と被係止部のみでユニット取付部(90)に取り付ける場合も含まれる。
また、本発明においては、各演出用ユニットを、複数の部材に分割した状態でユニット取付部(90)に取り付ける場合と、演出用ユニットを一体的にユニット取付部(90)に取り付ける場合の双方が含まれる。前者の場合には、演出用ユニットの一構成部品が、係止部と被係止部のみにより取り付けられるようになっていてもよい。
本発明によれば、ユニット取付部(90)に設けた被固定部、被係止部に、異なる演出用ユニットを取り付け可能としたので、遊技機用パネルに装着する演出用ユニットの種類が違う場合でも、同一の基体(9)を用いることができ、機種の異なる遊技機に同一の基体(9)を使用可能であるとともに、基体(9)の再使用が容易となる。
また、可動部を有する可動ユニット(50)は、固定部による固定箇所が多く、強固に固定されるため振動による騒音などの弊害を防止でき、可動部を有しない表示ユニット(40)は、係止部による係止箇所か多く、簡易かつ迅速に固定することができ、作業効率の向上を図ることができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、前記ユニット取付部(90)には、一の演出用ユニットの固定部との固定と、他の演出用ユニットの係止部との係止を、選択的に行うことができる係止固定部が設けられていることを特徴とする。
本発明から請求項6までの発明は、ユニット取付部(90)の被固定部又は被係止部を限定したものである。
本発明は、一の演出用ユニットの固定部と固定可能な被固定部が、他の演出用ユニットの係止部と係止可能な被係止部を兼ねているものである。例えば、ネジ孔がネジを螺合して固定する被固定部として機能すると共に、係止ピンを挿入して係止する被係止部として機能するようなものが含まれる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の特徴点に加え、前記係止固定部は、一の演出用ユニットの固定部としての貫通孔と合致して前記一の演出用ユニットをネジにより固定可能なネジ孔を有しているとともに、他の演出用ユニットの係止部としての突起又は凹部と係合可能な凹部又は突起を有していることを特徴とする。
本発明は、請求項2記載の発明を限定したものである。
本発明には、被固定部としてのネジ孔を形成するためのネジボスを切り欠いて被係止部としての凹部を設けたり、ネジボスに被係止部としての突起を設けたものなどが含まれる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、前記ユニット取付部(90)には、一の演出用ユニットの固定部との固定、又は一の演出用ユニットの係止部との係止と、他の演出用ユニットの位置決めを、選択的に行うことができる位置決め固定部又は位置決め係止部の少なくともいずれかが設けられていることを特徴とする。
本発明は、一の演出用ユニットの固定部と固定可能な被固定部、又は係止部と係合可能な被係止部が、他の演出用ユニットの位置決め部材を兼ねているものである。例えば、ネジ孔がネジを螺合して固定する被固定部として機能するとともに、ネジ孔を形成するためのネジボスが位置決め部材として機能するようなものが含まれる。あるいは、突起が被係止部として機能するとともに位置決め部材として機能するようにしてもよい。
本発明には、ユニット取付部(90)が、位置決め固定部のみを備えているもの、位置決め係止部のみを備えているもの、及び位置決め固定部と位置決め係止部の双方を備えているものが含まれる。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項4記載の発明の特徴点に加え、前記位置決め固定部は、一の演出用ユニットの固定部としての貫通孔と合致して前記一の演出用ユニットをネジにより固定可能なネジ孔を有しているとともに、前記ネジ孔のネジボスによって他の演出用ユニットの位置規制が可能に形成されていることを特徴とする。
本発明は、請求項4記載の位置決め固定部を限定したものである。
ここで、「他の演出用ユニットの位置規制が可能」とは、ネジボスに他の演出用ユニットの一部が当接し又は挟持されて、他の演出用ユニットが特定の方向に移動不能となるように形成されていることである。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記した請求項1乃至5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、前記被係止部又は被固定部の少なくとも一つは、異なる形状の係止部又は固定部をそれぞれ係止又は固定可能な共用被係止部又は共用被固定部として形成されていることを特徴とする。
前記共用被係止部は、一の演出用ユニットの一の形状の係止部と、他の演出用ユニットの他の形状の係止部との双方を係止可能な単一の被係止部である。例えば、一の係止部としての係止爪と係合可能な係止片に、他の係止部としての係止ピンを挿入可能なピン孔を設けたものとすることができる。
前記共用被固定部は、一の演出用ユニットの一の形状の固定部と、他の演出用ユニットの他の形状の固定部との双方を固定可能な単一の被固定部である。例えば一の固定部としての小径ネジ孔と合致してネジで固定可能なネジ孔を有し、そのネジボスを他の固定部としての大径ネジ孔に挿入してナットで固定可能としたものとすることができる。
本発明には、少なくとも一の被係止部が共用被係止部として形成されているもの、少なくとも一の被固定部が共用被固定部として形成されているもの、及び少なくとも一の被係止部が共用被係止部として形成され、かつ、少なくとも一の被固定部が共用被固定部として形成されているものが含まれる。
(請求項7)
請求項7記載の発明は、上記した請求項6記載の発明の特徴点に加え、前記ユニット取付部(90)の下縁部には、前記係止固定部として、円筒を円筒軸に沿って半分に切り欠いて切り欠き面を上側にした形状のネジボス(92B)と、このネジボス(92B)の端部を上方に突出させてフック(92A)が形成されたフック兼ネジ部(92)が設けられ、前記被係止部として、前記フック兼ネジ部(92)を挟んで両側に形成された係止開口(95)が形成され、前記ユニット取付部(90)の上縁部には、前記位置決め固定部として、正面側からネジを螺合可能であり背面側にネジボス(93A)が突出した位置決め突起兼ネジ部(93)が設けられているとともに、前記共用被係止部として、前後方向に貫通するピン孔(94B)を有する共用係止片(94)が設けられ、前記被固定部として、背面側からネジを螺合可能な背面ネジ孔(96)が設けられている。さらに、前記ユニット取付部(90)の裏面側の左右の側縁部上側には、前記被係止部として、背面側に突出し先端部が上方に屈曲した受け片(97)が設けられている。
また、前記表示ユニット(40)は、発光体基板(41)と前枠(リフレクタ42)とから構成され、前記発光体基板(41)の下端部には、前記係止部として、前記フック兼ネジ部(92)のフック(92A)と係合可能な切り欠き片(43)が設けられ、発光体基板(41)の上端部には、前記固定部として、前記基体(9)への取り付け時に前記背面ネジ孔(96)と合致する位置に基板ネジ孔(46)が設けられ、前記発光体基板(41)の両側面部には、前記係止部として、前記受け片(97)と係合可能であり、前記発光体基板(41)の両側面部から側方に張り出す薄板状の張出片(47)が設けられている。
前記前枠(42)の下端部には、前記係止部として、前記係止開口(95)に係止可能な垂下片(45)が設けられ、前枠(42)の上端部には、前記係止部として、前記共用係止片(94)に係止可能な係止爪(44)が設けられている。
ここで、発光体基板(41)は、発光体(LED41C)を備えた回路基板(LED基板41B)を基板ケース(41A)に収納したものとすることができ、前枠(42)は、発光体(41C)の照射光を拡散反射させ又は指向性をもたせて反射させるための反射板としての機能を有していてもよい。係止部、固定部は発光体基板(41)の基板ケース(41A)及び前枠(42)に設けるようにすることができる。
一方、前記可動ユニット(50)の下端部には、前記固定部として、前記基体(9)への取り付け時に前記フック兼ネジ部(92)のネジボス(92B)と合致する位置にネジ孔(下ネジ孔56)が設けられているとともに、前記係止部として、前記係止開口(95)に係止可能な垂下片(55)が設けられ、可動ユニット(50)の上端部には、前記固定部として、前記基体(9)への取り付け時に前記位置決め突起兼ネジ部(93)のネジボス(93B)と合致する位置にネジ孔(上ネジ孔53)が設けられているとともに、前記係止部として、前記共用係止片(94)のピン孔(94B)に挿入可能な係止ピン(54)が設けられている。
そして、前記表示ユニット(40)を前記ユニット取付部(90)に固定する場合には、前記基体(9)の裏面側から、前記発光体基板(41)を、前記位置決め突起兼ネジ部(93)のネジボス(93A)により位置決めしつつ前記張出片(47)を前記受け片(97)に係合させて前記切り欠き片(43)の係合及びネジにより固定し、前記基体(9)の正面側から、前記枠体(42)を、前記垂下片(45)及び係止爪(44)の係止により係止し、前記可動ユニット(50)をユニット取付部(90)に固定する場合には、前記前記基体(9)の正面側から、前記垂下片(55)及び係止ピン(54)の係止により係止するとともに、前記位置決め突起兼ネジ部(93)とネジにより固定し、前記前記基体(9)の背面側から、前記フック兼ネジ部(92)とネジにより固定することを特徴とする。
本発明は、各演出用ユニット及び固定部、係止部と、ユニット取付部(90)の被固定部、被係止部を限定したものである。
本発明によれば、表示ユニット(40)の発光体基板(41)は、下方向及び左右方向及び前後方向への移動が規制されるとともに、固定部でユニット取付部(90)に固定するため、確実に取り付けることができ、前枠(42)は係止部のみでユニット取付部(90)に取り付けられるため、取り付け作業を迅速に行うことができる。一方、可動ユニット(50)は、係止部で係止したうえで、表面側及び裏面側から固定部で上下を固定するため、仮止めによって固定部の固定を確実に行うことができるとともに、ユニット取付部(90)に強固に固定することができる。
(請求項8)
請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の遊技機用パネルを備えた遊技機であって、正面側が開口する筐体(2)と、前記筐体(1)に開閉自在に取り付けられ前記筐体(2)の開口を塞ぐ前扉(3)と、前記筐体(1)内部に設けられた遊技を行うための遊技装置と、遊技及び遊技に付随する演出を制御するための制御装置(メイン基板ユニット20、サブ基板ユニット30)とを少なくとも備え、前記遊技機用パネルは、前記前扉(3)を構成する部材として用いられ、前記制御装置は、前記遊技機用パネルに搭載された演出用ユニットの作動を制御可能に形成されていることを特徴とする。
本発明は、遊技機用パネルを前扉(3)の構成部品として使用する遊技機に係る。
ここで、「遊技装置」とは、その遊技機で遊技を行うために必須の装置であって、スロットマシン(1)を例にすると、複数の回転リール(10)を備えたリールユニット(200)が該当する。また、パチンコ機を例にすると、遊技盤に設けられた入賞口が該当する。
前記「制御装置」は、演出用ユニットの作動、例えば表示ユニット(40)の発光体(41C)の点灯点滅を制御したり、可動ユニット(50)の駆動部を制御したりするものである。
本発明によれば、遊技機の機種変更により前扉(3)の外観デザインや演出内容が変更された場合でも、遊技機用パネルの基体(9)に取り付ける装飾部やユニット取付部(90)に取り付けられる演出用ユニットを変更することにより、基体(9)はそのまま再使用可能である。このように複数機種に共通して使用可能な部材を備えることにより、機種変更に関するコスト削減を図ることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、請求項1乃至7に記載の発明によれば、同一の取り付け部に異なる演出用部材を取り付け可能とし、リサイクルを容易にしてコスト削減を図るとともに、可動役物は強固に固定し、非可動表示部は簡易かつ迅速確実に取り付け可能な遊技機用パネルを提供することができる。また、請求項8記載の発明によれば、上記遊技機用パネルを備えた遊技機を提供することができる。
本発明の実施の形態であって、遊技機としてのスロットマシンの外観斜視図である。 前扉を開いたスロットマシンの斜視図である。 上扉の分解斜視図である。 基体の分解斜視図である。 ユニット取付部の斜視図である。 発光体ユニットの分解斜視図である。 役物ユニットの分解斜視図である。 発光体ユニットをユニット取付部に取り付ける手順を示す斜視図である。 発光体ユニットをユニット取付部に取り付ける手順を示す斜視図である。 役物ユニットをユニット取付部に取り付ける手順を示す斜視図である。 役物ユニットをユニット取付部に取り付ける手順を示す斜視図である。 ユニット取付部に演出用ユニットを取り付けた正面図である。 図12のA−A線断面図及びB−B線断面図である。 図12のC−C線断面図及びD−D線断面図である。
本発明を実施するための最良の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。なお、本明細書中、特に指定がない場合には、各構成部材の上下左右及び表裏前後の方向は、スロットマシン1に設置した状態における方向を示す。
本実施の形態におけるスロットマシン1は、図1及び図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口部を有する筐体2と、筐体2の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉3とから構成されている。そして、この前扉3は、筐体2の開口上部を開閉可能に塞ぐ上扉4、筐体2の開口下部を開閉可能に塞ぐ下扉5とに分割されている。
(筐体2)
筐体2は、図2に示すように、前面(遊技者と対峙する正面)側に開口する箱体である。そして、筐体2の開口上部の内部には、3個の回転リール10を備えたリールユニット200と、メイン基板ユニット20が収納されており、開口下部の内部には、電源ユニットとホッパーユニット15が設置されている。
ここで、リールユニット200は、筐体2に着脱自在に形成されており、メイン基板ユニット20はリールユニット200の枠体に固定されている。メイン基板ユニット20は、CPU、ROMなど種々の電子部品を装着したメイン基板を基板ケースに収納したものであり、遊技の実行を制御するための主制御装置として機能する。主制御装置は、主として、当選役の抽選や、入賞したか否かの判定や、リールユニット200、ホッパーユニット15の作動を制御するためのものである。ホッパーユニット15はメダルを貯留するとともに入賞時等にはメダルを払い出す払い出し装置である。
(前扉3)
前扉3のうち、上扉4は、筐体2の側板にヒンジを介して回転自在に軸支された板状の扉であり、図1に示すように、略中央部に回転リール10を正面側から見ることができる図柄表示窓8Aを有し、図柄表示窓8Aの上方には、演出表示を行うための装飾枠7が設けられている。また、上扉4の裏面には、図2に示すように、サブ基板ユニット30が設けられている。サブ基板ユニット30は、CPU、ROMなど種々の電子部品を装着したサブ基板を、基板ケースに収納したものであり、メイン基板からの出力信号に基づいて、遊技に付随する演出を制御するための副制御装置として機能する。副制御装置は、主として、後述するランプ70や液晶表示装置80や演出ユニットの作動を制御するためのものである。なお、上扉4の詳細な構成については後述する。
上扉4を閉じると、筐体2のヒンジの反対側に設けられたラッチ錠により自動的にロックされ、筐体2の開口上部が閉塞される。また、下扉4を解放した状態で、下扉4の裏側(内部側)下部に設けられた解除つまみ(図示せず)を下方に引き下げることにより、上扉4のロックが解除されるようになっている。
前扉3のうち、下扉5は、筐体2の側板にヒンジを介して回転自在に軸支された上扉4よりも幅厚の扉であり、図1に示すように、下扉5の上部は、スロットマシン1を作動させるためのカウンター状の操作部となっている。また、下扉5の下部には、ホッパーユニット15から払い出されたメダルを貯めておくことができる下皿13が形成されており、下皿13の奥側の壁には、下部スピーカ110が設けられている。
前記操作部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口14、回転リール10の回転を開始及び停止させるためのスタートスイッチ11及びストップスイッチ12などが設けられている。さらに、図2に示すように、下扉5の裏面側には、前記メダル投入口14から投入されたメダルを誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレクター16が設けられている。メダルセレクター16を通過したメダルは、ホッパーユニット15に転送され、メダルセレクター16によりキャンセルされたメダルは、図1に示す下皿13に排出される。そして、下扉5を閉めると、ラッチ錠により自動的にロックされ、筐体2の開口下部が閉塞されるものである。また、下扉5は、鍵穴に所定の鍵を差し込んで回すことによりロックが解除され、下扉5を解放することにより、上扉4のロックを解除することができるようになっている。
なおスロットマシン1は、メイン基板により行われる当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選し、前記ストップスイッチ12の操作により当選図柄が入賞の態様となるように回転リール10を停止させることができると入賞となり、ホッパーユニット15からメダルが払い出されたり、ボーナスゲームなどの有利な遊技が開始されたりするようになっている。
(上扉4)
次に、上扉4の構造について詳述する。
上扉4は、図3に示すように、装飾枠7を固定して上扉4の外観を成す上扉枠6と、上扉枠6の内側に設けられる基体9と、基体9の正面側に配置される上パネル8とを備えている。上扉枠6は、中央よりも下側が前後に貫通する開口部61となっている枠本体60からなる枠部材である。装飾枠7は、種々の演出デバイスを搭載したブロック部材であり、ランプ70、液晶表示装置80、上部スピーカ100が設けられている。上パネル8は、透明なアクリル板に種々の絵柄を印刷して成り、中央部に透明な可視部を設けて、図柄表示窓8Aを形成してある。また、図柄表示窓8Aの下側にも透明な可視部を設けて、数値表示窓8Cを形成してある。さらに、図柄表示窓8Aの両側には、透明若しくは透光性を有する可視部を設けて、演出表示窓8Bを形成してある。
(基体9)
基体9は、図3及び図4に示すように、略中央部に、前後に貫通する開口部9Aが形成された板部材である。開口部9Aの両側には演出ユニットとしての発光体ユニット40及び役物ユニット50を装着するためのユニット取付部90が形成されており、開口部9Aの下方には、図4に示すように、7セグメント表示器等から成る表示部9Cを設置することが可能な小開口部が設けられている。基体9の正面側に上パネル8を固定し、上扉枠6に収納固定することにより、上パネル8が上扉枠6の開口部61を裏面側から塞ぐ。そして、上扉4を閉めた状態で、筐体2の内部に収納されているリールユニット200の回転リール10が図柄表示窓8Aから視認でき、前記発光体ユニット40及び役物ユニット50が演出表示窓8Bから視認でき、表示部9Cが数値表示窓8Cから視認できるようになっている。
(ユニット取付部90)
ここで、ユニット取付部90について、図4、5に基づき詳細に説明する。なお、図5(A)は、ユニット取付部90を基体9の表面側から見た図、図5(B)は、ユニット取付部90を基体9の裏面側から見た図である。
ユニット取付部90は、図4に示すように、基体9の開口部9Aの両側に形成された前後に貫通する開口部91であり、開口部91の周囲には、後述する発光体ユニット40及び役物ユニット50に設けられた固定部、係止部をそれぞれ固定、係合させるための種々の被固定部、被係止部が設けられている。本実施の形態では、図4に示すように、正面右側のユニット取付部90には発光体ユニット40が装着され、正面左側のユニット取付部90には役物ユニット50又は発光体ユニット40が装着可能となっている。なお、正面右側のユニット取付部90にも、役物ユニット50を取り付けることが可能である。
さらに、本実施の形態においては、各被固定部及び被係合部は、被固定部、被係止部としてのみ機能する被固定部及び被係合部の他に、被係止部を兼ねる被固定部としての係止固定部、位置決めを兼ねる被固定部としての位置決め固定部、異なる係止部を係止可能な共用被係止部が設けられている。さらに、左右のユニット取付部90には、それぞれ同じ被固定部及び被係合部が同じ位置に設けられている。
ユニット取付部90の下縁部には、図5(A)(B)に示すように、係止固定部として、ネジボス92Bの上部を切り欠いてフック92Aを形成したフック兼ネジ部92が設けられ、フック兼ネジ部92を挟んだ両側には、被係止部としての係止開口95が形成されている。フック兼ネジ部92のネジボス92Bは、円筒を円筒軸に沿って半分に切り欠いて切り欠き面を上側にした形状となっており、背面側の端部が上方に突出してフック92Aとなっている。係止開口95は、ユニット取付部90の下縁部を構成する前壁部及び底板部を切り欠いた形状となっている。
また、ユニット取付部90の上縁部には、図5(A)(B)に示すように、位置決め固定部として、正面側からネジを螺合可能な正面ネジ孔93Bを有し背面側にネジボス93Aが突出した位置決め突起兼ネジ部93が2つ並列して設けられ、共用被係止部として、垂下片94Aに前後方向に貫通するピン孔94Bを設けた共用係止片94が設けられ、被固定部として、背面側からネジを螺合可能な背面ネジ孔96が設けられている。共用係止片94の垂下片94Aは、ユニット取付部90の上縁部を構成する前壁部に設けられた凹段部となっている。背面ネジ孔96は、位置決め突起兼ネジ部93の間の位置に1箇所設けられている。
さらに、ユニット取付部90の裏面側の左右の側縁部上側には、被係止部として、背面側に突出し先端部が上方に屈曲した受け片97が形成されている。
なお、各被固定部及び被係合部への演出ユニットの取り付けに関しては後述する。
(発光体ユニット40)
発光体ユニット40は、図6に示すように、大きく分けて、発光体基板41と、リフレクタ42とから構成されている。
発光体基板41は、正面側が開放する基板ケース41Aに複数のLED41Cを搭載したLED基板41Bを収納したものである。図6(A)に示す発光体ユニット40は、LED基板41BにLED41Cが縦2列に各列5個ずつ、合計10個設けられており、図6(B)に示す発光体ユニット40は、LED基板41BにLED41Cが縦2列に各列3個ずつ、合計6個設けられている。
また、リフレクタ42は、方形枠状の枠体42Aに複数の仕切り板42Bを設けたものであり、発光体基板41の正面側に配置したとき、仕切り板42Bにより仕切られる複数の空間部に、LED41Cが2個ずつ並列して位置するようになっている(図4参照)。図6(A)に示す発光体ユニット40は、リフレクタ42の仕切り板42Bが4枚設けてあり、仕切り板42Bにより仕切られる5つの空間部にそれぞれLED41Cが2個ずつ並列して位置するものである。図6(B)に示す発光体ユニット40は、リフレクタ42の仕切り板42Bが2枚設けてあり、仕切り板42Bにより仕切られる3つの空間部にそれぞれLED41Cが2個ずつ並列して位置するものである。
前記発光体基板41の基板ケース41Aには、ユニット固定部90のフック兼ネジ部92、背面ネジ孔96、及び受け片97にそれぞれ係止又は固定される係止部、固定部が設けられている。すなわち、基板ケース41Aの下端部には、フック兼ネジ部92のフック92Aと係合可能な係止部としての切り欠き片43が設けられ、基板ケース41Aの上端部には、ユニット固定部90に設置したとき背面ネジ孔96と合致する固定部としての基板ネジ孔46が設けられている。切り欠き片43は、基板ケース41Aの下端部に設けられた垂下片の一部を矩形に切り欠いたものであり、切り欠き部の横幅はフック兼ネジ部92のネジボス92Bの横幅よりもやや大きく形成されている。基板ネジ孔46は、基板ケース41Aを前後に貫通する孔である。また、基板ケース41Aの両側面部には、受け片97と係合可能な係止部としての張出片47が形成されている。張出片47は、基板ケース41Aの側板から横方向に張り出す薄板状の突起である。
一方、前記リフレクタ42には、ユニット固定部90の係止開口95及び共用係止片94とそれぞれ係合可能な係止部が設けられている。すなわち、リフレクタ42の下端部には、係止開口95と係合可能な係止部としての垂下片45が設けられ、リフレクタ42の上端部には、共用係止片94の垂下片94Aに係止可能な係止部としての係止爪44が設けられている。垂下片45は、リフレクタ42の下端部から下方に垂下する2つの突出片であり、2つの垂下片45のピッチは、ユニット固定部90の係止開口95のピッチと一致するように形成されている。係止爪44は、リフレクタ42の上端部から背面側に延設された突出片と、その先端から上方に突出する鈎状の爪部を有するフックである。
発光体ユニット40は、リフレクタ42をユニット取付部90の正面側から、発光体基板41をユニット取付部90の背面側からそれぞれ取り付け、基体9に固定されるようになっている。そして、副制御装置としてのサブ基板の制御に基づいて、LED41Cの点灯点滅の態様が変化し、種々の表示パターンの演出を行うことができるようになっている。
(役物ユニット50)
役物ユニット50は、図7に示すように、大きく分けて、枠部51と、駆動部52とから構成されている。また、枠部51は、基体9への取り付け時に正面側に表出する意匠枠51Aと、意匠枠51A及び駆動部52を一体的に固定するとともにユニット固定部90への取り付けのための係止部及び固定部を備えた取付枠51Bとから構成されている。意匠枠51Aは、中央に開口部を有する枠体であり、開口部の周囲にはレリーフなどの装飾部が設けられている。取付枠51Bは、方形枠状の部材であり、正面側には意匠枠51Aを収納固定可能な凹部を備え、背面側には駆動部52を固定可能に形成されている。
そして、取付枠51Bには、ユニット固定部90のフック兼ネジ部92、位置決め突起兼ネジ部93、係止開口95及び共用係止片94にそれぞれ係合又は固定可能な係止部、固定部が設けられている。すなわち、取付枠51Bの下端部には、係止開口95に係合可能な係止部としての垂下片55と、ユニット固定部90に設置したときフック兼ネジ部92のネジボス92Bと合致する固定部としての下ネジ孔56が設けられている。垂下片55は、発光体ユニット40のリフレクタ42に設けられている垂下片45と同じ形状のものである。下ネジ孔56は、取付枠51Bの下枠部中央に設けられた背面側が開口する孔である。また、取付枠51Bの上端部には、ユニット固定部90に設置したとき位置決め突起兼ネジ部93の正面ネジ孔93Bと合致する上ネジ孔53と、共用係止片94のピン孔94Bに挿入可能な係止ピン54が設けられている。正面ネジ孔93Bは、取付枠51Bの上枠部の両端部に設けられた貫通孔である。係止ピン54は、取付枠51Bの上枠部の中央部から背面側に突出する突起である。
前記駆動部52は、図7に示すように、正面部にシャッター部材52A及び発光表示部52Cを備え、内部にシャッター部材52Aを作動させるためのモータ52Bを収納したものである。シャッター部材52Aは、上下に分割された遮蔽板であり、図示しない駆動機構(ラックギア構造等)によってモータ52Bと連結されている。発光表示部52Cは、図示しないが内部に設けられた発光体(LEDやランプ)の発光により発光表示される表示部であり、表面には絵柄や文字などの標章が付されていてもよい。シャッター部材52Aが閉じているときには発光表示部52Cは正面側から視認できず、シャッター部材52Aを開くと発光表示部52Cが正面側から視認できるようになっている。そして、副制御装置としてのサブ基板の制御に基づいて、シャッター部材52Aの開閉態様、発光表示部52Cを発光させるための発光体の点灯点滅の態様が変化し、種々の表示パターンの演出を行うことができるようになっている。
なお、発光表示部52Cとしては、液晶表示器やドットマトリックス等を用いてもよい。また、シャッター部材52Aにより遮蔽又は開放される表示部は、発光表示部52Cには限られず、発光しない表示部であってもよい。シャッター部材52Aはモータではなくソレノイドで作動させるものでもよい。
(演出ユニットの基体9への取り付け)
上記構成を有する演出ユニットの基体9への取り付け手順を説明する。ここでは、基体9の正面左側のユニット取付部90に、演出ユニットとして発光体ユニット40又は役物ユニット50を取り付ける場合について説明する。
(発光体ユニット40の取り付け)
まず、発光体ユニット40を取り付ける場合には、図8に示すように、ユニット取付部90の正面側から、リフレクタ42の垂下片45を係止開口95に差し込み、係止開口95に係合させた垂下片45を支点にリフレクタ42の上部を回動させ、係止爪44を共用係止片94の垂下片94Aの下端部に引っ掛ける。係止爪44は弾性変形して爪部が垂下片94Aの背面に係止される(図13(A)参照)。リフレクタ42は、係止爪44及び垂下片45によって、ユニット取付部90の開口部91に上下左右方向及び前後方向に移動不能に嵌り込む。
次に、図9に示すように、背面側から、発光体基板41をユニット取付部90にセットする。この際、発光体基板41の上部側面部がネジボス93Aと略当接し位置決めされる。すなわち、2つのネジボス93Aに挟まれて横方向(図9における左右方向)への移動が規制される。その位置で発光体基板41を下方にスライドさせることにより、張出片47が受け片97の受け部に入り込み、切り欠き片43の切り欠き部がフック92Aに嵌り込む(図13(A)参照)。これにより、発光体基板41は下方向及び左右方向及び前後方向への移動が規制され、基体9に仮固定された状態となると共に、基板ネジ孔46が背面ネジ孔96と合致する。そして、背面ネジ孔96にネジを挿入し締結することにより(図14(C)参照)、発光体基板41が基体9に固定される。
以上のようにして発光体ユニット40を基体9に取り付けると、図12(A)に示すように、正面側から見て、ユニット取付部90をリフレクタ42が塞ぎ、その奥にLED基板41Bに取り付けられたLED41Cをのぞむことができる。発光体ユニット40を取り付けた基体9を上扉4に組み込むと、上パネル8の演出表示窓8Bの奥側に発光体ユニット40が位置し、LED41Cを点灯させると、演出表示窓8Bの、点灯したLED41Cの位置しているリフレクタの空間部分に該当する箇所が発光表示されるようになっている。このように、基体9に発光体ユニット40を取り付ける場合には、上パネル8の演出表示窓8Bは、絵柄などが表示された透光性を有する窓部とするのが望ましい。
(役物ユニット50の取り付け)
役物ユニット50を取り付ける場合には、図10に示すように、ユニット取付部90の正面側から、役物ユニット50の垂下片55を係止開口95に差し込み、係止開口95に係合させた垂下片55を支点に役物ユニット50の上部を回動させ、係止ピン54を共用係止片94のピン孔94Bに挿入する。これにより、役物ユニット50は上下左右方向への移動が規制され基体9に仮固定された状態となると共に、上ネジ孔53が正面ネジ孔93Bと、下ネジ孔56がネジボス92Bと、それぞれ合致する。そこで、上ネジ孔53にネジを挿入し、締結する(図14(D)参照)とともに、図11に示すように、ネジボス92Bの背面側から、下ネジ孔56にネジを挿入し、締結することにより(図13(B)参照)、役物ユニット50は3つのネジで基体9に前後方向から強固に固定される。
以上のようにして役物ユニット50を基体9に取り付けると、図12(B)に示すように、正面側から見て、ユニット取付部90を取付枠51Bが塞ぎ、表面には意匠枠51Aの装飾部とシャッター部材52Aが表出する。役物ユニット50を取り付けた基体9を上扉4に組み込むと、上パネル8の演出表示窓8Bの奥側に役物ユニット50が位置し、装飾部とシャッター部材52Aを正面視できるようになっている。そして、シャッター部材52Aが開いたときには、その内部に発光表示部52Cをのぞむことができるものである。このように、基体9に役物ユニット50を取り付ける場合には、上パネル8の演出表示窓8Bは、透明な窓部とするのが望ましい。
なお、基体9の正面右側のユニット取付部90への演出ユニット(図3、4に示す例ではリフレクタ5分割の発光体ユニット40)の取り付け手順は、上記したものと同様である。また、図示した例では、正面右側のユニット取付部90に5分割の発光体ユニット40、正面左側のユニット取付部90に役物ユニット50又は3分割の発光体ユニット40を装着するようにしてあったが、各演出ユニットの取り付け位置は適宜設定することができるものである。
(総括)
以上のように、本実施の形態では、同一のユニット取付部90に異なる演出用ユニットを取り付け可能としたので、基体9を再使用して、扉の表面デザインの異なるスロットマシンに使い回しでき、コスト削減を図ることができる。
また、ユニット取付部90は、取り付ける演出ユニットの機能によって取り付け方を異ならせている。すなわち、可動部を有しないため強固な固定を要しない発光体ユニット40(表示ユニット)については、ネジ止めを1箇所にして係止部による係止を多くしてある。このため、迅速な取り付けが可能であるとともに、固定部材を要しない分、コスト削減にも貢献できる。一方、可動部を有しているので強固な固定を要する役物ユニット50(可動ユニット)については、係止部を設けると同時に、ネジ止めを3箇所にしてある。このため、ネジ止めの前段階として仮固定ができるとともに、より確実に固定することができ、振動による騒音等の弊害を防止できる。
このように、本実施の形態では、被固定部、被係止部を異なる演出ユニットに対応できるよう共有化させているため、演出ユニット毎に異なる被固定部、被係止部を設ける必要がない。さらに、ネジボスを位置決めに利用するなど、製造過程で必然的に生じた形状を有効利用して演出用ユニットの固定に役立てているので、製造コストの削減を図ることができるものである。
(変形例)
上記した実施の形態では、演出ユニットのうちの表示ユニットとして発光体ユニット40を設けてあったが、表示ユニットは非可動であれば発光体を用いたものに限られない。例えば液晶表示装置であってもよい。
また、演出ユニットのうちの可動ユニット(役物ユニット50)は、可動役物であればシャッターに限られない。例えばキャラクタのフィギアが動くようにしたものや、ルーレットなどでもよい。
また、上記した実施の形態では、可動ユニット、表示ユニットのいずれの演出用ユニットも、固定部及び係止部を備えていたが、可動ユニットには固定部のみを設け、表示ユニットには係止部のみを設けるようにしてもよい。ただし、可動ユニットを取り付ける場合の仮止めのために係止部を設け、表示ユニットを確実に固定するために固定部を設けた構造とするのが好適である。
さらに、上記した実施の形態における被固定部と固定部、被係止部と係止部は一例であって、本発明にはそれ以外の構成も含まれる。例えば、係止固定部としてのフック兼ネジ部92は、円筒を円筒軸に沿って半分に切り欠いて切り欠き面を上側にした形状のネジボス92Bの端部を上方に突出させてフック92Aを形成してあったが、係止固定部としては、例えばネジボス92Bに突起を設け、この突起にいずれかの演出用ユニットの係止部としての凹部又は開口部又は孔を係合させるようにした突起兼ネジ部を設けてもよい。また、位置決め固定部として位置決め突起兼ネジ部93が設けてあったが、位置決めと係止部を兼ねた位置決め兼係止部(位置決め係止部)を設けてもよい。例えば、一の演出用ユニットの係止部としてのピン孔に挿入可能な被係止部としてのピンが、他の演出用ユニットの位置決めとして機能するような構造とすることができる。また、共用被係止部として共用係止片94を設けてあったが、異なる演出用ユニットの固定部と固定可能な共用被固定部を設けてもよい。例えば、ネジボスの周囲に雄ねじを形成し、一の演出用ユニットは固定部としてのネジ孔とネジボスのネジ孔とを合致させてネジで固定し、他の演出用ユニットは固定部としてのネジ孔にネジボスを貫通させてボルトで固定するように形成することができる。
なお、ユニット取付部90に、表示ユニットと可動ユニットの双方に設けられた同一形状の固定部、係止部と固定又は係合可能な被固定部、被係止部を設けてもよいことは言うまでもない。しかし、搭載部品が異なり外形形状も異なる演出用ユニットに、同一形状の固定部、係止部を設けることが困難な場合、又は固定強度等の問題から好ましくない場合もあることから、本発明のように、係止固定部や位置決め固定(係止)部、共用被係止(固定)部などの、異なる固定部、係止部に共通する取り付け部分を設ける意義があるものである。
そして、本発明はスロットマシン以外の遊技機、例えばパチンコ機にも応用できるものである。また、本発明の遊技機用パネルは前扉3に設ける場合に限られず、遊技機の筐体2に設けてもよいものである。さらに、遊技機用パネルとしては、上記した実施の形態で述べたような、扉枠(上扉枠6)やパネル部材(上パネル8)を備えたものに限られず、扉枠やパネル部材を備えず基体に装飾を付しただけのものや、扉枠を備えず基体とパネル部材のみから構成されるものも含まれる。
1 スロットマシン(遊技機) 2 筐体
3 前扉 4 上扉(遊技機用パネル)
5 下扉 6 上扉枠(装飾部)
7 装飾枠(装飾部) 8 上パネル
9 基体 10 回転リール
11 スタートスイッチ 12 ストップスイッチ
13 下皿 14 メダル投入口
15 ホッパーユニット 16 メダルセレクター
20 メイン基板ユニット(制御装置) 30 サブ基板ユニット(制御装置)
40 発光体ユニット(表示ユニット) 41 発光体基板
42 リフレクタ(前枠) 43 切り欠き片(係止部)
44 係止爪(係止部) 45 垂下片(係止部)
46 基板ネジ孔(固定部) 47 張出片(係止部)
50 役物ユニット(可動ユニット) 51 枠部
52 駆動部 53 上ネジ孔(固定部)
54 係止ピン(係止部) 55 垂下片(係止部)
56 下ネジ孔(固定部)
90 ユニット取付部 91 開口部
92 フック兼ネジ部(係止固定部) 93 位置決め突起兼ネジ部(位置決め固定部)
94 共用係止片(共用被係止部) 95 係止開口(被係止部)
96 背面ネジ孔(被固定部) 97 受け片(被係止部)

Claims (8)

  1. 板状の基体に装飾部を取り付けて成る遊技機用パネルにおいて、
    前記基体には、演出用ユニットを取り付けるためのユニット取付部が形成され、前記ユニット取付部には、可動部を備えた演出用ユニットとしての可動ユニットと、可動部を有しない演出用ユニットとしての表示ユニットとを選択的に取り付け可能とした遊技機用パネルであって、
    前記ユニット取付部には、複数の被固定部及び複数の被係止部が設けられているとともに、前記各演出用ユニットには、前記各被固定部の少なくともいずれか一つに固定可能な固定部、前記各被係止部の少なくともいずれか一つに係止可能な係止部の、少なくともいずれか一方が設けられ、
    前記固定部と前記被固定部は、締結部材を用いて前記基体と前記演出用ユニットを固定するものであり、
    前記係止部と前記被係止部は、係合により前記演出用ユニットのいずれかの方向への移動を規制するものであり、
    前記可動ユニットをユニット取付部に取り付ける場合には、前記表示ユニットをユニット取付部に取り付ける場合よりも、固定部と被固定部による固定箇所が多くなるように形成されていることを特徴とする遊技機用パネル。
  2. 前記ユニット取付部には、一の演出用ユニットの固定部との固定と、他の演出用ユニットの係止部との係止を、選択的に行うことができる係止固定部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機用パネル。
  3. 前記係止固定部は、一の演出用ユニットの固定部としての貫通孔と合致して前記一の演出用ユニットをネジにより固定可能なネジ孔を有しているとともに、他の演出用ユニットの係止部としての突起又は凹部と係合可能な凹部又は突起を有していることを特徴とする請求項2記載の遊技機用パネル。
  4. 前記ユニット取付部には、一の演出用ユニットの固定部との固定、又は一の演出用ユニットの係止部との係止と、他の演出用ユニットの位置決めを、選択的に行うことができる位置決め固定部又は位置決め係止部の少なくともいずれかが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機用パネル。
  5. 前記位置決め固定部は、一の演出用ユニットの固定部としての貫通孔と合致して前記一の演出用ユニットをネジにより固定可能なネジ孔を有しているとともに、前記ネジ孔のネジボスによって他の演出用ユニットの位置規制が可能に形成されていることを特徴とする請求項4記載の遊技機用パネル。
  6. 前記被係止部又は被固定部の少なくとも一つは、異なる形状の係止部又は固定部をそれぞれ係止又は固定可能な共用被係止部又は共用被固定部として形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遊技機用パネル。
  7. 前記ユニット取付部の下縁部には、前記係止固定部として、円筒を円筒軸に沿って半分に切り欠いて切り欠き面を上側にした形状のネジボスと、このネジボスの端部を上方に突出させてフックが形成されたフック兼ネジ部が設けられ、前記被係止部として、前記フック兼ネジ部を挟んで両側に形成された係止開口が形成され、
    前記ユニット取付部の上縁部には、前記位置決め固定部として、正面側からネジを螺合可能であり背面側にネジボスが突出した位置決め突起兼ネジ部が設けられ、前記共用被係止部として、前後方向に貫通するピン孔を有する共用係止片が設けられているとともに、前記被固定部として、背面側からネジを螺合可能な背面ネジ孔が設けられ、
    前記ユニット取付部の裏面側の左右の側縁部上側には、前記被係止部として、背面側に突出し先端部が上方に屈曲した受け片が設けられ、
    前記表示ユニットは、発光体基板と前枠とから構成され、
    前記発光体基板の下端部には、前記係止部として、前記フック兼ネジ部のフックと係合可能な切り欠き片が設けられ、発光体基板の上端部には、前記固定部として、前記基体への取り付け時に前記背面ネジ孔と合致する位置に基板ネジ孔が設けられ、
    前記発光体基板の両側面部には、前記係止部として、前記受け片と係合可能であり、前記発光体基板の両側面部から側方に張り出す薄板状の張出片が設けられ、
    前記前枠の下端部には、前記係止部として、前記係止開口に係止可能な垂下片が設けられ、前枠の上端部には、前記係止部として、前記共用係止片に係止可能な係止爪が設けられ、
    前記可動ユニットの下端部には、前記固定部として、前記基体への取り付け時に前記フック兼ネジ部のネジボスと合致する位置にネジ孔が設けられているとともに、前記係止部として、前記係止開口に係止可能な垂下片が設けられ、可動ユニットの上端部には、前記固定部として、前記基体への取り付け時に前記位置決め突起兼ネジ部のネジボスと合致する位置にネジ孔が設けられているとともに、前記係止部として、前記共用係止片のピン孔に挿入可能な係止ピンが設けられ、
    前記表示ユニットを前記ユニット取付部に固定する場合には、前記基体の裏面側から、前記発光体基板を、前記位置決め突起兼ネジ部のネジボスにより位置決めしつつ前記張出片を前記受け片に係合させて前記切り欠き片の係合及びネジにより固定し、前記基体の正面側から、前記枠体を、前記垂下片及び係止爪の係止により係止し、
    前記可動ユニットをユニット取付部に固定する場合には、前記前記基体の正面側から、前記垂下片及び係止ピンの係止により係止するとともに、前記位置決め突起兼ネジ部とネジにより固定し、前記前記基体の背面側から、前記フック兼ネジ部とネジにより固定することを特徴とする請求項6記載の遊技機用パネル。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の遊技機用パネルを備えた遊技機であって、
    正面側が開口する筐体と、前記筐体に開閉自在に取り付けられ前記筐体の開口を塞ぐ前扉と、前記筐体内部に設けられた遊技を行うための遊技装置と、遊技及び遊技に付随する演出を制御するための制御装置とを少なくとも備え、
    前記遊技機用パネルは、前記前扉を構成する部材として用いられ、
    前記制御装置は、前記遊技機用パネルに搭載された演出用ユニットの作動を制御可能に形成されていることを特徴とする遊技機。
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