JP2016035608A - 通帳処理装置、自動取引装置、異物検出方法 - Google Patents

通帳処理装置、自動取引装置、異物検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】異物の挟み込みの有無を出力できる技術を提供する。【解決手段】通帳処理装置は、通帳が備える磁気ストライプから磁気信号の波形を読み取る読取部と、前記波形のうち、第1の閾値を超えるピークの第1の間隔を決定した後、前記第1の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第1の異常部分があるかどうかを判定する第1の判定部と、前記波形のうち、前記第1の閾値とは異なる第2の閾値を超えるピークの第2の間隔を決定した後、前記第2の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第2の異常部分があるかどうかを判定する第2の判定部と、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分との差が所定値より小さい場合、異物の挟み込みがある旨の出力をする出力部と、を備える。【選択図】図18

Description

本発明は、通帳処理装置に関するものである。
貨幣(硬貨や紙幣など)を取り扱う自動取引装置としては、現金自動取引装置(Automated Teller Machine、ATM)や現金自動支払機(Cash Dispenser、CD)などが知られている。これらの自動取引装置の中には、通帳を取り扱うことができる通帳処理装置を搭載したものがある。通帳処理装置で取り扱われる通帳の個人情報や残高情報などを記録する方法として、磁気情報が用いられている。
従来、磁気ストライプを備える通帳から、磁気ストライプに記録された磁気情報を読み取る方法として、磁気ヘッドによって磁気を読み出して波形を出力する方法が知られている(特許文献1)。
特開2007−188572号公報
しかし、自動取引装置の利用者が媒体の磁気ストライプ上に明細票などの異物を挟み込んだ状態において、磁気ストライプから波形が出力された場合、出力波形は、異物が噛みこまれた部分において小さくなるという課題があった。また、異物が噛みこまれた部分において磁気情報が書き込まれた場合、正しく磁気情報が書き込まれない虞があるという課題があった。このため、自動取引装置の利用者が媒体の磁気ストライプ上に明細票などの異物を挟み込んだ場合、異物の挟み込みの検出ができる技術が望まれていた。
なお、出力波形が小さくなる他の原因として、磁石が媒体の磁気ストライプへ接触することによる磁気減衰や、媒体の折れによって磁気情報を読み取る際に磁気ヘッドと磁気ストライプが離れることが挙げられる。このため、磁石による磁気減衰の検出や、折れの検出ができる技術が望まれていた。
そのほか、通帳処理装置においては、低コスト化、微細化、製造の容易化、省資源化、使い勝手の向上、耐久性の向上などが望まれていた。
上記課題を解決するために、本発明の通帳処理装置は、通帳が備える磁気ストライプから磁気信号の波形を読み取る読取部と、前記波形のうち、第1の閾値を超えるピークの第1の間隔を決定した後、前記第1の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第1の異常部分があるかどうかを判定する第1の判定部と、前記波形のうち、前記第1の閾値とは異なる第2の閾値を超えるピークの第2の間隔を決定した後、前記第2の間隔の中で、前記所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第2の異常部分があるかどうかを判定する第2の判定部と、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分があると判定され、かつ、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分との差が所定値より小さい場合、異物の挟み込みがある旨の出力をする出力部と、を備える。
本発明によれば、異物の挟み込みの有無を出力できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態における自動取引装置100の模式図。 自動取引装置100の構成を示す説明図。 通帳1を示す模式図。 通帳1を自動取引装置100に入れる様子を示す説明図。 磁気ヘッド部44が磁気ストライプ8の磁気の読み書きの様子を示す説明図。 通帳1の磁気ストライプ8の上に異物5を挟み込んだ状態を示す説明図。 通帳1の磁気ストライプ8の一部に折れがある状態を示す説明図。 磁気ストライプ8に異物5が挟み込まれた状態や(ii)磁気ストライプ8の一部に折れがある状態において自動取引装置100の表示部52に表示される画面を示す模式図。 通帳記帳機61を示す模式図。 磁気ストライプ8から磁気ヘッド部44により読み取られた磁気信号の波形を示す図。 正常な磁気ストライプ8から磁気ヘッド部44により読み取られた磁気信号の波形を示す図。 磁気ストライプ8の中央付近の一部分において異物5を挟み込んだ状態において、磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す図。 磁気ストライプ8全体の半分程度において異物5を挟み込んだ状態(図6(b)参照)において、磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す図。 磁気ストライプ8の全面において異物5を挟み込んだ状態(図6(c)参照)において、磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す図。 一部において磁気減衰が生じた磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す図。 一部において磁気減衰が生じた磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す図。 磁気ストライプ8の一部に折れがある状態(図9参照)において磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す図。 磁気ストライプ8の読み取り動作を示すフローチャート。 減衰判定処理を示すフローチャート。 第2実施形態における磁気ストライプ8への書き込み処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
A.第1実施形態
A―1.自動取引装置100の構成
図1は、本実施形態における自動取引装置100の模式図である。自動取引装置100は、通帳処理装置40を備える現金自動取引装置である。
自動取引装置100は、通帳が挿入および排出される入出口51と、利用者による操作および利用者への表示に用いられる表示部52と、カードが挿入および排出される入出口53と、紙幣および硬貨の出し入れが行なわれる入出口54とを備える。
図2は、自動取引装置100の構成を示す説明図である。自動取引装置100は、自動取引装置100の各部を制御する全体制御部10と、通帳を取り扱う通帳処理装置40と、表示部52と、キャッシュカードを取り扱うカード処理部70と、紙幣や硬貨の入出金処理を行なう貨幣処理部80と、ホスト装置と取引データの送受信を行なう通信部90と、を備える。
通帳処理装置40は、通帳が備える磁気ストライプから磁気信号の波形を読み取る読取部および磁気ストライプへ書き込む書込部として機能する磁気ヘッド部44と、通帳の搬送を行なう搬送部45と、通帳処理装置40の全体を制御する制御部46とを備える。
図3は、通帳1を示す模式図である。図3において、表表紙と裏表紙とを開いた状態の通帳1を示す。本実施形態において、利用者が通帳1を入出口51に入れる際、通帳1は表表紙と裏表紙とを開いた状態で挿入される。
図3において、紙面下側が裏表紙側を示し、本実施形態においては、裏表紙側に磁気ストライプ8を備える。磁気ストライプ8には、口座番号や利用者識別番号などのデジタルデータが磁気として記録されている。
図4は、通帳1を自動取引装置100に入れる様子を示す説明図である。入出口51から挿入された1は、搬送部45により磁気ヘッド部44へ搬送される。本実施形態において、搬送部45は、搬送ローラ3と、搬送路4と、搬送ローラ3を駆動する駆動モータ(図示せず)を備える。
図5は、磁気ヘッド部44が磁気ストライプ8の磁気の読み書きの様子を示す説明図である。図5に示すように、磁気ストライプ8が磁気ヘッド部44の上を走査することにより、磁気ストライプ8への磁気の読み取りや書き込みを行なう。
図6は、通帳1の磁気ストライプ8の上に異物5を挟み込んだ状態を示す説明図である。本実施形態において、異物は明細票を想定するが、他の異物としては、例えば、クリップやセロハンテープなどが考えられる。図6(a)は、磁気ストライプ8の中央付近の一部分において異物5を挟み込んだ状態を示す。図6(b)は、磁気ストライプ8の全体のうち半分程度において異物5を挟み込んだ状態を示す。図6(c)は、磁気ストライプ8の全面において異物5を挟み込んだ状態を示す。
図7は、磁気ストライプ8の一部に折れがある状態を示す説明図である。(i)磁気ストライプ8に異物5が挟み込まれた状態や(ii)磁気ストライプ8の一部に折れがある状態において、磁気ヘッド部44により磁気の読み込みを行なった場合、正常な状態において磁気ヘッド部44により磁気の読み込みを行なった場合に比べて、磁気が正しく読み込まれない虞がある。
図8は、(i)磁気ストライプ8に異物5が挟み込まれた状態や(ii)磁気ストライプ8の一部に折れがある状態において、自動取引装置100の表示部52に表示される画面を示す模式図である。図8(a)は、磁気ストライプ8に異物5が挟み込まれた状態が検出された場合に出力される画面を示す。具体的には、「お客様の通帳に異物が挟み込まれている可能性がございます。ご確認頂き、異物の除去後、再挿入もしくは窓口へお越し下さい」と表示部52に表示される。図8(b)は、磁気ストライプ8の一部に折れがある状態が検出された場合に出力される画面を示す。具体的には、「お客様の通帳状態に異常がみられます。ご確認頂き、窓口へお越し下さい。」と表示部52に表示される。
なお、本実施形態においては、自動取引装置100を用いて説明するが、本発明はこれに限られず、例えば、通帳記帳機を用いても良い。図9は、通帳記帳機61を示す模式図である。通帳記帳機61は、通帳への記帳に用いられる機器であり、金融機関の窓口などで利用される。通帳記帳機61は、通帳を挿入する通帳挿入部62を備える。利用者による通帳記帳機61への操作は、通帳記帳機61と接続されたPC63を介して行なわれる。
A―2.ピーク間隔の測定
図10は、磁気ストライプ8から磁気ヘッド部44により読み取られた磁気信号の波形を示す図である。磁気信号の波形は、正負方向に立ち上がる複数のピークを有する。本実施形態において、磁気出力レベルの絶対値が閾値を越えた場合に、ピークがあると判断される。ピークとピークとの間隔に基づいて磁気情報が生成される。なお、本実施形態においてはFM(Frequency modulation)方式を採用している。このため、本来、ピーク間隔は0と1とを示す二つの異なる間隔が存在するが、内容の理解を容易とするためにこれ以降においてピーク間隔は1つとして記載する。
図10(a)は、磁気ストライプ8から磁気ヘッド部44により読み取られた磁気信号の波形を示す図である。縦軸は電圧の出力を示し、横軸は時間を示す。つまり、図10(a)は、磁気ヘッド部44によって検出された電圧値を時間軸で示した図である。図10(b)は、図10(a)における波形を横軸(時間軸)において拡大した図である。図10(b)において、ピークと判定される閾値をL1とし、ピーク間隔はaとする。
図10(c)は、横軸を時間軸とし、縦軸をピーク間隔とした図である。図10(c)に示すとおり、正常な磁気ストライプ8から磁気ヘッド部44により読み取られた磁気信号のピーク間隔はほぼ一定となる。
図11(a)は、正常な磁気ストライプ8から磁気ヘッド部44により読み取られた磁気信号の波形を示す。図11(a)において、ピークと判定される閾値L1、L2、L3が記載されている(L1>L2>L3)。図11(b)は閾値をL1とした場合のピーク間隔を示す図であり、図11(c)は閾値をL2とした場合のピーク間隔を示す図であり、図11(d)は閾値をL3とした場合のピーク間隔を示す図である。正常な磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号のピーク間隔は閾値を変更したとしても大きな変化がないことを、図11(b)から図11(d)は示している。
図12(a)は、磁気ストライプ8の中央付近の一部分において異物5を挟み込んだ状態(図6(a)参照)において、磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す。図12(a)において、異物5を挟み込んだ部分の電圧値がその他の部分の電圧値と比べて小さいことがわかる。図12(b)は閾値をL1とした場合のピーク間隔を示す図であり、図12(c)は閾値をL2とした場合のピーク間隔を示す図であり、図12(d)は閾値をL3とした場合のピーク間隔を示す図である。図12(b)から図12(d)より以下のことがわかる。異物5を挟み込んでいない部分のピーク間隔の各値はほぼ一定である。これに対し、異物5を挟み込んだ部分においては閾値を越えるピークが検出されない結果、異物5を挟み込んだ部分のピーク間隔の値がその他の部分に比べて大きくなることがわかる。また、ピーク間隔の値は閾値を変更したとしても大きな変化がないことがわかる。
図13(a)は、磁気ストライプ8の全面のうちの半分程度に異物5を挟み込んだ状態(図6(b)参照)において、磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す。図13(a)において、異物5を挟み込んだ部分の電圧値がその他の部分の電圧値と比べて小さいことがわかる。図13(b)は閾値をL1とした場合のピーク間隔を示す図であり、図13(c)は閾値をL2とした場合のピーク間隔を示す図であり、図13(d)は閾値をL3とした場合のピーク間隔を示す図である。図13においては、図12と同様に、ピーク間隔の値は閾値を変更したとしても大きな変化がないことがわかる。
図14(a)は、磁気ストライプ8の全面に異物5を挟み込んだ状態(図6(c)参照)において、磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す。図14(a)において、全部分の電圧値が図11(a)と比べて小さいことがわかる。図14(b)は閾値をL1とした場合のピーク間隔を示す図であり、図14(c)は閾値をL2とした場合のピーク間隔を示す図であり、図14(d)は閾値をL3とした場合のピーク間隔を示す図である。異物5を挟み込んだ部分においては閾値を越えるピークが検出されない結果、ピーク間隔が検出されないことを、図14(b)から(d)は示す。
図12から図14の結果から、ピーク間隔の値は閾値を変更したとしても大きな変化がないことがわかる。つまり、この特性を用いることにより、異物の挟み込みを検出することができる。
図15(a)は、一部において磁気減衰が生じた磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す。図15(b)は閾値をL1とした場合のピーク間隔を示す図であり、図15(c)は閾値をL2とした場合のピーク間隔を示す図であり、図15(d)は閾値をL3とした場合のピーク間隔を示す図である。なお、磁気減衰は、例えば、磁気ストライプ8が磁石と接近することにより生じる。
図15(a)から分かるように、異物の挟み込みの場合と異なり、磁気減衰によって検出される電圧値の減少の仕方は、ピークの高さがゆるやかに減少し、その後、ゆるやかに増加する。このため、図15(b)から図15(d)が示すように、閾値を変更することにより、ピーク間隔が変わる。
図16(a)は、一部において磁気減衰が生じた磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す。図16(a)は図15(a)と異なり、磁気減衰が2箇所において生じた磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す。図16(b)は閾値をL1とした場合のピーク間隔を示す図であり、図16(c)は閾値をL2とした場合のピーク間隔を示す図であり、図16(d)は閾値をL3とした場合のピーク間隔を示す図である。図15と同様に、閾値を変更することにより、ピーク間隔が変わることを、図16(b)から図16(d)は示す。
図17は、磁気ストライプ8の一部に折れがある状態(図9参照)において、磁気ストライプ8から読み取られた磁気信号の波形を示す。図17(a)は、読み取る際の速度を通常の速度とした場合の波形を示し、図17(b)は、読み取る際の速度を通常の速度より遅くした場合の波形を示し、図17(c)は、読み取る際の速度を通常の速度より早くした場合の波形を示す。なお、読み取る際の速度の調節は、搬送部45による通帳1の搬送速度を調節することにより行なう。
図17が示すとおり、磁気ストライプ8の一部に折れがある場合、折れている部分について波長が小さくなっていることがわかる。この原因としては、折れにより、磁気ヘッド部44と磁気ストライプ8とが瞬間的に離れることが考えられる。
読み取る際の速度を通常の速度とした場合の波形において、ピーク間隔が広くなる部分のピーク間隔をD1とし(図17(a)参照)、読み取る際の速度を遅くした場合の波形において、ピーク間隔が広くなる部分のピーク間隔をD2とし(図17(b)参照)、読み取る際の速度を早くした場合の波形において、ピーク間隔が広くなる部分のピーク間隔をD3とする((図17(a)参照)。図17により、読み取る際の速度を変えることにより、ピーク間隔が変わることがわかる。換言すると、読み取る際の速度を遅くするほど、ピーク間隔は狭まることがわかる。この理由としては、読み取る際の速度を遅くするほど、磁気ヘッド部44と磁気ストライプ8とが離れる部分が少なくなることが考えられる。なお、搬送速度により波形の電圧値および波形を読み取る際の速度が変わるため、図17において、波形の増幅率(縦軸の値)や読み取り速度(横軸の値)は一定となるように変化させている。
折れが生じた部分は、波形が減衰している位置に基づいて特定が可能である。また、折れによって生じる波形減衰は、磁石と磁気ストライプ8との接触による磁気減衰と比較して局所的となる。この特性を利用することにより、折れの生じた部分や、折れによって磁気減衰かもしくは磁石と磁気ストライプ8との接触による磁気減衰かどちらかについての判定ができる。
A―3.制御処理
図18は、磁気ストライプ8の読み取り動作を示すフローチャートであって、制御部46によって実行される処理を示す。実際には、制御部46に備えられたCPUが、ROMに記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより実現される処理である。
通帳1が入出口51から挿入されたことを検出した後、フローは開始される。まず、ステップS1において、制御部46は、搬送部45を制御し、通帳1を磁気ヘッド部44まで搬送させることにより、磁気ヘッド部44により通帳1が備える磁気ストライプ8から磁気信号の波形を読み取らせる。
ステップS1において、磁気ヘッド部44により波形を読み取れないと制御部46が判断した場合(ステップS2:NO)、ステップS4において、制御部46は、搬送部45を制御することにより通帳1を排出させて、フローは終了する。
一方、磁気ヘッド部44により波形を読み取れたと制御部46が判断した場合(ステップS2:YES)、ステップS3において、制御部46は、閾値の中で最も絶対値として大きい閾値L1を閾値とし、波形のうち、閾値L1を越えるピークの間隔である第1の間隔について決定処理を行なう。なお、閾値L1を第1の閾値とも呼ぶ。
決定処理後、ステップS5において、制御部46は、第1の間隔に異常があるかどうか判定する。つまり、制御部46は、第1の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第1の異常部分があるかどうかを判定する。通常は、0を表す間隔と、1を表す間隔しか間隔はない。本実施形態において、所定のピーク間隔とは、0を表す間隔と、1を表す間隔のうち、広いピーク間隔をいう。なお、ピーク間隔が正常な部分と比べて大きい部分には、閾値を越えないピークがあることが推定できる。ステップS3とステップS5における制御部46の機能部を第1の判定部461とする(図2参照)。
制御部46により、第1の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第1の異常部分がないと判定された場合(ステップS5:NO)、磁気ストライプ8の読み取りは正常に成されたこととなるため、このフローは終了する。一方、制御部46により、第1の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第1の異常部分があると判定された場合(ステップS5:YES)、ステップS6において、制御部46は、閾値L1の絶対値よりも小さい絶対値を有する閾値であるL2を閾値とし、波形のうち、閾値L2を越えるピークの間隔である第2の間隔について決定処理を行なう。なお、閾値L2を第2の閾値とも呼ぶ。
決定処理後、ステップS7において、制御部46は、ピーク間隔に異常があるかどうか判定する。つまり、制御部46は、第2の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第2の異常部分があるかどうかを判定する。ステップS6とステップS7における制御部46の機能部を第2の判定部463とする(図2参照)。制御部46により、第2の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第2の異常部分がないと判定された場合(ステップS7:NO)、磁気ストライプ8の読み取りは正常に成されたこととなるため、このフローは終了する。一方、制御部46により、第2の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第2の異常部分があると判定された場合(ステップS7:YES)、ステップS9において、制御部46は、閾値L2の絶対値よりも小さい絶対値を有する閾値であるL3を閾値とし、波形のうち、閾値L3を越えるピークの間隔である第3の間隔について決定処理を行なう。なお、閾値L3を第3の閾値とも呼ぶ。
決定処理後、ステップS10において、制御部46は、ピーク間隔に異常があるかどうか判定する。つまり、制御部46は、第3の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第3の異常部分があるかどうかを判定する。ステップS9とステップS10における制御部46の機能部を第3の判定部465とする(図2参照)。制御部46により、第3の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第3の異常部分がないと判定された場合(ステップS10:NO)、ステップS11において、制御部46は、第1の異常部分と第2の異常部分との大きさが同じかどうか判断する。大きさが同じかどうかの判定として、第1の異常部分と第2の異常部分との差が所定値V1より小さいかどうかの判定が制御部46により判断される。差が所定値V1より小さい場合、制御部46は、第1の異常部分と第2の異常部分との大きさが同じと判断し、差が所定値V1より大きい場合、制御部46は、第1の異常部分と第2の異常部分との大きさが異なると判断する。
第1の異常部分と第2の異常部分との大きさが同じと制御部46により判断された場合(ステップS11:YES)、つまり、差が所定値V1より小さいと判断された場合、ステップS13において、制御部46は、搬送部45を制御して通帳1を排出する。その後、制御部46により、ステップS14において、表示部52は出力部として異物がある旨の出力を行ない(図8(a)参照)、フローは終了する。このとき、制御部46は、異物の挟み込みと判断していることを意味する。このように判断する理由としては、異物の挟み込みによる波形のピークの減少部分は一定であることが挙げられる。なお、「異物の挟み込みがある旨の出力をする工程」を「出力工程」とも呼ぶ。
一方、第1の異常部分と第2の異常部分との大きさが異なると制御部46により判断された場合(ステップS11:NO)、制御部46は、異物の挟み込み以外を原因とする出力波形の減衰と判断し、減衰判定処理に移行する。
ステップS10において、第3の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第3の異常部分があると判定された場合(ステップS10:YES)、ステップS12において、制御部46は、第1の異常部分と第2の異常部分と第3の異常部分との大きさが同じかどうか判断する。大きさが同じかどうかの判定として、第1の異常部分と第2の異常部分と第3の異常部分の中で、最小の部分と最大の部分との差が所定値V2より小さいかどうかの判定が制御部46により判断される。差が所定値V2より小さい場合、制御部46は、第1の異常部分と第2の異常部分と第3の異常部分との大きさが同じと判断し、差が所定値V2より大きい場合、制御部46は、第1の異常部分と第2の異常部分と第3の異常部分との大きさが異なると判断する。
第1の異常部分と第2の異常部分と第3の異常部分との大きさが同じと制御部46により判断された場合(ステップS12:YES)、つまり、差が所定値V2より小さいと判断された場合、ステップS13において、制御部46は、搬送部45を制御して通帳1を排出する。その後、ステップS14において、制御部46は、異物の挟み込みの旨を表示部52に出力し(図8(a)参照)、フローは終了する。このとき、制御部46は、異物の挟み込みと判断していることを意味する。一方、第1の異常部分と第2の異常部分と第3の異常部分との大きさが異なると制御部46により判断された場合(ステップS12:NO)、制御部46は、ステップS15において、出力波形の減衰と判断し、減衰判定処理に移行する。
本実施形態においては、閾値L1>閾値L2>閾値L3であるところ、閾値を大きい順に設定してピーク間隔の決定処理を行なったが、本発明はこれに限られない。つまり、少なくとも2つの異なる閾値を用いることにより異物の挟み込みの有無を判定できる。
図19は、減衰判定処理を示すフローチャートであって、制御部46によって実行される処理を示す。ステップS41において、制御部46は、閾値L1の場合における、ピーク間隔が正常な部分と比べて大きい部分(第1の異常部分)の大きさが設定値V3以上か否かの判定を行なう。
異常部分の大きさが設定値V3以上である場合(ステップS41:YES)、制御部46は、磁気減衰の原因を磁石などに起因する磁気減衰と判断し、正常に読み取れると判断し、フローを終了する。正常に読み取れると判断する理由としては、磁石などに起因する磁気減衰は、異物の挟み込みや磁気ストライプ8の折れではないため、磁気ヘッド部44による磁気の書き込みに影響を与えないことが挙げられる。また、異常部分の大きさが設定値V3以上である場合に磁気減衰の原因を磁石などに起因する磁気減衰と判断する理由としては、磁石による磁気減衰は、磁気ストライプ8の広範囲に及ぶことが挙げられる。
一方、異常部分の大きさが設定値V3より小さい場合(ステップS41:NO)、ステップS42において、制御部46は、搬送部45によって通帳1の搬送速度を変更させることにより、磁気ヘッド部44による磁気ストライプ8の読取速度を変更させた状態において、磁気ヘッド部44により波形を読み取る。本実施形態においては、搬送速度を早くすることにより読取速度を早くするが、搬送速度を遅くすることにより読取速度を遅くしてもよい。
その後、ステップS43において、制御部46は、閾値をL1とし、波形のうち、閾値L1を超えるピークの間隔について決定処理を行なう。
ステップS44において、制御部46は、ピーク間隔が正常な部分と比べて大きい部分(異常部分)が、通常速度における場合と、読取速度を変更した場合とにおいて同等かどうかについて判定する。つまり、制御部46は、通常速度の場合における異常部分の大きさと、読取速度を変更した場合における異常部分の大きさの差が所定値V4以上であるか否かを判定する。
差が所定値V4以上であると制御部46が判定した場合(ステップS44:NO)、制御部46は、ステップS46において、搬送部45により通帳1を排出する。その後、制御部46により、ステップS47において、表示部52は出力部として磁気ストライプ8の折れがある旨の出力を行い、フローを終了する。このとき、制御部46は、磁気ストライプ8に折れと判断していることを意味する。本実施形態によれば、搬送部45によって通帳1の読取速度を変更した状態におけるピーク間隔であって、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である異常部分を対比することにより、磁気ストライプの折れを検出できる。この判断の理由としては、磁気ストライプに折れがある場合、読み取る際の速度を遅くするほど、磁気ヘッド部44と磁気ストライプ8とが離れる部分が少なくなることが挙げられる。
一方、差が所定値V4より小さいと制御部46が判定した場合(ステップS44:YES)、制御部46は、磁気減衰の原因を磁石などに起因する磁気減衰と判断し、正常に読み取れると判断し、フローを終了する。
本実施形態において、読取速度を変更させた状態における波形の読み取りを、1回行なったが、本発明はこれに限られず、複数回変更してもよい。読取速度を変更させた状態における波形の読み取りを、複数回行なうことにより、磁気ストライプ8の折れの検出をより正確に行なうことができる。
B.第2実施形態
図20は、第2実施形態における磁気ストライプ8への書き込み処理を示すフローチャートであって、制御部46によって実行される処理を示す。第1実施形態において磁気ストライプ8の折れを検出した場合、制御部46は通帳1を排出しているが、第2実施形態においては排出せず、磁気ストライプ8への書き込みを行なう点が異なるが、それ以外は同じである。
ステップS71において、制御部46は、磁気ストライプ8の読み取り処理時に、磁気ストライプ8の折れを検出したか否かの判定を行なう。磁気ストライプ8の折れが検出されていない場合(ステップS71:NO)、制御部46は、通常の書き込み電流値に設定し(ステップS72)、磁気ヘッド部44による磁気ストライプ8への書き込みを開始する。
一方、磁気ストライプ8の折れが検出されている場合(ステップS71:YES)、制御部46は、通常の書き込み電流値よりも高い電流値に設定し(ステップS72)、磁気ヘッド部44による磁気ストライプ8への書き込みを開始する。つまり、磁気ストライプ8へ書き込む際の磁力を大きくする。このようにすることにより、磁気ストライプ8の折れに起因する磁気ヘッド部44と磁気ストライプ8との距離が離れる部分に対しても磁気ストライプ8への書き込みが可能となる。
なお、磁気ストライプ8の折れている部分は波形が減衰するため、折れの生じた部分の特定が可能である。つまり、異常部分の位置に基づいて、折れの生じた部分の特定が可能である。このため、制御部46は、磁気ストライプ8の折れていない部分は通常の電流値で磁気ヘッド部44に書き込みを行なわせ、磁気ストライプ8の折れている部分は通常の電流値よりも高い電流値で磁気ヘッド部44に書き込みを行なわせてもよい。つまり、磁気ストライプ8が折れている部分を、磁気ストライプ8の折れが検出されていない部分と比較して、書き込む際の磁力を大きくしても良い。このようにすることにより、消費電力の削減が可能となる。
また、磁気ストライプ8の折れている部分および折れていない部分において、制御部46は、通常の電流値で磁気ヘッド部44に書き込みを行なわせた後、磁気ヘッド部44により磁気ストライプ8の波形を読み取り、波形の減衰があった場合にのみ、通常の電流値よりも高い電流値で磁気ヘッド部44に書き込みを行なわせるとしてもよい。
C.その他の実施形態
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
上述の実施形態において、閾値L1、閾値L2、閾値L3は、予め決められた値である。しかし、本発明はこれに限られない。例えば、閾値は、読み取った波形の最大ピーク値に基づいてきても良い。この場合、閾値L1は最大ピーク値の3/4の値に設定し、閾値L2は最大ピーク値の1/2の値に設定し、閾値L3は最大ピーク値の1/4の値に設定してもよい。
上述の実施形態において、磁気ストライプを備える媒体を通帳としているが、本発明はこれに限られない。つまり、磁気ストライプを備える媒体として、カードや証書を用いても良い。このため、本発明は、例えば、カード処理装置や証書処理装置としても実施できる。
1…通帳
3…搬送ローラ
4…搬送路
5…異物
8…磁気ストライプ
10…全体制御部
40…通帳処理装置
44…磁気ヘッド部
45…搬送部
46…制御部
51…入出口
52…表示部
53…入出口
54…入出口
61…通帳記帳機
62…通帳挿入部
70…カード処理部
80…貨幣処理部
90…通信部
100…自動取引装置
V1…所定値
L1…閾値
L2…閾値
V2…所定値
L3…閾値
V3…設定値
V4…所定値

Claims (8)

  1. 通帳が備える磁気ストライプから磁気信号の波形を読み取る読取部と、
    前記波形のうち、第1の閾値を超えるピークの第1の間隔を決定した後、前記第1の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第1の異常部分があるかどうかを判定する第1の判定部と、
    前記波形のうち、前記第1の閾値とは異なる第2の閾値を超えるピークの第2の間隔を決定した後、前記第2の間隔の中で、前記所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第2の異常部分があるかどうかを判定する第2の判定部と、
    前記第1の異常部分と前記第2の異常部分があると判定され、かつ、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分との差が所定値より小さい場合、異物の挟み込みがある旨の出力をする出力部と、を備える通帳処理装置。
  2. 請求項1に記載の通帳処理装置であって、
    さらに、前記波形のうち、前記第1の閾値と前記第2の閾値とは異なる第3の閾値を超えるピークの第3の間隔を決定した後、前記第3の間隔の中で、前記所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第3の異常部分があるかどうかを判定する第3の判定部と、を備え、
    前記出力部は、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分と前記第3の異常部分があると判定され、かつ、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分と前記第3の異常部分の中で、最小の部分と最大の部分との差が所定値より小さい場合、異物の挟み込みがある旨の出力をする、通帳処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通帳処理装置であって、
    前記出力部は、前記読取部による前記磁気ストライプの読取速度を変更することにより、前記第1の間隔の決定を複数回行い、得られた複数の第1の間隔に基づいて前記磁気ストライプの折れがある旨の出力をすることができる、通帳処理装置。
  4. 請求項3に記載の通帳処理装置であって、
    さらに、前記磁気ストライプへ書き込む書込部を備え、
    前記書込部は、前記出力部により磁気ストライプの折れがある旨の出力がされた場合、前記出力部により磁気ストライプの折れがある旨の出力がされなかった場合と比較して、書き込む際の磁力を大きくすることができる、通帳処理装置。
  5. 請求項3に記載の通帳処理装置であって、
    さらに、前記磁気ストライプへ書き込む書込部を備え、
    前記書込部は、前記第1の異常部分に基づいて検出された前記磁気ストライプが折れている部分を、前記磁気ストライプの折れが検出されていない部分と比較して、書き込む際の磁力を大きくすることができる、通帳処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通帳処理装置を備える自動取引装置。
  7. 通帳が備える磁気ストライプから磁気信号の波形を読み取る工程と、
    前記波形のうち、第1の閾値を超えるピークの第1の間隔を決定した後、前記第1の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第1の異常部分があるかどうかを判定する工程と、
    前記波形のうち、前記第1の閾値とは異なる第2の閾値を超えるピークの第2の間隔を決定した後、前記第2の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第2の異常部分があるかどうかを判定する工程と、
    前記第1の異常部分と前記第2の異常部分があると判定され、かつ、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分との差が所定値より小さい場合、異物の挟み込みがある旨の出力をする出力工程と、を備える異物検出方法。
  8. 請求項7に記載の異物検出方法であって、
    さらに、前記波形のうち、前記第1の閾値と前記第2の閾値とは異なる第3の閾値を超えるピークの第3の間隔を決定した後、前記第3の間隔の中で、所定のピーク間隔より大きいピーク間隔である第3の異常部分があるかどうかを判定する工程と、を備え、
    前記出力工程は、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分と前記第3の異常部分があると判定され、かつ、前記第1の異常部分と前記第2の異常部分と前記第3の異常部分の中で、最小の部分と最大の部分との差が所定値より小さい場合、異物の挟み込みがある旨の出力をする工程を含む、異物検出方法。
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