JP2016032985A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操舵トルクをリンク機構によって転舵力に変換するステアリング装置において転舵力を向上させる。
【解決手段】ステアリング装置であって、バーハンドル1から操舵トルクが入力されて回転するステアリングシャフト2と、操舵トルクを補助する回転トルクをステアリングシャフト2に付与する電動モータ20と、電動モータ20の回転を減速して出力する第1減速部40と、第1減速部40の出力を減速してステアリングシャフト2に伝達する第2減速部50と、ステアリングシャフト2の回転を変換して車輪6を転舵するリンク機構10と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリング装置に関するものである。
特許文献1には、操舵軸と車輪側操舵部材との間に電動舵取補助ユニットが介装され、車輪側操舵部材に連結されるピットマンアームがタイロッドを介して左右の車輪に連結されるステアリング装置が開示されている。
特開2006−256577号公報
車両前方部のスペースが少ない場合には、ラックアンドピニオンによって出力軸の回転を車輪の転舵力へ変換することが困難になることがある。
このような場合には、特許文献1に開示のステアリング装置のように、出力軸の回転をリンク機構によって車輪の転舵力へ変換することが考えられる。しかしながら、この場合には、ラックアンドピニオンによる出力軸の回転の減速がないため、車輪の転舵力が不足するおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、操舵トルクをリンク機構によって転舵力に変換するステアリング装置において転舵力を向上させることを目的とする。
本発明は、ステアリング装置であって、操舵ハンドルから操舵トルクが入力されて回転するステアリングシャフトと、前記操舵トルクを補助する回転トルクを前記ステアリングシャフトに付与する電動モータと、前記電動モータの回転を減速して出力する第1減速部と、前記第1減速部の出力を減速して前記ステアリングシャフトに伝達する第2減速部と、前記ステアリングシャフトの回転を変換して車輪を転舵するリンク機構と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電動モータの回転が第1減速部及び第2減速部によって減速されることにより、出力軸には大きな回転トルクが付与されてアシスト力が向上される。したがって、ラックアンドピニオンを有さず、操舵トルクをリンク機構によって転舵力に変換するステアリング装置において転舵力を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るステアリング装置の構成図である。 本発明の実施形態に係るステアリング装置のリンク機構の構成図である。 本発明の第1実施形態に係るステアリング装置の減速部の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るステアリング装置の減速部の断面図である。 本発明の第3実施形態に係るステアリング装置の減速部の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態に係るステアリング装置100の全体構成について説明する。
ステアリング装置100は、車両に搭載され、ドライバが操舵ハンドルに加える操舵トルクを変換して車輪6を転舵する装置である。
図1に示すように、ステアリング装置100は、ドライバの操作によって操舵トルクが入力される操舵ハンドルとしてのバーハンドル1と、バーハンドル1から入力される操舵トルクによって回転するステアリングシャフト2と、ステアリングシャフト2の回転を変換して車輪6を転舵するリンク機構10と、を備える。
バーハンドル1は、中立位置から左右に90°の範囲内で操舵可能なハンドル、つまり最大操舵角が180°以下のハンドルである。
ステアリングシャフト2は、バーハンドル1に連係して操舵トルクが伝達される入力軸3と、下端がリンク機構10に連係する出力軸4と、入力軸3と出力軸4を連結するトーションバー5と、を有する。ドライバの操作によってバーハンドル1に入力される操舵トルクが入力軸3及びトーションバー5を介して出力軸4に伝達されて、出力軸4が回転する。出力軸4の回転がリンク機構10によって直線運動に変換されることにより、車輪6が転舵される。
リンク機構10は、図2に示すように、出力軸4に連結され出力軸4の回転に伴って回転するアーム部材11と、車輪6に連結されるタイロッド12と、アーム部材11とタイロッド12とを連結するロッドエンド13と、を有する。
アーム部材11は、出力軸4が挿入されて連結される出力軸孔11Aと、出力軸孔11Aから離間して設けられる一対の連結孔11B,11Cと、を有する。
ロッドエンド13は、タイロッド12とアーム部材11とを連結するボールジョイントである。ロッドエンド13における一方の軸13Aは、アーム部材11の一方の連結孔11Bに挿入されて連結される。ロッドエンド13における他方の軸13Bは、タイロッド12の一方の端部に連結される。タイロッド12の他方の端部には、ナックルアーム等(図示省略)を介して車輪6が連結される。図2では、一方の車輪6と連結するタイロッド12及びロッドエンド13のみを図示し、他方の車輪6と連結するタイロッド及びアーム部材11の他方の連結孔11Cに連結されるロッドエンドは図示を省略している。
出力軸4の回転によりアーム部材11は出力軸4を中心に回転し、アーム部材11の回転に伴い出力軸4から離れた位置に連結されるロッドエンド13は出力軸4を中心に円弧運動する。これにより、出力軸4の回転はロッドエンド13を介してタイロッド12に直線運動として伝達される。このように、リンク機構10によってステアリングシャフト2における出力軸4の回転が車輪6の転舵力に変換される。したがって、ラックアンドピニオンを有していなくても、リンク機構10により操舵トルクを車輪6の転舵力に変換できるため、車両前方部内、特に車両の足回りを省スペース化できる。言い換えれば、車両前方部内のスペースが少なくラックアンドピニオンを設けることが困難な場合であっても、リンク機構10によって出力軸4の回転を車輪6の転舵力へ変換することができる。
ステアリング装置100は、操舵トルクを補助する回転トルクをステアリングシャフト2に付与する電動モータ20と、電動モータ20の回転をステアリングシャフト2に減速して伝達する減速部30と、をさらに備える。
電動モータ20は、ドライバによるバーハンドル1の操舵を補助する回転トルクを付与するための動力源である。電動モータ20が回転軸21から出力する回転トルクは、ドライバのバーハンドル1の操作によってねじれるトーションバー5のねじれ量をトルクセンサ(図示省略)により検出し、検出されたねじれ量に基づいてコントローラ(図示省略)により演算される。電動モータ20が出力する回転トルクは、減速部30によって減速されてステアリングシャフト2の出力軸4にアシスト力として伝達される。このように、バーハンドル1から入力される操舵トルクを検出するトルクセンサの検出結果に基づいて電動モータ20が駆動され、ドライバによるバーハンドル1の操舵が補助される。電動モータ20の回転軸21には雌セレーションである凹部21Aが形成され、凹部21Aには雄セレーションであるモータ連結軸22がセレーション結合される。
図3に示すように、減速部30は、電動モータ20の回転を減速して出力する第1減速部40と、第1減速部40の出力を減速して出力軸4に伝達する第2減速部50と、を有する。第1減速部40及び第2減速部50は、電動モータ20が連結されるギヤケース31に収容される。
第1減速部40は、電動モータ20の回転軸21に連結されるサンギヤ41と、サンギヤ41の外側に設けられギヤケース31に固定されるリングギヤ42と、サンギヤ41とリングギヤ42との間に設けられサンギヤ41及びリングギヤ42のそれぞれと噛み合う複数のプラネタリギヤ43と、複数のプラネタリギヤ43を互いに連結するキャリア44と、を有する遊星歯車機構である。
サンギヤ41は、モータ連結軸22を介して電動モータ20の回転軸21と連結される。モータ連結軸22は、一方の端部23が電動モータ20の回転軸21に挿入されてセレーション結合されると共に、他方の端部24がサンギヤ41に挿入されてセレーション結合される。これにより、電動モータ20の回転がモータ連結軸22を介してサンギヤ41に伝達される。
複数のプラネタリギヤ43は、サンギヤ41の外側に等角度間隔で設けられ、サンギヤ41及びリングギヤ42のそれぞれと噛み合う。電動モータ20の回転に伴いサンギヤ41が回転すると、プラネタリギヤ43はサンギヤ41の周りを回転する。図3では、単一のプラネタリギヤ43のみを図示し、その他のプラネタリギヤ43は図示を省略している。
キャリア44は、中央部に貫通孔45Aを有する板状のフランジ部45と、フランジ部45に設けられ複数のプラネタリギヤ43にそれぞれ圧入される連結部としての複数の連結ピン46と、底部がフランジ部45の貫通孔45Aに圧入される有底筒状の接続部材47と、を有する。接続部材47には、第2減速部50側に開口部47Aが形成される。
第2減速部50は、ステアリングシャフト2の出力軸4に連結されるウォームホイール51と、ウォームホイール51と噛み合うウォーム軸52と、を有する。
ウォーム軸52には、ウォームホイール51の歯部51Aと噛み合う歯部52Aが形成される。ウォーム軸52は、電動モータ20の回転軸21と同軸状にギヤケース31に収容され、一端52Bが第1減速部40におけるキャリア44の接続部材47に挿入されてセレーション結合される。
ウォーム軸52は、一対の軸受53,54によって両端が回転自在に支持される。ウォーム軸52の電動モータ20側の一端52Bを支持する軸受53は、軸方向に並んで設けられるロックナット55とギヤケース31に形成される段差部31Aとの間で保持される。また、軸受53を挟んでロックナット55と反対側のウォーム軸52には、軸受53の内径よりも大きい外径を有する係止部52Cが形成される。ウォーム軸52の他端52Dは段付き形状に形成されて、他方の軸受54に当接する。これにより、軸方向へのウォーム軸52の移動が規制される。
次に、第1減速部40及び第2減速部50による減速作動について説明する。
電動モータ20が駆動して回転軸21が回転すると、第1減速部40のサンギヤ41が回転する。サンギヤ41の回転に伴い、プラネタリギヤ43がリングギヤ42及びサンギヤ41それぞれに噛み合いながらサンギヤ41の周りを回転する。これにより、電動モータ20の回転は、サンギヤ41とリングギヤ42との歯数に応じた減速比により減速されて、キャリア44の回転として出力される。
キャリア44の回転に伴い、第2減速部50のウォーム軸52が回転する。ウォーム軸52の回転に伴い、ウォームホイール51は、ウォーム軸52における歯部52Aの歯数とウォームホイール51における歯部51Aの歯数とに応じた減速比により減速されて回転する。よって、ウォーム軸52の回転は、ウォーム軸52における歯部52Aの歯数とウォームホイール51における歯部51Aの歯数とに応じた減速比により減速されて出力軸4に伝達される。
このように、電動モータ20の回転は、サンギヤ41とリングギヤ42の歯数の応じた減速比で第1減速部40により減速され、さらにウォーム軸52とウォームホイール51の歯数に応じた減速比で第2減速部50により減速されて出力軸4に伝達される。このため、ステアリング装置100は、電動モータ20によって出力軸4に大きな回転トルクを付与することができ、電動モータ20による操舵トルクのアシスト力を向上させることができる。
ラックアンドピニオンを有さずにリンク機構10によって出力軸4の回転を車輪6の転舵力に変換すると、ラックアンドピニオンによる出力軸4の回転の減速がないため車輪6の転舵力が不足するおそれがある。しかしながら、ステアリング装置100では、電動モータ20と出力軸4の間に第1減速部40及び第2減速部50の2つの減速部が設けられるため、電動モータ20によって出力軸4に大きな回転トルクを付与することができる。したがって、リンク機構10によって出力軸4の回転を車輪6の転舵力に変換する場合であっても、車輪6の転舵力を確保することができる。このように、ステアリング装置100によれば、車輪6の転舵力を確保できると共に、車両前方部内を省スペース化できる。
また、操舵ハンドルが丸型ハンドル(ステアリングホイール)に比べて操舵角が小さいバーハンドル1である場合には、バーハンドル1から入力される操舵トルクが小さいため、車輪6の切れ角が大きい車両や重量が大きい車両を操舵する場合には車輪6の転舵力が不足するおそれがある。このように操舵ハンドルがバーハンドル1である場合にも、ステアリング装置100によれば、小型の電動モータ20によって大きな回転トルクをアシスト力としてステアリングシャフト2に付与することができるため、転舵力を確保することができる。よって、車輪6の切れ角が大きい車両や重量が大きい車両にもバーハンドル1を使用することができる。また、操舵ハンドルをバーハンドル1とすることにより、アクセルペダルやブレーキペダル等の足回りの操作部品をバーハンドル1と一体化することができる。したがって、ステアリング装置100では、操舵ハンドルがバーハンドル1であっても車輪6の転舵力を確保できると共に、車両前方部内をさらに省スペース化できる。
また、ステアリング装置100は電動モータ20の回転を減速する第1減速部40及び第2減速部50を備えるため、電動モータ20が高回転で駆動されることにより、電動モータ20を大型化することなく大きなアシスト力が出力軸4に付与される。したがって、電動モータ20を小型化できると共に、ステアリング装置100における電力消費量を抑えることができる。
以上の第1実施形態によれば以下の効果を奏する。
ステアリング装置100によれば、電動モータ20の回転が第1減速部40及び第2減速部50によって減速されることにより、出力軸4には大きな回転トルクが付与されてアシスト力が向上する。したがって、ラックアンドピニオンを有さず、操舵トルクをリンク機構10によって転舵力に変換するステアリング装置100において転舵力を向上させることができる。
また、ステアリング装置100によれば、第1減速部40及び第2減速部50により大きな回転トルクを出力軸4に付与することができるため、小型の電動モータ20を使用することができ、電力消費量を抑えることができる。
また、ステアリング装置100によれば、操舵ハンドルの操舵角が小さい場合にも、小型の電動モータ20によって大きな回転トルクがアシスト力としてステアリングシャフト2に付与され、転舵力を確保することができる。操舵ハンドルを操舵角が小さいバーハンドル1とすることにより、アクセルペダルやブレーキペダル等の足回りの操作部品をバーハンドル1と一体化することができる。したがって、ステアリング装置100では、操舵ハンドルがバーハンドル1であっても車輪6の転舵力を確保できると共に、車両の足回りを省スペース化することができる。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して本発明の第2実施形態に係るステアリング装置200について説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第1実施形態のステアリング装置100と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態では、電動モータ20の回転軸21は、モータ連結軸22を介して第1減速部40のサンギヤ41に連結される。また、第1減速部40のキャリア44は、貫通孔45Aを有するフランジ部45と、フランジ部45の貫通孔45Aに圧入される接続部材47を有し、第2減速部50のウォーム軸52は接続部材47に挿入されてセレーション結合される。
これに対して、第2実施形態に係るステアリング装置200では、電動モータ20の回転軸21はサンギヤ41に直接圧入され、第2減速部50のウォーム軸52は第1減速部140におけるフランジ部145の貫通孔145Aに挿入されてセレーション結合される。このような点において、ステアリング装置200はステアリング装置100と相違する。
図4に示すように、ステアリング装置200はモータ連結軸22を有しておらず、電動モータ20の回転軸21はサンギヤ41に圧入される。また、第1減速部140のキャリア144は、中央部に貫通孔145Aを有する板状のフランジ部145と、フランジ部145に設けられ複数のプラネタリギヤ43にそれぞれ圧入される複数の連結ピン46と、有し、フランジ部145の貫通孔145Aには第2減速部50のウォーム軸52の一端52Bが挿入されてセレーション結合される。このように、キャリア144は、ステアリング装置100における接続部材47を有しておらず、ウォーム軸52の一端52Bがフランジ部145の貫通孔145Aに直接セレーション結合される。
以上の第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏すると共に、以下の効果を奏する。
ステアリング装置200によれば、電動モータ20の回転軸21は第1減速部140のサンギヤ41に直接圧入され、第2減速部50のウォーム軸52は第1減速部140におけるキャリア144のフランジ部145に挿入されてセレーション結合される。したがって、第1減速部140及び第2減速部50の長さを短くすることができ、減速部130を小型化できる。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して本発明の第3実施形態に係るステアリング装置300について説明する。以下では、上記第2実施形態と異なる点を中心に説明し、上記第2実施形態のステアリング装置200と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、第2減速部50のウォーム軸52の一端52Bは、第1減速部140におけるキャリア144のフランジ部145に形成される貫通孔145Aにセレーション結合される。
これに対し、ステアリング装置300は、キャリア244が、一方の端部からウォーム軸52の一端52Bが挿入されてウォーム軸52に連結される筒部247を有する点において、ステアリング装置200と相違する。
図5に示すように、ステアリング装置300における第1減速部240のキャリア244は、一方の端部からウォーム軸52の一端52Bが挿入されてウォーム軸52に連結される筒部247と、筒部247の他方の端部から径方向に突出して設けられるフランジ部245と、フランジ部245に設けられ複数のプラネタリギヤ43のそれぞれに連結される連結ピン246と、を有する。
キャリア244の筒部247は、ウォーム軸52の一端52Bを支持する軸受53を保持するロックナット55の内径よりも小さい外径に形成されて、ロックナット55の内側に収容される。筒部247は、軸方向の一部がロックナット55の内径よりも小さい外径に形成されてロックナット55の内側に収容されてもよい。
以上の第3実施形態によれば上記第2実施形態と同様の効果を奏すると共に、以下の効果を奏する。
ステアリング装置300によれば、第1減速部240のキャリア244は、一方の端部からウォーム軸52の一端52Bが挿入されてウォーム軸52に連結される筒部247を有し、筒部247は、一部がロックナット55の内径よりも小さい外径に形成されてロックナット55の内側に収容される。したがって、キャリア244とウォーム軸52との連結長さを長くすることができ、第1減速部240から第2減速部50に大きな力を伝達することができる。また、筒部247がロックナット55の内側に収容されることにより、減速部230全体の軸方向長さを短くすることができ、減速部230を小型化できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記各実施形態では、第1減速部40,140,240は遊星歯車機構であり、第2減速部50はウォームホイール51及びウォーム軸52を有する歯車機構である。これに代えて、第1減速部40,140,240及び第2減速部50は、例えば平歯車やかさ歯車などを有するその他の歯車機構でもよい。
また、上記各実施形態では、操舵ハンドルはバーハンドル1である。これに代えて、例えば、ステアリングホイール、操縦桿等その他のステアリングハンドルでもよい。
100、200、300 ステアリング装置
1 バーハンドル(操舵ハンドル)
2 ステアリングシャフト
3 入力軸
4 出力軸
6 車輪
10 リンク機構
20 電動モータ
40、140、240 第1減速部
41 サンギヤ
42 リングギヤ
43 プラネタリギヤ
44、144、244 キャリア
45、145、245 フランジ部
46、146、246 連結ピン(連結部)
247 筒部
50 第2減速部
51 ウォームホイール
52 ウォーム軸
53 軸受
55 ロックナット

Claims (6)

  1. 操舵ハンドルから操舵トルクが入力されて回転するステアリングシャフトと、
    前記操舵トルクを補助する回転トルクを前記ステアリングシャフトに付与する電動モータと、
    前記電動モータの回転を減速して出力する第1減速部と、
    前記第1減速部の出力を減速して前記ステアリングシャフトに伝達する第2減速部と、
    前記ステアリングシャフトの回転を変換して車輪を転舵するリンク機構と、を備えることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記第1減速部は、
    前記電動モータの回転軸が連結されるサンギヤと、
    前記サンギヤの外側に設けられるリングギヤと、
    前記サンギヤと前記リングギヤとの間に設けられ前記サンギヤ及び前記リングギヤのそれぞれと噛み合う複数のプラネタリギヤと、
    複数の前記プラネタリギヤを互いに連結するキャリアと、有する遊星歯車機構であることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記電動モータの前記回転軸は、前記サンギヤに圧入されることを特徴とする請求項2に記載のステアリング装置。
  4. 前記第2減速部は、
    前記出力軸に連結されるウォームホイールと、
    前記第1減速部の出力が伝達され前記ウォームホイールと噛み合うウォーム軸と、を有することを特徴とする請求項2または3に記載のステアリング装置。
  5. 前記ウォーム軸の一端を回転自在に支持する軸受と、
    前記軸受と軸方向に並んで設けられ、前記軸受を前記ウォーム軸の一端に保持するロックナットと、をさらに備え、
    前記第1減速部の前記キャリアは、
    一方の端部から前記ウォーム軸の一端が挿入されて前記ウォーム軸に連結される筒部と、
    前記筒部の他方の端部から径方向に突出して設けられるフランジ部と、
    前記フランジ部に設けられ複数の前記プラネタリギヤのそれぞれに連結される連結部と、を有し、
    前記キャリアの前記筒部は、一部が前記ロックナットの内径よりも小さい外径に形成されて前記ロックナットの内側に収容されることを特徴とする請求項4に記載のステアリング装置。
  6. 前記操舵ハンドルは、最大操舵角が180°以下であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のステアリング装置。
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