JP2016030631A - 小袋連続体処理装置、小袋連続体処理方法、小袋保持ユニット - Google Patents

小袋連続体処理装置、小袋連続体処理方法、小袋保持ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2016030631A
JP2016030631A JP2014154258A JP2014154258A JP2016030631A JP 2016030631 A JP2016030631 A JP 2016030631A JP 2014154258 A JP2014154258 A JP 2014154258A JP 2014154258 A JP2014154258 A JP 2014154258A JP 2016030631 A JP2016030631 A JP 2016030631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sachet
holding
continuous body
cutting
pouch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014154258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6093331B2 (ja
Inventor
盛親 崎元
Morichika Sakimoto
盛親 崎元
勉 小野打
Tsutomu Onoda
勉 小野打
保信 阿部
Yasunobu Abe
保信 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASAHI KINZOKU KK
Original Assignee
ASAHI KINZOKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASAHI KINZOKU KK filed Critical ASAHI KINZOKU KK
Priority to JP2014154258A priority Critical patent/JP6093331B2/ja
Publication of JP2016030631A publication Critical patent/JP2016030631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6093331B2 publication Critical patent/JP6093331B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

【課題】小袋連続体の小袋を所望の方向へ向けて物品に載置する。
【解決手段】小袋連続体から小袋(P)を切断するカッター(14)と、小袋(P)を解除可能に保持する吸着パッド(16)と、小袋(P)を載置位置に移動するべく、吸着パッド(16)を移動させる電動シリンダー(17)と、小袋(P)の方向を変更するべく、吸着パッド(16)を回転させるタイミングベルト機構(18)とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、小袋を物品に載置するための装置および方法に関する。
小袋とは、固体または液体の内容物を封入するための袋である。内容物は、例えば、乾燥剤、酸素検知剤、ソースである。なお、小袋には、内容物とともに気体が封入されてよい。小袋を載置する物品は、例えば、包装された食品、食品を包装するためのフィルムである。
小袋を物品に載置することで、食品を乾燥させたり、食品の脱酸素状態を外部から視認可能にしたり、食品にソースを添えて美味にしたりできる。このような小袋は、物品に応じて機能・美観を正しく実現するために、予め定められた方向へ向けて物品に載置されることが好ましい。
ここで、小袋を物品に載置するための装置では、小袋を物品に載置する速度(投入速度)の向上が求められている。小袋を高速に物品へ載置するためには、小袋を物品へ載置するための装置に、小袋を一方向へ連続的に供給できることが好ましい。このため、当該装置には、小袋を一方向へ連ねた小袋連続体が供給される。
小袋連続体に連なった小袋は、一方向を向いている。しかし、物品に載置される小袋は、物品に応じて所望の方向へ向けることが好ましい。このため、小袋連続体は、以下に列挙する手順で処理される。
・小袋連続体から小袋を切断する。
・切断された小袋の姿勢を変更する。
・所望の姿勢の小袋を物品に載置する。
小袋連続体を処理する装置の例として、特許文献1の多列分配装置が存在する。当該多列分配装置は、切断(分割)された小袋を吸着する吸着パッドを備えた搬送駆動アームによって小袋の姿勢を変更し、小袋を搬送ラインへ送る(図6など)。
特開2007−126163(2007年5月24日公開)
しかし、特許文献1の多列分配装置などの従来装置は、小袋連続体から小袋を切断する位置から、小袋を物品(特許文献1では搬送ライン)に載置する位置まで、小袋を移動させているだけであり、物品に応じて小袋を所望の方向へ向けることはできない。
本発明は、以上の問題を鑑み、小袋連続体の小袋を所望の方向へ向けて物品に載置することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の小袋連続体処理装置は、小袋連続体から小袋を切断する切断部と、上記切断部が切断する小袋を解除可能に保持する保持部と、上記切断部が切断し上記保持部が保持した小袋を当該小袋の載置位置へ移動するべく、上記保持部を移動させる移動部と、上記小袋の方向を変更するべく、上記保持部を回転させる回転部とを備える。
上記構成によれば、移動部が保持部を小袋の載置位置へ移動させる間に、回転部は、保持部を回転させて小袋の方向を変更できる。これにより、小袋連続体の小袋を所望の方向へ向けて物品に載置できる。
さらに、小袋を移動しつつ回転するので、小袋を物品へ載置するためのスペースを小さくできる。
また、本発明の小袋連続体処理装置は、上記保持部と、上記回転部とが接合された接合部をさらに備え、上記移動部は、上記接合部を移動させてよい。
上記構成によれば、保持部と回転部との相対的な位置関係が固定されるので、回転部は、移動部による保持部の移動に併せて受動的に移動できる。これにより、回転部は能動的に移動するための移動機構を必要としなくなるので、小袋連続体処理装置を小型化できる。
また、本発明の小袋連続体処理装置は、内部を貫通するエアー導管と、当該エアー導管に対して回転可能な接続部とを有するロータリージョイントをさらに備え、上記保持部は、上記エアー導管を介して小袋を吸引し、上記接続部に接続され、上記移動部は、上記ロータリージョイントを移動させて上記保持部を移動させ、上記回転部は、上記接続部を回転させて上記保持部を回転させてよい。
上記構成によれば、保持部は、ロータリージョイントの内部を貫通する方向(貫通方向)に小袋を吸引して保持できる。移動部は、貫通方向に保持部を移動させることができる。回転部は、貫通方向に延びるエアー導管に対して保持部を回転させることができる。よって、移動部による移動と、回転部による回転とは、正確に対応する。
以上より、小袋の移動方向と、小袋の回転方向とが正確に対応するので、正確に小袋を所望の方向へ向けて物品に載置できる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の小袋連続体処理方法は、小袋連続体から小袋を切断する切断ステップと、上記切断ステップにおいて切断される小袋を解除可能に保持する保持ステップと、上記切断ステップにおいて切断され上記保持ステップにおいて保持された小袋を当該小袋の載置位置へ移動するべく、上記小袋を一つの移動軸に沿って移動させる移動ステップと、上記小袋の方向を変更するべく、上記小袋を上記移動軸を中心として回転させる回転ステップとを含む。
上記構成によれば、小袋の移動と、小袋の回転とは、一つの移動軸を介して正確に対応する。よって、正確に小袋を所望の方向へ向けて物品に載置できる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の小袋保持ユニットは、小袋連続体から小袋を切断する切断部と、上記切断部が切断する小袋を当該小袋の一面側から保持する保持面を有する保持部と、上記小袋連続体を、上記切断部を介して、上記小袋連続体の先端側が上記保持面から離れるように傾斜させて上記保持面に対向する位置に供給する供給部と、上記小袋の他の一面に気体を吹き付け、上記小袋を上記保持面に押し当てる保持補助部とを備える。
上記構成によれば、小袋は、保持部の保持面以外には衝突せず、かつ、当該保持面に押し当てられるので、確実に保持される。これにより、小袋連続体の小袋を所望の方向へ向けて物品に載置する余地が生まれる。
本発明は、小袋連続体の小袋を所望の方向へ向けて物品に載置できるという効果を奏する。さらに、小袋を物品へ載置するためのスペースを小さくできるという効果を奏する。
本発明の実施形態の小袋連続体処理装置と、小袋連続体供給装置と、ホットメルトガンと、フィルム供給装置とを示す三面図である。 図1に示される装置のうち小袋連続体処理装置を拡大した三面図である。 図2に示される小袋連続体処理装置の要部を拡大した三面図である。 図2に示される小袋連続体処理装置がフィルムに載置する小袋を示す模式図である。 図2に示される小袋連続体処理装置の効果を説明するための模式図である。
本発明の実施形態を、図1から図5を参照して説明する。
≪小袋連続体を処理する構成の概要≫
図1は、本発明の実施形態の小袋連続体処理装置1と、小袋連続体供給装置2と、ホットメルトガン3と、フィルム供給装置4とを示す三面図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
なお、図1の座標軸は、図1以外の座標軸と対応している。
小袋連続体供給装置2は、小袋連続体Aを小袋連続体処理装置1に供給する装置である。
小袋連続体処理装置1は、供給された小袋連続体Aから小袋を切断してフィルム(物品)に載置する装置である。
ホットメルトガン3は、小袋を載置するためのフィルムにホットメルト接着剤を付与する装置である。
フィルム供給装置4は、小袋を載置するためのフィルムを供給する装置である。
≪小袋連続体の処理動作の概要≫
小袋連続体Aは、図1の(a)〜(b)に矢印で示される方向に移動する。
図1の(a)に示されるように、小袋連続体Aは、Y軸正方向側に移動してガイドローラー機構10へ送られる。小袋連続体Aの移動方向は、ガイドローラー機構10により、Y軸方向側からX軸方向側に変更される。
小袋連続体処理装置1に供給された小袋連続体Aは、X軸正方向側に移動する。小袋連続体処理装置1が小袋連続体Aから切断した小袋は、ホットメルトガン3のY軸負方向側まで移動する。
図1の(b)に示されるように、フィルム供給装置4は、フィルムローラー41に巻き付けられたフィルムを巻き出す。巻き出されたフィルムは、Y軸負方向側へ移動する。
ホットメルトガン3には、導管31を介してホットメルトアプリケータ32が接続されている。ホットメルトアプリケータ32は、導管31を介してホットメルト接着剤をホットメルトガン3に供給する。ホットメルトガン3は、フィルムにホットメルト接着剤を付与する。
ホットメルト接着剤を付与されたフィルムは、さらにY軸負方向側へ移動する。
上述のホットメルトガン3のY軸負方向側まで移動させられた小袋は、ホットメルト接着剤を付与されたフィルムに載置される。そして、小袋はフィルムに接着される。
≪小袋連続体処理装置の構成≫
図2は、図1に示される装置のうち小袋連続体処理装置1を拡大した三面図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
図2の(b)に示されるように、小袋連続体処理装置1は、カッター14(切断部)と、エアー吹付けノズル15(保持補助部)と、吸着パッド16(保持部)と、電動シリンダー17(移動部)とを備える。
小袋連続体供給装置2(図1参照)と、小袋連続体処理装置1との間には、ガイドローラー機構10と、バイブレーター装置11と、透過光検出器12と、ベルトフィード13(供給部)とが存在する。
図2の(b)〜(c)に示されるように、吸着パッド16のZ軸負方向側、かつ、Y軸正方向側には、ホットメルトガン3が存在する。
図2の(a)〜(c)に示されるように、ホットメルトガン3には、導管31が接続されている。
≪小袋連続体を小袋連続体処理装置に供給する動作≫
小袋連続体Aは、ガイドローラー機構10と、バイブレーター装置11と、透過光検出器12と、ベルトフィード13とを介してカッター14の位置まで移動する。
ガイドローラー機構10は、小袋連続体Aの移動方向を規定する。
バイブレーター装置11は、小袋連続体Aに振動を与える。
透過光検出器12は、小袋連続体Aの透光量の変化に基づき、小袋連続体Aから小袋を切断するための切断位置(小袋と、当該小袋に連なった他の小袋との間の部位(シール))を特定する。
なお、バイブレーター装置11が小袋連続体Aに振動を与えることで、小袋連続体Aの小袋の内容物は、小袋の鉛直下側の部位に集まる。これにより、透過光検出器12は、正確に切断位置を特定できる。
ベルトフィード13は、一対のベルト(または、ローラー)で小袋連続体Aを挟み込み、当該ベルトを動かして小袋連続体Aを送出する。
≪小袋連続体処理装置の動作≫
小袋連続体処理装置1は、小袋連続体Aから小袋を切断し、切断した小袋を移動・回転してフィルムに載置する。
(小袋連続体からの小袋の切断)
図2の(b)に示されるように、ベルトフィード13は、X軸正方向側、かつ、Z軸負方向側へ小袋連続体Aを送出する。これにより、小袋連続体Aは、吸着パッド16に衝突することなく、吸着パッド16のZ軸負方向側へ送出される。
カッター14は、ベルトフィード13が小袋連続体Aを小袋一つ分送出したときに、透過光検出器12が特定した切断位置で、小袋連続体Aから小袋を切断する。
(小袋の保持)
吸着パッド16は、カッター14が切断する小袋の一面を吸引することで、小袋を吸着パッド16に吸着させ、小袋の一面側から解除可能に保持する。
なお、小袋を保持するための形態は、吸引に限定されず、例えば把持であってもよい。しかし、把持によって小袋を保持する場合、小袋の両面から力を加えなければならないため、小袋の両面側に保持機構を備える必要がある。一方、吸引によって小袋を保持する場合、小袋の片面側に保持機構を備えればよく、把持によって小袋を保持する構成と比較して保持機構を小さくできる。
また、図2の(b)に示されるように、ベルトフィード13は、小袋連続体Aを、カッター14を介して、小袋連続体Aの先端側(先にカッター14へ供給される側)が吸着パッド13の保持面から離れるように傾斜させて当該保持面に対向する位置に供給する。エアー吹付けノズル15は、吸着パッド16が吸引していない小袋の他の一面に気体を吹き付け、小袋を吸着パッド16の保持面に押し当てる。
以上により、小袋は、吸着パッド16の保持面以外には衝突せず、かつ、当該保持面に押し当てられるので、確実に保持される。
ベルトフィード13と、カッター14と、エアー吹付けノズル15と、吸着パッド16とを備える小袋保持ユニットも、本発明に含まれる。
(小袋の移動・回転)
小袋を保持した吸着パッド16を移動・回転させることで、小袋を移動・回転する。
電動シリンダー17は、吸着パッド16をZ軸方向に移動させる。当該移動は、カッター14による切断に概ね同期する。
なお、カッター14だけが動作し、吸着パッド16が移動しなかった場合、小袋は、吸着パッド16に保持され難い。また、カッター14が動作せず、吸着パッド16だけが移動した場合も、小袋は、吸着パッド16に保持され難い。よって、カッター14の動作タイミングと、吸着パッド16の保持タイミングとは、概ね同期することが好ましい。
電動シリンダー17は、吸着パッド16が回転しても、吸着パッド16によって保持された小袋がカッター14およびエアー吹付けノズル15に接触しない位置まで、吸着パッド16を移動させる。そして、電動シリンダー17は、小袋が所望の方向へ向くように、吸着パッド16が回転させられた後、待機位置まで吸着パッド16を移動させる。
電動シリンダー17は、投入タイミングを支持する投入信号を受け取り、待機位置からフィルムへ小袋を載置する位置16a(載置位置)まで、吸着パッド16を移動させる。
(吸着パッドによる保持)
図3は、図2に示される小袋連続体処理装置1の要部Bを拡大した三面図であって、(a)は上面図であり、(b)は正面図であり、(c)は側面図である。
図3の(b)に示されるように、吸着パッド16の内部には、エアー導管161が貫通している。
図3の(a)に示されるように、エアー導管161から続く接続端aには、吸引エアー通路162が接続されている。吸引エアー通路162が、接続端aからエアーを吸引することにより、小袋Pは、エアー導管161の端部bに吸着する。
なお、エアー導管161と、吸引エアー通路162とは、所定の継手を介して接続されてよい。
(吸着パッドの移動)
図3の(b)に示されるように、小袋連続体処理装置1は、接合部171をさらに備える。
吸着パッド16の位置は、接合部171の位置に対して相対的に固定されている。よって、電動シリンダー17は、接合部171をZ軸方向へ移動させることにより、吸着パッド16を移動させることができる。
(吸着パッドの回転)
図3の(a)に示されるように、小袋連続体処理装置1は、ロータリージョイント163と、タイミングベルト機構18(回転部)とをさらに備える。
タイミングベルト機構18の位置は、吸着パッド16の位置と同様に、接合部171の位置に対して相対的に固定されている。よって、電動シリンダー17は、接合部171をZ軸方向へ移動させることにより、タイミングベルト機構18を移動させることができる。
タイミングベルト機構18は、タイミングベルト181と、エアシリンダー182とを備える。
タイミングベルト181は、タイミングベルト181に作用する張力が一定以上になるように、ロータリージョイント163と、固定軸172とに接続されている。
ロータリージョイント163は、ベアリングを内蔵した回転可能な接続部を備える。
タイミングベルト181と、ロータリージョイント163とは、ロータリージョイント163の接続部がタイミングベルト181の回転移動に同期して回転するように、接続されている。
固定軸172は、接合部171に固定された軸である。
また、固定軸172は、ベアリングなどによる軸受け機構を備える。
タイミングベルト181と、固定軸172とは、タイミングベルト181が固定軸172の軸受け機構によって滑動して回転移動するように、接続されている。
タイミングベルト181の一部は、エアシリンダー182に接続されている。エアシリンダー182は、タイミングベルト181が回転移動するように、タイミングベルト181の一部にX軸方向の力を加える。
吸着パッド16は、ロータリージョイント163を介し、タイミングベルト181の移動に同期し、Z軸方向へ延びる軸を中心として回転される。
以上のように、タイミングベルト機構18は、吸着パッド16を回転させる。
(ロータリージョイント)
ロータリージョイント163は、エアー導管161に対して回転可能に吸着パッド16を保持する。つまり、ロータリージョイント163は、エアー導管161が接触するロータリージョイント163の内面を回転させずに、タイミングベルト181が接触するロータリージョイント163の外面(接続部)の一部を回転させ、当該一部に接続された吸着パッド16を回転させる。
(小袋のフィルムへの載置)
図4は、図2に示される小袋連続体処理装置1がフィルムFに載置する小袋Pを示す模式図であって、(a)は小袋P載置前の正面図であり、(b)は小袋P載置前の上面図であり、(c)は小袋P載置後の上面図であり、(d)は小袋P載置後の正面図である。
図4の(a)に示されるように、小袋連続体Aの小袋Pは、切断・移動・回転を経た後、フィルムFに載置される。
図4の(b)に示されるように、小袋連続体Aから切断・移動された小袋Pは、例えば、辺sがフィルムFの進行方向fへ向くように、90°回転される。
図4の(c)に示されるように、移動・回転された小袋Pは、フィルムFに載置される。
図4の(d)に示されるように、フィルムFの小袋Pが載置される位置には、ホットメルト接着剤Hが予め付与されており、小袋Pは、フィルムFに接着される。
小袋PをフィルムFに載置し終わると、吸着パッド16は、Z軸正方向へ移動しながら90°逆回転して小袋Pを保持する前の位置に戻る。
吸着パッド16の回転角度は、タイミングベルト181(図3参照)の一部に接続されたエアシリンダー182の可動部の移動距離に対して所定の比率になるように定める。
具体的には、吸着パッド16が接続される軸(ロータリージョイント163の接続部)にタイミングベルト181用のプーリーを取り付け、タイミングベルト181の一部に接続されたエアシリンダー182の可動部の移動距離に対して所定の比率になるように、吸着パッド16の回転角度を調整する。
例えば、プーリーとして、周長40mm(2mmピッチ、歯数20)のタイミングプーリーを使用するとき、エアシリンダー182の可動部の移動距離(ストローク)を10mmにすれば、吸着パッド16の回転角度は90°になる。
≪小袋連続体処理装置の効果≫
本実施形態によれば、電動シリンダー17が吸着パッド16を小袋Pの載置位置へ移動させる間に、タイミングベルト機構18は、吸着パッド16を回転させて小袋Pの方向を変更できる。これにより、小袋連続体Aの小袋Pを所望の方向へ向けてフィルムFに載置できる。
さらに、小袋Pを移動しつつ回転するので、小袋PをフィルムFへ載置するためのスペースを小さくできる。
(回転載置の確実性)
図5は、図2に示される小袋連続体処理装置1の効果を説明するための模式図であって、(a)は小袋P回転前の上面図を示し、(b)は小袋P回転前の正面図を示し、(c)は小袋P回転中の上面図を示し、(d)は小袋P回転中の正面図を示す。
図5の(a)〜(d)は、X軸正方向に供給された小袋連続体Aから小袋Pが切り出された例を示している。なお、小袋連続体Aが供給される方向は、X軸正方向に限定されるわけではなく、図4などに示されるように、X軸正方向側かつZ軸負方向側の方向であってよい。
図5の(a)に示されるように、小袋Pは、回転される前に吸着パッド16に保持される。吸着パッド16は、例えば、小袋PのZ軸正方向側の一面の位置P1を吸引し、小袋Pを保持する。
電動シリンダー17は、上述の通りZ軸方向へ吸着パッド16を移動させるので、吸着パッドは、XY平面が延びる方向へは移動しない。
そして、位置P1を吸引される場合、回転中の小袋Pの軌跡は、半径r1の円を描く。
図5の(b)に示されるように、位置P1から半径r1の領域には、他の小袋が含まれる。
そして、図5の(c)に示されるように、小袋Pが移動しない場合、小袋Pの回転角度が所定の角度θになったときに、小袋Pの一部Iは、他の小袋に接触することがある。この場合、上述のフィルムFに対して所望の角度に小袋Pを載置できない。
しかし、図5の(d)に示されるように、本実施形態では、小袋PをZ軸負方向側へ所定の距離dだけ移動させてから小袋Pを回転するので、確実に小袋Pを所望の方向へ向けてフィルムFに載置できる。
なお、距離dは、小袋P、ベルトフィード13、カッター14、エアー吹付けノズル15などの、Z軸方向の寸法を考慮し、回転する小袋Pがこれらに接触しない値に決定してよい。
≪小袋連続体処理方法≫
小袋連続体処理装置1による小袋連続体処理方法は、切断・保持・移動・回転ステップを含む。そして、小袋を一つの移動軸(例えばZ軸)に沿って移動させる。また、小袋を当該移動軸を中心として回転させる。
以上により、小袋の移動と、小袋の回転とが、一つの移動軸を介して正確に対応するので、正確に小袋を所望の方向へ向けて物品に載置できる。
上述の切断・保持・移動・回転ステップを含む小袋連続体処理方法も、本発明に含まれる。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、小袋連続体Aの移動方向は、上述の形態に限定されず、小袋連続体処理装置1の設置方向に応じて変更されてよい。
本発明は、小袋連続体から切断された小袋を物品に載置するための装置・方法に利用することができる。
1 小袋連続体処理装置
13 ベルトフィード(供給部)
14 カッター(切断部)
15 エアー吹付けノズル(保持補助部)
16 吸着パッド(保持部)
17 電動シリンダー(移動部)
18 タイミングベルト機構(回転部)
161 エアー導管
163 ロータリージョイント
171 接合部
A 小袋連続体
F フィルム(物品)
P 小袋

Claims (5)

  1. 小袋連続体から小袋を切断する切断部と、
    上記切断部が切断する小袋を解除可能に保持する保持部と、
    上記切断部が切断し上記保持部が保持した小袋を当該小袋の載置位置へ移動するべく、上記保持部を移動させる移動部と、
    上記小袋の方向を変更するべく、上記保持部を回転させる回転部と、
    を備えることを特徴とする小袋連続体処理装置。
  2. 上記保持部と、上記回転部とが接合された接合部をさらに備え、
    上記移動部は、上記接合部を移動させることを特徴とする請求項1に記載の小袋連続体処理装置。
  3. 内部を貫通するエアー導管と、当該エアー導管に対して回転可能な接続部とを有するロータリージョイントをさらに備え、
    上記保持部は、
    上記エアー導管を介して小袋を吸引し、
    上記接続部に接続され、
    上記移動部は、上記ロータリージョイントを移動させて上記保持部を移動させ、
    上記回転部は、上記接続部を回転させて上記保持部を回転させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の小袋連続体処理装置。
  4. 小袋連続体から小袋を切断する切断ステップと、
    上記切断ステップにおいて切断される小袋を解除可能に保持する保持ステップと、
    上記切断ステップにおいて切断され上記保持ステップにおいて保持された小袋を当該小袋の載置位置へ移動するべく、上記小袋を一つの移動軸に沿って移動させる移動ステップと、
    上記小袋の方向を変更するべく、上記小袋を上記移動軸を中心として回転させる回転ステップと、
    を含むことを特徴とする小袋連続体処理方法。
  5. 小袋連続体から小袋を切断する切断部と、
    上記切断部が切断する小袋を当該小袋の一面側から保持する保持面を有する保持部と、
    上記小袋連続体を、上記切断部を介して、上記小袋連続体の先端側が上記保持面から離れるように傾斜させて上記保持面に対向する位置に供給する供給部と、
    上記小袋の他の一面に気体を吹き付け、上記小袋を上記保持面に押し当てる保持補助部と、
    を備えることを特徴とする小袋保持ユニット。
JP2014154258A 2014-07-29 2014-07-29 小袋連続体処理装置、小袋連続体処理方法、小袋保持ユニット Active JP6093331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014154258A JP6093331B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 小袋連続体処理装置、小袋連続体処理方法、小袋保持ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014154258A JP6093331B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 小袋連続体処理装置、小袋連続体処理方法、小袋保持ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016030631A true JP2016030631A (ja) 2016-03-07
JP6093331B2 JP6093331B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=55441254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014154258A Active JP6093331B2 (ja) 2014-07-29 2014-07-29 小袋連続体処理装置、小袋連続体処理方法、小袋保持ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6093331B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2552398A1 (fr) * 1983-09-22 1985-03-29 Calibrex Sa Machine pour calibrer et emballer automatiquement des fruits ou legumes ronds
JPH11310321A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Shibuya Kogyo Co Ltd 容器の起立及び方向変更装置
JP2007126163A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Mitsuhashi Seisakusho:Kk 多列分配装置
JP2013001423A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Mitsuhashi Seisakusho:Kk ロータリー式定位置投入装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2552398A1 (fr) * 1983-09-22 1985-03-29 Calibrex Sa Machine pour calibrer et emballer automatiquement des fruits ou legumes ronds
JPH11310321A (ja) * 1998-04-27 1999-11-09 Shibuya Kogyo Co Ltd 容器の起立及び方向変更装置
JP2007126163A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Mitsuhashi Seisakusho:Kk 多列分配装置
JP2013001423A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Mitsuhashi Seisakusho:Kk ロータリー式定位置投入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6093331B2 (ja) 2017-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190152630A1 (en) Workpiece bagging device
JP2005324966A (ja) 包装体の引き渡し装置
EP2204280A3 (en) Method and apparatus for supplying bags to a packaging machine
JP6444807B2 (ja) グリッパー装置による保持状態を検出するための検出方法、検出装置及び袋詰め包装機
WO2015129388A1 (ja) 箱詰めシステム
CN110386282A (zh) 用于传输泡罩包装的传输单元及方法
HK1118506A1 (en) Ultrasonic welding apparatus and device for handling film bags
JP6093331B2 (ja) 小袋連続体処理装置、小袋連続体処理方法、小袋保持ユニット
JP2006044742A (ja) 貼付装置及び貼付方法
JP2016074075A (ja) 把持装置
JP6422220B2 (ja) 吸着装置
JP2015101436A (ja) 梱包テープ貼り付け器
JP2019182596A (ja) 物品反転送出装置、物品反転送出システム
JP4566628B2 (ja) スパウト装着方法及びスパウト装着装置
JP5681604B2 (ja) 物品搬送装置
JP2011241027A (ja) 包装機における物品供給装置
JP5306790B2 (ja) 物品の処理装置
JP2011241027A5 (ja)
JP4249969B2 (ja) 物品自動包装装置、物品自動包装方法、及び包装箱における物品収納構造
JP2006335067A (ja) 本の中身の背に付加部材を取り付ける装置
JP6732091B1 (ja) 小袋供給装置
JP2005298194A (ja) ワーク搬送装置
JP2015031407A (ja) 作業用キャビネット及びシート材
CN209582096U (zh) 一种易撕口加工设备
JP2017203224A (ja) 温度検出装置及びボンディング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6093331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250