JP2016029222A - 帽子 - Google Patents

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JP2016029222A
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正嘉 古鍛治
Masayoshi Kokaji
正嘉 古鍛治
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Abstract

【課題】ポケットやカバンに入れる際に丸めやすく、かつ、元の形状に戻りやすい良好な形状保持性を有する帽子を提供する。
【解決手段】芯材1を布体にて被覆したひさしを有する帽子に於て、芯材1が、非発泡樹脂から成り窓部4を有する形状保持用主芯材5と、発泡樹脂から成り窓部4に嵌込状に配設された副芯材6とから成る。主芯材5がポリエチレンから成り、かつ、副芯材6が発泡率7倍以上30倍以下の発泡ポリエチレンから成る。主芯材5及び副芯材6に、布体を接着シートにて接着して、主芯材5と副芯材6と布体を一体化した。
【選択図】図3

Description

本発明は、帽子に関する。
従来、帽子のひさしは、一種類かつ一体物の素材から成る芯材の両面を生地で被覆した状態で縫合されて成る(例えば、特許文献1参照)。
しかし、芯材の素材が柔らかい(剛性が低い)場合、ポケットやカバンに入れると、形状がくずれるという欠点があった。また、芯材の素材が硬い(剛性が高い)場合、ポケットやカバンに入れるために丸めにくいという欠点があった。
特開2004−232122
解決しようとする課題は、芯材の素材が柔らかい場合、帽子を丸めて一旦ポケットやカバンに入れると、再び使用する際、形状がくずれる点である。また、芯材の素材が硬い場合、ポケットやカバンに入れるために丸めにくい点である。
そこで、本発明に係る帽子は、芯材を布体にて被覆したひさしを有する帽子に於て、上記芯材が、非発泡樹脂から成り窓部を有する主芯材と、発泡樹脂から成り上記窓部に嵌込状に配設された副芯材とから成るものである。
また、上記主芯材がポリエチレンから成り、かつ、上記副芯材が発泡率7倍以上30倍以下の発泡ポリエチレンから成るものである。
また、上記主芯材及び副芯材に、上記布体を接着シートにて接着して、上記主芯材と副芯材と布体を一体化したものである。
また、上記主芯材の比重を 0.3g/cm3 以上 1.0g/cm3 以下に設定し、かつ、上記副芯材の比重を0.01g/cm3 以上 0.2g/cm3 以下に設定したものである。
本発明の帽子によれば、ポケットやカバンに入れる際に丸めやすく、かつ、再び使用する際、元の形状に戻りやすい良好な形状保持性を有する。また、芯材が非発泡樹脂のみから成る場合と比較して、軽量である。
本発明の第1の実施の形態を示す平面図である。 丸めた状態を示す正面図である。 芯材を示す説明図である。 図1のA−A断面拡大図である。 図1のB−B断面拡大図である。 要部拡大図である。 第2の実施の形態を示す説明図である。 第3の実施の形態を示す説明図である。
以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す。この帽子は、芯材1(図3〜図6参照)を布体2にて被覆したひさし3を有する帽子であって、図2に示すように丸めやすく、かつ、再び使用する際、元の形状に戻りやすい良好な形状保持性を有する。
図3に示すように、芯材1が、非発泡樹脂から成り窓部4を有する主芯材5と、発泡樹脂(例えば独立発泡気泡を有する樹脂)から成り窓部4に嵌込状に配設された副芯材6とから成る。主芯材5は、例えば、ポリエチレンから成る。副芯材6は、例えば、発泡率7倍以上30倍以下の発泡ポリエチレンから成る。発泡率が7倍未満の場合、帽子を丸めにくくなる。発泡率が30倍を超える場合、形状保持性が悪くなる。主芯材5の形状は、中央にひとつの窓部4を有する月型である。
布体2は、例えば、ポリエステル、綿、ポリエステル・ポリウレタンから成る。表て布体2aと裏布体2bを同一としても、相違させても良い。
主芯材5の比重を 0.3g/cm3 以上 1.0g/cm3 以下に設定する。主芯材5の比重が 0.3g/cm3 未満の場合、形状保持性が悪くなる。主芯材5の比重が 1.0g/cm3 を超える場合、帽子を丸めにくくなる。
副芯材6の比重を0.01g/cm3 以上 0.2g/cm3 以下に設定する。副芯材6の比重が0.01g/cm3 未満の場合、形状保持性が悪くなる。副芯材6の比重が 0.2g/cm3 を超える場合、帽子を丸めにくくなる。
主芯材5の厚さ寸法t5 を、1mm以上3mm以下に設定する。厚さ寸法t5 が1mm未満の場合、必要な形状保持性が確保できない。すなわち、帽子を丸めた後に再び使用する際、形状がくずれる。厚さ寸法t5 が3mmを超える場合、剛性が高くなり、丸めにくい。
副芯材6の厚さ寸法t6 を、1mm以上3mm以下に設定する。厚さ寸法t6 が1mm未満の場合、必要な形状保持性が確保できない。すなわち、使用時に形状がくずれる。厚さ寸法t6 が3mmを超える場合、かさばって丸めにくい。
副芯材6の厚さ寸法t6 は、主芯材5の厚さ寸法t5 と同一、又は、厚さ寸法t5 よりわずかに大きく設定する。この場合、形状保持性と丸めやすさの両方を適度に兼ね備えることができる。副芯材6の厚さ寸法t6 が、主芯材5の厚さ寸法t5 より小さい場合、帽子を丸めたり使用状態としたり繰り返すと副芯材6が圧縮されて、必要な形状保持性が確保できなくなる。副芯材6の厚さ寸法t6 が、主芯材5の厚さ寸法t5 よりかなり大きい場合、主芯材5の形状保持性を適切に発揮することができない。
図5に示すように、ひさし3の後端縁部12は、表て布体2aと裏布体2bとが、主芯材5の外側に縫い代13,14を有し、縫い代13と縫い代14と帽子本体15とビン皮16が縫着されている。
図6に示すように、主芯材5及び副芯材6に、布体2を接着シート7(感熱接着用フィルム)にて接着して、主芯材5と副芯材6と布体2が一体化されている。主芯材5の窓部4と副芯材6とは接着されていない。ひさし3の中央部が縫着されていない。容易に製造することができる。
図7は第2の実施の形態を示す。主芯材5の形状は、外形が月型であって、前後方向2本の補強部8を有し、中央に3つの窓部4を形成する。第1の実施の形態と比較して、形状保持性が良い。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
図8は第3の実施の形態を示す。主芯材5の形状は、外形が月型であって、左右側端縁9及び前端縁10と平行な弯曲補強部11を有し、中央に2つの窓部4を形成する。第1の実施の形態と比較して、形状保持性が良い。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。そして、図3,図7,図8等のいずれに於ても、主芯材5は、シート素材の打ち抜きや、切り抜きから成り、(切れ目の無い)一体ものであるから、形状を保持しようとする復元力が大である。
なお、図4・図5では、接着シート7を図示省略した。
本発明は、設計変更可能であって、副芯材6が発泡ポリエチレン以外の材料から成るも良い。例えば、副芯材6が発泡ポリプロピレンから成るも良い。
以上のように、本発明は、芯材1を布体2にて被覆したひさし3を有する帽子に於て、上記芯材1が、非発泡樹脂から成り窓部4を有する主芯材5と、発泡樹脂から成り上記窓部4に嵌込状に配設された副芯材6とから成るので、ポケットやカバンに入れる際に丸めやすく、かつ、再び使用する際、元の形状に(弾性復元力によって)戻りやすい良好な形状保持性を有する。すなわち、剛性の大きな主芯材5の割合が小さくなり、代わりに、柔らかい副芯材6が配設されるので、(柔らかく畳めて)丸めやすくなるとともに、主芯材5によって形状保持性が確保される。
また、上記主芯材5がポリエチレンから成り、かつ、上記副芯材6が発泡率7倍以上30倍以下の発泡ポリエチレンから成るので、丸めやすく、かつ、形状保持性が良い。また、容易に製造することができる。かつ、軽量化も図り得る。
また、上記主芯材5及び副芯材6に、上記布体2を接着シート7にて接着して、上記主芯材5と副芯材6と布体2を一体化したので、容易に製造することができる。特に、縫製工程を省略することができる。
また、上記主芯材5の比重を 0.3g/cm3 以上 1.0g/cm3 以下に設定し、かつ、上記副芯材6の比重を0.01g/cm3 以上 0.2g/cm3 以下に設定したので、ポケットやカバンに入れる際に丸めやすく、かつ、再び使用する際、元の形状に戻りやすい良好な形状保持性を有する。
1 芯材
2 布体
3 ひさし
4 窓部
5 主芯材
6 副芯材
7 接着シート(感熱接着用フィルム)

Claims (4)

  1. 芯材(1)を布体(2)にて被覆したひさし(3)を有する帽子に於て、上記芯材(1)が、非発泡樹脂から成り窓部(4)を有する主芯材(5)と、発泡樹脂から成り上記窓部(4)に嵌込状に配設された副芯材(6)とから成ることを特徴とする帽子。
  2. 上記主芯材(5)がポリエチレンから成り、かつ、上記副芯材(6)が発泡率7倍以上30倍以下の発泡ポリエチレンから成る請求項1記載の帽子。
  3. 上記主芯材(5)及び副芯材(6)に、上記布体(2)を接着シート(7)にて接着して、上記主芯材(5)と副芯材(6)と布体(2)を一体化した請求項1又は2記載の帽子。
  4. 上記主芯材(5)の比重を 0.3g/cm3 以上 1.0g/cm3 以下に設定し、かつ、上記副芯材(6)の比重を0.01g/cm3 以上 0.2g/cm3 以下に設定した請求項1,2又は3記載の帽子。
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