JP2016028273A - 光モジュールを製造する方法及び光モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】接合面の厚さが薄いモジュール本体と光接続部材とが簡便な接合法によって接合される光モジュールを製造する方法及び光モジュールを提供する。【解決手段】第1接合面11Aを有し、光増幅素子(光素子)41を収容するモジュール本体10と、第2接合面21A及び第2接合面に対向する第3接合面21Bを有し、光増幅素子41に光学的に結合される第1レンズ23を内包する第1中間部材21と、第4接合面22Aを有し、第1中間部材21の第1レンズ23に光学的に結合される第1光接続部材22とを備える光モジュール1を製造する。モジュール本体10の第1接合面11Aと第1中間部材21の第2接合面21Aとを半田付けする工程と、モジュール本体10に光増幅素子41を収容する工程と、第1中間部材21の第3接合面21Bと第1光接続部材22の第4接合面22Aとをレーザ溶接する工程とが含まれる。【選択図】図1

Description

本発明は、光モジュールを製造する方法及び光モジュールに関する。
特許文献1は、半導体光増幅モジュールについて開示する。この光モジュールは、光信号を増幅する光増幅素子が収容されたモジュール本体と、モジュール本体に光学的に結合する光ファイバなどが含まれる光接続部材とを備えている。
特開平6−232814号公報
光モジュールのモジュール本体と光接続部材とは、例えばレーザ溶接によって接合される。このため、例えば光モジュールの小型化のために、モジュール本体において、光接続部材と接合される接合面の厚さが薄くなると、モジュール本体の接合面にレーザ照射に伴う貫通等が生じ易くなる。この結果、モジュール本体と光接続部材とが、レーザ溶接などの簡便な接合法によって接合されることが困難となる。
本発明は、接合面の厚さが薄いモジュール本体と光接続部材とが簡便な接合法によって接合される光モジュールを製造する方法及び光モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る光モジュールを製造する方法は、第1接合面を有し、光素子を収容するモジュール本体と、第2接合面及び第2接合面に対向する第3接合面を有し、光素子に光学的に結合される第1レンズを内包する第1中間部材と、第4接合面を有し、第1中間部材の第1レンズに光学的に結合される第1光接続部材と、を備える光モジュールを製造する方法であって、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面とを半田付けする工程と、モジュール本体に光素子を収容する工程と、第1中間部材の第3接合面と第1光接続部材の第4接合面との接合部分をレーザ溶接する工程とを含む。
また、本発明に係る光モジュールは、第1接合面を有し、光素子を収容するモジュール本体と、第2接合面及び第2接合面に対向する第3接合面を有し、光増幅素子に光学的に結合される第1レンズを内包する第1中間部材と、第4接合面を有し、第1中間部材の第1レンズに光学的に結合される第1光接続部材とを備え、モジュール本体の第1接合面が、第1嵌合部を有し、第1中間部材の第2接合面が、第1嵌合部と嵌め合わされる第2嵌合部を有し、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面とが半田付けされており、第1中間部材の第3接合面と第1光接続部材の第4接合面とがレーザ溶接されている。
本発明によれば、接合面の厚さが薄いモジュール本体と光接続部材とが簡便な接合法によって接合される光モジュールを製造する方法及び光モジュールを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す流れ図である。 図2に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図2に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図2に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図2に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す流れ図である。 図8に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図8に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図8に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 図8に示す光モジュールを製造するための各工程を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。 本発明の第4実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。
本発明の実施形態の内容を説明する。本発明の一形態に係る光モジュールを製造する方法は、第1接合面を有し、光素子を収容するモジュール本体と、第2接合面及び第2接合面に対向する第3接合面を有し、光素子に光学的に結合される第1レンズを内包する第1中間部材と、第4接合面を有し、第1中間部材の第1レンズに光学的に結合される第1光接続部材と、を備える光モジュールを製造する方法であって、(a)モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面とを半田付けする工程と、(b)モジュール本体に光素子を収容する工程と、(c)第1中間部材の第3接合面と第1光接続部材の第4接合面との接合部分をレーザ溶接する工程とを含む。
この光モジュールを製造する方法によれば、第1中間部材が設けられ、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面とが、半田付けによって接合される。このため、モジュール本体の第1接合面の厚さが薄い場合でも、第1接合面に貫通等を生じさせないような接合が簡便に行われる。また、第1中間部材の第3接合面と第1光接続部材の第4接合面とは、レーザ溶接によって簡便に接合される。この光モジュールを製造する方法によれば、モジュール本体の接合面の厚さが薄い光モジュールの製造工程が簡便になる。
上記の光モジュールを製造する方法では、モジュール本体は、第1接合面を有する第1の側壁と、第1の側壁より厚さが大きい第2の側壁を含み、第1中間部材の第2接合面と第3接合面との間隔が第2の側壁の厚さより大きいことが好ましい。
上記の光モジュールを製造する方法では、モジュール本体の第1接合面は、第1嵌合部を有し、第1中間部材の第2接合面は、第1嵌合部と嵌め合わされる第2嵌合部を有することが好ましい。この光モジュールを製造する方法によれば、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面との接合が、第1接合面の第1嵌合部と第2接合面の第2嵌合部との嵌め合わせの後に行われる。このため、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面との相互の位置決めが容易になり、第1接合面と第2接合面との接合がより簡便になる。
上記の光モジュールを製造する方法では、モジュール本体は、第5接合面を更に有し、光モジュールは、第6接合面及び第6接合面に対向する第7接合面を有しており光素子に光学的に結合される第2レンズを内包する第2中間部材と、第8接合面を有し、第2中間部材の前記第2レンズに光学的に結合される第2光接続部材とを更に備え、モジュール本体の第5接合面と第2中間部材の第6接合面とを半田付けする工程と、第2中間部材の第7接合面と第2光接続部材の第8接合面とをレーザ溶接する工程とを含むことが好ましい。この光モジュールを製造する方法によれば、モジュール本体の第5接合面と第2中間部材の第6接合面とが、半田付けによって接合がされる。このため、モジュール本体の第5接合面の厚さが薄い場合でも、第5接合面に貫通等を生じさせないような接合が簡便に行われる。また、第2中間部材の第7接合面と第2光接続部材の第8接合面とが、レーザ溶接によって簡便に接合される。この光モジュールを製造する方法によれば、モジュール本体の接合面の厚さが薄い光モジュールの製造工程が更に簡便になる。
上記の光モジュールを製造する方法では、モジュール本体は、第5接合面を有する第3の側壁と、第3の側壁より厚さが大きい第2の側壁を含み、第2中間部材の第6接合面と第7接合面との間隔が第2の側壁の厚さより大きいことが好ましい。
上記の光モジュールを製造する方法では、モジュール本体の第5接合面は、第3嵌合部を有し、第2中間部材の第6接合面は、第3嵌合部と嵌め合わされる第4嵌合部を有することが好ましい。この光モジュールを製造する方法によれば、モジュール本体の第5接合面と第2中間部材の第6接合面との接合が、第5接合面の第3嵌合部と第6接合面の第4嵌合部との嵌め合わせの後に行われる。このため、モジュール本体の第5接合面と第2中間部材の第6接合面との相互の位置決めが容易になり、第5接合面と第6接合面との接合がより簡便になる。
本発明の一形態に係る光モジュールは、第1接合面を有し、光素子を収容するモジュール本体と、第2接合面及び第2接合面に対向する第3接合面を有し、光増幅素子に光学的に結合される第1レンズを内包する第1中間部材と、第4接合面を有し、第1中間部材の第1レンズに光学的に結合される第1光接続部材とを備え、モジュール本体の第1接合面が、第1嵌合部を有し、第1中間部材の第2接合面が、第1嵌合部と嵌め合わされる第2嵌合部を有し、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面とが半田付けされており、第1中間部材の第3接合面と第1光接続部材の第4接合面とがレーザ溶接されている。
この光モジュールによれば、第1中間部材が設けられ、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面とが、半田付けによって接合される。このため、モジュール本体の第1接合面の厚さが薄い場合でも、第1接合面に貫通等を生じさせないような接合が簡便に行われる。また、第1中間部材の第3接合面と第1光接続部材の第4接合面とは、レーザ溶接によって簡便に接合される。更に、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面との接合が、第1接合面の第1嵌合部と第2接合面の第2嵌合部との嵌め合わせの後に行われる。このため、モジュール本体の第1接合面の厚さが薄い場合でも、モジュール本体の第1接合面と第1中間部材の第2接合面との相互の位置決めが容易になり、第1接合面と第2接合面との接合がより簡便になる。
いくつかの実施形態に係る光モジュールを製造する方法及び光モジュールを、以下に図面を参照しつつ説明する。以下の説明では、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。光モジュール1は、モジュール本体10、第1中間部材21、第1光接続部材22、及び第2光接続部材32を備える。モジュール本体10は、光増幅素子(光素子)41を収容する。第1中間部材21は、第1レンズ23を内包する。第1光接続部材22は、第1中間部材21の第1レンズ23に光学的に結合され、第1中間部材21の第1レンズ23は、光増幅素子41に光学的に結合される。また、光増幅素子41は、第2光接続部材32に光学的に結合される。図1の軸Ax1は、第1光接続部材22と光増幅素子41とを結ぶ光軸であり、軸Ax2は、光増幅素子41と第2光接続部材32とを結ぶ光軸である。
モジュール本体10は、第1接合面11Aを有し、第1接合面11Aは、第1開口部12を有する。第1中間部材21は、第2接合面21A、及び第2接合面21Aに対向する第3接合面21Bを有する。第1光接続部材22は、第4接合面22Aを有する。モジュール本体10の第1接合面11Aは、第1中間部材21の第2接合面21Aと接合し、第1中間部材21の第3接合面21Bは、第1光接続部材22の第4接合面22Aと接合する。モジュール本体10は、例えばFe−Ni−Co合金からなり、第1中間部材21及び第1光接続部材22は、例えばステンレスからなる。
モジュール本体10は、第5接合面11Bを更に有し、第5接合面11Bは、第2開口部13を有する。第2開口部13には第2レンズ33が設置される。また、第2光接続部材32は、第8接合面32Aを有し、第8接合面32Aは、モジュール本体10の第5接合面11Bに接合される。光増幅素子41は、第2レンズ33を介して第2光接続部材32に光学的に結合される。第2光接続部材32は、例えば第2光ファイバ34を含むことができ、また、第2光接続部材32は、例えばステンレスからなる。
モジュール本体10内は、光増幅素子41に加えて、サブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45、キャリア46、及び温度制御部47を更に有する。光増幅素子41は、例えば半導体光増幅器(SOA:Semiconductor OpticalAmplifier)であることができる。SOAは、例えばInP系半導体からなる。具体的には、n型InP基板上に、n型InPクラッド層、活性層(InGaAsPウエル/InGaAsPバリアからなる多重量子井戸構造)、及びp型InPクラッド層が順に積層された構造を有する。光増幅素子41は、第1端面41Aと、第1端面41Aに対向する第2端面41Bとを有する。光増幅素子41は、第1コリメートレンズ43と第2コリメートレンズ44とによって挟まれ、光増幅素子41の第1端面41Aは第1コリメートレンズ43に光学的に結合される。第2端面41Bは、第2コリメートレンズ44と光学的に結合される。光増幅素子41の第1端面41A及び第2端面41Bからの戻り光を低減させるために、第1端面41A及び第2端面41Bは、それぞれ軸Ax1及び軸Ax2に垂直な面に対して傾斜して対向している。
モジュール本体10内の温度制御部47上には、キャリア46には、半導体光増幅素子41を搭載したサブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45が搭載されている。温度制御部47は、キャリア46を搭載する。温度制御部47は、例えばペルチェ素子であることができる。サーミスタ45は、光増幅素子41の素子温度を検知するために、光増幅素子41の近傍に設置される。
モジュール本体10は、第1側面11Eを更に有する。第1側面11Eは、第3開口部14を有し、第3開口部14にフィードスルー51が設けられる。フィードスルー51には、例えば6つの金属配線52a〜52fが設けられ、金属配線52a〜52fは、それぞれ、温度制御部47、半導体光増幅素子41、サーミスタ45とワイヤを介して接続される。フィードスルー51には、金属配線52a〜52fにそれぞれ接続される外部端子53a〜53fが更に設けられる。外部端子53a〜53fは、例えば、光増幅素子41用の駆動端子、温度制御部47用の駆動端子、及びサーミスタ45用の駆動端子として利用される。半導体光増幅素子41およびサーミスタ45は、金属配線52a〜52f及び外部端子53a〜53fのいずれかを介して、光モジュール1の外部との間で電気信号の送受信を行う。フィードスルー51は、例えばセラミックからなり、金属配線52a〜52f及び外部端子53a〜53fは、例えばAuからなる。
第1光接続部材22は、例えば光レセプタクルであることができる。第1光接続部材22が光レセプタクルであるときは、第1光接続部材22は、図1に示されるように、スタブ24及びアイソレータ25を有し、スタブ24は、アイソレータ25に光学的に結合され、アイソレータ25は、第1レンズ23に光学的に結合される。スタブ24は、光レセプタクルのための光結合部品であり、例えばセラミックからなる。アイソレータ25は、光増幅素子41の第1端面41Aに向かう光を通過させる一方で、光増幅素子41の第1端面41Aからの光を遮断するための光素子である。
第1実施形態の光モジュール1では、モジュール本体10の第1接合面11Aを含む側壁(第1の側壁)11hの厚さW1と第5接合面11Bを含む側壁(第3の側壁)11kの厚さW2とは、互いに異なる。第1接合面11Aを含む側壁の厚さW1は、第5接合面11Bを含む側壁の厚さW2に比べて薄く、第1接合面11Aを含む側壁の厚さW1は、第1側面11Eを含む側壁(第2の側壁)11jの厚さW5よりも薄くなっている。
第1接合面11Aを含む側壁(第1の側壁)11hの厚さW1は、例えば0.3mmである。厚さW1は、例えば0.1mm以上かつ0.3mm以下であることが好ましい。また、第5接合面11Bを含む側壁(第3の側壁)11kの厚さW2は、例えば1.0mmである。また、第1側面11Eを含む側壁(第2の側壁)11jの厚さW5は、例えば0.8mmである。厚さW2及び厚さW5は、例えば0.8mm以上であることが好ましい。厚さW2が、例えば0.8mm以上であると、貫通等を生じさせることなく第5接合面11Bを含む側壁(第3の側壁)11kに対してレーザ溶接を行うことができる。
図2は、第1実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す流れ図である。図2に示す第1実施形態の方法は、工程S11〜工程S14を有している。図3〜図6は、それぞれ、図2に示す光モジュールを製造するための各工程S11〜S14を示す図である。
図3に示されるように、第1実施形態の方法では、初めに、モジュール本体10と第1中間部材21とが接合される(工程S11)。工程S11の接合は、例えば、金錫(AuSn)からなる合金を半田付けすることによる。半田付けによる場合には、第1中間部材21の第2接合面21Aが、例えば電磁誘導加熱法によって加熱される。加熱によって、例えば第2接合面21A上に載せられた半田が溶融され、この溶融された半田によって、第1中間部材21の第2接合面21Aが、モジュール本体10の第1接合面11Aに接合される。工程S11の前工程として、フィードスルー51がモジュール本体10の第3開口部14に設けられ、また、第2レンズ33が第2開口部13に設けられる。なお、第1中間部材21には、第1レンズ23が内包されているが、第1レンズ23を第1中間部材21に固定する方法としては、第1レンズ23と第1中間部材21を溶融し、圧着形成することで固定されている。
図4に示されるように、第1実施形態の方法では、次に、モジュール本体10内には、半導体光増幅素子41を搭載したサブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45が搭載されたキャリア46を上部に備える温度制御部47が収容される(工程S12)。
図5に示されるように、第1実施形態の方法では、続いて、モジュール本体10と第2光接続部材32とが接合される(工程S13)。工程S13では、光増幅素子41が発光させられ、この発光により、自然放出光が発生する。自然放出光である第1光L1が、光増幅素子41の第2端面41Bから出射され、出射された第1光L1が第2コリメートレンズ44によってコリメートされる。第1光L1が第2光接続部材32を通過するように、第2光接続部材32がモジュール本体10に当接された後、第1光L1が、第2レンズ33によって集光されて第2光接続部材32に入射する。第2光接続部材32を通過した第1光L1は、光モジュール1の外部に設けられた光検出器(不図示)によって検出される。第2光接続部材32を通過した第1光L1の第1通過光量に基づいて、光増幅素子41と第2光接続部材32との光学調芯が行われる。この光学調芯の後に、モジュール本体10と第2光接続部材32とが、例えばレーザ溶接されて、モジュール本体10の第5接合面11Bと第2光接続部材32の第8接合面32Aとが接合される。このとき、レーザ光は、モジュール本体10の第5接合面11Bと第2光接続部材32の第8接合面32Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。レーザ溶接用の光源としては、例えばYAGレーザが用いられることができる。
図6に示されるように、第1実施形態の方法では、続いて、第1中間部材21と第1光接続部材22とが接合される(工程S14)。第1実施形態の第1光接続部材22には、アイソレータ25が設けられるので、光増幅素子41の第1端面41Aからの自然放出光は第1光接続部材22を通過し難い。このため、工程S14では、第2光L2が、光モジュール1の外部から、モジュール本体10に当接された第1光接続部材22を介して光増幅素子41の第1端面41Aに入射される。第2光L2は、光増幅素子41によって増幅されて、第2端面41Bから出射される。出射された第2光L2は第2コリメートレンズ44によってコリメートされる。第2光L2は、コリメート後に第2レンズ33によって集光されて第2光接続部材32に入射される。工程S13と同様に、光検出器(不図示)が設置され、この光検出器が、第2レンズ33によって集光された第2光L2が第2光接続部材32を通過する第2通過光量を検出する。第2通過光量に基づいて、光増幅素子41と第1光接続部材22との光学調芯が行われる。この光学調心の後に、第1中間部材21と第1光接続部材22とが、例えばレーザ溶接されて、第1中間部材21の第3接合面21Bと第1光接続部材22の第4接合面22Aとが接合される。このとき、レーザ光は、第1中間部材21の第3接合面21Bと第1光接続部材22の第4接合面22Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
以上に説明した光モジュール1を製造する方法によって得られる効果について説明する。本実施形態の光モジュール1を製造する方法では、第1中間部材21が設けられ、モジュール本体10の第1接合面11Aと第1中間部材21の第2接合面21Aとが、半田付けによって接合される。このため、モジュール本体10の第1接合面11Aの厚さW1が薄い場合でも、第1接合面11Aに貫通等を生じさせないような接合が簡便に行われる。また、第1中間部材21の第3接合面21Bと第1光接続部材22の第4接合面22Aとは、レーザ溶接によって簡便に接合される。この光モジュール1を製造する方法によれば、モジュール本体の接合面の厚さが薄い光モジュールの製造工程が簡便になる。モジュール本体の接合面の厚さが薄いことから、光モジュールの小型化も可能となる。
また、第1光接続部材22にアイソレータ25が設けられることによって、光増幅素子41などからの第1光接続部材22への戻り光が低減する。例えば半導体レーザ素子が第1光接続部材22に光学的に結合された光モジュールにおいて、半導体レーザ素子が戻り光によって被る光損傷が低減する。
さらに、第1光接続部材22がアイソレータ25を有する光モジュール1において、光増幅素子41の発光と増幅との使い分けによって、光増幅素子41と、第1光接続部材22及び第2光接続部材32の両方との光学調芯が簡便に行われる。即ち、この光モジュール1を製造する方法によれば、光増幅素子41と第2光接続部材32との光学調芯においては、光増幅素子41が発光させられ、第2光接続部材32を通過する第1光L1の第1通過光量が利用される。また、光増幅素子41と第1光接続部材22との光学調芯では、光モジュール1の外部から第2光L2が入射され、光増幅素子41による増幅後の第2光L2が第2光接続部材32を通過する第2通過光量が利用される。これにより、光増幅素子と光接続部材との光学調芯が簡便に行われる。
(第2の実施の形態)
図7は、第2実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。第2実施形態の光モジュール1Pの構成は、モジュール本体10Pの第5接合面11D、第5接合面11Dを含む側壁(第3の側壁)11n、及び新たに設けられる第2中間部材31を除いて、第1実施形態の光モジュール1の構成と同様である。
第2実施形態の光モジュール1Pでは、モジュール本体10Pの第5接合面11Dを含む側壁(第3の側壁)11nの厚さW4が、第1実施形態と異なり、第1接合面11Aを含む側壁(第1の側壁)11hの厚さW1と同様に、第1側面11Eを含む側壁(第2の側壁)11jの厚さW5に比べて薄くなっている。また、これに合わせて、第5接合面11Dは、第1接合面11Aと同様に、第2開口部13Pを有する一方で、その第2開口部13Pに第2レンズ33を有さない。新たに設けられる第2中間部材31が、第5開口部31cを備え、第2中間部材31が、第5開口部31cに第2レンズ33Pを内包する。第2中間部材31は、第6接合面31A、及び第6接合面31Aに対向する第7接合面31Bを有する。光増幅素子41は、第2中間部材31の第2レンズ33Pに光学的に結合され、第2中間部材31の第2レンズ33Pは、第2光接続部材32に光学的に結合される。モジュール本体10Pの第5接合面11Dは、第2中間部材31の第6接合面31Aと接合し、第2中間部材31の第7接合面31Bは、第2光接続部材32の第8接合面32Aと接合している。第2中間部材31は、例えばステンレスからなる。
図8は、第2実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す流れ図である。図8に示す第2実施形態の方法は、工程S21〜工程S24を有している。図9〜図12は、それぞれ、図8に示す光モジュールを製造するための各工程S21〜S24を示す図である。
図9に示されるように、第2実施形態の方法では、初めに、モジュール本体10Pと、第1中間部材21及び第2中間部材31とが接合される(工程S21)。即ち、第2実施形態の方法では、モジュール本体10Pの第1接合面11Aと第1中間部材21の第2接合面21Aとが接合され、また、モジュール本体10Pの第5接合面11Dと第2中間部材31の第6接合面31Aとが接合される。この接合は、第1実施形態の方法と同様に、例えば、半田付けによることができる。工程S21の前工程として、フィードスルー51がモジュール本体10の第3開口部14に設けられる。
図10に示されるように、第2実施形態の方法では、次に、モジュール本体10P内には、半導体光増幅素子41を搭載したサブキャリア42、第1コリメートレンズ43、第2コリメートレンズ44、サーミスタ45が搭載されたキャリア46を上部に備える温度制御部47が収容される(工程S22)。
図11に示されるように、第2実施形態の方法では、続いて、第2中間部材31と第2光接続部材32とが接合される(工程S23)。工程S23では、第1実施形態の方法と同様に、第1光L1が光増幅素子41の発光によって発生させられ、第2端面41Bを出射した第1光L1が第2光接続部材32を通過する第1通過光量に基づいて、光増幅素子41と第2光接続部材32との光学調芯が行われる。この光学調芯の後に、第2中間部材31と第2光接続部材32とが、例えばレーザ溶接されて、第2中間部材31の第7接合面31Bと第2光接続部材32の第8接合面32Aとが接合される。このとき、レーザ光は、第2中間部材31の第7接合面31Bと第2光接続部材32の第8接合面32Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
図12に示されるように、第2実施形態の方法では、続いて、第1実施形態の方法と同様に、第1中間部材21と第1光接続部材22とが接合される(工程S24)。第2実施形態の第1光接続部材22には、アイソレータ25が設けられるので、光増幅素子41の第1端面41Aからの自然放出光は第1光接続部材22を通過し難い。このため、工程S24では、第2光L2が光モジュール1Pの外部から第1光接続部材22を介して光増幅素子41に照射され、光増幅素子41によって増幅された第2光L2が第2光接続部材32を通過する第2通過光量に基づいて、光増幅素子41と第1光接続部材22との光学調芯が行われる。この光学調心の後に、第1中間部材21と第1光接続部材22とが、例えばレーザ溶接されて、第1中間部材21の第3接合面21Bと、第1光接続部材22の第4接合面22Aとが接合される。このとき、レーザ光は、第1中間部材21の第3接合面21Bと、第1光接続部材22の第4接合面22Aの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
以上に説明した光モジュール1Pを製造する方法によって得られる効果について説明する。本実施形態の光モジュール1Pを製造する方法では、モジュール本体10Pの第5接合面11Dと第2中間部材31の第6接合面31Aとが、半田付けによって接合がされる。このため、モジュール本体の第5接合面11Dの厚さW4が薄い場合でも、第5接合面11Dに貫通等を生じさせないような接合が簡便に行われる。また、第2中間部材31の第7接合面31Bと第2光接続部材32の第8接合面32Aとが、レーザ溶接によって簡便に接合される。この光モジュール1Pを製造する方法によれば、モジュール本体の接合面の厚さが薄い光モジュールの製造工程が更に簡便になる。
第1接合面11Aを含む側壁(第1の側壁)11hの厚さW1、及び第5接合面11Dを含む側壁(第3の側壁)11kの厚さW4は、例えば0.3mmである。厚さW1及び厚さW4は、例えば0.1mm以上かつ0.3mm以下であることが好ましい。また、第1側面11Eを含む側壁(第2の側壁)11jの厚さW5は、例えば0.8mmである。厚さW5は、例えば0.8mm以上であることが好ましい。
また、本実施形態の光モジュール1Pを製造する方法と同様に、第1光接続部材22にアイソレータ25が設けられることによって、第1光接続部材22に設けられる半導体レーザ素子などが戻り光によって被る光損傷が低減する。さらに、第1光接続部材22がアイソレータ25を有する光モジュールにおいて、光増幅素子41の発光と増幅との使い分けによって、光増幅素子41と、第1光接続部材22及び第2光接続部材32の両方との光学調芯が簡便に行われる。
(第3の実施の形態)
図13は、第3実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。第3実施形態の光モジュール1Qの構成は、第1光接続部材22Qが第1光ファイバ26を含むことを除いて、第2実施形態の光モジュール1Pの構成と同様である。
第1光ファイバ26を含む第1光接続部材22Qは、アイソレータ25を有さない。このため、第3実施形態では、光増幅素子41と第1光接続部材22Qとの光学調芯のときに、光増幅素子41の発光によって生じる自然放出光が利用されることができる。即ち、光増幅素子41の第1端面41Aから出射された自然放出光の第3光L3が、第1光接続部材22Qを通過できるので、第3光L3が第1光接続部材22Qを通過する第3通過光量が検出される。第3通過光量に基づいて、光増幅素子41と第1光接続部材22Qとの光学調芯が行われ、この光学調心の後に、第1中間部材21と第1光接続部材22Qとが、例えばレーザ溶接される。その結果、第1中間部材21の第3接合面21Bと、第1光接続部材22Qの第4接合面22Cとが接合される。このとき、レーザ光は、第1中間部材21の第3接合面21Bと、第1光接続部材22Qの第4接合面22Cの接合部の外側端部に照射され、レーザ溶接される。
本実施形態の光モジュール1Qを製造する方法では、光増幅素子41の発光を利用した光学調芯が行われる。即ち、光増幅素子41の発光によって生じた第1光L1と第3光L3とによって、光増幅素子41と、第2光接続部材32及び第1光接続部材22Qの両方の光学調芯が簡便に行われる。
(第4の実施の形態)
図14は、第4実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す図である。第4実施形態では、モジュール本体10Rの第1接合面11Aが、第1嵌合部12dを有し、また、第1中間部材21の第2接合面21Aが、第1嵌合部12dと嵌め合わされる第2嵌合部21dを有する。これらを除くと、第4実施形態の光モジュールを製造する方法は、第1実施形態の光モジュール1を製造する方法と同様である。
モジュール本体10Rの第1接合面11Aは、例えば、第1開口部12の縁に沿った開口縁からなる第1嵌合部12dを有することができる。第1中間部材21の第2接合面21Aは、第4開口部21cを有し、その第4開口部21cの縁に沿って、例えば、第1嵌合部12dに応じた形状及び大きさのリング状突起からなる第2嵌合部21dを有することができる。第1接合面11Aと第2接合面21Aとが接合されるときには、第2嵌合部21dのリング状突起が、第1嵌合部12dの開口縁に押し込まれて嵌合され、また、第1実施形態の方法と同様に、例えば半田付けが行われる。
本実施形態の光モジュールを製造する方法では、モジュール本体10Rの第1接合面11Aと第1中間部材21の第2接合面21Aとの接合が、第1接合面11Aの第1嵌合部12dと第2接合面21Aの第2嵌合部21dとの嵌め合わせの後に行われる。このため、モジュール本体10Rの第1接合面11Aと第1中間部材21の第2接合面21Aとの相互の位置決めが容易になり、第1接合面11Aと第2接合面21Aとの接合がより簡便になる。
(第5の実施の形態)
図15は、第5実施形態に係る光モジュールを製造する方法を示す図である。第5実施形態では、モジュール本体10Sの第1接合面11A及び第5接合面11Dに、それぞれ第1嵌合部12d及び第3嵌合部13dが設けられる。また、第1中間部材21の第2接合面21A及び第2中間部材31の第6接合面31Aが、それぞれ、第1嵌合部12dと嵌め合わされる第2嵌合部21d、及び第3嵌合部13dと嵌め合わされる第4嵌合部31dを有する。これらを除くと、第5実施形態の光モジュール1Sを製造する方法は、第2実施形態の光モジュール1Pを製造する方法と同様である。
第4実施形態と同様に、モジュール本体10Sの第5接合面11Dは、例えば、第2開口部13Pの縁に沿った開口縁からなる第3嵌合部13dを有することができる。第2中間部材31の第6接合面31Aは、第5開口部31cを有し、その第5開口部31cの縁に沿って、例えば、第3嵌合部13dに応じた形状及び大きさのリング状突起からなる第4嵌合部31dを有することができる。このため、第5実施形態では、モジュール本体10Sと、第1中間部材21及び第2中間部材31とが接合されるときは、例えば、第4実施形態と同様のリング状突起と開口縁とを利用した嵌合及び半田付けなどがなされることができる。モジュール本体10Sの第1接合面11Aが、第1中間部材21の第2接合面21Aに接合され、また、モジュール本体10Sの第5接合面11Dが、第2中間部材31の第6接合面31Aに接合される。
図16は、第5実施形態に係る製造方法によって製造される光モジュールの断面図である。モジュール本体10Sの第1接合面11A及び第5接合面11Dに、それぞれ第1嵌合部12d及び第3嵌合部13dが設けられる。また、第1中間部材21の第2接合面21A及び第2中間部材31の第6接合面31Aが、それぞれ、第1嵌合部12dと嵌め合わされる第2嵌合部21d、及び第3嵌合部13dと嵌め合わされる第4嵌合部31dを有する。ただし、第5実施形態のモジュール本体10Sは、第1接合面11Aが第1嵌合部12dを有さず、また、第1中間部材21の第2接合面が、第1嵌合部12dと嵌め合わされる第2嵌合部21dを有さない態様であることもできる。
本実施形態の光モジュール1Sを製造する方法によれば、第1嵌合部12dと第2嵌合部21dとが設けられるので、第4実施形態と同様に、モジュール本体10Sの第1接合面11Aと第1中間部材21の第2接合面21Aとが簡便に接合される。また、本実施形態では、モジュール本体10Sの第5接合面11Dと第2中間部材31の第6接合面31Aとの接合が、第5接合面11Dの第3嵌合部13dと第6接合面31Aの第4嵌合部31dとの嵌め合わせの後に行われる。このため、モジュール本体10Sの第5接合面11Dと第2中間部材31の第6接合面31Aとの相互の位置決めが容易になり、第5接合面11Dと第6接合面31Aとの接合がより簡便になる。
以上、好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置及び詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。したがって、特許請求の範囲及びその精神の範囲から来る全ての修正及び変更に権利を請求する。
1、1P、1Q、1S…光モジュール、10、10P、10R、10S…モジュール本体、11A…第1接合面、11B、11D…第5接合面、11h…第1の側壁、11j…第2の側壁、11k、11n…第3の側壁、12d…第1嵌合部、13d…第3嵌合部、21…第1中間部材、21A…第2接合面、21B…第3接合面、21d…第2嵌合部、22、22Q…第1光接続部材、22A、22C…第4接合面、23…第1レンズ、31…第2中間部材、31A…第6接合面、31B…第7接合面、31d…第4嵌合部、32…第2光接続部材、32A…第8接合面、33、33P…第2レンズ、41…光増幅素子(光素子)、L1…第1光、L2…第2光。

Claims (7)

  1. 第1接合面を有し、光素子を収容するモジュール本体と、
    第2接合面及び該第2接合面に対向する第3接合面を有し、前記光素子に光学的に結合される第1レンズを内包する第1中間部材と、
    第4接合面を有し、前記第1中間部材の前記第1レンズに光学的に結合される第1光接続部材と、を備える光モジュールを製造する方法であって、
    前記モジュール本体の前記第1接合面と前記第1中間部材の前記第2接合面とを半田付けする工程と、
    前記モジュール本体に前記光素子を収容する工程と、
    前記第1中間部材の前記第3接合面と前記第1光接続部材の前記第4接合面との接合部分をレーザ溶接する工程とを含む、光モジュールを製造する方法。
  2. 前記モジュール本体は、前記第1接合面を有する第1の側壁と、前記第1の側壁より厚さが大きい第2の側壁を含み、
    前記第1中間部材の前記第2接合面と前記第3接合面との間隔が前記第2の側壁の厚さより大きい、請求項1に記載の光モジュールを製造する方法。
  3. 前記モジュール本体の前記第1接合面は、第1嵌合部を有し、
    前記第1中間部材の前記第2接合面は、前記第1嵌合部と嵌め合わされる第2嵌合部を有する、請求項1又は請求項2に記載の光モジュールを製造する方法。
  4. 前記モジュール本体は、第5接合面を更に有し、
    前記光モジュールは、第6接合面及び該第6接合面に対向する第7接合面を有しており前記光素子に光学的に結合される第2レンズを内包する第2中間部材と、
    第8接合面を有し、前記第2中間部材の前記第2レンズに光学的に結合される第2光接続部材とを更に備え、
    前記モジュール本体の前記第5接合面と前記第2中間部材の前記第6接合面とを半田付けする工程と、
    前記第2中間部材の前記第7接合面と前記第2光接続部材の前記第8接合面とをレーザ溶接する工程とを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の光モジュールを製造する方法。
  5. 前記モジュール本体は、前記第5接合面を有する第3の側壁と、前記第3の側壁より厚さが大きい第2の側壁を含み、
    前記第2中間部材の前記第6接合面と前記第7接合面との間隔が前記第2の側壁の厚さより大きい、請求項4に記載の光モジュールを製造する方法。
  6. 前記モジュール本体の前記第5接合面は、第3嵌合部を有し、
    前記第2中間部材の前記第6接合面は、前記第3嵌合部と嵌め合わされる第4嵌合部を有する、請求項4又は請求項5に記載の光モジュールを製造する方法。
  7. 第1接合面を有し、光素子を収容するモジュール本体と、
    第2接合面及び該第2接合面に対向する第3接合面を有し、前記光素子に光学的に結合される第1レンズを内包する第1中間部材と、
    第4接合面を有し、前記第1中間部材の前記第1レンズに光学的に結合される第1光接続部材とを備え、
    前記モジュール本体の前記第1接合面が、第1嵌合部を有し、
    前記第1中間部材の前記第2接合面が、前記第1嵌合部と嵌め合わされる第2嵌合部を有し、
    前記モジュール本体の前記第1接合面と前記第1中間部材の前記第2接合面とが半田付けされており、
    前記第1中間部材の前記第3接合面と前記第1光接続部材の前記第4接合面とがレーザ溶接されている、光モジュール。
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