JP2016027231A - 設置用の基礎杭、太陽光パネルの設置用の基礎杭、基礎杭の設置方法および太陽光パネルの基礎杭の設置方法 - Google Patents

設置用の基礎杭、太陽光パネルの設置用の基礎杭、基礎杭の設置方法および太陽光パネルの基礎杭の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に沈下重および引抜応力に応じることができる設置用の基礎杭、太陽光パネルの設置用の基礎杭、基礎杭の設置方法および太陽光パネルの基礎杭の設置方法を提供する。
【解決手段】基礎杭100は、筒部200の他端部に形成された切り込み400により筒部200が軸方向から放射状に広がりアンカーを形成することができる。また、孔300からモルタル650が、筒部200の内部と外部とに補填される。その結果、筒部200の一部を横杭(モルタル650)として設けることで、設置用の基礎杭100を安定して設置することができる。したがって、設置用の基礎杭100は、容易に沈下重および引抜応力に応じることができる
【選択図】図9

Description

本発明は、設置用の基礎杭、太陽光パネルの設置用の基礎杭、基礎杭の設置方法および太陽光パネルの基礎杭の設置方法に関する。
近年、太陽光電池パネルの設置が多数行われている。太陽光パネルは、安定してかつ半永続的にしっかりと固定される必要がある。
例えば、特許文献1(実用新案登録第3184322号)には、工期の短縮に適した構造の太陽電池パネル用架台について開示されている。
特許文献1記載の太陽電池パネル用架台は、太陽電池パネルが取り付けられる傾斜面を構成する複数の第1の単管パイプと、第1の単管パイプを支持する複数の第2の単管パイプと、地中に埋め込まれ、周囲に螺旋状の羽根が形成された中空状の複数のスパイラル杭と、備え、各第2の単管パイプは、各スパイラル杭の内部に挿入された状態で当該スパイラル杭に固定されているものである。
また、特許文献2(特開2008−31772号公報)には、掘削装置や施工のために膨大なコストをかけずに、改良体を、既製杭の内部には充填せずに既製杭の外周部に確実かつ容易に充填することができる、既製杭の施工方法とその施工方法に用いる蓋について開示されている。
特許文献2記載の既製杭の施工方法とその施工方法に用いる蓋は、掘削された地盤中に固化材と土砂とを攪拌して造成された改良体に、既製杭を建て込む既製杭の施工方法において、改良体に既製杭が建て込まれた後、既製杭の内部に圧力をかけるものである。
また、特許文献3(特開2007−239420号公報)には、構造物の浮き上がりを防止するための基礎であって、杭孔に充填された硬化性材料からなる充填物の強度を低下させることなく定着体を杭孔の下方の地盤に配置した基礎の構造、その施工法及びその基礎又は施工法に用いる杭の構造について開示されている。
特許文献3記載の構造物の浮き上がりを防止するための基礎の構造は、構造物の下方の地盤に穿たれた杭孔の中に配置され、構造物を支持するように杭孔の底部まで該杭孔と同軸的に伸びる、中空部を有する既製杭と、杭孔の下方の地盤に該杭孔と同軸的に形成されたアンカー孔に配置された定着体と、該定着体に固定され、該定着体と構造物とを連結する連結手段であって、中空部及びアンカー孔に配置された連結手段と、アンカー孔及び中空部を満たす硬化性材料からなる充填物とを含むものである。
特許文献4(特開2002−348859号公報)には、既製杭を施工中または施工後に拡径可能な構造とし、施工性の改善およびコストの低減を図る拡径可能な既製杭が開示されている。
特許文献4記載の既製杭は、中空の既製杭の長手方向複数箇所に杭中空部内面から杭外面に貫通するガイド孔が形成されており、杭中空部から杭外面に渡るガイド孔に拡径部材が出入可能に設けられている。
特許文献5(特開2002−220829号公報)には、騒音、振動等を伴わずに施工でき、しかも大きな垂直支持力の得られるコンクリートねじ杭の提供について開示されている。
特許文献5記載のコンクリート製ねじ杭は、地盤等にねじ込み可能なねじ杭であって、断面が円形の中空なコンクリート製杭本体を有し、その外面に、ねじ込みのためのスクリュー羽根を具備したものである。
実用新案登録第3184322号公報 特開2008−31772号公報 特開2007−239420号公報 特開2002−348859号公報 特開2002−220829号公報
以上のように、特許文献1から5に記載されるように、種々の開発が行われている。
しかしながら、容易に基礎杭の沈下重または引抜応力等に耐えることは、困難である。特に、低コストで、基礎杭を形成することが困難である。
本発明の目的は、容易に沈下重および引抜応力に応じることができる設置用の基礎杭、太陽光パネルの設置用の基礎杭、基礎杭の設置方法および太陽光パネルの基礎杭の設置方法を提供することである。
(1)
一局面に従う設置用の基礎杭は、長手方向に延在された筒部と、筒部の一端部に形成されたフランジ部と、筒部の他端部に形成された1または複数の切り込みと、1または複数の切り込みが形成された筒部の内周面に設けられた傾斜部と、他端側に形成された1または複数の孔部と、を含むものである。
この場合、筒部の他端部に形成された切り込みおよび傾斜部により筒部が軸方向から放射状に広がりアンカーを形成することができる。また、孔部から固化部材が、筒部の内部と外部とに補填される。その結果、固化部材を横杭として設けることで、設置用の基礎杭を安定して設置することができる。したがって、設置用の基礎杭は、容易に沈下重および引抜応力に応じることができる。
また、傾斜部は、筒部の他端部の内周面から筒部の軸心に対して傾斜して設けられる。
(2)
第2の発明にかかる設置用の基礎杭は、一局面に従う設置用の基礎杭において、1または複数の孔部は、1または複数の切り込みと異なる位置に形成されてもよい。
この場合、1または複数の孔部が、1または複数の切り込みと異なる位置に形成されるので、筒部の強度を維持することができる。
同じ高さの位置に孔部と切り込みとを形成することができるが、筒部の強度が著しく低下する。したがって、孔部と切り込みとを異なる高さの位置で形成することが好ましい。
(3)
第3の発明にかかる設置用の基礎杭は、一局面または第2の発明にかかる設置用の基礎杭において、筒部は、断面が六角形または円形からなってもよい。
この場合、筒部の断面が、六角形または円形からなるので、強度を維持することができる。また、筒部の断面が多角形からなってもよい。
(4)
第4の発明にかかる設置用の基礎杭は、一局面から第3の発明にかかる設置用の基礎杭において、切り込みは、矩形状に形成されてもよい。
この場合、切り込みが矩形状からなるので、容易に切り込みを形成することができる。また、切り込みは、他端部から50mm以上1000mm以下、好ましくは100mm以上500mm以下であることから、筒部が軸方向から放射状に広がりアンカー形成することができる。
(5)
第5の発明にかかる設置用の基礎杭は、一局面から第4の発明にかかる設置用の基礎杭において、1または複数の孔部は、矩形状からなってもよい。
この場合、1または複数の孔は、矩形状からなるので、容易に形成することができるとともに、筒部の内部と外部との固化部材の量を矩形幅により調整することができる。
また、1または複数の孔部は、他端部から100mm以上700mm以下の位置から300mm以上2000mm以下の位置に設けられるので、適度な固化部材が筒部の内部と外部に補填させることができる。
(6)
第6の発明にかかる設置用の基礎杭は、一局面から第5の発明にかかる設置用の基礎杭において、筒部は、一端側と他端側とに分割可能に形成され、筒部の一端側にフランジ部が形成され、筒部の他端側に形成された1または複数の切り込みと、1または複数の切り込みが形成された筒部の内周面に設けられた傾斜部と、他端側に形成された1または複数の孔部と、が形成され、筒部の一端側と他端側とを接続し、かつ筒部長さを調整する調整部が形成されてもよい。
この場合、筒部の鉛直方向の長さを調整することができる。その結果、設置杭を設置する場合、地面の凹凸がある場合でも、フランジ部の鉛直方向の高さを容易に調整することができる。
また、調整部は、ねじ、複数の孔とボルト等、任意の手法で調整することができる。
(7)
第6の発明にかかる設置用の基礎杭は、一局面から第6の発明にかかる設置用の基礎杭において、打ち込み用治具をさらに含み、打ち込み用治具は、傾斜部に接触し筒部の1または複数の切り込みを筒部の軸方向から放射方向へ拡張させるとともに、フランジ部に接触してもよい。
この場合、打ち込み用治具が、傾斜部に強制的に接触し、切り込み部の周囲の筒部が、筒部の外周方向に拡張する。また、その後、打ち込み用治具が、フランジ部に接触し、基礎杭を押し込むことができる。そして、打ち込み用治具を押し込むことにより、打ち込み用治具が、傾斜部に徐々に接触して切込み部の周囲の筒部が、外周方向に広がる。
(8)
他の局面に従う太陽光パネルの設置用の基礎杭は、一局面から第7の発明にかかる設置用の基礎杭と、フランジ部に設置する太陽光パネルと、を含むものである。
この場合、太陽光パネルの設置用の基礎杭を安定して設置することができる。その結果、沈下重および引抜応力に応じることができる。
(9)
さらに他の局面に従う、基礎杭の設置方法は、長手方向に延在された筒部と、筒部の一端部に形成されたフランジ部と、筒部の他端部に形成された1または複数の切り込みと、1または複数の切り込みが形成された筒部の内周面に設けられた傾斜部と、他端側に形成された1または複数の孔部と、を含む設置用の基礎杭を用いた基礎杭の設置方法であって、設置用の基礎杭を埋設するための縦穴を掘削する掘削工程と、堀削工程により形成された縦穴に設置用の基礎杭を配設する基礎杭設置工程と、基礎杭を縦穴に押し込み、傾斜部により1または複数の切り込みを筒部の軸方向から放射方向へ拡張させる拡張工程と、拡張工程の後に、フランジ部側から筒部の孔部位置よりも上部までモルタルを投入するモルタル投入工程と、を含むものである。
この場合、掘削工程により縦穴を掘削し、基礎杭設置工程により堀削工程により形成された縦穴に基礎杭を配設し、拡張工程により基礎杭を縦穴に押し込み、1または複数の切り込みが傾斜部により軸方向から放射方向へ拡張され、拡張工程の後にモルタル投入工程によりフランジ部側から筒部の孔部位置よりも上部までモルタルが投入される。
その結果、筒部の他端部に形成された切り込みにより筒部が軸方向から放射状に広がりアンカーとなり、さらに、孔部から固化部材が、筒部の内部と外部とに補填され、横杭を形成することができる。したがって、安定して設置することができる。
(10)
第10の発明にかかる基礎杭の設置方法は、他の局面に従う基礎杭の設置方法において、打ち込み用治具をさらに含む基礎杭の設置方法であって、拡張工程は、打ち込み用治具を用いて1または複数の切り込みを筒部の軸方向から放射方向へ拡張させてもよい。
この場合、拡張工程において、打ち込み用治具が、傾斜部に接触し、切り込みの周囲の筒部が、筒部の外周方向に移動する。また、打ち込み用治具が、フランジ部に接触し、基礎杭を押し込むことができる。そして、打ち込み用治具を押し込むことにより、打ち込み用治具が、傾斜部に徐々に接触して切り込みの周囲の筒部が、筒部が外周方向に広がる。
(11)
第11の発明にかかる基礎杭の設置方法は、第10の発明にかかる基礎杭の設置方法において、打ち込み用治具は、引き抜き構造を有しており、拡張工程は、打ち込み用治具を用いて1または複数の切り込みを筒部の軸方向から放射方向へ拡張させた後、引き抜き構造により打ち込み用治具のみを引き抜いてもよい。
この場合、拡張工程において引き抜き構造により打ち込み用治具のみを確実に引き抜くことができる。
(12)
第12の発明にかかる基礎杭の設置方法は、他の局面から第11の発明にかかる基礎杭の設置方法において、一端側と他端側とに分離可能に形成された筒部を、接続し、筒部の鉛直方向の長さを調整する調整工程をさらに含んでもよい。
この場合、筒部の鉛直方向の長さを調整することができる。その結果、設置杭を設置する場合、地面の凹凸がある場合でも、フランジ部の鉛直方向の高さを容易に調整することができる。
また、調整部は、ねじ、複数の孔とボルト等、任意の手法で調整することができる。
(13)
さらに他の局面にかかる太陽光パネルの基礎杭の設置方法は、他の局面から第12の発明にかかる設置基礎杭の設置方法と、フランジ部に太陽光パネルを設置する設置工程とを含むものである。
この場合、フランジ部に太陽光パネルを設置することができる。その結果、沈下重および引抜応力に応じることができる。
(A)
第14の発明にかかる設置用の基礎杭は、長手方向に延在された筒部と、筒部の一端部に形成されたフランジ部と、他端側に形成された1または複数の孔部と、を含むものである。
この場合、基礎杭を縦に設けた場合、孔部にモルタル等を投入し固定することにより、横杭を設けることができる。その結果、容易に沈下重および引抜応力に応じることができる。
本実施の形態にかかる設置用の基礎杭の一例を示す模式的正面図である。 図1の模式的上面図である。 図1の模式的下面図である。 図2のA−A断面の一例を示す模式的断面図である。 堀削工程の一例を示す模式図である。 基礎杭を孔に設置した場合の状況を示す模式図である。 基礎杭を孔に押し込む状況を示す模式図である。 モルタル投入工程の一例を示す模式図である。 モルタル投入工程の一例を示す模式図である。 打ち込み用治具の一例を示す模式図である。 打ち込み用治具の一例を示す模式図である。 打ち込み用治具を用いて設置用の基礎杭を設置する状態を説明するための模式図である。 打ち込み用治具を用いて設置用の基礎杭を設置する状態を説明するための模式図である。 打ち込み用治具を用いて設置用の基礎杭を設置する状態を説明するための模式図である。 打ち込み用治具を用いて設置用の基礎杭を設置する状態を説明するための模式図である。 基礎杭の他の例を説明するための模式的断面図である。 基礎杭のさらに他の例を説明するための模式的断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を用いて説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかる設置用の基礎杭100の一例を示す模式的正面図であり、図2は図1の模式的上面図であり、図3は図1の模式的下面図である。また、図4は、図2のA−A断面の一例を示す模式的断面図である。
図1から図4に示す設置用の基礎杭100は、筒部200、孔300、切り込み400、傾斜部410およびフランジ部500を含む。
なお、本実施の形態にかかる基礎杭100は、主に鋼管から形成される。例えば、材質は、一般構造用圧延鋼材と呼ばれる鉄鋼材料(S400)、一般構造用炭素鋼鋼管(STK400)に溶融亜鉛メッキが施されているものが好ましい。
フランジ部500は、筒部200の一端部に設けられている。また、フランジ部500には、太陽光パネル(図示せず)を取り付けるための孔510が形成されている。孔510は長孔から形成される。
筒部200の他端部に切り込み400が形成されている。切り込み400は、図3に示すように、90度刻みで4個形成されている。なお、本実施の形態においては、4個の切り込み400を形成することとしたが、これに限定されず、2個、3個、5個、6個、8個、他の任意の個数の切り込みを形成してもよい。
また、切り込み400は、筒部200の他端部から距離L1で形成されている。さらに図3および図4に示すように、筒部200の内周面に、他端部から距離L1まで傾斜部410が形成されている。
傾斜部410は、筒部200の他端部の内周面から、筒部200の軸心に向かって一端部側に向かって形成される。そして、傾斜部410同士が接触しないよう、軸心から内周面に向かってさらに傾斜部410が形成される。
続いて、図1および図4に示すように、他端部からの距離L2から他端部からの距離L3の長さで、幅T3の孔300が形成されている。本実施の形態において、孔300は、2個形成されている。なお、孔300は、2個に限定されることなく、1個または3以上の複数個形成されていてもよく、楕円、円形等の他の任意の形状の孔であってもよい。
また、孔300は、他端部側からさらに一定距離離れた部分に併設されてもよい。すなわち、孔300を、2段、3段、その他の多段に形成してもよい。
(設置用の基礎杭100の設置方法)
次に、図5から図9は、図1から図4に示した設置用の基礎杭100の設置方法を説明するための模式的工程図である。本実施の形態において使用する基礎杭100の筒部200は、直径(φ)90mm、であり、フランジ部500の直径は、170mmである。
(堀削工程)
図5は、堀削工程の一例を示す模式図である。
まず、図5に示すように、地面に対して、クローラ等で、穿孔堀削を行う。
この場合、具体的に穴600は、直径(φ)100mm、および深さL10で形成される。なお、本実施の形態において、深さL10は、700mmである。
(杭設置工程)
次に、図6は、基礎杭100を穴600に設置した場合の状況を示す模式図である。
図6に示すように、基礎杭100は、穴600に投入される。基礎杭100の長手方向の長さは、例えば、1350mmからなる。
この場合、地上に基礎杭100が650mmだけ突出して配置される。
(拡張工程)
次に、図7は、基礎杭100を穴底610に押し込む状況を示す模式図である。ここで、切り込み量(距離)L1は、50mm以上1000mm以下、好ましくは、100mm以上500mm以下である。
図7に示すように、フランジ部500を下方(矢印V1の方向)へ押し込む。
この場合、筒部200の内周面に設けられた傾斜部410および切り込み400により、矢印OPの方向に筒部200の端部が筒部200の軸心から放射方向へ拡張される。
すなわち、傾斜部410が、穴底610の底部に接触し、突き刺さって、筒部200の端部は、外周方向へ曲がる。
その結果、放射方向に拡張された筒部200の端部は、アンカーの代わりとして形成される。
(モルタル投入工程)
続いて、図8および図9は、モルタル投入工程の一例を示す模式図である。
図8に示すように、基礎杭100の孔部210にモルタル650を投入する。この場合、図8および図9に示すように、モルタル650が、孔300から基礎杭100の側方へ流れ出るとともに、筒部200の内部に蓄積される。その結果、基礎杭100の下端部側にモルタル650の横杭が形成される。
最後に、モルタル650をフランジ部500の面まで投入する、または、モルタル650の上部に、掘削工程で生じた砂または土を戻す。
以上により基礎杭100の設置は完了する。なお、設置後2週間経過した後、引き抜きテストを1トンまでテストしたが、引き抜き現象は、生じなかった。
なお、本実施の形態における基礎杭100は、太陽光パネルの設置用の基礎杭100として説明したが、これに限定されず、ビニールハウスなどの建築物の基礎として用いてもよく、その他の基礎として用いてもよい。
さらに、断面が三角形からなる傾斜部410(図7参照)を形成しているが、これに限定されず、強度の問題が生じなければ、平板状態からなってもよく、湾曲面からなってもよく、筒部200の厚みがある場合には、端部面に外側から内側に向けて傾斜する傾斜部位を設けてもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態と異なる点について主に説明を行う。第2の実施の形態においては、第1の実施の形態における設置用の基礎杭100にさらに、打ち込み用治具800を用いる。
打ち込み用治具800は、後述するように、基礎杭100の筒部200の内部に挿入して使用する。
図10および図11は、打ち込み用治具800の一例を示す模式図である。
図10に示すように、打ち込み用治具800は、本体810、先端部820、および打ち込みホルダ830を含む。
また、図11に示すように、打ち込み用治具800を引き抜く場合には、打ち込みホルダ830の代わりに、引き抜きホルダ850を取り付けてもよい。
本体部810は、円筒形状からなり、本体部810の一端側に先端部820が形成されている。先端部820は、切頭円錐形状からなる。先端部820は、図10に示すように、角度Θrが60度で形成される。
また、本体部810の他端側に打ち込みホルダ830が形成されている。
さらに、本体部810の天面にはボルトBをとりつけるための孔800hが形成されている。
打ち込みホルダ830は、天面部831が、各工具により打ち込み可能な形状からなる。また、打ち込みホルダ830の筒部832の下端部は、設置用の基礎杭100のフランジ部500に対して当接可能な形状からなる。
また、図11に示すように引き抜きホルダ850は、天面部851が形成され、筒部852の下端部は、基礎杭100のフランジ部500に対して当接可能な形状からなる。また、天面部851と、打ち込み用治具800の孔800hを介して本体部810の天面とがボルトBにより接続される。
すなわち、打ち込み用治具800を抜く際に、ボルトBを回転させることにより、本体部810が鉛直上方向に移動される。
その結果、打ち込み用治具800の本体部810および先端部820が基礎杭100の傾斜部410と接触している場合であっても、確実に打ち込み用治具800を鉛直上方向に抜出することができる。
続いて、図12から図15は、打ち込み用治具800を用いて設置用の基礎杭100を設置する状態を説明するための模式図である。
第2の実施の形態においては、第1の実施の形態における図6および図7の工程の代わりに図12から図15を用いたものである。
まず、図12に示すように、設置用の基礎杭100を穴600に挿入する。
次に、図13に示すように、基礎杭100の筒部200の内部に、打ち込み用治具800を挿入する。
この場合、打ち込み用治具800の先端部820が、基礎杭100の傾斜部410に接触する。先端部820の傾斜により傾斜部410が、筒部200の軸芯から外周側に向けて拡張させられる。すなわち、傾斜部410が筒部200の軸芯から放射方向に強制的に拡張する。
図14に示すように、さらに先端部820が鉛直下方に移動された場合、先端部820が傾斜部410と接触して傾斜部410が放射状に広げられた後、打ち込み用治具800の打ち込みホルダ830の端部(筒部832の下端部)がフランジ部500に接触する。
その結果、傾斜部410を確実に軸芯から強制的に外周方向へ拡張した後に、打ち込みホルダ830が基礎杭100のフランジ部500に接触し、鉛直下方に力を伝達し、さらに基礎杭100を穴底610に対して鉛直下方に埋設することができる。
続いて、図15に示すように、打ち込み用治具800を引き抜く場合、打ち込みホルダ830を取り外し、引き抜きホルダ850を取り付ける。
引き抜きホルダ850における取り付けボルトBを回転させることにより、容易に本体部810のみを鉛直上方向に引き抜くことができる。
なお、先端部820は、所定の傾斜からなることとしているが、これに限定されず、曲面から形成されてもよく、他の任意の面から形成されてもよい。
この後、第1の実施の形態における、モルタル投入工程に移行し、基礎杭100の設置は完了させることができる。
(他の例)
次に、図16は、基礎杭の他の例を説明するための模式的断面図である。
図16に示す用に、他の例においては、基礎杭100の代わりに、基礎杭100aからなる。以下、基礎杭100aが基礎杭100と異なる点について主に説明を行う。
基礎杭100aは、筒部200aに雄ネジBOが形成され、フランジ部500a側の筒部に雌ネジBMが形成されている。その結果、フランジ部500aの鉛直方向の高さ位置を調整することができる。
すなわち、基礎杭100aを設置した際に、土地の凸凹をネジBM、BOにより吸収し、フランジ部500aの天面の鉛直方向の高さを変化させることができる。
続いて、図17は、基礎杭のさらに他の例を説明するための模式的断面図である。
図17に示すように、他の例においては、基礎杭100の代わりに、基礎杭100bからなる。以下、基礎杭100bが基礎杭100と異なる点について主に説明を行う。
基礎杭100bは、筒部200bに孔COが形成され、フランジ部500b側の筒部に孔CMが形成されている。その結果、孔CMと孔COとを合わせてボルト等(図示省略)で固定することにより、フランジ部500bの鉛直方向の高さ位置を調整することができる。
すなわち、基礎杭100bを設置した際に、土地の凸凹を孔CM、COにより吸収し、フランジ部500bの天面の鉛直方向の高さを変化させることができる。また、図17に示すように、複数の孔を形成することにより、鉛直方向の高さ調整の組み合わせを増加させることができる。
特に、複数の孔のうち1または数個程度を用いることで、固定できるため、調整を容易に行うことができる。
以上のように、設置用の基礎杭100,100a,100bは、沈下重および引抜応力に耐えることができるので、風で太陽光パネルが浮き上がるような力が加わった場合でも、基礎杭100,100a,100bの抜出を防止することができる。また、太陽光パネルに積雪し、重みが増加した場合であっても、基礎杭100,100a,100bの沈下を防止することができる。
また、モルタル650を、基礎杭100,100a,100bの横杭として用いることができるので、低コストで、沈下重および引抜応力に応じることができる。
さらに、切り込み400および傾斜部410が形成されているので、基礎杭100を打ち込むことにより容易に放射状に拡張し、アンカーの代わりにすることができる。
また、本実施の形態においては、モルタル650を一層形成することとしているが、これに限定されず、2層、3層、その他の多層形成してもよい。その結果、さらに容易に設置用の基礎杭100,100a,100bを設置することができる。
また、打ち込み用治具800を用いることで、打ち込み用治具800が傾斜部410を強制的に外周方向へ広げることができる。また、打ち込み用治具800の打ち込みホルダ830を取り外し、引き抜きホルダ850にかえることで、打ち込み用治具800を確実に取り外すことができる。
本発明においては、設置用の基礎杭100,100a,100bが「設置用の基礎杭」に相当し、フランジ部500,500a,500bが「フランジ部」に相当し、切り込み400が「1または複数の切り込み」に相当し、傾斜部410が「傾斜部」に相当し、筒部200,200a,200bが「筒部」に相当し、打ち込み用治具800が「打ち込み用治具」に相当し、ネジBM,BOまたは孔CM,COおよびボルトが「調整部」に相当し、引き抜きホルダ850が「引き抜き構造」に相当し、図5から図9は、「基礎杭の設置方法」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100,100a,100b 設置用の基礎杭
200,200a,200b 筒部
400 切り込み
410 傾斜部
500,500a,500b フランジ部
800 打ち込み用治具
830 打ち込みホルダ
850 引き抜きホルダ

Claims (13)

  1. 長手方向に延在された筒部と、
    前記筒部の一端部に形成されたフランジ部と、
    前記筒部の他端部に形成された1または複数の切り込みと、
    前記1または複数の切り込みが形成された筒部の内周面に設けられた傾斜部と、
    他端側に形成された1または複数の孔部と、を含む、設置用の基礎杭。
  2. 前記1または複数の孔部は、前記1または複数の切り込みと異なる位置に形成された、請求項1記載の設置用の基礎杭。
  3. 前記筒部は、断面が六角形または円形からなる、請求項1または2記載の設置用の基礎杭。
  4. 前記切り込みは、矩形状に形成された、請求項1から3のいずれか1項に記載の設置用の基礎杭。
  5. 前記1または複数の孔部は、矩形状からなる、請求項1から4のいずれか1項に記載の設置用の基礎杭。
  6. 前記筒部は、一端側と他端側とに分割可能に形成され、
    前記筒部の一端側に前記フランジ部が形成され、
    前記筒部の他端側に形成された1または複数の切り込みと、
    前記1または複数の切り込みが形成された筒部の内周面に設けられた傾斜部と、
    他端側に形成された1または複数の孔部と、が形成され、
    前記筒部の一端側と他端側とを接続し、かつ前記筒部長さを調整する調整部が形成された、請求項1から5のいずれか1項に記載の設置用の基礎杭。
  7. 打ち込み用治具をさらに含み、
    前記打ち込み用治具は、前記傾斜部に接触し前記筒部の前記1または複数の切り込みを前記筒部の軸方向から放射方向へ拡張させるとともに、前記フランジ部に接触する、請求項1から6のいずれか1項に記載の設置用の基礎杭。
  8. 前記請求項1から7のいずれかに記載の設置用の基礎杭と、前記フランジ部に設置する太陽光パネルと、を含む、太陽光パネルの設置用の基礎杭。
  9. 長手方向に延在された筒部と、前記筒部の一端部に形成されたフランジ部と、前記筒部の他端部に形成された1または複数の切り込みと、前記1または複数の切り込みが形成された筒部の内周面に設けられた傾斜部と、前記他端側に形成された1または複数の孔部と、を含む設置用の基礎杭を用いた基礎杭の設置方法であって、
    前記設置用の基礎杭を埋設するための縦穴を掘削する掘削工程と、
    前記堀削工程により形成された前記縦穴に前記設置用の基礎杭を配設する基礎杭設置工程と、
    前記基礎杭を前記縦穴に押し込み、前記傾斜部により前記1または複数の切り込みを前記筒部の軸方向から放射方向へ拡張させる拡張工程と、
    前記拡張工程の後に、前記フランジ部側から前記筒部の孔部の位置よりも上部までモルタルを投入するモルタル投入工程と、を含む、基礎杭の設置方法。
  10. 打ち込み用治具をさらに含む基礎杭の設置方法であって、
    前記拡張工程は、前記打ち込み用治具を用いて前記1または複数の切り込みを前記筒部の軸方向から放射方向へ拡張させる、請求項9記載の基礎杭の設置方法。
  11. 前記打ち込み用治具は、引き抜き構造を有しており、
    前記拡張工程は、前記打ち込み用治具を用いて前記1または複数の切り込みを前記筒部の軸方向から放射方向へ拡張させた後、前記引き抜き構造により前記打ち込み用治具のみを引き抜く、請求項10記載の基礎杭の設置方法。
  12. 一端側と他端側とに分離可能に形成された前記筒部を、接続し、前記筒部の鉛直方向の長さを調整する調整工程をさらに含む、請求項9から11のいずれか1項に記載の基礎杭の設置方法。
  13. 請求項9から12に記載の基礎杭の設置方法と、前記フランジ部に太陽光パネルを設置する設置工程と、を含む、太陽光パネルの基礎杭の設置方法。
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