JP2009041285A - カーポート屋根支持柱固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】支持柱の製作コストも支持柱を地盤側に固定するための施工コストも安くし易く、しかも、敷地の境界近くに支持柱を立て易く、カーポートを設置するための工期も短縮し易いカーポート屋根支持柱固定装置を提供する。
【解決手段】地盤側に載置される支持板7に、カーポート屋根の支持柱を固定可能な柱固定具8を固定してあるとともに、板厚方向に貫通する複数の貫通孔11を形成してあり、支持板を、複数の貫通孔の夫々に抜け止め状態で挿通した支持板固定具9で地盤側に固定可能に構成してある。
【選択図】図2
【解決手段】地盤側に載置される支持板7に、カーポート屋根の支持柱を固定可能な柱固定具8を固定してあるとともに、板厚方向に貫通する複数の貫通孔11を形成してあり、支持板を、複数の貫通孔の夫々に抜け止め状態で挿通した支持板固定具9で地盤側に固定可能に構成してある。
【選択図】図2
Description
本発明は、カーポート屋根の支持柱を地盤側に固定するために使用するカーポート屋根支持柱固定装置に関する。
カーポート屋根の支持柱は、従来、地盤側に埋設固定してあり、そのために、地盤側に埋設する長尺の柱基礎部分を支持柱の下端側に延設しておき、地盤側に掘った埋設用の穴の底面に栗石などを敷き詰めて、穴の略中心位置の敷石部分に柱基礎部分が載るように支持柱を立て、その後、柱基礎部分周りの穴にコンクリートを打設して、地盤側に固定してある(例えば、特許文献1参照)。
カーポート屋根の支持柱は、カーポート屋根が風圧で浮き上がらないように、地盤側に対して必要な引き抜き強度を確保できるように固定する必要があり、特に、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合は、引き抜き強度に加えて、カーポート屋根がその上に積もった雪の重みなどで転倒しないように、必要な大きさの転倒モーメントを確保できるように固定する必要がある。
このため、従来のように、地盤側に埋設固定してある支持柱において、支持柱の地盤側に対する必要な引き抜き強度や、カーポート屋根の必要な大きさの転倒モーメントを確保するには、柱基礎部分の埋設深さが深くなるように、支持柱の下端側に長さが長い柱基礎部分を延設しておく必要があるとともに、径が大きくて深さが深い穴を地盤側に掘って、その穴にコンクリートを打設する必要がある。
ところが、支持柱の下端側に長い柱基礎部分を延設すると、支持柱の製作コストが高くなる欠点があり、また、地盤側に径が大きくて深さが深い穴を掘ると、掘削の手間が増大するとともに、掘り出した残土の処理にも手間が掛かる上に、大量のコンクリートを打設する必要があるので、支持柱を地盤側に固定するための施工コストが高くなる欠点がある。
また、穴の略中心位置の敷石部分に柱基礎部分が載るように支持柱を立てるので、敷地を有効利用できるように、敷地の境界近くに支持柱を立てたい場合でも、径が大きい穴を掘るほど支持柱の位置が敷地の境界から離れてしまい、敷地の境界近くに支持柱を立て難い欠点がある。
更に、穴に打設したコンクリートが硬化するまで待たなければ、支持柱を地盤側に固定できないので、カーポートを設置するための工期が長くなる欠点もある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、支持柱の地盤側に対する必要な引き抜き強度や、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合に、必要な大きさの転倒モーメントを確保できるように、支持柱を地盤側に固定できるようにするにあたって、支持柱の製作コストも支持柱を地盤側に固定するための施工コストも安くし易く、しかも、敷地の境界近くに支持柱を立て易く、カーポートを設置するための工期も短縮し易いカーポート屋根支持柱固定装置を提供することを目的とする。
このため、従来のように、地盤側に埋設固定してある支持柱において、支持柱の地盤側に対する必要な引き抜き強度や、カーポート屋根の必要な大きさの転倒モーメントを確保するには、柱基礎部分の埋設深さが深くなるように、支持柱の下端側に長さが長い柱基礎部分を延設しておく必要があるとともに、径が大きくて深さが深い穴を地盤側に掘って、その穴にコンクリートを打設する必要がある。
ところが、支持柱の下端側に長い柱基礎部分を延設すると、支持柱の製作コストが高くなる欠点があり、また、地盤側に径が大きくて深さが深い穴を掘ると、掘削の手間が増大するとともに、掘り出した残土の処理にも手間が掛かる上に、大量のコンクリートを打設する必要があるので、支持柱を地盤側に固定するための施工コストが高くなる欠点がある。
また、穴の略中心位置の敷石部分に柱基礎部分が載るように支持柱を立てるので、敷地を有効利用できるように、敷地の境界近くに支持柱を立てたい場合でも、径が大きい穴を掘るほど支持柱の位置が敷地の境界から離れてしまい、敷地の境界近くに支持柱を立て難い欠点がある。
更に、穴に打設したコンクリートが硬化するまで待たなければ、支持柱を地盤側に固定できないので、カーポートを設置するための工期が長くなる欠点もある。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、支持柱の地盤側に対する必要な引き抜き強度や、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合に、必要な大きさの転倒モーメントを確保できるように、支持柱を地盤側に固定できるようにするにあたって、支持柱の製作コストも支持柱を地盤側に固定するための施工コストも安くし易く、しかも、敷地の境界近くに支持柱を立て易く、カーポートを設置するための工期も短縮し易いカーポート屋根支持柱固定装置を提供することを目的とする。
本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置の第1特徴構成は、地盤側に載置される支持板に、カーポート屋根の支持柱を固定可能な柱固定具を固定してあるとともに、板厚方向に貫通する複数の貫通孔を形成してあり、前記支持板を、前記複数の貫通孔の夫々に抜け止め状態で挿通した支持板固定具で地盤側に固定可能に構成してある点にある。
〔作用及び効果〕
地盤側に載置される支持板に、カーポート屋根の支持柱を固定可能な柱固定具を固定して、支持柱を支持板に固定できるようにしてあるので、支持柱の下端側に埋設用の柱基礎部分を延設しておく必要がなくなり、支持柱の製作コストを安くし易いとともに、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合は、支持板の寸法や、柱固定具の支持板に対する固定位置を適宜設定しておくことにより、必要な大きさの転倒モーメントを簡便に確保することができる。
また、柱固定具を固定してある支持板に、板厚方向に貫通する複数の貫通孔を形成して、その支持板を複数の貫通孔の夫々に抜け止め状態で挿通した支持板固定具で地盤側に固定可能に構成してあるので、支持板固定具による地盤側に対する固定強度を適宜設定しておくことにより、支持柱の必要な引き抜き強度を簡便に確保することができる。
従って、支持柱の地盤側に対する必要な引き抜き強度や、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合に、必要な大きさの転倒モーメントを確保できるように、支持柱を地盤側に固定できるようにするにあたって、径が大きくて深い穴を地盤側に特に掘削することなく、また、従来のようにコンクリートを特に打設することなく、必要な引き抜き強度を確保することができ、また、必要な大きさの転倒モーメントを確保できるように、支持柱を地盤側に簡便に固定できるので、支持柱を地盤側に固定するための施工コストを安くし易いとともに、カーポートを設置するための工期も短縮し易い。
しかも、柱固定具の支持板に対する固定位置を支持板の端部近くに設定しておくことにより、敷地の境界近くに支持柱を立て易い。
地盤側に載置される支持板に、カーポート屋根の支持柱を固定可能な柱固定具を固定して、支持柱を支持板に固定できるようにしてあるので、支持柱の下端側に埋設用の柱基礎部分を延設しておく必要がなくなり、支持柱の製作コストを安くし易いとともに、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合は、支持板の寸法や、柱固定具の支持板に対する固定位置を適宜設定しておくことにより、必要な大きさの転倒モーメントを簡便に確保することができる。
また、柱固定具を固定してある支持板に、板厚方向に貫通する複数の貫通孔を形成して、その支持板を複数の貫通孔の夫々に抜け止め状態で挿通した支持板固定具で地盤側に固定可能に構成してあるので、支持板固定具による地盤側に対する固定強度を適宜設定しておくことにより、支持柱の必要な引き抜き強度を簡便に確保することができる。
従って、支持柱の地盤側に対する必要な引き抜き強度や、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合に、必要な大きさの転倒モーメントを確保できるように、支持柱を地盤側に固定できるようにするにあたって、径が大きくて深い穴を地盤側に特に掘削することなく、また、従来のようにコンクリートを特に打設することなく、必要な引き抜き強度を確保することができ、また、必要な大きさの転倒モーメントを確保できるように、支持柱を地盤側に簡便に固定できるので、支持柱を地盤側に固定するための施工コストを安くし易いとともに、カーポートを設置するための工期も短縮し易い。
しかも、柱固定具の支持板に対する固定位置を支持板の端部近くに設定しておくことにより、敷地の境界近くに支持柱を立て易い。
本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置の第2特徴構成は、前記支持板はプレキャストコンクリート、又は金属板、樹脂板などで形成してあり、前記柱固定具は、前記支持柱をボルト固定可能な柱固定部材を前記支持板の上面側から突出させて、その支持板に埋め込み固定してある点にある。
〔作用及び効果〕
支持板はプレキャストコンクリート、又は金属板、樹脂板などで形成してあるので、寸法の大きな支持板、つまり、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合に、必要な大きさの転倒モーメントを確保し易く、特に、支持板をプレキャストコンクリートで形成してあれば、鋼材などの高価な金属材料を大量に使用することなく製作でき、カーポート屋根支持柱固定装置の製作コストを安くし易い。
また、柱固定具は、支持柱をボルト固定可能な柱固定部材を備えていて、その柱固定部材を支持板の上面側から突出させて、その支持板に埋め込み固定してあるので、緩みが生じやすいボルトなどで柱固定具を支持板に固定してある場合に比べて、必要な固定強度を長期に亘って確保できるように柱固定具を支持板に固定し易く、カーポート設置後のメンテナンスの手間を軽減できる。
支持板はプレキャストコンクリート、又は金属板、樹脂板などで形成してあるので、寸法の大きな支持板、つまり、カーポート屋根を片持ち支持している支持柱の場合に、必要な大きさの転倒モーメントを確保し易く、特に、支持板をプレキャストコンクリートで形成してあれば、鋼材などの高価な金属材料を大量に使用することなく製作でき、カーポート屋根支持柱固定装置の製作コストを安くし易い。
また、柱固定具は、支持柱をボルト固定可能な柱固定部材を備えていて、その柱固定部材を支持板の上面側から突出させて、その支持板に埋め込み固定してあるので、緩みが生じやすいボルトなどで柱固定具を支持板に固定してある場合に比べて、必要な固定強度を長期に亘って確保できるように柱固定具を支持板に固定し易く、カーポート設置後のメンテナンスの手間を軽減できる。
本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置の第3特徴構成は、前記柱固定具は、前記支持柱をボルト固定可能な柱固定部材と、前記支持板にボルト固定可能な支持板固定部材とを備えている点にある。
〔作用及び効果〕
柱固定具は、支持柱をボルト固定可能な柱固定部材と、支持板にボルト固定可能な支持板固定部材とを備えているので、形状や寸法などの仕様が異なる種々の支持柱を地盤側に固定できるように、種々の支持柱の仕様に対応する柱固定部材を備えた柱固定具を製作しておくことにより、仕様が同じ支持板に、支持柱の仕様に対応する柱固定部材を備えた柱固定具を支持板にボルト固定して、その柱固定部材に支持柱をボルト固定することができ、施工コストを一層安くし易い。
柱固定具は、支持柱をボルト固定可能な柱固定部材と、支持板にボルト固定可能な支持板固定部材とを備えているので、形状や寸法などの仕様が異なる種々の支持柱を地盤側に固定できるように、種々の支持柱の仕様に対応する柱固定部材を備えた柱固定具を製作しておくことにより、仕様が同じ支持板に、支持柱の仕様に対応する柱固定部材を備えた柱固定具を支持板にボルト固定して、その柱固定部材に支持柱をボルト固定することができ、施工コストを一層安くし易い。
本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置の第4特徴構成は、前記支持板固定具が、前記貫通孔に抜け止め状態で挿通される杭である点にある。
〔作用及び効果〕
支持板固定具が、貫通孔に抜け止め状態で挿通される杭であるので、所望の引き抜き強度を確保し易い杭を適宜選択して、支持板を地盤側に固定することができ、支持柱の引き抜き強度や、必要な大きさの転倒モーメントを簡便に確保し易い。
支持板固定具が、貫通孔に抜け止め状態で挿通される杭であるので、所望の引き抜き強度を確保し易い杭を適宜選択して、支持板を地盤側に固定することができ、支持柱の引き抜き強度や、必要な大きさの転倒モーメントを簡便に確保し易い。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、カーポート屋根1を片持ち支持している二本の支持柱2を、本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置(以下、単に固定装置という)Aで地盤B側である地面3に固定してある組立式のカーポートを示している。
〔第1実施形態〕
図1は、カーポート屋根1を片持ち支持している二本の支持柱2を、本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置(以下、単に固定装置という)Aで地盤B側である地面3に固定してある組立式のカーポートを示している。
前記カーポート屋根1は、略矩形のアルミ合金製の屋根骨組み4に、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂などの樹脂製の屋根板材5をビスなどで固定して構成してある。
前記支持柱2の夫々は、アルミ合金製の角パイプなどで構成してあり、上端部に梁部材6をボルト固定して、その梁部材6に屋根骨組み4をボルト固定するとともに、下端部を固定装置Aで地面3に固定して、カーポート屋根1を片持ち支持している。
前記固定装置Aは、図2にも示すように、地盤側に載置される支持板7と、支持柱2の下部を固定可能な鋼製の柱固定具8と、支持板7を地面3に固定可能な支持板固定具9とを備えている。
前記支持板7は、図3に示すように、鉄筋10を配筋してあるプレキャストコンクリートで形成してあるとともに、板厚方向に貫通する複数の貫通孔11をその外周側に沿って所定間隔で形成してある。
前記柱固定具8は、支持柱2をボルト固定可能な柱固定部材12と、支持板7に埋め込み固定される支持板固定部材13とを一体に備えた、外周形状が支持柱2の内周形状と略同じ有底角筒状に形成してある。
そして、支持板固定部材13を支持板7に埋め込まれる鉄筋10に溶接固定した状態で、コンクリートを打設することにより、プレキャストコンクリート製の支持板7を製作して、柱固定部材12を支持板7の上面側から突出させて、柱固定具8をその支持板7に埋め込み固定してある。
前記柱固定部材12には雌ねじ孔14を形成してあり、支持柱2の下端部を柱固定部材12に外嵌して、支持柱2側に形成してあるボルト孔に挿通した頭付きボルト15を雌ねじ孔14に締め込んで、支持柱2を柱固定具8に固定してある。
前記支持板固定具9は、図2にも示すように、長手方向に沿う中心線周りで螺旋状に捩った形状に形成してあるとともに、その先端を尖らせてある、所謂「打ち込み式アンカー」と言われる杭25で構成してあり、この杭25を貫通孔11の夫々に通して回転させながら地盤Bに打ち込んで、その杭頭の雄ねじ部17にワッシャ16を挟んでナット18を締め込むことにより、図4に示すように、貫通孔11に抜け止め状態で挿通して、所定の大きさの引き抜き強度を確保できるように支持板7を地盤B側に固定してある。
尚、杭25は、単に地盤Bに打ち込むだけでも良いが、より大きな引き抜き強度を確保できるように、地盤Bに打ち込んだ後、一旦、引き抜いて、その打ち込み跡に形成された杭穴に無収縮セメントモルタルや膨張セメントモルタルなどの硬化性流体を充填した後、再度、杭25を打ち込んでも良いし、予め、杭25よりも大径の杭穴をオーガ装置などで地盤B側に形成してから、その杭穴に前述の硬化性流体を充填すると共に、杭25を挿入して一体的に硬化させても良い。
〔第2実施形態〕
図5は、本発明による固定装置Aの別実施形態を示し、柱固定具8は、支持柱2をボルト固定可能な外周形状が支持柱2の内周形状と略同じ角筒状の柱固定部材12と、柱固定部材12の下端部に、その下端開口を塞ぐように一体に溶接固定してある鍔状の支持板固定部材13とを備えた箱状に形成してあり、支持板固定部材13にはボルト挿通孔19を形成してある。
図5は、本発明による固定装置Aの別実施形態を示し、柱固定具8は、支持柱2をボルト固定可能な外周形状が支持柱2の内周形状と略同じ角筒状の柱固定部材12と、柱固定部材12の下端部に、その下端開口を塞ぐように一体に溶接固定してある鍔状の支持板固定部材13とを備えた箱状に形成してあり、支持板固定部材13にはボルト挿通孔19を形成してある。
そして、スタッドボルト20を、その下端部を支持板7の鉄筋10に溶接して、支持板7に埋設固定しておき、そのスタッドボルト20を支持板固定部材13のボルト挿通孔19に挿通して、ナット21を締め込むことにより、図5(ロ)に示すように、柱固定具8を支持板7に固定できるように構成してある。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、形状や寸法などの仕様が異なる支持柱2を地面3に固定したい場合には、その支持柱2に対応する形状や寸法の柱固定部材12と、スタッドボルト20を挿通できるようにボルト挿通孔19を形成してある支持板固定部材13とを備えた柱固定具8を製作しておけば、図5(ハ)に示すように、その柱固定具8を支持板7に固定して、支持柱2を地面3に固定することができる。
〔第3実施形態〕
図6は、本発明による固定装置Aの別実施形態を示し、支持板7を、支持板固定具9としての頭付きボルト22で、地盤B側である鉄筋コンクリート製の床下地23に固定して、支持柱2をその支持板7に柱固定具8で固定してある。
図6は、本発明による固定装置Aの別実施形態を示し、支持板7を、支持板固定具9としての頭付きボルト22で、地盤B側である鉄筋コンクリート製の床下地23に固定して、支持柱2をその支持板7に柱固定具8で固定してある。
つまり、床下地23に開けた穴にコンクリートアンカー用樹脂カプセル(商品名:ケミカルアンカー)などを装着して、袋ナット24をその床下地23に接着固定し、支持板7の貫通孔11に挿通した頭付きボルト22を袋ナット24に締め込んで、支持板7を地盤B側に固定してある。
尚、図示しないが、床下地23に開けた穴に支持板固定具9としてのスタッドボルトを接着固定しておき、そのスタッドボルトを支持板7の貫通孔11に挿通して、そのスタッドボルトにナットを締め込むことにより、支持板7を地盤B側に固定しても良い。
その他の構成は第1又は第2実施形態と同様である。
その他の構成は第1又は第2実施形態と同様である。
〔その他の実施形態〕
1.本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置は、支持板を鋼板などの金属板や樹脂板などで形成してあってもよい。
2.本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置は、鋼板などの金属板で形成してある支持板に、柱固定具を溶接固定してあっても良い。
3.本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置は、カーポート屋根を両持ち支持する支持柱を地盤側に固定するためのものであっても良い。
1.本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置は、支持板を鋼板などの金属板や樹脂板などで形成してあってもよい。
2.本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置は、鋼板などの金属板で形成してある支持板に、柱固定具を溶接固定してあっても良い。
3.本発明によるカーポート屋根支持柱固定装置は、カーポート屋根を両持ち支持する支持柱を地盤側に固定するためのものであっても良い。
1 カーポート屋根
2 支持柱
7 支持板
8 柱固定具
9 固定具
11 貫通孔
12 柱固定部材
13 支持板固定部材
25 杭
2 支持柱
7 支持板
8 柱固定具
9 固定具
11 貫通孔
12 柱固定部材
13 支持板固定部材
25 杭
Claims (4)
- 地盤側に載置される支持板に、カーポート屋根の支持柱を固定可能な柱固定具を固定してあるとともに、板厚方向に貫通する複数の貫通孔を形成してあり、
前記支持板を、前記複数の貫通孔の夫々に抜け止め状態で挿通した支持板固定具で地盤側に固定可能に構成してあるカーポート屋根支持柱固定装置。 - 前記支持板はプレキャストコンクリート、又は金属板、樹脂板などで形成してあり、
前記柱固定具は、前記支持柱をボルト固定可能な柱固定部材を前記支持板の上面側から突出させて、その支持板に埋め込み固定してある請求項1記載のカーポート屋根支持柱固定装置。 - 前記柱固定具は、前記支持柱をボルト固定可能な柱固定部材と、前記支持板にボルト固定可能な支持板固定部材とを備えている請求項1記載のカーポート屋根支持柱固定装置。
- 前記支持板固定具が、前記貫通孔に抜け止め状態で挿通される杭である請求項1記載のカーポート屋根支持柱固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007208409A JP2009041285A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | カーポート屋根支持柱固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007208409A JP2009041285A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | カーポート屋根支持柱固定装置 |
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ID=40442308
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JP (1) | JP2009041285A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101030114B1 (ko) | 2009-04-29 | 2011-04-20 | 남진호 | 구조물 지지 구조 |
JP2012046897A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Kangna Nelson Shen | 家屋ユニットの杭基礎 |
-
2007
- 2007-08-09 JP JP2007208409A patent/JP2009041285A/ja active Pending
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JP2012046897A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Kangna Nelson Shen | 家屋ユニットの杭基礎 |
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