JP2016024213A - 画像測定装置、画像測定装置用のguiプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】より使いやすいユーザーフレンドリーな画像測定装置を提供する。【解決手段】画像測定装置は、レンズの種類または倍率を切り替え可能であって被測定物の画像を取得する画像測定機と、画像測定機で取得された画像を表示するとともにユーザに操作画面を提供する表示部と、画像測定機および表示部の動作を制御する制御部と、を備える。制御部には、レンズの種類または倍率ごとに校正値とその校正値の有効期限とが記録されている。制御部は、校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを表示部にてユーザに伝える。【選択図】図5
Description
本発明は画像測定装置に関する。具体的には、レンズの種類や倍率を切り替えられる顕微鏡を用いた画像測定装置において、ユーザによるレンズ切り替え操作を支援するためのGUI(グラフィカルユーザインタフェース、graphical user interface)に関する。
ワーク(被測定物)1の形状観察や寸法測定を行う画像測定装置が知られている(例えば特許文献1、2)。
図14に画像測定装置のシステム構成を示す。画像測定装置は、画像測定機2と、制御コンピュータユニット50と、を具備する。
画像測定機2は、いわゆる顕微鏡と同等である。画像測定機2は、基体部10と、ステージ12と、レンズ組立体17と、CCDカメラ3を有する。
基体部10は、土台11と、土台11から上方へ延びるように立設された支持レール16と、を有する。
ステージ12は、ワーク(被測定物)1を載置するためのものであり、X方向調整ハンドル13、Y方向調整ハンドル14及びステージ回転つまみ15によって、X方向、Y方向及び回転方向に移動可能となっている。
図14に画像測定装置のシステム構成を示す。画像測定装置は、画像測定機2と、制御コンピュータユニット50と、を具備する。
画像測定機2は、いわゆる顕微鏡と同等である。画像測定機2は、基体部10と、ステージ12と、レンズ組立体17と、CCDカメラ3を有する。
基体部10は、土台11と、土台11から上方へ延びるように立設された支持レール16と、を有する。
ステージ12は、ワーク(被測定物)1を載置するためのものであり、X方向調整ハンドル13、Y方向調整ハンドル14及びステージ回転つまみ15によって、X方向、Y方向及び回転方向に移動可能となっている。
レンズ組立体17は、支持レール16によって上下動可能に支持されている。レンズ組立体17は、ワーク(被測定物)1と対向する側に、複数の取付け穴を有するレボルバ18を有し、このレボルバ18の各取付け穴に対物レンズを着脱できるようになっている。ここでは、レボルバ18には4つの取付け穴があるとする。レボルバ18は、電動または手動によって回転し、それによって対物レンズを切り替える。ここでは、互いに倍率が異なる4つの対物レンズ19a,19b,19c,19dがレボルバ18に取り付けられている。
レンズ組立体17は、その上部に接眼レンズ20を備え、この接眼レンズ20と対物レンズ19a〜19dとを正立三眼鏡筒21を介して光学的に結合するものとなっている。レンズ組立体17は、ハンドル22、23を手動操作することで上下動の調整が可能であるが、電動駆動もできるようになっている。
CCDカメラ3は、正立三眼鏡筒21の上部に装着されている。
制御コンピュータユニット50は、ホストコンピュータ60と入出力手段70とを有する。入出力手段70としては、タッチディスプレイパネル71と、キーボード72と、マウス73と、を有する。
ホストコンピュータ60は、CPUとメモリとで構成されたいわゆるコンピュータである。ホストコンピュータ60は、CCDカメラ3で取得された画像データを処理して、その結果をタッチディスプレイパネル71に表示させる。また、ホストコンピュータ60は、ユーザによる入力操作に応じてレボルバ18を回転させて対物レンズ(19a〜19d)を切り替えたり、フォーカス合わせを行ったりする。
さて、画像測定によってワーク(被測定物)の形状観察や寸法測定を行うにあたっては、現に使用しているレンズを特定してホストコンピュータ60に教示(設定)しなければならない。ホストコンピュータ60としては、現に使用されているレンズの倍率等が特定されなければ、画像データから寸法を算出することもできないからである。
そこで、レンズ情報を設定入力するための画面として、例えば、図15のようなGUI画面がユーザに提供される。このようなGUI画面はホストコンピュータ60による表示制御によってタッチディスプレイパネル71に表示される。ユーザは、タッチディスプレイパネル71へのタッチ操作またはキーボード入力やマウス操作によってGUI画面から情報入力や選択操作を行う。
図15のGUI画面の構成を概略説明する。図15のGUI画面を「レンズ選択画面200」と称することとする。レンズ選択画面200には、レボルバ情報表示領域210と、レンズ情報表示領域250と、が設けられている。レボルバ情報表示領域210では、レボルバ18のどの取付け穴に何のレンズが取り付けられているかを表示する。レボルバ情報表示領域210の左側に「A」、「B」、「C」、「D」と縦に並んでいるのはレボルバ18の各取り付け穴の識別名(220)である。もちろんのことながら、レボルバ18には各取り付け穴の識別名「A」、「B」、「C」、「D」が刻印されるなどにより、取り付け穴の識別名がわかるようになっている。
各識別名の横に各識別名と対応するレンズ名表示枠230が設けられている。レンズ名表示枠230には、レボルバ18の取り付け穴に装着されているレンズの名前(種類)が表示される。レンズ名表示枠230にはユーザが直接名称を打ち込んでもよく、ドロップダウンリストで提示される一覧からレンズ名を選択してもよい。詳しく図示しないが、各レンズ名表示枠230の右端にある下向き三角231をクリックすると、ドロップダウンリストとして使用可能なレンズ名一覧が表示されるようになっている。ユーザの手元には様々な種類のレンズがストックされているのが一般的ある。ワークの画像測定を行うにあたって、ユーザは手元にあるレンズストックのなかから画像測定に使用するレンズをいくつか(例えば4つ)選び出し、レボルバ18の各取り付け穴に取り付けていく。レボルバ18の各取り付け穴にレンズを取り付けたら、どの取付け穴に何のレンズを取り付けたかをレンズ名表示枠230に表示させる。
取付け穴の識別名220とレンズ名表示枠230との間に各取付け穴の識別名220と対応するラジオボタン240が設けられている。ラジオボタン240のON状態(穴の中に黒点がある)は、レボルバ18の各取り付け穴のうちCCDカメラ3に繋がっている取り付け穴を表わし、それはつまり、現に使用されているレンズを示す。ユーザがラジオボタン240の選択を切り替えることによって使用するレンズを切り替えることができる。
レンズ情報表示領域250には、現に使用されているレンズの情報が表示される。レンズ情報としては、レンズ名(251)やシリアル番号(252)に加えて、光学性能の情報(260)と校正値の情報(270)とが表示される。光学性能の情報260としては、倍率261および開口数262がある。校正値の情報270としては、一画素あたりの実際の長さ(271)や光軸オフセット(光軸の傾き)(272)がある。これらの校正値は予め求められ、ホストコンピュータ60に入力されて記憶されているものである。(詳しく説明しないが、レンズごとの校正値を効率よく求めて設定記憶するためのGUI画面が別途に提供されることがある。)ユーザがレンズを選択すると(ラジオボタン240のいずれかをONにすると)、ホストコンピュータ60はメモリから対応するレンズ校正値を呼び出してレンズ情報表示領域250に表示する。
レボルバ18が電動である場合、レンズ選択に応じてレボルバ18が自動で回転する。例えば、ユーザが「了解」ボタン201を押すと、ラジオボタン240で選択されているレンズが使用可能状態になるようにレボルバ18が自動的に回転する。
画像測定を行うにあたってはレンズに対する校正値が正しく設定されていることが肝要である。校正値が正しくないと、誤った測定値が出力されてしまう恐れがある。従って、各レンズに対する校正値を正しく求めることは当然のことであるが、校正値が常に正しい値を保つように維持管理されていなければならない。
ところで、画像測定装置を使用している場面を考えてみる。
画像測定装置のユーザは、例えば部品加工会社かもしれないし試験研究所かもしれないが、複数人で一つの画像測定装置を共用することが多いであろう。各レンズに対する校正作業は、特定の担当者が総て行う場合もあれば、各使用者がその都度必要に応じて行う場合もあるかもしれないが、校正済みであるかどうか、登録されている校正値が有効なものかどうかが使用者間で分かりにくいという問題は共通して発生する。
レンズ管理ノートのようなものを作成しておけば、その都度ノートをみることで、いつ誰が校正を行ったかはわかるかもしれないが、やはり面倒である。画像測定装置の使い方に十分に習熟していない使用者の場合には、校正値が正しくないレンズを誤って使用してしまう恐れもある。これはユーザ責任の誤操作といえるかもしれないが、誤った測定値に基づいて後段の処理が進んでしまうとユーザにとって好ましくない結果を生むこともあるので、やはりこのような誤操作を未然に防ぐ仕掛けがあれば有益である。
画像測定装置のユーザは、例えば部品加工会社かもしれないし試験研究所かもしれないが、複数人で一つの画像測定装置を共用することが多いであろう。各レンズに対する校正作業は、特定の担当者が総て行う場合もあれば、各使用者がその都度必要に応じて行う場合もあるかもしれないが、校正済みであるかどうか、登録されている校正値が有効なものかどうかが使用者間で分かりにくいという問題は共通して発生する。
レンズ管理ノートのようなものを作成しておけば、その都度ノートをみることで、いつ誰が校正を行ったかはわかるかもしれないが、やはり面倒である。画像測定装置の使い方に十分に習熟していない使用者の場合には、校正値が正しくないレンズを誤って使用してしまう恐れもある。これはユーザ責任の誤操作といえるかもしれないが、誤った測定値に基づいて後段の処理が進んでしまうとユーザにとって好ましくない結果を生むこともあるので、やはりこのような誤操作を未然に防ぐ仕掛けがあれば有益である。
本発明の目的は、より使いやすいユーザーフレンドリーな画像測定装置を提供することにある。より具体的には、より使いやすいユーザーフレンドリーな画像測定装置を実現するための画像測定装置用GUIプログラムを提供することにある。
本発明の画像測定装置は、
レンズの種類または倍率を切り替え可能であって被測定物の画像を取得する画像測定機と、
前記画像測定機で取得された画像を表示するとともにユーザに操作画面を提供する表示部と、
前記画像測定機および前記表示部の動作を制御する制御部と、を備えた画像測定装置であって、
前記制御部には、レンズの種類または倍率ごとに校正値とその校正値の有効期限とが記録されており、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部にてユーザに伝える
ことを特徴とする。
レンズの種類または倍率を切り替え可能であって被測定物の画像を取得する画像測定機と、
前記画像測定機で取得された画像を表示するとともにユーザに操作画面を提供する表示部と、
前記画像測定機および前記表示部の動作を制御する制御部と、を備えた画像測定装置であって、
前記制御部には、レンズの種類または倍率ごとに校正値とその校正値の有効期限とが記録されており、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部にてユーザに伝える
ことを特徴とする。
本発明では、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率がユーザによって選択された際に、校正値の有効期限が切れていることをユーザに伝える
ことが好ましい。
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率がユーザによって選択された際に、校正値の有効期限が切れていることをユーザに伝える
ことが好ましい。
本発明では、
前記操作画面には、
前記画像測定機で使用可能なレンズまたは倍率を一覧表示する一覧表示領域と、
前記画像測定機にマウントされているレンズまたは倍率を表示するマウントレンズ表示領域と、が設けられており、
前記制御部は、
前記一覧表示領域に表示されたレンズまたは倍率に対応した画像、記号もしくは文字列がドラッグアンドドロップで前記マウントレンズ表示領域に移動させられたことを検出したら、そのレンズまたは倍率をマウントレンズとして登録し、
さらに、そのレンズまたは倍率の校正値の有効期限が切れている場合には、校正値の有効期限が切れていることをユーザに伝える表示を行う
ことが好ましい。
前記操作画面には、
前記画像測定機で使用可能なレンズまたは倍率を一覧表示する一覧表示領域と、
前記画像測定機にマウントされているレンズまたは倍率を表示するマウントレンズ表示領域と、が設けられており、
前記制御部は、
前記一覧表示領域に表示されたレンズまたは倍率に対応した画像、記号もしくは文字列がドラッグアンドドロップで前記マウントレンズ表示領域に移動させられたことを検出したら、そのレンズまたは倍率をマウントレンズとして登録し、
さらに、そのレンズまたは倍率の校正値の有効期限が切れている場合には、校正値の有効期限が切れていることをユーザに伝える表示を行う
ことが好ましい。
本発明では、
前記操作画面には、
前記画像測定機で使用可能なレンズまたは倍率を一覧表示する一覧表示領域と、
前記画像測定機にマウントされているレンズまたは倍率を表示するマウントレンズ表示領域と、が設けられており、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率がある場合には、前記一覧表示領域において、校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部にてユーザに伝える
ことが好ましい。
前記操作画面には、
前記画像測定機で使用可能なレンズまたは倍率を一覧表示する一覧表示領域と、
前記画像測定機にマウントされているレンズまたは倍率を表示するマウントレンズ表示領域と、が設けられており、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率がある場合には、前記一覧表示領域において、校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部にてユーザに伝える
ことが好ましい。
本発明では、
前記表示部上におけるハイライト表示またはメッセージ表示により、校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることをユーザに伝える
ことが好ましい。
前記表示部上におけるハイライト表示またはメッセージ表示により、校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることをユーザに伝える
ことが好ましい。
本発明では、
前記表示部にレンズの種類または倍率ごとにサムネイルを表示し、
前記各サムネイルには、
予め用意された基準パターンを各倍率に合わせて大きさ調整した画像、または、現在撮像されている画像を各レンズの倍率に合わせて大きさ調整した画像、を表示する
ことが好ましい。
前記表示部にレンズの種類または倍率ごとにサムネイルを表示し、
前記各サムネイルには、
予め用意された基準パターンを各倍率に合わせて大きさ調整した画像、または、現在撮像されている画像を各レンズの倍率に合わせて大きさ調整した画像、を表示する
ことが好ましい。
本発明の画像測定装置用GUIプログラムは、
レンズの種類または倍率を切り替え可能であって被測定物の画像を取得する画像測定機と、
前記画像測定機で取得された画像を表示するとともにユーザに操作画面を提供する表示部と、
前記画像測定機および前記表示部の動作を制御する制御部と、を備えた画像測定装置の前記制御部に組み込まれることにより前記表示部の表示制御を行う画像測定装置用GUIプログラムであって、
レンズの種類または倍率ごとに校正値とその校正値の有効期限とを記録した情報を前記制御部から呼び出し、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部上でユーザに伝える
ことを特徴とする。
レンズの種類または倍率を切り替え可能であって被測定物の画像を取得する画像測定機と、
前記画像測定機で取得された画像を表示するとともにユーザに操作画面を提供する表示部と、
前記画像測定機および前記表示部の動作を制御する制御部と、を備えた画像測定装置の前記制御部に組み込まれることにより前記表示部の表示制御を行う画像測定装置用GUIプログラムであって、
レンズの種類または倍率ごとに校正値とその校正値の有効期限とを記録した情報を前記制御部から呼び出し、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部上でユーザに伝える
ことを特徴とする。
本発明によれば、より使いやすいユーザーフレンドリーな画像測定装置を提供することができる。
(第1実施形態)
本発明の実施形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
本発明の第1実施形態を説明する。
第1実施形態として、レンズ選択操作に使用するGUI画面を図2から図8を参照して説明する。
このGUI画面をレンズ選択GUI画面と称することにする。レンズ選択GUI画面は以下に説明するような表示動作を行うものであるが、これらは、ホストコンピュータ60に格納された画像測定装置用GUIプログラムによって実現される。ホストコンピュータ60はCPUとメモリとを有し、メモリに格納された画像測定装置用GUIプログラムを実行することでレンズ選択GUI画面の表示制御を行うものである。
本発明の実施形態を図示するとともに図中の各要素に付した符号を参照して説明する。
本発明の第1実施形態を説明する。
第1実施形態として、レンズ選択操作に使用するGUI画面を図2から図8を参照して説明する。
このGUI画面をレンズ選択GUI画面と称することにする。レンズ選択GUI画面は以下に説明するような表示動作を行うものであるが、これらは、ホストコンピュータ60に格納された画像測定装置用GUIプログラムによって実現される。ホストコンピュータ60はCPUとメモリとを有し、メモリに格納された画像測定装置用GUIプログラムを実行することでレンズ選択GUI画面の表示制御を行うものである。
さて、レンズ選択GUI画面の表示動作を説明する前に、表示を行うにあたって必要になるレンズ情報テーブルを説明しておく。図1は、レンズ情報テーブルの一例である。テーブルの左側の欄外に通し番号を打っているのは説明のための便宜であって無くてもよい。テーブルには左から順に「レンズ種類」、「レンズ情報」、「校正値」、「校正者」、「校正日」、「有効期限」が登録できるようになっている。さらに、「レボルバ取付け穴を登録する欄」と、「使用レンズをマークするためのフラグ欄」と、が設けられている。
「レンズ種類」というのは、レンズの名称のこととほぼ同義である。「レンズ情報」というのは、倍率、開口数、SN比など、レンズの光学情報であり、レンズメーカによって提供される情報である。「レンズ種類」および「レンズ情報」については、ユーザの手元のレンズストックにあるレンズの他に、画像測定機2で使用可能なすべてのレンズが登録されていてもよい。
「校正値」は、レンズごとに求められた校正値の情報であり、ここでは、一画素あたりの実際の長さである。校正値を求めるにあたっては、画像測定機2を実際にセットアップし、レボルバ18に対象のレンズを取り付けた状態で校正作業を行う。校正値が求まったら、その情報をレンズ情報テーブルに登録しておく。この際、合わせて、校正した人の名前、校正を行った日付、を登録し、さらに、校正の有効期限日を登録しておく。
校正というのは定期的に行われなければならず、例えば、一ヶ月ごと、半年ごと、一年ごとに校正が行われなければならない。図1の例では、校正の有効期限を一年としている。なお、上から5番目のレンズが実は有効期限切れになっているとする。(目立つように、図1のテーブル中に丸囲みを付けた。)また、8番目のレンズと9番目のレンズとについては校正値が入っていない。これは例えば次ぎのような場面が想定される。8番目のレンズおよび9番目のレンズは、この画像測定機2で使用可能なレンズであってレンズメーカから販売はされているが、ユーザがこれらのレンズを入手しておらず、したがって校正値がない。
「レボルバ取付け穴を登録する欄」には、どのレンズがどのレボルバ取付け穴にマウントされているかを示す。図1の例では、一番目のレンズが取付け穴Aにマウントされ、二番目のレンズが取付け穴Bにマウントされ、三番目のレンズが取付け穴Cにマウントされていることを表わしている。ユーザは、レンズをレボルバ取付け穴に装着(マウント)したら、その旨をレンズ情報テーブルに登録する。この登録操作はレンズ選択GUI画面で実行するので、この点は後述する。
「使用レンズをマークするためのフラグ欄」には、現に使用されているレンズを特定するフラグが立つ。ユーザは、使用するレンズを交換したら、その旨をレンズ情報テーブルに登録するが、この登録操作はレンズ選択GUI画面で実行するので、この点も後述する。
続いて、第1実施形態にかかるレンズ選択GUI画面の表示動作を図2から図8を参照して説明する。
以下の説明が理解しやすいように第1実施形態の特徴的な作用効果を先に二点挙げておく。
ただし、第1実施形態の作用効果がこれに限られないのはもちろんである。
(1)校正値が有効期限切れとなっているレンズをマウントレンズとして登録しようとすると、分かりやすい色(ハイライト)などによりユーザに注意を促す。
これにより校正値が正しくないレンズを測定に使用してしまうという誤操作を未然に防ぐことができる。
(2)各レンズに対応したサムネイル(縮小画像)を表示することにより、各レンズの観察視野が直感的にわかりやすいようにする。
これにより、測定効率が飛躍的に向上することが期待できる。
以下の説明が理解しやすいように第1実施形態の特徴的な作用効果を先に二点挙げておく。
ただし、第1実施形態の作用効果がこれに限られないのはもちろんである。
(1)校正値が有効期限切れとなっているレンズをマウントレンズとして登録しようとすると、分かりやすい色(ハイライト)などによりユーザに注意を促す。
これにより校正値が正しくないレンズを測定に使用してしまうという誤操作を未然に防ぐことができる。
(2)各レンズに対応したサムネイル(縮小画像)を表示することにより、各レンズの観察視野が直感的にわかりやすいようにする。
これにより、測定効率が飛躍的に向上することが期待できる。
では具体的に説明していく。
図2は、レンズ選択GUI画面300の構成例である。
図2において、レンズ選択GUI画面300は大きく三つの領域に区切られている。下段の左端領域を「表示形式選択領域310」とし、「表示形式選択領域310」を除き下段の大半を占める領域を「一覧表示領域320」とし、上段を「マウントレンズ表示領域330」とする。
図2は、レンズ選択GUI画面300の構成例である。
図2において、レンズ選択GUI画面300は大きく三つの領域に区切られている。下段の左端領域を「表示形式選択領域310」とし、「表示形式選択領域310」を除き下段の大半を占める領域を「一覧表示領域320」とし、上段を「マウントレンズ表示領域330」とする。
表示形式選択領域310においては、一覧表示領域320における表示形式を選択するための三つのアイコン311、312、313が提示されている。
三つのアイコン311、312、313は縦に並べられており、各アイコンは上から順に、サムネイル一覧形式のアイコン311、詳細表示形式のアイコン312、簡易表示形式のアイコン313、である。図2は、サムネイル一覧形式(311)を選択している状態である。したがって、一覧表示領域320には、サムネイル一覧が表示されている。なお、詳細表示形式(312)を選択すると図7のようになり、簡易表示形式(313)を選択すると図8のようになるが、この点のついては後述する。各アイコン311、312、313は、表示形式に合わせてそれぞれ意味が分かりやすい形象をしている。
三つのアイコン311、312、313は縦に並べられており、各アイコンは上から順に、サムネイル一覧形式のアイコン311、詳細表示形式のアイコン312、簡易表示形式のアイコン313、である。図2は、サムネイル一覧形式(311)を選択している状態である。したがって、一覧表示領域320には、サムネイル一覧が表示されている。なお、詳細表示形式(312)を選択すると図7のようになり、簡易表示形式(313)を選択すると図8のようになるが、この点のついては後述する。各アイコン311、312、313は、表示形式に合わせてそれぞれ意味が分かりやすい形象をしている。
一覧表示領域320には、複数のレンズが一覧形式で示される。ユーザの手元にあるレンズストックの他、メーカにより提供されこの画像測定機2で使用できるレンズの候補が一覧として表示される。つまり、レンズ情報テーブル(図1)に登録されているレンズ種類がすべてこの一覧表示領域に表示されている。一画面ですべてのレンズを表示仕切れない場合には、画面スクロールにて残りのレンズ情報も表示されるようになっている。
図2においてはサムネイル一覧形式(311)を選択しているので、サムネイル一覧が表示されている。サムネイル一覧形式にあっては、サムネイル(縮小画像)が表示されるとともに各サムネイルの下にレンズ名が表示される。サムネイルは、レンズの倍率に対応した画像イメージである。サムネイルとして表示する画像としては、予め用意されたパターンを各レンズの倍率に対応する大きさに拡大または縮小したものである。図1の例では、縦横に並んだドット模様を基準パターンとして、各レンズの倍率に合わせて大きさ調整が行われている。このサムネイル(縮小画像)をみれば、レンズ倍率が直感的にわかりやすい。
マウントレンズ表示領域330には、レボルバ18に取り付けられている(マウントされている)レンズが表示される。レボルバ18には4つの取付け穴「A」、「B」、「C」、「D」があるので、それに対応してマウントレンズ表示領域330にも「A」、「B」、「C」、「D」にそれぞれ対応した4つの表示枠が用意されている。さて、画像測定にあたり、ユーザは、手元にあるレンズストックから測定(観察)に使用したいレンズをいくつか選び出してレボルバ18に取り付ける。ユーザは、レンズをレボルバ取付け穴に装着(マウント)したら、その旨をレンズ情報テーブルに登録する。この登録は、レンズ選択GUI画面300で次のように実行する。例えば、「M Plan Apo 2x」というレンズを取付け穴「A」にマウントしたとする。ユーザは、一覧表示領域から「M Plan Apo 2x」を探す。ユーザは、図3に示すように、「M Plan Apo 2x」のサムネイルをマウントレンズ表示領域330の表示枠「A」にドラッグアンドドロップする。
これにより、図3のように、マウントレンズ表示領域330の表示枠「A」に「M Plan Apo 2x」のサムネイルが表示される。同時に、一覧表示領域320においては、「M Plan Apo 2x」が登録済みであることがわかるように、「M Plan Apo 2x」に強調表示がなされる(図4参照)。強調表示の例としては、「M Plan Apo 2x」のサムネイルの枠を太くしたり、色を変えたり、さらに、背景色を変えたりすることが挙げられる。そして、レンズ情報テーブル(図1)においては、「M Plan Apo 2x」に対して、取付け穴「A」にマウントされたことが登録される(図1参照)。
同じようにして、「M Plan Apo 5x」をレンズ取付け穴「B」に登録し、「M Plan Apo 10x」をレンズ取付け穴「C」に登録した状態が図4である。
さて、ユーザとしてはさらに「M Plan Apo 50x」を使用したいと考え、「M Plan Apo 50x」をレボルバ18の取付け穴「D」にマウントしたとする。そして、一覧表示領域320から「M Plan Apo 50x」を見つけて、マウントレンズ表示領域330の表示枠「D」にドラッグアンドドロップしたとする。このとき、ホストコンピュータ60は、ユーザの上記ドラッグアンドドロップ操作を検知したら、マウントレンズ表示領域330の表示枠「D」に「M Plan Apo 50x」を表示し、レンズ情報テーブル(図1)の「M Plan Apo 50x」に取付け穴「D」を登録するのであるが、「M Plan Apo 50x」は校正の有効期限が切れている。このように校正の有効期限が切れているレンズがマウントレンズ表示領域330に登録された場合、期限切れであることを示す強調表示がなされる。強調表示としては、ハイライト表示やメッセージ表示などが例として挙げられる。図5の例では、背景色による強調の他、「使用前に校正してください」というメッセージを表示している。ハイライト表示としては、例えば、記号や文字列の一部を反転表示したり、背景色を他と変えたりして強調表示することなどが例として挙げられる。
ユーザとしては、レボルバ18にマウントした4つのレンズを切り替えながら測定を実行する。ユーザは、マウントレンズ表示領域330に登録されたレンズから使用したいレンズを選択する。例えば、マウントレンズ表示領域330に表示されるサムネイルの一つに二回連続でタッチする(図6)。すると、レボルバ18が電動で自動回転し、選択したレンズが使用可能状態になる。そして、マウントレンズ表示領域330においては、現在使用中のレンズであることを示す強調表示がなされる。強調表示としては、背景色を変えることが例として挙げられる。図6では、取付け穴「B」にマウントした「M Plan Apo 5x」が使用レンズとして選択された状態を示している。
(表示形式のバリエーションについて)
上記図2から図6では、表示形式としてサムネイル一覧形式を例示した。図7に詳細表示形式の場合の画面レイアウトを例示する。詳細表示形式(312)を選択すると、一覧表示領域320にはサムネイルに加えて各レンズの詳細情報も並べて表示されるようになる。図7の例では、倍率、開口数、SN比などのレンズ光学情報の他、校正値、校正日、次回の校正予定日が表示されている。次回の校正予定日というのは、レンズ情報テーブルに記録された「有効期限日」と同じである。
上記図2から図6では、表示形式としてサムネイル一覧形式を例示した。図7に詳細表示形式の場合の画面レイアウトを例示する。詳細表示形式(312)を選択すると、一覧表示領域320にはサムネイルに加えて各レンズの詳細情報も並べて表示されるようになる。図7の例では、倍率、開口数、SN比などのレンズ光学情報の他、校正値、校正日、次回の校正予定日が表示されている。次回の校正予定日というのは、レンズ情報テーブルに記録された「有効期限日」と同じである。
また、図8に簡易表示形式の場合の画面レイアウトを例示する。簡易表示形式(313)では単にレンズ名が列挙されるというシンプルな画面構成となる。
詳細表示形式(図7)や簡易表示形式(図8)の状態においても、一覧表示領域320からドラッグアンドドロップ操作によってマウントレンズ表示領域330にレンズを登録できるのはもちろんである。
(変形例1)
上記実施形態においては、一覧表示領域320からマウントレンズ表示領域330にドラッグアンドドロップ操作でレンズを登録したときに校正の有効期限を反映した表示を行っていた(例えば図5)。この点、変形例1としては、一覧表示領域320に表示されている段階で校正値が正しくないレンズについては強調表示を行ってもよい。図9は、一覧表示領域320において、「M Plan Apo 50x」には強調表示を付けている。これにより、ユーザとしては、校正期限切れになっているレンズがどれとどれなのか一目でわかる。
上記実施形態においては、一覧表示領域320からマウントレンズ表示領域330にドラッグアンドドロップ操作でレンズを登録したときに校正の有効期限を反映した表示を行っていた(例えば図5)。この点、変形例1としては、一覧表示領域320に表示されている段階で校正値が正しくないレンズについては強調表示を行ってもよい。図9は、一覧表示領域320において、「M Plan Apo 50x」には強調表示を付けている。これにより、ユーザとしては、校正期限切れになっているレンズがどれとどれなのか一目でわかる。
なお、校正値の有効期限切れのものと、そもそも校正値が入っていないものと、が区別できるようにしてもよい。これは簡単な色分けで実現できるであろう。
(変形例2)
上記第1実施形態においては、予め用意された基準パターンを各レンズの倍率に合わせて大きさ調整した画像をサムネイルに表示していた。変形例2としては、現在撮像している画像を各レンズの倍率に合わせて大きさ調整した画像を各レンズに対応するサムネイルとして表示してもよい。図10を参照されたい。現在、「M Plan Apo 5x」を現に使用して歯車を撮像しているとする。この場合、レンズ選択GUI画面300においてマウントレンズ表示領域330でも一覧表示領域320でも「M Plan Apo 5x」に対応するサムネイルに現に撮像で取得されている歯車の画像データを表示する。さらに、他のレンズに対応するサムネイルにも歯車の画像データを表示する。すなわち、「M Plan Apo 5x」で撮像されている画像データを基にして各レンズの倍率に応じた画像をシミュレーションで作成する。そして、シミュレーション結果を各レンズのサムネイルに表示する。これにより、ユーザとしては、レンズを切り替えたときに取得できる画像が直感的にすぐわかる。
上記第1実施形態においては、予め用意された基準パターンを各レンズの倍率に合わせて大きさ調整した画像をサムネイルに表示していた。変形例2としては、現在撮像している画像を各レンズの倍率に合わせて大きさ調整した画像を各レンズに対応するサムネイルとして表示してもよい。図10を参照されたい。現在、「M Plan Apo 5x」を現に使用して歯車を撮像しているとする。この場合、レンズ選択GUI画面300においてマウントレンズ表示領域330でも一覧表示領域320でも「M Plan Apo 5x」に対応するサムネイルに現に撮像で取得されている歯車の画像データを表示する。さらに、他のレンズに対応するサムネイルにも歯車の画像データを表示する。すなわち、「M Plan Apo 5x」で撮像されている画像データを基にして各レンズの倍率に応じた画像をシミュレーションで作成する。そして、シミュレーション結果を各レンズのサムネイルに表示する。これにより、ユーザとしては、レンズを切り替えたときに取得できる画像が直感的にすぐわかる。
(変形例3)
上記実施形態においては、画像測定機2がレボルバ18に複数種類のレンズを同時にマウントできる場合を前提にしていた。これに対し、一度に一つのレンズしかマウントできない構成の画像測定機ももちろんある。このような場合にも本発明は有効に適用できる。例えば、一つのレンズだけを用い、光学ズームまたはデジタルズームによって倍率を変化させる画像測定機がある。このような場合、倍率ごとに校正値を求めておく必要がある。レンズ種類は同じであるが、倍率ごとに校正値を求め、例えば図11のようにレンズ情報テーブルに記録しておく。
上記実施形態においては、画像測定機2がレボルバ18に複数種類のレンズを同時にマウントできる場合を前提にしていた。これに対し、一度に一つのレンズしかマウントできない構成の画像測定機ももちろんある。このような場合にも本発明は有効に適用できる。例えば、一つのレンズだけを用い、光学ズームまたはデジタルズームによって倍率を変化させる画像測定機がある。このような場合、倍率ごとに校正値を求めておく必要がある。レンズ種類は同じであるが、倍率ごとに校正値を求め、例えば図11のようにレンズ情報テーブルに記録しておく。
このようなテーブルを基に例えば図12のようなレンズ選択GUI画面300をユーザに提供すればよい。一覧表示領域320には選択可能な倍率の一覧が表示されている。このなかから使用したい倍率に対応するサムネイルをマウントレンズ表示領域330にドラッグアンドドロップによって移動させると、使用倍率を変更できる。校正の有効期限が切れている倍率に対しては、一覧表示領域320でハイライトしてもよいし、マウントレンズ表示領域330にドラッグされたときにハイライトやメッセージが表示されるようにしてもよい。
(変形例4)
一つのレンズのみマウントできる画像測定機を使用し、光学ズームまたはデジタルズームを使わずに、レンズの付け替えで観察視野を変更するタイプの測定ももちろんある。この場合の画面構成は第1実施形態から容易に類推されるであろう。第1実施形態では4つのレンズをレボルバにマウントできたのに対し、一つずつしかマウントできないと考えればよい。図13に画面構成の例だけ挙げておく。
一つのレンズのみマウントできる画像測定機を使用し、光学ズームまたはデジタルズームを使わずに、レンズの付け替えで観察視野を変更するタイプの測定ももちろんある。この場合の画面構成は第1実施形態から容易に類推されるであろう。第1実施形態では4つのレンズをレボルバにマウントできたのに対し、一つずつしかマウントできないと考えればよい。図13に画面構成の例だけ挙げておく。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
画像測定装置用GUIプログラムは不揮発性記録媒体に記録され、必要に応じてインストールされてもよい。
画像測定装置用GUIプログラムは不揮発性記録媒体に記録され、必要に応じてインストールされてもよい。
1…ワーク(被測定物)、2…画像測定機、3…CCDカメラ、10…基体部、11…土台、12…ステージ、13…X方向調整ハンドル、14…Y方向調整ハンドル、15…ステージ回転つまみ、16…支持レール、17…レンズ組立体、18…レボルバ、19a,19b,19c,19d…対物レンズ、20…接眼レンズ、21…正立三眼鏡筒、22、23…ハンドル、50…制御コンピュータユニット、60…ホストコンピュータ、70…入出力手段、71…タッチディスプレイパネル、72…キーボード、73…マウス、300…レンズ選択GUI画面、310…表示形式選択領域、311、312、313…アイコン、320…一覧表示領域、330…マウントレンズ表示領域。
Claims (7)
- レンズの種類または倍率を切り替え可能であって被測定物の画像を取得する画像測定機と、
前記画像測定機で取得された画像を表示するとともにユーザに操作画面を提供する表示部と、
前記画像測定機および前記表示部の動作を制御する制御部と、を備えた画像測定装置であって、
前記制御部には、レンズの種類または倍率ごとに校正値とその校正値の有効期限とが記録されており、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部にてユーザに伝える
ことを特徴とする画像測定装置。 - 請求項1に記載の画像測定装置において、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率がユーザによって選択された際に、校正値の有効期限が切れていることをユーザに伝える
ことを特徴とする画像測定装置。 - 請求項1または請求項2に記載の画像測定装置において、
前記操作画面には、
前記画像測定機で使用可能なレンズまたは倍率を一覧表示する一覧表示領域と、
前記画像測定機にマウントされているレンズまたは倍率を表示するマウントレンズ表示領域と、が設けられており、
前記制御部は、
前記一覧表示領域に表示されたレンズまたは倍率に対応した画像、記号もしくは文字列がドラッグアンドドロップで前記マウントレンズ表示領域に移動させられたことを検出したら、そのレンズまたは倍率をマウントレンズとして登録し、
さらに、そのレンズまたは倍率の校正値の有効期限が切れている場合には、校正値の有効期限が切れていることをユーザに伝える表示を行う
ことを特徴とする画像測定装置。 - 請求項1に記載の画像測定装置において、
前記操作画面には、
前記画像測定機で使用可能なレンズまたは倍率を一覧表示する一覧表示領域と、
前記画像測定機にマウントされているレンズまたは倍率を表示するマウントレンズ表示領域と、が設けられており、
前記制御部は、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率がある場合には、前記一覧表示領域において、校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部にてユーザに伝える
ことを特徴とする画像測定装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像測定装置において、
前記表示部上におけるハイライト表示またはメッセージ表示により、校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることをユーザに伝える
ことを特徴とする画像測定装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像測定装置において、
前記表示部にレンズの種類または倍率ごとにサムネイルを表示し、
前記各サムネイルには、
予め用意された基準パターンを各倍率に合わせて大きさ調整した画像、または、現在撮像されている画像を各レンズの倍率に合わせて大きさ調整した画像、を表示する
ことを特徴とする画像測定装置。 - レンズの種類または倍率を切り替え可能であって被測定物の画像を取得する画像測定機と、
前記画像測定機で取得された画像を表示するとともにユーザに操作画面を提供する表示部と、
前記画像測定機および前記表示部の動作を制御する制御部と、を備えた画像測定装置の前記制御部に組み込まれることにより前記表示部の表示制御を行う画像測定装置用GUIプログラムであって、
レンズの種類または倍率ごとに校正値とその校正値の有効期限とを記録した情報を前記制御部から呼び出し、
校正値の有効期限が切れたレンズまたは倍率があることを前記表示部上でユーザに伝える
ことを特徴とする画像測定装置用GUIプログラム。
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