JP2016023486A - 屋根用落下防止構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】棟から軒にかけて傾斜した屋根の側端部から作業者や資材等が落下ないし転落するのを防止するための屋根用転落防止構造を提供する。
【解決手段】落下防止構造10は、屋根18の上に起立するように固定される複数の支持手段40と、それらの間に架設されたロープ90A〜90C及びメッシュシート92を備えている。前記屋根18は、棟14から軒16にかけて低くなるように傾斜しており、複数の垂木20が設けられている。前記屋根18の上には、前記垂木20に対して略平行な複数のパイプ24,28と、前記垂木に略直交するパイプ26と、これらを固定する固定金具30により足場32が形成されている。前記支持手段40を構成する支柱42は、もっとも側端に近いパイプ28Aに固定金具70により固定され、一対の補助柱60A,60Bは前記パイプよりも内側のパイプ28Bに固定金具により固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根からの転落等を防止するための屋根用落下防止構造に関し、特に、棟から軒にかけて傾斜している屋根の側端からの落下防止に適した落下防止構造に関するものである。
屋根の工事において、作業者や資材が屋根から転落することを防止するために、各種の防止技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、二枚の閉塞部材をヒンジで角度可変に接続し、一方閉塞部材の両側端部に仮設足場の縦柱に設けた係止凹部に係合するフック状の係合部を設けた屋根工事の転落防止用枠が開示されている。また、下記特許文献2には、中央紐部の両端に設けられている中間フックを屋根の一端と反対側の他端とにそれぞれ引っ掛けて中央紐部を弛ませないように取り付け、先端フックを軒先に設けられた足場に引っ掛けて、転落防止ネットのネット部を屋根と足場との間に受け皿状に取り付けた屋根の安全ネット取付構造が開示されている。
実用新案登録第3038761号公報 特開平7−102785号公報
しかしながら、前記特許文献1及び特許文献2を含め、従来の技術はいずれも、屋根の傾斜面の下方、すなわち、軒先側に設けられており、棟及び軒と交わる屋根の側端部分からの転落防止は考慮されていない。これは、斜面の下方へ転落しやすく、その防止が優先されがちなためと考えられるが、前記側端部分からの転落防止も不要ということではなく、該側端部分からの転落も防止できれば、作業者や周囲の安全確保という観点からは一層好ましい。
本発明は、以上の点に着目したもので、棟から軒にかけて傾斜した屋根の側端部から作業者や資材等が落下ないし転落するのを防止するための屋根用落下防止構造を提供することを、その目的とする。
本発明は、屋根の上に起立するように固定される複数の支持手段と、該複数の支持手段の間に着脱可能に架設される落下防止手段と、を備えた屋根用落下防止構造であって、前記屋根が棟から軒にかけて傾斜しており、前記複数の支持手段を、前記棟及び軒と交わる屋根の側端に沿って適宜間隔で配置し、該複数の支持手段に架設された落下防止手段によって、前記側端からの落下を防止することを特徴とする。
主要な形態の一つは、前記屋根の棟から軒にかけて複数の垂木が架け渡されており、前記垂木と略平行な複数のパイプ材と、該垂木と略直交する複数のパイプ材により前記支持手段が固定される枠組みが前記屋根上に形成され、前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、もっとも屋根の側端に近いパイプ材に沿って前記複数の支持手段を固定したことを特徴とする。
他の形態は、前記支持手段が、前記屋根上に立設される略棒状の支柱と、該支柱の立設を支持する一対の略棒状の補助柱と、前記支柱及び補助柱の一端側を、前記垂木と略平行なパイプ材に対して着脱可能に固定する複数の固定金具と、によって構成されており、前記支柱は、前記落下防止手段を架設するための複数の取付具と、前記一対の補助柱の他端側を着脱可能に連結するため連結具とを有し、前記支柱の一端側が、前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、屋根の側端にもっとも近いパイプ材に前記固定金具によって固定され、前記一対の補助柱の一端側が、前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、前記支柱が固定されるパイプ材よりも内側のパイプ材に、前記固定金具によって固定されることを特徴とする。
更に他の形態は、前記固定金具が、前記パイプ材の外周を挟持する開閉可能な一対の挟持部と、該一対の挟持部で前記パイプ材を挟持した状態を維持するロック手段と、前記一対の挟持部によって挟持されたパイプ材と略平行となるように、該一対の挟持部のいずれか一方に一端側が固定され、他端側には前記支柱又は補助柱の端部を連結するためのスリットが形成された連結部と、を有することを特徴とする。更に他の形態は、前記落下防止手段が、ロープ,ネット,シートのいずれか又はこれらの組み合わせであることを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、屋根の上に起立するように固定される複数の支持手段と、該複数の支持手段の間に架設される落下防止手段とを備えており、前記屋根が棟から軒にかけて傾斜しており、前記複数の支持手段を、前記棟及び軒と交わる屋根の側端に沿って配置し、該複数の支持手段に落下防止手段を架設することとした。このため、屋根の側端から、作業者や資材等が落下することを防止することができる。
本発明の実施例1を示す図であり、(A)は本実施例の落下防止構造を設けた屋根の正面図,(B)は前記(A)を矢印F1側から見た平面図である。 前記実施例1の主要部を示す外観斜視図である。 前記実施例1の支持手段の構成部材を示す図であり、(A-1)は支柱の側面図,(A-2)は前記支柱の正面図であって、前記(A-1)を矢印F3方向から見た図,(B)は補助柱の側面図である。 前記実施例1の固定金具を示す図であり、(A)は側面図,(B)は平面図,(C)は背面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図4を参照しながら、本発明の実施例1を説明する。図1(A)は本実施例の落下防止構造を設けた屋根の正面図,図1(B)は前記(A)を矢印F1側から見た平面図である。図2は、本実施例の落下防止構造の主要部を示す外観斜視図である。図3は、本実施例の支持手段の構成部材を示す図であり、(A-1)は支柱の側面図,(A-2)は前記支柱の正面図であって、前記(A-1)を矢印F3方向から見た図,(B)は補助柱の側面図である。図4は、本実施例の固定金具を示す図であり、(A)は側面図,(B)は平面図,(C)は背面図である。
図1(A)及び(B)に示すように、本実施例の落下防止構造10は、建造物12の屋根18上に設けられている。前記屋根18は、棟14から軒16にかけて低くなるように傾斜したものであれば、どのようなものであってもよい。従来、このような屋根工事用の落下防止構造ないし落下防止具は、例えば、軒16(図2参照)に沿って設けられるが、本発明では、落下防止構造10が、前記棟14及び軒16と交わる側端18A,18Bに沿って設けられる。そして、本発明の落下防止構造10を、従来の軒先に設ける落下防止具等と併用することで、作業者や資材等の転落や落下を、より確実に防止することが可能となる。
前記屋根18は、図示の例では、瓦棒屋根となっており、前記棟14から軒16にかけて複数の垂木20が架け渡されている。そして、前記垂木20の上に、垂木パッキン22を介して、パイプ(単管パイプ24)が、前記垂木20と略平行になるように設けられる。なお、前記垂木パッキン22は、図1(A)及び図2に示すように、断面略凸字状であって、前記垂木20及びパイプ24と直交するように設けられている。また、前記パイプ24の上には、該パイプ24と略直交するパイプ26が設けられ、その交差部は、図2に示すように公知の固定金具30により固定される。更に、前記パイプ26の上には、該パイプ26と略直交するパイプ28が設けられ、その交差部は前記固定金具30により固定される。
すなわち、前記パイプ28は、前記パイプ24及び垂木20と略平行となっており、前記パイプ26は前記垂木20に対して略直交している。前記パイプ24,26,28によって、屋根18の上に支持手段40を固定するための枠組みとなる足場32が形成されている。なお、前記パイプ24〜28は、必ずしも屋根18の全面に設ける必要はなく、屋根の面積によっては、側端18A,18B側にのみ設けるようにしてよい。本実施例では、前記パイプ28については、図2に示すように、前記側端18Bに近い位置に配置されたパイプ28Aと、その内側に適宜間隔をおいて配置されたパイプ材28Bを使用している。また、前記足場32は、例えば、前記パイプ24を、軒先側に設けられた図示しない仮設足場等のパイプに固定することで、屋根18からずれないように固定することができる。
本実施例の落下防止構造10は、前記屋根18の上に起立するように固定された複数の支持手段40と、これら複数の支持手段40の間に架設されたロープ90A〜90C及びメッシュシート92により構成されている。前記支持手段40は、長尺の支柱42と、該支柱42を支える一対の補助柱60A,60Bにより構成されており、固定金具70によって、これらの柱の一端側が、前記足場32を構成するパイプ28A,28Bに着脱可能に固定されている。
前記支柱42は、図3(A-1)及び(A-2)に示すように、長尺の棒状であって、両端部42A,42Bが平坦に形成され、この平坦部分に穴44が設けられている。また、前記両端部42A,42B近傍と、略中央部には、前記ロープ90A〜90Cを着脱可能に取り付けるための取付金具46が設けられている。該取付金具46は、略リング状であって、その一部がバネ式のバー48により開閉可能となっている。そして、ロープ90A〜90Cでバー48を押し下げると、ロープ90A〜90Cが取付金具46のリング内に収容され、固定される。更に、前記支柱42には、中央よりも一方の端部(図示の例では端部42A)寄りの位置に、後述する一対の補助柱60A,60Bを連結するための連結具50が設けられている。該連結具50は、前記支柱42と略直交する棒状のバー52と、該バー52の両端に設けられたストッパ54A,54Bにより構成されている。
一方、前記一対の補助柱60A,60Bは、図4(B)に示すように、前記支柱42よりは若干短い長尺の棒状であって、両端部62A,62Bが平坦に形成され、この平坦部に穴64が形成されている。前記支柱42と一対の補助柱60A,60Bは、支柱42の連結具50のバー52に、補助柱60Aの上端側の穴64を通し、さらに補助柱60Bの上端側の穴64も通して、前記バー52の両端をストッパ54A,54Bで止めることで、支柱42に対する補助柱60A,60Bの角度が変更可能に連結される。
このようにして形成された支持手段40を前記足場32に固定するには、支柱の端部42Bを、前記垂木20と平行なパイプ材のうち、屋根18の側端18A,18B側にもっとも近いパイプ28Aに取付金具70によって固定し、一対の補助柱60A,60Bのそれぞれの端部62Bを、適宜間隔をとって、前記取付金具70によって、前記パイプ28Aよりも屋根の内側のパイプ28Bに固定する。
前記取付金具70は、図4(A)〜(C)に示すように、軸72を支点として開閉する一対の挟持部74A,74Bを備えており、該挟持部74A,74Bの内側に前記パイプ28A,28Bを挟むことができる形状となっている。一方の挟持部74Aの先端には、スリット76が形成されており、該スリット76に棒ネジ80が挿通可能となっている。前記棒ネジ80は、一端が他方の挟持部74Bの端部側にピン78によって回動可能に支持されている。前記挟持部74A,74Bでパイプ28A(28B)を挟んだ状態で、前記棒ネジ80をスリット76に通し、該棒ネジ80の上部に前記スリット76の幅よりも大きな外形を有するナット82を螺合させると、該ナット82が前記挟持部74Aと係合し、取付金具70が、パイプ28A,28Bに固定される。
また、前記取付金具70には、一方の挟持部74Bの前記軸72の近傍に、前記支柱42又は補助柱60A,60Bを連結するための連結部84が設けられている。図4に示すように、本実施例では、前記連結部84は、断面略円形の棒状であって、前記パイプ28A,28Bと軸方向が同じになるように、一方の端部84A側が前記挟持部74Bに取り付けられている。また、前記連結部84の他方の端部84B側には、軸方向に沿ってスリット86が形成されている。該連結部84は、前記支柱42の端部42B側の穴44や、補助柱60A,60Bの各端部62Bの穴64に挿通可能な寸法に設定されている。そして、図4(B)及び(C)に示すように、前記穴44や64に連結部84を通し、前記スリット86にストッパ89を差し込んでピン88で固定すると、支柱42の端部42Bや補助柱60A,60Bの端部62Bが、パイプ28A,28Bに着脱可能に固定される。前記連結部84に対する支柱42や、補助柱60A,60Bの傾きの変化は、前記穴44,64の径によって、ある程度の範囲内で許容される。
以上のようにして、支持手段40を、屋根18の側端18A,18Bに沿って適宜間隔で取り付けたら、前記支柱42の取付金具46にロープ90A〜90Cを取り付ける。図示の例では、ロープ90Aは、支柱42の上方、ロープ90Bは中央部分、ロープ90Cは下方部分である。前記ロープ90A〜90Cは、例えば、トラロープなど、公知の各種のものが利用できる。次に、ロープ90A〜90Cに、リング94を用いてメッシュシート92を取り付ける。前記メッシュシート92は、周縁に前記リング94を通せる穴96が適宜間隔で複数設けられている。このようなリング94で、前記メッシュシート92をロープ90A〜90Cの適宜位置に固定することで、落下防止手段としてのメッシュシートを、屋根18の側端18A,18Bに沿って架設することが可能となる。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)棟14から軒16にかけて傾斜した屋根18の上に立設固定される複数の支持手段40と、該複数の支持手段40の間に架設されたロープ90A〜90C及びメッシュシート94によって落下防止構造10を構成するとともに、前記複数の支持手段40を、前記棟14と軒16の交わる屋根18の側端18A,18Bに沿って配置した。このため、前記屋根18の側端18A,18Bから、作業者や資材が落下等することを防止できる。特に、従来の軒先側に設ける落下防止具と併用することにより、屋根の全周からの落下を防止することができる。
(2)前記屋根18に設けられた垂木20に対して略平行なパイプ24,28と、前記垂木20に対して略直交するパイプ26からなる足場32に対し、前記支持手段40を着脱可能に固定することとしたので、取り付けが容易である。また、前記パイプ24又は28を、軒先側に設けられた図示しない足場等に固定することで、別途足場32を固定するための機構が不要となる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法,材質は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(2)前記実施例では、足場32を、図示しない軒先側の仮設足場等に固定することとしたが、これも一例であり、前記足場32を屋根18に固定する手段を別途設けることを妨げるものではない。
(3)前記実施例では、屋根18の側端18A,18Bに沿って支持手段40及びロープ90A〜90C,メッシュシート92を設けることとしたが、これも一例であり、軒先に沿ってこれらを設けることを妨げるものではない。この場合、垂木20に直交するパイプ26を利用して、前記支柱42及び補助柱60A,60Bを固定するようにすればよい。
(4)前記実施例では、ロープ90A〜90Cにメッシュシート92を取り付けることとしたが、これも一例であり、例えば、作業者の転落防止のみを目的とするのであれば、必ずしもメッシュシートを用いる必要はなく、ロープの数を増やして転落防止を図ってもよい。また、前記実施例では、メッシュシートを利用したが、これも一例であり、網目がないシートを用いるようにしてもよいし、一部がメッシュになったようなシートを用いるようにしてもよい。
(5)前記実施例で示した固定金具30,70も一例であり、同様の効果を奏するものであれば適宜設計変更可能である。
本発明によれば、屋根の上に起立するように固定される複数の支持手段と、該複数の支持手段の間に架設される落下防止手段とを備えており、前記屋根が棟から軒にかけて傾斜しており、前記複数の支持手段を、前記棟及び軒と交わる屋根の側端に沿って配置し、該複数の支持手段に前記落下防止手段を架設することとした。このため、前記屋根の側端の部分から、作業者や資材等が落下することを防止するための屋根用落下防止構造の用途に適用できる。
10:落下防止構造
12:建造物
14:棟
16:軒
18:屋根
18A,18B:側端
20:垂木
22:垂木パッキン
24,26,28:パイプ(単管パイプ)
30:固定金具
32:足場
40:支持手段
42:支柱
42A,42B:端部
44:穴
46:取付金具
48:バー
50:連結具
52:バー
54A,54B:ストッパ
60A,60B:補助柱
62A,62B:端部
64:穴
70:固定金具
72:軸
74A,74B:挟持部
76:スリット
78:ピン
80:棒ネジ
82:ナット
84:連結部
84A,84B:端部
86:スリット
88:ピン
89:ストッパ
90A,90B,90C:ロープ
92:メッシュシート
94:リング
96:穴

Claims (5)

  1. 屋根の上に起立するように固定される複数の支持手段と、
    該複数の支持手段の間に着脱可能に架設される落下防止手段と、
    を備えた屋根用落下防止構造であって、
    前記屋根が棟から軒にかけて傾斜しており、
    前記複数の支持手段を、前記棟及び軒と交わる屋根の側端に沿って適宜間隔で配置し、該複数の支持手段に架設された落下防止手段によって、前記側端からの落下を防止することを特徴とする屋根用落下防止構造。
  2. 前記屋根の棟から軒にかけて複数の垂木が架け渡されており、
    前記垂木と略平行な複数のパイプ材と、該垂木と略直交する複数のパイプ材により前記支持手段が固定される枠組みが前記屋根上に形成され、
    前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、もっとも屋根の側端に近いパイプ材に沿って前記複数の支持手段を固定したことを特徴とする請求項1記載の屋根用落下防止構造。
  3. 前記支持手段が、
    前記屋根上に立設される略棒状の支柱と、
    該支柱の立設を支持する一対の略棒状の補助柱と、
    前記支柱及び補助柱の一端側を、前記垂木と略平行なパイプ材に対して着脱可能に固定する複数の固定金具と、
    によって構成されており、
    前記支柱は、前記落下防止手段を架設するための複数の取付具と、前記一対の補助柱の他端側を着脱可能に連結するため連結具とを有し、
    前記支柱の一端側が、前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、屋根の側端にもっとも近いパイプ材に前記固定金具によって固定され、
    前記一対の補助柱の一端側が、前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、前記支柱が固定されるパイプ材よりも内側のパイプ材に、前記固定金具によって固定されることを特徴とする請求項2記載の屋根用落下防止構造。
  4. 前記固定金具が、
    前記パイプ材の外周を挟持する開閉可能な一対の挟持部と、
    該一対の挟持部で前記パイプ材を挟持した状態を維持するロック手段と、
    前記一対の挟持部によって挟持されたパイプ材と略平行となるように、該一対の挟持部のいずれか一方に一端側が固定され、他端側には前記支柱又は補助柱の端部を連結するためのスリットが形成された連結部と、
    を有することを特徴とする請求項3記載の屋根用落下防止構造。
  5. 前記落下防止手段が、
    ロープ,ネット,シートのいずれか又はこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の屋根用落下防止構造。
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