JP2016023486A - 屋根用落下防止構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】落下防止構造10は、屋根18の上に起立するように固定される複数の支持手段40と、それらの間に架設されたロープ90A〜90C及びメッシュシート92を備えている。前記屋根18は、棟14から軒16にかけて低くなるように傾斜しており、複数の垂木20が設けられている。前記屋根18の上には、前記垂木20に対して略平行な複数のパイプ24,28と、前記垂木に略直交するパイプ26と、これらを固定する固定金具30により足場32が形成されている。前記支持手段40を構成する支柱42は、もっとも側端に近いパイプ28Aに固定金具70により固定され、一対の補助柱60A,60Bは前記パイプよりも内側のパイプ28Bに固定金具により固定される。
【選択図】図1
Description
(1)棟14から軒16にかけて傾斜した屋根18の上に立設固定される複数の支持手段40と、該複数の支持手段40の間に架設されたロープ90A〜90C及びメッシュシート94によって落下防止構造10を構成するとともに、前記複数の支持手段40を、前記棟14と軒16の交わる屋根18の側端18A,18Bに沿って配置した。このため、前記屋根18の側端18A,18Bから、作業者や資材が落下等することを防止できる。特に、従来の軒先側に設ける落下防止具と併用することにより、屋根の全周からの落下を防止することができる。
(2)前記屋根18に設けられた垂木20に対して略平行なパイプ24,28と、前記垂木20に対して略直交するパイプ26からなる足場32に対し、前記支持手段40を着脱可能に固定することとしたので、取り付けが容易である。また、前記パイプ24又は28を、軒先側に設けられた図示しない足場等に固定することで、別途足場32を固定するための機構が不要となる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法,材質は一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。
(2)前記実施例では、足場32を、図示しない軒先側の仮設足場等に固定することとしたが、これも一例であり、前記足場32を屋根18に固定する手段を別途設けることを妨げるものではない。
(3)前記実施例では、屋根18の側端18A,18Bに沿って支持手段40及びロープ90A〜90C,メッシュシート92を設けることとしたが、これも一例であり、軒先に沿ってこれらを設けることを妨げるものではない。この場合、垂木20に直交するパイプ26を利用して、前記支柱42及び補助柱60A,60Bを固定するようにすればよい。
(4)前記実施例では、ロープ90A〜90Cにメッシュシート92を取り付けることとしたが、これも一例であり、例えば、作業者の転落防止のみを目的とするのであれば、必ずしもメッシュシートを用いる必要はなく、ロープの数を増やして転落防止を図ってもよい。また、前記実施例では、メッシュシートを利用したが、これも一例であり、網目がないシートを用いるようにしてもよいし、一部がメッシュになったようなシートを用いるようにしてもよい。
(5)前記実施例で示した固定金具30,70も一例であり、同様の効果を奏するものであれば適宜設計変更可能である。
12:建造物
14:棟
16:軒
18:屋根
18A,18B:側端
20:垂木
22:垂木パッキン
24,26,28:パイプ(単管パイプ)
30:固定金具
32:足場
40:支持手段
42:支柱
42A,42B:端部
44:穴
46:取付金具
48:バー
50:連結具
52:バー
54A,54B:ストッパ
60A,60B:補助柱
62A,62B:端部
64:穴
70:固定金具
72:軸
74A,74B:挟持部
76:スリット
78:ピン
80:棒ネジ
82:ナット
84:連結部
84A,84B:端部
86:スリット
88:ピン
89:ストッパ
90A,90B,90C:ロープ
92:メッシュシート
94:リング
96:穴
Claims (5)
- 屋根の上に起立するように固定される複数の支持手段と、
該複数の支持手段の間に着脱可能に架設される落下防止手段と、
を備えた屋根用落下防止構造であって、
前記屋根が棟から軒にかけて傾斜しており、
前記複数の支持手段を、前記棟及び軒と交わる屋根の側端に沿って適宜間隔で配置し、該複数の支持手段に架設された落下防止手段によって、前記側端からの落下を防止することを特徴とする屋根用落下防止構造。 - 前記屋根の棟から軒にかけて複数の垂木が架け渡されており、
前記垂木と略平行な複数のパイプ材と、該垂木と略直交する複数のパイプ材により前記支持手段が固定される枠組みが前記屋根上に形成され、
前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、もっとも屋根の側端に近いパイプ材に沿って前記複数の支持手段を固定したことを特徴とする請求項1記載の屋根用落下防止構造。 - 前記支持手段が、
前記屋根上に立設される略棒状の支柱と、
該支柱の立設を支持する一対の略棒状の補助柱と、
前記支柱及び補助柱の一端側を、前記垂木と略平行なパイプ材に対して着脱可能に固定する複数の固定金具と、
によって構成されており、
前記支柱は、前記落下防止手段を架設するための複数の取付具と、前記一対の補助柱の他端側を着脱可能に連結するため連結具とを有し、
前記支柱の一端側が、前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、屋根の側端にもっとも近いパイプ材に前記固定金具によって固定され、
前記一対の補助柱の一端側が、前記垂木と略平行な複数のパイプ材のうち、前記支柱が固定されるパイプ材よりも内側のパイプ材に、前記固定金具によって固定されることを特徴とする請求項2記載の屋根用落下防止構造。 - 前記固定金具が、
前記パイプ材の外周を挟持する開閉可能な一対の挟持部と、
該一対の挟持部で前記パイプ材を挟持した状態を維持するロック手段と、
前記一対の挟持部によって挟持されたパイプ材と略平行となるように、該一対の挟持部のいずれか一方に一端側が固定され、他端側には前記支柱又は補助柱の端部を連結するためのスリットが形成された連結部と、
を有することを特徴とする請求項3記載の屋根用落下防止構造。 - 前記落下防止手段が、
ロープ,ネット,シートのいずれか又はこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の屋根用落下防止構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014149282A JP2016023486A (ja) | 2014-07-22 | 2014-07-22 | 屋根用落下防止構造 |
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JP2016023486A true JP2016023486A (ja) | 2016-02-08 |
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ID=55270511
Family Applications (1)
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JP2014149282A Ceased JP2016023486A (ja) | 2014-07-22 | 2014-07-22 | 屋根用落下防止構造 |
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JP (1) | JP2016023486A (ja) |
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-
2014
- 2014-07-22 JP JP2014149282A patent/JP2016023486A/ja not_active Ceased
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