JP3231176U - 親綱保持具 - Google Patents

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雅行 石黒
雅行 石黒
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Abstract

【課題】人体に固縛した安全帯(命綱)におけるフックの着脱操作を行わずに通過できる、作業者の安全を十分に確保する親綱保持具を提供する。【解決手段】親綱保持具1は、親綱保持具1を足場の支柱パイプ2aに着脱可能に取り付けるための取付部1aと、取付部1aに固着され、親綱保持具1を足場の支柱パイプ2aに取り付けたときに、少なくとも上方が開放された形状となるように配置される親綱保持部1bと、を備えている。取付部1aとしては、スチール製の鋼管用クランプが用いられている。親綱保持部1bは、略L字状に形成された部材からなり、その基端が取付部1aの側面に固着されている。【選択図】図7

Description

本考案は、枠組足場やくさび緊結式足場などの足場の所定箇所間に張設される親綱をその中間において保持するために使用される親綱保持具に関する。
建設工事現場等における高所作業では、足場を設け、横方向に張設した親綱に命綱である安全帯のフックを繋留して作業するのが一般的である。そして、このような親綱は、一般的に、所定間隔で親綱保持具により保持されている(例えば、特許文献1の図7(b)等を参照)。
特許文献1に開示された親綱保持具(親綱中間支持具)は、足場の所定箇所間に張設される親綱をその中間において保持(支持)する親綱保持具であって、当該親綱保持具を前記足場に着脱可能に取り付けるための取付部と、前記取付部に固着されるとともに前記親綱を挿通させて当該親綱を保持する親綱保持部(親綱係合部)と、を備え、前記親綱保持部が、前記親綱の張設方向に延びる螺旋状に形成されていることを特徴としている(特許文献1の請求項1及び図2等を参照)。
特開2007−138509号公報
上記のように、特許文献1に開示された親綱保持具(親綱中間支持具)では、親綱保持部(親綱係合部)が、親綱の張設方向に延びる螺旋状に形成されている。このため、フックなどを利用して安全帯(命綱)を親綱に繋留し、このフックを親綱に沿って摺動させることにより作業者の横方向への移動を可能にしている場合には、所定間隔ごとに設けられた親綱保持具が障害となる。すなわち、摺動によってフックが親綱保持具の設けられている箇所に達したとき、そのままではその親綱保持具が設けられている箇所を通過することができず、一旦フックを親綱から離脱させなければならない。
しかし、このように、親綱保持具の設けられている箇所を通過するごとに、安全帯(命綱)を親綱から離脱することになると、作業者は極めて危険な状態となる。
本考案は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、人体に固縛した安全帯(命綱)におけるフックの着脱操作を行わずに通過できるようにした親綱保持具を提供し、作業者の安全を十分に確保することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案に係る親綱保持具の構成は、
(1)足場の所定箇所間に張設される親綱をその中間において保持する親綱保持具であって、
前記親綱保持具を前記足場に着脱可能に取り付けるための取付部と、
前記取付部に固着され、前記親綱保持具を前記足場に取り付けたときに、少なくとも上方が開放された形状となるように配置される親綱保持部と、を備えたことを特徴とする。
本考案の親綱保持具の上記(1)の構成によれば、親綱保持具を足場に取り付けたときに、親綱保持部が、少なくとも上方が開放された形状となるように配置される。
ここで、近年、安全帯は、腰ベルト型ではなく、フルハーネス型が推奨されている。フルハーネス型の安全帯は、着用した者(作業者)の背中から命綱が延びている。このため、親綱も、作業者の腰より高い位置に張られる。このような場合、従来の親綱保持具のように、上方が塞がれていると、安全帯(命綱)のフックをかわすことが、非常に煩わしい。
本考案の親綱保持部は、少なくとも上方が開放された形状であるので、フックを利用して安全帯(命綱)を親綱に繋留し、このフックを親綱に沿って摺動させることにより作業者の横方向への移動を可能にしている場合に、フックをかわし易くなる。
したがって、本考案の親綱保持具の上記(1)の構成によれば、人体に固縛した安全帯(命綱)におけるフックの着脱操作を行わずに通過できるようにした親綱保持具を提供することができ、その結果、作業者の安全を十分に確保することが可能となる。
本考案の親綱保持具の上記(1)の構成においては、以下の(2)〜(5)のような構成にすることが好ましい。
(2)前記親綱保持部は、略L字状に形成された部材を備え、前記略L字状に形成された部材の基端部が前記取付部に固着されている。
上記(2)の好ましい構成によれば、親綱保持具を足場に取り付けたときに、親綱保持部を、少なくとも上方が開放された形状となるように配置することができる。
(3)上記(2)の構成において、前記略L字状に形成された部材の少なくとも鉛直部分の表面が樹脂で覆われている。
上記(3)の好ましい構成によれば、親綱の滑りが良好となるため、親綱保持部に保持させた状態で、親綱を張設する場合の、張設作業がやり易くなる。
(4)上記(2)又は(3)の構成において、前記略L字状に形成された部材の鉛直部分に、樹脂製の2つの円錐台部材が、面積の小さい方の面を互いに合わせて、上下方向に重ねた状態で挿通固定されている。
上記(4)の好ましい構成によれば、略L字状に形成された部材の鉛直部分の表面が樹脂で覆われることとなり、親綱の滑りが良好となる。また、略L字状に形成された部材の鉛直部分は、中ほどで径が小さく、上下方向に行くにしたがって径が大きくなるため、親綱がしっかりと保持され、外れにくくなって、作業者の安全が十分に確保される。
(5)前記取付部がクランプである。
上記(5)の好ましい構成によれば、親綱保持具を、足場の支柱パイプ(建地)等に着脱可能に簡単に取り付けることが可能となる。
本考案によれば、人体に固縛した安全帯(命綱)におけるフックの着脱操作を行わずに通過できるようにした親綱保持具を提供することができ、その結果、作業者の安全を十分に確保することが可能となる。
本考案の一実施形態における親綱保持具を、足場に装着した状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態における親綱保持具を示す斜視図である。 本考案の一実施形態における親綱保持具を示す平面図(上面図)である。 本考案の一実施形態における親綱保持具を示す正面図である。 本考案の一実施形態における親綱保持具を、足場の支柱パイプ(建地)に取り付けた状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態における親綱保持具の使用状況を示す斜視図である。 本考案の一実施形態における親綱保持具を、足場の支柱パイプ(建地)に取り付けた状態での当該親綱保持具の使用状況を示す斜視図である。
以下、好適な実施形態を用いて本考案をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施形態は本考案を具現化した例に過ぎず、本考案はこれに限定されるものではない。
[足場の全体構成]
まず、本考案の一実施形態における親綱保持具が装着される足場の全体構成について、図1を参照しながら説明する。
図1は本考案の一実施形態における親綱保持具を、足場に装着した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の親綱保持具1は、くさび緊結式足場(以下、単に「足場」という)2に装着される。
足場2においては、複数の円筒状をなす合金製の支柱パイプ(建地)2aが所定間隔を置いて立設され、各支柱パイプ2aは、下端のジャッキ(図示せず)によって高さ調整可能に支持されている。各支柱パイプ2aの外周面には、上下に所定間隔を置いて、受け金具としての平面コの字状をなす緊結ホルダ2bが溶接固定されている。ここで、各緊結ホルダ2bは、180度対向して同じ高さに配置される一対の第1緊結ホルダと、両第1緊結ホルダに対して軸方向にずれた位置でかつ周方向に90度ずれた位置に180度対向して同じ高さに配置される一対の第2緊結ホルダと、から構成されている。
各支柱パイプ2aには、足場2の横方向と直交する外方に突出した状態で合金製のブラケット2cが支持されている。より具体的には、ブラケット2cは、その端部に接合された支持金具2dが支柱パイプ2aの緊結ホルダ2bに嵌着されることにより、支柱パイプ2aに支持される。そして、隣り合うブラケット2c間には、長方形の外観をなす鋼板からなる踏板2eが配置されている。ここで、踏板2eは、その長手方向の両端部のフック2fをブラケット2cに掛止することにより、隣り合うブラケット2c間に配置される。
また、隣り合う支柱パイプ2a間には、踏板2eよりも上方に位置して、合金製の手摺部材2gが架け渡されている。より具体的には、手摺部材2gは、その両端部に接合された支持金具2hが支柱パイプ2aの緊結ホルダ2bに嵌着されることにより、隣り合う支柱パイプ2a間に架け渡される。
以上のようにして、建築用の足場2が組み立てられている。
複数の支柱パイプ(建地)2aには、一つ置きに、手摺部材2gよりも上方に位置して親綱保持具1が取り付けられている。そして、この親綱保持具1により、足場2の所定箇所間に張設される親綱3をその中間において保持することができるようにされている(図6を参照)。
[親綱保持具の構成]
次に、本考案の一実施形態における親綱保持具の具体的構成について、図2〜図5を参照しながら説明する。
図2は本考案の一実施形態における親綱保持具を示す斜視図、図3は当該親綱保持具を示す平面図(上面図)、図4は当該親綱保持具を示す正面図、図5は当該親綱保持具を、足場の支柱パイプ(建地)に取り付けた状態を示す斜視図である。
図2〜図5に示すように、本実施形態の親綱保持具1は、当該親綱保持具1を足場2(図1を参照)の支柱パイプ2aに着脱可能に取り付けるための取付部1aと、取付部1aに固着され、親綱保持具1を足場2の支柱パイプ2aに取り付けたときに、少なくとも上方が開放された形状となるように配置される親綱保持部1bと、を備えている。
かかる構成の親綱保持具1によれば、親綱保持具1を足場2の支柱パイプ2aに取り付けたときに、親綱保持部1bが、少なくとも上方が開放された形状となるように配置される。
このため、フック4aを利用してフルハーネス型の安全帯(命綱)4を親綱3に繋留し、このフック4aを親綱3に沿って摺動させることにより作業者の横方向への移動を可能にしている場合に(図7の矢印Aを参照)、フック4aをかわし易くなる。
したがって、かかる構成の親綱保持具1によれば、人体に固縛した安全帯(命綱)4におけるフック4aの着脱操作を行わずに通過できるようにした親綱保持具を提供することができ、その結果、作業者の安全を十分に確保することが可能となる。
以下、さらに詳細に説明する。
本実施形態の親綱保持具1においては、取付部1aとしてスチール製の鋼管用クランプが用いられている。
より具体的には、取付部1aは、支柱パイプ(建地)2aの軸線方向と平行に延びる回転軸部1cによってヒンジ結合されたクランプ本体1d及びクランプ蓋1eを主要構成部材としている。これらクランプ本体1d及びクランプ蓋1eは、内周が支柱パイプ2aの略外周形状に沿うように形成されている。クランプ本体1dの、回転軸部1cと反対側の端部には、締付け用ボルト1fの基端部が回転軸部1cと略平行なボルト回転軸部1gによって軸支されている。また、クランプ蓋1eの、回転軸部1cと反対側の端部には、締付け用ボルト1fが挿通可能な切欠き部1hが形成されている。そして、クランプ本体1d及びクランプ蓋1eによって支柱パイプ2aを挟み込み、締付け用ボルト1fを、クランプ蓋1eの切欠き部1hに挿通させた後、締付け用ボルト1fにナット1iを螺合することにより、親綱保持具1を支柱パイプ2aに着脱可能に取り付けることができるようにされている。
このように、取付部1aとして鋼管用クランプを用いることにより、親綱保持具1を、足場2の支柱パイプ(建地)2aに着脱可能に簡単に取り付けることが可能となる。
本実施形態の親綱保持具1において、親綱保持部1bは、略L字状に形成された部材を備え、当該略L字状に形成された部材の基端部が取付部1aの側面に固着されている。かかる構成によれば、親綱保持具1を足場2の支柱パイプ2aに取り付けたときに、親綱保持部1bを、少なくとも上方が開放された形状となるように配置することができる。
この場合、略L字状に形成された部材の少なくとも鉛直部分の表面は、樹脂で覆われていることが好ましい。かかる好ましい構成によれば、親綱3(図6,図7を参照)の滑りが良好となるため、親綱保持部1bに保持させた状態で、親綱3を張設する場合の、張設作業がやり易くなる。
より具体的には、親綱保持部1bは、両端部に雄ネジが螺刻された略L字状のスチール製のボルト部材1jと、ボルト部材1jの鉛直部分に挿通固定される樹脂製の2つの円錐台部材1k,1lと、を備えている。そして、ボルト部材1jの基端部が、取付部1aのクランプ本体1dの側面に固着されている。かかる構成によれば、略L字状に形成されたボルト部材1jの鉛直部分の表面が樹脂で覆われることとなり、親綱3の滑りが良好となる。
この場合、ボルト部材1jの基端部は、以下のようにして、クランプ本体1dの側面に固着される。すなわち、まず、ボルト部材1jの基端部にナット1mを螺着した後、ボルト部材1jの基端部を、クランプ本体1dの側面に穿設された孔(図示せず)に外側から挿入する。次いで、ボルト部材1jの基端部にクランプ本体1dの内側から別のナット(図示せず)を螺着する。これにより、ボルト部材1jの基端部がクランプ本体1dの側面に固着される。
また、2つの円錐台部材(例えば、Pコン等)1k,1lは、以下のようにして、ボルト部材1jの鉛直部分に挿通固定される。すなわち、まず、ボルト部材1jの鉛直部分に円錐台部材1k,1lを順に挿通させる。次いで、ボルト部材1jの先端部に袋ナット1nを螺着する。これにより、2つの円錐台部材1k,1lがボルト部材1jの鉛直部分に挿通固定される。
なお、図2中、参照符号1oは、円錐台部材1kの中心軸上に穿設された、ボルト部材1jの鉛直部分に挿通するための挿通孔を示している。また、図2中、参照符号1pは、円錐台部材1lの中心軸上に穿設された、ボルト部材1jの鉛直部分に挿通するための挿通孔を示している。また、円錐台部材1lの下底(図2等では上面)には、袋ナット1nの下部を入れ込むための凹所(図示せず)が設けられている。
2つの円錐台部材1k,1lは、面積の小さい方の面(上底)を互いに合わせて、上下方向に重ねた状態で、ボルト部材1jの鉛直部分に挿通固定されている。
かかる構成によれば、親綱3を掛ける部分であるボルト部材1jの鉛直部分は、中ほどで径が小さく、上下方向に行くにしたがって径が大きくなるため、親綱3がしっかりと保持され、外れにくくなって、作業者の安全が十分に確保される。
[親綱保持具の使用方法]
次に、本考案の一実施形態における親綱保持具の使用方法について、図6,図7をも参照しながら説明する。
図6は本考案の一実施形態における親綱保持具の使用状況を示す斜視図、図7は当該親綱保持具を、足場の支柱パイプ(建地)に取り付けた状態での当該親綱保持具の使用状況を示す斜視図である。
まず、図1,図5に示すように、親綱保持具1の親綱保持部1bを、足場2の横方向と直交する外方に向けた状態で、クランプ本体1d及びクランプ蓋1eによって支柱パイプ(建地)2aを挟み込む。そして、締付け用ボルト1fを、クランプ蓋1eの切欠き部1hに挿通させた後、締付け用ボルト1fにナット1iを螺合することにより、親綱保持具1を支柱パイプ2aに取り付ける。
次いで、図6,図7に示すように、親綱3を親綱保持部1bに保持させた状態で、足場2の所定箇所間に当該親綱3を張設する。この場合、親綱保持部1bは、上記のように少なくとも上方が開放された形状となっているため、親綱3を上方から簡単に入れ込むことができる。また、親綱保持部1bの鉛直部分の表面が樹脂(円錐台部材1k,1l)で覆われているため、親綱3の滑りが良好となり、親綱保持部1bに保持させた状態で、親綱3を張設する場合の、張設作業がやり易くなる。
また、親綱保持部1bは、上記のように少なくとも上方が開放された形状となっているため、図7に示すように、フック4aを利用してフルハーネス型の安全帯(命綱)4を親綱3に繋留し、このフック4aを親綱3に沿って摺動させることにより作業者の横方向への移動を可能にしている場合に(図7の矢印Aを参照)、フック4aをかわし易くなる。したがって、人体に固縛した安全帯(命綱)4におけるフック4aの着脱操作を行わずに、親綱保持具1が取り付けられた箇所を通過することができるので、作業者の安全を十分に確保することが可能となる。
なお、本実施形態においては、取付部1aとして鋼管用クランプを用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。
また、本実施形態においては、親綱保持部1bが、略L字状に形成された部材を備える場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。本考案の親綱保持具は、当該親綱保持具を足場に取り付けたときに、少なくとも上方が開放された形状となるように配置される親綱保持部を備えていればよい。したがって、親綱保持部は、例えば、略U字状に形成された部材を備えていてもよい。そして、この場合にも、略L字状に形成された部材と同様、少なくとも鉛直部分の表面が樹脂で覆われていることが好ましく、鉛直部分に、樹脂製の2つの円錐台部材が、面積の小さい方の面を互いに合わせて、上下方向に重ねた状態で挿通固定されていることが好ましい。
また、本実施形態においては、親綱保持具1が足場2の支柱パイプ(建地)2aに取り付けられる場合を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。本考案の親綱保持具は、足場に取り付けるものであり、例えば、手摺部材2g(図1,図6を参照)等に取り付けるようにしてもよい。この場合、親綱保持部1bは、図2の状態から略90度回転させて固着する必要がある。
また、本実施形態においては、くさび緊結式足場2に装着される親綱保持具1を例に挙げて説明した。しかし、本考案は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。親綱保持具1が装着される足場は、例えば、枠組足場等であってもよい。
1 親綱保持具
1a 取付部
1b 親綱保持部
1c 回転軸部
1d クランプ本体
1e クランプ蓋
1f 締付け用ボルト
1g ボルト回転軸部
1h 切欠き部
1i ナット
1j 略L字状のボルト部材
1k,1l 円錐台部材
1m ナット
1n 袋ナット
1o,1p 挿通孔
2 くさび緊結式足場(足場)
2a 支柱パイプ(建地)
2b 緊結ホルダ
2c ブラケット
2d,2h 支持金具
2e 踏板
2f フック
2g 手摺部材
3 親綱
4 安全帯(命綱)
4a フック

Claims (5)

  1. 足場の所定箇所間に張設される親綱をその中間において保持する親綱保持具であって、
    前記親綱保持具を前記足場に着脱可能に取り付けるための取付部と、
    前記取付部に固着され、前記親綱保持具を前記足場に取り付けたときに、少なくとも上方が開放された形状となるように配置される親綱保持部と、を備えたことを特徴とする親綱保持具。
  2. 前記親綱保持部は、略L字状に形成された部材を備え、前記略L字状に形成された部材の基端部が前記取付部に固着されている、請求項1に記載の親綱保持具。
  3. 前記略L字状に形成された部材の少なくとも鉛直部分の表面が樹脂で覆われている、請求項2に記載の親綱保持具。
  4. 前記略L字状に形成された部材の鉛直部分に、樹脂製の2つの円錐台部材が、面積の小さい方の面を互いに合わせて、上下方向に重ねた状態で挿通固定されている、請求項2又は3に記載の親綱保持具。
  5. 前記取付部がクランプである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の親綱中間支持具。
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