JP2016020219A - 蓋材 - Google Patents

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Abstract

【課題】湯切り状態を確認し易く、安全に湯切り作業ができる蓋材を提供することにある。
【解決手段】外蓋と内蓋が剥離層を介して部分的に剥離可能にした積層シートからなり、外周縁に外方に突出する開封タブ6と、該開封タブと対向する外周縁に剥離タブ5とが形成され、内蓋には、剥離タブ5の基部近傍に、開封方向と直交方向に内蓋を貫通するスリット12が形成された蓋材であって、内蓋には、開封タブ6と対向する周縁部近傍に切れ目線7による湯切り孔形成部8が形成され、剥離層4が、外蓋の内面に、剥離タブ5および湯切り孔形成部8を除いて、スリット12から開封タブ6まで帯状に形成され、外蓋には、剥離層4の両端に外蓋を貫通する剥離切れ目線9,9が、剥離タブ5の基部近傍の外周縁から開封タブ6近傍の外周縁まで形成されていることを特徴とする蓋材1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体の開口部を密封する蓋材に関し、さらに詳しくは、容器本体内の熱湯を排出するための湯切り機能を有する蓋材に関するものである。
従来より、熱湯を注いで調理する即席焼きそばや即席スパゲティなどは、発泡ポリスチレン樹脂などからなるプラスチック容器に収納され、食する際、熱湯を注ぎ調理した後に、熱湯を排出してから食する、即ち、湯切り(排湯)する必要がある。
湯切りする方法としては、色々の方法がある。例えば、シールされた蓋の一部をピールし、その隙間から湯切りする方法がある。図13に従来の密封容器60を示し、容器本体のフランジ部32から蓋材61を一部剥離し、その隙間41から熱湯を湯切りする方法である。
この方法では、適正な隙間の形成が難しく、例えば、剥離し過ぎると、内容物である麺や薬味も一緒に排出されてしまうなど、うまく湯切りできない問題がある。特に、丸型容器の場合、剥離する距離が変化した場合、それに伴って隙間の幅の変動が大きくなり、安定した湯切り作業ができない。また、湯切り作業中に、湯切り状態を確認し難く、火傷の危険性がある。
また、外蓋を内蓋から剥離して湯切り孔を露出させる蓋材がある。これは、外蓋を切り取るためのカット部がないものや、また、カット部が施されていても、あくまでも外蓋を折り曲げる狙いで設計されたものである。これらの蓋材は、湯切り作業中に、剥離した外蓋があるために、湯切り状態を確認し難く、火傷の危険性がある。
また、同じように外蓋を内蓋から剥離して湯切り孔を露出させる蓋材がある(特許文献1)。外蓋と内蓋が剥離層を介して積層され、内蓋には、予め湯切り孔を形成するための切れ目と内蓋切れ目線が形成されている。蓋材を容器本体から剥離しながら開口部を形成して、次いで内蓋切れ目線から外蓋を内蓋から剥離し、切れ目線により形成された湯切り孔形成部が外蓋に追随して、内蓋に湯きり孔を形成するものである。内蓋は、湯切り孔が形成された部分が容器本体に残るが、その他の部分は開口された状態になる。図14に従来の密封容器60を示し、容器本体に残る内蓋62の一例を示している。内蓋62には、湯切り孔11が形成されている。また、開口部40も形成されているものである。
しかし、このような蓋材は、湯切り作業時に、湯切り状態を確認し易いが、外蓋が全部剥離される、また、開口部40が大きくとられているために、容器本体内の熱湯の温度が下がり易く、調理効果を低下させる問題がある。また、湯切りした後喫食に際しては、残った内蓋を除去する必要があり、その際に火傷したり、途中で内蓋が破断する恐れもある。
よって、湯切り状態を確認し易く、安全に湯切り作業ができる蓋材が要望されている。
特開2001−19059号公報
本発明は、上述のような背景技術の問題を鑑みて、湯切り状態を確認し易く、安全に湯切り作業ができる蓋材を提供することにある。
上記の課題を解決するために、発明者は鋭意検討を行い、本発明を完成した。
本発明の請求項1に係る発明は、容器本体のフランジ部にシールされることで密封容器を形成する蓋材において、
外蓋と内蓋が剥離層を介して部分的に剥離可能にした積層シートからなり、外周縁に外方に突出する蓋開封用の開封タブと、該開封タブと対向する外周縁に外蓋剥離用の剥離タブとが形成され、前記内蓋には、前記剥離タブの基部近傍に、開封方向と直交方向に内蓋を貫通するスリットが形成された蓋材であって、
前記内蓋には、前記開封タブと対向する周縁部近傍に切れ目線による湯切り孔形成部が形成され、
前記剥離層が、前記外蓋の内面に、前記剥離タブおよび前記湯切り孔形成部を除いて、前記スリットから前記開封タブまで帯状に形成され、
前記外蓋には、前記剥離層の両端に外蓋を貫通する剥離切れ目線が、前記剥離タブの基部近傍の外周縁から前記開封タブ近傍の外周縁まで形成されていることを特徴とする蓋材である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記剥離切れ目線が、前記剥離層領域と非剥離層領域との境界付近に位置し、その境界から剥離層領域側に20mm以内に形成されていることを特徴とする請求項1記載の蓋材である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記剥離タブの基部近傍の外周縁に、それぞれ内側に凸状の切欠き部を設け、該切欠き部の先端が、前記剥離切れ目線と連接されていることを特徴とする請求項1または2記載の蓋材である。
本発明の請求項4に係る発明は、前記切欠き部の先端が、外周縁より内側に0.2mm以上の部位にあることを特徴とする請求項3に記載の蓋材である。
本発明の請求項5に係る発明は、前記切欠き部の先端と前記剥離切れ目線の開始部との距離が、3mm以下であることを特徴とする請求項3または4記載の蓋材である。
本発明の蓋材は、湯切り作業時、外蓋を内蓋から帯状に剥離して切り取ることにより、湯切り状態を確認しながら安全に湯切り作業ができる蓋材である。調理効果の低下を防ぎ、安全に湯切り作業ができる蓋材である。
蓋材は、外蓋と内蓋が剥離層を介して部分的に剥離可能とした積層シートからなり、内蓋には、開封用タブと対向する周縁部に切れ目線により湯切り孔形成部が形成され、外蓋の内面に、剥離層が、剥離タブおよび湯切り孔形成部を除いて、スリットから開封タブまで帯状に形成され、外蓋には、剥離層の両端にそれぞれ剥離切れ目線が、剥離タブの基部近傍の外周縁から対向する開封タブ近傍の外周縁まで形成されていることにより、剥離タブを摘まんで、外蓋をスリットから開封タブまで剥離切れ目線に沿って、内蓋から帯状に剥離して切り取り、湯切り孔を露出させることで、湯切り孔を視認でき、湯切り状態を確認しながら安全に湯切り作業ができる。また、内蓋が容器本体に残るために調理効果の低下も防ぐことができる。
また、剥離切れ目線が、剥離層領域と非剥離層領域との境界付近に位置し、その境界から剥離層領域側に20mm以内に形成されてなることにより、安定して外蓋を内蓋から剥離し帯状に切り取ることができる。
また、剥離タブの基部近傍の外周縁に、それぞれ内側に凸状の切欠き部を設け、該切欠き部の先端が、剥離切れ目線と連接されていることにより、外蓋を内蓋から剥離し切り取る力をスムーズに剥離切れ目線に伝わり易くすることができ、外蓋を剥離切れ目線に沿って帯状に切り取ることができる。
また、切欠き部の先端が、外周縁より内側に0.2mm以上の部位にあることにより、さらに、外蓋を内蓋から剥離し切り取る力を、スムーズに剥離切れ目線に伝わり易くすることができる。
また、切欠き部の先端と剥離切れ目線の開始部との距離が3mm以下であることにより、さらに、外蓋を内蓋から剥離し切り取る力を、スムーズに剥離切れ目線に伝わり易くすることができる。
本発明の蓋材の一例を示す説明図である。 本発明の蓋材の他の一例を示す説明図である。 図1の蓋材のL−L´断面を示す説明図である。 図1の蓋材のM−M´断面を示す説明図である。 図2の蓋材を使用した密封容器の一例を示す説明図である。 図5の密封容器の一実施形態の一例を示す説明図である。 図5の密封容器から外蓋を切り取った後の状態の一例を示す説明図である。 剥離切れ目線の形成部の説明図である。 剥離切れ目線の形状の一例を示す説明図である。 切欠け部と剥離切れ目線との位置の一例を示す説明図である。 湯切り孔の形状の一例を示す説明図である。 本発明の蓋材の構成の一例を示す説明図である。 従来の蓋材の一例を示す説明図である。 従来の蓋材の他の一例を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明の蓋材の一例を示す説明図である。蓋材の平面図である。蓋材1は、容器本体の形状と略同等の形状に形成され、外周縁に外方に突出する開封タブ6と該開封タブと対向する外周縁に剥離タブ5が形成されている。また、剥離タブ5の基部近傍には、開封方向と直交方向に内蓋を貫通するスリット12が形成されている。スリット12は、外蓋を内蓋から剥離するためのものである。また、開封タブと対向する周縁部近傍には内蓋を貫通する切れ目線7により湯切り孔形成部8が形成されている。また、外蓋の内面には、剥離層4がスリット12から湯切り孔形成部8を除いて開封タブ6まで帯状に形成され、外蓋には、剥離層4の帯状の両端にそれぞれ外蓋を貫通する剥離切れ目線9、9が形成されている。
図2は、本発明の蓋材の他の一例を示す説明図である。蓋材の平面図である。蓋材1は、容器本体の形状と略同等の形状に形成され、外周縁に外方に突出する開封タブ6と該開封タブと対向する外周縁に剥離タブ5が形成されている。また、剥離タブ5の基部近傍には、開封方向と直交方向に内蓋を貫通するスリット12が形成され、また、該スリット近傍の外周縁には、それぞれ内側に凸状の切欠き部10、10が形成されている。また、開封タブと対向する周縁部近傍には内蓋を貫通する切れ目線7により湯切り孔形成部8が形成されている。また、外蓋の内面には、剥離層4がスリット12から湯切り孔形成部8を除いて開封タブ6まで帯状に形成され、外蓋には、剥離層の帯状の両端にそれぞれ外蓋を貫通する剥離切れ目線9、9が形成されている。該剥離切れ目線9、9は、それぞれ切欠き部10、10の先端と連接されている。
図3は、図1の蓋材のL−L´断面を示す説明図である。蓋材1は、外蓋2と内蓋3が、剥離層4を介して部分的に剥離可能に積層された積層シートである。蓋材1は、右側端部に開封タブ6、左側端部に剥離タブ5が形成されている。内蓋3には、剥離タブの基部近傍に外蓋を内蓋から剥離するためのスリット12が内蓋を貫通して形成され、開封タブ6と対向する周縁部近傍に切れ目線7により湯切り孔形成部8が形成されている。また、外蓋2の内面には、剥離タブ6と切れ目線7による湯切り孔形成部8を除いて剥離層4がスリット12から開封タブ6まで形成されている。
図4は、図1の蓋材のM−M´断面を示す説明図である。外蓋2の内面には帯状に剥離層4が形成され、該剥離層4は、内蓋を貫通する切れ目線7により形成された湯切り孔形成部8を除いて帯状に形成されている。また、剥離層4の帯状の両端には、外蓋を貫通する剥離切れ目線9,9が形成されている。
図5は、図2の蓋材を使用した密封容器の一例を示す説明図である。蓋材1が容器本体31のフランジ部32にシールされ密封容器30を形成している。蓋材1の右側端部は開封タブ6、左側端部は剥離タブ5を示している。
図6は、図5の密封容器の一実施形態の一例を示す説明図である。図6−1は、蓋材1の開封タブ6を摘み、蓋材1をフランジ部32から一部剥離し、開口部40を形成したものである。開口部は、別袋に収納されていた薬味などを取り出し容器内に挿入したり、調理するための熱湯を注入するところである。次いで、熱湯の注入が終わると開口部を蓋材で被せて再封して、内容物を調理した後に、図6−2に示したように、蓋材の剥離タブ5を摘み、外蓋2をスリット12を介して剥離していき、外蓋を剥離切れ目線に沿って内蓋から剥離して帯状に切り取る。外蓋2を内蓋3から剥離していくと、内蓋の湯切り孔形成部8が切り目線7から切り取られ、外蓋2に追随し内蓋3に湯切り孔11が形成される。外蓋2は、開封タブ部分も含めて剥離され切り取られる。内蓋3は容器本体31に残る。このようにすることで、湯切り作業時、湯切り孔を視認することができ、湯切り作業を確認しながら安全に行うことができる。
図7は、図5の密封容器から外蓋を切り取った後の状態の一例を示す説明図である。外蓋を内蓋から剥離切れ目線9,9に沿って、剥離して切り取った後の状態を示している。外蓋が帯状に切り取られ、湯切り孔11が発現された内蓋3が露出され、容器本体のフランジに部分的にシールされた状態で残っている。このような状態で湯切りすることにより、湯切り孔を視認して、湯切り作業を確認しながら行うことができる。安全に湯切り作業ができる。
図8は、剥離切れ目線の形成部の説明図である。剥離切れ目線9、9は、剥離層領域13と非剥離層領域14との境界15付近に位置し、その境界15から剥離層領域13側に、その距離Aが20mm以内に形成されている。このようにすることで、外蓋を内蓋から安定して剥離し帯状に切り取ることができる。
図9は、剥離切れ目線の形状の一例を示す説明図である。剥離切れ目線9は、切れ目線や繋ぎのあるミシン目線でもよく直線もしくは曲線からなり、1本または複数の切れ目線
やミシン目線で形成される。例えば、複数の切れ目線やミシン目線を形成する場合は、少なくとも1本が、剥離層領域に入っていればよい。例えば、図9に示すような剥離切れ目線が可能である。(a)に示す直線、(b)に示すS字曲線、(c)に示す破線、これらは1本の線での一例である。また、(d)に示す複数の破線、(e)に示す複数の逆ハ字線、(f)に示す複数のハ字線、(g)に示す複数のY字線、(h)に示す複数の逆Y線なども可能である。外蓋を安定して切り取ることができる形状であればよい。
図10は、切欠き部と剥離切れ目線との位置の一例を示す説明図である。切欠き部10は、蓋材の外周縁より内側に凸状に形成されている。切欠き部10の形状としては、Y字状、U字状など形状が可能である。切欠き部10は、外蓋を内蓋から剥離し切り取る力を剥離切れ目線9にスムーズに伝わり易くするために形成する。また、切欠き部10の先端が、外周縁より内側に、その距離Bが0.2mm以上の部位にあることにより、外蓋を剥離し切り取る力を剥離切れ目線に伝わり易くすることができる。また、切欠き部10の先端と剥離切れ目線9の開始部との距離Cが、3mm以下であることにより、さらに外蓋を剥離し切り取る力を剥離切れ目線に伝わり易くすることができる。
図11は、湯切り孔の形状の一例を示す説明図である。湯切り孔の形状は、熱湯を通し、内容物の漏れ出しを防ぐことができればその形状は限定されない。湯切り孔は、1個または複数個とし、例えば、図11の示すような形状が可能である。(a´)に示す円形、(b´)に示す楕円形、(c´)に示す五角形、(d´)に示す菱形、(e´)に示す角丸四角形、(f´)に示す三角形、(g´)に示す角丸長方形、(h´)に示すたまご形、(i´)に示す逆五角形、(j´)に示す逆U字形、(k´)逆V字形、(l´)に示す横線、(m´)に示す十字線、など可能である。
図12は、本発明の蓋材の構成の一例を示す説明図である。図1の蓋材のL−L´面を示す説明図である。蓋材1は、外蓋2と内蓋3が、剥離層4を介して部分的に剥離可能に積層された積層シート20からなっている。一例として外蓋に紙を用いた構成で説明する。外蓋2は、外蓋基材層(紙)22の表面に絵柄などを印刷した印刷層21が形成されている。さらに、印刷層21を保護するための表面保護層を設けてもよい。また、外蓋基材層(紙)22の内面には、剥離層4を積層するために、目止め層23が形成されている。目止め層23は剥離層が紙に染み込まないようにする、即ち、剥離層の剥離性を維持するために形成するものである。目止め層23の表面に剥離層4を部分的に形成する。また、内蓋3は、内蓋基材層26とシーラント層27とからなっている。シーラント層27は、容器本体のフランジ部とイージーピール性を有する樹脂からなるフィルムからなっている。外蓋2と内蓋3を、ポリエチレンフィルムなどの接着層24を介して積層し積層シート20が形成される。
内蓋3には、内蓋基材層とシーラント層を貫通するように、剥離タブ5の基部近傍にスリットが形成され、また、開封タブ6と対向する周縁部には切れ目線7により湯切り孔形成部8が形成されている。また、外蓋の内面には、剥離層が剥離タブ5と切れ目線7から形成される湯切り孔形成部8を除いてスリット12から開封タブ6まで帯状に形成されている。
さらに、本発明を実施するための形態につき説明する。
外蓋基材層22としては、紙、アルミニウム箔、プラスチックフィルムなどの単体またはこれらの積層体を使用することができる。例えば、紙としては、アート紙、コート紙、上質紙、晒クラフト紙などが主に挙げられるが、特に限定されるものではない。紙坪量については、特に規定はないが90〜250g/mの範囲のものが好ましく、90〜150g/mの範囲がより好ましい。
また、外蓋基材層の表面に絵柄などの印刷層21を設ける。印刷層を形成する方法としては、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、シルク印刷、インクジェット印刷など公知の方法で可能である。また、表面保護層としては、ポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンなどのプラスチックフィルムの単体または積層体を使用することができる。
内蓋基材層26としては、紙、アルミニウム箔、プラスチックフィルムなどの単体またはこれの積層体を使用することができる。例えば、アルミニウム箔を使用する場合は、アルミニウム箔の厚みは、7〜12μmの範囲が好ましい。内蓋基材層に、イージーピール性を有する樹脂からなるシーラント層を積層することで内蓋を形成することができる。
シーラント層27としては、イージーピールの特性については特に限定されず、凝集剥離タイプ、層間剥離タイプ、界面剥離タイプのいずれのタイプを用いてもよい。
凝集破壊タイプは、シーラント層自体が凝集破壊するタイプで、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンなどの樹脂を混合した樹脂を用いて、フィルム化したものを使用することができる。
層間剥離タイプは、共押出し法にて三層フィルムを作成し、中間から剥離するものである。このような共押出しフィルムを使用することができる。
界面剥離タイプは、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂の酢酸ビニルの混合比率を上げた樹脂を用いて、フィルム化したものを使用することができる。
シーラント層としては、本体容器がポリエチレン樹脂の場合は、ベース樹脂/ブレンド用の熱可塑性樹脂の組合せとしては、ポリエチレン樹脂/エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂/エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂/エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、ポリエチレン樹脂/エチレン−アクリル酸エチル共重合体樹脂などが好ましい。
容器本体がポリスチレン樹脂の場合は、ベース樹脂/ブレンド用の熱可塑性樹脂の組合せとしては、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂/ポリブテン樹脂、ポリエチレン樹脂+エラストマー+石油樹脂/ポリブテン樹脂の組合せが好ましい。
容器本体がポリプロピレン樹脂の場合は、ベース樹脂/ブレンド用の熱可塑性樹脂の組合せとしては、ポリプロピレン樹脂/ポリスチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂/ポリエチレン樹脂の組合せが好ましい。
シーラント層の厚さは、シール強度、加工性を考慮すると、10〜100μmの範囲であることが好ましい。 押出し機を用いてフィルム化して使用することができる。また共押出しすることにより、多層フィルムでも可能である。
外蓋と内蓋は、剥離層を介して部分的に剥離可能に積層される。剥離層4としては、5%以上のワックス成分を含まない組成とし、ポリアミド系、シリコン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ゴム系などの樹脂を主成分とし、タッキファイアーなどを添加した化合物からなる。例えば、ポリスチレン、ポリα−メチルスチレン等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル等を含むアクリル系樹脂やスチレンとの共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等のビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、石油樹脂、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の合成樹脂、ニトロセルロース、エチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート等のセルロース誘導体、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、エステルガム、ポリイソブチレンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエン−アクリロニトリルゴム、ポリ塩素化オレフィン等の天然樹脂や合成ゴムの誘導体、カルナバワックス、パラフィンワックス等のワックス類などが使用できる。これら樹脂を溶剤に溶解または分散して剥離ニスを作成して、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、シルク印刷、インクジェット印刷など公知の方法を用い、部分的に剥離層を形成することができる。
また、外蓋基材層に紙を使用する場合、紙に剥離層が浸み込まないように目止め層23を形成しておくとよい。紙に目止め層を形成した後、該目止め層上に剥離層を所定の領域に形成する。目止め層23は、剥離ニス成分とは異なる樹脂成分を用いる。目止め層23を形成する方法としては、グラビア印刷、オフセット印刷、フレキソ印刷、シルク印刷、インクジェット印刷など公知の方法で可能である。
次に、外蓋の剥離層面と内蓋の内蓋基材層と貼り合わせは、ポリエチレン樹脂などからなる接着層を、押出し機により押出しサンドポリ加工して可能である。このようにして積層シートを形成することができる。
次に、上記積層シートの内蓋の所定の部位に外蓋を内蓋から剥離するためのスリット、および切れ目線による湯切り孔形成部を形成する。この場合は、所定の部位に、内蓋の内面から内蓋を貫通するようにハーフカットを入れる。また、外蓋の所定の部位に剥離切れ目線を形成するために外蓋を貫通するようにハーフカットを入れる。ハーフカットは公知の方法を使用することができる。例えば、トムソン刃を用いたハーフカット加工や金属刃によるプレス加工などにより行うことができる。次に、蓋材の所定の形状に外形抜きを行う。尚、ハーフカット加工と外形抜きを同時に行っても可能である。この際、開封タブおよび剥離タブも形成する。また、剥離タブの基部近傍の外周縁より内側に凸状の切欠き部を形成し、該切欠き部の先端と剥離切れ目線が連接されるように形成してもよい。
容器本体の形状は、例えば、円形、楕円形、トラック形のものが一般的に使用される。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
紙として、坪量が104.7g/mの片アート紙を用い、該片アート紙の表面にバインダーが硝化綿/ウレタン系樹脂と、顔料からなるグラビアインキを用いグラビア印刷にて印刷層を形成した。
次に、上記紙の裏面に硝化綿/ウレタン系樹脂からなるニスを全面に塗布し目止め層を形成した後、ポリアミド系樹脂とパラフィンワックスを加えた樹脂からなる剥離層を所定の領域に、グラビア印刷により形成した。パラフィンワックス成分は、5重量%以下とした。尚、目止め層の塗布量は、2g/mであった。剥離層の塗布量は、3g/mであった。尚、剥離層は、蓋材として形成される所定の領域に、剥離タブと、湯切り孔形成部を除いて、スリットから開封タブまで帯状に形成した。以上のようにして外蓋シートを作成した。
次にアルミニウム箔12μmに、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)フィルム10μmと、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂/ポリブテン樹脂からなるフィルム10μmとからなる共押出しフィルムを積層し内蓋シートを作成した。
次に、上記外蓋シートと上記内蓋シートを、低密度ポリエチレンフィルム20μmにてサンドポリ加工して貼り合わせ、蓋材シートを作成した。
次に、蓋材シートの内面から所定の部位にハーフカットし、内蓋シートを貫通するスリットと、切れ目線により湯切り孔形成部を形成した。また、外面から剥離層の両端に、外蓋シートを貫通する剥離切れ目線をハーフカットした。次に、容器本体の形状に合わせ、かつ外周縁に外方に突出する開封タブと該開封タブと対向した外周縁に剥離タブを形成し外形抜きを行い、蓋材を作成した。ハーフカットおよび外形抜きは、トムソン刃を用い打抜き機にて行った。蓋の直径はφ180mm、湯切り孔は、長さ8mm、幅6mmのトラック型の孔を6個形成した。また、剥離タブの基部近傍の外周縁に剥離切れ目線を切れ目5mm、繋ぎ1mmの直線ミシンを1mm間隔で5列形成した。尚、5本の直線ミシンの中央の1本が剥離層領域境界から剥離層領域側に2mmの位置になるように形成した。このようにして蓋材を作成した。
剥離タブの基部近傍に外周縁より内側に凸状の切欠き部をそれぞれ形成した。切欠き部は、半径が2mmの半円形で、その先端が、外周縁より内側に、その距離が2mmで形成した。また、切欠き部の先端から連接して、剥離切れ目線を切れ目5mm、繋ぎ1mmのミシン目線を1mm間隔で5列形成した。尚、5本の直線ミシンの中央の1本が剥離層領域と非剥離層領域との境界から剥離層領域に2mmの位置にくるように形成した。それ以外は、実施例1と同様に行い蓋材を作成した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
剥離切れ目線を形成しない以外は、実施例1と同様に行い蓋材を作成した。
<比較例2>
スリットと、切れ目線による湯切り孔形成部と、剥離切れ目線を形成しない以外は実施例1と同様に行い蓋材を作成した。
<評価方法>
発泡ポリポリスチレン樹脂からなる容器本体のフランジ部に実施例1、2および比較例1、2の蓋材をシールして、密封容器を作成した。尚、密封容器には即席焼きそばを収納した。この蓋材の開封タブを摘み、蓋材を一部剥離して開口部を形成し、開口部から熱湯を注ぎ、その後、剥離した蓋材を被せ、即席焼きそばを調理した後、剥離タブを摘み、外蓋をスリットより内蓋から剥離して湯切り作業を行った。実施例1、実施例2については、外蓋を内蓋から帯状に剥離し全部切り取り、湯切り孔を発現させ湯切り作業を行った。比較例1については、外蓋を内蓋から剥離して湯切り孔を発現させたところで外蓋を保持し湯切り作業を行った。比較例2については、蓋材の剥離タブを摘み、蓋材の一部をフランジ部から剥離して隙間を形成し湯切り作業を行った。湯切り部を確認ができ安全に湯切り作業ができたものを○とし、湯切り部を確認できず安全性に不安があるものを×とした。
評価結果を表1に示す。
実施例1および実施例2は、湯切り作業時に、湯切り孔が視認でき、湯切り状態を確認でき安全に湯切り作業ができた。火傷の心配がなく湯切り作業ができた。しかし、比較例1では、湯切り部を確認できず、安全性に不安があった。比較例2では、蓋材の剥離する
距離によって湯切り作業が不安定であり、かつ湯切り部を確認できず、安全性に不安があった。
1 蓋材
2 外蓋
3 内蓋
4 剥離層
5 剥離タブ
6 開封タブ
7 切れ目線
8 湯切り孔形成部
9 剥離切れ目線
10 切欠き部
11 湯切り孔
12 スリット
13 剥離層領域
14 非剥離層領域
15 剥離層領域と非剥離層領域の境界
20 積層シート
21 印刷層
22 外蓋基材層(紙)
23 目止め層
24 接着層
26 内蓋基材層
27 シーラント層
30 密封容器
31 容器本体
32 フランジ
40 開口部
41 隙間
60 従来の密封容器
61 従来の蓋材
62 従来の内蓋
A 剥離層領域と非剥離層領域との境界から剥離切れ目線との距離
B 外周縁と切欠き部先端との距離
C 切欠き部先端と剥離切れ目線の開始部との間隔
a 直線
b S字曲線
c 破線
d 複数の破線
e 複数の逆ハ字線
f 複数のハ字線
g 複数のY字線
h 複数の逆Y字線
a´ 円形
b´ 楕円形
c´ 五角形
d´ 菱形
e´ 角丸四角形
f´ 三角形
g´ 角丸長方形
h´ たまご形
i´ 逆五角形
j´ 逆U字形
k´ 逆V字形
l´ 横線
m´ 十字線

Claims (5)

  1. 容器本体のフランジ部にシールされることで密封容器を形成する蓋材において、
    外蓋と内蓋が剥離層を介して部分的に剥離可能にした積層シートからなり、外周縁に外方に突出する蓋開封用の開封タブと、該開封タブと対向する外周縁に外蓋剥離用の剥離タブとが形成され、前記内蓋には、前記剥離タブの基部近傍に、開封方向と直交方向に内蓋を貫通するスリットが形成された蓋材であって、
    前記内蓋には、前記開封タブと対向する周縁部近傍に切れ目線による湯切り孔形成部が形成され、
    前記剥離層が、前記外蓋の内面に、前記剥離タブおよび前記湯切り孔形成部を除いて、前記スリットから前記開封タブまで帯状に形成され、
    前記外蓋には、前記剥離層の両端に外蓋を貫通する剥離切れ目線が、前記剥離タブの基部近傍の外周縁から前記開封タブ近傍の外周縁まで形成されていることを特徴とする蓋材。
  2. 前記剥離切れ目線が、前記剥離層領域と非剥離層領域との境界付近に位置し、その境界から剥離層領域側に20mm以内に形成されていることを特徴とする請求項1記載の蓋材。
  3. 前記剥離タブの基部近傍の外周縁に、それぞれ内側に凸状の切欠き部を設け、該切欠き部の先端が、前記剥離切れ目線と連接されていることを特徴とする請求項1または2記載の蓋材。
  4. 前記切欠き部の先端が、外周縁より内側に0.2mm以上の部位にあることを特徴とする請求項3に記載の蓋材。
  5. 前記切欠き部の先端と前記剥離切れ目線の開始部との距離が、3mm以下であることを特徴とする請求項3または4記載の蓋材。
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