JP2016020078A - 空気入りタイヤの加硫シェーピング方法 - Google Patents

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健二 大場
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【課題】金型が全閉するときの接合面間、特にトレッドセグメントと下の金型との間のゴム噛みの抑制する方法の提供。【解決手段】ブラダーを第1シェーピング内圧Paにて膨張させ、投入された生タイヤを内側から支えて保持する生タイヤ保持工程S2と、上下の金型部を閉じて金型閉状態とする金型閉工程S3とを具える加硫シェーピング方法。金型閉工程S3は、金型閉状態となる前に、ブラダーの内圧を第1シェーピング圧Paよりも低い設定圧Pbまで減圧する減圧ステップ20を含む加硫シェーピング方法。【選択図】図4

Description

本発明は、金型閉時における生タイヤのゴム噛みを抑制し、タイヤの外観品質を向上させる空気入りタイヤの加硫シェーピング方法に関する。
加硫装置を用いて生タイヤを加硫シェーピングする場合、下の金型部上に投入された生タイヤは、その内側に配されるブラダーがシェーピング内圧によって膨張することにより、内側から支えられて垂直に保持される。そして、この保持状態にて上の金型部を下降させることにより上下の金型部を閉じる金型閉工程が行われる。
しかし前記金型閉工程では、上の金型部の下降によって生タイヤが押し込まれることにより容積が急激に減少する。そのため、ブラダーの圧力が上昇し、図6(A)に示すように、生タイヤaが過度に膨張する。その結果、金型bが全閉するとき、図6(B)に示すように、金型bの接合面bs、bs間(特に、上の金型部b1におけるトレッドセグメントb1aと、下の金型部b2におけるサイドモールドb2との間)にゴム噛みcが発生するという問題が生じる。このゴム噛みcは、加硫後のタイヤの外観品質を低下させる。
なお下記の特許文献1には、接合面bs、bs間の距離がゼロになるまでに、金型閉動作を2〜5秒間一時停止した後、金型閉動作を再開することが提案されているが、十分なゴム噛み抑制効果を得るに至っていない。
特開2013−111859号公報
そこで発明は、金型閉工程における生タイヤの過度の膨張を抑え、金型が全閉するときの接合面間、特にトレッドセグメントと下の金型部との間におけるゴム噛みを抑制しうる空気入りタイヤの加硫シェーピング方法を提供することを課題としている。
本発明は、上下の金型部を有する加硫金型、及びブラダーを含む加硫装置を用いて生タイヤを加硫シェーピングする空気入りタイヤの加硫シェーピング方法であって、
前記上下の金型部が離間する金型開状態にて、生タイヤを前記下の金型部上に投入する生タイヤ投入工程と、
前記ブラダーを第1シェーピング内圧Paにて膨張させ、投入された生タイヤの内面を押圧することにより生タイヤを保持する生タイヤ保持工程と、
前記上の金型部を下降させ、上下の金型部を閉じて金型閉状態とする金型閉工程とを具えるとともに、
前記金型閉工程は、少なくとも金型閉状態となる前に、前記ブラダーの内圧を前記第1シェーピング圧Paよりも低い設定圧Pbまで減圧する減圧ステップを含み、しかも該減圧ステップは、前記上の金型部の下降において該上の金型部が生タイヤと接触を開始する接触開始時よりも前に減圧を開始することを特徴としている。
本発明に係る前記空気入りタイヤの加硫シェーピング方法では、前記減圧ステップにおける前記設定圧Pbは、5〜25kPaであることが好ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤの加硫シェーピング方法では、前記生タイヤ保持工程における前記第1シェーピング圧Paは、40〜70kPaであることが好ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤの加硫シェーピング方法では、前記減圧ステップにおいて、前記上の金型部と生タイヤとの接触開始時におけるブラダーの内圧Pqは、15kPa 以上であることが好ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤの加硫シェーピング方法では、前記金型閉工程は、前記上下の金型部が閉じた後、ブラダーの内圧を、前記設定圧Pbから前記第1シェーピング圧Paよりも高い第2シェーピング圧Pcまで加圧する第2シェーピングステップを含むことが好ましい。
本明細書において、各圧力はゲージ圧にて示されている。
本発明は叙上の如く、金型閉工程において、少なくとも金型閉状態となる前に、ブラダーの内圧を第1シェーピング圧Paよりも低い設定圧Pbまで減圧する減圧ステップを含む。そのため、上の金型部の下降に伴って生タイヤの容積が急激に減じた場合にも、ブラダーの圧力を低く維持することがでる。その結果、生タイヤの過度の膨張を抑え、金型が全閉するときのゴム噛みを抑制することが可能となる。
また前記減圧ステップでは、上の金型部が生タイヤと接触を開始する接触開始時よりも前に、減圧が開始される。そのため、減圧時間を十分に確保でき、減圧に伴う生産効率の低下を防止できる。しかも、いったん生タイヤが膨らんでしまった場合、その後ブラダーの内圧を減じてもブラダーのみが縮もうとして生タイヤが適正には縮まない傾向となり、ゴム噛みの抑制効果が減少する。しかし接触開始時よりも前に減圧を開始することで、これを抑制しうる。
本発明の加硫シェーピング方法に用いられる加硫装置の一実施例を示す断面図である。 (A)、(B)は、生タイヤ投入工程、及び生タイヤ保持工程を説明する概念図である。 (A)〜(C)は、金型閉工程を説明する概念図である。 時間経過によるブラダーの内圧の変化を示すグラフである。 設定圧が低い場合の問題点を説明する断面図である。 (A)、(B)は、従来の金型閉工程における問題点を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は、本発明の加硫シェーピング方法に用いられる加硫装置1の一例を示す断面図である。図1において、加硫装置1は、加硫金型2とブラダー3とを含んで構成される。前記加硫金型2は、下部プレート4に取り付く下の金型部2Lと、昇降移動可能な上部プレート5に取り付く上の金型部2Uとを有する。なお下部プレート4は、例えばプレス機のテーブル台(図示しない)等に支持される。また上部プレート5は、本例ではプレス機の例えば昇降台9に、シリンダ10を介して保持される。即ち本例では、昇降台9自体が昇降移動するとともに、上部プレート5は前記昇降台9に対して相対的に昇降移動しうる。
前記下の金型部2Lは、本例では、生タイヤTの下ビード部を成形する下ビードリング6Lと、生タイヤTの下サイドウォール部を成形する下サイドモールド7Lとを具える。
また上の金型部2Uは、生タイヤTの上ビード部を成形する上ビードリング6Uと、生タイヤTの上サイドウォール部を成形する上サイドモールド7Uと、生タイヤTのトレッド部を成形するトレッドモールド8とから形成される。なおトレッドモールド8は、周方向に分割される複数のトレッドセグメント8Aからなり、各トレッドセグメント8Aは、前記上部プレート5に、タイヤ半径方向に移動可能に支持される。また昇降台9には、下降の際、各トレッドセグメント8Aを半径方向内側に移動させるアクチェータ11が取り付く。
前記加硫金型2の中心位置には、ブラダー3を有するブラダー中心機構12が配される。本例のブラダー中心機構12は、前記ブラダー3と、このブラダー3の下開口部を保持しかつ下の金型部2Lを介して下部プレート4に支持される下のクランプリング13Lと、前記下部プレート4に昇降手段14(例えばシリンダ)を介して昇降移動可能に取り付けられるセンタポスト15と、前記ブラダー3の上開口部を保持しかつ前記センタポスト15の上端部に取り付けられる上のクランプリング13Uとを具える。
次に、加硫シェーピング方法は、図2、3に示すように、生タイヤ投入工程S1と、生タイヤ保持工程S2と、金型閉工程S3とを具える。
前記生タイヤ投入工程S1(図2(A)に示す)では、上下の金型部2U、2Lが離間する金型開状態Y1において、予め形成された生タイヤTを、周知のローダ17等を用いて下の金型部2L上に投入する。
前記生タイヤ保持工程S2(図2(B)に示す)では、前記ブラダー3を第1シェーピング内圧Paにて膨張させる。これにより、前記投入された生タイヤTの内面をブラダー3によって押圧し、生タイヤTを内側から支えて垂直に保持する。
前記金型閉工程S3(図3(A)〜(C)に示す)では、前記上の金型部2Lを下降させ、上下の金型部2U、2Lを閉じて金型閉状態Y3とする。
具体的には、上の金型部2Uは、以下のような金型閉動作を行う。
(A)まず、上の金型部2Uは、待機位置(図示しない)から、上の金型部2Uが生タイヤTと接触を開始する接触開始時Q1(図3(A)に示す)をへて、トレッドセグメント8Aが下部プレート4上に到達する到達時Q2(図3(B)に示す。)まで下降する。
(B)その後、該トレッドセグメント8Aが上下サイドモールド7U、7Lと当接して上下の金型部2U、2Lを閉じる金型全閉時Q3(図3(C)に示す。)まで、トレッドセグメント8Aは下部プレート4上を半径方向内側にスライド移動する。なお前記到達時Q2と金型全閉時Q3とが、ほぼ同時に起こるように金型閉動作させることもできる。
そして前記金型閉工程S3では、少なくとも金型閉状態Y2となる前に、前記ブラダー3の内圧を前記第1シェーピング圧Paよりも低い設定圧Pbまで減圧する減圧ステップ20が行われる。しかもこの減圧ステップ20では、前記接触開始時Q1よりも前に減圧が開始される。
減圧の方法としては、特に規制されることがなく、例えば、第1シェーピング用圧縮空気のブラダー3への供給を遮断するとともに、ブラダー3からの配管に排気弁を設けてブラダー3内の圧縮空気を大気中に排気する、或いはバキュームによって真空引きすることで減圧することができる。
図4に、工程S1〜S3中におけるブラダー3の内圧の変化の状況が示される。同図に示すように、生タイヤ投入工程S1の後、ブラダー3内に第1シェーピング内圧Paが充填される。これによりブラダー3が膨張し、生タイヤTが保持される。第1シェーピング内圧Paとしては、従来と同様、40〜70kPaの範囲が好適に採用しうる。
また減圧ステップ20により、前記接触開始時Q1よりも前に、ブラダー3の減圧が開始される。そしてブラダー3の内圧は、第1シェーピング内圧Paから設定圧Pbまで減少し、その後、設定圧Pbの状態に維持される。前記設定圧Pbは、5〜25kPaであることが好ましい。本発明では、ブラダー3の内圧が、圧力制御等の影響によって前記設定圧Pbの状態において変動することは許容される。この内圧変動は、前記範囲内であるのが好ましい。なお圧力制御としては、ブラダー3の内圧をセンサによって検出し、そのセンサ出力に基づいて排気弁等による排気動作を自動制御するのが好ましい。
なお減圧ステップ20では、ブラダー3の内圧が、少なくとも金型全閉時Q3までに設定圧Pbに達していることが必要であり、特に、前記到達時Q2までに設定圧Pbに達しているのが好ましい。
このような減圧ステップ20を設けることにより、金型閉工程S3における生タイヤTの膨張を抑えることができ、金型が全閉するときのゴム噛みを抑制しうる。また接触開始時Q1よりも前に減圧が開始されるため、減圧時間を十分に確保でき、生産効率の低下を防止できる。しかも、いったん生タイヤTが膨らんでしまった場合、その後ブラダー3の内圧を減じてもブラダー3のみが縮もうとして生タイヤTが適正に縮まない傾向となるが、接触開始時Q1よりも前に減圧を開始することで、これを抑制しうる。なお生タイヤTの膨張を抑えることで、FVにおける例えば9次等の高次成分波形に対して改善効果が見られる。
前記設定圧Pbが25kPaを上回ると、ゴム噛みの抑制効果が十分に発揮されない傾向となる。逆に5kPaを下回ると、図5に誇張して示すように、圧力不足によって生タイヤTが加硫金型2内で下方に倒れ込み、トレッドセグメント8Aと下サイドモールド7Lとの間にゴム噛みが発生する傾向を招く。またブラダー3と生タイヤTとの間に空気が入り込んで、空気溜まりを招く恐れが生じる。従って、設定圧Pbの下限は、10kPa以上がより好ましく、また上限は20kPa以下がより好ましい。なお設定圧Pbと第1シェーピング内圧Paとの差(Pa−Pb)は、30kPa以上が好ましい。
また減圧ステップ20では、接触開始時Q1におけるブラダー3の内圧Pqが15kPa以上であるのも好ましい。もし内圧Pqが15kPaを下回ると、生タイヤTが精度良く保持されず、生タイヤTに倒れや位置ずれが発生してユニフォーミティに悪影響を与える。そのため前記内圧Pqは、20kPa以上がより好ましい。なお減圧は、生タイヤTの上ビード部から上ビードリング6Uまでの高さH(図2(B)に示す。)が250mm以下となる位置にて開始するのが好ましい。前記高さHが250mmを超える、即ち減圧の開始が早すぎると、生タイヤTに倒れや位置ずれが発生してユニフォーミティに悪影響を与える傾向を招く。
また金型閉工程S3では、図4に示すように、金型全閉時Q3の後、ブラダー3の内圧を、前記設定圧Pbから前記第1シェーピング圧Paよりも高い第2シェーピング圧Pcまで加圧する第2シェーピングステップ21を含むことが好ましい。その理由は、以下の通りである。前記減圧ステップ20による減圧に起因して、金型閉状態Y2において、生タイヤTと加硫金型2との接触圧が低下する。そのため、タイヤサイズやタイヤ形状によっては、生タイヤTと加硫金型2とが接触しない場所が発生する。このような状態で加硫を開始した場合、接触している場所から接触していない場所にゴムが不均一に流動してしまい、タイヤのユニフォーミティに悪影響を与える。そのため、加硫開始前に、第2シェーピングステップ21を行い、生タイヤTを加硫金型2に密着させることで、前記ゴム流れを防止するのである。第2シェーピング圧Pcとしては、60〜150kPaの範囲が好ましい。なお第2シェーピング圧Pcの第1シェーピング圧Paとの差(Pc−Pa)は20〜80kPaが好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明の効果を確認するため、図1に示す加硫装置を用い、かつ表1の仕様に基づき、空気入りタイヤ(タイヤサイズ145/80R13)の加硫シェーピングを行うとともに、そのときのタイヤのゴム噛みの発生状況、ユニフォーミティ、及びタイヤ内腔面におけるデントの有無についてテストした。表1に記載以外は実質的に同仕様であり、金型閉工程における減圧ステップ及び第2シェーピングステップのみ相違している。なお減圧ステップを行わない場合を比較例1として、実施例と比較している。
(1)ゴム噛み性:
各500本の試作タイヤに対し、トレッドセグメントとサイドモールドとの間におけるゴム噛みの発生の有無を、目視検査によって確認した。そしてゴム噛みが生じたタイヤの発生率を、比較例を100とする指数で評価している。数値が小な方が、ゴム噛みが少なく優れている。
(2)ユニフォーミティ:
ドラム試験機を用い、JASO C607:2000のユニフォミティ試験条件に準拠して、ラジアルフォースバリエーション(RFV)を計測した。評価速度は、10km/hである。結果は、比較例1を100とした指数で評価している。数値が小な方が、ユニフォーミティが小さく優れている。
(3)タイヤ内腔面におけるデント:
タイヤとブラダーとの間の空気溜まりに原因するタイヤ内腔面のデント(凹み)の発生の有無を、目によって確認した。
Figure 2016020078
表に示すように、金型閉時における生タイヤのゴム噛みを抑制し、タイヤの外観品質を向上させうるのが確認できる。
1加硫装置
2加硫金型
2U、2L上下の金型部
3ブラダー
20減圧ステップ
21第2シェーピングステップ
Q1接触開始時
S1生タイヤ投入工程
S2生タイヤ保持工程
S3金型閉工程
T生タイヤ
Y1金型開状態
Y2金型閉状態

Claims (5)

  1. 上下の金型部を有する加硫金型、及びブラダーを含む加硫装置を用いて生タイヤを加硫シェーピングする空気入りタイヤの加硫シェーピング方法であって、
    前記上下の金型部が離間する金型開状態にて、生タイヤを前記下の金型部上に投入する生タイヤ投入工程と、
    前記ブラダーを第1シェーピング内圧Paにて膨張させ、投入された生タイヤの内面を押圧することにより生タイヤを保持する生タイヤ保持工程と、
    前記上の金型部を下降させ、上下の金型部を閉じて金型閉状態とする金型閉工程とを具えるとともに、
    前記金型閉工程は、少なくとも金型閉状態となる前に、前記ブラダーの内圧を前記第1シェーピング圧Paよりも低い設定圧Pbまで減圧する減圧ステップを含み、しかも該減圧ステップは、前記上の金型部の下降において該上の金型部が生タイヤと接触を開始する接触開始時よりも前に減圧を開始することを特徴とする空気入りタイヤの加硫シェーピング方法。
  2. 前記減圧ステップにおける前記設定圧Pbは、5〜25kPaであることを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤの加硫シェーピング方法。
  3. 前記生タイヤ保持工程における前記第1シェーピング圧Paは、40〜70kPaであることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤの加硫シェーピング方法。
  4. 前記減圧ステップにおいて、前記上の金型部と生タイヤとの接触開始時におけるブラダーの内圧Pqは、15kPa 以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空気入りタイヤの加硫シェーピング方法。
  5. 前記金型閉工程は、前記上下の金型部が閉じた後、ブラダーの内圧を、前記設定圧Pbから前記第1シェーピング圧Paよりも高い第2シェーピング圧Pcまで加圧する第2シェーピングステップを含むことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気入りタイヤの加硫シェーピング方法。
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