JP2018122547A - タイヤの成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カーカス筒体の巻き上げ量のバラツキを低減するタイヤの成形装置の提供。【解決手段】このタイヤの成形装置2では、制御装置が、ターンアップブラダー18の内圧が設定内圧Psに到達する充填時間より短い一次充填時間T1で、給気バルブ22を開いて、ターンアップブラダー18に流体を充填させる機能と、一次充填時間T1で流体を充填させた後にターンアップブラダー18の一次内圧P1を圧力センサー24に測定させる機能と、一次内圧P1を取得する機能と、一次充填時間T1と上記一次内圧P1とからターンアップブラダー18の内圧が設定内圧Psに到達する二次充填時間T2を計算する機能と、一次充填時間T1で流体を充填させた後に二次充填時間T2で給気バルブ22を開いて、ターンアップブラダー18に流体を充填させる機能とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤの成形装置に関する。
特開2014−226809公報には、タイヤの成形装置が開示されている。この成形装置は、ローカバーの形成に用いられる。この成形装置では、ターンアップブラダーに空気が充填される。空気が充填されて、ターンアップブラダーが膨らむ。膨らんだターンアップブラダーによって、カーカス筒体の軸方向端部がビード部材の周りに巻き上げられる。また、特開2012−152953公報のタイヤの成形装置でも、同様に、膨らんだターンアップブラダーによって、カーカス筒体の軸方向端部がビード部材の周りに巻き上げられている。
特開2014−226809公報 特開2012−152953公報
このターンアップブラダーに空気が充填される時間は、経験的に設定される。このターンアップブラダーは膨張収縮を繰り返す。この膨張収縮の繰り返しは、ターンアップブラダーを経時的に変化させる。この経時的変化は、ターンアップブラダーの膨らみ方にバラツキを生じさせる。この膨らみ方のバラツキは、カーカス筒体の軸方向端部の巻き上げ量のバラツキを招来する。このターンアップブラダーに空気が充填される時間を調整して、この巻き上げ量のバラツキを低減することは、容易でない。
本発明の目的は、カーカス筒体の巻き上げ量のバラツキを低減するタイヤの成形装置の提供にある。
本発明に係るタイヤの成形装置は、制御装置と、ターンアップブラダーと、圧力センサーと、上記ターンアップブラダーに流体を供給する供給配管と、上記供給配管の開閉を切り替える給気バルブとを備えている。
上記制御装置は、
上記ターンアップブラダーがカーカス筒体の軸方向端部をビード部材の周りに巻き上げるときの上記ターンアップブラダーの設定内圧Psを記憶する機能と、
上記ターンアップブラダーの内圧が上記設定内圧Psに到達する充填時間より短い一次充填時間T1で上記給気バルブを開いて、上記ターンアップブラダーに上記流体を充填させる機能と、
上記一次充填時間T1で上記流体を充填させた上記ターンアップブラダーの一次内圧P1を上記圧力センサーに測定させる機能と、
上記一次内圧P1を取得する機能と、
上記一次充填時間T1と上記一次内圧P1とから上記ターンアップブラダーの内圧が上記設定内圧Psに到達する二次充填時間T2を計算する機能と、
上記一次充填時間T1で上記流体を充填させた上記ターンアップブラダーに、上記二次充填時間T2で上記給気バルブを開いて上記流体を充填させる機能と
を備えている。
好ましくは、上記制御装置は、
上記一次充填時間T1と上記二次充填時間T2とを加算した充填時間Tiを計算する機能と、
上記ターンアップブラダーがカーカス筒体の軸方向端部をビード部材の周りに巻き上げる巻上回数Nをカウントする機能と、
上記充填時間Tiを計算した後で上記巻上回数Nが予め定めた上限回数Nm以下であれば、上記充填時間Tiで上記給気バルブを開いて、上記ターンアップブラダーに上記流体を充填させる機能と
を備えている。
好ましくは、上記制御装置は、上記一次充填時間T1で上記流体を充填させて上記給気バルブを閉じてから安定時間Tkの経過後に、上記一次内圧P1を上記圧力センサーに測定させる機能を備えている。
本発明に係るタイヤの製造方法は、ターンアップブラダーに流体が充填されてカーカス筒体の軸方向端部がビード部材の周りに巻き上げられる調整巻上工程を備えている。
上記調整巻上工程は、
上記カーカス筒体の軸方向端部が上記ビード部材の周りに巻き上げられる上記ターンアップブラダーの設定内圧がPsとされたときに、上記設定内圧Psに到達する充填時間より短い一次充填時間T1で、上記ターンアップブラダーに上記流体が充填される工程と、
上記一次充填時間T1で上記流体が充填された上記ターンアップブラダーの一次内圧P1が測定される工程と、
上記一次充填時間T1と上記一次内圧P1とから上記ターンアップブラダーの内圧が上記設定内圧Psに到達する二次充填時間T2が計算される工程と、
上記一次内圧P1にされた上記ターンアップブラダーに上記二次充填時間T2で上記流体が充填される工程とを備える。
好ましくは、このタイヤの製造方法は、上記調整巻上工程後に、上記一次充填時間T1と上記二次充填時間T2とが加算された充填時間Tiで、上記ターンアップブラダーに上記流体が充填されて、カーカス筒体の軸方向端部がビード部材の周りに巻き上げられる通常巻上工程を備えている。
好ましくは、上記調整巻上工程が実行された後に、上記ターンアップブラダーがカーカス筒体の軸方向端部をビード部材の周りに巻き上げる巻上回数Nが予め定めた上限回数Nmになるまで、上記通常巻上工程が実行される。
好ましくは、上記調整巻上工程において、上記一次充填時間T1で上記ターンアップブラダーに上記流体が充填されて上記流体の充填が停止された状態で安定時間Tkの経過後に、上記一次内圧P1が測定される。
本発明に係る成形装置では、ブラダーが経時的に変化しても、ブラダーの膨らみ方を容易に適正に制御しうる。ブラダーの膨らみ方を適正に制御することで、カーカス筒体の軸方向端部の巻き上げ量のバラツキを低減しうる。
図1(a)は本発明の一実施形態に係るタイヤの成形装置の使用状態が示された説明図であり、図1(b)はこの成形装置の他の使用状態が示された説明図である。 図2は、図1(a)の成形装置を用いた予備成形工程のフローチャートである。 図3は、図2の通常巻上工程のフローチャートである。 図4は、図2の調整巻上工程のフローチャートである。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1(a)には、タイヤの成形装置2が示されている。図1(a)には、一対のビード部材Bとカーカス筒体Cとが共に示されている。ビード部材Bは、加硫されてタイヤのビードを形成する部材である。カーカス筒体Cは、インナーライナー部材、カーカス部材、一対のクリンチ部材、一対のサイドウォール部材等が筒状にされたものである。このインナーライナー部材、カーカス部材、クリンチ部材及びサイドウォール部材は、加硫されてタイヤのインナーライナー、カーカス、クリンチ及びサイドウォールを形成する部材である。本発明では、カーカス筒体Cはカーカス部材が筒状にされたものを含むものであればよく、他の部材は含まれなくてもよい。
この成形装置2は、左右一対の移動体6と軸部8とを備えている。図示されないが、この成形装置2は、更に、制御装置とビード部材保持具とを備えている。図1(a)において、左右方向が成形装置2の軸方向であり、上下方向が成形装置2の半径方向であり、紙面に素直な方向が成形装置2の周方向である。一対の移動体6の間が成形装置2の軸方向内側であり、一対の移動体6の左右方向外側が成形装置2の軸方向外側である。
それぞれの移動体6は、本体10、シリンダー12、ピストン14、ロックセグメント16、ターンアップブラダー18、供給配管20、給気バルブ22、圧力センサー24、排出配管26及び排気バルブ28を備えている。
本体10の内部に、シリンダー12が形成されている。このシリンダー12に、ピストン14が摺動可能に挿入されている。ピストン14の軸方向内側には、テーパ面14aが形成されている。このテーパ面14aは、軸方向外側から内側に向かって、半径方向外側から内側向きに傾斜している。ロックセグメント16は、本体10に、半径方向に移動可能に支持されている。ロックセグメント16の内端は、テーパ面14aに当接している。このシリンダー12に、圧縮空気が充填され排出されうる。この圧縮空気によって、ピストン14が軸方向に摺動しうる。このピストン14の摺動によって、ロックセグメント16は、半径方向に移動しうる。
ターンアップブラダー18は、ロックセグメント16の軸方向外側に位置している。ターンアップブラダー18は、流体が充填されることで膨らみ、流体が排出されることで萎む。この流体は特に限定されないが、この成形装置2では、流体として圧縮空気が用いられている。
供給配管20は、ターンアップブラダー18に接続されている。供給配管20は、圧縮空気をターンアップブラダー18に充填しうる。給気バルブ22は、供給配管20に取り付けられている。給気バルブ22は、供給配管20の流路を開閉しうる。
圧力センサー24は、供給配管20に取り付けられている。圧力センサー24は、給気バルブ22とターンアップブラダー18との間に位置している。圧力センサー24は、給気バルブ22とターンアップブラダー18との間で、供給配管20の流路の内圧を測定しうる。この流路の内圧を測定することで、圧力センサー24はターンアップブラダー18の内圧を測定しうる。
排出配管26は、ターンアップブラダー18に接続されている。この成形装置2では、排出配管26は、給気バルブ22とターンアップブラダー18との間で供給配管20に接続されている。排気バルブ28は、排出配管26に取り付けられている。排気バルブ28は、排出配管26の流路を開閉しうる。
図示されないが、一対の移動体6の間にも、流体流路が形成されている。この流体流路は、供給配管20、給気バルブ22、排出配管26及び排気バルブ28と同様に構成されている。この流体流路から、一対の移動体6の間に流体が充填されうる。また、この流体流路から、流体が排出されうる。この成形装置2では、流体として圧縮空気が用いられている。
図示されないが、ビード部材保持具は、図示されないビード部材供給装置と成形装置2との間で移動可能にされている。ビード部材保持具は、ビード部材Bをビード部材供給装置から成形装置2まで搬送する機能と、ビード部材Bを移動体6の半径方向外側の所定の位置に保持する機能とを備えている。
図示されない制御装置は、移動体6を制御している。この制御装置は、演算処理をする演算部と、各機器の制御処理をする制御部と、データを記憶する記憶部と、情報を入力する入力部と、情報を出力する出力部と、入力機器の信号を入力する入力インターフェース部と、出力機器に信号を出力する出力インターフェース部とを備えている。この制御装置は、特に限定されないが、例えば、シーケンサーである。
この制御装置は、ターンアップブラダー18の設定内圧Psを記憶する機能を備えている。この設定内圧Psは、カーカス筒体Cの軸方向端部Ceをビード部材Bの周りに巻き上げるときの内圧である。制御装置は、給気バルブ22の開閉を制御する機能と、給気バルブ22が開状態にある時間を計測する機能と、給気バルブ22が閉状態にある時間を計測する機能と備えている。制御装置は、排気バルブ28の開閉を制御する機能を備えている。制御装置は、圧力センサー24に圧力を測定させる機能と、圧力センサー24の測定した圧力を取得する機能とを備えている。制御装置は、圧力センサー24の圧力と設定内圧Psとの差から、設定内圧Psに到達するための空気の供給時間を計算する機能を備えている。制御装置は、ターンアップブラダー18が軸方向端部Ceを巻き上げる巻上回数N(Nは0又は1以上の自然数)をカウントする機能を備えている。制御装置は、巻上回数Nに基づき、給気バルブ22及び排気バルブ28の開閉手順を変更する機能を備えている。
図1(a)には、成形装置2の使用状態が示されている。一対の移動体6は、互いに離れて位置している。ピストン14は、シリンダー12の軸方向外端の、後退位置にある。ロックセグメント16は、半径方向内側の縮径位置にある。給気バルブ22は閉じられている。ターンアップブラダー18は収縮している。一対の移動体6の半径方向外側に、カーカス筒体Cが位置している。カーカス筒体Cの半径方向外側に、一対のビード部材Bが図示されないビード部材保持具に保持されている。それぞれのビード部材Bは、移動体6の半径方向外側に位置している。ビード部材Bは、ロックセグメント16の外側に位置している。半径方向において、ビード部材Bとロックセグメント16との間に、カーカス筒体Cが位置している。
図1(b)には、成形装置2の他の使用状態が示されている。一対の移動体6は、図1(a)の位置より、互いに近付いて位置している。ピストン14は、シリンダー12の軸方向内側に位置している。このピストン14は、前進位置にある。ロックセグメント16の内端は、ピストン14のテーパ面14aに当接している。ロックセグメント16はピストン14に押し上げられている。ロックセグメント16は、半径方向外側の拡径位置にある。ロックセグメント16は、カーカス筒体Cをビード部材Bの底面に押圧している。
図1(b)では、一対の移動体6の間に圧縮空気が充填されている。一対のビード部材Bの間で、カーカス筒体Cの中央部Cmは、トロイド状に拡径変形している。排気バルブ28は閉じられ、給気バルブ22が開かれて、圧縮空気がターンアップブラダー18に充填されている。ターンアップブラダー18は膨らんでいる。ターンアップブラダー18が、カーカス筒体Cの端部Ceをビード部材Bの周りで、巻き上げている。この端部Ceは、ビード部材B及び中央部Cmの軸方向外側に押圧されている。
図1(a)及び図1(b)に示された成形装置2を用いて、タイヤの製造方法が説明される。このタイヤの製造方法は、予備成形工程及び加硫工程を備えている。予備成形工程では、成形装置2を用いてローカバーが形成される。加硫工程では、このローカバーがモールド内で加圧及び加熱されて、このローカバーからタイヤが形成される。
図2に示される様に、この予備成形工程は、部材準備工程、ビード部材固定工程、生産数確認工程、通常巻上工程、調整巻上工程、トレッド筒体圧着工程及び生産数カウント工程を備えている。
この予備成形工程では、生産数確認工程において、ターンアップブラダー18の巻上回数Nが確認されている。この巻上回数Nによって、この予備成形工程では、実行される工程が変更される。制御装置は、巻上回数Nの上限回数Nm(Nmは2以上の自然数)を記憶している。この生産数確認工程では、制御装置は、巻上回数Nが0か、1以上で上限回数Nm以下か、上限回数Nmより大きいかを確認する。
図2に示される様に、巻上回数Nが1以上で上限回数Nm以下であるとき、予備成形工程は、部材準備工程、ビード部材固定工程、生産数確認工程、通常巻上工程、トレッド筒体圧着工程及び生産数カウント工程を実行する。本発明では、この予備成形工程が通常予備成形工程と称される。一方で、この巻上回数Nが0であるとき、又は上限回数Nmより大きいとき、予備成形工程は、部材準備工程、ビード部材固定工程、生産数確認工程、調整巻上工程、トレッド筒体圧着工程及び生産数カウント工程を実行する。本発明では、この予備成形工程が調整予備成形工程と称される。この調整予備成形工程では、通常予備成形工程の通常巻上工程に代えて調整巻上工程が実行される。
ここでは、先に通常予備成形工程について説明がされ、その後に調整予備成形工程について説明がされる。通常予備成形工程は、前述の通り、部材準備工程、ビード部材固定工程、生産数確認工程、通常巻上工程、トレッド筒体圧着工程及び生産数カウント工程を備える。
部材準備工程では、タイヤの各部を形成する部材が準備される。このタイヤの各部を形成する部材には、リング状のビード部材B、帯状のインナーライナー部材、帯状のカーカス部材、一対の帯状のクリンチ部材及び一対の帯状のサイドウォール部材が含まれる。更に、トレッドを形成する帯状のトレッド部材、トレッドの半径方向内側に積層されるベルトを形成する帯状のベルト部材等が準備される。この部材準備工程では、ベルト部材やトレッド部材が巻回積層されてトレッド筒体が形成される。インナーライナー部材、カーカス部材、一対のクリンチ部材及び一対のサイドウォール部材が、巻回積層されてカーカス筒体Cが形成される。
ビード部材固定工程では、図1(a)に示される様に、一対の移動体6の半径方向外側に、カーカス筒体Cが位置させられる。カーカス筒体Cの中央部Cmは、軸方向において一対の移動体6の間に位置させられる。カーカス筒体Cの端部Ceは、移動体6の半径方向外側に位置させられる。制御装置は、シリンダー12に圧縮空気を充填する。ピストン14が軸方向内側に移動する。ピストン14のテーパ面14aによって、ロックセグメント16が半径方向外向きに移動する。ロックセグメント16が、カーカス筒体Cをビード部材Bの底面に圧着する。ビード部材Bがカーカス筒体Cの所定の位置に固定される。
前述の様に、生産数確認工程では、制御装置がターンアップブラダー18の巻上回数Nを確認する。制御装置は、巻上回数Nの上限回数Nmを記憶している。この巻上回数Nが1以上で上限回数Nm以下のとき、通常巻上工程が実行される。この上限回数Nmは、特に限定されないが、例えば100である。このとき、巻上回数Nが1以上100以下のとき、通常巻上工程が実行される。
図3には、この通常巻上工程のフローが示されている。制御装置は、充填時間Tiを記憶している。この充填時間Tiは、給気バルブ22が開かれた時刻からの経過時間である。この充填時間Tiの決定方法については、後述される。通常巻上工程では、制御装置は、排気バルブ28を閉じて給気バルブ22を開く。これにより、ターンアップブラダー18に圧縮空気が充填されて、ターンアップブラダー18が膨らむ。制御装置は、給気バルブ22の開状態の時間を、言い換えると圧縮空気が充填される時間Tを計測している。制御装置は、この計測した時間Tが充填時間Tiに到達すると、給気バルブ22を閉じる。この充填時間Tiで圧縮空気が充填されることにより、設定内圧Psを目標内圧としてターンアップブラダー18が膨らむ。
膨らんだターンアップブラダー18は、カーカス筒体Cの端部Ceをビード部材Bの周りで巻き上げる。この成形装置2では、制御装置は、一対の移動体6の間に圧縮空気を充填させる。一対のビード部材Bの間で、カーカス筒体Cの中央部Cmが半径方向外向きにトロイド状に突出させられる。このとき、制御装置は、カーカス筒体Cの中央部の変形に合わせて、一対の移動体6を互いに近付く向きに移動させる(図1(b)参照)。ターンアップブラダー18は、端部Ceを、ビード部材Bの軸方向外側及びトロイド状にされた中央部Cmに沿って巻き上げる。この様にして、図1(b)に示される状態にされる。更に、図示されない圧着ローラが、端部Ceをビード部材Bの軸方向外側に圧着する。
図2に示されるトレッド筒体圧着工程では、カーカス筒体Cの中央部Cmの半径方向外側に、トレッド筒体が保持されている。トロイド状に突出した中央部Cmがトレッド筒体の内周面に圧着される。カーカス筒体Cとトレッド筒体とが圧着されて、ローカバーが形成される。
生産数カウント工程では、制御装置は、記憶している巻上回数Nに1を加算する。制御装置は、この加算後の数を巻上回数Nとして記憶する。
一方、調整予備成形工程は、部材準備工程、ビード部材固定工程、生産数確認工程、調整巻上工程、トレッド筒体圧着工程及び生産数カウント工程を備える。この部材準備工程、ビード部材固定工程及びトレッド筒体圧着工程は、通常予備成形工程のそれぞれの工程と同様であり、その工程の説明は省略される。
前述の様に、生産数確認工程では、制御装置がターンアップブラダー18の巻上回数Nを確認する。制御装置は、巻上回数Nが0であるとき、又は上限回数Nmより大きいとき調整巻上工程を実行する。例えば、巻上回数Nが101であるとき、制御装置は通常巻上工程に代えて調整巻上工程を実行する。
図4には、この調整巻上工程のフローが示されている。調整巻上工程では、制御装置は、排気バルブ28を閉じて給気バルブ22を開く。制御装置は、一次充填時間T1を記憶している。この一次充填時間T1は、給気バルブ22が開かれた時刻からの経過時間である。この一次充填時間T1は、充填時間Tiより十分に短い。例えば、一次充填時間T1は、0.8(秒)である。この制御装置は、給気バルブ22の開状態の時間Tを計測している。制御装置は、この計測した時間Tが一次充填時間T1に到達すると、給気バルブ22を閉じる。
制御装置は、安定時間Tkを記憶している。この安定時間Tkは、給気バルブ22が閉じられた時刻からの経過時間である。例えば、安定時間Tkは、0.2(秒)である。制御装置は、給気バルブ22が閉じられてから経過した時間Tを計測している。制御装置は、この経過した時間Tが安定時間Tkに到達すると、圧力センサー24にターンアップブラダー18の一次内圧P1を測定させる。制御装置は、この一次内圧P1を取得する。制御装置は、この一次内圧P1を記憶する。
制御装置は、記憶された設定内圧Psと一次内圧P1との差圧(Ps−P1)を計算する。制御装置は、ターンアップブラダー18の内圧が一次内圧P1から設定内圧Psに到達する二次充填時間T2を計算する。この充填時間T2は、給気バルブ22が開かれた時刻からの経過時間である。例えば、安定時間T2は、0.5(秒)である。この計算方法は特に限定されない。この計算方法は、経験的に定められたものでもよい。例えば、制御装置は、差圧(Ps−P1)の1(kPa)当たり0.01(秒)を加算して、二次充填時間T2を計算する。制御装置は、二次充填時間T2を設定する。制御装置は、この二次充填時間T2を記憶する。
制御装置は、給気バルブ22を開く。制御装置は、給気バルブ22の開状態の時間Tを計測している。制御装置は、計測した時間Tが二次充填時間T2に到達すると、給気バルブ22を閉じる。
この調整巻上工程においても、膨らんだターンアップブラダー18は、カーカス筒体Cの端部Ceをビード部材Bの周りで巻き上げる。成形装置2では、制御装置は、一対の移動体6の間に圧縮空気を充填させる。一対のビード部材Bの間で、カーカス筒体Cの中央部Cmが半径方向外向きにトロイド状に突出させられる。制御装置は、カーカス筒体Cの中央部Cmの変形に合わせて、一対の移動体6を互いに近付く向きに移動させる。ターンアップブラダー18は、端部Ceを、ビード部材Bの軸方向外側とトロイド状にされた中央部Cmとに巻き上げる。この様にして、図1(b)に示される状態にされる。更に、図示されない圧着ローラが、端部Ceをビード部材Bの軸方向外側に圧着する。
図2に示される様に、この調整巻上工程の後に、トレッド筒体圧着工程及び生産数カウント工程が実行される。この生産数カウント工程では、制御装置は、一次充填時間T1と二次充填時間T2との合計時間(T1+T2)を計算する。制御装置は、この合計時間(T1+T2)を充填時間Tiとして記憶する。制御装置は、ターンアップブラダー18の巻上回数Nを0にリセットする。制御装置はリセットした後に巻上回数Nに1を加算し、この1を巻上回数Nとして記憶する。
この成形装置2では、ターンアップブラダー18が交換されたときには、ターンアップブラダー18の巻上回数Nは、0にリセットされる。従って、ターンアップブラダー18が交換されたときには、制御装置は、最初に予備成形工程として調整予備成形工程を実行する。
ここでは、生産数確認工程は通常巻上工程及び調整巻上工程の直前で実行されたが、通常巻上工程及び調整巻上工程の前に実行されればよい。また、ここでは、生産数カウント工程は、トレッド筒体圧着工程の直後に実行されたが、その後に実行される生産数確認工程の前に実行されればよい。
この成形装置2では、制御装置は、設定内圧Psに到達する充填時間Tiを計算している。具体的には、制御装置は、一次充填時間T1でのターンアップブラダー18の一次内圧P1を実測させている。制御装置は、実測された一次内圧P1から二次充填時間T2を計算している。制御装置は、一次充填時間T1と二次充填時間T2とから充填時間Tiを計算している。この充填時間Tiの計算において、一次内圧P1を実測させることで、ターンアップブラダー18の経時変化が加味されている。この制御装置は、ターンアップブラダー18の膨らみ方がばらつくことを抑制している。これにより、端部Ceの巻き上げ量がばらつくことが抑制されている。
この成形装置2では、作業者が充填時間を調整しなくとも、端部Ceの巻き上げ量がばらつくことが抑制されている。この成形装置2は、作業者が経験的に充填時間を調整する必要がない。この成形装置2は、作業者の経験に頼ることなく、容易に、端部Ceの巻き上げ量がばらつくことが抑制されている。
また、この成形装置2では、ターンアップブラダー18が過大に膨らむことが抑制されている。これにより、成形装置2は、ターンアップブラダー18の耐久性の向上に寄与している。
この成形装置2は、一次内圧P1を設定内圧Psに近づけることで、設定内圧Psに到達する二次充填時間T2を高精度に計算しうる。一次充填時間T1を長く設定することで、一次内圧P1を設定内圧Psに近づけることができる。この観点から、一次充填時間T1は、二次充填時間T2より長くなる様に設定されることが好ましい。
この制御装置は、給気バルブ22を閉じた状態で、圧力センサー24に一次内圧P1を測定させる。これにより、圧力センサー24は、ターンアップブラダー18の内圧が安定した状態で、一次内圧P1を測定する。この圧力センサー24は、一次内圧P1を高精度に測定しうる。一次内圧P1が高精度に測定されることで、この制御装置は、二次充填時間T2を高精度に計算しうる。この成形装置2は、ターンアップブラダー18の膨らみ方を更に適正に制御しうる。
この制御装置は、安定時間Tkの経過後に、圧力センサー24に一次内圧P1を測定させる。圧力センサー24は、ターンアップブラダー18の内圧が更に安定した状態で、一次内圧P1を測定する。この圧力センサー24は、一次内圧P1を更に高精度に測定しうる。この制御装置は、二次充填時間T2を特に高精度に計算しうる。この成形装置2は、ターンアップブラダー18の膨らみ方を特に適正に制御しうる。
この制御装置は、一次充填時間T1と二次充填時間T2とを加算した充填時間Tiを計算する。そして、巻上回数Nが1以上で上限回数Nm以下のときに、制御装置は通常巻上工程を実行させる。ターンアップブラダー18の経時的変化は徐々に進む。徐々に進む経時的変化を上限回数Nm毎に加味して、適正な充填時間Tiが計算される。この上限回数Nmを適切に設定することで、調整巻上工程を毎回実行することなく、成形装置2は、ターンアップブラダー18の膨らみ方を継続して適正に制御しうる。
この成形装置2では、巻上回数Nに関わらず、毎回、調整巻上工程が実施されてもよい。この調整巻上工程を実施することで、この成形装置2は、ターンアップブラダー18の膨らみ方を継続して適正に制御しうる。
この成形装置2では、図1(a)に示される様に、一対の移動体6が、それぞれ圧力センサー24を備えている。これにより、それぞれのターンアップブラダー18の経時的変化が、個別に正確に把握されている。
この成形装置2では、カーカス筒体Cの中央部Cmがトロイド状に拡径されたが、中央部Cmは拡径されなくてもよい。膨らんだターンアップブラダー18が、中央部Cmの外周面に押し倒されたビード部材Bに、カーカス筒体Cの端部Ceを巻き上げてもよい。
以上説明された成形装置2は、ターンアップブラダー18を用いて、カーカス筒体Cの端部Ceをビード部材Bの周りで巻き上げるタイヤの製造方法に、広く適用されうる。
2・・・成形装置
6・・・移動体
8・・・軸部
10・・・本体
12・・・シリンダー
14・・・ピストン
16・・・ロックセグメント
18・・・ターンアップブラダー
20・・・供給配管
22・・・給気バルブ
24・・・圧力センサー
26・・・排出配管
28・・・排気バルブ

Claims (7)

  1. 制御装置と、ターンアップブラダーと、圧力センサーと、上記ターンアップブラダーに流体を供給する供給配管と、上記供給配管の開閉を切り替える給気バルブとを備えており、
    上記制御装置が、
    上記ターンアップブラダーがカーカス筒体の軸方向端部をビード部材の周りに巻き上げるときの上記ターンアップブラダーの設定内圧Psを記憶する機能と、
    上記ターンアップブラダーの内圧が上記設定内圧Psに到達する充填時間より短い一次充填時間T1で上記給気バルブを開いて、上記ターンアップブラダーに上記流体を充填させる機能と、
    上記一次充填時間T1で上記流体を充填させた上記ターンアップブラダーの一次内圧P1を上記圧力センサーに測定させる機能と、
    上記一次内圧P1を取得する機能と、
    上記一次充填時間T1と上記一次内圧P1とから上記ターンアップブラダーの内圧が上記設定内圧Psに到達する二次充填時間T2を計算する機能と、
    上記一次充填時間T1で上記流体を充填させた上記ターンアップブラダーに、上記二次充填時間T2で上記給気バルブを開いて上記流体を充填させる機能と
    を備えているタイヤの成形装置。
  2. 上記制御装置が、
    上記一次充填時間T1と上記二次充填時間T2とを加算した充填時間Tiを計算する機能と、
    上記ターンアップブラダーがカーカス筒体の軸方向端部をビード部材の周りに巻き上げる巻上回数Nをカウントする機能と、
    上記充填時間Tiを計算した後で上記巻上回数Nが予め定めた上限回数Nm以下であれば、上記充填時間Tiで上記給気バルブを開いて、上記ターンアップブラダーに上記流体を充填させる機能と
    を備えている、請求項1に記載のタイヤの成形装置。
  3. 上記制御装置が、上記一次充填時間T1で上記流体を充填させて上記給気バルブを閉じてから安定時間Tkの経過後に、上記一次内圧P1を上記圧力センサーに測定させる機能を備えている、請求項1又は2に記載のタイヤの成形装置。
  4. ターンアップブラダーに流体が充填されてカーカス筒体の軸方向端部がビード部材の周りに巻き上げられる調整巻上工程を備えており、
    上記調整巻上工程が、
    上記カーカス筒体の軸方向端部が上記ビード部材の周りに巻き上げられる上記ターンアップブラダーの設定内圧がPsとされたときに、上記設定内圧Psに到達する充填時間より短い一次充填時間T1で、上記ターンアップブラダーに上記流体が充填される工程と、
    上記一次充填時間T1で上記流体が充填された上記ターンアップブラダーの一次内圧P1が測定される工程と、
    上記一次充填時間T1と上記一次内圧P1とから上記ターンアップブラダーの内圧が上記設定内圧Psに到達する二次充填時間T2が計算される工程と、
    上記一次内圧P1にされた上記ターンアップブラダーに上記二次充填時間T2で上記流体が充填される工程と
    を備えるタイヤの製造方法。
  5. 上記調整巻上工程後に、上記一次充填時間T1と上記二次充填時間T2とが加算された充填時間Tiで、上記ターンアップブラダーに上記流体が充填されて、カーカス筒体の軸方向端部がビード部材の周りに巻き上げられる通常巻上工程を備えている請求項4に記載のタイヤの製造方法。
  6. 上記調整巻上工程が実行された後に、上記ターンアップブラダーがカーカス筒体の軸方向端部をビード部材の周りに巻き上げる巻上回数Nが予め定めた上限回数Nmになるまで、上記通常巻上工程が実行される請求項5に記載のタイヤの製造方法。
  7. 上記調整巻上工程において、上記一次充填時間T1で上記ターンアップブラダーに上記流体が充填されて上記流体の充填が停止された状態で安定時間Tkの経過後に、上記一次内圧P1が測定される請求項4から6のいずれかに記載のタイヤの製造方法。
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