JP2016017620A - 弁装置及び弁装置を備えた管継手 - Google Patents

弁装置及び弁装置を備えた管継手 Download PDF

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Abstract

【課題】弁体が開放位置から更に変位されようとするときにその変位を制限する。
【解決手段】弁体18が、弁座係合面18aを備える密封部18Aと、テーパ部18Bとを有する。コイルバネ20は、流体通路12aの周壁に係合固定される固定部20Aと、固定部20Aに続く第1の端部20aから延び弁体18のテーパ部18Bの周りを螺旋状に延びる中間部20bを介して、弁体18に係合する第2の端部20cに至る螺旋状部20Bを有し、第1の端部20aが小径とされ、第2の端部20cが大径とされ、中間部20bが第1の端部20aから第2の端部20cに向けて次第に径が大きくなる円錐形状とされている。
【選択図】図1A

Description

本発明は、流体通路内に設定され該流体通路を通る流体の流れを阻止する閉止位置と、該流体の流れを許容する開放位置との間で該流体通路に沿って変位可能とされる弁体と、該弁体を該閉止位置に向けて付勢するコイルバネとを有する弁装置、及び、該弁装置を備える管継手に関する。
通常、この種の管継手はソケットと該ソケットに嵌合連結されるプラグとからなり、それらが嵌合連結されると、ソケットに設けられている弁装置がプラグによって開放されて当該管継手内を流体が流通するのを可能とするように構成されている。具体的には、弁装置は、弁体と該弁体をソケットの流体通路の周壁に設けた環状の弁座に押圧して流体通路を閉止する閉止位置とするコイルバネとを有し、プラグはソケット内に嵌合されることにより弁体を、コイルバネを圧縮しながら開放位置に変位する。このような管継手において弁体が開放位置にあるとき、流体はソケット側からプラグ側に流れるようにされており流体圧を受ける弁体はプラグによって係合され開放位置に保持される構成になっているのが一般的である。これに対し、流体がプラグ側からソケット側に流れるようにした場合、弁体は逆向きの流体圧を受けコイルバネを圧縮するようになるので、流体通路の開放状態を維持するためには、弁体の動きを適宜阻止するようにすることが必要となる。
例えば、特許文献1は、コイルバネを大径の外側コイルバネと、小径で短い内側コイルバネから構成し、上述のように流体が逆方向に流れる場合には、その流体圧によって弁体が一定距離だけ変位した時点で、当該弁体が外側コイルバネに加えて内側コイルバネにも係合するようにして当該コイルバネのバネ定数を大きくし、それにより該弁体の変位を阻止するようにしたものを開示している。
特許第4798510号
本発明は、特許文献と同様の機能をより簡易な構造で奏することを可能とする弁装置及びそれを備える管継手を提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、
流体通路内に設定され該流体通路を通る流体の流れを阻止する閉止位置と、該流体の流れを許容する開放位置との間で該流体通路に沿って変位可能とされる弁体と、
該弁体を該閉止位置に向けて付勢するコイルバネと
を有する弁装置であって、
該弁体が、該閉止位置において、該流体通路の周壁に設けられる環状弁座に密封係合される環状の弁座係合面を備える密封部と、該密封部に近い大径部から該開放位置方向に離れた小径部まで延びる先細りのテーパ部とを有し、
該コイルバネが、細長いバネ材から形成され、該流体通路の周壁の該弁座から該流体通路に沿って開放位置方向で離れた位置で該周壁に係合固定される固定部と、該固定部に続く第1の端部から該弁座の方向に向かって該弁体の該テーパ部の周りを螺旋状に延びる中間部を介して該弁体に係合する第2の端部に至る螺旋部とを有し、該弁体が該開放位置から更に該弁座から離れる方向に変位されるときに、該弁体の該テーパ部の外表面の該螺旋部との係合により当該コイルバネのバネ定数が大きくされ該弁体の変位が制限されるように設定されていることを特徴とする弁装置を提供する。
この弁装置においては、弁体が開放位置とされたときに流体が弁座側から当該弁体の周りを通って流れるように設定されて開放位置にある弁体が弁座から更に離れる方向での流体圧を受ける場合でも、該弁体の該テーパ部の外表面の該中間部との係合により当該コイルバネのバネ定数が大きくされて弁体の変位がより確実に制限され、前述の従来技術に関し述べた弁体の動きを適宜阻止するということが可能となる。要するに、コイルバネの収縮をテーパ部の外表面との係合により制限することで当該コイルバネのバネ定数を大きくし、それにより弁体の変位を有効に制限するものである。
弁体が開放位置にあるときのコイルバネの中間部は、弁体のテーパ部の外表面から離して設定したり一部だけが係合するように設定して弁体が開放位置から変位されることにより弁体のテーパ部との係合部分が増加するようにしてバネ定数が大きくなるようにしたり、当初からテーパ部の外表面の略全体に係合するように設定してバネ定数が大きくなるようにしたりすることができる。
上記コイルバネは、
上記第1の端部を小径とし、
上記第2の端部を大径とし、
上記中間部を第1の端部から第2の端部に向けて次第に径が大きくなる円錐形状とすることができる。
該テーパ部は該大径部から小径部に至る円錐台形状とすることができる。
または、該テーパ部は、該大径部から小径部に至る円錐台形状を想定し、該想定した円錐台形状の側面部分を部分的に削り、該小径部から該大径部に至る該円錐台形状の外表面を残した形状とすることができる。
具体的には、該テーパ部が、該想定した円錐台形状の1つの直径部分を一定幅で残した形状とすることができる。
別の具体例では、該テーパ部が、該想定した円錐台形状の中心軸線から等間隔で延びる少なくとも3つの半径方向部分をそれぞれ一定幅で残した形状とすることができる。
弁装置のより具体的な例としては、
該弁体が、該環状の弁座係合面を有する一端面を備える円盤形状部分を有し、
該テーパ部が該円盤形状部分の他端面から該円盤形状部分と同心状に延びるよう設けることができる。
より具体的には、
該円盤形状部分の該一端面から該テーパ部から離れる方向で延び該弁体が該閉止位置と該開放位置との間で変位するときに該流体通路の周壁に摺動係合するガイド部を備え、該ガイド部は該弁体が該閉止位置から該開放位置に向けて変位して該弁座係合面が該環状弁座から離れたときに該流体通路を通る流体の流れを許容する通路部を備えるようにすることができる。
該コイルバネの該固定部は、該流体通路の周壁に係合固定される環状部と、該環状部を直径方向で横断する横断部を有し、該弁体が該開放位置に変位されたときに該弁体のテーパ部の小径部の先端が該横断部によって更なる変位を阻止されるようにすることができる。
本発明はまた、
流体通路内に設定され該流体通路を通る流体の流れを阻止する閉止位置と、該流体の流れを許容する開放位置との間で該流体通路に沿って変位可能とされる弁体と、
該弁体を該閉止位置に向けて付勢するコイルバネと
を有する弁装置であって、
該弁体が、該閉止位置において、該流体通路の周壁に設けられる環状弁座に密封係合される環状の弁座係合面を備える密封部と、該密封部に近い大径部から該開放位置方向に離れた小径部まで延びる先細りのテーパ部とを有し、
該コイルバネが、細長いバネ材から形成され、該流体通路の周壁の該弁座から該流体通路に沿って開放位置方向で離れた位置で該周壁に係合固定される固定部と、該固定部に続く第1の端部から該弁座の方向に向かって該弁体の該テーパ部の周りを螺旋状に延びる中間部を介して該弁体に係合する第2の端部に至る螺旋状部とを有し、
該第1の端部が小径とされ、
該第2の端部が大径とされ、
該中間部が該第1の端部から該第2の端部に向けて次第に径が大きくなる円錐形状とされていることを特徴とする弁装置を提供する。
この弁装置は上記のような構成のコイルバネ及び弁体を備えるので、該弁体が該開放位置から更に該弁座から離れる方向に変位されるときに、該弁体の該テーパ部の外表面の該中間部との係合によりバネ定数が大きくされた当該コイルバネにより該弁体の変位が制限されるように設定して、前述の従来技術に関して述べた弁体の動きを適宜阻止するということを可能とする。
本発明はまた、
相互に嵌合されるプラグ及びソケットを備え、
該プラグ及びソケットの少なくとも一方の流体通路内に上述の如き記載の弁装置を備え、
該プラグ及びソケットが嵌合されたときに該弁体が該コイルバネの付勢力に抗して該閉止位置から該開放位置に変位されるようにした管継手を提供する。
以下、本発明に係る弁装置及び該弁装置を備える管継手の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の一実施形態に係る弁装置を備えるソケット及び該ソケットに嵌合連結されたプラグからなる本発明に係る管継手の縦断面図である。 図1Aのソケットの縦断面図である。 図1の弁装置におけるコイルバネの側面図及び端面図である。 図1の弁装置の斜視図である。 図1の弁装置の弁体の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る管継手の縦断面図である。 図2Aの管継手のソケットの縦断面図である。 図2Aの弁装置におけるコイルバネの側面図及び端面図である。 図2Aの弁装置の斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る管継手の縦断面図である。 図3Aの管継手のソケットの縦断面図である。 図3Aの弁装置におけるコイルバネの側面図及び端面図である。 図3Aの弁装置の斜視図である。 弁体の第1の変形例を示す斜視図である。 弁体の第2の変形例を示す斜視図である。 弁体の第3の変形例を示す斜視図である。 弁体の第4の変形例を示す斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る管継手10(図1A〜図1E)は、基本的構成として、ソケット12と該ソケットに嵌合連結されるプラグ14とを備える。ソケット12内には弁装置16が設けられており、該弁装置16は弁体18とコイルバネ20を備え、弁体18はソケット12の流体通路12a内に設定され該流体通路12aを通る流体の流れを阻止する閉止位置(図1B)と、流体の流れを許容する開放位置(図1A)との間で流体通路に沿って変位可能とされ、コイルバネ20が該弁体18を閉止位置(図1B)に向けて付勢するようになっており、プラグ14が図1Aに示すようにソケット12内に挿入され連結されると、弁体18がコイルバネ20に抗して閉止位置(図1B)から開放位置(図1A)に変位されるようになっている。
弁体18は、閉止位置(図1B)において、流体通路12aの周壁12bに設けられる環状弁座22に密封係合される環状の弁座係合面18aを一端面に備える円盤状の密封部18Aと、該密封部18Aに隣接した大径部18bから開放位置方向に離れた小径部18cまで密封部18Aと同心状に延びる先細りのテーパ部18Bと、密封部18Aのテーパ部18Bが設けられている端面とは反対側の端面から延びて弁体18が閉止位置と開放位置との間で変位するときに流体通路12aの周壁12bに摺動係合するガイド部18Dとを備えている。ガイド部18Dは弁体18が閉止位置(図1B)から開放位置(図1A)に向けて変位して弁座係合面18aが環状弁座22から離れたときに流体通路12aを通る流体の流れを許容する通路部18eを備えている。
コイルバネ20は、細長いバネ材から形成され、環状弁座22から流体通路12aに沿って開放位置方向で離れた位置で周壁12b(の段部)に係合固定される環状の固定部20Aと、該固定部20Aに続く小径の第1の端部20aから環状弁座22の方向に向かって弁体18のテーパ部18Bの周りを螺旋状に延びる円錐形状の中間部20bを介して弁体18に係合する大径の第2の端部20cに至る螺旋部20Bを有する。弁体18が図1Bに示す閉止位置にあるときは、コイルバネ20の中間部20bは弁体18のテーパ部18Bの外周面18dから離れた状態にあるが、プラグ14がソケット12に連結された状態では図1Aに示すように中間部20bが該弁体18のテーパ部18Bの外周面18dに係合するようにされている。
円錐形状のコイルバネは、圧縮されるとコイルバネとしてのバネ定数の低い直径の大きい巻き部では隣接するもの同士の接触が生じ得ることもあり、バネとして機能する有効巻き部の数が減少し平均直径も減少し得るものであり、従って、そのバネ定数は非線形的に増大するものであるが、本発明に係るコイルバネ20は、弁体18が開放位置に向かって変位し、当該弁体18のテーパ部18Bの外周面18dとの係合が生じることにより、有効巻き数及び有効巻き部の径が減少し、それにより当該コイルバネ20のバネ定数が大きくなるようにされている。従って、図1Aに示す管継手10において、流体が右方から左方へ(プラグ14側からソケット12側へ)流れて、流体圧が弁体18に作用し当該弁体18が左方へ変位しようとした場合、当該弁体18の小さな変位に対してもコイルバネ20が大きな力で抵抗することになり、弁体18の変位を小さいものとすることができ、流路を適正に確保することを可能とする。尚、図示の実施形態においては、固定部20Aは流体通路の周壁に係合固定される環状部20dと該環状部から延び直径方向で横断する横断部20eを有し、該横断部20eは開放位置にある弁体18の小径部18cの端面に隣接した位置とされ、弁体18が開放位置から変位するのを補助的に阻止する作用をなすようにされている。
この実施形態における弁体18のテーパ部18Bは、図1Eに示すように円錐台形状とされているが、テーパ部18Bは、弁体18が閉止位置から開放位置に変位したときに、外周面18dがコイルバネ20の螺旋部20Bと上述の如き係合を生じるようにするようなものであれば良く、具体的には、大径部18bから小径部18cに至る円錐台形状を想定し、想定した円錐台形状の側面部分を部分的に削り、小径部18cから大径部18bに至る円錐台形状の外表面を残した形状とすることができる。より具体的には、図4に示すように、想定した円錐台形状の1つの直径部分を一定幅で残した形状としたり、図5及び図6に示すように、想定した円錐形台形状の中心から等間隔で延びる少なくとも3つの半径方向部分をそれぞれ一定幅で残した形状としたり、または図7に示すように、大径部18b近くに複数の切り欠きを設けるようにすることができる。
図2A乃至図2Dに示す本発明の第2の実施形態に係る管継手10は、コイルバネ20が図2Cに示すようなものである点が異なるだけで、実質的には上述した第1の実施形態の管継手と略同じ構成となっており、同一要素には同一の参照番号が付してある。すなわち、このコイルバネ20は主に固定部20Aにおいて第1の実施形態のものと異なっており、固定部20Aはバネ材の端部から半円形状に約180度湾曲した後に直径方向に延びる横断部20eを有し、その先端から更に90度の湾曲部分を形成した後、再度直径方向に延びて螺旋部20Bの小径の第1の端部20aに続いている。この実施形態では、上記180度及び約90度の湾曲部分が、流体通路12aの周壁12bに係合される環状部20dを構成している。
図3A乃至図3Dに示す本発明の第3の実施形態に係る管継手10は、コイルバネ20が図3Cに示すようなものである点が異なるだけで、実質的には上述した第1の実施形態の管継手10と略同じ構成となっており、同一要素には同一の参照番号が付してある。すなわち、このコイルバネ20は主に固定部20Aにおいて第1の実施形態のものと異なっており、固定部20Aはバネ材の端部から円形状に約360度湾曲した後に直接螺旋部20Bの小径の第1の端部20aに続いている。この実施形態では、螺旋部20Bの第1の端部20aは第1及び第2の実施形態のものよりも幾分大きな径とされており、従って、プラグ14をソケット12に嵌合連結して弁体18が開放位置(図3A)とされた状態において、コイルバネ20の螺旋部20Bは弁体18のテーパ部18Bの外表面18dから離れた状態とされている。この管継手10においては、流体がプラグ14側からソケット12側に流れて流体圧が弁体18にかかり同弁体18が左方へ変位するに従って、弁体18のテーパ部18Bの外表面がコイルバネ20の中間部20bにおける第2の端部20cに近い側から徐々に係合して当該コイルバネ20のバネ定数を徐々に増大するようになる。
以上、本発明の実施形態につき述べたが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、コイルバネは必ずしも円錐形状のものとする必要は無く、開放位置にある弁体が弁座から更に離れる方向で変位するときに、弁体のテーパ部の外表面により係合されることにより当該コイルバネのバネ定数が大きくなるようにするものであればどのような形状でもよい。
管継手10;流体通路12a;周壁12b;ソケット12;プラグ14;弁装置16;弁体18;密封部18A;テーパ部18B;ガイド部18D;弁座係合面18a;大径部18b;小径部18c;外周面18d;通路部18e;コイルバネ20;固定部20A;螺旋部20B;第1の端部20a;中間部20b;第2の端部20c;環状部20d;環状弁座22

Claims (12)

  1. 流体通路内に設定され該流体通路を通る流体の流れを阻止する閉止位置と、該流体の流れを許容する開放位置との間で該流体通路に沿って変位可能とされる弁体と、
    該弁体を該閉止位置に向けて付勢するコイルバネと
    を有する弁装置であって、
    該弁体が、該閉止位置において、該流体通路の周壁に設けられる環状弁座に密封係合される環状の弁座係合面を備える密封部と、該密封部に近い大径部から該開放位置方向に離れた小径部まで延びる先細りのテーパ部とを有し、
    該コイルバネが、細長いバネ材から形成され、該流体通路の周壁の該弁座から該流体通路に沿って開放位置方向で離れた位置で該周壁に係合固定される固定部と、該固定部に続く第1の端部から該弁座の方向に向かって該弁体の該テーパ部の周りを螺旋状に延びる中間部を介して該弁体に係合する第2の端部に至る螺旋部を有し、該弁体が該開放位置から更に該弁座から離れる方向に変位されるときに、該弁体の該テーパ部の外表面の該螺旋部との係合によりバネ定数が大きくされた当該コイルバネにより該変位が制限されるように設定されていることを特徴とする弁装置。
  2. 該弁体が該開放位置にあるときの該コイルバネの該中間部は、該弁体の該テーパ部の外表面から離して設定するか一部だけが係合するように設定して弁体が開放位置から変位されることによりテーパ部との係合部分が増加するようにして該バネ定数が大きくなるようにするか、又は、当初からテーパ部の外表面の略全体に係合するように設定してバネ定数が大きくなるようにする請求項1に記載の弁装置。
  3. 該コイルバネは、
    該第1の端部を小径部とし、
    該第2の端部を大径部し、
    該中間部を該第1の端部から該第2の端部に向けて次第に径が大きくなる円錐形状とした請求項1又は2に記載の弁装置。
  4. 流体通路内に設定され該流体通路を通る流体の流れを阻止する閉止位置と、該流体の流れを許容する開放位置との間で該流体通路に沿って変位可能とされる弁体と、
    該弁体を該閉止位置に向けて付勢するコイルバネと
    を有する弁装置であって、
    該弁体が、該閉止位置において、該流体通路の周壁に設けられる環状弁座に密封係合される環状の弁座係合面を備える密封部と、該密封部に近い大径部から該開放位置方向に離れた小径部まで延びる先細りのテーパ部とを有し、
    該コイルバネが、細長いバネ材から形成され、該流体通路の周壁の該弁座から該流体通路に沿って開放位置方向で離れた位置で該周壁に係合固定される固定部と、該固定部に続く第1の端部から該弁座の方向に向かって該弁体の該テーパ部の周りを螺旋状に延びる中間部を介して該弁体に係合する第2の端部に至る部を有し、
    該第1の端部が小径とされ、
    該第2の端部が大径とされ、
    該中間部が該第1の端部から該第2の端部に向けて次第に径が大きくなる円錐形状とされていることを特徴とする弁装置。
  5. 該テーパ部は該大径部から該小径部に至る円錐台形状とされている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の弁装置。
  6. 該テーパ部は、該大径部から該小径部に至る円錐台形状を想定し、該想定した円錐台形状の側面部分を部分的に削り、該小径部から該大径部に至る該円錐台形状の外表面を残した形状とされている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の弁装置。
  7. 該テーパ部が、該想定した円錐台形状の1つの直径部分を一定幅で残した形状とされている請求項6に記載の弁装置。
  8. 該テーパ部が、該想定した円錐台形状の中心軸線から等間隔で延びる少なくとも3つの半径方向部分をそれぞれ一定幅で残した形状とされている請求項6に記載の弁装置。
  9. 該弁体の該密封部は一端面に該弁座係合面を有する円盤形状とされ、
    該テーパ部が該円盤形状の他端面から該円盤形状と同心状に延びるよう設けられている請求項1乃至8のいずれか一項に記載の弁装置。
  10. 該密封部の該一端面から該テーパ部から離れる方向で延び該弁体が該閉止位置と該開放位置との間で変位するときに該流体通路の周壁に摺動係合するガイド部を備え、該ガイド部は該弁体が該閉止位置から該開放位置に向けて変位して該弁座係合面が該環状弁座から離れたときに該流体通路を通る流体の流れを許容する通路部を備える請求項1乃至9のいずれか一項に記載の弁装置。
  11. 該コイルバネの該固定部は、該流体通路の周壁に係合固定される環状部と、該環状部を直径方向で横断する横断部を有している請求項1乃至10のいずれか一項に記載の弁装置。
  12. 相互に嵌合されるプラグ及びソケットを備え、
    該プラグ及びソケットの一方の流体通路内に請求項1乃至11のいずれか一項に記載の弁装置を備え、
    該プラグ及びソケットが嵌合されたときに該弁体が該コイルバネの付勢力に抗して該閉止位置から該開放位置に変位されるようにした管継手。
JP2014142818A 2014-07-11 2014-07-11 弁装置及び弁装置を備えた管継手 Active JP6113688B2 (ja)

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