JP2016016732A - 駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】四輪駆動車において、安定した走行のために必要な駆動力を減少させることなく、駆動力配分の変動に起因する車体振動を抑制する。
【解決手段】駆動源2、4から主駆動輪10R、10L及び従駆動輪11R、11Lへの駆動力伝達経路に、主駆動輪10R、10L及び従駆動輪11R、11Lへの駆動力配分を変更し得る駆動力配分装置42を備える四輪駆動車の駆動力制御装置85は、車輪速センサ95と、主駆動輪10R、10Lと従駆動輪11R、11Lとの回転速度差に応じて駆動力配分を変更する差回転駆動力処理部B02と、を備える。そして、差回転駆動力処理部B02は、回転速度差が拡大するほど従駆動輪11R、11Lへの駆動力配分を大きくし、回転速度差が縮小するほど従駆動輪11R、11Lへの駆動力配分を小さくし、従駆動輪11R、11Lへの駆動力配分を小さくする場合には、駆動力配分の変化速度を制限する。
【選択図】図5

Description

本発明は、四輪駆動車の駆動力配分制御に関する。
四輪駆動システムとして、動力伝達経路に前後輪間の配分を変更し得る駆動力配分装置を備え、基本的には二輪駆動状態で走行し、主駆動輪がスリップした場合や車両発進時には従駆動輪にも駆動力を配分するものが知られている。主駆動輪のスリップは、例えば、主駆動輪及び従駆動輪に車輪速センサを設け、主駆動輪と従駆動輪との回転速度の差(以下、差回転ともいう)が生じた場合に、スリップしていると判断する。駆動力配分装置としては、コントローラからの指令に応じて多板クラッチの押付力(締結力)をコントロールすることによって、主駆動輪と従駆動輪とに配分する駆動力を変化させる、いわゆる電制カップリングが知られている。
ところで、電制カップリングの締結力を上昇させる場合には、駆動軸にねじりが蓄積され、そのねじり戻しによって振動が生じる。このような駆動力配分の変動に伴う振動を抑制する方法として、特許文献1には、駆動系における振動が発生したら従駆動輪への駆動力配分を減少させる制御が記載されている。
特開2011−230613号公報
しかしながら、上記文献の制御では、主駆動輪がスリップしても安定して走行できるように設定した従駆動輪への駆動力配分を減少させることになる。つまり、上記文献の制御では、安定した走行のために必要な駆動力が従駆動輪へ伝達されなくなり、四輪駆動状態にすることによる車両の走破性能の向上代が小さくなる。
そこで本発明では、安定した走行のために必要な駆動力を減少させることなく、駆動力配分の変動に起因する車体振動を抑制することを目的とする。
本発明のある態様によれば、駆動源から主駆動輪及び従駆動輪への駆動力伝達経路に、主駆動輪及び従駆動輪への駆動力配分を変更し得る駆動力配分装置を備える四輪駆動車の駆動力を制御する駆動力制御装置が提供される。駆動力制御装置は、主駆動輪の回転速度を検出するための主駆動輪回転速度センサと、従駆動輪の回転速度を検出するための従駆動輪回転速度センサと、主駆動輪と従駆動輪との回転速度差に応じて主駆動輪及び従駆動輪への駆動力配分を変更する差回転駆動力処理部と、を備える。そして、差回転駆動力処理部は、回転速度差が拡大するほど従駆動輪への駆動力配分を大きくし、回転速度差が縮小するほど従駆動輪への駆動力配分を小さくし、従駆動輪への駆動力配分を小さくする場合には、駆動力配分の変化速度を制限する。
上記態様によれば、従駆動輪への駆動力配分を小さくする場合に、差回転駆動力処理部が駆動力配分の変化速度を制限することによって駆動力配分の変動量を低減するので、従駆動輪への駆動力配分を減少させることなく、駆動力配分の変動に起因する車体振動を抑制できる。
図1は、第1実施形態を適用するFFベースの四輪駆動ハイブリッド車両の構成図である。 図2は、FFベースの四輪駆動ハイブリッド車両に用いられる電制カップリングの概略構成図である。 図3は、電制カップリングのカム機構を示す斜視図である。 図4は、四輪駆動力配分系を示すブロック図である。 図5は、差回転処理部の詳細なブロック図である。 図6は、車体フロア部の前後振動の一例を示すタイミングチャートである。 図7は、フィルタ処理を実行した場合の、配分トルクの変動の一例を示すタイミングチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態を適用する、前置きエンジン前輪駆動(以下、「FF」ともいう)ベースの四輪駆動ハイブリッド車両の構成図である。
FFベースの四輪駆動ハイブリッド車両の、主駆動輪である前輪の駆動系は、スタータモータ1と、横置きエンジン(以下、単に「エンジン」ともいう)2と、第1クラッチ3と、モータジェネレータ4と、第2クラッチ5と、ベルト式無段変速機(略称「CVT」)6と、を備える。CVT6の出力軸は、終減速ギヤトレイン7と差動ギヤ8と左右の前輪ドライブシャフト9R、9Lとを介し、左右の前輪10R、10Lに駆動連結される。
スタータモータ1は、エンジン2のクランク軸に設けられたエンジン始動用ギヤに噛み合うギヤを備え、エンジン始動時にクランク軸を回転駆動するクランキングモータである。このスタータモータ1は、12Vバッテリ22を電源として駆動する。
エンジン2は、クランク軸方向を車幅方向としてエンジンコンパートメントに配置したエンジンであり、電動ウォータポンプ12とエンジン2の回転速度を検知するクランク軸回転センサ13とを備える。
第1クラッチ3は、エンジン2とモータジェネレータ4との間に介装された油圧作動による乾式多板摩擦クラッチであり、第1クラッチ油圧により完全締結、スリップ締結、または開放の状態に制御される。なお、第1クラッチ3は、油圧が掛かっていない状態で開放となる、いわゆるノーマルオープンタイプである。
モータジェネレータ4は、第1クラッチ3を介してエンジン2に連結された三相交流の永久磁石型同期モータである。このモータジェネレータ4は、後述する強電バッテリ21を電源とし、ステータコイルには、力行時に直流を三相交流に変換し、回生時に三相交流を直流に変換するインバータ26が、ACハーネス27を介して接続される。
第2クラッチ5は、モータジェネレータ4と主駆動輪である左右の前輪10R、10Lとの間に介装された油圧作動による湿式の多板摩擦クラッチであり、第2クラッチ油圧により完全締結、スリップ締結、または開放の状態に制御される。図1の第2クラッチ5は、遊星ギヤによるCVT6の前後進切替機構に設けられた前進クラッチ5aと後退ブレーキ5bとを流用している。つまり、前進走行時には前進クラッチ5aが第2クラッチ5とされ、後退走行時には後退ブレーキ5bが第2クラッチ5として機能する。
CVT6は、プライマリ油室とセカンダリ油室への変速油圧によりベルトの巻き付き径を変えることで無段階の変速比を得る変速機である。このCVT6は、メカ駆動のメインオイルポンプ14と、モータ駆動のサブオイルポンプ15と、メインオイルポンプ14からのポンプ吐出圧を調圧することで生成したライン圧PLを元圧として第1、第2クラッチ油圧及び変速油圧を作りだす図示しないコントロールバルブユニットと、を備える。
なお、メインオイルポンプ14は、モータジェネレータ4のモータ軸、つまり変速機入力軸により回転駆動される。サブオイルポンプ15は、主に潤滑冷却用油圧を作りだす補助ポンプとして用いられる。
第1クラッチ3とモータジェネレータ4と第2クラッチ5により1モータ・2クラッチの駆動システムが構成される。この駆動システムは、主な駆動態様として「EVモード」と「HEVモード」を有する。「EVモード」は、第1クラッチ3を開放し、第2クラッチ5を締結してモータジェネレータ4のみを駆動源に有する電気自動車モードであり、「EVモード」による走行を「EV走行」という。「HEVモード」は、両クラッチ3,5を締結してエンジン2とモータジェネレータ4を駆動源に有するハイブリッド車モードであり、「HEVモード」による走行を「HEV走行」という。
なお、図1の回生協調ブレーキユニット16は、ブレーキ操作時、原則として回生動作を行うことに伴い、トータル制動トルクをコントロールするデバイスである。この回生協調ブレーキユニット16には、ブレーキペダルと、エンジン2の吸気負圧を用いる負圧ブースタと、マスタシリンダと、を備える。そして、ブレーキ操作時、ペダル操作量に基づく要求制動力から回生制動力を差し引いた分を液圧制動力で分担するというように、回生分/液圧分の協調制御を行う。
FFベースの4輪駆動ハイブリッド車両の後輪駆動系は、図1に示すように、トランスファー40と、プロペラシャフト41と、電制カップリング42と、リアファイナルドライブ43と、左右の後輪ドライブシャフト44R,44Lと、従駆動輪としての左右の後輪11R,11Lと、を備えている。
トランスファー40は、電制カップリング42が締結されているとき、差動ギヤ8からの駆動トルクを、プロペラシャフト41、電制カップリング42と、リアファイナルドライブ43と、左右の後輪ドライブシャフト44R,44Lを介して左右の後輪11R,11Lへ伝達する。なお、電制カップリング42の詳細構成は後述する。
FFハイブリッド車両の電源システムとしては、図1に示すように、モータジェネレータ電源としての強電バッテリ21と、12V系負荷電源としての12Vバッテリ22と、を備えている。
強電バッテリ21は、モータジェネレータ4の電源として搭載された二次電池であり、例えば、多数のセルにより構成したセルモジュールを、バッテリパックケース内に設定したリチウムイオンバッテリが用いられる。この強電バッテリ21には、強電の供給、遮断、または分配を行うリレー回路を集約させたジャンクションボックスが内蔵され、さらに、バッテリ冷却機能を持つ冷却ファンユニット24と、バッテリ充電容量(バッテリSOC)やバッテリ温度を監視するリチウムバッテリコントローラ86と、が付設される。
強電バッテリ21とモータジェネレータ4は、DCハーネス25とインバータ26とACハーネス27を介して接続される。インバータ26には、力行/回生制御を行うモータコントローラ83が付設される。つまり、インバータ26は、強電バッテリ21の放電によりモータジェネレータ4を駆動する力行時、DCハーネス25からの直流をACハーネス27への三相交流に変換する。また、モータジェネレータ4での発電により強電バッテリ21を充電する回生時、ACハーネス27からの三相交流をDCハーネス25への直流に変換する。
12Vバッテリ22は、補機類である12V系負荷の電源として搭載された二次電池であり、例えば、エンジン車等で搭載されている鉛バッテリが用いられる。強電バッテリ21と12Vバッテリ22は、DC分岐ハーネス25aとDC/DCコンバータ37とバッテリハーネス38を介して接続される。DC/DCコンバータ37は、強電バッテリ21からの数百ボルト電圧を12Vに変換するものであり、このDC/DCコンバータ37を、ハイブリッドコントロールモジュール81により制御することで、12Vバッテリ22の充電量を管理する構成としている。
FFハイブリッド車両の制御システムとしては、図1に示すように、車両全体の消費エネルギーを適切に管理する機能を担う統合制御手段として、ハイブリッドコントロールモジュール81(略称:「HCM」)を備えている。このハイブリッドコントロールモジュール81に接続される制御手段として、エンジンコントロールモジュール82(略称:「ECM」)と、モータコントローラ83(略称:「MC」)と、CVTコントロールユニット84(略称:「CVTCU」)と、四輪駆動コントロールユニット85(略称:「4WDCU」)と、リチウムバッテリコントローラ86(略称:「LBC」)と、を有する。HCM81を含むこれらの制御手段は、CAN通信線90(CANは「Controller Area Network」の略称)により双方向情報交換可能に接続される。
HCM81は、各制御手段、イグニッションスイッチ91、アクセルペダル開度センサ92、車速センサ93等からの入力情報に基づき、様々な制御を行う。ECM82は、横置きエンジン2の燃料噴射制御や点火制御や燃料カット制御等を行う。MC83は、インバータ26によるモータジェネレータ4の力行制御や回生制御等を行う。CVTCU84は、第1クラッチ3の締結油圧制御、第2クラッチ5の締結油圧制御、CVT6の変速油圧制御等を行う。LBC86は、強電バッテリ21のバッテリSOCやバッテリ温度等を管理する。
4WDCU85は、四輪駆動モードスイッチ94、主駆動輪回転速度センサ及び従駆動輪回転速度センサとしての車輪速センサ95、舵角センサ96、ヨーレートセンサ97、Gセンサ98、ブレーキスイッチ99等からの信号を入力する。なお、車輪速センサ95は4つ備えられ、四輪すべての回転速度を検出するよう配置されている。
そして、所定の演算処理を行った後、電制カップリング42に伝達トルク指令値を出力する。例えば、四輪駆動モードスイッチ94にてオート(AUTO)が選択されているときには、イニシャルトルク処理、差回転トルク処理、及び駆動力配分トルク処理の各算出結果から、セレクトハイにより最終指令トルクを選択し、前輪10R,10Lと後輪11R,11Lへの駆動力配分を制御する。制御される駆動力配分比は、(前輪配分比:後輪配分比)が(100%:0%,前輪駆動)から(50%:50%,4輪等配分駆動)までの無段階による配分比である。なお、イニシャルトルク処理、差回転トルク処理、及び駆動力配分トルク処理については後述する。
次に、電制カップリングの詳細構成について説明する。
図2は、電制カップリング42を示す概略図であり、図3は、電制カップリング42のカム機構を示す斜視図である。以下、図2及び図3に基づき、電制カップリング42の詳細構成を説明する。
電制カップリング42は、ソレノイド45と、カップリング入力軸46と、カップリング出力軸47と、クラッチハウジング48と、アーマチュア49と、コントロールクラッチ50と、コントロールカム51と、メインカム52と、ボール53と、メインクラッチ54と、カム溝55と、を備えている。
カップリング入力軸46は、一端部がプロペラシャフト41に連結され、他端部がクラッチハウジング48に固定される。カップリング出力軸47は、リアファイナルドライブ43の入力ギヤに固定されている。
コントロールクラッチ50は、クラッチハウジング48とコントロールカム51との間に介装されたクラッチである。メインクラッチ54は、クラッチハウジング48とカップリング出力軸47との間に介装されたクラッチである。
コントロールカム51と、メインカム52と、両カム51,52に形成されたカム溝55,55の間に挟持されたボール53により、図3に示すようにカム機構が構成される。
ここで、電制カップリング42の締結作動について説明する。まず、4WDCU85からの指令により、ソレノイド45に電流が流されると、ソレノイド45の回りに磁界が発生し、アーマチュア49をコントロールクラッチ50側に引き寄せる。この引き寄せられたアーマチュア49に押され、コントロールクラッチ50で摩擦トルクが発生し、コントロールクラッチ50で発生した摩擦トルクは、カム機構のコントロールカム51に伝達される。コントロールカム51に伝達されたトルクは、カム溝55,55及びボール53を介して軸方向のトルクに増幅・変換され、メインカム52をフロント方向に押し付ける。メインカム52がメインクラッチ54を押し、メインクラッチ54に電流値に比例した摩擦トルクが発生する。メインクラッチ54で発生したトルクは、カップリング出力軸47を経過し、駆動トルクとしてリアファイナルドライブ43へと伝達される。
次に、4WDCUにおける四輪駆動力配分制御系について説明する。
本実施形態の四輪駆動システムは、基本的には前輪駆動状態で走行し、走行中に前輪10R、10Lがスリップしたときには、前輪10R、10Lに伝達されていた駆動力の一部を後輪11R、11Lに配分する。これにより、前輪10R、10Lのスリップを抑制して安定した走行を維持する。また、雪道等の滑り易い路面での発進時にも後輪11R、11Lに駆動力を配分し、スリップのない発進を可能とする。さらに、車両の旋回状態に応じて後輪11R、11Lへの駆動力配分を変化させることにより、いわゆるタイトコーナーブレーキング現象を抑制する。
図4は、四輪駆動力配分制御系の構成を示す図である。なお、図4に示す各ブロックは、四輪駆動力配分制御系の機能を仮想的なユニットとして示したものであり、物理的な存在を意味しない。
四輪駆動力配分制御系は、イニシャルトルク処理部B01と、差回転駆動力処理部としての差回転トルク処理部B02と、駆動力配分トルク処理部B03と、を備える。各処理部B01、B02、B03は、例えば数ミリ秒毎の短い周期で後述する処理により駆動力(トルク)を算出する。そして、各処理部B01、B02、B03で算出した駆動力(トルク)のうち、セレクトハイにより選択する最終指令トルク選択部B04を備える。
イニシャルトルク処理部B01は、車速に基づいてイニシャルトルクを算出する。ここでイニシャルトルクについて説明する。第1クラッチ3は、入力側と出力側との相対回転を吸収するためのダンパ機構を備える。ダンパ機構は、例えばスプリング等の弾性体を含んで構成され、入力される駆動力に応じてスプリングが圧縮されることによって、ダンパとしての機能を発揮する。つまり、ダンパとしての機能を発揮するためには、スプリングを圧縮させるだけの所定値以上の駆動力が入力される必要がある。この所定値をイニシャルトルクという。
駆動力配分トルク処理部B03は、アクセルペダル開度とエンジン2が出力する駆動力とに応じて予め規定した駆動力配分値を記憶しておき、読み込んだアクセルペダル開度とエンジン2の駆動力とを用いて後輪11R、11Lへ伝達させる駆動力を算出する。
差回転トルク処理部B02は、前輪10R、10Lと後輪11R、11Lとの差回転に基づいて、後輪11R、11Lへ伝達される駆動力(差回転トルク)を算出する。なお、差回転は、左右前輪10R、10Lの回転速度の平均値と左右後輪11R、11Lの回転速度の平均値との差とする。
ここで、差回転トルク処理部B02での処理について、より詳細に説明する。
差回転トルク処理部B02は、配分トルク算出部B001とフィルタ処理部B002とを含んで構成されている。
配分トルク算出部B001は、前輪10R、10Lと後輪11R、11Lとの差回転に基づいて、後輪に配分する駆動力(配分トルク)を算出する。配分トルクは、例えば図5に示すような、差回転の大きさに応じた配分トルクを設定したテーブルを予め作成しておき、これを参照することによって算出する。ここで用いるテーブルは、差回転が大きくなるほど配分トルクが大きくなるよう設定されている。つまり、前輪10R、10Lのスリップ量が大きくなるほど、後輪11R、11Lに配分される駆動力が大きくなる。
なお、配分トルクの算出方法はテーブル検索に限られるものではなく、例えば、図5に示すテーブルの傾き、つまり差回転の変化量に対する配分トルクの変化量の比をゲインとし、差回転をパラメータとする配分トルク算出式を用いて、演算により算出してもよい。
配分トルク算出部B001で算出された配分トルクは、フィルタ処理部B002にてフィルタ処理される。そして、フィルタ処理後の配分トルクが、差回転トルクとして最終指令トルク選択部B04に入力される。
ここで、フィルタ処理部B002でのフィルタ処理について説明する。
車両走行中には、タイヤの一次ねじり振動やパワートレイン系の振動といった固有振動数の近い振動(以下、パワートレイン系等の振動ともいう)が生じており、各車軸に設けられた車輪速センサ95はこれらの振動を含めた車軸の回転速度を車輪の回転速度として検知する。つまり、車輪速センサ95の検出値は振動的に変動することとなる。そして、車輪速センサ95の検出値の変動の位相は前後輪で異なるため、実際には前後輪が同一回転速度で回転していても、4WDCU85は振動的に変動する差回転が生じていると認識してしまう。その結果、差回転の大きさに応じて制御される前後輪の駆動力配分も振動的に変動することとなる。
ところで、電制カップリング42の締結力を上昇させる場合には、プロペラシャフト41にねじりが蓄積され、そのねじり戻しによって振動が生じる。したがって、駆動力配分が振動的に変動すると、締結力の上昇に起因するプロペラシャフト41の振動が周期的に発生することとなる。
そして、駆動力配分の変動に伴う振動とパワートレイン系等の振動とが共振し、異音が発生したりパワートレイン系のマウントでは振動を吸収しきれない振動が生じたりするおそれがある。
図6は、駆動力配分の変動に伴う車体フロア部の前後方向への振動(前後G)の一例を示すタイミングチャートである。図中の実線は駆動力配分が振動的に変化する場合、破線は電制カップリング42を作動させずに前輪駆動のまま走行する場合、をそれぞれ示している。図6から明らかなように、駆動力配分が振動的に変動する場合には、前輪駆動のまま走行する場合に比べて、車体フロア部の振動は変動量が大きくなる。そして、前輪駆動のまま走行する場合の振動との乖離が特に大きい部分では、駆動力配分の変動に伴う振動とパワートレイン系等の振動とが共振している。
上述した車体振動は、後輪11R、11Lへの駆動力配分を減少させれば小さくなる。しかし、駆動力配分は、前輪10R、10Lのスリップを抑制し、かつ、スリップ抑制のために減少させた前輪10R、10Lの駆動力を後輪11R、11Lへ伝達するように設定するものである。したがって、後輪11R、11Lへの駆動力配分を減少させると、そのぶん前輪10R、10Lへの駆動力配分が大きくなり、前輪10R、10Lのスリップを抑制できなくなるので、走破性能が低下してしまう。
そこで、本実施形態では、走破性能を低下させることなく、車体の振動を抑制するために、配分トルク算出B001で算出された配分トルクにフィルタ処理を施す。フィルタ処理の内容は、下記の通りである。
まず、今回演算で算出された配分トルク(配分トルク今回値)が、前回演算により算出された配分トルク(配分トルク前回値)よりも大きい場合、つまり、配分トルクが増大する場合には、何ら処理を施さない。
一方、配分トルク今回値が配分トルク前回値よりも小さい場合、つまり配分トルクが減少する場合には、配分トルク前回値からの減少量を制限する。換言すると、配分トルクが減少する際の傾きの大きさを制限する。具体的な制限値は、パワートレイン系等の振動の固有値に応じて異なり、適合により設定する。
図7は、本実施形態のフィルタ処理を実行した場合の、配分トルクの変動の一例を示すタイミングチャートである。図中の破線は差回転に基づいて算出された配分トルク(以下、フィルタ処理前の配分トルクともいう)の変動を示し、実線はフィルタ処理後の配分トルクの変動を示している。
フィルタ処理後の配分トルクは、減少量が制限された結果、フィルタ処理前の配分トルクに比べて緩やかに減少する。また、フィルタ処理後の配分トルクが配分トルク前回値となるので、フィルタ処理前の配分トルクが上昇に転じても、フィルタ処理後の配分トルクは減少し続ける。そして、フィルタ処理前の配分トルクが配分トルク前回値以上となったら、フィルタ処理後の配分トルクも上昇に転じる。
その結果、フィルタ処理後の配分トルクは、フィルタ処理前の配分トルクに比べて、いったん後輪11R、11Lへ駆動力を伝達した後の変動量が小さくなる。例えば、タイミングT1からタイミングT2までに着目すると、フィルタ処理前の配分トルクの変動量ΔTcp1に比べて、フィルタ処理後の配分トルクΔTcp2は大幅に小さくなっていることがわかる。
また、フィルタ処理後の配分トルクは、フィルタ処理前の配分トルクに比べて、減少速度が緩やかになり、かつ、増大に転じる周期が長くなる。
配分トルクの変化の特性が、上記のように変動量が小さく、かつ減少速度が緩やかになると、駆動力配分の変動による振動は、主に加速方向に連続的に入力されることとなるので、車体の前後方向の振動が抑制される。そして、配分トルクが増大に転じる周期が長くなると、駆動配分の変動による振動の車体への入力頻度が低下する。
なお、配分トルクが増大に転じる周期が長くなると、駆動力配分の変動に伴う振動とパワートレイン系等の振動との共振ポイントが、フィルタ処理を施さない場合の共振ポイントからずれる。そこで、駆動力配分の変動に伴う振動とパワートレイン系等の振動との共振ポイントが、車両走行中に発生頻度が高い運転状態から外れるようにフィルタの特性を決定することで、車両走行中における車体振動の増大や異音発生の頻度を低下させることができる。
上述したフィルタ処理後の配分トルクは、差回転トルクとして最終指令トルク選択部B04へ入力される。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
(1)本実施形態の4WDCU(駆動力制御装置)85は、基本的には前輪駆動状態で走行し、前輪10R、10Lがスリップした場合には、前後輪の差回転に応じた駆動力を、電制カップリング42を介して後輪11R、11Lへ伝達するように駆動力配分を制御する。そして、4WDCU85は、後輪11R、11Lへの駆動力配分を小さくする場合には、駆動力配分の変化速度を制限する。これにより、車軸のねじり振動に起因して前後輪の差回転が振動的に変化する場合であっても、駆動力配分の変動を小さくして、車体の振動を抑制することができる。
また、駆動力配分の変化速度を制限するのは後輪11R、11Lへの駆動力配分を低減する場合だけなので、前輪10R、10Lのスリップを検知して後輪11R、11Lへ駆動力を配分する際の応答性を損なうことはない。すなわち、後輪11R、11Lへ駆動力を配分することによるスリップ抑制効果を低下させることはない。
ところで、本実施形態によれば、後輪11R、11Lへの駆動力配分を小さくする場合に、後輪11R、11Lには差回転に応じて定まる配分トルクよりも大きな駆動力が伝達されることとなる。しかし、後輪11R、11Lへの駆動力配分が大きい方が走破性能は向上するので、本実施形態によって走破性能が低下することはない。
(2)本実施形態の4WDCU85は、上述した駆動力配分の変化速度の制限を、差回転に基づいて算出した配分トルクにフィルタ処理を施すことによって実現している。最終的な駆動力配分は、前輪10R、10Lのスリップだけでなく、加速要求等の他の要求も加味して決定されるが、本実施形態によれば、他の要求に基づく駆動力配分に影響を与えることはない。つまり、最終的な駆動力配分の決定に問題は生じない。
なお、本実施形態では、配分トルク算出部B001で配分トルクを算出し、フィルタ処理部B002でフィルタ処理を施す構成について説明したが、これに限られるわけではない。例えば、差回転が減少する場合には、図5に示すテーブルの傾き(ゲイン)を小さくするような構成にしてもよい。
(第2実施形態)
本実施形態は、適用する車両の構成及び上述したフィルタ処理については第1実施形態と同様であるが、フィルタ処理を実行する運転状態が限定されている点が異なる。
本実施形態では、ねじり振動に起因する駆動力配分の変動により生じる振動とパワートレイン系等の振動とが共振し、かつ共振による車体振動が乗員に不快な振動として伝わる運転状態でのみ、上述したフィルタ処理を実行する。以下、フィルタ処理を実行するか否かの判断方法について説明する。
まず、共振が発生する車速及びCVT6の変速比を予め調べておき、現在の車速及び変速比に基づいて共振が発生する状態か否かを判断する。例えば、中間車速、かつ変速比がハイギアの場合に共振が発生するのであれば、車速及び変速比が当該範囲に有るか否かを判断する。
共振が発生する状態であると判断した場合には、次にアクセルペダル開度に基づいて、フィルタ処理を実行するか否かを決定する。例えば、アクセルペダル開度が低中開度であればフィルタ処理を実行し、それ以外ではフィルタ処理を実行しない。
フィルタ処理の実行をアクセルペダル開度が低中開度の場合に限定するのは、例えばアクセルペダル開度が全開の加速状態では、エンジン2の回転上昇による騒音や振動が大きく、駆動力配分の変動による振動は問題とならないからである。また、低中開度より小さい開度であれば、駆動力配分の変動による振動の起振力が小さいために、共振が発生しても問題とならないからである。
上記のように、本実施形態ではフィルタ処理を実行する運転状態を、駆動配分の変動による振動とパワートレイン系等の振動とが共振する運転状態に限定することにより、演算負荷を軽減することができる。
また、フィルタ処理を実行するか否かを、車速、CVT6の変速比、及びアクセルペダル開度に基づいて判断するので、フィルタ処理を実行するか否かをより的確に判断することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
4 モータ/ジェネレータ
10R,10L 左右前輪
11R,11L 左右後輪
42 電制カップリング
45 ソレノイド
50 コントロールクラッチ
51 コントロールカム
52 メインカム
53 ボール
54 メインクラッチ
55 カム溝

Claims (4)

  1. 駆動源から主駆動輪及び従駆動輪への駆動力伝達経路に、前記主駆動輪及び前記従駆動輪への駆動力配分を変更し得る駆動力配分装置を備える四輪駆動車の駆動力を制御する駆動力制御装置において、
    前記主駆動輪の回転速度を検出するための主駆動輪回転速度センサと、
    前記従駆動輪の回転速度を検出するための従駆動輪回転速度センサと、
    前記主駆動輪と前記従駆動輪との回転速度差に応じて前記主駆動輪及び前記従駆動輪への駆動力配分を変更する差回転駆動力処理部と、
    を備え、
    前記差回転駆動力処理部は、前記回転速度差が拡大するほど前記従駆動輪への駆動力配分を大きくし、前記回転速度差が縮小するほど前記従駆動輪への駆動力配分を小さくし、前記従駆動輪への駆動力配分を小さくする場合には、前記駆動力配分の変化速度を制限することを特徴とする駆動力制御装置。
  2. 請求項1に記載の駆動力制御装置において、
    前記差回転駆動力処理部は、前記回転速度差に応じて前記従駆動輪への駆動力配分を小さくする場合に、前記回転速度差に基づいて算出した駆動力配分変化量にフィルタ処理を施すことによって前記駆動力配分の変化速度を制限することを特徴とする駆動力制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動力制御装置において、
    前記差回転駆動力処理部は、前記フィルタ処理を所定の運転状態でのみ実行することを特徴とする駆動力制御装置。
  4. 請求項3に記載の駆動力制御装置において、
    前記差回転駆動力処理部は、前記フィルタ処理を実行するか否かを、車速、変速機の変速比及びアクセルペダル開度に基づいて判定することを特徴とする駆動力制御装置。
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