JP2016016624A - 樹脂成形金型および成形品の製造方法 - Google Patents

樹脂成形金型および成形品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アンダーカット部を有する成形品を得ることのできる技術を提供する。
【解決手段】樹脂成形金型(10)は、型開き方向におけるアンダーカット部を有するキャビティ(11)を備える。この樹脂成形金型(10)は、型開閉可能に対応して設けられる上型(12)および下型(13)と、上型(12)と下型(13)との間で挟まれる中間型(14)とを備える。中間型(14)は、型開閉する上下方向に貫通し、キャビティ11のアンダーカット部を構成するキャビティ貫通部(14a)を備え、キャビティ貫通部(14a)で上下方向と交差する横方向に型割りされる。
【選択図】図4

Description

本発明は、樹脂成形金型および成形品の製造方法に適用して有効な技術に関する。
特開2014−14980号公報(以下、「特許文献1」という。)には、LED(Light Emitting Diode)の半球状のレンズ部を成形するために、半球状のキャビティを備える樹脂成形金型が記載されている。
特開2014−14980号公報
特許文献1に記載のように、LEDのレンズ部が半球状であれば、樹脂成形金型を型開きさせることにより、成形品としてのLEDを取り出す(離型させる)ことができる。ところで、LEDに対しては、輝度を向上させることや、所定の方向へ発光させることなどの工夫が求められている。これらについては、例えば、LEDのレンズ部の形状を所望の形状とすることが考えられる。このため、レンズ部の形状としては、椀状、ラッパ状のように、レンズ部の側面側のある部分を窪ませたり、ある部分を突き出したりした凹凸状のものが考えられる。
しかしながら、特許文献1に記載のような樹脂成形金型では、側面凹凸状のレンズ部を備えたLEDを得ることはできない。仮に、側面凹凸状のレンズ部を成形することができたとしても、型開きした際にその側面凹凸部が金型(キャビティ)に引っ掛かるため、LED(成形品)を取り出す(離型する)ことができないからである。なお、このように型開閉方向に成形品を取り出そうとした際に、引っ掛かってしまう成形品の側面凹凸状や、これに対応するキャビティの凹凸状を採用する結果としたときには、レンズ部が一般に「アンダーカット」状と呼ばれる下側が切り落とされたような形状(アンダーカット部)となって幅が狭くなることがあり、本発明でも同様に用いる。
本発明の目的は、アンダーカット部を有する成形品を得ることのできる技術を提供することにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。本発明の一実施形態に係る樹脂成形金型は、型開き方向におけるアンダーカット部を有するキャビティを備える樹脂成形金型であって、型開閉可能に対向して設けられる第1金型および第2金型と、前記第1金型と前記第2金型との間で挟まれる第3金型とを備え、前記第3金型は、型開閉する第1方向に貫通し、前記キャビティのアンダーカット部を構成するキャビティ貫通部を備え、前記キャビティ貫通部で前記第1方向と交差する第2方向に型割り可能に設けられることを特徴とする。これによれば、第1金型および第2金型を第1方向に型開きした後、第3金型を第2方向(例えば、第1方向と直交する方向)に型割りすることで、アンダーカット部を有する成形品を取り出す(離型する)ことができる。すなわち、アンダーカット部を有する成形品を得ることができる。
また、前記一実施形態に係る樹脂成形金型において、前記第3金型は、前記キャビティ貫通部の一端部周囲において前記第1金型側のパーティング面から窪み、該キャビティ貫通部と連通する周溝部を備えることが好ましい。仮に、周溝部を設けない場合、キャビティから樹脂がオーバーフロー(樹脂漏れ)して、第1金型と第3金型との間のパーティング面において、いわゆるフラッシュ(バリ)が発生してしまうおそれがある。そして、成形品に付いたフラッシュや、パーティング面に付いたフラッシュは薄く、除去することには困難が伴う。そこで、周溝部に樹脂を積極的にオーバーフローさせることで、厚みのある周溝部の樹脂と成形品の樹脂とが分断され易くなり、周溝部の樹脂を確実に除去する(取り外しする)ことができる。
また、前記一実施形態に係る樹脂成形金型において、前記第3金型は、前記キャビティ貫通部の他端部周囲において前記第2金型側のパーティング面から窪み、該キャビティ貫通部と連通しない凹部を備え、前記第3金型は、前記凹部で前記第2方向に型割りされることが好ましい。成形品が成形されるワークにおいて成形領域の周囲領域に突起部品がある場合、キャビティ外部でその突起部品を逃がしながら樹脂成形することができる。
また、前記一実施形態に係る樹脂成形金型において、前記第3金型と重ねられて前記第1金型と前記第2金型との間で挟まれる第4金型を更に備え、前記第4金型は、前記キャビティ貫通部と対向する位置において前記第3金型側のパーティング面から窪み、ワークが配置されるワーク配置部を備え、前記第4金型は、前記ワーク配置部の周囲で前記第2方向に型割りされ、前記第3金型および前記第4金型は、前記第1金型と前記第2金型との間に着脱されることが好ましい。これによれば、第3金型および第4金型をワーク搬送治具として用いることができる。
本発明の一実施形態に係る成形品の製造方法は、前記一実施形態に係る樹脂成形金型を用いる成形品の製造方法であって、(a)前記樹脂成形金型を型閉じして、前記キャビティに充填された樹脂を熱硬化させる工程と、(b)前記樹脂成形金型を型開きして、前記第3金型を前記第2方向に型割りし、熱硬化された前記樹脂を離型する工程とを含むことを特徴とする。これによれば、アンダーカット部を有する成形品を得ることができる。ここで、前記一実施形態に係る成形品の製造方法は、被成形品に対してアンダーカット部を有するLED用のレンズ部を成形することが好ましい。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次のとおりである。本発明の一実施形態に係る樹脂成形金型によれば、アンダーカット部を有する成形品を得ることができる。
本発明の実施形態1に係る動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図1に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図2に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図3に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図4に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図5に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図6に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 成形前のワークの状態を説明するための図であり、(A)は模式的側面図であり、(B)は模式的平面図である。 成形後のワークの状態を説明するための図であり、(A)は模式的側面図であり、(B)は模式的平面図である。 アンダーカット部を有する成形品の変形例を説明するための図であり、(A)はワークのセット前の状態、(B)はワークをセット後の状態を示す。 アンダーカット部を有する成形品の変形例を説明するための図である。 アンダーカット部を有する成形品の変形例を説明するための図である。 アンダーカット部を有する成形品の変形例を説明するための図であり、(A)、(B)、(C)のそれぞれは種々の成形品の模式的断面図である。 本発明の実施形態2に係る動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図14に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図15に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図16に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図17に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図18に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図19に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。 図20に続く動作中の樹脂成形金型の模式的断面図である。
以下の本発明における実施形態では、必要な場合に複数のセクションなどに分けて説明するが、原則、それらはお互いに無関係ではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細などの関係にある。このため、全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、構成要素の数(個数、数値、量、範囲などを含む)については、特に明示した場合や原理的に明らかに特定の数に限定される場合などを除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。また、構成要素などの形状に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合などを除き、実質的にその形状などに近似または類似するものなどを含むものとする。
(実施形態1)
本実施形態に係る樹脂成形金型10(これを備える樹脂成形装置)について、図1〜図9を参照して説明する。図1〜図7は、動作中(成形品を製造中)の樹脂成形金型10の模式的断面図である。図8は、成形前のワークWの状態図であり、(A)が模式的側面図であり、(B)が模式的平面図である。図9は、成形後のワークW(成形品)の状態図であり、(A)が模式的側面図であり、(B)が模式的平面図である。
まず、本実施形態で成形(製造)される成形品としてのLED100(電子製品)の概略構成について説明する。
図8および図9に示すように、ワークWは、例えば、配線構造が形成された平面視矩形状の板状部材102(配線基板;被成形品)を備える。この表面(実装面)上に、配線(電極パッド)と電気的に接続される複数の発光チップ103(発光する半導体チップ)が整列して表面実装される。この整列する複数の発光チップ103は、1つのレンズ部101によって封止される。このように複数の発光チップ103を整列させてLED100を構成することで安価な低出力の発光チップ103を多数用いることにより簡易に高輝度のLED100を製造することができる。また面的に発光するため光の射出角度を拡げることもできる。また、板状部材102の表面上の隅部には、配線と電気的に接続された一対の電極パッド104(外部接続端子)が対向して配置される。電極パッド104は、レンズ部101によって封止されず、露出している(図9(B)参照)。なお、電極パッド104(外部接続端子)は、板状部材102の表面上において四隅に設けてもよい。本発明によれば後述するような構成により、これらの電極パッド104を露出させる必要のあるLED100においても適切にレンズ部101を成形することが可能である。なお、電極パッド104は下面に配置してもよい。
レンズ部101は、透明樹脂(例えば、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂などの熱硬化性樹脂)から構成される。この透明樹脂には、LED100の高輝度化を図るために、フィラー、拡散剤、顔料、蛍光物質、反射性物質などから選択される少なくとも1以上の物質を含有させることができる。なお、本実施形態では、発光チップ103から発光された光の拡散を防止するリフレクタ部を備えない構成で説明するが、例えば酸化チタンのような白色顔料を含むエポキシ樹脂(白色樹脂)から構成されるリフレクタ部を備えてもよい。
図9(A)に示すように、レンズ部101は、板状部材102上に半球状よりも大きい形状(球の一部が切断されたような形状)に形成され、そのレンズ部101の頂部101aに対して中途部101b(拡径部)が最も拡がり(突き出て)、底部101c(縮径部)でくびれている(窪んでいる)。このように、レンズ部101において、同図に示す断面視で底部101cの幅が中途部101bの幅よりも狭くなっているため、下方が切り欠かれたアンダーカット状態となっている。また、図9(B)に示すように、レンズ部101は、板状部材102の表面領域内に頂部101aおよび底部101cが収まり、中途部101bがはみ出たような形状とすることができる。このような構成とするため、同図に示す構成では板状部材102が個別のLED100分に切り分けられている。ただし、本発明はこれに限らず、複数のレンズ部101を形成する部位が設けられた板状部材102に対して実施してもよい。
次に、このようなアンダーカット部を有するレンズ部101を備えたLED100をトランスファ成形する樹脂成形金型10の構成について説明する。図4に示すように、樹脂成形金型10は、型閉じ状態においてキャビティ11を構成するように各部を備える。このキャビティ11においてアンダーカット部を有するレンズ部101が成形される。すなわち、キャビティ11の形状は、レンズ部101の頂部101a、中途部101bおよび底部101cのそれぞれに対応するように、頂部11a、中途部11b(拡径部)および底部11c(縮径部)を含んで構成された一部が切り欠かれた球状である。なお、本実施形態に係るキャビティ11の配置は、平面視の樹脂成形金型10において例えば後述するポットを挟み行列状(例えば、3×3)となる複数個とすることができるが、一列ごとに半個分ずつずらし列同士を近づけた稠密な配置としてもよく、1個であってもよい。
このようなキャビティ11を有する樹脂成形金型10は、型開閉可能(接離動可能)に対向して設けられる上型12および下型13を備える。樹脂成形金型10の型開閉機機構としては、例えば、上型12を固定型、下型13を可動型とし、駆動源(サーボモータなど)および駆動伝達機構(トグルリンクなど)によってプラテンに支持された下型13をタイバーにガイドさせて昇降させる公知の機構が用いられる。また、樹脂成形金型10は、図示しないヒータを内部に備え、所定温度(例えば180℃)まで加熱可能に構成される。
また、樹脂成形金型10は、上型12と下型13との間で挟まれる中間型14(治具)を備える。また、樹脂成形金型10は、中間型14と重ねられて上型12と下型13との間で挟まれる中間型15(治具)を備える。本実施形態では、中間型14および中間型15は、下型13側で組み付けられることとなる。なお、図9(A)中では、樹脂成形金型10の上型12と中間型14とのパーティングラインであって金型が型開閉方向に沿って接離する面をPL1、中間型14と中間型15とのパーティングラインであって金型が型開閉方向に直交する方向に沿って摺り合わされる面をPL2と符号を付している。
上型12は、そのパーティング面から窪み、キャビティ11を構成する半球状のキャビティ凹部12aを備える。このキャビティ凹部12aは、キャビティ11の頂部11aから中途部11bまでに対応しレンズの上部分を成形する。また、中間型14は、型閉じ状態において、型開閉する上下方向(上型12と下型13とが対向する方向)に貫通し、キャビティ11を構成する半球の一部が切断された形状のキャビティ貫通部14aを備える。このキャビティ貫通部14aは、キャビティ11の中途部11bから底部11cまでに対応しレンズの下部分を成形する。すなわち、キャビティ貫通部14aはキャビティ11のアンダーカット部を構成する。また、中間型14は、上型12側のパーティング面から窪み、各キャビティ11を連通するスルーゲート14bを備える。また、中間型15は、キャビティ貫通部14aと対向する位置において中間型14側のパーティング面から窪み、ワークWが配置されるワーク配置部15aを備える。
また、上型12は、キャビティ凹部12aの他に、そのパーティング面(下面)から窪み、キャビティ凹部12aに連通するランナ・ゲート12bを備える。また、上型12は、そのパーティング面から窪み、ランナ・ゲート12bに連通するカル12cを備える。そして、上型12は、これらキャビティ凹部12a、ランナ・ゲート12b、カル12cを含む上型12のパーティング面を覆うように吸引保持されるリリースフィルムFを備える。このリリースフィルムFは、例えば、上型12のパーティング面に連通する吸引孔(図示せず)を介して吸引装置(例えば、真空ポンプ)によって上型12のパーティング面に吸引保持される。
なお、リリースフィルムFは、耐熱性を有するもので、パーティング面より容易に剥離するものであって、柔軟性、伸展性を有するもの、例えば、PTFE、ETFE、PET、FEPフィルム、フッ素含浸ガラスクロス、ポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニリジンなどが好適に用いられる。
上型12と対をなす下型13は、上型12のカル12cと対向する位置にポット16を備える。ポット16内には、プランジャ17が昇降可能に挿入され、公知のトランスファ機構により昇降可能に設けられる。本実施形態に係る樹脂成形金型10では、ポット16内にレンズ部101を構成する樹脂Rが供給される。なお、樹脂Rとしては、液状樹脂、顆粒状樹脂、粒体樹脂、または、タブレット樹脂など、様々な形態のものを用いることができる。
本実施形態に係る樹脂成形金型10では、キャビティ11(図5参照)が、上型12と中間型14とのパーティングラインPL1で上下方向に分割可能に構成される(図6参照)。そして、キャビティ11が、中間型14のキャビティ貫通部14aで横方向(キャビティ貫通部14aの貫通する方向と交差する方向)に分割可能に構成される(図7参照)。
すなわち、中間型14においては、キャビティ貫通部14aの中心で横方向に型割りされる(広げられる)。また、中間型15においては、隣り合うワーク配置部15aの中間部で横方向に型割りされる(図7参照)。このため、本実施形態では、中間型14および中間型15は、例えば、図示しない連結部材によって連結され、横方向に進退動するボールネジなどの駆動源(駆動機構)によって連動させて図2の状態と図3の状態とを切り替えるように型割り可能に設けられる。なお、中間型14および中間型15は、それぞれ個別の駆動源によって型割り可能に設けられてもよい。さらに、中間型14および中間型15は、樹脂成形金型10外で組立て又は分解が行われてもよい。
このような樹脂成形金型10によれば、アンダーカット部のあるレンズ部101を有するLED100(成形品)であっても、上型12および下型13を離隔させて樹脂成形金型10を型開きした後(図6参照)、中間型14および中間型15を型割りすることで取り出す(離型する)ことができる(図7参照)。また、中間型14および中間型15を横方向に摺り寄せるだけでレンズ部101のアンダーカット部分を形成する構成を用意することができるため、極めて簡易な構成によってこのようなレンズを成形することができる。また、中間型14および中間型15をプランジャ側に摺り寄せて金型を構成しているため、極めて簡易な構成であってもワークを高密度に配置して取り個数を高くすることができる。このため、例えば上型12および下型13は、型閉じ時に中間型14および中間型15をクランプする領域のみに配置して、これらから横方向に延在するレールにより中間型14および中間型15を摺動可能な構成とすることもできる。
次に、樹脂成形金型10の樹脂モールド動作(成形品の製造方法)について説明する。まず、図1に示すように、上型12と下型13とを上下方向に離隔させて樹脂成形金型10を型開きさせた状態とする。また、中間型14および中間型15を横方向に型割りさせた状態とする。このとき、中間型15のワーク配置部15aは、隣接する中間型14同士を離間させることでの分割されたキャビティ貫通部14aの間で露出している。
このように樹脂成形金型10が型開きした状態において、上型12と下型13との間にリリースフィルムFが搬送供給され、上型12のパーティング面にリリースフィルムFが張設される。また、ローダ(図示せず)を用いて下型13のポット16内に樹脂Rが搬送供給される。また、ローダ(図示せず)を用いて上型12と下型13との間にワークWが搬送される。このように搬送されたワークWの板状部材102は、図2に示すように、型割りされた中間型14において分割された貫通部14aの間を通じてワーク配置部15aに配置(供給)される。
続いて、図3に示すように、型割りされている中間型14および中間型15を、ポット16側へ寄せるように結合して型閉じする。これにより、ワークWは、発光チップ103が中間型14のキャビティ貫通部14aから露出され、板状部材102の外縁部が中間型14で覆われる。このため、キャビティ11の底部11cの周縁部が板状部材102の表面上に配置されてワークWがクランプされ、樹脂漏れを防止してレンズ部101を成形することができる。この場合、例えば略球状のレンズ部101を成形する場合であって紙面奥行き方向にキャビティ貫通部14aを複数設け一括して複数のレンズ部101を成形する状況を想定したときには、中間型14同士で当接する面においてレンズ部101の下部分を形成するための凹部が複数形成されることになる。この凹部が向かい合わせで組み合わされることでキャビティ貫通部14aが構成される。
続いて、型開閉機構によって下型13を上昇させていく(上型12と下型13を接近させていく)と、図4に示すように、樹脂成形金型10が型閉じした状態となる。これにより、中間型15のワーク配置部15aに配置されたワークWの板状部材102は、中間型14および中間型15を介して上型12と下型13との間でクランプされる。また、樹脂成形金型10では、キャビティ凹部12aおよびキャビティ貫通部14aから構成されるキャビティ11が形成される。また、樹脂成形金型10では、ポット16からカル12c、ランナ・ゲート12b(スルーゲート14b)を介してキャビティ11まで連通する樹脂路が形成される。この場合、上型12と中間型14との間においては、柔軟性を有するリリースフィルムFが挟み込まれることでこれらの型間への樹脂漏れが防止される。同様の目的で、中間型14の下側(中間型15の側)に弾性体層を設けて型閉じの際にワークW上面への樹脂漏れを防止してもよい。また、ワークWの封止面に外部端子が突起して設けられる場合のように部分的突起する部分があるときには、その部分を避けるように中間型14の下側に凹部を設けて型閉じしたときに隙間ができないようにしてもよい。
続いて、図5に示すように、プランジャ17を上昇させることで、ポット16内で加熱された樹脂Rをキャビティ11まで送り出し、さらにキャビティ11を樹脂Rで充填させる。次いで、キャビティ11に充填された樹脂Rを保圧した状態で熱硬化させる。続いて、図6に示すように、型開閉機構によって下型13を下降させていく(上型12と下型13とを離隔させていく)と、樹脂成形金型10が型開きする。これにより、レンズ部101の頂部101aから中途部101bまでが露出することとなる。
続いて、図7に示すように、中間型14および中間型15を横方向に型割りした後、熱硬化された樹脂Rで成形されたレンズ部101を備えるワークW(LED100)を離型する(取り出す)。このように、中間型14および中間型15をポット16側から遠ざかるように横方向に型割りさせることで、中間型14が分離してレンズ部101の中途部101bから底部101cまでと板状部材102が露出することとなる。そして、アンローダ(図示せず)を用いて分割されたキャビティ貫通部14aの間を介してワークWを取り出すことで、アンダーカット部を有するLED100(成形品)を得ることができる。
このLED100の外部接続端子においては、前述の電極パッド104を備えるもの(図8参照)に限らず、変形例として、図10に示すように、コネクタ105を備えるものであってもよい。図10は、アンダーカット部を有するLED100の変形例を説明するための図であり、(A)はワークWのセット前の状態、(B)はワークWのセット後の状態を示す。図10に示すように、板状部材102の表面上の外縁部(レンズ部101が成形される領域の周囲領域)には、外部の配線と電気的に接続されるコネクタ105(外部接続端子)が配置される。このコネクタ105は、電極パッド104(図8参照)とは異なり、板状部材102の表面上で突起して外部の配線端子と嵌合などにより接続可能となる突起部品である。このコネクタとしては、外部接続端子としてのリード線のみが突起しているような構成であってもよい。
このようなコネクタ105を備えたワークWに対してレンズ部101を成形する場合には、コネクタ用凹部18を備えた中間型14を用いる。このコネクタ用凹部18は、中間型14において、キャビティ貫通部14aの貫通方向の他端部周囲で下型13側のパーティング面から窪み、キャビティ貫通部14aと連通しないように形成される。このようなコネクタ用凹部18を備えた中間型14を用いることで、板状部材100の表面上に突起するようなコネクタ105がある場合であっても、中間型14の分離及び結合が可能でありコネクタ用凹部18でそのコネクタ105を逃がしながら樹脂成形することができる。
また、レンズ部101の形状においては、前述の球状の一部が切断された形状(図9(A)参照)に限らず、変形例として、図11および図12に示すように、アンダーカット状の部位(アンダーカット部)を含むものであれば種々の形状であってもよい。図11および図12は、アンダーカット部を有するレンズ部101の形状の変形例を説明するための図であり、図11がLED100の模式的側面図、図12がLED100の模式的斜視図である。図11および図12では、レンズ部101を形状で区別できるように、101A、101B、101C、101D、101E、101F、101G、101H、101I、101J、101K、101Lと符号を付している。また、図11中では、レンズ部101Iを除いて、樹脂成形金型10の上型12と中間型14とのパーティングラインをPL1、中間型14と中間型15とのパーティングラインをPL2と符号を付している。なお、レンズ部101Iは、2つの中間型(中間型14および中間型15)の間に別の1つ中間型を挟んで重ねたものを上型12と下型13との間で挟むことによって成形されたものである。このため、図11中のレンズ部101Iのような構成では、上型12と中間型14とのパーティングラインをPL1及びPL3のいずれとすることができる。
レンズ部101Aは、発光面を拡げて光の取り出し効率を高めた逆円錐台状の形状とすることができる。このレンズ部101Aの成形には、パーティング面が平坦な上型12、およびキャビティ貫通部14aが逆円錐台状の中間型14が用いられる。
レンズ部101Bは、レンズ部101Aの上面に複数の半球状の凸レンズとして機能する突起部が形成されて、広角に発光可能な形状とすることができる。このレンズ部101Bの成形には、パーティング面から窪む、複数の半球状の凹部が形成された上型12、およびキャビティ貫通部14aが逆円錐台状の中間型14が用いられる。
レンズ部101Cは、レンズ部101Aの上面を覆うドーム状突起が形成されて、発光面を拡げながら広角に発光可能な形状とすることができる。レンズ部101Dは、レンズ部101Cよりもアスペクト比を高くして長いレンズとすることで例えばレンズ内で全反射させることで狭角に発光可能な形状とすることができる。このレンズ部101C、レンズ部101Dの成形には、パーティング面から窪む、ドーム状の凹部が形成された上型12、およびキャビティ貫通部14aが逆円錐台状の中間型14が用いられる。
が用いられる。
レンズ部101Eは、より積極的にレンズ内で全反射させることで端面から光を取り出しやすい椀状の形状とすることができる。このレンズ部101Eの成形には、パーティング面が平坦な上型12、およびキャビティ貫通部14aが椀状の中間型14が用いられる。
レンズ部101Fは、レンズ部101Eの中央部で半球状に突起させ、その周りを窪ませることで、端面における発光状態を任意に制御可能な形状とすることができる。このレンズ部101Eの成形には、パーティング面から窪む、半球状の凹部と、その周りの突起部とが形成された上型12、およびキャビティ貫通部14aが椀状の中間型14が用いられる。
レンズ部101Gおよびレンズ部101Hは、端面で全反射させた光を側方から取り出し可能なラッパ状の形状をしている。このレンズ部101Gおよびレンズ部101Hの成形には、パーティング面から突起する突起部とその周りで窪む凹部とが形成された上型12、およびキャビティ貫通部14aがラッパ状の中間型14が用いられる。なお、レンズ部101Hは、その上面に設けられた反射材105を備え、横方向へより確実に光を取り出せることが可能な構成である。なお、反射材105に替えて金属などの反射層を設けてもよい。
レンズ部101Iは、略球形状のレンズ部101(図9(A)参照)の頂部から円錐状に窪ませた形状とすることで側方から斜め上方に発光可能としている。このレンズ部101Iの成形には、パーティング面から円錐状に突起する突起部が形成された上型12を用いてもよく、パーティング面において円錐状の凹部の中央に円錐状に突起する突起部が形成された上型12を用いてもよい。また、使用する上型12に応じて、レンズ部101IのPL1からPL2までを形成するような凹部が設けられた中間型14と、レンズ部101IのPL3からPL2までを形成するような凹部が設けられた中間型14とが選択的に用いられる。
レンズ部101Jは、半球の頂部からラッパ状に突起させることで側方を含め任意の方向に発光可能な形状とすることができる。このレンズ部101Jの成形には、パーティング面から突起する突起部とその周りで窪む凹部とが形成された上型12が用いられる。また、キャビティ貫通部14aが中間型14の厚み中央位置において突起させた形状の中間型14が用いられる。
レンズ部101Kは、側方への発光が可能な蛇腹状の柱部の頂部からラッパ状に突起してより積極的に側方から光を取り出しやすい突起部の形状とすることができる。このレンズ部101Kの成形には、パーティング面から突起する突起部とその周りで窪む凹部とが形成された上型12が用いられる。また、キャビティ貫通部14aが段状に突起部の形状の中間型14が用いられる。
レンズ部101Lは、円柱部の頂部から球状に突起して発光面を高くすることでより広角に発光可能な突起部の形成とすることができる。このレンズ部101Kの成形には、パーティング面から半球状に窪む凹部が形成された上型12が用いられる。また、キャビティ貫通部14aが、円柱部の頂部から半球状に突起した突起部の形状の中間型14が用いられる。
これらのレンズ部101、101A〜101Lは、図12に示すように平面視で円形のレンズとしてもよいし、図11に示す断面形状が所定幅連続するような横長のレンズとしてもよい。これによれば、平面視で線状の光源として利用することができる。例えば、側方に発光させるような構成においてバックライトの光源のように線的に発光させる必要がある構成にも利用できる。また、横長のレンズに成形されたレンズ部101、101A〜101Lを長さ方向に分割するように板状部材ごと切断して複数のLEDとして製造してもよい。
また、成形品においては、LED100に限らず、変形例として、図13に示すように、演算処理装置や記憶装置などの半導体チップなどを備えた電子製品200であってもよい。図13は、アンダーカット部を有する成形品の変形例としての電子製品200を説明するための図であり、(A)、(B)、(C)のそれぞれは種々の成形品の模式的断面図である。図13(A)に示す電子製品200A(200)は、成形前のワークWの状態において、ベースとなる板状部材201と、この板状部材201上に積層された複数の板状部材202、203、204、205、206とを備える。
板状部材201は、例えば、下面に設けられた複数の電極バンプ201aを備える半導体チップやインタポーザ基板を利用することができるインタポーザ部材である。板状部材202は、例えば、両面で露出する厚み方向に貫通して設けられたビア202aを備えたTSV(Through Silicon Via)構造の半導体チップとすることができる。なお、単純にビア202aのみを有する部材であってもよい。板状部材201上に設けられる板状部材202は、板状部材201に対して面積(厚み方向とは交差する水平方向の大きさ)が小さい。これら板状部材201および板状部材202は、板状部材201の上面の電極パッド(図示せず)と板状部材202の下面で露出するビア202aとによって電気的に接続される。
板状部材203は、例えば、下面に設けられた複数の電極パッド(図示せず)を備えた半導体チップである。板状部材202上に設けられる板状部材203は、板状部材202に対して面積が大きい。板状部材202および板状部材203は、板状部材202の上面で露出するビア202aと板状部材203の下面の電極パッド(図示せず)とによって電気的に接続される。
また、板状部材204は、例えば、下面に設けられた複数の電極パッド(図示せず)を備えた半導体チップである。板状部材203上に設けられる板状部材204は、板状部材203に対して面積が大きい。板状部材203および板状部材204は、ボンディングワイヤ210を介して板状部材203の下面の電極パッドと板状部材204の下面の電極パッドとによって電気的に接続される。
また、板状部材205は、例えば、下面に設けられた複数の電極パッド(図示せず)を備えた半導体チップである。板状部材204上に設けられる板状部材205は、板状部材204に対して面積が大きい。板状部材204および板状部材205は、ボンディングワイヤ211を介して板状部材204の下面の電極パッドと板状部材205の下面の電極パッドとによって電気的に接続される。また、板状部材206は、例えば、成形品200Aの放熱性を高めるためのヒートシンクである。板状部材205上に設けられる板状部材206は、板状部材205に対して面積が大きい。
そして、電子製品200Aは、成形後のワークWの状態において、板状部材201の上面において複数の板状部材202〜206を樹脂封止する樹脂封止部207を備える。但し、ヒートシンクとなる板状部材206の上面を樹脂封止部207から露出させている。この電子製品200Aでは、板状部材201の上面上に、順に面積が大きくなる板状部材202〜206が積層されている。このため、板状部材206側から板状部材201にかけて窄むように、樹脂封止部207をアンダーカット部を有する形状とすることで、インタポーザ部材上においてその面積よりも大きな封止領域(空間)を備えることができ、パッケージとしての密度を高めた構造とすることができる。また、放熱のために露出させた板状部材206を大きくすることで効率的に放熱可能とすることができる。なお、樹脂封止部207の形状は、板状部材201の上面上において逆四角錐台状の形状である。
このようなアンダーカット部を有する樹脂封止部207を備える電子製品200A(成形品)は、樹脂封止部207に対応する形状のキャビティ11を備える樹脂成形金型10を用いて成形される。図13(A)では、樹脂成形金型10を用いた場合の、上型12と中間型14とのパーティングラインをPL1、中間型14と中間型15とのパーティングラインをPL2と符号を付している。樹脂封止部207の成形には、パーティング面が平坦な上型12、およびキャビティ貫通部14aが逆四角錐台状の中間型14が用いられる。このように、本実施形態の樹脂成形金型10によれば、アンダーカット部を有する成形品として、電子製品200Aも成形することができる。このように、同図に示す断面でキャビティ貫通部14aが傾斜面により構成されているため中間型14を分割して型開きすることができる。
なお、電子製品200Aは、例えば、図示しない実装基板の実装面上に電極バンプ201aを介して実装されるもの(実装部品)となる。電子製品200Aがアンダーカット部を有するため、電子製品200Aの最も大きな面積の板状部材206と実装基板の実装面との間には、他の実装部品を実装するための空間を形成することもできる。このように、アンダーカット部を有する電子製品200Aを用いることで、機器内における実装密度を高めた実装構造体を提供することができる。
また、図13(B)に示す電子製品200B(200)は、成形前のワークWの状態において、基材となる板状部材201と、この板状部材201上に積層された複数の板状部材202、203、204、206とを備える。ここで、板状部材204の下面には、複数の電極バンプ204aが設けられる。また、板状部材206の下面には複数の電極バンプ206aが設けられる。
そして、電子製品200Bは、成形後のワークWの状態において、板状部材201の上面において複数の板状部材202、203、204、206を樹脂封止する樹脂封止部207を備える。但し、ヒートシンクとなる板状部材206の上面を樹脂封止部207から露出させ、また、外部接続端子となる電極バンプ204a、206aの一部を樹脂封止部207から露出させている。この電子製品200Bでは、板状部材101の上面上に、順に面積が大きくなる板状部材202、203、204、206が積層されている。このため、板状部材206側から板状部材201に架けて窄むように、樹脂封止部207をアンダーカット部を有する形状とすることができる。
このようなアンダーカット部を有する樹脂封止部207を備える電子製品200B(成形品)は、樹脂封止部207に対応する形状のキャビティ11を備える樹脂成形金型10を用いて成形される。図13(B)では、樹脂成形金型10を用いた場合の、上型12と中間型14とのパーティングラインをPL1、中間型14と中間型15とのパーティングラインをPL2と符号を付している。このように、本実施形態の樹脂成形金型10によれば、アンダーカット部を有する成形品として、電子製品200Bも成形することができる。
なお、電子製品200Bは、例えば、図示しない実装基板の実装面上に電極バンプ201aを介して実装されるもの(実装部品)となる。このため、電子製品200Bの最も大きな面積の板状部材206と実装基板の実装面との間に、電極バンプ204aや電極バンプ206aを介して電子製品200Bに他の実装部品を実装するための空間が形成される。このように、アンダーカット部を有する電子製品200Bを用いることで、実装密度を高めた実装構造体を提供することができる。また、電極バンプ204a、206aを介することで電極バンプ201aが実装基板以外に接続することで立体的な配線構造とすることができる。
また、図13(C)に示す電子製品200C(200)は、成形前のワークWの状態において、基材となる板状部材201と、この板状部材201上に積層された複数の板状部材202、203、204、205とを備える。ここで、板状部材203の下面には、複数の電極バンプ203aが設けられる。また、板状部材204の下面には、複数の電極バンプ204aが設けられる。また、板状部材205の下面には、複数の電極バンプ205aが設けられる。
そして、電子製品200Cは、成形後のワークWの状態において、板状部材201の上面において複数の板状部材202、203、204、205を樹脂封止する樹脂封止部207を備える。但し、板状部材205の上面を樹脂封止部207から露出させ、また、外部接続端子となる電極バンプ203a、204a、205aを樹脂封止部207から露出させている。この電子製品200Cでは、板状部材201の上面上に、順に面積が大きくなる板状部材202、203、204、205が積層されている。このため、板状部材205側から板状部材201に架けて窄むように、樹脂封止部207をアンダーカット部を有する形状とすることができる。
このようなアンダーカット部を有する樹脂封止部207を備える電子製品200C(成形品)は、樹脂封止部207に対応する形状のキャビティ11を備える樹脂成形金型10を用いて成形される。図13(C)では、樹脂成形金型10を用いた場合の、上型12と中間型14とのパーティングラインをPL1、中間型14と中間型15とのパーティングラインをPL2と符号を付している。このように、本実施形態の樹脂成形金型10によれば、アンダーカット部を有する成形品として、電子製品200Cも成形することができる。なお、電子製品200Cは、例えば、図示の向きとは上下逆転させることでより大きな面積となる板状部材205を向けて実装基板に安定的に搭載しながら、電極バンプ203a、204a、205aや板状部材201における電極パッド201bによって構成される多数の端子を介して接続することができるパッケージ構造を提供することができる。
(実施形態2)
前記実施形態1では、下型13側に組み付けられた中間型14および中間型15について説明した。本実施形態では、前記実施形態1に類似する構成として、アンダーカット部を有するレンズ部101を圧縮成形用の樹脂成形金型10で成形する場合について説明する。具体的には、本実施形態では、着脱可能なワーク搬送治具として用いられる中間型14および中間型15について、図14〜図21を参照して説明する。図14〜図21は、動作中(成形品を製造中)の樹脂成形金型10の模式的断面図である。
まず、アンダーカット部を有するレンズ部101を備えたLED100(図9参照)を圧縮成形する樹脂成形金型10の構成について説明する。図16に示すように、樹脂成形金型10は、型閉じ状態において略球状のキャビティ11を構成する。このキャビティ11においてアンダーカット部を有するレンズ部101が成形される。すなわち、キャビティ11の形状は、レンズ部101の頂部101a、中途部101bおよび底部101cのそれぞれに対応するように、頂部11a、中途部11b(拡径部)および底部11c(縮径部)を含んで構成されたアンダーカット部を有する形状である。なお、本実施形態に係るキャビティ11の配置は、平面視の樹脂成形金型10において行列状(例えば、4×4)とすることができる。このように、前記実施形態1と同様にLED100を高密度に成形しながら、アンダーカット部を有するレンズ部101を型から簡易に分離することが可能となっている。
このようなキャビティ11を有する樹脂成形金型10は、型開閉可能(接離動可能)に対向して設けられる上型12および下型13を備える。また、樹脂成形金型10は、上型12と下型13との間で挟まれる中間型14(治具)を備える。また、樹脂成形金型10は、中間型14と重ねられて上型12と下型13との間で挟まれる中間型15(治具)を備える。なお、中間型14および中間型15のセットは、上型12側で着脱可能なワーク搬送治具として用いられる。
下型13は、キャビティ駒30と、キャビティ駒30を取り囲むクランパ31とを備える。下型ベース(図示せず)に対して、キャビティ駒30が固定して組み付けられ、またクランパ31が弾性部材(図示せず)を介して上下方向に進退動可能に組み付けられる。これにより、キャビティ駒30がクランパ31に対して相対的に上下方向に進退動可能となる。なお、下型ベースに対して、キャビティ駒30を進退動可能に組み付け、またクランパ31を固定して組み付けてもよい。
また、下型13は、キャビティ駒30のパーティング面(上面)から窪み、キャビティ11を構成する半球状のキャビティ凹部13aを備える。このキャビティ凹部13aは、キャビティ11の頂部11aから中途部11bまでに対応する。また、下型13は、キャビティ凹部13aを含む下型13のパーティング面を覆うように吸引保持されるリリースフィルムFを備える。なお、キャビティ駒30は、図11において説明したような種々のレンズ形状を形成するための形状(平面、凹凸形状等)とすることも可能である。
上型12は、そのパーティング面(下面)から窪み、中間型14および中間型15を収容(配置)する収容部12dを備える。中間型14および中間型15を収容部12dに収容する際には、例えば、収容部12dに連通する吸引孔(図示せず)から中間型14および中間型15が吸引保持される。
また、上型12は、そのパーティング面(下面)の外周(収容部12dよりも外側)に沿って設けられたシール部材32(例えば、Oリング)を備える。樹脂成形金型10を型閉じさせると、上型12と下型13とでシール部材32が押し潰されてキャビティ11を含む金型内部に密閉空間が形成される。また、上型12は、そのパーティング面から金型外部へ通じる吸引孔33と、吸引孔33に接続される減圧装置34(例えば、真空ポンプ)とを備える。このため、密閉空間において減圧装置34を駆動させることで金型内部を減圧(脱気)することができる。なお、減圧するための密閉空間を形成する構成として、このような構成以外にも上型12と下型13との外周をそのまま収容するような空間を密閉空間とすることができる構成としてもよい。
中間型14は、型開閉する上下方向に貫通し、キャビティ11を構成する略球形状の一部が切断された形状のキャビティ貫通部14aを備える。このキャビティ貫通部14aは、キャビティ11の中途部11bから底部11cまでに対応する。また、中間型14は、キャビティ貫通部14aの貫通方向の一端部周囲において下型13側のパーティング面から窪み、キャビティ貫通部14aと連通する周溝部14cを備える。
仮に、周溝部14cを設けない場合、キャビティ11から樹脂Rがオーバーフロー(樹脂漏れ)して、下型13と中間型14との間のパーティング面において、いわゆるフラッシュ(バリ)が発生してしまうおそれがある。そして、成形品から側方に環状に付いたフラッシュや、パーティング面に付いたフラッシュは薄く、除去することには困難を伴う。そこで、周溝部14cを設け、これに樹脂Rを積極的にオーバーフローさせることで、厚みのある周溝部14cの樹脂Rと成形品の樹脂Rとが分断され易くなり、周溝部14cの樹脂Rを確実に除去する(取り外しする)ことができる。なお、このような目的のため、周溝部はキャビティ駒30に設けてもよい。
本実施形態に係る樹脂成形金型10では、下型13と中間型14との間のパーティングラインPL1(図9(A)参照)上に、レンズ部101の中途部101bに対応するキャビティ11の中途部11bが位置する。すなわち、キャビティ11(図16参照)が、下型13と中間型14とのパーティングラインPL1で上下方向に分割可能に構成される(図17参照)。そして、キャビティ11は、中間型14のキャビティ貫通部14aで横方向(キャビティ貫通部14aの貫通する方向と交差する方向)に分割可能に構成される(図19参照)。
このように、中間型14は、キャビティ貫通部14aの中心で横方向に型割りされる(広げられる)。この中間型14は、ワーク配置部15aを備える中間型15とセットで、上型12の収容部12dに着脱可能なワーク搬送治具となる。このワーク搬送治具では、型割りされない中間型15(前記実施形態1とは異なる)にワークWを配置し、型割り可能な中間型14でワークWを固定することができる。なお、中間型14を型割りするには、例えば、図示しない把持機構を用いることができる。
このような樹脂成形金型10によれば、アンダーカット部を有するLED100(成形品)であっても、上型12および下型13を離隔させて樹脂成形金型10を型開きした後(図17参照)、中間型14を型割りすることで、取り出す(離型する)ことができる(図19参照)。また、金型本体の構成を簡素化することができ、メンテナンス性を向上することもできる。
次に、樹脂成形金型10の樹脂モールド動作(成形品の製造方法)について説明する。まず、金型外部でワーク搬送治具(中間型14および中間型15)にワークWをセットする。具体的には、中間型15のワーク配置部15aにワークW(板状部材102)を配置した後、キャビティ貫通部14aで横方向に型割りされた中間型14を組合せ中間型15上に配置する。このとき、型割りされたキャビティ貫通部14aからはワークWにおいてレンズの成形領域全体が露出する。その後、ワーク搬送治具に保持される。
また、図14に示すように、上型12と下型13とを上下方向に離隔させて樹脂成形金型10を型開きさせた状態とする。また、クランパ31の上端面に対してキャビティ駒30の上端面を後退させた状態とする。このように樹脂成形金型10が型開きした状態において、ローダ(図示せず)を用いて上型12の収容部12dにワークWが保持されたワーク搬送治具(中間型14および中間型15)を収容する。また、上型12と下型13との間にリリースフィルムFが搬送供給され、下型13のパーティング面にリリースフィルムFが張設される。また、ディスペンサ(図示せず)を用いてリリースフィルムFを介してキャビティ凹部13aを含むキャビティ駒30の上端面上に液状の樹脂Rを供給する。なお、樹脂Rを供給したリリースフィルムFを金型に供給してもよい。
続いて、図15に示すように、型開閉機構によって下型13を上昇させていく(上型12と下型13を接近させていく)と、シール部材32が上型12と下型13のクランパ31との間で押し潰され、上型12と下型13のクランパ31とがリリースフィルムFを介して当接する。これにより、樹脂成形金型10が型閉じされ、ワーク搬送治具(中間型14および中間型15)を介してワークWがクランプされる。更に、下型13を押し上げていくと、クランパ31に対してキャビティ駒30が相対的に移動し、中間型14に向かってキャビティ駒30が接近する。これにより、キャビティ駒30によって押し上げられた樹脂Rがキャビティ貫通部14a内に進入し始める。
更に、型開閉機構によって下型13を上昇させていくと、図16に示すように、クランパ31に対してキャビティ駒30が相対的に移動し、中間型14に下型13のキャビティ駒30がリリースフィルムFを介して接する。これにより、樹脂成形金型10には、下型13のキャビティ凹部13aと中間型14のキャビティ貫通部14aとで構成されるキャビティ11が形成される。そして、キャビティ駒30によって押し上げられた樹脂Rがキャビティ11内で充填される。次いで、キャビティ11に充填された樹脂Rを保圧した状態で熱硬化させる。
続いて、図17に示すように、型開閉機構によって下型13を下降させていく(上型12と下型13とを離隔させていく)と、樹脂成形金型10が型開きした状態となる。続いて、図18に示すように、アンローダ(図示せず)を用いて上型12の収容部12dからワーク搬送治具(中間型14および中間型15)を金型外部まで取り出した後、中間型14と中間型15とを引き離す。このとき、ワークW(LED100)にはアンダーカット部を有するレンズ部101が成形されているため、レンズ部101が中間型14に引っ掛かり、ワークWは中間型14で保持される。
続いて、図19に示すように、キャビティ貫通部14aで中間型14を横方向(キャビティ貫通部14aの貫通する方向と交差する方向)へ型割りする。すなわち、熱硬化された樹脂Rで成形されたレンズ部101を備えるワークW(LED100)を中間型14から離型する。また、中間型14の型割りによって、キャビティ貫通部14aに成形された樹脂R(レンズ部101)と、キャビティ貫通部14aの周囲の周溝部14cに成形された樹脂Rとが分断される。
ところで、周溝部14cの形状は、ランナ・ゲート12b(図1参照)のように、キャビティ貫通部14aの径方向内側(キャビティ貫通部14a側)で浅くし、キャビティ貫通部14aの径方向外側で深くなっている。このため、中間型14の型割りによって、キャビティ貫通部14aの樹脂Rと、周溝部14cの樹脂Rとを容易に分断することができる。また、仮に周溝部14cの樹脂Rがレンズ部101側に繋がった状態となったとしても、厚みのある樹脂Rであるため別途の分離工程において確実かつ簡易に分断し、レンズ部101の中途に環状の突起(フラッシュ)が残ってしまうという事態を確実に防止することができる。
続いて、図20に示すように、中間型14からワークWを取り出し、適宜収納して成形を終了する。このようにして、アンダーカット部を有するレンズ部101を備えるLED100(成形品)を得ることができる。また、図21に示すように、中間型14の周溝部14cで成形された樹脂Rを取り出す。ワークWや周溝部14cの樹脂Rが取り出されると共に適宜クリーニングされた中間型14は、次の樹脂成形において用いられる。
なお、本実施形態では、中間型14および中間型15をセットにしてワーク搬送治具として用いた場合について説明したが、中間型15を用いずに中間型14のみをワーク搬送治具として用いることもできる。例えば、上型12にワーク配置部を設け、そのワーク配置部でワークWを吸着保持しながら中間型14でワークWを押さえ付けるように配置すれば、図17に示した金型構成と同様となり、この金型構成からもアンダーカット部を有するLED100(成形品)を得ることができる。
また、上述した各実施形態では、中間型14が分割可能な構成について説明したが、このような構成によらずに得られる効果に係る発明については別個独立に実施可能である。例えば、分割可能でない中間型14を用いた場合であっても、ワークWの電極パッド104の面を中間型14で覆った状態で樹脂成形することで、電極パッド104を露出させた状態でレンズ成形することができるという他の効果を奏することもできる。この場合、キャビティ貫通部14aによりアンダーカット部が形成される量(高さ又は幅)を小さくしたり無くしたりするようにすれば、中間型14をその厚み方向に移動させ引き離すことで分離し型開きすることも可能である。このような場合には、上述の通り、中間型14のワークW側の面に弾性体層を設けて、ワークW上面への樹脂漏れを防止することによって有効に利用することができる。さらに、中間型14は樹脂圧に耐えることができれば金型用の鋼材以外の材料(エンジニアリングプラスチックスなど)を用いることもできる。
また、図11等に示すそれぞれのレンズ部101を備えたLEDパッケージについても、上述した各実施形態以外の手法(他の型割構造の金型を用いるなど)により製造することもできる。この場合、それぞれのレンズ形状とそれにより得られる効果とが発明の内容となる。
10 樹脂成形金型
11 キャビティ
12 上型
13 下型
14 中間型
14a キャビティ貫通部(アンダーカット部)

Claims (6)

  1. 型開き方向におけるアンダーカット部を有するキャビティを備える樹脂成形金型であって、
    型開閉可能に対向して設けられる第1金型および第2金型と、
    前記第1金型と前記第2金型との間で挟まれる第3金型と
    を備え、
    前記第3金型は、型開閉する第1方向に貫通し、前記キャビティのアンダーカット部を構成するキャビティ貫通部を備え、前記キャビティ貫通部で前記第1方向と交差する第2方向に型割り可能に設けられることを特徴とする樹脂成形金型。
  2. 請求項1記載の樹脂成形金型において、
    前記第3金型は、前記キャビティ貫通部の一端部周囲において前記第1金型側のパーティング面から窪み、該キャビティ貫通部と連通する周溝部を備えることを特徴とする樹脂成形金型。
  3. 請求項1または2記載の樹脂成形金型において、
    前記第3金型は、前記キャビティ貫通部の他端部周囲において前記第2金型側のパーティング面から窪み、該キャビティ貫通部と連通しない凹部を備え、
    前記第3金型は、前記凹部で前記第2方向に型割りされることを特徴とする樹脂成形金型。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の樹脂成形金型において、
    前記第3金型と重ねられて前記第1金型と前記第2金型との間で挟まれる第4金型を更に備え、
    前記第4金型は、前記キャビティ貫通部と対向する位置において前記第3金型側のパーティング面から窪み、ワークが配置されるワーク配置部を備え、
    前記第4金型は、前記ワーク配置部の周囲で前記第2方向に型割りされ、
    前記第3金型および前記第4金型は、前記第1金型と前記第2金型との間に着脱されることを特徴とする樹脂成形金型。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の樹脂成形金型を用いる成形品の製造方法であって、
    (a)前記樹脂成形金型を型閉じして、前記キャビティに充填された樹脂を熱硬化させる工程と、
    (b)前記樹脂成形金型を型開きして、前記第3金型を前記第2方向に型割りし、熱硬化された前記樹脂を離型する工程と
    を含むことを特徴とする成形品の製造方法。
  6. 請求項5記載の成形品の製造方法であって、
    被成形品に対してアンダーカット部を有するLED用のレンズ部を成形する成形品の製造方法。
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