JP2016016152A - 留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手で簡単に開閉することができ、かつしっかり固定する。【解決手段】バッグ10の本体部12に取り付けられたオス部材120に設けられた凸部122が、かぶせ部11に取り付けられたメス部材110に設けられたメス側開口部111に挿入される。凸部122がメス側開口部111に挿入された状態で、メス部材120に設けられた固定部140がオス側開口部123に挿入されることにより、オス部材120とメス部材110が固定される。【選択図】図1

Description

本発明は、留め具に関し、特にかぶせ部とカバンの本体などとを留める留め具に関する。
従来からカバンのかぶせ部が開かないようにする留め具は、様々なバリエーションのものが提案されている。たとえば、図8,9に示すように、カバン10の本体部12にコの字状の門型の留め具21を設け、カバン10のかぶせ部11に帯30を設け、かぶせ部11を本体部12にかぶせるとともに、かぶせ部11に取り付けられたベース金具22の開口部22aに門型の留め具21を挿入する。そして、かぶせ部11に設けられた帯30を本体部12に設けられた門型の留め具21に通すことによりかぶせ部11がばたつかないように安定させる留め具が提案されている。
しかし、このような留め具によると、カバン全体の製造工程において、留め具をカバンに取り付ける取り付け工程が増えてしまい、結果としてカバンの製造コストが上昇してしまうという問題がある。具体的には、このような金具を取り付ける場合、本体部12に留め具21を取り付け、かつかぶせ部11に穴を開けた上で、その開けた穴に開口部22aを合わせてベース金具22を取り付ける。さらに、かぶせ部11に帯30を別工程で取り付けなければならず、製造工程が多くなってしまう。
また、このような留め具においては、片手で閉めることが難しい。すなわち、片手で帯を門型の留め具に通すことは難しい。閉めることを簡易にするために、たとえば帯を細くして通しやすくすると、かぶせ部がすぐに外れてしまい、かぶせ部がばたつかないようするという安定性に欠ける。
このような問題を解決しようと試みる留め具も提案されている。たとえば、カバン本体側に凹状部を備え、磁石を内蔵した受止体と、かぶせ部側に凸状部を備える掛止体とを備える留め具が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−41723号公報
しかし、磁石で固定する留め具だと、内容物が多い場合に受止体と、掛止体が嵌合しにくくなったり、外れやすくなってしまうという問題がある。また、外れにくくするために磁力の強い磁石を使うと、開けにくくなったりすることや、磁力によって影響が出る記憶媒体や、電子機器などを考慮すると、一定以上の磁力の磁石は使えず、結果的に受止体と掛止体が外れやすくなってしまうことなどの問題の根本的な解決は図られない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、片手で簡単に開閉することができ、かつしっかり固定される留め具を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、カバンの本体とかぶせ部などとを留める留め具において、前記本体側に取り付けられ、ベース部と、前記ベース部状に前記かぶせ部側に立ち上がり、オス側開口部を有するコの字状の凸部を有するオス部材と、前記かぶせ部に取り付けられ、前記凸部を挿入するためのメス側開口部と、前記メス側開口部に前記凸部を挿入した状態で、前記オス側開口部に挿入して固定する固定部を有するメス部材とを備えることを特徴とする留め具が提供される。
これにより、本体側に取り付けられたオス部材の凸部が、かぶせ部に取り付けられたメス部材に設けられたメス側開口部に挿入された状態で、メス部材に設けられた固定部がオス側開口部に挿入されることにより、オス部材とメス部材が固定される。
本発明の留め具によれば、メス部材には、オス部材が挿入されるためのメス側開口部を備え、かつ固定部を備えることにより、本体側に取り付けられたオス部材よりも、かぶせ部に取り付けられたメス部材が大きく形成されている。これにより、かぶせ部側のメス部材がある程度の重みを有し、バッグ本体などという比較的安定した場所に取り付けられたオス部材の凸部をメス部材のメス側開口部に挿入しやすくなっている。また、凸部をメス側開口部に挿入した状態で、メス部材に設けられた固定部をオス側開口部に挿入することによって固定するので、オス部材の凸部とメス部材のメス側開口部が嵌ることにより、メス側開口部の開口面方向に固定され、スムーズに固定部により固定することができる。
本実施の形態に係る留め具を示す図である。 メス部材とオス部材の固定方法を示す図である。 スライドロックの単体を示す図である。 メス部材の単体を示す図である。 本実施の形態に係る留め具の装着例を示す側方断面図である。 スライドロックの外れを防止する機構を説明する図である。 スライドロックのクリック感を生む構造を示す断面図である。 従来のカバンのかぶせ部が開かないようにする留め具を示す図である。 従来のカバンのかぶせ部が開かないようにする留め具を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る留め具を示す図である。
図1に示すように、カバン10は、かぶせ部11と本体部12を備えている。
留め具100は、かぶせ部11側のメス部材110と、本体部12側にオス部材120とからなる。
メス部材110は、メス側開口部111が設けられており、このメス側開口部111がかぶせ部11に重ならないようにリベット130で固定されている。また、メス部材110には、メス側開口部111方向にスライドするスライドロック140を備えている。
オス部材120は、ベース部121と、ベース部121から本体部12とは逆方向に立ち上がる門型の凸部122を備えており、ベース部121が本体部12にリベット130で固定されている。
図2は、メス部材とオス部材の固定方法を示す図である。
図2に示すように、メス部材110とオス部材120を固定する手順を追って説明する。なお、説明の便宜上、カバン10などは図示しない。図2(A)に示すように、オス部材120の凸部122に、メス部材110のメス側開口部111に位置合わせをする。図2(B)に示すように、メス側開口部111に凸部122が挿入された状態で、メス部材110に取り付けられたスライドロック140を押し下げる。図2(C)に示すように、スライドロック140の先端が、凸部122が形成するオス側開口部123に挿入されることにより、メス側開口部111に挿入された凸部122が抜けないようにロックされる。これにより、メス部材110とオス部材120とが固定される。
本実施の形態に係るメス部材110、オス部材120、およびスライドロック140の各部材はプラスチックで一体に形成されている。以下、各部材の構造を図面を用いて詳細に説明する。
図3は、スライドロックの単体を示す図であり、図3(A)は、スライドロックの側面図であり、図3(B)は、スライドロックの正面図である。
図3(A)に示すように、スライドロック140の側面には、スライドロック140の背面が凹状になるように側壁が形成されている。その側壁には、両端が切り欠かれたバネ部141が形成されている。また、スライドロック140のオス側開口部123への挿入方向にテーパ142が形成されている。図3(B)に示すように、スライドロック140の正面視両端にはリブ143が形成されている。
図4は、メス部材の単体を示す図であり、図4(A)は、メス部材の上面図であり、図4(B)は、メス部材の正面図である。
図4(A)に示すように、メス部材110の上面視中央には、メス部材110上端からメス側開口部111手前まで溝112が形成されている。この溝112にスライドロック140のリブ143を嵌め込んで挿入する。
図4(B)に示すように、メス部材110の正面視中央には、両端が切り欠かれた抜け止めバネ113が形成されている。この抜け止めバネ113は、溝112に挿入されたスライドロック140が上方へ抜けるのを防ぐために作用する。
図5は、本実施の形態に係る留め具の装着例を示す側方断面図である。
図5に示すように、メス部材110の抜け止めバネ113の先端には、スライドロック140の方向にせり上がるテーパ114が形成されている。スライドロック140をメス部材110に取り付けるときは、上方から嵌め込まれたスライドロック140の先端に形成されているテーパ142が、抜け止めバネ113に形成されたテーパ114に接触する。さらにスライドロック140が下方へ押し込まれると、抜け止めバネ113がスライドロック140とは反対側へ押し込まれる。
テーパ114の先端側と、テーパ142の根本側には切り落とし部分が設けられており、テーパ部分が終わるまでスライドロック140が押し下げられると、押し込まれた抜け止めバネ113が戻り、切り落とし部分同士が接触することによりスライドロック140が上方へ抜けることを防止する。
図6は、スライドロックの外れを防止する機構を説明する図である。
図6に示すように、スライドロック140が点線に示す位置にあるときにメス側開口部111に凸部122が挿入されると、スライドロック140が押し上げられて、スライドロック140が外れてしまうおそれがある。
そこで、凸部122の上面にもテーパ124が設けられている。これにより、下端までスライドロック140が下がった状態であっても、スライドロック140の先端部に設けられたテーパ142と、凸部122の上面に設けられたテーパ124が接触することにより、凸部122が押し上げられるとともに、スライドロック140も押し上げられる。
これにより、スライドロック140がメス側開口部111にかぶる位置に下がっているときに、メス側開口部111に誤って凸部122を押し込んだとしても、スライドロック140が外れることを防止することができる。
図7は、スライドロックのクリック感を生む構造を示す断面図である。
図7に示すように、スライドロック140を取り付けた状態でメス部材110を背面から見たとき、バネ部141が上の位置(開状態)と下の位置(閉状態)で固定されるように、両端に溝を有する凸部115が設けられている。
これにより、上部の溝にバネ部141が嵌り込んでいるときに開状態が維持され、(株)の溝にバネ部141が嵌り込んでいるときに閉状態が維持される。また、開状態から閉状態に移行するときに、凸部115によりバネ部141が内側へ押し込まれクリック感を生む。すなわち、ユーザは目視せずとも開状態から閉状態、もしくは閉状態から開状態へ移行したことをクリック感によって判断することができる。
なお、メス部材110に形成された溝112はメス側開口部111の手前までしか形成されていないことにより、スライドロック140は閉状態からさらに下方へ押し込まれても、溝112の下端に接触することにより下方への抜けが防止される。
10 カバン
11 かぶせ部
12 本体部
21 留め具
22 ベース金具
22a 開口部
30 帯
100 留め具
110 メス部材
111 メス側開口部
112 溝
113 抜け止めバネ
114 テーパ
115 凸部
120 オス部材
121 ベース部
122 凸部
123 オス側開口部
124 テーパ
130 リベット
140 スライドロック
141 バネ部
142 テーパ
143 リブ

Claims (5)

  1. かぶせ部とカバンの本体などとを留める留め具において、
    前記本体側に取り付けられ、ベース部と、前記ベース部上に前記かぶせ部側に立ち上がり、オス側開口部を有する凸部を有するオス部材と、
    前記かぶせ部に取り付けられ、前記凸部を挿入するためのメス側開口部と、前記メス側開口部に前記凸部を挿入した状態で、前記オス側開口部に挿入して固定する固定部を有するメス部材と、
    を備えることを特徴とする留め具。
  2. 前記固定部は、前記メス部材に形成された溝に挿入されたスライドロックであることを特徴とする請求項1記載の留め具。
  3. 前記メス部材と、前記スライドロックがプラスチックで成型され、
    前記スライドロックの側壁に、両端を切り欠くことによって形成されたバネ部を備え、
    前記メス部材に形成された溝の内壁に、前記バネ部の先端がひっかかる凸部を設けたことを特徴とする請求項2記載の留め具。
  4. 前記メス部材がプラスチックで成型され、
    前記スライドロックの挿入方向側先端の前記メス部材側に先端側が細くなるようにテーパが設けられ、
    前記メス部材に、前記スライドロックのテーパと接触するように、前記スライドロックの挿入方向側先端が盛り上がるように形成されたテーパを備え、両端を切り欠くことによって形成されたバネ部を備えることを特徴とする請求項2記載の留め具。
  5. 前記スライドロックの挿入方向側先端の前記メス部材側に先端側が細くなるようにテーパが設けられ、
    前記オス部材の凸部上面の、前記スライドロックが挿入されてくる方向側にテーパが設けられていることを特徴とする請求項2記載の留め具。
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