JP2016014945A - Pidコントローラおよびデータ収集方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アラームの発生前後の詳細な時系列データを収集する。
【解決手段】PIDコントローラは、PID制御演算により設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出部12と、操作量MVをコントローラ外部に出力する操作量出力部13と、異常を検出したときにアラームを発生させるアラーム通知部14と、制御量PVの時系列データを一時的に記録するデータ記録部15と、アラームが発生した場合のみ、このアラームの発生前後においてデータ記録部15が記録するデータを読み出して保存するデータ保存部17とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、温調計などのPIDコントローラに係り、特にデータ収集機能を備えたPIDコントローラに関するものである。
加熱処理炉などの温度を制御するために、PID制御機能を実装した温調計が利用されている。温調計では、PIDパラメータなどの多数のパラメータを設定する必要がある。温調計は、PIDパラメータを用いてPID演算を行ない、目標温度に設定された設定値SPに温度計測値PVが一致するように操作量MVを出力する。これにより、温度計測値PV(制御量PV)を目標温度(設定値SP)に近づけることができる。したがって、PIDパラメータなどの設定が必要かつ重要になる。
ところで、制御結果情報(設定値到達時間やオーバーシュート量など制御応答における特徴量のデータ)は、制御の不具合状態の把握やPIDパラメータなどの調整の際に、実際の制御対象に対する制御結果として有効な情報となる。このため、昇温や降温などの一連の制御動作を実施しながら温調計内部で制御応答の特徴量を算出し、温調計内部に保存しておく機能が実施されている(特許文献1参照)。一方、データロガーのように、測定データを全て収集し記録する機器も実用されている(特許文献2参照)。これら特許文献1、特許文献2に開示されたデータ収集機能により、PID制御の制御応答の特徴量あるいは全ての時系列データを収集し、監視対象、分析対象として処理することが可能になっている。
特開2009−217439号公報 特開2008−286603号公報
温度制御においては、昇温や降温などの一連の制御動作だけでは、有効な情報収集としては不十分である。すなわち、特許文献1に開示された特徴量算出機能では、保存する情報が限られるので不十分である。一方、特許文献2に開示されたデータロガーでは、制御動作の情報として不必要なものも含めて、データ収集量が多過ぎるので、扱いが煩雑になり不便である。したがって、制御動作に特化した有効な情報収集機能として、煩雑になり過ぎず、かつ情報不足になり過ぎないように改善された機能が求められている。特に昇温や降温の応答以外にも、特殊な状況での活用を広げていく改良が求められている。
簡易型のPIDコントローラの代表例でもある温調計には、センサ断線を検知した場合のアラーム機能などが実装されている。アラーム発生の前後の時間帯は、アラームの原因を分析する対象時間帯になるので、特に詳細な時系列データが必要になる。しかし、従来のPIDコントローラでは、アラームの発生前後の時間帯の詳細な時系列データを収集するような機能は実現されていないという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、温調計などの簡易型のPIDコントローラのような低価格製品への実装を前提とし、アラームの発生前後の詳細な時系列データを収集することができるPIDコントローラおよびデータ収集方法を提供することを目的とする。
本発明のPIDコントローラは、PID制御演算により設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、この操作量算出手段によって算出された操作量MVを制御対象に出力する操作量出力手段と、前記制御量PVの時系列データを一時的に記録するデータ記録手段と、異常を検出したときにアラームを発生させるアラーム通知手段と、前記アラームが発生した場合のみ、このアラームの発生前後において前記データ記録手段が記録するデータを前記データ記録手段から読み出して保存するデータ保存手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のPIDコントローラの1構成例において、前記データ保存手段は、前記アラームの発生時点よりも第1の時間T1だけ前の時点から、前記アラームの発生時点よりも第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のデータを保存するものであり、前記第1の時間T1および第2の時間T2は、PIDパラメータの積分時間TIのα倍の値に予め設定されることを特徴とするものである。
また、本発明のPIDコントローラの1構成例において、前記制御対象は、ヒータを利用した加熱制御系であり、前記データ保存手段は、前記アラームの発生時点よりも第1の時間T1だけ前の時点から、前記アラームの発生時点よりも第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のデータを保存するものであり、前記第1の時間T1および第2の時間T2は、アラームの種類に応じて異なる時間に設定されることを特徴とするものである。
また、本発明のPIDコントローラの1構成例において、前記データ保存手段は、ヒータ断線アラーム発生時はPIDパラメータの積分時間TIのα倍の値を前記第1の時間T1および第2の時間T2として採用し、センサ断線アラーム発生時はPIDパラメータと無関係な固定値を前記第1の時間T1および第2の時間T2として採用することを特徴とするものである。
また、本発明のPIDコントローラの1構成例において、前記アラーム通知手段は、前記制御量PVが所定の制御量範囲を超えたとき、あるいは前記制御量PVの一定時間当たりの変化率が所定の制御量変化率範囲を超えたときに、アラームを発生させることを特徴とするものである。
また、本発明のPIDコントローラの1構成例は、さらに、前記データ保存手段が保存したデータが規定時間分以上のデータに到達したときに、前記データ保存手段が保存したデータを上位装置によって読み込むようにオペレータに通知する読込指示手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明のPIDコントローラの1構成例において、前記データ記録手段は、さらに、前記操作量MVの時系列データと前記設定値SPの時系列データとを一時的に記録し、前記データ保存手段は、前記制御量PVの時系列データに加えて、前記アラームの発生前後において前記データ記録手段が記録する操作量MVの時系列データおよび設定値SPの時系列データを前記データ記録手段から読み出して保存することを特徴とするものである。
また、本発明のデータ収集方法は、PID制御演算により設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出ステップと、この操作量算出ステップで算出した操作量MVを制御対象に出力する操作量出力ステップと、前記制御量PVの時系列データを一時的に記録するデータ記録ステップと、異常を検出したときにアラームを発生させるアラーム通知ステップと、前記アラームが発生した場合のみ、このアラームの発生前後において前記データ記録ステップで記録するデータを読み出して保存するデータ保存ステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、アラームが発生した場合のみ、アラームの発生前後においてデータ記録手段が一時的に記録するデータをデータ記録手段から読み出して保存するようにしたので、アラームの原因を分析するためのデータを、煩雑になり過ぎず、かつ情報不足になり過ぎないように収集することができる。本発明では、センサ断線アラーム発生前の計測ノイズの増大を示すデータや、ヒータ断線アラーム発生前の平衡点異常を示すデータなどを、予兆解析の記録として収集することができる。また、本発明では、PIDコントローラの内部でデータを収集するので、通信ネットワークなどを介してPIDコントローラ外部のデータ収集機器によってデータを収集する場合に比べ、通信ノイズなどによる紛らわしい事象を確実に排除することができる。
また、本発明では、アラームの発生前後の時間帯を決める第1の時間T1および第2の時間T2をPIDパラメータの積分時間TIのα倍の値に予め設定しておくことにより、PIDコントローラの設定作業を行なうオペレータの負担を軽減することができる。
また、本発明では、アラームの発生前後の時間帯を決める第1の時間T1および第2の時間T2を、アラームの種類に応じて異なる時間に設定することにより、アラームの種類に応じた適切な値に設定することができる。
また、本発明では、データ保存手段が保存したデータが規定時間分以上のデータに到達したときに、データ保存手段が保存したデータを上位装置によって読み込むようにオペレータに通知することにより、データ保存手段のデータ保存の余裕量が少なくなったことをオペレータに伝えることができる。
本発明の実施の形態に係るPIDコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る加熱制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るPIDコントローラの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るPIDコントローラのデータ収集の動作を説明する図である。
[発明の原理]
温調計などのPIDコントローラにおいて、アラーム発生の前後の時間帯は、アラームの原因の分析のために詳細な時系列データが必要になる。一方、PID演算の場合、アラームが発生していない通常時の制御動作の性質は、一般的にシミュレーションなどにより再現しやすいものになっている。つまり、アラーム発生の前後の時間帯以外は、詳細な時系列データが得られなくても、事後の分析に大きな支障は生じない。
発明者は、上記の問題を見出したことに基づき、またアラーム発生の期間は一般的には時間的に少ないことに着眼し、アラーム発生前後を、特殊な状況での活用を広げていくための活用対象とすることに想到した。アラームの発生前後の時間帯の範囲は、PIDパラメータに基づいて決めることができる。
具体的には、データの収集、一時的な記録を常時実行し、アラームが発生した場合のみ、このアラームの発生前後において収集・記録したデータを上書き不可の状態で保存する。このようにすることにより、アラームの原因を分析するためのデータを、煩雑になり過ぎず、かつ情報不足になり過ぎないように収集することができる。
なお、温調計などの簡易型のPIDコントローラ内のデータ収集機能を利用することで、アラームの原因分析に有効な「制御系の生のデータ」を確実に捕えることができるようになるが、一方でPIDコントローラの記憶容量は制限される。したがって、記憶容量を十分に確保できる上位装置(例えばPC(Personal Computer))によってデータを読み込むようにオペレータに通知する機能や、データを上位装置に自動転送してPIDコントローラのデータ領域の上書きを許容する状態に戻す機能を併用するのが好ましい。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係るPIDコントローラの構成を示すブロック図である。PIDコントローラは、従来からPIDコントローラに設けられている一般的構成である制御機能部1と、本実施の形態の特徴的構成であるデータ収集機能部2とを備えている。
制御機能部1は、設定値SPをコントローラ外部から入力する設定値入力部10と、制御量PVを計測器から入力する制御量入力部11と、PID制御演算により設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出部12と、操作量MVをコントローラ外部に出力する操作量出力部13と、異常を検出したときにアラームを発生させるアラーム通知部14とを備えている。
データ収集機能部2は、制御量PVの時系列データと操作量MVの時系列データと設定値SPの時系列データとを一時的に記録するデータ記録部15と、現在の日時を計時する時計16と、アラームが発生した場合のみ、このアラームの発生前後においてデータ記録部15が記録するデータを読み出して保存するデータ保存部17と、データ保存部17が保存したデータが規定時間分以上のデータに到達したときに、データ保存部17が保存したデータを上位装置によって読み込むようにオペレータに通知する読込指示部18とを備えている。
図2は本実施の形態の適用対象となる加熱制御装置の構成を示すブロック図である。加熱制御装置は、処理対象の被加熱物を加熱する加熱処理炉100と、電気ヒータ101と、加熱処理炉100内の温度を計測する温度センサ102と、加熱処理炉100内の温度を制御するPIDコントローラ103と、電力調整器104と、電力供給回路105とから構成される。
PIDコントローラ103は、温度センサ102が計測した制御量PV(温度)が設定値SPと一致するように操作量MVを算出する。設定値SPは例えばオペレータによって設定される。電力調整器104は、操作量MVに応じた電力を決定し、この決定した電力を電力供給回路105を通じて電気ヒータ101に供給する。こうして、PIDコントローラ103は、加熱処理炉100内の被加熱物の温度を制御する。図1の制御機能部1とデータ収集機能部2とはPIDコントローラ103に実装される。
次に、本実施の形態の動作を図3を参照して説明する。設定値SPは、オペレータなどによって設定され、設定値入力部10を介して操作量算出部12とデータ記録部15とに入力される(図3ステップS1)。
制御量PVは、計測器(図2の例では温度センサ102)によって計測され、制御量入力部11を介して操作量算出部12とアラーム通知部14とデータ記録部15とに入力される(図3ステップS2)。
操作量算出部12は、以下の伝達関数式のようなPID制御演算により設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する(図3ステップS3)。
MV=(100/PB){1+(1/TIs)+TDs}(SP−PV)
・・・(1)
式(1)において、PBは比例帯、TIは積分時間、TDは微分時間、sはラプラス演算子である。
操作量出力部13は、操作量算出部12によって算出された操作量MVを制御対象に出力する(図3ステップS4)。図2の例では、電力調整器104が操作量MVの実際の出力先となる。
データ記録部15は、制御量入力部11から入力された制御量PVと操作量算出部12によって算出された操作量MVと設定値入力部10から入力された設定値SPとを、収集すべきデータとして一時的に記録する(図3ステップS5)。このとき、データ記録部15は、制御量PVと操作量MVと設定値SPとからなるデータセットに、時計16から得られる現在時刻の情報を付加して記録する。
制御動作が継続し、ステップS1〜S5の処理が制御周期毎に繰り返し実行されると、制御量PVの時系列データと操作量MVの時系列データと設定値SPの時系列データとがデータ記録部15に記憶されることになる。
次に、アラーム通知部14は、異常を検出したときに(図3ステップS6においてYES)、アラームを発生させる(図3ステップS7)。異常の種類としては、例えば制御量PVが所定の制御量範囲を超えたり、制御量PVの一定時間当たりの変化率が所定の制御量変化率範囲を超えたりするなどの制御動作の異常、PIDコントローラ自体の故障、またはPIDコントローラに設定されるパラメータ(PIDパラメータなど)の異常設定等がある。アラームの発生・通知方法としては、例えばアラーム信号を上位装置(例えばPC(Personal Computer))に出力したり、PIDコントローラに設けられたアラーム通知用のLEDを点滅または点灯させたりする等の方法がある。
データ保存部17は、アラームが発生した場合に、このアラームの発生前後においてデータ記録部15が記録するデータ(制御量PVの時系列データと操作量MVの時系列データと設定値SPの時系列データ)をデータ記録部15から読み出して保存する(図3ステップS8)。アラームの発生前後とは、アラームの発生時点よりも所定の第1の時間T1だけ前の時点から、アラームの発生時点よりも所定の第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のことを言う。したがって、この範囲にはアラームの発生時点も含まれる。
データ保存部17は、データ記録部15が記録したデータに付加されている時刻情報を基に、アラームの発生時点よりも所定の第1の時間T1だけ前の時点からアラームの発生時点までのデータをデータ記録部15から読み出し、この読み出したデータをデータ記録部15に記録されていた順(時刻情報が示す時刻の順)で保存し、さらにアラーム発生時点以後にデータ記録部15が記録するデータのうち、アラームの発生時点よりも所定の第2の時間T2だけ後の時点までのデータをデータ記録部15から順次読み出して、データ記録部15に記録されていた順で保存すればよい。第1の時間T1と第2の時間T2とは、同じでもよいし異なっていてもよい。
なお、ここでのデータ保存方法では、アラームの発生時点から第2の時間T2が経過するまで、データの保存が継続して行なわれることになるが、これに限るものではなく、データの保存を1度で済ますようにしてもよい。具体的には、データ保存部17は、アラームが発生したときに直ちにステップS8の処理を実施せずに、アラームの発生時点から第2の時間T2が経過した後に、アラームの発生時点よりも第1の時間T1だけ前の時点から、アラームの発生時点よりも第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のデータをデータ記録部15から読み出して保存するようにしてもよい。
データ記録部15によるデータの一時的記録と、データ保存部17によるデータの保存との違いは、上記の説明から明らかなように、データ記録部15ではアラーム発生時か否かを区別することなく全てのデータを記録するのに対し、データ保存部17ではアラームの発生前後のデータのみを保存する点と、データ記録部15ではデータの上書きが許容されており、データ記録部15の記憶容量の上限に達すると、古い方のデータから順に新しいデータに上書きされていくのに対し、データ保存部17ではデータの上書きが禁止されており、保存されているデータを削除しない限り、新たなデータを保存することができない点である。データ記録部15とデータ保存部17の記憶容量は、少なくともアラームの発生前後の範囲のデータの容量よりも大きい容量であればよい。
読込指示部18は、データ保存部17が保存したデータが規定時間分以上のデータに到達したときに(図3ステップS9)、データ保存部17が保存したデータを上位装置(例えばPC)によって読み込むようにオペレータに通知する(図3ステップS10)。通知方法としては、例えばオペレータが催促を認識できるように、LEDを点滅または点灯させる等の方法がある。
以上のようなステップS1〜S10の処理が、例えばオペレータからの指令によって制御が終了するまで(図3ステップS11においてYES)、制御周期毎に繰り返し実行される。
なお、アラームが発生した場合、アラームの原因が解消するまでアラームが発生し続けることがあるが、同一種類のアラームについて図3のステップS8の処理を繰り返す必要はなく、データ保存部17は、アラームが最初に発生した時点で当該アラームの発生前後のデータを保存すればよい。
アラームの種類(制御量PVの異常、制御量PVの変化率の異常、PIDコントローラの故障、パラメータの異常設定など)は、アラーム通知部14から出力されるアラーム信号に付加されているアラームコードによって区別することができる。データ保存部17は、アラームの発生前後のデータを保存する際に、アラーム通知部14から取得したアラームコードをデータに付加して保存する。これにより、データ保存部17は、どのような種類のアラームについて、アラームの発生前後のデータを保存中かを認識することができる。データ保存部17は、1種類のアラームについてアラームの発生前後のデータを保存する回数を1回のみとし、同一種類のアラームについて既にアラームの発生前後のデータを保存中の場合には、同じ処理を再度実施したり重複して実施したりしないようにする。
図4(A)、図4(B)は本実施の形態のPIDコントローラのデータ収集の動作を説明する図であり、図4(A)は制御量PVの変化の1例を示し、図4(B)は操作量MVの変化の1例を示している。図4(A)の縦軸は制御量PV、横軸は時間、図4(B)の縦軸は操作量MV、横軸は時間である。ここでは、設定値SPを温度設定値、制御量PVを温度計測値とし、例えば図2に示した加熱制御装置においてデータを収集する場合について説明する。また、(SP−5℃)から(SP+5℃)までを正常な制御量範囲としている。したがって、制御量PVが(SP−5℃)を下回るか(SP+5℃)を上回ると、アラームが発生する。
図4(A)、図4(B)の例では、設定値SP=200℃で温度制御中に操作量MVに通常は現れない上下動が発生し、制御量PVが低下して遂には時刻t2で制御量範囲の下限値(SP−5℃)を下回ったときに、アラームが発生する。データ保存部17は、アラームの発生時点t2よりも第1の時間T1だけ前の時点t1から、アラームの発生時点t2よりも第2の時間T2だけ後の時点t3までの範囲のデータをデータ記録部15から読み出して保存する。
温調計などのPIDコントローラでは、例えばセンサ断線により温度計測値(制御量PV)が急変した場合(制御量PVの変化率が所定の制御量変化率範囲を超えた場合)や、設定値SP変更時の操作量MVの急変などに伴うヒータ断線により温度計測値(制御量PV)が異常低下した場合(制御量PVが所定の制御量範囲を超えた場合)などに、上記のようなデータの保存が必要になる。
本実施の形態では、センサ断線アラーム発生前の計測ノイズの増大を示すデータや、ヒータ断線アラーム発生前の平衡点異常を示すデータなどが、予兆解析の記録として収集できることになる。また、本実施の形態では、PIDコントローラの内部でデータを収集するので、通信ネットワークなどを介してPIDコントローラ外部のデータ収集機器によってデータを収集する場合に比べ、通信ノイズなどによる紛らわしい事象を確実に排除することができる。
制御動作の周波数特性(PID演算の性質上計算可能)よりも高周波の外乱などが印加した場合などにおいて、アラームが発生する異常な制御動作が起こりやすい。したがって、PIDパラメータの積分時間TIのα倍(例えばα=2.0)を第1の時間T1および第2の時間T2とすれば(T1=T2=αTI)、オペレータが適度な設定をする際に迷わずに済むようになる。
ここで、例えばセンサ断線により制御量PVに異常値が現れるアラームであれば、計測系統のみの問題であり、制御対象の時定数やむだ時間は原則的に無関係である。一方、ヒータ断線により制御量PVに異常値が現れるアラームであれば、制御動作系統の問題であり、制御対象の時定数やむだ時間が長いほど、ヒータ断線直後からアラーム発生までの時間は長くなる。一般的に制御対象の時定数やむだ時間が長い場合に、PIDパラメータの積分時間TIが大きな値に設定される。
したがって、データ保存部17は、ヒータ断線アラーム(制御量PVが所定の制御量範囲を超えた場合)については、上記のように積分時間TIのα倍の値を第1の時間T1および第2の時間T2として採用し(T1=T2=αTI)、センサ断線アラーム(制御量PVの変化率が所定の制御量変化率範囲を超えた場合)については、PIDパラメータと無関係な固定値βを第1の時間T1および第2の時間T2として採用するのが好ましい(T1=T2=β)。上記のとおり、アラームの種類は、アラーム通知部14から出力されるアラーム信号に付加されているアラームコードによって区別することができる。データ記録部15とデータ保存部17の記憶容量は、アラームの種類によって異なる第1の時間T1と第2の時間T2の合計の時間(T1+T2)のうち最大値の時間分のデータの容量よりも大きい容量であればよい。
以上の実施の形態により、アラームの原因を分析するためのデータを、煩雑になり過ぎず、かつ情報不足になり過ぎないように収集することができる。
なお、本実施の形態では、PIDコントローラに時計機能(データに時刻情報を付加する機能)があることを前提としているが、これに限るものではない。データ記録部15は制御周期毎にデータを記録するので、個々のデータの間隔は制御周期と等しい。したがって、所望の長さの時間範囲に含まれるデータの個数を容易に計算することができる。つまり、PIDコントローラに時計機能がない場合、データ保存部17は、アラームが発生したときに、アラーム発生時点以前にデータ記録部15が記録したデータのうち、新しい方のデータから順に第1の時間T1だけ遡る個数分の過去のデータをデータ記録部15から読み出し、この読み出したデータをデータ記録部15に記録されていた順で保存し、さらにアラーム発生時点以後にデータ記録部15が記録するデータのうち、第2の時間T2に相当する個数分のデータをデータ記録部15から読み出して保存すればよい。
また、本実施の形態では、データ収集機能部2に読込指示部18を設けているが、自動転送手段を設けるようにしてもよい。この自動転送手段は、データ保存部17が保存したデータが規定時間分以上のデータに到達したときに、データ保存部17が保存したデータを通信ネットワークを介して上位装置に自動的に転送し、データ保存部17が保存したデータを削除する。これにより、データ保存部17をデータの上書きが可能な状態に戻すことができる。
また、本実施の形態では、データ記録部15が、制御量PVの時系列データと操作量MVの時系列データと設定値SPの時系列データとを記録し、データ保存部17が、アラームの発生前後においてデータ記録部15が記録するデータを保存しているが、操作量MVの時系列データと設定値SPの時系列データを記録・保存することは本発明の必須の要件ではない。データ記録部15は、制御量PVの時系列データのみを記録し、データ保存部17は、アラームの発生前後においてデータ記録部15が記録する制御量PVの時系列データのみを保存するようにしてもよい。
本実施の形態で説明したPIDコントローラは、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、データ収集機能を備えたPIDコントローラに適用することができる。
1…制御機能部、2…データ収集機能部、10…設定値入力部、11…制御量入力部、12…操作量算出部、13…操作量出力部、14…アラーム通知部、15…データ記録部、16…時計、17…データ保存部、18…読込指示部。

Claims (14)

  1. PID制御演算により設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出手段と、
    この操作量算出手段によって算出された操作量MVを制御対象に出力する操作量出力手段と、
    前記制御量PVの時系列データを一時的に記録するデータ記録手段と、
    異常を検出したときにアラームを発生させるアラーム通知手段と、
    前記アラームが発生した場合のみ、このアラームの発生前後において前記データ記録手段が記録するデータを前記データ記録手段から読み出して保存するデータ保存手段とを備えることを特徴とするPIDコントローラ。
  2. 請求項1記載のPIDコントローラにおいて、
    前記データ保存手段は、前記アラームの発生時点よりも第1の時間T1だけ前の時点から、前記アラームの発生時点よりも第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のデータを保存するものであり、
    前記第1の時間T1および第2の時間T2は、PIDパラメータの積分時間TIのα倍の値に予め設定されることを特徴とするPIDコントローラ。
  3. 請求項1記載のPIDコントローラにおいて、
    前記制御対象は、ヒータを利用した加熱制御系であり、
    前記データ保存手段は、前記アラームの発生時点よりも第1の時間T1だけ前の時点から、前記アラームの発生時点よりも第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のデータを保存するものであり、
    前記第1の時間T1および第2の時間T2は、アラームの種類に応じて異なる時間に設定されることを特徴とするPIDコントローラ。
  4. 請求項3記載のPIDコントローラにおいて、
    前記データ保存手段は、ヒータ断線アラーム発生時はPIDパラメータの積分時間TIのα倍の値を前記第1の時間T1および第2の時間T2として採用し、センサ断線アラーム発生時はPIDパラメータと無関係な固定値を前記第1の時間T1および第2の時間T2として採用することを特徴とするPIDコントローラ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のPIDコントローラにおいて、
    前記アラーム通知手段は、前記制御量PVが所定の制御量範囲を超えたとき、あるいは前記制御量PVの一定時間当たりの変化率が所定の制御量変化率範囲を超えたときに、アラームを発生させることを特徴とするPIDコントローラ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のPIDコントローラにおいて、
    さらに、前記データ保存手段が保存したデータが規定時間分以上のデータに到達したときに、前記データ保存手段が保存したデータを上位装置によって読み込むようにオペレータに通知する読込指示手段を備えることを特徴とするPIDコントローラ。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のPIDコントローラにおいて、
    前記データ記録手段は、さらに、前記操作量MVの時系列データと前記設定値SPの時系列データとを一時的に記録し、
    前記データ保存手段は、前記制御量PVの時系列データに加えて、前記アラームの発生前後において前記データ記録手段が記録する操作量MVの時系列データおよび設定値SPの時系列データを前記データ記録手段から読み出して保存することを特徴とするPIDコントローラ。
  8. PID制御演算により設定値SPと制御量PVに基づき操作量MVを算出する操作量算出ステップと、
    この操作量算出ステップで算出した操作量MVを制御対象に出力する操作量出力ステップと、
    前記制御量PVの時系列データを一時的に記録するデータ記録ステップと、
    異常を検出したときにアラームを発生させるアラーム通知ステップと、
    前記アラームが発生した場合のみ、このアラームの発生前後において前記データ記録ステップで記録するデータを読み出して保存するデータ保存ステップとを含むことを特徴とするデータ収集方法。
  9. 請求項8記載のデータ収集方法において、
    前記データ保存ステップは、前記アラームの発生時点よりも第1の時間T1だけ前の時点から、前記アラームの発生時点よりも第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のデータを保存するステップを含み、
    前記第1の時間T1および第2の時間T2は、PIDパラメータの積分時間TIのα倍の値に予め設定されることを特徴とするデータ収集方法。
  10. 請求項8記載のデータ収集方法において、
    前記制御対象は、ヒータを利用した加熱制御系であり、
    前記データ保存ステップは、前記アラームの発生時点よりも第1の時間T1だけ前の時点から、前記アラームの発生時点よりも第2の時間T2だけ後の時点までの範囲のデータを保存するステップを含み、
    前記第1の時間T1および第2の時間T2は、アラームの種類に応じて異なる時間に設定されることを特徴とするデータ収集方法。
  11. 請求項10記載のデータ収集方法において、
    前記データ保存ステップは、ヒータ断線アラーム発生時はPIDパラメータの積分時間TIのα倍の値を前記第1の時間T1および第2の時間T2として採用し、センサ断線アラーム発生時はPIDパラメータと無関係な固定値を前記第1の時間T1および第2の時間T2として採用するステップを含むことを特徴とするデータ収集方法。
  12. 請求項8乃至11のいずれか1項に記載のデータ収集方法において、
    前記アラーム通知ステップは、前記制御量PVが所定の制御量範囲を超えたとき、あるいは前記制御量PVの一定時間当たりの変化率が所定の制御量変化率範囲を超えたときに、アラームを発生させるステップを含むことを特徴とするデータ収集方法。
  13. 請求項8乃至12のいずれか1項に記載のデータ収集方法において、
    さらに、前記データ保存ステップで保存したデータが規定時間分以上のデータに到達したときに、前記データ保存ステップで保存したデータを上位装置によって読み込むようにオペレータに通知する読込指示ステップを含むことを特徴とするデータ収集方法。
  14. 請求項8乃至13のいずれか1項に記載のデータ収集方法において、
    前記データ記録ステップは、さらに、前記操作量MVの時系列データと前記設定値SPの時系列データとを一時的に記録するステップを含み、
    前記データ保存ステップは、前記制御量PVの時系列データに加えて、前記アラームの発生前後において前記データ記録ステップで記録する操作量MVの時系列データおよび設定値SPの時系列データを読み出して保存するステップを含むことを特徴とするデータ収集方法。
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