JP2016013846A - パッケージ - Google Patents
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Description
本パッケージによれば、内シール部の一部が剥離したとき、例えば、トレーの底面の中央と面する位置にのみ内装シートが配置されている構成と比較して、より高い位置でトレーが内装シートにより支持される。このため、トレーが大きく傾くことを抑制でき、トレーから内容物がより一層こぼれ落ちにくい。
本パッケージによれば、内装シートが、トレーの底面の全体と面する位置に配置されているため、袋が膨張する過程において内シール部が剥離したときに内装シートによりトレーがより支持されやすくなる。これにより、トレーから内容物がより一層こぼれ落ちにくくなる。
パッケージ1は、一例として液体の内容物100が収容されたトレー20、トレー20を包装した袋10、および、袋10の内部の空間11に配置されている内装シート70を備える。袋10は、一枚の積層シートが折り返され、対向する縁が互いにヒートシールされていることにより密閉された空間11を形成し、この空間11にトレー20および内装シート70を収容している。なお、図1に示されている袋10の縁のドットは、折り返された一枚の積層シートの縁が互いにヒートシールされた部分である外シール部15を示している。
トレー20を構成する材料の一例は、混合樹脂である。混合樹脂は、一例として、ポリプロピレンおよびタルクを含む。混合樹脂に含まれるポリプロピレンの割合の一例は、70重量%である。混合樹脂に含まれるタルクの割合の一例は、30重量%である。
パッケージ1の製造方法は、一例として、次の第1工程〜第5工程を含む。第1工程においては、トレー20の収容空間24に内容物100が収容される。第2工程においては、トレー20が袋10により包まれる。第3工程においては、袋10とトレー20の内側上面41とがシール装置によりシールされることにより内シール部16が形成される。第4工程においては、内装シート70が袋10の内部の空間11に挿入される。第5工程においては、シール装置により袋10の縁がシールされることにより外シール部15が形成される。なお、第5工程において、袋10の短手方向に延びる縁と内装シート70の短手方向に延びる縁とが互いにシールされる。また、第5工程において、袋10の長手方向に延びる縁同士がシールされる。
図3に示されるように、パッケージ1が電子レンジ等の加熱手段(図示略)により加熱されることにより、内容物100から水蒸気が発生する。また、水蒸気の発生にともない収容空間24の圧力が次第に上昇し、袋10のうちのトレー20の開口23を閉鎖している部分が膨張し、袋10を内側上面41から剥離させるように作用する力が内シール部16に対して加えられる。なお、図3の矢印は、内容物100から発生した水蒸気のイメージを示している。
図6に示されるように、トレー20が袋10から完全に分離した後も内容物100が水蒸気を発生し続けることにより、袋10の内部の空間11の圧力がさらに上昇し、その圧力が外シール部15を部分的に剥離させる程度の大きさに達したとき、外シール部15の一部が剥離して袋10の内部の空間11の水蒸気が袋10の外部に流れ出る。このため、外シール部15の一部が剥離していないときと比較して、袋10の内圧の上昇が抑えられる。これにより、袋10の内圧が過度に上昇して袋10が破裂するような状況が生じにくくなる。パッケージ1の加熱が終了した後、エンドユーザーは、一例として、外シール部15のうち剥離していない部分を掴んで加熱されたパッケージ1を加熱手段の外部に取り出し、外シール部15の一部を切り取り線12に沿って切り取る。
(1)パッケージ1によれば、袋10が膨張する過程において内シール部16の一部が剥離することによりトレー20が傾いたとき、トレー20が内装シート70により支持される。このため、袋10が膨張する過程において、トレー20が大きく傾くことが抑制されるため、トレー20から内容物100がよりこぼれ落ちにくくなる。
・変形例のパッケージによれば、内装シート70の一部が、袋10の縁以外の内面とシールされる。
・変形例のパッケージによれば、内装シート70が袋10の短手方向に延びる形状を有する。この変形例のパッケージにおいては、一例として、内装シート70の短手方向の一方の縁は、袋10のうち長手方向に延びる縁の一部とシールされることにより外シール部15が形成される。
・変形例のパッケージによれば、内側上面41の一部と袋10とがシールされることにより内シール部16が形成される。
・変形例のパッケージによれば、トレー20に固体の内容物100が載せられている。
10…袋
12…切り取り線
15…外シール部
16…内シール部
20…トレー
24…収容空間
30…フランジ
41…内側上面
70…内装シート
Claims (5)
- 開口の周囲にフランジが形成されているトレー、および、前記トレーを包装した袋を備えるパッケージであって、
前記袋の縁がシールされた部分である外シール部が形成され、
前記フランジの上面の少なくとも一部と前記袋とが互いにシールされた部分である内シール部が形成されていることにより、前記トレーの内部の空間である収容空間が前記袋により閉鎖され、
前記トレーの底面と面する位置に、前記袋の内面および前記トレーの少なくとも一方とシールされている内装シートが配置されている
パッケージ。 - 前記内装シートは、前記トレーの底面の縁の少なくとも一部と面する位置に配置されている
請求項1に記載のパッケージ。 - 前記袋を分離するための切り取り線が前記袋に形成され、
前記内装シートが、前記袋の内部の空間のうちの前記切り取り線を避ける位置に配置されている
請求項1または2に記載のパッケージ。 - 前記外シール部は、前記袋の縁同士の間に前記内装シートの縁が挟みこまれることにより、前記袋の縁と前記内装シートの縁とが互いにシールされている
請求項1〜3のいずれか一項に記載のパッケージ。 - 前記内装シートが、前記トレーの底面の全体と面する位置に配置されている
請求項1〜4のいずれか一項に記載のパッケージ。
Priority Applications (1)
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JP2014135995A JP6398384B2 (ja) | 2014-07-01 | 2014-07-01 | パッケージ |
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JP2014135995A JP6398384B2 (ja) | 2014-07-01 | 2014-07-01 | パッケージ |
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JP2014135995A Active JP6398384B2 (ja) | 2014-07-01 | 2014-07-01 | パッケージ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020063101A (ja) * | 2018-03-16 | 2020-04-23 | 大日本印刷株式会社 | ピローパウチおよびその使用方法 |
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JP2012215421A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Fujifilm Corp | 包装構造体 |
-
2014
- 2014-07-01 JP JP2014135995A patent/JP6398384B2/ja active Active
Patent Citations (6)
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