JP2016010064A - 放射線撮像装置、その駆動方法およびプログラム - Google Patents

放射線撮像装置、その駆動方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】フレームレートを大きくしながら放射線画像に段差ノイズが生じることを防ぐ装置、その駆動方法およびプログラムを提供する。【解決手段】複数のセンサsと複数のセンサを駆動する垂直走査回路303とを備えたセンサユニット106を備え、各センサsが放射線を検知する検知素子と検知素子からの信号をサンプリングするサンプリング部と検知素子を初期化するリセット部とを有する放射線撮像装置であって、垂直走査回路303は、検知素子を初期化する第2のリセット駆動が完了した後、第1のリセット駆動の後の放射線の第1の照射に応じた検知素子からの信号をサンプリングした信号を出力する。【選択図】図3

Description

本発明は、放射線撮像装置、その駆動方法およびプログラムに関する。
放射線撮像装置は、複数のセンサと、該複数のセンサを駆動する駆動部とを備える。各センサは、例えば、放射線を検知するための検知素子と、該検知素子を初期化するリセット部とを有する。各センサから出力されるセンサ信号は、検知素子が検知した放射線に応じた信号成分の他、暗電流等に起因するノイズ成分を含むため、放射線の照射を開始する前には、駆動部は、検知素子をリセット部により初期化するリセット動作を行う。
例えば連続撮影や動画撮影等、放射線撮影を繰り返し行う動作モードでは、駆動部は、リセット動作と、センサ信号を出力させる出力動作とを繰り返し行う。これらの一連の動作で得られたセンサ信号に基づいて形成された1つの画像データは「フレーム」とも称され、単位時間で得られる画像データの数量は「フレームレート」とも称される。例えば、動画撮影の場合、フレームレートを大きくすると動画が滑らかに再生される。
特許文献1には、各センサが、複数のセンサおよび駆動部の他、センサ信号をサンプリングするサンプリング部を有する構成が開示されている。サンプリング部がセンサ信号をサンプリングすることにより、該サンプリングされたセンサ信号は、サンプリング部が次のフレームについてのサンプリングを行うまでの間、サンプリング部で保持される。そのため、サンプリング部がセンサ信号をサンプリングした後、駆動部は、任意のタイミングで、該サンプリングされたセンサ信号を出力させる出力動作を行うことができる。特許文献1によると、駆動部は、あるフレームについての出力動作の最中に次のフレームについてのリセット動作が開始された場合、該出力動作を中断し、リセット動作が終了してから該中断された出力動作を再開する。
特許文献1の駆動方法によると、あるフレームについての出力動作の最中に次のフレームについてのリセット動作を開始するため、繰り返し行う放射線撮影の間隔を短くすることができ、これにより、フレームレートを大きくすることができる。また、特許文献1の駆動方法によると、リセット動作を行っている間には出力動作を行わないため、出力動作により得られる画像データに対するリセット動作に起因するノイズの影響を低減することができる。
特開2012−85124号公報
センサ信号は、信号成分の他、暗電流等に起因するノイズ成分を含み、該ノイズ成分は、リセット動作が終了してから該センサ信号がサンプリングされるまでの時間にしたがう。そのため、特許文献1の駆動方法によると、次のフレームについてのリセット動作が開始される前に(中断前の出力動作で)出力されたセンサ信号と、該リセット動作が終了された後に(再開後の出力動作で)出力されたセンサ信号とでは、ノイズ成分が異なる。このことは、画像データに基づいて形成される放射線画像に、濃淡の段差をノイズとして生じさせうる。
なお、このことは、画像データに対して、暗電流等に起因するノイズ成分を除去するためのオフセット補正を行う場合においても問題となりうる。オフセット補正によると、放射線画像は、放射線が照射された状態での撮影で得られた放射線画像データと、放射線が照射されていない状態での撮影で得られたオフセット画像データと、の差に基づいて形成される。上述の段差ノイズをオフセット補正によって適切に除去するためには、これらの2つの撮影を同じ撮影条件(例えば、リセット動作が終了してからセンサ信号がサンプリングされるまでの時間が同じになる条件)で行う必要がある。しかし、特許文献1の駆動方法によると、フレームごとに該サンプリングされるまでの時間(即ち、出力動作が中断されるタイミング)が異なりうるため、オフセット補正を行うためには、大量のオフセット画像データを準備する必要が生じてしまう。
本発明の目的は、フレームレートを大きくしながら放射線画像に段差ノイズが生じることを防ぐのに有利な技術を提供することにある。
本発明の一つの側面は放射線撮像装置にかかり、前記放射線撮像装置は、複数のセンサと、前記複数のセンサを駆動する駆動部とを備え、前記複数のセンサの其々が、放射線を検知する検知素子と、前記検知素子からの信号をサンプリングするサンプリング部と、前記検知素子を初期化するリセット部とを有する放射線撮像装置であって、前記駆動部は、前記リセット部により前記検知素子を初期化する第1のリセット駆動と、前記第1のリセット駆動の後に開始された放射線の第1の照射に応じた前記検知素子からの信号を、前記サンプリング部によりサンプリングする第1のサンプリング駆動と、前記第1のサンプリング駆動でサンプリングされた信号を出力する第1の出力駆動と、前記リセット部により前記検知素子を初期化する第2のリセット駆動と、前記第2のリセット駆動の後に開始された前記第1の照射の次の第2の照射に応じた前記検知素子からの信号を、前記サンプリング部によりサンプリングする第2のサンプリング駆動と、前記第2のサンプリング駆動でサンプリングされた信号を出力する第2の出力駆動と、を行い、前記駆動部は、前記第2のリセット駆動が完了した後に前記第1の出力駆動を開始することを特徴とする。
本発明によれば、フレームレートを大きくしながら放射線画像に段差ノイズが生じることを防ぐことができる。
放射線撮像装置のシステム構成例を説明するための図。 放射線撮像装置の具体的な構成例を説明するための図。 センサユニットの構成例を説明するための図。 読出部の構成例を説明するための図。 放射線撮像装置の駆動方法の例を説明するための図。 単位センサの構成例を説明するための図。 センサの駆動タイミングチャートの例を説明するための図。 放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおけるセンサの駆動タイミングチャートの例を説明するための図。 放射線撮像装置の動作フローチャートの例を説明するための図。 放射線撮像装置の動作フローチャートの例を説明するための図。 放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおけるセンサの駆動タイミングチャートの例を説明するための図。 放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおけるセンサの駆動タイミングチャートの例を説明するための図。 放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおけるセンサの駆動タイミングチャートの例を説明するための図。
(1. 放射線撮像装置の構成例)
図1は、放射線検査装置ないし放射線撮像装置IA(以下、「装置IA」という)の全体構成例を示すシステムブロック図である。装置IAは、撮像部100と、ユニット101と、表示部102と、放射線源制御部103と、放射線源104とを備える。
撮像部100は、放射線撮影により被検者の体内情報を示す画像データを取得し、該画像データをユニット101に出力する。ユニット101は、該画像データを受けて画像処理ないしデータ処理を行う処理部として機能する他、各ユニットとの間で制御信号の授受を行い、装置IA全体のシステム制御ないし同期制御を行う制御部としても機能する。表示部102は、例えばディスプレイを含み、ユニット101からの画像データに基づいて放射線画像を表示する。
放射線源制御部103は、放射線撮影の際には、撮像部100と同期するようにユニット101により制御され、ユニット101からの制御信号に応答して、放射線の照射を行うための信号を放射線源104に出力する。放射線源104は、放射線源制御部103からの信号に応答して、放射線撮影を行うための放射線(X線、α線、β線、γ線等)を発生する。
撮像部100は、センサ部10と、センサ部10から信号を読み出す読出部20と、ユニット101との間で制御信号その他の信号の授受を行いながら撮像部100内の各ユニットを制御する制御部109とを備える。
センサ部10は、例えば、複数のセンサユニット106が配列されて形成されたセンサパネル105である。各センサユニット106は、例えば、シリコンウエハ等の半導体ウエハを用いて公知の半導体製造プロセスによって作製されたセンサチップである。各センサユニット106には、複数のセンサがアレイ状に(複数の行および複数の列を形成するように)配列されている。互いに隣り合うセンサユニット106は、ダイシングによって物理的に分離されたものでもよいし、分離されていないものでもよい。例えば、半導体ウエハに形成された各センサユニット106をダイシング前に検査し、該検査結果が所定の基準を満たしたセンサユニット106を配列してセンサパネル105を形成すればよい。
なお、ここでは説明を容易にするため、センサユニット106が2行×14列を形成するように配列された構成を例示しているが、センサ部10の構成はこれらの数量に限られるものではない。
センサ部10の上には、例えば、放射線を光に変換するシンチレータ(不図示)が配されており、センサ部10により、該シンチレータからの光に応じた電気信号が得られる。ここでは、放射線をシンチレータにより光に変換して該光を光電変換する、いわゆる間接変換型の構成を例示したが、放射線を電気信号に(直接)変換する、いわゆる直接変換型の構成でもよい。
読出部20は、例えば、マルチプレクサ131〜138と、信号増幅部141〜148と、AD変換部151〜158とを有する。マルチプレクサ131等は、信号読出の対象となるセンサを所定の単位で選択する選択部として機能する。例えば、マルチプレクサ131等は、センサユニット106ごと又は列ごとに、信号読出の対象となるセンサを選択する。信号増幅部141等およびAD変換部151等は、該選択対象の各センサの信号(センサ信号)を出力する出力部として機能する。例えば、信号増幅部141等は差動アンプ等により信号を増幅し、AD変換部151等は該増幅された信号をアナログデジタル変換(AD変換)する。
センサ部10の上辺部および下辺部には、信号の授受又は電源の供給を行うための複数の電極が配列される。電極は、フライングリード式プリント配線板(不図示)により外部回路に接続される。例えば、センサ部10からの信号は、電極を介して読出部20により読み出され、また、制御部109からの制御信号は、電極を介してセンサ部10に供給される。
制御部109は、各種インターフェースを介して、ユニット101との間で制御信号その他の信号の授受を行い、また、センサ部10から読み出されたセンサ信号に基づいて画像データを形成し、ユニット101に出力する。制御用インターフェース110は、動作モードや各種パラメータなどの設定情報や撮影情報の他、撮像部100の動作状態などの装置情報の授受を行うためのインターフェースである。画像データインターフェース111は、撮像部100からの画像データをユニット101に出力するためのインターフェースである。
その他、制御部109は、撮像部100が撮影可能な状態になったことを、READY信号112によりユニット101に通知する。ユニット101は、制御部109からのREADY信号112に応答して、放射線の照射開始(曝射)のタイミングを、同期信号113により制御部109に通知する。制御部109は、曝射許可信号114がイネーブル状態の間に、放射線源制御部103に制御信号を出力して放射線照射を開始させる。
以上のような構成により、装置IAにおける各ユニットの制御(具体的には、例えば駆動制御、同期制御、動作モード制御等)が為される。例えば、ユニット101には、ユーザが撮影条件(動作モードや各種パラメータなどの設定情報その他の情報)を入力するための情報入力部ないし情報入力端末(不図示)が接続されていてもよく、各ユニットの制御は、該入力された撮影条件に基づいて為される。例えばユニット101は、モード設定部として機能し、該撮影条件に応じた動作モードで装置IAが動作するように装置IA全体を制御する。そして、撮像部100は、センサ部10から読み出されたセンサ信号を1つのフレームデータに合成し、画像データとしてユニット101に出力する。ユニット101は、該画像データに対して所定の画像処理ないしデータ処理を行い、該画像データに基づく放射線画像を表示部102に表示させる。
装置IAにおける各ユニットは、上記構成に限られるものではなく、各ユニットの構成は、目的等に応じて、適宜、変更されてもよい。例えば、2以上のユニットの各機能は、1つのユニットによって達成されてもよいし、又は、あるユニットの一部の機能は他のユニットによって達成されてもよい。
図2を参照しながら、装置IAの具体例の1つであるCアーム型放射線透視診断装置IA(以下、「Cアーム装置IA」又は単に「装置IA」という)について述べる。図2は、装置IAの一部を説明するための模式図である。装置IAでは、撮像部100および放射線源104がC型アームcrの両端に固定されている。装置IAは、該アームcrを回転させて照射角度を変えながら放射線撮影(3D撮影)を行う。撮像部100で得られた画像データは、例えばケーブルwiを介してユニット101に出力される。ユニット101は、該画像データに基づいて三次元の放射線画像を形成し、表示部102に表示させる。
(2. センサユニットの構成例)
図3は、1つのセンサチップであるセンサユニット106の構成例を示している。各センサユニット106は、複数のセンサsと、複数のセンサsを駆動するための垂直走査回路303と、複数のセンサsから信号読出を行うための水平走査回路304と、を備える。
複数のセンサsは、例えばm行×n列を形成するように配列されている。図中において、例えば第1行かつ第2列のセンサは「s(1、2)」と示されている。詳細は後述するが、各センサsでは、信号成分に相当するS信号と、ノイズ成分に相当するN信号とがそれぞれ保持されており、S信号およびN信号は、各センサsから個別に出力される。
垂直走査回路303および水平走査回路304は、例えばシフトレジスタで構成されており、制御部109からの制御信号に基づいて動作する。垂直走査回路303は、制御部109からの制御信号に基づいて信号読出の対象のセンサsを行ごとに駆動する駆動部として機能する。具体的には、垂直走査回路303は、制御線305を介して複数のセンサsに駆動信号を供給し、該駆動信号に基づいて複数のセンサsを行単位で駆動する。また、水平走査回路304は、制御部109からの制御信号に基づいて各列のセンサsの信号を順に出力させる(「水平転送」とも称される。)。具体的には、水平走査回路304は、垂直走査回路303により駆動されたセンサsの信号(S信号およびN信号)を、列信号線306及び307並びにアナログ出力線308及び309を介して、順に外部に出力させる。
センサユニット106は、センサsで保持されたS信号を読み出すための端子Eと、センサsで保持されたN信号を読み出すための端子Eと、を有する。また、センサユニット106はセレクト端子ECSをさらに有し、端子ECSで受ける信号が活性化されることによって、該センサユニット106の各センサsの信号が、端子E及びEを介して読み出される。
より具体的には、各センサsは、S信号を出力するための端子tsと、N信号を出力するための端子tnとを有しており、端子tsは列信号線306に接続されており、端子tnは列信号線307に接続されている。列信号線306及び307は、水平走査回路304からの制御信号に応答して導通状態になるスイッチSWを介して、アナログ出力線308及び309に接続されている。アナログ出力線308及び309の信号は、端子ECSが受ける信号に応答して導通状態になるスイッチSWCSを介して、端子E及びEから出力される。
また、センサユニット106は、垂直走査回路303および水平走査回路304を制御するための制御信号を受ける端子VST等をさらに有する。端子VSTは、垂直走査回路303に入力されるスタートパルスを受ける。端子CLKVは、垂直走査回路303に入力されるクロック信号を受ける。端子HSTは、水平走査回路304に入力されるスタートパルスを受ける。端子CLKHは、水平走査回路304に入力されるクロック信号を受ける。これらの各制御信号は、制御部109から供給される。
以上の構成により、センサユニット106では、各センサsは行単位で制御され、各列のセンサsの信号(S信号およびN信号)が順に出力され、信号読出が為される。
(3. 読出部の構成例)
図4は、読出部20の回路構成の一部を示している。端子Eからの信号は、信号増幅部141の反転入力端子(図中で「−」と示す)に入力され、端子Eからの信号は、信号増幅部141の非反転入力端子(図中で「+」と示す)に入力される。信号増幅部141では、端子Eからの信号と端子Eからの信号との差分(信号値の差分)が増幅され、該差分に応じた信号がAD変換部151に出力される。AD変換部151は、CLKAD端子でクロック信号を受けており、該クロック信号に基づいて、信号増幅部141からの信号をAD変換(アナログデジタル変換)する。該AD変換された信号は、ADOUT端子を介して制御部109にセンサ信号として出力される。
なお、ここでは説明を容易にするため、信号増幅部141およびAD変換部151を例示して述べたが、マルチプレクサ131をさらに含む場合についても同様である。
(4. センサユニットの駆動方法の例)
図5は、撮像部100から信号読出を行うための読出動作ROのタイミングチャートを例示している。横軸を時間軸とし、縦軸には各制御信号を示す。ここでは説明を容易にするため、4つのセンサユニット106(センサユニット106〜106とする)から信号読出を行う場合について述べる。
選択信号Sel(Sel0〜Sel3)は、信号読出の対象とするセンサユニット106を選択するための制御信号である。選択信号Sel0〜Sel3は、センサユニット106〜106に対応し、それぞれ、対応するセンサユニット106の端子ECSに入力される。例えば、センサユニット106を信号読出の対象とする場合には、Sel1をハイレベル(H)にし、その他の選択信号Sel0、2及び3を、ローレベル(L)にする。
その他の制御信号VST等は、各端子に入力される制御信号を示しており、例えば、端子VSTに入力される制御信号を信号VSTと示す。他の制御信号についても同様である。
信号VSTは行選択用のスタートパルス信号であり、この信号に基づいて、選択信号Selにより選択されたセンサユニット106における第1行の各センサsが、垂直走査回路303によって選択される。信号CLKVはクロック信号であり、端子CLKVで該クロック信号を受けるたびに、選択されている行が第1行から第m行まで順にシフトされる(即ち、各センサsが、第1行から第m行まで行ごとに順に選択される)。
信号HSTは列選択用のスタートパルス信号であり、この信号に基づいて、選択信号Selにより選択されたセンサユニット106における第1列の各センサsが、水平走査回路304によって選択される。信号CLKHはクロック信号であり、端子CLKHで該クロック信号を受けるたびに、選択されている列が第1列から第n列まで順にシフトされる(即ち、各センサsが、第1列から第n列まで行ごとに順に選択される)。
信号CLKADはクロック信号であり、前述のとおり、この信号に基づいて、各センサsのS信号とN信号との差分に応じた信号が、AD変換部108によってAD変換される。
まず、信号VSTおよび信号CLKVがHになった後、選択信号Sel0〜Sel3が順にHになり、センサユニット106〜106が順に選択される。ある選択信号SelがHになるタイミングで(又は、Hになった後)、信号HSTがHになり、その後、次の選択信号SelがHになるまでの間、クロック信号CLKH及びCLKADが入力される。
このような駆動方法によって、例えば、図中の第1期間T1では、センサユニット106〜106の其々から、第1行の各センサsからの信号読出が為される。具体的には、まず、センサユニット106の第1行の各センサsについて第1列から第n列まで、順に、該各センサsの信号のAD変換が為される。次に、センサユニット106の第1行の各センサsの信号のAD変換が同様に為される。その後、センサユニット106の第1行の各センサsの信号のAD変換が同様に為され、さらにその後、センサユニット106の第1行の各センサsの信号のAD変換が同様に為される。第2期間T2(各センサユニット106の第2行の各センサsからの信号読出)以降についても第1期間T1と同様である。
以上のようにして読出動作ROが為される。読出動作ROは、駆動部として機能する垂直走査回路303、その動作を制御する制御部109、又は該制御を統括するユニット101からの観点では、各センサsの信号を出力する出力駆動と称されてもよい。
(5. 単位センサの構成例)
図6は、センサユニット106に配列された単位センサsの回路構成を例示している。センサsは、例えば、第1部分ps1と第2部分ps2と第3部分ps3とを含む。
第1部分ps1は、フォトダイオードPDと、トランジスタM1〜M2と、フローティングディフュージョン容量CFD(以下、FD容量CFD)と、感度切り替え用の容量CFD’とを有する。
フォトダイオードPDは光電変換素子であり、照射された放射線に応じて前述のシンチレータで生じた光(シンチレータ光)を電気信号に変換する。具体的には、シンチレータ光の光量に応じた量の電荷がフォトダイオードPDで発生し、該発生した電荷量に応じたFD容量CFDの電圧が第2部分ps2に出力される。
なお、ここでは、前述の間接変換型のセンサ部10を考えており、放射線を検知するための検知素子として、フォトダイオードPDを用いた構成を例示したが、他の光電変換素子が用いられてもよい。また、前述の直接変換型のセンサ部10の場合には、該検知素子として、放射線を電気信号に直接変換する変換素子が用いられればよい。
感度切り替え用の容量CFD’は、センサsの放射線に対する感度を切り替えるために用いられ、トランジスタM1(スイッチ素子)を介してフォトダイオードPDに接続されている。信号WIDEが活性化されることによってトランジスタM1が導通状態になり、FD容量CFDと容量CFD’との合成容量の電圧が第2部分ps2に出力される。
このような構成により、センサsは、信号WIDEがHのときは低感度モードとなり、Lのときに高感度モードとなる。このように、センサsは、容量CFD’を用いるか否かで放射線に対する感度を変更することが可能である。
また、トランジスタM2は、信号PRESが活性化されることによってフォトダイオードPDの電荷をリセット(初期化)し、第2部分ps2に出力される電圧をリセットする。
第2部分ps2は、トランジスタM3〜M7と、クランプ容量CCLと、定電流源(例えばカレントミラー構成のトランジスタ)とを有する。トランジスタM3とトランジスタM4と定電流源とは電流経路を形成するように直列に接続されている。トランジスタM3のゲートに入力されるイネーブル信号ENが活性化されることによって、第1部分ps1からの電圧を受けるトランジスタM4がソースフォロワ動作を行い、第1部分ps1からの電圧に応じた電圧が出力される。
その後段には、トランジスタM5〜7とクランプ容量CCLとで構成されたクランプ回路が設けられている。具体的には、クランプ容量CCLの一方の端子n1が、第1部分ps1のトランジスタM3とトランジスタM4との間のノードに接続されており、他方の端子n2が、トランジスタM5を介してクランプ電圧VCLに接続されている。また、トランジスタM6とトランジスタM7と定電流源とは電流経路を形成するように直接に接続されており、端子n2は、トランジスタM7のゲートに接続されている。
このような構成により、第1部分ps1のフォトダイオードPDで生じるkTCノイズ(いわゆるリセットノイズ)が除去される。
具体的には、前述のリセット時における第1部分ps1からの電圧に応じた電圧がクランプ容量CCLの端子n1に入力される。また、クランプ信号PCLが活性化されることによりトランジスタM5が導通状態になり、クランプ電圧VCLがクランプ容量CCLの端子n2に入力される。これにより、クランプ容量CCLの両端子n1−n2間の電位差が、ノイズ成分としてクランプされる。換言すると、第2部分ps2は、フォトダイオードPDで生じた電荷に応じた電圧を保持することが可能であり、kTCノイズに相当する電圧をクランプ容量CCLにより保持する保持部として機能する。本構成では、第2部分ps2では、ソースフォロワ動作を行うトランジスタM4からフォトダイオードPDで生じた電荷に応じて出力された電圧から、該クランプされたノイズ成分が除去された電圧が保持される。
トランジスタM6のゲートは、イネーブル信号ENが供給され、イネーブル信号ENが活性化されることによってトランジスタM7がソースフォロワ動作を行い、トランジスタM7のゲート電圧に応じた電圧が第3部分ps3に出力される。例えば、フォトダイオードPDで電荷が発生することによってトランジスタM7のゲート電圧が変化し、該変化した電圧に応じた電圧が第3部分ps3に出力される。
第3部分ps3は、トランジスタM8、M10、M11及びM13と、アナログスイッチSW9及びSW12と、容量CS及びCN(キャパシタ)と、を有する。トランジスタM8及びM10とアナログスイッチSW9と容量CSとが形成するユニットを「第1のユニットUSHS」と称する。
第1のユニットUSHSにおいて、トランジスタM8と容量CSとはサンプルホールド回路を形成している。具体的には、制御信号TSを用いてトランジスタM8の状態(導通状態または非導通状態)を切り替えることによって、第2部分ps2からの信号を、S信号として容量CSに保持する。換言すると、第1のユニットUSHSは、S信号をサンプリングする第1サンプリング部として機能する。また、トランジスタM10は、そのソースフォロワ動作を行い、これによって該S信号は増幅される。該増幅されたS信号は、制御信号VSRを用いてアナログスイッチSW9を導通状態にすることより、端子tsから出力される。
第1のユニットUSHSと同様にして、トランジスタM11及びM13とアナログスイッチSW12と容量CNとは、端子tnから信号を出力する「第2のユニットUSHN」を形成している。第2のユニットUSHNではN信号が容量CNで保持される。換言すると、第2のユニットUSHNは、N信号をサンプリングする第2サンプリング部として機能する。また、前述のとおり、読出部20は、S信号とN信号との差分を、端子ts及びtnを介して読み出す。これにより、第2部分ps2に起因する固定パターンノイズ(FPN:Fitted Pattern Noise)が除去される。
以上、センサsでは、S信号およびN信号が容量CS及びCNに保持されており、該保持されているS信号およびN信号は、アナログスイッチSW9及びSW12を導通状態にすることにより、いわゆる非破壊読出で読み出される。即ち、トランジスタM8及びM11を非導通状態にしている間は、該保持されているS信号およびN信号を、任意のタイミングで読み出すことが可能である。
(6. 単位センサの駆動方法の例)
図7は、1回の放射線撮影を行う場合のセンサsの駆動タイミングチャートを例示している。本駆動方法は、例えば静止画撮影等の動作モードに適用されうる。ここでは説明を容易にするため、高感度モード(即ち、制御信号WIDEがL)の場合について述べる。
図7の(A)に示されるように、時刻t50では、動作モードの設定等、撮影を行うのに必要な情報の設定を行う。次に、時刻t51では、ユニット101からの同期信号SYNCに応答して、各センサsおよびクランプ容量CCLをリセットするためのリセット駆動RDを行う。そして、時刻t60では、画像信号を読み出すためのサンプリング駆動SDを行う。その後、前述の読出動作RO(図5参照)を行う。
図7の(B)は、リセット駆動RDの具体的なタイミングチャートを示している。リセット駆動RDでは、同期信号SYNCに応答して、フォトダイオードPDをリセットするリセット動作と、kTCノイズに相当する電圧をクランプ容量CCLに保持する動作とを行う。
時刻t51では、イネーブル信号ENをHにしてトランジスタM3及びM6を導通状態にする。これにより、トランジスタM4及びM7がソースフォロア動作を行う状態になる。
時刻t52では、信号PRESをHにしてトランジスタM2を導通状態にする。これにより、フォトダイオードPDが基準電圧VRESに接続され、フォトダイオードPDがリセットされると共に容量CFDの電圧もリセットされる。また、該リセット時のトランジスタM4のゲート電圧に応じた電圧が、クランプ容量CCLの一方の端子n1(トランジスタM4側の端子)に供給される。
時刻t53では、信号PCLをHにしてトランジスタM5を導通状態にする。これにより、クランプ電圧VCLがクランプ容量CCLの端子n2(トランジスタM7側の端子)に供給される。
時刻t54では、信号PRESをLにしてトランジスタM2を非導通状態にする。これにより、クランプ容量CCLの端子n1は、上記リセット時のトランジスタM4のゲート電圧に応じた電圧にセットされる。
時刻t55では、信号PCLをLにしてトランジスタM5を非導通状態にする。これにより、端子n1と端子n2との電位差(基準電圧VRESにしたがう電圧とクランプ電圧VCLとの電位差)に応じた電荷がクランプ容量CCLに保持され、フォトダイオードPDの熱等に起因するkTCノイズがクランプされる。
時刻t56では、イネーブル信号ENをLにして、トランジスタM3及びM6を非導通状態にする。これにより、トランジスタM4及びM7を非動作状態にする。その後、前述の曝射許可信号114をH(許可状態)にする。
以上のようにして、リセット駆動RDの一連の動作が終了する。即ち、リセット駆動RDでは、フォトダイオードPDをリセットすると共に、クランプ容量CCLをリセットし、該リセットされたクランプ容量CCLにはkTCノイズに相当する電圧が保持される。その後、放射線の照射にしたがって、フォトダイオードPDでは、照射された放射線量に応じた電荷が発生する。
なお、リセット駆動RDは、全てのセンサについて一括で為され、制御タイミングのずれを防ぐことによって、隣接センサユニット間や隣接センサ間でのデータの連続性が維持される。
図7の(C)は、サンプリング駆動SDの具体的なタイミングチャートを示している。サンプリング駆動SDでは、フォトダイオードPDで発生した電荷量に応じた信号レベルをS信号としてサンプリングして容量CSに保持する動作を行う。また、サンプリング駆動SDでは、センサsの構成や各素子の製造ばらつき等に起因する固定パターンノイズに相当するノイズレベルをN信号としてサンプリングして容量CNに保持する動作を行う。
時刻t60では、イネーブル信号ENをHにしてトランジスタM3及びM6を導通状態にし、トランジスタM4及びM7がソースフォロア動作を行う状態になる。トランジスタM4のゲート電圧は、フォトダイオードPDで発生し蓄積された電荷量に応じて変化しており、該変化したゲート電圧に応じた電圧がクランプ容量CCLの端子n1に入力され、端子n1の電位が変化する。そして、該端子n1の電位変化にしたがって、クランプ容量CCLの端子n2の電位が変化する。
時刻t61では、信号TSをHにしてトランジスタM8を導通状態にする。これにより、端子n2の電位(上述の変化した端子n2の電位)に応じた電圧が容量CSに充電される。
時刻t62では、信号TSをLにしてトランジスタM8を非導通状態にする。これにより、上記電圧が容量CSに固定される(S信号のサンプリング)。また、時刻t62では、曝射許可信号114をL(禁止状態)にする。なお、時刻t54〜t62の期間は、フォトダイオードPDでの電荷蓄積時間(又は、単に「蓄積時間」とも称されうる。)に対応する。即ち、この期間では、照射された放射線量に応じた量の電荷の他、暗電流等に起因する電荷であって該期間に応じた量の電荷が、フォトダイオードPDに蓄積される。
時刻t63では、信号PCLをHにしてトランジスタM5を導通状態にする。これにより、クランプ電圧VCLがクランプ容量CCLの端子n2(トランジスタM7側の端子)に供給される。
時刻t64では、信号TNをHにしてトランジスタM11を導通状態にする。これにより、端子n2の電位(上述の供給された電圧VCL)に応じた電圧が容量CNに充電される。
時刻t65では、信号TNをLにしてトランジスタM11を非導通状態にする。これにより、上記電圧が容量CNに固定される(N信号のサンプリング)。
時刻t66では、信号PRESをHにしてトランジスタM2を導通状態にし、FD容量CFD(及びCFD’)の電圧をリセットして基準電圧VRESにすると共に、端子n1の電圧もリセットする。
時刻t67では、信号PRESをLにしてトランジスタM2を非導通状態にする。これにより、クランプ容量CCLの端子n1は、上記リセット時のトランジスタM4のゲート電圧に応じた電圧にセットされる。
最後に、時刻t68では信号PCLをLにしてトランジスタM5を非導通状態にし、時刻t69では、イネーブル信号ENをLにしてトランジスタM3及びM6を非導通状態(トランジスタM4及びM7を非動作状態)にする。
まとめると、サンプリング駆動SDでは、時刻t61〜t62でS信号のサンプリングを行う。そして、時刻t63〜t68でクランプ容量CCLの端子n2の電位をリセットし、その間、時刻t64〜t65でN信号のサンプリングした後に時刻t66〜t67でフォトダオードPDのリセットをする。
以上のようにして、サンプリング駆動SDの一連の動作が終了する。即ち、サンプリング駆動SDでは、フォトダイオードPDで発生した電荷量に応じた信号レベルをS信号としてサンプリングして容量CSに保持すると共に、固定パターンノイズに相当するノイズレベルをN信号としてサンプリングして容量CNに保持する。
なお、サンプリング駆動SDは、前述のリセット駆動RDと同様に、各センサユニット106の制御タイミングのずれを防ぐため、全てのセンサについて一括で為されうる。
そして前述のとおり、サンプリング駆動SD後の読出動作ROでは、S信号とN信号との差分に応じた信号が、順にAD変換され、1つの画像データとして出力される。
(7. 放射線撮影を繰り返し行う動作モードでの駆動方法の例)
図8は、放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおけるセンサsの駆動タイミングチャートを例示している。本駆動方法は、例えば、連続撮影や動画撮影等の動作モードに適用されうる。本駆動方法では、同期信号SYNCを受けるたびに、リセット駆動RD、放射線の照射、サンプリング駆動SDおよび読出動作ROの一連の動作を行う。なお、ある同期信号SYNCを受けてから次の同期信号SYNCを受けるまでの期間を期間FTとしたとき、期間FTを変更する(小さくする/大きくする)ことによってフレームレートを変更する(大きくする/小さくする)ことが可能である。
まず、時刻t101で、例えば第k(k回目)の同期信号SYNCを受けて、時刻t101〜t103で、第kのリセット駆動RD(区別のため「RD(k)」とする。)を行う。また、少なくとも信号PCLをLにした後の時刻である時刻t102に、曝射許可信号をHにし、放射線の第kの照射(「EX(k)」とする。)を開始する。
その後、少なくともリセット駆動RD(k)が終了した後の時刻である時刻t104で、第(k−1)の読出動作RO(「RO(k−1)」とする。)を行う。読出動作RO(k−1)により、不図示の第(k−1)のサンプリング駆動SD(k−1)でサンプリングされた信号に基づく画像データが得られ、即ち、第(k−1)のフレームが得られる。
時刻t105〜t107では、例えば第kのサンプリング駆動SD(「SD(k)」とする。)を行う。また、少なくとも信号PCLをHにする前の時刻である時刻t106に、照射EX(k)を終了する。サンプリング駆動SD(k)により、照射EX(k)に応じた信号が各センサsにおいてサンプリングされる。
次に、時刻108で、第(k+1)の同期信号SYNCを受けて、時刻t108〜t110で、第(k+1)のリセット駆動RD(k+1)を行う。また、少なくとも信号PCLをLにした後の時刻である時刻t109に、曝射許可信号をHにし、放射線の第(k+1)の照射EX(k+1)を開始する。
その後、少なくともリセット駆動RD(k+1)が終了した後の時刻である時刻t111で、第kの読出動作RO(k)を行う。読出動作RO(k)により、サンプリング駆動SD(k)でサンプリングされた信号に基づく画像データが得られ、即ち、第kのフレームが得られる。
時刻t112〜t114では、例えば第(k+1)のサンプリング駆動SD(k+1)を行う。また、少なくとも信号PCLをHにする前の時刻である時刻t113に、照射EX(k+1)を終了する。サンプリング駆動SD(k+1)により、照射EX(k+1)に応じた信号が各センサsにおいてサンプリングされる。
次に、時刻115で、第(k+2)の同期信号SYNCを受けて、時刻t115〜t117で、第(k+2)のリセット駆動RD(k+2)を行う。また、少なくとも信号PCLをLにした後の時刻である時刻t116に、曝射許可信号をHにし、放射線の第(k+2)の照射EX(k+2)を開始する。
その後、少なくともリセット駆動RD(k+2)が終了した後の時刻である時刻t118で、第(k+1)の読出動作RO(k+1)を行う。読出動作RO(k+1)により、サンプリング駆動SD(k+1)でサンプリングされた信号に基づく画像データが得られ、即ち、第(k+1)のフレームが得られる。
以上に例示された手順にしたがって、リセット駆動RD、放射線の照射、サンプリング駆動SDおよび読出動作ROの一連の動作は、時刻t117以降についても同様に繰り返し為される。
ここで、本駆動方法によると、時刻t101〜107のリセット駆動RD(k)、照射EX(k)およびサンプリング駆動SD(k)、並びに、時刻t111の読出動作RO(k)により、第kの放射線撮影による画像データ、即ち、第kのフレームが得られる。そして、時刻t108〜114のリセット駆動RD(k+1)、照射EX(k+1)およびサンプリング駆動SD(k+1)、並びに、時刻t118の読出動作RO(k+1)により、第(k+1)の放射線撮影による画像データ、即ち、第(k+1)のフレームが得られる。
例えば、第kの読出動作RO(k)は、次の回である第(k+1)のリセット駆動RD(k+1)の完了後に開始される。そのため、読出動作RO(k)で得られる画像データに対する、リセット駆動RD(k+1)に起因するリセットノイズによる影響が低減され、又は、該影響は実質的に生じない。よって、本駆動方法によると、連続撮影や動画撮影等、放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおいて、フレームレートを大きくしながら放射線画像に段差ノイズが生じることを防ぐのに有利である。
このことは、本駆動方法により得られた画像データに対して、暗電流等に起因するノイズ成分を除去するためのオフセット補正を行う場合においても有利である。オフセット補正は、例えば、放射線が照射されていない状態で他の読出動作(「読出動作RO」とする)を行い、読出動作ROで得られた画像データを、該読出動作ROで得られたオフセット画像データを用いて補正することによって為される。オフセット画像データは、暗画像データとも称され、例えば、リセット駆動(「リセット駆動RD」とする)、サンプリング駆動(「サンプリング駆動SD」とする)および読出動作ROの一連の動作を放射線が照射されていない状態で行うことで得られる。
オフセット補正によると、放射線画像は、読出動作ROで得られた画像データと、読出動作ROで得られたオフセット画像データと、の差に基づいて形成される。オフセット画像データを取得するための上記一連の動作は、放射線撮影と同じ撮影条件(例えば、リセット動作RD〜サンプリング駆動SDまでの時間と、リセット動作RD〜サンプリング駆動SDまでの時間とが同じになる条件)で行う必要がある。
ここで、前述の特許文献1の駆動方法によると、フレームレートを変更することによってリセット動作RD〜サンプリング駆動SDまでの時間が変わってしまう場合がある。そのため、フレームレートを変更するたびに該変更されたフレームレートに対応するオフセット画像データを取得する必要が生じてしまう。或いは、全てのフレームレートまたは複数のフレームレートに対応するオフセット画像データを、予め、取得する必要が生じてしまう。
一方、本例によると、リセット動作RD〜サンプリング駆動SDまでの時間をフレームレートに関わらず一定に維持することができるため、取得すべきオフセット画像データの数を低減することができる。このことは、前述の図2で例示されたCアーム装置IAを用いて放射線撮影を行う場合において、例えばC型アームcrの動きに合せてフレームレートを変更する際には特に有利である。
なお、1回の放射線の照射時間、即ち、照射EX(EX(k)等)に対応する曝射許可信号がHの期間を期間XTとし、また、1回の読出動作ROに要する時間ないし期間を期間STとする。ここで、照射EXを終了しながらサンプリング駆動SDを開始する場合や照射EXの終了後の比較的短い時間内にサンプリング駆動SDを開始する場合には、XT>STであるとよい。しかし、XT≦STとして、照射EXおよび読出動作ROの双方が終了してからサンプリング駆動SDを開始するように一連の動作を行ってもよい。
次に、図11〜13を参照しながら、放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおける最後のフレームを読み出す際の態様を例示する。図11〜13は、最後のフレームを読み出す際のセンサsの駆動タイミングチャートの例を示している。図11〜13の縦軸には、図8で示された同期信号SYNC等の他、撮影イネーブル信号を示している。撮影イネーブル信号は、連続撮影や動画撮影等の放射線撮影の開始ないし終了を規定するためのイネーブル信号であり、例えば図1のユニット101から供給される。そして、撮影イネーブル信号がHの状態のときに同期信号SYNCを受けることによって1回分の放射線撮影が為される。
図11は、センサsの駆動タイミングチャートのうち、最後のフレームである第(k+1)のフレームを読み出す部分において、リセット駆動RD(k+1)後かつサンプリング駆動SD(k+1)前に撮影イネーブル信号がHからLになった場合の例を示している。
具体的には、時刻t201で第(k+1)の同期信号SYNCを受け、これに応答して、時刻t201〜t203でリセット駆動RD(k+1)を行う。また、少なくとも信号PCLをLにした後の時刻である時刻t202に、曝射許可信号をHにして照射EX(k+1)を開始する。その後、少なくともリセット駆動RD(k+1)が終了した後の時刻である時刻t204で読出動作RO(k)を行う。読出動作RO(k)により、サンプリング駆動SD(k)でサンプリングされた信号に基づく画像データ、即ち、第kのフレームが得られる。
その後、時刻t205で、撮影イネーブル信号がHからLになる。これに応答して、例えば制御部109は、第(k+1)のフレームが最後のフレームであると判断する。
その後、時刻t206〜t208では、サンプリング駆動SD(k+1)を行う。また、少なくとも信号PCLをHにする前の時刻である時刻t207に、照射EX(k+1)を終了する。サンプリング駆動SD(k+1)により、照射EX(k+1)に応じた信号が各センサsにおいてサンプリングされる。
ここで、時刻t205において撮影イネーブル信号がLになっており、第(k+1)のフレームで放射線撮影が終了となる。そのため、時刻t209〜t210では、その次の第(k+2)の同期信号SYNCを受けることなく、第(k+2)のリセット駆動RD(k+2)を行う。なお、時刻t208とt209との間隔は、予め設定されている条件に基づいて所定の時間に設定されればよい。
その後、少なくともリセット駆動RD(k+2)が終了した後の時刻である時刻t211で読出動作RO(k+1)を行う。読出動作RO(k+1)により、サンプリング駆動SD(k+1)でサンプリングされた信号に基づく画像データ、即ち、最後のフレームである第(k+1)のフレームが得られる。
図11の例によると、最後のフレームである第(k+1)のフレームのための読出動作RO(k+1)を、それまでのフレーム(即ち、第1〜第kのフレーム)のための読出動作ROと同様の条件になるように行う。換言すると、最後のフレームの読出動作ROの前に、ダミーのリセット駆動RD(k+2)を行う。これにより、最後のフレームをそれまでのフレームと同様の品質で取得することができる。
図12は、最後のフレームである第(k+1)のフレームを読み出す部分において、撮影イネーブル信号がHの状態のまま第(k+2)の同期信号SYNCが供給されずに所定時間が経過した場合の例を、図11と同様に示している。図12の例によると、第(k+2)の同期信号SYNCが供給されないまま所定時間が経過した場合には、読出動作RO(k+1)を行い、第(k+1)のフレームを最後のフレームとして読み出す。そして、図11の例と同様に、読出動作RO(k+1)の前に、第(k+2)の同期信号SYNCを受けることなくダミーのリセット駆動RD(k+2)を行う。これにより、最後のフレームも、それまでのフレームと同様の品質で取得することができる。
時刻t301〜t304については前述の時刻t201〜t204と同様であるため説明を省略する。また、時刻t305〜t307については前述の時刻t206〜t208と同様であるため説明を省略する。
時刻t307でサンプリング駆動SD(k+1)が終了した後、所定時間(図中において「WTTH」とする。)が経過しても第(k+2)の同期信号SYNCが供給されないため、時刻t308〜309でリセット駆動RD(k+2)を行う。その後、少なくともリセット駆動RD(k+2)が終了した後の時刻である時刻t310で読出動作RO(k+1)を行い、第(k+1)のフレームを最後のフレームとして読み出す。
図12の例によると、撮影イネーブル信号がHの状態のまま第(k+2)の同期信号SYNCが供給されずに所定時間WTTHが経過した場合には、第(k+1)のフレームを最後のフレームとして読み出す。所定時間WTTHは、読出動作RO(k+1)により第(k+1)のフレームが適切に読み出される値に設定されればよく、撮影条件の1つとして放射線撮影の開始前にユーザにより設定されうる。そして、図12の例によると、図11の例と同様に、最後のフレームをそれまでのフレームと同様の品質で取得することができる。
なお、図12の例では、撮影イネーブル信号はHの状態のままであるため、放射線撮影を継続することも可能である。即ち、第(k+2)の同期信号SYNCが供給されないまま所定時間WTTHが経過した場合、第(k+1)のフレームを最後のフレームとして読み出して放射線撮影を終了してもよいし、第(k+1)のフレームを読み出し後、放射線撮影を継続してもよい。なお、放射線撮影を継続する場合には、読出動作RO(k+1)の後に第(k+2)の同期信号SYNCを受けたときに再びリセット駆動RD(k+2)を行ってから、サンプリング駆動SD(k+2)等を行えばよい。また、継続された放射線撮影は、新たな放射線撮影として開始されてもよい。
図13は、サンプリング駆動SD(k+1)の終了後、所定時間WTTHが経過する前(図中においてWT<WTTH)に撮影イネーブル信号がLになった場合の例を、図11〜12と同様に示している。
時刻t401〜t404については前述の時刻t201〜t204と同様であるため説明を省略する。また、時刻t405〜t407については前述の時刻t206〜t208と同様であるため説明を省略する。
時刻t407でサンプリング駆動SD(k+1)が終了した後、第(k+2)の同期信号SYNCが供給されないまま、所定時間WTTHが経過する前の時刻である時刻t408で、撮影イネーブル信号がHからLになる。これに応答して、例えば制御部109は、第(k+1)のフレームが最後のフレームであると判断する。
その後、時刻t409〜410で、第(k+2)の同期信号SYNCを受けることなくダミーのリセット駆動RD(k+2)を行う。なお、時刻t407とt409との間隔は、予め設定されている条件に基づいて所定の時間に設定されればよい。その後、少なくともリセット駆動RD(k+2)が終了した後の時刻である時刻t411で読出動作RO(k+1)を行い、第(k+1)のフレームを最後のフレームとして読み出す。
図13の例によっても、図11〜12の例と同様に、最後のフレームをそれまでのフレームと同様の品質で取得することができる。
以上、図11〜13を参照しながら述べたように、最後の同期信号SYNCを受けたタイミングおよびそのときの撮影イネーブル信号の状態によって、最後のフレームを読み出すためのセンサsの駆動方法が異なりうる。
(8. 放射線撮像装置の動作フローチャートの例)
図9は、放射線撮影を繰り返し行う動作モードにおける動作フローチャートを例示している。ステップS901(以下、単に「S901」と示す。他のステップについて同様である。)では、撮影条件等の撮影情報の設定を行う。該撮影情報は、静止画撮影を行うのか動画撮影を行うのか等の動作モード、放射線の1回の照射時間ないし照射量、動画撮影を行う場合にはそのフレームレート等のパラメータを含みうる。また、該撮影情報は、装置IAの各ユニットの駆動制御、その方法又はそのタイミングを直接的に特定するためのパラメータを含みうる。
S902では、S901で設定された撮影情報の妥当性の判定を行う。該撮影情報が適切な場合にはS903に進む。一方、該撮影情報が不適切な場合、例えば、誤ったパラメータが入力されていた場合にはS901に戻る。
S903では、S901で設定された撮影情報に基づいて動作モードの判定を行う。装置IAは、例えば、静止画撮影モード、動画撮影モード、連続撮影モード等、複数の動作モードを有しうる。例えば、動画撮影モードで撮影を行う場合にはS904に進み、静止画撮影モードで撮影を行う場合にはS905に進む。
S904では、図8を参照しながら述べた動画撮影を行って、放射線撮影を終了する。また、S905では、図7を参照しながら述べた静止画撮影を行って、放射線撮影を終了する。
なお、S903では、動画撮影モードおよび静止画撮影モードの2つを例示したが、これらの動作モードに限られるものでないことは言うまでもなく、その他の動作モードが選択されてもよい。例えば、装置IAは、各ユニットの駆動制御の方法(例えばフレームレート)が互いに異なる複数の動画撮影モードを有しており、本ステップで、該複数の動画撮影モードのうちの1つが選択されてもよい。
図10は、図8を参照しながら述べた動画撮影(図9のS904)を行うための動作フローチャートを例示している。S1001では、パラメータk=1を設定し、S1002に進む。S1002では、第1の同期信号SYNCが入力されたか否かの判定を行う。第1の同期信号SYNCが入力された場合にはS1003に進み、該同期信号SYNCが入力されていない場合はS1002に戻る(入力されるまで待機状態となる)。
なお、第1の同期信号SYNCが入力されるまでの間、リセット駆動RDが繰り返し為されていてもよい。また、所定期間が経過しても第1の同期信号SYNCが入力されない場合には本フローを強制終了し、装置IAは、動画撮影が適切に為されなかったこと、或いは、動画撮影が適切に完了しなかったことをユーザに通知してもよい。
S1003では、第kのリセット駆動RD(k)を行う。ここではS1001でk=1が設定されているので、第1のリセット駆動RD(1)を行う。リセット駆動RD(1)後には、放射線の第1の照射EX(1)(図10では不図示)が開始される。その後、所定期間にわたって、或いは、該照射が終了するまで待機して、S1004に進む。該待機中において、各センサsのフォトダイオードPDでは、照射された放射線量に応じた電荷が発生する。
S1004では、第kのサンプリング駆動SD(k)を行う。ここではS1001でk=1が設定されているので、第1のサンプリング駆動SD(1)を行う。これにより、各センサsでは、フォトダイオードPDで生じた電荷量に応じた信号がサンプリングされる。その後、例えば、S1005でパラメータkの値に1を加算して(即ち、k=2を設定して)、S1006に進む。
S1006では、第kの同期信号SYNCが入力されたか否かの判定を行う。具体的には、ここでは、S1005でk=2が設定されているので、第2の同期信号SYNCが入力されたか否かの判定を行う。第2の同期信号SYNCが入力された場合にはS1007に進み、該同期信号SYNCが入力されていない場合はS1014に進む。S1014の動作については後述する。
S1007では、第kのリセット駆動RD(k)を行う。ここではS1005でk=2が設定されているので、第2のリセット駆動RD(2)を行う。リセット駆動RD(2)後には、放射線の第2の照射EX(2)(図10では不図示)が開始される。その後、所定期間にわたって、或いは、該照射が終了するまで待機しながら、S1008に進む。
S1008では、第(k−1)の読出動作RO(k−1)を行う。ここではS1005でk=2が設定されているので、第1の読出動作RO(1)を行う。これにより、S1004のサンプリング駆動SD(1)でサンプリングされた信号が読み出され、該読み出された信号に基づいて画像データ(第1のフレーム)が形成される。該画像データは、ユニット101により表示部102に放射線画像として出力される。
ユニット101は、該画像データに対して、放射線が照射されていない状態で各センサsから出力された信号に基づくオフセット画像データ(「暗画像データ」とも称されうる。)を用いて、オフセット補正を行ってもよい。前述のとおり、各センサsのフォトダイオードPDでは、放射線が照射されていない状態でも、暗電流等に起因して電荷が発生し蓄積される。オフセット画像データは、該電荷に応じたセンサ信号に基づいて形成される。そして、読出動作RO(1)で得られた画像データに対してオフセット補正を行うことにより、読出動作RO(1)で得られた画像データから暗電流等に起因するノイズ成分が除去される。なお、オフセット画像データは、例えば、S1001の前に予め取得されればよく、装置IA又はユニット101若しくはその他のユニットは、該オフセット画像データを一時的に保持する保持部ないしメモリを備えていてもよい。
S1009では、第kのサンプリング駆動SD(k)を行う。ここではS1005でk=2が設定されているので、第2のサンプリング駆動SD(2)を行う。これにより、各センサsでは、フォトダイオードPDで生じた電荷量に応じた信号がサンプリングされる。
S1010では、本動画撮影が終了か否かの判定を行う。この判定は、例えば、kの値が、S901で設定された撮影情報に基づく値に達したか否かによって為されてもよいし、所定の上限値に達したか否かによって為されてもよい。或いは、ユニット101から109に送信される前述の撮影イネーブル信号その他の制御信号により撮影終了の判定がなされてもよい。本動画撮影が終了の場合にはS1011に進み、終了でない場合にはS1005に戻る。
S1011〜S1013は、例えば図11で示された駆動方法である。S1011では、kの値に1を加算して(例えば、k=3を設定して)、S1012に進む。S1012では、第kのリセット駆動RD(k)を行う。ここではS1011でk=3が設定されているので、第3のリセット駆動RD(3)を行う。そして、所定の時間が経過した後、放射線の照射を行わずにS1013に進む。
S1013では、第kの読出動作RO(k−1)を行う。前述のとおり、ここではS1011でk=3が設定されているので、第2の読出動作RO(2)を行う。これにより、S1009のサンプリング駆動SD(2)でサンプリングされた信号が読み出され、該読み出された信号に基づいて画像データ(第2のフレーム)が形成される。該画像データは、ユニット101により表示部102に放射線画像として出力される。
S1014では、S1010と同様に、本動画撮影が終了か否かの判定を行う。本動画撮影が終了の場合にはS1012に進み、終了でない場合にはS1015に進む。なお、S1014で撮影終了判定が行われてS1012に進む場合のフローは、例えば図13で示された駆動方法となる。
S1015では、所定時間が経過したか否かの判定を行う。所定時間が経過した場合にはS1016に進み、所定時間が経過していない場合にはS1006に戻る。本動画撮影では、第2の同期信号SYNCが入力されると考えられるが、該同期信号SYNCが入力されない場合、長時間にわたって待機状態を維持することになってしまう。そこで、所定時間が経過しても第2の同期信号SYNCが入力されない場合にはS1016に進む。S1015で所定時間が経過した場合のフローは、例えば図12で示された駆動方法となる。
S1016では、第kのリセット駆動RD(k)を行う。ここではS1005でk=2が設定されているので、第2のリセット駆動RD(2)を行う。S1017では、第(k−1)の読出動作RO(k−1)を行う。ここではS1005でk=2が設定されているので、第1の読出動作RO(1)を行う。これにより、S1004のサンプリング駆動SD(1)でサンプリングされた信号が読み出され、該読み出された信号に基づいて画像データ(第1のフレーム)が形成される。該画像データは、ユニット101により表示部102に放射線画像として出力される。
S1018では、S1010やS1014と同様に、本動画撮影が終了か否かの判定を行う。本動画撮影が終了の場合には本フローを終了する。一方、本動画撮影が終了でない場合には、S1019に進む。S1019では、第kの同期信号SYNCが入力されたか否かの判定を行う。具体的には、ここでは、S1005でk=2が設定されているので、第2の同期信号SYNCが入力されたか否かの判定を行う。第2の同期信号SYNCが入力された場合にはS1003に戻る。この場合、S1017で第2の読出動作RO(k−1)を行っているので、S1003のリセット駆動RD(k)の後に読出動作(k−1)は行われない。また、第2の同期信号SYNCが入力されていない場合にはS1018に戻る。
なお、ここでは説明を容易にするため、k=3までのフローを述べたが、k=4以降についても同様である。
(9. その他)
また、本発明は、上述の例に限られるものではなく、目的等に応じて、その一部を変更してもよいし、以上に例示された各特徴を組み合わせてもよい。例えば、各ユニット、各工程その他の要素について説明された特徴は、必要に応じて他の要素に適用されてもよく、上述の例は、適宜、当業者により変更されうる。
例えば、上述の例では、装置IAにおける各ユニットが同期信号によって同期制御されており、例えば、同期信号SYNCに応答してリセット駆動RDが為されてから、放射線の照射が開始される態様を例示した。即ち、装置IAは、同期信号に基づいて放射線の照射が開始されることを検知することができ、該照射が開始される前にリセット駆動RDを行う。しかしながら、本発明は上述の例に限られるものではない。例えば、放射線撮影前にユーザにより予め設定された条件に基づいて、リセット駆動RDを含む各種駆動ないし動作が為されてもよい。或いは、画一的に設定された条件に基づいて、各種駆動ないし動作が為されてもよい。即ち、本発明は、各ユニットの駆動制御、そのタイミングおよび放射線の照射のタイミングが予め設定された構成等、各ユニットの同期制御を行う必要のない構成にも適用されうる。
また、本発明は、プログラムないしソフトウェアをコンピュータにより実行することによっても為されうる。具体的には、例えば、上述の各実施形態の機能を実現するプログラムが、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して、システムないし装置に供給される。システムないし装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)は、その後、該プログラムを読み出して実行する。
IA:放射線撮像装置、s:センサ、303:垂直走査回路、PD:フォトダイオード、USHS:第1のユニット、USHN:第2のユニット、M2:リセット用のトランジスタ、RD:リセット駆動、SD:サンプリング駆動、RO:読出動作。

Claims (11)

  1. 複数のセンサと、前記複数のセンサを駆動する駆動部とを備え、前記複数のセンサの其々が、放射線を検知する検知素子と、前記検知素子からの信号をサンプリングするサンプリング部と、前記検知素子を初期化するリセット部とを有する放射線撮像装置であって、
    前記駆動部は、
    前記リセット部により前記検知素子を初期化する第1のリセット駆動と、
    前記第1のリセット駆動の後に開始された放射線の第1の照射に応じた前記検知素子からの信号を、前記サンプリング部によりサンプリングする第1のサンプリング駆動と、
    前記第1のサンプリング駆動でサンプリングされた信号を出力する第1の出力駆動と、
    前記リセット部により前記検知素子を初期化する第2のリセット駆動と、
    前記第2のリセット駆動の後に開始された前記第1の照射の次の第2の照射に応じた前記検知素子からの信号を、前記サンプリング部によりサンプリングする第2のサンプリング駆動と、
    前記第2のサンプリング駆動でサンプリングされた信号を出力する第2の出力駆動と、を行い、
    前記駆動部は、前記第2のリセット駆動が完了した後に前記第1の出力駆動を開始する
    ことを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記駆動部は、前記第1の出力駆動を、前記第2の照射の開始から終了までの時間よりも短い時間で行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記駆動部は、前記第2のリセット駆動が完了した後かつ前記第2のサンプリング駆動を行う前に前記第1の出力駆動を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放射線撮像装置。
  4. 放射線を発生する放射線源と、前記駆動部および前記放射線源を制御する制御部と、をさらに備え、
    前記制御部は、
    制御信号を受けて、前記駆動部が前記リセット部により前記検知素子を初期化するリセット駆動を行うように制御し、
    前記駆動部が前記リセット駆動を行った後に、前記放射線源が放射線を発生するように制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記駆動部は、前記第2のサンプリング駆動の後に前記第2の照射の次の照射が所定期間にわたって開始されない場合には、前記第2の出力駆動を開始する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記複数のセンサに放射線が照射されていない状態で前記複数のセンサから出力された信号に基づく画像データを保持するための保持部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 処理部をさらに備え、
    前記処理部は、
    前記第1の出力駆動で出力された信号に基づいて第1の画像データを形成し、前記第1の画像データに対して前記保持部が保持する画像データを用いてデータ処理を行い、
    前記第2の出力駆動で出力された信号に基づいて第2の画像データを形成し、前記第2の画像データに対して前記保持部が保持する画像データを用いてデータ処理を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記駆動部は、前記第2のリセット駆動が完了した後に前記第1の出力駆動を開始する第1モードと、前記第1の出力駆動が完了した後に前記第2のリセット駆動を開始する第2モードと、を動作モードとして含んでおり、
    前記放射線撮像装置は、
    ユーザが撮影情報を入力するための情報入力部と、
    前記入力された撮影情報に基づいて、前記駆動部を前記第1モード及び前記第2モードの一方に設定するモード設定部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記モード設定部は、
    前記入力された撮影情報に基づいて、前記第1の照射が開始されてから前記第2の照射が開始されるまでの時間と、前記第2の照射の時間と、前記駆動部が前記第1の出力駆動を行うのに要する時間とを取得し、
    前記第1の照射が開始されてから前記第2の照射が開始されるまでの時間が、前記第2の照射の時間と、前記駆動部が前記第1の出力駆動を行うのに要する時間との和よりも小さい場合に、前記駆動部を前記第1モードに設定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の放射線撮像装置。
  10. 複数のセンサを備える放射線撮像装置の駆動方法であって、
    前記複数のセンサの其々は、放射線を検知する検知素子と、前記検知素子からの信号をサンプリングするサンプリング部と、前記検知素子を初期化するリセット部とを有しており、
    前記放射線撮像装置の駆動方法は、
    前記複数のセンサへの放射線の第1の照射が開始される前に、前記リセット部により前記検知素子を初期化する第1のリセット工程と、
    前記第1の照射に応じた前記検知素子からの信号を前記サンプリング部によりサンプリングする第1のサンプリング工程と、
    前記第1のサンプリング工程でサンプリングされた信号を出力する第1の出力工程と、
    前記第1の照射の次の第2の照射が開始される前に、前記リセット部により前記検知素子を初期化する第2のリセット工程と、
    前記第2の照射に応じた前記検知素子からの信号を前記サンプリング部によりサンプリングする第2のサンプリング工程と、
    前記第2のサンプリング工程でサンプリングされた信号を出力する第2の出力工程と、を含み、
    前記第1の出力工程は、前記第2のリセット工程が完了した後に開始される
    ことを特徴とする放射線撮像装置の駆動方法。
  11. コンピュータに、請求項10に記載の駆動方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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