JP2016008823A - 採取部及びバイオセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】非侵襲的に人体から採取した試料に基づき解析することができる採取部及びバイオセンサを提供する。【解決手段】試料液を受容する、第1受容部16及び第2受容部18と、前記第1受容部16及び前記第2受容部18の間に配置された分離部20とを有し、前記第1受容部16が、検出対象物質と結合する識別物質を含むと共に、前記試料液中の検出対象物質を非検出対象物質と分離し、前記第2受容部18が、基端側に設けられた塩橋部25を介して、参照電極21に接続されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、採取部及びバイオセンサに関するものである。
近年、バイオセンサとしては、生きている細胞を非侵襲で解析に利用できる技術が開示されている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、負電荷の物理的特性の変化を検出する検出表面が、シアル酸試料(細胞そのもの又は細胞由来の糖鎖)と結合するフェニルボロン酸基で被覆された構造を有するバイオセンサが開示されている。
特開2010−107496号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたバイオセンサでは、細胞等に対する侵襲がないものの、細胞を採取する際の人体に対し侵襲がないとはいえない。すなわち、より人体への負担を軽減することができるバイオセンサ、例えば、涙、汗、唾液などに基づき検出対象物を検出することができるバイオセンサが望まれる。因みに涙などには、検出対象物質としてのグルコースのほかに、アルブミン等のタンパク質が含まれており、当該タンパク質がノイズとなって測定感度を低下させてしまう、という懸念がある。
そこで本発明は、非侵襲的に人体から採取した試料に基づき解析することができる採取部及びバイオセンサを提供することを目的とする。
本発明に係る採取部は、試料液を受容する、第1受容部及び第2受容部と、前記第1受容部及び前記第2受容部の間に配置された分離部とを有し、前記第1受容部が、検出対象物質と結合する識別物質を含むと共に、前記試料液中の検出対象物質を非検出対象物質と分離し、前記第2受容部が、基端側に設けられた塩橋部を介して、参照電極に接続されることを特徴とする。
本発明に係るバイオセンサは、前記採取部と、前記第1受容部の基端側とゲート電極が接続された電界効果トランジスタとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、非検出対象物質が第1受容部に含まれる識別物質と結合するのを抑制することにより、測定感度を向上することができるので、非侵襲的に人体から採取した試料液に基づき検出対象物質の濃度をより確実に測定することができる。
また、第1受容部と、第2受容部とが分離部によって分離され、先端から浸透してきた試料液が基端側で混ざらないように形成したことにより、塩橋部を介して涙液と参照電極とを電気的に接続することができるので、小型化することができる。
本実施形態に係るバイオセンサの構成を模式的に示す縦断面図である。 本実施形態に係るバイオセンサの電気的特性を測定した結果を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(全体構成)
図1に示すバイオセンサ10は、採取部12と、電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)14とを備える。バイオセンサ10は、採取部12において試料液中に含まれる検出対象物質としてのグルコースを識別し、識別された情報をFET14において電気的な信号に変換することにより、試料液中のグルコース量を検出する。ここで試料液とは、非侵襲的に採取した試料液、すなわち血液以外の生体液として、汗、涙、唾液を挙げることができる。これら試料液には、グルコースのほか、非検出対象物質としてのアルブミン等のタンパク質が含まれている。
採取部12は、第1受容部16と、第2受容部18と、第1受容部16及び第2受容部18の間に設けられた分離部20とを有する。第1受容部16と第2受容部18は、先端から基端へ試料液を移動させ得るように形成されており、先端から基端へ移動する試料液が混ざらないように分離部20によって分離されている。
第1受容部16は、先端から基端へ試料液を移動させながら、試料液中のグルコースをタンパク質から分離する。本実施形態の場合、第1受容部16は、矩形状に切断されたろ紙で形成されている。
第1受容部16は、基端側において、FET14に電気的に接続されている。第1受容部16は、識別物質22を含む。識別物質22は、試料液に含まれるグルコースと結合する機能を有する。識別物質22は、フェニルボロン酸を用いることができるほか、例えば、その誘導体(例えば、ビニル基を有するフェニルボロン酸等)、グルコース結合タンパク質(GBP)及びその誘導体等を用いることができる。例えばフェニルボロン酸は、グルコースと結合すると負電荷を生じる。
本実施形態の場合、識別物質22は担体(図示しない)に担持されている。担体は、導電性粒子、非導電性粒子を用いることができる。導電性粒子は、金属粒子、例えばAu,Pt,Ag,Cu等の粒子や、非金属粒子、例えば酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)、導電性ポリマー等の粒子を用いることができる。また、非導電性粒子は、例えばSiO等の粒子を用いることができる。例えば、識別物質22としてのフェニルボロン酸にチオール基(−SH)やジスルフィド基(−S−S−)を導入し、チオールやジスルフィドの誘導体とすることにより、Au粒子の表面にフェニルボロン酸を担持することができる。
第1受容部16は、弾性部24が形成されていてもよい。本図の場合、弾性部24は、第2受容部18と面している表面と反対の表面に形成されている。また弾性部24は、第1受容部16の基端側には形成されていない。弾性部24は、生体適合性を有する材料、例えばハイドロゲルで形成することができる。ハイドロゲルは、親水性高分子鎖間が架橋されて多量の水を保持し、吸水性に優れるゲル状材料であり、例えば、アガロース、シリコーン、ポリヒドロキシエチルメタクリレート(Poly−HEMA、ポリメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとも称する。)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)等が挙げられる。Poly−HEMAは、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)のホモポリマーであってもよく、他のモノマー(例えば、2,3−ジヒドロキシプロピルメタクリレート、グリセロールメタクリレート(GMA)等)とのコポリマーであってもよい。なお、Poly−HEMAは、コポリマーとした方がより含水率が高くなる傾向にある。また、PVPとしては、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)のホモポリマーであってもよく、NVPを主成分として、HEMA、メチルメタクリレート(MMA)等と架橋剤を加えて重合したコポリマーであってもよい。
第2受容部18は、特に限定されないが、例えば紙を用いることができる。紙は、植物繊維その他の繊維を膠着させて製造される。植物繊維は、セルロース、ヘミセルロースから構成される。セルロースは、多数有する水酸基同士が水素結合により結合する性質を有しており、これにより紙を構成する植物繊維同士がくっつき合う。また、その他の繊維としては、鉱物、金属、合成樹脂等を繊維状にしたもの等が挙げられる。
第2受容部18は、基端側において、塩橋部25を介して参照電極21に接続されている。塩橋部25は、例えば、塩化カリウム水溶液を寒天等によって固めることにより形成される。第2受容部18を移動してきた試料液と参照電極21は、塩橋部25によって、直接接触せずに、電気的に接続される。
第2受容部18は、第1受容部16と同様に、弾性部24が形成されていてもよい。本図の場合、弾性部24は、第1受容部16と面している表面と反対の表面に形成されている。弾性部24は、塩橋部25が設けられている第2受容部18の基端側には形成されていない。
FET14は、半導体基板28の表面に形成されたソース(図示せず)に電気的に接続されたソース電極部30及びドレイン(図示せず)に電気的に接続されたドレイン電極部32と、半導体基板28、ソース電極部30及びドレイン電極部32上に形成されたゲート絶縁膜(図示しない)とを備える。FET14は、n-MOS、p-MOSのいずれも使用することができる。ゲート絶縁膜上には、ゲート電極34が形成されている。ゲート電極34は、Au、Ag、Cu等で形成することができる。ソース電極部30とドレイン電極部32は、図示しないが電源及び計測器に電気的に接続される。
半導体基板28は、Si、Ga、As、ITO、IGZO、IZO等で形成してもよいし、有機半導体、炭素半導体(例えば、カーボンナノチューブ、グラフェン半導体、ダイヤモンド半導体等)等を用いてもよい。ゲート絶縁膜は、SiO、Si(SiN)、Ta、Al等の酸化物又は窒化物で形成することができる。
本実施形態の場合、バイオセンサ10は、採取部12及びFET14を保持する本体36を備える。本体36は、ポリエチレンテレフタラート(PET:polyethylene terephthalate)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE:polytetrafluoroethylene)等の合成樹脂で形成された立方体の部材であり、第1受容部設置部38、第2受容部設置部40、FET設置部42、分離部20、プローブ挿入穴44、参照電極挿入穴46を有する。
本体36は、長手方向の一端から他端へ延びる穴が、厚さ方向の一面の上下に2個形成されている。下側の穴が第1受容部設置部38であり、上側の穴が第2受容部設置部40である。第1受容部設置部38と第2受容部設置部40の間には、分離部20が形成されている。
第1受容部設置部38の他端側には、FET設置部42が形成されている。FET設置部42には、本体36の長手方向の他端側表面に繋がるプローブ挿入穴44が形成されている。プローブ挿入穴44は、本図の紙面に対し、垂直方向に2個、並んで設けられている。
第2受容部設置部40の他端側には、塩橋設置部45が形成されている。塩橋設置部45には、本体36の長手方向の他端側表面に繋がる参照電極挿入穴46が形成されている。
FET設置部42には、ソース電極部30とドレイン電極部32をプローブ挿入穴44にそれぞれ合わせた状態で、FET14が設置されている。FET14は、ゲート電極34が第1受容部設置部38との接続部分に配置される。第1受容部16は、弾性部24を下側にした状態で第1受容部設置部38に設置される。また第1受容部16は、先端が本体36の一端から突出しており、基端側の表面がFET14のゲート電極34に接触している。プローブ挿入穴44には、それぞれプローブ電極47が挿入される。プローブ電極47は、先端がそれぞれソース電極部30とドレイン電極部32に接触しており、それぞれソース及びドレインと電気的に接続される。
塩橋設置部45には、塩橋部25が充填されている。第2受容部18は、弾性部24を上側にした状態で第2受容部設置部40に設置される。また第2受容部18は、先端が本体36の一端から突出しており、基端側の表面が塩橋部25に接触している。参照電極挿入穴46には、参照電極21が挿入される。参照電極21は、先端が塩橋部25に差し込まれており、塩橋部25と電気的に接続される。参照電極21は、FET14における基準電位となる。
(作用及び効果)
上記のように構成されたバイオセンサ10において、まず、採取部12で試料液を採取する。例えば、採取部12の先端を直接下瞼の内側に接触させることにより、試料液としての涙液を採取する。本実施形態の場合、第1受容部16及び第2受容部18は、先端側に弾性部24が設けられていることにより、眼球やその周囲の皮膚を傷つけずに、涙液を採取することができる。
採取された涙液は、第1受容部16及び第2受容部18を先端から基端へ向かって浸透していく。本実施形態の場合、第1受容部16は、ろ紙で形成されていることにより、涙液中のグルコースがタンパク質より速く浸透する。第1受容部16においてグルコースは識別物質22と結合する。これにより識別物質22は負電荷を生じる。一方、第2受容部18では、涙液が、基端側へ浸透し塩橋部25に到達することにより、涙液が塩橋部25を介して参照電極21と電気的に接続される。
前記負電荷は、第1受容部16の基端側のゲート電極34表面に帯電する。これにより、ゲート電極34上の電荷密度が変化する。この電荷密度の変化を、涙液の参照電極21の電位を基準にして、ソースからドレインへ流れるドレイン電流の変化として計測することができる。実際には、ゲート電極34上の電荷密度の変化を、ゲート電圧の変化として計測する。
本実施形態の場合、第1受容部16は、ろ紙で形成されていることにより、涙液中のグルコースが、タンパク質より速く浸透し、第1受容部16の基端側へタンパク質より速く到達する。これによりバイオセンサ10は、タンパク質が第1受容部16に含まれる識別物質22と結合したり、ゲート電極34表面に付着したりすることを抑制できるので、ゲート電極34に不要な負電荷が帯電することを抑制することができる。したがってバイオセンサ10は、より測定感度を向上することができるので、非侵襲的に人体から採取した試料液に基づきグルコース量をより確実に測定することができる。
またバイオセンサ10は、第1受容部16と、第2受容部18とが、基端側において分離部20によって分離され、先端から浸透してきた試料液が基端側で混ざらないように形成されており、さらに第2受容部18の基端側に塩橋部25が設けられている。これによりバイオセンサ10は、塩橋部25を介して涙液と電気的に接続された参照電極21を基準として、第1受容部16の他端側に接続されたゲート電極34上の電荷密度の変化を計測することができる。
実際に上記実施形態に係るバイオセンサ10を作製し、採取部12を下瞼の内側に接触させたときのFET14の出力電圧を測定した。
第1受容部16として紙(ADVANTEC製、製品名:定性濾紙No.131)を用いた。識別物質22としてフェニルボロン酸、担体として金粒子(粒径:15nm)を用い、フェニルボロン酸を担持した金粒子を含む溶液(濃度:1nM)に紙を浸漬して第1受容部16を作製した。
第2受容部18として紙(ADVANTEC製、製品名:定性濾紙No.131)を用いた。塩橋部25は、塩化カリウム(濃度:3.3M)を含むアガロースゲル(Agarose gel)を用いた。参照電極21にはPt電極を用いた。
分離部20は、PTFEで形成した厚さ300μmの板状部材を用いた。FET14のゲート電極34にはAu電極を用いた。
このように作製したバイオセンサ10の採取部12をヒトの眼球に10秒間接触させ、ゲート電極34上の電荷密度の変化を、ドレイン−ソース間電圧の変化として計測した。その結果を図2に示す。本図は、縦軸が出力電圧(V)、横軸が時間(秒)を示す。本図より、採取部12を眼に接触させるとほぼ同時に、出力電圧が変化したことが確認できた。このことから、バイオセンサ10は、第1受容部16において採取部12で採取された涙液中のグルコースが識別物質22と結合し、これにより生じたゲート電極34上の電荷密度の変化を計測できることが確認できた。
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施形態の場合、第1受容部16は、ろ紙で形成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、流路を有する合成樹脂や有機ポリマーの不織布等の構造体で形成してもよい。
上記実施形態の場合、識別物質22は担体に担持されている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、識別物質22と、阻害物質とを含む自己組織化単分子膜(Self-Assembled Monolayers:SAMs)で形成してもよい。阻害物質は、非検出対象物質であるアルブミン等のタンパク質が、フェニルボロン酸と結合したり、ゲート電極34に到達したりすることを抑制する。SAMsとは、通常、固体と液体の界面又は固体と気体の界面で、有機分子同士が自発的に集合して、自発的に単分子膜を形作っていく有機薄膜をいう。この場合、阻害物質は、高分子化合物で形成される。高分子化合物は、分子鎖が識別物質22より長いオリゴエチレングリコールを用いることができるほか、例えばポリエチレングリコールなども用いることができる。
また第1受容部16は、識別物質22と阻害物質と結合した共重合体を用いてもよい。この場合、阻害物質は、親水性ポリマーで形成することができる。親水性ポリマーとは親水性の官能基(水酸基、カルボキシル基)を有するポリマーであり、ハイドロゲル、紙、高吸水性ポリマー(SAP:Superabsorbent Polymer)等である。
ハイドロゲルは、親水性高分子鎖間が架橋されて多量の水を保持し、吸水性に優れるゲル状材料であり、例えば、ポリヒドロキシエチルメタクリレート(Poly−HEMA、ポリメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとも称する。)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)等が挙げられる。Poly−HEMAは、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)のホモポリマーであってもよく、他のモノマー(例えば、2,3−ジヒドロキシプロピルメタクリレート、グリセロールメタクリレート(GMA)等)とのコポリマーであってもよい。なお、Poly−HEMAは、コポリマーとした方がより含水率が高くなる傾向にある。また、PVPとしては、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)のホモポリマーであってもよく、NVPを主成分として、HEMA、メチルメタクリレート(MMA)等と架橋剤を加えて重合したコポリマーであってもよい。
紙は、植物繊維その他の繊維を膠着させて製造される。植物繊維は、セルロース、ヘミセルロースから構成される。セルロースは、多数有する水酸基同士が水素結合により結合する性質を有しており、これにより紙を構成する植物繊維同士がくっつき合う。また、その他の繊維としては、鉱物、金属、合成樹脂等を繊維状にしたもの等が挙げられるが、識別物質22をより強固に固定するという観点から、植物繊維(セルロース)で形成された紙が好ましい。
SAPは、自重の数百倍から数千倍までの水を吸収及び保持することができる高分子である。SAPとしては、アクリル酸の重合体を用いることができる。アクリル酸の重合体は、カルボキシル基を多数有するため、親水性が高く、さらに細目構造に架橋させ、ナトリウム塩の形とすると高い吸水性を持つゲルとなる。
その他の親水性ポリマーとしては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC−Na)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)などのセルロース誘導体;アルギン酸、ヒアルロン酸、アガロース、デンプン、デキストラン、プルラン等の多糖類及びその誘導体;カルボキシビニルポリマー、ポリエチレンオキサイド、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリ(メタ)アクリル酸等のホモポリマー、当該ホモポリマーと多糖類等との共重合体、及び当該ホモポリマーを構成するモノマーと他のモノマーとの共重合体;コラーゲン、ゼラチン等のタンパク質及びその誘導体;ヘパリン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、デキストラン硫酸、ケラタン硫酸、ヘパラン硫酸等のグリコサミノグリカン、キチン、キトサン等の多糖類やムコ多糖類を挙げることができる。
さらには、1−ビニル−2−ピロリジノン、プロぺノン酸2−メチルエステル、モノメタクリロイルオキシエチルフタレート、アンモニウムスルファトエチルメタクリレート、N−ビニルピロリドン、N,N−ジメチルアクリルアミド、2−(メタクリロイルオキシエチル)−2−(トリメチルアンモニオエチル)ホスフェート等の親水性ポリマーを用いてもよい。
上記例示した親水性ポリマーは、単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
重合開始剤としては、公知のラジカル重合促進剤を適時選択して用いることができる。好ましくは水溶性または水分散性を有し、系全体に均一に含まれるものが好ましく用いられる。具体的には、重合開始剤として、水溶性の過酸化物、例えばペルオキソ二硫酸カリウムやペルオキソ二硫酸アンモニウム、水溶性のアゾ化合物、例えばVA−044、V−50、V−501(いずれも和光純薬工業株式会社製)の他、Fe2+と過酸化水素との混合物等を用いることができる。
架橋剤としては、N,N’−メチレンビスアクリルアミド、エチレングリコールジメタクリレート、メタクリル酸ビニル等を用いることができる。
また、上記実施形態の場合、分離部20は、本体36に一体に形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、本体36と独立して分離可能に形成してもよい。
上記実施形態の場合、本体36は、採取部12とFET14とを保持する一体構成である場合について説明したが、本発明はこれに限らず、採取部12を保持する第1本体36と、FET14を保持する第2本体36とで構成してもよい。これによりバイオセンサは、採取部のみを交換することができる。
上記実施形態の場合、検出対象物質がグルコースである場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、本発明は、検出対象物質としてナトリウムイオンやカリウムイオンに適用してもよい。この場合、識別物質は、クラウンエーテルを用いることができる。
上記実施形態の場合、参照電極21が塩橋部25に差し込まれている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、塩橋部25上に直接薄膜を成膜して参照電極を形成してもよい。
上記実施形態の場合、第2受容部18は紙で形成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ハイドロゲルで形成してもよい。この場合、第2受容部18は、弾性部24をさらに設ける必要はない。
10 バイオセンサ
12 採取部
16 第1受容部
18 第2受容部
20 分離部
21 参照電極
22 識別物質
24 弾性部
25 塩橋部

Claims (7)

  1. 試料液を受容する、第1受容部及び第2受容部と、
    前記第1受容部及び前記第2受容部の間に配置された分離部と
    を有し、
    前記第1受容部が、検出対象物質と結合する識別物質を含むと共に、前記試料液中の検出対象物質を非検出対象物質と分離し、
    前記第2受容部が、基端側に設けられた塩橋部を介して、参照電極に接続される
    ことを特徴とする採取部。
  2. 前記第1受容部及び前記第2受容部は、毛細管現象により前記試料液が先端から基端へ浸透することを特徴とする請求項1記載の採取部。
  3. 前記第1受容部及び前記第2受容部は、先端側に弾性部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の採取部。
  4. 前記識別物質が、担体に担持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の採取部。
  5. 前記担体が、前記第1受容部の基端側に固定されていることを特徴とする請求項4記載の採取部。
  6. 前記識別物質が、フェニルボロン酸であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の採取部。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の採取部と、
    前記第1受容部の基端側とゲート電極が接続された電界効果トランジスタと
    を備えたことを特徴とするバイオセンサ。
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