JP2016007444A - 画像記録装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、第2の従来例としての特開2005−124824号公報は、手術シミュレーション画像を生成するための手術支援システムにおいて、手術動画データを、手術シミュレーション画像の構築に必要な、各手技ステップ毎の最適な手技ステップ動画データに分割すると共に、分割された手技ステップ動画データをデータベースに登録することを開示している。また、この公報は、手術中において、手術動画データを分割するマークを、内視鏡の操作ボタンなどの押下に基づいて、手術動画データ内にインデックスデータを付加することも開示している。
また、第2の従来例は、手術中においてユーザの操作により、分割するマークを付けることを開示しているが、手術中においては、ユーザは手術に専念するために、この従来例では、ユーザに対して煩わしい操作を要求する欠点があると共に、分割するマークを付け忘れることが発生し易い欠点がある。
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、所望とするシーンの画像を簡単に抽出することができる画像記録装置を提供することを目的とする。
(第1の実施形態)
図1に示すように本発明の第1の実施形態の画像記録装置10を備えた内視鏡システム1は、手術用ベッド(以下ベッド)2に載置される患者3に対して内視鏡4と、この内視鏡4と共に使用される複数の周辺機器としての照明光を発生する光源装置5、信号処理を行う信号処理装置としてのビデオプロセッサ(以下、プロセッサ)6、高周波電流により電気的処置を行う電気メス装置7、気腹を行う気腹装置8、内視鏡画像の表示を行う表示装置としてのモニタ9を備える。
画像記録装置10、光源装置5、プロセッサ6、電気メス装置7、気腹装置8、モニタ9は、移動自在のトロリ11に搭載されている。
内視鏡4は、細長の挿入部12を有し、挿入部12の基端(後端)から延出された信号ケーブル13はプロセッサ6に接続される。また、挿入部12の基端付近から延出されたライトガイドケーブル14は、光源装置5に接続される。
また、電気メス装置7は、ケーブル18aを介して腹腔内に挿入され、切開等の処置を行う電気メス17に高周波電流を供給し、術者は、電気メス17を用いて腹腔内の病変組織等を切開したり、出血した部分を凝固する処置を行う。なお、電気メス17の先端が接触して病変組織側に流れた高周波電流は、患者3に広い面積で当接する対極板19と、この対極板19に接続されたリターン用ケーブル18bを介して電気メス装置7に戻る。
また、術者は、切開した部位等を吻合糸で吻合する処置を行う場合もある。
図2は、図1における画像記録装置10の内部構成と、複数の周辺機器の概略の構成を示す。
また、内視鏡4の例えば先端部に配置された撮像素子22は、信号線23を介してプロセッサ6に接続される。
また、内視鏡4には、観察モードを切り替える操作を行う切替スイッチ24が設けてあり、切替スイッチ24の操作信号は、光源装置5とプロセッサ6に送られる。
切替スイッチ24は、切替スイッチがOFFとなる通常の状態においては、光源装置は、通常光観察(モード)に対応した白色光を照明光として出力し、切替スイッチ24がONされると特殊光観察(モード)に対応した特殊光を照明光として出力する状態に切り替わる。つまり、切替スイッチ24は、特殊光観察のON/OFFを行う機能を持つ。
光源装置5は、白色光を発生するランプ5aと、ランプ5aに点灯用の電力を供給する電源回路5bと、光路から挿脱されるフィルタ5cと、集光レンズ5dと、電源スイッチ5eと、光源装置5を制御する制御回路5fとを有する。制御回路5fは、通信線25aを介して画像記録装置10と接続される。
プロセッサ6は、撮像素子22に対する信号処理を行い、画像信号を生成する信号処理回路6aと、電源スイッチ6bと、プロセッサ6を制御する制御回路6cとを有する。信号処理回路6aにより生成された画像信号は、画像記録装置10(の画像信号入力部31)に入力される。
制御回路6cは、通信線25bを介して画像記録装置10と接続され、制御回路6cは、プロセッサ6の動作状態(ステータス)の情報を通信線25bを介して画像記録装置10に送信する。また、画像記録装置10側から送信信号が制御回路6cに送信されると、制御回路6cは、送信信号に対応した制御動作を行う。
また、制御回路6cは、プロセッサ6のステータスが切替スイッチ24のON/OFF、換言すると特殊光観察のON/OFFのいずれのステータスであるかの情報を画像記録装置10に送信する。
なお、光源装置5の制御回路5fも切替スイッチ24のON/OFF、換言すると特殊光観察のON/OFFにおけるいずれのステータスであるかの情報を画像記録装置10に送信する。画像記録装置10は、光源装置5とプロセッサ6との両方から特殊光観察のON/OFFのいずれのステータスであるかの情報を取得することができる。
なお、信号処理回路6aは、実線で示すように内視鏡4から入力される第1の信号入力端の他に点線で示すように第2の信号入力端を有し、信号処理回路6aは、PIP(ピクチャーインピクチャー)の画像信号、POP(ピクチャーアウトピクチャー)、3Dの画像信号を生成する機能を有する。
図2においては、内視鏡4として1つの撮像素子22を備えた2D内視鏡の場合を示しているが、図2において2点鎖線によりその一部を示すように2つの撮像素子22a,22bを備えた3D内視鏡4bが内視鏡システム1に使用される場合もある。
図2に示すように気腹装置8は、気腹のために送気を行う送気装置8aと、送気のON/OFFを行うスイッチ8bと、気腹装置8を制御する制御回路8cとを有する。また、送気装置8aは、送気する場合の流量や送気した場合の腹腔内の圧力を検出するセンサ8dを有する。制御回路8cは、通信線25dを介して画像記録装置10と接続される。
また、モニタ9は、液晶ディスプレイ等の表示部9aと、画像を表示する場合の構造強調のON/OFF、構造強調をONにした場合の強度(モード)を変える構造強調スイッチ(図2では単に構造強調)9bと、フリップのON/OFFを行うフリップスイッチ(図2では単にフリップ)9cと、PIP/POPのON/OFFを行うPIP/POPスイッチ(図2では単にPIP)9dと、モニタ9を制御する制御回路9eとを有する。制御回路9eは、通信線25eを介して画像記録装置10と接続される。なお、フリップをONした場合には、モニタ9に表示される画像の上下を反転する。図2では、構造強調スイッチ9b、フリップスイッチ9cのON/OFFによるステータスをモニタ9のステータスとして説明しているが、プロセッサ6のステータスに割り当てるようにしても良い。
制御回路9eは、モニタ9における構造強調スイッチ9bによる構造強調のON/OFF、構造強調がONの場合の構造強調の強度(モード)のステータス、フリップスイッチ9cによるフリップのON/OFFのステータス、PIP/POPスイッチ9dによるPIP/POPのステータスの情報を画像記録装置10に送信する。
この場合には超音波切開装置の制御回路は、超音波出力のON/OFFのステータスと、出力モードのステータスとの情報を画像記録装置10に送信する。
図2に示すように画像記録装置10は、プロセッサ6からの画像信号が入力される画像信号入力部(又は画像信号入力回路)31と、画像信号入力部31に入力された画像信号における画像の特徴量を抽出するための画像解析を行う画像解析部(又は画像解析回路)32と、画像解析部32を通った画像信号から記録するための記録データを生成する記録データ生成部(又は記録データ生成回路)33とを有する。
また、画像記録装置10は、前記画像解析部32に入力される画像信号の画像に対して、予め手術の進行状況に応じた画像種別毎に、各画像種別の特徴量としての判別用特徴量と関連付けた(又は紐付けした)複数の画像種別のデータベースを蓄積する画像種別データベース部(又は画像種別データベース装置)36と、画像解析部32により抽出された特徴量の画像に対して、画像種別データベース部36に蓄積された複数の画像種別における該当する画像種別を判別する画像判別部(又は画像判別回路)37とを有する。
つまり、画像判別部37により判別される画像種別が時間的に変化した場合、記録データ生成部33は、画像の記録データに、編集ポイント及び(第1の)メタ情報とを付加した記録データ(統合記録データとも言う)を生成する。なお、編集ポイント及び(第1の)メタ情報とが付加された記録データ(統合記録データ)は、画像の記録データと一体化されたファイルでも良いし、画像のファイル(一般的には動画ファイル)に関連付け(又は付随)した別体のファイルとから構成されるものでも良い。
図4は、画像種別データベース部36内に予め蓄積されている画像種別の情報を示す。画像種別の大まかな分類となるカテゴリ(又は大分類)と、カテゴリの分類におけるより詳細な分類となるサブカテゴリ(又は中分類)により画像種別を分類するようにしている。
なお、以下の複数のサブカテゴリの画像に関しても同様に、各サブカテゴリの画像に対応する判別用特徴量が関連付け(紐付け)してある。そして、画像種別データベース部36は、各サブカテゴリの画像に対応する判別用特徴量が関連付け(紐付け)して格納している。このため、画像種別データベース部36は、カテゴリ及びサブカテゴリの画像に関連付け(紐付け)た判別用特徴量(の情報)を予め格納する判別用特徴量格納部36aを有する。そして、画像記録装置10に入力される画像信号の画像の特徴量を抽出して、抽出した特徴量を判別用特徴量と比較することにより、抽出された画像がいずれのカテゴリ、サブカテゴリの画像種別の画像であるかを判別することができるようにしている。
処置(画像)は、処置具、プローブを用いた画像であり、合成(画像)はPIP/POP画像であり、吻合(画像)は、吻合を行っている吻合糸の画像であり、その他(画像)は上記のサブカテゴリに該当しない画像である。
一方、カテゴリが体腔内(画像)の場合には、黒画、カラーバー、その他のサブカテゴリに分類している。黒画は、無信号時の画像であり、カラーバーは術前のテスト画像であり、その他(画像)は、上記のサブカテゴリに該当しない画像である。なお、上述した分類と異なる分類を採用しても良い。また、合成(画像)のサブカテゴリを、合成(画像)を用いないで、PIP(画像)又はPOP(画像)のサブカテゴリを用いるようにしても良い。
上記画像解析部32は、入力される画像信号(の画像)におけるR,G,B色成分画像(単にR,G,Bと略記)の画素ヒストグラム(単にヒストグラムと略記)を解析(算出)することにより画像の特徴量を抽出するヒストグラム解析回路32aと、画像のエッジを抽出することにより画像の特徴量を抽出するエッジ抽出回路32bとを有する。なお、画像解析部32は、例えば吻合(画像)を判別する場合、ヒストグラム解析回路32aとエッジ抽出回路32bとの2つの回路の他に、後述するように、複数のフレームの画像におけるエッジ部分や、処置具の先端部分を抽出した画像部分が、予め登録された画像の特徴的な動きパターンに該当するか否かにより(吻合(画像)であるか否かを)判別するようにしても良い。
画像判別部37は、画像解析部32の解析により抽出された特徴量を、画像種別データベース部36に蓄積された判別用特徴量と比較する等して、画像種別の判別対象となる特徴量の画像が複数の画像種別におけるいずれの画像種別に該当するか、又はいずれの画像種別に属するかを判別する。
画像判別部37による画像判別の処理の詳細は図8を参照して後述するが、図5を参照して画像判別の概略を説明する。図5は体腔内と体腔外における代表的な画像例を示すと共に、1フレームの画像におけるR,G,Bの平均値も示す。図5(A)と図5(B)は、体腔内における互いに異なる画像例を示し、それぞれの画像におけるR,G,Bの平均値に関して、G,B平均値に対して、R平均値はかなり大きくなるように、R,G,Bの平均値間のずれ量が大きい特徴を有する。
図5(E)は、(体腔外における)カラーバーの画像を示し、所定のパターンでRGB以外の色成分も表示し、この場合には通常の体腔外の画像の場合に比較して、R,G,Bの平均値間のずれ量が例えば第2の閾値としての5以下で、異なるフレームにおいてR,G,Bの平均値が変動しないこと等を判別用特徴量とする。画像判別部37は、抽出された特徴量がこのような判別用特徴量に該当するか否かを判別することにより、カラーバーの画像であるか否かを判別することができる。なお、図5において説明した内容の他に、図8において説明するような判別を行うようにしても良い。
本実施形態においては、判別された画像種別が時間的に変化した場合には、記録データ生成部33は、画像の記録データに編集ポイントと、少なくとも画像種別の情報を含む第1のメタ情報を付加した(統合)記録データを生成し、ハードディスク34は、画像の記録データに編集ポイントと少なくとも画像種別の情報を含む第1のメタ情報を付加した(統合)記録データを記録する記録部34aの機能を有する。なお、記録データ生成部33は、判別された画像種別が時間的に変化していない場合には、所定のフォーマットで画像と各種のメタ情報(各種のメタ情報は、第1のメタ情報を含んでも、含まなくても良い)を付加して記録データを生成し、ハードディスク34は、当該記録データを記録部34aに記録する。
また、画像記録装置10は、複数の周辺機器と通信を行う通信部(又は通信回路)38を有する。この通信部38は、通信により複数の周辺機器における各周辺機器のステータス(動作状態)の情報を取得してステータスを判別するステータス判別部(ステータス判別回路)38aを有する。なお、図2においては、通信部38の内部にステータス判別部38aを設けた場合の構成例を示しているが、通信部38の外部にステータス判別部38aを設ける構成にしても良い。
また、画像記録装置10は、画像記録装置10の制御を行うと共に、通信部38を介して複数の周辺機器の制御と、複数の周辺機器からの情報の取得等を行う制御部(又は制御回路)39と、画像記録装置10に対する操作を行うタッチ操作で行うタッチパネル40と、ハードディスク34に記録される記録データを外部に保存する場合における保存先の切替を行う保存先切替部(又は保存先切替回路)41とを有する。
また、制御部39は、記録部34aに記録された記録データから指定部40bにより指定された画像種別と指定された動作状態とに合致する条件のメタ情報を検索(又は抽出)するメタ情報検索部(又はメタ情報検索装置)39aを有する。メタ情報検索部39aは、検索したメタ情報、又は該メタ情報に該当する画像部分の情報を、例えばタッチパネル40に送り、タッチパネル40の例えば操作/表示部40aは上記メタ情報又は該メタ情報に該当する画像部分の情報を表示する。このため、操作/表示部40aは 検索されたメタ情報に該当する画像部分の情報を表示する表示部を形成する。
画像記録装置10の外部の記録装置として、USBメモリ42a、光学メディア42b、PC/サーバ42c等を用いることができる。
記録データ生成部33は、画像信号入力部31から(画像解析部32を通って)入力された画像信号から当該画像信号の画像を記録するための記録データを生成し、この記録データには画像判別部37により判別された画像種別を含むメタ情報(第1のメタ情報)を付加し、画像種別が変化したタイミングで編集ポイントも付加する。更に、この記録データ生成部33は、制御部39から送信(入力)される複数の周辺機器におけるステータスの情報を含むメタ情報(第2のメタ情報)を、記録データに付加し、ステータスが変化したタイミングで編集ポイントも付加する。
例えば図2に示すように内視鏡4と複数の周辺機器を設定した後、画像記録装置10の電源スイッチをONすることにより、画像記録装置10は動作状態になる。
図6におけるステップS1に示すように画像記録装置10の画像信号入力部31には、プロセッサ6からの画像信号が入力され、また、ステップS2に示すように画像記録装置10の通信部38には、複数の周辺機器のステータスの情報が入力される。
図7Aは手術を開始した後における手術の進行状況に応じて、画像種別が変化する例と、複数の周辺機器のステータスが変化する例と、編集ポイントが生成される様子を示す。また、図7Bは、図7Aの場合における複数の周辺機器のステータスの詳細を表形式で示す。なお、図7A等の具体例において示すように、画像種別及びステータスにおける一方のみが変化した場合においても第1のメタ情報と第2のメタ情報と付加して記録するようにしても良い。本実施形態においては、画像種別が変化した場合、又は複数の周辺機器におけるいずれかのステータスが変化した場合、共に画像種別に関する情報と複数の周辺機器の各ステータスの情報とを含むメタ情報を記録するようにしている(図7D参照)。
手術を開始した状態においては、内視鏡4は、患者3の腹部内に、まだ挿入されない状態であり、画像記録装置10に入力される画像信号は、体腔外の画像信号となる。
この場合、画像記録装置10内の画像判別部37は、画像解析部32により抽出された特徴量が、画像種別データベース部36における判別用特徴量と比較して、体腔外のカテゴリに該当し、さらに黒画でもなく、カラーバーでもない、その他のサブカテゴリの画像であると判別する。画像判別部37による画像判別の詳細は図8において説明する。
術者等のスタッフは、タッチパネル40等から画像記録装置10(のハードディスク34等)に対して録画開始(記録開始)の指示操作を行う。
本実施形態においては、ステップS4に示すように録画が開始した時間を最初の編集ポイントP1に設定して、制御部39は、画像の記録データにメタ情報(P1)を関連付けてハードディスク34に記録するように制御する。なお、最初の編集ポイントP1の場合を含むi番目のメタ情報(Pi)は、編集ポイントPiの時点におけるメタ情報を表す。編集ポイントPi及びメタ情報(Pi)は、例えば図7Cに示す例では、(B3で示す)mdatに、画像の記録データにおける例えば録画開始からの時間情報に関連付けて記録される。
図7Aに示すように録画開始の時間t1においてプロセッサ6から画像記録装置10内に入力される画像信号の画像は、記録データ生成部33において(圧縮等されて)記録データに変換され、該記録データには録画開始の編集ポイントP1と、この編集ポイントP1におけるメタ情報(P1)としての画像種別の情報と、複数の周辺機器のステータスの情報と、本手術の患者情報とが付加(又は関連付け)されて記録される。
図7Aに示す例では、記録データ(録画ファイル)には、編集ポイントP1において画像種別の情報として体腔外のカテゴリと、その他のサブカテゴリの情報が付加又は関連付けられ、更に複数の周辺機器のステータスの情報として、気腹装置8は送気OFF,電気メス装置7は、出力OFF、出力モードは切開モード、プロセッサ6は特殊光観察OFF、モニタ9は構造強調OFFの情報が、メタ情報(P1)として付加又は関連付けて、ハードディスク34に記録される。このメタ情報(P1)を図7Aではメタ(P1)と略記する。
図6のステップS5に示すように画像記録装置10の画像解析部32は、画像記録装置10に入力される画像信号の画像の特徴量を抽出し、ステップS6に示すように画像判別部37は抽出された画像の特徴量を画像種別データベース部36の判別用特徴量と比較する。比較結果により、ステップS7に示すように画像判別部37は抽出された画像の画像種別を判別する。
一方、ステップS8において、画像種別が変化していない場合には、ステップS9の処理を行うことなく、ステップS10の処理に移る。
ステップS10において制御部39は、ステータス判別部38aにより判別された複数の周辺機器のステータスの情報を取得し、判別されたステータスが変化したか否かを判別する。ステータスが変化した場合には、次のステップS11において、記録データに編集ポイントを付加し、第2のメタ情報を関連付ける。勿論、第2のメタ情報に画像種別の情報を含めるようにしても良い。ハードディスク34は、記録データに編集ポイントと第2のメタ情報が付加された記録データを記録する。そして、次のステップS12の処理に移る。
ステップS11の処理の後、又はステップS10においてステータスが変化しない判定結果の場合にはステップS12において制御部39は、一定時間(例えば数秒)経過待ちの処理を行った後、次のステップS13において制御部39は、録画停止の操作が行われたか否かを判定する。録画停止の操作が行われていない場合には、ステップS5の処理に戻る。そして、ステップS8において画像種別の変化を判定し、ステップS10においてステータスの変化を判定し、変化した場合には編集ポイントとメタ情報を付加する処理を繰り返し行う。以下、図7Aを参照して、ステップS8,S10による処理の例を説明する。
図7Aに示す例では、時間t2において送気して、腹腔内を気腹した後の例えば時間t3において、内視鏡4が体腔外から気腹された体腔(腹腔)内に挿入される。
すると、ステップS8において画像判別部37は、画像解析部32により抽出された特徴量から、抽出された特徴量の画像種別が体腔外から体腔内のカテゴリに変化したことを判別する。また、画像判別部37は、抽出された特徴量から体腔内のカテゴリにおけるいずれのサブカテゴリに属するかの判別も行う。内視鏡4を挿入した状態において、内視鏡4の視野内に処置具が入っていないと、画像判別部37は、抽出された特徴量の画像が図4におけるその他のサブカテゴリに属すると判別する。
この場合には、図7Aに示すように時間t3において、編集ポイントP3が生成され、この編集ポイントP3に画像種別の情報(体腔内のカテゴリ、その他のサブカテゴリ)を含む第1のメタ情報(P3)が生成される。ハードディスク34は、記録データに編集ポイントP3と第1のメタ情報(P3)が付加された(統合)記録データを記録する。
また、図7Aにおいて術者が電気メス17により、例えば病変部を切開する処置を行うために電気メス17を内視鏡4の視野内に入れると、例えば時間t5において画像判別部37は電気メス17を処置具として含む画像の特徴量が、その他のサブカテゴリから処置(画像)のサブカテゴリに変化したことを判別する。そして、画像判別部37は時間t5において編集ポイントP5を生成し、また第1のメタ情報(P5)を付加するように制御する。
また、術者が電気メス17により病変部を切開するために時間t6において出力ONの操作を行うと、ステータス判別部38aは、電気メス装置7から電気メス17への出力ONのステータスを判別して、制御部39に送り、制御部39は電気メス装置7の出力OFFからONへのステータス変化を判定し、編集ポイントP6と、第2のメタ情報(P6)を付加するように制御する。術者は、病変部を切開する処置を行った後、例えば時間t7において電気メス装置7から電気メス17への出力ONを出力OFFにする操作を行う。
また、術者は、凝固が必要か否かを判断する。凝固の処置が必要と判断した場合には、例えば時間t8において電気メス装置7の出力モードを凝固モードに切り替える。
すると、制御部39は、ステータス判別部38aによる判別結果から電気メス装置7の出力モードが凝固モードのステータスに変化したと判定をし、時間t8において編集ポイントP8を生成し、第2のメタ情報(P8)を付加するように制御する。
また、術者は、粘膜の表層付近の血管の走行状態をより視認し易く、凝固の状態も確認し易い特殊光モードに切り替える操作を、例えば時間t9に行う。
すると、制御部39は、制御部39は、ステータス判別部38aによる判別結果からプロセッサ6の画像処理モードが特殊光観察モードのステータスに変化したと判定し、時間t9において編集ポイントP9を生成し、第2のメタ情報(P9)を付加するように制御する。
術者は、特殊光観察モードの状態で電気メス装置7から電気メス17への出力ONの操作を例えば時間t10において行うと、制御部39は、ステータス判別部38aによる判別結果から電気メス装置7の出力ONのステータスが変化したと判定し、時間t10において編集ポイントP10を生成し、第2のメタ情報(P10)を付加するように制御する。術者は、出血した部位を凝固する処置を行った後、例えば時間t11において電気メス装置7から電気メス17への出力ONを出力OFFにする操作を行う。
また、術者は凝固の処置を行った部位を特殊光観察モードで確認した後は、特殊光観察モードをOFF、つまり通常光観察モードの状態に切り替える操作を、例えば時間t12に行う。また、図7Aにおいては、構造強調もOFFにしている。
すると、制御部39は、ステータス判別部38aによる判別結果から特殊光観察モードがOFFと、構造強調がOFFとのステータスが変化したと判定し、時間t12において編集ポイントP12を生成し、また第2のメタ情報(P12)を付加するように制御する。
また、術者は、気腹装置8による送気をOFFにする操作を例えば時間t13に行う。すると、制御部39は、ステータス判別部38aによる判別結果から送気OFFのステータスが変化したことと判定し、時間t13において編集ポイントP13を生成し、第2のメタ情報(P13)を付加するように制御する。
この場合には、時間t14において、編集ポイントP14が生成され、この編集ポイントP14に画像種別の情報(体腔内のカテゴリ、その他のカテゴリ)を含む第1のメタ情報(P14)が生成される。その後、例えば時間t15において録画停止の操作が行われると、録画が停止する。なお、録画停止の時間t15においても編集ポイントP15とメタ情報(P15)(第1のメタ情報及び第2のメタ情報)(P15)を付加して記録するようにしても良いし、付加しないようにしても良い。図7Aでは編集ポイントP15とメタ情報(P15)を付加しない例で示している。録画停止の時間t15の後の例えば時間t16において手術が終了する。
図7Bは、図7Aにおけるステータス変化の詳細を表形式で示す。図7Bは、複数の周辺機器においてステータスが変化したステータスを斜線で示している。
図7Cに示す例では、(統合)記録データは、動画、音声データ等を扱うのに適した、例えばMP4ファイルフォーマットを採用し、このMP4ファイルフォーマットは、図示のように3つのボックスと呼ばれるデータブロックで構成される。B1で示すftypは先頭に配置され、ファイルの種別を示すボックス、B2で示すmoovは、各種のメタデータを格納するボックス、B3で示すmdatは動画や音声のデータを格納したボックスである。本実施形態においては、B3で示すmdatに画像の記録データを格納し、B2で示すmoovに、編集ポイントP1,P2,…と、メタ情報(P1),メタ情報(P2),…を含むテキストファイルを格納している。
図7Dは、メタ情報(P1),メタ情報(P2),メタ情報(P3)の具体例を示す。メタ情報(P1)は、編集ポイントP1を示す記号又はデータP1(簡略化して編集ポイントP1と同じ符号で示すが異なる符号でも良い)と、このMP4ファイルとして記録される手術の患者情報のデータとしてDate、Patient ID,Patient name,BOD,Age,Sexを含み、また1つ目の手術のタイトル1の項目と、最初の編集ポイントP1の録画開始時間00:00:00のデータを含み、更に画像種別のカテゴリ、カテゴリ、複数の周辺機器のステータス情報を含む。
メタ情報(P3)は、カテゴリが変化した場合に該当するもので、メタ情報(P3)における編集ポイントP3示す記号又はデータP3と、編集ポイントP3に対応した動画の記録時間と、編集ポイントP3における画像種別のカテゴリ、カテゴリ、複数の周辺機器のステータス情報を含む。
メタ情報(P4)等も同様のフォーマットのデータとなる。図7Dに示す例では、複数の周辺機器におけるステータスが変化した場合においても、画像種別が変化した場合においても、編集ポイントと共に、複数の周辺機器におけるステータス(動作状態)と、画像種別に関するメタ情報を生成している。
従って、ハードディスク34に記録された記録データに対して、抽出又は編集したいシーンの情報を例えばパッチパネル40から入力することにより、抽出又は編集したいシーンに該当する動画部分を簡単かつ短時間に抽出することができる。
抽出又は編集したいシーンを簡単に抽出する場合の動作に関しては、図12A〜図12Dを用いて後述する。
なお、図6に示す処理においては、処理手順としてステップS8において画像種別が変化したか否かの判定を行い、その後におけるステップS10においてステータスが変化したか否かの判定を行うようにしているが、ステータスが変化したか否かの判定を行った後に、画像種別が変化したか否かの判定を行うようにしても良い。
図8に示すように画像種別の判別処理が開始すると、最初のステップS21において画像判別部37は、画像解析部32により抽出された特徴量を、体腔内と体腔外とを判別する判別用特徴量と比較する。具体的には、図5において説明したように画像判別部37は、画像解析部32のヒストグラム解析回路32aにより抽出されたR,G,Bの画像の平均値間のずれ量が閾値(20)以上であるか否かの判定を行う。又は、画像判別部37は、R,G,Bの画像の平均値間のずれ量が、Rの平均値の1/10の値を閾値とした値以上であるか否かの判定を行う。又は、画像判別部37は、Rの画像の平均値がG,Bの画像の平均値と比較して、Rの平均値の1/10の値の閾値以上大きいか否かを判定する。
この判定結果に該当する場合には、ステップS22に示すように画像判別部37は、画像解析部32により抽出された特徴量の画像が体腔内のカテゴリの画像であると判別する。
体腔外のカテゴリの画像であると判別された場合には、次のステップS24において画像判別部37は、画像解析部32により抽出された特徴量の画像の画像信号が無信号レベルであるか否かを判定する。画像判別部37は、当該画像信号が無信号レベルを判別するための0レベルより僅かに大きい閾値レベル以下か否かを判定する。そして、当該画像信号が閾値レベル以下の場合にはステップS25において画像判別部37は当該画像を黒画(像)のサブカテゴリであると判定し、図8の処理を終了する。
閾値レベル以下でない判定結果の場合には、ステップS26において画像判別部37は、当該画像の色分布の値が少なくとも数フレーム以上の期間において一定で変化しないか否か、又はR,G,G平均値のずれ量が3/100以下で、少なくとも数フレーム以上の期間において一定で変化しないか否かを判定する。
上記ステップS22において体腔内のカテゴリと判別された場合には、ステップS29において画像判別部37は、画像解析部32のエッジ抽出回路32bにより抽出されたエッジが当該画像(当該画像全体)を左右又は上下に等分割するエッジ部分を含むか否かを判定する。
図9の(A)と(B)は、3D画像の場合のパターンを示し、3D画像は、左目画像となる第1の画像I1と右目画像となる第2の画像I2とは(A)のように左右、又は上下に隣接して画面(画像)全体を2等分するように同じサイズで表示される。
従って、ステップS29において抽出されたエッジが当該画像全体を左右又は上下に等分割するエッジを含む規則的なパターンを含む判定結果の場合には、次のステップS30において画像判別部37は、当該画像が3D(画像)のサブカテゴリに該当すると判定する。一方、等分割するエッジを含まない判定結果の場合には、ステップS31において画像判別部37は、当該画像が2D(画像)のサブカテゴリに該当すると判定する。
ステップS30又はS31の処理後のステップS32において画像判別部37は、当該画像が直線的なエッジを含むか否かを判定する。直線的なエッジを含む片低結果の場合には、更に次のステップS33において画像判別部37は、規則的な一定パターンのエッジを含むか否かを判定する。この場合の規則的な一定パターンは、図10又は図11に示すように水平方向及び/又は垂直方向に延びる枠状のパターンを有するエッジ含むか否かを判定する。
図10の画像においてエッジを抽出した場合、画像における4隅のうちの1つの隅において第2の画像I2の水平方向及び垂直方向に延びる境界線部分がエッジとして抽出される。
また、図11の(A)〜(C)は、合成画像を構成するPOPの場合の画像を示し、1画面分の画像I(斜線で示す)は、第1の画像I1と第2の画像I2を内部に含み、第1の画像I1と第2の画像I2とは、水平方向(左右方向)に隣接して同じサイズ(A)、又は異なるサイズ(B)又は(C)で表示される。
図10と図11とは明らかに境界部分のパターンが異なる。図10及び図11の境界部分のパターンの情報は、判別用特徴量(のエッジパターン)として判別用特徴量格納部36aに格納されており、画像判別部37は、抽出されたエッジを判別用特徴量格納部36aに格納された判別用特徴量(のエッジパターン)と比較してPIP又はPOP等の判別を行う。
ステップS33において規則的なパターンを有する判定結果の場合には、次のステップS34において画像判別部37は、規則的なパターンが4隅の1つを形成するものであるか否かを判定する。規則的なパターンが4隅の1つを形成する判定結果の場合には、ステップS35において画像判別部37は、規則的なパターンを有する当該画像がPIPのサブカテゴリに該当すると判定する。
また、ステップS33において規則的なパターンでない判定結果の場合には、ステップS37において画像判別部37は、直線的なエッジパターンを有する画像が処置具を含む処置画像のサブカテゴリに該当すると判定する。
また、ステップS32において直線的なエッジを有しない判定結果の場合及び有する場合において、ステップS38に示すように画像判別部37は、当該画像が糸状のエッジを含む画像であるか否かの判定を行う。糸状のエッジを含む画像であると判定した場合には、ステップS39において画像判別部37は、当該画像が吻合(画像)のサブカテゴリに該当すると判別する。
一方、ステップS38の処理において糸状のエッジを含まない画像の判別結果の場合にはステップS40において画像判別部37は、当該画像がその他(画像)のサブカテゴリに該当すると判別する。
そして、入力される判別対象となる画像から局所特徴量を抽出し、判別用データベースを用いた学習データとの比較を行うことで、処置具、吻合糸等のデバイスを判別するようにしても良い。また、上述したように判別の精度を向上するために、複数のフレームの画像に対する判別処理を行うようにしても良いし、画像種別を判別する場合に複数の周辺機器のステータスの情報を参照するようにしても良い。
ステップS35,S36,S37,S39、S40の処理の後、図8の処理を終了する。
また、図12A〜図12Dにおいては、1つの周辺機器ステータスの項目のみを表示しているが、複数の周辺機器ステータスの項目を表示して、複数の周辺機器における任意の1つ又は複数のステータスの項目を指定できるようにしても良い。
ユーザが例えば、体腔内の項目を指定すると、制御部39(のメタ情報検索部39a)は、体腔内の項目に該当する画像を、ハードディスク34に記録された記録データにおけるメタ情報から検索し、図12Bに示すように画像一覧表示エリアA1に検索に該当する編集ポイントの時間の画像のサムネイル画像を表示するように制御する。図7Aの例に適用した場合には、編集ポイントP3〜P13(のタイミング又は時間)の13個のサムネイル画像が表示される。なお、数が多い場合には一部を重ねる等して表示しても良い。
図7Aの例に適用した場合には、編集ポイントP5〜P13のサムネイル画像が表示される。図12Cの状態において、機器ステータスとして電気メス装置ONの指定を行うと、制御部39は、カテゴリが体腔内で、サブカテゴリが処置、電気メス装置ONの機器ステータスに該当する画像を記録データにおけるメタ情報から検索し、図12Dに示すように画像一覧表示エリアA1に検索に該当する編集ポイント(の時間)の画像のサムネイル画像を表示する。図7Aの例に適用した場合には、編集ポイントP6、P10のサムネイル画像が表示される。
図12A〜図12Dで説明した場合に限らず、例えば、体腔内における電気メス17により処置を行っているシーンを抽出しようとする場合には、電気メス装置7の出力ONのステータスの情報を入力することにより、編集ポイントP6、P10の動画ファイルを簡単に抽出することができる。更に、切開モードや凝固モードの情報を追加することにより、その一方の動画ファイルを抽出することもできる。
このように動作する本実施形態によれば、所望とするシーンの画像を簡単に抽出することができる。より具体的には、ユーザが抽出(又は検索又は編集)しようと望むシーンに該当する画像種別や、当該シーンにおける複数の周辺機器のステータス(動作状態)の情報を指定することにより、指定された条件に合致する画像部分(の開始画像)を表示することができるようにしているので、所望とするシーンの画像を簡単に抽出することができる。
また、図2に示す構成において、例えば画像判別部37が制御部39の機能を含む(又は兼ねる)構成にしたり、制御部39が画像判別部37の機能を含む(又は兼ねる)構成に変更しても良い。
また、本明細書において開示された範囲内の構成要素の中から、一部の構成要素、又は一部の開示内容を抽出して請求項を生成しても良い。
Claims (9)
- 画像信号が入力される画像信号入力部と、
前記画像信号入力部に入力された前記画像信号における画像の特徴量を抽出する画像解析部と、
入力される前記画像信号の前記画像に対して予め手術の進行状況に応じた画像種別毎に判別用特徴量と関連付けた複数の画像種別のデータベースを蓄積する画像種別データベース部と、
前記画像解析部により抽出された前記特徴量の画像に対して前記画像種別データベース部における該当する画像種別を判別する画像判別部と、
前記画像判別部の判別結果により判別された前記画像種別の変化に対応して、変化したタイミングの前記画像信号を特定するための編集ポイント及び前記画像信号に関連する第1のメタ情報を、前記画像信号に付加して記録するための記録データを生成する記録データ生成部と、
前記記録データ生成部により生成された前記画像信号、前記編集ポイント及び前記第1のメタ情報を含む前記記録データを記録する記録部と、
前記手術の際に利用される複数の周辺機器の動作状態の情報が入力される情報入力部と、
前記情報入力部に入力された情報から、該情報に該当する前記複数の周辺機器の各動作状態を判別する状態判別部と、
前記状態判別部の判別結果の変化に対応した前記編集ポイント及び前記状態判別部の判別結果が変化したタイミングの前記複数の周辺機器に関連する第2のメタ情報を前記画像信号に付加して、前記記録部に記録するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする画像記録装置。 - 前記画像種別データベース部は、前記手術の進行状況に応じた画像種別が体腔内と体腔外のいずれの画像であるかの大分類に分類した大分類部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記画像種別データベース部は、前記大分類部における前記体腔内に属する画像種別が術中に処置具により処置を行っている処置画像、PIP画像/POP画像、若しくは術中において吻合を行っている吻合画像のいずれの画像であるかの中分類に分類した中分類部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記画像解析部は、入力される前記画像信号のR,G,B色成分画像における画素ヒストグラムから前記画像の特徴量を抽出するヒストグラム解析回路と、前記画像のエッジを抽出するエッジ抽出回路と、を有し、
前記画像判別部は、前記ヒストグラム解析回路により抽出された第1の特徴量と前記エッジ抽出回路により抽出された第2の特徴量が、予め前記画像種別データベース部に格納されている前記複数の画像種別に対応付けた判別用特徴量と比較することにより、該当する画像種別を判別することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 前記状態判別部は、前記複数の周辺機器における各動作状態を判別し、前記制御部は、前記状態判別部による判別結果から前記複数の周辺機器における少なくとも1つの動作状態が変化したタイミングにおける前記複数の周辺機器の全ての動作状態の情報を前記第2のメタ情報として前記記録部に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 更に、前記記録部に対して、前記画像種別の指定と、前記複数の周辺機器における任意の動作状態の指定とを行う指定部と、
前記記録部に記録された前記記録データから前記指定部により指定された画像種別と指定された動作状態に合致する条件のメタ情報を検索するメタ情報検索部と、
検索された前記メタ情報に該当する画像部分の情報を表示する表示部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 前記状態判別部は、前記複数の周辺機器として少なくとも気腹装置と、電気メス装置又は超音波切開装置とにおけるそれぞれの動作状態を判別することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記画像種別データベース部は、前記大分類部における前記体腔外に属する画像種別が、無信号の黒画像、テスト画像を表すカラーバー画像、又は両画像に該当しないその他の画像におけるいずれの画像であるかの中分類に分類した中分類部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
- 前記記録データ生成部は、前記第1のメタ情報として、該第1のメタ情報が生成されたタイミングにおける前記複数の周辺機器の各動作状態に関する情報を含む第3のメタ情報を生成し、前記記録部は、前記第3のメタ情報を記録し、
更に、前記制御部は、前記状態判別部による判別結果が変化した場合、前記第2のメタ情報として、該第2のメタ情報が生成されたタイミングにおける前記画像判別部により判別された画像種別に関する情報を含む第4のメタ情報を前記記録部に記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
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