JP2016004750A - 蛍光ランプ - Google Patents

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大輔 仲原
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喜将 高橋
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Abstract

【課題】本発明は、定格寿命を充分に確保することができるとともに、環境負荷をも低減することができる蛍光ランプを提供する。
【解決手段】本発明の蛍光ランプ1は、ガラス管2と、前記ガラス管2の内面上に形成される蛍光体層7と、熱電子放射物質(エミッタ)が担持されたフィラメント12を有する電極3と、を具備し、希ガスと水銀とを封入する蛍光ランプにおいて、前記ガラス管2が鉛フリーガラスで形成され、前記水銀の封入量が5mg未満であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、蛍光ランプに関する。
一般に、蛍光ランプはガラス管の内面に蛍光体層が形成され、希ガスと水銀とが封入されたガラス管内にはエミッタ(熱電子放射物質)が担持されたフィラメント(電極)が設けられている。蛍光ランプは、ガラス管内の水銀蒸気中での放電によって発生した紫外光が蛍光体層で可視光に変換される構成となっている。従来、蛍光ランプのガラス管の材料としては、加工性の容易なソーダライムガラス(ソーダガラス)等の軟質ガラスが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
ところで、このような従来の蛍光ランプでは、ガラス管を形成する軟質ガラスから析出するナトリウムが、封入した水銀を消費する。そのため、蛍光ランプの定格寿命を確保すべくガラス管内には、予め決めた寿命時間の間に、点灯状態を維持するために必要な水銀量以上の量の水銀が封入される。この水銀封入量は、市場流通品で多い場合には数十mgに達するものもある。
水銀を消耗する現象は、同時に、ガラス管の着色につながり、蛍光ランプの明るさを低下せしめ、光束維持率の低下につながる。
特開2013−030386号公報 特開2013−161618号公報
しかしながら、水銀は環境負荷物質であるため、ガラス管内に封入する水銀量は、可能な限り少ない量に設定されることが望まれる。
近年、業界をあげて、水銀封入量の低減が進められており、特に欧州のRoHS(Restriction of Hazardous Substances)指令では、封入量の上限値が毎年下げられており、これに追随する動向となっている。こうした動向の中で、現在、例えば、環形蛍光ランプのほとんどは封入水銀量が5mgとなっているが、従来技術において寿命を延長するためには、より多くの水銀量を必要とすることになる。表現を変えると、蛍光ランプ内に封入する水銀量が少なすぎれば、蛍光ランプの定格寿命を確保することが困難になる。
そこで、本発明の課題は、定格寿命を充分に確保することができるとともに、環境負荷をも低減することができる蛍光ランプを提供することにある。
前記課題を解決した本発明の蛍光ランプは、ガラス管と、前記ガラス管の内面上に形成される蛍光体層と、熱電子放射物質が担持されたフィラメントを有する電極と、を具備し、希ガスと水銀とを封入する蛍光ランプにおいて、前記ガラス管が鉛フリーガラスで形成され、前記水銀の封入量が5mg未満であることを特徴とする。
本発明によれば、定格寿命を十分に確保することができるとともに、環境負荷をも低減することができる蛍光ランプを提供することができる。
また、本発明によれば、定格寿命が長くなることで、廃棄される蛍光ランプが少なくなるという環境負荷低減にもなる。
本発明の実施形態に係る蛍光ランプの斜視図であり、ガラス管の一部に切欠部を有する図である。 図1の蛍光ランプにおけるガラス管の部分断面図である。 図1の蛍光ランプにおける電極の側面図である。 図1の蛍光ランプの電極におけるエミッタ付きフィラメントの部分拡大図である。 図4のエミッタ付きフィラメントからエミッタを部分的に取り除いて示すフィラメントの構成説明図である。 本発明の実施例と比較例における蛍光ランプの光束維持率と点灯時間との関係を示すグラフである。
以下に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る蛍光ランプ1の外観斜視図であり、ガラス管2の周壁の一部を切り欠いて、その内部の電極3の様子を示す図である。図2は、図1のガラス管2の部分断面図である。図3は、電極3の側面図である。
本実施形態に係る蛍光ランプ1は、後に詳しく説明するように、ガラス管2が鉛フリーガラスで形成され、このガラス管2内に封入される水銀量が5mg未満であることを主な特徴とする。
まず、家電品としての照明器具に使用される環形蛍光ランプを例にとって本実施形態に係る蛍光ランプ1の全体構成について説明する。
図1に示すように、蛍光ランプ1は、環状に湾曲させたガラス管2の両端が口金4で繋げられている。口金4には、口金ピン5が設けられている。この口金ピン5は、次に説明する電極3と電気的に接続されている。また、口金ピン5は、図示しない照明器具のプラグに対して嵌脱自在に電気的接続が可能となっている。
ガラス管2は、両端部が封止された管状体で形成されている。このガラス管2は、前記したように、環状に湾曲している。
ガラス管2の環の径(環外径)は、蛍光ランプ電力に応じた所定の規格にて設定することができる。
ガラス管2の管径(管外径)は、例えば、15〜33mmの範囲内で設定することができる。望ましくは、29±4mmである。
また、ガラス管2の内表面積は、400〜1000 cmの範囲内で設定することができる。
ガラス管2の肉厚は、例えば、1.0±0.1mm程度とすることができるが、これに限定されるものではない。
このようなガラス管2は、いわゆる鉛フリーガラスで形成されている。
ソーダガラスも鉛を含まないが、本実施形態でいう鉛フリーガラスとは、鉛、具体的には酸化鉛(II)を含まずに、鉛ガラスを使用していた用途に対応できるように、ガラス加工温度を低下させたガラスである。
なお、RoHS(Restriction of Hazardous Substances)指令は、電子・電気機器において、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル、及びポリ臭化ジフェニルエーテルの6物質からなる特定有害物質の使用制限に係る欧州連合による指令である。
この指令では、環境負荷が低い用途においては、除外項目として別の閾値を条件ごとに定めており、例えば蛍光ランプのガラス中であれば、鉛は0.2質量%まで含有可能となっている。このことは、蛍光ランプを製造するためのガラス原料の一成分として、ガラスカレットが含まれることを想定している。換言すれば、ガラスカレットには、微量の鉛ガラスが含まれてしまう可能性を想定している。
したがって、本実施形態での鉛フリーガラスとしては、前記のとおり原則として鉛を含まないものを想定しているが、RoHS指令に準拠して0.2質量%未満で鉛を含有するものまでを排除する趣旨ではない。
鉛フリーガラスとしては、例えばSiO−B−ZnO系ガラス、SiO−B−ZnO−Al系ガラス、Bi−B系ガラス等が挙げられる。特に、Si及びBを含む酸化物から構成されるホウケイ酸系ガラスに、Li、Al、Ca、Zn及びSrからなる群より選ばれる1種又は2種以上の元素が部分的に含まれた鉛フリーガラスは、低融点で焼成温度が低く、透明性も高いために好適である。
なお、本実施形態での鉛フリーガラスは、その軟化点が、655〜675℃程度のものが好適に使用される。また、本実施形態での好適な鉛フリーガラスとしては、30〜380℃での膨張係数が92.5〜96.5[10−7/℃]、歪点が430〜450℃、除冷点が470〜490℃、比重が2.57±0.015のものが挙げられる。
また、本実施形態での鉛フリーガラスとしては、アルカリ金属(例えば、Na、K、Li等)を含まないものが望ましいが、実用のガラス管において、加工後に内在する歪の考慮を含めた成型加工性を考慮すると、ある程度のソーダ分が含まれることが望ましく、アルカリ金属の酸化物として10質量%未満で含むものは許容され得る。
図2に示すように、ガラス管2の内側(中空部側)には、保護層6を介して蛍光体層7が設けられている。
保護層6としては、例えば、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム(III)等の微粒子を含む層で形成されたものが挙げられる。保護層6は、ガラス管2から外部に向けて紫外光が放出されるのを抑制する。
保護層6を形成する前記微粒子の平均粒子径(レーザー回折粒度分布測定法準拠)は、例えば10〜60nm程度に設定することができるがこれに限定されるものではない。
また、保護層6には、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム(III)のほか、例えば、酸化イットリウム、酸化チタン、酸化セリウム、酸化ランタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛等を使用しても良い。また、これらを任意に組み合わせて使用することを妨げない。
このような保護層6は、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム(III)等の微粒子、また、必要に応じてこれに前記の他の金属酸化物の微粒子を一部又は全部に含む塗工液(分散液)を、ガラス管2の内面に塗布・乾燥することにより形成することができる。この塗工液の分散媒としては、例えば、水、アルコール類、酢酸ブチル、キシレン等が挙げられる。
保護層6の厚さとしては、例えば、0.1〜10μm程度に設定することができるがこれに限定されるものではない。
蛍光体層7は、水銀原子から放射される253.7nmの紫外光により可視光を発光する蛍光体を含有する層で形成される。
この蛍光体としては、例えば、Y23:Eu、YVO4:Eu、LaPO4:Ce,Tb、(Ba,Eu)MgAl1017、(Ba,Sr,Eu)(Mg,Mn)Al1017、Sr10(PO46l2:Eu、(Sr,Ca,Ba,Mg)10(PO46Cll2:Eu等が挙げられる。
また蛍光体層7は、前記の蛍光体を適宜組み合わせて、紫外光により励起され、緑色、赤色、青色領域の可視光を発光させ、演色に優れた白色光を得ることも可能である。例えば、赤色蛍光体として、Y23:Eu、緑色蛍光体として、LaPO4:Ce,Tb、青色蛍光体として、(Sr,Ca,Ba,Mg)10(PO46Cll2:Euの組み合わせが挙げられるがこれに限定されるものではない。
蛍光体層7の厚さは、例えば、10〜30μm程度に設定することができるがこれに限定されるものではない。
このような蛍光ランプ1には、希ガスと水銀とが封入される。
希ガスとしては、例えば、希ガスとしては、アルゴン、ネオン、クリプトン、キセノン、ヘリウム等から選択した1種を又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
封入する希ガスの量としては、蛍光ランプ1の点灯時において、下記の封入量で水銀を含む混合ガスの蒸気圧で、例えば、100〜700Pa程度となる量に設定することができる。一般照明用として流通している蛍光ランプで最も好適に使用されているのは、240〜360Paの範囲である。
近年、水銀の封入量は、一般照明用として流通している蛍光ランプにおいては5mgに設定されているが、本実施形態にてガラス管2を使用する蛍光ランプ1の水銀封入量は、5mg未満、望ましくは、2.9mg以上、5mg未満に設定される。
ちなみに、本実施形態での水銀としては、アマルガムをも使用することができるが、アマルガムを使用する場合には、これに含まれる水銀の量が5mg未満となるようにその封入量が調節される。
アマルガムを形成する金属としては、例えば、ビスマス、インジウム、鉛、スズ、亜鉛、カドミウム、銀等が挙げられる。また、アマルガムはペレット状、柱状、板状等の形状でガラス管2内に封入することができる。
このような蛍光ランプ1には、一対の電極3(図1においては一方の電極3のみ図示)が設けられている。一対の電極3は、ガラス管2の両端における図示しない封止部(ピンチシール部)にそれぞれ配置されている。
図3に示すように、電極3は、前記の封止部に溶着されたガラスステム8と、ガラスステム8に支持される一対のインナリード線9と、一対のインナリード線9に架け渡されてこれに電気的に接続されるエミッタ付きフィラメント10と、を有して構成されている。ちなみに、インナリード線9は、前記した口金ピン5(図1参照)と電気的に接続されている。
図4は、蛍光ランプ1の電極3におけるエミッタ付きフィラメント10の部分拡大図、図5は、図4のエミッタ付きフィラメント10からエミッタ(熱電子放出物質)11を部分的に取り除いて示すフィラメント12の構成説明図である。
図4に示すように、エミッタ付きフィラメント10は、フィラメント12と、このフィラメント12を被覆するエミッタ11と、を有して構成されている。
本実施形態でのフィラメント12は、3重コイル構造を有している。図4に示す3重コイル15は、図5に示すように、電線12aを螺旋状に巻回して1重コイル13とし、この1重コイル13を螺旋状に巻回して2重コイル14とし、この2重コイル14を螺旋状に巻回して形成したものである。
また、本実施形態でのフィラメント12においては、図5に示すように、芯線12bの周囲に電線12aが螺旋状に巻回されて1重コイル13が形成されている。また、1重コイル13の電線12aの巻き形状は、芯線12b周りに略楕円形になっている。そして、この楕円形は、2重コイル14の螺旋の中心軸方向Dに対して長径となるように形成されている。
本実施形態での電線12a及び芯線12bは、タングステン、レニウム−タングステン合金等で形成されている。
エミッタ11としては、例えば、バリウム、カルシウム、ストロンチウム、イットリウム等の金属酸化物が挙げられる。
本実施形態に係る蛍光ランプ1(図1参照)は、常法により製造することができる。また蛍光ランプ1の点灯回路としては、スタータ式、ラピッドスタート式、インバータ式(高周波点灯式)等のものを使用することができる。
蛍光ランプ1の寿命時間は、JIS C 7601により規定されている。
すなわち、蛍光ランプ1の寿命時間は、JIS C 7601に規定する条件の下で点灯したとき、蛍光ランプ1が点灯しなくなるまでの総点灯時間、又は全光束が初期値の70%(演色性の区分を表す記号がDL、SDL及びEDLの蛍光ランプ、並びにコンパクト形蛍光ランプは60%)に下がるまでの総点灯時間のいずれか短い方の時間、と定義されている。
ここで、寿命となる原因要素に従い、各寿命に呼び名を付ける。
蛍光ランプ1が点灯しなくなるまでの総点灯時間のうち、電極3上のエミッタ材料が枯渇することによる寿命時間を電極寿命時間と呼ぶこととする。
蛍光ランプ1が点灯しなくなるまでの総点灯時間のうち、蛍光ランプ1内の封入水銀がすべて消耗することによる寿命時間を水銀消耗寿命時間と呼ぶこととする。
全光束が初期値の70%又は60%に下がるまでの総点灯時間を光束維持率寿命時間と呼ぶこととする。
そして、これらの寿命時間のうち、いずれか短い方の時間を総寿命時間と呼ぶこととする。
例えば、電極寿命時間が充分に長くとも、水銀消耗寿命時間や光束維持率寿命時間が短ければ、総寿命時間は短くなる。
水銀消耗寿命時間について、蛍光ランプ1内の水銀が消耗する原因としては、ガラスのソーダ分(ナトリウム分)と水銀の反応、蛍光体、特に青色蛍光体への水銀の吸着、電極3からのスパッタによる水銀の捕獲等が挙げられる。
この中で、通常点灯時に最も主たる原因となるのは、ガラスのソーダ分と水銀の反応である。つまり、ガラス管2のソーダ分と水銀が反応して、アマルガム合金を形成するなどして、金属水銀を不活性化、つまり消耗させる。
同時に、この反応で形成されるアマルガム等は、蛍光ランプ1の発光光を遮ることにも寄与するため、全光束(明るさ)を低下させ、結果、光束維持率を低下させることで、光束維持率寿命時間をも短くさせる。
本実施形態に係る蛍光ランプ1に使用する鉛フリーガラスは、従来の蛍光ランプ(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)のガラス管に使用されるソーダライムガラス(ソーダガラス)と比べて酸化ナトリウム(NaO)等のソーダ分の含有量が少ない、という特徴をもつ。
つまり、ガラス管2が鉛フリーガラスである本実施形態の蛍光ランプ1では、ソーダ分が少ないため、ガラス管2内に封入した水銀の消耗量を低減し、かつ、光束維持率の低下を抑えることができる。
したがって、本実施形態に係る蛍光ランプ1によれば、ガラス管2に封入される水銀量が5mg未満(望ましくは3mg以上、5mg未満)であっても長寿命化を達成することができる。具体的には、FCL30/28の蛍光ランプ1で20000時間の定格寿命を達成することができる。
ところで、蛍光ランプ1において、ガラスでの水銀の消耗を防ぐ手段として、通常、ガラス管2と蛍光体層7の間に、微粒子金属酸化物の保護層6を形成することが行われる。直管形、環形、コンパクト形、電球形等の発光管に有効な手段である。しかし、環形蛍光ランプは、直管状のガラス管2を800℃近くまで加熱して屈曲するため、このとき当該保護層6に亀裂が発生することで、保護層6としての機能が低下してしまうことが考えられる。
本実施形態のようにガラス管2に鉛フリーガラスを使用することで、たとえ、保護層6の機能が低下した環形蛍光ランプにおいても、水銀の消耗スピードを遅くし、光束維持率の低下を抑えることができ、蛍光ランプ1の寿命を長くすることが可能となる。
また、本実施形態に係る蛍光ランプ1によれば、ガラス管2に封入される水銀量が5mg未満であるので、環境負荷をも低減することができる。
近年、業界を挙げて、水銀封入量の低減が進められており、特に前記のRoHS指令では、封入量の上限値が毎年下げられており、これに追随する動向となっている。こうした動向の中で、現在、例えば、環形蛍光ランプのほとんどは封入水銀量が5mgとなっているが、従来技術において寿命を延長するためには、より多くの水銀量を必要とすることになる。
しかし、本実施形態に関わる蛍光ランプ1は、ガラス管2に鉛フリーガラスを使用しており、水銀の消耗スピードが遅くなり、また、光束維持率の低下が抑えられるため、寿命を延長する目的を達成するために、封入水銀量を5mgから増やさなくても良い、という環境負荷低減のメリットが潜在する。
また、ガラス管2に使用する鉛フリーガラスは、軟化点がソーダライムガラスよりも30℃程度低いので、例えば、直管を湾曲させて環状のガラス管2を形成する際等のガラス管2の加熱加工時の温度を低下させることができる。そのため本実施形態に係る蛍光ランプ1によれば、ガラス管2の加工性が良好となって製造効率が一段と向上する。
また、本実施形態に係る蛍光ランプ1は、電極3のフィラメント12が3重コイルにて形成され、このフィラメント12を被覆するようにエミッタ11が設けられている。これによりフィラメント12とエミッタ11との接触面積が増大することで、熱電子の放射効率が一段と向上する。また、フィラメント12に対するエミッタ11の保持状態が良好となって、蛍光ランプ1の長寿命化を達成することができる。
また、本実施形態に係る蛍光ランプ1では、図5に示す3重コイルの芯線12bの径寸法が、0.05〜0.09mmとなっている。蛍光ランプ電流が600mAのFCL30/28には、約0.081mmが好適であり、蛍光ランプ電流が425mAのFCL32/30、FCL40/38には、約0.059mmが好適である。各蛍光ランプ電流に好適な芯線12bの径寸法を選定することにより、電極3上のエミッタ材料が枯渇することによる蛍光ランプ1の寿命、つまり電極寿命時間を20000h以上にできる。
また、本実施形態に係る蛍光ランプ1では、ガラス管2内に封入される水銀と希ガスとを含む混合ガスの圧力が、240〜360Paとなっている。これより低い圧力ではエミッタ11の蒸散が進み電極寿命時間が短くなる傾向になり、これより高い圧力では点灯のための始動が困難となり早期の不点灯に繋がる。240〜360Paの圧力範囲とすることは、本発明のように水銀量を少なくしても、蛍光ランプ1の寿命20000h以上を安定に達成するために、必要な条件のひとつである。
請求項1に係る発明は、ガラス管2と、前記ガラス管2の内面上に形成される蛍光体層7と、熱電子放射物質が担持されたフィラメントを有する電極3と、を具備し、希ガスと水銀とを封入する蛍光ランプ1において、前記ガラス管2が鉛フリーガラスで形成され、前記水銀の封入量が5mg未満であることを特徴とする蛍光ランプ1である。
ガラス管2に鉛フリーガラスを用いることにより、水銀の封入量が5mg未満であっても、ソーダガラスを用いた従来仕様に比較して、より長い寿命時間をもつ蛍光ランプ1を提供できる。
請求項2に係る発明は、前記蛍光ランプ1が、環形蛍光ランプであることを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ1である。
環形蛍光ランプは、水銀消耗を抑制するための保護層6を備えていても、直管状のガラス管2を800℃近くまで加熱して屈曲して製作する。このとき当該保護層6に亀裂が発生すると、保護層6としての機能が低下してしまうことが考えられる。請求項2に係る環形蛍光ランプの発明においては、保護層6を形成していなくとも、鉛フリーガラスを用いることで、水銀消耗の抑制、及び光束維持率低下の抑制ができる。そのため、封入水銀量が5mg未満であっても、ソーダガラスを用いた従来仕様に比較して、より長い寿命時間をもつ蛍光ランプ1を提供できる。
請求項3に係る発明は、前記蛍光ランプ1の管径が29mm±4mmであることを特徴とする請求項1及び2に記載の蛍光ランプ1である。
管径が29mm±4mmである蛍光ランプ1は、近年の管径の細い高周波点灯専用形に比較して、蛍光ランプ1の内表面積が約500〜約900cmと大きい。特に、ソーダガラスを用いた従来仕様の蛍光ランプにおいては、この内表面積が大きいほど、ガラス管のソーダ分と水銀が接触及び反応する機会が多い。そして、この従来仕様の蛍光ランプにおいて寿命を延ばすためには、封入水銀量を多くする必要がある。しかし、本発明のように、鉛フリーガラスを用いれば、管径29mm±4mmである蛍光ランプ1においても、封入水銀量を5mg未満としたまま、寿命を延ばすことが可能となる。
請求項4に係る発明は、前記フィラメントが3重コイルで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の蛍光ランプ1である。鉛フリーガラスを用いることで、封入水銀量が5mgであっても到達できる寿命時間に対し、フィラメントとエミッタ11の接触面積が大きく設定された3重コイルを用いることで、総寿命時間の長い蛍光ランプ1を提供することができる。
請求項5に係る発明は、前記3重コイルの芯線12bの径寸法が、0.05〜0.09mmであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の蛍光ランプ1である。前記3重コイルの芯線12bは、蛍光ランプ電流に適した径寸法を選択する必要があり、0.05〜0.09mmが好適な範囲である。
請求項6に係る発明は、前記フィラメントが4重コイルで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3に記載の蛍光ランプ1である。鉛フリーガラスを用いることで、封入水銀量が5mgであっても到達できる寿命時間に対し、フィラメントとエミッタ11の接触面積が大きく設定された4重コイルを用いることで、総寿命時間の長い蛍光ランプ1を提供することができる。
請求項7に係る発明は、封入される前記水銀と前記希ガスとを含む混合ガスの圧力が、240〜360Paの範囲にあることを特徴とする請求項1乃至6に記載の蛍光ランプ1である。これより低い圧力ではエミッタ11の蒸散が進み電極寿命時間が短くなる傾向になり、これより高い圧力では点灯のための始動が困難となり早期の不点灯に繋がる。240〜360Paの圧力範囲とすることは、水銀量が5mg未満と少なくても、蛍光ランプ1の寿命20000h以上を安定に達成するために、必要な条件のひとつである。
請求項8に係る発明は、前記水銀の封入量が2.9mg以上であることを特徴とする請求項1乃至7に記載の蛍光ランプ1である。従来仕様のようにソーダガラスを用いた蛍光ランプでは5mgの水銀量でも到達できなかったような長い寿命時間、例えば、20000h以上の寿命を、鉛フリーガラスを用いることにより、より少ない水銀量の2.9mg以上で提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の他の形態で実施することができる。
前記実施形態では、環状の蛍光ランプ1について説明したが、本発明は直管形、U字形、及び放電路を通じるための接合部をもつ複数の直管形発光管をもつような、いずれの発光管形状にも適用することができる。
また、前記実施形態では、電極3のフィラメント12が3重コイルであるものについて説明したが、本発明はフィラメント12が前記の3重コイルをさらに螺旋形状に巻回した4重コイルとすることもできる。フィラメント12が4重コイルであるものは、熱電子の放射の効率に直接影響するフィラメント12とエミッタ11の接触面積が増加することで、蛍光ランプ1の寿命を長くすることができる。
次に、本発明の作用効果を具体的に検証した実施例について説明する。
(実施例1)
本実施例では、下記組成比の鉛フリーガラスからなるガラス管を有するスタータ形環形蛍光ランプを作製した。
<鉛フリーガラスの組成比>
SiO:68.57質量%、Al:1.81質量%、CaO:4.56質量%、SrO:3.84質量%、MgO:2.20質量%、BaO:4.07質量%、NaO:8.96質量%、KO:5.57質量%、Sb:0.08質量%、P:0.21質量%、SO:0.03質量%、Fe:0.06質量%、TiO:0.03質量%、及びMnO:0.01質量%(以上合計で100質量%)。
本実施例では、下記表1に示す3種類のスタータ形環形蛍光ランプ(FCL30EDK/28、FCL32EDK/30及びFCL40EDK/38)を作製した。以下、これらのスタータ形環形蛍光ランプをそれぞれ単に「FCL30EDK/28」、「FCL32EDK/30」及び「FCL40EDK/38」と称する場合がある。
Figure 2016004750
<FCL30EDK/28>
表1中、No.1として示すFCL30EDK/28において、そのガラス管の管径は約29mm、環外径は約225mm、定格蛍光ランプ電力は28W、ガラス管の内表面積は約500cm、フィラメントは3重コイル、希ガスはアルゴン、水銀封入量は4.5mgとした。水銀封入方法としては、亜鉛と水銀のアマルガム合金を用いた。ちなみに、ガラス管内における希ガスと水銀とのガス圧力は267Paであった。
<FCL32EDK/30>
表1中、No.2として示すFCL32EDK/30において、そのガラス管の管径は約29mm、環外径は約299mm、定格蛍光ランプ電力は30W、ガラス管の内表面積は約700cm、フィラメントは3重コイル、希ガスはアルゴン、水銀封入量は4.5mgとした。水銀封入方法としては、亜鉛と水銀のアマルガム合金を用いた。ちなみに、ガラス管内における希ガスと水銀とのガス圧力は307Paであった。
<FCL40EDK/38>
表1中、No.3として示すFCL40EDK/38において、そのガラス管の管径は約29mm、環外径は約373mm、定格蛍光ランプ電力は38W、ガラス管の内表面積は約900cm、フィラメントは3重コイル、希ガスはアルゴン、水銀封入量は4.5mgとした。水銀封入方法としては、亜鉛と水銀のアマルガム合金を用いた。ちなみに、ガラス管内における希ガスと水銀とのガス圧力は333Paであった。
前記3品種の蛍光ランプにおける光色はJISに規定のない色であるが、いずれもJIS C 7601で規定する、29mm±4mmの管径をもつタイプである。
水銀量を4.5mgとした理由は、材料組成、製造プロセスの変動により、量産製品として取りうる下限値として想定したためである。
これらの作製した3品種の蛍光ランプを、JIS C 7601に従い点灯し、適時の点灯時間にて、水銀消耗量、及び光束維持率を評価した。
これらの各要素による寿命時間を各々表1に示す。
ここで、寿命となる原因要素に従い、各寿命の呼び名は次の通りとした。
蛍光ランプが点灯しなくなるまでの総点灯時間のうち、電極上のエミッタ材料が枯渇することによる寿命時間を電極寿命時間とした。
蛍光ランプが点灯しなくなるまでの総点灯時間のうち、蛍光ランプ内の封入水銀がすべて消耗することによる寿命時間を水銀消耗寿命時間とした。
全光束が初期値の70%に下がるまでの総点灯時間を光束維持率寿命時間とした。
そして、これらの寿命時間のうち、いずれか短い方の時間を総寿命時間とした。
なお、環形蛍光ランプの各品種について、本実施例に用いている電極の仕様は、同じ仕様の3重コイルであり、実績に基づいて、2σをとったときの最小値を記した。
(比較例1)
本比較例では、次の組成比のソーダガラスからなるガラス管を使用したほかは、実施例1と同様にしてFCL30EDK/28、FCL32EDK/30及びFCL40EDK/38を作製した。
<ソーダガラスの組成比>
SiO:71.8±1.0質量%、Al:1.5±0.6質量%、(CaO、SrO、MgO):7.7±0.09量%、NaO:16.2±0.5質量%、KO:1.5±0.3質量%、Sb:0.3±0.1質量%、及びFe:≦0.2質量%(以上合計で100質量%)。
Figure 2016004750
これらの作製した蛍光ランプをJIS C 7601に従い点灯し、適時の点灯時間にて、実施例1と同様に水銀消耗量、及び光束維持率を評価した。その結果を表2に示す。
<蛍光ランプの性能比較>
表1に示すように、実施例1で作製したFCL30/28(No.1)は、水銀消耗寿命時間が50630hであり、光束維持率寿命時間が22000hであった。つまり総寿命時間としては22000hであった。
表1に示すように、実施例1で作製したFCL32/30(No.2)は、水銀消耗寿命時間が41840hであり、光束維持率寿命時間が23400hであった。つまり総寿命時間としては23400hであった。
表1に示すように、実施例1で作製したFCL40/38(No.3)は、水銀消耗寿命時間が38280hであり、光束維持率寿命時間が25000hであった。つまり総寿命時間としては25000hであった。
一方、表2に示すように、比較例1で作製したFCL30/28(No.1)は、水銀消耗寿命時間が16530hであり、光束維持率寿命時間が17400hであった。つまり総寿命時間としては16530hであった。
表2に示すように、比較例1で作製したFCL32/30(No.2)は、水銀消耗寿命時間が14020hであり、光束維持率寿命時間が18400hであった。つまり総寿命時間としては14020hであった。
表2に示すように、比較例1で作製したFCL40/38(No.3)は、水銀消耗寿命時間が12660hであり、光束維持率寿命時間が19500hであった。つまり総寿命時間としては12660hであった。
また、表1及び表2に示すように、実施例1及び比較例1で作製したFCL30/28(No.1)の電極寿命時間は、その最小値で23800hであった。また、FCL32/30(No.2)の電極寿命時間は、その最小値で26300hであった。また、FCL40/38(No.3)の電極寿命時間は、その最小値で23800hであった。
以上の結果から、ソーダガラスをガラス管に使用した比較例1(表2中、ソーダガラス管使用と記す)では、総寿命時間が電極寿命時間(最小値)よりも著しく短いことが判明した。具体的には、電極寿命時間(最小値)と総寿命時間との差で表すと、比較例1のFCL30/28(No.1)では、その差が7270hであり、FCL32/30(No.2)では、その差が12280hであり、FCL40/38(No.3)では、その差が11140hであった。
これに対して、鉛フリーガラスをガラス管に使用した実施例1(表1中、鉛フリーガラス管使用と記す)のFCL30/28(No.1)では、その差が僅か1800hであり、FCL32/30(No.2)では、その差が僅か2900hであった。また、FCL40/38(No.3)では、逆に総寿命時間が電極寿命時間(最小値)よりも1200h上回っていた。
つまり、実施例1の蛍光ランプは、比較例1の蛍光ランプと比べて総寿命時間が格段に延びることが検証された。
図6は、実施例1のFCL30/28(鉛フリーガラスをガラス管に使用)と、比較例1のFCL30/28(ソーダガラスをガラス管に使用)とにおける光束維持率と点灯時間との関係を示すグラフである。図6中、実施例1のFCL30/28は、単に「実施例」と記し、比較例1のFCL30/28は、単に「比較例」と記す。
図6に示すように、蛍光ランプの光束維持率は、その点灯時間が増加するにしたがって次第に低下する。実施例1のFCL30/28は、比較例1のFCL30/28と比べて点灯時間に対する光束維持率の低下割合が小さい。表1に示す実施例1のFCL30/28(No.1)と、表2に示す比較例1のFCL30/28(No.1)とは、点灯初期から光束維持率にその差が生じていき、点灯時間を増すほどにその差は開いていく。そして、光束維持率寿命時間の算定基準となる光束維持率70%を下回るまでの点灯時間において、両者の差は4600hとなった。
また、他の2品種における両者の差は、表1及び表2における「光束維持率寿命時間」の欄のそれぞれの値に基づいて算出すると、FCL32/30(No.2)では、5000hであり、FCL40/38(No.3)では、その差が5500hであった。
つまり、3品種のいずれにおいても実施例1の蛍光ランプの光束維持率は、比較例1の蛍光ランプの光束維持率と比べて格段に優れていることが検証された。
そして、実施例1及び比較例1の水銀消耗寿命時間は、水銀量4.5mgとしたときに達成できる寿命時間であるが、水銀量を増やさなくても、鉛フリーガラスのガラス管を使用することで、従来の水銀量では達成できなかった20000h以上の寿命時間を実現できることが確認できた。
また、実施例1では、水銀消耗寿命時間に裕度があるため、より少ない水銀量でも20000h以上の寿命を実現することが可能である。
実施例1の結果から得られる水銀消耗スピードを用い、各品種での水銀消耗時間が21000h以上と計算される水銀量(以下、これを最少水銀量と称する)を求めた。その結果を表3に示す。
Figure 2016004750
表3に示すように、実施例1のFCL30/28(No.1)の最少水銀量は2.9mgであり、FCL32/30(No.2)の最少水銀量は3.2mgであり、FCL40/38(No.3)の最少水銀量は3.4mgであった。つまり、実施例1の蛍光ランプによれば、従来の蛍光ランプよりも少ない水銀量で20000h以上の長寿命を達成することが検証された。
1 蛍光ランプ
2 ガラス管
3 電極
4 口金
5 口金ピン
6 保護層
7 蛍光体層
8 ガラスステム
9 インナリード線
10 エミッタ付きフィラメント
11 エミッタ
12 フィラメント
12a 電線
12b 芯線
13 1重コイル
14 2重コイル
15 3重コイル
D 中心軸方向

Claims (8)

  1. ガラス管と、
    前記ガラス管の内面上に形成される蛍光体層と、
    熱電子放射物質が担持されたフィラメントを有する電極と、
    を具備し、
    希ガスと水銀とを封入する蛍光ランプにおいて、
    前記ガラス管が鉛フリーガラスで形成され、
    前記水銀の封入量が5mg未満であることを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 前記蛍光ランプが、
    環形蛍光ランプであることを特徴とする請求項1に記載の蛍光ランプ。
  3. 前記蛍光ランプの管径が29mm±4mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の蛍光ランプ。
  4. 前記フィラメントが3重コイルで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の蛍光ランプ。
  5. 前記3重コイルの芯線の径寸法が、0.05〜0.09mmであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の蛍光ランプ。
  6. 前記フィラメントが4重コイルで形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の蛍光ランプ。
  7. 封入される前記水銀と前記希ガスとを含む混合ガスの圧力が、240〜360Paの範囲にあることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の蛍光ランプ。
  8. 前記水銀の封入量が2.9mg以上であることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の蛍光ランプ。
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