JP2016004625A - 蓄電材料の製造装置及び製造方法 - Google Patents

蓄電材料の製造装置及び製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電材料の塗工不良を回避できる蓄電材料の製造装置及び製造方法を提供する。【解決手段】蓄電材料の製造装置1は、増粘剤を溶媒に溶解する溶解装置2と、溶解装置2で溶解した溶解液の粘度を調整する粘度調整装置3と、粘度調整装置3で粘度調整した溶解液をろ過する第一ろ過装置6と、第一ろ過装置6でろ過した溶解液及び活物質を混練する混練装置4と、を備える。蓄電材料の製造装置1は、第一ろ過装置6で増粘剤のミクロゲルを略除去できるので、蓄電材料の塗工時における塗工不良の発生を防止でき、良好な電極を製造できる。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電材料を製造する製造装置及び製造方法に関するものである。
近年、ハイブリッド自動車や電気自動車等にリチウムイオン二次電池が適用されている。リチウムイオン二次電池の電極は、先ず、活物質材料(蓄電材料)のスラリを得るために増粘剤の溶解液に活物質の粉末等を混練し、次に、活物質材料のスラリをアルミニウム箔等の基材に塗布して乾燥することにより製造される。このスラリには、活物質の粉末等の分散不良による凝集物や金属異物、塵等が含まれている場合がある。その場合は、スラリの塗工時に塗工治具(スリットダイ)に活物質の粉末等の凝集物等が詰まり易く、所謂スジ引きやクレータ状の斑点が発生して電極不良となるおそれがある。
この電極不良を防止するには、活物質材料のスラリから活物質の粉末等の凝集物等を除去する必要がある。例えば、特許文献1には、活物質材料のスラリをフィルタによってろ過することが記載されている。また、特許文献2には、活物質材料のスラリをろ過装置によってろ過することが記載されている。また、特許文献3には、活物質材料のスラリにアルコールを加えてろ過することが記載されている。
特開2013−146644号公報 特開2012−87039号公報 特開2003−77466号公報
近年、さらなる電池性能の向上が望まれており、そのため本発明者は、増粘剤の溶解工程、増粘剤の溶解液の粘度調整工程及び粘度調整後の増粘剤の溶解液への活物質の粉末等の混練工程を段階的に行うことを提案している。しかし、増粘剤の溶解液には、増粘剤の未反応原料(ミクロゲル)が粗大粒子のままで残留している場合がある。その場合は、スラリの塗工時に塗工治具(スリットダイ)に増粘剤の粗大粒子のミクロゲルが詰まり易く、所謂スジ引きやクレータ状の斑点が発生して電極不良となるおそれがある。
この電極不良を防止するには、特許文献1〜3に記載のように、活物質材料のスラリをろ過するときに、活物質の粉末等の凝集物等とともに増粘剤の粗大粒子のミクロゲルを除去すればよい。しかし、一般的に、増粘剤の粗大粒子のミクロゲルの粒子径は、活物質の粉末等の凝集物等の粒子径よりも小さいため、増粘剤の粗大粒子のミクロゲルを除去すると、凝集していない活物質の粉末等も一緒に除去することになり、活物質材料のスラリの歩留まりが悪化する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、蓄電材料の塗工不良を回避できる蓄電材料の製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
(請求項1)本発明に係る蓄電材料の製造装置は、少なくとも増粘剤及び活物質を含む蓄電材料を製造する蓄電材料の製造装置であって、前記増粘剤を溶媒に溶解する溶解装置と、前記溶解装置で溶解した溶解液の粘度を調整する粘度調整装置と、前記粘度調整装置で粘度調整した溶解液をろ過する第一ろ過装置と、前記第一ろ過装置でろ過した溶解液及び前記活物質を混練する混練装置と、を備える。
これにより、増粘剤の粗大粒子のミクロゲルは、第一ろ過装置で略除去できるので、蓄電材料の塗工時における塗工不良の発生を防止でき、良好な電極を製造できる。
(請求項2)前記第一ろ過装置は、前記活物質の最大粒子径より小さい範囲で前記溶解液をろ過するとよい。
これにより、第一ろ過装置では、増粘剤の溶解液のミクロゲルを任意の割合で除去できる。
(請求項3)前記第一ろ過装置は、前記活物質の最小粒子径以下の範囲で前記溶解液をろ過するとよい。
これにより、第一ろ過装置では、活物質の粉末の最小粒子径より大きい増粘剤の溶解液のミクロゲルを除去できる。
(請求項4)前記蓄電材料の製造装置は、前記混練装置による混練後に、混練物を前記第一ろ過装置でろ過する粒子径より大きい範囲でろ過する第二ろ過装置、を備えるとよい。
これにより、凝集していない蓄電材料は、第二ろ過装置では除去されないので、蓄電材料の歩留まりを向上させることができる。
(請求項5)前記第二ろ過装置は、前記活物質の最大粒子径より大きい範囲で前記混連物をろ過するとよい。
これにより、第二ろ過装置では、活物質の粉末等の凝集物や金属異物、塵等を略全て除去できる。
(請求項6)本発明に係る蓄電材料の製造方法は、少なくとも増粘剤及び活物質を含む蓄電材料を製造する蓄電材料の製造方法であって、前記増粘剤を溶媒に溶解する溶解工程と、前記溶解工程で溶解した溶解液の粘度を調整する粘度調整工程と、前記粘度調整工程で粘度調整した溶解液をろ過する第一ろ過工程と、前記第一ろ過工程でろ過した溶解液及び前記活物質を混練する混練工程と、を備える。
本発明の蓄電材料の製造方法によれば、上述した蓄電材料の製造装置における効果と同様の効果を奏する。
本発明の実施の形態:蓄電材料の製造装置の概略構成図である。 本発明の実施の形態:蓄電材料の製造装置の製造制御装置による処理を示すフローチャートである。 増粘剤の溶解液の粘度と増粘剤の溶媒に対する溶解度との関係を示す図である。 マイクロ波による増粘剤の溶解液の粘度、撹拌力による増粘剤の溶解液の粘度及び加熱による増粘剤の溶解液の粘度の経時変化を示す図である。 最終的な活物質のスラリの粘度と増粘剤の溶解液の粘度との関係を示す図である。 超音波による増粘剤の溶解液の粘度調整及び撹拌力による増粘剤の溶解液の粘度調整の経時変化を示す図である。 増粘剤の溶解液のミクロゲルの粒子径の頻度を示す図である。 活物質の粉末の粒子径の頻度を示す図である。 電池の容量維持率、すなわち電池の耐久性(繰り返し充放電特性)と活物質のスラリの粘度との関係を示す図である。 電池の容量維持率と活物質材料の累積衝突エネルギとの関係を示す図である。
(製造装置により製造される蓄電材料)
本実施形態による蓄電材料の製造装置は、例えば、リチウムイオン二次電池の電極(正極及び負極)を製造するための装置を構成する。リチウムイオン二次電池の電極は、アルミニウム箔や銅箔等の基材に蓄電材料として活物質材料のスラリを塗布して乾燥することにより製造される。本実施形態の蓄電材料の製造装置は、活物質材料のスラリを製造する装置である。
活物質材料の具体例としては、正極の電極の場合、活物質としてリチウムニッケル酸化物等(固形分)、溶媒としてN−メチルピロリドン等(液体分)、導電助材としてアセチレンブラック等及びバインダとしてポリフッ化ビニリデン等がある。負極の電極の場合、活物質としてグラファイト等(固形分)、溶媒として水(液体分)、増粘材としてカルボキシメチルセルロース等及びバインダとしてSBRゴムやポリアクリル酸等がある。
(蓄電材料の製造装置の構成)
本実施形態の蓄電材料の製造装置について、図1を参照して説明する。蓄電材料の製造装置1は、溶解装置2と、粘度調整装置3と、混練装置4と、製造制御装置5と、第一ろ過装置6と、第二ろ過装置7等とを備える。
溶解装置2は、増粘剤を溶媒に溶解する装置であり、ハウジング21と、マイクロ波装置22と、ホッパ23と、供給管路24等とを備える。ハウジング21は、中空円筒形状に形成される。マイクロ波装置22は、マグネトロンを備え、ハウジング21の上面上部に配置される。ホッパ23は、増粘剤を収容してハウジング21内に供給可能なように、ハウジング21の上面に突設される。供給管路24は、溶媒をハウジング21内に供給可能なように、ハウジング21の下面に配管される。
粘度調整装置3は、増粘剤の溶解液の粘度を調整する装置であり、ハウジング31と、超音波装置32と、導入管路33等とを備える。ハウジング31は、中空円筒形状に形成される。超音波装置32は、ハウジング31の外周に配置され、圧電素子等の超音波発生素子がハウジング31の外周面に密着固定される。導入管路33は、溶解装置2のハウジング21内の増粘剤の溶解液をハウジング31内に導入可能なように、溶解装置2のハウジング21の周壁とハウジング31の上面との間に配管される。
第一ろ過装置6は、粘度が調整された増粘剤の溶解液をろ過する装置であり、粘度調整装置3と混練装置4とを繋ぐ後述する導入管路45の途中に設けられる。第一ろ過装置6には、活物質の粉末の既知の最小粒子径の目開きのフィルタ61が備えられる。図7Aに示すように、一般的に、増粘剤の溶解液のミクロゲルの粒子径の頻度は、活物質の粉末の最小粒子径Dminより若干小さい径D1から、活物質の粉末の最小粒子径Dminと既知の最大粒子径Dmaxよりも大きい径D2までの範囲で正規分布を示す。
よって、第一ろ過装置6では、活物質の粉末の最小粒子径Dminより大きい増粘剤の溶解液のミクロゲルを除去、すなわち増粘剤の溶解液のミクロゲルを略全て除去できる。第一ろ過装置6で使用可能なフィルタ61としては、デプスフィルタが望ましい。デプスフィルタは、細かい繊維を樹脂接着もしくは熱有着で結合し、圧着して平膜化した不織布でなる。
混練装置4は、粘度が調整された増粘剤の溶解液及び活物質等の粉末を混練する装置であり、ハウジング41と、撹拌羽根42と、駆動モータ43と、ホッパ44と、導入管路45と、排液管路46等とを備える。ハウジング41は、中空円筒形状に形成される。撹拌羽根42は、ハウジング41の内部において回転可能なように、撹拌羽根42の回転軸が、ハウジング41の上面の中心部に軸支持される。駆動モータ43は、ハウジング41の上面上部に固定され、駆動モータ43のモータ軸が、撹拌羽根42の回転軸に連結される。
ホッパ44は、活物質等の粉末を収容してハウジング41内に供給可能なように、ハウジング41の上面に突設される。導入管路45は、粘度調整装置3のハウジング31内の増粘剤の溶解液をハウジング41内に導入可能なように、粘度調整装置3のハウジング31の下面とハウジング41の下面との間に配管される。排液管路46は、活物質材料のスラリを外部に排液可能なように、ハウジング41の周面に配管される。
第二ろ過装置7は、混練された増粘剤の溶解液及び活物質の粉末等(本発明の「混練物」に相当)をろ過する装置であり、排液管路46の途中に設けられる。第二ろ過装置7には、活物質の粉末の最大粒子径の目開きのフィルタ71が備えられる。図7Bに示すように、一般的に、活物質の粉末の粒子径の頻度は、活物質の粉末の最小粒子径Dminから、活物質の粉末の最大粒子径Dmaxまでの範囲で正規分布を示す。よって、第二ろ過装置7では、活物質の粉末等の凝集物や金属異物、塵等を略全て除去できる。第二ろ過装置7で使用可能なフィルタ71としては、第一ろ過装置6のフィルタ61と同様にデプスフィルタが望ましい。
製造制御装置5は、記憶部51と、溶解制御部52と、粘度調整部53と、混練制御部54等とを備える。
記憶部51には、増粘剤の溶解液の粘度と増粘剤の溶解液の溶解度との関係を示すデータ(図3参照)、活物質材料のスラリの粘度と増粘剤の溶解液の粘度との関係を示すデータ(図5参照)、増粘剤の溶解液の粘度と水溶液粘度調整時間との関係を示すデータ(図6参照)、その他の溶解制御、粘度調整、混練制御等に関するデータが記憶される。
溶解制御部52は、溶解装置2の動作を制御する制御部であり、マイクロ波装置22を駆動してマイクロ波を発生させ、ハウジング21内に供給された溶媒にマイクロ波を付与して増粘剤を溶媒に溶解して増粘剤の溶解液を製造する。
粘度調整部53は、粘度調整装置3の動作を制御する制御部であり、超音波装置32を駆動して超音波を発生させ、ハウジング31内に供給された増粘剤の溶解液に超音波を付与して増粘剤の溶解液の粘度を調整する。すなわち、最終的な活物質材料のスラリの粘度に基づいて、増粘剤の溶解液の粘度を決定し、決定した増粘剤の溶解液の粘度となるように、超音波を所定時間付与する粘度調整を制御する。
混練制御部54は、混練装置4の動作を制御する制御部であり、駆動モータ43を駆動して撹拌羽根42を回転させ、ハウジング41内に供給された増粘剤の溶解液及び活物質等を撹拌して活物質材料のスラリを製造する。詳細は後述するが、活物質材料の粒子の運動エネルギ、活物質材料の粒子の平均自由行程及び活物質材料の混練時間に基づいて、混練の指標を設定する。そして、設定した混練の指標が目標値以下となるように混練の条件を設定し、設定した混練の条件にしたがって活物質材料の混練を制御する。
(製造制御装置による処理)
次に、製造制御装置5による処理について、図2を参照して説明する。製造制御装置5は、増粘剤の溶解に関するデータを読み込み(図2のステップS1)、増粘剤及び溶媒を溶解装置2に投入する(図2のステップS2)。そして、製造制御装置5は、溶解装置2を駆動し(図2のステップS3)、所定の溶解時間経過したか否かを判断する(図2のステップS4)。製造制御装置5は、所定の溶解時間経過したら、溶解装置2の駆動を停止する(図2のステップS5)。
具体的には、溶解制御部52は、記憶部51から増粘剤及び溶媒の各質量のデータ及び溶解時間のデータを読み出す。そして、溶解制御部52は、所定量の増粘剤をホッパ23を介してハウジング21内に投入するとともに、所定量の溶媒を供給管路24を介してハウジング21内に投入し、マイクロ波装置22を駆動しハウジング21内の溶媒にマイクロ波を付与して増粘剤を溶解する。そして、溶解制御部52は、所定の溶解時間経過したら、マイクロ波装置22の駆動を停止する。
ここで、増粘剤の溶媒に対する溶解について説明する。図3に示すように、溶媒に増粘剤を投入した直後の溶媒に増粘剤が溶解していない溶解度0%のときの増粘剤の溶解液の粘度をμoとすると、溶解度が80%になると増粘剤の溶解液の粘度はμg(>μo)に上昇し、溶媒に増粘剤が完全に溶解した溶解度100%のときの増粘剤の溶解液の粘度はμs(>μg)まで上昇する。よって、増粘剤の溶媒に対する粘度は、増粘剤の溶解液の溶解度に基づいて推定することができる。これにより、増粘剤が良好に溶解した溶解液であるか否かを判断することができる。
そして、増粘剤の溶媒に対する溶解は、従来のように撹拌することにより行ってもよいが、本実施形態ではマイクロ波により溶媒を振動させて増粘剤を溶媒に溶解している。図4に示すように、マイクロ波の振動による溶媒に対する増粘剤の溶解の方が、撹拌力による溶媒に対する増粘剤の溶解や加熱、例えば高温にした溶媒に対する増粘剤の溶解よりも効率よく行うことができるためである。すなわち、増粘剤の溶解液の目標値である粘度μsに調整する増粘剤溶解時間Tは、撹拌力による場合はT12、加熱による場合はT13(>T12)掛かるのに対し、マイクロ波による場合はT11(<T12<T13)に短縮することができる。よって、マイクロ波による溶解に必要な電力は、撹拌力による溶解に必要な電力よりも低減される。
以上の結果から、マイクロ波による増粘剤溶解時間Tは、少なくとも時間T11を設定すればよい。なお、マイクロ波による溶解は、溶媒にマイクロ波を照射して振動させ、溶媒を増粘剤に浸透させることにより行っている。このマイクロ波の周波数帯域としては、溶媒がマイクロ波のエネルギを吸収し易い帯域が望ましく、例えば溶媒として水を使用する場合、0.9GHz〜400GHzの周波数帯域が使用される。
次に、製造制御装置5は、粘度調整に関するデータを読み込み(図2のステップS6)、増粘剤の溶解液を粘度調整装置3に導入する(図2のステップS7)。そして、製造制御装置5は、粘度調整装置3を駆動し(図2のステップS8)、所定の粘度調整時間経過したか否かを判断する(図2のステップS9)。製造制御装置5は、所定の粘度調整時間経過したら、粘度調整装置3の駆動を停止する(図2のステップS10)。
具体的には、粘度調整部53は、記憶部51から活物質材料のスラリの粘度と増粘剤の溶解液の粘度との関係を示すデータ、及び増粘剤の溶解液の粘度と水溶液粘度調整時間との関係を示すデータを読み出す。そして、粘度調整部53は、溶解装置2のハウジング21内の増粘剤の溶解液を導入管路33を介してハウジング31内に導入し、超音波装置32を駆動しハウジング31内の増粘剤の溶解液に超音波を付与する。そして、粘度調整部53は、所定の粘度調整時間経過したら、超音波装置32の駆動を停止する。
ここで、増粘剤の溶解液の粘度調整について説明する。図5に示すように、最終的な活物質材料のスラリの粘度νは、増粘剤の溶解液の粘度μと比例関係にある。よって、増粘剤の溶解液の粘度μを所定値に調整することにより、活物質材料のスラリの粘度νを電池の初期性能及び塗布・乾燥工程の実行性の兼ね合いから定められる所定範囲内νa〜νbに調整することができる。
増粘剤の溶解液の粘度μは、図5に示す所定の粘度範囲内μa〜μb又は当該所定の粘度範囲の上限値μbより所定値高い値μcに調整する。増粘剤の溶解液の粘度を最終的な活物質材料のスラリ粘度に近い所定の粘度範囲内μa〜μbに調整することで、活物質の粉末等との混練を行い最終的な活物質材料のスラリ粘度を得るための粘度調整時間を短縮することができる。よって、活物質がせん断力を受ける時間は短縮されるので、活物質の損傷を低くすることができる。また、増粘剤の溶解液の粘度μが、上限値μbより所定値高い値μcになっても、後で溶媒を加えることにより所定の粘度範囲内μa〜μbに調整可能だからである。
増粘剤の溶解液の粘度調整は、従来のように撹拌力によるせん断エネルギで増粘剤の分子鎖を切断することにより行ってもよいが、本実施形態では超音波による衝突エネルギとせん断エネルギで増粘剤の分子鎖を切断することにより行っている。図6に示すように、超音波による増粘剤の溶解液の粘度調整の方が、撹拌力による増粘剤の溶解液の粘度調整よりも効率よく調整できるためである。
すなわち、増粘剤の溶解液の目標値である粘度μpに調整する時間Tは、撹拌力による場合はT2掛かるのに対し、超音波による場合はT1(<T2)に短縮することができる。よって、超音波による粘度調整に必要な電力は、撹拌力による粘度調整に必要な電力よりも低減される。なお、増粘剤の溶解液の粘度μは、粘度調整時間Tの経過とともに低下していき、最終的に水の粘度に収束する。
次に、製造制御装置5は、粘度調整した増粘剤の溶解液を導入管路45から第一ろ過装置6に導入する(図2のステップS11)。これにより、粘度調整した増粘剤の溶解液は、活物質の粉末の最小粒子径Dminの目開きのフィルタ61によりろ過され、増粘剤の溶解液の粗大粒子のミクロゲルが除去される。
次に、製造制御装置5は、増粘剤の溶解液及び活物質の粉末等の混練に関するデータを読み込み(図2のステップS12)、増粘剤の溶解液及び活物質の粉末等を混練装置4に導入する(図2のステップS13)。そして、製造制御装置5は、混練装置4を駆動し(図2のステップS14)、所定の混練時間経過したか否かを判断する(図2のステップS15)。所定の混練時間経過したら、混練装置4の駆動を停止し(図2のステップS16)、最終的な活物質材料のスラリを製造する。
具体的には、混練制御部54は、記憶部51から増粘剤の溶解液及び活物質の粉末等の各質量のデータ及び混練時間のデータを読み出し、所定量の活物質の粉末等をホッパ44を介してハウジング41内に投入するとともに、所定量の増粘剤の溶解液を導入管路45を介してハウジング41内に導入する。そして、混練制御部54は、駆動モータ43を駆動して撹拌羽根42を所定の混練時間回転する。
ここで、混練の指標及び条件の設定について説明する。図8の実験結果に示すように、活物質材料のスラリの粘度νの上昇に伴って電池の容量維持率P、すなわち電池の耐久性(繰り返し充放電特性)は上昇する。ところが、混練装置の撹拌羽根の混練周速vを高めると(va<vb)、活物質材料のスラリの粘度νが同一になるように混練しても、電池の容量維持率Pは低下する。活物質材料の粒子は、撹拌羽根の混練周速vが速くなると混練中の衝突回数が多くなって損傷する確率が高くなる。そして、活物質材料の粒子が損傷して小さく分裂すると、表面積が増大し電解液の分解が促進される。以上のことから、電池の容量維持率Pは、活物質材料の粒子の損傷が大きく関わっていることが考えられる。
活物質材料の粒子の損傷の要因としては、撹拌羽根の混練周速vの他に、活物質材料の混練時間tや活物質材料の固形分率(固形分/(固形分+液体分))ηが考えられる。そこで、既知の平均自由行程に基づいて、活物質材料の粒子が所定空間内を自由運動するモデルで活物質材料の粒子の衝突回数を求める。そして、次式(1)に示すように、活物質材料の粒子の運動エネルギmv2/2と活物質材料の粒子の衝突回数√(2)・η・σ・vと活物質材料の混練時間tとを乗算することにより、混練の指標となる活物質材料の累積衝突エネルギDを求めることができる。これにより、混練する前の段階で混練での活物質材料の粒子の損傷状態を予測することができる。
Figure 2016004625
ここで、D:活物質材料の粒子の累積衝突エネルギ、m:活物質材料の単粒子重量、v:撹拌羽根の混練周速、η:活物質材料の固形分率、σ:活物質材料の粒子の平均粒子径、t:活物質材料の混練時間
そして、図9に示すように、電池の容量維持率Pと活物質材料の累積衝突エネルギDとの関係を求める。この関係は、活物質材料の粒子の損傷の要因となる撹拌羽根の混練周速v、活物質材料の固形分率η(固形分率は、固形分と液体分との比率を変化させる)及び活物質材料の混練時間tを調整することにより求める。そして、このときの関係式P=f(D)を求め、必要最低限の電池の容量維持率Ppとなる活物質材料の累積衝突エネルギDpを求め、活物質材料の累積衝突エネルギがDp以下となる混練の条件、すなわち撹拌羽根の混練周速v、活物質材料の固形分率η及び活物質材料の混練時間tを設定する。
上述したように、活物質材料の粒子の平均自由行程に基づいて、活物質材料の粒子が所定空間内を自由運動するモデルで活物質材料の粒子の衝突回数を求めている。よって、この活物質材料の粒子の衝突回数と活物質材料の運動エネルギと活物質材料の混練時間とを乗算することにより活物質材料の累積衝突エネルギを求めることができ、電池の耐久性の指標として用いることができる。そして、混練する前の段階で混練での活物質材料の粒子の損傷状態を予測することができるので、活物質材料の粒子が損傷し難い混練を行うことができる。よって、耐久性の高い電池の製造が可能となる。
次に、製造制御装置5は、混練された増粘剤の溶解液及び活物質の粉末等を排液管路46から第二ろ過装置7に導入する(図2のステップS17)。これにより、混練された増粘剤の溶解液及び活物質の粉末等は、活物質の粉末の最大粒子径Dmaxの目開きのフィルタ71によりろ過され、活物質の粉末等の凝集物や金属異物、塵等が除去される。以上により製造制御装置5による処理が完了する。
上述の蓄電材料の製造装置1によれば、増粘剤の溶解液の粗大粒子のミクロゲルは、第一ろ過装置6で略除去できるので、活物質材料のスラリの塗工時における塗工不良の発生を防止でき、良好な電極を製造できる。また、活物質の粉末等の凝集物等は、第二ろ過装置7で略除去でき、凝集していない活物質の粉末等は、第二ろ過装置7では除去されないるので、活物質材料のスラリの歩留まりを向上できる。
なお、上述の実施形態では、第一ろ過装置6では、活物質の粉末の最小粒子径Dminの目開きのフィルタ61を用い、第二ろ過装置7では、活物質の粉末の最大粒子径Dmaxの目開きのフィルタ71を用いたが、以下のフィルタ61,71を用いることも可能である。
すなわち、前述のように、増粘剤の溶解液のミクロゲルの粒子径の頻度は、活物質の粉末の最小粒子径Dminより若干小さい径D1から、活物質の粉末の最小粒子径Dminと既知の最大粒子径Dmaxよりも大きい径D2までの範囲で正規分布を示している。よって、増粘剤の溶解液のミクロゲルの除去割合を低く設定することにより、第一ろ過装置6では、活物質の粉末の最大粒子径Dmaxより小さい目開きのフィルタ61を用いることができる。そして、このフィルタ61を用いる場合、第二ろ過装置7では、第一ろ過装置6のフィルタ61の目開きより大きい目開きのフィルタ71を用いることにより、活物質材料のスラリの歩留まりは低下するが、活物質の粉末等の凝集物や金属異物、塵等を確実に除去できる。また、ミクロゲルの除去割合によって、活物質材料のスラリの製造速度を上げることもできるし、フィルタ61、フィルタ71の寿命を伸ばすことも可能である。
また、上述の実施形態では、マイクロ波装置22を有する溶解装置2及び超音波装置32を有する粘度調整装置3を備える構成の蓄電材料の製造装置1について説明したが、溶解装置2を撹拌羽根を有する溶解装置に置き換えた構成の蓄電材料の製造装置、または粘度調整装置3を撹拌羽根を有する粘度調整装置に置き換えた構成の蓄電材料の製造装置としてもよい。また、溶解及び粘度調整を1台の装置で行う構成の蓄電材料の製造装置としてもよい。また、撹拌羽根42を備える構成の混練装置4について説明したが、スクリュウを備える構成の混練装置としてもよい。
また、上述の実施形態では、リチウムイオン二次電池の負極用の活物質材料を製造する場合について説明したが、リチウムイオン二次電池の正極用の活物質材料を製造する場合も適用可能である。その場合、ポリフッ化ビニリデン等のバインダをN−メチルピロリドン等の溶媒に対して溶解するときにマイクロ波を照射するが、当該溶解液にアセチレンブラック等の導電助材を混ぜるときは超音波を照射しない。アセチレンブラック等の導電助材の混ぜる量により溶解液の粘度が調整可能なためである。また、本発明が適用される蓄電材料としては、リチウムイオン二次電池の電極用の活物質材料に限定されるものではなく、蓄電材料であれば例えばキャパシタの材料等にも適用可能である。
1:蓄電材料の製造装置、 2:溶解装置、 3:粘度調整装置、 4:混練装置、 5:製造制御装置、 6:第一ろ過装置、 7:第二ろ過装置、 22:マイクロ波装置、 32:超音波装置、 51:記憶部、 52:溶解制御部、 53:粘度調整部、 54:混練制御部

Claims (6)

  1. 少なくとも増粘剤及び活物質を含む蓄電材料を製造する蓄電材料の製造装置であって、
    前記増粘剤を溶媒に溶解する溶解装置と、
    前記溶解装置で溶解した溶解液の粘度を調整する粘度調整装置と、
    前記粘度調整装置で粘度調整した溶解液をろ過する第一ろ過装置と、
    前記第一ろ過装置でろ過した溶解液及び前記活物質を混練する混練装置と、
    を備える蓄電材料の製造装置。
  2. 前記第一ろ過装置は、前記活物質の最大粒子径より小さい範囲で前記溶解液をろ過する、請求項1の蓄電材料の製造装置。
  3. 前記第一ろ過装置は、前記活物質の最小粒子径以下の範囲で前記溶解液をろ過する、請求項2の蓄電材料の製造装置。
  4. 前記蓄電材料の製造装置は、
    前記混練装置による混練後に、混練物を前記第一ろ過装置でろ過する粒子径より大きい範囲でろ過する第二ろ過装置、を備える請求項1〜3の何れか一項の蓄電材料の製造装置。
  5. 前記第二ろ過装置は、前記活物質の最大粒子径より大きい範囲で前記混連物をろ過する、請求項4の蓄電材料の製造装置。
  6. 少なくとも増粘剤及び活物質を含む蓄電材料を製造する蓄電材料の製造方法であって、
    前記増粘剤を溶媒に溶解する溶解工程と、
    前記溶解工程で溶解した溶解液の粘度を調整する粘度調整工程と、
    前記粘度調整工程で粘度調整した溶解液をろ過する第一ろ過工程と、
    前記第一ろ過工程でろ過した溶解液及び前記活物質を混練する混練工程と、
    を備える蓄電材料の製造方法。
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