JP2016001669A - 光源装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子と、発光素子から出射する光により励起されて光を発する蛍光部材と、を備えた光源装置において、所望の出力及び所望の色度を得る。【解決手段】発光素子と、複数のセグメント領域を有するとともに、前記発光素子からの光が各セグメント領域に順次入射するよう制御される基体と、前記セグメント領域の1つ以上に設けられ、前記発光素子からの光に励起されて前記発光素子からの光とは異なる波長の光を発する蛍光体を有する蛍光部材と、前記蛍光部材の1つ以上に対応して設けられると共に、前記蛍光体からの光の少なくとも一部を透過し、前記発光素子からの光のうち前記蛍光部材を透過した光の一部を透過するフィルタと、を備える光源装置である。【選択図】図1

Description

光源装置及びプロジェクタに関する。
発光素子と、発光素子から出射する光により励起されて光を発する蛍光部材と、を備えた光源装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−277516号公報
発光素子と、発光素子から出射する光により励起されて光を発する蛍光部材と、を備えた光源装置において、所望の出力及び所望の色度を得ることを目的とする。
上記の課題は、次の手段により解決される。すなわち、発光素子と、複数のセグメント領域を有するとともに、前記発光素子からの光が各セグメント領域に順次入射するよう制御される基体と、前記セグメント領域の1つ以上に設けられ、前記発光素子からの光に励起されて前記発光素子からの光とは異なる波長の光を発する蛍光体を有する蛍光部材と、前記蛍光部材の1つ以上に対応して設けられると共に、前記蛍光体からの光の少なくとも一部を透過し、前記発光素子からの光のうち前記蛍光部材を透過した光の一部を透過するフィルタと、を備えることを特徴とする光源装置である。
上記の光源装置によれば、所望の出力及び所望の色度を得ることができる。
実施形態1に係る光源装置の模式的斜視図である。 実施形態1に係る光源装置の模式的正面図である。 図1中におけるA−A断面図である。 光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第1フィルタによるカット及び透過の前)である。 光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第1フィルタによるカット及び透過の後)である。 色度座標のシフトを説明する色度図である。 光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第2フィルタによるカット及び透過の前)である。 光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第2フィルタによるカット及び透過の後)である。 色度座標のシフトを説明する色度図である。
[光源装置100]
図1は実施形態1に係る光源装置の模式的斜視図であり、図2は実施形態1に係る光源装置の模式的正面図であり、図3は図1中におけるA−A断面図である。
図1から図3に示すように、実施形態1に係る光源装置100は、発光素子10と、複数のセグメント領域S1〜S3を有するとともに、発光素子10からの光が各セグメント領域S1〜S3に順次入射するよう制御される基体20と、セグメント領域S1〜S3の1つ以上に設けられ、発光素子10からの光L1に励起されて発光素子10からの光L1とは異なる波長の光を発する蛍光体30aを有する蛍光部材30と、蛍光部材30の1つ以上に対応して設けられると共に、蛍光体30aからの光の少なくとも一部を透過し、発光素子10からの光L1のうち蛍光部材30を透過した光の一部を透過するフィルタ40と、を備える光源装置100である。実施形態1に係る光源装置100によれば、所望の出力と所望の色度を得ることができる。以下、詳細に説明する。
(発光素子10)
発光素子10としては、例えば、発光ダイオードやレーザダイオードなどを用いることができる。レーザダイオードとしては青色光を出射する半導体レーザ素子(例:窒化物系半導体レーザ素子)を用いることができる。発光素子10からの青色光は、発光ピークの波長が435nm以上470nm以下の波長域にあることが好ましく、440nm以上460nm以下の波長域に発光ピークの波長があることがより好ましい。発光素子10の数は限定されない。
(基体20)
基体20は複数のセグメント領域S1〜S3を有している。基体20としては、硼珪酸ガラスや無アルカリガラス、サファイアなどの透光性を有する部材を用いることができるほか、複数のセグメント領域S1〜S3の少なくとも1つがこれらの透光性を有する部材で構成された部材を用いることができる。なお、本実施形態では、セグメント領域S1〜S3のすべての領域が透光性を有する部材で構成される場合について説明するが、セグメント領域S1〜S3の何れか1つが反射性を有する部材で構成されても良い。
透光性を有する部材とは発光素子10からの光L1を透過させる性質を有する部材をいう。基体20には、発光素子10からの光L1の97%以上を透過させる部材を用いることが好ましく、発光素子10からの光L1の98%以上を透過させる部材を用いることがより好ましい。
基体20の形状は例えば円盤状とすることができる。基体20の厚みは例えば0.5mmとすることができる。
セグメント領域の数や形状は限定されない。本実施形態では、基体20が扇形状の3つのセグメント領域(第1セグメント領域S1、第2セグメント領域S2、第3セグメント領域S3)を有する場合について説明するがこれは一例である。基体20は、複数のセグメント領域S1〜S3により等分されていてもよいし、等分されていなくてもよい。各セグメント領域S1〜S3は基体20の様々な箇所において様々な形状や大きさで形成することができる。
各セグメント領域S1〜S3の背面(発光素子10からの光L1が入射する面)には、例えば、基体20に入射する発光素子10からの光L1が反射しないよう、無反射膜50(例:SiOとNbの多層膜)を設けてもよい。また、蛍光部材30における発光素子10からの光L1が入射する側には、例えば、蛍光体30aからの光を蛍光部材30の内部に向けて反射するバンドパスフィルタ60(例:SiOとNbの多層膜)を設けてもよい。
基体20は発光素子10からの光L1が各セグメント領域S1〜S3に順次入射するよう制御される。基体20の制御方法は限定されない。一例を挙げると、基体20は、例えば、図1から図3に示すように発光素子10からの光L1が第1セグメント領域S1→第2セグメント領域S2→第3セグメント領域S3→第1セグメント領域S1→・・・の順で各セグメント領域S1〜S3に順次入射するよう回転制御される。
(蛍光部材30)
蛍光部材30はセグメント領域S1〜S3の1つ以上に設けられる。一例を挙げると、蛍光部材30は、例えば図1から図3に示すように、3つのセグメント領域(第1セグメント領域S1、第2セグメント領域S2、第3セグメント領域S3)のうち、第1セグメント領域S1と第2セグメント領域S2とに設けられる。蛍光部材30が2つ以上のセグメント領域に設けられる場合は、2つ以上のセグメント領域の各々に個別の蛍光部材30が設けられてもよいが、2つ以上のセグメント領域にまたがって1つの蛍光部材30が設けられてもよい。蛍光部材30が設けられない第3セグメント領域S3には、例えば、基体20に入射する発光素子10からの光L1が反射しないよう、無反射膜50(例:SiOとNb)の多層膜)を設けてもよい。また、蛍光部材30が設けられない第3セグメント領域S3には、発光素子10からの光L1を拡散させる拡散材が配置されていてもよい。
本実施形態では、複数のセグメント領域S1〜S3のうち異なるセグメント領域であるセグメント領域S1とセグメント領域S2とに、発光素子10からの青色光を励起光として緑色光を発する緑色蛍光体32aを有する第1蛍光部材32と、発光素子10からの青色光を励起光として赤色光を発する赤色蛍光体34aを有する第2蛍光部材34とが、それぞれ配置されるものとするが、これは一例である。なお、「緑色光」とは、発光ピークの波長が500nm以上570nm以下の範囲内にある光をいう。また、「赤色光」とは、発光ピークの波長が570nm以上700nm以下の範囲内にある光をいう。
蛍光部材30は、例えば、図1から図3に示すように第1セグメント領域S1と第2セグメント領域S2の正面側(発光素子10からの光L1が出射する面側)に設けることができるほか、セグメント領域S1〜S3の背面側(発光素子10からの光L1が入射する面側)や基体20の内部に設けることができる。セグメント領域S1〜S3の正面側や背面側に蛍光部材30を設ける場合、蛍光部材30の厚みは例えば膜厚50μm程度にすることができる。
蛍光部材30は蛍光体30aを有しており、蛍光体30aは発光素子10からの光L1に励起されて発光素子10からの光L1とは異なる波長の光を発する。蛍光部材30としては、例えば、発光素子10からの青色光を励起光として発光ピークの波長が500nm以上570nm以下の波長域にある緑色光を発する緑色蛍光体32aや、発光素子10からの青色光を励起光として発光ピークの波長が570nm以上700nm以下の波長域にある赤色光を発する赤色蛍光体34aなどを含むことができる。
蛍光部材30としては、蛍光体30aとバインダ(例:Al)との混合物を用いることができる。緑色蛍光体32aとしては、例えば、YAG系蛍光体、LAG系蛍光体、又はこれらを組み合わせたものを用いることができる。YAG系蛍光体とは、例えば、YAl12:Ceなどのような蛍光体である。LAG系蛍光体とは、例えば、LuAl12:Ceなどのような蛍光体である。YAG系蛍光体とLAG系蛍光体との組み合わせを用いる場合には、積層タイプのもの、例えば、YAG系蛍光体とLAG系蛍光体とで2層構造を構成するタイプのものを用いることができる。
また、赤色蛍光体34aとしては、例えば、SCASN系蛍光体、CASN系蛍光体、SiAlON系蛍光体、KSF系蛍光体、またはこれらを組み合わせたものを用いることができる。SCASN系蛍光体とは、例えばSrCaAlSiN:Euなどの蛍光体である。CASN系蛍光体とは、例えばCaAlSiN:Euなどの蛍光体である。SiAlON系蛍光体とは、例えばβ−SiAlON:EuやCa−α−SiAlON:Euなどの蛍光体である。KSF系蛍光体とは、KSiF:Mnなどの蛍光体である。
レーザダイオードを発光素子10として用いる場合、バインダとしては無機材料を用いることが好ましい。無機材料を用いる場合は有機材料(例:樹脂)を用いる場合よりも蛍光部材30の劣化を抑止することができる。バインダに用いる無機材料としては前述したAlのほかSiOが挙げられる。
(フィルタ40)
フィルタ40は、蛍光部材30の1つ以上に対応して設けられると共に、蛍光体30aからの光の少なくとも一部を透過し、発光素子10からの光L1のうち蛍光部材30を透過した光の一部を透過する。これにより、蛍光体30aからの光のみならず発光素子10からの光L1(すなわち蛍光部材30を励起するための“励起光”)が光源装置100から出射され “光源光”と利用されるようになって、低出力から高出力の範囲において所望の出力を得ることができる。また、発光素子10からの光L1の一部を蛍光部材30内に滞留させることなく光源装置100の外部へ取り出すことになるため、蛍光部材30内の発熱を抑制して光源装置100の寿命を伸ばすことができる。さらに、発光素子10からの光L1を用いて蛍光体30aからの光の色度を補正することが可能となるため、所望の色度を得ることができる。なお、発光素子10からの光L1の2、3%程度を透過させるに過ぎない部材(すなわち、発光素子10からの光L1の一部がリークするに過ぎない部材)はフィルタ40から除かれる。
フィルタ40は、蛍光部材30における発光素子10からの光が入射する側とは反対側に配置されることができる。フィルタ40は、蛍光部材30から離間していてもよいし、蛍光部材30に接していてもよい(図1から図3を参照)。蛍光部材30から離間している場合は、フィルタ40が蛍光部材30で生じた熱の影響を受けず、フィルタ40が劣化しにくい。また、蛍光部材30とフィルタ40の間にレンズを配置することが可能となり、レンズによって蛍光部材30からフィルタ40に入射する光の角度を調節できるようになるため、フィルタ40の機能を発揮させやすくなる。他方、蛍光部材30にフィルタ40が接している場合は、光源装置100を小型化することができる。なお、フィルタ40が蛍光部材30から離間している場合の一例としては、例えば、フィルタ40と蛍光部材30とが別個の基体20に設けられる場合やフィルタ40と蛍光部材30との間に別部材が挟まれている場合などを挙げることができる。フィルタ40と蛍光部材30とが別個の基体20に設けられる場合は、例えば、フィルタ40が設けられる基体20と蛍光部材30が設けられる基体20とを接着材などで固定することにより両基体20を同期して制御することができる。
フィルタ40の形状や厚みなどは限定されない。フィルタ40は、例えば、貼付やスパッタなどにより設けることができる。蛍光部材30が設けられていない第3セグメント領域S3には、フィルタ40を設けず、発光素子10からの光L1を拡散させる拡散層70を設けることもできる。
(第1レンズ80、第2レンズ90)
光源装置100は、上記で説明した部材以外の部材、例えば第1レンズ80や第2レンズ90などを備えていてもよい。第1レンズ80には発光素子10からの光L1が入射し、第1レンズ80からの光は基体20に入射する。また、第2レンズ90にはフィルタ40を通過した発光素子10からの光L1と蛍光体30aからの光との合成光L2が入射し、第2レンズ90から出射した光は投影素子200で反射されて表示素子300に入射する。第1レンズ80や第2レンズ90には球面レンズや非球面レンズなどを用いることができる。これらのレンズを第1レンズ80や第2レンズ90として用いれば、レーザダイオードを発光素子10として用いる場合において、発光素子10からの光L1が第1レンズ80や第2レンズ90に入射せずに損失となることが抑制される。レーザダイオードは、発光面のサイズが小さく、且つ、発光面から出射した光の拡がりが小さいためである。
以上説明したように、実施形態1に係る光源装置100によれば、所望の出力と所望の色度を得ることができる。したがって、実施形態1に係る光源装置100は、プロジェクタや照明装置などに好ましく用いることができる。また、実施形態1に係る光源装置100は、長寿命であるため、この観点からもプロジェクタや照明装置などに好ましく用いることができる。
以下、フィルタ40についてさらに詳しく説明する。
フィルタ40は、蛍光体30aからの光と発光素子10からの青色光とを合成した光(合成光L2)の色度座標が所定の色域を構成する3つの頂点RGBのうちのG点を示す色度座標に一致するよう、蛍光体30aからの光については蛍光体30aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域の光を透過すると共にそれ以外の波長域の光をカットし、青色光については所定の強度にある部分を透過させることが好ましい。
所定の強度にある部分を透過させるには、例えば、フィルタ40として屈折率が大きい材料と小さい材料とが交互に積層された誘電体多層膜を用いる場合、積層数と膜厚を調節することで透過率を調整すればよい。
蛍光体30aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域以外の波長域の光のカットは、緑色光に関して、緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域の光をカットすることにより行うことができるし、緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域の光をカットすることにより行うこともできる。前者のカット(長波側の波長域の光のカット)によれば緑色光の色度座標が赤色領域から遠ざかるようにシフトし、後者のカット(短波側の波長域の光のカット)によれば緑色光の色度座標が青色領域から遠ざかるようにシフトする。
なお、蛍光体30aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域以外の波長域の光のカットは、緑色光に関して、緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側及び短波側の波長域の光を共にカットすることにより行うことも可能である。この場合は、長波側及び短波側のいずれか一方の波長域の光だけをカットする場合よりも、色度座標における色度をシフトできる範囲を広げる(色再現性を広げる)ことが可能となり、所望の色度にシフトさせることが容易になる。なお、緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側及び短波側の波長域を共にカットする場合は、緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量が緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量より多くなることが好ましい。これにより、緑色光の色度座標は赤色領域から遠ざかるようにシフトする。
蛍光体30aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域以外の波長域の光のカットは、赤色光に関して、赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域の光をカットすることにより行うことができるし、赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域の光をカットすることにより行うこともできる。前者のカット(短波側の波長域の光のカット)によれば赤色光の色度座標は赤色領域から遠ざかるようにシフトし、後者のカット(長波側の波長域の光のカット)によれば赤色の色度座標は青緑色領域から遠ざかるようにシフトする。
なお、蛍光体30aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域以外の波長域の光のカットは、赤色光に関して、赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側及び長波側の波長域の光を共にカットすることにより行うことも可能である。この場合は、長波側及び短波側のいずれか一方の波長域の光だけをカットする場合よりも、色度座標における色度がシフトする範囲を広げる(色再現性を広げる)ことが可能となり、所望の色度にシフトさせることが容易になる。なお、赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側及び短波側の波長域を共にカットする場合は、赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量が赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量より多くなることが好ましい。これにより、赤色光の色度座標は青緑色領域から遠ざかるようにシフトする。
ちなみに、本実施形態では、緑色蛍光体32aを有する第1蛍光部材32が配置される第1セグメント領域S1と赤色蛍光体34aを有する第2蛍光部材34が配置される第2セグメント領域S2とに第1フィルタ42と第2フィルタ44とがそれぞれ配置されるものとし、第1フィルタ42は、緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域の光を透過し、緑色光の色度座標が赤色領域から遠ざかるよう緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側及び短波側の波長域の光を共にカットし、第2フィルタ44は、赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域の光を透過し、赤色光の色度座標が青色領域から遠ざかるように赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側及び短波側の波長域の光を共にカットするものとする。
具体的には、第1フィルタ42のカットは、緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量が緑色蛍光体32aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量より多くなるよう緑色蛍光体32aからの光をカットし、第2フィルタ44のカットは、赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量が赤色蛍光体34aからの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量より多くなるよう赤色蛍光体34aからの光をカットする。なお、第1フィルタ42は第1蛍光部材32に接しており、第2フィルタ44は第2蛍光部材34に接しているものとする。
色度座標とは、例えば、CIE(国際照明委員会)に準拠したxy色度図上の座標である。色度座標が一致する場合には、色度座標が完全に一致する場合のほか、色度座標がほぼ一致する場合も含まれる。所定の色域がカバーされる場合には、所定の色域が完全にカバーされる場合のほか、ほぼカバーされる場合も含まれる。なお、所定の色域とは例えば所定の規格により定められた色域をいう。
次に、実施例1に係る光源装置について説明する。実施例1に係る光源装置は、実施形態1に係る光源装置の一構成例に関するものである。以下の説明では、実施例1と実施形態1の対応関係を明らかにすべく、実施形態1で用いた同じ符号を用いることにするが、これは、実施形態1の各部材が実施例1の各部材で限定されることを意味するものではない。なお、実施例1はシミュレーションを用いて行ったものである。
実施例1に係る光源装置100は、発光素子10と、基体20と、蛍光体30aを有する蛍光部材30と、拡散層70と、バンドパスフィルタ60と、無反射膜50と、を備えるものとする。
ここで、発光素子10としては発光ピークの波長が445nmの青色光を発する窒化物系半導体レーザ素子を用い、基体20としてはガラスを用いる。ガラスは、第1セグメント領域S1、第2セグメント領域S2、及び第3セグメント領域S3を有するものとする。
蛍光部材30は第1蛍光部材(緑色蛍光部材)32と第2蛍光部材(赤色蛍光部材)34とを有するものとし、第1蛍光部材(緑色蛍光部材)32は発光ピークの波長が525nmである緑色光を発する緑色蛍光体32aを有するものとし、第2蛍光部材(赤色蛍光部材)34は発光ピークの波長が610nmである赤色光を発する赤色蛍光体34aを有するものとする。第1蛍光部材32は第1セグメント領域S1の正面側に設けられたLuAl12:Ceとバインダ:Alからなり、第2蛍光部材34は第2セグメント領域S2の正面側に設けられたSrCaAlSiN:Euとバインダ:Alからなるものとする。
フィルタ40は、第1フィルタ(緑色用フィルタ)42と第2フィルタ(赤色用フィルタ)44とを有するものとし、第1フィルタ42は第1蛍光部材32の正面側に設けられ、第2フィルタ44は第2蛍光部材34の正面側に設けられるものとする。第1フィルタ42及び第2フィルタ44は、SiOとNbとが繰り返し積層する多層膜を用いており、約445nmの入射光に対して所定の強度にある部分を透過し、蛍光体30からの光のうち発光ピークを含む所定の波長域の光を透過することができるよう、屈折率が約1.46のSiOと屈折率が約2.3のNbとを用いて膜厚及び膜数を設計した膜であるものとする。
拡散層70は第3セグメント領域S3の正面側に設けられたSiOフィラーとバインダ:Alとからなり、バンドパスフィルタ60は第1蛍光部材32と第2蛍光部材34とにおける発光素子10からの光L1が入射する側に設けられるものとする。
バンドパスフィルタ60は第3セグメント領域S3における発光素子10からの光L1が入射する側にも設けられるものとする。
無反射膜50は第1セグメント領域S1〜第3セグメント領域S3の背面側に設けられたSiOとNbの多層膜からなるものとする。
(第1フィルタ42)
図4Aは、光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第1フィルタによるカット及び透過の前)であり、図4Bは、光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第1フィルタによるカット及び透過の後)である。また、図4Cは、色度座標のシフトを説明する色度図である。
図4A、図4Bに示すように、第1フィルタ42は、第1蛍光部材32からの緑色光については、所定の“波長域”以外にある部分、より具体的には、460nm以上610nm以下の波長域以外にある部分をカットするものとする。他方、第1フィルタ42は、発光素子10からの光については、所定の“強度”にある部分、より具体的には、緑色光の発光ピークの波長の強度以下の強度を有する部分を透過させるものとする。これにより、第1蛍光部材32からの緑色光の色度座標が発光素子10からの青色光を利用して補正され、光源装置100から出射する光の色域が所定の色域をカバーするものとなる。すなわち、図4Cに示すように、第1蛍光部材32からの緑色光のみの色度座標がA1(xg、yg)であるとすると、460nm以上610nm以下の波長域以外にある部分がカットされた緑色光の色度座標はA1から−Δxgfilter、+Δygfilter(Δxgfilter>0、Δygfilter>0)だけシフトしたA2(xg−Δxgfilter、yg+Δygfilter)になる。しかしながら、この色度座標は発光素子10からの青色光を利用して補正されるため、光源装置100から全体として出力される光の色度座標は、A2からさらに−Δxblue、−ΔyblueだけシフトしたA3(xg−Δxgfilter−Δxblue、yg+Δygfilter−Δyblue)となり、所定の色域を構成する3つの頂点RGBのうちのG点を示す色度座標A4に一致(前述のとおり、ほぼ一致を含む。)するものとなる(A3=A4あるいはA3≒A4)。
(第2フィルタ44)
図5Aは、光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第2フィルタによるカット及び透過の前)であり、図5Bは、光源装置から全体として出力される光の発光スペクトルを示す図(第2フィルタによるカット及び透過の後)である。また、図5Cは、色度座標のシフトを説明する色度図である。
図5A、図5Bに示すように、第2フィルタ44は、第2蛍光部材34からの赤色光については、所定の“波長域”以外にある部分、より具体的には、586nm以上800nm以下の波長域以外にある部分をカットするものとする。他方、第2フィルタ44は、発光素子10からの光L1については、所定の“強度”にある部分、より具体的には、赤色光の発光ピークの波長の強度の63%以下の強度を有する部分を透過させるものとする。これにより、第2蛍光部材34からの赤色光の色度座標が発光素子10からの青色光を利用して補正され、光源装置100から出射する光の色域が所定の色域をカバーするものとなる。すなわち、図5Cに示すように、第2蛍光部材34からの赤色光のみの色度座標がB1(xr、yr)であるとすると、586nm以上800nm以下の波長域以外にある部分がカットされた光の色度座標はB1から+Δxffilter、−Δyffilter(Δxffilter>0、Δyffilter>0)だけシフトしたB2(xr+Δxffilter、yr−Δyffilter)になる。しかしながら、この色度座標は発光素子10からの青色光を利用して補正されるため、光源装置100から全体として出力される光の色度座標は、B2からさらに−Δxblue、−ΔyblueだけシフトしたB3(xr+Δxffilter+Δxblue、yr−Δyffilter+Δyblue)となり、所定の色域を構成する3つの頂点RGBのうちのR点を示す色度座標B4に一致(前述のとおり、ほぼ一致を含む。)するものとなる(B3=B4あるいはB3≒B4)。なお、本実施例では、色度座標B4が色度座標B3に完全に一致するため、図5C上、B4のプロットがB3のプロットの下に隠れる。図5C上にB4のプロットが見えていないのはこのためである。
以上説明した実施例1に係る光源装置100を、第1フィルタ42と第2フィルタ44が発光素子10からの光L1をすべてカットしてしまう点を除いて同じ構成を有する比較例1に係る光源装置と比較すると、実施例1に係る光源装置100では、比較例1に係る光源装置とは異なり、第1フィルタ42と第2フィルタ44とが発光素子10からの光L1の一部を透過させるため、光源装置から出射される光の発光スペクトルが広がる。したがって、実施例1に係る光源装置100では、比較例1に係る光源装置と比べて、第1セグメント領域S1及び第2セグメント領域S2から出射される光の出力がそれぞれ1.7%及び0.8%程度大きくなる。
なお、実施例1に係る光源装置100から出射する光の色域は、CIE(国際照明委員会)に準拠したxy色度図上において、R点(0.640、0.330)、G点(0.300、0.600)、B点(0.150、0.060)で示される領域となる。したがって、実施例1に係る光源装置100によれば、HDビデオの世界的標準仕様であるRec.709により定められた色域(上記色度図上において、R点(0.639、0.331)、G点(0.300、0.587)、B点(0.161、0.014)で示される領域)をほぼカバーすることができる。
以上、実施形態及び実施例について説明したが、これらの説明は一例に関するものであり、特許請求の範囲に記載された構成は、これらの説明によって何ら限定されるものではない。
10 発光素子
20 基体
30 蛍光部材
30a 蛍光体
32 第1蛍光部材
32a 緑色蛍光体
34 第2蛍光部材
34a 赤色蛍光体
40 フィルタ
42 第1フィルタ
44 第2フィルタ
50 無反射膜
60 バンドパスフィルタ
70 拡散層
80 第1レンズ
90 第2レンズ
100 光源装置
200 投影素子
300 表示素子
S1〜S3 セグメント領域
L1 発光素子からの光
L2 合成光

Claims (15)

  1. 発光素子と、
    複数のセグメント領域を有するとともに、前記発光素子からの光が各セグメント領域に順次入射するよう制御される基体と、
    前記セグメント領域の1つ以上に設けられ、前記発光素子からの光に励起されて前記発光素子からの光とは異なる波長の光を発する蛍光体を有する蛍光部材と、
    前記蛍光部材の1つ以上に対応して設けられると共に、前記蛍光体からの光の少なくとも一部を透過し、前記発光素子からの光のうち前記蛍光部材を透過した光の一部を透過するフィルタと、
    を備えることを特徴とする光源装置。
  2. 前記発光素子は青色光を発することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記蛍光部材は、前記発光素子からの青色光を励起光として緑色光を発する緑色蛍光体を有し、
    前記フィルタは、前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域の光をカットすることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記フィルタは、さらに、前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域の光をカットすることを特徴とする請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記フィルタは、前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量が前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量より多くなるよう前記緑色蛍光体からの光をカットすることを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記蛍光部材は、前記発光素子からの青色光を励起光として赤色光を発する赤色蛍光体を有し、
    前記フィルタは、前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域の光をカットすることを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  7. 前記フィルタは、さらに、前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域の光をカットすることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記フィルタは、前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量が前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量より多くなるよう前記赤色蛍光体からの光をカットすることを特徴とする請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記フィルタは前記蛍光部材に接していることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光源装置。
  10. 前記複数のセグメント領域のうち異なるセグメント領域に、前記発光素子からの青色光を励起光として緑色光を発する緑色蛍光体を有する第1蛍光部材と、前記発光素子からの青色光を励起光として赤色光を発する赤色蛍光体を有する第2蛍光部材とが、それぞれ配置されるとともに、
    前記第1蛍光部材が配置されるセグメント領域と前記第2蛍光部材が配置されるセグメント領域とに第1フィルタと第2フィルタとがそれぞれ配置され、
    前記第1フィルタは、前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域の光をカットし、
    前記第2フィルタは、前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域の光をカットする、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光源装置。
  11. 前記第1フィルタは、さらに、前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域の光をカットし、
    前記第2フィルタは、さらに、前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域の光をカットする、
    ことを特徴とする請求項10に記載の光源装置。
  12. 前記第1フィルタは、前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量が前記緑色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量より多くなるよう前記緑色蛍光体からの光をカットし、
    前記第2フィルタは、前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より短波側の波長域でカットされる光量が前記赤色蛍光体からの光のうち発光ピークの波長を含む波長域より長波側の波長域でカットされる光量より多くなるよう前記赤色蛍光体からの光をカットする、
    ことを特徴とする請求項11に記載の光源装置。
  13. 前記第1フィルタは前記第1蛍光部材に接しており、
    前記第2フィルタは前記第2蛍光部材に接している、
    ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の光源装置。
  14. 前記発光素子は、半導体レーザ素子であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の光源装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の光源装置を用いたプロジェクタ。
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