JP2016001538A - リチウム空気二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも優れたサイクル特性やエネルギー効率などを発揮できる新規なリチウム空気二次電池を提供すること。【解決手段】本発明によるリチウム空気二次電池は、空気極、負極、並びに、前記空気極及び前記負極に接する電解質を含み、前記空気極は、導電性材料及び触媒を含み、前記空気極の触媒は金属窒化物を含む。本発明では、前記金属窒化物は、Co、Ni、Mo、W、Mn又はFeから選ばれる金属を含む窒化物であることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明はリチウム空気二次電池に関する。特に本発明は、鉛蓄電池やリチウムイオン電池などの従来の二次電池よりも小型軽量で、かつ遙かに大きい放電容量を実現できるリチウム空気二次電池に関する。
正極活物質として空気中の酸素を用いるリチウム空気二次電池は、電池外部から常に酸素が供給され、電池内に大量の負極活物質である金属リチウムを充填することができる。このため、電池の単位体積当たりの放電容量の値を非常に大きくできることが報告されている。
これまでに非特許文献1や非特許文献2に報告されているように、正極であるガス拡散型空気極に種々の触媒を添加することにより、放電容量、サイクル特性などの電池性能を改善する試みがなされている。
ガス拡散型空気極の電極触媒として遷移金属酸化物が検討されている。例えば、上記文献では、非特許文献1においてλ−MnOなどの遷移金属酸化物が、非特許文献2では主に酸化鉄(Fe)、コバルト酸化物(Co)などの遷移金属酸化物が検討されている。これらの文献には、以下のようなリチウム空気二次電池の電池特性の試験の結果が示されている。
非特許文献1に開示されている二次電池では、充放電サイクルは可能であったが、4サイクル後に放電容量は約1/4に低下し、二次電池としての性能は低いものであった。また、非特許文献1に開示されている二次電池では、充電電圧が、約4.0Vであり、平均放電電圧の2.7Vと比較して非常に大きく、エネルギー効率が低いという課題がある。
一方、非特許文献2では、9種類の触媒を検討し、空気極に含まれるカーボンの重量当たりで1000〜3000mAh/gの非常に大きな放電容量が得られている。しかしながら、充放電を繰り返すと、放電容量の低下が著しく、例えば、Coの場合、10サイクルで容量維持率が約65%となる。このように、非特許文献2のリチウム空気二次電池でも著しい容量の減少が見られ、二次電池としての十分な特性は得られていない。また、ほとんどの場合で平均放電電圧は2.5V程度であり、一方、充電電圧は4.0〜4.5Vを示し、最も低いものでも3.9V程度である。このため、非特許文献2のリチウム空気二次電池は充放電のエネルギー効率は低い。
J. Read, Journal of The Electrochemical Society, Vol.149, pp.A1190-A1195 (2002). Aurelie Debart et al., Journal of Power Sources, Vol.174, pp.1177 (2007).
本発明は、リチウム空気二次電池を、高容量二次電池として作動させ、かつ充電及び放電反応に高活性な空気極用電極触媒を用いることによって、充放電の電圧差が小さく、充放電サイクルを繰り返しても放電容量の低下が小さいリチウム空気二次電池を提供することを目的とする。
本発明によるリチウム空気二次電池は、空気極、負極、並びに、前記空気極及び前記負極に接する電解質を含み、
前記空気極は、導電性材料及び触媒を含み、
前記空気極の触媒は金属窒化物を含むことを特徴とする。
本発明の一実施形態では、前記金属窒化物は、Co、Ni、Mo、W、Mn又はFeから選ばれる金属を含む窒化物であることを特徴とする。
上述した本発明のリチウム空気二次電池によって、電池性能の改善を達成することができる。
本発明のリチウム空気二次電池は、空気極の触媒として、Co、Ni、Mo、W、Mn又はFeから選ばれる金属を含む金属窒化物を用いたことにより、従来よりも優れたサイクル特性を実現でき、更にエネルギー効率などを改善することができる。具体的には、充放電の電圧差が小さく、かつ充放電サイクルを繰り返しても放電容量の低下を抑えることができるリチウム空気二次電池を提供できる。
本発明によるリチウム空気二次電池の基本的な概略図である。 実施例において測定に用いたリチウム空気二次電池の構造を示すための概略断面図である。 実施例1のリチウム空気二次電池の充放電曲線を示す図である。 実施例1、実施例2、及び比較例1のリチウム空気二次電池の放電容量のサイクル依存性を示す図である。
以下に、適宜図面を参照しつつ、本願に係るリチウム空気二次電池の一実施形態について詳細に説明する。
[リチウム空気二次電池の構成]
本発明に係るリチウム空気二次電池100は、図1に示されるように、空気極102、負極104及び電解質(例えば有機電解質)106を少なくとも含み、前記空気極102が正極として機能する。また、これらの空気極と負極との間に電解質が配置されうる。
前記空気極102は、触媒及び導電性材料を構成要素に含むことができる。また、空気極には、前記材料を一体化するための結着剤を含むことが好ましい。負極104は金属リチウム又はリチウムイオンを放出及び吸収することができるリチウム含有合金などの物質を構成要素とすることができる。
以下に上記の各構成要素について説明する。なお、本明細書において、電解液とは、電解質が液体形態である場合をいう。
(I)空気極(正極)
本発明では、空気極は、触媒及び導電性材料を少なくとも含み、必要に応じて結着剤等の添加剤を含むことができる。
(I−1)触媒
本発明のリチウム空気二次電池では、空気極の触媒として金属窒化物を含む。特に、前記空気極は、酸素還元(放電)及び酸素発生(充電)の両反応に対して高活性な、Co、Ni、Mo、W、Mn又はFeから選ばれる金属を含む金属窒化物を電極触媒として含むことが好ましい。これらの金属窒化物を触媒として含むことで、本発明のリチウム空気二次電池は、二次電池としての性能を高めることができる。本発明では、上記金属窒化物は、上記金属1または複数種含むものであってもよい。
本発明のリチウム二次電池の空気極では、電解質/電極触媒/空気(酸素)の三相界面サイトにおいて、電極反応が進行する。即ち、空気極102中に有機電解液などの電解質106が浸透し、同時に大気中の酸素ガスが供給され、電解質−電極触媒−空気(酸素)が共存する三相界面サイトが形成される。前記電極触媒が高活性であれば、酸素還元(放電)及び酸素発生(充電)がスムーズに進行し、電池性能は大きく向上することになる。
空気極での反応は次のように表すことができる。
2Li+(1/2)O+2e → LiO (1)
2Li+O+2e → Li (2)
上式中のリチウムイオン(Li)は、負極から電気化学的酸化により有機電解液などの電解質中に溶解し、この電解質中を空気極表面まで移動してきたものである。また、酸素(O)は、大気(空気)中から空気極内部に取り込まれたものである。なお、負極から溶解する材料(Li)、空気極で析出する材料(LiO、Li)、及び空気(O)を図1の構成要素と共に示した。
空気極(正極)の電極触媒としての金属窒化物は、触媒の比表面積を大きくすることができ、空気極(正極)における三相界面サイトを増やすことができる。
本発明では、触媒としての金属窒化物は、正極活物質である酸素と相互作用し、多くの酸素種を金属窒化物表面上に吸着できる。本発明では、このような比表面積の大きな金属窒化物が特に好ましい。例えば、本発明の一実施形態で使用できる窒化コバルト(CoN)をはじめとする上記金属窒化物は、比表面が大きく、空気極における三相界面サイトを増やすことができる。本発明では、このような比表面積の大きな金属窒化物、特に、後述する液相法で調製されたもの(例えば窒化モリブデン(MoN)、窒化タングステン(WN)等)が好ましい。
このように、空気極における反応サイトを増やすことで、式(1)及び(2)の放電反応を促進させることができる。
このように、金属窒化物表面上に吸着された酸素種は、式(1)及び(2)の酸素源(活性な中間反応体)として、酸素還元反応に使用され、上記反応が容易に進むようになる。また、式(1)及び式(2)の逆反応である充電反応に対しても、上記の金属窒化物は活性を有している。従って、電池の充電、つまり、空気極上での酸素発生反応も効率よく進行する。このように、金属窒化物は、電極触媒として有効に機能する。
本発明のリチウム空気二次電池では、電池の効率を上げるために、電極反応を引き起こす反応部位(上記の電解質/電極触媒/空気(酸素)の三相界面サイト)がより多く存在することが望ましい。このような観点から、本発明では、上述の三相界面サイトが電極触媒表面に多量に存在することが重要であり、使用する触媒は比表面積が高いことが望ましい。本発明では、金属窒化物は、例えば比表面積が0.1m/g以上、好ましくは30m/g以上であることが好適である。
本発明で好ましく使用される金属窒化物は、市販品として、或いは、各種合成方法で入手することができる。例えば、金属窒化物は、固相法、液相法、気相法などの公知のプロセスを用いる、各種合成法で得ることができる。
例えば、金属塩化物や金属硝酸塩の水溶液の蒸発乾固、前記水溶液にアルカリ水溶液を滴下する沈殿法、金属アルコキシドの加水分解などに代表される液相法を例として挙げることができる。その他にも、従来の金属直接窒化法、水素還元窒化法等を例として挙げることができる。本発明では、上述した通り、使用する触媒は比表面積が高いことが望ましい。従って、比表面積を高くすることができる液相法を用いることが望ましい。
合成法の具体的な一実施形態として、例えば、窒素源となる所定の雰囲気下で、金属酸化物又は金属単体を加熱処理する方法を挙げることができる。例えば、窒化コバルト(CoN)、窒化マンガン(Mn)、窒化鉄(FeN)のような金属酸化物を合成する場合、それぞれ、例えば窒素(N)−水素(H)、窒素(N)、アンモニア(NH)−水素(H)などの混合雰囲気下で、金属酸化物(例えばCo)、(例えばFe)など、又は金属単体(例えばMn)などを300〜450℃の温度で加熱処理することで、所望の金属窒化物を作製することができる。ここで、上記雰囲気中で、窒素源と水素との混合雰囲気を用いる場合、窒素源と水素(H)の混合割合は、窒素源:水素=98:2〜90:10であることが好ましい。
別の実施形態として、金属窒化物に含まれる金属の金属酸のアンモニウム塩を用いる液相法を挙げることができる。例えば、窒化モリブデン(MoN)、窒化タングステン(WN)のような金属窒化物を製造する場合、金属酸のアンモニウム塩[七モリブデン酸六アンモニウム四水和物((NHMo24・4HO)或いは、タングステン酸アンモニウム五水和物(5(NHO・12WO・5HO)]をエチレンジアミン四酢酸及びポリエチレンイミン等の存在下で熱処理する方法を挙げることができる。なお、この熱処理の手順は、好ましくは700〜950℃の温度で、2〜5時間、好ましくは3〜4時間、He、Ar、窒素などの不活性雰囲気下で加熱処理することが含まれる。
このようにして得られた金属窒化物は、本発明のリチウム空気二次電池の空気極の電極触媒として用いた場合において高い性能を示す。
ここで、本発明では、金属窒化物は所定の比表面積を有することが好ましいが、この比表面積は熱処理後の値である。
(I−2)導電性材料
本発明では、空気極に導電性材料を含むことができる。導電性材料には、例えばカーボンを例示することができる。具体的には、ケッチェンブラック、アセチレンブラックなどのカーボンブラック類、活性炭類、グラファイト類、カーボン繊維類などを挙げることができる。空気極中で反応部位を十分に確保するために、カーボンは比表面積が大きなものが適している。具体的には、BET比表面積で300m/g以上の値を有しているものが望ましい。これらのカーボンは、例えば市販品として、又は公知の合成により入手することが可能である。
本発明のリチウム空気二次電池では、上述のように、空気極に使用する触媒及びカーボンの比表面積は、所定の値を有することが望ましい。本発明では、比表面積の測定は、市販の装置を用いて行うことができる。例えば、比表面積は、市販の測定装置を用いて、液体窒素を冷却媒として使用するような手順で測定することができる。
(I−3)結着剤(バインダー)
空気極は結着剤(バインダー)を含むことができる。この結着剤は、特に限定されないが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリブタジエンゴムなどを例として挙げることができる。これらの結着剤は、粉末として又は分散液として用いることができる。
(I−4)空気極の調製
空気極は以下のように調製することができる。触媒である金属窒化物粉末、カーボン粉末、及び必要に応じてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)のようなバインダー粉末を混合し、この混合物をチタンメッシュ等の支持体上に圧着することにより、空気極を成形することができる。また、前述の混合物を有機溶剤等の溶媒中に分散してスラリー状にして、金属メッシュ又はカーボンクロスやカーボンシート上に塗布し乾燥することによって、空気極を形成することができる。
本発明のリチウム空気二次電池において、空気極中での触媒の含有量は、例えば0を越え、100重量%以下あることが望ましい。その他の成分の割合は、従来のリチウム空気二次電池と同様である。
また、電極の強度を高め、電解液の漏洩を防止するために、冷間プレスだけでなく、ホットプレスを適用することによっても、より安定性に優れた空気極を作製することができる。
空気極は、これを構成する電極の片面は大気に曝され、もう一方の面は電解質と接する。以上のように、金属窒化物を添加した空気極を作製することで、充電及び放電反応に対して高活性な空気極用電極を得ることができる。更に、上記のような構成のリチウム空気二次電池の空気極を作製することにより、金属窒化物からなる触媒の効果も高めることができる。
(II)負極
本発明のリチウム空気二次電池は、負極に負極活物質を含む。この負極活性物質は、リチウム二次電池の負極材料として用いることができる材料であれば特に制限されない。例えば、金属リチウム等を挙げることができる。或いは、リチウム含有物質として、リチウムイオンを放出及び吸蔵することができる物質である、リチウムと、シリコン又はスズとの合金、或いはLi2.6Co0.4Nなどのリチウム窒化物等を例として挙げることができる。
本発明のリチウム空気二次電池の負極は、公知の方法で形成することができる。例えば、リチウム金属を負極とする場合には、複数枚の金属リチウム箔を重ねて所定の形状に成形することで、負極を作製すればよい。
ここで、放電時の負極(金属リチウム)の反応は以下のように表すことができる。
(放電反応)
Li→Li+e (3)
なお、充電時の負極においては、式(3)の逆反応であるリチウムの析出反応が起こる。
(III)電解質(有機電解液)
本発明のリチウム空気二次電池は電解質を含む。この電解質は、空気極(正極)及び負極間でリチウムイオンの移動が可能なものであればよい。本発明では、リチウムイオンを含む金属塩を適切な溶媒に溶解した有機電解液(非水溶液)を使用することができる。具体的には、溶質の金属塩には、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)、過塩素酸リチウム(LiClO)、リチウムビストリフルオロメタンスルホニルイミド(LiTFSI)[(CFSO)2NLi]などを挙げることができる。また、溶媒は、例えば、炭酸ジメチル(DMC)、炭酸メチルエチル(MEC)、炭酸メチルプロピル(MPC)、炭酸メチルイソプロピル(MIPC)、炭酸メチルブチル(MBC)、炭酸ジエチル(DEC)、炭酸エチルプロピル(EPC)、炭酸エチルイソプロピル(EIPC)、炭酸エチルブチル(EBC)、炭酸ジプロピル(DPC)、炭酸ジイソプロピル(DIPC)、炭酸ジブチル(DBC)、炭酸エチレン(EC)、炭酸プロピレン(PC)、炭酸1,2−ブチレン(1,2−BC)などの炭酸エステル系溶媒、1,2−ジメトキシエタン(DME)などのエーテル系溶媒、γ−ブチロタクトン(GBL)などのラクトン系溶媒、或いはこれらの中から二種類以上を混合した溶媒を挙げることができる。本発明では、混合溶媒を用いる場合の混合割合は、特に限定されない。例えば、0を越えて100重量%以下とすることができる。
また、上記のような有機電解液だけでなく、リチウムイオン導電性を有する固体電解質や高分子電解質、リチウム金属塩を溶解させたイオン液体なども使用することができる。
(IV)他の要素
本発明のリチウム空気二次電池は、上記構成要素に加え、セパレータ、電池ケース、金属メッシュ(例えばチタンメッシュ)などの構造部材、その他のリチウム空気二次電池に要求される要素を含むことができる。これらは、従来公知のものを使用することができる。
(V)リチウム空気二次電池の調製
本発明のリチウム空気二次電池は、上述した通り、少なくとも空気極(正極)、負極及び電解質を含み、例えば図1に示されるように、空気極と負極の間に電解質を狭持するように構成される。このような構成のリチウム空気二次電池は、従来型の二次電池と同様に調製することができる。
一実施形態では、例えば図2のような円盤形のリチウム空気二次電池を調製することができる。具体的には、まず、空気極を、絶縁被覆された空気極支持体に配置して固定する。負極は、負極支持体に固定する。空気二次電池の内部(空気極と負極の間となる部分)に、電解質を充填し、負極が空気極の大気と接する面と逆の面に配置されるように負極支持体を被せて空気二次電池全体を固定する。
上記構成要素に加え、空気極と負極の間となる部分にはセパレータ等の部材を配置することができ、その他絶縁部材、Oリング、固定具などを適宜配置することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るリチウム空気二次電池の実施例を詳細に説明する。なお、本発明は下記の実施例に示したものに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
(実施例1)
[窒化コバルト(CoN)の調製]
前述した空気極1の電極触媒として用いるCoを含む金属窒化物の一つである窒化二コバルト(CoN)粉末を以下の手順で作成した。
窒素(N)−水素(H)の混合雰囲気(N:H=96:4)にした電気炉に市販の四酸化三コバルト(Co)(和光純薬工業社製)を入れ、380℃に加熱することで、二窒化コバルト(CoN)粉末を得た。この粉末を遊星ボールミルにより粉砕した。得られた粉砕後の粉末について、X線回折(XRD)測定及びBET比表面積の各測定を行い、評価した。
粉砕後の粉末は、XRD測定より窒化二コバルト(CoN)(PDFファイルNo.00−006−0647)に不純物が含まれていないことを確認した。また、BET法により粉末の比表面積を測定したところ、比表面積は0.23m/gであった。
次に、上記のようにして得られた窒化二コバルト(CoN)粉末を用いて空気極及びこの空気極を用いたリチウム空気二次電池セルを以下のようにして作製した。
[空気極の調製]
窒化二コバルト(CoN)、ケッチェンブラック粉末及びポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粉末を50:30:20の重量比でらいかい機を用いて十分に粉砕及び混合し、ロール成形し、シート状電極(厚さ:0.5mm)を作製した。このシート状電極を直径23mmの円形に切り抜き、チタンメッシュ上にプレスして、ガス拡散型の空気極を得た。
[リチウム二次電池セルの調製]
図2に示す断面構造を有する円柱形のリチウム空気二次電池セル200を作製した。図2は、リチウム空気二次電池セルの断面図である。リチウム空気二次電池セルは、露点が−60℃以下の乾燥空気中で、以下の手順で作製した。
上記の方法で調製した空気極1を、PTFEで被覆された空気極支持体2の凹部に配置し、空気極固定用PTFEリング3で固定した。なお、空気極1と空気極支持体2が接触する部分は、電気的接触をとるためにPTFEによる被覆を施さないものとした。また、空気極1と空気との接触する電極の有効面積は2cmとした。
次に、空気極1と大気が接触する面とは逆の面に、リチウム二次電池用のセパレータ5を凹部の底面に配置した。続いて、図2に示すような負極固定用座金7に負極8である厚さ150μmの4枚の金属リチウム箔(有効面積:2cm)を同心円上に重ねて圧着した。次いで、負極固定用PTFEリング6を、空気極1を設置する凹部と対向する逆の凹部に配置し、中央部に金属リチウムが圧着された負極固定用座金7を更に配置した。続いて、Oリング9は、図2に示すように正極支持体2の底部に配置した。
次に、セルの内部(正極1と負極8との間)に、有機電解液10を充填し、負極支持体11を被せて、セル固定用ねじ12で、セル全体を固定した。有機電解液10は1mol/lの六フッ化リン酸リチウム/炭酸プロピレン(LiPF/PC)溶液を用いた。
続いて、正極端子4を正極支持体2に設置し、負極端子13を負極支持体11に設置した。
[電池性能]
以上の手順で調製したリチウム空気二次電池セル200の電池性能を測定した。なお、図2に示す正極端子4及び負極端子13を電池性能の測定試験に用いた。
電池のサイクル試験は、充放電測定システム(Bio Logic社製)を用いて、空気極1の有効面積当たりの電流密度で0.1mA/cmを通電し、開回路電圧から電池電圧が、2.0Vに低下するまで測定を行った。また、電池の充電試験は、放電時と同じ電流密度で、電池電圧が4.5Vに増加するまで行った。電池の充放電試験は、通常の生活環境下で行った。充放電容量は空気極(カーボン+酸化物+PTFE)1重量当たりの値(mAh/g)で表した。
初回の放電及び充電曲線を図3に示す。
図3より、窒化二コバルト(CoN)粉末を空気極触媒に用いたときの平均放電電圧は2.30V、放電容量は542mAh/g(カーボン重量当たりでは、643mAh/g)であることが分かる。
また、初回の充電容量は、放電容量とほぼ同様の497mAh/gであり、可逆性に優れていることが分かる。
また、この充電時の電圧については、図3より、およそ3.60Vに平坦部分が見られ、従来の報告より低い値を示すことが分かった。
充放電電圧の推移を以下の表1に示す。本実施例(実施例1)では、充放電において若干の過電圧の増加が見られるが、ほぼ安定した電圧を示すことが分かった。このように、窒化二コバルト(CoN)は空気極1用の触媒として非常に優れた活性を有していることが分かった。
(実施例2)
Niを含む金属窒化物の一つである窒化ニッケル(NiN)粉末は市販の粉末(アメリカンエレメンツ社製)を利用した。この粉末を遊星ボールミルにより粉砕した。得られた粉砕後の粉末について、X線回折(XRD)測定及びBET比表面積測定を行い、評価した。
この粉末の評価法、及び、電極の作製、電池の作製及び評価法は、実施例1と同様にして行った。
粉末は、XRD測定より窒化ニッケル(NiN)(PDFファイルNo.01−076−8853)に不純物が含まれていないことを確認した。また、BET法により粉末の比表面積を測定したところ、比表面積は0.30m/gであった。
[電池性能]
本実施例の窒化ニッケル(NiN)を空気極1の電極触媒として用いたリチウム空気二次電池の放電容量及び充放電電圧のサイクル依存性を図4及び表1に示す。
図4に示すように本実施例(実施例2)の放電容量が100mAh/gまでのサイクル回数は30サイクルを示し、サイクルを繰り返しても実施例1のような比表面積が0.23m/gである窒化二コバルト(CoN)よりも安定した挙動を示すことが分かった。
また、表1に示すように充放電電圧についても、実施例1よりも過電圧の減少が見られ、充放電のエネルギー効率の改善を達成することができた。
(実施例3)
Moを含む金属窒化物の一つである窒化モリブデン(MoN)粉末を以下の手順で合成した。
市販の七モリブデン酸六アンモニウム四水和物((NHMo24・4HO)粉末(和光純薬工業社製)を水に溶かし、更にエチレンジアミン四酢酸([CHN(CHCOOH))(和光純薬工業社製)とポリエチレンイミン((CN))(和光純薬工業社製)を加えた。この溶液をセラミックボートに乗せ、電気炉内で窒素雰囲気下において950℃で3時間加熱して、窒化モリブデン(MoN)粉末を得た。
この粉末の評価法、及び、電極の作製、電池の作製及び評価法は、実施例1と同様にして行った。
熱処理後の粉末は、XRD測定より窒化モリブデン(MoN)(PDFファイルNo.00−003−1181)に不純物が含まれていないことを確認した。また、BET法により粉末の比表面積を測定したところ、比表面積は120m/gであった。
[電池性能]
本実施例の窒化モリブデン(MoN)を空気極1の電極触媒として用いたリチウム空気二次電池の放電容量及び充放電電圧のサイクル依存性を図4及び表1に示す。
図4に示すように本実施例(実施例3)の放電容量が100mAh/gまでのサイクル回数は100サイクルを超え、サイクルを繰り返しても実施例2のような比表面積が0.30m/gである窒化ニッケル(NiN)よりも安定した挙動を示すことが分かった。
また、表1に示すように充放電電圧についても、実施例2よりも過電圧の減少が見られ、充放電のエネルギー効率の改善を達成することができた。また、充放電電圧についても、サイクルを繰り返しても顕著な過電圧増加は見られず、安定に作動することを確認した。
(実施例4)
Wを含む金属窒化物の一つである窒化タングステン(WN)粉末を実施例3と同様に以下の手順で合成した。
実施例3の手順において、七モリブデン酸六アンモニウム四水和物((NHMo24・4HO)を市販のタングステン酸アンモニウム五水和物(5(NHO・12WO・5HO)粉末(和光純薬工業社製)に置き換え、電気炉の温度を700℃とし、他の手順は実施例3と同様に行うことで窒化モリブデン(MoN)粉末を得た。この粉末について、X線回折(XRD)測定及びBET比表面積測定を行い、評価した。
熱処理後の粉末は、XRD測定より窒化タングステン(WN)(PDFファイルNo.01−075−1012)に不純物が含まれていないことを確認した。また、BET法により粉末の比表面積を測定したところ、比表面積は97m/gであった。
[電池性能]
本実施例の窒化タングステン(WN)を空気極1の電極触媒として用いたリチウム空気二次電池の放電容量及び充放電電圧のサイクル依存性を図4及び表1に示す。
図4に示すように本実施例(実施例4)の放電容量が100mAh/gまでのサイクル回数は100サイクルを超え、サイクルを繰り返しても実施例2のような比表面積が0.30m/gである窒化ニッケル(NiN)よりも安定した挙動を示すことが分かった。
また、表1に示すように充放電電圧についても、実施例2よりも過電圧の減少が見られ、充放電のエネルギー効率の改善を達成することができた。
(実施例5)
Mnを含む金属窒化物の一つである二窒化三マンガン(Mn)粉末を実施例1と同様に以下の手順で合成した。
窒素(N)雰囲気にした電気炉に市販のマンガン(Mn)粉末(和光純薬工業社製)を入れ、400℃に加熱し、二窒化三マンガン(Mn)粉末を得た。この粉末を遊星ボールミルにより粉砕した。次いで、得られた粉砕後の粉末についてX線回折(XRD)測定及びBET比表面積測定を行い、評価した。
熱処理後の粉末は、XRD測定より二窒化三マンガン(Mn)(PDFファイルNo.00−001−1158)に不純物が含まれていないことを確認した。また、BET法により粉末の比表面積を測定したところ、非常面積は0.57m/gであった。
[電池性能]
本実施例の二窒化三マンガン(Mn)を空気極1の電極触媒として用いたリチウム空気二次電池の放電容量及び充放電電圧のサイクル依存性を図4及び表1に示す。
図4に示すように本実施例(実施例5)の放電容量が100mAh/gまでのサイクル回数は48サイクルを示し、サイクルを繰り返しても実施例2のような比表面積が0.30m/gである窒化ニッケル(NiN)よりも安定した挙動を示すことが分かった。
また、表1に示すように、充放電電圧についても、実施例2よりも過電圧の減少が見られ、充放電のエネルギー効率の改善を達成することができた。
(実施例6)
Feを含む金属窒化物の一つである窒化四鉄(FeN)粉末を実施例1と同様に以下の手順で合成した。
水素(H)雰囲気中の電気炉で市販の三酸化二鉄(Fe)粉末(和光純薬工業社製)を500℃で加熱前処理を3時間した後に、アンモニア(NH)雰囲気にした電気炉に、450℃で3時間加熱することで、窒化四鉄(FeN)粉末を得た。この粉末を遊星ボールミルにより粉砕した。得られた粉砕後の粉末についてX線回折(XRD)測定及びBET比表面積測定を行い、評価した。
熱処理後の粉末は、XRD測定より窒化四鉄(FeN)(PDFファイルNo.00−001−1219)に不純物が含まれていないことを確認した。また、BET法により粉末の比表面積を測定したところ、比表面積は0.48m/gであった。
[電池性能]
本実施例の窒化四鉄(FeN)を空気極1の電極触媒として用いたリチウム空気二次電池の放電容量及び充放電電圧のサイクル依存性を図4及び表1に示す。
図4に示すように本実施例(実施例6)の放電容量が100mAh/gまでのサイクル回数は39サイクルを示し、サイクルを繰り返しても実施例2のような比表面積が0.30m/gである窒化ニッケル(NiN)よりも安定した挙動を示すことが分かった。
また、表1に示すように充放電電圧についても、実施例2よりも過電圧の減少が見られ、充放電のエネルギー効率の改善を達成することができた。
(比較例1)
空気極1用の電極触媒として公知である二酸化マンガン(MnO)を用いて、リチウム空気二次電池セルを実施例1と同様にして作製した。また、二酸化マンガン(MnO)は市販試薬(和光純薬工業社製)を用いた。電池のサイクル試験の条件は、実施例1と同様である。
本比較例に係るリチウム空気二次電池の放電容量に関するサイクル性能を、実施例1〜6の結果とともに図4に示す。
図4に示すように、本比較例1では初回放電容量は502mAh/gと、実施例1よりも大きな値を示した。しかしながら、充放電サイクルを繰り返すと、実施例1とは異なり放電容量の極端な減少が見られ、24サイクル後の容量維持率は初期の約20%であった。
また、充放電電圧のサイクル依存性を実施例1〜6の結果とともに、表1に示した。
表1からも分かるように、本比較例1による充放電電圧は、実施例1〜6よりも明らかに充電電圧は高く、サイクル経過による充電電圧の低下が抑制された。また、サイクルを繰り返すと明らかに過電圧は増加し、24回目でサイクルは困難となった。
以上の結果より、本発明のように金属窒化物からなる電極触媒は、公知の材料よりも、容量及び電圧に関してサイクル特性に優れており、リチウム空気二次電池用空気極触媒として有効であることが確認された。
リチウム空気二次電池の空気極用の電極触媒として所定の金属窒化物を用いることにより、充放電サイクル性能に優れたリチウム空気二次電池を作製することができ、様々な電子機器の駆動源として有効利用することができる。
1 空気極(正極)
2 正極支持体(PTFE被覆)
3 正極固定用リング(PTFEリング)
4 空気極端子
5 セパレータ
6 負極固定用リング(PTFEリング)
7 負極固定用座金
8 負極
9 Oリング
10 有機電解液
11 負極支持体
12 セル固定ねじ(PTFE被覆)
13 負極端子
100 リチウム空気二次電池
102 空気極
104 負極
106 有機電解質

Claims (2)

  1. 空気極、負極、並びに、前記空気極及び前記負極に接する電解質を含み、
    前記空気極は、導電性材料及び触媒を含み、
    前記空気極の触媒は金属窒化物を含むことを特徴とするリチウム空気二次電池。
  2. 前記金属窒化物は、Co、Ni、Mo、W、Mn又はFeから選ばれる金属を含む窒化物であることを特徴とする請求項1記載のリチウム空気二次電池。
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