JP2016000213A - 装着型デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラ要素をユーザによって装着され得る靴に取り付けるための手段を提供する。【解決手段】ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイス1000は、装着型デバイスのユーザの足を少なくとも部分的に受け入れるように構成される靴1200であって、足の裏と選択的に接触するために構成される足界面を含む、靴と、回転軸と実質的に一致する車軸の周りでの車輪アセンブリの少なくとも一部分の回転に応じて、地面に対して選択的に転がるように構成される車輪アセンブリ1800と、靴と車輪アセンブリとの間に接続されるフレーム1400であって、フレームは、靴と車輪アセンブリとの間で力を選択的に伝達するように構成され、地面から垂直方向にオフセットされた隙間面を含む、フレームとを含む。【選択図】図2

Description

(背景)
靴等の一部の装着型デバイスは、ユーザの足を保護するためにユーザの足に装着されるとともに、歩行運動の改善も提供し得る。靴の使用に起因する歩行運動のいくつかの改善は、より速い速度、向上した安定性、および/または歩行運動中に横断される地面等の表面の要素からの絶縁を可能にすることを含む。スケートボード等の他のデバイスは、ユーザの足と関連付けられ得るローラ要素を組み込むことにより、組み込みローラ要素を有するデバイスがなければ、ユーザに利用できない歩行運動をユーザが行うことを可能にし得る。さらに、スケート等の一部の装着型デバイスは、靴の特徴をローラ要素と組み合わせることにより、組み込みローラ要素を有するデバイスがなければ、ユーザに利用できない歩行運動をユーザが行うことを可能にする。
本明細書で開示される主題の唯一の発明者であるRoger R.Adamsは、とりわけ、靴の踵の中に単一の車輪を提供するという革新的概念を開示した以前に発行された米国特許第6,450,509号(以降は第‘509号特許と呼ばれる)を含む種々の特許の唯一の発明者でもある。第‘509号特許の発明の概念のうちのいくつかは、「Heelys」という米国商標の下で市販されている。本特許出願では、Roger R.Adamsは、現在のローラデバイスの複数の欠点を開示し、さらに、識別された欠点を克服し、ならびに本明細書で開示される付加的な利益および機能性を提供するために使用され得る新しい革新的主題を開示する。
いくつかのいわゆる「ローラデバイス」は、1つ以上のローラ要素と一体化した靴の特徴を提供する。他のローラデバイスは、1つ以上のローラ要素をユーザに、および/またはユーザによって装着され得る靴に取り付けるための手段を提供し得る。種々の方式で、上記のローラデバイスの各々は、ローラデバイス自体、ローラデバイスを装着するユーザ、および/またはローラデバイスによって少なくとも部分的に運ばれる物体および/またはユーザには、ローラデバイスの1つ以上のローラ要素を転がすことに少なくとも部分的に起因する並進が提供される「ローラ輸送(roller transportation)」を提供するために使用されてもよい。ローラ輸送は、ローラデバイスによって運ばれるユーザまたは物体の実用的輸送、娯楽目的、および/またはローラデバイスの競争および/またはスポーツ使用のために、望ましくあり得る。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイスであって、
該装着型デバイスは、
該装着型デバイスのユーザの足を少なくとも部分的に受け入れるように構成される靴であって、該靴は、該足の裏と選択的に接触するように構成される足界面を含む、靴と、
車軸アセンブリであって、該車軸アセンブリは、回転軸と実質的に一致する車軸の周りでの車輪アセンブリの少なくとも一部分の回転に応じて、地面に対して選択的に転がるように構成される、車輪アセンブリと、
該靴と該車輪アセンブリとの間に接続されるフレームであって、該フレームは、該靴と該車輪アセンブリとの間で力を選択的に伝達するように構成され、該フレームは、該地面から垂直方向にオフセットされた隙間面を含む、フレームと
を含み、
(1)該地面と該足界面との間の距離、および(2)該地面と該足界面との間の空間のうちの少なくとも1つは、該車輪アセンブリが該地面と接触し、該地面に対して選択的に転がるように設置されると、該装着型デバイスおよび該ユーザのうちの少なくとも1つに対して低い重心を提供するように選択され、
該装着型デバイスは、(1)該車輪アセンブリの一部分が、該足界面よりも垂直方向に高く位置すること、(2)該隙間面が、該足界面と少なくとも部分的に一致すること、(3)該隙間面が、該足界面よりも垂直方向に低く位置すること、(4)該車軸の少なくとも一部分が、該隙間面よりも垂直方向に高く位置すること、(5)該車軸の少なくとも一部分が、該足界面よりも垂直方向に高く位置すること、および(6)該隙間面が該地面から垂直方向にオフセットされる距離が、該車輪アセンブリの全体直径よりも小さいことのうちの少なくとも1つであるように構成される、装着型デバイス。
(項目2)
複数の車輪アセンブリをさらに含み、
前記足界面の少なくとも一部分が、該車輪アセンブリのうちの少なくとも1つの少なくとも一部分よりも低い、項目1に記載の装着型デバイス。
(項目3)
複数の車軸をさらに含み、該複数の車軸は、異なる回転軸に実質的に一致することにより、該車軸のうちのいずれもが回転軸を共有せず、
前記足界面の少なくとも一部分は、該車軸のうちの少なくとも1つの少なくとも一部分よりも低い、項目1に記載の装着型デバイス。
(項目4)
前記車軸のうちの少なくとも1つは、端部を含み、該端部は、該車軸の回転の中心の周りで選択的に旋回する、項目3に記載の装着型デバイス。
(項目5)
前記車軸の前記端部は、前記足界面よりも高い第1の位置と、該足界面よりも低い第2の位置との間で回転可能である、項目4に記載の装着型デバイス。
(項目6)
前記回転の中心は、前記足界面の少なくとも一部分よりも高い、項目4に記載の装着型デバイス。
(項目7)
前記フレームは、サスペンション空洞を含み、該サスペンション空洞は、サスペンションの一部分を受容するように構成される、項目4に記載の装着型デバイス。
(項目8)
前記回転の中心は、前記サスペンション空洞内に位置する、項目7に記載の装着型デバイス。
(項目9)
前記回転の中心は、前記足界面よりも低く位置する、項目8に記載の装着型デバイス。
(項目10)
前記回転の中心は、前記足界面よりも高く位置する、項目8に記載の装着型デバイス。
(項目11)
前記足界面の少なくとも一部分は、前記サスペンション空洞に対して垂直方向に移動可能である、項目8に記載の装着型デバイス。
(項目12)
前記車軸のうちの少なくとも1つの両端は、前記回転の中心に関連した部分的に球状のスイープにおいて、該回転の中心の周りで回転可能である、項目8に記載の装着型デバイス。
(項目13)
各車輪アセンブリは、少なくとも1つのサスペンションと関連付けられる、項目8に記載の装着型デバイス。
(項目14)
前記サスペンションの各々は、前記足界面に対する前記関連車輪アセンブリの移動を可能にするように独立して動作可能である、項目13に記載の装着型デバイス。
(項目15)
前記フレームは、上から見ると実質的にX字形である、項目13に記載の装着型デバイス。
(項目16)
前記フレームの少なくとも一部分は、前記靴に埋め込まれる、項目15に記載の装着型デバイス。
(項目17)
前記サスペンションのうちの少なくとも1つは、ウレタン最上層を含み、該ウレタン最上層は、前記サスペンション空洞内に少なくとも部分的に携持される、項目16に記載の装着型デバイス。
(項目18)
前記フレームの少なくとも一部分は、前記靴と一体的に形成される、項目15に記載の装着型デバイス。
(項目19)
前記フレームは、主要部と、該主要部から延在する4つの分岐とを含み、該4つの分岐の各々は、1つのサスペンションおよび1つの車輪アセンブリと関連付けられる、項目15に記載の装着型デバイス。
(項目20)
(1)前記4つの分岐の各々は、異なる長さを有する、および(2)該4つの分岐の各々は、上から見ると異なる角度で前記主要部から延在する、のうちの少なくとも1つである、項目19に記載の装着型デバイス。
(項目21)
ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイスであって、
該装着型デバイスは、
靴と、
複数の車輪アセンブリであって、各車輪アセンブリは、関連回転軸の周りで地面に対して選択的に転がるように構成される、複数の車輪アセンブリと、
該車輪アセンブリの間に接続されるフレームであって、該フレームは、主要部と、該主要部から延在する複数の分岐とを含み、該分岐の各々は、該複数の車輪アセンブリのうちの少なくとも1つへの接続のために構成される、フレームと
を含み、
該靴の少なくとも一部分は、該車輪アセンブリのうちの少なくとも1つが該地面と接触し、該車輪アセンブリのうちの該少なくとも1つが該地面に対して選択的に転がるように設置されると、該フレームの少なくとも一部分よりも垂直方向に高く位置する、装着型デバイス。
(項目22)
前記フレームの少なくとも一部分は、前記靴に埋め込まれる、項目21に記載の装着型デバイス。
(項目23)
前記主要部は、主要部正中面を含み、該主要部正中面は、前記地面に対して実質的に直角であり、前記装着型デバイスの前後方向に概して沿って延在する、項目21に記載の装着型デバイス。
(項目24)
前記複数の分岐のうちの少なくとも1つは、前記主要部正中面の概して左側にあり、該複数の分岐のうちの少なくとも1つは、該主要部正中面の概して右側に位置する、項目23に記載の装着型デバイス。
(項目25)
各分岐は、外角で前記主要部正中面に交差する分岐正中面を含む、項目23に記載の装着型デバイス。
(項目26)
前記分岐のうちの少なくとも2つと関連付けられる前記外角は、値が等しくない、項目25に記載の装着型デバイス。
(項目27)
4つの分岐をさらに含み、該4つの分岐の各々は、異なる全長を含み、該分岐の各々は、前記主要部正中面と異なる外角値で交差する分岐正中面を含む、項目25に記載の装着型デバイス。
(項目28)
前記主要部は、前記フレームの最下部分と一致する隙間面と、垂直方向に最も高い位置で前記靴に接触する該フレームの上界面との間で垂直方向に延在する、項目21に記載の装着型デバイス。
(項目29)
前記主要部は、前記フレームの前記最下部分を含む、項目28に記載の装着型デバイス。
(項目30)
分岐は、前記フレームの前記最下部分を含む、項目28に記載の装着型デバイス。
(項目31)
前記主要部は、前記上界面を含む、項目28に記載の装着型デバイス。
(項目32)
前記上界面は、前記靴内に少なくとも部分的に受容される、項目28に記載の装着型デバイス。
(項目33)
前記上界面は、前記靴の底切抜き外形内に少なくとも部分的に受容される、項目28に記載の装着型デバイス。
(項目34)
前記分岐の各々は、サスペンションブロックを含み、該サスペンションブロックは、関連分岐から実質的に垂直方向に延在する、項目21に記載の装着型デバイス。
(項目35)
前記サスペンションブロックの各々は、サスペンションの少なくとも一部分を受容するためのサスペンション空洞を含む、項目34に記載の装着型デバイス。
(項目36)
前記サスペンション空洞の各々は、空洞軸を含み、該空洞軸は、前記装着型デバイスの概して左右方向に延在する、項目35に記載の装着型デバイス。
(項目37)
少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、前記靴の前底と関連付けられ、少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、該靴の後底と関連付けられる、項目36に記載の装着型デバイス。
(項目38)
前記靴の前記後底と関連付けられる前記2つの分岐と関連付けられる前記車輪アセンブリは、該靴の前記前底と関連付けられる前記2つの分岐と関連付けられる前記車輪アセンブリが前記装着型デバイスの左右方向に分離される距離よりも小さい距離によって、該装着型デバイスの該左右方向に分離される、項目36に記載の装着型デバイス。
(項目39)
前・左分岐と関連付けられる前記車輪アセンブリは、前・右分岐と関連付けられる前記車輪アセンブリに対して前記装着型デバイスの前後方向にオフセットされ、
後・左分岐と関連付けられる前記車輪アセンブリは、後・右分岐と関連付けられる前記車輪アセンブリに対して該装着型デバイスの該前後方向にオフセットされ、
該前・左分岐と関連付けられる該車輪アセンブリは、該後・左分岐と関連付けられる該車輪アセンブリに対して該装着型デバイスの左右方向にオフセットされ、
前・右分岐と関連付けられる前記車輪アセンブリは、該後・右分岐と関連付けられる該車輪アセンブリに対して該装着型デバイスの該左右方向にオフセットされる、項目36に記載の装着型デバイス。
(項目40)
前記主要部および前記分岐のうちの少なくとも1つは、長さが調整可能である、項目21に記載の装着型デバイス。
(項目41)
ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイス用のサスペンションであって、
該サスペンションは、
車軸であって、該車軸は、該車軸の長さに沿って少なくとも部分的に円周方向に制約されるように構成される、車軸を含み、
該車軸は、該スペンションのサスペンション軸に沿って位置する回転の中心の周りで移動可能であり、該サスペンション軸は、該車軸によって携持される車輪アセンブリの回転軸と実質的に一致する、サスペンション。
(項目42)
前記車軸の少なくとも一部分が、貫通穴内に受容されることをさらに含む、項目41に記載のサスペンション。
(項目43)
少なくとも1つの弾性的に変形可能な最上層をさらに含む、項目42に記載のサスペンション。
(項目44)
前記少なくとも1つの最上層は、少なくとも部分的に前記貫通穴内に受容される、項目43に記載のサスペンション。
(項目45)
前記少なくとも1つの最上層は、ウレタンを含む、項目44に記載のサスペンション。
(項目46) 前記最上層の少なくとも一部分は、前記車軸の周囲に円周方向に、かつ前記貫通穴内に位置する、項目44に記載のサスペンション。
(項目47)
前記車軸は、ボルト頭部を含む、項目46に記載のサスペンション。
(項目48)
前記ボルト頭部は、前記貫通穴からオフセットされ、前記最上層の少なくとも一部分は、該ボルト頭部と該貫通穴との間に位置する、項目47に記載のサスペンション。
(項目49)
前記車軸は、前記貫通穴内に少なくとも部分的に位置する隆起を含む、項目48に記載のサスペンション。
(項目50)
前記ボルト頭部は、前記貫通穴の直径よりも大きい直径を含む、項目48に記載のサスペンション。
(項目51)
前記最上層の少なくとも一部分は、前記貫通穴と前記車輪アセンブリとの間に位置する、項目44に記載のサスペンション。
(項目52)
サスペンションスペーサは、前記最上層と前記車輪アセンブリとの間に位置する、項目51に記載のサスペンション。
(項目53)
前記車輪アセンブリは、前記サスペンションスペーサに隣接する摩擦低減被覆を含む、項目52に記載のサスペンション。
(項目54)
前記車軸は、雌車軸ボルトと、相補的な雄車軸ボルトとを含む、項目41に記載のサスペンション。
(項目55)
前記雌車軸ボルトおよび前記雄車軸ボルトのうちの少なくとも1つは、一体的な相対位置保持器特徴を含む、項目54に記載のサスペンション。
(項目56)
前記一体的な相対位置保持器特徴は、前記雌車軸ボルトおよび前記相補的な雄車軸ボルトのうちの少なくとも1つの刻み付き面を含む、項目55に記載のサスペンション。
(項目57)
前記貫通穴内に少なくとも部分的に受容され、該貫通穴の内側端から少なくとも部分的に延在する内側最上層と、
該貫通穴内に少なくとも部分的に受容され、該貫通穴の外側端から少なくとも部分的に延在する外側最上層と
をさらに含む、項目42に記載のサスペンション。
(項目58)
前記貫通穴の前記内側端から延在する前記内側最上層の一部分は、前記車軸のボルト頭部によって制約される、項目57に記載のサスペンション。
(項目59)
前記回転の中心は、前記回転軸と実質的に一致し、前記サスペンション軸、該回転軸、および該回転の中心の各々は、該回転軸の周りでの前記車輪アセンブリの回転中、および前記サスペンションの動揺中、一致した状態のままである、項目41に記載のサスペンション。
(項目60)
前記車軸の端部は、実質的に、前記回転の中心に関連している部分的な球状スイープにおいて選択的に回転するように構成される、項目41に記載のサスペンション。
(項目61)
ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイスであって、
該装着型デバイスは、
該装着型デバイスのユーザの足を少なくとも部分的に受け入れるように構成される靴であって、該靴は、該足の裏と選択的に接触するために構成される足界面を含む、靴と
車輪アセンブリであって、該車輪アセンブリは、回転軸と実質的に一致する車軸の周りでの該車輪アセンブリの少なくとも一部分の回転に応じて、地面に対して選択的に転がるように構成される、車輪アセンブリと、
該靴と該車輪アセンブリとの間に接続されるフレームであって、該フレームは、該靴と該車輪アセンブリとの間で力を選択的に伝達するように構成され、該フレームは、該地面から垂直方向にオフセットされた隙間面を含む、フレームと、
該フレームへの該靴の選択的な取付けのための取付けシステムと
を含む、装着型デバイス。
(項目62)
前記取付けシステムは、付勢保持器を含む、項目61に記載の装着型デバイス。
(項目63)
前記付勢保持器の少なくとも一部分は、前記フレーム内に携持される、項目62に記載の装着型デバイス。
(項目64)
前記取付けシステムは、前記靴の底を通して形成される少なくとも1つのスタッド開口を含む、項目63に記載の装着型デバイス。
(項目65)
前記取付けシステムは、少なくとも1つのスタッドを含み、該少なくとも1つのスタッドは、前記少なくとも1つのスタッド開口の中への選択的な挿入のために構成される、項目64に記載の装着型デバイス。
(項目66)
前記取付けシステムは、バネをさらに含み、該バネは、前記付勢保持器を付勢するように構成される、項目65に記載の装着型デバイス。
(項目67)
前記バネの少なくとも一部分は、前記フレーム内に携持される、項目66に記載の装着型デバイス。
(項目68)
前記スタッドは、付勢開口に対する回転のためのカムインデントを含む、項目65に記載の装着型デバイス。
(項目69)
前記スタッドは、前記付勢保持器との選択的な相互作用のためのフックを含む、項目65に記載の装着型デバイス。
(項目70)
前記フックは、前記付勢保持器の鈍鋸歯状突起との選択的な相互作用のために構成される、項目69に記載の装着型デバイス。
(項目71)
前記スタッドは、360度未満の該スタッドの回転に応じて、前記付勢保持器に対する取付け位置と、該保持器に対する取外し位置との間で移動可能である、項目65に記載の装着型デバイス。
(項目72)
前記取付けシステムは、前記フレームの中心主要部と関連付けられる、項目61に記載の装着型デバイス。
(項目73)
前記取付けシステムの一部分は、前記主要部の内部空洞内に携持される、項目72に記載の装着型デバイス。
(項目74)
ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイス用の取付けシステムであって、
該取付けシステムは、
靴によって携持される第1の特徴と、
フレームによって携持される第2の特徴と
を含み、
該第1の特徴と該第2の特徴とは、相補的に成形され、該第1の特徴および該第2の特徴のうちの少なくとも1つは、該第1の特徴および該第2の特徴のうちの他方に選択的に係合するように付勢される、取付けシステム。
(項目75)
前記第1の特徴は、前記靴の底に形成された開口を含み、前記第2の特徴の少なくとも一部分は、該開口を通した少なくとも部分的な挿入によって該底内に受容されるように構成される、項目74に記載の取付けシステム。
(項目76)
前記第1の特徴および前記第2の特徴に選択的に係合するように構成される付勢機構は、前記靴によって携持される、項目74に記載の取付けシステム。
(項目77)
前記第1の特徴および前記第2の特徴に選択的に係合するように構成される付勢機構は、前記フレームによって携持される、項目74に記載の取付けシステム。
(項目78)
構成要素をさらに含み、該構成要素は、前記靴の底を通って前記フレームの内部の中に選択的に延在する、項目74に記載の取付けシステム。
(項目79)
前記靴の底に形成された通路をさらに含み、該通路を通してツールが通過させられることにより、前記第1の特徴および前記第2の特徴の選択的な係合に影響を及ぼし得る、項目74に記載の取付けシステム。
(項目80)
前記第1の特徴は、静的構造であり、前記第2の特徴は、動的機構である、項目74に記載の取付けシステム。
本開示およびその利点をより完全に理解するために、ここで、添付図面および詳細な説明と関連して解釈される以下の簡単な説明を参照する(同一参照数字は、同一部品を表す)。
図1は、本開示の実施形態による、装着型デバイスの直交正面図である。 図2は、図1による、装着型デバイスの直交左側面図である。 図3は、本開示の実施形態による、部分的分解状態の別の装着型デバイスの部分直交側面図である。 図4は、図3の装着型デバイスの部分直交側面図である。 図5は、図3の装着型デバイスのフレームの部分斜視上面図である。 図6は、図3の装着型デバイスの取付けシステムの部分斜視上面図である。 図7は、図3の装着型デバイスの取付けシステムの別の部分斜視図である。 図8は、図3の装着型デバイスの取付けシステムに接続された図5のフレームの一部分を示す、部分直交断面側面図である。 図9は、ガイドチューブの部分斜視側面図である。 図10は、本開示の実施形態による、カバープレートの斜視上面図である。 図11は、本開示の実施形態による、代替的カバープレートの斜視上面図である。 図12は、本開示の実施形態による、別の代替的カバープレートの斜視上面図である。 図13は、本開示の実施形態による、別の代替的カバープレートの斜視上面図である。 図14は、図1の装着型デバイスの斜視上面図である。 図15は、図1の装着型デバイスの直交底面図である。 図16は、図1の装着型デバイスの直交正面図である。 図17は、図1の装着型デバイスの直交背面図である。 図18は、図1の装着型デバイスの直交左側図である。 図19は、図1の装着型デバイスの直交右側図である。 図20は、図1の装着型デバイスの斜視図である。 図21は、図20のフレームの直交上面図である。 図22は、図20のフレームの直交底面図である。 図23は、図20のフレームの直交正面図である。 図24は、図20のフレームの直交側面図である。 図25は、図20のフレーム上に設置された図1の装着型デバイスのサスペンションの斜視内部図である。 図26は、雄車軸ネジが部分的に除去されている、図25のサスペンションの直交上面図である。 図27は、図25のサスペンションの雄車軸ネジの斜視図である。 図28は、図1の装着型デバイスの車輪アセンブリの斜視図である。 図29は、図1の車輪アセンブリが除去されている、図25のサスペンションの直交上面図である。 図30は、サスペンションスペーサが除去されている、図25のサスペンションの斜視外側図である。 図31は、図25のサスペンションの内側最上層の斜視図である。 図32は、外側最上層が除去されている、図25のサスペンションの斜視外側図である。 図33は、図25のサスペンションの斜視外側図である。 図34は、無負荷状態ならびに負荷および/または使用状態の各々で図25のサスペンションを示す、概略図である。 図35は、図1の装着型デバイスの取付けシステムの一部分を収納する、図1の装着型デバイスの靴の内部を示す、斜視上面図である。 図36は、図1の装着型デバイスのフレームから部分的に分離された、図1の装着型デバイスの靴の斜視背面図である。 図37は、図1の装着型デバイスの靴の直交底面図である。 図38は、図1の装着型デバイスの取付けシステムのスタッドの斜視図である。 図39は、図1の装着型デバイスの取付けシステムの保持器の斜視図である。 図40は、非保持構成で図1の装着型デバイスの取付けシステムの構成要素を示す、直交図である。 図41は、保持構成で図1の装着型デバイスの取付けシステムの構成要素を示す、直交図である。 図42は、図1の装着型デバイスの取付けシステムの保持されたスタッドの斜視図である。 図43は、保持構成で図1の装着型デバイスの取付けシステムの全てのスタッドの直交上面図である。 図44は、図1の装着型デバイスの靴の直交底面図である。 図45は、図1の装着型デバイスのタイヤの直交正面図である。 図46は、図1の装着型デバイスの代替的タイヤの直交正面図である。 図47は、図1の装着型デバイスの別の代替的タイヤの直交正面図である。 図48は、本開示の実施形態による、別の代替的取付けシステムの斜視上面図である。 図49は、本開示の実施形態による、区分化足土台の直交上面図である。 図50は、本開示の実施形態による、車軸アセンブリの展開直交側面図である。 図51は、本開示の実施形態による、代替的サスペンションブロックの部分直交側面図である。
ローラ輸送は、より高速で、より少ない作業を必要とし、より迅速で、より少ない監督注意を必要とし、および/または他の利用可能および/または経済的な輸送手段よりも概して安全である方式で、開始位置から終了位置までのユーザおよび/または物体の輸送を達成することによって、ローラデバイスによって運ばれるユーザおよび/または物体の輸送を提供するという実用的目的を果たし得る。場合によっては、ユーザは、ローラデバイスをユーザの足に取り付け、そうでなければ、同じユーザがローラデバイスの援助なしで進行できたかもしれない距離よりも少ない時間で、その距離にわたってローラ輸送を行い得る。他の場合において、ローラデバイスを使用した、ある距離にわたるユーザおよび/または物体の輸送は、より少ない物理的作業またはエネルギーを使用して達成され得る。例えば、ローラデバイスは、より少ない物理的作業および/またはエネルギーを使用して輸送を提供するように、ローラデバイスのローラ要素が、ユーザおよび/または物体の重力ポテンシャルエネルギーを利用することを可能にする方式で、ユーザおよび/または物体を下方へ輸送し得る。他の場合において、ローラ輸送は、ユーザおよび/または物体の並進を達成するために使用される衝撃力の低減により、ユーザおよび/または物体のより迅速および/または円滑な移動を提供し得る。なおも他の場合においては、ユーザおよび/または物体の輸送は、並進を提供する他の手段と比較して、より少ない監督注意を必要とする方式で提供され得る。例えば、いくつかのローラデバイスは、並進の初期方向からの意図的でない偏差を可能にすることに対する抵抗を提供し、それにより、並進中の反復軌道修正に対する懸念および/または監視の必要性の低減とともに、移動が起こることを可能にし得る。さらに他の場合において、ローラ輸送は、横断されている表面との接触点が周期的に確立および排除される、歩行および/または走行等の並進の代替的手段とは対照的に、横断されている表面との多数の接触点を概して維持することによって、より安全な並進を提供し得る。換言すれば、ローラ輸送のいくつかの形態は、並進の期間を提供してもよく、例えば、その間にユーザが、ユーザの各足および横断されている地面と関連付けられる複数の接触点を利用し得る、より幅広い支持基盤を保持し得る、いわゆる「惰行」であるが、それに限定されない。例えば、場合によっては、ユーザは、地面から足を離すことなく惰行することによって、地面を横断してもよい。そのような場合において、いくつかの実施形態では、したがって、ユーザは、例えば、地面との8つの接触点、各足と関連付けられる4つの接触点であるが、それらに限定されない接触点を概して維持してもよい。本明細書で開示されるローラデバイスのいくつかの実施形態を使用した、そのような惰行中に、ユーザは、足のいずれか一方と地面との間の接触(上記の周期的に確立および排除された接触点)を概して除去して、地面を横断し続けるように要求されない。さらに、ローラ輸送は、例えば、ローラデバイスが、より迅速および/または効率的に顧客にサービス提供するためにレストランの給仕スタッフによって装着され得る場合、経済的効率を提供し得る。
ローラデバイスはさらに、娯楽輸送源としてローラ輸送を提供してもよい。一部のユーザにとって、ローラデバイスのユーザが、歩道、遊歩道、および/または観光ルートに沿って容易に移動することを楽しみ得るように、ローラ輸送が、歩行、走行、および/または他の並進の手段よりも好まれ得る。そのような娯楽輸送は、場合によっては、いわゆる「従来の4輪型ローラスケート」および/またはいわゆる「インラインスケート」の使用を通して達成されてもよい。他のユーザにとって、ローラデバイスによって利用可能となるローラ輸送は、ローラデバイスを使用するために必要とされる技能が、ローラ輸送における別のユーザの技能に対して競合的に対抗させられ得る技能としてますます獲得され得る、魅力的な輸送の手段を提示してもよい。例えば、一部のユーザは、ローラデバイスを使用したスピード競争、ローラデバイスを使用していわゆる「トリック」を行うこと、および/またはローラデバイスを使用して芸術的な身体の動きを行うことに基づく競争に参加することを楽しんでもよい。場合によっては、ローラリンクおよび/またはいわゆる「スケート場」等の商業会場が、娯楽および/または競争ローラ輸送イベントのための便利な場所を提供してもよいことが理解されるであろう。さらに、ローラ輸送の使用は、いわゆる「ローラダービー」というスポーツ等のスポーツの多くの構成要素のうちの1つとして採用されてもよい。
ユーザによって装着可能である、および/またはユーザおよび/またはユーザの靴に取付け可能である多くのローラデバイスがあるが、改良の余地がかなり残っている。いくつかのローラデバイスは、ユーザが倒れた場合に負傷のより高いリスクおよび/または知覚されたより高いリスクにつながり得る、より高い重心をユーザに提供する。同様に、ユーザにより高い重心を持たせるローラデバイスは、感知されたより高い重心、および/または横断されている地面および/または表面からの相対的な増加した距離によってユーザの緊張感および/または不安を増加させる場合がある。インラインスケート等のいくつかのローラデバイスは、使用しにくい、および/または操作しにくい、娯楽のために厄介である、および/または格好がよくない、あるいは洗練されていないものとして、一部のユーザによって見なされる場合がある。なおもさらに、従来の4輪型スケート等のいくつかのローラデバイスは、重すぎる、遅すぎる、および/または一般的な輸送障害物との遭遇に応じて衝突および/または転倒を生じやすすぎるものとして、一部のユーザによって見なされる場合がある。さらにその上、一部のユーザは、耐久性がある、快適な、許容性能の、および/または審美的に魅力のあるローラデバイスが非常に高価であると考える場合がある。
本開示のシステムおよびデバイスは、いくつかの実施形態では、ローラ輸送に関係する上記の問題のうちの1つ以上、ならびに従来のローラ輸送デバイスに関連する他の記載されていない問題を克服する。本開示のいくつかの実施形態では、スケートの車輪アセンブリのうちの1つ以上の独特な独立サスペンションも関連させながら、スケートおよび/またはユーザに対する非常に低い重心の提供を組み合わせるスケート等であるが、それに限定されない装着型デバイスが提供されてもよい。いくつかの実施形態では、組み合わせた特徴は、場合によっては、より低い重心、ならびに独立サスペンションの適用によって提供される安定性および操縦性を享受することの結果として、未熟なスケータでさえも迅速にスケートを習得することを可能してもよい。なおもさらに、いくつかの実施形態では、スケートが、スケートの他の機械的構成要素よりもはるかに視覚的に顕著である、審美的に望ましい靴部分を備えるため、ユーザは、所望のファッションセンスを維持しながらスケートをすることができる。いくつかの実施形態では、スケートは、スケートの性能またはスタイルを犠牲にすることなく地面に密接に沿って進む薄型スケートであってもよい。
装着型デバイス1000、3000等であるが、それに限定されない、本明細書で開示される装着型デバイスのいくつかの実施形態では、装着型デバイス1000、3000は、ローラ輸送のあらゆる技能レベルおよび/またはローラ輸送の経験レベルのユーザに、本開示の実施形態の提供より以前に単一のローラデバイスでユーザに利用不可能であった種々の特徴を提供してもよい。例えば、場合によっては、未熟および/または比較的未熟練のローラデバイスユーザが、本明細書で開示される特徴の組み合わせの結果としての増大した信頼を伴って、ローラ輸送技能を得る、および/または別様にローラ輸送を行うために、装着型デバイス1000、3000を使用してもよい。具体的には、場合によっては、向上したより低い重心、地面1008に対するより幅広い支持基盤、および/または毎日のローラ輸送障害物の遭遇に関係する壊滅的な転倒に対する増加した抵抗が、装着型デバイス1000、3000は、他の利用可能なローラデバイスよりも使用するのがより安全であり、および/またはより楽しめることを、ローラデバイスのそうでなければ熱心ではないユーザに確信させ得る。上記で説明されるように、より低い重心は、いくつかの実施形態では、相互に対する、および/または地面1008に対する隙間面1002、足界面1006、回転軸1808、および/または装着型デバイスの他の特徴の場所に起因し得る。より幅広い支持基盤は、いくつかの実施形態では、車輪アセンブリ1800および取付けシステム2000、3006、3120の相対的位置に起因し得る。さらに、転倒に対する増加した抵抗は、いくつかの実施形態では、相互に対する重心軸1412、サスペンション軸1602、および回転軸1808のうちの1つ以上の相対的位置に少なくとも部分的に起因し得る。なおもさらに、転倒に対する増加した抵抗および/またはローラデバイスの概してより楽しい使用は、実質的に独立したサスペンション1600の全体的性質、および/または浮動車軸1652が回転の中心1654の周囲で回転する性質に少なくとも部分的に起因し得る。装着型デバイス1000、3000のいくつかの実施形態では、各々別個の車軸および/またはサスペンション1600を有する車輪アセンブリ1800の提供は、共有車軸配設を備える従来のローラデバイスと比べて利益を提供し得る。共有車軸配設を必要としないことによって、本発明および装着型デバイス1000、3000のいくつかの実施形態は、略左/右の対向車輪アセンブリ1800の前方/後方オフセットを提供してもよく、車輪アセンブリ1800は、独立サスペンション1600と関連付けられてもよく、回転軸1800は、足界面1006および/またはユーザの足よりも高くてもよく、これらの特徴の各々は、より円滑でより安定した、より低い重心のローラデバイスに貢献し、向上したローラ輸送を可能にする。
なおもさらに、ローラデバイスの使用においてより高いレベルの技能を有するユーザ、および/またはプロ級ローラデバイスユーザが、本開示で説明されるローラデバイスおよび/または装着型デバイス1000、3000を使用して、ローラ輸送の他の性能関連改良を達成するように、上記で説明される同じ特徴を享受してもよい。例えば、本開示で説明されるローラデバイスおよび/または装着型デバイス1000、3000は、例えば、より高い加速および/または減速率、より高い速度、増加した旋回速度および/または減少した旋回半径、地面1008および/または他のオブジェクトに対してトリックおよび/またはジャンプを行うときのさらなる安定性、および/またはユーザがローラ輸送を行っている間、ユーザの身体に印加される不安定力にユーザが耐えるための増大した能力等であるが、それらに限定されないものをユーザが達成することを可能にしてもよい。例えば、ユーザは、装着型デバイス1000、3000を使用して、ジャムスケーティング(場合によっては、ダンス、体操、およびスケートの組み合わせ)を行ってもよく、装着型デバイス1000、3000の構成要素は、増加した融通性、衝撃吸収、および/または静的安定度を提供して、ジャムスケータの成功した身体の動きを支援するように、特別に選択されてもよい。他の実施形態では、装着型デバイス1000、3000は、ときには傾斜している連続ループの周りを競争者が移動し、移動方向がときには、反復時計回りまたは代替として反時計回り移動に概して限定されるローラダービースポーツ等であるが、それに限定されないスポーツで使用するために構成されてもよい。場合によっては、装着型デバイス1000、3000は、装着型デバイスの左・右方向で異なって構成要素幾何学形状および/または構成要素材料組成を改変することによって、トラックおよび/またはトラックの傾斜に沿った上記の移動方向に適応するように構成される構成要素を備えてもよい。そのような代替的構成は、構成要素の寿命を向上させ、ユーザ快適性を増加させ、および/または、実質的に平坦および/または真っ直ぐな支持表面を横断するために主に構成されるローラデバイス1000、3000と比較して、優れた旋回および/または速度能力を別様に提供してもよい。
一般に、本明細書で開示されるローラデバイスおよび/または装着型デバイス1000、3000は、熟達および未熟ローラデバイスユーザによって同様に、広く受け入れられるために非常に好適であり得る。場合によっては、本明細書で開示されるローラデバイスおよび/または装着型デバイス1000、3000は、ローラデバイスユーザに、そうでなければ利用不可能な形態の運動および/または娯楽を提供し得る。他の場合において、本明細書で開示されるローラデバイスおよび/または装着型デバイス1000、3000は、ローラデバイスの低頻度または未熟なユーザが、自分の意志で、かつ本明細書で開示されるローラデバイスおよび/または装着型デバイス1000、3000の可用性を考慮して、ローラ輸送活動への参加の頻度および/または持続時間を増加させ得るように、性能および/または望ましい明白な物理的および/または感情的感覚の十分な増加を提供してもよい。
ここで図3−13を参照すると、装着型デバイス3000の好ましい実施形態、ならびに互換性のある随意的な構成要素および/または付属品が示されている。装着型デバイス3000は、好ましい取付けシステム3006(図3−8参照)を備える。図9−13は、取付けシステム3006と互換性がある、随意的な構成要素および/または付属品を開示する。装着型デバイス3000ならびにその互換性のある構成要素および/または付属品の完全な理解を得るために、装着型デバイス1000の詳細な論議が、最初に詳細に再検討されることが示唆される。したがって、装着型デバイス1000の以下の論議が、装着型デバイス3000の詳細な論議より前に以下で提供される。
したがって、以下の論議および関連する例証的な図は最初に、さらに詳細に装着型デバイス1000に集中する。最も一般的に、装着型デバイス1000が、最初に、装着型デバイス1000の主要構成要素および装着型デバイス1000の最も基本的な機能性を説明するように、全体として以下で論議される。後に、装着型デバイス1000の主要構成要素が、さらに詳細に個別に論議される。なおも以降で、装着型デバイス1000の付加的な機能性が、装着型デバイス1000および他のシステムを操作および/または使用する多くの方法の論議の前に論議される。
本開示は、本開示による装着型デバイス1000の実施形態の段階的な詳細論議を通して、上記に記載されたシステムおよび方法の理解を提供するように組織化される。装着型デバイス1000の論議は、開示全体を規定しないが、むしろ、それに対して本開示の多くのシステムおよび方法が比較的に論議されてもよい、本開示によるシステムの具体的実施形態としての機能を果たすことが理解されるであろう。例えば、さらに詳細に論議される一実施形態では、ローラ要素と関連付けられる靴の特徴を備える、装着型デバイス1000が開示される。いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000は、概して、フレームに取り外し可能に取り付けられた靴として表され得るものを備えてもよい。いくつかの実施形態では、フレームは、靴を1つ以上のローラ要素に接合する働きをしてもよい。さらに、装着型デバイス1000のいくつかの実施形態では、ローラ要素のうちの1つ以上は、サスペンションを介してフレームに取り付けられてもよい。本明細書で開示されるシステムおよび方法の発明の側面は、開示される実施形態の部品の全ての合計のみに限定されないが、むしろ、いくつかの実施形態の発明の性質は、加えて、実施形態の構成要素部品が相互に対して相互作用する方法によって対処されてもよいことが理解されるであろう。
ここで図1、2、および14−19を参照すると、装着型デバイス1000の実施例が、完全組立状態で示されている。示されるように、装着型デバイス1000は、概して、人間のユーザの右足によって使用するために非常に好適である。したがって、本明細書における使用に対する慣例として、装着型デバイス1000は、右足に装着型デバイス1000を装着し、足をほぼ肩幅で横方向に広げて自分の2つの足で直立し、装着型デバイス1000から垂直方向に上側の位置から装着型デバイス1000に向かって見下ろしている人間のユーザの仮定視点(すなわち、装着型デバイス1000のいわゆる「背側」視野)を使用して以下で説明される。そのように、上側、下側、前方、後方、左側、および右側(およびそれらの一般的に理解されている同等物)等の相対位置用語は、上側が、概して、上記の仮定位置において垂直方向により高い、および/またはユーザの眼に垂直方向により近いことを意味し、下側が、概して、上記の仮定位置で垂直方向により低い、および/またはユーザの眼から垂直方向により遠いことを意味し、前方が、概して、ユーザの前方向へ比較的遠いことを意味し、後方が、概して、ユーザの後位置へ比較的遠いことを意味し、左側(または内側)が、概して、ユーザの身体の中心線により近いことを意味し、右側(または外側)が、概して、ユーザの身体の中心線から離れる方向にさらに遠いことを意味するように、上記の仮定視点を考慮して解釈されるべきである。さらに、「表面」という用語が、3次元空間の曲線を表すために使用されてもよい。本開示で説明される表面のうちのいくつかは、物理的構成要素のいわゆる通常使用中に予期される力への暴露に応じて、可撓性および/または圧縮性である物理的構成要素と関連付けられてもよいことが理解されるであろう。したがって、特に指定のない限り、「表面」という用語は、固定形状の空間曲線を表すよりもむしろ、物理的構成要素の(すなわち、屈曲および/または圧縮による)可変の空間曲線境界を概して画定するものとして解釈されるべきである。
装着型デバイス1000は、ローラ輸送を選択的に提供するように構成可能である装着型ローラデバイスとして表されてもよい。より一般的に、装着型デバイス1000は、靴1200と、靴1200への選択的取付けのために構成されるフレーム1400と、複数の車輪アセンブリ1800をフレーム1400に取り付けるように選択的に構成可能である複数のサスペンション1600とを備える。広い意味において、装着型デバイス1000は、靴1200の中へ装着型デバイス1000のユーザの足を受け入れ得、装着型デバイス1000は、車輪アセンブリ1800のうちの1つ以上の回転に応じて、ローラ輸送をユーザに提供し得る。1つだけの靴1200が示されているが、この開示は、ユーザがユーザの右足に靴1200を装着している間、ユーザの左足用の第2の靴が同時に装着されてもよいことを予期する。いくつかの実施形態では、第2の靴は、ユーザの左足とユーザの右足との間の典型的な解剖学的違いに適切に適応するように構成されてもよい。なおもさらに、第2の靴は、いくつかの実施形態では、第2のフレーム(いくつかの実施形態では、同様に、ユーザの左足とユーザの右足との間の典型的な解剖学的違いに適切に適応するように構成される)、および/または第2の複数の車輪アセンブリ1800、および/または第2の複数のサスペンション1600と関連付けられてもよい。
この実施形態では、靴1200は、甲1202、底1204、およびヒールカウンタ1206とを備える。甲1202は、概して、底1204よりも可撓性であり、ユーザの爪先を含有および/または保護するように先芯1208を備える。甲1202はまた、爪革1210と、ユーザの足の内側部分を選択的に覆うように構成される舌革1212とを備える。爪革1210および舌革1212は、紐1214および/または随意的なストラップ1216の使用を通して、ユーザの足に対して適所で選択的に制止されてもよい。この実施形態では、ストラップ1216は、随意的なストラップランディング1218の互換性のあるマジックテープ(登録商標)への選択的な取付けのために構成されるマジックテープ(登録商標)を備えてもよい。ストラップ1216およびストラップランディング1218は、いくつかの実施形態では含まれず、装着型デバイス1000は、ストラップ1216およびストラップランディング1218を伴わずに図1および2に示されている。この実施形態では、舌革1212はさらに、エラストマー舌革制止器1220によって位置的に制止されてもよい(図35参照)。
底1204は、ユーザの足の底部および/またはユーザの足に装着された靴下に接触し得る取外し可能な中底1222を備える。底1204はさらに、概して靴1200の最低部分としての機能を果たす外底1224を備える。底1204は、加えて、取外し可能な中底1222と外底1224との間で概して挟持される中央底1226を備える。中央底1226は、支持、安定性、および緩衝の間の均衡を提供するように選択される、材料および/または構造要素を備えてもよい。外底1224が、いくつかの実施形態では、地面に選択的に接触してもよいため、外底1224は、概して、より耐摩耗および/または磨滅性であってもよい。外底1224はさらに、一次トレッド表面1230から下向きに延在し得るトレッド突出1228を備えてもよい。
底1204はさらに、この実施形態では、外底1224より上側に低減した量の中央底1226を有する底1204の一部分として概して表される、随意的な底空洞1232を備えてもよい。いくつかの実施形態では、底空洞1232は、底1204内の他の場所に位置してもよく、および/または加圧流体および/または交換可能な挿入物が提供されてもよく、その各々は、底1204によって提供される支持、安定性、および緩衝のうちの1つ以上を変化させてもよい。底空洞1232は、いくつかの実施形態では含まれず、装着型デバイス1000は、底空洞1232を伴わずに図1および2に示されている。いくつかの実施形態では、底1204は、中間底1238によって接続される前底1234および後底1236を備えるものとして表されてもよい。中間底1238は、概して、外底1224のわずかな部分のみを備えるが、他の実施形態では、底1204が、外底1224を備えない中間底1238であってもよく、それは、主に前底1234および後底1236を備えるものとして底1204を現れさせてもよい。なおもさらに、底1204の前方部分は、いわゆる前方バンパ1246としての機能を果たし得る、靴1200の前部の近くに比較的厚い材料の塊を備えてもよい。いくつかの実施形態では、前方バンパ1246は、外底1224の材料とは異なる材料を含んでもよい。
靴1200のヒールカウンタ1206は、ユーザの方の後部を包み込んで、踵を安定させ、および/または運動制御に役立つように提供されてもよい。ヒールカウンタ1206は、ユーザの足および/または足首への不快な干渉を防止するように、人間工学的特徴を備えてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、ヒールカウンタ1206は、内側足首外形1240、外側足首外形1242、および/またはアキレス腱外形1244を備えてもよい。外形1240、1242、および1244は、ユーザの足に水疱形成および/または他の圧力負傷を引き起こす可能性の低減を伴って、ユーザの足が足首の周囲で動く、および/または回転することを可能にしてもよい。外形1240、1242、および1244はまた、そうでなければ装着型デバイス1000の使用中の靴1200に対する様々な程度の足および/または足首の変位に起因し得る、水疱形成および/または他の負傷を防止してもよい。
図1、2、および14−19では、靴1200は、概して、フレーム1400に取り付けられる。フレーム1400は、靴1200に取り付けるための界面1402を備えるものとして一般化されてもよい。界面1402は、上から見ると、そこから複数の分岐1406が、各々底1204の外側外形1248をわずかに越えて延在する、略中心に位置する主要部1404を備えるものとして表されてもよい。各分岐1406の遠位端から、この実施形態では、いくらか軸受台筐体形状のサスペンションブロック1408が、靴1200と平行して垂直方向に上向きに延在する。この実施形態では、各サスペンションブロック1408は、実質的に貫通穴として形成されるサスペンション空洞1410(図32参照)を備える。各サスペンション空洞1410は、サスペンション空洞1410の中心軸を概して表す、空洞軸1412を備えてもよい。いくつかの実施形態では、以下でさらに詳細に論議されるように、各サスペンション空洞1410は、独立してサスペンション1600を携持してもよい。
いくつかの実施形態では、サスペンション1600の構成要素は、実質的にサスペンション軸1602に沿って配置されてもよい。いくつかの実施形態では、以下でさらに詳細に論議されるように装着型デバイス1000に印加される力の規模および方向に応じて、サスペンション軸1602は、各々の関連空洞軸1412と実質的に同軸に位置してもよい。
いくつかの実施形態では、各サスペンション1600は、車輪アセンブリ1800をサスペンションブロック1408に独立して接続してもよい。より一般的に、各車輪アセンブリ1800は、タイヤ1804によって実質的に円周方向に包まれる、実質的に円筒形の車輪ハブ1802を備えてもよい。いくつかの実施形態では、各車輪ハブ1802は、いくつかの実施形態では、車輪ハブ1802を通って延在する貫通穴である、実質的に中心の孔1806を備えてもよい。いくつかの実施形態では、各車輪アセンブリ1800は、孔1806の中心軸を概して表す、回転軸1808を備えてもよい。車輪アセンブリ1800は、概して、いくつかの実施形態では、上記の回転輸送を提供してもよい、各々の回転軸1808の周囲での回転のために構成されてもよい。したがって、車輪アセンブリ1800は、いくつかの実施形態では、概して、装着型デバイス1000が上記のローラ輸送を提供することを可能にし得る、いわゆるローラ要素と呼ばれてもよい。いくつかの実施形態では、以下でさらに詳細に論議されるように装着型デバイス1000に印加される力の規模および方向に応じて、回転軸1808は、各々の関連サスペンション軸1602および/または空洞軸1412と実質的に同軸に位置してもよい。いくつかの実施形態では、タイヤ1804は、タイヤ材料の中心頸部および/または支持ハブを残し得る局所的方式でのタイヤ1804の左側/右側厚さの低減を通して改変されている、略市販のタイヤを備えてもよい。
図1、2、および14−19は、実質的に「無負荷状態」で装着型デバイス1000を示す。図1および2は、各々図16および18と実質的に同じ図を提供するが、装着型デバイス1000のより明確な図を提供するように、より少ない参照番号が提供されている。無負荷状態は、概して、装着型デバイス1000が、(1)主に装着型デバイス1000の要素の重力重量に起因する力の結果、および/または(2)主に外力の継続的印加を伴わない装着型デバイス1000の要素の機械的付勢の結果である、物理的配向、形状、および/または形態を維持する、状態として定義されてもよい。換言すれば、装着型デバイス1000の無負荷状態は、外力の印加がない限り、かつ以前の使用、摩耗、および/または破損による装着型デバイス1000の大幅な変更がない限り、装着型デバイス1000が存続する、物理的状態として表されてもよい。
装着型デバイス1000は、装着型デバイス1000が上記の無負荷状態であるかどうかに基づいて位置が異なり得る、複数の参照面および/または表面を備えるものとして表されてもよい。場合によっては、装着型デバイス1000は、外力(重力を除く)が装着型デバイス1000に印加されている「負荷状態」であってもよい。他の場合において、装着型デバイス1000は、以前の使用、摩耗、および/または破損により、装着型デバイス1000の物理的配向、形状、および/または形態が無負荷状態とは異なる「使用状態」であってもよい。なおも他の場合において、装着型デバイス1000は、同時に負荷状態および使用状態の両方であってもよい。したがって、参照面および/または表面は、装着型デバイス1000に印加される外力の規模および方向に応じて、および/または以前の使用、摩耗、および/または破損に応じて、位置が大きく異なってもよい。特に指定がない限り、「地面」という用語は、その上に装着型デバイス1000が静置し得る、および/またはその上で装着型デバイス1000が平行に移動させられ得る、実質的に平面的な表面を表すために使用されてもよい。場合によっては、並進は、地面に対する車輪アセンブリ1800の摺動を実質的に禁止しながら、車輪アセンブリ1800のうちの1つ以上を回転させることに起因してもよい。
いくつかの実施形態では、無負荷状態の装着型デバイス1000は、地面と実質的に平行であり、装着型デバイス1000の最低部分(車輪アセンブリ1800を除く)と一致する隙間面1002を備えてもよい。より一般的に、隙間面1002と地面との間の距離は、装着型デバイス1000の最小隙間距離として一般化されてもよい。図1、2、および14−19では、隙間面1002は、フレーム1400の最低部分と略一致して位置する。いくつかの実施形態では、無負荷状態の装着型デバイス1000は、地面と実質的に平行であり、装着型デバイス1000の1つ以上の回転軸1808と一致する、回転面1004を備えてもよい。図1、2、および14−19では、回転面1004は、4つ全ての回転軸1808と一致する。いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000は、ユーザの足が、起立、歩行、および/または走行の目的で、靴1200と実質的に同様である従来の靴に通常挿入されるのと実質的に同じ方式で、ユーザの足が靴1200に概して挿入されたときに、それに対してユーザの足の底部が概して接触する表面として画定され得る、足界面1006を備えてもよい。図1、2、および14−19では、足界面1006は、概して、中底1222の最上面と略一致するものとして表されてもよい。
上記の参照面および表面は、いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000が、地面と足界面1006との間に縮小された空間および/または距離も提供しながら、どのようにしてローラ輸送を提供するように構成され得るかを説明するのに有用である。足界面1006が実質的に複雑な空間曲線であるため、地面と足界面1006との間のそのような縮小空間および/または垂直距離は、地面と足界面1006との間の最大垂直距離、地面と足界面1006との間の平均および/または積分垂直距離、ならびに地面と足界面1006との間の空間体積のうちの1つ以上を縮小するものとして、より容易に概念化されてもよい。さらに、上記の縮小空間および/または垂直距離の各々は、負荷状態の装着型デバイス1000を評価するときに、ユーザの足の底部と実際に接触している足界面1006の部分のみに対処することによって、さらに縮小される際に測定されてもよい。少なくとも部分的に、上記の空間および/または垂直距離の結果として、いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、垂直方向により低い装着型デバイス1000自体の重心を提供してもよい。同様に、おそらくいくつかの実施形態では、より重要なことに、装着型デバイス1000は、例えば、他のローラデバイスの足界面の少なくとも一部分の完全に下側に車輪アセンブリおよび/またはタイヤ等のローラ要素を提供する、他のローラデバイスの重心と比較して、垂直方向により低いユーザの重心を、装着型デバイス1000を装着しているユーザに提供してもよい。
図1、2、および14−19では、上記の縮小空間および/または垂直距離は、装着型デバイス1000の所望の最小隙間距離、所望の全体的な車輪アセンブリ1800の直径、所望の底1204の性質、地面に対する足界面1006の所望の配向、地面に対する装着型デバイス1000の重心の所望の垂直距離、および地面に対する装着型デバイス1000を装着するユーザの重心の所望の垂直距離を含む、要因の低下として、概して選択されてもよい。極端な実施例として、いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000には、ごくわずかな隙間距離、非常に小さい全体的な車輪アセンブリ1800の直径、ほとんどまたは全くない底1204の厚さ、および実質的に平面的な足界面1006が提供されてもよい。そのような実施形態は、(装着型デバイス1000自体および装着型デバイス1000のユーザの各々に対して)非常に低い重心を提供することが可能であるものとして本開示によって検討されるが、装着型デバイス1000のいくつかの実用的用途は、1つ以上の上記に記載された実質的に最小化された設計パラメータセット例からの少なくともいくらかの分散を必要としてもよいことが理解されるであろう。
最も一般的に、図1、2、および14−19は、ユーザによってユーザの右足に装着されるために非常に好適な装着型デバイス1000を示す。実質的に同様の装着型デバイスが、実質的に装着型デバイス1000の左右対称像(ユーザの正中面に対して生成されている左右対称像)として提供されてもよいことが理解されるであろう。当然ながら、装着型デバイス1000の左右対称像バージョンは、ユーザによってユーザの左足に装着されるために非常に好適であり得る。したがって、本開示は、装着型デバイスのユーザが、ユーザの足の各々に装着型デバイスを装着して、ユーザにローラ輸送を選択的に提供してもよいように、装着した装着型デバイスの各々が実質的に装着型デバイス1000の特徴を備える、装着型デバイスの複数の実施形態を提供する。
いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000は、無負荷状態で、1つ以上のいわゆる並進面1010を備えてもよい。図1、2、および14−19に示される実施形態では、各車輪アセンブリ1800は、別個の並進面1010と関連付けられる。いくつかの実施形態では、各々の別個の並進面1010は、地面1008に対して実質的に直角であり、装着型デバイス1000の他の並進面1010と実質的に平行であり、前方、後方、上向き、および下向き方向へ概して平面的に延在してもよい。いくつかの実施形態では、並進面1010のうちの1つ以上は、空洞軸1412、サスペンション軸1602、および/または回転軸1808のうちの1つ以上に対して実質的に直角に位置してもよい。いくつかの実施形態では、並進面1010のうちの1つ以上は、車輪アセンブリ1800のうちの1つ以上を実質的に二等分してもよい。例えば、いくつかの実施形態では、並進面1010は、タイヤ1804および/または車輪ハブ1802を垂直に二等分してもよい。装着型デバイス1000が実質的に無負荷状態である、そのような実施形態では、車輪アセンブリ1800と関連付けられる複数の並進面1010の上記の提供は、装着型デバイス1000の前方または後方動揺に応じて、各々前方または後方方向に装着型デバイス1000の並進を提供してもよい。並進の方向は、1つ以上の並進面1010の前方および後方延長方向と実質的に整列させられてもよい。いくつかの実施形態では、平行な並進面1010と関連付けられている複数の車輪アセンブリ1800の提供が、少なくとも装着型デバイス1000が無負荷状態である間に、装着型デバイス1000の容易な直線経路並進を提供してもよい。
ここで図20−24を参照すると、フレーム1400の実施形態が、靴1200から除去されたものとして、さらに詳細に示されている。より明確に示されるように、フレーム1400は、概して、サスペンション1600のうちの1つ以上を介して車輪アセンブリ1800のうちの1つ以上を靴1200に選択的に接合する働きをする界面1402を備える。いくつかの実施形態では、界面1402とは、フレーム1400に接続された車輪アセンブリ1800と、フレーム1400に接続された靴1200との間で力を適切に伝達するために必要である実質的にフレーム1400の部分のみを指してもよい。換言すれば、場合によっては、フレーム1400は、靴1200と1つ以上の車輪アセンブリ1800との間で上記の力の伝達を十分行うために必要とされる特徴および/または材料を越える特徴および/または材料を備えてもよい。示される実施形態では、上および/または下から見ると、フレーム1400は、X字形の外形を概して備え、X字形の外形は、略中心に位置し、主要部1404から延在する4つの示された分岐1406の各々を接合する働きをする主要部1404を備える。この実施形態では、主要部1404は、地面1008と実質的に垂直であるが、並進面1010のうちの1つ以上とは実質的に平行ではない場合がある仮定正中面1414を備えてもよい。換言すれば、図20−24に示される実施形態では、主要部1404は、装着型デバイス1000の前方/後方方向と比較して、概して斜めに位置してもよい。より具体的には、主要部1404は、フレーム1400の後部から前部までフレーム1400の長さに沿って右の方へわずかに次第に延在してもよいことが、図21で最も明確に示されている。
いくつかの実施形態では、分岐1406は、上および下から見ると、上記のX字形の外形の遠位端を形成するように、主要部1404から延在してもよい。いくつかの実施形態では、分岐1406は各々、仮定分岐正中面1416を備えてもよく、これは、地面1008と実質的に垂直であり、外角1418で主要部正中面1414に概して交差する。いくつかの実施形態では、各外角1418は、分岐1406のうちの1つ以上が主要部正中面1414に向かって同様に角度を成さないことを示し得る異なる値を備えてもよい。外角1418の値の上記の変動を考慮し、かつ各分岐が異なる全長を備えてもよいことを考慮して、各分岐1406の遠位端が、他の分岐1406の遠位端のオフセット距離とは異なる距離によって、概して主要部正中面1414からオフセットされてもよいという結果になる。図20−24に示されるフレーム1400では、各々の全体的な分岐1406の長さは、他の全体的な分岐1406の長さとは異なる。より具体的には、図21に最も良く示されるように、全体的な分岐1406の長さは、後・右分岐1406(最短)、後・左分岐1406、前・右分岐1406、および前・左分岐1406(最長)として増加する全体的な分岐1406の長さの順序で記載されてもよい。全体的な分岐1406の長さは、いくつかの実施形態では、主要部正中面1414と、分岐1406と分岐1406のサスペンションブロック1408との間の界面との間で測定される距離に比例的に関係するものとして一般化されてもよい。
いくつかの実施形態では、フレーム1400のサスペンションブロック1408は、関連分岐1406から上昇する実質的にブロック形状の垂直延長部を備えてもよい。図20−24に示される実施形態では、サスペンションブロック1408の最上面は、実質的に半円形の外形を備える。いくつかの実施形態では、サスペンションブロック1408の半円外形は、関連空洞軸1412と実質的に同心状に整列させられてもよい。
いくつかの実施形態では、構造的支持ウェブ1420が、疲労破損に対するフレーム1400の抵抗を増加させることによって接続の剛性を増強する、および/または装着型デバイス1000の耐用年数を増加させる方式で、サスペンションブロック1408を関連分岐1406に接合するために使用されてもよい。示される実施形態のウェブ1420は、サスペンションブロック1408と、最上界面1424と呼ばれ得るものと実質的に一致する、主要部1404および分岐1406の最上部分に概して及ぶ上界面1422との間で接続される、材料の楔様部分として実質的に成形される。いくつかの実施形態では、上界面1422および/または最上界面1424は、靴1200と、界面1402、主要部1404、および/または分岐1406との間で垂直方向に最も高く延在する、および/または垂直方向に最も高く接触する、主要部1404および/または分岐1406の部分を備えてもよい。いくつかの実施形態では、ウェブ1420の厚さおよび/または形状は、分岐1406の長さおよび/または断面形状および/または厚さに応じて選択されてもよい。
界面1402、主要部1404、および/または分岐1406は、フレーム1400の中に形成されたインデントおよび/または凸面の存在に主に起因する、特徴を備えてもよい。いくつかの実施形態では、フレーム1400は、フレーム1400の製造および/または他の取扱中にフレーム1400を担持するために有用な締結具(すなわち、いくつかの実施形態ではネジ等のネジ式締結具)および/または他の物理的保持デバイスを受容する働きをし得る、部品マウント1426を備えてもよい。いくつかの実施形態では、部品マウント1426は、実質的に主要部正中面1414に沿って位置してもよい。いくつかの実施形態では、フレーム1400は、界面1402、主要部1404、および/または分岐1406のうちの1つ以上の中に形成される、質量低減空洞1428を備えてもよい。いくつかの実施形態では、質量低減空洞1428は、実質的に主要部1404の長さに沿って、および/または少なくとも部分的に主要部正中面1414と平行に形成されてもよい。いくつかの実施形態では、フレーム1400の全体的質量を低減することは、より低い重量および/またはより低い関連費用を伴う装着型デバイス1000を提供してもよい。
いくつかの実施形態では、フレーム1400は、上から見ると、フレーム1400の外周に沿って、いわゆる外側外形段差1430を備えてもよい。いくつかの実施形態では、各外側外形段差1430は、略垂直な直立壁1432と、関連レッジ1434とを備えてもよい。いくつかの実施形態では、直立壁1432が、(例えば、上から見ると)曲線経路を辿ってもよい一方で、レッジ1434の各々は、地面1008と実質的に平行であり、および/または最上界面1424と実質的に平行である、レッジ面1436と実質的に平坦および/または平行に、および/または実質的に一致して位置してもよい。
いくつかの実施形態では、フレーム1400は、界面1402、主要部1404、および/または分岐1406のうちの1つ以上の中に形成される、プレートインデント1438を備えてもよい。プレートインデント1438は、いくつかの実施形態では、その中へ1つ以上のカバープレート1440が少なくとも部分的に受容され得る、フレーム1400の陥凹を提供してもよい。いくつかの実施形態では、カバープレート1440の最上表面は、最上界面1424と実質的に平行に位置してもよい。したがって、いくつかの実施形態では、カバープレート1440の最上面は、上界面1422が靴1200に接触し得る方式と実質的に同様の方式で、靴1200に接触してもよい。以下でさらに詳細に論議されるように、カバープレート1440は、最も一般的に、フレーム1400に対する靴1200の選択的取付けおよび/または取外しを提供し得る、取付けシステム2000の要素を選択的に保持してもよい。
いくつかの実施形態では、界面の底面1442は、概して、主要部1404の底面および/または分岐1406の1つ以上の底面を備えてもよい。いくつかの実施形態では、界面の底面1442は、概して、地面1008に向かって下向きに延在する凸面を備えてもよい。いくつかの実施形態では、界面の底面1442の最下部分は、隙間面1002と一致して位置してもよい。いくつかの実施形態では、界面の底面1442は、1つ以上の遷移表面1444によって外側外形段差1430のうちの1つ以上に接合されてもよい。いくつかの実施形態では、遷移表面1444は、界面の底面1442と1つ以上のレッジ1434との間に及ぶ、刻み目様の凹状インデントを形成してもよい。
示される実施形態を含む、いくつかの実施形態では、フレーム1400は、装着型デバイス1000のユーザの重量を支持するため、および/または装着型デバイス1000と地面1008および/または任意の他の好適な表面あるいは物体との間で力を伝達するために非常に好適な方式で、全体的な形状を備えてもよく、および/または界面1402、主要部1404、および/または分岐1406を位置付けてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、フレーム1400が靴1200に取り付けられたときに、およびユーザの足が靴1200に適正に挿入されたときに、分岐1406が各々、力を装着型デバイス1000に伝達するために使用され得る可能性が高いユーザの足の部分と関連付けられて得るように、分岐1406が位置付けられてもよい。
示される実施形態では、フレーム1400の前・左分岐1406の一部分は、ユーザの足の力伝達の主要点より下側に位置してもよい。具体的には、前・左分岐1406の一部分は、例えば、ユーザの足の最内中足骨の遠位部分、ユーザの足の最内近位基節骨の近位部分、および/またはユーザの足の最内中足骨とユーザの足の最内近位基節骨との間の関節の一部分より下側および/またはその近傍に位置してもよいが、それに限定されない。同様に、前・右分岐1406の一部分は、例えば、ユーザの足の最外中足骨の遠位部分、ユーザの足の最外近位基節骨の近位部分、および/またはユーザの足の最外中足骨とユーザの足の最外近位基節骨との間の関節の一部分より下側および/またはその近傍に位置してもよいが、それに限定されない。換言すれば、前・左分岐1406は、ユーザの足のいわゆる「母指球」の左部分より下側に位置してもよい。同様に、前・右分岐1406は、ユーザの足の母指球の右部分より下側に位置してもよい。さらに、示される実施形態では、フレーム1400の後・左分岐1406の一部分は、上から見ると、ユーザの足の踵骨および/またはいわゆる「踵」の骨の内側部分より下側に、その近傍に、および/またはそれに隣接して位置してもよい。同様に、示される実施形態では、フレーム1400の後・右分岐1406の一部分は、上から見ると、ユーザの足の踵骨および/または踵の骨の外側部分より下側に、その近傍に、および/またはそれに隣接して位置してもよい。フレーム1400に接続される靴1200に挿入されるユーザの足に対するフレーム1400の特徴の上記の場所は、ユーザの足と車輪アセンブリ1800との間で伝達され得る力の向上したおよび/または効率的な力伝達経路を提供してもよいことが理解されるであろう。
いくつかの実施形態では、サスペンションブロック1408が実質的に分岐1406によって携持されるため、相互に対するサスペンションブロック1408の前方/後方指向性の場所は、分岐1406の物理的レイアウトに依存しているという結果になる。示される実施形態では、サスペンションブロック1408、より具体的にはサスペンション空洞1410の空洞軸1412は、従来の方式で整列させられなくてもよい。例えば、示される実施形態では、前・左空洞軸1412は、前・右空洞軸1412と整列させられていない。代わりに、前・左空洞軸1412は、前・右空洞軸1412の比較的前方に位置する。さらに、示される実施形態では、後・左空洞軸1412は、後・右空洞軸1412の比較的後方に位置する。それでもなお、この実施形態では、前空洞軸1412が、前方/後方指向性で整列させられていない一方で、かつ後空洞軸1412が、前方/後方指向性で整列させられていない一方で、装着型デバイス1000が無負荷状態である間に、4つ全ての空洞軸1412は、上記の回転面1004と実質的に一致して位置する。
さらに、示される実施形態では、4つの分岐1406の各々と関連付けられるサスペンション1600は、実質的に同様であり、4つの分岐1406の各々と関連付けられる車輪アセンブリ1800は、実質的に同様である。したがって、サスペンションブロック1408が実質的に分岐1406によって携持されるため、相互に対する並進面1010の左側/右側指向性の場所は、分岐1406の物理的レイアウトに依存しているという結果になる。示される実施形態では、前・左並進面1010は、後・左並進面1010と整列させられていない、および/または同一平面上にない。代わりに、前・左並進面1010は、後・左並進面1010の比較的左側に位置する。さらに、示される実施形態では、前・右並進面1010は、後・右並進面1010と整列させられていない、および/または同一平面上にない。代わりに、前・右並進面1010は、後・右並進面1010の比較的右側に位置する。さらに、示される実施形態では、前並進面1010は、後並進面1010の間の分離距離よりも大きい分離距離によって分離される。また、この実施形態では、後並進面1010は、左側で前・左並進面1010によって境界され、右側で前・右並進面1010によって境界されてもよい。いくつかの実施形態では、そのような配設は、(後車輪アセンブリ1800を介した)一式の後力伝達経路と比較して、装着型デバイス1000と地面との間の(前車輪アセンブリ1800を介した)より広いおよび/またはより安定した一式の前力伝達経路につながってもよい。この実施形態では、左並進面1010が相互と同一平面上にない一方で、かつ右並進面1010が相互と同一平面上にない一方で、装着型デバイス1000が無負荷状態である間に、4つ全ての並進面1010は、相互と実質的に平行である。
いくつかの実施形態では、空洞軸1412、サスペンション軸1602、および/または回転軸1808のうちの1つ以上は、靴1200に適正に挿入されるユーザの足を通って突出してもよい。しかしながら、代替的実施形態では、空洞軸1412、サスペンション軸1602、および/または回転軸1808のうちの1つ以上は、靴1200に適正に挿入されるユーザの足を通って突出しなくてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザの足を通って突出する上記の軸1412、1602、1808のうちの1つは、挿入されたユーザの足が、軸1412、1602、1808のうちの1つ以上よりも地面1008に近くなることを妨げない、いわゆる薄型を有する、装着型デバイス1000の機能であってもよい。したがって、装着型デバイス1000が無負荷状態である間に、軸1412、1602、1808のうちの1つ以上がユーザの足を通って突出する場合において、ユーザの足を通って突出する軸1412、1602、1808のうちの1つ以上はまた、足界面1006も通って突出しなければならないことが明確である。当然ながら、いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000が無負荷状態である間に、軸1412、1602、1808のうちの1つ以上は、足界面1006を通って突出しなくてもよいが、これらの同じ実施形態では、装着型デバイス1000を負荷および/または使用状態に置くことによって、足界面1006を通して、軸1412、1602、1808のうちの1つ以上を突出させてもよい。足界面1006を通したそのような突出は、装着型デバイス1000の1つ以上の構成要素の屈曲および/または圧縮に起因してもよい。代替実施形態では、1つ以上の並進面1010の左側/右側の場所、および/または1つ以上の空洞軸1412、サスペンション軸1602および/または回転軸1808の上向き/下向きの場所は、装着型デバイス1000の選択された設計パラメータに依存してもよい。例えば、車輪アセンブリ1800の全体的直径を改変することによって、装着型デバイス1000の多数の構成要素の垂直位置、ならびに靴1200に挿入されるユーザの足の潜在的な垂直位置に影響を及ぼしてもよい。当然ながら、いくつかの実施形態では、車輪アセンブリ1800の全体的直径のそのような増加の影響は、装着型デバイス1000の他の構成要素の場所および/または形状を垂直方向に調整することによって低減されてもよい。例えば、車輪アセンブリ1800のより大きい全体的直径が使用される場合において、場合によっては、関連回転軸が不変ではなくてもよい一方で、例えば、これに限定されないが、装着型デバイス1000の他の部分を下げるように、関連サスペンションブロック1408を垂直方向に伸長することによって、装着型デバイス1000のかなりの残りの部分の垂直位置が維持されてもよい。そのようなものとして、いくつかの代替実施形態では、異なる全体的直径を有する車輪アセンブリ1800が、種々の回転軸1808の高さを提供する方式で、単一の装着型デバイス1000上で使用されてもよい一方で、依然として薄型の装着型デバイス1000を提供することは、装着型デバイス1000に対する、および装着型デバイス1000のユーザに対する低い重心を可能にする。
再び図1、2、および14−19を参照すると、いくつかの実施形態では、車輪アセンブリ1800および/または車輪アセンブリ1800の構成要素の各々は、関連サスペンションブロック1408および/または底外側外形1248の最も近い部分のうちの1つ以上から、左側/右側方向へ実質的に等距離でオフセットされてもよい。換言すれば、いくつかの実施形態では、車輪アセンブリ1800および/またはタイヤ1804が、必ずしも底外側外形1248から離れる方向に延在することなく、安定した力伝達経路を提供し得るように、各車輪アセンブリ1800および/またはタイヤ1804は、底外側外形1248の形状を密接に追跡する方式で、靴1200に対して位置してもよい。当然ながら、車輪アセンブリ1800および/またはタイヤ1804が底外側外形1248からオフセットされ得る距離は、以下でさらに詳細に説明される、サスペンション1600の物理的寸法および/または材料特性に応じて選択されてもよい。
なおもさらなる代替実施形態では、フレーム1400および/または界面1402は、複数の構成要素として提供されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、図20−24に示されるフレーム1400の機能性は、前フレームおよび後フレームを使用して提供されてもよい。いくつかの実施形態では、前フレームが、前分岐1406の力伝達機能性を提供するために好適な構造を備えてもよい一方で、後フレームは、後分岐1406の力伝達機能性を提供するために好適な構造を備えてもよい。他の実施形態では、図20−24に示されるフレーム1400の機能性は、左フレームおよび右フレームを使用して提供されてもよい。いくつかの実施形態では、左フレームが、左分岐1406の力伝達機能性を提供するために好適な構造を備えてもよい一方で、右フレームは、右分岐1406の力伝達機能性を提供するために好適な構造を備えてもよい。
その上さらなる代替実施形態では、独立したフレームが、各車輪アセンブリ1800と関連して使用するために提供されてもよい。換言すれば、いくつかの実施形態では、図20−24に示されるフレーム1400は、靴1200と関連車輪アセンブリ1800との間に力伝達経路を各々個別に提供する、4つの個別フレームおよび/または界面1402に置換されてもよい。フレーム1400の機能性が複数の別個の構成要素によって提供される、いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000の全体的強度および/または安定性を維持することは、付加的な構造および/または補強構成要素が靴1200と一体化されることを要求し得ることが理解されるであろう。代替として、靴1200は、外部および/または取外し可能なフレーム1400および/または機能的に同等な構成要素の集合を必要とすることなく、好適な力伝達を関連車輪アセンブリ1800に提供するように、十分構造的に改変され、および/または一体的に強化されてもよい。
いくつかの実施形態では、図20−24に示されるフレーム1400には、第1組の物理的な靴1200の寸法を有する靴1200と関連して使用するために実質的に最適化され得る、第1組の物理的なフレーム1400の寸法が提供されてもよいことが理解されるであろう。例えば、フレーム1400は、いわゆる「米国女性用サイズ9」の靴として、実質的に靴1200のサイズと関連して使用するために最適化されてもよい。いくつかの実施形態では、サイズ9の靴1200のために最適化されたフレーム1400は、代替として、米国女性用サイズ9の靴の寸法標準と比較して、より大きい、小さい、および/または不規則に寸法決定された靴と関連して使用されてもよい。したがって、フレーム1400が、種々の足のサイズを有する異なるユーザによって使用されてもよいように、フレーム1400は、種々の靴1200のサイズと併せて有用であってもよいことが理解されるであろう。換言すれば、フレーム1400が、靴1200の多くの様々にサイズ決定および/または成形された代替実施形態に適応し得る限りにおいて、フレーム1400が、いわゆる「フリーサイズ」のフレーム1400としての機能を果たしてもよいように、実質的に事前設定されたおよび/または調整可能な全体的寸法を有する、単一のフレーム1400は、広範囲の靴1200のサイズのうちのいずれかとの関連および/または使用のために構成されてもよい。場合によっては、そのようなフリーサイズのフレーム1400を提供することが、異なるサイズの足を有する複数のユーザにローラ輸送を提供することの費用および/または困難を削減し得る。例えば、フレーム1400が、靴1200の複数のサイズおよび/または形状に適応するように構成される場合において、機械工具と関連付けられる費用、フレーム1400のエンジニアリングおよび/または設計費用、および/または他の全体的な装着型デバイス1000の製造費用は、靴1200の複数のサイズ、形状、および/または種類とともに単一のフレーム1400を使用することによって提供される、規模の経済を活用することによって削減され得る。当然ながら、いくらかの考慮が、フレーム1400およびフレーム1400とともに使用するために最適化されていない靴1200の任意の提案された組み合わせの安定性、快適性、審美的外観、適合、および/または他の性能要因に与えられてもよい。いくつかの実施形態では、靴1200は、いわゆるテニスシューズ、ランニングシューズ、ハイトップシューズ、クロストレーナーシューズ、ブーツ、ウェイダーの構成要素、または任意の他の靴であってもよく、靴1200の種類は、審美的、生体力学的、経済的、および/または活動特有の理由に基づいて、あるいは任意の他の理由に基づいて、ユーザによって選択されてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ランニングシューズよりも比較的頑丈な靴等の別の靴の中央底および/または底と組み合わせた、ランニングシューズの甲を備える、靴が提供されてもよい。
ここで図25−33を参照して、サスペンション1600および車輪アセンブリ1800が、以下でさらに詳細に説明される。より一般的に、サスペンション1600は、雌車軸ボルト1604と、雄車軸ボルト1606と、内側最上層1608と、外側最上層1610と、サスペンションスペーサ1612とを備える。いくつかの実施形態では、雌車軸ボルト1604、雄車軸ボルト1606、内側最上層1608、外側最上層1610、およびサスペンションスペーサ1612の各々は、少なくとも装着型デバイス1000およびサスペンション1600が無負荷状態である間、以前に説明されたサスペンション軸1602と実質的に同軸上に位置してもよい。特に図33を簡潔に参照すると、サスペンション1600は、装着型デバイス1000から分離して組み立てられて示され、より具体的には、関連車輪アセンブリ1800を携持することなく、サスペンション空洞1410によって制止されていない方式で組み立てられて示されている。図33は、サスペンション1600の構成要素部品の相対的レイアウトを明確に示し、具体的には、雄車軸ボルト1606の一部分が雌車軸ボルト1604の一部分内に受容されていることを示す。図33はまた、サスペンション1600が組み立てられたときに、内側最上層1608、外側最上層1610、およびサスペンションスペーサ1612が、その順序で、雌車軸ボルト1604の実質的に円筒形の雌荷担面1614に沿って効果的に捕捉されることも示す。図33はさらに、以下でさらに説明されるように、雌荷担面1614の残りの部分、および実質的に円筒形の雄荷担面1616が、車輪アセンブリ1800を携持するのに非常に好適であることを示す。
ここで図25を参照すると、サスペンション1600の内側図は、サスペンション1600が完全設置構成であるときに、雌車軸ボルト1604の雌頭部1618が、雌頭部1618とサスペンションブロック1408の内面との間で内側最上層1608の一部分を捕捉することを明らかにする。図25はさらに、雌頭部1618および内側最上層1608が、ピン1624を受容するためのピン切り込み1622を備えてもよいことを示す。雌頭部1618は、フィリップス型スクリュードライバ頭部を受容するためのフィリップス型圧痕を備え、雌頭部1618はさらに、雌車軸ボルト1604を回転させる、および/または回転を防止するためのコインまたは他の自由に利用可能なツールを受容するために非常に好適な細長いスロット1626を備える。しかしながら、代替実施形態では、雌頭部は、六角頭部または任意の他の好適な特徴を備えてもよい。ピン1624は、サスペンションブロック1408の中に形成されたピンホール1628の中へ受容されてもよい。ピンホール1628は、サスペンションブロック1408の内面からサスペンションブロック1408の反対の外面まで延在する、貫通穴を備えてもよい。代替実施形態では、ピンホール1628は、異なって位置してもよく、および/またはサスペンションブロック1408を完全に通って延在しなくてもよく、それでもなお、ピン1624のための容器を提供する。
なおも他の代替実施形態では、ピン1624および/またはピンホール1628の使用は、フレーム1400上に付加的な構造特徴を含むことによって、機能的に置換されてもよい。例えば、レッジ、壁、突出、または他の構造要素が、フレーム1400の中へ一体的に形成されてもよく、例えば、ピン切り込み1622の縁のうちの1つ以上および/またはそうでなければサスペンション要素の扁平部分が、サスペンション軸1602の周囲で回転すると干渉し得る、停止部を提供するように、サスペンションブロック1408の中に形成されてもよいが、それに限定されない。いくつかの代替実施形態では、いくらか円形のピン切り込み1622は、いくつかの実施形態では雌頭部1618の縁を単純に研磨することによって達成される、単純な扁平部分に置換されてもよい。次いで、そのような扁平部分は、フレーム1400上に提供される一体形成によって妨げられているその回転に応じて、雌頭部1618の平坦部分が雌車軸ボルト1604の回転を実質的に防止するような方式で、サスペンション軸1602に沿ってサスペンション空洞1410に選択的に挿入されてもよい。当然ながら、さらなる代替実施形態では、上記の妨害幾何学形状は、六角形状および/またはサスペンション要素の回転を制限するための任意の他の好適な幾何学形状等であるが、それらに限定されない、より複雑な幾何学形状を含んでもよい。
図27は、サスペンション1600から除去されたときの雄車軸ボルト1606の斜視図である。雄車軸ボルト1606は、上記の雄頭部1620と、雄頭部1620から延在する雄シャフト1630の外部を画定する雄荷担面1616と、雄シャフト1630から延在するネジ山付き指延長部1632とを備える。いったん雄車軸ボルト1606がサスペンション1600から完全に除去されると、(サスペンション1600が完全に設置されたときに)雌荷担面1614および雄荷担面1616によって通常携持される、車輪アセンブリ1800は、サスペンション1600から除去され、装着型デバイス1000から完全に分離されてもよい。少なくともいくつかの実施形態では、示される雄車軸ボルト1606は、市販のボルトの頭部の縦方向アウトリーチおよび/または外形を縮小するように、計量6mm四角ボルト等であるが、それに限定されない標準ボルトを改変することによって、構築されてもよい。雄車軸ボルト1606は、細長いスロット1626を備えてもよく、いくつかの実施形態では、代替実施形態は、六角頭部または任意の他の好適な特徴を備えてもよい。
図28は、装着型デバイス1000の残りの部分から完全に除去されているものとして示される、車輪アセンブリ1800の斜視内側図である。車輪アセンブリ1800は、以前に説明された車輪ハブ1802と、タイヤ1804と、車輪ハブ1802の孔1806とを備える。前述のように、車輪ハブ1802、タイヤ1804、および孔1806の各々は、実質的に車輪アセンブリ1800の回転軸1808に沿って位置してもよい。いくつかの実施形態では、車輪ハブ1802およびタイヤ1804は、市販されていてもよく、車輪ハブ1802の既存のより小さい孔を拡大することによって、孔1806を作成することによって修正されてもよい。いくつかの実施形態では、摩擦低減被覆1810が、車輪ハブ1802とサスペンションスペーサ1612との間の付随的および/または一貫した回転接触によって生成される摩擦を低減するように、車輪ハブ1802の内面に塗布されてもよい。いくつかの実施形態では、被覆1810は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)および/または任意の他の好適な摩擦低減材料および/または化学組成物を含んでもよい。代替実施形態では、車輪ハブ1802自体が、摩擦の同様の低減を提供するように、合金および/または他の材料で含浸されてもよい。最も一般的に、孔1806は、2つの軸受1812を収納し、一方の軸受1812は、孔1806の外側縁に実質的に隣接し、他方の軸受1812は孔1806の内側縁に実質的に隣接する。軸受スペーサ1814が、孔1806内で、かつ軸受1812の内輪の間に配置される。当然ながら、軸受スペーサ1814は、実質的に環状の形状を備え、その中に雌荷担面1614および/または雄荷担面1616に対して構成される中心孔を有する。
ここで図29を参照すると、雄車軸ボルト1606が除去され、車輪アセンブリ1800がサスペンション1600から除去されている、サスペンション1600の直交上面図が示されている。車輪アセンブリ1800が除去されて、サスペンションスペーサ1612は、より薄いハブリング1634および比較的厚い内輪リング1636を有する、実質的に環状の座金様形状を備える物として示されている。サスペンションスペーサ1612の内側は、実質的に平坦であり、外側最上層1610の実質的に平坦な外側に接触する。ハブリング1634の外側は、内側軸受1812の内輪の内面に対する隣接のためにサイズ決定され、それに非常に好適である。上記のサスペンション1600および車輪アセンブリ1800を考慮して、サスペンション1600が完全に設置され、車輪アセンブリ1800がサスペンション1600上に設置されたときに、雄車軸ボルト1606に対する雌車軸ボルト1604の十分な締め付けがあると、雄頭部1620および内輪リング1636は、軸受1812の内輪および軸受スペーサ1814を緊密に捕捉し得ることが理解されるであろう。結果として、いくつかの実施形態では、雌荷担面1614および/または雄荷担面1616に対するサスペンションスペーサ1612、軸受1812の内輪、および軸受スペーサ1814のうちの1つ以上の回転が、大きく低減および/または排除されてもよい。したがって、回転軸1808の周囲での車輪ハブ1802およびタイヤ1804の回転は主に、軸受1812の外輪が軸受1812の内輪に対して自由に回転できるままであることの結果として、起こり得る。
ここで図30を参照すると、雄車軸ボルト1606が除去され、車輪アセンブリ1800がサスペンション1600から除去され、サスペンションスペーサ1612がサスペンション1600から除去されている、サスペンション1600の斜視図が示されている。図30は、雌車軸ボルト1604が、雌車軸ボルト1604と雄シャフト1630の内面との間の一次接触を備える、刻み付き界面1638を備えることを明らかにする。サスペンション1600の設置中に、ピン1624は、雌車軸ボルト1604の回転を防止することに貢献してもよく、一体的刻み付き界面1638は、スパイダ座金、接着剤、結合剤、および/または緊密なネジ接続を維持するための他の機構等であるが、それらに限定されない付加的な構成要素を必要とすることなく、雌車軸ボルト1604に対して雄車軸ボルト1606の角度位置を維持するための保持機構を提供してもよいことが理解されるであろう。
ここで図31を参照すると、内側最上層1608の斜視外側図が示されている。内側最上層1608が、より薄い外部リング1640および比較的厚い内側リング1642を有する、実質的に環状の座金様形状を備える限り、内側最上層1608は、サスペンションスペーサ1612と実質的に同様の形状を有する。完全設置位置で、外部リング1640がサスペンション空洞1410の実質的に外部にとどまるため、外部リング1640は、そのように称される。完全設置位置で、内部リング1642がサスペンション空洞1410内で、かつ雌荷担面1614の周囲に配置されるため、内部リング1642は、そのように称される。図31はさらに、最上層内部孔1644が、雌車軸ボルト1604の基部1648の実質的に同様の隆起1646と一致して実質的に形成される、縦方向隆起1646の角度配列を備えてもよいことを示す。基部1648は、概して、雌荷担面1614において終端するように、雌頭部1618からサスペンション空洞1410を通って延在する。内側最上層1608の隆起1646は、最初に内側最上層1608の中へ形成されなくてもよいが、むしろ、内側最上層1608の隆起1646は、空洞壁と雌車軸ボルト1604の基部1648の隆起1646との間のサスペンション空洞1410の中へ、内側最上層1608が押し進められることに応じた、内側最上層の材料変形の結果であり得ることが理解されるであろう。さらに、外側最上層1610がいずれのピン切り込み1622も備えないことを除いて、外側最上層1610は、内側最上層1608と実質的に同様であることが理解されるであろう。
ここで図32を参照すると、雄車軸ボルト1606、車輪アセンブリ1800、サスペンションスペーサ1612、および外側最上層1610がない、サスペンション1600の斜視図が示されている。図32は、刻み付き界面1638、および雌車軸ボルト1604の基部1648上の隆起1646をより明確に示す。図32はまた、内側最上層1608、具体的には内側最上層1608の内部リング1642が、サスペンション空洞1410の表面と基部1648との間に位置することも示す。図32はまた、ピンホール1628がサスペンションブロック1408を通ってサスペンションブロック1408の外面まで延在してもよいことも明確に示す。なおもさらに、図32は、雌車軸ボルト1604の少なくとも一部分、雌荷担面1614から半径方向内向きである少なくとも一部分が、雌車軸ボルト1604の同様にネジ山付きの容器1653の中へネジ山付き指部1632を受容するように構成されることを示す。
ここで図34を参照すると、第1の無負荷状態ならびに第2の(透視線による)負荷状態および/または使用状態の両方で、サスペンション1600および車輪アセンブリ1800の簡略化した概略図が示されている。図34は、サスペンション1600の動作を図示する。具体的には、サスペンション1600が無負荷状態であるときに、可撓性および/または圧縮性および/または弾性的に剪断可能な内側最上層1608および外側最上層1610の材料は、それらの実質的に環状対称の形態を維持しながら静置する。無負荷状態では、空洞軸1412、サスペンション軸1602、および回転軸1808は、相互と実質的に同軸上に位置する。しかしながら、サスペンション1600が無負荷状態から動揺させられたときに、内側最上層1608および外側最上層1610のうちの1つ以上が変形し得、それにより、サスペンション軸1602および回転軸1808が、空洞軸1412と同軸上にあることから逸脱することを可能にする。場合によっては、サスペンション軸1602および回転軸1808は、各々のサスペンション軸1602’へ、および回転軸1808’の場所へ、(例えば、上から見たときの)動揺角1650によって空洞軸1412から離れる方向に動揺されてもよい。雌車軸ボルト1604および雄車軸ボルト1606は、主にサスペンションブロック1408によって効果的に拘束され、概して、単一のいわゆる「浮動車軸」1652を形成するように相互に十分堅く接続される。換言すれば、浮動車軸1652に主に許容された機械的自由は、浮動車軸1652の対向端が、上記の動揺に応じて回転の中心1654の周りで旋回することを可能にすることである。回転の中心1654は、この実施形態では、外側最上層1610の外面と内側最上層1608の内面との間の長さに沿った中間点付近で、概して空洞軸1412に沿って位置してもよい。
図34に示されるように、浮動車軸1652が十分に動揺させられると、可鍛性および/またはそうでなければ圧縮性の内側最上層1608および外側最上層1610は、動揺させられた内側最上層1608’および動揺させられた外側最上層1610’によって表される形状を成すように変形してもよい。当然ながら、最上層1608、1610は、概して、雌頭部1618、サスペンションブロック1408、およびサスペンションスペーサ1612、および浮動車軸1652によって拘束されるので、浮動車軸1652の移動は、最上層1608’、1610’が浮動車軸1652の移動を補うように変形させられる、圧縮ゾーン1656および/または押出および/または押出ゾーン1658をもたらしてもよい。各車輪アセンブリ1800との関連のためのそのようなサスペンション1600を提供することによって、装着型デバイス1000は、複数のいわゆる完全独立サスペンション1600を備えるものとして表されてもよい。各サスペンション1600は、他のサスペンション1600から受容される全ての動揺から完全に隔離されなくてもよいが、開示されたサスペンション1600は、関連車輪アセンブリ1800への動揺の実質的に局所的な吸収を提供してもよい。図34で説明される実施形態では、車輪アセンブリは、概して、回転軸の周りでの車輪ハブ1802およびタイヤ1804の上記の回転がなければ、かつ関連している回転の中心1654の周りでの車輪アセンブリ1800全体の上記の旋回運動がなければ、フレーム1400および/または靴1200に対して固定され得る。
最も一般的に、上記の装着型デバイス1000は、いくつかの実施形態では、ユーザの足のサイズおよび/または生体構造(すなわち、分岐1406、車輪アセンブリ1800等の場所および相対的間隔)に応じて選択される伝達経路を通して、力を伝達することによって、ユーザと地面1008との間で生体力学的および/または人間工学的に賢明な力伝達を提供してもよい。装着型デバイス1000はまた、装着型デバイス1000および/または装着型デバイス1000のユーザに、望ましくないほど垂直方向に高い重心を持たせることなく、所望量の地面の隙間を提供する、薄型(地面1008に近い)輸送解決策をユーザに提供してもよい。なおもさらに、フレーム1400の上記の物理的レイアウトに応じて、歩道の隆起した亀裂等であるが、それらに限定されない、毎日のローラ輸送障害物が、装着型デバイス1000のユーザへの少ない危険を妨げる場合がある。実施例として、装着型デバイス1000のユーザが、地面1008に沿って第1の方向へ進行していると考慮されたい。ユーザが、ユーザの確立した進行方向と実質的に垂直である隆起した歩道の亀裂に接近した場合、前・左タイヤ1804が他のタイヤ1804より前に亀裂に遭遇し得るため、ユーザは、それほどの衝撃を感じ得ず、および/または亀裂に反応するまでより多くの時間量を有し得る。換言すれば、車輪アセンブリ1800のいくらか互い違いおよび/または不均一な配設が、ユーザと地面1008との間に人間工学的および/またはより効率的な力伝達を提供し得るだけでなく、加えて、同じ物理的レイアウトが、ユーザの進行方向に対して不必要に高いインピーダンスの力を伴う一般的なローラ輸送障害物に遭遇することから、ユーザを防護し得る。
当然ながら、代替実施形態では、雌車軸ボルト1604および/または雄車軸ボルト1606のうちの1つ以上は、フレーム1400および/または1200への実質的に剛性の取付け点付近に、回転の中心1654を移転させ得る、カンチレバー方式で、フレーム1400および/または靴1200に取り付けられてもよい。さらなる代替実施形態では、浮動車軸1652は、浮動車軸1652の長さに沿った中間点のより近くで制止されてもよく、および/または浮動車軸1652は、図34に示される可撓性拘束への付加的な拘束として、浮動車軸1652の端部にカンチレバー型接続を追加することによって、重複して拘束されてもよい。なおもさらに、代替実施形態では、浮動車軸1652と実質的に同様である車軸は、同様の最上層1608、1610およびサスペンションブロック1408の拘束によって、その長さに沿って2回以上拘束されてもよい。そのような実施形態では、サスペンションは、複数のいわゆる軸受台型配設の使用に似得る。
ここで図35−43を参照すると、靴1200をフレーム1400に選択的に接合するための取付けシステム2000が示されている。いくつかの実施形態では、ユーザは、一方で、ローラ輸送用の装着型デバイス1000を使用することを所望してもよいことが理解されるであろう。他方では、同じユーザが時々、実質的に従来の靴として、かつローラ輸送を生じさせることと連動せずに、靴1200を使用することを好み得る。したがって、本開示は、フレーム1400からの靴1200の選択的な除去を可能にし、ならびに、フレーム1400への靴1200の選択的な取付けを可能にするための取付けシステム2000を提供する。
図35を参照すると、靴1200の内側図が示されている。靴1200は、4つの取付けシステム2000を使用してフレーム1400に取り付けられる。より一般的に、各取付けシステム2000は、付勢保持器2004の使用を介してフレーム1400に対して選択的に保持され得るスタッド2002を備える。スタッド2002は、概して、靴1200の底1204を通ってフレーム1400の一部分の中に延在する。そのようなものとして、図35は、中底1222と実質的に同一平面に位置し、および/または中底1222に圧縮力を及ぼすスタッド頭部2006を示す。いくつかの実施形態では、各スタッド2002の回転移動は、スタッド2002が保持されるか、または付勢保持器2004によって解放されるかどうかに影響を及ぼし得る。いくつかの実施形態では、スタッドは、スタッド2002の回転移動を達成するように、コインおよび/またはスクリュードライバ等であるが、それらに限定されない単純なツールを使用して、約4分の1および/または2分の1回の旋回で、回転させられてもよい。
ここで図36を参照すると、靴1200がフレーム1400から部分的に除去されている装着型デバイス1000が示されている。より具体的には、無効にされたおよび/または起動されていない取付けシステム2000のスタッド2002が底1204から除去され、保持器2004によって保持されない限りにおいて、2つの取付けシステム2000は、無効にされている、および/または起動されていないものとして示される。図36はさらに、底1204が底切抜き外形1252を備えてもよいことを示す。いくつかの実施形態では、底切抜き外形1252は、フレーム1400の外側外形段差1430と実質的に一致してもよい。そのような実施形態では、靴1200がフレーム1400に組み立てられている間、底界面1250は、フレーム1400の上界面1422の少なくとも一部分に実質的に隣接してもよい。そのような実施形態では、残りの一次トレッド表面1230の一部分は、外側外形段差1430のレッジ1434の少なくとも一部分に実質的に隣接してもよい。上記で説明される方式で、靴1200がフレーム1400に取り付けられたときに、いくつかの実施形態は、底1204内にフレーム1400の一部分を効果的に埋め込む。結果として、いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000および/または装着型デバイス1000のユーザは、装着型デバイス1000のより低い重心および/またはより審美的な外観を達成することによって利益を得てもよい。
ここで図37を参照すると、底1204の底穴1254を通って延在するスタッド2002とともに、フレーム1400から完全に除去されている靴1200の直交底面図が示されている。この実施形態では、4つの取付けシステム2000が、いくらか直線および/またはいくらか長方形のレイアウトで提供される。しかしながら、他の実施形態では、取付けシステム2000が、概して、任意の他の閉鎖多角形方式、自己交差多角形方式、および/または曲線経路方式で位置するように、4つよりも多いまたは少ない取付けシステム2000が使用されてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、取付けシステム2000は、主要部正中面1414と直線的に関連付けられている複数の取付けシステム2000等であるが、それらに限定されない任意の他の好適なレイアウトで分布してもよい。この実施形態では、取付けシステム2000は各々、概して、別個の分岐正中面1416に沿って位置し、それにより、幅広い支持基盤および/または広く分離された力伝達経路を提供する。
ここで図38を参照すると、スタッド2002の斜視図が提供されている。各スタッド2002は、フック2010で終端するスタッドシャフト2008に接続される、スタッド頭部2006を備える。各スタッドシャフト2008は、スタッドシャフト2008とフック2010との間にカムインデント2012を備えてもよい。
ここで図39を参照すると、保持器2004の斜視図が提供されている。各保持器2004は、実質的に箱形であり、概して鈍鋸歯状突起2014を備える。鈍鋸歯状突起2014は、遷移曲面2016と、(設置されたときに)実質的に直立の突起壁2018とを備えてもよい。
ここで図40−43を参照すると、挿入されているが係止されていない位置にあるスタッド2002の位置の直交側面図が示されている。図42および43を参照すると、保持器2004は、フレーム1400の保持器チャネル1446内に受容されてもよいことが理解されるであろう。さらに、バネ2020もまた、保持器チャネル1446内に配置されてもよく、保持器チャネル1446内で保持器2004を付勢するために使用されてもよい。示されるように、カバープレート1440は、保持器チャネル1446内で保持器2004および関連バネ2020を保持するために使用されてもよい。当然ながら、カバープレート1440によって覆われた各取付けシステム2000については、カバープレート1440は、スタッドがカバープレート1440を通して保持器チャネル1446にアクセスすることを可能にするように、スタッド開口1448を含む。具体的には、各カバープレート1440は、2つの取付けシステム2000のバネ2020および保持器2004を保持するように構成される。示されるように、カバープレート1440は、カバープレート1440をフレーム1400に締結するためのネジ等であるが、それに限定されない締結具を受容するため、より具体的にはプレートインデント1438を実質的に充填するための皿開口部を備えてもよい。
図40に示されるように、スタッド2002は、たとえ保持器2004がスタッドシャフト2008と接触していても、保持器2004に対して固定および/または保持されていない位置にあると見なされてもよい。そのような場合は、保持器の突起2014が、スタッド2002の垂直移動を防止するようにスタッド2002に対して設置されてないためである。
ここで図41を参照すると、保持器2004が、スタッド2002の垂直移動を防止するようにスタッド2002に対して設置されるため、スタッド2002は、保持器2004に対して固定および/または保持された位置にあると見なされてもよい。図41に示されるように、スタッド2002の任意の上向き移動が、突起2014によるフック2010の妨害によって干渉されるように、フック2010が、少なくとも部分的に突起2014の下の適所にあるため、スタッド2002の垂直移動は、保持器2004によって妨げられ得る。いくつかの実施形態では、突起壁2018が、カム表面として成形されていない、および/または突起2014上に引っ掛かることができないスタッドシャフト2008の一部分に接触しているように、スタッド2002が、約4分の1回の旋回によって、その長手軸の周りでスタッド2002を最初に回転させることによって、そのような固定および/または保持位置から除去されてもよい。
ここで図42を参照すると、スタッド2002が保持器2004によってフレーム1400に保持されている、取付けシステムの斜視拡大図が示されている。ここで図43を参照すると、4つの取付けシステム2000の直交上面図が示されている。4つの取付けシステム2000の各々のスタッド2002は、関連保持器2004によって保持されているものとして示されている。場合によっては、靴1200がフレーム1400から除去される場合、1つ以上の底プラグが、スタッド開口1448を塞ぐために使用されてもよく、および/または中敷きが、底切抜き外形1252および関連除去材料によって画定される空間を充填するように外底1224に取り外し可能に取り付けられてもよい。
装着型デバイス1000の代替実施形態では、靴1200をフレーム1400に選択的に取り付けるための代替的システムが提供されてもよい。いくつかの実施形態では、代替的な取付けシステムは、関連保持器2004および/またはそれらの機能的同等物からスタッド2002のうちの1つ以上を解放するように構成され得る、1つ以上の押しボタンを備えてもよい。いくつかの実施形態では、そのような押しボタンは、前取付け点のうちの一方または両方を解放するように構成されてもよい。他の実施形態では、単一の押しボタンは、靴1200とフレーム1400との間の全ての取付け点を解放するように構成されてもよい。同様に、1つ以上の回転可能要素は、関連保持器2004および/またはそれらの機能的同等物からスタッド2002のうちの1つ以上を解放するように構成されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、回転可能要素は、回転可能要素の回転移動に応じて、スタッド2002の選択的解放を可能にする方式で、保持器2004に選択的に係合するように構成される摺動バーと関連付けられてもよい。いくつかの実施形態では、回転可能要素および/または押しボタンのうちの1つ以上は、フレームの主要部1404、中間靴底1238、および/または装着型デバイス1000の任意の他の好適で便宜的にアクセス可能な部分のうちの1つ以上の内側で便宜的に携持されてもよい。
本開示はさらに、上記の装着型デバイス1000の実施形態および多くの開示された代替的実施形態を使用して、ローラ輸送を行う方法を提供する。ローラ輸送を行う第1の方法は、ユーザが最初に装着型デバイス1000の靴1200に足を挿入することを含んでもよい。いくつかの方法では、ユーザは、ユーザが2つの装着型デバイス1000を装着しているように、装着型デバイスの適切に設計された、および/または物理的に寸法決定された靴1200に、足の各々を挿入してもよい。いくつかの実施形態では、ユーザは、第1の方向へ地面上で並進を生成することを所望してもよい。したがって、いくつかの実施形態では、ユーザは、実質的にユーザの足の爪先および/または母指球を使用して、歩行および/または走行することによって、ユーザが続けて前方に加速する、いわゆる「爪先出発」および/またはいわゆる「短距離走出発」を使用して前方に移動し始めてもよい。場合によっては、上記の爪先出発および/または短距離走出発は、力がユーザと地面1008との間で伝達されてもよいように、ユーザが前底1234の少なくとも一部分を地面1008と接触させることを含んでもよい。場合によっては、ユーザが所望の前進速度に達すると、その後、ユーザは、輸送の爪先出発モードから、タイヤ1804も回転軸1808の周囲で回転している間に、1つ以上のタイヤ1804がある期間にわたって地面に接触することの結果として、車輪アセンブリ1800のうちの1つ以上が地面1008を横断するために使用される、ローラ輸送型の輸送に転向してもよい。
いくつかの実施形態では、上記の爪先出発は、ユーザが上記の走行動作を使用して加速している間でさえも、ユーザの足および/または足首が、走行のための実質的に正常な可動域内で屈曲されることを確実にしてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザを加速するようにそのような自然移動を可能にすることが、正常な生理学的可動域の外側で爪先出発を必要とし得る、他のデバイスと比較して、負傷を防止し、および/またはさらなる加速を可能にしてもよい。ユーザの生理学的運動の上記の自然な範囲は、いくつかの実施形態では、爪先出発中に地面1008に比較的近いままであるように足界面1006を提供する、装着型デバイス1000に起因してもよい。いくつかの実施形態では、爪先出発は、地面1008から後タイヤ1804を持ち上げ、前底1234が地面1008に係合するまで前回転軸1808のうちの1つ以上の周囲で装着型デバイス1000を前方へ回転させることによって、行われてもよい。前底1234が地面と係合されると、ユーザは、通常の走行または歩行中にユーザが通常加速するのとほぼ同様に、底1204を直接通して地面1008に力を伝達してもよい。上記の爪先出発中に、ユーザは、重心、場合によってはさらに低い重心を効果的に維持してもよいことが理解されるであろう。
他の実施形態では、ローラ輸送は、(いずれの力ベクトルの垂直成分も無視して)並進面1010が地面に印加される力の方向と実質的に平行ではないことを確実にしながら、力がユーザから地面1008に伝達される、いわゆる「アヒル足姿勢」にユーザが自身を位置付ける、いわゆる「インラインスケート方法」および/またはいわゆるアイススケート方法を使用して、達成されてもよい。そのような姿勢から、ユーザは、速度を増加させるように地面を押してもよく、および/または静止位置から移動し始めるように地面を押してもよい。
他の実施形態では、ローラ輸送の速度は、ユーザおよび/または装着型デバイス1000に対する流体流動抵抗に起因する、および/または装着型デバイス1000の他の構成要素に対する装着型デバイス1000の構成要素の相対運動に起因する摩擦力に起因する、自然発生摩擦力の結果として、地面1008に対して1つ以上のタイヤ1804を引きずること、地面1008に対して底1204の一部分を引きずること、および/またはより低い速度まで徐々に惰行することのうちのいずれか1つによって、低減および/または停止されてもよい。いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000は、ユーザが、重心を偏移させ、またはそうでなければ装着型デバイスに地面1008から前タイヤ1804を持ち上げさせ、後回転軸1808のうちの1つ以上の周囲で装着型デバイス1000を回転させて、後底1236を地面1008と係合させることに応じて、減速されてもよい。この減速方法は、ヒールストップと呼ばれてもよい。装着型デバイス1000を減速させる別の方法は、ユーザが後方に進行しているように、ユーザが進行方向を逆転させ、その後に重心を偏移させ、またはそうでなければ装着型デバイス1000に地面から後タイヤ1804を持ち上げさせ、前回転軸1808のうちの1つ以上の周囲で装着型デバイス1000を回転させて、前底1234を地面1008と係合させることを含んでもよい。当然ながら、加速および減速する上記の方法は、どのようにして装着型デバイス1000が操作および/または使用され得るかという実施例にすぎず、装着型デバイス1000は、上記の方式での使用のみに限定されない。
上記の装着型デバイス1000の代替実施形態は、装着型デバイス1000の所望の使用に応じて選択および/または設計される、材料および/または構成要素を備えてもよい。例えば、装着型デバイス1000の娯楽および/または経験の浅いユーザが、例えば、82Aデュロメータ定格材料であるが、それに限定されない、約80から約84デュロメータ材料定格で構築されたタイヤ1804を備える、装着型デバイスを使用することが望ましくてもよい。代替実施形態では、約25A以下のデュロメータ定格を備える材料が利用されてもよいが、いくつかの実施形態では、低デュロメータ材料が、不十分なシステム剛性の結果として、システムの不安定性またはいわゆる「高速揺らぎ」をもたらす場合がある。いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000のプロ級ユーザは、約90〜92デュロメータ定格を有する材料で構築されたタイヤ1804を好み得る。
同様に、装着型デバイス1000の娯楽および/または経験の浅いユーザは、約80mmから約84mmの直径を有するタイヤを備える、装着型デバイスを使用することが望ましくあり得る一方で、装着型デバイスのプロ級および/またはより熟練のユーザは、所望の速度を達成するために、最大で約120mm以上のより大きい直径のタイヤを好み得る。なおもさらに、装着型デバイス1000の娯楽および/または経験の浅いユーザが、軸受1812としての機能を果たすために標準および/または典型的ないわゆる「608スケート軸受」を使用することが望ましくあり得る一方で、装着型デバイス1000のプロ級および/またはより熟練のユーザは、摩擦損失を低減する、および/または標準608軸受と比べて他の改良を提供する、セラミックまたは他の特殊材料を含む軸受を使用することを好み得る。全体的なタイヤ1804の直径は、60mm未満から120mm以上まで選択されてもよく、タイヤ1804デュロメータ定格は、25Aの定格未満から95Aの定格以上まで選択されてもよいことが理解されるであろう。
装着型デバイス1000のいくつかの実施形態は、デバイスの種々の構成要素を形成するために使用される特定の材料を含んでもよいが、代替的な材料および/または組成が代用されてもよい。いくつかの実施形態では、サスペンションスペーサ1612、軸受スペーサ1814、およびフレーム1400のうちの1つ以上は、いわゆる6061−T6アルミニウムを含んでもよい。他の実施形態では、雌車軸ボルト1604および雄車軸ボルト1606のうちの1つ以上は、いわゆる18−8ステンレス鋼を含んでもよい。なおも他の実施形態では、内側最上層1608および外側最上層1610のうちの1つ以上は、BF Goodrich Companyによって供給される原料を使用して生成され得る、ウレタン材料を含んでもよく、その材料は、いわゆるポリウレタン95Aとの少なくともいくらかの材料類似性を有する、材料を生成するために使用されてもよい。他の実施形態では、フレーム1400および/または装着型デバイス1000の他の構成要素は、鋳造アルミニウム、プラスチック、樹脂、ウレタン、ポリウレタン、および/または任意の他の好適な材料を含んでもよい。
代替実施形態では、異なる種類の靴が使用されてもよい。例えば、ユーザの足首より上側に延在する甲を伴う頑丈な革のブーツが、増加した支持および/または増加した力伝達を提供するために使用されてもよい。場合によっては、そのような増加した強度の靴は、装着型デバイス1000等のローラ輸送デバイスのプロ級および/またはより熟達したユーザによって好まれ得る。他の実施形態では、部分的な靴のみ(すなわち、靴を模倣する、踵部分のみ、爪先部分のみ、あるいはストラップおよび/または紐のみ)が、ユーザの足を装着型デバイス1000に接続するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、スタッド2002がそれを通して挿入されていないときに、底穴1254を充填するように、底プラグが提供されてもよい。加えて、いくつかの実施形態は、前方に位置するリベット、取り付けボルト、またはスタッド2002へのアクセスを可能にするように、甲1202の中に形成されたアクセス穴を提供してもよい。なおもさらに、いくつかの実施形態では、従来の靴は、上記の取付けシステム2000を含むよりもむしろ、フレーム1400の上に単純にストラップで固定されてもよい。いくつかの実施形態では、底1204の側面部分は、フレーム1400、サスペンション1600、および/または車輪アセンブリ1800の一部分を受け入れるように、陥凹していてもよい。
さらに他の実施形態では、フレーム1400は、複数の調整可能な構成要素を備えてもよい。例えば、フレーム1400は、調整可能な長さの主要部1404、分岐1406、および/またはサスペンションブロック1408を備えてもよい。なおもさらに、いくつかの実施形態では、主要部および分岐が相互と界面接触する外角1418は、調整可能であってもよい。他の実施形態では、フレームは、車輪アセンブリ1800の付加的な機械サスペンションを提供する、可撓性構成要素を備えてもよい。さらに、他の実施形態では、4つよりも多いまたは少ない車輪アセンブリ1800が使用されてもよく、車輪アセンブリ1800の相対的位置、サイズ、および力伝達能力は様々であってもよい。
ここで図44を参照すると、スタッド2002が底1204の底穴1254から延在している、フレーム1400から完全に除去されている靴1200の簡略化した直交底面図である。図44は、スタッド2002の増加した安定性を提供するように、スタッドプレート2022が底1204に埋め込まれてもよいことを示す。いくつかの実施形態では、スタッドプレート2022は、外底1224と中央1226との間で底1204に埋め込まれてもよいが、他の実施形態では、スタッドプレート2022は、底1204および/または靴1200の任意の他の好適な部分に位置してもよい。いくつかの実施形態では、別個のスタッドプレート2022が、前方に位置するスタッド2002の各々に対して提供されてもよい一方で、単一のスタッドプレート2022が、後方スタッド2002の両方と関連して使用されてもよい。当然ながら、さらなる代替実施形態では、各スタッド2002は、別個のスタッドプレート2022が提供されてもよい。スタッドプレート2022は、フレーム1400が靴1200に接続される、全体的強度に貢献し、それにより、装着型デバイス1000の活発な使用中のフレーム1400および靴1200の不慮の分離を防止し得る。スタッドプレート2022は、特定の形状を備えるものとして示されているが、スタッドプレートは、代替として、直線、多角形、および/または任意の形状を備えてもよい。いくつかの実施形態では、スタッドプレート2022は、金属、プラスチック、樹脂、ウレタン、ポリウレタン、および/または上記の強化を提供するのに好適な任意の他の材料を含んでもよい。場合によっては、別個の取り付けられていない前スタッドプレート2022を提供することは、前底1234の増加した安定性を可能にし得、それは、ユーザの傾斜および/または重心の偏移に応じて、より容易な旋回および/または操縦を可能にするように選択的に、前輪への容易な力伝達を提供し得る。同様に、別個の前スタッドプレート2022の提供は、そのような操縦および/または旋回中に、および/または加速あるいは減速を生成するために使用される運動中に、前スタッドを通した増加した横方向(非垂直)力伝達を可能にし得る。
図44はさらに、装着型デバイス1000が、一体および/または取外し可能な前摩耗パッド2024および/または後摩耗パッド2026を備えてもよいことを示す。前摩耗パッド2024および後摩耗パッド2026は、随意的であってもよく、地面1008との増加および/または減少した摩擦相互作用を提供するのに有用となり得る耐摩耗材料を含んでもよい。いくつかの実施形態では、摩耗パッド2024および2026の摩擦特性が、底1204の他の構成要素よりも大きい摩擦を提供するように選択されてもよい一方で、他の実施形態では、摩耗パッド2024および/または2026は、底1204によって提供される摩擦と比較して、減少した摩擦を提供してもよい。場合によっては、摩耗パッド2024および2026は、靴1200の耐用年数を延長するために使用される、使い捨てまたは犠牲構成要素として提供されてもよい。代替実施形態では、摩耗パッドは、装着型デバイス1000の所望の向上した加速能力、減速能力、耐摩耗性、および/または保護、および/または装着型デバイス1000が使用されてもよい環境を提供するよう、任意の好適な形状、材料組成、および/または装着型デバイス1000上の場所で提供されてもよい。摩耗パッド2024および2026は、底1204の上に提供される、および/または底1204によって携持されるものとして図44に示されているが、代替実施形態では、摩耗パッド2024および/または2026は、フレーム1400および/または靴1200の他の部分への選択的取付けのために構成されてもよい。
加えて、磨滅ゾーン2028が、靴1200の中で提供されてもよい。いくつかの実施形態では、磨滅ゾーン2028は、靴1200の他の部分と比較して、特に、底1204の他の部分と比較して、比較的高い耐磨滅性を有する、材料を含んでもよい。いくつかの実施形態では、磨滅ゾーン2028は、前底1234の前方部分および後底1236の後方部分のうちの1つ以上において提供されてもよい。磨滅ゾーンの材料は、航空機のタイヤ材料および/または任意の他の好適な高耐磨滅材料と実質的に同様であってもよい。いくつかの実施形態では、耐磨滅材料は、磨滅ゾーン2028との相互作用に応じて、地面1008に跡を付けられる、または別様に変色あるいは損傷されることを防止するように、いわゆる「非マーキング」材料として選択されてもよい。
ここで図45および46を参照すると、タイヤ1804の2つの変異形が示されている。図45は、タイヤ1804が地面1008に界面接触するための実質的に次第に丸みを帯びた外形を備えてもよいことを示す。図46は、図45と相対的に比較して、タイヤ1804が地面1008に界面接触するためのより鋭い、および/または尖った外形を備えてもよいことを示す。タイヤ外形の変化例は、バイクおよび/または自転車のタイヤ外形の変化例によく似て、装着型デバイス1000の安定性および/または操縦性に大きく貢献し得ることが理解されるであろう。例えば、装着型デバイスの初心者ユーザは、図46のタイヤ1804よりも図45のタイヤ1804を好み得る。いくつかの実施形態では、図45のタイヤ1804は、ユーザが重心を偏移することに応じて、さらなる安定性およびさらなる漸次旋回を提供してもよい。しかしながら、図45のタイヤ1804は、図46のタイヤ1804と比較して、重心の偏移に応じて、ユーザが装着型デバイス1000を旋回させ、および/または操縦し得る、反応性および/または鋭敏性を限定してもよい。したがって、場合によっては、プロ級および/またはより熟練の装着型デバイス1000のユーザは、さらなる制御、および装着型デバイス1000を旋回させる、または別様に操縦するためのそのような努力へのより迅速な応答を可能にするように、図45のタイヤ1804よりも図46のタイヤ1804を好み得る。いくつかの実施形態では、タイヤ1804および/または車輪アセンブリ1800は、任意の種類の車輪および/またはタイヤを備えてもよいことが理解されるであろう。しかしながら、車輪および/またはタイヤの選択は、装着型デバイス1000の性能特性に影響を及ぼす場合がある。実施例として、しばしばインラインスケートと関連付けられるもの等の、いくつかの比較的高くて狭いスケート車輪および/またはタイヤは、しばしば4輪ローラスケートおよびスケートボードと関連づけられるもの等の、より低くて広い車輪および/またはタイヤと比較して、より高い速度を達成する増大した能力を可能にし得る。他方では、より低くて広い車輪および/またはタイヤは、より高くて狭い車輪および/またはタイヤと比較して、向上した安定性を提供し得る。いくつかの実施形態では、タイヤ1804は、タイヤ1804の左右厚さよりも有意に大きい高さを備えてもよい。いくつかの実施形態では、より高くて狭い車輪および/またはタイヤは、装着型デバイス1000と関連して使用するために修正されてもよい。例えば、側壁および/または車輪の左右厚さは、サスペンション1600の幾何学形状に適応するように縮小されてもよい。より高い車輪および/またはタイヤ1804は、標準のより低くて広い車輪と比較して、向上した速度能力および/または向上した旋回能力を提供し得る。それでもなお、いくつかの実施形態では、低くて広い車輪および/またはスケートボード車輪が、車輪アセンブリ1800の構成要素として使用されてもよい。さらに、代替的な車輪および/またはタイヤの種類が、車輪アセンブリ1800と関連して使用されてもよい。例えば、いわゆるバルーンタイヤ、いわゆるオフロードタイヤ、空気圧タイヤ、および/または任意の他の好適なタイヤおよび/または車輪が、車輪アセンブリ1800に組み込まれてもよい。どのような種類の車輪および/またはタイヤ1804が使用されても、車輪および/またはタイヤ1804の左右幅が、ユーザの左足に装着された装着型デバイス1000とユーザの右足に装着された別個の装着型デバイス1000との間の干渉の望ましくない一因になり得るかどうかに、考慮が与えられなければならない。
ここで図47を参照すると、タイヤ1804は、(図45および46のタイヤ1804と比較して)比較的平坦な地面接触外形を備えるものとして示されている。図47のタイヤ1804は、増加した安定性および/または牽引力を提供してもよいが、図45および46のタイヤ1804と比較して、より高い速度が達成され得る容易性を減らす場合がある。いくつかの実施形態では、図47のタイヤ1804は、装着型デバイス1000の未熟ユーザに、あるいは高い速度および/または不慮の旋回の達成を意図的に制限することを望み得るユーザに非常に好適であり得る。
ユーザが重心を偏移することに応じた、上記の旋回および操縦は、いくつかの実施形態では、タイヤ接触パッチ面積、コーナリング力に貢献し得るタイヤスリップ角、およびキャンバスラストに貢献し得るタイヤキャンバ角という周知の要因に起因してもよい。タイヤ物理学のこれらの要因および減速は、いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000の全体的安定性および反応性に貢献し得る。したがって、装着型デバイス1000の上記の実施形態のうちのいずれかは、種々のタイヤ1804の外形および/または種々のタイヤ1804キャンバ角を備える、タイヤ1804および/または車輪アセンブリ1800が提供されてもよい。いくつかの実施形態では、装着型デバイス1000のタイヤ1804の外形および/またはタイヤ1804のキャンバ角は、負荷状態および/または無負荷状態であるときに実質的に等しくなるように選択されてもよい。しかしながら、代替実施形態では、タイヤ1804の外形および/またはキャンバ角、および/またはタイヤ1804および地面1008とのそれらの相互作用に影響する車輪アセンブリ1800の物理的構成要素は、装着型デバイス1000の一式のタイヤ1804の間で同等でなくてもよい。さらに、独立したサスペンション1600を備える装着型デバイス1000により、装着型デバイス1000の各タイヤ1804の個々の特性、および動揺への各タイヤの応答は、向上したショック吸収および/または向上した操縦性を提供するために、同じ装着型デバイスの他のタイヤ1804とは異なってもよいことが理解されるであろう。
ここで図3および4を参照すると、装着型デバイス3000の代替実施形態が示されている。装着型デバイス3000は、概して、靴3002と、フレーム3004と、取付けシステム3006とを備える。装着型デバイス3000はまた、いくつかの実施形態では、サスペンション1600と実質的に同様のサスペンションと、車輪アセンブリ1800と実質的に同様の車輪アセンブリとを備える。靴3002は、靴1200と実質的に同様であるが、取付けシステム2000の代わりに取付けシステム3006を補完するように構成されてもよい。同様に、フレーム3004は、フレーム1400と実質的に同様であるが、取付けシステム2000の代わりに取付けシステム3006を補完するように構成されてもよい。取付けシステム3006は、概して、前方接続部分3008と、後方接続部分3010とを備える。図4は、前方接続部分3008および後方接続部分3010の両方を介してフレーム3004に接続された靴3002を示す。図3は、前方接続部分3010のみを介してフレーム3004に接続された靴3002を示す。
ここで図5を参照すると、フレーム3004の斜視上面図が示されている。フレーム3004は、複数の前方ロックブロック3012と、複数の後方ロックブロック3014とを備える。この実施形態では、前方ロックブロック3012は、フレーム3004の上界面3016から略垂直方向に上向きに延在する。各前方ロックブロック3012は、概して、前方ロックブロック3012の後、右、および左範囲に開いている、陥凹スロット3018を備える、長方形の箱のような構造を備える。換言すれば、左または右側から見ると、前方ロックブロック3012は、概して、フレーム3004の後部に向かって開いている、C字形構造を備えてもよい。この実施形態では、各前方ロックブロック3012はさらに、前方ロックブロック3012の残りの部分と比較して、わずかにさらに前方に延在する傾斜壁として概して成形される、補強基礎延長部3020を備える。この実施形態では、前方ロックブロック3012は、単一の金属片からフレーム3004および前方ロックブロック3012を圧延および/または機械加工することによって、フレーム3004と一体的に形成されてもよい。しかしながら、他の実施形態では、前方ロックブロック3012は、フレーム3004とは異なる材料を含んでもよく、機械的締結具、接着剤、溶接、はんだ付け、ろう付け、および/またはロックブロック3012の前部をフレーム3004に接合する任意の他の好適な方式を使用して、フレーム3004に取り付けられてもよい。この実施形態では、前方ロックブロック3012のうちの1つが、概して、フレーム3004の前・右分岐3022と関連付けられるように設置される一方で、他方の前方ロックブロック3012は、概して、フレーム3004の前・左分岐3022と関連付けられるように設置される。代替実施形態では、前方ロックブロック3012のうちの1つ以上は、少なくとも部分的にフレーム3004の主要部3024の上に位置付けられてもよい。なおもさらに、いくつかの実施形態では、前方ロックブロック3012は、選択的に取外し可能なおよび/または便宜的に交換可能であってもよい。
この実施形態では、後方ロックブロック3014は、フレーム3004の上界面3016から略垂直方向に上向きに延在する。各後方ロックブロック3014は、概して、後方ロックブロック3014の前、右、および左範囲に開いている、陥凹スロット3018を備える、長方形の箱のような構造を備える。換言すれば、左または右側から見ると、後方ロックブロック3014は、概して、フレーム3004の前部に向かって開いている、C字形構造を備えてもよい。この実施形態では、各後方ロックブロック3014はさらに、後方ロックブロック3014の残りの部分と比較して、わずかにさらに前方に延在する傾斜壁として概して成形される、補強基礎延長部3020を備える。この実施形態では、後方ロックブロック3014は、単一の金属片からフレーム3004および後方ロックブロック3014を圧延および/または機械加工することによって、フレーム3004と一体的に形成されてもよい。しかしながら、他の実施形態では、後方ロックブロック3014は、フレーム3004とは異なる材料を含んでもよく、機械的締結具、接着剤、溶接、はんだ付け、ろう付け、および/または後方ロックブロック3014をフレーム3004に接合する任意の他の好適な方式を使用して、フレーム3004に取り付けられてもよい。この実施形態では、後方ロックブロック3014は、概して、前方ロックブロック3012が相互からオフセットされる距離よりも小さい距離によって、相互からオフセットされる。この実施形態では、後方ロックブロック3014は、実質的に主要部3024の後端に位置する。代替実施形態では、後方ロックブロック3014のうちの1つ以上は、少なくとも部分的にフレーム3004の後・左および/または後・右分岐3022の上に位置付けられてもよい。なおもさらに、いくつかの実施形態では、後方ロックブロック3014は、選択的に取外し可能なおよび/または便宜的に交換可能であってもよい。この実施形態は、2つの前方ロックブロック3012、および2つの後方ロックブロック3014のみを備えるが、代替実施形態は、より多いまたは少ない前方ロックブロック3012および後方ロックブロック3014を備えてもよいが、ロックブロック3012、3014の場所は異なってもよい。
ここで図6および7を参照すると、取付けシステム3006の後方接続部分3010のロックボックスアセンブリ3026が示されている。図6は、ロックボックス蓋3028が除去されている、部分的に組み立てられていない状態のロックボックスアセンブリ3026の直交上面図である。ロックボックスアセンブリ3026は、概して、内側ボックス空間3032を備える、実質的に長方形の箱3030を備える。内側ボックス空間3032は、誘導チャネルポート3034を介して、およびブロック開口3036のうちの一方または両方を介して、箱3030の外側からアクセス可能である。図3および4に示されるように、誘導チャネルポート3034は、概して、装着型デバイス3000の後部に向かって開いている一方で、ブロック開口3036は、概して、装着型デバイス3000の底側に向かって開いている。ブロック開口3036は、概して、内側ボックス空間3032の中への後方ロックブロック3014の少なくとも一部分の選択的進入を可能にする方式で、後方ロックブロック3014を補完するようにサイズ決定および成形される。誘導チャネルポート3034がガイドチューブ3038の内部の中へ開くように、ガイドチューブ3038がボックス3030に接続される。ロックボックスアセンブリ3026はさらに、以下でさらに詳細に説明されるように、後方ロックブロック3014の陥凹スロット3018内で選択的に受容されてもよい、バネ付勢クロスバー3040を備える。
ロックボックスアセンブリ3026は、クロスバー3040の選択的移動を可能にするように構成される、複数の特徴を備える。ガイドチューブ3038は、ガイドチューブ3038の入口3042の中へのロッド、棒、または他の適切にサイズ決定された十分剛性の部材の挿入を可能にするように構成される。剛性部材は、ガイドチューブ3038の内部を通して、および誘導チャネルポート3034を通して延在させられてもよい。いくつかの実施形態では、壁3046の間で概して捕捉される、円筒スペーサ3044は、クロスバー3040の後方部分に隣接してもよい。クロスバー3040の前方部分は、バネスライダ3048によって隣接されてもよい。バネスライダ3048は、前後方向に概して延在する、スライダチャネル3050の中で捕捉されてもよい。スライダバネ3052はまた、バネスライダ3048、クロスバー3040、および円筒スペーサ3044に提供するように、スライダチャネル3050の中に配置されてもよい。ボックス3030はさらに、ロックボックス蓋3028をボックス3030に接続するように構成される締結具を受容するための締結具開口3054を備える。ロックボックス蓋3028もまた、締結具開口3054を備える。
ここで図8を参照すると、取付けシステム3006の前方接続部分3008のキャッチブロック3056の断面の直交側面図が示されている。図3および4に示されるように、前方接続部分3008は、靴3002の底3058の中で少なくとも部分的に配置される。この実施形態では、キャッチブロック3056は、前方ロックブロック3012の少なくとも一部分を受容するようにサイズ決定され、成形され、別様に構成される、下向きのブロック入口3060を有するように構成される、実質的に剛性の長方形ブロックおよび/または梁を備える。この実施形態では、各ブロック入口3060はさらに、前方に延在し、前方ロックブロック3012の陥凹スロット3018を補完してサイズ決定される、ブロック棚3062と関連付けられる。キャッチブロック3056が、前方ロックブロック3012と界面接触するために配設される2つのブロック入口3060を備える一方で、代替実施形態では、取付けシステム3006は、例えば、2つの別個のキャッチブロック3056を備えてもよく、各キャッチブロック3056は、1つだけのブロック入口3060を備える。この実施形態では、外底3064の一部分が、陥凹スロット3018内に受容されるものとして示されている。しかしながら、代替実施形態では、外底3064は、ブロック棚3062より下側に延在しなくてもよく、したがって、ブロック棚3062は、陥凹スロット3018をより完全に充填するように垂直方向により厚くてもよい。
ここで図3−8を参照すると、装着型デバイス3000は、靴3002をフレーム3004に取り付けるように選択的に操作されてもよい。いくつかの実施形態では、靴3002をフレーム3004に取り付ける方法は、フレーム3004の上界面3016に向かって靴3002の底部を配向するステップを含んでもよい。次に、ブロック入口3060は、前方ロックブロック3012より直接上側に配向されてもよい。靴3002が図3に示されるようにわずかに屈曲されると、ブロック棚3062が、前方ロックブロック3012の陥凹スロット3018を画定する最上壁よりも垂直方向に低いように、前方ロックブロック3012がキャッチブロック3056の中へ十分進入するまで、靴3002とフレーム3004との間のオフセット距離が縮小されてもよい。次に、キャッチブロック3056のブロック棚3062が陥凹スロット3018内に受容されるように、靴3002がフレーム3004に対して前方に移動させられてもよい。次に、フレーム3004に対して前方または後方に靴3002を移動させることなく、靴3002が真っ直ぐにされてもよい。靴3002が真っ直ぐにされるにつれて、後方ロックブロック3014は、ロックボックスアセンブリ3026の内側ボックス空間3032内で部分的に受容されてもよい。靴3002をさらに真っ直ぐにする、および/またはそうでなければフレーム3004に向かって底3058を下げることによって、後方ロックブロック3014の上部分がバネ付勢クロスバー3040に接触してもよい。いくつかの実施形態では、後方ロックブロック3014がロックボックスアセンブリ3026の中へますます受容されるにつれて、後方ロックブロック3014の上部分は、クロスバー3040の前方摺動を促すように傾斜してもよい。内側ボックス空間3032の中への後方ロックブロック3014の十分な導入後に、クロスバー3040の後方バネ付勢が、クロスバー3040を後方ロックブロック3014の陥凹スロット3018の中へ進入させてもよい。いくつかの実施形態では、陥凹スロット3018の中へのクロスバー3040のそのような進入は、靴3002がフレーム3004に完全に取り付けられていることを表し得る。靴3002がフレーム3004に取り付けられると、ユーザは、装着型デバイス3000を使用してローラ輸送を開始してもよい。
いくつかの実施形態では、装着型デバイス3000は、フレーム3004から靴3002を選択的に除去するように動作可能であってもよい。フレーム3004から靴3002を除去することにおける第1のステップは、入口3042を介して、十分に剛性のロッド、いくつかの実施形態では、いわゆるT字ツール3037(図3参照)の一部分であるロッドを、ガイドチューブ3038に挿入することを含んでもよい。ガイドチューブ3038の中へ十分剛性のロッドの十分な導入後、ロッドは、円筒スペーサ3044に接触してもよい。前方力をロッドに印加することによって、円筒スペーサ3044は、壁3046に対して前方に変位させられてもよく、それにより、クロスバー3040に接触し、それを前方に変位させる。クロスバー3040の十分な変位後に、クロスバー3040は、後方ロックブロック3014の陥凹スロット3018から完全に除去されてもよい。クロスバー3040が陥凹スロット3018から除去されると、靴3002は、図4に示される位置から図3に示される位置へ屈曲されてもよい。靴3002が図3に示されるように屈曲されると、靴3002は、フレーム3004に対して後方に移動させられてもよい。フレーム3004に対する靴3002の十分な後方移動があると、ブロック棚3062は、前方ロックブロック3012の陥凹スロット3018から完全に除去されてもよい。ブロック棚3062が陥凹スロット3018から完全に除去されると、靴3002は、少なくとも後方ロックブロック3014がキャッチブロック3056内でもはや受容されなくなるまで、垂直オフセット距離を増加させることによって、フレーム3004から完全に除去されてもよい。
いくつかの実施形態では、T字ツール3037の先端は、六角ツールまたは六角レンチを備えてもよい。いくつかの実施形態では、T字ツール3037は、フレームへの靴の接続および/または除去を達成するため、ならびに車輪アセンブリおよび/またはサスペンションをフレームに取り付ける、および/または除去するために使用されてもよい。さらに、いくつかの実施形態では、ボルト頭部および/または取付けシステム作動機構の適切な構成があると、T字ツール3037等であるが、それに限定されない単一のツールは、装着型デバイスを完全またはほぼ完全に分解する、および/または組み立て直すために必要な唯一のツールとなるように構成されてもよい。
ここで図9を参照すると、ガイドチューブ3038の代替実施形態の斜視側面図が示されている。この実施形態では、ガイドチューブ3038はさらに、端部カラー3068およびチューブ壁3070を通って延在する、L字形スロット3066を備える。いくつかの実施形態では、上記の長いロッドは、ピンがチューブ壁3070によって妨害されるまで、チューブ壁3070に沿って前方にピンを通過することによって、L字形スロット3066のL字形経路に沿って進行するように構成される、半径方向に延在するピンを備えてもよい。いったんピンがチューブ壁3070によって妨害されると、ピンがスロット端3072に到達するまで、ピンがスロットを通って角度回転するように、ロッドが回転させられてもよい。いくつかの実施形態では、スロット端3072にピンがあると、ピンが、スロット端3072から始まってL字形スロット3066を通る逆経路を進行させられるまで、ロッドがガイドチューブ3038内で保持される。上記で説明される方式で、ロッドのピンをL字形スロット3066の中で選択的に係合させることによって、ロッドは、ロッドが使用中ではないときにガイドチューブ3038内で便宜的に携持され、選択的に除去され、取付けシステム3006を選択的に操作するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、T字形ルール3037は、スロット3066の中で使用するための半径方向に延在するピンを備えてもよい。
ここで図10を参照すると、カバープレート3100の斜視上面図が示されている。カバープレート3100は、いくつかの実施形態では、靴3002がフレーム3004に取り付けられていないときに、靴3002に取り付けられてもよい。いくつかの実施形態では、カバープレート3100は、例えば、ごみおよび水が、ブロック開口3036および/またはブロック入口3060を介して取付けシステム3006の中へ進入すること等であるが、それに限定されない、汚染物質の導入を低減および/または防止してもよい。いくつかの実施形態では、カバープレート3100は、プラスチック、樹脂、金属、ゴム、および/または任意の他の好適な材料を備えてもよい。この実施形態では、カバープレート3100は、フレーム3004の前方ロックブロック3012および後方ロックブロック3014の物理的配設と実質的に同様である物理的配設で、それに接続された前方ロックブロック3012および後方ロックブロック3014を有する、実質的に平坦な遮蔽体3102を備える。カバープレート3100の取付けおよび取外しは、いくつかの実施形態では、靴3002に対してフレーム3004を取り付け、取り外す上記の方法と実質的に同様であってもよい。いくつかの実施形態では、カバープレート3100の外側外形3104は、フレーム3004の外側外形の同じ形状および/または寸法を少なくとも部分的に共有してもよい。いくつかの実施形態では、カバープレート3100は、外側外形3104の周辺に沿って、および/または前方ロックブロック3012および後方ロックブロック3014のうちの1つ以上の周辺に沿って、密閉要素3106を備えてもよい。いくつかの実施形態では、カバープレート3100は、靴3002の外底3064を補完するように構成される、材料、パターン、および/または下面を備えてもよい。例えば、靴3002の上に設置されたときに、靴3002が随意でフレーム3004に取り付けられてもよいという指示をほとんど、または全く伴わずに、一貫した外底3064を有するように靴3002を見せる、カバープレート3100が提供されてもよい。
ここで図11を参照すると、カバープレート3108の斜視上面図が示されている。カバープレート3108は、カバープレート3100と実質的に同様であるが、遮蔽体3102の外側外形3104は、フレーム3004の外側外形と実質的に同じではない。代わりに、遮蔽体3102は、遮蔽体3102の前方および後方端を接合する材料の狭帯域3110を備える。そのような狭帯域3110を提供することは、カバープレート3108が屈曲することを可能にし、またはそうでなければ使用中ではないときに格納するためのより少ない空間を必要としてもよい。さらに、代替実施形態では、狭帯域3110は、遮蔽体3102の残りの部分とは異なる材料を含んでもよい。
ここで図12および13を参照すると、各々、後および前カバープレート3112、3114の斜視上面図が示されている。後カバープレート3112が、カバープレート3100の後方部分と実質的に同じである一方で、前カバープレート3114は、カバープレート3100の前方部分と実質的に同じである。いくつかの実施形態では、例えば、そうでなければカバープレート3100の前方または後方部分が他方よりも速く磨滅する場合において、別個のカバープレートを提供することが望ましくあり得る。さらに、2つのカバープレート3112、3114の格納は、より少ない空間を必要としてもよい。代替実施形態では、カバープレートは、前方ロックブロック3012および/または後方ロックブロック3014を備える、単なるプラグに分解されてもよい。
ここで図48を参照すると、取付けシステム3120の別の代替実施形態の斜視上面図が示されている。取付けシステム3120は、取付けシステム2000および取付けシステム3006の両方の特徴を備える。取付けシステム3120は、フレーム3122の前方部分を靴に取り付ける際に使用するための前方ロックブロック3012を備える。取付けシステム3120はさらに、フレーム3122の後方部分を靴に取り付ける際に使用するための保持器2004を備える。保持器2004用の作動機構は、ここで詳細に説明される。この実施形態では、保持器2004は、ボタン3126を押すことによって、および回転ディスク3128の移動を介して、フレーム3122の陥凹経路3124に沿って選択的に作動させられる。より一般的には、回転ディスク3128は、フレーム3122の略円筒陥凹3130内に携持される。2つの陥凹経路3124が、円筒陥凹3130から離れる方向に延在する。一方の陥凹経路3124が、概してフレーム3122の左後分岐に向かって延在する一方で、他方の陥凹経路3124は、概してフレーム3122の右後分岐に向かって延在する。回転ピン3131が、円筒陥凹3130内で実質的に中央に位置し、回転ディスク3128が回転ピン3131の周囲で回転させられ得るように、回転ディスク3128は、回転ピン3130を受容する。この実施形態では、ボタン3126は、回転ディスク3128から垂直方向に上向きに延在するボタンピン3132を受容するための開口を有する、細長い棒である。ボタンピン3132は、回転ディスク3128の中心から離れた第1の半径方向距離に位置する。2つの保持器アームピン3134が、回転ディスク3128から垂直方向に上向きに延在し、保持器アームピン3134の各々は、回転ディスク3128の中心から離れた第2の半径方向距離に位置する。この実施形態では、第2の半径方向距離は、第1の半径方向距離よりも大きい。この実施形態では、保持器2004は、保持器アーム3136の開口の中へ保持器アームピン3134を受容する保持器アーム3136によって、回転ディスク3128に連結される。
なおもさらに、回転ディスク3128は、回転ディスク3128の半径方向に湾曲したスロット3140の中に捕捉された回転バネ3138によって、回転付勢される。圧縮された回転バネ3138の一方の端が、上から見ると時計回りに回転するように回転ディスク3128を付勢する一方で、バネ3138の他方の端は、フレーム3122からスロット3140の中へ上向きに延在する、剛性バネピン3142に対して作用する。加えて、取付けシステム3120は、回転ディスク3128の外周に沿って形成された切り込み3146に係合するようにバネ付勢される、ロックレバー3144を備える。ロックレバー3144と切り込み3146との間のそのような係合は、回転ディスク3128の不慮の反時計回り回転を防止する。ロックレバー3144と回転ディスク3128との間の接触を中断するために、バネ付勢解放ボタン3148が、回転ディスク3128を解放する位置までロックレバー3144を回転させるように、フレーム3122に向かって内向きに押される。
動作中、最初に、キャッチブロック3056と実質的に同様のキャッチブロックを使用して、靴の前方部分をフレーム3122に取り付けることによって、靴がフレーム3122に接合されてもよい。次に、スタッド2002と実質的に同様のスタッドが、靴の後方部分をフレーム3122に取り付けるために使用されてもよい。取付けシステム3120は、保持器2004に対して陥凹経路3124の中へスタッドが十分に進入すると、靴がフレーム3122に完全に接合されたと見なされ得るように、バネ付勢される。最初に、回転ディスク3128の移動を解除するように、解放ボタン3148を通り越して担持することによって、靴がフレーム3122から解放されてもよい。移動が解除されると、ボタン3126は、回転ディスク3128を回転させるように押され得、それにより、スタッド2002から保持器2004を引き離す。保持器2004がスタッド2002から離されると、靴の後方部分がフレーム3122から持ち上げられてもよい。次に、靴は、キャッチブロック3056から前方ロックブロック3012を断絶するように、フレームに対して後方に移動させられてもよい。最終的に、前方ロックブロック3012がブロック入口3060から完全に除去されるまで、靴の前部がフレーム3122から垂直方向に離されてもよい。
ここで図49を参照すると、区分化足土台3160の直交上面図が示されている。いくつかの実施形態では、区分化足土台3160は、底1204、中底1222、および中央底1226のうちの1つ以上の一部分を形成してもよい。区分化足土台3160は、概して、底1204、中底1222、および中央底1226のうちの1つ以上と実質的に同じ外側外形3162を備える。しかしながら、区分化足土台3160は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)障壁3164によって分離される、複数の離散部品に分割される。区分化足土台3160は、いくつかの実施形態では、足土台構成物質3166のうちのいずれか1つが、隣接する足土台構成物質3166に対する垂直移動のために自由であるように、あまり制限的ではない方式で、種々の足土台構成物質3166の垂直移動を可能にする。いくつかの実施形態では、足土台構成物質3166のうちの1つ以上は、一体的に形成されてもよいが、足土台構成物質3166の間で相対的垂直変位を可能にするように構成される特徴を伴う。区分化足土台3160は、隣接する足土台構成物質3166の間の垂直移動を分断し、それにより、各足土台構成物質3166が、他の足土台構成物質3166の垂直場所を考慮せずに、垂直方向に上下に移動することを可能にする。代替実施形態では、区分化足土台は、4つよりも多いまたは少ない足土台構成要素を備えてもよく、足土台構成物質3166および関連障壁3164は、異なって成形されてもよく、および/または実質的に垂直な壁以外である壁を備える、障壁3164を備えてもよい。例えば、代替実施形態では、図49に示される2つの後足土台構成物質3166は、単一の足土台構成物質として組み合わせられてもよく、それにより、3つの足土台構成物質を提供する。代替として、図49の足土台構成物質のうちの1つ以上は、異なって成形されてもよく、および/または障壁3164等の障壁によって同様に分離される複数の足土台構成物質に分割される。さらに、足土台構成物質3166の相対的垂直変位が上記で説明されるが、いくつかの実施形態では、この実施形態での足土台である、足土台構成物質3166はまた、前方、後方、左、および/または右方向へ、相互に対して、および/または1つ以上の障壁に対して移動してもよい。足土台構成物質3166は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)プラスチックを含んでもよいが、他の実施形態では、足土台構成物質3166は、任意の他の好適な材料を含んでもよい。動作中、区分化足土台3160のユーザは、種々の足土台構成物質3166の間の重量分布を改変することによって、力を種々の車輪アセンブリにより効率的に伝達してもよい。そのようなものとして、ユーザは、右側車輪アセンブリと比較して、左側車輪アセンブリに印加される力を増加させるように、左側構成物質3166に置かれた重量を増加させてもよい。したがって、区分化足土台3160は、従来の足土台を通して力を伝達することと比較して、力を選択された車輪アセンブリに選択的に伝達することに関して、あまり制限的ではない機構を提供する。
ここで図50を参照すると、雌車軸ボルト3170および雄車軸ボルト3172の斜視側面図が示されている。雌車軸ボルト3170は、スロット容器よりもむしろ六角頭部容器を備えること、より短い長さを備えること、刻み付き端面3174を備えること、および刻み付き端面3174まで実質的に完全に延在する内部ネジ山を備えること含むが、それらに限定されない、いくつかの方法で雌車軸ボルト1604とは異なる。雄車軸ボルト3172は、少なくとも、スロット容器よりもむしろ六角頭部容器を備えることによって、およびボルト頭部とネジ山との間にいずれの段部も備えないことによって、雄車軸ボルト1606から作用する。場合によっては、ボルト3170、3172の上記の特徴のうちの1つ以上は、ボルト3170、3172の噛合時に、ボルト3170、3172を分断するために必要とされる力を増加させてもよい。いくつかの実施形態では、雌車軸ボルト3170および雄車軸ボルト3172のうちの一方または両方の長さは、サスペンション1600における作用または遊びを和らげるように調整されてもよい。
ここで図51を参照すると、サスペンションブロック3190の代替実施形態の直交側面図が示されている。この実施形態では、サスペンション空洞3192は、いわゆる「D穴」を形成するように弦3198によって接合された自由端を有する、円形部分3196を備える外形3194を備える。いくつかの実施形態では、外形3194の使用が、サスペンション空洞3192内での最上層1608、1610の回転の事例を低減してもよい。いくつかの実施形態では、最上層1608、1610は、D穴サスペンションブロック3190を補完するように構成されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、最上層1608、1610は、サスペンションブロック3190のD穴と実質的に同様に成形される外側外形を備えてもよい。
いくつかの実施形態では、303ステンレス鋼、1018CR鋼、6061アルミニウム、バネ鋼、7075アルミニウム、および/またはニッケルめっきを施した鋼鉄のうちの1つ以上を含んでもよい。いくつかの実施形態では、構成要素は、約20Aから約120Aデュロメータのポリウレタン、約75Dポリウレタン、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)プラスチック、樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、1つ以上の種類のゴム、ナイロン等のポリアミド、ポリオキシメチレン(POM)、アセタール、ポリアセタール、またはDelrin等のポリホルモアルデヒドデルリン、ポリプロピレンHD、および/または成形プラスチックを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される、装着型デバイスは、装着型デバイスのユーザの足を少なくとも部分的に受け入れるように構成される、靴であって、足の裏と選択的に接触するために構成される足界面を備える、靴と、回転軸と実質的に一致する車軸の周りでの車輪アセンブリの少なくとも一部分の回転に応じて、地面に対して選択的に転がるように構成される、車輪アセンブリと、靴と車輪アセンブリとの間に接続されるフレームであって、靴と車輪アセンブリとの間で力を選択的に伝達するように構成される、フレームであって、地面から垂直方向にオフセットされた隙間面を備える、フレームとを備えてもよい。いくつかの実施形態では、地面と足界面との間の距離、および地面と足界面との間の空間のうちの少なくとも1つは、車輪アセンブリが地面と接触し、地面に対して選択的に転がるように設置されるときに、装着型デバイスおよびユーザの少なくとも1つに対する低い重心を提供するように選択される。いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、車輪アセンブリの一部分が、足界面よりも垂直方向に高く位置する、隙間面が、足界面と少なくとも部分的に一致する、隙間面が、足界面よりも垂直方向に低く位置する、車軸の少なくとも一部分が、隙間面よりも垂直方向に高く位置する、車軸の少なくとも一部分が、足界面よりも垂直方向に高く位置する、および隙間面が地面から垂直方向にオフセットされる距離が、車輪アセンブリの全体直径よりも小さい、のうちの少なくとも1つであるように、構成される。装着型デバイスはさらに、複数の車輪アセンブリと、複数の車軸とを備えてもよく、複数の車軸は、車軸のうちのいずれも回転軸を共有しないように、異なる回転軸と実質的に一致する。装着型デバイスはさらに、4つの車輪アセンブリを備えてもよい。いくつかの実施形態では、回転軸は、地面が実質的に平面的であるとき、および装着型デバイスが実質的に無負荷状態であるときに、地面と実質的に平行である。いくつかの実施形態では、回転軸は、フレームに対して移動可能である。いくつかの実施形態では、回転軸は、靴に対して移動可能である。いくつかの実施形態では、回転軸は、フレームに対して移動可能である。いくつかの実施形態では、車輪アセンブリは、回転の中心の周りで選択的に旋回するように構成される。いくつかの実施形態では、回転の中心は、回転軸と一致している。いくつかの実施形態では、回転の中心は、隙間面よりも垂直方向に高い。いくつかの実施形態では、回転の中心は、車軸の内側の半分の長さに沿って位置する。いくつかの実施形態では、回転の中心は、車軸の外側の半分の長さに沿って位置する。いくつかの実施形態では、回転の中心は、実質的に車軸の長さの中間点において、車軸に沿って位置する。いくつかの実施形態では、回転の中心は、フレームに対して実質的に固定される。いくつかの実施形態では、フレームは、サスペンションの一部分を受容するように構成される、サスペンション空洞を備えてもよく、回転の中心は、サスペンション空洞内に位置してもよい。いくつかの実施形態では、サスペンション空洞は、空洞軸を有する貫通穴を備える。いくつかの実施形態では、空洞軸は、隙間面に対して垂直方向により高く位置する。いくつかの実施形態では、空洞軸は、隙間面に対して実質的に固定される。いくつかの実施形態では、足界面の少なくとも一部分は、装着型デバイスに少なくとも部分的に垂直方向に印加されている力に応じて、空洞軸に対して垂直方向に移動可能である。いくつかの実施形態では、空洞軸は、隙間面と実質的に平行である。いくつかの実施形態では、空洞軸は、装着型デバイスの前後方向に対して実質的に直角である。いくつかの実施形態では、装着型デバイスの前方・後方方向は、装着型デバイスの並進面と実質的に平行である。いくつかの実施形態では、並進面は、隙間面に対して実質的に直角であり、並進面は、概して、装着型デバイスの前後方向に延在する。いくつかの実施形態では、車輪アセンブリは、実質的に回転の中心に関連している部分的な球状スイープの中で選択的に回転するように構成される。いくつかの実施形態では、部分的な球状スイープは、回転の中心から延在するスイープ半径を備える。いくつかの実施形態では、部分的な球状スイープは、回転の中心を包まない。いくつかの実施形態では、部分的な球状スイープは、フレームに対する車輪アセンブリの可動域を少なくとも部分的に画定する。いくつかの実施形態では、部分的な球状スイープは、車輪アセンブリが靴に直接接触することを防止するようにサイズ決定される。いくつかの実施形態では、部分的な球状スイープに沿って車輪アセンブリを移動させることに対する抵抗は、実質的に線形である。いくつかの実施形態では、部分的な球状スイープに沿って車輪アセンブリを移動させることに対する抵抗は、非線形である。いくつかの実施形態では、フレームは、サスペンションの一部分を受容するように構成されるサスペンション空洞を備えてもよく、車軸の少なくとも一部分は、サスペンション空洞内に受容される。いくつかの実施形態では、車軸は、サスペンションの構成要素である。いくつかの実施形態では、サスペンションの弾性的に変形可能な材料は、サスペンション空洞内に受容される車軸の一部分と、サスペンション空洞を少なくとも部分的に画定する壁との間に配置される。いくつかの実施形態では、サスペンションの弾性的に変形可能な最上層の一部分は、車軸とサスペンション空洞を少なくとも部分的に画定する壁との間に、少なくとも部分的に配置される。いくつかの実施形態では、サスペンションの少なくとも2つの弾性的に変形可能な最上層の各々の少なくとも一部分は、サスペンション空洞内に受容される。いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、複数の車輪アセンブリと、複数のサスペンションとを備えてもよく、各サスペンションは、1つだけの車輪アセンブリおよび1つだけのサスペンションと関連付けられる。いくつかの実施形態では、各サスペンションは、少なくとも1つの弾性的に変形可能な最上層を備える。いくつかの実施形態では、弾性的に変形可能な最上層のうちの少なくとも1つは、ウレタンを含む。いくつかの実施形態では、各サスペンションは、複数のサスペンション空洞のうちの異なるものによって少なくとも部分的に円周方向に拘束される。いくつかの実施形態では、サスペンションは、隙間面よりも実質的に上側に位置する。いくつかの実施形態では、隙間面は、サスペンションの変形に応じて、地面に対して選択的に移動可能である。いくつかの実施形態では、フレームは、概して装着型デバイスの前後方向に延在する主要部を備えてもよい。いくつかの実施形態では、主要部は、概して、隙間面に対して実質的に直角であり、装着型デバイスの前後方向に対して斜めである、主要部正中面を備える。いくつかの実施形態では、フレームは、実質的に中心の主要部と、主要部から延在する複数の分岐とを備える。いくつかの実施形態では、フレームは、実質的にX字形である。いくつかの実施形態では、主要部は、概して、隙間面に対して実質的に直角であり、装着型デバイスの前後方向に対して斜めである、主要部正中面を備え、分岐のうちの少なくとも1つは、隙間面に対して実質的に直角であり、外角で主要部正中面に概して交差する、分岐正中面を備える。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの分岐は各々、分岐正中面を備え、分岐正中面は、不等外角で主要部に交差する。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの分岐は、全長が同等でない。いくつかの実施形態では、主要部および分岐のうちの少なくとも1つは、長さが調整可能である。いくつかの実施形態では、フレームの少なくとも一部分は、靴に埋め込まれる。いくつかの実施形態では、フレームの少なくとも一部分は、靴と一体的に形成される。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される、装着型デバイスは、靴と、各車輪アセンブリが、関連回転軸の周囲で地面に対して選択的に転がるように構成される、複数の車輪アセンブリと、車輪アセンブリとフレームの間に接続されるフレームであって、主要部と、主要部から延在する複数の分岐とを備える、フレームであって、分岐の各々は、複数の車輪アセンブリのうちの少なくとも1つへの接続のために構成される、フレームとを備えてもよい。いくつかの実施形態では、靴の少なくとも一部分は、車輪アセンブリのうちの少なくとも1つが地面と接触し、車輪アセンブリのうちの少なくとも1つが地面に対して選択的に転がるように設置されるときに、フレームの少なくとも一部分よりも垂直方向に高く位置する。いくつかの実施形態では、靴の少なくとも一部分は、フレームの隙間面よりも垂直方向に低く位置する。いくつかの実施形態では、フレームの少なくとも一部分は、靴に埋め込まれる。いくつかの実施形態では、主要部は、地面に対して実質的に直角であり、概して装着型デバイスの前後方向に沿って延在する、主要部正中面を備える。いくつかの実施形態では、複数の車輪アセンブリのうちの少なくとも1つは、概して、主要部正中面の左側にあり、複数の車輪アセンブリのうちの少なくとも1つは、概して、主要部正中面の右側に位置する。いくつかの実施形態では、複数の分岐のうちの少なくとも1つは、概して、主要部正中面の左側にあり、複数の分岐のうちの少なくとも1つは、概して、主要部正中面の右側に位置する。いくつかの実施形態では、分岐の各々の場所は、回転軸の場所を少なくとも部分的に画定する。いくつかの実施形態では、各分岐は、外角で主要部正中面に交差する分岐正中面を備える。いくつかの実施形態では、分岐のうちの少なくとも2つと関連付けられる外角は、値が同等でない。いくつかの実施形態では、装着型デバイスはさらに、4つの分岐と、4つの車輪アセンブリとを備えてもよい。いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、4つの分岐と、4つの関連外角とを備えてもよく、外角の各々は、異なる値を備える。いくつかの実施形態では、装着型デバイスはさらに、4つの分岐を備えてもよく、4つの分岐の各々は、異なる全長を備える。いくつかの実施形態では、装着型デバイスはさらに、4つの分岐を備えてもよく、4つの分岐の各々は、異なる全長を備え、分岐の各々は、異なる外角値で主要部正中面に交差する分岐正中面を備える。いくつかの実施形態では、主要部は、フレームの最下部分と一致する隙間面と、垂直方向に最も高い位置で靴に接触するフレームの上界面との間で垂直方向に延在する。いくつかの実施形態では、主要部は、フレームの最下部分を備える。いくつかの実施形態では、分岐は、フレームの最下部分を備える。いくつかの実施形態では、主要部は、上界面を備える。いくつかの実施形態では、分岐は、上界面を備える。いくつかの実施形態では、上界面は、靴内で少なくとも部分的に受容される。いくつかの実施形態では、上界面は、靴底切抜き外形内で少なくとも部分的に受容される。いくつかの実施形態では、上界面は、靴の外底に対して実質的に隣接される。いくつかの実施形態では、車輪アセンブリの各々は、等しいオフセット距離によって、靴底外側外形から実質的にオフセットされる。いくつかの実施形態では、分岐の各々は、関連分岐から実質的に垂直方向に延在する、サスペンションブロックを備える。いくつかの実施形態では、サスペンションブロックの各々は、サスペンションの少なくとも一部分を受容するためのサスペンション空洞を備える。いくつかの実施形態では、サスペンション空洞の各々は、装着型デバイスの略左右方向に延在する、空洞軸を備える。いくつかの実施形態では、空洞軸の各々は、装着型デバイスが無負荷状態であるときに実質的に同一平面上にある。いくつかの実施形態では、空洞軸の各々は、フレームに対して実質的に固定される。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、靴の前底と関連付けられる。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、靴の後底と関連付けられる。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、靴の前底と関連付けられ、少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、靴の後底と関連付けられる。いくつかの実施形態では、靴の後底と関連付けられる2つの分岐は各々、靴の前底と関連付けられる2つの分岐よりも長さが短い。いくつかの実施形態では、靴の後底と関連付けられる2つの分岐と関連付けられる、車輪アセンブリは、靴の前底と関連付けられる2つの分岐と関連付けられる、車輪アセンブリが、装着型デバイスの左右方向に分離される距離よりも小さい距離によって、装着型デバイスの左右方向に分離される。いくつかの実施形態では、前・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、前・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの前後方向にオフセットされる。いくつかの実施形態では、後・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの前後方向にオフセットされる。いくつかの実施形態では、前・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの左右方向にオフセットされる。いくつかの実施形態では、前・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの左右方向にオフセットされる。いくつかの実施形態では、前・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、前・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの前後方向にオフセットされ、後・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの左右方向にオフセットされ、前・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの左右方向にオフセットされ、前・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの左右方向にオフセットされる。いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、人間のユーザの右足とともに使用するために構成される。いくつかの実施形態では、前・左車輪アセンブリは、後・左車輪アセンブリの左側に位置し、前・右車輪アセンブリの前方に位置する。いくつかの実施形態では、前・右車輪アセンブリは、後・右車輪アセンブリの右側に位置し、前・左車輪アセンブリの後方に位置する。いくつかの実施形態では、後・左車輪アセンブリは、前・右車輪アセンブリの右側に位置し、後・右車輪アセンブリの後方に位置する。いくつかの実施形態では、後・右車輪アセンブリは、前・右車輪アセンブリの左側に位置し、後・左車輪アセンブリの前方に位置する。いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、人間のユーザの左足とともに使用するために構成される。いくつかの実施形態では、前・左車輪アセンブリは、後・左車輪アセンブリの左側に位置し、前・右車輪アセンブリの後方に位置する。いくつかの実施形態では、前・右車輪アセンブリは、後・右車輪アセンブリの右側に位置し、前・左車輪アセンブリの前方に位置する。いくつかの実施形態では、後・左車輪アセンブリは、前・左車輪アセンブリの右側に位置し、後・右車輪アセンブリの前方に位置する。いくつかの実施形態では、後・右車輪アセンブリは、前・右車輪アセンブリの左側に位置し、後・左車輪アセンブリの後方に位置する。いくつかの実施形態では、後・左車輪アセンブリおよび後・右車輪アセンブリは、ユーザの踵と関連付けられる。いくつかの実施形態では、前・左車輪アセンブリおよび前・右車輪アセンブリは、ユーザの足の母指球と関連付けられる。いくつかの実施形態では、フレームは、外側外形段差を備えてもよい。いくつかの実施形態では、フレームは、部品マウントを備えてもよい。いくつかの実施形態では、フレームは、遷移表面を備えてもよい。いくつかの実施形態では、フレームは、質量低減空洞を備えてもよい。いくつかの実施形態では、フレームは、保持器チャネルを備えてもよい。いくつかの実施形態では、フレームは、カバープレートを受容するように構成されるプレートインデントを備えてもよい。いくつかの実施形態では、カバープレートは、スタッド開口を備えてもよい。いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、4つの車輪アセンブリを備えてもよく、各車輪アセンブリは、別個の明確に異なる回転軸を備える。いくつかの実施形態では、各分岐は、1つだけの車輪アセンブリをフレームに接続する。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイス用のサスペンションは、車軸の長さに沿って少なくとも部分的に円周方向に制約されるように構成される車軸を備えてもよく、車軸は、車軸によって携持される車輪アセンブリの回転軸と実質的に一致するサスペンションのサスペンション軸に沿って位置する回転の中心の周りで移動可能である。いくつかの実施形態では、車軸の少なくとも一部分は、貫通穴内に受容される。いくつかの実施形態では、サスペンションはさらに、少なくとも1つの弾性的に変形可能な最上層を備えてもよい。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの最上層は、少なくとも部分的に貫通穴内に受容される。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの最上層は、ウレタンを含む。いくつかの実施形態では、最上層の少なくとも一部分は、車軸の周囲に円周方向に、かつ貫通穴内に位置する。いくつかの実施形態では、車軸は、ボルト頭部を備える。いくつかの実施形態では、ボルト頭部は、貫通穴からオフセットされ、最上層の少なくとも一部分は、ボルト頭部と貫通穴との間に位置する。いくつかの実施形態では、車軸は、少なくとも部分的に貫通穴内に位置する隆起を備える。いくつかの実施形態では、ボルト頭部は、貫通穴の直径よりも大きい直径を備える。いくつかの実施形態では、最上層の少なくとも一部分は、貫通穴と車輪アセンブリとの間に位置する。いくつかの実施形態では、サスペンションスペーサは、最上層と車輪アセンブリとの間に位置する。いくつかの実施形態では、車輪アセンブリは、サスペンションスペーサに隣接する摩擦低減被覆を備える。いくつかの実施形態では、車軸は、雌車軸ボルトと、相補的な雄車軸ボルトとを備える。いくつかの実施形態では、雌車軸ボルトおよび雄車軸ボルトのうちの少なくとも1つは、一体的な相対位置保持器特徴を備える。いくつかの実施形態では、一体的な相対位置保持器特徴は、雌車軸ボルトおよび相補的な雄車軸ボルトのうちの少なくとも1つの刻み付き面を備える。いくつかの実施形態では、サスペンションはさらに、少なくとも部分的に貫通穴内に受容され、貫通穴の内側端から少なくとも部分的に延在する、内側最上層と、少なくとも部分的に貫通穴内に受容され、貫通穴の外側端から少なくとも部分的に延在する、外側最上層とを備えてもよい。いくつかの実施形態では、貫通穴の内側端から延在する、内側最上層の一部分は、車軸のボルト頭部によって制約する。いくつかの実施形態では、貫通穴の外側端から延在する、外側最上層の一部分はサスペンションスペーサによって制約する。いくつかの実施形態では、車軸は、2つの相補的な構成要素を備える。いくつかの実施形態では、2つの相補的な構成要素の各々の少なくとも一部分は、車輪アセンブリ内に受容される。いくつかの実施形態では、回転の中心は、回転軸と実質的に一致し、サスペンション軸、回転軸、および回転の中心の各々は、回転軸の周囲での車輪アセンブリの回転中に、およびサスペンションの動揺中に、一致したままである。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される、装着型デバイスは、装着型デバイスのユーザの足を少なくとも部分的に受け入れるように構成される、靴であって、足の裏と選択的に接触するために構成される足界面を備える、靴と、回転軸と実質的に一致する車軸の周りでの車輪アセンブリの少なくとも一部分の回転に応じて、地面に対して選択的に転がるように構成される、車輪アセンブリと、靴と車輪アセンブリとの間に接続されるフレームであって、靴と車輪アセンブリとの間で力を選択的に伝達するように構成される、フレームであって、地面から垂直方向にオフセットされた隙間面を備える、フレームと、フレームへの靴の選択的取付けのための取付けシステムとを備えてもよい。いくつかの実施形態では、取付けシステムは、付勢保持器を備える。いくつかの実施形態では、付勢保持器の少なくとも一部分は、フレーム内に携持される。いくつかの実施形態では、取付けシステムは、靴底を通して形成される少なくとも1つのスタッド開口を備える。いくつかの実施形態では、取付けシステムは、少なくとも1つのスタッド開口の中への選択的挿入のために構成される、少なくとも1つのスタッドを備える。いくつかの実施形態では、取付けシステムはさらに、付勢保持器を付勢するように構成されるバネを備える。いくつかの実施形態では、バネの少なくとも一部分は、フレーム内に携持される。いくつかの実施形態では、スタッドは、付勢開口に対する回転のためのカムインデントを備える。いくつかの実施形態では、スタッドは、付勢保持器との選択的な相互作用のためのフックを備える。いくつかの実施形態では、フックは、付勢保持器の鈍鋸歯状突起との選択的な相互作用のために構成される。いくつかの実施形態では、スタッドは、360度未満のスタッドの回転に応じて、付勢保持器に対する取付け位置と、保持器に対する取外し位置との間で移動可能である。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの取付けシステムは、フレームの複数の分岐の各々と関連付けられる。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの取付けシステムは、複数の車輪アセンブリの各々と関連付けられる。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送の方法は、ローラ輸送をユーザに選択的に提供するように構成される装着型デバイスを取り付けるステップと、装着型デバイスのローラ要素を実質的に除外して、生成される歩行移動に応じて、ユーザの速度を増加させるステップと、ユーザの速度を増加させた後に、ローラ要素を地面と係合させるステップとを含んでもよい。いくつかの実施形態では、歩行移動は、少なくとも部分的に、主に装着型デバイスの靴の前底を使用して走ることによって生成される。いくつかの実施形態では、歩行移動は、少なくとも部分的に、主に装着型デバイスの靴の前底を使用して歩くことによって生成される。いくつかの実施形態では、歩行移動は、ローラ要素を地面と係合させた後に繰り返される。いくつかの実施形態では、方法はさらに、地面に対して装着型デバイスの一部分を引きずることによって、ユーザの速度を減少させるステップを含んでもよい。いくつかの実施形態では、装着型デバイスの車輪アセンブリは、地面に対して引きずられる。いくつかの実施形態では、装着型デバイスの靴の一部分は、地面に対して引きずられる。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される、装着型デバイスは、装着型デバイスのユーザの足を少なくとも部分的に受け入れるように構成される、靴であって、足の裏と選択的に接触するために構成される足界面を備える、靴と、回転軸と実質的に一致する車軸の周りでの車輪アセンブリの少なくとも一部分の回転に応じて、地面に対して選択的に転がるように構成される、車輪アセンブリと、靴と車輪アセンブリとの間に接続されるフレームであって、靴と車輪アセンブリとの間で力を選択的に伝達するように構成される、フレームであって、地面から垂直方向にオフセットされた隙間面を備える、フレームとを備えてもよい。いくつかの実施形態では、(1)地面と足界面との間の距離、および(2)地面と足界面との間の空間のうちの少なくとも1つは、車輪アセンブリが地面と接触し、地面に対して選択的に転がるように設置されるときに、装着型デバイスおよびユーザの少なくとも1つに対する低い重心を提供するように選択される。いくつかの実施形態では、装着型デバイスは、(1)車輪アセンブリの一部分が、足界面よりも垂直方向に高く位置する、(2)隙間面が、足界面と少なくとも部分的に一致する、(3)隙間面が、足界面よりも垂直方向に低く位置する、(4)車軸の少なくとも一部分が、隙間面よりも垂直方向に高く位置する、(5)車軸の少なくとも一部分が、足界面よりも垂直方向に高く位置する、および(6)隙間面が地面から垂直方向にオフセットされる距離が、車輪アセンブリの全体直径よりも小さい、のうちの少なくとも1つであるように、構成される。いくつかの実施形態では、装着型デバイスはさらに、複数の車輪アセンブリを備えてもよく、足界面の少なくとも一部分は、車輪アセンブリのうちの少なくとも1つの少なくとも一部分よりも低い。いくつかの実施形態では、装着型デバイスはさらに、複数の車軸であって、車軸のうちのいずれも回転軸を共有しないように、異なる回転軸と実質的に一致する、複数の車軸をさらに備えてもよく、足界面の少なくとも一部分は、車軸のうちの少なくとも1つの少なくとも一部分よりも低い。いくつかの実施形態では、車軸のうちの少なくとも1つは、車軸の回転の中心の周りで選択的に旋回する、端部を備える。いくつかの実施形態では、車軸の端部は、足界面よりも高い第1の位置と、足界面よりも低い第2の位置との間で回転可能である。いくつかの実施形態では、回転の中心は、足界面の少なくとも一部分よりも高い。いくつかの実施形態では、フレームは、サスペンションの一部分を受容するように構成される、サスペンション空洞を備えてもよい。いくつかの実施形態では、回転の中心は、前記サスペンション空洞内に位置する。いくつかの実施形態では、回転の中心は、足界面よりも低く位置する。いくつかの実施形態では、回転の中心は、足界面よりも高く位置する。いくつかの実施形態では、足界面の少なくとも一部分は、サスペンション空洞に対して垂直方向に移動可能である。いくつかの実施形態では、車軸のうちの少なくとも1つの両端は、回転の中心に関連している部分的な球状スイープにおいて、回転の中心の周りで回転可能である。いくつかの実施形態では、各車輪アセンブリは、少なくとも1つのサスペンションと関連付けられる。いくつかの実施形態では、サスペンションの各々は、足界面に対する関連車輪アセンブリの移動を可能にするように、独立して動作可能である。いくつかの実施形態では、フレームは、上から見ると実質的にX字形である。いくつかの実施形態では、フレームの少なくとも一部分は、靴に埋め込まれる。いくつかの実施形態では、サスペンションのうちの少なくとも1つは、サスペンション空洞内で少なくとも部分的に携持される、ウレタン最上層を備える。いくつかの実施形態では、フレームの少なくとも一部分は、靴と一体的に形成される。いくつかの実施形態では、フレームは、主要部と、主要部から延在する4つの分岐とを備え、4つの分岐の各々は、1つのサスペンションおよび1つの車輪アセンブリと関連付けられる。いくつかの実施形態では、(1)4つの分岐の各々は、異なる長さを有する、および(2)4つの分岐の各々は、上から見ると異なる角度で主要部から延在する、のうちの少なくとも1つである。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイスは、靴と、各車輪アセンブリが関連回転軸の周りで地面に対して選択的に転がるように構成される複数の車輪アセンブリと、車輪アセンブリの間に接続されるフレームであって、フレームは、主要部と、主要部から延在する複数の分岐とを備え、分岐の各々は、複数の車輪アセンブリのうちの少なくとも1つへの接続のために構成される、フレームとを備えてもよい。いくつかの実施形態では、靴の少なくとも一部分は、車輪アセンブリのうちの少なくとも1つが地面と接触し、車輪アセンブリのうちの少なくとも1つが地面に対して選択的に転がるように設置されるときに、フレームの少なくとも一部分よりも垂直方向に高く位置する。いくつかの実施形態では、フレームの少なくとも一部分は、靴に埋め込まれる。いくつかの実施形態では、主要部は、地面に対して実質的に直角であり、装着型デバイスの前後方向に概して沿って延在する、主要部正中面を備える。いくつかの実施形態では、複数の分岐のうちの少なくとも1つは、概して、主要部正中面の左側にあり、複数の分岐のうちの少なくとも1つは、概して、主要部正中面の右側に位置する。いくつかの実施形態では、各分岐は、外角で主要部正中面に交差する分岐正中面を備える。いくつかの実施形態では、分岐のうちの少なくとも2つと関連付けられる外角は、値が同等でない。いくつかの実施形態では、装着型デバイスはさらに、4つの分岐を備えてもよく、4つの分岐の各々は、異なる全長を備え、分岐の各々は、異なる外角値で主要部正中面に交差する分岐正中面を備える。いくつかの実施形態では、主要部は、フレームの最下部分と一致する隙間面と、垂直方向に最も高い位置で靴に接触するフレームの上界面との間で垂直方向に延在する。いくつかの実施形態では、主要部は、フレームの最下部分を備える。いくつかの実施形態では、分岐は、フレームの最下部分を備える。いくつかの実施形態では、主要部は、上界面を備える。いくつかの実施形態では、上界面は、靴内で少なくとも部分的に受容される。いくつかの実施形態では、上界面は、靴底切抜き外形内で少なくとも部分的に受容される。いくつかの実施形態では、分岐の各々は、関連分岐から実質的に垂直方向に延在するサスペンションブロックを備える。いくつかの実施形態では、サスペンションブロックの各々は、サスペンションの少なくとも一部分を受容するためのサスペンション空洞を備える。いくつかの実施形態では、サスペンション空洞の各々は、装着型デバイスの略左右方向に延在する空洞軸を備える。いくつかの実施形態では、少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、靴の前底と関連付けられ、少なくとも2つの分岐および少なくとも2つの関連空洞軸は、靴の後底と関連付けられる。いくつかの実施形態では、靴の後底と関連付けられる2つの分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、靴の前底と関連付けられる2つの分岐と関連付けられる車輪アセンブリが、装着型デバイスの左右方向に分離される距離よりも小さい距離によって、装着型デバイスの左右方向に分離される。いくつかの実施形態では、前・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、前・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの前後方向にオフセットされ、後・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの前後方向にオフセットされ、前・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・左分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの左右方向にオフセットされ、前・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリは、後・右分岐と関連付けられる車輪アセンブリに対して装着型デバイスの左右方向にオフセットされる。いくつかの実施形態では、主要部および分岐のうちの少なくとも1つは、長さが調整可能である。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイス用のサスペンションは、車軸の長さに沿って少なくとも部分的に円周方向に制約するように構成される車軸を備えてもよく、車軸は、車軸によって携持される車輪アセンブリの回転軸と実質的に一致する、サスペンションのサスペンション軸に沿って位置する回転の中心の周りで移動可能である。いくつかの実施形態では、車軸の少なくとも一部分は、貫通穴内に受容される。いくつかの実施形態では、サスペンションはさらに、少なくとも1つの弾性的に変形可能な最上層を備えてもよい。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの最上層は、少なくとも部分的に貫通穴内に受容される。いくつかの実施形態では、少なくとも1つの最上層は、ウレタンを含む。いくつかの実施形態では、最上層の少なくとも一部分は、車軸の周りで円周方向に、かつ貫通穴内に位置する。いくつかの実施形態では、車軸は、ボルト頭部を備える。いくつかの実施形態では、ボルト頭部は、貫通穴からオフセットされ、最上層の少なくとも一部分は、ボルト頭部と貫通穴との間に位置する。いくつかの実施形態では、車軸は、少なくとも部分的に貫通穴内に位置する隆起を備える。いくつかの実施形態では、ボルト頭部は、貫通穴の直径よりも大きい直径を備える。いくつかの実施形態では、最上層の少なくとも一部分は、貫通穴と車輪アセンブリとの間に位置する。いくつかの実施形態では、サスペンションスペーサは、最上層と車輪アセンブリとの間に位置する。いくつかの実施形態では、車輪アセンブリは、サスペンションスペーサに隣接する摩擦低減被覆を備える。いくつかの実施形態では、車軸は、雌車軸ボルトと、相補的な雄車軸ボルトとを備える。いくつかの実施形態では、雌車軸ボルトおよび雄車軸ボルトのうちの少なくとも1つは、一体的な相対位置保持器特徴を備える。いくつかの実施形態では、一体的な相対位置保持器特徴は、雌車軸ボルトおよび相補的な雄車軸ボルトのうちの少なくとも1つの刻み付き面を備える。いくつかの実施形態では、サスペンションはさらに、少なくとも部分的に貫通穴内に受容され、貫通穴の内側端から少なくとも部分的に延在する内側最上層と、少なくとも部分的に貫通穴内に受容され、貫通穴の外側端から少なくとも部分的に延在する外側最上層とを備えてもよい。いくつかの実施形態では、貫通穴の内側端から延在する内側最上層の一部分は、車軸のボルト頭部によって制約する。いくつかの実施形態では、回転の中心は、回転軸と実質的に一致し、サスペンション軸、回転軸、および回転の中心の各々は、回転軸の周りでの車輪アセンブリの回転中に、およびサスペンションの動揺中に、一致したままである。いくつかの実施形態では、車軸の端部は、実質的に、回転の中心に対する部分的な球状スイープで、選択的に回転するように構成される。
いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される、装着型デバイスは、装着型デバイスのユーザの足を少なくとも部分的に受け入れるように構成される靴であって、足の裏と選択的に接触するために構成される足界面を備える、靴と、回転軸と実質的に一致する車軸の周りでの車輪アセンブリの少なくとも一部分の回転に応じて、地面に対して選択的に転がるように構成される車輪アセンブリと、靴と車輪アセンブリとの間に接続されるフレームであって、フレームは、靴と車輪アセンブリとの間で力を選択的に伝達するように構成され、地面から垂直方向にオフセットされた隙間面を備える、フレームと、フレームへの靴の選択的取付けのための取付けシステムとを備えてもよい。いくつかの実施形態では、取付けシステムは、付勢保持器を備える。いくつかの実施形態では、付勢保持器の少なくとも一部分は、フレーム内に携持される。いくつかの実施形態では、取付けシステムは、靴底を通して形成される少なくとも1つのスタッド開口を備える。いくつかの実施形態では、取付けシステムは、少なくとも1つのスタッド開口の中への選択的な挿入のために構成される少なくとも1つのスタッドを備える。いくつかの実施形態では、取付けシステムはさらに、付勢保持器を付勢するように構成されるバネを備える。いくつかの実施形態では、バネの少なくとも一部分は、フレーム内に携持される。いくつかの実施形態では、スタッドは、付勢開口に対する回転のためのカムインデントを備える。いくつかの実施形態では、スタッドは、付勢保持器との選択的な相互作用のためのフックを備える。いくつかの実施形態では、フックは、付勢保持器の鈍鋸歯状突起との選択的な相互作用のために構成される。いくつかの実施形態では、スタッドは、360度未満の前記スタッドの回転に応じて、付勢保持器に対する取付け位置と、保持器に対する取外し位置との間で移動可能である。いくつかの実施形態では、取付けシステムは、フレームの中心主要部と関連付けられる。いくつかの実施形態では、取付けシステムの一部分は、主要部の内部空洞内に携持される。いくつかの実施形態では、ローラ輸送を選択的に提供するように構成される装着型デバイス用の取付けシステムは、靴によって携持される第1の特徴と、フレームによって携持される第2の特徴とを備えてもよい。いくつかの実施形態では、第1の特徴と第2の特徴とは、相補的に成形され、第1の特徴および第2の特徴のうちの少なくとも1つは、第1の特徴および第2の特徴のうちの他方に選択的に係合するように付勢される。いくつかの実施形態では、第1の特徴は、靴底に形成される開口を備え、第2の特徴の少なくとも一部分は、開口を通した少なくとも部分的な挿入によって、靴内に受容されるように構成される。いくつかの実施形態では、第1の特徴および第2の特徴に選択的に係合するように構成される付勢機構は、靴によって携持される。いくつかの実施形態では、第1の特徴および第2の特徴に選択的に係合するように構成される付勢機構は、フレームによって携持される。いくつかの実施形態では、取付けシステムはさらに、靴底を通ってフレームの内部の中へ選択的に延在する、構成要素を備えてもよい。いくつかの実施形態では、取付けシステムはさらに、第1の特徴および前記第2の特徴の選択的係合に影響を及ぼすように、ツールが通過させられてもよい、靴底に形成される通路を備えてもよい。いくつかの実施形態では、第1の特徴は、静的構造であり、第2の特徴は、動的機構である。
少なくとも1つの実施形態が開示され、当業者によって行われる実施形態および/または実施形態の特徴の変更、組み合わせ、および/または修正は、本開示の範囲内である。実施形態の特徴を組み合わせること、統合すること、および/または省略することに起因する代替実施形態もまた、本開示の範囲内にある。数値範囲または制限が明示的に規定され、そのような明白な範囲または制限は、明示的に規定された範囲または制限内に入る類似規模の反復範囲または限定(例えば、約1から約10インチは、2、3、4等を含む、0.10以上は、0.11、0.12、0.13等を含む)を含むと理解されるべきである。例えば、下限RIおよび上限Ruを有する数値範囲が開示されるときはいつでも、範囲内に入る任意の数が具体的に開示される。具体的には、範囲内の以下の数字が具体的に開示され、R=RI+k(Ru−RI)であって、kは、1パーセント増分によって1パーセントから100パーセントに及ぶ変数であり、すなわち、kは、1パーセント、2パーセント、3パーセント、4パーセント、5パーセント、...50パーセント、51パーセント、52パーセント、...95パーセント、96パーセント、97パーセント、98パーセント、99パーセント、または100パーセントである。また、上記で定義されるような2つのRの数字によって画定される任意の数値範囲もまた、具体的に開示される。請求項の任意の要素に関する「随意で」という用語の使用は、要素が必要とされるか、または代替として要素が必要とされないことを意味し、両方の代替案は請求項の範囲内にある。備える、含む、および有する等のより広義の用語の使用は、〜から成る、本質的に〜から成る、および実質的に〜で構成される等の狭義の用語の支持を提供すると理解されるべきである。したがって、保護の範囲は、上記で設定される説明によって限定されないが、以下に続く請求項によって定義され、その範囲は、請求項の主題の全ての同等物を含む。ありとあらゆる請求項が、さらなる開示として本明細書に組み込まれ、請求項は、本発明の実施形態である。さらに、本明細書の請求項は、特定の従属関係を備えるものとして提供されるが、任意の請求項が任意の他の請求項に従属してもよく、任意の代替実施形態が、種々の請求項の特徴を組み合わせること、統合すること、および/または省略することに起因してもよく、および/または請求項の変化する従属関係、任意のそのような代替実施形態、およびそれらの同等物もまた、本開示の範囲内であることが検討される。

Claims (1)

  1. 明細書に記載された発明。
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