JP2015535284A - プロピニルアミノインダン経皮組成物 - Google Patents

プロピニルアミノインダン経皮組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2015535284A
JP2015535284A JP2015540716A JP2015540716A JP2015535284A JP 2015535284 A JP2015535284 A JP 2015535284A JP 2015540716 A JP2015540716 A JP 2015540716A JP 2015540716 A JP2015540716 A JP 2015540716A JP 2015535284 A JP2015535284 A JP 2015535284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transdermal composition
composition according
transdermal
pressure sensitive
sensitive adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015540716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6050896B2 (ja
Inventor
ハムリン,リチャード・ディー
ジェイン,アミット
ウェン,チャンイェー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teikoku Pharma USA Inc
Original Assignee
Teikoku Pharma USA Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teikoku Pharma USA Inc filed Critical Teikoku Pharma USA Inc
Publication of JP2015535284A publication Critical patent/JP2015535284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6050896B2 publication Critical patent/JP6050896B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7023Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
    • A61K9/703Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms characterised by shape or structure; Details concerning release liner or backing; Refillable patches; User-activated patches
    • A61K9/7084Transdermal patches having a drug layer or reservoir, and one or more separate drug-free skin-adhesive layers, e.g. between drug reservoir and skin, or surrounding the drug reservoir; Liquid-filled reservoir patches
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7023Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms
    • A61K9/703Transdermal patches and similar drug-containing composite devices, e.g. cataplasms characterised by shape or structure; Details concerning release liner or backing; Refillable patches; User-activated patches
    • A61K9/7038Transdermal patches of the drug-in-adhesive type, i.e. comprising drug in the skin-adhesive layer
    • A61K9/7046Transdermal patches of the drug-in-adhesive type, i.e. comprising drug in the skin-adhesive layer the adhesive comprising macromolecular compounds
    • A61K9/7053Transdermal patches of the drug-in-adhesive type, i.e. comprising drug in the skin-adhesive layer the adhesive comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon to carbon unsaturated bonds, e.g. polyvinyl, polyisobutylene, polystyrene
    • A61K9/7061Polyacrylates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/13Amines
    • A61K31/135Amines having aromatic rings, e.g. ketamine, nortriptyline
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/30Macromolecular organic or inorganic compounds, e.g. inorganic polyphosphates
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/14Drugs for disorders of the nervous system for treating abnormal movements, e.g. chorea, dyskinesia
    • A61P25/16Anti-Parkinson drugs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Psychology (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

プロピニルアミノインダン(たとえば、ラサギリン)経皮組成物を提供する。これらの経皮組成物の観点は、プロピニルアミノインダン、感圧接着剤(アクリレートコポリマーおよびカチオン性アクリルコポリマーを含む)を含有する、マトリックスを含む。これらの経皮組成物の使用方法、およびこれらの経皮組成物を収容したキットも提供される。【選択図】図1

Description

関連出願の引照
35 U.S.C. §119(e)に従って、本出願はUnited States Provisional Application Serial No. 61/722,044, 2012年11月2日出願の出願日に対する優先権を主張し、その開示内容を本明細書に援用する。
モノアミンオキシダーゼ(MAO)類は、モノアミン、たとえばドーパミンを含めたモノアミン神経伝達物質の酸化を触媒する酵素である。神経伝達物質の不活性化に際してMAOが果たす役割のため、MAO機能異常(たとえば、MAO活性過剰または過小)は多数の神経障害に関与すると考えられる。たとえば異常に高いかまたは低い体内MAOレベルは、うつ病、統合失調症、物質乱用、注意欠陥障害、偏頭痛、および性成熟不正と関連づけられてきた。
MAOは2つの主タイプ、A型MAO(MAO−A)およびB型MAO(MAO−B)でみられる。MAO−Bはより多く脳に存在し、そこでシナプス内へ放出された後のドーパミンの分解に関与する。パーキンソン病はドーパミンを利用して細胞のシグナルを伝達する細胞の死を特徴とし、その結果、全般的なシナプスシグナル強度が低下してパーキンソン病関連症状が増大する。
ラサギリン(Rasagiline)(すなわち、(R)−N−(プロパ−2−イニル)−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−アミンまたはR(+)−N−プロパルギル−1−アミノインダン(商品名Azilect(登録商標)))は、モノアミンオキシダーゼ(MAO)の不可逆的阻害剤であり、A型MAOよりB型MAOに対して選択的である。ラサギリンは、シナプスにおけるドーパミンの分解を阻害することにより、シグナル伝達ニューロンがより多くの放出ドーパミンをその後の再利用のために再吸収するのを可能にし、それによりドーパミン産生量の低減を代償することができる。
プロピニルアミノインダン(たとえば、ラサギリン)経皮組成物を提供する。これらの経皮組成物の観点は、プロピニルアミノインダン、感圧接着剤(アクリレートコポリマーおよびカチオン性アクリルコポリマーを含む)を含有する、マトリックスを含む。これらの経皮組成物の使用方法、およびこれらの経皮組成物を収容したキットも提供される。
図1は、本明細書に記載する経皮有効薬剤製剤の態様の断面図を示す。 図2Aおよび2Bは、種々の製剤について、時間(2つのサンプリング時点間の中間点)の関数としてのフラックス(flux)のグラフを示す。 図2Aおよび2Bは、種々の製剤について、時間(2つのサンプリング時点間の中間点)の関数としてのフラックス(flux)のグラフを示す。
プロピニルアミノインダン(たとえば、ラサギリン)経皮組成物を提供する。これらの経皮組成物の観点は、プロピニルアミノインダン、感圧接着剤(アクリレートコポリマーおよびカチオン性アクリルコポリマーを含む)を含有する、マトリックスを含む。これらの経皮組成物の使用方法、およびこれらの経皮組成物を収容したキットも提供される。
本発明をより詳細に記載する前に、記載した具体的態様はもちろん変更できるので本発明がそれらの態様に限定されないことを理解すべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲のみによって限定されるので、本明細書中で用いる技術用語は具体的態様を記載する目的のためのものにすぎず、限定のためのものではないことも理解すべきである。
ある範囲の数値を提示した場合、その範囲の上限と下限の間にある各数値(そうではないことが状況から明らかに指示されない限り下限の単位の10分の1まで)およびその指定した範囲の他のいずれかの指定した数値または間にある数値は本発明に包含されることを理解すべきである。指定した範囲におけるいずれか具体的に除外した限界に従って、これらのより小さな範囲の上限および下限は独立してそれらのより小さな範囲に含めることができ、同様に本発明に包含される。指定した範囲がそれらの限界のうちいずれか一方または両方を含む場合、これらの含まれる限界のうちいずれかまたは両方を除外した範囲も本発明に含まれる。
ある範囲は、本明細書中でその前に用語“約”を付けた数値で提示される。用語“約”は本明細書中で、その用語の後にある数字そのものに対して、およびその用語の後にある数字に近似または類似する数字に対して、文字による支持を与えるために用いられる。ある数字が具体的に列記した数字に近似または類似するかどうかを判定する際に、列記されていない近似または類似する数字は、それが提示された状況において、具体的に列記した数字の実質的な均等物を提供する数字であればよい。
別途定義しない限り、本明細書中で用いるすべての技術用語および科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者が一般に理解しているものと同じ意味をもつ。本明細書に記載したものと類似または同等な方法および材料はいずれも本発明を実施または試験する際に同様に使用できるが、代表的な例示となる方法および材料を以下に記載する。
本明細書中で引用したすべての刊行物および特許は、それぞれ個々の刊行物または特許を援用すると具体的かつ個別に指示したと同様に本明細書に援用され、それらに関して刊行物を引用した方法および/または材料を開示および記述するために本明細書に援用される。いずれかの刊行物の引用は本出願日以前のそれの開示内容についてであり、本発明が先の発明によってその公表以前の日付である資格をもたないことを認めたものと解釈すべきではない。さらに、提示された公表日は実際の公表日とは異なる可能性があり、それをそれぞれに確認する必要がある。
本明細書および特許請求の範囲で用いるものとして、単数形“a”、“an”、および“the”は、そうではないことが状況から明らかに指示されない限り複数表記を含むことを留意する。さらに、特許請求の範囲はいずれかの任意要素を排除するように作成されている可能性があることを留意する。したがって、この記述は、権利請求要素の列記に関して“単に(solely)”、“のみ(only)”などの除外用語の使用、または“否定的”限定の使用に対する前提基準として用いるためのものである。
この開示内容を読むと当業者に明らかになるように、本明細書に記載および説明した個々の態様はそれぞれ別個の構成要素および特徴をもち、それらは本発明の範囲または精神から逸脱することなく他の幾つかの態様のいずれかの特徴から容易に分離でき、あるいはそれらと組み合わせることができる。列記した方法はいずれも列記した事象順序で、または論理的に可能な他のいずれかの順序で実施できる。
本発明の種々の態様をさらに記載するに際して、最初に経皮組成物の観点をより詳細に概説し、続いてこれらの経皮送達システムを使用する態様の詳細な記載、およびこれらの経皮送達システムを収容したキットの概説を行なう。
プロピニルアミノインダン経皮組成物
前記に概説したように、プロピニルアミノインダン経皮組成物を提供する。本発明の経皮組成物は、対象の皮膚の表面に局所適用した際に、有効薬剤、具体的にはプロピニルアミノインダンを対象に経皮送達するように構成された製剤である。本発明の組成物はプロピニルアミノインダン有効薬剤層を含み、その際、プロピニルアミノインダン有効薬剤層は、その組成物を対象に局所適用した際に対象に療法有効量のプロピニルアミノインダン有効薬剤の複数日間の送達をもたらすように配合される。複数日間の送達とは、組成物を対象の皮膚部位に適用した際に療法有効量を対象に1日以上、たとえば2日以上、たとえば3日以上、たとえば5日以上−これは7日以上、たとえば10日以上を含む−の期間、供給するように層が配合されていることを意味する。療法有効量とは、組成物を対象の皮膚部位にそれの所期の適用期間、適用した際に、たとえば7日間以内の適用で、希望する療法活性をもたらす全身量のプロピニルアミノインダンを供給することを意味する。ある態様において、組成物は目標用量の有効薬剤の送達をもたらす;すなわち、0.5mg/日以上を1週間(すなわち、7日間または168時間)にわたって送達し、これは1.0mg/日以上を1週間にわたって、たとえば10mg/日以上を1週間にわたって送達することを含む。
本発明の特定の態様に従った経皮組成物は、療法に十分なプロピニルアミノインダン有効薬剤のフラックスを長期間にわたって示す。そのフラックスがみられる長期間は多様であってよく、ある場合には24時間以上、たとえば48時間以上であり、これは72時間以上、たとえば96時間以上を含み、120時間以上、たとえば144時間以上、たとえば168時間以上を含む。実際のフラックスは変動する可能性があるが、ある場合には(たとえば、後記の実験のセクションに報告する皮膚透過アッセイ法を用いて測定して)0.5μg/cm/時以上、たとえば1μg/cm/時以上−これは2μg/cm/時以上を含む−の皮膚透過速度が組成物によりもたらされる。
経皮組成物のサイズ(すなわち、面積)は多様であってよい。特定の態様において、組成物のサイズは希望する有効薬剤経皮フラックス速度および目標用量を考慮して選択される。たとえば、経皮フラックスが3.4μg/cm/時であり、目標用量が5mg/日である場合、経皮組成物は約43cmの面積をもつように選択される。あるいは、たとえば経皮フラックスが3.4μg/cm/時であり、目標用量が10mg/日である場合、経皮パッチは約87cmの面積をもつように選択される。特定の態様において、製剤は皮膚部位に適用した際に10〜200cm、たとえば20〜150cm−これは40〜140cmを含む−の範囲の面積の皮膚を覆うように選択された寸法をもつ。
組成物のプロピニルアミノインダン有効薬剤層は多様な厚さであってよい。ある場合には、有効薬剤層(すなわち、マトリックス)の厚さは25〜250マイクロメートル、たとえば50〜200マイクロメートル−これは100〜150マイクロメートルを含む−の範囲の厚さである。
本発明の態様に従った経皮組成物の観点は、それらが貯蔵安定性であることである。貯蔵安定性とは、有効薬剤の有意の分解および/または有意の活性低下なしにそれらの組成物を長期間貯蔵できることを意味する。特定の態様において、本発明の組成物は、25℃で無菌条件下に保持した場合、6か月以上、たとえば1年以上−これは2年以上、たとえば3年以上などを含む−安定である。ある場合には、組成物中の有効薬剤の初期量に対して約60℃で少なくとも1か月間貯蔵した後の組成物中の有効薬剤の量の比率は、92%以上、93%以上、たとえば94%以上であり、これは95%以上またはそれ以上を含み、96%以上、97%以上、98%以上を含み、99%以上を含む。
ある態様において、本発明の組成物は、プロピニルアミノインダン有効薬剤層、バッキング層および剥離層を含む。たとえば図1は本発明の態様による組成物1を示し、この組成物1はバッキング層2、プロピニルアミノインダン有効薬剤層3(すなわち、マトリックス)、および剥離ライナー4を含む。マトリックスはある場合に2以上の識別可能な層から構成されてもよいが、ある場合にはマトリックスは全体的に均一な組成をもつ単一の均一層である。これらの層それぞれについて以下にさらに詳細に記載する。
マトリックス
前記に概説したように、本発明の経皮組成物は、バッキングの表面上に存在する有効薬剤含有マトリックスを含む。着目されるマトリックス層は、感圧接着剤中に存在するある量のプロピニルアミノインダン有効薬剤を含有する。着目されるプロピニルアミノインダンには、次式で記載される化合物が含まれる:
式中のRはH、−OR、または
であり、RはC−Cアルキルであり、RはHまたはC−Cアルキルである。ある場合には、プロピニルアミノインダンはN−プロパルギル−1−アミノインダン(すなわち、ラサギリン)である。
プロピニルアミノインダン有効薬剤は、マトリックス中に遊離塩基または塩として存在することができる。医薬的に許容できる塩には、メシル酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、エシル酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、安息香酸塩、酢酸塩、リン酸塩および硫酸塩が含まれるが、これらに限定されない。さらに、プロピニルアミノインダンは、有効薬剤のラセミ混合物として、または純粋な鏡像異性体、たとえばRもしくはL鏡像異性体として存在してもよい。
ある場合には、マトリックス中のプロピニルアミノインダンは専らR(+)−N−プロパルギル−1−アミノインダン遊離塩基である。ある場合には、プロピニルアミノインダンは専らR(+)−N−プロパルギル−1−アミノインダンメシル酸塩である。
マトリックス中に存在するプロピニルアミノインダンの量は多様であってよい。ある態様において、その量は5重量%以上、たとえば10重量%以上、たとえば14重量%以上であってもよい。ある場合には、その経皮製剤中のプロピニルアミノインダンの量は、5mgから50mgまで、たとえば10mgから40mgまで−これは15mgから30mgまでを含む−の範囲であってもよい。
前記に概説したように、マトリックスは感圧接着剤を含有する。用語“感圧接着剤”、“自己接着剤”、および“自己粘着性接着剤”は、圧力をかけた際に接着剤を表面と接着させる結合を形成する接着剤を意味する。ある場合には、接着剤はその接着剤を活性化するのに溶剤、水または熱を必要としないものである。感圧接着剤について、結合強度はその接着剤を表面に適用するために用いる圧力の量に比例する。
着目される感圧接着剤には、有機溶剤中に存在するアクリレートコポリマーが含まれる。着目されるアクリレートコポリマーには種々のモノマーのコポリマーが含まれ、それらは“軟質”モノマー、“硬質”モノマー、および所望により“機能性”モノマーであってもよい。同様に着目されるのは、そのようなコポリマーを含有するブレンドである。アクリレートコポリマーは、二元ポリマー(すなわち、2種類のモノマーで作成されたもの)、三元ポリマー(すなわち、3種類のモノマーで作成されたもの)、もしくは四元ポリマー(すなわち、4種類のモノマーで作成されたもの)を含めたコポリマー、またはよりさらに多数のモノマーから作成されたコポリマーから構成できる。アクリレートコポリマーには、架橋および非架橋ポリマーを含めることができる。ポリマーを既知の方法により架橋させて希望するポリマーを得ることができる。
それからアクリレートコポリマーを製造するモノマーには、アクリル酸、アクリル酸アルキル、メタクリル酸アルキル、共重合性二次モノマーを含む群から選択される少なくとも2種類またはそれ以上の代表的成分が含まれる。着目されるモノマー(“軟質”および“硬質”モノマー)には下記のものが含まれるが、それらに限定されない:アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルブチル、メタクリル酸2−エチルブチル、アクリル酸イソオクチル、メタクリル酸イソオクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸デシル、メタクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、メタクリル酸ドデシル、アクリル酸トリデシル、メタクリル酸トリデシル、アクリロニトリル、アクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸メトキシエチルなど。アクリル系接着剤モノマーの他の例は、Satas, “Acrylic Adhesives”,Handbook of Pressure-Sensitive Adhesive Technology, 2nd ed., pp. 396-456 (D. Satas, ed.), Van Nostrand Reinhold, New York(1989)に記載されている。幾つかの業者から入手できるアクリル系接着剤が、商品名AROSET、DUROTAK、EUDRAGIT、GELVA、およびNEOCRYLで販売されている。
マトリックスの感圧接着剤成分中に存在することができる(少なくとも調製に際して、たとえば後記の実験のセクションに記載するように、加工中の何らかの乾燥前に)着目される有機溶剤は多様であってよい。着目される有機溶剤には下記のものが含まれるが、それらに限定されない:酢酸エチル、ヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、アセチルアセトン、トルエンおよびキシレン。感圧接着剤中の固体のパーセントは多様であってよく、ある場合には35から65%まで、たとえば35から50%までの範囲である。
ある場合に着目されるのは、接着剤のアクリレートポリマーがペンダント官能基、たとえば−OH、−COOHなどを欠如した感圧接着剤である。ある態様において、感圧接着剤はDuroTak(登録商標) 87−9301(Henkel,ニュージャージー州ブリッジウォーター)の組成と同一であるかあるいはそれと実質的に同一である組成をもつことができる。ここで用いる用語“実質的に同一”は、有機溶剤溶液中における−COOH官能基を欠如したアクリレートコポリマーであって、ここに記載する機能性を備えた組成物を表わす。具体的には、着目されるのは官能基を欠如したアクリレートコポリマーを含有し、酢酸エチルおよびシクロヘキサンの両方を含有する溶剤系中に存在する感圧接着剤組成物であり、その際、組成物中の固体のパーセントは30から40%まで、たとえば33から37%までの範囲、たとえば36%である。ある態様において、アクリル系感圧接着剤はDuroTak(登録商標) 87−9301である。ある態様において、接着剤はGelva 7883、すなわち−COOH基を欠如したアクリレート ビニルアセテートを含有する感圧接着剤の組成と同一であるかあるいはそれと実質的に同一である組成をもつことができる。ある態様において、アクリル系感圧接着剤はGelva 7883である。ある態様において、接着剤はGelva 2999、すなわち−COOH基を欠如した感圧接着剤の組成と同一であるかあるいはそれと実質的に同一である組成をもつことができる。ある態様において、アクリル系感圧接着剤はGelva 2999である。
ある場合には、官能基を欠如したポリマーを含む感圧接着剤は、マトリックスの50から95重量%まで、たとえば60から90重量%まで−これは75から90重量%までを含む−を構成することができる。
プロピニルアミノインダンが遊離塩基として存在する場合、マトリックスは、有効薬剤、および感圧接着剤、たとえばDuroTak(登録商標) 87−9301またはGelva 7883またはGelva 2999感圧接着剤からなることができる。
ある場合、たとえばプロピニルアミノインダンが塩として存在する場合は、マトリックスはさらに弱塩基、たとえばカチオン性アクリルコポリマーを含有することができる。ある観点において、マトリックスはプロピニルアミノインダン(たとえば、ラサギリン)および感圧接着剤からなり、その際、感圧接着剤はアクリレートコポリマーおよびカチオン性アクリルコポリマーからなり、その際、アクリレートコポリマーはペンダント官能基を欠如している。着目されるカチオン性アクリルコポリマーは、2種類以上の異なるモノマー残基のポリマーであり、その際、それらの残基のうち少なくとも1種類はアクリル残基、たとえばアクリレートまたはメタクリレートであり、それらの残基のうち少なくとも1種類はカチオン性ペンダント基、たとえばアミノペンダント基を含み、その際、これらの特徴はそのコポリマーを構成する同一モノマー残基に含まれてもよく、異なるモノマー残基に含まれてもよい。希望する場合、カチオン性アクリルコポリマーはアミノ化メタクリレートコポリマーであってもよい。アミノ化メタクリレートコポリマーは、たとえば2:1:1の比率で存在するメタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ブチルおよびメタクリル酸メチルのコポリマーであってもよい。ある場合には、アミノ化メタクリレートコポリマーは次式により記載できる:
ある場合には、アミノ化メタクリレートコポリマーの平均分子量は25,000から75,000ダルトンまで、たとえば30,000から60,000ダルトンまで−これは45,000から55,000ダルトンまでを含む−の範囲である。
着目されるのは、Eudragit(登録商標) E100、Eudragit(登録商標) E POおよび/またはEudragit(登録商標) E 12,5アミノ化メタクリレートコポリマーと実質的に同一のアミノ化メタクリレートコポリマーである。ここで用いる実質的に同一という用語は、アミノ化メタクリレートコポリマーが組成物に対してEudragit(登録商標) E100、Eudragit(登録商標) E POおよび/またはEudragit(登録商標) E 12,5アミノ化メタクリレートコポリマーと同一の機能効果をもつことを意味する。ある場合には、アミノ化メタクリレートコポリマーはEudragit(登録商標) E100、Eudragit(登録商標) E POおよび/またはEudragit(登録商標) E 12,5アミノ化メタクリレートコポリマーである。カチオン性アクリルコポリマーが存在する場合、その量はマトリックスの1から15重量%まで、たとえば2から10重量%まで−これは4から8重量%までを含む−の範囲の量で存在することができる。弱塩基として同様に着目されるのは、トリエタノールアミンなどの作用剤である。トリエタノールアミンが存在する場合、その量はマトリックスの1から15重量%まで、たとえば2から10重量%まで−これはマトリックスの2から8重量%まで、たとえば2から4重量%までを含む−の範囲の量で存在することができる。
ある場合には、マトリックスはさらに、たとえば極性機能性モノマー残基をもつアクリレートコポリマーを含有することにより機能性を示す1種類以上の追加の感圧接着剤を含有することができる。着目されるのは、−COOH官能基を備えたモノマー残基、すなわちペンダント−COOH基をもつ残基をもつポリマーを含む感圧接着剤である。言い換えると、そのポリマーは−COOH基が結合している残基を含む。−COOH官能基を備え、それからそのような接着剤のポリマーを製造できる有用なカルボン酸モノマーは、約3から約6個の炭素原子を含むことができ、それには特にアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸などが含まれる。アクリル酸、メタクリル酸およびその混合物を特定の態様に使用する。ある態様において、接着剤は−COOH官能基を含むアクリレートコポリマーを含有することができ、それは下記のものと同一であるかあるいはそれらと実質的に同一である:DuroTak(登録商標) 87−2353;DuroTak(登録商標) 87−2052;DuroTak(登録商標) 87−2979;DuroTak(登録商標) 87−2074;DuroTak(登録商標) 87−235A;DuroTak(登録商標) 87−2852;DuroTak(登録商標) 87−2051;DuroTak(登録商標) 87−2054;DuroTak(登録商標) 87−2677;DuroTak(登録商標) 87−2194;DuroTak(登録商標) 87−2196;DuroTak(登録商標) 87−2100およびDuroTak(登録商標) 87−2825(Henkel,ニュージャージー州ブリッジウォーター)。ある態様において、この追加の感圧接着剤は下記のものと同一であるかあるいはそれらと実質的に同一であってもよい:DuroTak(登録商標) 87−2353;DuroTak(登録商標) 87−2052;DuroTak(登録商標) 87−2979;DuroTak(登録商標) 87−2074;DuroTak(登録商標) 87−235A;DuroTak(登録商標) 87−2852;DuroTak(登録商標) 87−2051;DuroTak(登録商標) 87−2054;DuroTak(登録商標) 87−2677;DuroTak(登録商標) 87−2194;DuroTak(登録商標) 87−2196;DuroTak(登録商標) 87−2100またはDuroTak(登録商標) 87−2825(Henkel,ニュージャージー州ブリッジウォーター)。ここで用いる用語“実質的に同一”は、有機溶剤溶液中におけるアクリレート ビニルアセテートコポリマーであって、本明細書に記載する機能性を備えた組成物を表わす。カルボキシル官能基をもつポリマーを含むそのような追加の感圧接着剤が存在する場合、その量はマトリックスの35重量%以下、たとえば30重量%以下−これは25重量%以下、たとえば20重量%以下を含む−の量で存在することができ、マトリックスの1から15重量%まで、たとえば2から10重量%までの範囲の量で存在することができる。
本明細書に記載するマトリックスは、経皮吸収促進剤を含有することができる。経皮吸収促進剤は、対象の皮膚による有効薬剤の吸収を助成することができる。経皮吸収促進剤は有効薬剤の経皮吸収だけでなく対象の皮膚を通した有効薬剤の経皮透過も助成できるので、経皮透過促進剤とも呼ぶことができる。
経皮吸収促進剤には下記のものを含めることができるが、それらに限定されない:脂肪族アルコール、たとえば、限定ではないが、12〜22個の炭素原子をもつ飽和または不飽和高級アルコール、たとえばオレイルアルコールおよびラウリルアルコール;脂肪酸、たとえば、限定ではないが、リノール酸、オレイン酸、リノレン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸およびパルミチン酸;脂肪酸エステル、たとえば、限定ではないが、ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピルおよびパルミチン酸イソプロピル;アルコールアミン、たとえば、限定ではないが、トリエタノールアミン、塩酸トリエタノールアミン、およびジイソプロパノールアミン;多価アルコールアルキルエーテル、たとえば、限定ではないが、多価アルコール、たとえばグリセロール、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジグリセロール、ポリグリセロール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ソルビタン、ソルビトール、イソソルビド、メチルグルコシド、オリゴ糖、および還元オリゴ糖のアルキルエーテル:その際、多価アルコールアルキルエーテル中のアルキル基部分の炭素原子数は、好ましくは6〜20である;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、たとえば、限定ではないが、アルキル基部分の炭素原子数が6〜20でありかつポリオキシエチレン鎖の反復単位(たとえば、−O−CHCH−)の数が1〜9であるポリオキシエチレンアルキルエーテル、たとえば、限定ではないが、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、およびポリオキシエチレンオレイルエーテル;グリセリド(すなわち、グリセロールの脂肪酸エステル)、たとえば、限定ではないが、6〜18個の炭素原子をもつ脂肪酸のグリセロールエステル:その際、グリセリドはモノグリセリド(すなわち、1つの脂肪酸鎖にエステル結合により共有結合したグリセロール分子)、ジグリセリド(すなわち、2つの脂肪酸鎖にエステル結合により共有結合したグリセロール分子)、トリグリセリド(すなわち、3つの脂肪酸鎖にエステル結合により共有結合したグリセロール分子)、またはその組合わせであってよく、グリセリドを形成する脂肪酸成分にはオクタン酸、デカン酸、ドデカン酸、テトラデカン酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸(すなわち、ステアリン酸)およびオレイン酸が含まれるが、これらに限定されない;多価アルコールの中鎖脂肪酸エステル;乳酸アルキルエステル;二塩基酸アルキルエステル;アシル化アミノ酸;ピロリドン;ピロリドン誘導体;ならびにその組合わせ。
他のタイプの経皮吸収促進剤には、乳酸、酒石酸、1,2,6−ヘキサントリオール、ベンジルアルコール、ラノリン、水酸化カリウム(KOH)、およびトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンが含まれるが、これらに限定されない。
経皮吸収促進剤の具体例には、グリセロールモノオレエート(GMO)、ソルビタンモノラウレート(SML)、ソルビタンモノオレエート(SMO)、ラウレス−4(laureth-4)(LTH)、およびその組合わせが含まれるが、これらに限定されない。
ある場合には、マトリックスは経皮吸収促進剤を2%から25%(w/w)まで、たとえば5%から20%(w/w)まで−これは5%から15%(w/w)までを含む−の範囲の量で含有する。特定の場合には、マトリックスは経皮吸収促進剤を約5%(w/w)、約10%(w/w)、約15%(w/w)、または約20%(w/w)の量で含有する。
ある態様において、マトリックス層は水に不溶性である。水に不溶性とは、マトリックス層を水に1日以上、たとえば1週間以上の期間−これは1か月以上を含む−浸漬でき、溶解したとしても観察できるほどの溶解をほとんど示さないこと、たとえば全く示さないことを意味する。
バッキング
前記にまとめたように、着目される経皮組成物はバッキング(すなわち、支持体層)を含んでもよい。バッキングは、対象の希望する局所位置と密着させることができる程度に柔軟であってよい。バッキングは、有効薬剤を吸収せずかつ有効薬剤を支持体の側から放出させない材料から作成することができる。バッキングは不織布、織布、フィルム(シートを含む)、多孔体、発泡体、紙、フィルムを不織布または織布に積層することにより得られた複合材料、およびその組合わせを含むことができるが、これらに限定されない。
不織布には下記のものを含めることができるが、それらに限定されない:ポリオレフィン樹脂、たとえばポリエチレンおよびポリプロピレン;ポリエステル樹脂、たとえばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートおよびポリエチレンナフタレート;レーヨン、ポリアミド、ポリ(エステルエーテル)、ポリウレタン、ポリアクリル樹脂、ポリビニルアルコール、スチレン−イソプレン−スチレンコポリマー、およびスチレン−エチレン−プロピレン−スチレンコポリマー;ならびにその組合わせ。織布には下記のものを含めることができるが、それらに限定されない:綿、レーヨン、ポリアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリビニルアルコール、およびその組合わせ。フィルムには下記のものを含めることができるが、それらに限定されない:ポリオレフィン樹脂、たとえばポリエチレンおよびポリプロピレン;ポリアクリル樹脂、たとえばポリメタクリル酸メチルおよびポリメタクリル酸エチル;ポリエステル樹脂、たとえばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートおよびポリエチレンナフタレート;ならびにさらに、セロファン、ポリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコールコポリマー、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル、フッ素樹脂、スチレン−イソプレン−スチレンコポリマー、スチレン−ブタジエンゴム、ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ポリアミド、およびポリスルホン;ならびにその組合わせ。紙には下記のものを含めることができるが、それらに限定されない:含浸紙、コート紙、上質紙、クラフト紙、和紙、グラシン紙、合成紙、およびその組合わせ。複合材料には上記のフィルムを上記の不織布または織布に積層することにより得られる複合材料を含めることができるが、これらに限定されない。
バッキングのサイズは多様であってよく、ある場合にはバッキングは希望する局所標的部位を覆うサイズである。ある態様において、バッキングは2から100cmまで、たとえば4から60cmまでの範囲の長さ、および2から100cmまで、たとえば4から60cmまでの範囲の幅をもつ。
ある態様において、バッキング層は水に不溶性である。水に不溶性とは、バッキング層を水に1日以上、たとえば1週間以上の期間−これは1か月以上を含む−浸漬でき、溶解したとしても観察できるほどの溶解をほとんど示さないこと、たとえば全く示さないことを意味する。
剥離ライナー
ある態様において、有効薬剤層(すなわち、マトリックス)上に、具体的には、バッキング層が存在する場合にはそれから遠位(すなわち、反対側)の有効薬剤層面に、剥離ライナーを付与する。剥離ライナーは、有効薬剤層の保護を助成する。剥離ライナーは、ポリエチレンコートした上質紙、ポリオレフィンコートしたグラシン紙、ポリエチレンテレフタレート(ポリエステル)フィルム、ポリプロピレンフィルムなどの片側をシリコーン処理で処理することにより作成できる。
粘着性オーバーレイ
所望により、皮膚に適用した際の組成物の接着性を高めるために1以上の粘着性オーバーレイを使用できる。粘着性オーバーレイは、バッキング材料、たとえば多孔質、非孔質、閉鎖性または通気性のバッキング材料上に存在する、接着剤の層を含むことができる。粘着性オーバーレイの寸法は希望する機能性を付与するように選択され、ある場合には、有効薬剤製剤上に適用した際に粘着性オーバーレイが有効薬剤製剤の1以上の側面の外側へある距離広がるように寸法が選択される。ある場合には、粘着性オーバーレイの面積は有効薬剤製剤の面積より5%以上、たとえば10%以上−これは20%以上を含む−大きい。使用に際して、粘着性オーバーレイは患者により、介護者により適用でき、あるいはキットに統合することができる。
使用方法
製品である経皮組成物の使用方法は、着目される標的状態、たとえば後記の有用性のセクションに記載する標的状態に対して対象を処置するために、有効量のプロピニルアミノインダン組成物を対象に投与することを含む。“処置する”または“処置”とは、対象が罹患している状態に関連する症状を少なくとも抑制または改善することを意味し、その際、抑制および改善は、処置される状態に関連するパラメーター、たとえば症状の大きさを、少なくとも低減することを表わすために広い意味で用いられる。したがって、処置には、その状態が完全に阻害され、たとえば発生が阻止され、または停止し、たとえば終止し、これにより対象がもはやその状態を経験しない状況も含まれる。したがって、処置にはある状態の阻止および管理が共に含まれる。
前記方法を実施する際、本明細書に開示する経皮組成物を対象に局所投与することができる;すなわち、経皮組成物をいずれか好都合な局所部位(たとえば、皮膚部位)に投与することができる。着目される局所部位には、粘膜部位および角化した皮膚部位が共に含まれ、したがって口、鼻、眼、直腸、膣、腕、足、胴、頭などが含まれるが、これらに限定されない。適用に伴って局所用組成物により覆われる表面積は、希望する量の薬剤の投与をもたらすのに十分なものであり、ある態様において1から200cmまで、たとえば10から180cmまで−これは100から150cmまで、たとえば140cmを含む−の範囲である。
経皮組成物は、それを適用した局所部位に、たとえば希望する有効薬剤送達量を送達するために希望する長さの時間、保持することができる。ある場合には、経皮組成物を適用部位に保持する期間は24時間以上、たとえば48時間以上、たとえば72時間以上、たとえば96時間以上であり、ある場合には、その期間は120時間以下である。
本発明方法を実施する際、特定用量の経皮組成物を1回、または特定期間、たとえば処置される疾病状態の経過期間にわたって複数回、適用することができ、その際、複数回の組成物を特定期間にわたって投与する場合の投薬計画は毎日、毎週、隔週、毎月などであってもよい。
適用した際に局所用組成物により覆われる皮膚の面積は多様であってよい。ある場合には、適用した際に局所用組成物により覆われる皮膚の面積は1から200cmまで、たとえば10から180cmまで−これは100から150cmまでを含む−の範囲である。
経皮有効薬剤組成物を希望する長さの時間(すなわち、目標用量の有効薬剤をある期間にわたって対象に送達するのに十分な長さの時間)皮膚部位に適用した後、組成物をその皮膚部位から取り除くことができる。新たな経皮組成物を同一または異なる皮膚部位に適用することができる。先の適用部位に皮膚刺激および/または皮膚感作が発生する可能性を少なくするために、新たな経皮組成物を異なる皮膚部位に適用してもよい。
特定の態様において、本発明方法は診断工程を含む。いずれか好都合なプロトコルを用いて、個体を本発明方法の必要があると診断することができる。さらに、個体は本発明方法が必要であると分かっている可能性があり、たとえば彼らはパーキンソン病に罹患している。標的状態の診断または評価は、いずれか好都合な診断プロトコルを用いて実施できる。
本発明方法はさらに、局所麻酔薬乳剤(emulsion)組成物の投与を含む処置プロトコルの有効性の評価を含むことができる。処置の有効性の評価は、いずれか好都合なプロトコルを用いて実施できる。
ある場合には、経皮組成物は着目される標的状態に対して特異的な1種類以上の追加療法と併せて投与することができる。したがって、経皮組成物を単独で用いて標的障害を処置することができ、あるいはたとえばパーキンソン病の例のように経皮組成物を一般的なL−DOPA処置に対する補助として使用できる。
本発明の経皮組成物は種々のタイプの対象に投与することができる。着目される対象には下記が含まれるが、それらに限定されない:ヒトおよびヒト以外の両方の哺乳類;これは食肉目(たとえば、イヌおよびネコ)、げっ歯目(たとえば、マウス、モルモット、およびラット)、ウサギ目(たとえば、ウサギ)、および霊長目(たとえば、ヒト、チンパンジー、およびサル)を含む。特定の態様において、対象、たとえば患者は、ヒトである。
有用性
本発明の経皮組成物は、プロピニルアミノインダン、たとえばラサギリンを経皮投与することが対象に有益となるいずれかの用途に有用である。ラサギリンおよび/またはそれの塩類は、多種多様な疾病状態、たとえば下記の処置に有用であるが、それらに限定されない:パーキンソン病、アルツハイマー病、記憶障害、発作、ならびに他の障害、たとえばU.S. Pat. No.: 5,387,612; 5,453,446; 5,457,133; 5,668,181; 5,576,353; 5,532,415; 5,599,991; 5,786,390; 5,519,061; 5,891,923; 5,744,500および6,316,504に記載のもの;それらの内容を本明細書に援用する。処置とは、少なくとも対象が罹患している状態に関連する症状の改善を達成することを意味し、その際、改善は、処置される状態に関連するパラメーター、たとえば症状の大きさを、少なくとも低減することを表わすために広い意味で用いられる。したがって、処置には、病的状態または少なくともそれと関連する症状が完全に阻害され、たとえば発生が阻止され、または停止し、たとえば終止し、これにより対象がもはやその状態または少なくともその状態を特徴づける症状に罹患しない状況も含まれる。
キット
本明細書に記載する特定の方法を実施する際に使用するためのキットも提供される。特定の態様において、キットは前記に述べた1以上の経皮組成物を含む。特定の態様において、キットは前記に述べた粘着性オーバーレイを含む。ある態様において、キットは多層、たとえば薬物を含有する層、ならびに薬物および他の賦形剤を含有しても含有しなくてもよい層を含む。2以上の組成物を含む特定のキットにおいて、組成物は個別にパッケージされてもいてよく、あるいは共通の容器内に存在してもよい。
特定の態様において、キットはさらに、本発明方法を実施するための指示、およびそれを入手するための手段(たとえば、指示を提供するウェブページへユーザーを導くウェブサイトURL)を含むであろう;その際、これらの指示は基質上にプリントされていてもよく、その場合、基質はパッケージ挿入物、パッケージ、試薬容器などのうち1以上であってもよい。本発明のキットにおいて、これら1以上の構成要素は、都合または希望に従って同一または異なる容器内に存在する。
以下の実施例は説明のために提示され、限定のために提示するものではない。詳細には、以下の実施例は本発明を実施するための具体的態様のものである。これらの実施例は説明のためのものにすぎず、決して本発明の範囲を限定するためのものではない。
I.材料および方法
A.有効薬剤レザバー層の作成
有機溶剤中における、混合物の各成分の原液(一般に、酢酸エチル、メタノール、および/またはエタノール中における30〜60重量%の固形分)を混和し、続いて混合処理することにより、配合物を調製した。均一な混合物が形成されると、この溶液を剥離ライナー(シリコーン処理した2〜3ミルのポリエステルシート)上にキャストし、65℃〜80℃で10〜90分間乾燥させた。これらの粘着フィルムをPETバッキングに積層した。
B.経皮フラックス試験
ヒトの死体皮膚を用い、上皮層(epidermal layer)(角質層および表皮(epidermis))を全厚皮膚から皮膚膜として分離した。アーチパンチで約2.0cmの最終直径に試料を打ち抜いた。剥離ライナーを取り除き、このシステムを表皮/角質層の上に、薬物接着剤層を角質層に向けて配置した。接着剤層と角質層が良好に接触するように、穏やかな圧力をかけた。フランツセル(Franz cell)のドナー側とレセプター側を互いにクランプで留め、pH6.5のリン酸緩衝液を含有するレセプター溶液をフランツセルに添加した。実験期間中、セルを33℃に保持した。レセプター溶液の試料を規則的間隔で採取し、有効薬剤濃度をHPLCにより測定した。シンク条件を維持するために、取り出したレセプター溶液の代わりに新鮮な溶液を入れた。時間に対するレシーバーコンパートメント内の薬物累積量のプロットの傾きから、フラックスを計算した。
C.具体例
C.1 メシル酸ラサギリンをアクリレート系接着剤中に含有する種々の経皮製剤のフラックス
前記の一般法を用いて、異なる量のラサギリン、Duro−tak(登録商標) 87−2353、87−2052および/または87−9301のうち1種類以上、ならびにEudragit E POを含有する一連の経皮システムを作成した;詳細を次表に示す。さらに、Gelva 7883(アクリレート ビニルアセテート)を用いた1種類の製剤を作成した。ヒトの死体皮膚を通るフラックスを測定し、結果を図2Aおよび2Bにグラフで提示する。
C.2 安定性
安定性を下記に従って判定した。メシル酸ラサギリン被験パッチを4cm2サイズで作成し、ポリアクリロニトリル(PAN)材料製パウチに入れた。これらのパッチを室温、30℃および40℃の温度のチャンバー(湿度制御なし)に貯蔵した。用いたパウチ材料はDia Nipponから購入された。
選択した時点でパッチを抽出して、メシル酸ラサギリンおよび1−アミノインダン(主な分解生成物)の濃度を測定した。高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によりパッチの安定性を判定した。結果を次表に示す。
C.3 7日用経皮パッチ製剤の薬物動態
メシル酸ラサギリンの経口製剤(1mg Azilect(登録商標)錠)と比較した2種類の7日用経皮パッチ製剤の薬物動態の測定を、ゲッチンゲン(Gottingen)系ミニブタで実施した。
製剤Aは、15%のラサギリン、4%のEPOをDuro−Tak 2100/Gelva2999中に含有する。製剤Bは、15%のラサギリン、4%のEPOをGelva2999中に含有する(−COOHなし)。3匹のブタをこの試験に用い、それぞれに3種類の製剤(2種類は経皮、1種類は経口)をクロスオーバー試験計画で各処置間に7日間のウオッシュアウト期間をおいて投与した。この試験の結果を表5に示す。
ゲッチンゲン系ミニブタに7日間投与した2種類の経皮ラサギリン製剤は良好に耐容され、製剤B(−COOHなし)は、製剤Aのものより高い、平均Azilect(登録商標)AUCとのAUC比を示した。経口錠(Azilect(登録商標),1mg)と比較して、推定経皮AUC(0−24)は10日間にわたって類似の平均曝露を示した。それぞれの経皮ラサギリン製剤(ロットNo.076−50−2および076−52−I)の7日間投与により、7日間の着用期間にわたって検出可能な血漿濃度が得られ、臨床的な異常または皮膚刺激はなかった。
理解を明確にするために以上に本発明を説明および実施例によってかなり詳細に記載したが、特許請求の範囲の精神および範囲から逸脱することなくそれらに対し特定の変更および改変をなしうることは本発明の教示からみて当業者に容易に認識される。
したがって、以上は本発明の原理を説明するにすぎない。本明細書に明確に記載または提示されていないけれども本発明の原理を具体化した多様なアレンジメントを当業者が考案でき、それらが本発明の精神および範囲に含まれることは、認識されるであろう。さらに、本明細書に列記したすべての例および条件付き言語は、主に、本発明の原理および本発明者らが技術の発展に貢献した概念を読者が理解するのを補助するためのものであり、そのような具体的に列記した例および条件に限定されないと解釈すべきである。さらに、本発明の原理、観点および態様ならびにその具体例を列記した本明細書中の記述はすべて、本発明の構造均等物および機能均等物を共に包含するものとする。さらに、そのような均等物は、現在既知の均等物、および将来開発される均等物、すなわち開発されるいずれかの要素であって構造に関係なく同じ機能を果たすものを、共に含むものとする。したがって本発明の範囲は本明細書に提示および記載した代表的態様に限定されないものとする。むしろ、本発明の範囲および精神は特許請求の範囲によって具体化される。

Claims (20)

  1. 経皮組成物であって、
    (A)下記のものを含むマトリックス:
    (i)プロピニルアミノインダン;および
    (ii)下記のものを含む感圧接着剤:
    (a)ペンダント官能基を欠如したアクリレートコポリマー;および
    (a)カチオン性アクリルコポリマー;ならびに
    (B)バッキング
    を含む組成物。
  2. プロピニルアミノインダンがラサギリンである、請求項1に記載の経皮組成物。
  3. ラサギリンが遊離塩基として存在する、請求項2に記載の経皮組成物。
  4. ラサギリンが塩として存在する、請求項2に記載の経皮組成物。
  5. 塩がメシル酸ラサギリンである、請求項4に記載の経皮組成物。
  6. 感圧接着剤がDuroTak(登録商標) 87−9301と同一または実質的に同一である、請求項5に記載の経皮組成物。
  7. 感圧接着剤がGelva(登録商標) 7883と同一または実質的に同一である、請求項5に記載の経皮組成物。
  8. 感圧接着剤がマトリックスの75重量%から90重量%までの範囲の量で存在する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  9. カチオン性アクリルコポリマーがアミノ化メタクリレートコポリマーである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  10. アミノ化メタクリレートコポリマーが、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メタクリル酸ブチルおよびメタクリル酸メチルのコポリマーである、請求項9に記載の経皮組成物。
  11. アミノ化メタクリレートコポリマーが次式:
    により記載される、請求項10に記載の経皮組成物。
  12. 組成物がさらに、−COOH官能基を含む第2の感圧接着剤を含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  13. 第2の感圧接着剤がマトリックスの2重量%から10重量%までの範囲の量で存在する、請求項12に記載の経皮組成物。
  14. マトリックスが促進剤を含む、前記請求項のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  15. 経皮組成物が長期間にわたるプロピニルアミノインダンの療法フラックスを示す、前記請求項のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  16. マトリックスが単層構造を有する、前記請求項のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  17. 組成物がさらに剥離ライナーを含む、前記請求項のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  18. 組成物が貯蔵安定性である、前記請求項のいずれか1項に記載の経皮組成物。
  19. 対象の皮膚表面に、請求項1〜18のいずれか1項に記載の経皮組成物を、長期間にわたるプロピニルアミノインダンの療法フラックスを達成するのに十分な様式で適用することを含む方法。
  20. 請求項1〜18のいずれか1項に記載の経皮組成物を2以上含むキット。
JP2015540716A 2012-11-02 2013-10-25 プロピニルアミノインダン経皮組成物 Active JP6050896B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261722044P 2012-11-02 2012-11-02
US61/722,044 2012-11-02
PCT/US2013/066964 WO2014070622A1 (en) 2012-11-02 2013-10-25 Propynylaminoindan transdermal compositions

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015535284A true JP2015535284A (ja) 2015-12-10
JP6050896B2 JP6050896B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=50622582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015540716A Active JP6050896B2 (ja) 2012-11-02 2013-10-25 プロピニルアミノインダン経皮組成物

Country Status (17)

Country Link
US (3) US9205061B2 (ja)
EP (1) EP2914249B1 (ja)
JP (1) JP6050896B2 (ja)
KR (2) KR101856515B1 (ja)
CN (1) CN104797245B (ja)
AR (1) AR093329A1 (ja)
AU (1) AU2013338243B2 (ja)
BR (1) BR112015007872A2 (ja)
CA (1) CA2887705C (ja)
EA (1) EA031621B1 (ja)
HK (1) HK1207558A1 (ja)
IL (1) IL238381B (ja)
MX (1) MX366649B (ja)
NZ (1) NZ706590A (ja)
SG (1) SG11201502681WA (ja)
TW (1) TWI543782B (ja)
WO (1) WO2014070622A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2013338243B2 (en) * 2012-11-02 2016-09-29 Teikoku Seiyaku Co., Ltd. Propynylaminoindan transdermal compositions
CA2951706A1 (en) * 2014-06-24 2015-12-30 KAT Transdermals LLC Transdermal delivery system
KR102155108B1 (ko) * 2019-11-27 2020-09-11 주식회사 우신라보타치 라사길린 또는 그의 약학적으로 허용가능한 염을 함유하는 경피흡수제제

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009529011A (ja) * 2006-03-06 2009-08-13 重▲慶▼医葯工▲業▼研究院有限責任公司 神経系疾患の予防又は治療のためのラサギリンの経皮吸収貼付剤、及びその調製方法
WO2009139411A1 (ja) * 2008-05-15 2009-11-19 久光製薬株式会社 パロノセトロンを含有する経皮吸収製剤
US20100316712A1 (en) * 2006-12-22 2010-12-16 Combinatorx, Incorporated Pharmaceutical compositions for treatment of parkinson's disease and related disorders
JP2011051986A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Hisamitsu Pharmaceut Co Inc 貼付製剤
US20110268785A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 Jianye Wen Propynylaminoindan Transdermal Compositions
WO2012129429A2 (en) * 2011-03-24 2012-09-27 Teikoku Pharma Usa, Inc. Transdermal compositions comprising an active agent layer and an active agent conversion layer

Family Cites Families (94)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4588740A (en) 1982-12-07 1986-05-13 Smithkline Beckman Corporation Pharmaceutical methods using 4-aminoalkyl-2(3H)-indolones
US4452808A (en) 1982-12-07 1984-06-05 Smithkline Beckman Corporation 4-Aminoalkyl-2(3H)-indolones
JPS61280426A (ja) 1985-06-04 1986-12-11 Ikeda Mohandou:Kk 消炎鎮痛用貼付剤
GB8712073D0 (en) 1987-05-21 1987-06-24 Smith Kline French Lab Medicament
EP0387751B1 (en) 1989-03-15 1994-06-08 Nitto Denko Corporation Medicated plasters
IT1237904B (it) 1989-12-14 1993-06-18 Ubaldo Conte Compresse a rilascio a velocita' controllata delle sostanze attive
US5744500A (en) 1990-01-03 1998-04-28 Teva Pharmaceutical Industries, Ltd. Use of R-enantiomer of N-propargyl-1-aminoindan, salts, and compositions thereof
IL92952A (en) 1990-01-03 1994-06-24 Teva Pharma R-enantiomers of n-propargyl-1-aminoindan compounds, their preparation and pharmaceutical compositions containing them
JP2849937B2 (ja) 1990-04-18 1999-01-27 日東電工株式会社 医療用貼付剤
EP0593807A1 (en) 1992-10-22 1994-04-27 LTS Lohmann Therapie-Systeme GmbH & Co. KG Patch for transdermal administration of volatile pharmaceutically active ingredients of chemically basic nature and a process for preparation
US5462746A (en) 1992-11-02 1995-10-31 Lts Lohmann Therapie-Systeme Gmbh & Co. Kg Patch for transdermal administration of volatile pharmaceutically active ingredients of chemically basic nature and a process for preparation
JP2539330B2 (ja) 1993-05-11 1996-10-02 日東電工株式会社 医療用粘着剤及びこれを用いて形成された医療用外用材
US5877218A (en) 1994-01-10 1999-03-02 Teva Pharmaceutical Industries, Ltd. Compositions containing and methods of using 1-aminoindan and derivatives thereof and process for preparing optically active 1-aminoindan derivatives
US5391406A (en) 1994-03-25 1995-02-21 National Starch And Chemical Investment Holding Corporation Process of preparing hot melt pressure sensitive adhesives on a substrate
JP3604177B2 (ja) 1994-09-14 2004-12-22 日東電工株式会社 経皮吸収製剤
JP3576608B2 (ja) 1994-11-15 2004-10-13 日東電工株式会社 貼付剤および貼付製剤
AU718096C (en) 1995-06-07 2001-11-22 Noven Pharmaceuticals, Inc. Transdermal compositions containing low molecular weight drugs which are liquid at room temperatures
IL115357A (en) 1995-09-20 2000-01-31 Teva Pharma Stable compositions containing N-propargyl-1-aminoindan and polyhydric alcohols
US5807570A (en) 1995-09-29 1998-09-15 Cygnus, Inc. Transdermal administration of ropinirole and analogs thereof
US6929801B2 (en) 1996-02-19 2005-08-16 Acrux Dds Pty Ltd Transdermal delivery of antiparkinson agents
DE19628999C1 (de) 1996-07-18 1998-03-12 Lohmann Gmbh & Co Kg Medizinische Haftklebstoffe mit hoher Wasserdampfdurchlässigkeit und Klebkraft und damit versehene Pflaster und ihre Verwendung
US7150881B2 (en) 1997-06-26 2006-12-19 Mylan Technologies, Inc. Adhesive mixture for transdermal delivery of highly plasticizing drugs
US6132761A (en) 1997-09-05 2000-10-17 Nitto Denko Corporation Percutaneous absorption preparation
IT1294748B1 (it) 1997-09-17 1999-04-12 Permatec Tech Ag Formulazione per un dispositivo transdermico
IL135258A0 (en) 1997-09-26 2001-05-20 Noven Pharma Bioadhesive compositions and methods for topical administration of active agents
US6809120B1 (en) 1998-01-13 2004-10-26 University Of Saskatchewan Technologies Inc. Composition containing propargylamine for enhancing cancer therapy
US6146656A (en) 1998-01-22 2000-11-14 Nitto Denko Corporation Percutaneous absorption preparation
DE19814087A1 (de) 1998-03-30 1999-10-14 Lohmann Therapie Syst Lts Feuchtigkeitsaktivierbares therapeutisches System
US6596945B1 (en) 1998-09-11 2003-07-22 Southwire Company Superconducting cable
US6262330B1 (en) 1998-12-02 2001-07-17 Nichiban Co., Ltd. Pressure sensitive adhesive tape for skin and base material therefor
CA2380391A1 (en) 1998-12-07 2000-06-15 J. Miranda Transdermal patch for delivering volatile liquid drugs
DE19918106A1 (de) 1999-04-22 2000-10-26 Lohmann Therapie Syst Lts Transdermales therapeutisches System mit neutralisierten Acrylathaftklebern
US6218421B1 (en) 1999-07-01 2001-04-17 Smithkline Beecham P.L.C. Method of promoting smoking cessation
DE19950066A1 (de) 1999-10-16 2001-04-26 Lohmann Therapie Syst Lts Transdermales therapeutisches System mit einem Gehalt an Tulobuterol-hydrochlorid zur Verabreichung des Bronchodilatators Tulobuterol über die Haut
AU3104301A (en) 2000-01-20 2001-07-31 Noven Pharmaceuticals, Inc. Compositions and methods to effect the release profile in the transdermal administration of active agents
US6277875B1 (en) 2000-07-17 2001-08-21 Andrew J. Holman Use of dopamine D2/D3 receptor agonists to treat fibromyalgia
DE10035891A1 (de) 2000-07-24 2002-02-14 Lohmann Therapie Syst Lts Medizinischer Haftkleber mit einer zweiphasigen Klebermatrix aus Polyacrylaten und Polyaminsalzen
US20070225379A1 (en) 2001-08-03 2007-09-27 Carrara Dario Norberto R Transdermal delivery of systemically active central nervous system drugs
WO2002038139A1 (fr) 2000-11-07 2002-05-16 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Preparation pharmaceutique du type a absorption percutanee
DE10060852A1 (de) 2000-12-06 2002-06-20 Hexal Ag Absorptionsmittel und Kanalbildner enthaltende wirkstoffundurchlässige Deckschicht oder abziehbare Schutzschicht eines transdermalen therapeutischen Systems
US20020165246A1 (en) 2001-03-05 2002-11-07 Andrew Holman Administration of sleep restorative agents
US20030212085A1 (en) 2001-04-17 2003-11-13 Mccall Robert B. Treatment of fibromyalgia and chronic fatigue syndrome
DE10137162A1 (de) 2001-07-30 2003-02-20 Hexal Ag Matrixkontrolliertes transdermales therapeutisches System zur Anwendung von Pramiprexol und Ropinirol
US20050186141A1 (en) 2002-06-25 2005-08-25 Acrux Dds Pty Ltd. Transdermal aerosol compositions
JP5160018B2 (ja) 2002-06-25 2013-03-13 アクルックス・ディ・ディ・エス・プロプライエタリー・リミテッド 非晶質医薬組成物を用いる経皮送達速度調節
EP1386605A1 (en) 2002-07-30 2004-02-04 Schwarz Pharma Ag Improved transdermal delivery system for the administration of rotigotine
SI1567152T1 (sl) 2002-11-15 2013-10-30 Teva Pharmaceutical Industries Ltd. Uporaba rasagilina z riluzolom za zdravljenje amiotrofične lateralne skleroze
AR044007A1 (es) 2003-04-11 2005-08-24 Newron Pharmaceuticals Inc Metodos para el tratamiento de la enfermedad de parkinson
US20040242669A1 (en) 2003-05-27 2004-12-02 Filippo Drago Method of treating deficits associated with brain injury
WO2005009417A1 (en) 2003-07-21 2005-02-03 Noven Pharmaceuticals, Inc. Composition and method for controlling grug delivery from silicone adhesive blends
DE10338174A1 (de) 2003-08-20 2005-03-24 Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag Transdermale Arzneimittelzubereitungen mit Wirkstoffkombinationen zur Behandlung der Parkinson-Krankheit
NZ546106A (en) 2003-10-10 2008-10-31 Antares Pharma Ipl Ag Transdermal pharmaceutical formulation for minimizing skin residues
US8668925B2 (en) 2003-12-12 2014-03-11 Bayer Intellectual Property Gmbh Transdermal delivery of hormones without the need of penetration enhancers
US7378439B2 (en) 2004-01-20 2008-05-27 Usv, Ltd. Process for the preparation of 4-(2-dipropylaminoethyl)-1,3-dihydro-2H-indol-2-one hydrochloride
KR20060124731A (ko) 2004-01-29 2006-12-05 뉴로몰레큘라 파마슈티칼스, 인코포레이티드 중추신경계-관련 질환 치료용 nmda 수용체 길항제 및mao-억제제 또는 gadph-억제제의 배합물
JP2005232148A (ja) 2004-02-03 2005-09-02 Technion Research & Development Foundation Ltd 神経保護剤としてプロパルギルアミンの使用
DK1742624T3 (da) 2004-02-18 2010-03-08 Sepracor Inc Dopamin-agonist-kombinationsterapi med sedativer til forbedring af søvnkvalitet
JP4961207B2 (ja) 2004-04-21 2012-06-27 久光製薬株式会社 粘着基剤中の吸収促進剤の含有率を高めた外用貼付剤
ITMI20041628A1 (it) 2004-08-06 2004-11-06 Bouty S P A Sistema terapeutico a rilascio controllato per uso topico transdermico
US20070264319A1 (en) 2004-09-01 2007-11-15 Lebo David B Transdermal Antiemesis Delivery System, Method and Composition Therefor
US8252321B2 (en) 2004-09-13 2012-08-28 Chrono Therapeutics, Inc. Biosynchronous transdermal drug delivery for longevity, anti-aging, fatigue management, obesity, weight loss, weight management, delivery of nutraceuticals, and the treatment of hyperglycemia, alzheimer's disease, sleep disorders, parkinson's disease, aids, epilepsy, attention deficit disorder, nicotine addiction, cancer, headache and pain control, asthma, angina, hypertension, depression, cold, flu and the like
ES2596809T3 (es) 2004-10-08 2017-01-12 Noven Pharmaceuticals, Inc. Dispositivo de administración transdérmica de fármacos que incluye un refuerzo oclusivo
EP1851188A1 (en) 2005-02-22 2007-11-07 Teva Pharmaceutical Industries Limited Improved process for the synthesis of enantiomeric indanylamine derivatives
NZ560660A (en) 2005-02-23 2010-11-26 Teva Pharma Rasagiline ( R(+)-N-propargyl-1-aminodan ) formulations of improved content uniformity
WO2006138475A2 (en) 2005-06-16 2006-12-28 Jenrin Discovery Mao-b inhibitors useful for treating obesity
WO2007035942A2 (en) 2005-09-23 2007-03-29 Alza Corporation Transdermal risperidone delivery system
KR100663163B1 (ko) 2005-10-24 2007-01-02 (주)아모레퍼시픽 비스테로이드성 소염진통제를 함유하는 경피 투여 제제
AU2006316585B2 (en) 2005-11-17 2012-09-20 Teva Pharmaceutical Industries, Ltd. Methods for isolating propargylated aminoindans
US7572834B1 (en) 2005-12-06 2009-08-11 Teva Pharmaceutical Industries, Ltd. Rasagiline formulations and processes for their preparation
JP5037831B2 (ja) * 2006-02-15 2012-10-03 久光製薬株式会社 凝集力向上及び徐放化の外用貼付剤
CN101489756B (zh) 2006-03-24 2013-08-07 奥克思利尤姆国际控股公司 热熔挤出层压材料的制备方法
US20090155343A1 (en) 2006-04-11 2009-06-18 Nichiban Co., Ltd Tamsulosin-Containing Transdermal Patch
US20070254941A1 (en) 2006-04-21 2007-11-01 Glenmark Pharmaceuticals Limited Subtantially pure ropinirole hydrochloride, polymorphic form of ropinirole and process for their preparation
TW200815045A (en) 2006-06-29 2008-04-01 Jazz Pharmaceuticals Inc Pharmaceutical compositions of ropinirole and methods of use thereof
AU2007317629A1 (en) 2006-10-27 2008-05-15 Noven Pharmaceuticals, Inc. Transdermal delivery of ketoprofen polar derivatives
SI2101569T1 (sl) * 2006-12-14 2012-02-29 Teva Pharma Kristalinična trdna razagilinska baza
US20090043111A1 (en) 2007-08-06 2009-02-12 Meizheng Liu Novel process for ropinirole preparation
DE102007041557B4 (de) 2007-08-29 2011-03-31 Lts Lohmann Therapie-Systeme Ag Transdermales therapeutisches System enthaltend längliche Hohlkörper
WO2009032273A1 (en) 2007-09-05 2009-03-12 Teva Pharmaceutical Industries, Ltd. Method of treating glaucoma using rasagiline
US8188149B2 (en) 2007-09-17 2012-05-29 Teva Pharmaceutical Industries, Ltd. Use of R(+)-N-propargy1-1-aminoindan to treat or prevent hearing loss
KR100929560B1 (ko) 2008-01-09 2009-12-03 에코 퍼시픽 엘티디 그라니세트론을 함유한 매트릭스 형태의 경피 흡수제
JP6054013B2 (ja) 2008-02-27 2016-12-27 久光製薬株式会社 貼付製剤
US20090291127A1 (en) 2008-05-21 2009-11-26 Jianye Wen Transdermal anti-dementia active agent formulations and methods for using the same
JP2011524907A (ja) 2008-06-19 2011-09-08 テバ ファーマシューティカル インダストリーズ リミティド 固体ラサギリン塩基を調製および乾燥する方法
AU2009260733B2 (en) 2008-06-19 2015-01-29 Teva Pharmaceutical Industries, Ltd. Process for purifying rasagiline base
CN101606923B (zh) 2008-06-20 2013-01-09 重庆医药工业研究院有限责任公司 一种稳定的控释释放的雷沙吉兰透皮贴片及其制备方法
WO2010008600A1 (en) 2008-07-16 2010-01-21 Dermworx Incorporated Topical drug delivery system
US20100029987A1 (en) 2008-07-29 2010-02-04 Dipharma Francis S.R.I. Crystalline Form of Rasagiline and Process for the Preparation Thereof
US20100087768A1 (en) 2008-10-02 2010-04-08 Forlano Paula Transdermal drug delivery system for liquid active ingredient
WO2011005853A2 (en) 2009-07-08 2011-01-13 Msk Pharma, Llc Compositions and methods of topical drug delivery for the treatment of carpal tunnel syndrome
EP2298277A1 (en) 2009-09-09 2011-03-23 Labtec GmbH Transdermal patch formulation
CN102100682A (zh) 2009-12-16 2011-06-22 重庆医药工业研究院有限责任公司 一种高生物利用度的缓释长效雷沙吉兰透皮贴片及其制备方法
CN102475692A (zh) 2010-11-29 2012-05-30 重庆医药工业研究院有限责任公司 一种防止雷沙吉兰挥发的透皮贴片
AU2013338243B2 (en) 2012-11-02 2016-09-29 Teikoku Seiyaku Co., Ltd. Propynylaminoindan transdermal compositions

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009529011A (ja) * 2006-03-06 2009-08-13 重▲慶▼医葯工▲業▼研究院有限責任公司 神経系疾患の予防又は治療のためのラサギリンの経皮吸収貼付剤、及びその調製方法
US20100316712A1 (en) * 2006-12-22 2010-12-16 Combinatorx, Incorporated Pharmaceutical compositions for treatment of parkinson's disease and related disorders
WO2009139411A1 (ja) * 2008-05-15 2009-11-19 久光製薬株式会社 パロノセトロンを含有する経皮吸収製剤
JP2011051986A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Hisamitsu Pharmaceut Co Inc 貼付製剤
US20110268785A1 (en) * 2010-04-30 2011-11-03 Jianye Wen Propynylaminoindan Transdermal Compositions
WO2012129429A2 (en) * 2011-03-24 2012-09-27 Teikoku Pharma Usa, Inc. Transdermal compositions comprising an active agent layer and an active agent conversion layer

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014070622A1 (en) 2014-05-08
IL238381A0 (en) 2015-06-30
EP2914249A1 (en) 2015-09-09
SG11201502681WA (en) 2015-05-28
KR101856515B1 (ko) 2018-05-10
EP2914249B1 (en) 2020-06-17
TW201431571A (zh) 2014-08-16
MX2015004858A (es) 2015-07-21
EA031621B1 (ru) 2019-01-31
AR093329A1 (es) 2015-06-03
NZ706590A (en) 2016-02-26
US9827207B2 (en) 2017-11-28
US9205061B2 (en) 2015-12-08
EA201590489A1 (ru) 2016-02-29
HK1207558A1 (en) 2016-02-05
CN104797245B (zh) 2018-05-04
KR20150059177A (ko) 2015-05-29
CA2887705A1 (en) 2014-05-08
AU2013338243A1 (en) 2015-04-23
US10918607B2 (en) 2021-02-16
BR112015007872A2 (pt) 2017-07-04
KR20170091791A (ko) 2017-08-09
US20140127281A1 (en) 2014-05-08
CA2887705C (en) 2018-07-24
US20160051489A1 (en) 2016-02-25
IL238381B (en) 2019-12-31
TWI543782B (zh) 2016-08-01
CN104797245A (zh) 2015-07-22
EP2914249A4 (en) 2016-05-11
US20140186422A1 (en) 2014-07-03
JP6050896B2 (ja) 2016-12-21
AU2013338243B2 (en) 2016-09-29
MX366649B (es) 2019-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5820469B2 (ja) プロピニルアミノインダンの経皮組成物
JP5906302B2 (ja) 作用剤層および作用剤変換層を含む経皮組成物
CN106413695B (zh) 利伐斯的明透皮组合物及其使用方法
JP6050896B2 (ja) プロピニルアミノインダン経皮組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6050896

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250