JP2015534023A - 真空バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 低コストで、安定かつ信頼度の高い設計が可能な真空バルブを提供する。【解決手段】 真空バルブは、縦軸線(20)を有し、少なくとも1つのバルブ開口部(2,3)を閉止するための少なくとも1つの閉止部材(9,10)を支持し、縦駆動部(18)により、縦軸線(20)に平行な縦方向(21)に、真空バルブが開放している始端位置から中間位置まで移動可能であり、横駆動部(19)により、中間位置から真空バルブが閉鎖している少なくとも1つの終端位置まで移動可能なバルブロッド(11)を備えている。少なくとも1つのガイド部材(24)により、縦方向(21)に移動可能に案内される伝達部材(23)がバルブロッド(11)に取付けられている。横駆動部(19)の少なくとも1つの駆動部材(26)は、ガイド部材(24)と係合し、ガイド部材(24)は、少なくとも1つの駆動部材(26)を介して、横駆動部(19)により、横方向(22)に移動可能であり、ガイド部材(24)は、横方向(22)に動作している間、伝達部材(23)と共に移動する。【選択図】 図21

Description

本発明は、縦軸線を有し、少なくとも1つのバルブ開口部を閉止するための少なくとも1つの閉止部材を支持し、縦駆動部により、バルブロッドの縦軸線と平行な縦方向に、真空バルブが開放している始端位置から中間位置まで移動可能であり、横駆動部により、中間位置から真空バルブが閉鎖している、少なくとも1つの終端位置へ移動可能なバルブロッドを備えた真空バルブに関する。
閉止部材が、開位置から、閉止部材がバルブ開口部を覆うがバルブシートからは離れた状態である中間位置を通過し、閉位置まで移動可能な真空バルブは、L型バルブとして設計されている。閉止部材の中間位置から閉位置までの駆動が、バルブロッドに垂直な軸線で、閉止部材を支持するバルブロッドの旋回により生じる設計に加えて、中間位置から閉位置の間で、閉止部材が直線的に駆動する設計もまた知られている。例えば、支持ユニットがバルブロッドに固定され、ピストン・シリンダユニットにより、閉止部材が支持ユニットに対して駆動する設計が知られている(特許文献1及び2参照)。
閉止部材が縦方向に移動可能に案内されるバルブロッドに取付けられ、ピストン・シリンダユニットで構成される縦駆動部を用いて、縦方向に移動可能なL型バルブが開示されている(特許文献3参照)。直線ガイドにより形成される一実施形態のガイド装置を用いて、このピストン・シリンダユニットは、縦方向に垂直な横方向に移動可能に案内され、その結果、バルブロッドは横方向にも動作可能である。バルブロッドを横方向に駆動するため、閉止部材と結合したピストン・シリンダユニットがある。追加の実施形態として、横駆動部は、真空領域の外部にあり、縦駆動部のシリンダに作用するピストン・シリンダユニットにより形成されている。そのような実施形態は、特に、閉止部材がバルブシードに対して閉止部材を押す差圧によってのみ作用を受ける装置に適すると記載されている。この場合、バルブシートに対して閉止部材を押す高い閉止圧力の適用は必要ない。高い閉止圧力を伝達することは、この文献から収集される横方向ガイドに問題をもたらすだろう。
初めに述べたタイプのL型バルブが知られている(特許文献4参照)。そこに示されている実施例では、円柱横断面のバルブロッドは、直接、ガイドユニットにより、縦方向に移動可能に案内される。ガイドユニットは、バルブロッドの縦方向に垂直な横方向で移動可能な軸受ユニットにより案内される。ガイドユニットは、十分な支持ができるように比較的頑丈な作りになっており、縦方向の駆動部が縦方向にバルブロッドを移動させるシリンダスペースも形成している。
米国特許公開公報 US2007/0272888A1 米国特許公報 US6,899,316 米国特許公開公報 US2008/0017822A1 国際公開公報 WO2010/034046A1
本発明の目的は、最初に述べたタイプの有利な真空バルブであって、比較的低い製造コストで、安定かつ信頼性の高い設計が可能な真空バルブを提供することである。
本発明の真空バルブは、ガイド部材により縦方向の移動を可能とする伝達部材と、ガイド部材に係合して横方向の移動を可能とする駆動部材とにより、バルブ開口部を閉止する閉止部材を駆動させることを特徴とする。
本発明による真空バルブでは、伝達部材がバルブロッドに取り付けられ、少なくとも1つの、好ましくは棒状のガイド部材により、縦方向に移動可能に支持される。少なくとも1つの横駆動部の駆動部材は、ガイド部材、又は各ガイド部材に係合し、そのガイド部材は、少なくとも1つの駆動部材により横方向に移動可能である。そして、ガイド部材は、それが横方向に移動する間、伝達部材と共に動く。少なくとも1つのガイド部材が横方向に移動している間、バルブロッドの横方向の移動も、結果として生じる。
好ましくは、少なくとも1つの横駆動部の駆動部材が係合する、少なくとも1つのガイド部材が、縦方向に垂直かつ横方向に垂直となる向きに対し、バルブロッドの両側にそれぞれ配置される。これにより、それぞれ少なくとも1つのそのようなガイド部材が、バルブロッドの縦軸線を通り、縦方向にも横方向にも平行な平面の反対側に配置される。
この発明により、縦方向及び横方向の安定した案内が、過度に多くの部材を使用することなく可能となり、横方向の高い閉止力が安定して伝達される。
好ましくは、伝達部材を縦方向に駆動するため、少なくとも1つの縦駆動部の駆動部材が伝達部材に接続される。その接続は、駆動部材に対して、伝達部材の横方向の移動が可能となるように設計される。駆動部材は、その結果、それ自体が横方向に移動しないように配置される。例えば、少なくとも1つの駆動部材は、ピストン・シリンダユニットのピストンロッドであってもよい。
伝達部材は、縦方向及び横方向に移動不能に保持された横駆動部ハウジングの内部スペースに配置されるとさらに良い。少なくとも縦駆動部の1つのハウジング部は、横駆動部ハウジングと堅固に接続されていることが好ましい。そして、縦駆動部は、ハウジング部に対して、少なくとも1つの駆動部材が縦方向に移動可能で、横方向に移動不能である。
横駆動部ハウジングによって、ガイド部に接続された少なくとも1の要素が横方向に移動可能に実装されることにより、少なくとも1つのガイド部材を横方向に移動可能に案内し、少なくとも1つのガイド部材を縦方向には移動不能に保持する。特に、横駆動部の部品は、横駆動部ハウジングにより横方向に移動可能に案内される。例えば、ガイド部材、又は各ガイド部材に係合している少なくとも1つの横駆動部の駆動部材は、横方向に移動可能な横駆動部と適切に接続されるなら、例えば、ピストンのような追加部品でもよい。
本発明の有利な形態として、第1及び第2閉止部材がバルブロッドに取り付けられていることがある。バルブロッドの第1終端位置では、第1閉止部材が真空バルブの第1バルブ開口部を取り囲む第1バルブシートに対して押圧される。バルブロッドの第2終端位置では、第2閉止部材が真空バルブの第2バルブ開口部を取り囲む第2バルブシートに対して押圧される。このような真空バルブにおいて、バルブロッドがその第1終端位置にある場合、例えば、第2閉止部材のシーリングリングを交換する等の第2閉止部材の修理が有利に行える。また、バルブロッドがその第2終端位置にある場合、例えば、第1閉止部材のシーリングリングを交換する等の第1閉止部材の修理が容易に行える。この場合、例えば、後述する開状態の真空バルブを介して接続される真空チャンバのような2つの真空スペースの間で、バキュームタイトの気密性が保たれる。
横駆動部は、バルブロッドがその終端位置、又は終端位置の1つにある場合に、バルブロッドがその中間位置の方向に付勢される、少なくとも1つのばね要素であること好ましい。仮に横駆動部が駆動部材、特に、横方向に平行な反対向きに作用するピストンを有する場合、バルブロッドをその中間位置から第1又は第2終端位置に駆動するために、2つの終端位置のそれぞれに、バルブロッドに対し各終端位置から中間位置の方向に作用する少なくとも1つのばね要素があることが好ましい。バルブロッドは結果として、定められた中間位置に簡易な方法で動く。可能な一実施形態としては、この場合には、係止手段が設けられ、バルブロッドが少なくとも1つの終端位置へ移動する間、係止手段が横駆動部ハウジングの部分に抗するようになり、同時に、ばねの力に反して移動する。特に、そのような係止部材は、横駆動部のピストンの凹部に配置してもよい。
一般に、本文献で縦方向又は横方向に対し移動不能な配列や容器に言及する場合、縦方向に平行な両方向、又は横方向に平行な両方向を意味する。
本発明のさらなる利点と詳細は、以下の添付図面で説明される。
開放状態の本発明の真空バルブを示す図。 図1に示す真空バルブの側面図。 図1に示す真空バルブの上面図。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 図5のX部分の拡大図。 図1のC−C線断面図。 バルブロッドが中間位置にある状態での図4に対応する図。 バルブロッドが中間位置にある状態での図5に対応する図。 バルブロッドが中間位置にある状態での図6に対応する図。 バルブロッドが中間位置にある状態での図7に対応する図。 バルブロッドが第1終端位置にある状態での図4に対応する図。 バルブロッドが第1終端位置にある状態での図5に対応する図。 バルブロッドが第1終端位置にある状態での図6に対応する図。 バルブロッドが第1終端位置にある状態での図7に対応する図。 バルブロッドが第2終端位置にある状態での図4に対応する図。 バルブロッドが第2終端位置にある状態での図5に対応する図。 バルブロッドが第2終端位置にある状態での図6に対応する図。 バルブロッドが第2終端位置にある状態での図7に対応する図。 構成部品が分解された真空バルブの斜視図。 縦駆動部及び横駆動部が分解された、縦駆動部及び横駆動部をもつバルブロッドの斜視図。 縦駆動部及び横駆動部がガイド部とピストンを備える、伝達部材をもつバルブロッドの斜視図。 図22の部品の正面図。 図22の部品の上面図。 図8のD−D線断面図。 図25のY部分の拡大図。
本発明の実施例は、図1〜26に示す通りである。この真空バルブは、バルブハウジング1と、バルブハウジング1にある第1、第2バルブ開口部2、3と、第1バルブ開口部2の軸線4と、第2バルブ開口部の軸線5とで構成され、第1、第2バルブ開口部2、3は、バルブハウジング1の対向する壁面に配置されている。
第1、第2バルブ開口部2、3を取り囲む壁面には、互いに向かい合う側に、それぞれ第1、第2バルブ開口部2、3を取り囲む第1、第2バルブシート6、7がある。
バルブハウジング1には、真空バルブの真空領域を形成する内部スペース8があり、言うなれば、バルブ開口部2、3から離れた内部スペース8は、真空バルブの外部空間に対して気密化されたバキュームタイトになっている。
バルブハウジング1の内部スペース8内に配置されるものとして、それぞれバルブプレートの形で構成される第1、第2閉止部材9、10がある。第1、第2閉止部材9、10は、これらの閉止部材を支持し、縦軸線20をもつバルブロッド11に取り付けられている。
実施例に示すように、それぞれ少なくとも1つ弾性のシーリングリング15が第1、第2閉止部材9、10に配置され、バルブシート6、7は、シーリング表面によって形成される。
基本的には、これと逆の設計も可能であり、その場合には、バルブシート6、7がシーリングリングを有し、閉止部材9、10にシーリング表面がある。
バルブシート6、7は、それぞれが単一平面上に存在する。好ましくは、バルブシートが存在する平面は、実施例に示されているように互いに平行である。バルブ開口部2、3の軸線4、5は、バルブシート6、7が存在する平面に垂直となっている。
例えば、バルブロッド11の接続は、図示するような2つの延長部材13を有する接続部材12を介して行う。延長部材13は、それぞれキャリア14がねじ止めされ、キャリア14の2つの端部で順次、各閉止部材9、10がねじ止めされる。キャリア14がねじれることで、縦軸線20に垂直で各バルブシート6、7の平面に平行な軸線について、各閉止部材9、10の所定の旋回運動が可能となる。こうすることで、シーリング表面に対して、シーリングリング15のおおよそ均一の圧力が達成される。閉止部材9、10のバルブロッド11への接続は他の方法で行ってもよい。
バルブロッド11は、後述する開口部16を通じてバルブハウジングから導出される。こうすることで、バルブロッドの一部分、すなわち、閉止部材9、10が取り付けられた部分がバルブハウジング1の内部に位置する一方、バルブロッド11のさらに先の部分は、バルブハウジング1の外部に位置することになる。バルブハウジング1を通るバルブロッド11のリードスルーは、実施例に示したベローズ17を用いて、バキュームタイトに構成される。ベローズ17は、一端がバキュームタイトのバルブハウジング1に接続し、他方がバキュームタイトのバルブロッド11に接続している。
縦駆動部18と横駆動部19は、バルブハウジング1の外部にあるバルブロッド11の所定部分と連動する。言うなれば、縦駆動部18と横駆動部19は、真空バルブの真空領域の外部に配置される。縦駆動部18は、バルブロッド11の縦軸線20に平行かつ図中に双方矢印で描かれた縦方向21にバルブロッド11を移動させる役割がある。横駆動部19は、バルブロッド11の縦軸線20に垂直かつ図中に双方矢印で描かれた横方向22にバルブロッド11を移動させる役割がある。バルブロッド11が縦方向21を移動する間、バルブロッド11の縦軸線20の位置は変化しない。バルブロッド11が横方向22を移動する間、移動後のバルブロッド11の縦軸線20は、移動前の位置と平行になる。換言するなら、縦方向21と横方向22の移動は、バルブロッド11の平行移動である。
バルブシート6、7が存在する平面の並列配置において、縦方向21はこれらの平面と平行である。横方向22は、これらの平面とは垂直になる。仮にバルブシート6、7の平面が互いに角度をなしている場合、縦方向21はこの角度の2等分線上にある平面と平行になり、横方向22は2等分線の存在するこの平面と垂直になる。
図1〜7に示した真空バルブが完全に開いた状態において、バルブロッド11は始端位置にある。閉止部材9、10は、(軸線4、5の方向に見られるように)バルブ開口部2、3を完全に開放した開位置にある。
縦駆動部18により、バルブロッド11は、縦方向21の始端位置から図8〜11に示す中間位置まで移動可能である。バルブロッド11の中間位置において、閉止部材9、10は、軸線4、5の方向について、バルブ開口部2、3と重なっているが、バルブシート6、7から離れた中間位置にある。
横駆動部19により、バルブロッド11は、横方向22の中間位置から図12〜15に示す第1終端位置まで、そして、図16〜19に示す第2終端位置まで移動可能である。第1終端位置において、第1閉止部材9は、第1バルブシート6に対して押圧され、第1バルブ開口部2を閉止する閉位置にある。第2終端位置において、第2閉止部材10は、第2バルブシート7に対して押圧され、第2バルブ開口部3を閉止する閉位置にある。本文献の記載で「バキュームタイト」とは、真空バルブの真空領域において少なくとも1時間以上、1.10−3mbar以下の真空度が保たれることを意味するものとする(この場合、他のバルブ開口部は完全に密閉されていると仮定し、実際、真空領域は、例えば、真空チャンバのような退避空間と接続されている)。
伝達部材23は、バルブハウジング1の外側のバルブロッド11の所定部分に取り付けられている。伝達部材23は、縦方向及び横方向に移動不能にバルブロッド11に接続されている。
伝達部材23は、縦方向21には移動不能に保持されたガイド部材24により、縦方向21に移動可能に案内される。ガイド部材24は、縦方向21で伝達部材23の直線ガイドを形成する。実施例において、この伝達部材23は、その好ましい形態である滑り軸受の構成となっている。
伝達部材23は、少なくとも全てのガイド部材24が一緒になって、横方向22には移動しないよう保持されている。実施例では、伝達部材23は、各ガイド部材24で個別的に横方向22に移動しないよう保持されている。
伝達部材23及びガイド部材24は、真空バルブの真空領域の外側に配置される。
実施例に示す伝達部材23は、ヨークとして構成されることもある。
ガイド部材24は棒状に形成され、伝達部材23の凹部25を通過する。凹部25は、それぞれ伝達部材23縁部の横方向22に開いており、各ガイド部材24を180°を超えて取り囲む。従って、伝達部材23は、縦方向21には各ガイド部材24と連携して移動可能だが、横方向22には移動不能に保持される。
縦方向21で伝達部材23の直線ガイドは、他の方法で構成されていてもよい。直線ガイドの他の形態としては、例えば、ガイド部材24に、それぞれ逃げ溝から突出した部分を持たせたり、例えば、蟻溝の態様で、この溝の外側の部分を持たせることができる。図示したガイド部材24の円柱状の構造の代わりに、ガイド部材24が、例えば、他の断面図にあるバー形状の構造を持たせることもできる。
ピストンロッドの形で構成される横駆動部の駆動部材26は、それぞれガイド部材24に固定されている。伝達部材23の縦方向の移動の間に、ガイド部材24上の点で締め付けが起こり、ガイド部材24は、横方向に対して伝達部材23の縁部に開いた凹部25の領域に存在するようになる。その締め付けは、バルブロッド11がその始端位置から中間位置まで移動する間には、後者の全体的な移動に亘り、(縦方向21に対して)伝達部材23の側面に隣接する点で起こることもある。この場合、ガイド部材24は、伝達部材23の縁部で閉じる(伝達部材23を通る穴形状の)凹部25を通過することもある。
実施例ではピストンロッドの形で構成される横駆動部の駆動部材26は、横駆動部19のピストン27に固定される。横駆動部19のピストン27は、シリンダスペース28内にある。示した実施例では、シリンダスペース28は、横駆動部ハウジングの内部スペースに形成される。横駆動部ハウジングは、互いに堅固に接続される2つの基体29で構成される。シリンダスペース28を形成するため、これらの基体は、カバー30により閉鎖する凹部を有する。横駆動部ハウジング29、30は、バルブハウジング1に堅固に取り付けられる。
2つのガイド部材24は、縦方向21及び横方向22に垂直な方向に対して、バルブロッド11の両側にそれぞれ配置される。換言するなら、それぞれ2つのガイド部材24は、縦方向21及び横方向22に平行で縦軸線20を通る平面の両側に配置される。前記平面の両側に配置される2つのガイド部材24は、横方向19に互いに離間し、同時に、縦方向21と平行かつ横方向22に垂直で、バルブロッドの縦軸線20を通る平面の両側に配置される。先の平面の両側に配置される2つのガイド部材24に固定された横駆動部の駆動部材26は、互いに離れて案内され、(横方向22に平行な)方向にガイド部材24から突出する。
実施例に示すように、それぞれのピストン27は、ピストンロッドの形で構成される2つの横駆動部の駆動部材26を介して、各ガイド部材24に接続される。このような接続は、1つの駆動部材26を介しても行える。
ガイド部材24は、横駆動部の駆動部材26と接続していることで、縦方向21に移動不能に保持され、横駆動部19により、横方向22に移動可能になっている。実施例では、横方向22に移動可能なガイド部材24の案内部は、横方向22に移動可能な駆動部材26を支持するガイドと、ピストン27の横方向22に移動可能な移動ガイドとで構成される。ピストン27は、シリンダスペース28の縁部で、横方向22に移動可能に案内される。そして、駆動部材26は、横駆動部ハウジングの開口部31の縁部(図21参照)で、駆動部材26が伸びる開口を通じて、横方向22に移動可能に案内される。さらに、ガイドほぞ51がピストン27に配置され、横方向22に延在する基体29のガイド穴52(図21参照)で横方向に移動可能に案内される。横方向22の移動ガイドもまた、他の方法、例えば、ガイドほぞ51やガイド穴52無しで済ませたり、ピストン27のみで横方向22に移動可能に案内されてもよい。
伝達部材23を縦方向に駆動させるため、縦駆動部の駆動部材32は、伝達部材23に接続され、駆動部材32は、縦駆動部18のピストン33が取り付けられたピストンロッドにより形成される。このピストン33は、シリンダスペース34内に配置される。実施例では、ピストン33は、縦駆動部ハウジングの内部スペースにより形成されている。このため、縦駆動部ハウジングは、カバー36a、36bによって閉じられる、凹部のある基体35を有する。縦駆動部の駆動部材32を形成するピストンロッドは、カバー36bの穴を通って延在している。
縦駆動部ハウジング35、36は、横駆動部ハウジング29、30に堅固に接続されている。
縦駆動部の駆動部材32は、それ自体は横方向22に移動不能であるが、横方向22に移動可能に、伝達部材23に接続されている。このため、実施例では、駆動部材32が貫通口37を通じて、伝達部材23を通過する。貫通口37は、縦方向21に伸び、横方向22の正確な幅がそれぞれ横方向22の駆動部材32の幅より大きい。それぞれの貫通口37は、伝達部材23の穴に保持されるコネクトピン38により横断される。コネクトピン38は、自由に動く駆動部材32上の穴39を通って延在している。これにより、駆動部材32は、コネクトピン38に対して横方向22に移動可能である。
伝達部材23からピストン33の反対側に突出した部分では、縦駆動部の駆動部材32が、横駆動部ハウジング29、30によって、少なくともバルブロッド11の中間位置及び終端位置で、横方向22に移動不能に保持されている。このため、実施例では、横駆動部の駆動部材26が動いて(図21、22参照)、横駆動部ハウジング29、30の凹部で保持され、前出の横駆動部の駆動部材を縦方向21に移動させることに関係するスリーブ40に至る。
横方向22の移動が可能とする、縦駆動部の駆動部材32及び伝達部材23の接続もまた考えられ、図示とは異なる方法でも可能である。例えば、伝達部材23と各駆動部材32との間に柔軟な連結部が設けられる。その場合、異なる駆動部材32は、縦方向21に平行に移動する2方向に設けられるか、ばねにより1方向の移動が生じる。
実施例では、2つの縦駆動部の駆動部材32が設けられており、駆動部材32は、縦方向21に垂直かつ横方向22に垂直な向きに対してバルブロッド11の反対側に配置され、それぞれ伝達部材23に接続される。
実施例に示すように、伝達部材23は、伝達部材23の基体にねじ止めされるクランプ部材41(図21参照)により、バルブロッド11に固定される。クランプ部材41を外した状態では、バルブロッド11は、伝達部材23から取り外すことができる。
実施例では、横駆動部19は、記載したようにシリンダスペース28を形成する横駆動部ハウジング29、30と、ピストン27と、横駆動部の駆動部材26とで構成される。例えば、縦方向21及び横方向22に移動不能なバルブハウジング1に接続された別個のシリンダが、各ピストン27に設けられている。
実施例では、縦駆動部は、シリンダスペース34をもつ縦駆動部ハウジング35、36と、シリンダスペース34に配置されたピストン33と、縦駆動部の駆動部材32とで構成される。例えば、縦方向21及び横方向22に固定されたバルブハウジング1に(例えば、横駆動部ハウジングを介して)接続された専用シリンダが、各ピストン33に設けられてもよい。
バルブロッド11の第1又は第2終端位置において、バルブロッド11は、バルブハウジング1の外側にあり、バルブハウジング1とは離れたバルブロッド11の端部の方向に、バルブロッド11及び伝達部材23が接続された領域から延在する領域で、横凸部42、43に支持されている。実施例では、横凸部42、43は、縦駆動部ハウジングの基体35、特に、基体35の開口部44に取り付けられ、その開口にバルブロッド11が突出する。各横凸部42、43に対する支持は、好ましくは、バルブロッド11の端部領域で実現される。実施例では、横凸部42、43に対し係る係止部45が、バルブロッドに取り付けられている。
各終端位置では、各横凸部42、43に対してバルブロッド11が支えられていることで、横駆動部19による如何なる傾斜運動も許容されることがない。バルブロッド11は、横駆動部19の両側(一方は、各バルブシート6、7上の各閉止部材9、10を介して、他方は、各横凸部42、43に対して)で支えられ、また、横駆動部19による曲げ荷重を受けやすくなっている。
図4〜7に示す始端位置から図8〜11に示す中間位置までバルブロッド11を駆動するため、伝達部材23は、縦駆動部18により縦方向21に移動する。図8〜11に示す中間位置から図12〜15に対応する第1終端位置、又は図16〜19に対応する第2終端位置までバルブロッド11を駆動するため、ガイド部材24は、横駆動部19により横駆動部の駆動部材26を介して、横方向22に平行な方向に移動する。その結果、伝達部材23の移動及びそれによるバルブロッド11の横方向22の移動が生じる。ガイド部材24を横方向22に移動させるため、横駆動部19のピストン33は、特定の圧縮空気における圧力媒体により作用を受ける。ガイド部材24を用いることで、一方の側に配置されたピストン27は伝達部材23を押し、他方の側に配置されたピストン27は伝達部材23を引く(何れの終端位置となるかによりバルブロッド11が移動する)。実施例では、ピストン27は、それぞれ複動式のピストンとして構成され、これにより、バルブロッド11が第1終端位置へ駆動している間と、バルブロッド11が第2終端位置へ駆動している間の両方で、全てのピストン27が機能する。
バルブロッド11が中間位置から1つの終端位置まで移動する場合、バルブロッド11が移動する方向の、伝達部材23の所定側に配置されたばね要素46が張力を受ける。実施例では、ばね要素は、ピストン27の蟻穴形状の窪み47に配置された螺旋ばねである。窪み47は、それぞれ突出した止めピン49を通じて有孔円盤48で閉じられる。止めピン49は、支え環50をもつ頭部を有する。各螺旋ばねは、窪み47の底面と支え環50の間に位置する。バルブロッド11が中間位置から終端位置まで移動する場合、有孔円盤48から突出する止めピン49の所定の端部は、カバー30に対し抗するようになり、これにより、止めピン49は、ばね要素46の張力の下、押されるようになる。
バルブロッド11の各終端位置から中間位置への復帰は、ばね要素46により所定の各止めピン49が各カバー30に支持され、各止めピン49が配置されたピストン27を移動させることで起こる。全てのピストン27のシリンダスペース28は、この場合、圧力無しに切り替わる。
本発明の実施例の様々な変更は、本発明の範囲から逸脱せずに実行可能である。従って、例えば、バルブロッド11の縦軸線20を通り、縦方向21に平行かつ横方向22に平行な平面のそれぞれの側に1のガイド部材24及び1のピストン27のうち少なくとも1つ設けられていてもよい。この場合、反対方向に突出する横駆動部の駆動部材26は、各ガイド部材に係合する。
仮に、複動式のピストン27の代わりに単動式のピストンが用いられた場合、各ピストン27は、伝達部材23を押すのみか、引くのみとなる。仮に、伝達部材23を押すのみのピストン27が用いられた場合、凹部25は、180°を超えずにガイド部材24を取り囲むか、又は逃げ溝のない他の縦方向ガイドが設けられる。ガイド部材24もまた、図示されたものと異なる方法で設計されてもよい。
真空領域からバルブロッドを導出するためのべローズリードスルーの代わりに、スライドリードスルーが設けられてもよい。スライドリードスルーは、封止により気密化するため、バルブロッドが導出される通過口をもつスライド部でもよい。結果として、バルブロッドは、このスライド部に対して縦方向に移動する。このスライド部自体は、バルブハウジング1に対して横方向22に移動可能に実装され、同時に、封止によりバルブハウジング1に対して気密化される。従って、このスライド部は、バルブハウジング1に対して気密化された一種の滑動部を形成し、横方向22に移動可能である。特に、互いに垂直な2方向に移動可能なスライドリードスルーが知られている。
実施例に示すように、2つの閉止部材9、10は、バルブロッド11に取り付けられている。一方、1つの閉止部材のみがバルブロッド11に取り付けられていてもよい。そのとき、バルブロッドは、中間位置からバルブハウジングのバルブ開口部を取り囲むバルブシートに対し、閉止部材が抗する1つの終端位置まで移動可能でもよい。このような真空バルブでは、僅かに変更した設計も可能であり、バルブハウジングは、真空チャンバで形成されてもよい。換言するなら、バルブハウジングはなくてもよく、真空バルブは、気密化された状態でバルブロッドが導出される真空チャンバに挿入する部分として設計してもよい。
1 バルブハウジング
2 第1バルブ開口部
3 第2バルブ開口部
4 軸線
5 軸線
6 第1バルブシート
7 第2バルブシート
8 内部スペース
9 第1閉止部材
10 第2閉止部材
11 バルブロッド
12 接続部材
13 延長部材
14 キャリア
15 シーリングリング
16 開口部
17 ベローズ
18 縦駆動部
19 横駆動部
20 縦軸線
21 縦方向
22 横方向
23 伝達部材
24 ガイド部材
25 凹部
26 横駆動部の駆動部材
27 ピストン
28 シリンダスペース
29 基体
30 カバー
31 開口部
32 縦駆動部の駆動部材
33 ピストン
34 シリンダスペース
35 基体
36a カバー
36b カバー
37 貫通孔
38 コネクトピン
39 穴
40 スリーブ
41 クランプ部
42 横凸部
43 横凸部
44 開口部
45 係止部
46 ばね要素
47 窪み
48 有孔円盤
49 止めピン
50 支え環
51 ガイドほぞ
52 ガイド穴

Claims (14)

  1. 縦軸線(20)を有し、少なくとも1つのバルブ開口部(2,3)を閉止するための少なくとも1つの閉止部材(9,10)を支持し、縦駆動部(18)により、該縦軸線(20)に平行な縦方向(21)に、真空バルブが開放している始端位置から中間位置まで移動可能であり、横駆動部(19)により、該中間位置から真空バルブが閉鎖している少なくとも1つの終端位置まで移動可能なバルブロッド(11)を備えた真空バルブであって、
    少なくとも1つのガイド部材(24)により、前記縦方向(21)に移動可能に案内される伝達部材(23)が前記バルブロッド(11)に取付けられ、
    前記横駆動部(19)の少なくとも1つの駆動部材(26)は、前記ガイド部材(24)と係合し、
    前記ガイド部材(24)は、少なくとも1つの前記駆動部材(26)を介して、前記横駆動部(19)により、横方向(22)に移動可能であり、
    前記ガイド部材(24)は、前記横方向(22)に動作している間、前記伝達部材(23)と共に移動することを特徴とする真空バルブ。
  2. 請求項1に記載の真空バルブにおいて、
    少なくとも1つの前記駆動部材(26)がそれぞれに係合する、少なくとも1つの前記ガイド部材(24)が前記縦方向(21)に垂直かつ前記横方向(22)に垂直となる方向に対して、前記バルブロッド(11)のそれぞれ両側に配置されていることを特徴とする真空バルブ。
  3. 請求項1又は2に記載の真空バルブにおいて、
    前記駆動部材(26)は、前記横駆動部(19)のピストン(27)に接続されたピストンロッドであることを特徴とする真空バルブ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    少なくとも1つの前記ガイド部材(24)は、棒状に形成されていることを特徴とする真空バルブ。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    前記横方向(22)に互いに離間し、少なくとも1つの前記駆動部材(26)がそれぞれに係合する、2つのガイド部材(24)が前記縦方向(21)に垂直かつ前記横方向(22)に垂直となる方向に対して、前記バルブロッド(11)のそれぞれ両側に配置されることを特徴とする真空バルブ。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    前記バルブロッド(11)は、第1及び第2閉止部材(9,10)を支持し、
    前記バルブロッド(11)の第1終端位置では、第1閉止部材(9)が第1バルブ開口部(2)を取り囲む第1バルブシート(6)に対して押圧され、
    前記バルブロッド(11)の第2終端位置では、第2閉止部材(10)が第2バルブ開口部(3)を取り囲む第2バルブシート(7)に対して押圧されることを特徴とする真空バルブ。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    前記伝達部材(23)を前記縦方向(21)に駆動するため、少なくとも1つの横駆動部(18)の駆動部材(32)が該伝達部材(23)に接続されていることを特徴とする真空バルブ。
  8. 請求項7に記載の真空バルブにおいて、
    少なくとも1つの駆動部材(32)は、前記伝達部材(23)に、前記横方向(22)に移動可能に接続されていることを特徴とする真空バルブ。
  9. 請求項7又は8に記載の真空バルブにおいて、
    少なくとも1つの駆動部材(32)は、前記縦駆動部(18)のピストン(33)に接続されたピストンロッドであることを特徴とする真空バルブ。
  10. 請求項1〜9の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    真空バルブは、バルブハウジング(1)を備え、
    その内部に少なくとも1つの閉止部材(9,10)が配置されていることを特徴とする真空バルブ。
  11. 請求項1〜10の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    前記伝達部材(23)は、前記縦方向(21)及び前記横方向(22)に移動不能な横駆動部ハウジング(29,30)の内部空間に配置されていることを特徴とする真空バルブ。
  12. 請求項11に記載の真空バルブにおいて、
    少なくとも1つのガイド部材(24)は、前記横駆動部ハウジング(29,30)に対して前記横方向(22)に移動可能に案内され、前記縦方向(21)には移動不能に保持されていることを特徴とする真空バルブ。
  13. 請求項1〜12の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    前記横駆動部(19)は、少なくとも1つのばね要素(46)を備え、
    前記ばね要素(46)は、1つの終端位置、又は複数の終端位置のうちの1つにあるバルブロッド(11)を中間位置の方向に付勢していることを特徴とする真空バルブ。
  14. 請求項1〜13の何れか1項に記載の真空バルブにおいて、
    前記バルブロッド(11)の終端位置、又は各終端位置では、前記伝達部材(23)との接続領域から該バルブロッド(11)の少なくとも1つの閉止部材(9,10)と離間した端部まで延びる該バルブロッド(11)の部分は、1つ又は各横凸部(42,43)で支持されていることを特徴とする真空バルブ。
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