JP2015532675A - 生分解性組成物、方法およびその用途 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2012年8月30日に出願された米国仮特許出願第61/695,229号に対する優先権の利益、および2013年3月15日に出願された米国仮特許出願第61/787,721号に対する優先権の利益を主張する。本願はまた、2013年3月15日に出願された米国非仮特許出願第13/833,193号に対する優先権の利益を主張し、また、2012年8月30日に出願された米国仮特許出願第61/695,229号に対する優先権の利益も主張する。これら優先出願のそれぞれの全体の開示は、その全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
本発明は、下記の発明を実施するための形態およびそれに含まれる実施例を参照することによって、より容易に理解され得る。
別途定義されない限り、本明細書で使用される全ての専門用語および科学用語は、本発明が属する技術分野において通常の技量を有する者により一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本明細書に記載される方法および材料と類似または等価のいかなる方法および材料も本発明の実施または試験に用いることができるが、例としての方法および材料が以下に記載される。
1. 生分解剤
本明細書で開示される方法、組成物、材料、およびグローブにおいて生分解剤としての使用に適した例示的且つ非限定的な生分解剤、それらの機能、並びに使用は、Lake et al.に対する米国特許出願公開第2008/0103232号に記載されており、該米国特許出願公開はその全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
細菌および真菌を含む種々の微生物が重合体材料の分解に役立つ。Preliminary Review of the Degradation of Cellulosic, Plastic, and Rubber Materials in the Waste Isolation Pilot Plant, and Possible Effects of Magnesium Oxide Safety Factor Calculations, Prepared for U.S. EPA Office of Radiation and Indoor Air (Sep. 11, 2006).
放線菌類は、土壌中に最も一般的に存在し、低栄養分環境で成長可能な細菌の一種である。放線菌類は、好気的および嫌気的条件の両方において生存可能であるが、大部分は好気性菌である。放線菌類の最も重要な役割はセルロース等の有機栄養分の分解であり、放線菌類はリグノセルロースを消費することができる数少ない細菌の1つである。
合成プラスチックおよびゴム重合体の酵素的分解において、多くの微生物はヒドロラーゼ(加水分解を触媒する酵素)を産生することが可能であるため、重合体骨格内に加水分解性基を含有する重合体は微生物の攻撃を特に受け易い。一般的に、脂肪族ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテル、およびポリイミドは、一般的に存在する微生物によってより容易に分解される。一般的に、より高分子量の重合体およびより分岐した重合体であるほど、微生物の分解に対してより抵抗性である。しかし、ポリエチレンを分解することができるいくつかの菌種が特定されており、例えば、ロドコッカス属およびB.ボステレンシス(B. borstelensis)である。
A. 生分解性エラストマー材料
I. アクリロニトリルを含む材料
a)アクリロニトリルブタジエン系ゴム;b)アルカリ安定化剤;c)金属酸化物架橋剤;およびd)生分解剤を含む組成物から形成され、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマー材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、生分解性エラストマー材料が本明細書で開示される。
a) ハロゲン含有エラストマー重合体;およびb)生分解剤を含む組成物から形成され、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマー材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、生分解性エラストマー材料も本明細書で開示される。
a)ハロゲン含有熱可塑性重合体;b)生分解剤;およびc)可塑剤を含む組成物から形成され、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、生分解性熱可塑性材料も本明細書で開示される。
本明細書に記載の全ての特性は、生分解性エラストマー材料および生分解性熱可塑性材料を含む本明細書で開示される全ての材料に起因し得る。
1. 生分解性エラストマーグローブ
A. アクリロニトリルを含むグローブ
a)アクリロニトリルブタジエン系ゴム;b)アルカリ安定化剤;c)金属酸化物架橋剤;およびd)生分解剤を含む組成物から形成される生分解性エラストマーグローブ材料を含む生分解性エラストマーグローブも本明細書で開示され、該生分解性エラストマーグローブ材料は、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す。
生分解性エラストマーグローブであって、a)ハロゲン含有エラストマー重合体;およびb)生分解剤を含む組成物から形成される生分解性エラストマーグローブ材料を含み、該生分解性エラストマーグローブ材料は、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す。
a)ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;およびb)生分解剤を含む組成物から形成される生分解性熱可塑性グローブ材料を含む生分解性熱可塑性グローブも本明細書で開示され、、該生分解性熱可塑性グローブ材料は、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す。
本明細書に記載の全ての特性は、生分解性エラストマーグローブおよび生分解性熱可塑性グローブを含む、本明細書で開示される全てのグローブに起因し得る。
本明細書に記載のグローブを作製するための方法も本明細書で開示される。本明細書に記載の全ての組成物および材料は、開示される方法において用いることができ、本明細書の別の場所に開示されるものと同じ特性を有する。例えば、方法にポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体および生分解剤を含む組成物が必要である場合、該組成物は本明細書の別の場所に記載される他の物質および化合物をさらに含み得ることも理解される。
A. 支持されていないグローブ
a)所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;b)グローブ形成剤の少なくとも一表面部分を凝固剤と接触させることで、グローブ形成剤の表面部分上に少なくとも一部分の凝固剤コーティングを得ること;c)凝固剤コーティングを乾燥させること;d)その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、i.アクリロニトリルブタジエン系ゴム;ii.アルカリ安定化剤;iii.金属酸化物架橋剤;およびiv.生分解剤を含む組成物でコーティングすること、e)ステップd)のコーティングを硬化させることで、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示すエラストマーグローブ材料を得ること、を含む、生分解性エラストマーグローブを作製するための方法も本明細書で開示される。
a)所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;b)ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、i.アクリロニトリルブタジエン系ゴム;ii.アルカリ安定化剤;iii.金属酸化物架橋剤;およびiv.生分解剤を含む組成物と接触させることで、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;c)第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;並びにd)ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し、ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す支持されたエラストマーグローブ材料を得ること、を含む、生分解性エラストマーグローブを作製するための方法も本明細書で開示される。
a. 支持されていないグローブ
a)所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;b)その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、i.ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体、およびii.生分解剤を含む組成物でコーティングすること、c)ステップb)のコーティングを硬化させることで、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す熱可塑性グローブ材料を得ること、を含む、生分解性熱可塑性グローブを作製するための方法も本明細書で開示される。
をさらに含む。
a)所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;b)ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、i.ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;およびii.生分解剤を含む組成物と接触させることによって、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;c)第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;並びにd)ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し、ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、支持された熱可塑性グローブ材料を得ること、を含む、生分解性熱可塑性グローブを作製するための方法も本明細書で開示される。
a)アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
b)アルカリ安定化剤;
c)金属酸化物架橋剤;および
d)生分解剤
を含む組成物から形成され、
生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマー材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマー材料。
a)アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
b)アルカリ安定化剤;
c)金属酸化物架橋剤;および
d)生分解剤
を含む組成物から形成される生分解性エラストマーグローブ材料を含み、
該生分解性エラストマーグローブ材料が、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマーグローブ。
a)ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体;および
b)生分解剤
を含む組成物から形成される生分解性エラストマーグローブ材料を含み、
該生分解性エラストマーグローブ材料が、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマーグローブ。
a)ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体;および
b)生分解剤
を含む組成物から形成され、
生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマー材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマー材料。
a. 所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;
b. グローブ形成剤の少なくとも一表面部分を凝固剤と接触させることで、グローブ形成剤の表面部分上に少なくとも一部分の凝固剤コーティングを得ること;
c. 凝固剤コーティングを乾燥させること;
d. その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、
i. アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
ii. アルカリ安定化剤;
iii. 金属酸化物架橋剤;および
iv. 生分解剤、
を含む組成物でコーティングすること;
e. ステップd)のコーティングを硬化させて、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示すエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記の生分解性エラストマーグローブを生成する方法。
a. 所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;
b. ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、
i. アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
ii. アルカリ安定化剤;
iii. 金属酸化物架橋剤;および
iv. 生分解剤、
を含む組成物と接触させることで、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;
c. 第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;
d. ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し;ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す支持されたエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。
a. 所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;
b. グローブ形成剤の少なくとも一表面部分を凝固剤と接触させることで、グローブ形成剤の表面部分上に少なくとも一部分の凝固剤コーティングを得ること;
c. 凝固剤コーティングを乾燥させること;
d. その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、
i. ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体、および
ii. 生分解剤
を含む組成物でコーティングすること;
e. ステップd)のコーティングを硬化させることで、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示すエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。
a. 所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;
b. ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、
i. ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体;および
ii. 生分解剤
を含む組成物と接触させることで、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;
c. 第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;並びに
d. ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し、ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す支持されたエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。
a) ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;
b) 生分解剤;および
c) 可塑剤、
を含む組成物から形成され、
生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性熱可塑性材料。
a. 所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;
b. その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、
i. ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体、および
ii. 生分解剤
を含む組成物でコーティングすること;
c. ステップb)のコーティングを硬化させることで、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す熱可塑性グローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。
a. 所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;
b. ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、
i. ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;
ii. 可塑剤;および
iii. 生分解剤
を含む組成物と接触させることで、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;
c. 第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;並びに
d. ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し、ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、支持された熱可塑性グローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。
a) ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;および
b) 生分解剤
を含む組成物から形成される生分解性熱可塑性グローブ材料を含み、
前記生分解性熱可塑性グローブ材料が、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性熱可塑性グローブ。
以下の実施例は、本願で特許請求される化合物、組成物、物品、デバイスおよび/または方法を如何に作製し評価するかについての完全な開示および説明を当業者に提供するために提起されており、純粋に本発明の例示であることが意図されており、発明者が発明と見なしているものの範囲を限定することは意図されていない。
数字(例えば、量、温度等)に関して正確さを確実にするための努力がなされているが、いくらかの誤差および偏差は考慮されるべきである。
特に指示しない限り、部は重量部であり、温度は℃単位であるかまたは周囲温度であり、圧力は大気圧かまたはそれに近い圧力である。
ニトリル検査用グローブ
本明細書に記載の方法により作製される例示的なグローブは、表1に記載される組成物を含み得る。
実施例1に記載の生分解性グローブの生分解を種々の時間間隔後に測定した。表3は、分解処理の30日後の分解データを示している。図1Aおよび図1Bは、分解剤を含む材料およびグローブが、分解剤を含まない材料またはグローブよりも速く分解することを示す、分解データのプロットを示している。
Claims (416)
- 生分解性エラストマー材料であって、
a)アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
b)アルカリ安定化剤;
c)金属酸化物架橋剤;および
d)生分解剤
を含む組成物から形成され、
生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマー材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマー材料。 - アルカリ安定化剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項1に記載の生分解性エラストマー材料。
- アルカリ安定化剤が水酸化アルカリを含む、請求項1または2に記載の生分解性エラストマー材料。
- アルカリ安定化剤が水酸化カリウムを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- アルカリ安定化剤がアンモニアを含む、請求項1または2に記載の生分解性エラストマー材料。
- 組成物が約8.5〜約10.5の範囲のpHを有する、請求項5に記載の生分解性エラストマー材料。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがアクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがカルボキシル化アクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 金属酸化物架橋剤が100乾燥部のアクリロニトリルゴムあたり0部超〜約5.0部の量で存在する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 組成物が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項12に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項1〜13のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤がアクリロニトリルブタジエン系ゴムを消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項15に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項15に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項15に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項15に記載の生分解性エラストマー材料。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項15に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項15に記載の生分解性エラストマー材料。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項15に記載の生分解性エラストマー材料。
- エラストマー材料が硫化されている、請求項1〜23のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- エラストマー材料が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がアクリロニトリルブタジエン系ゴムと架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項1〜24のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項25に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項1に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項1に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が好気条件下で生分解性である、請求項1〜28のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項1〜29のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が30日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜30のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が65日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜31のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が120日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜32のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が160日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜33のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜34のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜35のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜36のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項1〜37のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマーグローブであって、
a)アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
b)アルカリ安定化剤;
c)金属酸化物架橋剤;および
d)生分解剤
を含む組成物から形成される生分解性エラストマーグローブ材料を含み、
該生分解性エラストマーグローブ材料が、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマーグローブ。 - アルカリ安定化剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項39に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- アルカリ安定化剤が水酸化アルカリを含む、請求項39または40に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- アルカリ安定化剤が水酸化カリウムを含む、請求項39〜41のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- アルカリ安定化剤がアンモニアを含む、請求項39または40に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 組成物が約8.5〜約10.5のpHを有する、請求項43に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがアクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項39〜44のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがカルボキシル化アクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項39〜45のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 金属酸化物架橋剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約5.0部の量で存在する、請求項39〜46のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムを含む、請求項39〜47のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項39〜48のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 組成物が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項49に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項39〜50のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項39〜51のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項39〜52のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤がアクリロニトリルブタジエン系ゴムを消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項53に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項53に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項53に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項53に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項53に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項53に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項53に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- エラストマーグローブ材料が硫化されている、請求項39〜60のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項39に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項39に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- エラストマー材料が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がアクリロニトリルブタジエン系ゴムと架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項39〜60のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項64に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項39〜65のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項39〜66のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、30日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜67のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、65日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜68のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、120日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜69のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、160日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜70のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜71のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜72のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜73のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項39〜74のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が支持されていない、請求項39〜75のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブが支持されている、請求項39〜76のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブが、綿、ナイロン、ポリエステル、再生ポリエチレンテレフタラート(PET)、アクリル、ライクラ、竹、鋼、炭素繊維、ガラス繊維、メタおよびパラ−アラミド(Kevlar(登録商標)、Twaron(登録商標)、Nomex(登録商標))、もしくは超高分子量ポリエチレン、またはそれらの組み合わせを含む材料によって支持されている、請求項77に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブであって、
a)ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体;および
b)生分解剤
を含む組成物から形成される生分解性エラストマーグローブ材料を含み、
該生分解性エラストマーグローブ材料が、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマーグローブ。 - ハロゲン含有重合体がポリクロロプレンである、請求項79に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 組成物が金属酸化物架橋剤をさらに含む、請求項80に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムである、請求項81に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 金属酸化物架橋剤が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約10.0部の量で存在する、請求項81に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項79〜83のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項84に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項79〜85のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項79〜86のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項79〜87のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤がハロゲン含有エラストマー重合体を消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項88に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項88に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項88に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項88に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項88に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項88に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項88に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- エラストマーグローブ材料が硫化されている、請求項79〜95のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- エラストマー材料が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がハロゲン含有エラストマー重合体と架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項79〜95のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項97に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項79に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項79に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、30日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、65日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、120日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、160日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項79〜96のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブが支持されていない、請求項79〜110のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブが支持されている、請求項79〜110のいずれか一項に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマーグローブが、綿、ナイロン、ポリエステル、再生ポリエチレンテレフタラート(PET)、アクリル、ライクラ、竹、鋼、炭素繊維、ガラス繊維、メタおよびパラ−アラミド(Kevlar(登録商標)、Twaron(登録商標)、Nomex(登録商標))、もしくは超高分子量ポリエチレン、またはそれらの組み合わせを含む材料によって支持されている、請求項112に記載の生分解性エラストマーグローブ。
- 生分解性エラストマー材料であって、
a)ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体;および
b)生分解剤
を含む組成物から形成され、
生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマー材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性エラストマー材料。 - ハロゲン含有重合体がポリクロロプレンである、請求項114に記載の生分解性エラストマー材料。
- 組成物が金属酸化物架橋剤をさらに含む、請求項114に記載の生分解性エラストマー材料。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムである、請求項116に記載の生分解性エラストマー材料。
- 金属酸化物架橋剤が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約10.0部の量で存在する、請求項116に記載の生分解性エラストマー材料。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含む、請求項114〜118のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項119に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項114〜120のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項114〜121のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項114〜122のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤がハロゲン含有エラストマー重合体を分解することが可能な微生物をさらに含む、請求項123に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項123に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項123に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項123に記載の生分解性エラストマー材料。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項123に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項123に記載の生分解性エラストマー材料。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項123に記載の生分解性エラストマー材料。
- エラストマー材料が硫化されている、請求項114〜130のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 組成物が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がハロゲン含有エラストマー重合体と架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項114〜130のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項132に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項114に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項114に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が好気条件下で生分解性である、請求項114〜131のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項114〜132のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が30日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が65日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が120日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が160日後の対応する参照エラストマー材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマー材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項114〜137のいずれか一項に記載の生分解性エラストマー材料。
- 生分解性エラストマーグローブを生成する方法であって、
a. 所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;
b. グローブ形成剤の少なくとも一表面部分を凝固剤と接触させることで、グローブ形成剤の表面部分上に少なくとも一部分の凝固剤コーティングを得ること;
c. 凝固剤コーティングを乾燥させること;
d. その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、
i. アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
ii. アルカリ安定化剤;
iii. 金属酸化物架橋剤;および
iv. 生分解剤、
を含む組成物でコーティングすること;
e. ステップd)のコーティングを硬化させて、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示すエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記の生分解性エラストマーグローブを生成する方法。 - コーティング部分をビーディングすることをステップe)の前にさらに含む、請求項146に記載の方法。
- グローブ形成剤からエラストマーグローブ材料を除去することをさらに含む、請求項146に記載の方法。
- リーチングすることで凝固剤を除去するステップをステップe)の前および/または後にさらに含む、請求項146に記載の方法。
- リーチングすることで凝固剤を除去した後に、コーティング部分をビージングすることをさらに含む、請求項146に記載の方法。
- 凝固剤が硝酸カルシウム、塩化カルシウム、酢酸、またはそれらの組み合わせを含む、請求項146に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項146に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が水酸化アルカリを含む、請求項146に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が水酸化カリウムを含む、請求項146に記載の方法。
- アルカリ安定化剤がアンモニアを含む、請求項146に記載の方法。
- 組成物が約8.5〜約10.5のpHを有する、請求項146に記載の方法。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがアクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項146に記載の方法。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがカルボキシル化アクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項146に記載の方法。
- 金属酸化物架橋剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約5.0部の量で存在する、請求項146に記載の方法。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムを含む、請求項146に記載の方法。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項146に記載の方法。
- 組成物が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤がアクリロニトリルブタジエン系ゴムを消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴムおよび前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項146に記載の方法。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項169に記載の方法。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項146に記載の方法。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項146に記載の方法。
- 硬化ステップe)によって硫化エラストマーグローブ材料が得られる、請求項146に記載の方法。
- 組成物が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がアクリロニトリルブタジエン系ゴムと架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項146に記載の方法。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項174に記載の方法。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項146に記載の方法。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、30日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、65日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、120日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、160日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項146に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブを生成するための方法であって、
a. 所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;
b. ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、
i. アクリロニトリルブタジエン系ゴム;
ii. アルカリ安定化剤;
iii. 金属酸化物架橋剤;および
iv. 生分解剤、
を含む組成物と接触させることで、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;
c. 第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;
d. ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し;ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す支持されたエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。 - グローブ形成剤から支持されたエラストマーグローブ材料を除去することをさらに含む、請求項188に記載の方法。
- ステップd)の後にリーチングをさらに含む、請求項188に記載の方法。
- ステップd)の後に組成物を硬化させることをさらに含む、請求項188に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項188に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が水酸化アルカリを含む、請求項188に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が水酸化カリウムを含む、請求項188に記載の方法。
- アルカリ安定化剤がアンモニアを含む、請求項188に記載の方法。
- 組成物が約8.5〜約10.5のpHを有する、請求項188に記載の方法。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがアクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項188に記載の方法。
- アクリロニトリルブタジエン系ゴムがカルボキシル化アクリロニトリル・ブタジエンゴムラテックスである、請求項188に記載の方法。
- 金属酸化物架橋剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約5.0部の量で存在する、請求項188に記載の方法。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムを含む、請求項188に記載の方法。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、増粘剤および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項188に記載の方法。
- 組成物が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤が100乾燥部のアクリロニトリルブタジエン系ゴムあたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤がアクリロニトリルブタジエン系ゴムを消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項188に記載の方法。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、およびポリオレフィンを有するアクリル酸、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項209に記載の方法。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項188に記載の方法。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項188に記載の方法。
- 硬化ステップe)によって硫化エラストマーグローブ材料が得られる、請求項188に記載の方法。
- 組成物が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がアクリロニトリルブタジエン系ゴムと架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項188に記載の方法。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項214に記載の方法。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項188に記載の方法。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、30日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、65日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、120日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、160日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項188に記載の方法。
- 支持材が、綿、ナイロン、ポリエステル、再生ポリエチレンテレフタラート(PET)、アクリル、ライクラ、竹、鋼、炭素繊維、ガラス繊維、メタおよびパラ−アラミド(Kevlar(登録商標)、Twaron(登録商標)、Nomex(登録商標))、もしくは超高分子量ポリエチレン、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項188に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブを生成するための方法であって、
a. 所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;
b. グローブ形成剤の少なくとも一表面部分を凝固剤と接触させることで、グローブ形成剤の表面部分上に少なくとも一部分の凝固剤コーティングを得ること;
c. 凝固剤コーティングを乾燥させること;
d. その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、
i. ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体、および
ii. 生分解剤
を含む組成物でコーティングすること;
e. ステップd)のコーティングを硬化させることで、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示すエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。 - ハロゲン含有エラストマー重合体がポリクロロプレンである、請求項229に記載の方法。
- ステップe)の前に、コーティング部分をビーディングすることをさらに含む、請求項229に記載の方法。
- グローブ形成剤からエラストマーグローブ材料を除去することをさらに含む、請求項229に記載の方法。
- リーチングすることで凝固剤を除去するステップをステップe)の前および/または後にさらに含む、請求項229に記載の方法。
- 凝固剤が硝酸カルシウム、塩化カルシウム、酢酸、またはそれらの組み合わせを含む、請求項229に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項229に記載の方法。
- アルカリ安定化剤が水酸化アルカリを含む、請求項229に記載の方法。
- 組成物が、100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約10.0部の量で存在する金属酸化物架橋剤をさらに含む、請求項229に記載の方法。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムを含む、請求項237に記載の方法。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項229に記載の方法。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤がアクリロニトリルブタジエン系ゴムを消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項229に記載の方法。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項247に記載の方法。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項229に記載の方法。
- 化学走性剤が糖、クマリンまたはフラノンを含む、請求項229に記載の方法。
- 硬化ステップe)によって硫化エラストマーグローブ材料が得られる、請求項229に記載の方法。
- 組成物が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がハロゲン含有エラストマー重合体と架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項229に記載の方法。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項252に記載の方法。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項229に記載の方法。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、30日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、65日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、120日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、160日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項229に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブを生成するための方法であって、
a. 所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;
b. ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、
i. ポリクロロプレンを含むハロゲン含有エラストマー重合体;および
ii. 生分解剤
を含む組成物と接触させることで、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;
c. 第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;並びに
d. ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し、ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照エラストマーグローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す支持されたエラストマーグローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。 - 第一コーティング上に凝固剤を少なくとも部分的にコーティングすることをさらに含む、請求項266に記載の方法。
- ハロゲン含有エラストマー重合体がポリクロロプレンである、請求項266に記載の方法。
- ステップd)の後にコーティングを硬化させることをさらに含む、請求項266に記載の方法。
- グローブ形成剤から支持されたエラストマーグローブ材料を除去することをさらに含む、請求項269に記載の方法。
- 組成物が、100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約10.0部の量で存在する金属酸化物架橋剤を含む、請求項266に記載の方法。
- 金属酸化物架橋剤が酸化亜鉛または酸化マグネシウムを含む、請求項271に記載の方法。
- 組成物が、感熱剤、界面活性剤、加硫剤、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含む、請求項266に記載の方法。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有エラストマー重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤がハロゲン含有エラストマー重合体を分解することが可能な微生物をさらに含む、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項266に記載の方法。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項281に記載の方法。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項266に記載の方法。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項266に記載の方法。
- 組成物が、カルボン酸またはその誘導体および二価または三価の金属を含む化合物をさらに含み、該カルボン酸またはその誘導体がハロゲン含有エラストマー重合体と架橋するのに充分なレベルのカルボキシル基を与える、請求項266に記載の方法。
- カルボン酸がエチレンアクリル酸である、請求項285に記載の方法。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、30日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、65日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、120日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が、160日後の対応する参照エラストマーグローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とする、ASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 生分解性エラストマーグローブ材料が少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項266に記載の方法。
- 支持材が、綿、ナイロン、ポリエステル、再生ポリエチレンテレフタラート(PET)、アクリル、ライクラ、竹、鋼、炭素繊維、ガラス繊維、メタおよびパラ−アラミド(Kevlar(登録商標)、Twaron(登録商標)、Nomex(登録商標))、もしくは超高分子量ポリエチレン、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項266に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性材料であって、
a) ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;
b) 生分解剤;および
c) 可塑剤、
を含む組成物から形成され、
生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性熱可塑性材料。 - ハロゲン含有重合体がポリ塩化ビニルである、請求項300に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 可塑剤がフタル酸ジイソノニル、1−[2−(ベンゾイルオキシ)プロポキシ]プロパン−2−イルベンゾエート、もしくはエポキシ化大豆油、またはその組み合わせを含む、請求項300に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 可塑剤が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約160.0部の量で存在する、請求項300に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 組成物が無機充填剤および顔料からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含む、請求項300〜305のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項304に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項300〜305のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項300〜306のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項300〜307のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤がハロゲン含有熱可塑性重合体を消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項308に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項308に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項308に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項308に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項308に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項308に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項308に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項300に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項300に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が好気条件下で生分解性である、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、30日後の対応する参照熱可塑性材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、65日後の対応する参照熱可塑性材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、120日後の対応する参照熱可塑性材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、160日後の対応する参照熱可塑性材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性材料が、少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項300〜317のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性材料。
- 生分解性熱可塑性グローブを生成するための方法であって、
a. 所定のサイズおよび形を有するグローブ形成剤を得ること;
b. その表面上に乾燥した少なくとも部分的な凝固剤コーティングを有するグローブ形成剤を、
i. ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体、および
ii. 生分解剤
を含む組成物でコーティングすること;
c. ステップb)のコーティングを硬化させることで、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す熱可塑性グローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。 - ステップc)の前にコーティングの一部分をビージングすることをさらに含み得る、請求項328に記載の方法。
- グローブ形成剤から熱可塑性グローブ材料を除去することをさらに含み得る、請求項328に記載の方法。
- ハロゲン含有熱可塑性重合体がポリ塩化ビニルである、請求項328に記載の方法。
- 組成物が可塑剤をさらに含む、請求項328に記載の方法。
- 組成物が、無機充填剤、抗酸化剤、顔料、および付臭剤からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項328に記載の方法。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤がアクリロニトリルブタジエン系ゴムを消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項328に記載の方法。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項341に記載の方法。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項328に記載の方法。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、30日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、65日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、120日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、160日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項328に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブを生成するための方法であって
a. 所定のサイズおよび形を有し、少なくとも部分的に支持材で覆われているグローブ形成剤を得ること;
b. ステップa)の支持材の少なくとも一部分を、
i. ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;
ii. 可塑剤;および
iii. 生分解剤
を含む組成物と接触させることで、支持材上に前記組成物の第一コーティングを得ること;
c. 第一コーティングを少なくとも部分的に固化させること;並びに
d. ステップb)およびc)を順に「n」回繰り返し、ここで「n」は1以上の整数であり、それによって、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、支持された熱可塑性グローブ材料を得ること、
を含む、上記方法。 - 組成物が可塑剤をさらに含む、請求項357に記載の方法。
- ハロゲン含有熱可塑性重合体がポリ塩化ビニルである、請求項357に記載の方法。
- ステップd)の後にコーティングを硬化させることをさらに含む、請求項357に記載の方法。
- グローブ形成剤から支持された熱可塑性グローブ材料を除去することをさらに含む、請求項357に記載の方法。
- 組成物が無機充填剤および顔料からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含む、請求項357に記載の方法。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤がハロゲン含有熱可塑性重合体を消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項266に記載の方法。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項357に記載の方法。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項370に記載の方法。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項357に記載の方法。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、30日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、65日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、120日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、160日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項357に記載の方法。
- 支持材が、綿、ナイロン、ポリエステル、再生ポリエチレンテレフタラート(PET)、アクリル、ライクラ、竹、鋼、炭素繊維、ガラス繊維、メタおよびパラ−アラミド(Kevlar(登録商標)、Twaron(登録商標)、Nomex(登録商標))、もしくは超高分子量ポリエチレン、またはそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項357に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブであって、
a) ポリ塩化ビニルを含むハロゲン含有熱可塑性重合体;および
b) 生分解剤
を含む組成物から形成される生分解性熱可塑性グローブ材料を含み、
前記生分解性熱可塑性グローブ材料が、生分解剤非存在下での実質的に同一な参照熱可塑性グローブ材料の生分解速度よりも大きな、ASTM D5511試験基準に従って測定される生分解速度を示す、
上記生分解性熱可塑性グローブ。 - 組成物が可塑剤をさらに含む、請求項387に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- ハロゲン含有重合体がポリ塩化ビニルである、請求項387に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 組成物が無機充填剤および顔料からなる群から選択される少なくとも1つの添加剤をさらに含む、請求項387〜389のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 組成物が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約20.0部の量で存在する無機充填剤を含む、請求項390に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤が100乾燥部のハロゲン含有熱可塑性重合体あたり0部超〜約2.0部の量で存在する、請求項387〜391のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤がカルボン酸化合物を含む、請求項387〜392のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤が、化学誘引性化合物;グルタル酸またはその誘導体;5〜18炭素の鎖長を有するカルボン酸化合物;重合体;および膨潤剤を含む、請求項387〜393のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤がハロゲン含有熱可塑性重合体を消化することが可能な微生物をさらに含む、請求項394に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤に含まれる前記重合体が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテレフタレート、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、メタクリレート、ナイロン6、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリクロロプレン、アクリロニトリルブタジエン系ゴム、および前記重合体のあらゆる共重合体からなる群から選択される、請求項394に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤が相溶化剤をさらに含む、請求項394に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤が担体樹脂をさらに含む、請求項394に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 前記担体樹脂が、ポリジビニルベンゼン、エチレン酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸、ポリオレフィンを有するアクリル酸からなる群から選択される、請求項394に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤が微生物を誘引するための化学走性剤をさらに含む、請求項394に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 化学走性剤が糖、クマリン、またはフラノンを含む、請求項394に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解剤が、ポリ乳酸、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリプロピレンカーボネート(polypolypropylene carbonate)、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカン酸、キトサン、グルテン、および一つもしくは複数の脂肪族/芳香族ポリエステル、例えば、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート・アジペート、ポリブチレンサクシネート・セバケート、もしくはポリブチレンテレフタレート・アジペート共重合体、またはそれらの混合物を含む生分解性重合体を含む、請求項387に記載の方法。
- 生分解剤がポリブチレンサクシネートを含む、請求項387に記載の方法。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が好気条件下で生分解性である、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が嫌気条件下で生分解性である、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、30日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも200%より大きな30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、65日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも300%より大きな65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、120日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも500%より大きな120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、160日後の対応する参照熱可塑性グローブ材料の%生分解よりも少なくとも700%より大きな160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約3%の30日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約4%の65日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約10%の120日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブ材料が、少なくとも約15%の160日後の%生分解を特徴とするASTM D5511に従って測定される生分解速度を示す、請求項387〜403のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブが支持されていない、請求項387〜413のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブが支持されている、請求項387〜413のいずれか一項に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
- 生分解性熱可塑性グローブが、綿、ナイロン、ポリエステル、再生ポリエチレンテレフタラート(PET)、アクリル、ライクラ、竹、鋼、炭素繊維、ガラス繊維、メタおよびパラ−アラミド(Kevlar(登録商標)、Twaron(登録商標)、Nomex(登録商標))、もしくは超高分子量ポリエチレン、またはそれらの組み合わせを含む材料によって支持されている、請求項415に記載の生分解性熱可塑性グローブ。
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