JP2015532623A5

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Info

Publication number: JP2015532623A5
Application number: JP2015530395A
Authority: JP
Filing date: 2013-09-05
Publication date: 2016-11-24
Anticipated expiration: 2033-09-05

Description

第１の車両ドアが、第１の車両ドアに加わる負荷に耐えるための格納式のサスペンション手段を備え、前記格納式のサスペンション手段が、前記旋回軸周りの前記第２の車両ドアの重量又は回転モーメントを相殺する引戻装置を備える。

引戻装置は、第１のドアの内部の空洞内に配置されることができる。

下方テールゲート１６は、１組のケーブルステー１１９を備え、ケーブルステー１１９は、下方テールゲート１６のそれぞれの側面に設けられている。ケーブルステー１１９は、下方テールゲート１６の開口を通るケーブル１１４を備える。ケーブルステー１１９は、上方及び下方テールゲート１４、１６によって定義された開口部の両側に配置された車両１０上の装着位置１２０に接続されている。ケーブルステー１１９は、下方テールゲート１６によって定義された空洞内に装着されたハウジング１１２内に格納可能である。ケーブルステー１１９は、負荷が下方テールゲート１６上へ加わる場合のような、開位置に配置される際には、下方テールゲート１６を支持するように設けられ、開位置にある場合には、ケーブルステー１１９が印加される負荷の少なくとも一部に耐え、負荷の残りはヒンジ１１６ａ、１１６ｂが負担できるようになっている。このようにして、ケーブルステー１１９は、下方テールゲート１６の行き過ぎた回転又は開口を防いでいる。ケーブルステー１１９は、ハウジング１１２内に装着されたコイルばね等の引戻装置（図示せず）を備え、これらのコイルばねは、下方テールゲート１６の移動範囲を通してテールゲート１６が平衡に保つことができるのに実質的に十分な相殺力を提供し、それはつまり、モータがアクチュエータを全閉位置から全開位置の間の位置で駆動させることを止めている場合に下方テールゲート１６が静止したままであり得るというものであり、下方テールゲート１６の幾つかの角度又は車両１０の傾きで下方テールゲート１６は自己的に開くこと又は自己的に閉じることの傾向を有し得るものである。代替的な実施形態では、引戻装置は、その移動方向の任意の位置で下方テールゲート１６を静止した状態に保つために十分であり得る。

Claims

閉位置と開位置との間で関節接合するように構成された上方ドアと、
閉位置と開位置との間で旋回軸の周りで関節接合するために車両にヒンジ式に装着可能な下方ドアであって、空洞を備える下方ドアと、
前記空洞内に配置されたアクチュエータ機構であって、前記車両に対して前記旋回軸からずれた位置で枢動可能に接続可能なアクチュエータ機構と、
前記閉位置と前記開位置との間で前記下方ドアを関節接合するために前記アクチュエータ機構を駆動するための駆動手段と
を備え、
前記アクチュエータ機構が、アクチュエータ及びベルクランクを備え、前記アクチュエータが直線運動を提供するものであり、且つその第１の端部で前記ベルクランクを介してヒンジへ接続されており、前記ベルクランクが、前記空洞内で前記下方ドアに枢動可能に装着されており、前記アクチュエータが、その第２の端部で前記下方ドアへ枢動可能に接続されている車両用の動力付き分割ドアシステム。
前記下方ドアがその周りで関節接合する前記旋回軸が、前記空洞内に配置されている請求項１に記載のシステム。
前記駆動手段が、前記空洞内に配置される請求項１又は２に記載のシステム。
前記ヒンジが、前記下方ドアに固定された第１の部分と前記車両に固定可能な第２の部分とを有し、前記ヒンジの旋回軸が、前記下方ドアがその周りで関節接合する前記旋回軸を定義する請求項１〜３のいずれか１項に記載のシステム。
前記アクチュエータ機構が前記車両の支持構造に枢動可能に装着され、前記車両の支持構造が、前記ヒンジの前記第２の部分を含む請求項４に記載のシステム。
前記ベルクランクが、前記空洞内に配置されたリンクアームによって前記ヒンジへ接続される請求項１〜５のいずれか１項に記載のシステム。
前記アクチュエータが第１の向きで装着され、前記ベルクランクが、前記直線運動の向きを変える請求項１〜６のいずれか１項に記載のシステム。
前記駆動手段が、少なくとも１の電気モータを備える請求項１〜７のいずれか１項に記載のシステム。
前記モータが、前記下方ドアの防水された内部に配置される請求項８に記載のシステム。
前記アクチュエータ機構に開位置と閉位置との間で前記下方ドアを関節接合させるように前記駆動手段を制御するためのコントローラを備える請求項１〜９のいずれか１項に記載のシステム。
前記上方ドアを動かすための更なる機構を備える請求項１０に記載のシステム。
前記上方ドアを動かすための更なる機構を備え、前記コントローラが、前記駆動手段及び前記更なる機構を独立して制御するように構成され、前記下方ドアが開閉することを可能にするために前記上方ドアが少なくとも一部開かれなければならないように、前記上方及び下方ドアが配置される請求項１〜１０のいずれか１項に記載のシステム。
システムが、後部保管領域を有する車両用の動力付き分割テールゲートシステムである請求項１１又は１２に記載のシステム。
前記下方ドアが下方テールゲートドアであり、前記上方ドアが上方テールゲートドアである請求項１３に記載のシステム。
前記下方ドアが、前記下方ドアに加わる負荷に耐えるための格納式のサスペンション手段を備え、前記格納式のサスペンション手段が、前記旋回軸周りの前記下方ドアの重量又は回転モーメントを相殺する引戻装置を備える請求項１〜１４のいずれか１項に記載のシステム。
前記引戻装置が、前記下方ドアの内部の空洞内に配置される請求項１５に記載のシステム。
請求項１〜１６の何れか１項に記載のドアシステムを有する車両。