JP2015527543A - 受動再循環装置 - Google Patents

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Abstract

本開示は、再循環装置において、排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、排気と燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、第2通路から第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体、を備えている再循環装置を提供している。装置は、更に、内空洞部を備えるノズルであって燃料を当該内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルと、本体内に滑動可能に配置されていて燃料を受け入れるように構成された第1端とノズル空洞部へ燃料供給するように構成された第2端を備えているピストンと、を備えており、それにより、ピストンが排気によって本体の長手方向軸に沿って動かされてオリフィスを通過する燃料の流れを制御するようになっている。本体内に配置されている混合室は、排気を受け入れるように構成され且つオリフィスからの燃料を受け入れるように構成されている。【選択図】図2A

Description

[0001]本願は、2012年8月8日出願の米国仮特許出願第61/680,845号の恩典を主張し、同仮出願をここに参考文献として援用する。
[0002]本開示は、流体流れを受動制御するための再循環装置に関する。幾つかの実施形態では、ここに記載されている再循環装置は、燃料電池の再循環ループへ供給される燃料の量を制御するのに使用することができる。
[0003]液体及び気体の形態をしている流体流れを制御するのに弁又は射出器の様な各種装置が使用されている。その様な装置は、機械的組立体内部の流体の流れ又は組立体を出入りする流体の流れを制御するために、組立体に組み入れられている場合が多い。その様な流体流れを増加又は減少させるため、弁又は射出器は、一体化された電気式、空気式、又は機械式の制御部構成要素を有している。これらの能動制御機構が一般的に使用されているのに対し、流体圧力に基づく受動制御は、流体流れを精度よく制御することの難しさ又は構成要素を広い条件範囲に亘る有効作動を確約する寸法にすることの難しさ故にあまり一般的ではない。
[0004]燃料電池は電力を生成するための装置である。燃料からの化学エネルギーは酸素又は他の酸化剤との化学反応を通じて電気へと変換される。化学反応により、典型的に電気と熱と水が生じる。作動時、燃料電池は、通常、燃料、酸化剤、又は冷却液の制御された流れを必要とする。
[0005]燃料電池は、アノード区画のアノード、カソード区画のカソード、及び電荷がアノードとカソードの間を動けるようにする電解質、を含んでいる。電子がアノードからカソードへ電気負荷回路を通して引き出され、電気を発生させる。電気出力を変えるため、弁、射出器、又は他の流れ装置は、1つ又はそれ以上の区画への流体流れを制御するように構成されている。
[0006]一部の例では、燃料の流れがアノード区画へ供給され、酸素含有ガス(例えば空気)の流れがカソード区画へ給送される。燃料はアノード区画を通って継続的に流れることができ、その間、燃料の一部はアノード区画で、下の式、即ち、
2H→4H+4e
によって表される電気化学反応を起こす。
[0007]アノード電気化学反応によって発生する電子はアノードからカソードへ電気負荷回路を通して引き出され、直流電気を発生させる。反応によって発生する正に帯電したイオンはアノードから電解質を通してカソードへ引き出される。電解質は正に帯電したイオンの通過を許容する一方で負に帯電した電子の通過を阻止するように構成されている。
[0008]正に帯電したイオンが電解質を通過したら、次にイオンはカソード区画で電気負荷回路を通過してきた電子と一体化することになる。一体化はアノード電気化学反応を生み、下の式、即ち、
+4H+4e→2H
によって表される様に酸素の還元から水が発生する。
[0009]アノード区画で酸化される燃料の量は電気負荷回路から要求されるパワーの量に依存する。アノード区画へ供給される燃料全てが酸化されるとは限らず、燃料の一部はアノード区画から吐出される。
[0010]燃料電池の全体としての効率を上げるために、アノード区画からの流出を再循環ループを経由してアノード区画への流入へ流し戻すことができる。燃料電池がパワーを継続的に出力するのを可能にするためには、燃料を再循環ループへ導入してアノード区画で酸化された燃料に取って代わらせなくてはならない。燃料を再循環ループに導入させる速度は電気回路に掛かる負荷に依存するものであり、負荷が大きいほどより多くの燃料が必要になってくる。
[0011]再循環ループへ導入される燃料の流れは、弁又は射出器を含む様々な装置によって制御することができる。燃料電池が最小パワー出力から最大パワー出力へ立ち上がるとき又はその逆のときに適切な量の燃料を再循環ループへ供給するには、寸法の異なる多様な射出器又は流れを絞る能力のある制御弁が必要になる。多様な制御弁と同様に異なる寸法のノズルを有する多様な射出器ともなれば、費用が嵩み装置の複雑性が増すこともあり得る。
[0012]先行技術の装置の中には、多様な射出器の必要性を可変流れ射出器を使用することによって低減したものもあれば、制御弁を射出器と組み合わせて使用したものもある。例えば、米国特許第6,858,340号は、燃料電池システムでの使用のための可変流れ射出器を開示している。射出器内の2つのダイヤフラムがノズルに対する針の運動を制御して射出器を通る流体流れを調整するようになっている。米国特許第7,536,864号及び米国特許第6,779,360号はノズルの開きを制御するのにアクチュエータを使用している。米国特許出願第2010/0068579号は、射出器と関連付けて使用される制御弁を開示している。
[0013]しかしながら、これらの弁及び射出器は、どれもが何らかの形態の能動制御システムを必要とするため、受動制御で作動するものは何もない。例えば、複数の流体を使用して複数のダイヤフラムを変形させたり、管理されたアクチュエータがラムを操作したり、制御アクチュエータが針を位置付けたり、制御弁が下流のフィードバックに基づいて流れを絞ったりしている。本開示は、先行技術の少なくとも幾つかの不完全さを克服する。
米国仮特許出願第61/680,845号 米国特許第6,858,340号 米国特許第7,536,864号 米国特許第6,779,360号 米国特許出願第2010/0068579号
[0014]上記状況を考慮し、本開示は、燃料電池システムへ一体化させることのできる再循環装置を提供している。再循環装置は、アノード再循環流れをアノード区画排気圧力に基づいて受動制御することができる。装置は、最小パワー出力から最大パワー出力までの条件範囲に亘る作動を許容するように燃料を燃料電池へ供給する。
[0015]本開示の1つの態様は、再循環装置において、排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、排気と燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、第2通路から第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体、を備えるものとすることのできる再循環装置に向けられている。装置は、更に、内空洞部を備えるノズルであって燃料を当該内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルと、本体内に滑動可能に配置されていて燃料を受け入れるように構成された第1端とノズル空洞部へ燃料供給するように構成された第2端を備えているピストンと、を備えており、それにより、ピストンが排気によって本体の長手方向軸に沿って動かされてオリフィスを通過する燃料の流れを制御するようになっている。本体内に配置されている混合室は、排気を受け入れるように構成され且つオリフィスからの燃料を受け入れるように構成されている。
[0016]本開示の別の態様は、再循環装置において、排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている、弁座を備える少なくとも1つの第2通路と、排気と燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、第2通路から第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体、を備えている再循環装置に向けられている。内空洞部を備えるノズルが、燃料を内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めすることができ、ノズルは本体へ固定的に連結されているものとすることができる。再循環装置は、更に、本体内に滑動可能に配置されていて燃料を受け入れるように構成された第1端とノズル空洞部へ燃料供給するように構成された第2端を備えているピストンを備えており、ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、ピストンが排気によって本体の長手方向軸に沿って動かされてオリフィスを通過する燃料の流れを制御するようになっている。混合室が排気を受け入れるように構成され且つオリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて本体内に配置されており、先細端を備える弁棒がピストンの第1端へ固定的に連結されており、それにより、長手方向軸に沿って動かされるピストンが弁棒第1端と弁座の間の距離を制御するようになっている。
[0017]本開示の別の態様は、再循環装置において、排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、排気と燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、第2通路から第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体、を備えるものとすることのできる再循環装置に向けられている。装置は、更に、内空洞部を備えるノズルであって燃料を当該ノズル空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルを備えており、それにより、ノズルはピストンの第2端へ固定的に連結されたものとすることができる。装置は、更に、本体内に滑動可能に配置されているピストンを備え、ピストンは中央空洞部を備えており、中央空洞部はピストン中央空洞部の全長さを貫いて第1針部分を受け入れるように構成されており、ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、ピストンが排気圧力によって本体の長手方向軸に沿って動かされてオリフィスを通過する燃料の流れを制御するようになっている。混合室が排気を受け入れるように構成され且つオリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて本体内に配置されている。装置は、更に、本体へ固定的に連結されている針を備えており、針は第2針部分へ接続している中央空洞部の中へ給送する燃料受け入れ用通路を備える第1部分を備えており、それにより、第1針部分と第2針部分は固定的に連結されている。針は、更に、燃料が中央空洞部からノズル空洞部の中へ出てゆけるようにする流出通路を有する第2部分を備えるものとすることができ、つまり第2針部分は第2端に向かって先細になっており、それにより、先細針部分の表面はノズルの先細内表面に平行であり、ノズル及びピストンが動くにつれてノズルの内表面に係合するように構成されている。
[0018]上記の概括的な説明と次に続く詳細な説明は、例示と解説のみが目的であり、特許請求に際し本開示を限定するものではない。
[0019]本明細書に組み入れられ、その一部を構成している添付図面は、本開示の幾つかの実施形態を描いており、説明と共に、本開示の原理を解説するうえで役立つ。
[0020]或る例示としての実施形態による燃料電池システムの概念図である。 [0021]或る例示としての実施形態による射出器の破断断面図であり、射出器の拡大断面を含んでいる。 [0022]或る例示としての実施形態によるピストン及び弁棒の概略等角投影図である。 [0023]別の例示としての実施形態による射出器の破断断面図である。 [0024]別の例示としての実施形態による射出器の破断断面図である。
[0025]これより本開示の例示としての実施形態を詳細に参照してゆくが、実施形態の例は添付図面に描かれている。図面全体を通じて、可能な場合は常に、同じ又は同様の部分を指すのに同じ符号を使用してゆく。
[0026]図1は、或る例示としての実施形態による燃料電池システム100の概念図である。燃料電池システム100は再循環装置110を備えるものとすることができる。例えば、再循環装置110は、以下に詳しく説明されている受動再循環射出器を備えるものであってもよい。燃料電池システム100は、再循環装置110に加えて、燃料120及び燃料電池120を備えることができる。燃料120は、水素、一酸化炭素、メタノール、及びメタンの様な希薄で軽い炭化水素類、を備えるものとすることができる。以上に解説されている様に、燃料電池130は化学反応を介して電気を生成するように構成されている。
[0027]図1に示されている様に、燃料電池120は、アノード区画140、アノード150、電解質160、カソード区画170、カソード180、及び電気負荷回路190を備えるものとすることができる。電解質160は、ポリマー膜とアルカリ水溶液を備えている。幾つかの実施形態では、燃料電池120は、陽子交換膜、リン酸、固体酸化物、又は溶融炭酸塩を備えていてもよい。
[0028]混合燃料200の継続的な流れがアノード区画140へ供給されている。酸素の流れ210がカソード区画170へ供給されている。混合燃料210がアノード区画140に進入したら、当該混合燃料200の一部はアノード150でアノード電気化学反応を起こすことになる。
[0029]アノード区画140へ供給される混合燃料200全てが必ずしもアノード電気化学反応で消費されるとは限らない。アノード区画140に流入する混合燃料200の一部はアノード区画140から排気220としてアノード区画出口230を通って吐出されることになる。アノード区画出口230から吐出される排気220は、アノード電気化学反応での燃料消費による一定体積圧力減少に因り、アノード区画入口240に進入する混合燃料200より低い圧力で出てゆくことになる。
[0030]アノード区画出口230は、再循環装置110の第1通路250に流体接続されていてもよい。排気220は、再循環装置110に第1通路250を介して進入することができ、燃料120の流れと混合されることになる。燃料120は、再循環装置110の第2通路260を通って供給されることになる。排気220と燃料120が再循環装置110で混合された後、当該混合物は第3通路270を通って混合燃料200として吐出されることになる。第3通路270はアノード区画入口240に流体接続されているので、混合燃料200はアノード区画140に流入できるようになっている。図1に描かれている様に、再循環装置110と燃料電池130の間に再循環ループ160の流れが流れている。
[0031]典型的な作動条件下では、燃料120の第2通路260での圧力は約30psigから約500psigの間の範囲にある。第1通路250の排気220の圧力は、約3psigから約60psigの間の範囲にある。また、第3通路270を出てゆく混合燃料200の圧力は、約3psigから約20psigの間の範囲にある。これらの可変圧力範囲の理由は以下に説明されている。
[0032]アノード区画140に起こるアノード電気化学反応は混合燃料200を消費し、再循環ループ160内の一定体積圧力を減少させる。これに対抗するため、再循環装置110は継続的燃料再循環で作動されるようになっている。具体的には、或る特定の流量での第2通路260への燃料120導入が、電気負荷回路190がパワー出力を立ち上げる又は立ち下げている間の燃料電池130からのパワー発生を維持するのに必要とされる一定体積圧力を再循環ループ160内に維持する。再循環装置110は、燃料120の流れを上述の様に即ち受動式に、能動制御無しに、調整するように構成されている。
[0033]図2Aは、或る例示としての実施形態による再循環装置110の断面略図である。再循環装置110は、本体400、ノズル410、及びピストン420を備えている。先に説明されている様に、再循環装置110は、排気220を第1通路250経由で受け入れ、燃料120を第2通路260経由で受け入れるように構成されている。燃料120の流れと排気220の流れは一体化し、混合燃料200が再循環装置110を第3通路270経由で出てゆく。
[0034]本体400は、ノズル410及びピストン420を収納するように構成されている内部空洞部430を有する構造を備えるものとすることができる。例えば、本体400は、金属、合金、プラスチック、複合材料、又は同等の材料で構築されていてもよい。本体400は、摩擦を低減するように又は腐食保護を高めるように被膜を有しているか又は表面処理を施されていてもよい。例えば、テフロン被膜又は硬質陽極酸化処理を利用することができよう。
[0035]本体400は、単体構造を備えていてもよいし、複数部品の組立体を備えていてもよい。具体的には、再循環装置110は、修理又は交換を可能にさせるために燃料電池システム100からの容易取り外しに適する設計とすることができる。例えば、本体400は、第1本体部分440と第2本体部分450を備えていてもよい。本体の部分440と部分450は、各種取り付け機構によって固定的に又は取り外し可能に互いへ連結されている。
[0036]再循環装置110は、本体400の上流部分から本体400の下流部分へ延びる長手方向軸460を含んでいる。例えば、第1本体部分440が下流(即ち、図2Aの右側)にあり、第2本体部分450が上流(即ち、図2Aの左側)に設置されていてもよい。燃料120は、長手方向軸460に略平行に上流から下流へ流れてゆくことができる。排気220は長手方向軸460及び燃料120に略垂直に流れ、燃料120と混合されて混合燃料200を形成することができ、当該混合燃料も長手方向軸460に略平行に第3通路270から流れてゆく。
[0037]第3通路270は、少なくとも本体400又は第1本体部分440の一部を貫いて延びるものとすることができる。例えば、第3通路270は内部空洞部430の内表面から第1本体部分440の外部表面まで延びていてもよい。第3通路270は、先細部分を含むものとすることができ、燃料120と排気220の混合を増進させるように構成されていてもよい。
[0038]第1通路250は排気220を受け入れるように構成されている。第1通路250は図2Aには第3通路270に垂直であるものとして示されているが、第1通路250は第3通路270に対して様々な角度に向き付けられていてもよい。第1通路250は、少なくとも本体400又は第1本体部分440の一部を貫いて延びていてもよい。具体的には、第1通路250は本体400/第1本体部分440の外表面から内部空洞部430の内表面まで延びていてもよい。他の実施形態では、第1通路250は排気220を受け入れるように構成されている複数の通路を備えている場合もある。
[0039]第2通路260は燃料120の流れを受け入れるように構成されている。幾つかの態様では、第2通路260は本体400又は第2本体部分450の外部表面から内部空洞部430の内表面まで延びている。第2通路260は、燃料130供給ラインへ連結するように構成されている各種連結器(図示せず)を含むものとすることができる。
[0040]第1通路250、第2通路260、第3通路270、アノード区画入口240、又はアノード区画出口230のところの接続金具(図示せず)は、急速接続連結器又は容易組立又は容易分解を可能にさせる同等の様式の接続具を利用していてもよい。接続金具は、ノズル410からの流れ吐出によって引き起こされ得る振動又は圧力変動を吸収するように構成されていてもよい。
[0041]或る代わりの実施形態(図示せず)では、再循環装置110の幾何学形状は燃料電池130の一部分へ一体化されている。その様な構成は相互接続用金具の必要性を無くすことができる。
[0042]本体400はノズル410を受け入れるように構成されている。ノズル410は、燃料120の流れを、燃料120が排気220と一体化される混合室470の中へ導入するように構成されている。混合燃料200は、その後、再循環装置110から出力され、再循環ループ280の一部を形成する。
[0043]ノズル410は、燃料120が上流場所(図2Aで示せば左手)から下流場所(図2Aで示せば右手)へ流れる際に、燃料120の流れを加速するように構成されている。ノズル410は、混合室470で燃料120が排気220と十分に混ざり合えるように燃料120をエアゾール化する形状又は寸法とすることができる。ノズル410は、ノズル410から吐出される燃料の流量が、混合室470のノズル横の領域に相対的陰圧を作り出すように構成されていてもよい。
[0044]幾つかの実施形態では、ノズル410は、超音速流体流れで作動するように構成されている。ノズル410は、更に、ノズル410を出てゆく燃料120の流れに略垂直な排気220の流れを受け入れるように構成されていてもよい。ノズル410の外表面は、ノズル410を出てゆく燃料120の流れの周りに排気220の実質的な乱流を形成するように構成されていてもよい。具体的には、排気220の流れは、ノズル410を出てゆく燃料120の噴流周りの略円形運動でノズル410の周りに渦を巻くようになっていてもよい。燃料120と排気220のその様な異なる流れ経路は2つの流体流れの混合を増進させる。
[0045]ノズル410は、金属、合金、複合材料、又は高圧力高速度流体適用に侵食無しに対応する能力のある同等の材料で構築することができる。ノズル410の内表面は、流量効率を最大化するように又は燃料120の高い吐出速度を維持するように研磨低摩擦仕上げを施されていてもよい。
[0046]他の実施形態では、ノズル410は本体400の一部として形成されており、本体400とノズル410の単体構造を作り上げている。更に他の実施形態では、ノズル410は、第1本体部分440又は第2本体部分450の一部として形成されている。
[0047]ノズル410は、内部空洞部430をノズル410の下流の混合室470とノズル410の上流のピストン室480へ分割している。混合室470とピストン室480は流体接続されていてもよい。例えば、排気220が第1通路250又は混合室470からピストン室480へ流れることができるようになっていてもよい。例えば、1つ又はそれ以上の貫通口490が、流体が混合室470からピストン室480の中へ流れることを許容するように構成されていてもよい。
[0048]他の実施形態では、ピストン室480への排気220の流れは、本体400構造中の、混合室470をピストン室480に流体接続している通路を経由している。
[0049]ノズル410は、概して上流に配置されている第1端500と概して下流に配置されている第2端510を有するものとすることができる。ノズル410は、第1端500と第2端510の間に配置されているノズル空洞部520を備えるものとすることができ、ノズル空洞部520はノズル410を貫く燃料120の通路を提供するように構成されていてもよい。図2Aに示されている様に、ノズル空洞部520は、第1端500から第2端510へ延びながら直径が減少し狭窄している。
[0050]第2端510は、燃料120の流れがノズル空洞部520から混合室470へ通るのを許容するように構成されたオリフィス620を備えている。オリフィス620は、燃料120の混合室470への噴霧又は流れ分配を提供する形状とすることができる。オリフィス620は、第2端510の最も端の表面に配置させることもできるであろうし、概して第2端510の下流領域内に配置させることもできよう。更に、オリフィス620の開口部は、方形、矩形、円形、三角形、又は他の形状の断面形状を備えていてもよいと考えている。
[0051]ノズル410の第1端500は、燃料120をノズル空洞部520の中へ受け入れるように構成されている。具体的には第1端500はピストン420の少なくとも一部を受け入れることができる。他の実施形態では、ノズル410はピストン420を受け入れていない場合もある。むしろピストン420はノズル空洞部520へ流体接続している本体400の部分によって受け入れられていてもよい。
[0052]ピストン420は、第2通路260からノズル410の第1端500への燃料120の通路を提供するように構成されている。ピストン420は、更に、第2通路260を通過してノズル410の第1端500へ至りオリフィス620から出る燃料120の流れを制御するように構成されている。幾つかの実施形態では、ピストン420は、ピストン室480に形成される排気220の圧力に基づいて、燃料120の流れを制御することができる。
[0053]ピストン420は、金属、合金、複合材料、又は高圧力高速度流体適用に対応する能力のある同等の材料で構築することができる。
[0054]ピストン420は、第1本体部分440内に形成されているピストン室480に滑動可能に配置されている。他の実施形態では、ピストン420は、第2本体部分450内又は単体構造を備える単一本体400内に形成されているピストン室480に滑動可能に配置されている。
[0055]ピストン420は、ベアリング又は同等の機構を介し、なおも封止された縁を維持しながらにピストン室480の内表面に沿って滑動するようになっている。ピストン420の外縁は、排気220がピストン420を迂回するのを防止するために、ピストン室480内表面に押し付けて密に封止するように構成されている。
[0056]或る代わりの実施形態では、ピストン420のピストン室480に対する滑動を可能にさせるためにダイヤフラム(図示せず)が使用されている。ダイヤフラムシール(図示せず)がピストン420の外壁及びピストン室480の内壁へ固定されていてもよい。
[0057]ピストン420とピストン室480表面の間に適切な摩擦があれば、排気220の圧力変動に反応したピストン420の急激な揺動を防ぐことができる。ピストン室480は、ピストン420を受け入れる構成の略円筒形とすることができる。他の実施形態では、ピストン室480は異なった形状をしている場合もある。例えば、ピストン室480は、対応する形状を有するピストン420を受け入れるように構成された方形、楕円形、又は矩形であってもよい。
[0058]ピストン420は上流端である第1端540と下流端である第2端550を有している。ピストン420は、第1端540と第2端550の間に配置されたピストン空洞部560を有し、第1端540の周りの領域から第2端550への流体通路を提供している。第2端550はノズル空洞部520と流体接続している。
[0059]ピストン420はピストンヘッド530を備えている。ピストンヘッド530は、ピストン空洞部560を取り囲む壁から横方向にピストン室480の内表面に向かって延びている。ピストンヘッド530はピストン室480内を概して長手方向軸460に沿って動くことができる。ピストンヘッド530は、ピストンヘッド表面570の排気220の流れに対し構成されている。具体的には、排気220の圧力がピストンヘッド表面570を押すように働いてピストン420を長手方向に動かすことになる。
[0060]ピストン420の第1端540は弁棒590を備えるものとすることができる。弁棒590は弁座600と嵌り合うように構成されている先細端を有するものとすることができる。流入通路610が略第1端540領域に配置されている。流入通路610は、燃料120が第2通路260から流れてきて弁座600と弁棒590の間を通りピストン空洞部560の中へ流れてゆけるようにしている。
[0061]以上に論じられている様に、再循環装置110は、燃料120を第2通路260を通じて受け入れ且つ燃料120を排気220と一体化させるように構成されている。第2本体部分450に形成されている第2通路260は漸減してゆき狭い断面積になった後に壁が拡がって第2通路260の断面積を増加させ弁座600を形成している。弁座600は弁棒590に係合するように構成されている。
[0062]弁棒590の外周面は、第1端540の近傍で、その直径が第1端540の最も外側の面に向かって進んでゆくにつれて減少しているような形状とすることができる。弁棒590は尖で終端していてもよい。第1端540から下流には、弁棒590の外表面から弁棒590の壁を貫いてピストン空洞部560へ延びている流入通路610がある。流入通路610は、第2通路260からの燃料120が弁座600と弁棒590の間を通ってピストン空洞部560の中へ流れてゆけるようにしている。燃料120は、ピストン空洞部560から、第2端550へ、そしてノズル空洞部520の中へと流れることができる。ノズル空洞部520から、燃料120はオリフィス620を通って混合室470の中へ流れることができる。上述されている燃料120の流れ経路の結果として、弁座600と弁棒590の間を通過した燃料120は、混合室470に至るまで流れてゆき、そこで排気220と混ざり合って混合燃料200を形成することになる。
[0063]再循環装置110は次の様に作動することができる。排気220がピストンヘッド表面570を押すように圧力を働かせると、図2Bに示されている様に力580が発生する。力580の上流方向の向きは長手方向軸460に略平行になっている。
[0064]力580は、ピストン420及び弁棒590を上流の第2通路260及び弁座600に向かって略長手方向軸460に沿って滑動させることになる。例えば、ピストン420及び弁棒590は、弁棒590が弁座600に接触し面同士が係合するまで、上流へ滑動してゆく。この係合は第2通路260を通る全流れを完全に遮断する。こうして、弁棒590と弁座600の間の開口の面積は、ピストン420及び弁棒590を長手方向軸460に沿って動かすことによって変化させることができる。ピストン420の本体400に対する運動は、第2通路260を通り弁座600と弁棒590の間を流れてゆく燃料120の流量を制御することができる。
[0065]弁棒590と弁座600の間を通過した燃料120は流入通路610を通ってピストン空洞部560に入りノズル空洞部520へと流れてゆく。ノズル空洞部520から、燃料はオリフィス620を通って混合室470の中へ流れてゆく。混合室470で燃料120は排気220と混ざり合う。最終的に、燃料120は混合燃料200として第3通路270から出てアノード区画140へと流れてゆく。
[0066]第2通路260に進入する燃料120は、弁座600を通過してゆく際に弁棒590の先細端に接触することになる。而して、燃料120は弁棒590の先細面を押すように圧力を働かせ、図2Bに示されている様に燃料力630が発生する。力630は全体として長手方向軸460に沿って下流方向を向いている。力580と燃料力630の和がピストン420及び弁棒590の本体400に対する位置を決定する。力580と力630の釣り合わせが、ノズル410及びオリフィス620を通って混合室470の中へ流れてゆく燃料120の流量を制御する。
[0067]図2Bは、或る例示としての実施形態によるピストン420の概略等角投影図である。図2Bは、ピストンヘッド530及び弁棒590の有効表面積を、ピストン420及び弁棒590へ加えられている力580及び燃料力630と共に示している。
[0068]他の実施形態では、燃料力630はばね(図示せず)によって補われている場合もある。その様なばねはピストン室480内に設置することができよう。例えば、ばねはピストン420を押すように下流方向への追加の力を働かせるように構成されていてもよいであろう。この方向は長手方向軸460に略平行とすることができよう。ばねを選択することにより、ピストンを動かすのに必要とされる所望アノード圧力を設定することができる。代わりの実施形態では、張力の掛けられたばね(図示せず)が、力580を補うのに使用されている場合もある。
[0069]図3は、再循環装置の或る代わりの実施形態1010を示している。図2と同様、再循環装置1010は本体700とピストン710を備えている。但し、図3に開示されている実施形態は更に針720を有している。
[0070]図2の本体400と同様、本体700は第1通路730の排気220の流れ及び第2通路740の燃料120の流れを受け入れることができる。両流れは本体700内で混ざり合い、図1に示されている様に混合燃料200として第3通路750から吐出される。
[0071]本体700は、ピストン710を収納するように構成された内部空洞部760を有する構造を備えるものとすることができる。例えば、本体700は第1本体部分770と第2本体部分780を備えるものとすることができる。本体の部分770と部分780は上述されている様に各種機構を使用して互いへ連結されている。
[0072]ピストン710は、上述のノズル410と同様に、燃料120の流れを混合室790の中へ導入するように構成されている。例えば、ピストン710は燃料120がピストン710を通って流れてゆく際に燃料120を加速することができる。燃料120は、混合室790内での混合が可能になるように排気220を燃料120と一体に同伴するのに必要な速度に達することができる。ピストン710は、針720から混合室790への燃料120の通路を提供することができる。ピストン710は、更に、第2通路740を通る燃料120の流れを、ピストン710を押すように加えられる内部空洞部760の排気220圧力に基づいて制御することができる。
[0073]ピストン710は、本体700に形成されている内部空洞部760内に滑動可能に配置されていてもよい。ピストン710は、ベアリング又は同等の機構を介し、なおも封止された縁を維持しながらに内部空洞部760に沿って滑動するようになっている。本体700は、ピストン710が内部空洞部760内を滑動する範囲を制限するように構成されている。ピストン710と内部空洞部760表面の間に適切な摩擦があれば、排気220の圧力変動に反応したピストン710の急激な揺動を防ぐことができる。
[0074]ピストン710は、概して上流に配置されている第1端800と概して下流に配置されている第2端810を有している。ピストン710は、第1端800と第2端810の間に配置されているピストン空洞部820を備えており、ピストン空洞部820は、針720を受け入れ且つピストン710を通る燃料130の通路を提供するように構成されていてもよい。
[0075]第1端800は、針720を受け入れるように構成されているピストンヘッド830を備えるものとすることができる。ピストンヘッド830は、排気220の圧力をピストンヘッド表面840に受けるように構成されている。排気220はピストンヘッド表面840を押すように圧力を働かせ、概して上流方向への力850を発生させる。
[0076]ピストンヘッド830の外縁は、排気220がピストンヘッド830の表面を迂回するのを防止するために、内側の空洞部760表面に押し付けて密に封止するように構成されている。
[0077]ピストン710の第2端810は、流体の流れがピストン空洞部820から混合室790へ通ってゆけるようにするオリフィス870を備えている。オリフィス870は、燃料120の混合室790への噴霧又は流れ分配を提供する形状とすることができる。オリフィス870の内表面の一部は、厳密には、オリフィス870を貫いて針720の一部分を受け入れるように構成されている。
[0078]オリフィス870は、第2端810の最も端の表面に配置されていてもよいし、略第2端領域に配置されていてもよい。ピストン空洞部820は第2端810領域では、第2端810に向かって延びながら直径が減少し狭くなってゆき、狭窄内空洞部880を作り出している。狭窄内空洞部880は、針720を受け入れ且つ針の外表面に係合するように構成されている。
[0079]針720は、第2通路740からの燃料120の、ピストン710狭窄内空洞部880への通過を可能にする。針720は、概して上流に配置されている第1端890と概して下流に配置されている第2端900を有している。針720は、第1端890と第2端900の間に配置されていて第1端890から略第2端900領域への通路を提供している針中央空洞部910を有するものとすることができる。針720は、第2本体部分780から下流へ長手方向軸860に略平行に混合室790の略中央領域まで延びている。
[0080]針720の第1端890は、燃料120を第2通路740から受け入れ、針の中央空洞部910の中へ流れてゆけるようにしている。針720は、ピストン空洞部820の中へ略狭窄内空洞部領域に達するまで滑動可能に挿入されるように構成されている。
[0081]他の実施形態では、針720は、第1本体部分770又は本体700へ連結されるようになった別体構造とすることができる。
[0082]第2端900の上流に、針720は、流体が針中央空洞部910から針720の壁を貫いてピストン空洞部820の中へ、そして狭窄内空洞部880の中へと通過できるようにする流出通路920を有している。第2端900の近傍にある針720の部分は漸減してゆき、それにより針720の断面積の直径が小さくなっている。針720の最も下流の端は尖を含んでいてもよい。針720の先細部分は、狭窄内空洞部880の表面及びオリフィス870に係合するように構成されている。
[0083]再循環装置1010は次の様に作動することができる。図3Bに示されている様に力850がピストンヘッド表面840に加えられる。これはピストン710を概して上流へ滑動させることになる。この方向は長手方向軸860に略平行である。運動は、ピストン710が上流へ滑動してゆくにつれて第2端900を狭窄内空洞部880からオリフィス870を通じて突き出させる。ピストン710は上流へ針720の第2端900がオリフィス870を通って突き出るまで滑動してゆく。この運動はオリフィス870を塞ぎ、それ以上の滑動を阻止又は制限し、オリフィス870を通る流れを遮断することができる。こうして、ピストン710の狭窄内空洞部880と針の第2端900の間の開口部の面積を変化させることができる。開口部面積を変えることでオリフィス870を通過する燃料120の流量を制御することができる。オリフィス870を通過する燃料120の流れを制御することで、第2通路740を通過する燃料120の流れを制御することができる。
[0084]ばね(図示せず)が内部空洞部760内に設置され、力850に対抗するように使用されていてもよい。例えば、ばねはピストン830を押すように下流方向へばね力を働かせるように構成されていてもよいであろう。この方向は長手方向軸860に略平行とすることができよう。力850とばね力930の和がピストン850の位置を決定することになる。ピストン850の位置が、オリフィス870を通って混合室790に入る燃料120の流量を制御する。ばねを選択して、ピストン850を動かすアノード圧力を設定することができる。
[0085]他の実施形態では、ばね力930は、ピストン830の上流の内部空洞部760を加圧することによって発生する液圧力で補われていてもよいし又は液圧力に置き換えられていてもよい。
[0086]ここに開示されている本発明の明細書及び実践の考察から、当業者には本発明の他の実施形態が自明であろう。明細書及び実施例は例示に過ぎないと考えられるべきであり、本発明の真の範囲及び精神は次に続く特許請求の範囲によって示されるものとする。
100 燃料電池システム
110 再循環装置
120 燃料
130 燃料電池
140 アノード区画
150 アノード
160 電解質
170 カソード区画
180 カソード
190 電気負荷回路
200 混合燃料
210 酸素の流れ
220 排気
230 アノード区画出口
240 アノード区画入口
250 第1通路
260 第2通路
270 第3通路
280 再循環ループ
400 再循環装置本体
410 ノズル
420 ピストン
430 内部空洞部
440 第1本体部分
450 第2本体部分
460 長手方向軸
470 混合室
480 ピストン室
490 貫通口
500 ノズルの第1端
510 ノズルの第2端
520 ノズル空洞部
530 ピストンヘッド
540 ピストンの第1端
550 ピストンの第2端
560 ピストン空洞部
570 ピストンヘッド表面
580 上流方向の力
590 弁棒
600 弁座
610 流入通路
620 オリフィス
630 下流方向の燃料力
700 再循環装置本体
710 ピストン
720 針
730 第1通路
740 第2通路
750 第3通路
760 内部空洞部
770 第1本体部分
780 第2本体部分
790 混合室
800 ピストンの第1端
810 ピストンの第2端
820 ピストン空洞部
830 ピストンヘッド
840 ピストンヘッド表面
850 上流方向の力
860 長手方向軸
870 オリフィス
880 狭窄内空洞部
890 針の第1端
900 針の第2端
910 針中央空洞部
920 流出通路
930 下流方向のばね力
1010 再循環装置

Claims (24)

  1. 再循環装置において、
    排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、前記排気と前記燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、前記第2通路から前記第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体と、
    内空洞部を備えるノズルであって燃料を当該内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルと、
    前記本体内に滑動可能に配置されていて前記燃料を受け入れるように構成された第1端と燃料を前記ノズル空洞部へ導入するように構成された第2端を備えているピストンであって、それにより、当該ピストンが前記排気によって前記本体の前記長手方向軸に沿って動かされて前記オリフィスを通過する前記燃料の流れを制御するようになっている、ピストンと、
    前記本体内に配置されている混合室であって、前記排気を受け入れるように構成され且つ前記オリフィスからの燃料を受け入れるように構成されている混合室と、を備えている再循環装置。
  2. 請求項1に記載の再循環装置を含む燃料電池システムにおいて、
    燃料源と、
    アノード区画、カソード区画、及び電解質を備える燃料電池と、
    追加の燃料が前記オリフィスを通って流れることを可能にするように構成されている前記再循環装置内のピストンと、
    燃料源を再循環装置の第2通路へ流体接続する第1導管と、
    再循環装置の第3通路をアノード区画入口へ流体接続する第2導管と、
    アノード区画出口を前記本体の前記第1通路へ流体接続する第3導管と、
    を更に備えている燃料電池システム。
  3. 前記装置は燃料電池システム内で作動するように構成されている、請求項1に記載の再循環装置。
  4. 前記燃料は前記オリフィスから射出され、前記排気は同伴され、前記混合室内で混合される、請求項1に記載の再循環装置。
  5. 前記排気は燃料電池の前記アノード区画から吐出され、燃料は水素含有流体である、請求項1に記載の再循環装置。
  6. 再循環装置の前記第1通路へ供給される前記排気流入圧力は約3psigから約60psigの間の範囲にあり、再循環装置の第2通路へ供給される前記燃料圧力は約30psigから約500psigの間の範囲にある、請求項1に記載の再循環装置。
  7. 前記燃料と前記混合物の少なくとも一方の流速は超音速で作動するように構成されている、請求項1に記載の再循環装置。
  8. 再循環装置において、
    排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている、弁座を備える少なくとも1つの第2通路と、前記排気と前記燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、前記第2通路から前記第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体と、
    内空洞部を備えていて燃料を当該内空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするのに適したノズルであって、本体へ固定的に連結されているノズルと、
    前記本体内に滑動可能に配置されていて前記燃料を受け入れるように構成された第1端と燃料を前記ノズル空洞部へ導入するように構成された第2端を備えているピストンであって、当該ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、当該ピストンが前記排気によって前記本体の前記長手方向軸に沿って動かされて前記オリフィスを通過する前記燃料の流れを制御するようになっている、ピストンと、
    前記排気を受け入れるように構成され且つ前記オリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて前記本体内に配置されている混合室と、
    前記ピストンの前記第1端へ固定的に連結されている先細端を備える弁棒であって、それにより、前記長手方向軸に沿って動かされる前記ピストンが当該弁棒第1端と前記弁座の間の距離を制御するようになっている、弁棒と、を備えている再循環装置。
  9. 前記ピストンは、ピストンヘッド及びシリンダへ固定的に連結されている弁棒を備える組立体であり、前記ピストン組立体の前記第1端は、燃料が第1端から第2端までの前記ピストンの長さを走っている中央空洞部に進入できるようにする少なくとも1つの通路を前記シリンダの側壁に有しており、燃料が通過できるようにしている、請求項8に記載の再循環装置。
  10. 請求項8に記載の再循環装置を含む燃料電池システムにおいて、
    燃料源と、
    アノード区画、カソード区画、及び電解質を備える燃料電池と、
    追加の燃料が前記オリフィスを通って流れることを可能にするように構成されている前記再循環装置内のピストン及び弁棒と、
    燃料源を再循環装置の第2通路へ流体接続する第1導管と、
    再循環装置の第3通路をアノード区画入口へ流体接続する第2導管と、
    アノード区画出口を前記本体の前記第1通路へ流体接続する第3導管と、
    を更に備えている燃料電池システム。
  11. 前記装置は燃料電池システム内で作動するように構成されている、請求項8に記載の再循環装置。
  12. 前記燃料は前記オリフィスから射出され、前記排気は同伴され、前記混合室内で混合される、請求項8に記載の再循環装置。
  13. 前記排気は燃料電池の前記アノード区画から吐出され、燃料は水素含有流体である、請求項8に記載の再循環装置。
  14. 再循環装置の前記第1通路へ供給される前記排気流入圧力は約3psigから約60psigの間の範囲にあり、再循環装置の第2通路へ供給される前記燃料圧力は約30psigから約500psigの間の範囲にある、請求項8に記載の再循環装置。
  15. 前記燃料と前記混合物の少なくとも一方の流速は超音速で作動するように構成されている、請求項8に記載の再循環装置。
  16. 前記弁棒が前記弁座に近づくにつれて、前記燃料の流れのために開口する前記断面積は減少して前記燃料の流れを制限する、請求項8に記載の再循環装置。
  17. 再循環装置において、
    排気を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第1通路と、燃料を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第2通路と、前記排気と前記燃料の混合物を受け入れるように構成されている少なくとも1つの第3通路と、前記第2通路から前記第3通路へ延びる長手方向軸と、を備える本体と、
    前記本体内に滑動可能に配置されているピストンであって、ピストン空洞部を備え、前記ピストン空洞部は当該ピストン空洞部を貫いて第1針部分を受け入れるように構成されており、前記ピストン空洞部は燃料を当該ピストン中央空洞部の最も小さい断面積のところに配置されているオリフィスに向かって方向決めするように構成されており、ピストン表面は排気を受け入れるように構成されており、それにより、前記ピストンが前記排気圧力によって前記本体の前記長手方向軸に沿って動かされて前記オリフィスを通過する前記燃料の流れを制御するようになっている、ピストンと、
    排気を受け入れるように構成され且つ前記オリフィスからの燃料を受け入れるように構成されて前記本体内に配置されている混合室と、
    前記本体へ固定的に連結されている針であって、
    第2端に向かって延びている中央空洞部の中へ給送する前記燃料受け入れ用の通路を有する第1端、を備えており、
    略第2端領域では、流出通路が、燃料が前記中央空洞部から前記ピストン空洞部の中へ出てゆけるようにしており、第2端は下流方向に先細になっており、それにより、前記先細針部分の表面は前記ピストンの前記先細内表面に平行であり且つ前記ピストンが動くにつれて当該ピストンの前記内表面に係合するように構成されている、針と、を備えている再循環装置。
  18. 前記ピストンは前記針へ固定的に連結されているダイヤフラムに置き換えられており、前記ダイヤフラムは前記オリフィスを通る前記流れを制御し、前記ダイヤフラムは前記排気圧力に因り撓む、請求項17に記載の再循環装置。
  19. 前記装置は燃料電池システム内で作動するように構成されている、請求項17に記載の再循環装置。
  20. 前記燃料は前記オリフィスから射出され、前記排気は同伴され、前記混合室内で混合される、請求項17に記載の再循環装置。
  21. 前記排気は燃料電池の前記アノード区画から吐出され、燃料は水素含有流体である、請求項17に記載の再循環装置。
  22. 再循環装置の前記第1通路へ供給される前記排気流入圧力は約3psigから約60psigの間の範囲にあり、再循環装置の第2通路へ供給される前記燃料圧力は約30psigから約500psigの間の範囲にある、請求項17に記載の再循環装置。
  23. 前記燃料と前記混合物の少なくとも一方の流速は超音速で作動するように構成されている、請求項17に記載の再循環装置。
  24. 前記針は、前記オリフィスに進入するにつれて、前記針が前記オリフィスを塞ぎ前記燃料の流れを封止するまでその面積を減少させている、請求項17に記載の再循環装置。
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