JP2015525564A - 米の調理方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、劣化が遅い調理米の製造方法に関する。特に、本発明は、最大数日間保存後のテクスチャが改善された米飯食品の製造方法に関する。

Description

配列表の参照
本願は、コンピュータで読み取り可能な形態の配列表を含む。コンピュータで読み取り可能な形態は、参照により本明細書に組み込まれるものとする。
本発明は、劣化が遅い調理米製品の製造方法に関する。特に、本発明は、保存後のテクスチャが改善された米飯食品の製造方法に関する。
食べ物の売店やコンビニエンスストアで販売されている、多くのよく知られた調理済食品、例えば、巻き、にぎりなどの寿司、「おにぎり」または「おむすび」などの握り飯などの日本様式の製品に、調理米が使用されている。顧客を惹きつけるには、そのような調理米製品は、品質が一定でなければならず、またその品質が消費されるまで保持されなければならない。
しかしながら、室温に置いておいたり、冷蔵しておいたりすると、調理米は時間と共に硬くなる。このような米飯の劣化を防止するために、例えばアルファ−アミラーゼ、ベータアミラーゼ、グルコアミラーゼ、グルコースオキシダーゼ、ペクチナーゼ、トレハロース トランスグルタミナーゼおよびプロテアーゼなどの酵素を加えるなどの方法を用いることが試みられてきた(欧州特許第1108366号明細書、同第2340732号明細書)。
マルトース産生アルファ−アミラーゼのパンでの使用については多くの報告がなされており、マルトース産生アルファ−アミラーゼが、パンや、他の醗酵ベーキング製品の保存期間を改善する効果を有することが知られている(国際公開第1991/04669号パンフレット)。
しかしながら、調理米は、パンとは全く異なる食物であり、したがってマルトース産生アルファ−アミラーゼを調理米に加えることにより得られる効果は、それをパンに加えることにより得られるものと大きく異なることが予想される。
本発明の目的は、室温で、または冷蔵して最大数日間保存した後のテクスチャが改善された、米飯食品を提供することである。
上記の目的を達成するため鋭意研究を重ねた結果、本発明者らは、とりわけマルトース産生アルファ−アミラーゼまたは分枝酵素を用いることにより、保存により引き起こされるテクスチャに関する米飯食品の品質劣化を、従来の方法で達成されるよりはるかに大きく防止できることを見出した。
したがって、本発明は、(a)マルトース産生アルファ−アミラーゼ、分枝酵素、およびこれらの混合物からなる群から選択される酵素の水溶液に米を接触させる工程、および(b)その米を調理する工程を含む、劣化が遅い調理米の製造方法を提供する。また、本発明の方法により製造された調理米製品を提供する。
本発明の方法で使用する米は、調理米の製造に適したものであれば、いかなる米の種類であっても、いかなる亜種であってもよい。オリザ種(Oryza sp.)またはマコモ種(Zizania sp)、好ましくはオリザ・サティバ(Oryza sativa)(アジア米)またはオリザ・グラベリマ(O.glaberrima)(アフリカ米)、ジザニア・アクアティカ(Zizania aquatica)(野生米)、ジザニア・パルストリス(Z.palustris)(北野生米)、およびジザニア・ラティフォリア(Z.latifolia)(満州野生米)の米が好ましい。オリザ・サティバ・サブスピーシーズ・ジャポニカ(Oryza sativa subsp.Japonica)およびオリザ・サティバ・サブスピーシーズ・インディカ(Oryza sativa subsp.indica)の米が最も好ましい。米は精米したものが最も好ましい。しかしながら、この方法は、大麦、小麦およびライ麦(これらに限定されない)などの、外皮を除去した穀物の製品に同様に適用し得る。
用語「劣化が遅い」とは、12時間まで、24時間まで、36時間まで、またはさらには48時間(2日間)もしくはそれを超える時間の保存後の硬さおよび/または粘りにおいて検出できる減少を意味する。硬さの減少は、材料と方法の項で説明するように、テクスチャ分析装置を使用して測定し得る。1日および/または2日後の硬さの減少は、対照に対して、少なくとも5%、10%、15%、20%または25%であることが好ましい。
用語「マルトース産生アルファ−アミラーゼ」には、EC 3.2.1.133のアミラーゼが含まれる。マルトース産生アルファ−アミラーゼは、ポリサッカライドの(1→4)−α−D−グルコシド結合の加水分解を触媒し、分子鎖の非還元末端から連続したα−マルトース残基を除去する。
マルトース産生アルファ−アミラーゼは、バチルス・ステアロテルモフィルス(Bacillus stearothermophilus)、例えば欧州特許第120693号明細書に記載の菌株NCIB 11837から得ることができ、あるいはそれは国際公開第1999/043794号パンフレット、同第2006/032281号パンフレットまたは同第2008/148845号パンフレットに記載の変異株でもよい。
マルトース産生アルファ−アミラーゼは、アリシクロバチルス・ポリアエ(Alicyclobacillus pohliae)、例えばImperio et al.(2008)Int J Syst Evol Microbiol 58,221−225に記載の菌株NCIMB 14276から得ることができる。マルトース産生アルファ−アミラーゼは、米国特許第8,426,182号明細書に開示されている酵素でもよい。
マルトース産生アルファ−アミラーゼ調製物は、バチルス・ステアロテルモフィルス(B.stearothermophilus)の菌株、または遺伝子組み換えを行った適切な細菌性産生有機体の菌株から得ることができる。
マルトース産生アルファ−アミラーゼは、配列番号2のアミノ酸配列と、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、またはさらには100%同じアミノ酸配列を有していることが好ましい。
マルトース産生アルファ−アミラーゼは、典型的には、米乾燥固体1kg当たり200〜50000MANU、特に500〜10000MANU/kgの添加量で使用される。
用語「分枝酵素」には、E.C. 2.4.1.18の酵素が含まれる。分枝酵素は、(1→4)−α−D−グルカン鎖の一部を、類似のグルカン鎖中の1位の水酸基に転移させる。
国際公開第2000/58445号パンフレットに配列番号2として開示されている分枝酵素などの分枝酵素は、ロードサーマス・オバメンシス(Rhodothermus obamensis)、またはロードサーマス・マリヌス(R.marinus)から得ることができる。分枝酵素は、配列番号3(国際公開第2000/58445号パンフレットの配列番号2と同じ)と、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、またはさらには100%同じアミノ酸配列を有することが好ましい。
他の適切な分枝酵素、例えば特開2000−316581号公報に配列番号1で開示されている分枝酵素などは、アクイフェックス・エオリカス(Aquifex aeolicus)から、また、例えば欧州特許第418945号明細書に開示されている分枝酵素などは、バチルス・ステアロテルモフィルス(Bacillus stearothermophilus)から得ることができる。
米は調理前に浸漬しておいてもよい。浸漬工程の長さは、10分〜24時間、好ましくは1〜12時間であり得る。浸漬工程は、5〜30℃の温度、例えば20℃前後の温度などで行うことが好ましい。
本発明の調理米食品の製造方法においては、従来の調理方法、例えば、米を水に浸漬し、蓋付の鍋、炊飯器または米用の釜で炊く方法を使用することができる。
米は、沸騰水もしくは蒸気、またはその組み合わせ(水が蒸発するまで加熱し、その後は加熱の継続により発生する蒸気中で継続)で加熱することにより調理し得る。調理は、大気圧下または加圧下で行い得る。調理中に、米は大量の水を加工中に吸収し、体積が膨張し、調理水を使い切る。生米(パーボイルドされていない)の調理時間は、米の種類および新鮮度、ならびに使用する米調理器具に依存し、約15分から1時間までの範囲である。
酵素による米の処理は、米の調理前、調理中または調理後のどの段階で行ってもよい。すなわち、酵素は、水を吸収させるために米が浸漬されるべき浸漬水に加え得る。あるいは、酵素は浸漬と調理の間の時点で加えてもよい。
一実施形態においては、本発明の米飯食品は、食用酢および/または食用油をさらに含有してもよい。従来の酢が好適に使用される。食用酢は、生米に対して、0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜4重量%、より好ましくは1〜3重量%の量を添加し得る。食用油は、生米の量に対して、0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜4重量%、より好ましくは1〜3重量%の量を加え得る。食用酢および/または食用油は、調理前、調理中または調理後に添加し得る。
上で明示したように、酵素を使用すると、製造直後から優れた品質を有し、時間の経過とともに生じる品質の劣化が少ない、調理米食品を製造することができる。
追加酵素
本発明の方法においては、任意選択により、1種以上の追加の酵素をマルトース産生アルファ−アミラーゼとともに使用してもよい。追加の酵素としては、アミラーゼ、グルカナーゼ、ガラクタナーゼ、マンナナーゼ、アミノペプチダーゼ、アルファ−アミラーゼ、ベータ−アミラーゼ、カルボキシペプチダーゼ、カタラーゼ、キチナーゼ、クチナーゼ、シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼ、デオキシリボヌクレアーゼ、エステラーゼ、アルファ−ガラクトシダーゼ、ベータ−ガラクトシダーゼ、グルコアミラーゼ、アルファ−グルコシダーゼ、ベータ−グルコシダーゼ、ヘミセルラーゼ、ハロペルオキシダーゼ、インバーターゼ、ラクターゼ、リパーゼ、ホスフォリパーゼ、マンノシダーゼ、オキシダーゼ、ペクチン分解性酵素、ペプチドグルタミナーゼ、ペルオキシダーゼ、フィターゼ、グルコースオキシダーゼ、ポリフェノールオキシダーゼ、プロテアーゼ、リボヌクレアーゼ、トレハロースおよびトランスグルタミナーゼなどが挙げられる。
本発明で使用するのに適したグルコアミラーゼとしては、アスペルギルス・ニガー(A・niger)G1またはG2グルコアミラーゼ(Boel et al.(1984),EMBO J.3(5),p.1097−1102)、国際公開第1984/02921号パンフレットに開示されているアスペルギルス・アワモリ(A.awamori)グリコアミラーゼ、またはアスペルギルス・オリザエ(A.oryzae)(Agric.Biol.Chem.(1991),55(4),p.941−949))のアミノ酸配列と、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、または少なくとも99%同じ配列を有するグルコアミラーゼなどが挙げられる。
アルファ−アミラーゼは、真菌性でも細菌性でもよく、例えば、バチルス属(Bacillus)、例えばバチルス・リケニフォルミス(B.licheniformis)もしくはバチルス・アミロリクエファシエンス(B.amyloliquefaciens)由来のアルファ−アミラーゼであってよく、ベータ−アミラーゼは、例えば植物(例えば大豆)、もしくは微生物源(例えばバチルス属(Bacillus))由来のものでよく、グルコアミラーゼは、例えばアスペルギルス.ニガー(A・niger)由来のものであってよく、また真菌性アルファ−アミラーゼは、例えばアスペルギルス・オリザエ(A.oryzae)由来のものであってよい。
適切な市販の真菌性アルファ−アミラーゼ組成物としては、例えば、BAKEZYME(登録商標)P 300(DSMより入手可能)、ならびにFUNGAMYL(登録商標)2500 SG、FUNGAMYL(登録商標)4000 BG、FUNGAMYL(登録商標)800 L、FUNGAMYL(登録商標)ULTRA BGおよびFUNGAMYL(登録商標)ULTRA SG(Novozymes A/Sより入手可能)などが挙げられる。
アミラーゼは、非マルトース産生性エキソアミラーゼ(グルカン1,4−アルファ−マルトテトラヒドロラーゼ(EC 3.2.1.60))、例えば、シュードモナス・サッカロフィリア(Pseudomonas saccharophilia)や、国際公開第1999/050399号パンフレット、同第2004/111217号パンフレットおよび同第2005/003339号パンフレットで開示されているような、その変異株由来のものでもよい。適切な市販の非マルトース産生性エキソアミラーゼとしては、POWERFRESH(登録商標)G4およびPOWERFRESH(登録商標)G+などが挙げられる。
グルコースオキシダーゼは、真菌性グルコースオキシダーゼ、特にアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)グルコースオキシダーゼ(DenmarkのNovo Nordisk A/Sから入手可能なGLUZYME(登録商標)など)でもよい。
ヘミセルラーゼは、ペントサナーゼ、例えば微生物起源でもよいキシラナーゼでもよく、例えばアスペルギルス属(Aspergillus)、特にアスペルギルス・アクレアツス(A.aculeatus)、アスペルギルス・ニガー(A.niger)、アスペルギルス・アワモリ(A.awamori)またはアスペルギルス・チュビゲンシス(A.tubigensis)の菌株、トリコデルマ属(Trichoderma)、例えばトリコデルマ・リーセイ(T.reesei)などの菌株、またはフミコーラ属(Humicola)、例えばH・インソレンス(H.insolens)などの菌株などの、細菌または真菌由来のものでもよい。本発明で使用するための、商業的に入手可能な適切なキシラナーゼ調製物としては、PENTOPAN(登録商標)MONO BGおよびPENTOPAN(登録商標)500 BG(Novozymesから入手可能)、GRINDAMYL(登録商標)POWERBAKE(Daniscoから入手可能)、ならびにBAKEZYME(登録商標)BXP 5000およびBAKEZYME(登録商標)BXP 5001(DSMから入手可能)などが挙げられる。
プロテアーゼは、バチルス属(Bacillus)、例えばバチルス・アミロリクエファシエンス(B.amyloliquefaciens)由来のものでもよい。
ホスフォリパーゼは、ホスフォリパーゼA1、A2、B、CまたはD活性を有し得る。それは、リパーゼ活性を有しても有していなくてもよく、またガラクトリパーゼ活性を有しても有していなくてもよい。それは動物起源、例えば膵臓、ヘビの毒液もしくはミツバチの毒液由来のものであってよく、また、それは、微生物起源、例えば、アスペルギルス属(Aspergillus)またはフサリウム属(Fusarium)など、例えばアスペルギルス・ニガー(A.niger)、アスペルギルス・オリザエ(A.Orizae)またはフサリウム・オキシスポルム(F.oxysporum)などの、糸状菌、酵母または細菌由来のものであってよい。フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)由来のリパーゼ/ホスフォリパーゼは、国際公開第98/26057号パンフレットに開示されている。また、国際公開第00/32758号パンフレットに開示されている変異株を使用してもよい。ブタの膵臓ホスフォリパーゼA2は、本明細書の配列番号2に示されている。適切なホスフォリパーゼA2組成物は、LIPOPAN(登録商標)FおよびLIPOPAN(登録商標)XTRA(Novozymesから入手可能)、またはPANAMORE(登録商標)GOLDENおよびPANAMORE(登録商標)SPRING(DSMから入手可能)である。
追加の酵素は、哺乳動物および植物などの任意の起源のものであってよく、好ましくは微生物(細菌、酵母または真菌)起源のものであり、当該技術分野で従来使用されている手法により得ることができる。
調理米の使用
本発明により調製された調理米は、米をベースとした任意の種類の調理済食品、例えば巻き、にぎりなどの寿司、おにぎりまたはおむすびなどの握り飯、弁当、駅弁などの弁当類(lunch box)などを製造するために使用し得る。さらに、本発明の範囲には、これらの食品を冷凍、無菌包装、レトルト・パウチ包装、乾燥、または缶詰化することによって製造された調理米製品も含まれる。
好ましい実施形態では、米はオリザ・サティバ・サブスピーシーズ・ジャポニカ(Oryza sativa subsp.Japonica)であり、マルトース産生アルファ−アミラーゼは、配列番号2のアミノ酸配列と少なくとも95%同じアミノ酸配列を有し、その米は、浸漬水中で調理される前に、酵素水溶液に浸漬される。1日後および/または2日後に得られる硬さの減少は、対照の少なくとも10%である。
材料および方法
マルトース産生アルファ−アミラーゼ活性の測定
1MANU(Maltogenic Amylase Novo Unit(マルトース産生アルファ−アミラーゼノボ単位))は、0.1Mのクエン酸緩衝液1ml当たりマルトトリオース基質(純度≧95%、例えばSigma M 8378)10mgの濃度、pH5.0、37℃で30分間、1分当たり1μmolのマルトースを放出するのに必要な酵素の量と定義し得る。
分枝酵素活性の測定
分枝酵素の活性は、欧州特許第418 945号明細書の記載のように測定し得る。
テクスチャ分析
1個の米粒のテクスチャ分析は、TA−XT2i(SMS)を使用して、米粒90%圧縮、プローブ:10mm直径のシリンダー(デルリン製)、前試験速度:1mm/sec、試験速度:0.2mm/sec、後試験速度:0.2mm/secで行った。
酵素
配列番号2に示すアミノ酸配列を有するバチルス・ステアロテルモフィルス(B.stearothermophilus)由来のマルトース産生アルファ−アミラーゼを含む酵素調製物。この酵素調製物は、10000MANU/gの活性を有した。
配列番号3(国際公開第00/58445号パンフレットの配列番号2と同じ)に示すアミノ酸配列を有するロードサーマス・オバメンシス(Rhodothermus obamensis)由来の分枝酵素を含む酵素調製物。
実施例1
試験手順
160gの未調理米(オリザ・サティバ・サブスピーシーズ・ジャポニカ(Oryza sativa subsp.Japonica))を水道水で洗い、190mlの水、または米に対して0.1%の用量(重量/重量)の酵素調製物を含む190mlの水に、室温で終夜浸漬した。浸漬した米を炊飯器に移し、調理した。調理後、調理した米を4℃または20℃で保存した。時間0、ならびに1日および2日保存後に、形が完全な米1粒のテクスチャを評価した。テクスチャ分析は室温で行い、各処理について10回繰り返した。結果を表1a、表1bおよび表2に示す。
Figure 2015525564
Figure 2015525564
Figure 2015525564

Claims (15)

  1. (a)マルトース産生アルファ−アミラーゼ、分枝酵素、およびこれらの混合物からなる群から選択される酵素を含む酵素水溶液に米を接触させる工程、および
    (b)前記米を調理する工程
    を含む、劣化が遅い調理米製品の製造方法。
  2. 前記コメと前記酵素水溶液との接触を、調理中に行う請求項1に記載の方法。
  3. 工程(a)は、調理前に前記米を前記酵素水溶液中に浸漬することを含む請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記浸漬水を前記米の調理に使用する請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記米の前記酵素水溶液への浸漬を、10分間〜24時間、好ましくは1〜12時間にわたって行う請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記米の前記酵素水溶液への浸漬を、5〜30℃の温度、例えば20℃前後の温度などで行う請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記マルトース産生アルファ−アミラーゼは、配列番号2のアミノ酸配列と、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、またはさらには100%同じアミノ酸配列を有している請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記分枝酵素は、配列番号3のアミノ酸配列と、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、またはさらには100%同じアミノ酸配列を有している請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記水溶液中に、アミラーゼ、グルカナーゼ、ガラクタナーゼ、マンナナーゼ、アミノペプチダーゼ、アルファ−アミラーゼ、マルトース産生アルファ−アミラーゼ、ベータ−アミラーゼ、カルボキシペプチダーゼ、カタラーゼ、キチナーゼ、クチナーゼ、シクロデキストリングリコシルトランスフェラーゼ、デオキシリボヌクレアーゼ、エステラーゼ、アルファ−ガラクトシダーゼ、ベータ−ガラクトシダーゼ、グルコアミラーゼ、アルファ−グルコシダーゼ、ベータ−グルコシダーゼ、ヘミセルラーゼ、ハロペルオキシダーゼ、インバーターゼ、ラクターゼ、リパーゼ、ホスフォリパーゼ、マンノシダーゼ、オキシダーゼ、ペクチン分解性酵素、ペプチドグルタミナーゼ、ペルオキシダーゼ、フィターゼ、グルコースオキシダーゼ、ポリフェノールオキシダーゼ、プロテアーゼ、リボヌクレアーゼ、トレハロースおよびトランスグルタミナーゼからなる群から選択される1種以上の他の追加酵素が存在する請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記米は、任意のオリザ種(Oryza sp.)またはマコモ種(Zizania sp)、好ましくは任意のオリザ・サティバ(Oryza sativa)(アジア米)またはオリザ・グラベリマ(O.glaberrima)(アフリカ米)、ジザニア・アクアティカ(Zizania aquatica)(野生米)、ジザニア・パルストリス(Z.palustris)(北野生米)、ジザニア・ラティフォリア(Z.latifolia)(満州野生米)、最も好ましくは任意のオリザ・サティバ・サブスピーシーズ・ジャポニカ(Oryza sativa subsp.Japonica)およびオリザ・サティバ・サブスピーシーズ・インディカ(Oryza sativa subsp.indica)である請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記米は、精米である請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記米は、パーボイルド米である請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 1日および/または2日後の硬さの減少、対照に対して、少なくとも5%、10%、15%、20%またはさらには25%、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法で製造された調理米製品。
  15. 米をベースとした調理済食品、例えば巻き、またはにぎりなどの寿司、おにぎり、またはおむすびなどの握り飯、弁当、または駅弁などの弁当類である請求項14に記載の調理米製品。
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