JP2015521526A5 - 粉末分散デバイスおよびその使用 - Google Patents

Claims (8)

1. 粉末分散デバイス（４００）であって、
   中心長手方向軸を有するハウジング（４０２，４０４）であって、前記長手方向軸に沿った長さを有するチャンバ（１０４）、前記チャンバ（１０４）と流体連通する流入口（１０２）、および前記チャンバ（１０４）と流体連通する流出口を有する、ハウジング（４０２，４０４）と、
   投与チャンバ（４１２）である粉末貯蔵区画であって、前記投与チャンバ（４１２）が、前記流入口（１０２）から前記チャンバ（１０４）内へ導入するための、前記投与チャンバ（４１２）内に位置する粉末リザーバ（４１４）内に収容された粉末状医薬品を貯蔵するのに適している、粉末貯蔵区画と、
   呼吸作動式分散機構として前記チャンバ（１０４）内に位置するビーズ（３０２）であって、略球状であり、かつ、直径を有する、ビーズ（３０２）と、
   前記ビーズ（３０２）が前記チャンバ（１０４）から出るのを防止する保持部材（４１６）と、
   を具備し、
   当該粉末分散デバイス（４００）が、前記投与チャンバ（４１２）内に前記粉末リザーバ（４１４）が位置するときに前記粉末リザーバ（４１４）を穿孔できる貫通部材（４１８）をさらに備えており、
   前記流入口（１０２）の内径が前記チャンバ（１０４）の内径よりも小さく、前記チャンバ（１０４）の長さが前記ビーズ（３０２）の直径の１．５倍〜３倍であり、
   当該粉末分散デバイス（４００）が、前記長手方向軸に沿って前記ビーズ（３０２）が前記チャンバ（１０４）内で高速で前後に移動できるように、前記ビーズ（３０２）を収容する直線状の粉末流路を有しており、前記ビーズ（３０２）が略直線的に振動するような寸法に設定されており、それによって、前記流出口から出ると所望の空気力学的粒径分布が得られるように、前記粉末状医薬品の解凝集を引き起こす、粉末分散デバイス。
2. 前記所望の空気力学的粒径分布が、前記ビーズ（３０２）の直径の関数として得られる、請求項１に記載の粉末分散デバイス。
3. 前記流入口（１０２）が円筒形状である、請求項１または２に記載の粉末分散デバイス。
4. 前記流入口（１０２）が先細りの円筒形状である、請求項１〜３のいずれか一項に記載の粉末分散デバイス。
5. 前記流入口（１０２）が、前記長手方向軸に沿って前記チャンバ（１０４）と同軸状に位置合せされている、請求項１〜４のいずれか一項に記載の粉末分散デバイス。
6. 前記チャンバ（１０４）が、前記流入口（１０２）から前記チャンバ（１０４）内へ入る流れの急な拡張を引き起こすように、前記流入口（１０２）の体積流路よりも大きい体積流路を有する、請求項１〜５のいずれか一項に記載の粉末分散デバイス。
7. 前記直線状の粉末流路の主粉末流路（４０８）を包囲しかつそれとは流体連通していないシース流路（４０６）を備える第２ハウジング（４０４）をさらに含む、請求項１〜６のいずれか一項に記載の粉末分散デバイス。
8. 請求項１〜７のいずれか一項に記載の粉末分散デバイスの吸入器としての使用であって、前記ビーズ（３０２）が１Ｈｚ〜１０００Ｈｚの振動周波数で振動する、使用。