JP2015520981A - 広域伝送ネットワークと、その使用方法 - Google Patents

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Abstract

移動無線アクセスネットワークのための広域伝送ネットワークと使用方法が提供される。例示的な広域伝送ネットワークは、相互に通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークと少なくとも1つのワイヤレスネットワークを有する複数のネットワークセグメントを含む。複数のネットワークセグメントの各々は、ベースバンドモジュールとワイヤレストランシーバの間で通信される複数の信号の少なくとも1つを送信するよう構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、一般的には、移動無線アクセスネットワーク(移動無線アクセスネットワーク)のための広域伝送ネットワークと、その使用方法に係り、より具体的には、これに限定されないが、ベースバンド処理リソースとワイヤレストランシーバとの間でフロントホール(fronthaul)データフローの送信を効率的に行なう、有線とワイヤレスのハイブリッドネットワークに関する。
移動無線アクセスネットワーク(RAN)は、移動トランシーバとベースバンド処理リソースを相互接続するための大容量広域伝送ネットワークへの依存度が高まっている。有線ネットワークを介してデータを送信する場合には、ファイバ回路網を使用する場合のように、大容量高速度データ送信が可能となる。残念なことに、有線ネットワークにおいては地理的広がりに限界があると言え、これを構築し運用する上でしばしばコスト高となる。
一方、ワイヤレスネットワークは有線ネットワークを使用できない場所へのデータ送信を可能とするが、帯域幅が制限されており、現在のところ有線ネットワークにより可能となっている程度のデータ送信の容量と速度を提供していない。ワイヤレスネットワークトランシーバ間のデータ送信容量と速度を増大させるためのエレガントなソリューションが外国特許番号X(Foreign Patent Number X)において提供されており、この特許には、フロントホール信号、制御プロトコルデータ、ユーザデータフロー間のトラフィックデータを分離することが記載されている。
有線及びワイヤレス両方のネットワークセグメントを含む広域伝送ネットワークが必要とされている。さらにこうした広域伝送ネットワークにおいては、移動ワイヤレスネットワークのネットワークセグメントのパフォーマンスの諸態様(例えば主要パフォーマンス指標)に応じて、フロントホールデータフローの送信を、多重化された形態又は逆多重化された形態の何れかにおいて、選択的に行なえるようにすべきである。
本発明の目的は、帯域幅が制限されたワイヤレスネットワークセグメントを介して大容量フロントホールデータを効率的に送信できる広域伝送ネットワークを提供することにある。
ある実施形態によれば、本発明は、相互に通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークと少なくとも1つのワイヤレスネットワークとを含む複数のネットワークセグメントを備える広域伝送ネットワークに関し、複数の前記ネットワークセグメントの各々が、少なくとも1つのベースバンドモジュールと少なくとも1つのワイヤレストランシーバとの間で通信される複数の信号のうち少なくとも1つを送信するように構成されており、この複数の信号は少なくとも1つの前記ベースバンドモジュールと少なくとも1つの前記ワイヤレストランシーバとの間のデジタルフロントホールデータフローに対応している。
ここで、少なくとも1つの前記ネットワークセグメントが前記デジタルフロントホールデータフローを無線信号情報と、制御情報と、ユーザデータフローとに分離し、前記無線信号情報を無線周波数(RF)キャリア信号として送信し、前記制御情報と前記ユーザデータフローとをデジタル通信方法を使用して送信するように構成される。
ある実施形態によれば、本発明は広域伝送ネットワークを使用する方法に関し、少なくとも1つのベースバンドモジュールと少なくとも1つのワイヤレストランシーバを通信可能に結合する広域伝送ネットワークを介してフロントホールデータフローを送信するステップを含み、前記広域伝送ネットワークが相互に通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークと少なくとも1つの移動ワイヤレスネットワークとを含み、前記フロントホールデータフローが前記移動ワイヤレスネットワークの移動ワイヤレストランシーバと通信可能に結合されたフロントホールモジュールによって逆多重化され、再多重化される。ここで、前記フロントホールデータフローが無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとを含み、前記無線信号情報が前記移動ワイヤレスネットワークの主要パフォーマンス指標に従って広域伝送ネットワークの少なくとも1つのセグメント上をRFキャリア信号として送信され、前記の、制御プロトコル情報とユーザデータフローとからなる組がデジタル通信方法を使用して伝送される。
ある実施形態によれば、本発明広域伝送ネットワークの使用方法に関し、(a)前記広域伝送ネットワークの複数のネットワークセグメントが、相互に通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークと少なくとも1つのワイヤレスネットワークを含む場合に、前記複数のネットワークセグメントのための主要パフォーマンス指標を評価するステップと、(b)前記主要パフォーマンス指標の評価に基いて、複数の前記ネットワークセグメントにおけるフロントホールデータフローの多重化、逆多重化、移送の何れかを実行するするステップを備える。
ある実施形態によれば、本発明は、相互に通信可能に結合された少なくとも1つ有線ネットワークと少なくとも1つワイヤレスネットワークとを含む複数のネットワークセグメントを備える広域伝送ネットワークに関し、複数のネットワークセグメントの各々が、例えば同相直交(in−phase and quadrature)無線アクセス信号としてコード化されたRF信号と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローを含むフロントホールデータフローを送信するように構成される。
本発明による広域伝送ネットワークは、デジタルフロントホールデータを一般情報と無線信号情報に選択的に分離し再集合させる(例えば多重化又は逆多重化を介して)。例えば、フロントホールデータフローの逆多重化と当該データフローの多様な構成要素の分離処理は、逆多重化されたデータフローのために異なる送信方法を使用するので、帯域幅が制限されたワイヤレスネットワークセグメントを介して大容量フロントホールデータを効率的に送信することを可能とする。
添付の図面によって本発明の特定の実施の形態を説明する。当然のことながら、これらの図面は必ずしも正確な縮尺通りでなく、本発明を理解するために必要ではない詳細な説明、或いは他の細かな部分を理解困難にするような詳細な説明は省略されうる。当然のことながら、本発明は本明細書で説明される特定の実施形態に必ずしも限定されない。
は、本発明の実施形態が具体化される例示的広域伝送ネットワークのブロック図である。 は、例示的な広域伝送ネットワークである。 は、本発明によるフロントホールモジュールの例示的な機能の実装状態をしめす。 は、本発明により構成された別の例示的なフロントホールモジュールを示す。 は、別の例示的な広域伝送ネットワークである。 は、本発明による情報送信方法を実行するベースステーション構造の概略図である。 は、図6のベースステーションの2ユニット間での情報送信を示す概略図である。 は、図6のベースステーションの2ユニット間での情報送信を示す概略図である。 は、本発明による送信機レベルでの情報送信を示す概略図である。 は、本発明による受信機レベルでの情報送信を示す概略図である。 は、情報送信のための例示的方法を示すフローチャートである。 は、情報送信のための例示的方法を示すフローチャートである。 は、本発明による実施形態を実行するために使用される例示的なコンピュータシステムを示す。
本発明は多くの異なる形態による実施形態を可能とするが、図により示され、本明細書に詳細に記載される幾つかの特定の実施形態において、当然のことながら、本開示は本発明の原理の例示と考えられるべきであり、本発明はここに示された実施例に限定されない。
当然のことながら、本明細書に記載の、同様の或いは類似の要素及び/又は構成部分は図面では同様の参照番号が付されうる。さらに当然のことながら、幾つかの図は本発明の単なる概略図である。そのため、明確に図示するために、幾つかの構成部分は実際の縮尺から故意に歪めてある。
一般的には、本発明は、ハイブリッドクラウド無線アクセスネットワーク伝送アーキテクチャとも称される広域伝送ネットワークに関する。以下、本発明の広域伝送ネットワークは単に、ハイブリッドネットワーク、又は(広域)無線アクセスネットワークとも言う。広くは、本発明のハイブリッドネットワークは、移動ネットワークフロントホール信号と、制御管理プロトコル要素と、ユーザデジタルデータフローとの送信を可能とする多様なネットワークトポロジ上に構築され得る。本ハイブリッドネットワークは、光ファイバネットワークと、電力ケーブルネットワークと、本発明を開示された当業者には周知であろうその他のタイプの有線ネットワークとの組合せを含み得る。これらの有線ネットワークは、有線ネットワークの到達範囲を拡大する1つ以上のワイヤレスネットワークと通信可能に結合され得る。即ち、有線ネットワーク単独では本来的に地理的範囲が限定されてしまう。何故ならば、有線ネットワークは物理的結合を必要とするので、有線媒体がアクセスできない或いは有線媒体にとって実用的ではない場所への接続が妨げられるからである。例えば、集中型の大都市圏の市町からは有線光ファイバリングに容易にアクセス可能であろうが、ファイバのハブからファイバのスポーク(枝)を田舎の集落まで拡大するのは現実的では無かろう。同様に、有線ネットワークは有線ルートに沿った接続を提供できるであろうが、そのルートから離れたところにある要素に接続するには、この有線ネットワークを延長するか、或いは補完的な技術の使用が必要となる。このようにして、有線ネットワークの到達範囲は、ワイヤレスネットワークを含めることによって拡大できる。
このようにワイヤレスネットワークは有線ネットワークの到達範囲を拡大できるが、これらのワイヤレスネットワークは有線ネットワークと同等の容量と速度を実現できない。
これに対して、本発明のハイブリッドネットワークは、カバレッジ(到達範囲)と容量の双方に関して効率的な方法で、本ハイブリッドネットワークを介しフロントホールデータフローを選択的に送信可能とする。本ハイブリッドネットワークは、ネットワークの各セグメントの主要パフォーマンス指標又は設計目標に基づいて、必要に応じて、フロントホールデータフローを選択的に分離し再集合させる(例えば多重化又は逆多重化を介して)。例えば、フロントホールデータフローの逆多重化と当該データフローの多様な構成要素の分離処理は、逆多重化されたデータフローのために異なる送信方法を使用して、帯域幅が制限されたワイヤレスネットワークセグメントを介して大容量フロントホールデータを効率的に送信することを可能とする。
本発明に従って、RF信号(同相直交信号(I/Q)としてデジタルコード化されてもよい)は、一般情報(例えば、制御管理プロトコル要素)及びユーザデータフロー(例えば、特定の移動ワイヤレストランシーバの位置及び装置と関連付けられたローカルエリアネットワークを介するユーザデータトラフィック)とともに移動無線アクセスネットワーク内を伝送され得る。RF信号は対応する無線アクセス技術(RAT)に従って変調されたRFキャリアに対応するアナログ信号として伝送され、一方、一般制御管理プロトコル要素及びユーザデータフローはデジタルコード化され変調された信号として伝送される。
本発明のこうした利点、またその他の利点は、本明細書においてさらに詳しく説明される。
図1は、有線ネットワーク110に関連付けられたベースバンドモジュール105を含む例示的なハイブリッドネットワーク100を示す。有線ネットワーク110はファイバリング115と複数のファイバスパー(spur、分岐線)120A〜120Fを含むものとして示される。さらに、複数のワイヤレスネットワークは、図2、図3、及び図5に関してより詳細に説明されるようにファイバスパー120A〜120Fと通信可能に結合される。当然のことながら、有線ネットワーク110は、ワイヤレス媒体ではなく有線媒体を利用するあらゆるネットワークを含む。例示的な有線ネットワークとしては、ファイバネットワーク、銅線ワイヤネットワーク、同軸ワイヤネットワーク、等があるが、これらに限られない。
ハイブリッドネットワーク100はまた、ネットワーク管理システム125とコアネットワーク130を含む場合があり、コアネットワーク130はある場合には例えばコアセルラーネットワークを含む。
一般的には、ハイブリッドネットワーク100は、移動ネットワーク“フロントホール”信号(例えばI/Q量子化サンプル)と制御管理プロトコル要素とユーザデジタルデータとを運搬する多様なトポロジ上に構築され得る。再言すると、ハイブリッドネットワーク100は、これらに限られないが少し列挙するならば、光ファイバ、電力ケーブル、ワイヤレスリンクなどを含む異なる媒体のあらゆる組合せを含み得る。ハイブリッドネットワーク100は、ベースバンドモジュール105に通信可能に結合された1つ以上のネットワークセグメントに跨がる伝送ネットワークを含み得る。ベースバンドモジュール105は、フロントホールデータフローを介してハイブリッドネットワーク100のその他の部分に通信可能に結合され得る。当然のことながら、ハイブリッドネットワーク100は、集中型ベースバンド処理サーバープールに接続される無制限の数のネットワークセグメントを含み得る。ハイブリッドネットワーク100は、厳重な主要パフォーマンス指標(“KPI”、例えば送信電力、受信感度、容量、アベイラビリティ、レンジなど)と大容量を有するマクロサイトを、マクロサイトに比べ地理的に制限されたエリアのより少ないユーザにサービスするように設計されているので、比較的厳重でないKPIを有する小規模セルサイトに接続するための階層型構造をサポートし得る。
本発明は、1つ以上のリモート無線トランシーバと1つ以上の中央に配置されたベースバンドモジュールとの間にワイヤレスと有線両方の相互接続を提供することによって、ネットワークオペレータが最も必要とする(例えばRF伝搬の観点に基づいた)カバレッジと容量の柔軟な配置を可能とする。
さらにこれらの例示的なハイブリッドネットワークは、移動ネットワークにおける混信減少とパフォーマンス向上を可能とする、例えば統合処理、協調受信、協調送信のような協働的ベースバンドプロセスの使用を可能とする。さらにハイブリッドネットワークは、少し列挙するならば、ハブアンドスポーク、デイジーチェーン接続、ループなどを含むトポロジの広範囲なオプション提供を可能とする。
図2は、ファイバスパー220を介して第1のワイヤレストランシーバ215に通信可能に結合されたファイバリング210を含んだ有線ネットワーク205を含む例示的な広域伝送ネットワーク200の一部分を示す。ベースバンドモジュール245は、移動ワイヤレストランシーバ215、225、235を宛先とし、又はそこから送信される全てのフロントホール信号を、送、受信する。第1のワイヤレストランシーバ215は、ベースバンドモジュール245から発信されフロントホール管理モジュール214により処理されたフロントホール信号を使用し、標準的なワイヤレストランシーバの全ての機能を実行する。第1のフロントホール管理モジュール214はまた、第1のワイヤレスフロントホールネットワークセグメント230を介して、移動ワイヤレストランシーバ225に結合された第2の(或いはより多くの)フロントホール管理モジュール224と通信可能に結合されている。フロントホール管理モジュール214は、その他の移動ワイヤレストランシーバ、例えば225や235に関連するフロントホール信号の一部分を、第2のフロントホール管理モジュール224へ、この場合はワイヤレスリンク230を介して、転送する。第2のワイヤレスフロントホールトランシーバ224はまた、第2のワイヤレスフロントホールネットワークセグメント240及びワイヤレスフロントホール管理モジュール234を介して、ワイヤレストランシーバ235(例えばエンドポイント)と通信可能に結合されている。
ここで、移動ワイヤレストランシーバ235が、送信される信号の特性を扱うために必要なRF性能を有する有線又はワイヤレスのネットワークを介してデータを受、送信が可能な全てのワイヤレス装置を含み得ることを、当業者ならば理解できるであろうけれども、当然のことながら、移動ワイヤレストランシーバ235は、例えばワイヤレスルータ又はハブを含み得る。
当然のことながら、“(移動)ワイヤレストランシーバ”という用語は、RF信号を移動体ユーザに向けて送信し移動体ユーザから受信するネットワーク要素を含む。“フロントホール(管理)モジュール”という用語は、フロントホール信号又はデータストリームの処理を担当するネットワーク要素を意味し、この処理には例えばコーディング/デコーディング、多重化/逆多重化、などのタスクが含まれる。ある場合には、移動ワイヤレストランシーバとフロントホールモジュールは一体に結合される。また、フロントホールモジュールは、ワイヤレス送信装置に関連付けられる場合と、有線媒体又は有線/ワイヤレス混合媒体に関連付けられる場合がある。このように、フロントホールモジュールという用語の使用は、フロントホール処理及び送信要素を意味する。
本実施形態において、広域伝送ネットワーク200は、ファイバリング205に関連付けられるベースバンドモジュール245を含むものとして示される。ハイブリッドネットワーク200は、ベースバンドモジュール245から移動ワイヤレストランシーバ215、225、235へと情報を効率的に送受信するために提供される。
本発明によると、デジタルフロントホールデータは、ベースバンドモジュール245において、図6乃至図12において詳細に説明される方法で、構成部分に分離される。一般的には、デジタルフロントホールデータは、無線信号情報(RFキャリア信号、I/Qフロントホールデータ)250と制御プロトコル情報255とユーザデータフロー260とに分離される(以下各々、実線、破線、点線で示す)。有線セグメント(例えばファイバリング及びファイバスパー)とワイヤレスネット(フロントホール)ワークセグメント(例えば第1と第2のワイヤレスネットワークセグメント230及び240)の両方を含むハイブリッドネットワークの各セグメントは、デジタルフロントホールデータフローの別々の部分を送信するように構成される。このようにして、第1と第2のワイヤレストランシーバ215及び225は、分離されたデータを通過させる。ゆえに、デジタルフロントホールデータがハイブリッドネットワーク200中を移動するとき、そのデジタルフロントホールデータを逆多重化する必要はない。
図3は本発明によるフロントホール(管理)モジュール270の例示的な機能的実行状態を示す。フロントホールモジュール270は、例えば光ファイバ媒体を使用したデジタルインタフェース263を提供する。フロントホールインタフェース263のトラフィックはベースバンドモジュール(図2の「245」)と複数の移動ワイヤレストランシーバ(図2の「215」「225」「235」)の間で伝送される幾つかのフロントホール信号を有する多重化された信号を含んでおり、当該トランシーバは広域無線アクセスネットワーク(図2の「200」)を介してお互いに通信可能に結合される。例示的な移動ワイヤレストランシーバは図3では、参照符号269で表される。フロントホールモジュール270のインタフェース処理モジュール271は、所定の多重化アルゴリズムに従って、多重化されていた2つ以上のフロントホール信号(例えばフロントホール信号266a,266b,267、268)を個別のフロントホール信号に逆多重化し、多重化された個別のフロントホール信号を出力する。各フロントホール信号は、その宛先である移動ワイヤレストランシーバの幾つか(サブセット)のためのフロントホール情報を含む。
フロントホール信号266aはフロントホールモジュール270の処理ユニット272aに供給され(fed)、処理ユニット272aはフロントホール信号266aを、全て該フロントホール信号266aに含まれていた、I/Qデータから構築されるRFキャリア信号と、デジタル変調された一般制御データと、デジタル変調されたユーザ情報とに一旦分解した後、完全に多重化された信号265を生成する。同様のプロセスがフロントホール信号266bに対してフロントホールモジュール270の処理ユニット272bを介して適用され、信号264を生成する。フロントホール信号267は直接、移動ワイヤレストランシーバ269に送信され、移動ワイヤレストランシーバ269はフロントホールモジュール270の内部に統合されているか、又は、何らかのインタフェースを通じてフロントホールモジュール270と通信可能に結合されている。
多重化信号265はフロントホールモジュール270のインタフェースモジュール275に送られ、インタフェースモジュール275は光ファイバ、同軸ケーブル、銅線の何れかを含む有線媒体276を使用する。多重化信号264はフロントホールモジュール270のインタフェースモジュール274に送られ、インタフェースモジュール274はワイヤレス媒体277を使用する。インタフェースモジュール274は、多重化信号264を一定距離送信するための適切な性能を有する無線トランシーバ及びアンテナとして具現される。フロントホール信号268はフロントホールモジュール270のデジタルインタフェースモジュール273に送られ、デジタルインタフェースモジュール273は大容量有線媒体278を使用する。このインタフェースを通過する信号は、その宛先である移動ワイヤレストランシーバにフロントホール信号を供給するべき関連性のあるフロントホール情報からなる。
以上の説明は一方向の信号フローだけを記載しているが、全てのインタフェースとモジュールは、個々のオペレーションが、多方向のトラフィックを取り扱うための対称的な機能を有するように、双方向の信号を処理するよう設計されている。
図5は、有線ネットワーク305を含む例示的な広域伝送ネットワーク300の一部分を示し、有線ネットワーク305はファイバスパー320を介して第1のフロントホールモジュール315に通信可能に結合されたファイバリング310を含む。第1のフロントホールモジュール315はまた、第1のワイヤレスフロントホールネットワークセグメント330を介して第2の(或いはもっと多くの)ワイヤレストランシーバ325に通信可能に結合される。第2のワイヤレスフロントホールトランシーバ325はまた、第2のワイヤレスネットワークセグメント340を介して移動ワイヤレストランシーバ335(例えばエンドポイント)に通信可能に結合される。ワイヤレス受信機335は、有線又はワイヤレスのネットワークを介してデータを受送信することが可能な全てのワイヤレス装置を含み得ることを、当業者ならば理解できるであろうけれども、当然のことながら、ワイヤレストランシーバ335は、例えばワイヤレスルータ又はハブを含み得る。
本実施形態において、広域伝送ネットワーク300は、有線ネットワーク305に関連付けられて示されるベースバンドモジュール345(ベースバンドプロセッサ及び/又はベースバンドモジュール処理ユニットとも称される)を含むものとして示される。ハイブリッドネットワーク300は、ベースバンドモジュール345から第1のフロントホールモジュール315乃至移動ワイヤレストランシーバ325、335へと情報を効率的に送信するために提供される。
上記の実施形態は1つ以上のファイバスパーと組合せてファイバリングを使用することを意図しているが、有線ネットワーク(例えばファイバリング)と通信可能に結合されたフロントホールモジュール270を使用すると、ファイバスパーを使用する必要がなくなる。即ち、フロントホールモジュール270は、ワイヤレス通信パスを介して、ワイヤレスネットワークのワイヤレストランシーバと通信可能に直接結合できる。
図4は、本発明により構成された別の例示的なフロントホールモジュール290を示す。この場合、フロントホールモジュール290は、広域無線アクセスネットワーク(Wide Area Radio Access Network)(例えばワイヤレスネットワーク)内に所在するベースバンドモジュールから送られたデータを受信し、1つ以上の移動ワイヤレストランシーバから受信したデータをベースバンドモジュールに送信する、ワイヤレスインタフェース288を使用する。このワイヤレスインタフェース288上の信号は、変調されたRFキャリア信号と、デジタル変調された一般制御信号と、デジタル変調されたユーザ情報とが多重化されたものを含む。
フロントホールモジュール290のインタフェース処理モジュール291はワイヤレス信号を処理し、集約された(aggregated)フロントホール信号を個々のフロントホール信号に逆多重化するワイヤレストランシーバを含み、個々のフロントホール信号はフロントホールモジュール290のフロントホール処理モジュール292a、292b、292c、292d、及びインタフェースモジュール293に送信される。
注目すべきは、以下の2つのタイプの多重化が起こり得るということである。
(1)複数のリモート無線ユニット(Remote Radio Unit、RRU、時にはリモート無線ヘッド(Remote Radio Head、RRH)と称される)宛ての幾つかのフロントホール信号の多重化、
(2)個々のフロントホール信号に対する、制御情報とユーザ情報とRFキャリア信号との多重化、及び、ベースバンドモジュール宛の移動ワイヤレストランシーバからのフロントホール信号の多重化(逆オペレーション)。
フロントホール処理モジュール292a、292b、292c、292dの目的は、デジタルフロントホール信号を、無線キャリア信号と、デジタル的に変調された制御情報と、デジタル的に変調されたユーザ情報とが多重化されたものに変換し、多重化信号283、284、285、286の各々を生じさせる.ことである。
本実施例においては、多重化信号283はフロントホールモジュール290の移動ワイヤレストランシーバ289に送信され、移動ワイヤレストランシーバ289はデジタルワイヤレスフロントホールインタフェースを備える。そのようなインタフェースの一例は共通公衆無線インタフェース(Common Public Radio Interface)“CPRI”標準によって与えられ、対応するシステムはリモート無線ヘッド(RRH)或いはリモート無線ユニット(RRU)と称される。反対に、多重化信号283はまた移動ワイヤレストランシーバ289からのベースバンドモジュール245宛のアップリンク信号を搬送するために使用される。この場合、多重化信号283は、移動ワイヤレストランシーバ289に関連したフロントホール信号のみを含んでいる。
本実施例では、多重化信号284はフロントホールモジュール290のデジタルフロントホールインタフェースユニット296に供給され、次にデジタルフロントホールインタフェースユニット296は移動ワイヤレストランシーバに関連するフロントホール情報を送受信するために使用される外部多重化信号282を提供し、移動ワイヤレストランシーバはネットワークの対応する部分(即ちこのポートの“後ろ側に”)に所在する。この場合において、外部多重化信号282は、移動ワイヤレストランシーバに関連するフロントホール信号を含み得る。一例として、外部多重化信号282用のデジタルフロントホールインタフェースは、大容量のファイバ媒体を使用する。
次に別の例では、多重化信号285はフロントホールモジュール290のデジタルフロントホールインタフェースユニット295に送信され、デジタルフロントホールインタフェースユニット295は移動ワイヤレストランシーバに関連するフロントホール情報を送受信するために使用される外部フロントホールインタフェース299を提供し、移動ワイヤレストランシーバはネットワークの対応する部分(即ちこのポートの“後ろ側に”)に所在する。この場合において、外部デジタルフロントホールインタフェース299上のフロントホール信号は、RFキャリアと、デジタル的に変調された制御情報と、有線媒体により搬送されるデジタル的に変調されたユーザ情報とが多重化されたものを含む。この場合において、該フロントホール信号は、それらの移動ワイヤレストランシーバに関連するフロントホール信号のみを含んでいる。
一例として、外部デジタルフロントホールインタフェース299は、ファイバ媒体(或いはファイバの波長)又は同軸ケーブル媒体を使用する。
次に本例において、多重化信号286はフロントホールモジュール290のワイヤレスフロントホールインタフェースユニット294に供給され、ワイヤレスフロントホールインタフェースユニット294は移動ワイヤレストランシーバに関連するフロントホール情報を送受信するために使用される外部ワイヤレスインタフェース298を提供し、移動ワイヤレストランシーバはネットワークの対応する部分(即ちこのポートの“後ろ側に”)に所在する)。この場合において、外部ワイヤレスインタフェース298上のフロントホール信号は、RFキャリアと、デジタル的に変調された制御情報と、有線媒体により搬送されるデジタル的に変調されたユーザ情報とが多重化されたものを含む。この場合において、ワイヤレスフロントホール信号298は、それらの移動ワイヤレストランシーバに関連するフロントホール信号を含んでいる。一例として、ワイヤレスフロントホールインタフェース299は、適切に設計されたRFトランシーバとアンテナを含んでいる。
次に本実施例においては、フロントホール信号287は、インタフェースモジュール291とフロントホールモジュール290のワイヤレスインタフェースモジュール293との間を搬送される、RFキャリアとデジタル的に変調された制御情報とデジタル的に変調されたユーザ情報とが多重化されたものである。ワイヤレスインタフェースモジュール293は、適切に設計されたRFトランシーバとアンテナを含んでもよい。この場合において、ワイヤレスフロントホール信号287と外部ワイヤレスインタフェース297上のワイヤレスフロントホール信号はネットワークの対応する部分に所在するそれらの移動ワイヤレストランシーバに関連するフロントホール信号を含んでいる。この場合において、デジタルフロントホールフォーマットへの変換は必要とされない。
図2のハイブリッドネットワーク200とは対照的に、図5においては、第1のワイヤレストランシーバ315は、ベースバンドモジュール345より受信したデジタルフロントホールデータを例えば無線信号情報350、制御プロトコル情報355、ユーザデータ情報360のような構成部分に分離するように構成される。概念的には、例えば第1のワイヤレスフロントホールネットワークセグメント330のようなワイヤレスネットワークセグメントの主要パフォーマンス指標の評価において、第1のワイヤレスネットワークセグメント330を介してデジタルフロントホールデータ365を送信することが実際的でないか或いは不可能であることが示される場合は、第1のフロントホール管理モジュール315は、図6乃至図12を参照して以下に詳細に説明するように、デジタルフロントホールデータ365を多様な部分に分割する。例えば、第1のワイヤレスネットワークセグメント330の帯域幅がデジタルフロントホールデータ365のサイズより小さい場合は、デジタルフロントホールデータ365が分割されて、第1のワイヤレスネットワークセグメント330を介して送信される。
ある場合には、第2のフロントホール管理モジュール325は、分割された情報をワイヤレス受信機335に関連付けられた第3のフロントホール管理モジュール334に移送する。ある実施形態によれば、第2のワイヤレストランシーバ325は、分割された情報からデジタルフロントホールデータ365’を再現した後で、再現されたデジタルフロントホールデータ365’をワイヤレス受信機335へ送信する。再度、図6乃至図12を参照して、分割された情報からデジタルフロントホールデータを再現する方法がより詳細に説明される。また、実施形態によっては、不要なデータが、オリジナルのデジタルフロントホールデータ365の分割の過程で除去されたり変形されたりするので、再現されたデジタルフロントホールデータ365’は、オリジナルなデジタルフロントホールデータ365に関して異なったデータを含む場合がある。
図6は、本発明による情報送信方法を実行するベースステーション構造の概略図である。再度、このネットワークは、ハイブリッドネットワークを含み、当該ハイブリッドネットワークはお互いに通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークセグメントと少なくとも1つのワイヤレスネットワークセグメントを含む。このハイブリッドネットワークは、例えばベースバンドモジュールと無線周波数ユニットのような送信機と受信機の間で効率的なデータの送信を可能とする。
図6乃至図12は、例えば基地局(“BS”)のようなワイヤレスネットワークアセンブリ内において、1つ以上のベースバンドユニット(“BBU”)と1つ以上の無線周波数ユニット(“RFU”)の間の大容量ワイヤレス通信を提供するためのシステムと方法を示す。BBUとRFUは、双方向性トランスポートインタフェースを通して、相互にデジタル方式で通信する。基地局(BS)に関連付けられたアンテナによって送受信されうるキャリアデータを表す信号(以下、RFキャリア信号ともいう)は、同相/直交(inphase/inquadrature)を表わす“I/Q”として知られる方法で送られる。キャリアデータを表わさない他の情報もまたBBUとRFUの間で通信されうる。これらの2種類の情報は一般的にはデジタルフロントホールデータに多重化される。
より具体的には、BBUとRFUは何らかのプロトコル(例えば、標準化され且つ承認されたオープンプロトコル、専用(proprietary)プロトコル、或いはそれらの組合せ)を使用して通信可能に結合され得る。ある実施形態においては、BBUとRFUの間で使用されるプロトコルは光ファイバ又は他のタイプの有線結合によってBBUとRFUとの間のデジタルフロントホールデータの双方向送信を促進する。更に、これらのプロトコルは、“I/Q”情報以外の様々な種類の情報、例えば制御、コマンド、同期、及びその他のデータを含むがこれらに限定されない一般情報を伝送するために時分割多重化を可能とする。
一方、“キャリアデータ”(上述の“無線信号情報”及びその具体例としての“I/Qフロントホールデータ”の外に、以下では、“無線情報”、“無線周波数情報”、“トラフィックデータ”、又はそれらの具体例としての“I/Qデータ”、“I/Q無線信号情報”とも称される)を含む無線信号(上述の“RFキャリア信号”の外に、その具体例として以下では、“I/Q無線信号”などと称される)は、基地局に関連付けられた様々なアンテナによって送受信される。
これらのプロトコルは本質的に完全にデジタルであり得、それらのスループットは一般的には600Mbps(mega−bits/sec)を上回り、10Gbps(giga−bits/sec)を超え得る。これらのプロトコルの構造は一般的には、一般情報を表す一定量のワード数とI/Qデータを表す一定量のワード数を含む。場合によっては、一般情報を表すワードの数はI/Qデータを表わすワードの数より少ない。
通常、I/Qデータと一般情報の両方を伝送するために、I/Qデータ(例えば無線信号情報)は全体としてデジタル形式で送信される。デジタルストリーム及び/又は多重送信は、そのスループット率を徐々に増加させるように、システムによって取り扱われている。例えば現在、およそ数10Gbps程度のデジタルストリームが、例えば3G/4G、LTE(“Long Term Evolution”)、LTE−Advancedのような無線アクセステクノロジーを使用して送信されている。
その殆ど無限の容量のため、光ファイバメディアがI/Qデータを送信するために使用される。別のソリューションでは、デジタルI/Qデータ及び/又は一般データを、ワイヤレスネットワークを使用して送信することが意図される。1つのソリューションでは無線電波を使用することが意図される。このソリューションではその全体構造(例えばI/Qデータ及び一般データの両方)を伝送するために大きなスループット率が必要とされ、そのため相当に大きな帯域幅の利用又は巧妙な変調が必要となり得る。これらの代表的な方法は、出願に際して引用された全ての参照例を含むその全体が引例として本明細書に含まれる欧州特許第1534027号明細書により詳しく記載されている。もう1つのソリューションは、出願に際して引用された全ての参照例を含むその全体が引例として本明細書に含まれる米国特許出願公開第2003−027597号明細書に記載されているように光波の利用を意図する。これら2つのワイヤレスシステムはBBUモジュールをRFU無線通信に接続するためのデジタルソリューションを提案しているが、これらのシステムは、これらのシステムが必要とするスループット(例えばフロントホール)が非常に大きなものとなるという事実(これに限られない)を含む欠点を有する。
本発明の有利な効果として、本発明は、年時とともに絶えず発展し増大するI/Qデータの完全な送信を確実なものとしながら、BBUとRFUの間のスループットの大きさを相当に減少させることを実現するように、ワイヤレスシステムを利用した情報の送信を可能とする。本発明のこうした利点、またその他の利点は、以下において図面を参照しながらより詳しく説明される。
まず、本発明の幾つかの態様を実施するための例示的な構成を示す図6を参照する。基地局(BS)1はコアネットワーク(CN)と通信可能に結合されて、デジタルフロントホールデータを送受信するベースバンドユニット(BBU)2を含むものとして示される。なお、基地局(BS)1は、上述のフロントホール管理モジュール214、224、234、315、325、334に対応する。
CNは、公共電話(PSTN)又はデータネットワークとの通信可能な結合を管理する。BBU(2)は、デジタルフロントホールデータの送受信を可能にする何れかの好適なパス又はチャネルを介して、BBU接続ユニット5と通信可能に結合される。
BS(1)はまた、例えば無線周波数ユニット(RFU)3a及び3bのような一連の無線周波数ユニットを含む。この例では、2つのRFUが存在している。1つの例では、RFU(3a)は、アナログ又は混合アナログ伝送とデジタル伝送を可能とするミックス通信チャネル9によって、RFU結合モジュール(6a)と通信可能に結合される。別の例においては、RFU(3b)は、第2のデジタル通信チャネル22によってRFU結合モジュール(6b)と通信可能に結合される。ある実施形態においては、RFU(3a)は第1の通信パス10aによってアンテナ4aに通信可能に結合され、RFU(3b)は、第2の通信パス10bによってアンテナ4bに通信可能に結合される。BBU結合モジュール5は、“ワイヤレスネットワークセグメント”とも称されるワイヤレス通信チャネル7a又は7bを介して、全てのRFU結合モジュール6a及び6bとさらに通信を行なう。
図6、図7、図9及び図8は、図6のシステムを使用して情報を送信するための例示的なシステムと方法を示す一群の図面である。幾つかの実施形態によれば、BBU(2)はコアネットワークCNと、本願の開示に関連する分野の当業者において知られる方法により、通信可能に結合される。
BBU(2)はBBU接続ユニット5を使用してRFU(3a、3b)のうち少なくとも1つと通信し、BBU(2)は、第1のデジタル通信チャネル8を介してBBU結合ユニット5に通信可能に結合されている。BBU結合ユニット5とBBU(2)は別々のデバイスとして示されているが、ある場合においては、BBU結合ユニット5とBBU(2)は同じデバイスに統合(集積化)されてもよい。ある実施形態においては、デジタルプロトコルフレーム80は、第1のデジタル通信チャネル8を使用しBBU結合ユニット5を介して、BBU(2)とRFU(3a、3b)の間で送受信される。注目すべきことは、デジタルプロトコルフレーム80は、2つのタイプの情報に関連する一連のワード、即ち(a)一般情報に対応するワード及び(b)“I/Q無線信号情報”に対応するワード、を含むことである。本方法はデジタルフロントホールデータに含まれる情報の基本的な2つのタイプを区別するために“ワード”の使用が意図されているが、本システムは本発明に合わせて従って使用可能な他の何れかの区別化のための用語を使用して、情報のタイプを区別するよう構成される。
一般的には、情報を送信する方法は、デジタルフロントホールデータをI/Qデータと一般データを含む2つの基本的なデータタイプに分離することを含む。ある場合には、デジタルフロントホールデータを分離することは、デジタルプロトコルフレーム80を評価することによってデジタルフロントホールデータを逆多重化することを含む。
別の実施形態においては、情報を送信する方法は、アナログRF信号と一般データに分離し、2つの異なるチャネルで送信することを含む。
デジタルプロトコルフレームは、各々のデジタルプロトコルフレーム80において、一般情報に関連するワードとI/Q無線信号情報に関連するワードとを区別するために評価される。
詳細には、デジタルプロトコルフレーム80に含まれるデータは、BBU結合モジュール5の逆多重化モジュール51において逆多重化される。BBU結合モジュール5は、次いで、アンテナ50を使用し、ワイヤレス通信チャネル7a、7bを介して逆多重化された情報タイプを送信する。さらに具体的には、デジタルプロトコルフレーム80は、一般情報と無線周波数情報に分離される。
一般情報は逆多重化モジュール51によってプロトコルフレーム80から抽出された後、デジタル変調モジュール52によってデジタル変調された一般情報75として発信される。一方、無線周波数情報は逆多重化モジュール51によってプロトコルフレーム80から抽出された後、変換モジュール53によって、さらにキャリアイメージとも称される無線周波数キャリア信号71乃至74を構成するべき情報に分割され、モジュール53によって適宜に変換されて無線周波数キャリア信号71乃至74として発信される。
一般情報に関連するワードは、デジタル変調を使用しワイヤレス通信チャネル7のデジタル通信チャネルを通じて送信される。I/Q無線信号に関しては、注目すべきはI/Q無線信号は結局のところ基地局(BS)1に関連付けられたアンテナ4による送受信のためのキャリア(の特性)を表すことである。基地局1は、移動装置とBS(1)自身のアンテナ4a、4bとの間の通信を可能とする、無線アクセスインタフェースによって必要とされる適切な技術(無線アクセス技術、或いは“RAT”)を用いて、I/Q無線信号を処理する。
次いで、BBU結合モジュール5は、I/Q無線信号に関連するワードを一連の無線周波数キャリア信号に分割するように構成される。デジタルプロトコルフレーム80に含まれるI/Q無線信号に属する情報はワイヤレス通信チャネル7を通じてBBU結合モジュール5によって無線周波数キャリア信号71,72,73,74として送信される。
当然のことながら、ワイヤレス通信チャネル7によって使用されるI/Q無線信号の送信は、キャリアのための1つ以上のRFU(3)と前記RATによって実施され、RFU(3)と関連付けられたアンテナ4によって送受信されるのと類似の無線アクセス技術に基づく。例えば、I/Q無線信号を送信するために使用される無線技術は、ワイヤレス媒体の多様なパフォーマンス特性に関して、ワイヤレス通信チャネル7によるデータ送信の効率を高め得る。これらのパフォーマンス特性には、見通し内伝搬(line−of−sight propagation)、ポイント・ツー・ポイント・トポロジ(point−to−point topology)、下部干渉(lower interference)などが含まれるが、これに限られない。
I/Q無線信号に関連するワードは、例えばフィルタリング、デジタル・アップコンバージョン(digital up−conversion)“DUC”、I/Qミキシング、ミキシング、デジタル/アナログ変換などの当業者において知られた技術を使用して無線周波数キャリア信号71,72,73,74に変換される。
有利には、無線周波数キャリア信号の形態でI/Q無線信号を送信することは、アンテナ4によって送受信されるI/Q無線信号の品位(integrity)、キャリア“イメージ”、RATが、ワイヤレス通信チャネル7の全体パフォーマンスに関して十分に維持されるので、BS(1)のオペレータのRATによって提案されるスループット率において透明となり得る。ある場合には、無線周波数キャリアの形態でI/Q無線信号を送信することは、不透明な様態で遂行され得る。
さらに、ワイヤレス通信チャネル7に必要な帯域幅は、RFU(3)に関連付けられたアンテナ4を用いる送受信に関連付けられたRATによって定義され得る。
最終的結果として、各々のデジタルプロトコルフレーム80のための一連の無線周波数キャリア信号71,72,73,74はワイヤレス通信チャネル7を通じて送信され、1つ以上のデジタル変調が一般情報プロトコル要素を送信するために使用される。一連の無線周波数キャリア信号71,72,73,74とデジタル変調された一般情報75は、次いで、アンテナ60を使用したRFU結合モジュール6によって受信される。
次に、RFU結合ユニット6bは、前に分離されたデータ(例えばI/Q無線信号と一般情報)からデジタルフロントホールデータを再集合させる方法を実行する。情報を送信するための例示的な方法は、さらに、一連の無線周波数キャリア信号71,72,73,74をI/Q無線信号情報を表す一連のワードに変換することを含む。再度、フィルタリング、デジタルダウンコンバージョン(digital down−conversion)“DDC”、I/Qミキシング、ミキシング、デジタル/アナログ変換などの当業者において知られた技術が使用される。デジタル変調された一般情報75が、予め確立されたプロトコルに従ってRFU(3b)によって使用される。
より具体的には、この方法は、一連の無線周波数キャリア信号71,72,73,74を、I/Q無線信号の内容を表わす一連のワードに変換ユニット63により変換することと、デジタル変調された一般情報75を復調器61により一般情報を表わすワードに復調することを含む。一連のワードは、前に逆多重化されたデジタルプロトコルフレーム80に対応するデジタルプロトコルフレーム220を再現するためにワードをマルチプレクサ62により再集合して多重化される。デジタルプロトコルフレーム220は次いで第2のデジタル通信チャネル22を通じてRFU(3b)に送信される。第2のデジタル通信チャネル22は、デジタルデータ及び/又はアナログデータの送信を可能としてもよい。
ある場合には、キャリアイメージ71乃至74は、変換ユニット63により無線信号情報に多重化され、一方、変調されたデータ75は復調器61により復調されて一般情報へ戻される。一般情報と無線信号情報は、マルチプレクサ62により再集合され多重化されてデジタルプロトコルフレーム220として送信される。
デジタルプロトコルフレーム220の適切な再構築を確実なものとするために、同期情報がBBU結合モジュール5とRFU結合モジュール6bの間で送信され、デジタルプロトコルフレーム220の一般情報とI/Q無線信号情報がコヒーレントな形態に戻ることを可能とする。
デジタルプロトコルフレーム80(逆多重化後)と、デジタルプロトコルフレーム220(多重化後)とを伝送するために通常使用されるデジタルプロトコルは、BBU(2)とRFU(3)との間で相当大きな間隔をとることを可能とする。それ故、それらのプロトコルは有線リンク、ワイヤレスリンクにかかわらず、この大きな間隔に比例した著しい遅延を許容できる。例えば、使用される光ファイバ10キロメートルごとに、55マイクロ秒の遅延が観察されうる。さらに、RFU結合モジュール6b内のバッファゾーンに一般情報又はI/Q無線信号情報を一時的に格納することが可能である。これによって同期情報に基いて受信された全ての(又は相当部分の)情報の、RFU結合モジュール6bによるさらにコヒーレントな処理が可能となる。
別の例示的な実施形態においては、無駄な情報を除去するために、デジタルプロトコルフレーム80に役立たない情報は除去される。例えば、一杯になっていないワード、又は使用されないワードは除去される。このようにして必要な情報のみが送信され、送信するべき情報量がこれらの除去に比例して減少する。
図8はRFU結合モジュール6aとRFU(3a)がワイヤレスリモート無線ヘッド(RRH)20を形成する別の例示的な実施形態を示す。ある実施形態によれば、RFU結合モジュール6aは、RFU(3a)に関連付けられたアンテナ4aを介した再送信のために、ミックス通信チャネル9を介して無線周波数キャリア信号71,72,73,74をRFU(3a)に再送信する。ある実施例によれば、RFU結合モジュール6aは変調された一般情報75を含むワードを多重化せず、ある場合には、RFU結合モジュール6aは無線周波数キャリア信号71,72,73,74をI/Q無線信号情報に関連したワードに変換しない。従って、前述のデジタルプロトコルフレーム220はRFU結合モジュール6bによって再構築されない。或いは、RFU(3b)に関連付けられた中継アンテナ4bによる送信のために、RFU結合モジュール6bは、関連付けられたRATに基いて無線周波数キャリア信号71,72,73,74を適合させる。
ある場合には、一般情報75はRFU結合モジュール6によって処理される(例えば、一般情報がRFU(3)に送信され、RFU(3)がその一般情報75を使用して制御又は管理タスクを遂行する、のではなく)。ある場合においては、アナログ通信リンクを含みうるミックス通信チャネル9に加えて、制御・管理プロセスが行なわれる別のコントロールインタフェース(例えばAPIのような)があり得る。
理解されるべきことは、“処理”という用語には一般情報75に含まれるコンテンツ制御情報に基づくRF信号の変更を含み得る、ことである。
ある実施形態によれば、BBU結合モジュール6aは、例えば同じタイプの情報に関してRFU(3a)により遂行される動作などの多様な動作を遂行するために、一般情報75を解釈し利用するように利用使用される。このようにして、完全な一般情報をRFU(3a)に送信することはもはや必要でなくなり、これによりデジタルプロトコルフレームからの情報量が減少し、さらに効率的なデータ送信が可能となる。
注目すべきは、上述の例示的なオペレーションにおいては、送信機として機能するBBU(2)から受信機として機能するRFU(3)の1つへとデータが送信されている。しかしながら、同様に、データは今回送信機として機能するRFU(3)の1つから、今回受信機として機能するBBU(2)へデータが送信され得る。
有利には、本発明では、ワイヤレス通信チャネル7を介する無線周波数キャリア信号の処理を、上述のようにスループット率(Mbit/s)に関してではなく帯域幅(MHz/帯域幅)に関して可能となし得る。その場合でも、ワイヤレス通信チャネル7は、BBU(2)とBS(1)の一連のRFU(3)とを通信可能に結合し、この構成は本発明のワイヤレス通信チャネル7で具現された技術による変調効率の恩恵を享受するデジタルソリューションを可能とする。
さらに、スペクトル効率は、ワイヤレス通信チャネル7に対し使用される無線アクセス技術(RandomAccessTechnology)に関して透明に維持される。本発明はまた、固定局とシングルユーザの間のラインオブサイト/非ラインオブサイト(line−of−sight/non−line−of−sight)“LoS/NLoS”技術の固有の利点を利用できる。加えて、本方法は、出願に際して引用された全ての参照例を含むその全体が引例として本明細書に含まれる欧州特許第1895681号明細書に記載の方法により、異なる周波数帯域の使用によって異なる信号を送信することを可能とする。
場合によって、本発明は、有利に効率を増加させる、例えば多極化(multi−polarization)、ラインオブサイト多重入力多重出力(line−of−sight multiple−input multiple−output)“LoS MIMO”などの、補完的なダイバーシティ技術と適応する。
上述の情報送信のための方法とシステムは移動電話方式の分野に関するが、本発明は、例えば法執行機関と第一応答者とにより使用される公衆移動無線ネットワーク“PMR”、並びに少しく列挙するならば、無線局、アンテナ又はアクティブアンテナ及び/又はレーダーを含む無線システムなど多くのタイプの無線ネットワークに適用可能である。
図11は、ワイヤレス通信チャネルを介して情報を送信するための例示的方法600のフローチャートである。幾つかの実施形態によれば、本方法600は、送信側において、デジタルプロトコルフレームを使用して、デジタルフロントホールデータフローを一般情報と無線信号情報に分離するステップ605を含む。幾つかの実施形態によれば、前記分離ステップ605は、デジタルフロントホールデータから一般情報と無線信号情報を逆多重化することを含む。
ある場合においては、前記分離ステップ605において、不要データを削除してワイヤレスネットワークセグメントを介して送信されるデータ量を減少させるため、デジタルプロトコルフレームに属さない情報は除去される。この特徴によってワイヤレスネットワークセグメントの待ち時間を減少し、一方で、無線信号情報及び/又は一般情報の送信のためより多く使用できるネットワーク帯域幅を確保する。
さらに、本方法600は、無線信号情報を無線周波数キャリア信号に変換(split、分割及び変調)するステップ610と、送信側から受信側に無線周波数キャリア信号を第2の通信チャネルを介して送信するステップ615を含む。無線信号情報及び/又は無線周波数キャリア信号の送信は、適切な無線アクセスインタフェース技術を使用して実行される。さらに、ステップ620は、送信側から受信側に、変調された一般情報75を第1の通信チャネルを介して送信するステップを含む。ある場合には、送信機と受信機は、デジタル通信チャネルを使用して、お互いに通信可能に結合される。ある場合には、変調された一般情報75は、一般情報のデジタル変調によって、ワイヤレスネットワークセグメントを介して送信される。
図12は、情報を送信するための例示的方法625のフローチャートである。注目すべきは、上記の図11に記載の方法600は、デジタルフロントホールデータを構成部分に分離し、ワイヤレスネットワークセグメントを介した該構成部分の送信能力を強化、本発明による方法を特定するのに対して、図12の方法625は、ワイヤレスネットワークセグメントを介して送信された分離された構成部分を、デジタルフロントホールデータが再現されるように、再集合させることを意図する。
方法625は、変調された一般情報75が受信側により受信されるときに(或いは変調された一般情報75の受信前に)、変調された一般情報75をデジタル的に復調するステップ630を含む。同様に、方法625は、一連の無線周波数キャリア信号を無線信号情報に再変換するステップ635を含む。再度、無線信号情報は、デジタル信号である。その延長上でステップ635は、ステップ640が、受信側によって使用されるデジタルプロトコルフレームを再構築することを可能とする。デジタルプロトコルフレームを再構築した後に、デジタルプロトコルフレームを多重化し、デジタルフロントホールデータを回復するステップ645を含む。注目すべきは、デジタルプロトコルフレームを評価する以降のステップにおいて、不要なデータが取り除かれた場合は、回復されたデジタルフロントホールデータは、原デジタルフロントホールデータより少ないデータを含む。
図示されてはいないが、例示的方法には、一般情報75と無線信号情報71乃至74を同期させる情報を送信するステップや、一般情報と無線信号情報を同期させる前に一般情報と無線周波数情報の両方をバッファに入れるステップなどが含まれ得る。本同期は、部分的には、使用される同期情報に依拠し得る。
同期は、タイミングリカバリや、例えば到達時間差(Time Difference of Arrival)のような方法を使用した位置決定や、例えばダイバーシティ、多重入力多重出力(Multiple Input Multiple Output)、協調送信又はジョイント送信、時分割多重化のような多様な移動ワイヤレス機能などに利用できる。例えば、同期が不安定なワイヤレスネットワークを介して一般情報と無線周波数情報の送信を行なうと移動ワイヤレスのパフォーマンスの低下又は不具合を生じる可能性がある。幾つかのフロントホールリンクが、連結されるか、又は並置される場合にこの問題が生じる。このようにして、伝送ネットワーにおける多様なノードの適切で安定した同期が、適切な品質とパフォーマンスを確保するために必要となる。
注目すべきは、送信ステップが異なる周波数帯域で実行可能なことである。さらに、ある実施形態においては、送信側はベースバンドモジュールを含み、受信側が少なくとも1つの無線周波数ユニットを含むが、その逆も可能である。
他の例示的方法では、一般情報の送信前に、BBU結合モジュール5において一般情報を処理するステップを含む。“処理”という用語には一般情報に含まれるコンテンツ制御情報に基づくRF信号の修正を含むと理解されるべきである。
ある実施形態によれば、正確で安定した同期を入手することは、ネットワーク内のあるフロントホール管理モジュールに通信可能に結合された受信機から得られるグローバルポジショニングシステム(GPS)データを使用することにより、実現される。高精度の同期情報が全てのネットワークのノードにおいて必要とされるわけではないので、そうした精度が必要とされないノードにおいてはGPSのような同期用ソースを付加的に使用できる。この外部的な同期用ソースを使用することによって、フロントホールモジュールは、どの期間であっても同期情報を正確に維持することができる。以上はGPSデータの使用について述べたが、当業者ならば、その他の同期データも本発明において同様に使用できることは容易に理解されよう。
前述したように、これまでに記載した情報送信方法は移動電話通信システムの基地局(BS)に関連して記載されているが、本願の開示による情報送信方法は、当業者において知られるあらゆる好適な分野において適用可能である。<注:0069に対応>
図13は本発明による実施形態を実行するために使用されうる例示的なコンピュータシステム700を示す。図13のコンピュータシステム700は、1つ以上のプロセッサ710とメインメモリ720を含む。メインメモリ720は、プロセッサ710により実行される命令とデータを部分的に格納する。メインメモリ720は、システム700が作動中に実行コードを格納できる。図9のシステム700は、大記憶容量装置730、携帯ストレージメディアドライブ740、出力装置750、ユーザ入力装置760、グラフィック表示装置770、その他の周辺装置780をさらに含んでもよい。システム700は、ネットワーク記憶装置745を含んでもよい。
図13に示される構成要素は、単一バス790を介して接続されるように表現されている。構成要素は、1つ以上のデータ伝送手段を通じて接続される。プロセッサ装置710及びメインメモリ720はローカルマイクロプロセッサバスを介して結合され、大記憶容量装置730、周辺装置780、携帯ストレージ装置740、グラフィック表示装置770は、1つ以上の入出力(I/O)バスを介して接続される。
磁気ディスク装置又は光ディスク装置が実装される大記憶容量装置730は、プロセッサ装置710の使用のためにデータと命令を格納するための不揮発性記憶装置である。大記憶容量装置730は、本発明の実施形態を実行するためのシステムソフトウェアを格納でき、メインメモリ720にソフトウエアをロードする。
携帯ストレージ装置740は、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、デジタルビデオディスクのような携帯不揮発性ストレージ媒体と共に作動し、図13のコンピュータシステム700とデータ及びコードの入出力を行なう。本発明の実施形態を実行するためのシステムソフトウェアはそのような携帯媒体に格納されてもよく、携帯ストレージ装置740を介してコンピュータシステム700に入力されてもよい。
入力装置760は、ユーザインタフェースの一部分を提供する。入力装置760は、英数字情報及びその他の情報を入力するためのキーボードのような英数キーパッド、又はマウス、トラックボール、スタイラスペン、カーソル方向キーのようなポインティングデバイスを含んでもよい。さらに、システム700は、図13に示されるように、出力装置750を含む。適切な出力装置には、スピーカ、プリンタ、ネットワークインタフェース、モニタが含まれる。
グラフィック表示装置770は、液晶ディスプレー(LCD)又はその他の適切な表示装置を含む。グラフィック表示装置770はテキスト情報とグラフィクス情報を受信し、表示装置への出力のため当該情報を処理する。
周辺装置780は、コンピュータシステムに追加的機能を付与するあらゆるコンピュータをサポートする装置を含み得る。周辺装置780は例えば、モデム又はルータを含む。
図13のコンピュータシステム700に含まれる構成要素は、本発明の実施形態における使用において好適であるコンピュータシステムにおいて一般的には見出されるものであり、同業者において周知であるそのようなコンピュータの構成要素のカテゴリを広く代表することが意図されている。それ故、コンピュータシステム700は、パーソナルコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータシステム、電話、モバイルコンピュータシステム、ワークステーション、サーバ、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、その他のコンピュータシステムでありうる。本コンピュータはまた、異なるバス構成、ネットワークプラットフォーム、マルチプロセッサプラットフォーム等を含みうる。多様なオペレーティングシステムが使用可能であり、これらにはUNIX(登録商標)、Linux(登録商標)、Windows(登録商標)、Macintosh OS、Palm OS、その他のオペレーティングシステムが含まれる。
上述の機能の幾つかは、ストレージ媒体(例えば、コンピュータ読み取り可能媒体)に格納された命令で構成される。これらの命令はプロセッサによって読み出され、実行される。ストレージ媒体の例としてあげられるのは、メモリ装置、テープ、ディスク等である。これらの命令は、本発明に従って作動するプロセッサに指示を与えるプロセッサによって実行されるとき、作動可能である。当業者には、命令、プロセッサ、ストレージ媒体は周知の事項である。
注目すべきは、本明細書記載の処理を実行するのに適したハードウェアプラットフォームは全て、本発明における使用において適切であるということである。”ストレージ媒体”という用語は、実行のためCPUに命令を与えることに関与する全ての媒体を意味する。そのような媒体は不揮発性媒体、揮発性媒体、伝送媒体などを、これらに限らず、含む。不揮発性媒体は、固定ディスクのような、例えば光ディスク又は磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、システムRAMのような動的メモリを含む。伝送媒体は、同軸ケーブル、銅線ワイヤ、光ファイバを含み、とりわけバスの1つの実施形態を有するワイヤを含む。伝送媒体はまた、無線周波数(RF)通信及び赤外線(IR)通信中に生成されるような音波又は光波の形態をとりうる。コンピュータ読み取り可能媒体の一般的形態には、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、その他の磁気媒体、CD−ROMディスク、デジタルビデオディスク(DVD)、その他の光媒体、その他のマーク又は孔のパターンを有する物理的媒体、RAM、PROM、EPROM、EEPROM、FLASH−EPROM、その他のメモリチップ又はデータ交換アダプタ、搬送波、コンピュータが読み込み可能なその他の全ての媒体が含まれる。
コンピュータ読み取り可能媒体の多様な形態は、CPUに与えられる1つ以上の命令の1つ以上のシーケンスの実行に関与する。バスはデータをシステムRAMに搬送し、システムRAMからCPUは命令を読み出し、実行する。システムRAMにより受信された命令は、CPUの実行前又は実行後に任意に固定ディスクに格納される。
本発明の態様の作動を実行するためのコンピュータプログラムのコードは1つ以上のプログラミング言語のあらゆる組合せによって記述され、そのようなプログラミング言語はJava(登録商標),Smalltalk,C++などのようなオブジェクト指向プログラミング言語と“C”プログラミング言語やその類似プログラミング言語のような従来型の手続型プログラミング言語を含む。
本プログラムコードの実行は、スタンドアローンソフトウエアパッケージとして完全に又は部分的にユーザのコンピュータにおいて、ユーザのコンピュータとリモートコンピュータで一部分ずつ或いはリモートコンピュータ又はサーバにおいて完全に、なされる。リモートコンピュータ関与の場合は、リモートコンピュータはローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含むあらゆるタイプのネットワークによりユーザのコンピュータに接続され、或いは外部コンピュータとの接続がなされる(例えばインターネットサービスプロバイダを使用しインターネットにより)。
以下の特許請求の範囲の全ての手段又はステップ及びこれに加えたファンクション要素に対応する構造、材料、動作、及びその等価物は、具体的に記載の他の請求された要素と組み合わせて機能を実行するための任意の構造、材料、又は行為を含むことを意図している。本発明の説明は、例示および説明の目的で提示したが、開示された形態によって本発明を網羅する又は限定することを意図しない。多くの修正及び変形が本発明の範囲および精神から逸脱することなくなされ得ることは当業者には明らかであろう。例示的な実施形態は、本発明の原理とその実際の適用を最も良く説明するために選択され、記述されており、本発明が特定の目的に合わせて多様に改変され、多様の実施形態をとりうることを当業者が理解できるよう選択され記述されている。
本発明の態様は、本発明の実施形態による装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート図及び/又はブロック図を参照して上述されている。当然のことながら、フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、及びフローチャート図及び/又はブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施できる。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行する命令がフローチャート及び/又はブロック図のブロック又は複数のブロックで指定された機能/行為を実施する手段を作成するように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又はマシンを生成する他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに提供される。
コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、又は他のデバイスに指示できるこれらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ読み取り可能媒体に格納され、コンピュータに格納された命令は、フローチャート及び/又はブロック図のブロック又は複数のブロックで特定された機能/動作を実装する命令を含む生産物を生成する。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、又は他のデバイスにロードされてもよく、一連の動作ステップをコンピュータ、他のプログラム可能な装置又は他のデバイス上で実行させてコンピュータ実行プロセスを生成し、コンピュータ又は他のプログラム可能装置上で実行される命令は、フローチャート及び/又はブロック図のブロック又は複数のブロックで特定された機能/動作を実装するためのプロセスを提供する。
図中のフローチャート及びブロック図は、本発明の多様な実施形態によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品により実装可能なアーキテクチャ、機能、および動作を示す。この点に関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、特定の論理的機能を行うための1つ以上の実行可能な命令を含むモジュール、セグメント又はコードの一部を表わす。また、注目すべきは、幾つかの代替的な実行例では、ブロックに記載の機能が図面に記載の順序を外れて発生しうることである。例えば、連続して示す2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行され、又はそのブロックが時には該当する機能によっては逆の順序で行われる。また注目すべきは、ブロック図および/又はフローチャート図における各ブロック及びブロック図及び/又はフローチャート図におけるブロックの組合せは、指定された機能又は動作を実行する専用ハードウェアベースのシステムによって、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実行されうることである。
多様な実施形態を上述したが、当然のことながら、これらは限定としてではなく、ほんの一例として、提示されている。記載内容は、本明細書に記載された特定の形態に技術の範囲を限定するものではない。従って、好ましい実施形態の広さおよび範囲は上述の例示的な実施形態の何れによっても限定されるべきではない。当然ながら、上記の説明は例示であって制限的なものではない。反対に、本記述は添付の特許請求の範囲によって定義され、或いは当業者によって理解されるような本発明の精神および範囲内に含まれる本発明の代替、改変、および等価物をカバーすることを意図している。よって本発明の範囲は、上記の記載を参照して決定されるのではなく、添付の特許請求の範囲とその等価物の全範囲を参照して決定されるべきである。
1 基地局(BS)
2 ベースバンドユニット(BBU)
3、3a、3b 無線周波数ユニット(RFU)
4、4a、4b アンテナ
5 BBU接続ユニット、BBU結合モジュール、BBU結合ユニット
6、6a、6b RFU結合モジュール
7、7a、7b ワイヤレス通信チャネル、ワイヤレスネットワークセグメント
8、22 第1、第2のデジタル通信チャネル
9 ミックス通信チャネル
10a、10b 第1、第2の通信パス
20、21 (ワイヤレス)リモート無線ヘッド(RRH)、(ワイヤレス)リモート無線ユニット(RRU)
50、60 アンテナ
51 逆多重化モジュール
52 デジタル変調モジュール
53 変換モジュール
61 変調された一般情報の復調器
62 マルチプレクサ
63 変換ユニット
71、72、73、74 無線周波数キャリア信号、I/Qデータ、キャリアイメージ
75 変調された一般情報
80、220 (デジタルフロントホールデータの)デジタルプロトコルフレーム

100、200、300 広域伝送ネットワーク、ハイブリッドネットワーク、(広域)無線アクセスネットワーク
105、245、345 ベースバンドモジュール
110、305 有線ネットワーク
115、210 ファイバリング
120A、120B、120C、120D、120E、120F ファイバスパー
125 ネットワーク管理システム
130 コアネットワーク、コアセルラーネットワーク
205 有線ネットワーク
214、224、234 第1、第2、第3のフロントホール(管理)モジュール
215、225、235 第1、第2、第3の(移動)ワイヤレストランシーバ
220、320 ファイバスパー
230、240 第1、第2のワイヤレス(フロントホール)ネットワークセグメント、ワイヤレスリンク

250、350 無線信号情報(RFキャリア信号、I/Qフロントホールデータ)
255、355 制御プロトコル情報
260、360 ユーザデータフロー、ユーザデータ情報

263 (光ファイバ媒体を使用した)デジタルインタフェース、フロントホールインタフェース
264、265 多重化信号
266a,266b,267、268 フロントホール信号
269、289 (移動)ワイヤレストランシーバ
270、290 フロントホール(管理)モジュール
271、291 インタフェース処理モジュール
272a、272b 処理ユニット
273 デジタルインタフェースモジュール
274、275 インタフェースモジュール
276 有線媒体
277 ワイヤレス媒体
278 大容量有線媒体
282 外部デジタルフロントホールインタフェース
283、284、285、286 多重化信号
287 (ワイヤレス)フロントホール信号
288 ワイヤレスインタフェース
289 移動ワイヤレストランシーバ
292a、292b、292c、292d フロントホール処理モジュール
293 (ワイヤレス)インタフェースモジュール
294 ワイヤレスフロントホールインタフェースユニット
295、296 デジタルフロントホールインタフェースユニット
297、298 外部ワイヤレスインタフェース
299 外部デジタルフロントホールインタフェース
315 第1のフロントホール(管理)モジュール、第1のワイヤレストランシーバ
325 第2のフロントホール(管理)モジュール、第2のワイヤレストランシーバ
334 第3のフロントホール(管理)モジュール
335 第3の(移動)ワイヤレストランシーバ、ワイヤレス受信機
330、340 第1、第2のワイヤレスフロントホールネットワークセグメント
365 デジタルフロントホールデータ
365’ 再生したデジタルフロントホールデータ
700 コンピュータシステム
710 プロセッサ
720 メインメモリ
730 大記憶容量装置
740 携帯ストレージメディアドライブ
745 ネットワーク記憶装置
750 出力装置
760 ユーザ入力装置
770 グラフィック表示装置
780 その他の周辺装置
790 単一バス

Claims (23)

  1. 広域伝送ネットワークであって、
    相互に通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークと少なくとも1つのワイヤレスネットワークとを含む複数のネットワークセグメントを含んでなり、
    複数の前記ネットワークセグメントの各々が少なくとも1つのベースバンドモジュールとワイヤレス移動ネットワークの少なくとも1つのワイヤレストランシーバとの間で通信される複数の信号のうち少なくとも1つを送信するように構成されており、
    前記複数の信号は少なくとも1つの前記ベースバンドモジュールと少なくとも1つの前記ワイヤレストランシーバとの間のデジタルフロントホールデータフローに対応し、
    少なくとも1つの前記ネットワークセグメントが前記デジタルフロントホールデータフローを無線信号情報と、制御情報と、ユーザデータフローとに分離し、前記無線信号情報を無線周波数(RF)キャリア信号として送信し、前記制御情報と前記ユーザデータフローとをデジタル通信方法を使用して送信するように構成されることを特徴とする広域伝送ネットワーク。
  2. 前記少なくとも1つの有線ネットワークが1つ以上のファイバリングと、1つ以上のファイバスパーと、その組合せとを含み、前記少なくとも1つのワイヤレスネットワークがシングルポイントツーポイントリンクと、デイジーチェーン型ポイントツーポイントリンクと、ワイヤレス型ポイントツーポイントリンクと、複数のハブ型ポイントツーポイントリンクと、その何れかの組合せとを含むことを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  3. 前記複数の信号が、(a)無線周波数キャリア信号として送信される無線信号情報、(b)制御プロトコル情報、(c)ユーザデータフロー、並びに、(d)(a)のデジタル化サンプルと(b)のデジタル化サンプルと(c)のデジタル化サンプルと、(a)と(b)と(c)のデジタル化サンプルの何れかの組合せ、の何れかの多重化を含むデジタルフロントホールデータフローを含むことを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  4. 前記ベースバンドモジュールが少なくとも1つの前記有線ネットワークと通信可能に結合されており、前記ワイヤレストランシーバが前記少なくとも1つのワイヤレスネットワークと通信可能に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  5. フロントホールモジュールがデジタルフロントホールデータフローを受信して前記デジタルフロントホールデータフローを無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローに逆多重化し、前記無線信号情報が無線周波数キャリア信号に変換されることを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  6. 前記フロントホールモジュールが前記ワイヤレストランシーバに通信可能に結合され、前記ベースバンドモジュール又は別のワイヤレストランシーバへの出力のために、無線信号情報と、前記移動ワイヤレストランシーバからの制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとをデジタルフロントホールデータフローに多重化することを特徴とする請求項5に記載の広域伝送ネットワーク。
  7. 広域ネットワークが、前記フロントホールデータフローを伝送するための専用の資源を有する1つ以上の公衆ネットワークセグメントを含むことを特徴とする請求項3に記載の広域伝送ネットワーク。
  8. 少なくとも1つの前記ベースバンドモジュールが、無線周波数キャリア信号としてコード化された無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとを出力し、前記ワイヤレストランシーバが前記の、無線信号情報と制御プロトコル情報とユーザデータフローとからなる組を受信することを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  9. 前記ベースバンドモジュールと前記ワイヤレストランシーバの間に配置された複数の前記ネットワークセグメントのうちの第1のネットワークセグメントが、前記の、RFキャリア信号としてコード化された無線信号情報と制御プロトコル情報とユーザデータフローとからなる組をデジタルフロントホールデータフローに変換し、前記ベースバンドモジュールと前記ワイヤレストランシーバの間に配置された複数の前記ネットワークセグメントのうちの第2のネットワークセグメントが、前記デジタルフロントホールデータフローを変換して前記の、RFキャリア信号としてコード化された無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローの組に戻すことを特徴とする請求項8に記載の広域伝送ネットワーク。
  10. 少なくとも1つの前記ベースバンドモジュールが、アナログ無線周波数信号として前記複数の信号を出力し、1つ以上のフロントホールモジュールが、前記無線周波数信号をデジタルフロントホールフローへ再変換及び再多重化をすることなく、前記無線周波数信号を1つ以上のワイヤレストランシーバへ送信することを特徴とする請求項9に記載の広域伝送ネットワーク。
  11. 少なくとも1つの前記有線ネットワークが、そのうちの1つがワイヤレスフロントホールモジュールである1つ以上のフロントホールモジュールを介して複数のワイヤレストランシーバに通信可能に結合されるファイバハブを含むことを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  12. 前記無線周波数(RF)キャリア信号が、前記ワイヤレス移動ネットワークで使用される無線アクセス技術(Radio Access Technologies)に基づく技術を使用して処理されることを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  13. ネットワークノード内の同期を利用して、前記ネットワークノードによって処理される前記制御情報のデータフローと前記RFキャリア信号のデータフローとの間の同期精度を高めることを特徴とする請求項1に記載の広域伝送ネットワーク。
  14. 広域伝送ネットワークを使用する方法であって、
    少なくとも1つベースバンドモジュールとワイヤレス移動ネットワーク内の少なくとも1つのワイヤレスエンドポイントを通信可能に結合する広域伝送ネットワークを介してフロントホールデータフローを送信するステップを含み、前記広域伝送ネットワークが相互に通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークと少なくとも1つの移動ワイヤレスネットワークとを含み、前記フロントホールデータフローが前記移動ワイヤレスネットワークの移動ワイヤレストランシーバと通信可能に結合されたフロントホールモジュールによって逆多重化され、処理され、再多重化され、前記フロントホールデータフローが無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとを含み、前記無線信号情報が前記移動ワイヤレスネットワークの主要パフォーマンス指標に従って広域伝送ネットワークの少なくとも1つのセグメント上をRFキャリア信号として送信され、前記の、制御プロトコル情報とユーザデータフローとからなる組がデジタル通信方法を使用して伝送されることを特徴とする方法。
  15. 前記フロントホールデータフローの前記無線信号情報を伝送する前記RFキャリア信号が、前記移動ワイヤレスネットワークで使用される無線アクセス技術(Radio Access Technologies)を使用して処理されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記の、無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとからなる組が、前記広域伝送ネットワークの少なくとも1つのセグメント上のデジタルフロントホールデータフローに多重化されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記無線信号情報が、前記フロントホールモジュールが通信可能に結合された前記移動ワイヤレストランシーバによって使用される前記無線信号情報に対応する複数の無線周波数キャリアを含むアナログ信号であることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記の、制御プロトコル情報とユーザデータフローとからなる組が、デジタルデータ送信プロトコルを使用してコード化されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとを含むフロントホールデータフローを少なくとも1つの前記有線ネットワークによって出力するステップと、前記の、無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとからなる組を、ワイヤレストランシーバエンドポイントで受信するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  20. 公衆ネットワークの専用のリソースを使用して、公衆ネットワークを介して前記フロントホールデータフローを伝送するステップをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  21. 広域伝送ネットワークの使用方法であって、
    前記広域伝送ネットワークの複数のネットワークセグメントが、相互に通信可能に結合された少なくとも1つの有線ネットワークと少なくとも1つのワイヤレスネットワークを含む場合に、前記複数のネットワークセグメントのための主要パフォーマンス指標を評価するステップと、
    前記主要パフォーマンス指標の評価に基いて、複数の前記ネットワークセグメントにおけるフロントホールデータフローの多重化、逆多重化、移送の何れかを実行するステップと、を含むことを特徴とする方法。
  22. 前記フロントホールデータフローが無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローとを含んでおり、前記フロントホールデータフローを移送するステップが、前記フロントホールデータフローに属するフロントホールデータを制御プロトコルデータと、ユーザデータと、無線信号データとに分離するステップと、前記無線信号データをRFキャリア信号として送信するステップと、前記の制御プロトコルデータとユーザデータとの組をデジタルデータとして送信するステップとを含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 相互に通信可能に結合された少なくとも1つ有線ネットワークと少なくとも1つのワイヤレスネットワークとを含む複数のネットワークセグメントを含んでなり、複数のネットワークセグメントの各々が、無線信号情報と、制御プロトコル情報と、ユーザデータフローを含むフロントホールデータフローを送信するように構成されることを特徴とする広域伝送ネットワーク。
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