JP2858514B2 - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2858514B2
JP2858514B2 JP30563492A JP30563492A JP2858514B2 JP 2858514 B2 JP2858514 B2 JP 2858514B2 JP 30563492 A JP30563492 A JP 30563492A JP 30563492 A JP30563492 A JP 30563492A JP 2858514 B2 JP2858514 B2 JP 2858514B2
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岡田  隆
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆移動通信やパーソ
ナル無線方式等において用いられ、基地局と親局とが伝
送路で結ばれ、親局と子局とが無線伝送路で結ばれる無
線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の無線通信システムの構成を
示すシステム構成図である。図において、6は親局8を
介して子局5と通信を行う基地局であり、親局8とは、
有線伝送路7で結ばれている。親局8において、81は
基地局6から受信した信号を変調する変調器、302は
変調波の周波数変換等を行う送信用チャネルフィルタ、
303は送信機、308は送信波と受信波とを分波する
送受分波器、4はアンテナである。また、304は受信
機、305は変調波の周波数変換等を行う受信用チャネ
ルフィルタ、82は変調波について復調を行う復調器で
ある。
【0003】このような無線通信システムにおいて、信
号の変復調は、親局8において行われる。すなわち、基
地局6は有線伝送路7で親局8に送信信号を伝送する。
そして、親局8の変調器81は、その信号で変調を行い
無線送信信号を作成する。さらに、送信用チャネルフィ
ルタ302および送信機303は、無線送信信号の周波
数変換と電力増幅とを行い、その信号を、送受分波器3
08を介してアンテナ4から電波として送出する。
【0004】また、子局5からの信号は、親局8で受信
される。すなわち、アンテナ4および送受分波器308
を介して受信機304に入力する。受信機304および
受信用チャネルフィルタ305は、周波数変換等を行っ
て、無線受信信号を得る。復調器82は、その信号につ
いて復調を行い、復調後の信号を有線伝送路7を介して
基地局6に伝送する。
【0005】図10は従来の他の無線通信システムの構
成を示すシステム構成図である。図に示すように、この
構成では、基地局6が変調器61および復調器64を備
え、変復調処理を行う。変調器61の出力である無線送
信信号は、電気−光変換器62で一旦光信号に変換され
た後、光ファイバ9中をサブキャリア伝送によって親局
8に送られる。そして、親局8において、光−電気変換
器83は、光信号を電気信号に再変換する。送信用チャ
ネルフィルタ302および送信機303は、無線送信信
号の周波数変換と電力増幅とを行う。
【0006】また、子局5からの信号は、アンテナ4お
よび送受分波器308を介して親局8の受信機304に
入力し、受信機304および受信用チャネルフィルタ3
05は、周波数変換等を行って無線受信信号を得るが、
この場合には、無線受信信号は、電気−光変換器84で
一旦光信号に変換された後光ファイバ9を介して基地局
6に送られる。そして、基地局6において、光−電気変
換器63は光信号を電気信号に再変換し、復調器64
は、受信信号を復元する。
【0007】ここで、親局8は、一般に、基地局6とは
別に屋外に設置されることが多い。従って、親局8は、
周囲温度や直射日光等の設置環境の影響を受け易いとと
もに、設置を容易とするために小型化が要求される。ま
た、親局8の送信電力等を制御するための制御信号や親
局8の状態監視のための監視信号が、基地局6と親局8
との間で転送される。その際、それらの信号は、専用の
伝送線で伝送されたり、それらの信号についての変調波
が光ファイバ9中を伝送されることにより、基地局6−
親局8間で転送される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す構成にあっ
ては、基地局6と親局8との間は有線伝送路7で結ばれ
ているのでその区間における信号の劣化はほとんど無視
できる。しかし、親局8と子局5との間の無線伝送路に
おいて良好な伝送品質を保つためには、変調器81およ
び復調器86を高機能化する必要がある。
【0009】ところが、上述したように、親局8は小型
化が要求されるので現実には変調器81および復調器8
2の特性をある程度犠牲にしなければならず、かつ、親
局8は設置環境の影響を受け易いので、良好な伝送品質
を維持することは難しいという問題がある。また、加入
者の増加や加入者の要望等に応じて、あるいは、機器の
高性能化等に応じてシステムの変更が要求される場合
に、基地局6および親局8をともに変更しなければなら
ず、システムの拡張性に乏しいという問題もある。
【0010】図10に示す構成にあっては、変調器61
および復調器63が基地局6に配置されているので、シ
ステムの変更が要求される場合には、基地局6のみの変
更で対応できる。しかし、無線周波数信号がアナログ信
号のままで光ファイバ9中を伝送されるので、電気−光
信号変換部分において雑音および歪みが相加され、図9
に示す構成に比べて伝送品質が劣るという欠点がある。
【0011】また、いずれの構成においても、制御信号
や監視信号を転送するために、余分な伝送線を設けた
り、あるいは、余分な変復調器を用意しなければならな
いという欠点もある。
【0012】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、伝送品質の劣化を抑えつつ親局の小
型化を実現し、さらには、システムの変更要求に対して
柔軟に対応できる無線通信システムを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る無線通信システムは、基地局と親局とが伝送路で結ば
れ、親局と子局とが無線伝送路で結ばれたシステムであ
って、基地局と親局とを結ぶ伝送路はディジタル伝送路
であり、基地局は、送信信号について変調を行って無線
送信信号を作成する変調手段と、この変調手段の出力を
A−D変換してディジタル伝送路側に出力するA−D変
換手段と、ディジタル伝送路を介して親局から受けたデ
ィジタル化された無線受信信号をD−A変換するD−A
変換手段と、このD−A変換手段の出力について復調を
行い受信信号を復元する復調手段とを備え、親局は、デ
ィジタル伝送路を介して基地局から入力したディジタル
化された無線送信信号をD−A変換するD−A変換手段
と、子局から受信した無線受信信号をA−D変換してデ
ィジタル伝送路側に出力するA−D変換手段とを備え
る。
【0014】請求項2記載の発明に係る無線通信システ
ムは、請求項1記載の発明に係る無線通信システムにお
いて、基地局は、A−D変換手段とディジタル伝送路と
の間に設けられたものであってディジタル化された無線
送信信号を符号化する符号化手段と、ディジタル伝送路
を介して親局から受けた符号化信号を復号してディジタ
ル化された無線受信信号にし、それを基地局のD−A変
換手段に与える復号手段とをさらに備え、親局は、ディ
ジタル伝送路を介して基地局から入力した符号化信号を
復号してディジタル化された無線送信信号にし、それを
親局のD−A変換手段に与える復号手段と、A−D変換
手段とディジタル伝送路との間に設けられたものであっ
てディジタル化された無線受信信号を符号化する符号化
手段とをさらに備える。
【0015】請求項3記載の発明に係る無線通信システ
ムは、請求項1記載の発明に係る無線通信システムにお
いて、基地局は、A−D変換手段とディジタル伝送路と
の間に設けられたものであってディジタル化された無線
送信信号と親局に与えられる制御信号とを多重化する多
重化手段と、ディジタル伝送路を介して親局から受けた
多重化信号を分離して、ディジタル化された無線受信信
号をD−A変換手段に与える多重分離手段とをさらに備
え、親局は、ディジタル伝送路を介して基地局から入力
した多重化信号を分離して、ディジタル化された無線送
信信号を親局のD−A変換手段に与え、制御信号を親局
の監視制御回路に与える多重分離手段と、ディジタル化
された無線受信信号と監視制御回路が出力した監視信号
とを多重化する多重化手段とをさらに備える。
【0016】そして、請求項4記載の発明に係る無線通
信システムは、請求項1記載の発明に係る無線通信シス
テムにおいて、基地局は、ディジタル化された無線送信
信号を符号化して符号化信号とする符号化手段と、この
符号化信号と親局に与えられる制御信号とを多重化する
多重化手段とをA−D変換手段とディジタル伝送路との
間にさらに備え、ディジタル伝送路を介して親局から受
けた多重化信号を分離する多重分離手段と、この多重分
離手段で分離された符号化信号を復号してディジタル化
された無線受信信号にし、それを基地局のD−A変換手
段に与える復号手段とをディジタル伝送路とD−A変換
手段との間にさらに備え、親局は、符号化信号を復号し
てディジタル化された無線送信信号にし、それを親局の
D−A変換手段に与える復号手段と、ディジタル伝送路
を介して基地局から入力した多重化信号を分離して、分
離された符号化信号を親局の復号手段に与え、制御信号
を親局の監視制御回路に与える多重分離手段とをディジ
タル伝送路とD−A変換手段との間にさらに備え、ディ
ジタル化された無線受信信号を符号化して符号化信号と
する符号化手段と、この符号化信号と監視制御回路が出
力した監視信号とを多重化する多重化手段とをA−D変
換手段とディジタル伝送路との間にさらに備える。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明における基地局は、変復調
手段を有し、無線送信信号を親局に供給するとともに親
局から無線受信信号を入力して親局の変復調手段を不要
とする。その際、A−D変換手段およびD−A変換手段
によって親局との間の信号をディジタル信号とし、雑音
や歪みの影響を低減する。
【0018】請求項2記載の発明における基地局および
親局は、符号化手段と復号手段を有し、基地局と親局と
の間のディジタル信号を帯域圧縮された信号や誤り訂正
符号化された信号にして、ディジタル伝送路の伝送品質
を高く保つ。
【0019】請求項3記載の発明における基地局は、親
局の監視のための制御信号を無線送信信号に多重化して
親局に送り、親局は、監視信号を無線受信信号に多重化
して基地局に送り、基地局と親局との間の監視制御情報
の転送を容易に実現する。
【0020】そして、請求項4記載の発明における基地
局および親局は、請求項2記載の発明におけるそれらの
作用と請求項3記載の発明におけるそれらの作用とを同
時に実現し、ディジタル伝送路の伝送品質を高く保つと
ともに基地局と親局との間の監視制御情報の転送を容易
化する。
【0021】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による無線通信
システムの構成を示すシステム構成図である。図におい
て、11は基地局、31は親局であり、それらはディジ
タル伝送用有線伝送路2で結ばれている。また、変復調
器は、基地局11に配置されている。
【0022】次に動作について説明する。基地局11に
おいて、変調器100は、変調を行い無線送信信号を作
成する。ここで、この無線送信信号の中心周波数は、デ
ィジタル信号を伝送する際のディジタル伝送用有線伝送
路2の容量を低く抑えるために、比較的低い周波数に設
定される。そして、A−D変換器101は、その信号を
A−D変換する。パラレル−シリアル変換器(P−S変
換器)102は、ディジタル化された無線送信信号をシ
リアル変換し、ディジタル伝送用有線伝送路2を介して
親局31に伝送する。
【0023】親局31において、シリアル−パラレル変
換器(S−P変換器)300は、受け取ったディジタル
信号をパラレル変換し、それをD−A変換器301に与
える。D−A変換器301は、ディジタル信号をD−A
変換することによって無線送信信号に再変換する。そし
て、送信用チャネルフィルタ302および送信機303
は、無線送信信号の周波数変換と電力増幅とを行い、そ
の信号を、送受分波器308を介してアンテナ4から電
波として送出する。
【0024】また、子局5からの信号は、アンテナ4お
よび送受分波器308を介して親局31の受信機304
に入力する。受信機304および受信用チャネルフィル
タ305は、周波数変換等を行って無線受信信号を得
る。ここで、この無線受信信号の中心周波数は、ディジ
タル信号を伝送する際のディジタル伝送用有線伝送路2
の容量を低く抑えるために、やはり比較的低い周波数に
設定される。A−D変換器306は、無線受信信号をA
−D変換する。そして、P−S変換器307は、ディジ
タル化された無線受信信号をシリアル変換し、ディジタ
ル伝送用有線伝送路2を介して基地局11に送る。
【0025】基地局11において、S−P変換器103
は、受け取ったディジタル信号をパラレル変換し、それ
をD−A変換器104に与える。D−A変換器104
は、ディジタル信号をD−A変換することによって無線
受信信号に再変換する。そして、復調器105は、その
無線受信信号について復調処理をおこなう。
【0026】図2は本発明の第2の実施例による無線通
信システムの構成を示すシステム構成図である。第1の
実施例では、基地局11において、変調手段は変調器1
00で、A−D変換手段はA−D変換器101で実現さ
れ、そして、復調手段は復調器105で、D−A変換手
段はD−A変換器104で実現されていたが、この場合
には、基地局12において、ディジタル信号処理型変調
器106が変調手段およびA−D変換手段を実現し、デ
ィジタル信号処理型復調器107が復調手段およびA−
D変換手段を実現する。すなわち、ディジタル信号処理
型変調器106が、ディジタル信号処理によってディジ
タル信号の無線送信信号を作成する。そして、P−S変
換器102は、ディジタル化された無線送信信号をシリ
アル変換し、ディジタル伝送用有線伝送路2を介して親
局31に転送する。親局31の動作は第1の実施例にお
ける動作と同じである。
【0027】子局5からの信号は、アンテナ4および送
受分波器308を介して親局31の受信機304に入力
する。そして、親局31は、第1の実施例の場合と同様
にディジタル化された無線受信信号を基地局12に送
る。基地局12において、ディジタル信号処理型復調器
107は、S−P変換器103でパラレル変換されたデ
ィジタル信号から、ディジタル信号処理によって復調後
の受信信号を得る。
【0028】図3は本発明の第3の実施例による無線通
信システムの構成を示すシステム構成図である。この構
成は、図1に示す構成に対して、基地局13においてP
−S変換器102とディジタル伝送用有線伝送路2との
間に符号器108が、そして、ディジタル伝送用有線伝
送路2とS−P変換器103との間に復号器109が設
けられ、親局33においてディジタル伝送用有線伝送路
2とS−P変換器300との間に復号器309が設けら
れ、そして、P−S変換器307とディジタル伝送用有
線伝送路2との間に符号器310が設けられたものであ
る。
【0029】本発明によるシステムでは、ディジタル伝
送用有線伝送路2における伝送品質が無線伝送路におけ
る品質を左右するので、ディジタル伝送用有線伝送路2
における伝送品質を高めることは有用である。そこで、
基地局13の符号器108および親局33の符号器31
0は、信号の帯域圧縮を行い、ディジタル伝送用有線伝
送路2における信号の伝送速度を低く抑える。あるい
は、誤り訂正符号を用いてディジタル伝送用有線伝送路
2における伝送品質を高くする。親局33の復号器30
9および基地局13の復号器109は、符号器108お
よび符号器310における符号化方式に応じた復号処理
を行い、復号されたディジタル信号をS−P変換器30
0またはS−P変換器103に与える。
【0030】図4は本発明の第4の実施例による無線通
信システムの構成を示すシステム構成図である。この構
成は、図2に示す構成に対して、基地局14においてP
−S変換器102とディジタル伝送用有線伝送路2との
間に符号器108が、そして、ディジタル伝送用有線伝
送路2とS−P変換器103との間に復号器109が設
けられ、親局33においてディジタル伝送用有線伝送路
2とS−P変換器300との間に復号器309が設けら
れ、そして、P−S変換器307とディジタル伝送用有
線伝送路2との間に符号器310が設けられたものであ
る。それらの作用は第3の実施例の場合と同様であり、
詳しい説明は省略する。
【0031】図5は本発明の第5の実施例による無線通
信システムの構成を示すシステム構成図である。この場
合には、親局35の監視制御を行うために、基地局15
から親局35への制御信号と親局35から基地局15へ
の監視信号とが、それぞれ、ディジタル化された無線送
信信号またはディジタル化された無線受信信号に多重化
されて、ディジタル伝送用有線伝送路2で転送される。
【0032】従って、この構成は、図1に示す構成に対
して、基地局15においてP−S変換器102とディジ
タル伝送用有線伝送路2との間に多重回路110が、そ
して、ディジタル伝送用有線伝送路2とS−P変換器1
03との間に多重分離回路111が設けられ、親局35
においてディジタル伝送用有線伝送路2とS−P変換器
300との間に多重分離回路311が、そして、P−S
変換器307とディジタル伝送用有線伝送路2との間に
多重回路312が設けられたものである。
【0033】P−S変換器102が出力したディジタル
化された無線送信信号は、多重回路110において制御
信号と多重化される。そして、多重化信号が、ディジタ
ル伝送用有線伝送路2を介して親局35に送られる。親
局35において、多重分離回路311は、多重化信号を
制御信号と無線送信信号に分離する。分離された無線送
信信号はS−P変換器300に送られ、制御信号は監視
制御回路313に送られる。監視制御回路313は、そ
の制御信号に応じて必要な親局35の監視制御を行う。
【0034】監視制御回路313が出力した親局35の
状態に関する情報を含む監視信号は、多重回路312
で、P−S変換器307が出力したディジタル化された
無線受信信号と多重化される。そして、多重化信号が、
ディジタル伝送用有線伝送路2を介して基地局15に送
られる。基地局15において、多重分離回路111は、
多重化信号を監視信号と無線受信信号に分離する。分離
された無線送信信号はS−P変換器103に送られ、監
視信号は基地局15の上位装置等に送られる。
【0035】図6は本発明の第6の実施例による無線通
信システムの構成を示すシステム構成図である。この構
成は、図2に示す構成に対して、基地局16においてP
−S変換器102とディジタル伝送用有線伝送路2との
間に多重回路110が、そして、ディジタル伝送用有線
伝送路2とS−P変換器103との間に多重分離回路1
11が設けられ、親局36においてディジタル伝送用有
線伝送路2とS−P変換器300との間に多重分離回路
311が、そして、P−S変換器307とディジタル伝
送用有線伝送路2との間に多重回路312が設けられた
ものである。その動作は、第5の実施例によるものの動
作と同様であり、説明は省略する。
【0036】図7は本発明の第7の実施例による無線通
信システムの構成を示すシステム構成図である。この構
成は、図1に示す構成に対して、基地局17においてP
−S変換器102とディジタル伝送用有線伝送路2との
間に符号器108および多重回路110が、そして、デ
ィジタル伝送用有線伝送路2とS−P変換器103との
間に多重分離回路111および復号器109が設けら
れ、親局37においてディジタル伝送用有線伝送路2と
S−P変換器300との間に多重分離回路311および
復号器309が設けられ、そして、P−S変換器307
とディジタル伝送用有線伝送路2との間に符号器310
および多重回路312が設けられたものである。
【0037】P−S変換器102が出力したディジタル
化された無線送信信号は、第3の実施例の場合と同様
に、符号器108で符号化される。多重回路110は、
その符号化信号と制御信号とを多重化する。そして、多
重化信号が、ディジタル伝送用有線伝送路2を介して親
局37に送られる。親局37において、多重分離回路3
11は、多重化信号を制御信号と符号化信号に分離す
る。分離された符号化信号は復号器309で無線送信信
号に復元される。その無線送信信号はS−P変換器30
0に送られる。また、制御信号は多重分離回路311か
ら監視制御回路313に送られる。監視制御回路313
は、その制御信号に応じて必要な親局37の監視制御を
行う。
【0038】親局37の符号器310は、第3の実施例
の場合と同様に、無線受信信号の符号化を行う。そし
て、監視制御回路313が出力した親局37の状態に関
する情報を含む監視信号は、多重回路312で、符号器
310が出力した符号化信号と多重化される。そして、
多重化信号が、ディジタル伝送用有線伝送路2を介して
基地局17に送られる。基地局17において、多重分離
回路111は、多重化信号を監視信号と符号化信号に分
離する。分離された符号化信号は復号器109で無線受
信信号に復元される。その無線送信信号はS−P変換器
103に送られる。また、監視信号は多重分離回路11
1から基地局15の上位装置等に送られる。
【0039】図8は本発明の第8の実施例による無線通
信システムの構成を示すシステム構成図である。この構
成は、図2に示す構成に対して、基地局18においてP
−S変換器102とディジタル伝送用有線伝送路2との
間に符号器108および多重回路110が、そして、デ
ィジタル伝送用有線伝送路2とS−P変換器103との
間に多重分離回路111および復号器109が設けら
れ、親局37においてディジタル伝送用有線伝送路2と
S−P変換器300との間に多重分離回路311および
復号器309が設けられ、そして、P−S変換器307
とディジタル伝送用有線伝送路2との間に符号器310
および多重回路312が設けられたものである。その動
作は、第7の実施例によるものの動作と同様であり、説
明は省略する。
【0040】なお、図7および図8に示す構成に対し
て、符号器と多重回路の配置および復号器と多重分離回
路の配置をそれぞれ逆にした構成としてもよい。また、
上記各実施例において、メタリック線路や光ファイバな
どのディジタル伝送用有線伝送路2を用いたものが示さ
れているが、その伝送路は無線のものであってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、無線通信システムが、基地局において変調手
段と復調手段とが設けられ、基地局と親局との間はディ
ジタル伝送路で結ばれた構成であるから、親局は簡単な
信号変換を行う構成となって小型化が可能になり、設置
性が向上するという効果がある。また、基地局と親局と
の間の伝送における雑音や歪みの影響は無視でき伝送品
質は高く保たれる。なお、無線送信信号および無線受信
信号の中心周波数を低いところに設定すればディジタル
伝送路の容量は低く抑えられる。
【0042】請求項2記載の発明によれば、無線通信シ
ステムが、基地局と親局との間で帯域圧縮された信号や
誤り訂正符号化された信号が伝送される構成であるか
ら、ディジタル伝送路の伝送品質がさらに向上し、親局
と子局との間の無線伝送路における伝送品質もそれに伴
って向上するものを提供できる効果がある。
【0043】請求項3記載の発明によれば、無線通信シ
ステムが、基地局と親局との間で親局の監視制御のため
の情報がディジタル化された無線送信信号または無線受
信信号に多重化される構成であるから、基地局と親局と
に何ら付加機能を設けることなく簡単に監視制御のため
の情報の転送を実現できるものを提供できる効果があ
る。
【0044】そして、請求項4記載の発明によれば、無
線通信システムが、基地局と親局との間で帯域圧縮され
た信号や誤り訂正符号化された信号が伝送され、かつ、
監視制御のための情報がディジタル化された無線送信信
号または無線受信信号に多重化される構成であるから、
ディジタル伝送路の伝送品質がさらに向上し、かつ、簡
単に監視制御のための情報の転送を実現できるものを提
供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図5】本発明の第5の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図6】本発明の第6の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図7】本発明の第7の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図8】本発明の第8の実施例による無線通信システム
の構成を示すシステム構成図である。
【図9】従来の無線通信システムの構成を示すシステム
構成図である。
【図10】従来の他の無線通信システムの構成を示すシ
ステム構成図である。
【符号の説明】
11,12,13,14,15,16,17,18 基
地局 2 ディジタル伝送用有線伝送路 31,33,35,36,37,38 親局 5 子局 100 変調器 101 A−D変換器 102 パラレル−シリアル変換器 103 シリアル−パラレル変換器 104 D−A変換器 105 復調器 106 ディジタル信号処理型変調器 107 ディジタル信号処理型復調器 108 符号器 109 復号器 110 多重回路 111 多重分離回路 300 シリアル−パラレル変換器 301 D−A変換器 302 送信用チャネルフィルタ 303 送信機 304 受信機 305 受信用チャネルフィルタ 306 A−D変換器 307 パラレル−シリアル変換器 309 復号器 310 符号器 311 多重分離回路 312 多重回路 313 監視制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と親局とが伝送路で結ばれ、親局
    と子局とが無線伝送路で結ばれた無線通信システムにお
    いて、 前記基地局と前記親局とを結ぶ伝送路は、ディジタル伝
    送路であり、 前記基地局は、送信信号について変調を行い無線送信信
    号を作成する変調手段と、 この変調手段の出力をA−D変換して前記ディジタル伝
    送路側に出力するA−D変換手段と、 前記ディジタル伝送路を介して前記親局から受けたディ
    ジタル化された無線受信信号をD−A変換するD−A変
    換手段と、 このD−A変換手段の出力について復調を行い受信信号
    を復元する復調手段とを備え、 前記親局は、前記ディジタル伝送路を介して前記基地局
    から入力したディジタル化された無線送信信号をD−A
    変換するD−A変換手段と、 前記子局から受信した無線受信信号をA−D変換して前
    記ディジタル伝送路側に出力するA−D変換手段と、 を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 基地局は、A−D変換手段とディジタル
    伝送路との間に設けられたものであってディジタル化さ
    れた無線送信信号を符号化する符号化手段と、 前記ディジタル伝送路を介して親局から受けた符号化信
    号を復号してディジタル化された無線受信信号にし、そ
    れを基地局のD−A変換手段に与える復号手段とをさら
    に備え、 前記親局は、前記ディジタル伝送路を介して前記基地局
    から入力した符号化信号を復号してディジタル化された
    無線送信信号にし、それを親局のD−A変換手段に与え
    る復号手段と、 A−D変換手段とディジタル伝送路との間に設けられた
    ものであってディジタル化された無線受信信号を符号化
    する符号化手段とをさらに備えた請求項1記載の無線通
    信システム。
  3. 【請求項3】 基地局は、A−D変換手段とディジタル
    伝送路との間に設けられたものであってディジタル化さ
    れた無線送信信号と親局に与えられる制御信号とを多重
    化する多重化手段と、 前記ディジタル伝送路を介して前記親局から受けた多重
    化信号を分離して、ディジタル化された無線受信信号を
    D−A変換手段に与える多重分離手段とをさらに備え、 前記親局は、前記ディジタル伝送路を介して前記基地局
    から入力した多重化信号を分離して、ディジタル化され
    た無線送信信号を親局のD−A変換手段に与え、制御信
    号を親局の監視制御回路に与える多重分離手段とディジ
    タル化された無線受信信号と前記監視制御回路が出力し
    た監視信号とを多重化する多重化手段とをさらに備えた
    請求項1記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 基地局は、ディジタル化された無線送信
    信号を符号化して符号化信号とする符号化手段と、 この符号化信号と親局に与えられる制御信号とを多重化
    する多重化手段とをA−D変換手段とディジタル伝送路
    との間に、 前記ディジタル伝送路を介して前記親局から受けた多重
    化信号を分離する多重分離手段と、 この多重分離手段で分離された符号化信号を復号してデ
    ィジタル化された無線受信信号にし、それを基地局のD
    −A変換手段に与える復号手段とを前記ディジタル伝送
    路とD−A変換手段との間にさらに備え、 前記親局は、符号化信号を復号してディジタル化された
    無線送信信号にし、それを親局のD−A変換手段に与え
    る復号手段と、 前記ディジタル伝送路を介して前記基地局から入力した
    多重化信号を分離して、分離された符号化信号を親局の
    前記復号手段に与え、制御信号を親局の監視制御回路に
    与える多重分離手段と前記ディジタル伝送路とD−A変
    換手段との間にさらに備え、 ディジタル化された無線受信信号を符号化して符号化信
    号とする符号化手段と、 この符号化信号と前記監視制御回路が出力した監視信号
    とを多重化する多重化手段とをA−D変換手段とディジ
    タル伝送路との間にさらに備えた請求項1記載の無線通
    信システム。
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