JP2015520009A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 光触媒組成物であって、
   −連続相中に分散した光触媒二酸化チタン粒子と、
   −少なくとも一種の抗光灰色化添加剤であって、前記組成物の前記光触媒活性を実質的に維持しながら、光灰色度を下げるために適用される抗光灰色化添加剤と
   を含み、かつ
   前記組成物の光灰色度指数(ΔＬ)が６未満、例えば５未満、好ましくは４未満、例えば３未満、例えば２未満である、光触媒組成物。
2. 前記組成物の前記光触媒活性が、少なくとも90％のレベルに維持される、請求項１に記載の光触媒組成物。
3. 前記少なくとも一種の抗光灰色化添加剤が、0.1重量％を超える濃度で存在する、請求項１または２に記載の光触媒組成物。
4. 前記少なくとも一種の抗光灰色化添加剤が、1〜35重量％、好ましくは1〜15重量％、より好ましくは5〜12重量％の範囲内で存在する、請求項１〜３のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
5. 前記少なくとも一種の抗光灰色化添加剤が、湿潤剤を含む、請求項１〜４のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
6. 前記少なくとも一種の抗光灰色化添加剤が、界面活性剤、好ましくは非イオン界面活性剤、より好ましくはシリコーン系界面活性剤を含む、請求項１〜５のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
7. 前記少なくとも一種の抗光灰色化添加剤が、ポリグリコール、好ましくはポリ(エチレングリコール)メチルエーテルを含む、請求項１〜６のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
8. 前記組成物の光子効率が、0.025％を超える、好ましくは0.05％を超える、より好ましくは0.1％を超える、請求項１〜７のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
9. 前記組成物が、光触媒インクである、請求項１〜８のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
10. 湿潤剤をさらに含む、請求項１〜９のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
11. 前記湿潤剤が、例えばトリエタノールアミンなどのアミン系化合物を含む、請求項１０に記載の光触媒組成物。
12. 前記湿潤剤が、ジオール基を有する化合物を含む、請求項１０に記載の光触媒組成物。
13. 前記湿潤剤が、グリコール、好ましくはポリ(エチレングリコール)メチルエーテルを含む、請求項１０に記載の光触媒組成物。
14. 前記湿潤剤が、1〜35重量％、好ましくは5〜35重量％の範囲内で存在する、請求項１０〜１３のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
15. 前記組成物の変色(ΔＥ)指数が、６未満、例えば５未満、好ましくは４未満、例えば３未満、例えば２未満である、請求項１〜１４のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
16. 前記組成物の黄色度(ΔＢ)指数が、６未満、例えば５未満、好ましくは４未満、例えば３未満、例えば２未満である、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の光触媒組成物。
17. 表面を有する建造物パネルであって、前記表面が、光触媒二酸化チタン粒子及び少なくとも一種の抗光灰色化添加剤を含み、かつ前記表面の光灰色度指数(ΔＬ)が６未満、例えば５未満、好ましくは４未満、例えば３未満、例えば２未満である、建造物パネル。