JP2015516338A - イージーオープン缶のシール構造及び加工工程 - Google Patents

イージーオープン缶のシール構造及び加工工程 Download PDF

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Abstract

本発明はイージーオープン缶を開示し、シールが簡単で、低コストで、安全且つ衛生的で、開けやすいイージーオープン缶のシール構造及び加工工程を提供し、従来技術におけるプルタブ式のタブが断裂しやすく、指掛かりが悪く、及びステイオンタブ式の衛生的安全性が低いなどの技術問題を解決した。該構造はイージーオープン缶の上蓋(1)を含み、上蓋(1)に開口(2)が設けられ、前記開口(2)の外側のふちに環状の密閉突出部(3)が設けられ、環状の密閉突出部(3)の上にシール蓋板(4)が設けられ、シール蓋板(4)に対応する環状の密閉突出部(3)の上端面にプラスチックフィルム(5)が設けられ、シール蓋板(4)がプラスチックフィルム(5)によって環状の密閉突出部(3)の端口上に密閉連結される。【選択図】図1

Description

本発明は、イージーオープン缶に係り、特にシールが簡単で、安全且つ衛生的で、開けやすいイージーオープン缶のシール構造及び加工工程に係る。
イージーオープン缶は金型でプレス加工され、アセンブリーラインで機械によって内容物が充填されるため、迅速で便利、密封性が高く、賞味期限が長く、及び輸送が便利且つ安全で、破損しにくく、持ち運びやすく、回収しやすく、パッキングが低コストであるなどの利点を有している。そのため、イージーオープン缶はビール、炭酸飲料、ジュースなどのパッケージとして幅広く応用されている。全世界的な範囲から見ると、イージーオープン缶の市場は主に先進国及びその地域に分布しており、欧米などの先進国が主な消費地及び産地である。近年の急速な経済発展に伴い、我が国のイージーオープン缶産業も急速に発展し、需要が年々増えており、我が国のビールの生産量は1800万トン以上になり、世界2位になった。そのうち、イージーオープン缶でパッキングしたものは5%を超え、約15億〜20億本もある。また、天然成分をベースにし、各種ビタミン、適量のたんぱく質、及び必須アミノ酸を含むジュース飲料及びエナジードリンクは早くも多くのユーザから人気を集め、この類の飲料もイージーオープン缶の主な使い道となっている。従来のイージーオープン缶のシール構造は一般的にプルタブ式とステイオンタブ式の2種類に分けられ、両者のタブはいずれもイージーオープン缶の上蓋に密着している。プルタブ式のものは使用する際に指を掛かりにくく、しかもタブが破断しやすい。一方、ステイオンタブ式の一番の問題は衛生面の問題である。すなわち、イージーオープン缶の外殻が直接外気に触れているため、細菌やほこりなどが付きやすい。一方、使用する際に上蓋にあるスコア部分の金属片が缶内部に押し込まれ、缶内の液体に浸かってしまうため、金属片に付着していた細菌やほこりなどが飲料を汚してしまう。したがって、よってステイオンタブ式構造には重大な安全上の問題を抱えている。
中国特許では引出式イージーオープン缶のタブ(特許文献1)が開示されている。これには、缶本体の上方の開口部にU型の引出溝が設けられ、該引出溝に開口を密封できる引出板が設置され、引出板の外側にタブが設けられる。この構造は、イージーオープン缶の開口部に引出式の引出板を設置することで開口を密封し、プルタブ式のタブが破断しやすく指掛かりが悪くこと、及びステイオンタブ式の衛生的安全性が低いことなどの問題を回避した。しかし、該構造には成形加工が困難で、生産コストが高く、且つ密封性が低く、逆さに置くと缶内の液体が漏れやすいなどの問題が存在しており、広範囲での使用に適していない。
中国特許出願公開第CN101670897A号明細書
本発明はシールが簡単で、低コストで、安全且つ衛生的で、開けやすいイージーオープン缶のシール構造及び加工工程を提供し、従来技術におけるプルタブ式のタブが破断しやすく指掛かりが悪いこと、及びステイオンタブ式の衛生的安全性が低いことなどの技術問題を解決した。
本発明の上記技術問題は、主に以下の技術的解決手段によって解決される。イージーオープン缶のシール構造は、イージーオープン缶の上蓋を含み、上蓋に開口が設けられ、前記開口の外側のふちに環状の密閉突出部が設けられ、環状の密閉突出部の上にシール蓋板が設けられ、シール蓋板に対応する環状の密閉突出部の上端面にプラスチックフィルムが設けられ、シール蓋板がプラスチックフィルムによって環状の密閉突出部の端口上に密閉連結される。イージーオープン缶の開口のふちに環状の密閉突出部を設置し、且つ環状の密閉突出部にシール蓋板を覆うように設け、シール蓋板に対応する環状の密閉突出部の上端面に1層のプラスチックフィルムが加熱プレスでラミネートされ、または貼り付けられているため、密封する時に、巻締機によってシール蓋板を環状の密閉突出部の上にヒートシールすればよい。開ける時にシール蓋板を軽く引張るだけで剥がすことができ、開けやすく、且つシール蓋板が缶内の液体を汚すことなく、安全且つ衛生的である。プラスチックフィルムでイージーオープン缶の開口を密封することで、密封性が高く、加工製作が簡単で、低コストである。環状の密閉突出部は開口の強度を上げただけでなく、環状の密閉突出部を利用すればシール部の平面度を上げることができ、イージーオープン缶のシール部の密封性をさらに保証し、また、環状の密閉突出部によって、缶内の液体が外に流れる時、上蓋の上表面に触れて内容物の液体が汚れることを防ぎ、消費者の衛生的安全を保証した。
好ましくは、前記環状の密閉突出部と上蓋が一体的に連結している。イージーオープン缶の開口を外へ捲り上げることで一体的に連結する環状の密閉突出部を形成し、成型が簡単で、且つ開口部の密封性がよく、強度が高い。
好ましくは、前記環状の密閉突出部の上端面におけるプラスチックフィルムが開口から上蓋の内側面まで内側に延伸する。上蓋の内側面に1層のプラスチックフィルムを加熱プレスでラミネートまたは貼り付け、さらに開口から外へ延伸させて捲り上げ構造の環状の密閉突出部を形成させるので、工程が簡単である。
好ましくは、前記プラスチックフィルムは、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、エチレンとアクリル酸類単量体の共重合体フィルム、プロピレンとアクリル酸類単量体の共重合体フィルム、エチレンとプロピレンの共重合体フィルム、エチレンと酢酸ビニルの共重合体フィルム、または上記各フィルムの複合フィルムである。プラスチックフィルムは、低コストで、熱可塑性がよく、加工しやすく、安全且つ衛生的である。
好ましくは、前記シール蓋板の形状が開口の形状と一致し、シール蓋板の内側の端部においてタブが水平延伸して形成され、且つタブが円弧部によってシール蓋板と円滑に連結される。シール蓋板の内側端においてタブが延伸して形成されることで、手でタブを持ち、上へ軽く引張れば缶を開けることができる。タブが円弧部によってシール蓋板と円滑に連結されることで、剥がす間にタブが断裂することを防止し、両者の連結強度を上げる。
開口は円形、水滴形などの様々な形状であっても構わず、好ましくは、前記開口は径方向に配置される長円形である。長円形の開口は捲り上げて環状の密閉突出部を形成するのに便利であり、また、缶内の液体が均一に外へ流れやすくなる。
好ましくは、前記上蓋はブリキまたはクロムめっき金属である。ブリキまたはクロムめっき金属は低コストで、成型が簡単である。
好ましくは、前記シール蓋板はアルミプラスチック複合材、ペーパープラスチック複合材、またはプラスチック材料である。シール蓋板がアルミプラスチック、ペーパープラスチック、またはプラスチックを採用すると、シール蓋板を環状の密閉突出部の上にヒートシールすることが保証でき、密封性がよく、低コストで、防水性が高く、開口からの漏れ現象を防止できる。
好ましくは、前記上蓋の上側表面にプラスチックフィルムが設けられている。上蓋に1層のフィルムをラミネートまたは貼り付けることで、缶内から流れ出る液体が上蓋の金属表面と接触し、人の健康を損なうこと防止し、安全性を上げ、また、上蓋の外層が腐食することを防止し、イージーオープン缶の使用寿命を延ばし、缶内の液体の品質を保証する。
イージーオープン缶のシール構造の加工工程は、
1)シール蓋板用薄板をシール蓋板に打ち抜くステップと、
2)上蓋用金属薄板に対して表面前処理を行い、それからプラスチックフィルムを金属薄板にラミネートして、フィルム付き金属板を形成するステップと、
3)フィルム付き金属板から上蓋を打ち抜き、さらに上蓋に開口を打ち抜いて形成させるステップと、
4)開口を外へ捲り上げて環状の密閉突出部を形成させるステップと、
5)巻締機によってシール蓋板を環状の密閉突出部の上にヒートシールするステップと、
6)上蓋を缶本体と継ぎ合わせて連結させるステップと、
7)缶本体の底部の底蓋継ぎ口から内容物の液体を缶本体内に注入してパッケージングするステップと、
8)最後に缶用封緘機によって底蓋をシールするステップと、を含み、
ステップ1)とステップ2)を入れ替えても構わず、ステップ3)〜ステップ8)はステップ1)及びステップ2)の後に順番に行う。まず上蓋を製作するためのブリキ、クロムめっき金属などの金属薄板に対して表面のリン化処理を行い、それから上下表面に1層のプラスチックフィルムをラミネートしてフィルム付き金属板を形成し、さらにフィルム付き金属板から、開口された上蓋を打ち抜き、それから開口を外へ捲り上げて環状の密閉突出部を形成し、プラスチックフィルムを上向けにし、巻締機によってシール蓋板を環状の密閉突出部の上にヒートシールし、それからシールされた上蓋を缶本体と巻き締めて連結させ、缶本体の底部の底蓋継ぎ口から内容物の液体を缶本体内に注入し、最後に缶用シール機によって底蓋をシールする。工程が簡単で、従来の工程に比べて上蓋の内側面にプラスチックフィルムを加熱プレスまたは貼り付ければよい。且つプラスチックフィルムを利用することで、上蓋とシール蓋板との密封連結を、安全且つ衛生的で、低コストに実現することができる。
好ましくは、前記ステップ2)の後にフィルム付き金属板のふちのプラスチックフィルムを切り取り、且つ回収する。切り取ったプラスチックフィルムは、省エネルギーと環境保護のためリサイクル利用する。
好ましくは、前記ステップ5)の後に漏れ検査を行う。漏れ検査によって、上蓋と缶本体との連結部から液体が漏れることを防止する。
好ましくは、前記ステップ2)におけるプラスチックフィルムはラミネーターによる加熱プレスによって金属薄板にラミネートされ、または接着剤によって金属薄板にラミネートされる。加熱プレスまたは接着剤によってラミネートされることで、工程が簡単である。
したがって、本発明のイージーオープン缶のシール構造は以下のメリットを有する。
1.イージーオープン缶の内表面全体に1層のプラスチックフィルムを加熱プレスでラミネートし、または貼り付け、即ちフィルム付き金属によって、イージーオープン缶の内壁が錆び、腐食することを防止できる。
2.上蓋の長円形の開口部のふちが外へ捲り上げて環状の密閉突出部を形成することで、内壁にラミネートされたプラスチックフィルムが上へ捲れ、シール蓋板との密封連結がしやすくなり、成型が簡単で、加工過程を簡素化できる。
3.シール蓋板はアルミプラスチック複合カバー、ペーパープラスチック複合カバー、またはプラスチックフィルムカバーを採用することで、防水性が高く、加工しやすく、低コストにできる。
4.シール操作は、単純で開けやすく、安全性、環境保護、漏れ防止機能に優れている。
5.加工工程は簡単で、確実に密封でき、低コストである。
本発明の第1実施例の概略構造図である。 図1の断面図である。 本発明の第2実施例の概略構造図である。 本発明の第3実施例の概略構造図である。
以下の実施例は、添付図面と併せて、本発明の技術的手段についてさらに詳しく説明する。
実施例1
図1に示すように、本発明のイージーオープン缶のシール構造は、ブリキ材料のイージーオープン缶の上蓋1を含み、図2に示すように、上蓋1の内、外表面にそれぞれ1層のプラスチックフィルム5を加熱プレスでラミネートし、プラスチックフィルム5はポリエチレンフィルムであり、上蓋1において径方向に沿って1つの長円形の開口2を開設し、開口2の一端は上蓋1のふちに近づき、開口2の外側のふちにおいて1つの環状の密閉突出部3が一体的に形成され、即ち環状の密閉突出部3は開口2を外へ捲り上げて形成され、環状の密閉突出部3の上に1つのシール蓋板4が密封設置され、シール蓋板4はアルミプラスチック複合材であり、その外側の端が円弧状を呈して上蓋1のふちに当接し、その内側の端において1つの半円状タブ6が水平延伸して形成され、タブ6の両側の円弧部によってシール蓋板4と円滑に連結される。
イージーオープン缶の加工工程は、
1)アルミプラスチック複合材の薄板からシール蓋板4を打ち抜くステップと、
2)ブリキ薄板に対して表面のリン化処理を行い、ラミネーターによってプラスチックフィルム5を加熱プレスでブリキ薄板にラミネートしてフィルム付き金属板を形成し、フィルム付き金属板のふちのプラスチックフィルム5を切り取り、回収するステップと、
3)そのフィルム付き金属板の一部から円形の上蓋1を打ち抜き、さらに上蓋1に開口2を打ち抜いて形成し、開口2を外へ捲り上げて環状の密閉突出部3を形成するステップと、
4)フィルム付き金属板の別の部分を引き伸ばして缶本体を形成し、缶本体と上蓋1のばりを除去して洗浄し、缶本体の外表面に図案を印刷するステップと、
5)巻締機によってシール蓋板4を環状の密閉突出部3の上にヒートシールするステップと、
6)上蓋1を缶本体に巻き締めて連結させるステップと、
7)缶本体の底部の底蓋切り口から内容物の液体を缶本体内に注入するステップと、
8)最後に缶用封緘機によって底蓋をシールするステップと、を含む。
実施例2
図3に示すように、上蓋1の内、外表面にそれぞれ1層のプラスチックフィルム5を接着剤で貼り付け、プラスチックフィルム5がエチレンとアクリル酸類単量体の共重合体フィルムであり、シール蓋板4の形状が開口2の形状と一致し、且つシール蓋板4を持ちやすくするために、タブ6の中央に孔を開ける。その他の部分は実施例1と同じである。
実施例3
図4に示すように、上蓋1に円形の開口2を有し、開口2と上蓋1が同心円状であり、且つ開口2を外へ捲り上げて形成した環状の密閉突出部3の外側のふちが上蓋1のふちに近づき、シール蓋板4も円形であり、且つシール蓋板4のふちが環状の密閉突出部3のふちの外側まで延伸する。
本文に記載した具体的な実施例は本発明の構想に対する例示的な説明に過ぎない。当業者は記載した具体的な実施例に対して様々な変更、補充、または類似方法による代替を行うことが可能であるが、それが本発明の構想から逸脱し、または請求の範囲を超えることはない。

Claims (13)

  1. イージーオープン缶の上蓋(1)を含む、上蓋(1)に開口(2)が設けられるイージーオープン缶のシール構造において、
    前記開口(2)の外側のふちに環状の密閉突出部(3)が設けられ、環状の密閉突出部(3)の上にシール蓋板(4)が設けられ、シール蓋板(4)に対応する環状の密閉突出部(3)の上端面にプラスチックフィルム(5)が設けられ、シール蓋板(4)がプラスチックフィルム(5)によって環状の密閉突出部(3)の端口上に密閉連結されることを特徴とするイージーオープン缶のシール構造。
  2. 前記環状の密閉突出部(3)と上蓋(1)が一体的に連結していることを特徴とする請求項1に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  3. 前記環状の密閉突出部(3)の上端面におけるプラスチックフィルム(5)が開口(2)から上蓋(1)の内側面まで内側に延伸することを特徴とする請求項1または2に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  4. 前記プラスチックフィルム(5)は、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステルフィルム、エチレンとアクリル酸類単量体の共重合体フィルム、プロピレンとアクリル酸類単量体の共重合体フィルム、エチレンとプロピレンの共重合体フィルム、エチレンと酢酸ビニルの共重合体フィルム、または上記各フィルムの複合フィルムであることを特徴とする請求項1または2に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  5. 前記シール蓋板(4)の形状が開口(2)の形状と一致し、シール蓋板(4)の内側の端部においてタブ(6)が水平延伸して形成され、且つタブ(6)が円弧部によってシール蓋板(4)と円滑に連結されることを特徴とする請求項1または2に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  6. 前記開口(2)は径方向に配置される長円形であることを特徴とする請求項1または2に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  7. 前記上蓋(1)はブリキまたはクロムめっき金属であることを特徴とする請求項1または2に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  8. 前記シール蓋板(4)はアルミプラスチック複合材、ペーパープラスチック複合材、またはプラスチック材料であることを特徴とする請求項1または2に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  9. 前記上蓋(1)の上側表面にプラスチックフィルム(5)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のイージーオープン缶のシール構造。
  10. 請求項1に記載のイージーオープン缶のシール構造の加工工程において、
    1)シール蓋板(4)用薄板をシール蓋板(4)に打ち抜くステップと、
    2)上蓋(1)用金属薄板に対して表面前処理を行い、それからプラスチックフィルム(5)を金属薄板にラミネートしてフィルム付き金属板を形成するステップと、
    3)フィルム付き金属板から上蓋(1)を打ち抜き、さらに上蓋(1)に開口(2)を打ち抜いて形成させるステップと、
    4)開口(2)を外へ捲り上げて環状の密閉突出部(3)を形成させるステップと、
    5)巻締機によってシール蓋板(4)を環状の密閉突出部(3)の上にヒートシールするステップと、
    6)上蓋(1)を缶本体と継ぎ合わせて連結させるステップと、
    7)缶本体の底部の底蓋継ぎ口から内容物の液体を缶本体内に注入してパッケージングするステップと、
    8)最後に缶用封緘機によって底蓋をシールするステップと、を含み、
    ステップ1)とステップ2)を入れ替えても構わず、ステップ3)〜ステップ8)はステップ1)及びステップ2)の後に順番に行うことを特徴とするイージーオープン缶のシール構造の加工工程。
  11. 前記ステップ2)の後にフィルム付き金属板のふちのプラスチックフィルム(5)を切り取り、且つ回収することを特徴とする請求項10に記載のイージーオープン缶のシール構造の加工工程。
  12. 前記ステップ5)の後に漏れ検査を行うことを特徴とする請求項10または11に記載のイージーオープン缶のシール構造の加工工程。
  13. 前記ステップ2)におけるプラスチックフィルム(5)はラミネーターによる加熱プレスによって金属薄板にラミネートされ、または接着剤によって金属薄板にラミネートされることを特徴とする請求項10または11に記載のイージーオープン缶のシール構造の加工工程。
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