JP2016088524A - 液体用紙容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に解体でき、廃棄しやすい液体用紙容器を提供する。【解決手段】外層側から内層側に向かって、熱可塑性樹脂層、紙基材、基材フィルム、シーラント層が、順次積層された積層体から構成され、筒状の胴部20と、胴部の上端を塞ぐ頂部10と、胴部の下端を塞ぐ底部30とからなる液体用紙容器100、200であって、紙基材に、あるいは、熱可塑性樹脂層から紙基材に渡って、傷加工Aが施され、基材フィルムに傷加工Bが施され、傷加工Bは、傷加工Aの設けられた積層体の位置と略同一の位置に設けられ、傷加工Aの設けられた積層体の位置の一部に、傷加工Aに沿って積層体を切断するきっかけとなる開孔部7が設けられ、開孔部を塞ぐ剥離部材8が剥離可能に設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、液体用紙容器に関するものである。
食品や非食品の液体の内容物に使用される液体用紙容器は、果汁飲料、ジュース、お茶、コーヒー、乳飲料、スープ等の液体飲料、日本酒、焼酎等の酒類に広く用いられている。この液体用紙容器は、紙層の内面に熱可塑性樹脂によるシーラント層が設けられた積層材料からなり、紙層とシーラント層の間にアルミ箔やアルミ蒸着フィルム、あるいは、無機酸化物蒸着フィルムなどのバリア性のある層を設けたものなどがある(例えば、特許文献1)。
近年、環境保全の問題から使用後の空容器の分別収集や、廃棄物の減容化が行われるようにより、廃棄の際に空容器を解体することが行われている。また、切妻屋根形の屋根板に、口栓を設けたものがあるが、口栓が強固に溶着しているため、廃棄するために、この口栓を分離するには、トップシール部を開口して、ハサミ等で口栓の周りを切って分離する以外には難しかった。
しかしながら、前述した従来の液体用紙容器は、トップシール部の熱融着による封鎖が強固であるため、使用後の空容器を解体するときに、手でトップシール部を開口して容器を解体するのが難しいことがあった。
これは、液体用紙容器のトップシール部は、折り曲がった積層体が突き当たった状態でシールするため隙間が生じ易いので、液体用紙容器の裏面のシーラント層には、溶融時の流動性の良いポリエチレン樹脂が用いられ、高い温度と強い押圧でシールして、隙間を埋めて完全密封するようにしてある。
このようなことから、シール強度が強くなっているためである。シール強度を弱くするために、シールする温度を下げたり、押圧を弱くしたりすると、密封が不完全になり、液漏れが生じてしまう危険性がある。
そのため、トップシール部を開口するのではなく、口栓の開口部からハサミで切り込んでいって、空容器を解体することが推奨されているが、ハサミで硬い口栓を切ることは極めて困難であり、一般に行われている状況にはない。
この改良として、胴部の側面板を切り破って、それをきっかけとして容易に解体できるようにした液体用紙容器がある。
例えば、紙層の表裏に合成樹脂層を設けた複合シートの両端部を互いに重ね合わせ、シールした胴部貼り合せ部の重ね合わせた外面側の複合シートの端部に、剥離層を介してプルタブが設けられたり、あるいは、プルタブがテープ状フィルムの剥離層を介して設けられたりした液体用紙容器がある(特許文献2)。
そして、プルタブから、四方の側面板の複合シートの紙層に切り込み線、ハーフカット、ミシン目などのカッテングラインが刻設されている。
公知文献を以下に示す。
特開2003−335362号公報 特開平9−290822号公報
しかし、特許文献2の液体用紙容器では、四方の側面板の内面に沿って連続して設けられほどの長さの易剥離性のテープ状フィルムが必要であったり、易剥離性のテープ状フィルムがない場合はうまく切れなかったりする。また、胴部貼り合せ部で部分的に易剥離性の樹脂が介在するのでシールが不安定になる恐れもあり、更なる改良が望まれている。
本発明は係る課題に鑑みなされたものであり、容易に解体でき、廃棄しやすい液体用紙容器を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本発明の請求項1の発明は、外層側から内層側に向かって、熱可塑性樹脂層、紙基材、基材フィルム、シーラント層が、順次積層された積層体から構成され、筒状の胴部と、該胴部の上端を塞ぐ頂部と、前記胴部の下端を塞ぐ底部とからなる液体用紙容器であって、
前記紙基材に、あるいは、前記熱可塑性樹脂層から前記紙基材に渡って、傷加工Aが施され、前記基材フィルムに傷加工Bが施され、前記傷加工Bは、前記傷加工Aの設けられた前記積層体の位置と略同一の位置に設けられ、前記傷加工Aの設けられた前記積層体の位置の一部に、前記傷加工Aに沿って前記積層体を切断するきっかけとなる開孔部が設けられ、該開孔部を塞ぐ剥離部材が剥離可能に設けられていることを特徴とする液体用紙容器である。
本発明の請求項2の発明は、前記剥離部材が、外側フィルムと内側フィルムの2枚のフィルムからなり、前記開孔部の周囲の前記積層体の表裏にそれぞれ融着され、前記開孔部において互いに融着され、前記外側フィルムには前記剥離部材を剥離するきっかけとなる未融着端部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器である。
本発明の請求項3の発明は、前記傷加工Aが、前記液体用紙容器の前記胴部、または、前記頂部を略1周するように、周方向に線状に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体用紙容器である。
本発明の液体用紙容器は、紙基材に、あるいは、熱可塑性樹脂層から前記紙基材に渡って、傷加工Aが施され、基材フィルムに傷加工Bが施され、傷加工Bは、前記傷加工Aの設けられた前記積層体の位置と略同一の位置に設けられ、傷加工Aの設けられた前記積層体の位置の一部に、前記傷加工Aに沿って前記積層体を切断するきっかけとなる開孔部が設けられ、該開孔部を塞ぐ剥離部材を剥離可能に設けられているので、剥離部材を剥離して、開孔部から傷加工Aの部分を破断して容易に解体することができ、シール性も安定して壊れにくい。
また、剥離部材が、外側フィルムと内側フィルムの2枚のフィルムからなり、前記開孔部の周囲の前記積層体の表裏にそれぞれ融着され、前記開孔部において互いに融着され、外側フィルムには剥離のきっかけとなる未融着端部が設けられているので、密封性が確保されていながら、未融着端部を持って剥離部材を容易に剥がすことができる。
傷加工Aが、前記液体用紙容器の前記胴部、または、前記頂部を略1周するように、周方向に線状に設けられているので、傷加工Aの上下で分離することができ、液体用紙容器が容易に解体できる。
本発明の液体用紙容器の一例に用いる積層体を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例に用いる積層体の他の例を模式的に断面で示した説明図である。 (a)本発明の液体用紙容器の一例を模式的に斜視で示した説明図である。(b)本発明の液体用紙容器の他の例を模式的に斜視で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例に取り付けられた剥離部材を模式的に断面で示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例のブランクを模式的に示した説明図である。 本発明の液体用紙容器の一例のブランクに設けた傷加工の位置を模式的に示した説明図である。(a)傷加工Aの位置である。(b)傷加工Bの位置である。 (a)〜(e)本発明の液体用紙容器の一例に設ける傷加工の形状を例示した説明図である。 (a)〜(d)本発明の液体用紙容器の一例を切断・解体する方法について説明するための模式図である。
以下、本発明を実施するための形態につき説明する。
図1は、本発明の液体用紙容器の一例に用いる積層体を模式的に断面で示した説明図、図2は、本発明の液体用紙容器の一例に用いる積層体の他の例を模式的に断面で示した説明図、図3(a)は、本発明の液体用紙容器の一例を模式的に斜視で示した説明図、図3(b)は、本発明の液体用紙容器の他の例を模式的に斜視で示した説明図である。
本例の液体用紙容器100に用いる積層体101は、図1の積層体101aのように、液体用紙容器100の外層側から内層側に向かって、熱可塑性樹脂層1、紙基材2、接着樹脂層3、基材フィルム4、接着層5、シーラント層6が、順次積層されている。また、必要に応じて、熱可塑性樹脂層1の外面に印刷層を設けてもよい。
そして、紙基材2に傷加工Aが施され、また、基材フィルム4に傷加工Bが施され、傷加工Bは、前記傷加工Aの設けられた前記積層体の位置と略同一の位置に設けられている。また、傷加工Aは、紙基材2のみではなく、熱可塑性樹脂層1から加工して、図2の積層体101bのように、熱可塑性樹脂層1から紙基材2に渡って施してもよい。
本例の液体用紙容器100に用いる積層体101aや積層体101bを構成する外層側の熱可塑性樹脂層1に用いる樹脂には、低密度ポリエチレン樹脂や、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂などの熱可塑性樹脂が好ましく使用することができる。この熱可塑性樹脂を用いて、紙基材2の外面に押出しラミネーションにより熱可塑性樹脂層1を設けることができる。
必要に応じて熱可塑性樹脂層1の外面に設けられる印刷層は、周知のインキを用いてグラビア印刷やオフセット印刷等の方法で施される、絵柄や商品情報などを含む層である。コロナ処理などの易接着処理を行って、印刷層との接着性を高めることが好ましい。印刷層上には耐摩耗性向上の為にオーバーコート層を設けても良い。
紙基材2としては、通常、ミルクカートン原紙等の板紙が用いられる。坪量と密度は容
器の容量やデザインにより適宜選定されるが、通常は坪量200〜500g/mの範囲で密度0.6〜1.1g/cmの紙が好適に用いられる。
接着樹脂層3は、紙基材2と基材フィルム4を接着させるためのサンドイッチラミネーションに用いるポリオレフィン系樹脂からなる層である。厚みは10μmから60μmの範囲が通常用いられる。10μm未満では十分な接着強度が得られない。
具体的には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどのエチレン系樹脂やポリプロピレン、あるいは、エチレン・アクリル酸共重合体やエチレン・メタクリル酸共重合体などのエチレン・α,β不飽和カルボン酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチルやエチレン・アクリル酸エチルやエチレン・メタクリル酸メチルやエチレン・メタクリル酸エチルなどのエチレン・α,β不飽和カルボン酸共重合体のエステル化物、カルボン酸部位をナトリウムイオン、あるいは、亜鉛イオンで架橋した、エチレン・α,β不飽和カルボン酸共重合体のイオン架橋物、エチレン・無水マレイン酸グラフト共重合体やエチレン・アクリル酸エチル・無水マレイン酸のような三元共重合体に代表される酸無水物変性ポリオレフィン、エチレン・グリシジルメタクリレート共重合体などのエポキシ化合物変性ポリオレフィン、エチレン・酢酸ビニル共重合体から選ばれる樹脂の単体、あるいは、これらから選ばれる2種以上の混合物などにより設けられる。
接着強度を高めるために、紙基材2や基材フィルム4の面に、コロナ処理、オゾン処理、アンカーコートなどの易接着処理を行うことができる。
基材フィルム4には、ポリエチレンテレフタレートやナイロンの2軸延伸フィルム、あるいは、これらを組み合わせて積層した多層のフィルムが好ましく用いられる。また、アルミニウムやスズなどの金属や、シリカやアルミナなどの金属酸化物などの蒸着層を前記2軸延伸フィルムに設けた蒸着フィルムを用いることができる。金属酸化物の蒸着層の厚みは、5〜100nmが好ましい。また、アルミニウム箔などの金属箔を前記2軸延伸フィルムに積層した積層フィルムを用いてもよい。金属箔の厚さは、5〜15μmが好ましく用いられる。
また、ポリ塩化ビニリデンなどのバリア性の高い樹脂をコートした2軸延伸フィルムを用いてもよい。更には、樹脂自体のバリア性が高い、エチレンビニルアルコール共重合体や、メタキシリレンジアミンとアジピン酸を重合させたMXDナイロンなどの2軸延伸フィルムを用いることもできる。基材フィルム4に用いるフィルムの厚さは、6〜25μmのものが好ましく用いられる。
接着層5は、押し出し樹脂層であってもよいし、また、ラミネート用接着剤であってもよい。押し出し樹脂層に用いる樹脂としては、接着樹脂層3と同様に、ポリエチレン系樹脂などの熱可塑性樹脂を用いることができる。厚みは5μmから20μmの範囲が通常用いられる。また、ラミネート用接着剤としては、ウレタン系2液硬化型のドライラミネート用接着剤(無溶剤型接着剤を含む)を用いることができる。乾燥塗布量は、0.5〜7.0g/mが好ましい。
シーラント層6には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどが使用できる。また、一部ポリブテンを含む層があってもよい。特に直鎖状低密度ポリエチレンが好ましく用いることができる。また、シール部の開封を容易にさせる目的で、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどのポリエチレン樹脂と熱可塑性エラストマーとのブレンド樹脂としても良い。内容物の低吸着や、接着剤成分の低溶出を目的として環状オレフィン樹脂を使用しても良い。
用いる直鎖状低密度ポリエチレンとしては、密度が0.925以下、MIが4以上であるものが好ましく用いられる。シーラント層6の厚みは、30〜100μmが好ましく、Tダイ法やインフレーション法で製膜された無延伸フィルムが好ましく用いられる。
そして、傷加工Aが紙基材2に、あるいは、熱可塑性樹脂層1から前記紙基材2に渡って施され、傷加工Bが前記基材フィルム4の基材フィルム4に施されている。傷加工Bは、積層体101aや積層体101bの傷加工Aの設けられた積層体の位置と略同一の位置に設けられている。
紙基材2に、あるいは、熱可塑性樹脂層1から前記紙基材2に渡って施された傷加工Aは、刃型を用いた抜き加工または半抜き加工により設けられる。そして、前記基材フィルム4の傷加工Bは、レーザーにより設けられている。用いるレーザーとしては、特に限定しないが、炭酸ガスレーザーを用いることが好ましい。
炭酸ガスレーザーは、周波数が880から1090cm−1で、対象物の吸収ピーク値と合致するとエネルギーを与えて切断したりすることができる。このため、シーラント層6側から炭酸ガスレーザーを照射すると、シーラント層6はエネルギーを吸収せず、ポリエチレンテレフタレートなどの基材フィルム4が吸収し、基材フィルム4に傷加工Bを施すことができる。
このため、傷加工Bをレーザーにより設ける場合は、基材フィルム4にアルミニウムなどの金属箔や、金属蒸着層を用いる場合は、シーラント層6の反対側に位置するように積層する。
以上、本例の液体用紙容器100に用いる積層体101aや積層体101bについて説明したが、液体用紙容器としての用途を考慮し、液体用紙容器として要求される剛性や耐久性などを向上する目的で、上記の層構成に、さらに他の層を介在させた構成であってもよい。
本例の液体用紙容器100は、図3(a)のような、胴部貼り合せ部を設けて筒状にした胴部20と、該胴部の上端を塞ぐ頂部10と、前記胴部の下端を塞ぐ底部30とからなる液体用紙容器であって、頂部がゲーベルトップ型(屋根型)の液体用紙容器100である。そして、胴部に直線状に設けられた傷加工Aを切断するように、開孔部7が設けられ、開孔部7を塞ぐように、剥離部材8が設けられている。
また、本発明の液体用紙容器は、図3(b)のような、頂部10の前方が傾斜部で後方が平らな液体用紙容器200であっても良い。液体用紙容器200でも同様に、開孔部7と、開孔部7を塞ぐ剥離部材8が設けられている。
また、図には示さないが、本発明の液体用紙容器は、頂部も平らなブリック型(レンガ型)の液体用紙容器や、頂部や底部に頂部材や底部材を設けて、環状脚部などを設けた液体用紙容器であっても良い。また、頂部10に口栓15を設けた口栓付きの液体用紙容器であっても良い。
図4は、本発明の液体用紙容器の一例に取り付けられた剥離部材を模式的に断面で示した説明図である。
剥離部材8は、外側フィルム81と内側フィルム82の2枚のフィルムからなっていて、液体用紙容器100の積層体101に設けられた開孔部7を塞ぐように、開孔部7の周
囲の積層体101の表裏にそれぞれ外側フィルム81と内側フィルム82が融着され、開孔部7において互いに融着している。また、外側フィルムには剥離のきっかけとなる未融着端部83が設けられている。
外側フィルム81は、基材層81aとシール樹脂層81bとからなっていて、基材層81aは、剥離するときに外側フィルム81の未融着端部83を持って剥がすので、伸びたり、切れたりしにくい、基材フィルム4と同様なフィルムを用いることができる。また、紙を単層、あるいは、他のフィルムと多層にして用いてもよい。シール樹脂層81bに用いる樹脂は、積層体101の表面と融着するため、熱可塑性樹脂層1に用いる樹脂と融着可能な熱可塑性樹脂を用いる。
内側フィルム82は、単層でも多層でもよいが、積層体101の裏面のシーラント層6と融着するため、シーラント層6に融着する面は、融着可能な熱可塑性樹脂を用いる。また、シール樹脂層81bとも融着可能であることも必要である。
そして、開孔部7を塞ぐように、積層体101の表裏から外側フィルム81と内側フィルム82を当てて、ヒートシールにより、開孔部7の周囲に外側フィルム81と内側フィルム82を融着させ、開孔部7では互いに融着させている。
図5は、本発明の液体用紙容器の一例のブランクを模式的に示した説明図である。
図6は、本発明の液体用紙容器の一例のブランクで胴部に設けた傷加工の位置を模式的に示した説明図である。(a)傷加工Aの位置である。(b)傷加工Bの位置である。
図7の(a)〜(e)は、本発明の液体用紙容器の一例に設ける傷加工の形状を例示した説明図である。
本例の液体用紙容器100を製造するには、まず、積層体101aや積層体101bなどの本発明の液体用紙容器に用いる積層体を、一点鎖線で示す折罫を押圧して設けると同時に打ち抜く。
そして、剥離部材8を前述のように開孔部7を塞ぐように取り付けて、図5のような、本例の液体用紙容器100用のブランク102を作成する。この剥離部材8を取り付けたブランク102を折罫に沿って折曲げ、組み立てて必要な部分を加熱融着することによって本例の液体用紙容器100が製造される。
液体用紙容器100のブランク102は、図5に示すように、胴部20を形成する、左側面板21、正面板22、右側面板23、背面板24の四枚の四角形状の面板が順次設けられ、左側面板21の左側端縁には、貼着板25が設けられている。貼着板25は頂部10から底部30まで、それぞれ延設されている。
胴部20の上方の頂部10には、正面板22、背面板24の上方に長方形状の屋根板11、11がそれぞれ連設されていて、正面板22の上方の屋根板11には、口栓15に連通して内容物を注ぎ出すための、口栓孔16が設けられている。
左側面板21、右側面板23の上方には、三角形状の折り込み片12、12がそれぞれ連設されている。左側面板21、右側面板23から折り込み片12、12の三角形の頂点までの長さは、正面板22、背面板24の横幅の半分より長く、折りこんだときに、屋根板11、11が平面にならず、傾斜した切妻屋根型になるように形成されている。
三角形状の折り込み片12、12の上の2辺には、折り返し片13、13、13、13が連設されていて、折り返し片13、13、13、13は、それぞれ、屋根板11、11
に接続するようになっている。更に、屋根板11、11と折り返し片13、13、13、13の上方には、トップシール部14が設けられている。
屋根板11、11の上方のトップシール部14の高さは、折り返し片13、13、13、13の上方のトップシール部14の高さより高く形成されていて、製函したときにその高い部分では、屋根板11、11の上方のトップシール部14どうしが直接シールされるようになっている。
胴部20の下方の底部30は、頂部10と類似の形状をしていて、正面板22、背面板24の下方に底板31、31がそれぞれ連設されていて、左側面板21、右側面板23の下方には、三角形状の底部折り込み片32、32が三角形の頂点を下にして、それぞれ連設されている。
左側面板21、右側面板23から底部折り込み片32、32の逆三角形の頂点までの長さは、正面板22、背面板24の横幅の半分と略等しく、折りこんだときに、底板31、31が略平面になるように形成されている。
三角形状の底部折り込み片32、32の下の2辺には、底部折り返し片33、33、33、33が連設されていて、底部折り返し片33、33、33、33は、それぞれ、底板31、31あるいは貼着板25に接続している。更に、底板31、31と底部折り返し片33、33、33、33の下方には、ボトムシール部34が設けられている。
そして、図6(a)のように、傷加工Aが、頂部10の近傍の胴部20に水平に2本、液体用紙容器100に製函した時に胴部20を1周するように、また、開孔部7に突き当たるように紙基材2に、あるいは、熱可塑性樹脂層1から紙基材2に渡って施されている。
また、図6(b)のように、傷加工Bが、頂部10の近傍の胴部20に水平に2本、基材フィルム4に施され、傷加工Aと傷加工Bは、積層体のほぼ同一の位置に設けられている。また図示しないが、傷加工Bは、線状ではなく、面状に傷加工Aの位置に重ねるように設けてもよい。
また、傷加工Bは、前述のように必ずしも、胴部20を1周するように設けなくてもよい。解体するために切断を開始する部分に、傷加工Bが傷加工Aと同一の位置にあればよく、切断を開始するときの抵抗が抑えられればよい。
紙基材2の傷加工Aは、積層体を貼り合わせた後に、刃型を用いた半抜き加工により、図2の積層体101bのように設けることができる。また、外層側の熱可塑性樹脂層1を積層する前に、刃型を用いた半抜き加工により設けて、その後に、熱可塑性樹脂層1を押出しラミネーションにより設け、図1の積層体101aのようにすることもできる。
積層体101aの場合、紙基材2に施された傷加工Aが外側表面に露出することがなく、外からの水や汚れなどが紙基材2の傷加工Aに進入することが無く好ましい。この方法では、傷加工Aと印刷との見当をあわせるために、あらかじめ紙基材2に印刷を施しておくか、または、傷加工時に1色、ガイドラインや見当マークを設けておき、これに合わせて、熱可塑性樹脂層1の外面に印刷を行う。
積層体101bの場合は、貼り合わせや印刷を行った後で、印刷に合わせて傷加工Aを施すことができるので、工程が簡略であり、加工が容易である。
基材フィルム4の傷加工Bは、積層体を貼り合わせた後に、内層側のシーラント層6を通して、炭酸ガスレーザーなどを用いて設けることができる。このようにレーザーで設けることにより、シーラント層6に傷加工が施されないので、内容物が紙基材2に浸透することも無く、また、バリア性も保たれる。基材フィルム4への傷加工は積層体を貼り合わせる前に行っても良い。
傷加工Aや、傷加工Bの形状を図7に示す。傷加工A、Bの形状は、図7の(a)のように、直線状の2本の傷加工を設けても良いし、(b)のような破線状に設けることもできる。さらには、(c)のような直線の先端が、2本の傷加工の間方向へ斜めに折り曲がった折れ線状にしても良い。
また、(d)のように、2本の短い線分が、先端側が閉じるように斜めに傾斜していて、それが、2列で2本の傷加工を形成するようにしてもよい。またさらには、(e)のように、水平方向の短い線分が、上下に交互に水平位置をずらして並び、それが、2列で2本の傷加工を形成するようにしてもよい。また、帯状に切り取れるように2本の傷加工を設ければ、これらの形状に限定するものではない。
このブランク102を用いて、液体用紙容器100を成形するには、左側面板21と正面板22の間の折罫、及び、右側面板23と背面板24の間の折罫を山折りする。このとき、折罫の延長上の頂部10、底部30における折罫も同時に山折りする。
そして、貼着板25の表側を、背面板24、及び、背面板24の上下に位置する頂部10と底部30の裏側にシールさせる。尚、あらかじめ貼着板25の端縁部は、紙基材2が内容物に触れないように、端面保護をおこなうことが望ましい。
端面保護の方法は、内層のシーラント層6を残して、紙基材2から外層側を削り取って、削り残された内層のシーラント層6側を外層側に折り返すスカイブヘミング法や、エッジプロテープを端面が覆われるように貼る方法など、いずれの方法でも構わない。
貼着板25をシールさせたら、正面板22と右側面板23の間の折罫およびその延長線状の折罫を山折りし、背面板24に貼着している貼着板25と左側面板21の間の折罫およびその延長線状の折罫を山折りし、左側面板21、正面板22、右側面板23、背面板24の四枚の面板からなる四角筒状の胴部20を形成する。
次に、底部30を成形する。まず、底部折り込み片32、32を左側面板21や、右側面板23との間の折罫で内方に折り込み、底部折り返し片33、33、33、33を底部折り込み片32、32との折罫で外側に折り返し、底板31、31を正面板22、背面板24との間の折罫で山折りして、底部折り返し片33、33、33、33の裏面をそれぞれ底板31、31の裏面に対向して接触するようにし、ボトムシール部34をシールして、底部30を形成する。
胴部20と底部30が形成された液体用紙容器100の口栓孔16に口栓15を溶着し、内容物を充填する。続いて、折り込み片12、12を左側面板21、右側面板23との間の折罫で内方に折り込み、折り返し片13、13、13、13を折り込み片12、12との間の折罫で外側に折り返し、屋根板11、11を正面板22、背面板24との間の折罫で山折りして、折り返し片13、13、13、13の裏面をそれぞれ屋根板11、11の裏面に対向して接触するようにし、トップシール部14をシールして、頂部10を形成して、内容物が充填された、図3(a)のような、頂部10が切り妻屋根型の本例の液体用紙容器100が完成する。
図8(a)〜(d)は、本発明の液体用紙容器の一例を切断・解体する方法について説明するための模式図である。
液体用紙容器100を、内容物を使用した後廃棄するには、まず、剥離部材8の未融着端部83を持って、剥離部材8を液体用紙容器100から剥がす。このとき、内側フィルム82の積層体101と融着している部分と、外側フィルム81と融着している部分の間の、融着していない部分で内側フィルム82が切れて、剥離部材8が取れ、図8(a)のように開孔部7が露出する。
この開孔部7に指を入れるなどして、2本の傷加工Aの間を引っ張って、図8(b)のように、帯状に切断していく。このとき傷加工Bが傷加工Aの設けられた前記積層体の位置と略同一の位置に設けられているので、容易に切断を開始することができる。
傷加工Aの間を帯状に切り取ると、図8(c)のように、傷加工Aの上の部分と下の部分を分離することができる。そして、分離した液体紙容器100の上の部分を、下から鋏を入れて、図8(d)のように、口栓15を取り付けた部分を切り取ることができる。口栓周縁部にU字状の傷加工を、胴部に設けた傷加工と接続するように設けておくことで、鋏を用いずに口栓を切り取ることができるようにしても良い。
そして、傷加工Aの下の部分は、上端が開口されているので、上端より鋏を入れて、切り開いて平坦にし、減容化して廃棄することができる。また、胴部に上下に傷加工を施し、かつ底部近傍に胴部の1周するような傷加工を施しておき、鋏を用いずに切り開いて平坦にし、減容化して廃棄することができる。基材フィルム4に金属箔を用いなかった場合では、紙パックなどとしてリサイクルすることも可能となる。
以下に、本発明の具体的実施例について説明する。
<実施例1>
基材フィルム4のシリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム12μmのポリエチレンテレフタレートと、シーラント層6の直鎖状低密度ポリエチレンの60μmの無延伸フィルムを、接着層5のドライラミネート用ウレタン系2液硬化型接着剤を介してドライラミネーションによって積層して内装フィルムを作成した。
紙基材2として、板紙(坪量400g/m)を用意し、紙基材2を貫通するように、刃型を設けたロールを用いて抜き加工で傷加工Aを設けた。傷加工Aの形状は、図7(b)のような破線状で2本上下に並行して設けた。破線は、直線状の7mmの長さの切れ目が、1mmの繋ぎ部を介して並んだ形状とした。
次に、傷加工Aを設けた紙基材2の片面に接着樹脂層3のエチレン・メタクリル酸共重合樹脂をTダイから押し出して20μmの厚さで設け、内装フィルムの基材フィルム4側の面を接着樹脂層3の溶融樹脂面に圧着して積層し、続いて、紙基材2の反対面に熱可塑性樹脂層1の低密度ポリエチレンをTダイから押し出して厚さ10μmで設けて、液体用紙容器に用いる積層シートを製造した。
この積層シートの傷加工Aの位置に合わせ、裏面より炭酸ガスレーザーを当てて、図7(a)の直線状の傷加工Bを基材フィルム4に施した。また、熱可塑性樹脂層1の積層時、積層直後に熱可塑性樹脂層1の外面にコロナ処理を行った。そして、印刷機で、熱可塑性樹脂層1のコロナ処理面に絵柄となる印刷層を設けた。
次に、抜き加工により、外形を形成すると同時に、開孔部7と口栓孔16を開け、また、折罫の押罫を設けた。
そして、開孔部7の表側に、剥離部材8の外側フィルム81を当て、裏側に内側フィルム82を当て、未融着端部83を残して、ヒートシールにより、円術のように融着させ、図4のようなブランク102にした。このブランクを用いて、製函・口栓の取り付けを行い容量2000mlの液体用紙容器を作成し、実施例の液体用紙容器とした。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
実施例1と同じ傷加工Aを設けた同じ積層シートを用いて、傷加工Bと、開孔部7、剥離部材8を設けず、貼着板25の表側とシールする背面板24端部の傷加工Aに当たる位置に、貼着板25を突出させてプルタブを設け、当該部分に当たるシール部の幅の半分ほどにシリコーン樹脂による剥離層を設けて、特許文献2に記載されたような液体用紙容器を作成し、比較例1の液体用紙容器とした。
<試験方法>
実施例と比較例について、下記の方法で試験し、比較評価した。
<解体性評価>
手で解体を行い、開けやすいか、否かを官能で評価した。実施例については、前述のように、剥離部材8を剥がし、開孔部7を露出させ、この開孔部7に指を入れ、2本の傷加工Aの間を引っ張って、帯状に切断した。
比較例については、胴部のプルタブを持って引っ張り、2本の傷加工Aの間を帯状に切断した。
評価は、上記解体を30回行って、帯状に最後まできちんと切断できたものが、9割以上であれば○とし、9割未満であったものを×として評価した。その結果を表1にまとめた。
Figure 2016088524
<比較結果>
以下に、実施例と比較例との比較結果について説明する。
実施例1では、帯状に最後まできちんと切断できたものが、9割以上で良好であったが、比較例1では、最後まできちんと切断できずにちぎれてしまったものがあり、帯状に最後まできちんと切断できたものが、9割未満であった。
100・・・液体用紙容器
101、101a、101b・・・積層体
102・・・ブランク
1・・・熱可塑性樹脂層
2・・・紙基材
3・・・接着樹脂層
4・・・バリア層
4a・・・蒸着層
4b・・・金属箔
4c・・・基材フィルム
5・・・接着層
6・・・シーラント層
7・・・開孔部
8・・・剥離部材
81・・・外側フィルム
81a・・・基材層
81b・・・シール樹脂層
82・・・内側フィルム
83・・・未融着端部
A、B、C・・・傷加工
10・・・頂部
11、11・・・屋根板
12、12・・・折り込み片
13、13、13、13・・・折り返し片
14・・・トップシール部
15・・・口栓
16・・・口栓孔
20・・・胴部
21・・・左側面板
22・・・正面板
23・・・右側面板
24・・・背面板
25・・・貼着板
30・・・底部
31、31・・・底板
32、32・・・底部折り込み片
33、33、33、33・・・底部折り返し片
34・・・ボトムシール部

Claims (3)

  1. 外層側から内層側に向かって、熱可塑性樹脂層、紙基材、基材フィルム、シーラント層が、順次積層された積層体から構成され、筒状の胴部と、該胴部の上端を塞ぐ頂部と、前記胴部の下端を塞ぐ底部とからなる液体用紙容器であって、
    前記紙基材に、あるいは、前記熱可塑性樹脂層から前記紙基材に渡って、傷加工Aが施され、前記基材フィルムに傷加工Bが施され、前記傷加工Bは、前記傷加工Aの設けられた前記積層体の位置と略同一の位置に設けられ、前記傷加工Aの設けられた前記積層体の位置の一部に、前記傷加工Aに沿って前記積層体を切断するきっかけとなる開孔部が設けられ、該開孔部を塞ぐ剥離部材が剥離可能に設けられていることを特徴とする液体用紙容器。
  2. 前記剥離部材が、外側フィルムと内側フィルムの2枚のフィルムからなり、前記開孔部の周囲の前記積層体の表裏にそれぞれ融着され、前記開孔部において互いに融着され、前記外側フィルムには前記剥離部材を剥離するきっかけとなる未融着端部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
  3. 前記傷加工Aが、前記液体用紙容器の前記胴部、または、前記頂部を略1周するように、周方向に線状に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体用紙容器。
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