JP2015516281A - 自律式カバレッジロボット - Google Patents

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Abstract

前方駆動方向(F)を有するロボット本体(110)と、床面(10)の上にロボット本体(110)を支持する駆動システム(120)と、駆動システムと通信するロボットコントローラ(150)と、を備えた、移動式表面清掃ロボット(100)。ロボットはまた、収集容積部(202b)と、ロボット本体(110)によって支持される清掃モジュール(180)と、を含む。清掃モジュールは、第1のダクト(208a)を有する第1の真空スクイージー(206a)と、第1の真空スクイージー(206a)の後方に回転可能に支持された被駆動ローラブラシ(310)と、ローラブラシの後方に配置され、第2のダクト(208b)を有する第2の真空スクイージー(206b)と、第1及び第2のダクトと流体連通した第3のダクト(209c)と、を含む。第3のダクトは、ロボット本体と選択的に係合することにより形成される流体密封接合面にて前記収集容積部に接続可能である。【選択図】 図5A

Description

本開示は、表面清掃ロボットに関する。
家庭での表面の湿式清掃は、長い間、湿潤モップ又はスポンジを用いて手作業で行ってきた。モップ又はスポンジは、所定量の清掃流体を吸収できるように清掃流体で満たされた容器に浸される。次いで、モップ又はスポンジを表面にわたって移動させて、表面上に清掃流体を塗布する。清掃流体は、表面上の汚染物質と相互作用して、汚染物質を清掃流体中に溶解するか、或いは乳状にすることができる。従って、清掃流体は、清掃流体と該清掃流体中に浮遊状態で保持された汚染物質とを含む廃液に変わる。その後、スポンジ又はモップを用いて、この廃液を表面から吸収する。清浄水は、家庭にて表面に塗布される清掃流体として使用するのにある程度の効果はあるが、通常は、清浄水と、汚染物質と反応して水中で汚染物質を乳状にする石鹸又は洗剤との混合物である清掃流体を用いて清掃が行われる。
スポンジ又はモップは、床面、及び特に家庭における表面から汚染物質を除去するのが特に困難である区域の床面を磨き洗浄するための磨き洗浄要素として用いることができる。磨き洗浄動作は、汚染物質と混合するために清掃流体を攪拌する働きをすると共に、床面から汚染物質を遊離させるための摩擦力を加える働きをする。攪拌は、清掃流体の溶解及び乳化作用を強化し、摩擦力は、表面と汚染物質との間の結合を解くのを助ける。
床面のある区域を清掃した後、廃液は、モップ又はスポンジからすすぎ落される。これは通常、清掃流体で満たされた容器にモップ又はスポンジを戻して浸漬することにより行われる。このすすぎ洗いステップは、清掃流体が廃液で汚染され、モップ又はスポンジがすすぎ洗いされる毎に、清掃流体がより汚染された状態になる。結果として、より多くの床面が清掃されるにつれて、清掃流体の効果が低下する。
一部の手動式の床清掃装置は、清掃流体供給容器がその上に支持されるハンドルと、ハンドルの一方端に磨き洗浄スポンジとを有する。これらの装置は、清掃流体を床上に噴霧するためにハンドル上に支持された清掃流体分配ノズルを含む。これらの装置はまた、磨き洗浄スポンジから廃液容器内に廃液を絞り出すための機械装置を含む。
床清掃の手作業の方法は、大きな労働力と多くの時間がかかる可能性がある。従って、病院、大型小売店、カフェテリア及び同様のものなどの多くの大型建造物においては、毎日又は毎夜に床が湿式清掃される。床を湿式清掃することができる産業用の床清掃「ロボット」が開発されている。大型の産業区域において要求される湿式清掃技法を実施するため、これらのロボットは通常は、大型であり、高価で複雑なものとなっている。これらのロボットは、清掃経路に沿って湿式清掃装置を自律的に移動させるための原動力を提供する駆動組立体を有する。しかしながら、これらの産業用サイズの湿式清掃装置は、数百ポンドの重さがあるので、これらの装置には通常、オペレータが付いている。例えば、オペレータは、装置を停止させることができ、従って、センサ故障又は予期しない制御変数が生じた場合に発生する可能性がある重大な損傷を回避することができる。別の例として、オペレータは、閉じ込められた区域又は障害物の間を物理的に脱出又は移動するために、湿式清掃装置の移動を助けることができる。
本開示の1つの態様は、前方駆動方向を有するロボット本体と、床面の上にロボット本体を支持し、床面にわたってロボットを操縦するための駆動システムと、駆動システムと通信するロボットコントローラと、を備えた移動式表面清掃ロボットを提供する。ロボットはまた、ロボット本体によって支持される収集容積部と、ロボット本体によって解除可能に支持され、床面を清掃するよう構成された清掃モジュールと、を備える。清掃モジュールは、第1のダクトを有する第1の真空スクイージーと、第1の真空スクイージーの後方に回転可能に支持された被駆動ローラブラシと、ローラブラシの後方に配置され、第2のダクトを有する第2の真空スクイージーと、第1及び第2のダクトと流体連通した第3のダクトと、を含む。第3のダクトは、清掃カートリッジをロボット本体と選択的に係合することにより形成される流体密封接合面にて収集容積部に接続可能である。
一部の実施構成において、ロボットは、第2の真空スクイージーの後方でロボット本体により支持され、床面上に流体を分配する流体アプリケータを備える。流体アプリケータにより分配された流体を受け取るよう構成された塗抹要素は、受け取った流体を床面上に塗抹することができる。塗抹要素は、流体アプリケータにより分配された流体を受け取るよう構成された管状体(lumen)を定める。塗抹要素は、床面に塗布するために管状体内部で受け取られる流体を吸収することができる。流体アキュームレータにより保持される流体は、塗抹要素を通って強制配分するために加圧することができる。これに加えて又は代替として、流体アキュームレータにより保持される流体は、塗抹要素を通って重力により送給される。一部の実施例において、塗抹要素は、流体を流体アキュームレータから床面に引き込む浸透性材料により定められる。追加の実施例において、塗抹要素が、流体アキュームレータと床面との間を延びる複数のブリストルによって定められる。複数のブリストルは、毛細管現象により流体を流体アキュームレータから床面に配向する。流体アキュームレータは、塗抹要素の長さに沿って延びることができる。
ロボットは、清掃カートリッジをロボット本体と選択的に係合及び係合解除するための戻り止め機構を備えることができる。一部の実施構成において、係合要素は、清掃カートリッジをロボット本体と選択的に係合可能にする。係合要素は、係合の成功についての可聴式及び/又は物理的確認を提供する。ロボットは、清掃モジュールをロボット本体に解除可能に固定するため清掃モジュール上に配置された1又はそれ以上のガイドコネクタを備えることができる。各ガイドコネクタは、清掃モジュールをロボット本体に取り付ける際に清掃モジュールを誘導し配向するためロボット本体によって定められる対応する受け部により受け入れ可能である。
清掃モジュールは、第2の真空スクイージーを支持し且つ第2の真空スクイージーを床面に向けて(例えば、約1N(ニュートン)〜約5Nの下向きの力で)付勢する懸架装置を含むことができる。ロボットは、収集容積部が空のときに約40N〜約50N、収集容積部が満水時に約50N〜約60Nの重量がある。
一部の実施構成において、駆動システムは、ロボット本体によって定められる横軸線に沿って実質的に対向して配置される右及び左被駆動ホイールモジュールを含む。各ホイールモジュールは、それぞれのホイールに結合された駆動モータを有する。その上、ロボット本体は、各ホイールモジュールを移動可能に固定することができ、該各ホイールモジュールは、展開位置において約10N、後退位置において約20Nの付勢力でロボット本体から離れて下向きにバネ付勢される。駆動システムは、ロボット本体の前方部分上に配置されたキャスターホイールを含むことができる。キャスターホイールは、ロボットの重量の0〜約10%を支持するよう構成することができる。一部の実施例において、駆動システムは、右及び左被駆動ホイールモジュールの後方に配置された右及び左従動ホイールを含む。右及び左従動ホイールは、ロボットの重量の0〜約10%を支持するよう構成することができる。
更に別の態様において、移動式表面清掃ロボットを作動させる方法は、ロボットの真下の床面上に空気を吹き込むステップと、実質的に乾燥デブリ(dry debris)を床面から離昇させて第1のダクトに入れるステップと、流体を床面上に分配するステップと、流体又は湿潤デブリ(wet debris)の少なくとも1つを床面から離昇させて第2のダクトに入れるステップと、第1のダクトからのデブリの流れと、第2のダクトからの流体及び湿潤デブリの少なくとも一方の流れを両方とも第3のダクトを通って収集容積部内に移動させるステップと、を含む。
一部の実施構成において、本方法は、収集容積部内で空気の膨張を可能にして、該収集容積部内にデブリを沈降させることを可能にするステップを含む。本方法は、収集容積部から空気を排気するステップを含むことができる。床面上に空気を吹き込むときには、本方法は、ロボット上に中心に位置付けられた第1のダクトに向けて対向する方向から空気を吹き込むステップを含むことができる。
本方法は、床面上に空気を吹き込む後で且つ実質的に乾燥デブリを床面から離昇させた後で床面上に流体を分配するステップ、及び/又は流体又は湿潤デブリの少なくとも1つを床面から離昇させた後で床面上に流体を分配するステップを含むことができる。本方法は、分配した流体を床面上に塗抹するステップを含むことができる。その上、本方法は、集塵ビンから排気された空気をフィルタ処理するステップを含むことができる。
本開示の1つの態様は、前方駆動方向を有するロボット本体と、床面の上にロボット本体を支持し、床面にわたってロボットを操縦するための駆動システムと、を備えた移動式表面清掃ロボットを提供する。ロボットはまた、ロボット本体によって支持され、床面を清掃するよう構成された湿式清掃システムと、駆動システム及び湿式清掃システムの少なくとも一方と通信するロボットコントローラと、を備える。清掃システムは、少なくとも1つのオリフィスを定める液体収集容積部と、ロボットコントローラと通信する流出防止装置と、を含む。ロボットコントローラにより、流出防止装置が、ロボット状態(駆動状態、清掃状態、保守整備状態(収集容積部が取り外された)、脱輪状態、及び転倒状態)に基づいて少なくとも1つのオリフィスを開閉するようにさせる。
一部の実施構成において、流出防止装置は、対応する少なくとも1つのオリフィスを開閉するために開放位置と閉鎖位置との間で移動する少なくとも1つのオリフィスシール装置を含む。流出防止装置は、液体収集容積部により定められたアパーチャを貫通して長手方向に移動するアクチュエータシャフトを含むことができる。アクチュエータシャフトにより、開放位置と閉鎖位置との間の少なくとも1つのオリフィスシール装置の移動が生じる。
流出防止装置は、収集容積部の外部に配置されたオリフィスシール開放装置を含むことができる。オリフィスシール開放装置は、モータシャフト、モータシャフトに結合されたカム、並びにカムに当接するよう長手方向で滑動するよう支持されバネ付勢されるアクチュエータシャフトを有する回転モータを含むことができる。カムの回転は、アクチュエータシャフトを開放位置と閉鎖位置との間で長手方向に移動させることができる。アクチュエータシャフトは、開放位置に移動しているときには液体収集容積部により定められるアパーチャ内に移動し、閉鎖位置に移動しているときには液体収集容積部により定められるアパーチャから外に移動する。一部の実施例において、流出防止装置は、収集容積部内に配置されたアクチュエータ受け部を含む。アクチュエータ受け部は、長手方向に滑動するよう支持され且つアクチュエータシャフトの係合を受けるよう構成された受けシャフトを含むことができる。受けシャフトは、開放位置と閉鎖位置との間で移動し、閉鎖位置に向けてバネ付勢される。レバーアームは、受けシャフトと係合し、少なくとも1つのオリフィスシール装置に取り付けられる。受けシャフトは、対応する開放位置と閉鎖位置の間を移動するレバーを移動させる。
一部の実施構成において、ロボット本体からの液体収集容積部の取り外しにより、アクチュエータシャフトは、バネ付勢された受けシャフトから係合解除されるようになる。非係合の受けシャフトは、閉鎖位置に移動して、レバーアーム及び少なくとも1つのオリフィスシール装置を対応する閉鎖位置に移動させ、液体収集容積部の少なくとも1つのオリフィスを閉鎖する。
ロボットコントローラは、清掃システムが清掃動作を停止するときに液体収集容積部の少なくとも1つのオリフィスを閉鎖するよう、流出防止装置にコマンドを送出することができる。その上、ロボットコントローラは、清掃システムが清掃動作を実行するときに液体収集容積部の少なくとも1つのオリフィスを開放するよう、流出防止装置にコマンドを送出することができる。追加の実施構成において、ロボットコントローラは、脱輪状態、段差検出、及び床面からのロボットの移動のうちの少なくとも1つを示すセンサ信号の受信に応答して、液体収集容積部の少なくとも1つのオリフィスを閉鎖するよう、流出防止装置にコマンドを送出することができる。これに加えて又は代替として、流出防止装置は、ロボット本体からの収集容積部の取り出しに応答して、液体収集容積部の少なくとも1つのオリフィスを閉鎖することができる。
本開示の別の態様は、移動式表面清掃ロボットを作動させる方法を提供する。本方法は、ロボットの作動状態を検出するステップと、ロボットの清掃状態の検出に応答して、ロボットの収集容積部のオリフィスのオリフィスシール装置を開放位置に移動させてオリフィスを通る流体の流れを可能にするステップと、を含む。本方法は更に、ロボットの非清掃状態の検出に応答して、オリフィスシール装置を閉鎖位置に移動させて、オリフィスを通る流体の流れを阻止するステップを含む。
一部の実施構成において、本方法は、清掃動作の実行を示す信号を受け取ることにより清掃状態を検出するステップを含む。本方法は、清掃動作の停止、脱輪状態、段差検出、床面からのロボットの移動、又はロボットからの収集容積部の係脱のうちの少なくともつを示す信号を受け取ることにより、非清掃状態を検出するステップを含むことができる。その上、非清掃状態は、ロボットへの収集容積部の取り付けを示す第1の信号を清掃動作の非実行を示す第2の信号と組み合わせて受け取ることにより検出することができる。
一部の実施例において、本方法は、収集容積部によって定められるアパーチャを通って開放位置と閉鎖位置との間でアクチュエータシャフトを長手方向に移動させるステップを含む。アクチュエータシャフトは、対応する開放位置と閉鎖位置との間でのオリフィスシール装置の移動を生じさせる。本方法はまた、開放位置と閉鎖位置との間でアクチュエータシャフトを長手方向に移動させて、開放位置と閉鎖位置との間でのオリフィスシール装置の対応する移動を生じさせるカムを回転させるステップを含むことができる。本方法は、場合によっては、閉鎖位置へのアクチュエータシャフトの移動時に閉鎖位置へのオリフィスシール装置のバネ付勢移動を可能にするステップを含む。
本開示の1又はそれ以上の実施構成の詳細は、添付図面及び以下の説明において記載される。他の態様、特徴、及び利点は、本明細書及び図面並びに請求項から明らかになるであろう。
例示的な湿式表面清掃ロボットの斜視図である。 図1に示すロボットの底面図である。 図1に示すロボットの部分分解図である。 図1に示すロボットの断面図である。 図1に示すロボットの部分分解図である。 湿式表面清掃ロボットのための例示的な液体容積カートリッジ及び清掃カートリッジの斜視図である。 図5Aに示す液体容積カートリッジ及び清掃カートリッジの部分分解図である。 湿式表面清掃ロボットの流体タンクのための能動的流出防止装置の断面図である。 閉鎖位置におけるオリフィスシール装置を有する例示的な能動的流出防止装置の概略上面図である。 開放位置におけるオリフィスシール装置を有する例示的な能動的流出防止装置の概略上面図である。 流体タンクのための能動的流出防止装置の概略断面図である。 湿式表面清掃ロボットの流体タンクのための能動的流出防止装置の断面図である。 開放位置におけるオリフィスシール装置を有する例示的な能動的流出防止装置の上面図である。 閉鎖位置におけるオリフィスシール装置を有する例示的な能動的流出防止装置の上面図である。 湿式表面清掃ロボット用の例示的な液体カートリッジの斜視図である。 塗抹要素を有する、図1に示すロボットの部分断面図である。 塗抹要素を有する、図1に示すロボットの部分断面図である。 湿式表面清掃ロボット用の例示的なスクイージー−流体アプリケータモジュールの斜視図である。 図7Cに示すスクイージー−流体アプリケータモジュールの側面図である。 例示的な塗抹要素の側面図である。 例示的な塗抹要素の側面図である。 移動式清掃ロボット用の例示的な清掃システムの概略図である。 例示的なロボットシステムの概略図である。 移動式表面清掃ロボットを作動させる方法の例示的な工程構成を示す図である。 移動式表面清掃ロボットを作動させる方法の例示的な工程構成を示す図である。
種々の図面における同じ参照符号は同じ要素を示している。
自律式移動ロボットは、表面を横断しながら清掃することができる。ロボットは、デブリを攪拌することにより表面から湿潤デブリを除去することができ、及び/又は表面に清掃液を塗布し、表面上で清掃液を広げて(例えば、塗りつける、磨き洗浄する)、表面から廃液(例えば、清掃液とその中に混合したデブリの実質的に全て)を集めることにより表面を湿式清掃することができる。
図1〜3を参照すると、一部の実施構成において、ロボット100は、駆動システム120により支持される本体110を含み、該駆動システム120は、x、y、及びθ成分を有する駆動コマンドに基づいて、床面10にわたってロボット100を操縦することができる。ロボット本体110は、前方部分112と後方部分114とを有する。駆動システム120は、右及び左被駆動ホイールモジュール120a、120bを含む。ホイールモジュール120a、120bは、本体110によって定められる横軸線Xに沿って実質的に対向し、それぞれのホイール124a、124bを駆動する駆動モータ122a、122bをそれぞれ含む。駆動モータ122a、122bは、本体110(例えば、ファスナー又は工具不要接続を介して)に解除可能に接続することができ、駆動モータ122a、122bは、任意選択的に、実質的にそれぞれのホイール124a、124bの上に位置付けられる。ホイールモジュール120a、120bは、シャーシ110に解除可能に取り付けられ、それぞれのバネによって床面10と係合するよう押し付けることができる。ロボット100は、ロボット本体110の前方部分112を支持するよう配置されたキャスターホイール126を含むことができる。ロボット本体110は、ロボット100の何れかの電気部品に給電するために電力供給源102(例えば、バッテリ)を支持する。
一部の実施例において、ホイールモジュール120a、120bは、ロボット本体110に移動可能に固定(例えば、回転可能に取り付け)され、駆動ホイール124a、124bをロボット本体から下向きに離れるよう付勢するバネ付勢(例えば、約5〜25N)を受ける。例えば、駆動ホイール124a、124bは、展開位置に移動したときに約10N、ロボット本体110内の格納位置に移動したときに約20Nの下向きの付勢力を受けることができる。このバネ付勢により、駆動ホイールは、ロボット100の何らかの清掃要素が床面10に接触しながら、床面10との接触及び牽引力を維持することが可能となる。
ロボット100は、本体110によって定められる互いに直交する3つの軸線、すなわち、横軸線X、前後軸線Y、及び中心垂直軸線Zに対する移動の種々の組み合わせにより床面10にわたって移動することができる。前後軸線Yに沿った前方への駆動方向は、F(以下「前方」と呼ばれる場合もある)で示され、前後軸線Yに沿った後方への駆動方向は、A(以下「後方」と呼ばれる場合もある)で示される。横軸線Xは、ホイールモジュール120a、120bの中心点によって定められる軸線に実質的に沿ってロボット100の右側Rと左側Lとの間に延びる。
図2を参照すると、一部の実施構成において、ロボット100は、空の状態で約40〜50N、及び満水時に50〜60Nの重量がある。ロボット100は、横軸線X(駆動ホイール124a、124bを接続する中心線)から前方0〜20mmの間に重心を有することができる。ロボット100は、湿潤表面10上での良好な牽引及び可動性を確保するために、駆動ホイール124a、124b上にその重量の大部分を有することに依存することができる。その上、ロボット本体110の前方部分114上に配置されたキャスター126は、ロボット重量の約0〜10%を支持することができる。ロボット100は、ロボット重量の約0〜10%を支持するため、及び加速時又は水跳ね時にロボット100の後方部分114が地面上に確実に固定されないようにするために、駆動ホイール124a、124bの後方にあるロボット本体110により回転可能に支持される右及び左従動ホイール128a、128bのような1又はそれ以上の従動ホイールを含むことができる。
本体110の前方部分112は、バンパー130を保持し、該バンパーは、例えば、ホイールモジュール120a、120bが清掃ルーチン中に床面10にわたってロボット100を推進させるときに、ロボット100の駆動経路における1又はそれ以上の事象を(例えば、1又はそれ以上のセンサを介して)検出する。ロボット100は、事象(例えば、障害物、段差、壁)に応答してロボット100を操縦(例えば、障害物から離れて)するようホイールモジュール120a、120bを制御することにより、バンパー130によって検出された事象に応答することができる。本明細書では一部のセンサがバンパー上に配置されて記載されているが、これらのセンサは、これに加えて、又は代替として、ロボット100上の様々な異なる位置の何れかに配置することができる。
本体110の上部分に配置されたユーザインタフェース140は、1又はそれ以上のユーザコマンドを受け取り、及び/又はロボット100のステータスを表示する。ユーザインタフェース140は、ロボット100によって保持されたロボットコントローラ150と通信し、ユーザインタフェース140によって受け取られる1又はそれ以上のコマンドが、ロボット100による清掃ルーチンの実行を開始できるようにする。
ロボットコントローラ150(制御システムを実行する)は、壁に追従するような操縦、床を磨き洗浄するような操縦、又は障害物が検出されたときに(例えば、バンパーセンサシステム400により)移動方向を変える操縦、などの動作をロボット100にさせる挙動部を実行することができる。ロボットコントローラ150は、各ホイールモジュール120a、120bの回転速度及び方向を独立して制御することによって、床面10上のあらゆる方向でロボット100を操縦することができる。例えば、ロボットコントローラ150は、ロボット100を前方F、反転(後方)A、右R、及び左L方向で操縦することができる。ロボット100が実質的に前後軸線Yに沿って移動すると、ロボット100は、左右の転回を交互に繰り返して、中心垂直軸線Zの周りで前後に回転(以下、くねり運動と呼ばれる))するようにする。くねり運動により、ロボット100は、清掃動作中にスクラバーとして作動することが可能となる。その上、くねり運動は、ロボットコントローラ150がロボットの静止を検出するのに用いることができる。これに加えて、又は代替として、ロボットコントローラ150は、例えば、ロボット100がコーナー部から抜け出すか、又は障害物から離れて操縦できるように、実質的に所定位置で回転するようロボット100を操縦することができる。ロボットコントローラ150は、床面10を横断している間に実質的にランダムな(例えば、擬似ランダムな)経路上でロボット100を配向することができる。ロボットコントローラ150は、ロボット100の周りに配置された1又はそれ以上のセンサ(例えば、衝突センサ、近接センサ、壁センサ、静止センサ、及び段差センサ)に対して応答することができる。ロボットコントローラ150は、センサから受け取った信号に応答してホイールモジュール120a、120bの向きを変え、ロボット100が床面10を処理している間に障害物及び散乱物を避けるようにすることができる。使用中にロボット100が立ち往生するか又は動けなくなった場合には、ロボットコントローラ150は、一連の脱出挙動を通じて、ロボット100が脱出して通常の清掃動作に戻ることができるようにホイールモジュール120a、120bを配向することができる。
図2〜5Bを参照すると、一部の実施構成において、ロボット100は、湿式清掃サブシステム200及び/又は乾式清掃サブシステム300を有する清掃システム160を含む。湿式及び乾式サブシステム200、300は、協働して又は独立して作動することができる。協働して作動するときには、2つのサブシステム200、300は、通路又は集塵ビンなどの1又はそれ以上の構成要素を共用する。図示の実施例において、2つのサブシステム200、300は、1又はそれ以上の構成要素を共用し、製造コストをより安価にし、保守整備の部品をより少なくすることができる。
湿式清掃サブシステム200は、シャーシ110上に配置された液体容積カートリッジ202を有する。一部の実施構成において、液体容積部202は、シャーシ110により受けられる取り外し可能カートリッジとして構成される。液体容積カートリッジ202は、清浄流体及び廃液をそれぞれ蓄えるための供給容積部202a及び収集容積部202bを含む。供給及び収集容積部は、同じ又は異なるサイズとすることができる。例えば、収集容積部202bは、収集したデブリを収容するために供給容積部202aよりも大きくすることができる。
使用時には、ユーザは、供給容積部202a上に配置された供給ポート204aを開き、清掃流体を供給容積部202aと流体連通した供給ポート204a内に注入する。清掃流体をロボット100に加えた後、ユーザは、供給ポート204aを閉鎖する(例えば、ネジ付き開口部にキャップを締めることにより)。次にユーザは、ロボット100を清掃されることになる表面10上にセットして、ユーザインタフェース140に1又はそれ以上のコマンドを入力することにより清掃を開始する。
一部の実施構成において、供給容積部202a及び収集容積部202bは、清掃液が供給容積部202aから床面10上に分配された後、デブリと共に廃液を収集容積部202bに収集したときに、ロボット100の全体容積の少なくとも25%が供給容積部202a内の清掃液から収集容積部202b内の廃液にシフトしながら、横軸線Xに沿って重心を実質的に一定に維持するよう構成される。図示の実施例において、供給及び収集容積部202a、202bは、実質的に等しい重なり範囲(例えば、実質的に三日月型の横並びを定義することにより)で横軸線Xに沿って延びる。
一部の実施構成において、供給容積202aの全て又は一部は、収集容積部202b内で廃液収集容積部202bにより囲まれた柔軟性のあるブラダーであり、清掃液がブラダーから出て収集容積部202bを充填する廃液がブラダーから出た清掃液に取って代わったときに、ブラダーが縮むようになる。このようなシステムは、ロボット100の重心を実質的に所定位置(例えば、横軸線X上)に保持することができる自己調整式システムとすることができる。例えば、清掃ルーチンの開始時に、ブラダーは、膨張して収集容積部202bを実質的に充填するように満杯にすることができる。清掃液がロボット100から分配されると、ブラダーの容積が減少し、収集容積部202bに流入する廃棄が、柔軟なブラダーから流出した排水清掃流体と取って代わるようになる。清掃ルーチンの終わり頃には、柔軟なブラダーは、収集容積部202b内で実質的につぶされ、収集容積部202bは、廃液で実質的に満杯になっている。
図示の実施例において、供給容積部202a及び収集容積部202bは、横軸線Xに沿って横並びに配列された実質的に三日月形又は涙形のタンク又は区画により定められる。スタック状区画(例えば、上下に部分的又は完全にスタックされている)、同心的区画(横方向で一方が他方の内部にあるように同心状である)、交互的区画(例えば、横方向で交互にされたL字形又はフィンガー)などの他の構成も実施可能である。
ロボット100は、液体容積カートリッジ202をロボット本体110との間で選択的に係合及び係合解除するための戻り止め機構216を含むことができる。一部の実施構成において、係合要素218により、ロボット本体110との清掃カートリッジ180の選択的係合が可能になる。係合要素218及び/又は戻り止めは、成功した係合についての可聴式及び/又は物理的確認(audible and/or physical verification)を提供することができる。
図6Aは、収集容積部202bをロボット100から取り外したとき(例えば、空にするため)に、床面10から集められた汚れ流体の収集容積部202bからの望ましくない流出を防ぐ能動的流出防止装置210を有する、例示的な液体容積カートリッジ202の斜視図を示す。図示の実施例において、収集容積部202bは、収集容積部202b内へ、及び/又は収集容積部202bからの流体流のための少なくとも1つのオリフィス220を定めた収集容積部202bが形成されている。収集容積部202bは、図示のようにロボット100から取り外し可能とすることができるが、収集容積部202bは、ロボット本体110と一体化されてもよい。
図6A〜6Dを参照すると、一部の実施構成において、流出防止装置210は、流体が少なくとも1つのオリフィス220を通って流れるのを可能にする開放位置から、少なくとも1つのオリフィス220をシール閉鎖する閉鎖位置に移動するようバネ付勢される少なくとも1つのオリフィスシール装置230を含む。収集容積部202bが係合位置でロボット本体110に取り付けられると、流出防止装置210は、少なくとも1つのオリフィスシール装置230を開き、流体が少なくとも1つのオリフィス220を通って流れることができるようになる。収集容積部202bがロボット本体110から係合解除位置に取り外されると、流出防止装置210により、少なくとも1つのオリフィスシール装置230が閉鎖されて少なくとも1つのオリフィス220をシールし、流体及び/又はデブリの収集容積部202bからの放出を阻止又は抑制する。
図示の実施例において、収集容積部202bは、第1及び第2のオリフィス220a、220bを有する。収集容積部202bがロボット本体110に取り付けられると、係合位置において、第1のオリフィス220aは、湿式真空スクイージー206bと流体連通し、第2のオリフィス220bは、エアムーバ190と流体連通する。流出防止装置210は、収集容積部202bがロボット100から(すなわち、係合解除位置で)取り出されたときに第1及び第2のオリフィス220a、220bをそれぞれ覆ってシールするよう構成された第1及び第2のオリフィスシール装置230a、230bを含む。各オリフィスシール装置230、230a〜bは、収集容積部202bのそれぞれのオリフィス220、220a〜bにわたって開放位置から閉鎖位置まで移動するようバネ付勢される。1つ又は複数のオリフィスシール装置230、230a〜bは、それぞれのオリフィス220、220a〜bに隣接した収集容積部202の内側面221に枢動可能に結合することができる。
図示の実施例は、2つのオリフィス220、220a〜bを有する収集容積部202bと、収集容積部202bがロボット本体110から取り出されたときに両方のオリフィス220、220a〜bをシールする2つのオリフィスシール装置230、230a〜bを有する流出防止装置210とを示しているが、他の実施例も実施可能である。例えば、流出防止装置210は、単一のオリフィスシール装置230を用いて収集容積部202bの1又はそれ以上のオリフィス220を閉鎖しシールすることができる。
一部の実施構成において、流出防止装置210は、収集容積部202bがロボット本体110に取り付けられたときに、少なくとも1つのオリフィスシール装置230を閉鎖位置から開放位置に移動させるオリフィス開放装置240を含む。図示の実施例において、オリフィス開放装置240は、線形又は回転アクチュエータなどのアクチュエータ250により作動する。オリフィス開放装置アクチュエータ250は、モータ駆動式リンクシステム、ソレノイド、レバー、その他とすることができる。オリフィス開放装置240は、収集容積部202bの内側面221に取り付けられて図示され、オリフィス開放装置アクチュエータ250は、収集容積部202bの外側面223に取り付けられて図示されているが、オリフィス開放装置240及びオリフィス開放装置アクチュエータ250の両方が収集容積部202bの内部に配置されてもよい(例えば、流出防止装置210を収集容積部202b内に完全に収容させるため)。
一部の実施例において、オリフィス開放装置アクチュエータ250は、カム258に結合された回転モータシャフト256を有する回転モータ254を収容し支持するハウジング252を含み、カム258は、長手方向に(すなわち、長手方向軸線に沿って)滑動するよう支持された線形アクチュエータシャフト260に係合し当接する。カム258は、回転モータ254の回転軸線255の周りを開放位置と閉鎖位置との間で回転する。カム258はまた、中間位置(すなわち、部分的開放/閉鎖状態にある)を有することができる。アクチュエータシャフト260は、対応する開放位置と閉鎖位置の間で長手方向軸線261に沿って滑動するよう支持される。アクチュエータハウジング252とアクチュエータシャフト260のバネキャッチ262(例えば、アーム)との間で圧縮することができる戻りバネ264は、カム258に対してアクチュエータシャフト260を付勢する。従って、カム258は、開放位置と閉鎖位置との間で回転し、アクチュエータシャフト260は、対応する開放位置と閉鎖位置との間で線形移動する。
位置センサ270は、開放位置と閉鎖位置との間のカム258及び/又はアクチュエータシャフト260の移動を検出することができる。位置センサ270は、カム258の開放位置への移動を検出する第1の磁気センサと、カム258の閉鎖位置への移動を検出する第2の磁気センサと、を含む。一部の実施例において、位置センサ270は、アクチュエータシャフト260に取り付けられた磁石と、アクチュエータシャフト260の開放位置と閉鎖位置との間の移動を検出するよう配列(例えば、シャフトに平行に)された磁気センサとを含む。これに加えて又は代替として、位置センサは、カム258に取り付けられた磁石と、カム258の開放位置と閉鎖位置との間の移動を検出するよう配列(例えば、カムの回転軸に垂直に)された磁気センサとを含む。
アクチュエータシャフト260は、アクチュエータハウジング252から延びて、収集容積部202bによって定められるシャフト孔224を貫通しており、該シャフト孔224は、アクチュエータシャフト260の周りをシールすることができる。アクチュエータシャフト260は、1又は複数のオリフィスシール装置230を開放位置と閉鎖位置との間で移動させるオリフィス開放装置240により受けられる。オリフィス開放装置240は、アクチュエータシャフト260を受けるためのシャフト孔244を定めるハウジング242を含むことができる。オリフィス開放装置ハウジング242は、長手方向に(すなわち、長手方向軸線に沿って)滑動し、アクチュエータシャフト260の係合を受けるよう整列される受けシャフト280を収容し滑動可能に支持する。アクチュエータシャフト260が閉鎖位置から開放位置まで移動すると、アクチュエータシャフト260は、受けシャフト280と係合して、受けシャフト280を閉鎖位置から開放位置まで移動させる。受けシャフト280は、閉鎖位置に向けてバネ付勢される。例えば、オリフィス開放装置ハウジング242と受けシャフト280のバネキャッチ282(例えば、アーム)との間で圧縮されるバネ284は、受けシャフト280を閉鎖位置に向けて付勢する。受けシャフト280(例えば、その上のアーム)は、オリフィス開放装置ハウジング242により枢動可能に支持されるレバーアーム246を係合する。各オリフィスシール装置230は、レバーアーム232に結合される。開放位置と閉鎖位置との間の受けシャフト280の移動により、レバーアーム246(例えば、シャフトアーム286を介して)並びに結合された1又は複数のオリフィスシール装置230がそれぞれ開放位置と閉鎖位置との間で回転する。
一部の実施例において、能動的流出防止装置210は、1又は複数のオリフィスシール装置230を開閉するコマンドをロボットコントローラ150から、又は該ロボットコントローラ150と通信する専用の流出防止コントローラ290(例えば、コンピュータ2プロセス及びメモリを有する)から受け取る。
ロボット100が能動的に清掃していないときには、収集容積部202bのタンクオリフィス220は、閉鎖することができる。ロボットコントローラ150は、1又は複数のオリフィスシール装置230を閉鎖位置に移動させるよう流出防止装置210にコマンドを送出することができる。回転モータ254は、カム258を閉鎖位置(位置センサ270により検知される)に移動させ、これにより、アクチュエータシャフト260、受けシャフト280、レバーアーム246、及び1又は複数のオリフィスシール装置230を全て閉鎖位置に移動させ、1又は複数のオリフィスシール装置がそれぞれのオリフィス220を覆ってシールし、オリフィスを通る流体の流れを阻止又は抑制するようにする。図示の実施例において、第1及び第2のオリフィスシール装置230a〜bは、閉鎖位置にあるときには、第1及び第2のオリフィス220a〜bをそれぞれ閉鎖シールし、オリフィスを通る空気及び流体の流れを阻止する。
ロボット100が清掃作業を始めると、収集容積部202bのオリフィス220、220a〜bが開放され、収集容積部202b内外への空気の流れ及び収集容積部202b内への汚れ流体の流れを可能にすることができる。ロボット100が清掃作業を始めるときには、ロボットコントローラ150は、流出防止装置210にコマンドを送出して、オリフィスシール装置230、230a〜bの開放を生じさせ、オリフィス220、220a〜bが開放される。回転モータ254は、カム258を開放位置(位置センサ270により検知される)に移動させ、これにより、アクチュエータシャフト260、受けシャフト280、レバーアーム246、及び1又は複数のオリフィスシール装置230を全て開放位置に移動させる。オリフィス開放装置アクチュエータ250が開放状態にあると、オリフィス開放装置ハウジング242と受けシャフト280のバネキャッチ282との間で戻りバネ284が圧縮されて受けシャフト280を付勢し、アクチュエータシャフト260によりもはや開放位置に保持されなくなったときに受けシャフト280を閉鎖位置に移動させるようにする。ロボット100が清掃作業を完了すると、収集容積部202bのオリフィス220、220a〜bを再度閉鎖することができる。ロボットコントローラ150は、オリフィスシール装置230、230a〜bを閉鎖位置に再度移動させるよう、流出防止装置210にコマンドを送出することができる。
清掃作業中、ロボット100が床面10から離昇しているか又は落下し始めている脱輪状態を示すセンサ信号又は他の信号をロボットコントローラ150が受け取った場合には、ロボットコントローラ150は、収集容積部202bのオリフィス220、220a〜bを閉鎖するよう流出防止装置210にコマンドを送出することができる。収集容積部202bは、ロボット本体110から取り外し可能であり、タンクのオリフィス220、220a〜bが開いたときに取り出された場合には、ロボットコントローラ150は、収集容積取り出しセンサ(例えば、接触センサ、スイッチ、近接センサ、その他)から収集容積部の取り外しを示す信号を受け取ることができる。これに応答して、ロボットコントローラ150は、収集容積部202bのオリフィス220、220a〜bを閉鎖するよう流出防止装置210にコマンドを送出することができる。一部の実施例において、収集容積部202bがロボット本体110から取り外されると、アクチュエータシャフト260は、収集容積部202b及びオリフィス開放装置ハウジング242から滑動して取り出され、受けシャフト280から係合解除される。圧縮された戻りバネ284が延びて、受けシャフト280が閉鎖位置になるまでアクチュエータシャフト260と受けシャフト280との間の接触を維持する。受けシャフト280がレバーアーム246を回転させて、1又は複数のオリフィスシール装置230、230a〜bを閉鎖位置まで移動させ、タンクのオリフィス220、220a〜bを閉鎖する。戻りバネ284が受けシャフト280を押圧すると、レバーアーム246を介して、収集容積部202bの内側面221に対する1又は複数のオリフィスシール装置230、230a〜bの圧縮が生じる。オリフィスシール装置230は、開放位置と閉鎖位置との間で枢動するように図示されているが、直線的に又は何らかの他の移動経路に沿って移動することもできる。
清掃流体の全てがロボット100から(例えば、供給容積部202aから)分配された後、ロボットコントローラ150は、ロボット100の移動を停止させ、ユーザインタフェース140を介してユーザに警報(例えば、視覚的警報又は音響警報)を出すことができる。次いで、ユーザは、収集容積部202bにより定められたポート166を開き、収集した廃液を取り除くことができる。
液体容積カートリッジ202は、保持される流体からロボット100の実質的に電気システム全体を隔離する。ロボット100の電気的構成要素を清掃液及び/又は廃液から分離するのに用いることができるシールの実施例は、超疎水性コーティング又は処理、カバー、プラスチック又は樹脂モジュール、ポッティング、焼きばめ、ガスケット、又は同様のものの適用を含む。回路基板、PCB、検出器、又はセンサとして本明細書で記載される何れか又は全ての要素は、超疎水性コーティング又は処理、或いは様々な異なる方法の何れかを用いてシールすることができる。その上、電気構成要素及び/又は電気構成要素と中間接触した構成要素は、電気構成要素への流体の搬送を防ぐために、超疎水性コーティング又は処理を受けることができる。
図6E〜6Hを参照すると、一部の実施構成において、流出防止装置210は、少なくとも1つのオリフィス220、220a〜bを通して流体を流すことを可能にする開放位置から、少なくとも1つのオリフィス220、220a〜bをシール閉鎖する閉鎖位置に移動させるようバネ付勢(例えば、バネ284により)される少なくとも1つのオリフィスシール装置230、230a〜b(例えば、ドア)を含む。図示の実施例において、流出防止装置210は、近位端部231にて開放位置と閉鎖位置との間を各々が枢動する第1及び第2のオリフィスシール装置230a、230bを含む。フレーム212は、近位端部213にて1又は複数のオリフィスシール装置230a、230bを支持し、任意選択的にバネ284を係合することができる。フレーム212は、フィルタ214を支持し、及び/又はポート166から液体を離れて配向するよう構成することができる。これにより、作動中に汚れた液体が収集容積部202bから吸い出されるのを防ぐことができる。
液体容積カートリッジ202が係合位置でロボット本体110に取り付けられると、突出部234(例えば、ロボット本体110上に配置された)がオリフィスシール装置230、230a〜bを開放し、対応するオリフィス220を通って流体が流れるのを可能にする。液体容積カートリッジ202が係合解除位置でロボット本体110から取り出されると、流出防止装置210により、1又は複数のオリフィスシール装置230、230a〜bが閉鎖(例えば、バネ付勢により)され、対応するオリフィス220、220a〜bをシールして、流体及び/又はデブリが収集容積部202bから放出されるのを阻止又は抑制するようになる。
図6Hを参照すると、一部の実施例において、液体容積カートリッジ202は、ポンプ172を含み、該ポンプ172は、収集容積部202bの上部から液体を吸引するよう構成されたシュノーケル171を含むことができ、これは、最も清浄な液体は通常上部にあり、汚れは一般に下方に向かって沈降することに起因する。
図2〜5B、及び7A〜7Bを参照すると、湿式清掃システム160は、収集容積部202bと流体連通し、乾式清掃サブシステム300の後方でロボット本体110により保持された流体アプリケータ170aを含むことができる。流体アプリケータ170aは、横軸線Xに沿って延びて、あらゆる真空掃除構成要素の後方で湿式真空掃除中に床面10上に清掃液12を分配し、分配した流体が床面10上に残ることができるようにする。ロボット100が床面10の周りを操縦すると、真空組立体は、既に分配された液体及びそこに浮遊しているデブリを吸い上げる。ポンプ172は、清掃液を流体アプリケータ170aに送り込み、流体アプリケータ170aによって定められ又は流体アプリケータ170a上に配置された流体ディスペンサ174から清掃液を押し出す。流体ディスペンサ174は、図2、7A及び7Bに示すように、清掃液の実質的に均一な噴霧パターンを床面10上に生成するようアプリケータ170aに沿って実質的に等間隔に配置された一連のオリフィス174aとすることができる。
これに加えて又は代替として、流体ディスペンサ174は、流体アプリケータ170aの塗抹要素176上及び/又は内に液体12の流れを配向するためのアキュームレータ174bとして構成することができる。図7Dに示す実施例において、流体アキュームレータ174bは、塗抹要素176と係合し、流体12が蓄積するアキュームレータ容積部173を形成する。流体12は、収集容積部202bからポンプ送給され、1又はそれ以上の管状体177によりアキュームレータ174bに供給される。アキュームレータ174bは、塗抹要素176上で締め付けるクリップ(例えば、シートメタル又はプラスチック製の)として形成することができる。図示の実施例において、アキュームレータ174bは、塗抹要素176と、アキュームレータ容積部173内に蓄積される流体12との間の接触面積を増大させるため、約45度の角度で塗抹要素176に向けて下向きの角度が付けられた側壁175を有する。角度付き側壁175は更に、流体12を塗抹要素176内に配向するのを助ける。流体容積がアキュームレータ174b内で増大すると、流体12は、塗抹要素176を通って放出される。従って、アキュームレータ174bは、加圧流体12をアキュームレータ容積部173内に配置された塗抹要素176の上部と直接接触して保持し、これにより流体12が塗抹要素176内に流入するようになる。流体12は、圧力、重力及び/又は毛細管現象の作用を受けて、塗抹要素を通って流れて床面10上に堆積し、塗抹要素176が流体12を送給、吸収、又は蓄積して床面10上に塗布する。
図7A〜7Fを参照すると、一部の実施構成において、流体アプリケータ170aは、ブリストルブラシ176a(図7E)、又は毛細管現象により床面10上に流体12を配向する連続的要素176b(図7F)(例えば、スポンジ又はマイクロファイバー布)のような塗抹要素176を含む。塗抹要素176は、床面10上に分配した流体12を塗抹又は塗布し、流体12の滑らかな光沢又は膜14を残す。塗抹要素176は、駆動ホイールモジュール120a、120bの後方のロボット100の実質的に全幅又はその一部、流体アプリケータ170aの全長、又は流体アプリケータ170aの一部のみに沿って延びることができる。
図7Aに示す1つの実施例において、塗抹要素176は、流体12を吸収して床面10上に塗抹する塗抹要素176の前方及び/又は塗抹要素176上に、流体アプリケータ170aが流体12を分配するよう配列(例えば、流体ディスペンサ174aの下方に)される。これに加えて又は代替として、流体ディスペンサ174aは、図7Bに示すように、収集容積部202bと流体連通した管状体177(例えば、貫通又は部分貫通して)を定めることができる。管状体177が流体12を受けると、塗抹要素176は、流体12を吸収し、及び/又は流体12がその外側面178を通過し床面10上に塗布できるようにする。塗抹要素176は、流体ディスペンサ174aから単独で床面10上に直接塗布するのに比べて、床面10上への相対的により均一な流体分配を提供することができる。その上、塗抹要素176は、ロボット100が床面10にわたって移動するときに、床面10を攪拌し、又は磨くことができる。
図7C及び7Dを参照すると、一部の実施構成において、清掃システム160は、塗抹要素176、アキュームレータ174b、及び湿式真空スクイージー206bを含むスクイージー−流体アプリケータモジュール170bを備える。ロボット100は、1又はそれ以上の管状体177を通じてスクイージー−流体アプリケータモジュール170bのアキュームレータ容積部173内に流体12をポンプ送給する。流体12は、アキュームレータ174b及び内部に保持される塗抹要素176によって定められるアキュームレータ容積部173内で塗抹要素176の長さを移動する。例えば、塗抹要素176のブリストル付きブラシ実施構成において、アキュームレータ174bは、ブリストルを全体として堅固に締め付けて、アキュームレータ容積部173に流入する流体12が、ブリストル間を即座に流れるのではなく、塗抹要素176の長さに沿って移動して、塗抹要素176の下方の表面上に進むようにする。アキュームレータ174bが流体12で満たされると、アキュームレータ174b内の圧力が上昇し、内部にある流体12がアキュームレータ容積部173から塗抹要素176のブリストル内に押し込まれ始める。塗抹要素176は、その長さに沿って均一に湿潤され、従って、床上に滑らかな光沢のある水を堆積させ、その結果、均一な清掃をもたらし、縞模様の形成を防ぐ。
図示の実施例において、塗抹要素176は、前方駆動方向Fに対して湿式真空スクイージー206bの後方に配置され、ロボット100が床面10の当該ロケーションを再度横断する場合には、床面10上に分配される流体が、清掃システム160によって再び取り込まれるまでの滞留時間を有することができるようになる。スクイージー−流体アプリケータモジュール170bは、流体を送給するための1又はそれ以上のポートと、収集したデブリを戻すための1又はそれ以上のポートとを定めることができる。図示の実施例において、スクイージー−流体アプリケータモジュール170bは、アキュームレータ174b内に流体12を受ける1又はそれ以上の流体管状体177と、湿式真空スクイージー206bからの排気流体の流れ及び/又はデブリをスクイージー−流体アプリケータモジュール170bの外に誘導する1又はそれ以上の真空ポート179とを含む。1又は複数の真空ポート179は、清掃カートリッジ180に接続される。
湿式真空スクイージー206bは、床面10から排気するために滞留流体12及び/又はその間にあるデブリを集約又は収集するよう配列された第1及び第2のスクイージーブレード205a、205bを含む。スクイージーブレード205a、205bは、互いに及び塗抹要素176に対して平行又は非平行に配列することができる。その上、スクイージーブレード205a、205bは、線形又は曲線形であるか、又は床面10から流体12及び/又はデブリを排気する助けとなる他の何れかの形状を定めることができる。
図2〜5Bを再度参照すると、一部の実施構成において、ロボット100により保持される清掃カートリッジ180は、廃液を床面10から引き上げてロボット100の収集容積部202b内に入れ、湿潤真空排気した床面10が後に残るようになる。清掃カートリッジ180は、湿式清掃サブシステム200及び乾式清掃サブシステム300両方の構成要素を含む。湿式清掃サブシステム200は、清掃カートリッジ180又は流体アプリケータ170aの前方のロボット本体110上に配置された湿式真空スクイージー206bを含み、ロボット本体110の底面から延びて床面10と移動可能に接触することができる。湿式真空スクイージー206bは、ホイールモジュール120a、120bの前方又は後方に位置付けることができる。湿式真空スクイージー206bを後方に位置付けることにより、ロボット100を前方方向に進めるホイールモジュール120a、120bにより生成される推進力に応答したロボット100の後方転倒を低減することができる。湿式真空スクイージー206bと床面10との間の移動可能な接触は、ロボット100が前方方向に進められるときに、床面10から廃液(例えば、清掃液とデブリの混合物)を持ち上げる働きをする。
図示の実施例において、湿式清掃システム200は、エアムーバ190(例えば、ファン)及び収集容積部202bと配管208を介して流体連通した乾式及び湿式真空スクイージー206a、206bを含む。エアムーバ190は、収集容積部202b及び真空スクイージー206a、206bを含む流体連通経路に沿って低圧領域を生成する。エアムーバ190は、真空スクイージー206a、206bにわたって圧力差を生成し、床面10から乾式及び湿式真空スクイージー206a、206bを通じた廃液の吸い込みを生じさせる。乾式及び湿式真空スクイージー206a、206bは、清掃カートリッジ180上に配置され、第1の真空スクイージー206aが第2の真空スクイージー206bの前方にある。一部の実施例において、乾式真空スクイージー206aは、ロボット本体110の前方部分112上に配置され、湿式真空スクイージー206bは、ロボット本体110の後方部分114上に配置される。
図示の実施例において、湿式清掃システム200は、乾式及び湿式真空スクイージー206a、206bとそれぞれ流体連通した第1及び第2のダクト208a、208bを含む。2つの導管208a、208bは、エアムーバ190及び収集容積部202bと流体連通した共通導管208cを形成するよう統合される。乾式真空スクイージー206aは、互いに対向して配置され、乾式真空スクイージー206aに沿って中心に位置付けられる第1のダクト208aにデブリを移動させるよう構成された第1及び第2のブロア207a、207bを含むことができる。バネ付勢懸架装置209は、湿式真空スクイージー206bを支持し、過剰な摩擦抵抗をもたらすことなく、湿式真空スクイージー206bと床面10との間の接触を確保する下向きの力(例えば、約1〜5N)を加えることができる。乾式真空スクイージー206a及び対応するダクト208aは、主として汚れ空気の流れを受け取り、湿式真空スクイージー206b及び対応するダクト208bは、主として汚れ水の流れを受け取る。
ロボット100は、横軸線Xに平行に延びたローラブラシ310(例えば、ブリストル及び/又は叩きフラップを備えた)を有する乾式清掃システム300を含むことができ、該ローラブラシ310は、湿式清掃システム200の乾式真空スクイージー206aの前方及び湿式真空スクイージー206bの後方で床面10と接触するよう清掃カートリッジ180(又は、代替として、ロボット本体110)により回転可能に支持される。ローラブラシ310は、対応するブラシモータ312によって、又は(例えば、ギアボックス314を用いて)ホイール駆動モータ122a、122bの一方によって駆動することができる。被駆動ローラブラシ310は、床面10上のデブリ(及び塗布流体)を攪拌し、該デブリを真空スクイージー206a、206b(例えば、真空又は低圧ゾーン)の少なくとも一方の吸い込み経路に移動させて収集容積部202bに排気する。これに加えて又は代替として、被駆動ローラブラシ310は、攪拌したデブリを床面10からローラブラシ310に隣接する集塵ビン(図示せず)に又は配管208のうちの1つに移動することができる。ローラブラシ310は、床面10に対する結果として生じる力がロボット100を前方に押し進めるように回転することができる。
図2〜5B、及び図8を参照すると、一部の実施構成において、清掃システム160は、収集容積部202bの入口又はオリフィス220bと流体連通した単一の共通通路又は導管208cに湿潤及び乾燥デブリの流れを統合し、乾燥すなわち固体デブリを液体デブリと同じ収集容積部202b内に堆積できるようになる。収集容積部202bに入る前に流れを統合することによって、収集容積部202bの内部で空気が膨張及び減速して、デブリが流れから落ちた後、エアムーバ190を用いて出口又はオリフィス220aを通じて収集容積部202bから空気を吸い出すようにする。出口オリフィス220aは、デブリがエアムーバ190に吸い込まれるのを防ぐよう、フィルタ222の後方にある。その上、オリフィス220は、ロボットが加速又は減速したときに、水が収集容積部202bの外に跳ねるのを防ぐ特徴要素を有することができる。
汚れた水を一方の収集容積部に集め、乾燥デブリを他方の別個のフィルタ付き収集容積部に集めるのではなく、全てのデブリ(湿潤又は乾燥)が一箇所の収集容積部202bに集められ、従って、唯一の清掃要件は、収集容積部202b/タンクの中身を捨てることである。乾燥デブリは、収集容積部202b内で浮遊する可能性があるので、収集容積部202bの排出ポート204bは、取り込んだデブリの排出を容易にできるようなサイズ及び構成にすることができる。
清掃カートリッジ180が床面10から湿潤及び乾燥デブリを吸い込むと、湿気により汚れ及びデブリが清掃カートリッジ180の壁に付着できるようにすることができる。清掃カートリッジ180は、ユーザが取り外すことにより清掃カートリッジ180内から蓄積した汚れ又はデブリを清掃できるように、ロボット本体110及び/又は清掃システム160に解除可能に接続することができる。清掃のためにロボット100の大幅な分解を必要とすることなく、ユーザは、流し台で洗浄するために清掃カートリッジ180(例えば、工具無しコネクタ又はファスナーを解除することにより)を取り外すことができる。一部の実施構成において、清掃ヘッド気候及び配管の全ては、単一の取り外し可能清掃カートリッジ180すなわち清掃カートリッジ内に配置され、該清掃カートリッジは、全体として取り外されて流し台で洗浄することができ、ユーザがロボット100の最も汚れた部分を清掃するのが極めて容易になる。取り外された清掃カートリッジ180すなわち清掃カートリッジは、液体容積カートリッジ202(タンクとも呼ばれる)に対する汚れ水接続部を提供し、ポート又はオリフィス220に水を流し込み、システムを洗い流すことにより、湿式清掃サブシステム200を清掃することを可能にすることができる。加えて、ブラシ310及び湿式真空スクイージー206bは、清掃カートリッジ180から取り出すことができ、ユーザがこれらを独立して清掃できるようにする。
ラッチシステム182は、ロボット100からの清掃カートリッジ180すなわち清掃カートリッジの取り外しの容易さと、再組み立て中に適切なロケーションに清掃カートリッジ180を誘導することによるロボット100への再取り付けの容易さの両方を可能にすることができる。ラッチシステム182は、ロボット本体110により受けられ且つ解除可能に接続される清掃カートリッジ180上に配置された1又はそれ以上のガイドコネクタ184を含むことができる。ロボット本体110(又はロボット100の別の部分)により定められる位置決め受け部118は、それぞれのガイドコネクタ184を受ける。ユーザがガイドコネクタ184を解除すると、清掃カートリッジ180は、保守整備のためにロボット本体110から解除される。ラッチは、ガイドコネクタ184の全てを同時に解除することができる。ユーザは、それぞれの受け部118にガイドコネクタ184を位置決めし、清掃カートリッジ180を固定される(ラッチシステム182を介して所定位置に収まる)までロボット100に押し進めることにより、清掃カートリッジ180をロボットに再取り付けすることができる。固定されると、ラッチシステム182は、清掃カートリッジ180を何らかのガスケット及び/又は導管接続部に堅固に保持して気密シール及び水密シールを形成し、そこからのあらゆる漏洩を防ぐようにする。従って、単一の共通通路又は導管208cは、清掃カートリッジ180がロボット本体110と嵌合したときに、収集容積部202bの入口又はオリフィス220bと流体密封接合面を形成する。
清掃カートリッジ180は、乾式清掃サブシステム300の回転ブラシ310を含むことができる。ブラシ310を駆動するギアボックス314は、清掃カートリッジ180上に配置され、ロボット本体110上に配置されたブラシモータ312とのギア付き接合面316を提供することができる。清掃カートリッジ180が取り出されると、ブラシモータ312及び電子回路はロボット本体110上に残ったままである(真空組立体180の水洗浄から離しておく)。清掃カートリッジ180がロボット本体110に取り付けられると、ガイドコネクタ184は、ギア付き接合面がギアを適切に係合するように、ブラシモータ312に対してギアボックス314を適切に配向及び位置決めする。
図1〜5B及び図9を参照すると、信頼性があり堅牢な自律移動を達成するために、ロボット100は、複数の異なるタイプのセンサを有するセンサシステム500を含むことができ、これらセンサは、互いに連動して用いて、ロボット100がロボットの環境において行うべき措置に関してインテリジェントに決定することができるほどに十分なロボットの環境の感知をもたらすことができる。センサシステム500は、ロボット本体110によって支持される1又はそれ以上のタイプのセンサを含むことができ、これらセンサは、障害物検出障害物回避(ODOA)センサ、通信センサ、ナビゲーションセンサ、その他を含むことができる。例えば、これらのセンサは、限定ではないが、近接センサ、接触センサ、カメラ(例えば、点群ボリュームイメージング、3次元(3D)イメージング、又は深度図センサ、可視光カメラ及び/又は赤外線カメラ)、ソナー、レーダー、LIDAR(ライダー;光検出及び側距、散乱光の特性を測定して遠隔ターゲットの距離及び/又は他の情報を求める光学的リモートセンシングを必要とする可能性がある)、LADAR(レーザ検出及び側距)、その他を含むことができる。一部の実施構成において、センサシステム500は、側距ソナーセンサ、近接段差検出器、接触センサ、レーザスキャナ、及び/又はイメージングソナーを含む。
ロボットプラットフォーム上にセンサを配置することに伴う幾つかの問題がある。第1に、センサは、ロボット100の周りに最大カバレッジ(有効範囲)の関心領域を有するように配置する必要がある。第2に、センサは、ロボット100自体がセンサに対して絶対最小値のオクルージョン(occlusion)を生じるように配置されることが必要となる場合があり、本質的には、センサは、ロボット自体によって「見えなくなる」ように配置することはできない。第3に、センサの配置及び装着は、プラットフォームの工業的設計の残りの部分に対して邪魔にならないようにすべきである。審美的観点から、センサが目立たないように装着されたロボットは、そうでないものに比べてより「魅力的」と見なすことができる。実用上の観点から、センサは、通常のロボット動作を妨げない(障害物と干渉するなど)ように装着されるべきである。
一部の実施構成において、センサシステム500は、何らかの近隣の又は入り込んでくる障害物を検出するために、ロボットコントローラ150と通信状態にあり且つロボット100の1又はそれ以上のゾーン又は部分(例えば、ロボット本体110の外周付近に配置された)において配列された1又はそれ以上の近接センサ410及び衝突又は接触センサ420を有することができる。近接センサは、物体がロボット100の所与の範囲内にあるときにコントローラ150に信号を提供する、収束赤外線(IR)エミッタセンサ素子、ソナーセンサ、超音波センサ、及び/又はイメージングセンサ(例えば、3D深度図イメージングセンサ)とすることができる。その上、近接センサ410の1又はそれ以上は、ロボット100が一連の階段に遭遇したときなど、ロボット100が床の下降縁部に遭遇した時点を検出するよう構成することができる。例えば、段差近接センサ410bは、ロボット本体110の前端及び後端又はその近傍に配置することができる。ロボットコントローラ150(制御システムを実行する)は、縁部が検出されたときに移動方向を変えるなどの動作をロボット100にさせる挙動部を実行することができる。
図示の実施例において、バンパー130は、バンパー130の前方周囲に沿って均等に配列され、近隣の壁を検出するために床面10と実質的に平行に外向きに配向された壁近接センサ410aのアレイ(例えば、10個の壁近接センサ410a)を含む。また、バンパーセンサシステム400は、ロボット100が一連の階段に遭遇したときなど、ロボット100が床10の下降縁部に遭遇した時点を検出するよう構成された1又はそれ以上の段差近接センサ410b(例えば、4個の段差近接センサ410b)を含む。1又は複数の段差近接センサ410bは、下向きにされて、バンパー130の前縁136付近のバンパー130の下側部分132上及び/又は駆動ホイール124a、124bの一方の正面に配置することができる。一部の事例において、段差及び/又は壁検知は、赤外線(IR)近接又は実距離検知を用いて、すなわち、互いに向かって角度が付けられた赤外線エミッタと赤外線検出器とを使用して、床であることが予想されるロケーションにて重なり合う放射場及び検出場、すなわち検出ゾーンを有するように実施される。IR近接検知は、比較的狭い視野を有する可能性があり、信頼性が表面アルベドに依存する場合があり、表面間で変化する距離精度を有する可能性がある。結果として、複数の別個の段差近接センサ410bをロボット100の外周部の周りに配置し、ロボット100上の複数の点から段差を適切に検出することができる。
図9を参照すると、一部の実施構成において、ロボット100は、ロボット100が表面上に清掃液を堆積させ、その後複数回の通過により表面から清掃液を収集するために戻ることができるように構成されたナビゲーションシステム600を含む。単一通過の構成と比べて、複数回通過の構成は、ロボット100が高速度で移動しながら、清掃液を長い時間期間にわたり表面上に残すことが可能となる。ナビゲーションシステム600により、ロボット100は、清掃流体が表面上に堆積されているが未だ収集されていない位置に戻ることが可能となる。ナビゲーションシステム600は、清掃流体が残されている床面10の部分にロボット100が戻ることができるように、床面10にわたって擬似ランダムパターンでロボット100を操縦することができる。
ナビゲーションシステム600は、ロボットコントローラ150上に格納及び/又は実行されるシステムに基づいた挙動部とすることができる。ナビゲーションシステム600は、センサシステム500と通信して、駆動システム120への駆動コマンドを決定し送出することができる。
図10は、移動式表面清掃ロボット100を作動させる方法の例示的な工程構成1000を示す。本方法は、ロボット100の作動状態を検出するステップ1002と、ロボット100の清掃状態の検出に応答して、ロボット100の収集容積部202bのオリフィス220のオリフィスシール装置230を開放位置に移動させてオリフィス220を通る流体の流れを可能にするステップ1004と、を含む。本方法は更に、ロボット100の非清掃状態の検出に応答して、オリフィスシール装置230を閉鎖位置に移動させて、オリフィス220を通る流体の流れを阻止するステップ1006を含む。
一部の実施構成において、本方法は、清掃動作の実行を示す信号を受け取ることにより清掃状態を検出するステップを含む。本方法は、清掃動作の停止、脱輪状態、段差検出(例えば、段差センサ410bを介して)、床面10からのロボットの移動(例えば、段差センサ410b、脱輪センサ及び/又は慣性測定ユニットを介して)又はロボット100からの収集容積部202bの係脱のうちの少なくとも1つを示す信号を受け取ることにより、非清掃状態を検出するステップを含むことができる。その上、非清掃状態は、ロボット100への収集容積部202bの取り付けを示す第1の信号を清掃動作の非実行を示す第2の信号と組み合わせて受け取ることにより、検出することができる。これは、ユーザが保守整備後に収集容積部202bを再度取り付ける際に起こることができる。
図示の実施例において、本方法は、収集容積部202bによって定められるアパーチャ224を通って開放位置と閉鎖位置との間でアクチュエータシャフト260を長手方向に移動させるステップを含む。アクチュエータシャフト260は、対応する開放位置と閉鎖位置との間でのオリフィスシール装置230の移動を生じさせる。本方法はまた、開放位置と閉鎖位置との間でアクチュエータシャフト260を長手方向に移動させて、開放位置と閉鎖位置との間でのオリフィスシール装置230の対応する移動を生じさせるカム258を回転させるステップを含むことができる。本方法は、場合によっては、閉鎖位置へのアクチュエータシャフト260の移動時(又はアクチュエータシャフト260の取り外し時)に閉鎖位置へのオリフィスシール装置230のバネ付勢移動を可能にするステップを含む。
図11は、移動式表面清掃ロボット100を作動させる方法の別の例示的な工程構成1100を示す。図8を再度参照すると、本方法は、ロボット100の真下の床面10上に空気を吹き込むステップ1102と、実質的に乾燥デブリを床面10から離昇させて第1のダクト208aに入れるステップ1104と、流体12を床面10上に分配するステップ1106と、を含む。本方法はまた、流体12又は湿潤デブリの少なくとも1つを床面10から離昇させて第2のダクト208bに入れるステップ1108と、第1のダクト208aからデブリの流れを、第2のダクト208bから流体12及び湿潤デブリの少なくとも一方の流れを第3のダクト208cを通って収集容積部202b内に移動させるステップ1110と、を含む。
一部の実施構成において、本方法は、収集容積部202b内で空気の膨張を可能にして、収集容積部202b内にデブリを沈降させることを可能にするステップを含む。本方法は、収集容積部202bから空気を排気するステップを含むことができる。床面10上に空気を吹き込むときには、本方法は、ロボット100上に中心に位置付けられた第1のダクト208aに向けて対向する方向から空気を吹き込むステップを含むことができる。
本方法は、床面10上に空気を吹き込む後で及び実質的に乾燥デブリを床面10から離昇させた後で床面10上に流体12を分配するステップを含むことができる。本方法は、流体12又は湿潤デブリの少なくとも1つを床面10から離昇させた後で床面10上に流体12を分配するステップを含むことができる。本方法は、分配した流体12を床面10上に塗抹するステップを含むことができる。更に、本方法は、集塵ビン202bから排気された空気をフィルタ処理するステップを含むことができる。
幾つかの実施構成を説明してきた。それでも尚、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく様々な修正を行うことができる点は、理解されるであろう。従って、他の実施構成は、添付の請求項の範囲内にある。
170 流体アプリケータ
180 清掃カートリッジ
200 湿式清掃サブシステム
202a 供給容積部
202b 収集容積部
204a 供給ポート
204b 排出ポート
206a 乾式真空スクイージー
206b 湿式真空スクイージー
208a、208b 第1及び第2のダクト(導管)
208c 共通導管
220、220b オリフィス
300 乾式清掃サブシステム
310 ブラシ

Claims (30)

  1. 移動式表面清掃ロボット(100)であって、
    前方駆動方向(F)を有するロボット本体(110)と、
    床面(10)の上に前記ロボット本体(110)を支持し、前記床面(10)にわたって前記ロボット(100)を操縦するための駆動システム(120)と、
    前記駆動システム(120)と通信するロボットコントローラ(150)と、
    前記ロボット本体(110)によって支持される収集容積部(202b)と、
    前記ロボット本体(110)によって解除可能に支持され、前記床面(10)を清掃するよう構成された清掃カートリッジ(180)と、
    を備え、
    前記清掃カートリッジ(180)が、
    第1のダクト(208a)を有する第1の真空スクイージー(206a)と、
    第1の真空スクイージー(206a)の後方に回転可能に支持された被駆動ローラブラシ(310)と、
    前記ローラブラシの後方に配置され、第2のダクト(208b)を有する第2の真空スクイージー(206b)と、
    前記第1及び第2のダクト(208a、208b)と流体連通し、前記清掃カートリッジ(180)を前記ロボット本体(110)と選択的に係合することにより形成される流体密封接合面にて前記収集容積部(202b)に接続可能な第3のダクト(209c)と、
    を含む、ロボット(100)。
  2. 前記第2の真空スクイージー(206b)の後方で前記ロボット本体(110)により支持され、前記床面(10)上に流体(12)を分配する流体アプリケータ(174)を更に備える、請求項1に記載のロボット(100)。
  3. 前記流体アプリケータ(174)により分配された流体(12)を受け取り、該受け取った流体(12)を前記床面(10)上に塗抹するよう構成された塗抹要素(176)を更に備える、請求項2に記載のロボット(100)。
  4. 前記塗抹要素(176)が、前記流体アプリケータ(174)により分配された流体(12)を受け入れるよう構成された管状体(177)を形成する、請求項3に記載のロボット(100)。
  5. 前記ロボット本体(110)内に配置された流体リザーバ(202a)と流体連通した流体アキュームレータ(174b)により前記ロボット本体(110)から懸架された塗抹要素(176)を更に備え、該塗抹要素(176)が、流体(12)を前記流体アキュームレータ(174b)から前記床面(10)上に供給する、請求項1に記載のロボット(100)。
  6. 前記流体アキュームレータ(174b)により保持された前記流体(12)が加圧されて、前記塗抹要素(176)を通って強制配分される、請求項5に記載のロボット(100)。
  7. 前記流体アキュームレータ(174b)により保持された前記流体(12)が、前記塗抹要素(176)を通って重力により送給される、請求項5に記載のロボット(100)。
  8. 前記塗抹要素(176)が、前記流体(12)を前記流体アキュームレータ(174b)から前記床面(10)に引き込む浸透性材料により構成される、請求項5に記載のロボット(100)。
  9. 前記塗抹要素(176)が、前記流体アキュームレータ(174b)と前記床面(10)との間を延びる複数のブリストル(176a)によって構成され、該複数のブリストル(176a)が、毛細管現象により前記流体(12)を前記流体アキュームレータ(174b)から前記床面(10)に向かわせる、請求項5に記載のロボット(100)。
  10. 前記流体アキュームレータ(174b)が、前記塗抹要素(176)の長さに沿って延びる、請求項5に記載のロボット(100)。
  11. 前記清掃カートリッジ(180)を前記ロボット本体(110)と選択的に係合及び係合解除するための戻り止め機構(216)を更に備える、請求項1に記載のロボット(100)。
  12. 前記清掃カートリッジ(180)を前記ロボット本体(110)と選択的に係合するための係合要素(218)を更に備え、該係合要素(218)が、成功した係合についての可聴式及び/又は物理的確認を提供する、請求項1に記載のロボット(100)。
  13. 前記清掃カートリッジ(180)を前記ロボット本体(110)に解除可能に固定するため前記清掃カートリッジ(180)上に配置された1又はそれ以上のガイドコネクタ(184)を更に備え、前記ガイドコネクタ(184)の各々が、前記清掃カートリッジ(180)を前記ロボット本体(110)に取り付ける際に前記清掃カートリッジ(180)をガイドし配向するため前記ロボット本体(110)によって定められる対応する受け部(118)により受け入れ可能である、請求項1に記載のロボット(100)。
  14. 前記清掃カートリッジ(180)が更に、前記第2の真空スクイージー(206b)を支持し且つ前記第2の真空スクイージー(206b)を前記床面(10)に向けて付勢する懸架装置(209)を含む、請求項1に記載のロボット(100)。
  15. 前記懸架装置(209)が、約1N〜約5Nの力で前記第2の真空スクイージー(206b)を下向きに付勢する、請求項14に記載のロボット(100)。
  16. 前記ロボット(100)が、前記収集容積部(202b)が空のときに約40N〜約50N、前記収集容積部(202b)が満水時に約50N〜約60Nの重量がある、請求項1に記載のロボット(100)。
  17. 前記駆動システム(120)が、前記ロボット本体(110)によって定められる横軸線(X)に沿って実質的に対向して配置される右及び左被駆動ホイールモジュール(120a、120b)を含み、前記ホイールモジュール(120a、120b)の各々が、それぞれのホイール(124a、124b)に結合された駆動モータ(122a、122b)を有する、請求項1に記載のロボット(100)。
  18. 前記ホイールモジュール(120a、120b)の各々が、前記ロボット本体(110)によって移動可能に固定され、展開位置において約10N、後退位置において約20Nの付勢力で前記ロボット本体(110)から離れて下向きにバネ付勢される、請求項17に記載のロボット(100)。
  19. 前記駆動システム(120)が、前記ロボット本体(110)の前方部分上に配置され、前記ロボット(100)の重量の0〜約10%を支持するよう構成されたキャスターホイール(126)を含む、請求項17に記載のロボット(100)。
  20. 前記駆動システム(120)が、前記右及び左被駆動ホイールモジュール(120a、120b)の後方に配置された右及び左従動ホイール(128a、128b)を含む、請求項17に記載のロボット(100)。
  21. 前記右及び左従動ホイール(128a、128b)が、前記ロボット(100)の重量の0〜約10%を支持するよう構成されている、請求項20に記載のロボット(100)。
  22. 移動式表面清掃ロボット(100)を作動させる方法であって、
    前記ロボット(100)の真下の床面(10)上に空気を吹くステップと、
    実質的に乾燥デブリを前記床面(10)から離昇させて第1のダクト(208a)に入れるステップと、
    流体(12)を前記床面(10)上に分配するステップと、
    流体(12)又は湿潤デブリの少なくとも1つを前記床面(10)から離昇させて第2のダクト(208b)に入れるステップと、
    前記第1のダクト(208a)からのデブリの流れと、前記第2のダクト(208b)からの流体及び湿潤デブリの少なくとも一方の流れを両方とも第3のダクト(208c)を通って収集容積部(202b)内に移動させるステップと、
    を含む、方法。
  23. 前記収集容積部(202b)内で空気の膨張を可能にして、該収集容積部(202b)内にデブリを沈降させることを可能にするステップを更に含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記収集容積部(202b)から空気を排気するステップを更に含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記ロボット(100)上で中心に位置付けられた前記第1のダクト(208a)に向けて対向する方向から空気を吹くステップを更に含む、請求項22に記載の方法。
  26. 前記床面(10)上に空気を吹いた後で且つ前記実質的に乾燥デブリを前記床面(10)から離昇させた後で、前記床面(10)上に前記流体(12)を分配するステップを更に含む、請求項22に記載の方法。
  27. 前記流体及び湿潤デブリの少なくとも1つを前記床面(10)から離昇させた後で前記床面(10)上に前記流体(12)を分配するステップを更に含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記分配した流体(12)を前記床面(10)上に塗抹するステップを更に含む、請求項22に記載の方法。
  29. 集塵ビン(202b)から排気された空気をフィルタ処理するステップを更に含む、請求項22に記載の方法。
  30. 移動式表面清掃ロボット(100)であって、
    前方駆動方向(F)を有するロボット本体(110)と、
    床面(10)の上に前記ロボット本体(110)を支持し、前記床面(10)にわたって前記ロボット(100)を操縦するための駆動システム(120)と、
    前記ロボット本体(110)によって支持され、前記床面(10)を清掃するよう構成された湿式清掃システム(200)と、
    前記駆動システム(120)及び前記湿式清掃システム(200)の少なくとも一方と通信するロボットコントローラ(150)と、
    を備え、
    前記湿式清掃システム(200)が、
    少なくとも1つのオリフィス(220)を構成する液体収集容積部(202b)と、
    前記ロボットコントローラ(150)と通信する流出防止装置(210)と、
    を含み、
    前記ロボットコントローラ(150)によって、前記流出防止装置(210)が、ロボット状態に基づいて少なくとも1つのオリフィス(220)を開閉させるようにする、ロボット(100)。
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