JP2006006464A - スキージ - Google Patents

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JP2006006464A JP2004185133A JP2004185133A JP2006006464A JP 2006006464 A JP2006006464 A JP 2006006464A JP 2004185133 A JP2004185133 A JP 2004185133A JP 2004185133 A JP2004185133 A JP 2004185133A JP 2006006464 A JP2006006464 A JP 2006006464A
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憲二 實原
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Abstract

【課題】 従来のスキージでは、床面の凹凸に引っ掛かりやすくなりスムーズな作業が行えなくなる問題がある。特に、凹凸模様を形成したタイル張り床面やカーペットを敷き詰めた床面にはほとんど対応することができず、凹凸模様のあるカーペットでは著しく作業能率が低下する。
【解決手段】 床面上を移動させることにより、該床面を洗浄した後の汚水を吸引装置で吸引除去するための装置であって、底部に、該吸引装置に連結した吸引口と該吸引口の前後にそり状の滑動部を備えたもので、一端側をスキージ本体に回動可能に取り付け他端側の該吸引口部分を上下動可能に支持すると共に、弾性体で下方に向かって付勢した吸引体を、複数並列させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、床面を洗剤等で洗浄した後の汚水を吸引するスキージの改良に関するものである。
店舗、会社、事務所など広範囲の床面を洗浄する場合においては、スクラバーと呼ばれる回転ブラシなどで洗浄する床面洗浄機が広く利用されている。床面洗浄では、洗浄液を供給しながら回転ブラシで汚れを落とす方法がとられ、洗浄後はその汚水をスキージで除去している。スキージは、床面上を移送させて床面の汚水を除去する吸引器具であり、吸引装置に連結して用いられる。スキージは、単に汚水を吸引する他、水を供給しながら吸引する構造のものもあり、単独若しくはスクラバーに併設して用いられる。
スキージとしては、底面に吸引口を備え汚水を掻き寄せるゴム板を設けた底面がフラット状のものが一般的であるが、床面の凹凸に対応できるように独立した複数の吸引部を併設させたものがある。例えば特許文献1に開示されているスキージは、筒状の分割スキージ体を多数設け、これらを可撓性のある膜体で連結して、各分割スキージ体が上下方向に移動できるようにしている。
特開平9−206260号
複数の吸引部を可撓性のある膜体で連結することにより、構造的には各吸引部が上下動可能となり床面の凹凸にある程度対応できるものの、実際の床面洗浄作業においては、全くその効果が期待できないばかりか吸引作用が著しく低下する問題が生じる。例えば、複数の吸引部を可撓性のある膜体で連結すると、一部の吸引部の動きに他の吸引部が連動することになり、床面との間に隙間が生じてしまう。また、スキージは床面上を移動させながら汚水を吸引するめ、各吸引部は床面に吸着しようとして、床面の目地に引っ掛かったり床面の凸部に乗り上げる際に膜体部分で曲がりやすくなり、吸引口が床面と正対しなくなる。吸引部が曲がらないようにすれば、床面の凹凸に引っ掛かりやすくなりスムーズな作業が行えなくなる。などの欠点がある。
このため、従来のスキージにおいては、単に筒状の吸引部を上下動可能に支持しただけであるため、精々幅の狭い目地のタイル張り床面にしか対応できないのが実状であった。従って、凹凸模様を形成したタイル張り床面やカーペットを敷き詰めた床面にはほとんど対応することができず、凹凸模様のあるカーペットではなおさらであった。特に、タイルとカーペットが混在する床面では、スキージを取り換えたり、個別に作業する必要が生じ、著しく作業能率が低下する原因となっていた。
そこで本発明者は上記問題に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものであり、その特徴とするところは、床面上を移動させることにより、該床面を洗浄した後の汚水を吸引装置で吸引除去するための装置であって、底部に、該吸引装置に連結した吸引口と該吸引口の前後にそり状の滑動部を備えたもので、一端側をスキージ本体に回動可能に取り付け他端側の該吸引口部分を上下動可能に支持すると共に、弾性体で下方に向かって付勢した吸引体を、複数並列させたことにある。
ここで本明細書中でいう吸引体とは、底部に吸引口とその前後にそり状の滑動部を備えた部材をいう。吸引体は、一端側をスキージ本体に回動可能に取り付けることにより、他端側の吸引口部分が上下動できるように支持し、弾性体で下方に向かって付勢させる。これを、吸引口同士が隣接するように複数並べる。この場合、吸引体同士は隙間なく並べてもよく、間隔を開けて並べてもよい。吸引体の構造としては、吸引体自体に吸引口を形成する他、別体のチューブ、ホース、パイプなど筒状部材の吸引口を吸引体で保持する構造としてもよい。
滑動部は、吸引体が床面上を移動する際、床面の凹凸に追従させることを目的とするもので、吸引口より上方に反り上がったそり状のものをいう。吸引体の幅は特に限定するものではないが約10mm〜30mm程度である。また、スキージ本体の幅は、通常300mm〜400mmであるが、500mm程度の長いものもある。吸引体の吸引口部分を上下動可能に支持する手段は、吸引口の前後方向の離れた位置に回転軸を設け、この軸を支点として上下方向に回動可能に支持する。また、回転軸によって可回転に支持する他、金属やプラスチック等の弾性で回動させるようにしてもよい。
吸引口部分を回動可能に支持した吸引体を下方に付勢する弾性体としては、コイルバネ、板バネ、ゴムなどを別体に設ける他、吸引体に連結した吸引用のチューブなどの弾性力を利用してもよい。また、金属やプラスチック等の弾性で回動させる場合は、吸引体自体を弾性体で形成したり、吸引体とスキージ本体との間に弾性体を介在させて取り付ける。
吸引口は、横方向に開放部を設けるのが好ましい。本発明に係るスキージは、複数の吸引体を並列させた構造であるため、汚水が筋状に残る場合がある。このため、吸引口の横方向に0.5mm〜1.0mm程度の隙間を設けておくことにより、隣り合う吸引口同士が連通し、筋状の吸い残しを防ぐことができる。
通常、吸引体は一列に並列させるが、二列に設けることも可能である。例えば、一つの回転軸の前後に吸引体を配して二列にする。二列に配した場合は、前述した開放部を設けなくても筋状の吸い残しが防げる。
また、カーペット敷きの床面を洗浄する場合においては、空気を噴射させながら吸引体で汚水を吸引させることで、汚れを除去する効果をより高めることができる。これは、カーペットの毛足の間に溜まっている汚水を、空気圧で吹き飛ばしながら吸引体で吸引除去できるものと考えられる。このため、本発明ではスキージ本体に、吸引体側に空気を吐出させるエア噴出口を設ける。通常、エア噴出口は吸引体の進行方向側に配するが、後退方向側にも設けることでスキージ本体を往復移動させる場合に有効となる。また、エア噴出口はスキージ本体の幅のほぼ全域に渡って設けるが、この場合、細幅のエア噴出口を一乃至複数に分割して設けたり、各吸引体に対応する位置に個々に設けるようにする。
本発明に係るスキージは、単独で使用する他、スクラバーに設けて洗浄しながら汚水を吸引することもできる。単独で使用する場合は、スキージ本体に車輪を設けると共に、ハンドルを取り付けて手作業で床面を移動させる。この場合、ハンドルはスキージ本体に垂直面に沿って可回転に連結してバネで付勢することにより、吸引体を車輪を支点にして床面に押圧させることができる。
本発明に係るスキージは、複数の吸引体を独立させて上下動可能に支持したことにより、床面の部分的な凹凸に対して一の吸引体の上下動が他の吸引体に影響を及ぼさず、吸引効率の低下を防止できる。しかも、吸引口の前後にそり状の滑動体を設けているため、凹凸模様のあるカーペットにも対応させることができる。
さらに、各吸引体は上下にスライドではなく一端側を可回動に支持して吸引口部分が上下動できるようにしているため、スライド部に汚水が入り込んで動作不良を起こすなどの問題が無く、常に滑らかに上下動させることができるなど実用上極めて有益な効果を有するものである。
本発明に係るスキージは、底部に吸引口とその前後にそり状の滑動部を備え、一端側を可回動に支持して他端側の吸引口部分を上下動可能とした吸引体を複数並列させたことにより、各吸引体を床面の凹凸に対して確実に追従させることができる。
図1は本発明に係るスキージ1の一実施例であり、スキージ本体2に複数の吸引体3を並設したもので、吸引体3は一端側をスキージ本体2に設けた回転軸21に可回転に設け、他端側の吸引口31が上下動するように支持している。吸引体3は吸引口31の前後に滑動部32を設け、弾性体4で吸引口31が下方に向かうように付勢している。本例のスキージ本体2は、吸引装置(図示せず)に連結するパイプで構成したもので、吸引装置とホースで連結する接続部22を設けている。また、水を出しながら吸引することもあり、その場合には水を噴出させるためのノズルを設ける。各吸引体3はそれぞれパイプとチューブ5で連結し、各吸引口31から床面上の汚水6を吸引する。吸引口31を下方に向かって付勢する弾性体4はコイルバネであり、チューブ5に外嵌している。また、本例では両端の吸引体3を固定しており、床面を移動するときのガイドとしている。
スキージ1は、スクラバーに設ける他、図2のようにハンドル7と車輪8を取り付けて手動で操作する。この場合は、スキージ本体2の接続部22に吸引ホース23に接続した吸引装置を引いて床面上を移動する。例えば、図3のように床面がカーペット敷きで凹凸模様がある場合でも、上下動可能に設けた各吸引体3がこれに追従して汚水6の吸引効率を高めることができる。
図4は、本発明に係るスキージ1の他の実施例を示すもので、吸引体3を金属板で形成し、金属板の弾性力で吸引口31部分が上下に回動するようにスキージ本体2に取り付けている。図の実線が自然状態であり、平坦な床面では鎖線のようにガイド9のレベルに移動する。
本発明に係るスキージ1は、吸引口31が隣り合うように並設されるが、汚水6が筋状に残ることがある。このため、図5(a)のように吸引口31の横方向に開口した開放部33を設けることにより、吸引口31同士の境目を無くして吸い残しが生じないようにすることができる。この開放部33の高さは1mm程度の隙間である。また、同図(b)のように吸引口31の横方向を薄肉部34とすることにより、隣り合う吸引口31同士を近接させることができ、開放部33と併用することで、より効果が大きくなる。
スキージ1は、複数の吸引体3を一列に並べるだけでなく、図6のように2列に並べてもよい。このようにすれば、床面上で何度も同じところを往復移動させることなく効率よく汚水6を吸引することができ、床面積の大きい店舗などにおける清掃作業の有用性が高くなる。
本発明に係るスキージ1は、ハンドル7を取り付けて手動で床面上を移動させる場合、図7のようにハンドル7をバネ10を介在させて可回転に連結することで、吸引体3を床面に押し付けながら清掃作業を行うことができる。
図8(a)は、本発明に係るスキージ1を床面洗浄機(スクラバー)11に設けた実施例である。本例では、スキージ本体2の進行方向側に吸引体3に向かって空気を吐出させるエア噴出口12を設けた例を示す。エア噴出口12から空気を噴出させることにより、カーペットの底に溜まった汚水を吹き飛ばしながら吸引体3で吸引させることができる。本例のエア噴出口12は、同図(b)のように各吸引体3毎の対応する位置に設けている。
本発明に係るスキージの一実施例を示す斜視図である。(実施例1) 本発明に係るスキージの使用状態の一例を示す側面図である。 本発明に係るスキージの使用状態の他の例を示す側面図である。 本発明に係るスキージの他の実施例を示す側面図である。(実施例2) 吸引体の他の例を示す部分側面図である。(実施例3) 本発明に係るスキージのさらに他の実施例を示す平面図である。(実施例4) 本発明に係るスキージのさらに他の実施例を示す側面図である。(実施例5) (a)は本発明に係るスキージを床面洗浄機に取り付けた例を示す側面図、(b)はスキージの底面図である。(実施例6)
符号の説明
1 スキージ
2 スキージ本体
21 回転軸
22 接続部
23 吸引ホース
3 吸引体
31 吸引口
32 滑動部
33 開放部
34 薄肉部
4 弾性体
5 チューブ
6 汚水
7 ハンドル
8 車輪
9 ガイド
10 バネ
11 床面洗浄機
12 エア噴出口

Claims (5)

  1. 床面上を移動させることにより、該床面を洗浄した後の汚水を吸引装置で吸引除去するための装置であって、底部に、該吸引装置に連結した吸引口と該吸引口の前後にそり状の滑動部を備えたもので、一端側をスキージ本体に回動可能に取り付け他端側の該吸引口部分を上下動可能に支持すると共に、弾性体で下方に向かって付勢した吸引体を、複数並列させたことを特徴とするスキージ。
  2. 吸引体は、吸引口を備えた筒状部材を支持する請求項1記載のスキージ。
  3. 吸引口は、横方向に開放部を設けた請求項1又は2記載のスキージ。
  4. スキージ本体に、吸引体側に空気を吐出させるエア噴出口を設けた請求項1、2又は3記載のスキージ。
  5. 複数の吸引体を支持したスキージ本体は、床面走行用の車輪を設けると共に、垂直面に沿って可回転に連結し、該車輪を支点に吸引体を押圧する方向にバネで付勢したハンドルを設けた請求項1記載スキージ。
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