JP2015514955A - 隣接ルーム間の開口部を通る空気流を減少させるための装置 - Google Patents

隣接ルーム間の開口部を通る空気流を減少させるための装置 Download PDF

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Abstract

隣接する第1および第2のルームまたはスペースの間の熱分離を維持するためのシステム。同システムは、第1区画を少なくとも備える導入構造を含み、他の実施形態は、導入構造が第1および第2ルームの間に通路を設けるように二つ以上の区画を含みうる。少なくとも一つのブロワが第1ルームから空気吸入口を介して空気を吸引し、排出口を介して第1ルームへ戻す。システムはさらに、第1区画から第1ルームへ空気を排出するため、排出口との流体連通状態にある第1区画からの排出ポートを含む。動作中には、隣接する第1および第2ルームの間に熱分離を設ける真空が、第1区画の中に形成される。

Description

関連出願の相互参照
本開示は、2012年4月17日に出願された米国仮特許出願第61/625,249号の優先権を主張し、その開示内容の全体が参照により援用される。
本教示は、環境的に制御されるスペースの分野、より具体的には、例えば加工段階が隣接スペースで実施される時に一つの加工段階から後続の段階への環境条件および/または汚染物の影響を減少させる必要のある工業プロセスで使用される室内スペースについての効率的な熱、微粒子、および/または湿度の制御に関する。
多くのタイプの生産プロセスでは、生産物の加工および組立は別々の室内(エンクロージャー)、ルーム(部屋)、またはスペース(空間)で行われる。各ルームは、製造プロセス自体の観点から助けとなるように用意された、または特定のルームで実施される固有の加工段階のために調整された異なる個別の環境を有しうる。生産物が製作または加工される際には、例えば、各生産物品を別々に移動させるコンベヤベルト、あるいは生産物の生産ロット全体を移動させるフォークリフト、ハンドトラック、またはカートを使用して、一つのルームから隣接のルームへ搬送されうる。各ルームの中の環境条件は別々に制御されうる。例えば、第1加工段階は比較的高い温度の第1ルームで行われ、第2加工段階は比較的低い温度である隣接の第2ルームで行われる。湿度、空中微粒子等の他の環境条件も制御されうる。生産物が第1ルームから第2ルームへ移動される時には、環境内の空気が一般的に第1ルームから第2ルームへ生産物とともに移動する。多くの製造プロセスでは、生産物と一緒のこの空気の移動は望ましくなく、コストを上昇させ生産を減少させる非効率性を生み出しうる。
例えば、食品加工産業では、果物および野菜などの生産物は加工中に加熱および/または調理される。加熱プロセスは温水への生産物の浸漬を含み、これはルーム内の空気の温度および湿度を上昇させる。水への浸漬を伴わずに生産物が加熱される場合には、加熱された生産物が水分を放出することで、ルーム内の空気の温度および湿度を上昇させる。食品生産物が加熱および/または調理されてしまうと、別の低温ルームへ搬送されて生産物の細菌汚染および腐敗を回避するため急速冷凍されることが多い。
多くの食品加工施設では、食品の調理および/または包装は食品加工ルームで行われ、加工ルームにすぐ隣接して設置された急速冷凍ルーム(フリーザ)で瞬間冷凍および/または保管が行われる。生産物は、コンベヤベルトを使用して加工ルームからフリーザへ直接搬送されうる。コンベヤベルトは、加工ルームから孔または開口部を通ってフリーザへ、バルクの形またはボックスで生産物を搬送する。加工生産物の搬送中に、加工施設からの高温高湿の空気は加工生産物とともにフリーザへ搬送される。
フリーザでは、加工ルームからの暖気が低温となり、水蒸気が凝縮してフリーザの中で凍結することで、結果的にフリーザスペース自体の中で急速に霜が蓄積することになる。蓄積した霜を除去するため、加工工場は設備の停止を計画して、蓄積した霜を手作業で除去する時間を保守従事者に与えて設備の故障を防止することができるが、これは生産を減少させ労働コストを上昇させる。食品加工工場では、熱トレース設備を使用してフリーザスペース内のある箇所をスポット加熱して霜の蓄積を防止できるが、これはフリーザの冷却効率を低下させコストを高くする。
ルーム間の温度分離を維持するため、高速の空気が開口部から導入されうる。高速空気は、エアカーテンを使用して低温スペースへの流入を防止される。この技術に関する欠点の一つは、車両、生産従事者、または生産物自体などの物体がエアカーテンを通過する時に、物体から、空気の保護が予定されるルーム、スペース、または室内(以下、まとめて「ルーム」または「室内スペース」)へ高速空気が偏向されうることである。
加えて、生産ルームからフリーザへの気流を最小にするとの意図でストリップカーテンが単独で使用されることが多い。ストリップカーテンのみというのは、生産ルームからフリーザへの不要な空気の流れを減少させる受動的な方法となりうるが、効率のわずかな向上が得られるに過ぎない。
ゆえに、隣接ルーム間の熱分離を維持するのに使用される従来の技術は非効率的である、および/または最小限の改良に過ぎない。フリーザへ導入される熱および/または湿度が冷却の強化によって無効となり、これが冷却システムの需要を増大させ、結果的に、設備故障の増加、必要な保守の増加、生産の減少を招き、ゆえにコストを上昇させうる。
加工ルームおよびフリーザなどの隣接ルームの間での熱分離の改良、水分の分離、および/または微粒子の分離を行うための方法および構造が望ましいだろう。
本教示の一つ以上の実施形態のいくつかの態様について基本的な理解を提供するため、簡単な要約を以下に挙げる。この要約は、広範囲に及ぶ概要でなく、また本教示の主要または重要な要素を特定することや開示の範囲を画定することを意図したものでもない。むしろ、第一の目的は、後に提示される詳細な説明の前文として一つ以上の概念を簡単な形で提示することに過ぎない。
本教示の実施形態において、第1室内と第2室内との間の空気の流れを減少させるための導入構造は、少なくとも第1区画および第2区画と、第1室内を第1区画から分離する第1部分的バリヤと、第1区画を第2区画から分離する第2部分的バリヤと、第2区画を第2室内から分離する第3部分的バリヤとを含みうる。導入構造はさらに、導入構造吸入口を介して第1室内から空気を吸引するとともに、導入構造排出口を介して第1室内へ空気を戻すように構成されたブロワと、ブロワが第1区画から第1区画排出ポートを介して空気を吸引するとともに第1区画から導入構造排出口を介して第1室内へ空気を排出するように構成された第1区画排出ポートとを含みうる。
本教示の別の実施形態では、導入構造を使用して第1室内と第2室内との間の熱分離を維持するための方法は、ブロワを使用して第1室内から導入構造吸入口を介して空気を吸引することと、真空出口を介して空気を排出して導入構造排出口を介して第1室内へ戻すことと、ブロワを使用して、導入構造の第1区画から第1区画排出口を介し、真空出口を介し、導入構造排出口を介して第1室内へ空気を吸引することで、導入構造の第1区画の中に真空を形成することとを含みうる。この方法はさらに、ブロワを使用して、導入構造の第2区画から、第1区画を第2区画から分離する第1部分的バリヤを介して第1区画へ空気を吸引することと、ブロワを使用して、第2室内から、第2室内を第2区画から分離する第2部分的バリヤを介して第2区画へ、空気を吸引することとを含みうる。
本明細書に組み込まれてその一部を構成する添付図面は、本教示の実施形態を図示したものであり、説明部分とともに、開示の原理を説明するのに役立つ。
本教示の実施形態による構造の斜視図であって、この構造は、第1ルームまたはエリアを第2ルームまたはエリアから熱分離するのに使用される導入構造を含む。 本教示の実施形態による構造の断面図であって、この構造は、第1ルームまたはエリアを第2ルームまたはエリアから熱分離するのに使用される導入構造を含む。 本教示の実施形態による構造の端面図であって、この構造は、第1ルームまたはエリアを第2ルームまたはエリアから熱分離するのに使用される導入構造を含む。 本教示の別の実施形態による導入構造の概略斜視描写図である。 シミュレーション熱気流特性を描いた本教示の一実施形態によるシミュレーション導入構造の断面図である。 シミュレーション等温線特性を描いた本教示の一実施形態によるシミュレーション導入構造の断面図である。 本教示の別の実施形態による導入構造を描いた斜視図である。 本教示の別の実施形態による導入構造を描いた断面図である。
図の詳細の一部は、厳密な構造的精度、詳細、および縮尺を維持するのではなく、本教示の理解を容易にするため単純に描かれたものである。
さて、添付図面に例が図示された本教示の例示的実施形態を詳しく参照する。可能な限り、同一または同様の部品を指すのに図面を通して同じ参照番号が使用されるだろう。しかし、本教示の実施形態が様々な形で具体化されうることは理解されるはずである。そのため、ここに開示される特定の詳細は、限定的というよりはむしろ、請求項の根拠として、また適切に詳述された実質上いかなるシステム、構造、または手法にも本発明を採用するための教示を当業者に与えるための代表的な根拠として解釈されるべきである。
本教示の目的では、他に明記されない限り、「熱分離」の語は二つの室内、スペース、ルーム等の間の完全熱分離と部分的熱分離の両方を内含する。本教示は、以下では概ね熱分離について説明されるが、多くの事例では水蒸気が熱負荷の重大な要素となるので、一つのルームから別のルームへの水分の移送を減少させるのにも使用されうることは理解されるだろう。さらに、本教示の実施形態を使用すると、ルーム間の微粒子分離がより良好に維持されうる。本教示の様々な実施形態では、例えば後述される導入構造第1区画の中で、あるルームからの空気と第2ルームからの空気との何らかの混合が意図的に行われうる。付加的に、他に明記されなければ、「ブロワ」の語は、ブロワ、ファン、または一つの箇所から別の箇所へ空気を移動させることのできる器具を内含する。
本教示の実施形態による導入構造10が、図1の斜視図、図2の断面図、および図3の端面図に描かれている。導入構造10は、壁部16により分離された第1ルームまたはスペース12(以下ではまとめて「ルーム」)と第2ルーム14との間に開口部、ドア、または通路を設ける。一実施形態では、第1ルーム12は比較的高い温度に維持された加工ルームであり、第2ルーム14は比較的低い温度に維持されたフリーザである。一実施形態では、生産物コンベヤベルト18が生産物19を第1ルーム12から第2ルーム14へ移動させうる。別の実施形態では、例えばフォークリフト、ハンドトラック等を使用して生産従事者が第1ルーム12から第2ルーム14へ生産物を移動させうる。
導入構造10は、後述のように第1ルーム12と第2ルーム14との間の熱分離の維持を補助する、第1ルーム12と第2ルーム14との間に設けられた第1区画またはエアロック20と第2区画またはエアロック22とを少なくとも含む室内スペースを含みうる。一実施形態では、第1ルーム12を第2ルーム14から熱分離するのを助けるように複数のバリヤが採用されうる。図1乃至3に描かれたようなバリヤ24A,24B,24Cは、例えば、ゴム、プラスチック、または布製のフラップ、あるいはストリップカーテン、あるいは他の適当なタイプのバリヤを含みうる。バリヤの各々を介した気流が望ましいので、バリヤは部分的バリヤである。しかし、バリヤが存在しない場合と比較すると、各バリヤは区画または室内の間の空気の流れを減少させる。
一実施形態において、バリヤ24Aは第1ルーム12を第1区画20から分離し、バリヤ24Bは第1区画20を第2区画22から分離し、バリヤ24Cは第2区画22を第2ルーム14から分離する。こうしてバリヤ24A〜24Cは、第1ルーム12を第2ルーム14から分離する。一実施形態において、コンベヤベルト18の下のエリアは気流をさらに減少させるシール25を含みうる。シール25は、バリヤ24A,24B,および/または24Cとの近接して垂直に位置合わせされた状態など、所望のように配置されうる。図3に描かれているように、導入構造10は、清掃および衛生の向上を容易にするためコンベヤの下に傾斜フロア27も含みうる。
一実施形態において、導入構造10は、第1区画20および第2区画22の中の環境を維持する後述のサブアセンブリを含む。この実施形態では、第1区画20の環境は、第1ルーム12の環境を模倣するように能動的に維持され、第2区画22の環境は、第2ルーム14の環境を模倣するように受動的に維持される。
導入構造10は、第1ルーム12から導入構造へ空気を取り入れる導入構造吸入口26と、ブロワボックス30に収容される遠心ファンなどのブロワ28と、導入構造から第1ルーム12へ空気を排出する導入構造排出口32とを含む。導入構造10はさらに、ブロワボックス30から延出してこれから空気を排出するブロワボックス排出ポート34を備える配管も含む。導入構造10はさらに、第1区画20に開口してこれから空気を排出する、ブロワボックス排出ポート34との流体連通状態にある第1区画排出ポート36を含む。ブロワボックス排出ポート34と第1区画排出ポート36とは、導入構造排出口32に通じる真空出口37との流体連通状態にある。導入構造吸入口26、ブロワ28、ブロワボックス排出ポート34、第1区画排出ポート36、および導入構造排出口32の寸法および形状は、後述するように動作中にブロワ28が第1区画20の中に真空を発生させるのに適した寸法である。
動作時に、ブロワ28は、第1ルーム12から導入構造吸引口26を介してブロワボックス30へ空気を吸引する。さらに、ブロワ28はブロワボックス排出ポート34を介してブロワボックス30から空気を誘導し、導入構造排出口32を介して第1ルーム12へ戻す。第1区画20に開口する第1区画排出ポート36はブロワボックス排出ポート34との流体連通状態にあるため、ベルヌーイおよび/またはベンチュリー効果の結果として、第1区画排出ポート36および第1区画20の中に真空が発生する。また、制御された量の空気が第3バリヤ24Cおよび第2バリヤ24Bを介して第2ルーム14から第1区画20へ吸引され、これが導入構造排出口32を介して第1ルーム12へ戻るように再び排出される。これは、第1ルーム12と第2ルーム14との間にバランスの取れた圧力差を維持して、二つのルームの間の熱分離を維持する。
動作中に、第1区画20の中の真空は、第1バリヤ24Aを介して空気を吸引し、更には第1区画20から第2区画22へ、そして第2ルーム14へ空気を吸引し、これは効率を低下させることになるだろう。これを軽減または防止するため、第1区画20にある導入構造10の側部および/または上部に穿孔40が形成されることで、第1バリヤ24Aへの真空力全体と、第1ルーム12と第2ルーム14との間の空気塊の流れとを軽減する。
さらに、第1区画20の中の真空力が過剰に強い場合には、第2ルーム14からの過剰空気が導入構造10へ吸引されることで効率を低下させる。一部の空気が第1区画20の真空により第2ルーム14から第2区画22へ吸引されるが、第2区画から第2バリヤ28Bを介して第1区画20へ移動する空気が最小であることが望ましい。逆に、第1区画20の中の真空力が弱すぎる場合には、第1区画20を通る空気の流れは充分ではなく、結果的に、第1ルーム12から導入構造10を介して第2ルーム14へ流れる空気の流れが増大することになりうる。
一実施形態において、本開示の装置は、導入構造10の中の真空力を変化させるための手段を含みうる。一実施形態では、ブロワ28はブロワ制御装置42により制御される可変速ブロワを含みうる。ブロワ制御装置42はブロワ28に電気結合され、いくつかの選択された速度でブロワ28を駆動するように構成されている。第2区画20の中の真空力は、ブロワ28の速度に比例する。別の実施形態では、ブロワ28の速度は作業者により手動で制御されうる。いずれの実施形態でも、充分な量の空気が第2区画20の中を移動されるとともに、充分だが過剰ではない量の空気が第2ルーム14から第2カーテン28Bを介して第1区画20へ吸引されるように、ブロワ速度が制御される。
一実施形態では、ブロワ制御装置42との通信状態にある二つ以上の温度センサが採用されて、ブロワ28の速度を自動的に調節する。第1温度センサ44は第1ルーム12の中に置かれ、第2温度センサ46は、導入構造排出口32に通じる真空出口37の中に置かれうる。ブロワ制御装置42は、第1ルームに関する第1温度情報を第1温度センサ42から受け取るとともに、真空出口37に関する第2温度情報を、例えば有線または無線接続を介して第2温度センサ46から受け取る。第1温度と第2温度との温度差に基づいて、ブロワ制御装置42はブロワ28の速度を調節する。大きすぎる温度差であれば、第1区画20の中の真空が強すぎることと、過剰な空気が第2ルーム14から第1区画20へ吸引されることとを表すだろう。小さ過ぎる温度差であれば、第1区画20の中の真空が弱すぎることと、第1区画20の中の真空により第2ルーム14から第2区画22へ吸引される空気が不充分であることとを表すだろう。ブロワ制御装置42は、第1温度センサ44と第2温度センサ46との間に所望の一定した温度差を維持するようにプログラムされるだろう。
導入構造10は、所望のいかなる寸法にも調整されうる。例えば、導入構造10は、第1ルーム12から第1バリヤ24Aを介して導入構造10の中の第1区画20へ、第2バリヤ24Bを介して第2区画22へ、そして第3バリヤ24Cを介して第2ルーム14へ、例えばコンベヤベルト18を使用して小型生産物19を搬送する寸法でありうる。導入構造10はまた、生産従事者が、例えばフォークリフト、ハンドトラック、カート、または他の輸送手段を使用して、導入構造10を介して第1ルーム12から第2ルーム14へ生産物19を移動させられるような大きな寸法に調整されうる。本教示の様々な実施形態によるシステムは、二つのルームまたはスペースの間の気流の減少が有益であるような寸法またはタイプの開口部によく適している。
図は概略図であることと、本教示による導入構造10が、簡易性のため描かれていない他の要素を含みうることと、そして描かれた他の要素が削除または変形されうることとが理解されるだろう。
別の実施形態では、導入構造が単一の区画を含みうる。この実施形態は、図1〜3に描かれた様々な要素を含みうるが、例えば第2区画22と第3バリヤ24Cとが省かれる。区画20は、第1バリヤ24Aと第2バリヤ24Bとを含みうる。生産物19が区画20から第2バリヤ24Bを介して搬送されると、第2ルーム14へ入る。ブロワ28は、第1ルーム12から導入構造吸入口26を介してブロワ区画30へ空気を吸引し、導入構造排出口32を介して第1ルーム12へ戻すように空気を排出して、第1ルーム12と第2ルーム14とでの熱、水分、および/または微粒子の分離を維持する。
図4は、第1ブロワ52、第2ブロワ54、第1区画(エアロック等)56、第2区画58、第3区画60、第1バリヤ62A、第2バリヤ62B、第3バリヤ62C、および第4バリヤ62Dを含む別の導入構造50実施形態を描いた概略斜視図である。ブロワ52,54は、中空ダクトプラットフォーム66の上面64に置かれる。第1区画56の全幅にわたって天井を形成する中空ダクトプラットフォーム66の底面68は、第2バリヤ62Bに近接した箇所に複数の穿孔70を含む。第1区画排出ポートとなる穿孔70は、ブロワ52,54の後方でダクトプラットフォーム66の後部の方にのみ設置されている。穿孔70は、ブロワ52,54の前方には設置されず、ダクトプラットフォームの内側の空気が第1区画56へ逆流するのを防止する。
動作時に、導入構造50は上述の実施形態と類似した機能を行う。空気がブロワ52,54により第1ルーム72から導入構造吸入口74を介して吸引され、中空ダクトプラットフォーム66を介して、導入構造排出口76を形成するダクトプラットフォーム66の端部から搬送され、第1ルーム72へ戻される。ベルヌーイおよび/またはベンチュリー効果によって、空気はブロワ52,54により、第1区画56からダクトプラットフォーム66の底面68の穿孔70を介して吸引される。中空ダクトプラットフォームは、穿孔70およびブロワボックス排出ポート80との流体連通状態にある真空出口78となる。三つの別々の区画56,58,60を含む導入構造50は、二つの区画20,22を有する導入構造10よりも熱効率が向上しているが、追加材料および物理的スペースを使用する。導入構造50は、比較的高温の第1ルーム72と比較的低温の第2ルーム82との間の熱分離を維持する。導入構造は、ブロワ制御装置42と、上記の本教示の実施形態によりブロワ制御装置42へ温度情報を出力する(個別には不図示の)温度センサとを含みうる。一実施形態では、三つの区画に代わって、導入構造50が二つの区画56,58のみを含む。
図7は、本教示の別の実施形態による導入構造90を示す斜視図であり、図8は断面図である。この実施形態では、導入構造90により、第1ルーム92、例えば周囲温度である比較的高温のルームが、第2ルーム94例えば凍結前の比較的低温のルーム、から分離されている。導入構造90は、第1区画96と第2区画98と第3区画100とを含む。生産物コンベヤベルト102が使用されて、第1ルーム92から第1部分的バリヤ106Aを介して第1区画96へ、第2部分的バリヤ106Bを介して第2区画98へ、第3部分的バリヤ106Cを介して第3区画100へ、また第4部分的バリヤ106Dを介して第2ルーム94へ、生産物104を移動させる。別の実施形態では、例えばフォークリフト、ハンドトラック等を使用して、生産物104を類似の経路で移動させるように導入構造が調整されうる。
この実施形態では、ブロワ108が、第1ルーム92から導入構造吸入口110を介してブロワボックス112へ、そしてブロワボックス112からブロワボックス排出ポート114を介して、また真空出口116を介して、空気を吸引する。ブロワボックス排出ポート114と真空出口116とは少なくとも一つの第1区画排出ポート118と少なくとも一つの第2区画排出ポート120の流体連通状態にある。ブロワ108により真空出口116を介して空気が誘導される際には、第1区画96から第1区画排出ポート118を介して、またベンチュリーおよび/またはベルヌーイ力により、第2区画98から第2区画排出ポート120を介して、そして導入構造排出口122を介して第1ルーム92へ、空気が吸引される。図8に描かれているように、第3区画排出ポート120を介してブロワ108が第3区画100から第1ルーム92へ空気を戻すことのないように、ブロワ108は第3区画100を迂回するように構成される。ブロワは第3区画100を迂回するように構成されているが、第3区画100からの空気の一部は、第2区画98の中のブロワ108により発生された真空により第3部分的バリヤ106Cを介して吸引されうる。この空気は第2区画98へ入り、ここで第2区画排出ポート120を介して、真空出口116を介して、また導入構造排出口122を介して第1ルーム92へ吸引されうる。こうして一部の空気はこの効果によって第2ルーム94から第1ルーム92へ吸引されるが、正味の効果は、第1ルーム92と第2ルーム94との間の熱、水分、微粒子の分離を従来システムよりも良好に維持することである。
この実施形態では、遮断壁部124により第1ルーム92が第2ルームから分離されうる。さらに、低温空気が第2ルーム94から第4部分的バリヤ106を介して第3区画100へ吸引される。これが発生すると、遮断壁部124とコンベヤベルト102との間の間隙126を介して一部の低温空気が吸引され、生産物104が第3区画100の中を搬送される。これは、第2ルーム94へ入る前に第3区画100の中の生産物104を予備冷却し、こうして熱効率をさらに高める。
シミュレーション例
図4に描かれたような3区画導入構造を含む装置の熱シミュレーションが実施され、その結果が図5および6の熱プロットに描かれている。
図5は、図5の左側にある高温ルーム72から比較的高温の空気が吸引されることと、図5の右側にある低温ルーム82から比較的低温の空気が吸引されることとを明示している。導入構造は、高温ルーム72と低温ルーム82との間でバランスの取れた圧力差を維持することにより、区画58,60の中の低温と区画56の中の高温とを維持する。一方、これは、高温ルーム72と図5の右側の低温ルーム82との間の熱分離を維持する。
図6は、図4に描かれているような3区画導入構造の、シミュレーションによる等温線プロットを示している。等温線プロットは、第1区画56と第2区画58との間で良好な熱分離が維持され、こうして比較的高温のルーム72と比較的低温のルーム82との間に良好な熱分離が維持されることを明示している。
上に言及された実施形態と関連して本教示が説明されたが、この説明は、ここに提示された特定の形に本教示の範囲を限定することを意図したものではない。反対に、本教示は、添付の請求項により規定される本教示の趣旨および範囲に含まれるような代替例、変形例、および同等物を包含することを意図したものである。構造要素および/または加工段階が追加されうるか、既存の構造要素および/または加工段階が削除または変形されうることが認識されるだろう。さらに、ここに示された作用の一つ以上が、一つ以上の別々の行為および/または段階で実行されうる。またさらに、“including”(含んでいる),“includes”(含む),“having”(有する),“has”(有する),“with”(を備える)またはこれらの変形を含む語が詳細な説明と請求項のいずれかで使用される限り、このような語は“comprising”(含む)の語と同様に包括的であることを意図したものである。“at least one of”(少なくとも1つの)の語が使用されると、列挙されたもののうち一つ以上が選択されうることを意味する。付加的に、考察および請求項において、一方が他方の「上に」のように二つの材料に関して使用される“on”の語は材料間の少なくともいくらかの接触を意味するが、“over”は、材料が近接しているが、接触が起こりうるが必要とされないように一つ以上の付加的な介在の材料を伴う可能性があることを意味する。“on”も“over”も、ここで使用される方向性を暗示するものではない。本教示の他の実施形態は、明細書の検討および開示内容の実践から当業者には明らかとなるだろう。
10 導入構造
12 第1ルーム
14 第2ルーム
16 壁部
18 生産物コンベヤベルト
19 生産物
20 第1区画
22 第2区画
24A,B,C バリヤ
25 シール
26 導入構造吸入口
27 傾斜フロア
28 ブロワ
30 ブロワボックス
32 導入構造排出口
34 ブロワボックス排出ポート
36 第1区画排出ポート
37 真空出口
40 穿孔
42 ブロワ制御装置
44 第1温度センサ
46 第2温度センサ
50 導入構造
52 第1ブロワ
54 第2ブロワ
56 第1区画
58 第2区画
60 第3区画
62A,B,C,D バリヤ
64 上面
66 中空ダクトプラットフォーム
68 底面
70 穿孔
72 第1ルーム
74 導入構造吸入口
76 導入構造排出口
78 真空出口
80 ブロワボックス排出ポート
82 第2ルーム
90 導入構造
92 第1ルーム
94 第2ルーム
96 第1区画
98 第2区画
100 第3区画
102 生産物コンベヤベルト
104 生産物
106A,B,C,D 部分的バリヤ
108 ブロワ
110 導入構造吸入口
112 ブロワボックス
114 ブロワボックス排出ポート
116 真空出口
118 第1区画排出ポート
120 第2区画排出ポート
122 導入構造排出口
124 遮断壁部
126 間隙

Claims (21)

  1. 第1室内と第2室内との間での空気の流れを減少させるための導入構造であって、
    少なくとも第1区画および第2区画と、
    前記第1室内を前記第1区画から分離する第1部分的バリヤと、
    前記第1区画を前記第2区画から分離する第2部分的バリヤと、
    前記第2区画を前記第2室内から分離する第3部分的バリヤと、
    前記第1室内から導入構造吸入口を介して空気を吸引するとともに、導入構造排出口を介して前記第1室内へ空気を戻すように構成されたブロワと、
    第1区画排出ポートであって、前記ブロワが前記第1区画から前記第1区画排出ポートを介して空気を吸引するとともに、前記第1区画から前記導入構造排出口を介して前記第1室内へ前記空気を排出するように構成された第1区画排出ポートと、
    を含む導入構造。
  2. 前記ブロワを収容するブロワボックスをさらに含み、前記第1区画排出ポートおよび前記導入構造排出口との流体連通状態にあるブロワボックス排出ポートを前記ブロワボックスが含む、請求項1の導入構造。
  3. さらに、
    前記ブロワの速度を制御するように構成されたブロワ制御装置と、
    前記第1区画排出ポートおよび前記導入構造排出口との流体連通状態にある真空出口と、
    前記ブロワ制御装置との電気通信状態にある前記第1室内の中の第1温度センサと、
    前記ブロワ制御装置との電気通信状態にある前記真空出口の中の第2温度センサと、
    を含み、
    前記第1温度センサにより前記第1室内で検出される温度と前記第2温度センサにより前記真空出口で検出される温度との温度差に基づいてブロワ速度を設定するように前記ブロワ制御装置が構成される、
    請求項1の導入構造。
  4. 前記ブロワを支持する上面と、前記第1区画排出ポートを形成する複数の穿孔を含む底面とを含む中空ダクトプラットフォームをさらに含む、請求項1の導入構造。
  5. さらに、
    前記第3部分的バリヤにより前記第2区画から分離される第3区画と、
    前記第2室内を前記第3区画から分離する第4部分的バリヤと、
    を含む、請求項4の導入構造。
  6. 前記第1、第2、および第3部分的バリヤの各々がストリップカーテンを含む、請求項1の導入構造。
  7. 前記第1、第2、および第3部分的バリヤの各々がフラップを含む、請求項1の導入構造。
  8. 前記第1室内から前記第1部分的バリヤを介して前記第1区画へ、前記第1区画から前記第2部分的バリヤを介して前記第2区画へ、そして前記第2区画から前記第3部分的バリヤを介して前記第2室内へ生産物を搬送するように構成されたコンベヤベルトをさらに含む、請求項1の導入構造。
  9. 前記第1、第2、および第3部分的バリヤの寸法が、前記第1室内から前記第1部分的バリヤを介して前記第1区画へ、前記第1区画から前記第2部分的バリヤを介して前記第2区画へ、そして前記第2区画から前記第3部分的バリヤを介して前記第2室内へのフォークリフトを使用した生産物の移動のために調整されている、請求項1の導入構造。
  10. 導入構造を使用して第1室内と第2室内との間の熱分離を維持するための方法であって、
    ブロワを使用して前記第1室内から導入構造吸入口を介して空気を吸引することと、
    前記空気を、真空出口を通して排出して、導入構造排出口を介して前記第1室内へ戻すことと、
    前記ブロワを使用して、前記導入構造の第1区画から第1区画排出口を介し、前記真空出口を介し、そして導入構造排出口を介して前記第1室内へ空気を吸引することで、前記導入構造の第1区画の中に真空を形成することと、
    前記ブロワを使用して、前記第1区画を前記第2区画から分離する第1部分的バリヤを介して、前記導入構造の第2区画から前記第1区画へ空気を吸引することと、
    ブロワを使用して、前記第2室内を前記第2区画から分離する第2部分的バリヤを介して、前記第2室内から前記第2区画へ空気を吸引することと、
    を含む方法。
  11. さらに、
    ブロワを使用して、前記第1室内を前記第1区画から分離する第3部分的バリヤを介して、前記第1室内から前記第1区画へ空気を吸引すること、
    を含む、請求項10の方法。
  12. 前記ブロワが可変速ブロワであって、さらに、
    前記第1室内の中の第1温度センサからの第1温度を、前記ブロワに電気結合されたブロワ制御装置へ通信することと、
    前記真空出口の中の第2温度センサからの第2温度を前記ブロワ制御装置へ通信することと、
    前記ブロワ制御装置を使用して前記可変速ブロワの速度を制御することと、
    を含み、
    前記ブロワの速度が前記第1温度と前記第2温度との差に基づく、
    請求項11の方法。
  13. 前記第2部分的バリヤが前記第2区画を第3区画から分離し、さらに、
    前記ブロワを使用して、前記第2室内を前記第3区画から分離する第3部分的バリヤを介して前記第2室内から空気を吸引することと、
    前記第2区画を前記第3区画から分離する前記第2部分的バリヤを介して前記第3区画から前記第2区画へ空気を吸引することと、
    を含む方法である、請求項10の方法。
  14. さらに、
    前記中空ダクトプラットフォームの上面に前記ブロワを支持することと、
    前記ブロワを使用して、前記中空ダクトプラットフォームの底面の穿孔を介して、前記第1区画から、前記真空出口を形成する前記中空ダクトプラットフォームへ空気を吸引することと、
    を含み、
    前記中空ダクトプラットフォームの前記穿孔が前記第1区画排出口を形成する、
    請求項10の方法。
  15. 第1室内スペースと第2室内スペースとの間での空気の流れを減少させるための導入構造であって、
    前記第1室内スペースと前記第2室内スペースとの間の区画と、
    前記区画と前記第2室内スペースとの間の開口部と、
    前記開口部の中の部分的バリヤであって、前記区画を前記第2室内スペースから分離する部分的バリヤと、
    導入構造吸入口を介して前記第1室内スペースから空気を吸引するとともに、導入構造排出口を介して前記第1室内スペースへ空気を戻すように構成されたブロワと、
    区画排出ポートであって、前記ブロワが前記区画排出ポートを介して前記区画から空気を吸引するとともに前記導入構造排出口を介して前記区画から前記第1室内スペースへ前記空気を排出するように構成された区画排出ポートと、
    を含む導入構造。
  16. さらに、
    前記区画が第1区画であって、前記導入構造がさらに、前記第1区画と前記第2室内スペースとの間の第2区画を含み、
    前記部分的バリヤが前記第1区画と前記第2区画との間の第1部分的バリヤであり、前記導入構造がさらに、前記第2区画と前記第2室内スペースとの間の第2部分的バリヤを含み、
    前記区画排出ポートが第1区画排出ポートであり、前記導入構造がさらに第2区画排出ポートを含み、前記第2区画排出ポートは、前記ブロワが前記第2区画から前記第2区画排出ポートを介して空気を吸入するとともに、前記第2区画から前記導入構造排出口を介して前記第1室内スペースへ前記空気を排出するように構成されている、
    請求項15の導入構造。
  17. 前記ブロワを収容するブロワボックスをさらに含み、前記第1区画排出ポートと前記第2区画排出ポートと前記導入構造排出口とに対して流体連通状態にあるブロワボックス排出ポート、を前記ブロワボックスが含む、請求項16の導入構造。
  18. さらに、
    前記第2区画と前記第2室内スペースとの間の第3区画、
    を含み、
    前記第2部分的バリヤが前記第2区画と前記第3区画との間にあり、
    前記第3区画と前記第2室内スペースとの間の第3部分的バリヤと、
    前記第1室内スペースと前記第1区画との間の第4部分的バリヤと、
    を含み、
    前記ブロワが前記第3区画を迂回するように構成される、
    請求項16の導入構造。
  19. さらに、
    前記ブロワを収容するブロワボックスであって、前記第1区画排出ポートと前記第2区画排出ポートと前記導入構造排出口とに対して流体連通状態にあるブロワボックス排出ポートを含むブロワボックスと、
    前記第1区画排出ポートと前記第2区画排出ポートと前記ブロワボックス排出ポートとに対して流体連通状態にある真空出口と、
    を含む、請求項18の導入構造。
  20. さらに、
    前記ブロワの速度を制御するように構成されたブロワ制御装置と、
    前記ブロワ制御装置との電気通信状態にある前記第1室内スペースの中の第1温度センサと、
    前記ブロワ制御装置との電気通信状態にある前記真空出口の中の第2温度センサと、
    を含み、
    前記第1温度センサにより前記第1室内で検出された温度と前記第2温度センサにより前記真空出口で検出された温度との温度差に基づいてブロワ速度を設定するように前記ブロワ制御装置が構成される、
    請求項19の導入構造。
  21. 前記第2ルームから前記第3部分的バリヤを介して前記第3区画へ、前記第3区画の中で生産物を予備冷却するため前記第3区画の中の前記生産物を越えて、前記第2部分的バリヤを介して前記第2区画へ、前記第2区画排出ポートを介し、前記真空出口を介し、前記導入構造排出口を介して前記第1ルームへ空気を吸引するように前記ブロワが構成される、請求項19の導入構造。
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