JP2015514777A - 化粧品組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、a)下記式(I):Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a(I)(式中、Zは、3〜9個のヒドロキシル基を有する化合物の前記ヒドロキシル基を除いた残基を表し、aは、3〜9であり、AOは、3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基を表し、EOは、オキシエチレン基を表し、l及びmは、それぞれ、前記3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基及び前記オキシエチレン基の平均付加モル数を表し、lは1以上50以下であり、mは1以上50以下であり、AOのEOに対する重量比(AO/EO)は、1/5〜5/1であり、AO及びEOは、ランダム形態で付加されてもよく、ブロック形態で付加されてもよい。BOは、炭素原子数4のオキシアルキレン基を表し、nは、平均付加モル数であり、0.5以上5以下である)によって表されるアルキレンオキシド誘導体と、b)N−アシルアミノ酸、その異性体、その塩、その誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選択されるN−アシルアミノ酸化合物と、c)皮膚科学的に許容可能な担体と、を含む化粧品組成物に関する。

Description

本発明は、N−アシルアミノ酸化合物を含有する化粧品組成物に関し、より具体的には、N−アシルアミノ酸化合物及びアルキレンオキシド誘導体を含有する皮膚炎症緩和化粧品組成物、並びにその組成物調製方法に関する。かかる組成物は、処置が必要な哺乳類のケラチン性組織の状態を調整するのに有用である。
哺乳類のケラチン性組織、特にヒトの皮膚は、外部要因及び内部要因の両方により様々な損傷を受ける。このような外部要因としては、紫外線、環境汚染、風、熱、赤外線、低湿度、きつい界面活性剤、研磨剤等が挙げられる。一方、内部要因としては、経年的老化、及び皮膚内の他の生化学的変化が挙げられる。外部にせよ内部にせよ、これらの要因が、目に見える皮膚損傷の徴候をもたらす。老化又は損傷した皮膚で見られる典型的な皮膚損傷には、小じわ、しわ、色素沈着過度、血色の悪さ、たるみ、目の下のクマ、腫れぼったい目、毛穴の広がり、代謝回転の速度の低下、及び異常な落屑又は剥離が挙げられる。外部要因及び内部要因の両方に起因して生じる更なる損傷としては、目に見える死んだ皮膚(即ち、粉状の剥がれ、鱗屑、乾燥、荒れ)が挙げられる。
最近では、皮膚、毛髪、及び爪のようなケラチン性組織の健康及び物理的外観を改善することを目的とする、消費者が入手できる多数のパーソナルケア製品がある。これらの製品の大部分は、典型的に皮膚の老化又はヒトの皮膚に対する環境被害に関連付けられる皮膚のしわ、シミ、及び他の組織構造の変化を遅らせ、最少化し、又は更には取り除くことを目的とする。消費者は局所塗布製品を好むが、それは、こうした製品が有効であるだけでなく、安全でもあり、使用するのに好ましいからである。
化粧品で用いられる一部の成分は、刺激性である可能性があり、これは、皮膚の発赤、かゆみ、腫脹等として一般的に知覚される。
N−アシルアミノ酸、特にフェニルアラニン又はチロシンのN−アシル誘導体、それらの異性体、又はそれらの塩は、様々な角化(ketatinization)異常症を防止又は治療するのに有用であることが知られている。これら化合物は、美白製品等にとって最適な美容有効成分である。
しかし、これら化合物は、化粧品組成物に配合されたとき、皮膚炎症を引き起こす傾向があることが観察されている。
皮膚炎症は、組成物中の活性成分の量を減少させることによって、又は抗刺激剤若しくはグリセリン等の湿潤剤を配合することによって改善することができるが、抗刺激剤は、ランダムに機能し、特定の活性成分について知られている抗刺激剤は、別の活性成分によって引き起こされる皮膚炎症の緩和に有効である場合もあるが、有効ではない場合もある。更に、湿潤剤を含むと、活性成分の皮膚への浸透が低減する場合があることも報告されている。したがって、これらアプローチは、成分の有効性が損なわれるという重大な問題点を有している。
米国特許出願公開第2007/028089号には、洗浄後でさえも水分を保ちながら優れた感触及び保湿効果を有する、下記式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体が開示されている:
Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a (I)
Zは、3〜9個のヒドロキシル基を有する化合物の前記ヒドロキシル基を除いた残基を表し、aは、3〜9であり、AOは、3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基を表し、EOは、オキシエチレン基を表し、l及びmは、それぞれ、前記3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基及び前記オキシエチレン基の平均付加モル数を表し、lは1以上50以下であり、mは1以上50以下であり、AOのEOに対する重量比(AO/EO)は、1/5〜5/1であり、AO及びEOは、ランダム形態で付加されてもよく、ブロック形態で付加されてもよい。BOは、炭素原子数4のオキシアルキレン基を表し、nは、平均付加モル数であり、0.5以上5以下である。
特開2010−6715A号には、水溶性ホワイトニング活性成分と米国特許出願公開第2007/028089A号に開示されているアルキレンオキシド誘導体とを含むホワイトニング用化粧品組成物が開示されており、アルキレンオキシド誘導体が水溶性ホワイトニング成分の皮膚への浸透を強化することができること、及び組成物が、皮膚に優れたホワイトニング効果を提供し得ることが記載されている。
米国特許出願公開第2007/028089号 特開2010−6715A号 米国特許出願公開第2007/028089A号
前述に基づき、皮膚活性物質の安定した送達を提供することができる、N−アシルアミノ酸化合物を含有する化粧品組成物を調製する必要性が引き続き存在する。
本発明は、a)下記式(I):
Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a(I)(式中、Zは、3〜9個のヒドロキシル基を有する化合物の前記ヒドロキシル基を除いた残基を表し、aは、3〜9であり、AOは、3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基を表し、EOは、オキシエチレン基を表し、l及びmは、それぞれ、前記3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基及び前記オキシエチレン基の平均付加モル数を表し、lは1以上50以下であり、mは1以上50以下であり、AOのEOに対する重量比(AO/EO)は、1/5〜5/1であり、AO及びEOは、ランダム形態で付加されてもよく、ブロック形態で付加されてもよい。BOは、炭素原子数4のオキシアルキレン基を表し、nは、平均付加モル数であり、0.5以上5以下である)によって表されるアルキレンオキシド誘導体と、b)N−アシルアミノ酸、その異性体、その塩、その誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選択されるN−アシルアミノ酸化合物と、皮膚科学的に許容可能な担体と、を含む化粧品組成物に関する。
本発明は更に、このような組成物を使用して、皮膚の状態を調整する方法に関し、この方法は、処置の必要があるヒトの皮膚に塗布する工程を含む。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、並びに利点は、本発明の開示を読むことによって当業者に明白となろう。
本明細書は、本発明を詳細に示し、かつ、明確に請求することによって結論付けられるが、本発明は次の記述によって更によく理解されるものと考えられる。
本発明の組成物は、本発明の構成成分及び本明細書で記載されるその他の成分を含むことができ、それらから本質的になることができ、又はそれらからなることができる。
用語「周囲条件」は、本明細書で使用するとき、特に指定のない限り、約1気圧、相対湿度約50%かつ約25℃である周囲条件を指す。
本明細書で使用するとき、「化粧品製品」は、皮膚をトリートメントする若しくはケアする、又は何らかの形で潤いを与える、改善する、又は清浄化するために用いるものである。「化粧品製品」及び「化粧品組成物」としては、保湿剤、パーソナルクレンジング製品、化粧下地、ファンデーション、閉鎖性薬物送達貼付剤、マニキュア液、粉末、拭き取り用品、ヘアコンディショナー、皮膚トリートメント用エマルション、シェービングクリーム等が挙げられるが、これらに限定されない。
用語「ケラチン組織」は、本明細書で使用するとき、哺乳類(例えば、ヒト、イヌ、ネコ等)の最外保護外皮として配置されるケラチン含有層を指し、皮膚、唇、毛髪、足の爪、指の爪、角皮、ひづめ等が挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書で使用するとき、用語「皮膚の状態を調整する」とは、例えば、より滑らかな外観及び/又は感触等の利益を提供することによって、皮膚外観及び/又は感触を向上させることを指す。本明細書で、「皮膚の状態を改善する」とは、皮膚の外観及び触感に対して、視覚的に及び/又は触知的に知覚可能な好ましい変化をもたらすことを意味する。その利益は、長期にわたる利益であってよく、しわ及び粗く深い線、細い線、裂け目、突出、及び大きな毛穴の外観を減らすこと;ケラチン性組織を厚くする工程(例えば、皮膚の表皮及び/又は真皮及び/又は皮下層を構築し、皮膚、毛髪、又は爪の萎縮を減少させるために、爪及び毛幹の角質層に適用する);真皮−表皮の境界でのよれを増やすこと(乳頭間隆起としても知られる);皮膚又は毛髪弾性の損失を防止すること、例えば損失、ダメージ及び/又は機能的皮膚エラスチンの不活性化に起因し、これらは結果的に弾力線維症、弛み、皮膚又は毛髪の変形からの反跳の損失状態となる;セルライトの減少;皮膚、毛髪、又は爪の着色の変化、例えば目の下の円形、しみだらけの状態(即ち、一様でない赤色の着色、例えば酒さに起因するもの)、血色の悪さ、色素沈着過度によって引き起こされる変色等のうちの1つ以上を含んでもよい。
用語「安全かつ有効な量」は、本明細書で使用するとき、本明細書で開示する個々の利益又はその利益の組み合わせを含む、肯定的利益、好ましくはケラチン性組織の外観若しくは感触の肯定的利益、又は毛髪の外観若しくは感触の肯定的利益を顕著に生じさせるのに十分であるが、重篤な副作用を避けるのに十分少ない化合物又は組成物の量、すなわち、当業者の健全な判断の範囲内で妥当なリスク対効果比を提供する量を指す。
特に指示がない限り、百分率、部、及び比率は全て、本発明の組成物の総重量に基づいており、測定は全て25℃で行われる。列挙する成分に関連するこのような全ての重量は、活性レベルに基づくので、特に指定しない限り、市販の物質に包含される場合があるキャリア又は副生成物を包含しない。
本発明の組成物は、皮膚の状態を調整し、とりわけケラチン性組織の状態を調整するために有用である。
本発明の組成物は、安定性、重大な(使用者の許容不可能な)皮膚の炎症がないこと及び良好な審美性を含む、追加の利益を提供する。
本発明の組成物は、所望により、乳化剤、皮膚活性物質、皮膚コンディショニング剤、日焼け止め剤、増粘剤、及び/又は非乳化架橋シロキサンエラストマーを含む。
本発明の組成物は、所望により、N−アシルアミノ酸化合物を可溶化することができる追加のオイルを含む。
本発明の組成物は以下に詳細に記載される。
アルキレンオキシド誘導体
本発明の組成物は、安全かつ有効な量の、下記式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体を含む:
Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a (I)
Zは、3〜9個のヒドロキシル基を有する化合物の前記ヒドロキシル基を除いた残基を表し、aは、3〜9であり、AOは、3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基を表し、EOは、オキシエチレン基を表し、l及びmは、それぞれ、前記3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基及び前記オキシエチレン基の平均付加モル数を表し、lは1以上50以下であり、mは1以上50以下であり、AOのEOに対する重量比(AO/EO)は、1/5〜5/1であり、AO及びEOは、ランダム形態で付加されてもよく、ブロック形態で付加されてもよい。BOは、炭素原子数4のオキシアルキレン基を表し、nは、平均付加モル数であり、0.5以上5以下である。
本明細書で使用するとき、式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体のうちの1つであるPEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセリンは、NOF Corporationから商品名Wilbride S−753として市販されている。
本発明に係る組成物は、組成物の約0.1重量%〜約20重量%、好ましくは約0.25重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の、式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体を含む。式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体の濃度が高すぎると、皮膚感触が重くなり、粘着性になる場合がある。
N−アシルアミノ酸化合物
本発明の組成物は、安全かつ有効な量の1種以上のN−アシルアミノ酸化合物を含む。アミノ酸は、当該技術分野において既知のいかなるアミノ酸の1つであることができる。本発明のN−アシルアミノ酸化合物は、次式:
Figure 2015514777
(式中、Rは、水素、アルキル(置換又は非置換、分枝鎖又は直鎖)、又はアルキルと芳香族基との組み合わせであり得る)の化合物に相当する。当該技術分野において既知のアミノ酸の可能な側鎖のリストは、Stryer,Biochemistry,1981,W.H.Freeman and Company発行に記載されている。R1は、C1〜C30、飽和若しくは不飽和、直鎖状若しくは分枝状、置換若しくは非置換のアルキル;置換若しくは非置換の芳香族基;又はそれらの混合物であることができる。
好ましくは、N−アシルアミノ酸化合物は、N−アシルフェニルアラニン、N−アシルチロシン、それらの異性体、それらの塩、それらの誘導体、及びそれらの混合物からなる群から選択される。アミノ酸は、D異性体若しくはL異性体、又はそれらの混合物であることができる。N−アシルフェニルアラニンは次式:
Figure 2015514777
(式中、R1は、C1〜C30、飽和若しくは不飽和、直鎖状若しくは分枝状、置換若しくは非置換のアルキル;置換若しくは非置換の芳香族基;又はそれらの混合物であることができる)に相当する。
N−アシルチロシンは次式:
Figure 2015514777
(式中、R1は、C1〜C30、飽和若しくは不飽和、直鎖状若しくは分枝状、置換若しくは非置換のアルキル;置換若しくは非置換の芳香族基;又はそれらの混合物であることができる)に相当する。
局所用の皮膚色調を均一化する(美白又は色素沈着の減少)化粧品として特に有用なのは、N−ウンデシレノイル−L−フェニルアラニンである。この薬剤は、広い分類のN−アシルフェニルアラニン誘導体に属し、そのアシル基はC11モノ不飽和脂肪酸部分、及びアミノ酸はフェニルアラニンのL異性体である。N−ウンデシレノイル−L−フェニルアラニンは次式に相当する。
Figure 2015514777
本明細書で使用するとき、N−ウンデシレノイル−L−フェニルアラニンは、SEPPICから商標名Sepiwhite(登録商標)で市販されている。
本発明に係る組成物は、組成物の約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは約0.01重量%〜約5重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約4重量%のN−アシルアミノ酸を含む。
皮膚科学的に許容可能な担体
本発明の組成物はまた、皮膚科学的に許容可能な担体を含む。皮膚科学的に許容可能な担体は、組成物の約70重量%〜約99.899重量%、好ましくは約80重量%〜約85重量%、より好ましくは約90重量%〜約98.5重量%の量で存在し得る。
担体は多様な形態をとり得る。例えば、水中油型、油中水型、水中油中水型、油中水中油型のエマルション、水溶液、ウォーターゲル、油分散液、及びオイルゲルが挙げられるが、これらに限定されないエマルション担体が本明細書で有用である。本明細書における担体中のオイルは、シリコーン油を含むと理解される。
任意成分
皮膚活性物質
本発明の組成物は、少なくとも1種の皮膚活性化合物を含んでもよい。理論に束縛されるものではないが、本発明の組成物は種々の活性物質を配合することで汎用性を与えると考えられる。
しかしながら、本発明のいかなる実施形態においても、本明細書で有用な活性物質は、それらが提供する効果又は前提とされるそれらの作用機序によって分類することができる。ただし、本明細書で有用な活性物質は、場合によっては、2つ以上の効果をもたらすことができるか、又は2つ以上の作用機序を介して機能できると解されるべきである。したがって、本明細書の分類は便宜上実施されたものであって、活性物質を、列挙した特定の1つ又は複数の用途に制限しようとするものではない。
ビタミンB3化合物
ナイアシンアミド等のビタミンB3化合物は、本明細書に用いるのに好ましいスキンケア活性物質である。本発明は、好ましくは約0.1%〜約30%、より好ましくは約1%〜約20%、更により好ましくは約2%〜約10%のビタミンB3化合物を含む。
本明細書で使用するとき、「ビタミンB3化合物」は、次式:
Figure 2015514777
(式中、Rは、−CONH2(すなわち、ナイアシンアミド)、−COOH(すなわち、ニコチン酸)又は−CH2OH(すなわち、ニコチニルアルコール)である)を有する化合物;その誘導体;及び前述のいずれかの塩を意味する。前述のビタミンB3化合物の代表的な誘導体としては、ニコチン酸の非血管拡張性エステル(例えば、トコフェリルニコチネート)、ニコチニルアミノ酸、カルボン酸のニコチニルアルコールエステル、ニコチン酸N−オキシド、及びナイアシンアミドN−オキシドを含む、ニコチン酸エステルが挙げられる。
美白剤
本組成物は美白剤を含有してもよい。本明細書において有用な美白剤とは、皮膚の外観を改変するだけでなく、処置前と比較して、色素沈着過度を更に改善する活性成分を指す。本明細書で有用な美白剤には、アスコルビン酸化合物、ビタミンB3化合物、アゼライン酸、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸及びその誘導体、ヒドロキノイン(hydroquinoine)、コウジ酸、アルブチン、クワ抽出物、テトラヒドロクルクミン、並びにこれらの混合物が挙げられる。美白剤の組み合わせの使用は、それらが異なった機構による美白効果をもたらすことができる点でも有利であると考えられる。
使用する場合、組成物は好ましくは、組成物の約0.1重量%〜約10重量%、より好ましくは約0.2重量%〜約5重量%の美白剤を含有する。
アスコルビン酸化合物は有用な美白剤であり、アスコルビン酸化合物には次式(I):
Figure 2015514777
(式中、V及びWは、独立して、−H又は−OHであり、R1は、−CH(OH)−CH2OHである)を有する化合物、その塩、及びその誘導体が挙げられる。好ましくは、本明細書で有用なアスコルビン酸化合物は、アスコルビン酸塩又はその誘導体であり、これには例えば、当該技術分野において周知の方法で調製したナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム、バリウム、アンモニウム、及びプロタミン塩等の、当業者に公知の非毒性アルカリ金属、アルカリ土類金属、及びアンモニウム塩が挙げられるが、これらに限定されない。アスコルビン酸グルコシドは好ましい誘導体である。
ペプチド
これらに限定されるものではないが、ジ−、トリ−、テトラ−、及びペンタペプチド、並びにそれらの誘導体等のペプチドは、本発明の組成物に安全かつ有効な量で含有させてもよい。本明細書で使用するとき、「ペプチド」という用語は、天然由来のペプチド及び合成ペプチドの両方を指す。また、本明細書で有用なのは、ペプチドが含まれている天然由来の組成物及び市販されている組成物である。
ペプチドは、本組成物に含まれる場合、好ましくは、組成物の約1×10-6重量%〜約10重量%、より好ましくは約1×10-6重量%〜約0.1重量%、更に好ましくは約1×10-5重量%〜約0.01重量%の量で含まれる。
糖アミン
本発明の組成物は、安全かつ有効な量の、アミノ糖としても知られる糖アミンを包含してもよい。本明細書で使用するとき、「糖アミン」とは、6炭素の糖のアミン誘導体を指す。本明細書において有用な糖アミンの例には、グルコサミン、N−アセチルグルコサミン、マンノサミン、N−アセチルマンノサミン、ガラクトサミン、N−アセチルガラクトサミンが挙げられる。本明細書に用いるのに好ましいのはグルコサミンである。加えて、2種以上の糖アミンの組み合わせを使用してもよい。
本組成物内に含まれる場合、糖アミンは、好ましくは、組成物の約0.001重量%〜約20重量%、より好ましくは約1重量%〜約10重量%、更に好ましくは約2重量%〜約5重量%の量で含まれる。
皮膚コンディショニング剤
所望により、本発明の組成物は更に、皮膚コンディショニング剤を含むことができる。これらの剤は、湿潤剤及び皮膚軟化剤から選択してよい。皮膚コンディショニング剤の量は、組成物の約1重量%〜約50重量%、好ましくは約2重量%〜約40重量%、より好ましくは約5重量%〜約30重量%の範囲で変動してよい。
湿潤剤は、潤いを与えたり、鱗屑を軽減させたり、皮膚から積層鱗屑が除去されるように促したりするための多価アルコールである。典型的な多価アルコールとしては、ポリアルキレングリコール、より好ましくはアルキレンポリオール、及びそれらの誘導体が挙げられる。例としては、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、ヒドロキシプロピルソルビトール、ヘキシレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、エトキシル化グリセリン、プロポキシル化グリセリン及びこれらの組み合わせである。最も好ましくは、湿潤剤はグリセリンである。
コンディショニング剤が皮膚軟化剤である場合、それは、炭化水素、脂肪酸、脂肪アルコール及びエステルから選択されてもよい。
日焼け止め剤
本発明に係る組成物は、所望により、有機日焼け止め剤及び無機日焼け止め剤から選択される日焼け止め剤を含有してもよい。
本明細書で有用な有機日焼け止め剤には、ホモサラート、オクトクリレン、オクチル−p−メトキシシンナメート、フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン(ベンゾフェノン−3)、2−エチルヘキシル−サリチラート、及びこれらの混合物が挙げられる。
本明細書で有用な無機日焼け止め剤には、以下の金属酸化物;二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄、及びこれらの混合物が挙げられる。
本組成物に含まれる場合、日焼け止め剤は、好ましくは、組成物の約0.1重量%〜約20重量%、好ましくは約0.5重量%〜約10重量%、より好ましくは約1重量%〜約5重量%の量で含まれる。正確な量は、選択される1種又は複数種の日焼け止め剤、並びに所望の太陽光線保護指数(SPF)によって異なる。
α−モノアルキルグリセリルエーテル
本発明の組成物は、所望により、皮膚炎症をより有効に緩和するためにα−モノアルキルグリセリルエーテルを含有してよい。本発明で使用されるα−モノアルキルグリセリルエーテルは、バチルアルコール及びキミルアルコールを含む、炭素数8〜24の直鎖又は分枝鎖アルキル基であってよい。最も好ましくは、α−モノアルキルグリセリルエーテルはバチルアルコールである。本組成物に含まれる場合、α−モノアルキルグリセリルエーテルは、好ましくは、組成物の約0.01重量%〜約10重量%、好ましくは約0.1重量%〜約7重量%、より好ましくは約0.2重量%〜約5重量%の量で含まれる。
増粘剤
本発明の組成物は、実施形態によっては更に1種以上の増粘剤を含んでもよい。
増粘剤の非限定的な部類としては、以下のカルボン酸ポリマー、架橋ポリアクリレートポリマー、ポリアクリルアミドポリマー、多糖類及びガムから選択されるようなものが挙げられる。
存在する場合、組成物は、好ましくは、組成物の約0.01重量%〜約5重量%、より好ましくは約0.1重量%〜約4重量%、更により好ましくは約0.1重量%〜約3重量%の増粘剤を含む。
乳化剤
本発明の組成物は、製品が乳化型の場合に不連続相を連続相中に分散及び懸濁させるのに有用な、乳化剤を含有し得る。本発明における乳化剤は、非イオン性乳化剤、アニオン性乳化剤、カチオン性乳化剤、両性乳化剤、及びそれらの混合物からなる群から選択され得る。本発明の組成物が乳化剤を含有する場合、好ましい実施形態では、組成物は、その組成物の約0.1重量%〜約10重量%の乳化剤、より好ましくは約0.2重量%〜約7.5重量%、更により好ましくは約0.5重量%〜約5重量%の乳化剤を含有する。広範な乳化剤を本明細書で使用できる。
非乳化架橋シロキサンエラストマー
本発明の組成物は、所望により、絹のような滑らかな感触を提供することが知られている非乳化架橋シロキサンエラストマーを含有してよい。用語「非乳化架橋シロキサンエラストマー」は、本明細書で使用するとき、ポリオキシアルキレン単位又はポリグリセリン単位が存在しない、架橋オルガノポリシロキサンエラストマーのことである。
本明細書で使用される非乳化架橋シロキサンエラストマーの非限定的な例には、Dow Corning(商標)(DC 9040及びDC 9041)、General Electric(商標)(SFE 839)、Shin−Etsu(商標)(KSG−15、16、18[ジメチコン/フェニルビニルジメチコンクロスポリマー])及びGrant Industries(GRANSIL(商標)ラインのエラストマー)等の様々な供給元により供給されるジメチコン/ビニルジメチコンクロスポリマーが挙げられる。本発明で有用な架橋シロキサンエラストマー及びそれらの製造方法については、米国特許第4,970,252号(Sakuta,et al.)、米国特許第5,760,116号(Kilgour,et al.)、及び米国特許第5,654,362号(Schulz,Jr.,et al.1997年8月5日発行)に更に記載されている。本発明で有用な追加の架橋オルガノポリシロキサンエラストマーは、ポーラ化成工業株式会社に譲渡された日本特許出願公開昭61−18708号に開示されている。
幾つかの実施形態では、組成物は、その組成物の約0.1重量%〜約15重量%、好ましくは約0.1重量%〜約10重量%、最も好ましくは約1重量%〜約重量6%の非乳化架橋シロキサンエラストマーを含有し得る。
他の任意成分
種々の追加成分を本発明の組成物に組み入れることができる。これらの追加成分の非限定的な例には、肌触り又は皮膚の外観を改質するための特定の材料;抗ニキビ活性物質;油溶性β−ヒドロキシ酸、例えば、サリチル酸及びその誘導体;キレート剤;フラボノイド化合物;抗炎症剤;抗セルライト剤;剥離活性物質;酸化防止剤/ラジカルスカベンジャー;日焼け活性物質;皮膚鎮静又は皮膚治療活性物質、例えば、パンテノン酸誘導体(パンテノール、デクスパンテノール、エチルパンテノール等)、アロエベラ、アラントイン、ビサボロール、及びグリチルリチン酸二カリウム;抗菌剤又は抗カビ活性物質が挙げられる。
組成物の調製
本発明に係る組成物は、一般に、局所塗布組成物を製造する技術分野において知られているような従来の方法によって調製される。このような方法は、通常、加熱、冷却、真空の適用等を用いて又は用いずに、成分を1つ以上の工程で混合して比較的均一な状態にするものである。
局所使用用製品
本発明の局所組成物は、ファンデーション、保湿剤、皺緩和美容液、ローション、顔用スキンマスク、スキンローション、スキンクリーム、スキンジェル、目元用ジェル、アイクリーム、又はその他いずれかの周知の皮膚用製品若しくは処置剤等の化粧製品に配合してよい。
幾つかの実施形態では、本発明に係る組成物は、油相がN−アシルアミノ酸化合物を含み、水相が、式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体を含む油中水型エマルションの形態である。
幾つかの実施形態では、本発明に係る組成物は、水相がN−アシルアミノ酸化合物、及び式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体を含む水中油型エマルションの形態である。
幾つかの実施形態では、本発明に係る組成物は、油相がN−アシルアミノ酸化合物、及び式(I)によって表されるアルキレンオキシド誘導体を含む水中油型エマルションの形態である。
幾つかの実施形態では、本発明に係る組成物は、更に、好ましくは約0.01%〜約10%の範囲のバチルアルコールを含む。
試験方法
閉塞法貼付試験
手順
2cm×2cmの不織布綿パッド(例えば、CovidienによるWebril)を、各パッチが0.2gの試験物質を含むように調製する。合計5つのパッチを各腕に適用する。試験物質を含有しているパッチを、上腕の外側表面に適用する。採点のためにパッチパッドの位置が明確に示されるように、適用部位に印を付ける。優れた接着を保証するために、パッチを低アレルギー性テープ(例えば、Dermacil(登録商標)、Micropore(登録商標)、等)で補強してよい。追加のテープを用いる場合、既存のテープ上にしか適用してはならず、パッチパッド上に直接適用してはならない。パッチを24時間皮膚上に留め、装着中乾燥状態で維持しなければならない。適用の24時間後にパッチを除去する際、皮膚の部位を水ですすいで過剰の試験材料を除去し、押さえて水気を切る。パッチ除去の30分後に皮膚の部位を等級付けする。
試験部位の等級付け
60ワットの白熱昼光電球を備えるランプを用いて、パッチを適用した皮膚を照らす。評価のサインを検出するのに役立てるため、任意の目に見える反応に触れる。用いる評点目盛を以下に示す。試験全体にわたって、訓練を受けた同じ評価者が全ての部位を評価する。
0明らかな皮膚合併症無し
0.5かすかな、ほとんど認知できない紅斑又はわずかな乾燥(光沢のある(glazed)外観)
1かすかであるが明確な紅斑はあるが、発疹若しくは皮膚の傷はない又は紅斑はないが、明確な乾燥がある;表皮のひび割れを有する場合もある。
1.5非常に明確な紅斑又は明確な乾燥を伴うかすかな紅斑、表皮のひび割れを有する場合もある。
2中等度の紅斑、幾つかの丘疹又は深いひび割れを有する場合もある、亀裂には中等度から重篤な紅斑。
2.5ほとんど認知できない浮腫を伴う中等度の紅斑又はパッチのほとんどの部分を含まない重篤な紅斑(縁部周囲のハロー効果)、幾つかの丘疹又は中等度から重篤な紅斑を有する場合もある。
3重篤な紅斑(高度発赤)、全体の丘疹、又はわずかな浮腫を伴う中等度から重篤な紅斑(膨隆によって明確に画定される縁部)。
3.5中等度の浮腫を伴う中等度から重篤な紅斑(パッチ領域に限られる)、又は孤立痂皮の形成若しくは小水疱を伴う中等度から重篤な紅斑。
4.全体の小水疱若しくは痂皮の形成、又は中等度から重篤な紅斑及び/若しくはパッチの領域を超えて広がる浮腫。
同じ試験物質を含有するパッチから得られた評点を足し合わせ、その得られた評点を同じ物質を含有する試験パッチの合計数で割ることによって、各試験物質の平均評点を得る。
インビトロにおける皮膚活性物質の浸透
インビトロFrenz細胞試験を用いて、死体皮膚を通じた放射性標識N−ウンデシレノイル−L−フェニルアラニンの浸透量を測定する。選択されたドナーの冷凍したヒト死体皮膚を周囲条件で解凍し、多量の蒸留水ですすぎ、グリセリン防腐剤を除去する。レセプター[〜5mL]に、80/20水/エタノールを充填し、2時間かけて皮膚を平衡化させた。約5μLの各試験製品を個々の細胞に適用する。レセプター溶液を回収し、2及び4時間後、又は2、4、及び6時間に交換した。最後の回収は、24時間後であった。試験の最後(24時間後)に、各皮膚サンプルを、80%/20%エタノール水に浸漬したワットマン濾紙で3回拭き取って、吸収されていない(残留)生成物を除去する。次いで、表皮を残留真皮から解離させる。全ての皮膚の部分及び濾紙拭き取り用品を5mLのエタノールで2回(抽出時間:〜24時間及び〜72時間)抽出する。全てのレセプター溶液回収物及びエタノール抽出物を、HPLC/MS/MSに基づくアッセイを用いてアッセイする。
組成物
以下の実施例は、本発明の範囲に含まれる実施形態を更に説明及び実証するものである。これら実施例は、説明の目的のためのみに提示するものであって、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、多くの変更が可能であるので、本発明を限定するものと解釈すべきではない。
組成物は、下記の構成成分から従来法にて調製した。
Figure 2015514777
*1 KSG−15(シクロペンタシロキサン及びジメチコン/ビニルジメチコンクロスポリマー):Shin−Etsu Chemical,Co.から入手可能
*2 ナイロン粉末SP−500(Nylon−12):Mizushima Goukin
*3 WILBRIDE S−753(PEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセリン):NOF Co.から入手可能
*4 Eldew PS−203(フィトステリル/オクチルドデシルラウロイルグルタメート(及び)トコフェノール:Ajinomotoから入手可能
*5 Sepigel 305(ポリアクリルアミド/C13〜14イソパラフィン/ラウレス−7):SEPPIC Inc.から入手可能
*6 Ultrez 20(アクリレート/C10〜30アルキルアクリレートクロスポリマー):Noveonから入手可能
*7 Pemulen TR−2(アクリレート/C10〜C30アルキルアクリレートクロスポリマー):Noveon Incから入手可能
*8 Sepiwhite MSH(ウンデシレノイルフェニルアラニン):Seppicから入手可能
*9 Lipidure PMB(ph10)(2−(メタクリロイルオキシエチル)−2’−(トリメチル−アンモニウムメチル)ホスフェート、分子内塩−n−ブチルメタクリレートコポリマー):NOF Co.から入手可能
実施例1〜7及び比較例1の組成物は、好適には、以下の通り作製される:
(1)相A(水相):水、ナイアシンアミド、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、イノシトール、WILBRIDE S−753、ポリソルベート20、デクスパンテノール、Ultrez 20、ベンジルアルコール、Pemulen TR−2、Sepiwhite MSH、Sepigel 305、ヘキシレングリコール、1,2ヘキサンジオール、Lipidure PMB(pH)、アミノメチルプロパノール、EDTA−2Na、フェノキシエタノール、キサンタンガム、安息香酸ナトリウム、アラントイン及びアスコルビン酸グルコシドを、相が均質になるまで、好適なミキサー(例えば、アンカーブレード、プロペラブレード、又はIKA T25)を用いて別々の容器内で混合した。
(2)相B(油相):ヘキシルデカノール、イソステアリン酸イソプロピル、白色ワセリン、トコフェリルアセテート、Eldew PS−203、グリチルレチン酸、バチルアルコールを、相が均質になるまで70℃で加熱することによって、好適なミキサー(例えば、アンカーブレード、プロペラブレード、又はIKA T25)を用いて容器内で混合した。
(3)相C(粉末相):ナイロン粉末SP−500及びペンチレングリコールを、相が均質になるまで別々の容器内で混合した。
(4)相Bをゆっくりと相Aに添加し、得られた混合物を、バッチが均質になるまで混合した。次いで、相C及び香料を相Aと相Bとの混合物に添加し、バッチが均質になるまで混合した。
閉塞法貼付試験I
上記閉塞法貼付試験に従って、32人の被験体で、実施例1、2、及び比較例1の組成物の皮膚炎症を測定した。
Figure 2015514777
閉塞法貼付試験II
上記閉塞法貼付試験に従って、33人の被験体で、実施例3〜7の組成物の皮膚炎症を測定するための別の試験を実施した。
Figure 2015514777
皮膚活性物質の浸透
上記インビトロにおける皮膚活性物質の浸透に従って、実施例1及び比較例3の組成物を用いてN−ウンデシレノイル−L−フェニルアラニンの浸透を、6つの異なるヒト死体皮膚サンプルを用いて測定した。
Figure 2015514777
実施例3及び比較例1の組成物のN−ウンデシレノイル−L−フェニルアラニンの浸透は、統計的に異なっていない。
前述した本発明の実施例及び実施形態の詳細な記述は、単に説明のために与えるものにすぎず、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することのなく多数の修正及び変更が当業者には明らかになることが理解される;そのような明らかな修正及び変更は、添付の「特許請求の範囲」に含まれるものとする。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものと理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような寸法のそれぞれは、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40ミリメートル」として開示される寸法は、「約40ミリメートル」を意味するものである。
任意の相互参照又は関連特許若しくは関連出願を包含する本明細書に引用される全ての文献は、明確に除外ないしは別の方法で限定されない限り、その全てを本明細書中に参照により組み込まれる。いずれの文献の引用も、こうした文献が本明細書で開示又は特許請求される全ての発明に対する先行技術であることを容認するものではなく、あるいは、こうした文献が、単独で、又は他の全ての参照文献とのあらゆる組み合わせにおいて、こうした発明のいずれかを参照、教示、示唆又は開示していることを容認するものでもない。更に、本文書において、用語の任意の意味又は定義の範囲が、参考として組み込まれた文書中の同様の用語の任意の意味又は定義と矛盾する場合には、本文書中で用語に割り当てられる意味又は定義に準拠するものとする。
本発明の特定の実施形態が例示され記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を添付の「特許請求の範囲」で扱うものとする。

Claims (16)

  1. a)下記式(I):
    Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a(I)
    (式中、Zは、3〜9個のヒドロキシル基を有する化合物の前記ヒドロキシル基を除いた残基を表し、aは、3〜9であり、AOは、3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基を表し、EOは、オキシエチレン基を表し、l及びmは、それぞれ、前記3〜4個の炭素原子を有するオキシアルキレン基及び前記オキシエチレン基の平均付加モル数を表し、lは1以上50以下であり、mは1以上50以下であり、AOのEOに対する重量比(AO/EO)は、1/5〜5/1であり、AO及びEOは、ランダム形態で付加されてもよく、又はブロック形態で付加されてもよく、BOは、炭素原子数4のオキシアルキレン基を表し、nは、平均付加モル数であり、0.5以上5以下である)によって表されるアルキレンオキシド誘導体と、
    b)N−アシルアミノ酸、その異性体、その塩、その誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選択されるN−アシルアミノ酸化合物と、
    c)皮膚科学的に許容可能な担体と、を含む化粧品組成物。
  2. 前記アルキレンオキシド誘導体中のAO及びEOが、ランダム形態で付加される、請求項1に記載の化粧品組成物。
  3. 前記アルキレンオキシド誘導体中のAOが、オキシプロピレンである、請求項1に記載の化粧品組成物。
  4. 前記アルキレンオキシド誘導体が、約0.1%〜約20%の範囲である、請求項1に記載の化粧品組成物。
  5. 前記アルキレンオキシド誘導体が、約0.5%〜約15%の範囲である、請求項1に記載の化粧品組成物。
  6. 前記N−アシルアミノ酸が、N−アシルフェニルアラニン、N−アシルチロシン、これらの異性体、これらの塩類、これらの誘導体、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の化粧品組成物。
  7. 前記N−アシルフェニルアラニンが、N−ウンデシレノイル−L−フェニルアラニンである、請求項6に記載の化粧品組成物。
  8. 前記組成物が、前記組成物の約0.001重量%〜約10重量%の範囲で前記N−アシルアミノ酸化合物を含む、請求項1に記載の化粧品組成物。
  9. 前記組成物が、ビタミンB3化合物、美白剤、ペプチド、糖アミン、及びこれらの混合物からなる群から選択されるスキンケア活性物質を更に含む、請求項1に記載の化粧品組成物。
  10. 前記スキンケア活性物質が、ビタミンB3化合物である、請求項9に記載の化粧品組成物。
  11. 前記ビタミンB3化合物が、ナイアシンアミドである、請求項10に記載の化粧品組成物。
  12. 前記組成物が、皮膚コンディショニング剤を更に含む、請求項1に記載の化粧品組成物。
  13. 前記組成物が、バチルアルコールを更に含む、請求項1に記載の化粧品組成物。
  14. 前記組成物が、水中油型エマルションである、請求項1に記載の化粧品組成物。
  15. 前記組成物が、油中水型エマルションである、請求項1に記載の化粧品組成物。
  16. 安全かつ有効な量の請求項1に記載の化粧品組成物をヒトの皮膚に塗布することを含む、皮膚の状態を調整する方法。
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