JP2015507631A - 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの形成方法およびその使用方法 - Google Patents

4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの形成方法およびその使用方法 Download PDF

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Abstract

本方法は、4−クロロ−2−フルオロ−3置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを形成することを含む。該方法は、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンをアルキルリチウムと接触させて、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを形成するステップを含む。リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを求電子性ボロン酸誘導体と接触させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートが形成される。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを塩基水溶液と反応させると、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換フェニル)トリヒドロキシボラートが形成される。(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換フェニル)トリヒドロキシボラートを酸と反応させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換フェニルボロン酸が形成される。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換フェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換フェニルボロン酸ピナコールエステルが形成される。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを使用して、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換フェニル)4アミノピコリナートを生成する方法も開示する。

Description

優先権の主張
本願は、2011年12月30日出願の米国特許仮出願第61/582,173号、「4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの形成方法およびその使用方法」の出願日における利益を主張するものである。
本開示の実施形態は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの形成方法、および4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの使用方法に関する。本開示の実施形態はまた、2−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(PBE−ピナコール)の形成方法、およびその使用方法に関する。
4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸(PBA)および2−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)−1,3,2−ジオキサボリナン(PBE)は、除草剤として有用な、6−(ポリ置換アリール)−4−アミノピコリナート化合物および2−(ポリ置換アリール)−6−アミノ−4−ピリミジンカルボン酸化合物を調製するのに有用な中間体である。1,3−プロパンジオールを使用してPBAをエステル化すると、PBEを形成することができる。
いくつかの操作では、PBAなどの4−クロロ−2−フルオロ−置換−フェニルボロン酸、またはPBEなどの4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸エステルを効率的に結晶化できることが望ましい場合がある。例えば、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸エステル結晶固体は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸エステル溶液よりも保存し輸送するのに好都合な場合がある。不都合なことには、PBEは融点が相対的に低く、それによってPBEの効率的な結晶化が損なわれるか、または妨げられる場合がある。PBEの融点は39〜41℃である。したがって、融点が相対的に高く、効率的に形成することができ、除草剤中間体の生成などの後過程で効率的に使用され得る、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸エステルが依然として必要である。
本開示の一実施形態は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの形成方法を含み、該方法は、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンをアルキルリチウムと接触させて、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを形成するステップを含む。リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを求電子性ボロン酸誘導体と接触させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを塩基水溶液と反応させると、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを形成することができる。(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを酸と反応させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸は、2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させることができる。
本開示の別の実施形態は、2−(4−クロロ−2−フルロ−3−メトキシルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランの形成方法を含み、該方法は、2−クロロ−6−フルオロアニソールをn−ブチルリチウムと接触させて、6−クロロ−2−フルオロ−3−リチオアニソールを形成するステップを含む。6−クロロ−2−フルオロ−3−リチオアニソールをホウ酸トリメチルと接触させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸ジメチルを形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸ジメチルを水酸化カリウム水溶液と反応させると、(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)トリヒドロキシホウ酸カリウムを形成することができる。次に、(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)トリヒドロキシホウ酸カリウムを塩酸水溶液と反応させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸を形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸は、2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させることができる。
本開示のさらに別の実施形態は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの使用方法を含み、該方法は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させて、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナートを生成するステップを含む。
本開示のまたさらなる別の実施形態は、2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールを、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を含む溶液に導入することによって生成され、およそ90%超の収率で得られる、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを含む。
4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステル、例えばPBE−ピナコールの形成方法、ならびに4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの使用方法が開示される。1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンをアルキルリチウムおよび求電子性ボロン酸誘導体と反応させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートは、それを塩基水溶液で処理した後に酸性化することによって、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸に変換することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオール(ピナコール)と縮合させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを、鈴木カップリング反応などのさらなる反応で使用すると、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナートなどの追加の化合物を生成することができる。
4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンから調製するための反応スキームを、以下に示す。
Figure 2015507631
式中、Xは、F、ORまたはNRであり、Yは、HまたはFであり、R、RおよびRのそれぞれは、独立に、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基である。反応スキームを以下に詳説する。
アルキルリチウムを、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンに添加または導入すると、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンとアルキルリチウムのリチウム化反応を容易にし、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを含む反応混合物を形成することができる。少なくともいくつかの実施形態では、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンは、2−クロロ−6−フルオロアニソール(2,6−CFA)である。1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンは、従来技術によって生成することができるが、本明細書では詳説しない。アルキルリチウムは、リチウムおよびアルキル官能基(すなわち、直鎖、分岐鎖または環式配置のもの)、例えばメチル、エチル、1−メチルエチル、プロピル、シクロプロピル、ブチル、1,1−ジメチルエチル、シクロブチル、1−メチルプロピルまたはヘキシルを含む任意の化合物であってよい。非限定的な例として、アルキルリチウムには、メチルリチウム、n−ブチルリチウム(n−BuLi)、s−ブチルリチウム、t−ブチルリチウムまたはプロピルリチウムが含まれ得る。1つまたは複数の実施形態では、アルキルリチウムは、n−BuLiである。アルキルリチウムは、限定されるものではないが、Sigma−Aldrich Co.(MO州セントルイス)を含む数々の供給源から市販されている。1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンが2,6−CFAであり、アルキルリチウムがn−BuLiである実施形態では、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンは、6−クロロ−2−フルオロ−3−リチオアニソール(Li−2,6−CFA)となり得る。
リチウム化反応は、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンが少なくとも部分的に可溶性を示す不活性な有機溶媒中で実施することができる。1つまたは複数の実施形態では、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンは、不活性な有機溶媒に少なくとも実質的に溶解する。不活性な有機溶媒には、C〜C炭化水素(すなわち、直鎖、分岐または環式配置のもの)、例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、イソ−オクタン、エーテル(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタンを含むグリコールエーテル)またはその組合せが含まれ得るが、それらに限定されるものではない。少なくともいくつかの実施形態では、不活性な有機溶媒は、1,2−ジメトキシエタン(DME)である。
アルキルリチウムは、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンに対して少なくとも1モル当量で使用することができる。アルキルリチウムは、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼン化合物に対してわずかな過剰で添加することができ、例えば1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンに対して約1%〜約10%モル過剰で、または1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンに対して約2%〜約5%モル過剰で添加することができる。リチウム化反応は、無水条件下、大気圧またはそれ以上の圧力下で、約−30℃以下、好ましくは−50℃未満、例えば約−65℃未満の温度で実施することができる。反応混合物は、フルオロ置換基が結合する炭素原子(C3)と、Y基が結合する別の炭素原子(C5)との間の位置(C4)において、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンの脱プロトン化を容易にするのに十分な時間をかけてかき混ぜてもよい(例えば、撹拌、超音波によるかき混ぜ、格納容器の振とうによって)。リチウム化反応は、窒素(N)雰囲気などの不活性雰囲気下で実施することができる。
求電子性ボロン酸誘導体を、反応混合物に添加または導入して、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンと反応または接触させると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを含むフェニルボロナート溶液を形成することができる。求電子性ボロン酸誘導体は、ホウ酸トリアルキル、例えばホウ酸トリメチル(B(OMe))、ホウ酸トリエチル(B(OEt))またはホウ酸トリイソプロピル(B(Oi−Pr))であってよい。少なくともいくつかの実施形態では、求電子性ボロン酸誘導体は、B(OMe)である。求電子性ボロン酸誘導体がB(OMe)であり、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンがLi−2,6−CFAである実施形態では、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートは、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸ジメチル(PBA−diMe)となり得る。求電子性ボロン酸誘導体は、反応混合物の温度を−30℃以下、好ましくは−50℃未満、例えば約−65℃未満に維持しながら、ゆっくり添加することができる。反応混合物は、求電子性ボロン酸誘導体が、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンと反応するのに十分な時間をかけてかき混ぜてもよい。反応が終了するまでには、塩を加えた(salinated)フェニルボロナート溶液は、約20℃〜約25℃(例えば、周囲温度)の範囲内の温度を有し得る。
塩基水溶液を、フェニルボロナート溶液に添加または導入して、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートと反応させるか、またはそれを加水分解させると、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを含む第1の多相溶液を形成することができる。塩基水溶液は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを加水分解するのに十分な強度の塩基を含むことができる。非限定的な例として、塩基水溶液は、水酸化カリウム(KOH)、水酸化ナトリウム(NaOH)またはその組合せを含み得る。少なくともいくつかの実施形態では、塩基水溶液は、KOH水溶液である。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートがPBA−diMeであり、塩基水溶液がKOHである実施形態では、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートは、(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)トリヒドロキシホウ酸カリウム(PBA−K)となり得る。塩基水溶液をフェニルボロナート溶液に添加または導入することによって、フェニルボロナート溶液よりも高い温度を有する第1の多相溶液を得ることができる。場合によって、第1の多相溶液の温度が、約25℃〜約30℃の範囲内に維持されるように制御するために、冷却手段(例えば、反応容器のための水浴)が提供されてもよい。第1の多相溶液は、塩基水溶液が4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを加水分解するのに十分な時間をかけてかき混ぜてもよい。次に、第1の多相溶液を、第1の有機相と第1の水相に分離することができる(例えば、第1の多相溶液を、分離容器、例えば分液漏斗に移すことによって)。第1の有機相は破棄してもよいが、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを含む第1の水相は、以下に詳説する通りさらに処理され得る。
少なくとも1つの酸を、第1の水相に添加または導入して、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートと反応させるか、またはそれをプロトン化すると、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を含むフェニルボロン酸溶液を形成することができる。非限定的な例として、少なくとも1つの酸には、塩酸(HCl)が含まれ得る。他の酸には、臭化水素酸(HBr)、硫酸(HSO)、メタンスルホン酸およびパラ−トルエンスルホン酸が含まれる。少なくとも1つの酸は、純粋な状態で使用することができ、または溶媒で希釈することもできる。少なくともいくつかの実施形態では、酸は、6MのHCl水溶液である。(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートに対して、等モル量または過剰量の少なくとも1つの酸を使用することができる。(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートがPBA−Kである実施形態では、形成される4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸は、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸(PBA)となり得る。場合によって、フェニルボロン酸溶液の温度が、約25℃〜約30℃の範囲内に維持されるように制御するために、冷却手段が提供されてもよい。フェニルボロン酸溶液は、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸に実質的に変換するのに十分な時間をかけてかき混ぜてもよい。
水混和性溶媒を、フェニルボロン酸溶液に添加または導入すると、第2の多相溶液を形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸は、フェニルボロン酸溶液に対する可溶性と比較して、水混和性の有機溶媒に対して実質的な可溶性を示すことができ、したがって、第2の多相溶液は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸および水混和性溶媒を含む、第2の有機相を有することができる。第2の有機相は、不活性な有機溶媒および水を含むこともできる。水混和性の有機溶媒は、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を伴うその後の反応に対して適合性を示すことができ、したがって溶媒を変更しなくても済む。非限定的な例として、水混和性溶媒は、4−メチル−2−ペンタノン(すなわち、メチルイソブチルケトン)(MIBK)、アセトニトリル(MeCN)、酢酸エチル(EtOAc)またはその組合せであり得る。特定の一実施形態では、トルエンを使用することもできる。少なくともいくつかの実施形態では、水混和性溶媒はMIBKである。場合によって、塩化カリウム(KCl)、塩化ナトリウム(NaCl)、塩化カルシウム(CaCl)、臭化ナトリウム(NaBr)、臭化カリウム(KBr)、硫酸ナトリウム(NaSO)、塩化アンモニウム(NHCl)、またはその組合せなどの塩を、第1の多相溶液の水相、フェニルボロン酸溶液および第2の多相溶液の少なくとも1つに添加または導入して、第2の有機相中の水量を最小限に抑えることができる。次に、第2の有機相を、第2の多相溶液の第2の水相から分離することができる(例えば、分液漏斗によって)。場合によって、第2の有機相を、減圧下でまたは結晶化によって脱溶媒和して、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を固体として単離することができる。
ピナコールを、第2の有機相または4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を含む溶液(例えば、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を固体として単離し、次に溶媒、例えばMIBK、MeCN、EtOAcまたはその組合せに溶解する)に添加または導入すると、ピナコールと4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸との縮合反応を容易にし、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを含むピナコールエステル溶液を形成することができる。ピナコールは、純粋な状態で使用することができ、または水混和性溶媒、例えばMIBK、MeCN、EtOAcもしくはその組合せに入れて使用することもできる。少なくともいくつかの実施形態では、ピナコールは、MIBKで溶媒和されている。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸がPBAである実施形態では、縮合反応によってPBE−ピナコールを形成することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルは、溶液に残存していてもよく、さらに濃縮または乾燥させずにその後の反応で直接使用することができる。場合によって、ピナコールエステル溶液を、減圧下でまたは結晶化によって脱溶媒和して、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを結晶固体として単離することができる。
以下に詳説する反応スキームは、2,6−CFAからPBE−ピナコールへの典型的な変換を例示するものである。
Figure 2015507631
2,6−CFAを、無水DME中n−BuLiと、−30℃以下、好ましくは−50℃未満、例えば約−65℃未満の温度で反応させると、Li−2,6−CFAを含む反応混合物を形成することができる。B(OMe)を反応混合物に添加または導入して、Li−2,6,CFAと接触させると、PBA−diMeを含むフェニルボロナート溶液を形成することができる。KOH水溶液を周囲温度でフェニルボロナート溶液に添加または導入して、PBA−diMeと反応させると、PBA−Kを含む第1の多相溶液を形成することができる。かき混ぜた後、第1の多相溶液の第1の水相と第1の有機相を分離することができる。PBA−Kを含む第1の水相を、6MのHCl水溶液で酸性にし、かき混ぜると、PBAを含むフェニルボロン酸溶液を形成することができる。MIBKをフェニルボロン酸溶液に添加または導入すると、PBA、DMEおよびMIBKを含む第2の有機相を有する第2の多相溶液を形成することができる。第2の有機相を分離し、MIBK中でピナコールと反応させると、PBE−ピナコールを含むピナコールエステル溶液を形成することができる。PBE−ピナコールの収率は、約90%以上、例えば約95%以上であり得る。
ピナコールエステル溶液または4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステル結晶固体は、鈴木カップリング反応などのさらなる化学反応で利用できる。非限定的な例として、ピナコールエステル溶液(または4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステル結晶固体)を、4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチル(すなわち、アセチル化アミノピラリドメチルエステル)(AcAP−Me)とクロスカップリング反応させると、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナート、例えば4−アセトアミド−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)ピコリン酸メチル(Ac729−Me)を生成または形成することができる。PBE−ピナコールを使用すると、2−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)−6−アミノ−4−ピリミジンカルボン酸を生成することができる。PBE−ピナコールとのカップリングパートナーは、6−アセトアミド−2−クロロピリミジン−4−カルボン酸メチル、またはその非保護形態である6−アミノ−2−クロロピリミジン−4−カルボン酸であってよい。クロスカップリング反応は、パラジウム触媒、配位子および塩基の存在下で生じ得る。少なくともいくつかの実施形態では、パラジウム触媒は、酢酸パラジウム(II)(Pd(OAc))であり、塩基は、炭酸カリウム(KCO)水溶液であり、配位子は、トリフェニルホスフィン(PPh)である。AcAP−Meは、純粋な状態で使用することができ、またはMIBK、MeCN、EtOAc、水もしくはその組合せなどの溶媒に入れて提供することができる。
パラジウム触媒、配位子および塩基を、AcAP−Meおよびピナコールエステル溶液(または4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステル結晶固体)を含む脱酸素化混合物に添加すると、カップリング反応混合物を形成することができる。カップリング反応混合物を、約40℃〜約70℃の範囲の温度で、クロスカップリング反応が完了するのに十分な時間をかけてかき混ぜると、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナートを含む第3の有機相を有する第3の多相溶液を形成することができる。パラジウム触媒は除去することができ(例えば、第3の多相溶液をセライトに曝露することによって)、第3の有機相は、分離または抽出することができる。カップリング反応混合物がPBE−ピナコールおよびAcAP−Meを含む実施形態では、Ac729−Meの収率は、約85%超、例えば約87%超、または約90%超であり得る。
4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルは、一般に高収率で形成することができ(例えば、収率90%以上のPBE−ピナコール)、一般に高収率の所望の生成物(例えば、収率85%以上のAc729−Me)を得るための中間体として使用することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルは、相対的に高い融点を有することもでき(例えば、PBE−ピナコールは約61℃〜約62℃)、それにより4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを結晶固体として効率的に単離することができる。4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを結晶固体として単離できることにより、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸エステル溶液の保存、輸送および使用の少なくとも1つが不自由または不都合となるであろう操作において、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの使用が可能となる。
以下の実施例は、本開示の実施形態をより詳細に説明するものである。これらの実施例は、本発明の範囲に関して包括的または排他的なものであると解釈されるべきでない。
(実施例)
PBAの合成および単離
2,6−CFA(10.0g、62.28mmol)を秤量して別個のフラスコに入れ、熱電対温度プローブ、撹拌子およびN吸気口を備えた500mlの三つ口丸底フラスコに移した。フラスコを無水DMEですすいだ。追加のDMEを反応フラスコに添加して、総体積106mlのDMEを得た。反応物を、ドライアイス/アセトン浴で−78℃に冷却した。反応物が−77℃に達したら、n−BuLi(29ml、71.62mmol、ヘキサン中2.5M)を、シリンジポンプを使用して45分間かけてゆっくり滴加した。添加の最中、最高温度は−70.1℃に達した。n−BuLiの添加が完了した後、反応物を−74.1℃で1時間撹拌した。1時間後、B(OMe)(10.5ml、93.42mmol)を、シリンジポンプを使用して22分間かけて滴加した。B(OMe)を添加している最中、最高温度は−67.0℃に達した。B(OMe)の添加が完了した後、ドライアイス/アセトン浴を除去し、反応混合物を室温(約23.1℃)に温めた。反応混合物が室温に達したら、反応物をその温度でさらに1時間撹拌した。この手順を数回反復すると、DME中、多量のPBA−diMeが生成された。DME中PBA−diMe244.0g(10.3%PBAベース)、45%KOH27.82gおよび脱イオン水108.70gを、マグネチックスターラーを備えた1リットルのフラスコに添加した。1リットルのフラスコを冷水浴で冷却して、添加の最中の温度を25℃〜30℃に維持した。混合物を約2時間撹拌し、次に真空濾過して、リチウム塩を除去した。次に、混合物の水相と有機相を分離した。濃HCl(40.48g)を水相に添加した。HClを添加している最中、水相を冷水浴で冷却して、25℃〜30℃の温度を維持した。水相を約15分間撹拌し、完全に溶解させた。MIBK(35.91g)を水相に添加し、水相を約15分間撹拌した。有機相を水相から分離して、有機相127.6gを得た。有機相を分析して、17.57重量%(収率89.1%)のPBAを得た。有機相を濃縮乾固させ、次に50℃の真空オーブン中に置いて、白色固体を得た。
PBAからのPBE−ピナコールの形成
PBA固体(3.0g、14.68mmol)を、マグネチックスターラーおよびN吸気口を備えた100mLの丸底フラスコに添加した。PBA固体をEtOAc(35mL)に溶解させ、ピナコール(1.7g、14.7mmol)を添加した。混合物を室温(およそ23.1℃)で2時間撹拌した。2時間後に反応が完了した。反応混合物を減圧下で濃縮して油を得、それを高真空状態にすると、収率99%超でPBE−ピナコールの結晶固体が得られた。結晶固体の一部を、カラムクロマトグラフィーにより8:1ヘキサン/EtOAc比(v/v)を使用して精製して、61℃〜62℃の融点を有するPBE−ピナコール固体を得た。
除草剤の中間体を生成するためのPBE−ピナコールの使用
PBE−ピナコール(2.61g、9.12mmol)、アセチル化アミノピラリドメチルエステル(2.0g、7.6mmol)、トリフェニルホスフィン(20mg、0.076mmol)および酢酸パラジウム(II)(9mg、0.038mmol)を、冷却器、熱電対温度プローブ、磁気撹拌子およびN吸気口を備えた50mLの三つ口丸底フラスコに、N雰囲気下で添加した。溶媒、MIBK(10mL)およびMeCN(3.0mL)を、別個に撹拌しながらNにより30分間スパージし、次に反応フラスコに添加した。反応混合物を5分間撹拌した後、KCO水溶液を添加した(22.8%、11.4mL、22.8mmol、既にNで30分間スパージした)。反応混合物を60℃に加熱し、2時間撹拌した。2時間後、反応物をGCによって試料採取すると、反応の完了が決定付けられた。反応が完了したら、混合物を加熱した分液漏斗に移し、各相を分離した。有機相を、内部標準(バレロフェノン)を用いてGCによって試料採取すると、87%(2.53g)のAc729−Meが得られた。
本発明には、様々な改変形態および代替形態の余地があるが、本明細書では、具体的な実施形態を例として詳説してきた。しかし本発明は、開示した特定の形態に限定されないことを理解されたい。むしろ本発明は、以下に添付した特許請求の範囲およびそれらの法的等価物によって規定される本発明の範囲に含まれるあらゆる改変物、等価物および代替物を網羅する。

Claims (21)

  1. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの形成方法であって、
    1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンをアルキルリチウムと接触させて、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを形成するステップと、
    リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを求電子性ボロン酸誘導体と接触させて、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを形成するステップと、
    4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを塩基水溶液と反応させて、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを形成するステップと、
    (4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを酸と反応させて、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を形成するステップと、
    4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させるステップと
    を含む、方法。
  2. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させるステップが、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを約90%以上の収率で得ることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンをアルキルリチウムと接触させるステップが、アルキルリチウムを、1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンおよび無水溶媒を含む溶液に導入して、リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを含む反応混合物を形成することを含む、請求項1に記載の方法。
  4. リチウム化された1−クロロ−3−フルオロ−2−置換ベンゼンを求電子性ボロン酸誘導体と接触させるステップが、求電子性ボロン酸誘導体を反応混合物に添加して、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを含むフェニルボロナート溶液を形成することを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロナートを塩基水溶液と反応させるステップが、塩基水溶液をフェニルボロナート溶液に添加して、(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを含む第1の水相と、第1の有機相とを含む第1の多相溶液を形成することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. (4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)トリヒドロキシボラートを酸と反応させるステップが、
    第1の水相と第1の有機相を分離すること、および
    酸を第1の水相に添加して、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を含むフェニルボロン酸溶液を形成すること
    を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させるステップが、
    水混和性溶媒をフェニルボロン酸溶液に添加して、第2の水相と、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を含む第2の有機相とを含む第2の多相溶液を形成すること、
    第2の水相と第2の有機相を分離すること、および
    2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールを第2の有機相に導入して、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを含むピナコールエステル溶液を形成すること
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 水混和性溶媒溶液をフェニルボロン酸溶液に添加することが、4−メチル−2−ペンタノン、アセトニトリルおよび酢酸エチルの少なくとも1つをフェニルボロン酸溶液に添加することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 2−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランの形成方法であって、
    2−クロロ−6−フルオロアニソールをn−ブチルリチウムと接触させて、6−クロロ−2−フルオロ−3−リチオアニソールを形成するステップと、
    6−クロロ−2−フルオロ−3−リチオアニソールをホウ酸トリメチルと接触させて、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸ジメチルを形成するステップと、
    4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸ジメチルを水酸化カリウム水溶液と反応させて、(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)トリヒドロキシホウ酸カリウムを形成するステップと、
    (4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)トリヒドロキシホウ酸カリウムを塩酸水溶液と反応させて、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸 を形成するステップと、
    4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させるステップと
    を含む、方法。
  10. 4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させることが、2−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランを約90%以上の収率で得ることを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 2−クロロ−6−フルオロアニソールをn−ブチルリチウムと接触させることが、n−ブチルリチウムを、2−クロロ−6−フルオロアニソール、ならびに1,2−ジメトキシエタン、ジエチルエーテル、テトラヒドロフランおよびジオキサンの少なくとも1つを含む溶液に導入して、6−クロロ−2−フルオロ−3−リチオアニソールを含む反応混合物を形成することを含む、請求項9に記載の方法。
  12. 6−クロロ−2−フルオロ−3−リチオアニソールをホウ酸トリメチルと接触させることが、ホウ酸トリメチルを反応混合物に添加して、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸ジメチルを含むフェニルボロナート溶液を形成することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸ジメチルを水酸化カリウム水溶液と反応させることが、水酸化カリウム水溶液をフェニルボロナート溶液に添加して、(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)トリヒドロキシホウ酸カリウムを含む第1の水相と、第1の有機相とを含む、第1の多相溶液を形成することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. (4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニル)トリヒドロキシホウ酸カリウムを塩酸水溶液と反応させることが、
    第1の水相と第1の有機相を分離すること、および
    塩酸水溶液を第1の水相に添加して、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸を含むフェニルボロン酸溶液を形成すること
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸を2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールと反応させることが、
    4−メチル−2−ペンタノン、アセトニトリルおよび酢酸エチルの少なくとも1つをフェニルボロン酸溶液に添加して、第2の水相と、4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸を含む第2の有機相とを含む第2の多相溶液を形成すること、
    第2の水相と第2の有機相を分離すること、および
    2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールを第2の有機相に導入して、2−(4−クロロ−2−フルオロ−3−メトキシルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランを含むピナコールエステル溶液を形成すること
    を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルの使用方法であって、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させて、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナートを生成するステップを含む方法。
  17. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させることが、パラジウム触媒、配位子、塩基、ならびに4−メチル−2−ペンタノン、アセトニトリル、酢酸エチルおよび水の少なくとも1つを含む溶媒の存在下で、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させることを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させて、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナートを生成するステップが、2−(4−クロロ−2−フルロ−3−メトキシルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させて、4−アセトアミド−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−メトキシフェニル)ピコリン酸メチルを生成することを含む、請求項16に記載の方法。
  19. 2−(4−クロロ−2−フルロ−3−メトキシルフェニル)−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロランを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させて、4−アセトアミド−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−メトキシフェニル)ピコリン酸メチルを生成することが、4−アセトアミド−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ−メトキシフェニル)ピコリン酸メチルを約85%超の収率で得ることを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステルを4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリン酸メチルと反応させて、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナートを生成するステップが、
    パラジウム触媒、配位子および塩基を、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステル、4−アセトアミド−3,6−ジクロロピコリナート、および少なくとも1つの溶媒を含む脱酸素化混合物に添加して、カップリング反応混合物を形成すること、
    カップリング反応混合物を約40℃〜約70℃の範囲内の温度でかき混ぜて、水相と、6−(4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニル)−4−アミノピコリナートを含む有機相とを含む多相溶液を形成すること、ならびに
    有機相を水相から分離すること
    を含む、請求項16に記載の方法。
  21. 2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオールを、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸を含む溶液に導入することによって生成され、およそ90%超の収率で得られる、4−クロロ−2−フルオロ−3−置換−フェニルボロン酸ピナコールエステル。
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