JP2015505357A - 可動加熱装置用の蒸発器バーナ - Google Patents

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Abstract

本発明は、可動性加熱装置(2)用の蒸発器バーナ(4)に関し、燃焼室(8)、蒸発器収容具(10)及び液体燃料の蒸発用の蒸発器要素(12)を備える。蒸発器要素(12)は蒸発器収容具(10)に燃焼室(8)と面する側で収容される。蒸発器バーナ(4)は、蒸発器収容具(10)の燃焼室(8)とは反対に面する側で、少なくとも一つの燃焼用空気案内要素(16)を有し、この少なくとも一つの燃焼用空気案内要素(16)は、少なくとも蒸発器収容具(10)の基部壁(26)の一部に沿って延在する燃焼用空気流路が燃焼用空気案内要素(16)と蒸発器収容具(10)の基部壁(26)との間に形成されるように配置される。

Description

本発明は、請求項1に記載の前提部に係る可動加熱装置用の蒸発器バーナに関する。
可動加熱装置において、特に例えばエンジンを動力源とする陸上車などの乗り物用のパーキングヒータ及び/又は補助ヒータにおいて、蒸発器バーナは採用される。そのような蒸発器バーナは、液体燃料の良好な蒸発を実現するために多数の細孔が散りばめられた流入可能構造によって形成される蒸発器要素を有する。また、蒸発器バーナは、燃焼用空気を伴う(蒸発した)液体の火炎燃焼のための燃焼室を有する。燃焼室は、軸方向に関して蒸発器の近傍に設けられ、通常は燃焼管とも呼ばれる環状燃焼室壁によって少なくとも部分的に囲まれる。
独国特許出願公開3233321A1号明細書
作動中、液体燃料は蒸発器要素に供給される。蒸発器要素の毛管効果はその燃料との相互浸透を確保する。加熱装置のスタートの際、燃料を蒸発させるのに必要な熱は、通常は燃焼室に面する蒸発器要素の側に配置されるグロープラグによってもたらされる。スタート期間の後、グロープラグはその次にスイッチオフ可能とされ、蒸発に要する熱が、燃焼室における燃料及び燃焼用空気の(火炎)燃焼プロセスによってもたらされる。
これらが例えば1kWから5kWまでのような広範囲の加熱力を網羅し、網羅される全範囲の加熱力にわたって良好な燃焼特性で動作可能であることが、可動加熱装置では目的とされる。特に蒸発器バーナを有する可動加熱装置では、網羅される各範囲の加熱力のうち下方域においてこれらが作動される場合に燃焼特性が低下する傾向がある。とりわけ、(例えばディーゼルのような)比較的高沸点を有する燃料を使用する場合には、蒸発器要素で沈殿物が形成される傾向がある。(例えばベンジン、エタノール等のような)比較的低沸点を有する燃料の場合、脈動するように燃焼プロセスが実行されて、とりわけ耳障りな音をもたらす傾向がある。
特許文献1によって、蒸発器収容具(すなわち支持ボディー)が燃焼室において支持され、そこからの熱伝導による熱除去が回避される蒸発器バーナが知られている。
それに対し、本発明の目的は、広範囲の加熱力にわたって連続的に良好な燃焼特性で作動可能であるシンプルな構成の可動加熱装置用の蒸発器バーナを提供することを目的とする。
その目的は、請求項1に係る蒸発器バーナによって達成される。本発明の有益な更なる発展形態は、従属請求項において記載される。
本発明によれば、燃焼室と、蒸発器収容具と、液体燃料の蒸発のための(少なくとも)一つの蒸発器要素とを備える可動加熱装置用の蒸発器バーナが提供される。蒸発器要素は、(蒸発器収容具の)燃焼室に面する側で蒸発器収容具に収容される。燃焼室とは反対に向く蒸発器収容具の側において、蒸発器バーナは、少なくとも蒸発器収容具の基部壁(ベースウォール)の一部に沿って延在する燃焼用空気流路が燃焼用空気案内要素と蒸発器収容具の基部壁との間に形成されるように配置される少なくとも一つの燃焼用空気案内要素を有する。
蒸発器収容具が(したがって蒸発器要素も)冷却されることで、低加熱力での作動における上述の不利益な副次的な影響が回避可能であることが見いだされた。特に(加熱力の利用可能範囲との関連で)低加熱力の場合、また燃料の低蒸発率のために、吸収される蒸発熱ひいては蒸発器収容具及び蒸発器要素の冷却が低減される。原理的に、蒸発器収容具及び蒸発器要素の過剰な発熱に対して作用する異なる可能性がある。そのような可能性は、特に、蒸発器収容具の領域或いは蒸発器バーナの構造物に対する他の変更箇所における材料及び壁厚の選定にある。しかしながら、構造的な見地からシンプルである解決方法であって、一方ではそれによって低加熱力で上述の不利益な副次的な影響が回避可能であり、他方ではそれによって寒冷周囲温度での蒸発器バーナのスタート能力及び燃焼特性が悪化されないような解決方法を見いだすことは困難である。
本発明によって提供される燃焼用空気案内要素は、使用耐性が高く製造の費用効率が高い簡素な構造の構成要素である。それは様々な蒸発器バーナで使用可能である。燃焼用空気案内要素と蒸発器収容具との間で燃焼室に供給される燃焼用空気を少なくとも蒸発器収容具の基部壁の一部に沿ってガイドすることによって、蒸発器収容具は対流によって冷却される。蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間のスリットが狭く形成されるほど、(燃焼用空気の同じ供給量で)燃焼用空気の流速がより大きくなり、冷却の効果がより強くなる。さらに、冷却効果は燃焼用空気案内要素への燃焼用空気の流入口のサイズによっても影響されうる。本発明に係る蒸発器バーナのデザインによって、加熱力の全範囲にわたって良好な燃焼特性が実現されうる。蒸発器収容具及び蒸発器要素の領域における過剰な蓄熱は、特に低加熱力で生じる傾向があり、本発明による蒸発器バーナによって効果的に回避される。したがって、比較的高沸点を有する燃料(例えばディーゼル)の場合、蒸発器要素での沈殿物の形成が回避可能であり、それは結果として蒸発器バーナのより長い耐用年限に繋がる。比較的低沸点を有する燃料(例えばベンジン、エタノール等)の場合、燃焼の脈動が回避されうる。これは、特に、素早く蒸発して着火される供給燃料であって、それによってその後に蒸発器要素の領域において着火可能な混合体が再び形成される前に休止期間が生じる供給燃料から、燃焼の脈動が生じることによるものである。本発明の蒸発器バーナのデザインによって、そのような供給燃料の非常に素早い蒸発が回避され、そのため分離脈動ダンパーの提供が免除されうる。これはコスト削減をもたらす。
本文中において“可動加熱装置”は、可動なアプリケーションにおいて作動するようにデザインされ、それに応じて適合される加熱装置を意味する。これは、それが運搬される(場合によっては、例えば運搬用の乗り物に固定的に搭載され或いはそこにただ置かれる)ことが可能であることを特に意味し、ビル暖房の場合のような永続的な固定的な使用のために設計されるだけではない。可動加熱装置は、乗り物(陸上車、ボート等)、特に陸上車に固定的に設置されうる。特に、それは陸上車、ボート或いは航空機などの乗り物内部や、例えばボート、特にヨットにおいて見られるような部分的に解放された空間を、暖めるように構成される。可動加熱装置は、例えば大きなテント、コンテナ(例えば建設現場用のコンテナ)等におけるように固定的に、一時的にも使用可能である。有益な更なる発展形態によれば、可動加熱装置は、例えばトレーラハウス、キャラバン、バス、乗用車等のような陸上車用の(乗り物のエンジンがかかった状態及び停止した状態の両状態において作動可能な)パーキングヒータとして或いは(乗り物のエンジンがかかっている場合にのみ作動可能な)補助ヒータとして設けられる。
この技術分野で知られているように、例えば金属繊維、金属発泡体、多孔質セラミックス、金属ネットワーク等からの具現化のように、蒸発器要素に関するいくつかの異なる可能性の具現形態が存在する。燃料の効率的な蒸発のために、蒸発器要素が(その体積と比較して)比較的大きな表面積を有することが実在する。蒸発器収容具は基部壁を有する。好ましくは、後者はカップ形状に形成され、それに応じて基部壁に隣接する周囲壁であって基部壁に対して角度をもって(直角に又は鈍角に)形成される周囲壁を有する。特に、蒸発器要素は、蒸発器収容具の基部壁に支持される。この場合、蒸発器要素の効果的な背面冷却は、本発明に係る蒸発器バーナの設計によって実現される。また燃焼用空気案内要素に関し、蒸発器収容具の基部壁の少なくとも一部にわたって燃焼用空気案内要素と蒸発器収容具との間に形成される燃焼用空気流路に沿って燃焼室に供給される燃焼用空気の少なくとも一部をそれが案内するようにそれが形成される限り、異なる可能性のある具現形態がある。燃焼用空気流路が蒸発器収容具の基部壁の一部に沿って延在するが、これは作動の際に供給される燃焼用空気の流速が基部壁と実質的に平行に向くことを意味する。燃焼用空気案内要素はとりわけ連続的な構成要素によって形成される。それに応じて、また蒸発器収容具は好ましくは燃焼用空気流路の領域において連続的な構成要素として形成される。ただし、燃焼用空気案内要素及び/又は蒸発器収容具は、供給される燃焼用空気の少なくとも一部に関して上述の燃焼用空気の誘導が実現される限りにおいて、更に不連続部、ホール、隙間、等を有しうる。燃焼室は、特に、その内部において燃料及び燃焼用空気の火炎燃焼が行われるように設けられる。
本明細書において“少なくとも一つ”の構成要素と呼ばれる場合、これは、たった一つのそのような構成要素に加えて、いくつかのそのような構成要素の可能性も含む。この理解は、たとえいかなる場合においてこれが明示的に述べられていない場合であっても、更なる記述においても通用する。また、“一つ”の構成要素が設けられるという意味は、このオプションは“ちょうど一つ”のという表現によって除外される場合を除き、またこのオプションが技術的に妥当である限り、場合によってはそのような構成要素がいくつか設けられる可能性を除外するものではない。
更なる発展形態によれば、燃焼用空気案内要素が蒸発器収容具を覆うようにカップ状(又はキャップ状)に延在する。この様式では、燃焼用空気流路が蒸発器収容具の背面の全体にわたって設けられ、作動中に効率的な冷却効果が実現されうる。燃焼用空気案内要素は、必ずしも、蒸発器収容具を完全に連続的に覆うようには延在する必要はない。むしろ、それは例えば、燃焼用空気流路への燃焼用空気の供給のための燃焼用空気流入口、蒸発器要素への燃料の供給のための燃料供給管、及び/又は蒸発器バーナのスタート期間における燃料−燃焼用空気−混合体の点火用のグロープラグを備えうる。特に、蒸発器収容具と同様である燃焼用空気案内要素は、基部壁及び当該基部壁に隣接する周囲壁を備え、その周囲壁は基部壁に対して角度をもって(直角に又は鈍角に)形成される。
更なる発展形態によれば、蒸発器収容具の基部壁を覆う位置の実質的に中央(とりわけちょうど中央)の燃焼用空気案内要素は、燃焼用空気流路への燃焼用空気の供給のための燃焼用空気流入口を備える。この様式では、蒸発器収容具(及び蒸発器要素)の均一な冷却が達成される。燃焼用空気流入口への燃焼用空気の供給は、蒸発器バーナの構造に依存するが、燃焼用空気供給管経由又は燃焼用空気流入口の上流に形成されるプレチャンバー経由が効果的である。
更なる発展形態によれば、蒸発器収容具に面する側における燃焼用空気案内要素の外形は、燃焼用空気案内要素に面する側における蒸発器収容具の外形に応じて形成され、燃焼用空気流路が通り抜けるスリットは蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間に形成される。この様式では、蒸発器収容具の背面側の全体にわたって、そのため蒸発器要素が延在する全領域にわたって、均一な冷却が達成される。蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間に形成されるスリットは、(蒸発器収容具の背面側の延在領域にわたって)連続的に形成されうる。あるいは、燃焼用空気案内要素と蒸発器収容具との間における望ましい間隔を確保する支持要素、及び/又は、燃焼用空気の流れ方向に影響を及ぼすための流れ案内要素は、蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間のスリットに設けられうる。特に、燃焼用空気案内要素の外形及び蒸発器収容具の外形は、それらの間にカップ形状のスリットが形成されるように形成される。
更なる発展形態によれば、燃焼用空気案内要素及び蒸発器収容具は、蒸発器収容具の基部壁を覆う位置の実質的に中央に設けられる燃焼用空気流入口から少なくとも部分的に基部壁に沿って外向きの径方向に燃焼用空気流路が延在するように形成され、燃焼室の周囲にリング形状に形成されるリング形状燃焼用空気プレチャンバーに燃焼用空気流路が通じる。この様式では、蒸発器収容具の均一な冷却が達成される。径方向は軸方向に垂直に延在する。後者(すなわち軸方向)は、上述のように、蒸発器収容具及び燃焼室の配列によって定められる。蒸発器収容具及び/又は蒸発器要素及び/又は燃焼室が回転対称構造の場合において、軸方向は回転対称軸によっても定められる。径方向は、更に、燃焼用空気プレチャンバーのリング形状によって特に定められる。通常、蒸発器収容具及び蒸発器要素も、これらによって同じ方法で径方向が同様に決められるように円形に形成される。しかしながら、燃焼用空気プレチャンバー、蒸発器収容具及び蒸発器要素の正確に円形の形状は必須ではない。蒸発器収容具はとりわけカップ形状に形成され、基部壁に隣接して、基部壁に対して直角に又は鈍角に角度をもって形成される周囲壁を有する。この場合、基部壁の後の燃焼用空気流路も、それがリング形状燃焼用空気プレチャンバーに到達する前に、角度をもって形成された蒸発器収容具の周囲壁に沿って延在する。燃焼用空気流入口は、とりわけ燃焼用空気案内要素において形成される。
更なる発展形態によれば、燃焼用空気プレチャンバーは、燃焼室の周りにおいて周方向に形成される燃焼室壁によって燃焼室とは分離され、燃焼室壁は、燃焼用空気プレチャンバーから燃焼室への燃焼用空気の供給のための燃焼用空気開口部を有する。特に、複数の燃焼用空気開口部が燃焼室壁において周方向に均一に形成される。
更なる発展形態によれば、蒸発器バーナは、蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間の領域の燃焼用空気流路において流れ案内要素を有し、作動の際にこれらによって周方向の流れ成分が、流動する燃焼用空気に向かって影響を及ぼす。この周方向の流れ成分は、燃焼室への流入後に少なくとも部分的に維持され、それによって燃焼室の内側における乱気流がもたらされ、そのため燃料及び燃焼用空気の良好な混合をもたらす。そうすることで、燃料及び燃焼用空気の完全な転換が支持される。流れ案内要素は流れ方向に影響を及ぼす働きをして、この技術分野では知られているような違った種類及び方法で形成されうる。特に、流れ案内要素は、蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間に形成されるスリットの少なくとも部分的に又は全体にわたって広がる螺旋形状に延在するウイング又はリップを有することができる。流れ案内要素は、更に、蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間に挿入される分離挿入要素として形成されうる。しかしながらそれらはまた、蒸発器収容具及び/又は燃焼用空気案内要素に固定的に(例えばリップ又はウイング形態で)接続されうる。
更なる発展形態によれば、流れ案内要素は、蒸発器収容具の基部壁の領域にわたって、蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間に延在する。したがって、この更なる発展形態では、周方向の流れ成分が、蒸発器収容具の基部壁の通過の際に、流動する燃焼用空気に影響を及ぼす。その代わりに又は追加的に、蒸発器収容具の周囲壁の領域にわたって流れ案内要素が延在する。したがって、この更なる発展形態では、周方向の流れ成分が、蒸発器収容具の周囲壁の通過の際に、流動する燃焼用空気に影響を及ぼす。その代わりに又は追加的に、蒸発器バーナは、リング形状の燃焼用空気プレチャンバーの領域において流れ案内要素を有し、これらによって作動時に周方向の流れ成分が、流動する燃焼用空気に影響を及ぼす。後者のケースでは、流れ案内要素が、特に燃焼用空気プレチャンバーの流入口サイドに配置される。通常は、流れ案内要素は説明される部分の一つのみにおいて設けられうる点に留意する必要がある。しかしながら、それらはいくつかの部分又は全ての部分にわたっても延在しうるものであり、それにより流れ方向が全流路にわたって連続的に影響される。
更なる発展形態によれば、燃焼室の作動の際に全ての燃焼用空気が、燃焼用空気案内要素と蒸発器収容具との間に形成される燃焼用空気流路を介し、その後に燃焼室の周囲にリング状に形成されるリング形状燃焼用空気プレチャンバーを経由して供給されるように、燃焼用空気供給部が形成される。特にそのような燃焼用空気供給部において、本発明に係る蒸発器バーナの構造は、とりわけ蒸発器収容具及び蒸発器要素の効率的な冷却効果がもたらされるため、格別有益である。しかしながら本発明は燃焼用空気供給部の他の形態に対しても適用可能である。例えば、また燃焼用空気の一部は、蒸発器収容具の基部壁に分散配置される開口を介して蒸発器要素を通過可能であり、それにより液体燃料の効率的な蒸発が支援される。追加的に又は択一的に、燃焼用空気の一部は、蒸発器収容具の中央に形成されるソケットであって蒸発器要素と比べて燃焼室内部へ突出するソケットを介し、燃焼室にも供給されうる。
更なる発展形態によれば、燃焼用空気案内要素は、蒸発器収容具と燃焼用空気案内要素との間に形成される燃焼用空気流路に通ずる燃焼用空気流入口を有し、(液体)燃料を蒸発器要素に供給するための燃料供給管が燃焼用空気流入口に収容される。この構造によって、また燃料は、燃料供給管から蒸発器要素内にそれが供給される領域において冷却される。この様式では、存在時における燃料供給管からの燃料の早過ぎる速やかな蒸発及びそれによるそれの早過ぎる着火が回避される。これは、この様式では燃焼の脈動が効果的に回避可能であるため、比較的低沸点を有する燃料(例えばベンジン、エタノール等)の場合に特に有益である。またこの具現態様では、燃焼用空気流入口は、好ましくは、蒸発器収容具の基部壁を覆う位置の中央に配置される。燃焼用空気流入口は、とりわけ、燃料供給管の一部にわたって延在するソケットとして形成され、それによって流入口領域における燃料のより一層効果的な冷却が達成される。
本発明は、更に、説明される更なる発展形態及び/又は変形形態の1又は複数に基づいても形成されうる本発明に係る蒸発器バーナを備える可動性加熱装置、特に乗り物加熱装置に関する。この可動性加熱装置において、上述の有益な効果は対応の様式において達成される。
本発明の更なる有益な効果及び発展形態は、添付の図面を参照した以下の実施形態の説明から明らかになるであろう。
本発明の第1の実施形態に係る可動性加熱装置の断面の概略図を示す。 図1の蒸発器バーナの拡大図を示す。 本発明の他の実施形態に係る燃焼用空気案内要素の側面図を示す。 図3に記載された燃焼用空気案内要素のA−A面に沿った下方からの図を示す。
図1において、陸上車用のパーキングヒータを形成する燃料によって作動される可動性加熱装置2が概略的に図示される。以下において、参照符号は、とりわけ本発明となんらかの関係を有する要素に対して付される。その加熱装置2は、蒸発器バーナ4及び熱交換器6を有する。蒸発器バーナ4は、他の下方に、燃焼室8、蒸発器収容具10及び液体燃料の蒸発のための蒸発器要素12を有する。燃焼室8、蒸発器収容具10及び蒸発器要素12は、実質的に円形状に形成され、共通の回転対称軸13を有する。
周方向に、燃焼室8は環状の燃焼室壁14によって区切られる。燃料供給の領域における面サイドにおいて、燃焼室8は蒸発器収容具10によって区切られる。蒸発器要素12は、燃焼室8に面する側の蒸発器収容具10に収容される。蒸発器収容具10のうち燃焼室8とは反対側において、蒸発器バーナ4は更に燃焼用空気案内要素16を有する。燃焼用空気案内要素16は、カップ状に形成され、キャップ状の蒸発器収容具10を覆うように設けられる。燃焼用空気案内要素16及び蒸発器収容具10の両者は、とりわけ深絞りによって所望の形状が付与される金属シートによって形成される。スリット18が蒸発器収容具10と燃焼用空気案内要素16との間に形成されるように、燃焼用空気案内要素16の外形は実質的に蒸発器収容具10の外形に対応する。燃焼用空気プレチャンバー20が燃焼室8の周囲においてリング状に形成される。スリット18は燃焼用空気プレチャンバー20の内側に開口して通じる。燃焼用空気プレチャンバー20から燃焼室8への燃料接続は、燃焼室壁14に形成される複数の燃焼用空気開口部22経由で達成される。
燃焼用空気の燃焼室8への供給のより詳細な説明は、図2が参照されて以下に与えられる。燃焼用空気の供給は、燃焼用空気案内要素16に形成される燃焼用空気流入口24を経由して達成され、その燃焼用空気流入口24は蒸発器収容具10の基部壁26を覆う位置において中央に配置され、そのため実質的に回転対称軸13上に配置される。燃焼用空気流入口24は突出ソケットとして形成される。特に、図1及び図2において概略的に示されているように、燃焼用空気供給管28が燃焼用空気流入口24に接続されうる。燃焼用空気流入口24に供給される燃焼用空気は、まず軸方向(すなわち回転対称軸13と平行な方向)に蒸発器収容具10に向かって送り込まれる。流動する燃焼用空気は、蒸発器収容具10に至ると、逸らされて、径方向の外側に向かって、平面において蒸発器収容具10の基部壁26に沿って送り込まれる。蒸発器収容具10の基部壁26と燃焼用空気案内要素16との間のスリット18は基部壁26の全領域(燃焼用空気流入口24の領域を除く)にわたって延在し、それにより基部壁26が実質的にその全領域(中央領域を除く)にわたって冷却される。流動する燃焼用空気は、基部壁26の外端に至ると、再び逸らされて、蒸発器収容具10の周囲壁30に沿って軸方向(回転対称軸13と平行)に燃焼用空気プレチャンバー20に流入する。燃焼用空気流入口24から燃焼用空気プレチャンバー20までの領域における燃焼用空気の流れ方向は、図2の矢印31によって図示される。目下図示されている実施形態では、燃焼室8に供給される全ての燃焼用空気が上述の燃焼用空気流路を経由して(すなわち燃焼用空気流入口24、スリット18、燃焼用空気プレチャンバー20及び燃焼用空気開口部22を経由して)供給される。
スリット18から燃焼用空気プレチャンバー20内に導く(リング形状の)流入部32の領域では、流れ案内要素34が燃焼用空気プレチャンバー20において設けられる。これらの流れ案内要素34は、リング形状の流入部32に沿って周方向に配置される複数のウイングであって流路内に突出する複数のウイングによって形成される。流れ案内要素34は、作動時に、それらが流動する燃焼用空気に対して周方向に流れ成分を押しつける影響を及ぼすような方向性を有する。それに応じて、燃焼用空気が燃焼用空気プレチャンバー20に流れ込み、また部分的に周方向に流れ、その流れ成分が燃焼用空気開口部22を介した燃焼室8内への流入後においても維持され、それにより燃焼用空気と燃料との良好な混合が達成される。
蒸発器要素12に液体燃料を供給するための燃料供給管36は、ソケット形状の燃焼用空気流入口24に収容される。燃料供給管36は、蒸発器要素12の中央部分において開口する。中央に供給される液体燃料は、毛管効果によって蒸発器要素12の領域にわたって分散され、そこから蒸発される。ソケット形状の燃焼用空気流入口24の内側における燃料供給管36の配置によって、作動時に燃焼用空気はその周りを流れて、それによりそれは冷却される。その際に、燃料が非常に早く蒸発してしまって蒸発器要素12への流入直後に着火してしまいそれによって上述のような燃焼の脈動がもたらされることが、防がれている。(図1及び図2において概略的にのみ示されている)グロープラグ38は、蒸発器要素12の中央に設けられ、とりわけ蒸発器バーナ4のスタートの際に燃料−燃焼用空気混合体の着火のために使用される。可動性加熱装置のスタート期間の後に、本実施形態においてグロープラグ38は火炎防護として用いられる。
以下において、可動性加熱装置2(すなわち蒸発器バーナ4)の動作が図1が参照されて説明される。作動の際、液体燃料が蒸発器要素12に供給されて上述のように後者から蒸発させられる。また上述のように、燃焼用空気が燃焼室8に供給されてガス状燃料と混合される。燃料及び燃焼用空気は、熱の影響が無いように設定された火炎燃焼における燃焼室8において転換される。燃焼に由来するガス(排ガス)は、その後、燃焼室8から火炎管40を経由して熱交換器6内に流出する。
排ガス用の第1の流路42が熱交換器6内に設けられる。排ガスは第1の流路42に沿って熱交換器6の内側を流れて排ガス流出部44に至り、その排ガス流出部44を経由して排ガスが外部に誘導される。また、第2の流路46が熱交換器6内に設けられ、その第2の流路46内において自動車の冷却剤が案内される。第1の流路42及び第2の流路46は、作動時に熱が効率的に排ガスから冷却剤に移動するように配置される。本実施形態では、熱交換器6における排ガスの流れ方向及び冷却剤の流れ方向は、図1の矢印によって概略的に図示されているように、相互に反対方向に方向が調整されている。加熱された冷却剤は、乗り物の内側に供給される空気の加熱のための更なる熱交換器(冷却剤から空気への熱交換器)を介して誘導される。さらに、自動車のエンジンは冷却剤によって予熱される。
以下において、燃焼用空気案内要素48の他の実施形態が、図3及び図4が参照されて説明される。燃焼用空気案内要素48は図3の側面図に図示される一方で、図4においてA−A面に沿った下方から図示される。以下の説明では、上述の第1の実施形態と比較して実質的に異なる部分に注意を向ける。燃焼用空気案内要素48において、周囲壁50は基部壁52に関して鈍角の角度に角度形成される。燃焼用空気案内要素48は円形に形成され、中央に(すなわち回転対称軸54の周囲に)燃焼用空気流入口56を有する。本実施形態において、燃焼用空気流入口56は開口部によって形成される。燃焼用空気案内要素48は、一体的に形成される流れ案内要素58を有する。流れ案内要素58は、螺旋形状に伸び広がっており、燃焼用空気案内要素48の基部壁52及び周囲壁50の両方にわたって延在する。流れ案内要素58は、組み立てられた状態で対応の蒸発器収容具(図示省略)まで延在する突出リップによって形成される。図3において、(内側に配置される)流れ案内要素58の進行部が点線によって描かれている。図4において、流れ案内要素58の進行部が連続的な螺旋形状のラインによって描かれている。また、作動時に供給される燃焼用空気の流れ方向が図4の矢印60によって図示されている。燃焼用空気流入口56を通じて供給される燃焼用空気はまず径方向外側に流動する。また周方向の流れ成分が流れ案内要素58によって流動する燃焼用空気に押しつけられるように影響を及ぼす。この周方向の流れ成分は、燃焼用空気プレチャンバー内において、また燃焼用空気開口部を通過した後に燃焼室内において、少なくとも部分的に維持され、燃焼用空気と燃料との良好な混合が行われる。
本発明は、図示された実施形態には限定されない。特に、図1とは異なり、燃焼用空気プレチャンバーは燃焼室のより大きな軸部分にわたって延在してもよい。また場合によっては、それは熱交換器の領域の下方に延在してもよい。また、燃焼室壁に複数列の燃焼用空気開口部が設けられてもよい。また燃焼用空気の一部を、蒸発器収容具の基部壁に形成される開口を介して燃焼室に付与可能としうる。またグロープラグの図示される中央位置は強制されない。それどころか、蒸発器要素は例えば連続的に形成可能であってもよいし、グロープラグは側方に燃焼室内に向かって突出していてもよい。

Claims (12)

  1. 燃焼室(8)と、蒸発器収容具(10)と、液体燃料の蒸発用の蒸発器要素(12)とを備え、
    蒸発器要素(12)は、蒸発器収容具(10)において、燃焼室(8)に面する側で収容され、
    少なくとも蒸発器収容具(10)の基部壁(26)の一部に沿って延在する燃焼用空気流路が燃焼用空気案内要素(16;48)と蒸発器収容具(10)との間に形成されるように、燃焼室(8)とは反対に向く蒸発器収容具(10)の側で、蒸発器バーナ(4)は少なくとも一つの燃焼用空気案内要素(16;48)を有することを特徴とする可動性加熱装置(2)用の蒸発器バーナ。
  2. 燃焼用空気案内要素(16;48)はカップ状に蒸発器収容具(10)の範囲に延在することを特徴とする請求項1に記載の蒸発器バーナ。
  3. 燃焼用空気案内要素(16;48)は、蒸発器収容具(10)の基部壁(26)の実質的に中央を覆う位置に、燃焼用空気流路内への燃焼用空気の供給用の燃焼用空気流入口(24;56)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸発器バーナ。
  4. 燃焼用空気流路に通じるスリット(18)が蒸発器収容具(10)と燃焼用空気案内要素(16;48)との間に形成されるように、蒸発器収容具(10)に面する側における燃焼用空気案内要素(16;48)の外形は、燃焼用空気案内要素(16;48)に面する側における蒸発器収容具(10)の外形に対応して形成されることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の蒸発器バーナ。
  5. 燃焼用空気案内要素(16;48)及び蒸発器収容具(10)は、蒸発器収容具(10)の基部壁(26)の上方の実質的に中央に設けられる燃焼用空気流入口(24;56)から少なくとも部分的に径方向外側へ基部壁(26)に沿って燃焼用空気流路が延在し、燃焼用空気流路が燃焼室(8)の周囲においてリング状に形成されるリング状の燃焼用空気プレチャンバー(20)内に通じるように形成されることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の蒸発器バーナ。
  6. 燃焼用空気プレチャンバー(20)は、燃焼室(8)の周囲に形成される燃焼室壁(14)によって燃焼室(8)とは分離され、
    燃焼室壁(14)は、燃焼用空気プレチャンバー(20)から燃焼室(8)内への燃焼用空気の供給のための燃焼用空気開口部(22)を有することを特徴とする請求項5に記載の蒸発器バーナ。
  7. 蒸発器バーナ(4)は、作動時に周方向の流れ成分が流動燃焼用空気に影響を及ぼすように、蒸発器収容具(10)と燃焼用空気案内要素(48)との間の領域の燃焼用空気流路において流れ案内要素(58)を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の蒸発器バーナ。
  8. 流れ案内要素(58)は、蒸発器収容具(10)と燃焼用空気案内要素(48)との間において、蒸発器収容具(10)の基部壁(26)の領域にわたって及び/又は蒸発器収容具(10)の周囲壁(30)の領域にわたって延在することを特徴とする請求項7に記載の蒸発器バーナ。
  9. 蒸発器バーナ(4)は、作動の際に周方向の流れ成分が流動燃焼用空気に影響を及ぼすように、リング状の燃焼用空気プレチャンバー(20)の領域において流れ案内要素(34)を有することを特徴とする請求項5〜8のうちいずれか1項に記載の蒸発器バーナ。
  10. 燃焼用空気供給部は、燃焼室(8)の作動時に全ての燃焼用空気が、燃焼用空気案内要素(16;48)と蒸発器収容具(10)との間に形成される燃焼用空気流路を経て、その後にリング状の燃焼用空気プレチャンバー(20)を経て供給されるように、形成されることを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1項に記載の蒸発器バーナ。
  11. 燃焼用空気案内要素(16;48)は、蒸発器収容具(10)と燃焼用空気案内要素(16;48)との間に形成される燃焼用空気流路内に通じる燃焼用空気流入口(24;56)を有し、蒸発器要素(12)に燃料を供給するための燃料供給管(36)が燃焼用空気流入口(24;56)に収容されることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1項に記載の蒸発器バーナ。
  12. 請求項1〜11のうちいずれか1項に記載の蒸発器バーナ(4)を有することを特徴とする、可動性加熱装置、特に車両加熱装置。
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