JP2015503818A - センス増幅器のアクティブ化を修正するシステムおよび方法 - Google Patents

センス増幅器のアクティブ化を修正するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【解決手段】 メモリデバイスにおけるセンス増幅器を制御する処理に対応付けられているシステム、方法およびその他の実施形態を説明する。一実施形態によると、装置は、メモリデバイスにおけるメモリセルのセンス増幅器をアクティブ化するセンスイネーブル信号を生成する信号生成部を備える。当該装置は、カレントミラー回路に接続されているダミーメモリセルを備える。カレントミラー回路は、所定のタイミングからのダミーメモリセルにおけるタイミング変動を検出し、タイミング変動に少なくとも部分的に基づいてセンスイネーブル信号のタイミングを変更する。当該装置はさらに、カレントミラー回路における複数の半導体ゲートのうち1または複数を選択的にイネーブルすることによって、センスイネーブル信号のタイミングを修正するコントローラを備える。複数の半導体ゲートは、並列に接続されている。【選択図】 図1

Description

<関連出願>
本特許開示文献は、米国仮特許出願第61/587,429号(出願日:2012年1月17日)による恩恵を主張する。当該仮出願の内容はすべて、参照により本願に組み込まれる。
本明細書に記載する背景技術の説明は、本開示がどのような文脈で為されたかの概要を説明する目的で記載するものである。本願の発明者として名前を挙げているものの研究内容は、この背景技術のセクションに記載されている限りにおいて、出願時に先行技術と認められない部分と同様に、本開示に対する先行技術として明示的にも暗示的にも認めるものではない。
センス増幅器は、メモリセルに格納されている電圧を感知するコンピュータメモリの構成要素である。センス増幅器は、メモリセルからの電圧を決定した後、当該電圧を、データ値を表すべく論理回路(例えば、ホストコンピュータ)で利用可能な動作電圧まで増幅することで、メモリセルのデータ値を決定する。このようにして、センス増幅器は、メモリセルに格納されているビット値を、論理回路が動作する電圧レベルで論理回路に提供する。
しかし、複数のメモリセル間のバラツキによって、メモリセルがビットライン上の電圧をセンス増幅器に提供するまでの時間が異なる場合があり得る。このようなバラツキが発生すると、センス増幅器をアクティブ化するセンスイネーブル信号を設定する際に困難が生じる。例えば、センス増幅器がアクティブ化されるまでにメモリセルが格納されている電圧をセンス増幅器に提供しない場合、センス増幅器が電圧を感知する場合に問題が発生し得る。また、遅いメモリセルを考慮してセンスイネーブル信号を大幅に遅延させると、メモリデバイスでは、アクセスレイテンシの問題が発生する。
一の側面によると、概して、本明細書では装置を開示する。当該装置は、メモリデバイスのメモリセルのセンス増幅器をアクティブ化するセンスイネーブル信号を生成する信号生成部を備える。当該装置は、カレントミラー回路に接続されているダミーメモリセルを備える。カレントミラー回路は、所定のタイミングからのダミーメモリセルにおけるタイミング変動を検出し、タイミング変動に少なくとも部分的に基づいてセンスイネーブル信号のタイミングを変更する。当該装置はさらに、カレントミラー回路における複数の半導体ゲートの1または複数の半導体ゲートを選択的にイネーブルすることによってセンスイネーブル信号のタイミングを修正するコントローラを備える。複数の半導体ゲートは、並列に接続されている。
他の実施形態によると、メモリデバイスは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)であり、装置は、SRAMに集積化されている。
他の実施形態によると、コントローラは、センスイネーブル信号が発生するタイミングを早めるべく、センスイネーブル信号のタイミングを修正する。
他の実施形態によると、コントローラは、コントローラがイネーブルする1または複数の半導体ゲートの数に基づいた量だけ、センスイネーブル信号が発生するタイミングを早める。コントローラがイネーブルした1または複数の半導体ゲートはそれぞれ、所定量だけセンスイネーブル信号のタイミングを早める。
他の実施形態によると、タイミング変動は、ダミーメモリセルから読み出すべく閾値電圧を満足させる電圧をダミーメモリセルが生成するタイミングと、ダミーメモリセルが電圧を生成すると期待される所定のタイミングとの間の差分である。
他の実施形態によると、閾値電圧は、論理ゲートをアクティブ化するための最小電圧である。
他の実施形態によると、ダミーメモリセルは、電圧源に接続されているビットラインを含む。
別の側面によると、概して、本明細書は方法を開示する。当該方法は、ダミーメモリセルにおいて所定のタイミングからのタイミング変動を検出する段階を備える。当該方法は、タイミング変動に少なくとも部分的に基づいてセンスイネーブル信号のタイミングを調整する段階を備える。当該方法は、センスイネーブル信号のタイミングを修正するべく選択的に1または複数の並列な半導体ゲートをイネーブルする段階を備える。当該方法はさらに、信号生成部において、タイミングに少なくとも部分的に基づいてセンスイネーブル信号を生成する段階を備える。センスイネーブル信号は、メモリデバイスにおけるセンス増幅器をアクティブ化する。
他の実施形態によると、1または複数の並列な半導体ゲートをイネーブルする段階は、信号生成部がセンスイネーブル信号を生成するタイミングを早める。
他の実施形態によると、1または複数の並列な半導体ゲートをイネーブルする段階は、コントローラからの制御信号がイネーブルする1または複数の並列な半導体ゲートの数に基づく量だけ、センスイネーブル信号がセンス増幅器をアクティブ化するタイミングを早める。
他の実施形態によると、イネーブルされた1または複数の並列な半導体ゲートのそれぞれについて、センスイネーブル信号のタイミングは所定量だけ早められる。
他の実施形態によると、タイミング変動は、ダミーメモリセルから読み出すべく閾値電圧を満足させる電圧をダミーメモリセルが生成するタイミングと、ダミーメモリセルが電圧を生成すると期待される所定のタイミングとの間の差分である。
他の実施形態によると、閾値電圧は、論理ゲートをアクティブ化するための最小電圧である。
他の実施形態によると、センスイネーブル信号を生成する段階は、センス増幅器に、メモリセルから値を読み出させる。
他の実施形態によると、ダミーメモリセルにおけるタイミング変動を検出する段階は、電圧源にハードワイヤ接続されているダミーメモリセルのビットラインを読み出す段階を有する。
一の側面によると、概して、本明細書は集積回路を開示している。当該集積回路は、センス増幅器をアクティブ化するセンスイネーブル信号を生成する信号生成部を備える。当該集積回路は、カレントミラー回路に接続されているダミーメモリセルを備える。カレントミラー回路は、所定のタイミングからのダミーメモリセルにおけるタイミング変動を検出し、タイミング変動に少なくとも部分的に基づいてセンスイネーブル信号のタイミングを変更する。
他の実施形態によると、当該集積回路は、並列に接続されているカレントミラー回路における複数の半導体ゲートのうち1または複数の半導体ゲートを選択的にイネーブルすることによってセンスイネーブル信号のタイミングを修正するコントローラを備える。
他の実施形態によると、カレントミラー回路は、並列に接続されている複数の半導体ゲートを含み、イネーブルされている半導体ゲートの数に基づいて、ダミーメモリセルによって電圧が提供される速度を変更する。
他の実施形態によると、センスイネーブル回路は、メモリデバイスにおけるメモリセルからデータを読み出すべく、センス増幅器をアクティブ化する。
他の実施形態によると、集積回路は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)である。
添付図面は、本明細書に組み込まれると共にその一部を成し、さまざまなシステム、方法および本開示のその他の実施形態を図示する。図中に図示した構成要素の境界(例えば、ボックス、ボックス群またはその他の形状)は、境界の一例を示す。幾つかの例を挙げると、一の構成要素が複数の構成要素として設計されるとしてもよく、または、複数の構成要素が一の構成要素として設計されるとしてもよい。幾つかの例によると、別の構成要素の内部構成要素として図示されている構成要素は、外部構成要素として実現するとしてもよく、その逆も可能である。
メモリデバイスにおいてセンス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御することに対応付けられる装置の一実施形態を示す。
メモリデバイスにおいてセンス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御することに対応付けられるダミーメモリセルの一実施形態を示す。
メモリデバイスにおいてセンス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御することに対応付けられる装置の一実施形態を示す。
図3に図示した装置のタイミングチャートを示す。
ダミーメモリセルからの2つのダミービットライン信号の例を示すタイミングチャートである。
メモリデバイスにおいてセンス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御することに対応付けられる方法の一実施形態を示す。
メモリデバイスにおいてセンス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御することに対応付けられるメモリデバイスの一実施形態を示す。
ダミーメモリセルの左列および右列の例を示す図である。
本明細書には、メモリデバイス内のセンス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御することに対応付けられているシステム、方法およびその他の実施形態の例を記載する。前述したように、センス増幅器は、メモリセルの論理レベル(つまり、格納されているデータ)を感知する、メモリデバイス内の構成要素である。センス増幅器は、ビットライン上にメモリセルから供給される電圧の値を決定することによって、メモリセルに格納されている論理レベルを決定する。電圧値(例えば、0mVまたは1mV)が異なると、データ値(例えば、0または1)が異なる。電圧値を決定した後、センス増幅器は、コンピューティングデバイスによって利用するべく、当該電圧(例えば、1mV)を動作電圧(例えば、5mV)まで増幅する。
しかし、電圧を読み出すべくセンス増幅器をアクティブ化するタイミングは、メモリデバイスの性能に対して幾つかの面で影響を及ぼす可能性がある。例えば、メモリセルが電圧をビットライン上に供給する前に、または、ビットラインが論理レベルを検出するために必要な閾値電圧に到達する前に、センス増幅器がアクティブ化されると、センス増幅器は、格納されているデータを決定する上で困難に直面し得る。また、検出のための閾値にビットラインが到達する速度は、例えば、メモリデバイスのメモリセルの製造時のバラツキに応じて変わるとしてよい。
センスイネーブル信号を生成するタイミングに関する課題を解決するべく、センスイネーブル信号にタイミングマージンを追加する。タイミングマージンは、センスイネーブル信号が生成されるタイミングを遅延させるので、センス増幅器がアクティブ化されるタイミングも遅延させる。しかし、多くの異なるメモリセルに適用する1つのタイミングマージンを選択すると、最悪のケースのタイミングマージンを利用することになり、メモリデバイスにおけるアクセス時間が遅くなる。
したがって、一実施形態によると、センスイネーブル信号を生成する回路は、ダミーメモリセルを含む。複数のセルは一のメモリデバイスの一部として一緒に製造されるので、ダミーメモリセルのバラツキは、メモリデバイス内の実際のメモリセルと相関関係を持つ。このように、ダミーメモリセルは、バラツキのサンプルを取得するために用いられるので、センスイネーブル信号を調整することができる。このように、センスマージンは、最悪のケースを考慮することによってセンスマージンを誤って増加させ得る予想タイミング変動ではなく、ダミーメモリセルから得られる実際のタイミング変動に基づいて決まる。
後述するが、別の実施形態によると、センスマージンは、メモリデバイス内の一群の並列な半導体ゲートによって制御される。一群の並列な半導体ゲートは、センスマージンをインクリメントするべく修正することを目的として、個別にイネーブルまたはディセーブルされ得る。このように、センスイネーブル信号の生成が制御され、センスマージンが改善され、メモリアクセス時間が改善される。
図1を参照すると、センス増幅器をイネーブルすることに対応付けられている装置100の一実施形態が図示されている。装置100は、コントローラ110、カレントミラー回路120、ダミーメモリセル130および信号生成部140を備える。装置100は、例えば、メモリセル170に格納されているデータを感知するセンス増幅器160を有するメモリデバイス150に集積化されている。一実施形態によると、メモリデバイス150は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)またはデータを格納する他のメモリデバイスである。装置100は、メモリデバイス150内のセンス増幅器160がイネーブルされてメモリセル170からのデータを読み出すタイミングを制御するように構成されている。センス増幅器160がイネーブルされるタイミングを制御することによって、メモリセル170内のデータにアクセスする時間を改善するセンスマージンを用いて、メモリセル170からデータを読み出すことができる。
装置100は、信号生成部140が生成するセンスイネーブル信号を用いることによって、センス増幅器160をアクティブ化する。しかし、装置100の幾つかの構成要素は、信号生成部140がセンスイネーブル信号を生成するタイミングに影響を与える。例えば、装置100は、メモリセル170のうち1または複数からデータを読み出すための読出信号をメモリデバイス150が受信すると、起動される。
読出信号は、ダミーメモリセル130の内部ビットラインをアクティブ化する。通常、内部ビットラインは、ダミーメモリセル130の内部構成要素が格納している電圧を搬送する。しかし、ダミーメモリセル130では、ビットライン上の電圧の値は有効なデータではなく、当該値は、アクティブ化されるとビットラインの値がどのように変化するかの例である。ダミーメモリセル130は、電圧源(不図示)にハードワイヤー接続されている反転ビットラインを持つように構成されている。このように、ダミーメモリセル130は、アクティブ化されている場合は常に同じ値を供給する。しかし、この値が公知であるので、値が変化する速度を、センスイネーブル信号のタイミングを調整するために利用することができる。つまり、装置100は、ダミーメモリセル130を用いて、メモリセル170のバラツキを正確に反映しているダミーメモリセル130内に存在するタイミング変動のサンプルを取得する。したがって、ダミーメモリセル130は、コンピューティングデバイスが利用する実際のデータ値ではなく、メモリセル170内に存在するタイミングのバラツキのサンプルを提供する。
ダミーメモリセル130の一実施形態を示す図2を参照する。図2において、ダミーメモリセル130は、通常はデータを格納する半導体ゲート205、210、215および220を有するものとして図示されている。半導体ゲート205および220は、P型金属酸化膜半導体(PMOS)ゲートであり、半導体ゲート210および215は、N型金属酸化膜半導体(NMOS)ゲートである。ダミーメモリセル130は、反転ビットライン230と電圧源235とを接続する電圧源接続部225を有するものとして構成されている。電圧源235は、「High」(例えば、1)の論理値の電圧(例えば、1mV)を供給する。この結果、反転ビットライン230を電圧源235に接続することによって、ダミーメモリセル130は、アクティブ化されている場合は常にビットライン240上のゼロボルトの値を供給する。
反転ビットライン230を直接電圧源235に接続することによって、ダミーメモリセル130は、ビットライン240および反転ビットライン230(ビットライン240の反転値)においてダミーメモリセル130がアクティブ化される度に同じ値を供給する。ダミーセル130が提供する値が公知であるので、ビットライン240が当該値に到達するまでの速度を用いて、センスイネーブル信号のタイミングを提供するとしてよい。つまり、ビットラインが閾値電圧に到達するまでの速度を用いて、センスイネーブル信号を生成するタイミングを修正する。
例えば、ダミーメモリセル130がアクティブ化されると、ビットライン240は即座に電圧を提供するわけではない。ビットライン240は、ダミーメモリセル130およびメモリセル170に固有の速度で次第に(例えば、1mVから0mVに)変化する。この速度は、ダミーメモリセル130における、そして、メモリセル170におけるバラツキを反映した値となる。このバラツキが発生するのは、ダミーメモリセル130における複数の異なる半導体ゲートにおける電圧漏れのレベルがさまざまであるため、または、製造プロセスを一因として他の欠陥が発生するためであるとしてよい。したがって、バラツキに応じて、ビットライン240は、メモリデバイス150を動作させる前には未知である速度で所与の電圧に到達する。このように、電圧が信号生成部140をアクティブ化してセンスイネーブル信号を生成するタイミングは、この速度に基づいて決まる。
さらにダミーメモリセル130の説明を続けるべく、続けて図2を参照すると、半導体ゲート245および250がイネーブルされるとダミーメモリセル130がアクティブ化される。電圧源接続部225が存在しないメモリセルでは、半導体ゲート245および250がアクティブ化されると、当該メモリセルは、格納されている電圧をビットライン240および反転ビットライン230に印加する。しかし、電圧源接続部225が半導体ゲート220をバイパスするので、ビットライン240は自動的にグラウンド250(つまり、0ボルト)に引き込まれる。また、格納されている電圧が存在している場合でも、電圧源接続部225が存在するために、ビットライン240には供給されない。電圧源接続部225は、半導体ゲート210をアクティブ化して、ビットライン240をグラウンド255に接続させる。
電圧源接続部225によってビットライン240がゼロボルトの値を提供する間、電圧源接続部225によって反転ビットライン230は論理値「1」に等しい値(例えば1mV)を提供する。他の実施形態によると、ダミーメモリセル130は、ビットライン240および反転ビットライン230の値が、ダミーメモリセル130が電圧源接続部225を有するように構成される場合の反対になるようにするグラウンド源接続部(不図示)を有するように構成されている。したがって、ビットライン240および反転ビットライン230からの値は任意の値であるが、値が提供される速度は、センスイネーブル信号のタイミングを決定するために用いられる。
図1に戻ると、ダミーメモリセル130は、カレントミラー回路120を介して信号生成部140に接続されている。したがって、カレントミラー回路120は、ダミーメモリセル130のビットライン240からの値に基づいて信号生成部140へ信号を供給する。しかし、カレントミラー回路120は、ダミーメモリセル130がビットライン240において電圧を提供する速度を修正するように、つまり、信号生成部140がセンスイネーブル信号を生成するタイミングを変更するように構成されている。
カレントミラー回路120は、電圧源とグラウンドとの間に並列に配置されている複数の半導体ゲートを含む。また、複数の半導体ゲートはそれぞれ、個別にイネーブルまたはディセーブルされるように構成されており、個別にコントローラ110によって制御される。複数の半導体ゲートのうちイネーブルされている各半導体ゲートによって、ダミーメモリセル130が電圧を供給する速度が速くなる。このため、カレントミラー回路120は、複数の半導体ゲートを用いてセンスイネーブル信号のタイミングを早める。このようにして、コントローラ110は、半導体ゲートのうち1つ、2つまたはそれ以上をアクティブ化して、センスイネーブル信号のタイミングを変化させる。したがって、センスイネーブル信号がセンス増幅器160をアクティブ化するタイミングを高精度で調整するべく、電圧が変化する速度が修正可能である。
センスイネーブル信号が生成されるタイミングを制御する処理は、図3を参照しつつより詳細に説明する。図3は、図1の装置100の別の実施形態を示す。図3は同時に図4を参照しつつ説明する図4は、図3に示す装置100における信号のタイミングチャートである。一般的に、図3のラインの上に記載した符号は、当該ライン上の信号の名称の短縮形を示し、図4の符号に概して対応する。
クロック信号(CLK)は、図4に示しているように、A1において装置100を開始させる。クロック信号(CLK)がA1においてHighになり、チップイネーブル信号(NCE)がLowである場合(図4には不図示)、グラウンド310への接続に起因してゲート305によって二次クロック信号(ICLKB)がLowになる。ゲート305が開く前、そして、装置100が利用されていない場合、二次クロック信号はゲート315および電流源320によってHighに保持されている。したがって、A2において二次クロック信号(ICLKB)がLowに変化すると、装置100において一連の信号が発生する。
一連の信号は、ダミーワードライン(DMWL)信号がA3においてHighに変化すると、開始される。A3におけるDMWL信号の変化によって、ダミーメモリセル130がアクティブ化される。続いてA4において、ダミーメモリセル130は、読出信号(RD)を介してカレントミラー回路120をアクティブ化する。続いてA5において、カレントミラー回路120は、ダミービットライン(例えば、ビットライン240)にダミービットライン信号(DMBL)を生成させる。DMBL信号の傾きは、ダミーメモリセル130がDMBL信号(つまり、ビットライン240上の電圧)供給する速度を表す。カレントミラー回路120は、コントローラ110がカレントミラー回路120内の並列な半導体ゲートP21、P22、P23、P24のいずれかをイネーブルしたか否かに応じて、この速度を修正するよう構成されている。RD信号は、P1を介して、半導体ゲートP21、P22、P23、P24のアクティブ化を可能とするが、制御ラインDS0、DS1、DS2および/またはDS3もまた、半導体ゲートP21、P22、P23および/またはP24をイネーブルするべく、制御ゲートP31、P32、P33および/またはP34についてコントローラ110によってアクティブ化しなければならない。DMBL信号およびカレントミラー回路120の更なる詳細については、図5を参照しつつ説明する。
続いて図3および図4を参照すると、DMBL信号がインバータ315をアクティブ化するための閾値電圧400に到達すると、リセットクロックバー(RSCLKB)信号はA6においてLowになる。DMBL信号が閾値電圧400に到達するタイミングに基づいて、A6におけるインバータ315のアクティブ化が行われる。閾値電圧400に到達するタイミングは、DMBL信号の変化速度(つまり、DMBL信号の傾き)に基づいて決まる。この速度は、ダミーメモリセル130におけるタイミング変動、および、カレントミラー回路120におけるゲートP21、P22、P23およびP24のうち幾つのゲートがアクティブ化されたかの関数である。
また、A6でのRSCLKB信号/ラインにおける変化によって、ICLKB信号/ラインは、C1においてHigh値に戻る。ICLKB信号がC1においてHighであり、且つ、A3における遷移から依然としてDMWL信号がHighである場合、センスイネーブル信号(SAEN)は最終的にC2においてトリガされる。したがって、ICKLB信号およびDMWL信号の両方がHighである間、信号生成部140は短期間にわたってSAEN信号を生成するので、図1のセンス増幅器170がイネーブルされる。しかし、C1における遷移によって、一連のイベントが開始されて、装置100をシャットダウンする。シャットダウンイベントはD1において開始され、D2、D3、D4およびD5に進み、SAEN信号が生成された後にSAEN信号をディセーブルする。
続いて図4を参照すると、図3から分かるように装置100には存在しない2つの信号(つまり、WLおよびBL/BLB)が追加で図示されていることに留意されたい。この2つの信号は、ワードライン(WL)信号およびビットライン/ビットラインバー(BL/BLB)信号であり、図1のメモリセル170に存在する信号である。B1において、WL信号は、読み出しを行うべきメモリセルのワードラインをアクティブ化する。BL/BLB(つまり、ビットライン/ビットラインバー)信号は、B2においてビットラインに値が読み出される場合の、メモリセルからの実際のデータ値である。閾値電圧405は、BL/BLB信号の電圧が図1のセンス増幅器160が感知可能なレベルに到達する時点を示す。点線410は、メモリセルからのBL/BLB信号からの電圧が閾値電圧405に到達するタイミングと、図1のセンス増幅器160が装置100によってイネーブルされるタイミングとを比較している。閾値電圧405に到達するタイミングと、SAEN信号がC2において生成されるタイミングとの間の時間差は、メモリセル170からの読み出しセンスマージンが改善されたことを示す。
ここで、図4のDMBL信号の例を2つ示す図5を参照する。図5において、第1のDMBL信号500は、カレントミラー回路120による修正が無く、第2のDMBL信号505は、カレントミラー回路120によって修正されて、センスイネーブル信号が生成されるタイミングを早める。第1のDMBL信号500は、ダミーメモリセル130が生成する信号を示す。第1のDMBL信号および第2のDMBL信号は共に、タイミング510において開始される。しかし、タイミングのギャップ520によって示すように、第2のDMBL信号505は、第1のDMBL信号500より前に閾値電圧515に到達する。さらに、比較を目的として最終電圧525が図示されている。ギャップ520は、カレントミラー回路120が、センスイネーブル信号が生成されるタイミングを早めるべく、どのようにDMBL信号505の変化速度を修正するかを示す。また、図示している信号は2つのみであるが(つまり、500および505)、カレントミラー回路120は、DMBL信号505に示す修正幅よりも大きくまたは小さく、DMBL信号を修正するように構成されている。つまり、カレントミラー回路120における複数の並列な半導体ゲートのうち幾つがイネーブルされているかに応じて、第1のDMBL信号505の傾き(つまり、変化率)が修正されて閾値電圧515に到達するタイミングを高精度で制御することができる。
メモリデバイスにおけるセンス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御する処理に関して、図6を参照しつつさらに詳細に説明する。図6は、センス増幅器がイネーブルされるタイミングを制御するセンスイネーブル信号のタイミングを修正することに対応付けられている方法600を示す。方法600は、図1の装置100について説明する。
610において、装置100は、ダミーメモリセル(例えば、ダミーメモリセル130におけるタイミング変動を検出する)。一実施形態によると、ダミーメモリセルのタイミング変動は、データを読み出すべきメモリセルのタイミング変動と相関関係を持つ。このため、ダミーメモリセルのタイミング変動を用いて、センスイネーブル信号を生成するための回路経路におけるダミーメモリセルを設定することによって、センスイネーブル信号のタイミングを調整する。
概して、タイミング変動は、ダミーメモリセルが閾値電圧を満足させる電圧を生成するタイミングと、ダミーメモリセルが当該電圧を生成すると期待される所定のタイミングとの間の差分である。このタイミング変動は、製造時のバラツキおよびダミーメモリセルにおけるその他の欠陥(例えば、電圧漏れ)によるものである。
このように、ダミーメモリセルにおけるタイミング変動を検出することは、ダミーメモリセルのビットラインを読み出すことを含むとしてよい。ダミーメモリセルの反転ビットラインは電圧源にハードワイヤー接続されているので、ダミーメモリセルは、値を格納せず、アクティブ化されている場合は常にビットラインに同じ値を供給する。この値は、ダミーメモリセルに固有の速度で(つまり、ダミーメモリセルのタイミング変動で)ビットライン上に供給される。このため、ビットラインを回路経路に配線し、ビットライン上に供給される電圧を論理ゲートをアクティブ化するために用いることによって、ダミーメモリセルのタイミング変動は、センスイネーブル信号を生成するための回路経路に適用される。したがって、センスイネーブル信号が生成されるタイミングは、ダミーメモリセルからのビットラインが論理ゲートをアクティブ化するための閾値電圧を実現するタイミングに基づいて決まる。
例えば、ダミーメモリセルのタイミング変動が大きくなると、ダミーメモリセルは閾値電圧を満足させる電圧をビットライン上で生成するまでにかかる時間が長くなる。タイミング変動が大きくなると、ビットラインが閾値電圧に到達するまでの時間が長くなるので、センスイネーブル信号が生成されるタイミングが遅延される。
閾値電圧は、センスイネーブル信号を生成するために用いられる論理ゲートをアクティブ化するための最小電圧である。この結果、620において、装置100は、タイミング変動に少なくとも部分的に基づいてセンスイネーブル信号のタイミングを調整する。一実施形態によると、タイミングを調整することは、ダミーメモリセル130からの信号を当該信号が論理ゲートに読み出されると提供することを含む。概して、ダミーメモリセルからのビットライン上の電圧によって論理ゲートがアクティブ化されるタイミングに応じてタイミングが変わるので、ダミーメモリセルはタイミングを自動的に修正する。
630において、装置100は、1または複数の並列な半導体ゲートを選択的にイネーブルする。一実施形態によると、半導体ゲートは、カレントミラー回路(例えば、図1のカレントミラー回路120)の一部である。カレントミラー回路は、ダミーメモリセルのビットラインから信号を受信する。このように、カレントミラー回路における半導体ゲートのうち1または複数をイネーブルすることによって、ビットライン上に信号が発生する速度を修正する。このようにして、カレントミラー回路は、センスイネーブル信号が発生するタイミングを修正するべく、ダミーメモリセルのタイミング変動を修正することができる。
例えば、630においてタイミングを修正することによって、センス増幅器がアクティブ化されるタイミングを早めることができる。また、イネーブルされた半導体ゲート毎に、時間量を追加してセンスイネーブル信号のタイミングを修正する。この時間量は、各半導体ゲートがどの程度ダミーメモリセルのビットライン上の電圧の変化に寄与するかに基づいて決まる所定の時間である。
640において、装置100は、センスイネーブル信号を生成する。センスイネーブル信号は、630において半導体ゲートによって、そして、620においてダミーメモリセルによって修正するタイミングに少なくとも部分的に基づいて生成される。センスイネーブル信号は、メモリセル(例えば、メモリセル170のうち1つ)から値を読み出すべく、センス増幅器(例えば、センス増幅器160)をアクティブ化する。センスイネーブル信号のタイミングを修正することによって、センスマージンについて予めプログラミングされた値を用いることなく、タイミング変動を動的に決定することによって、センスマージンからの遅延が改善される。
図7を参照すると、センス増幅器(つまり、センス増幅器705および710)がイネーブルされるタイミングを制御する処理に対応付けられているメモリデバイス700の一実施形態が図示されている。一実施形態によると、メモリデバイス700は、複数のダミーメモリセルを含む列を2つ、つまり、左ダミー列715および右ダミー列720を備えるスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)である。左ダミー列715は左SRAMセルアレイ725の一部であり、右ダミー列720は右SRAMセルアレイ730の一部である。左ダミー列715および右ダミー列720は、ダミーメモリセルになるよう修正されたSRAMメモリセルを含む。一実施形態によると、ダミーメモリセルはそれぞれ、電圧源にハードワイヤー接続されている反転ビットラインを含む。したがって、ダミーメモリセルから読み出す場合は常に同じ値が供給される。このように、ダミーメモリセルは、一のダミーメモリセルについて対応するワードラインが選択されると、センスイネーブル信号のタイミングを調整するために用いることができる。
例えば、左セルアレイ725のSRAMメモリセルと右セルアレイ730のSRAMメモリセルとの間において、タイミング変動が存在すると考える。タイミング変動は、メモリセルがビットライン上に閾値電圧を供給する場合にかかる期待時間と、メモリセルがビットライン上に閾値電圧を供給する場合に係る実際の時間との間の時間差である。タイミング変動は、例えば、メモリセル同士の間の製造時のバラツキに起因する。したがって、ダミーメモリセルは、センス増幅器(例えば、センス増幅器705または710)が、ビットライン(例えば、BL/BLB)が閾値電圧に到達する前にアクティブ化されないようにするべく、または、ビットラインが閾値電圧に到達して長期間が経過した後にアクティブ化されないように、センスイネーブル信号のタイミングを調整するために用いられる。
このようなタイミング関係の問題を回避するべく、メモリデバイス700は、読み出しているメモリセルと同様のタイミング変動を持つダミーメモリセルを選択する。メモリセルは、互いに近接している程、タイミング変動が類似している可能性が高くなるので、メモリデバイス700は、読み出しているメモリセルと対応する行のダミーメモリセルを利用する。
センスイネーブル信号のタイミングを調整するべくダミーメモリセルを用いることに加えて、制御ブロック735は、ダミーメモリセルで検出したタイミング変動をインクリメントするように調整するために用いられる一群の並列な半導体ゲートを含む。一群の並列な半導体ゲートにおけるイネーブルされた各ゲートはそれぞれ、センスイネーブル信号が生成されるタイミングを早める。したがって、制御ブロック735は、センスイネーブル信号が生成されるタイミングを、そして、センス増幅器(例えば、センス増幅器705または710)がアクティブ化されるタイミングを修正/制御するべく、一群の半導体ゲートに含まれる半導体ゲートを選択的にイネーブルするように構成されている。
図7を続けて参照すると、まだ説明していない追加構成要素は概して、左SRAMセルアレイ725および右SRAMセルアレイ730において列および行を選択する制御素子である。例えば、制御ブロック735は、例えば、メモリデバイス700が組み込まれているホストコンピューティングデバイスから制御信号を受信するための制御ラインADD、NWE、NCE、NOEおよびCLKを含む。図7は、ホストコンピューティングシステムとの間でデータのやり取りを行うためのデータ入力(DIN)ラインおよびデータ出力(DOUT)ラインを持つ入出力ブロック740および745を示す。
制御ブロック735は、出力イネーブル(OEN)、センス増幅器イネーブル(SAEN)、事前充電(PCHG)、ADDY、ダミービットライン(DMBL)、ワードラインイネーブル(WLEN)、ADDX、ダミーワードライン(DMWL)、読出(RE)等の制御ラインを用いて、さまざまなその他のメモリデバイス700の構成要素を制御している。
メモリデバイス700はさらに、Y MUX750およびY MUX755を含む。Y MUX750および755は、SRAMセルアレイ725およびSRAMセルアレイ730のそれぞれにおける異なる列を選択するための列選択ロジックである。メモリデバイス700はさらに、SRAMセルアレイ725および730からさまざまな行を選択するXデコーダブロック770と共に、ワードラインドライバ760および765を含む。ワードラインドライバ760および765は、ワードライン(WL)を介してSRAMセル725および730に接続されている。
図8を参照すると、図7の左ダミー列715および右ダミー列720の一実施形態を示す。左ダミー列715は、ダミーメモリセル800から805を示し、右ダミー列720は、ダミーメモリセル810から815を示す。簡潔に説明すべく、ダミーメモリセル(例えば、800、805、810および820)は、点線ボックスで示し、それぞれの列の全てのダミーメモリセルをすべて図示しているわけではない。また、ダミーメモリセル(例えば、800、805、810および820)のアクティブ化ゲート(例えば、図2に示すゲート245および250)のみを図示しており、追加の構成要素は図示していない。図8はさらに、制御ラインおよびデータラインを図示している。例えば、左ダミー列715はダミービットライン830を含むものとして図示されており、右ダミー列720は読出ライン820(RD)およびダミーワードライン825(DMWL)を含むものとして図示されている。
本明細書で用いる用語のうち選択されたものについて定義を以下に説明する。以下の定義は、一の用語の範囲内に含まれ、そして、実施例で用いられ得る、構成要素のさまざまな例および/または形態を含む。例は限定することを意図したものではない。用語の単数形および複数形は共に定義に含まれるとしてよい。
「一実施形態」、「実施形態」、「一例」、「例」等の記載は、説明している実施形態または例が特定の特徴、構造、特性、性質、要素、または限定を含み得るが、全ての実施形態または例が必ずしもその特定の特徴、構造、特性、性質、要素、または限定を含むものではないことを意味する。さらに、「一実施形態によると」という記載は繰り返し用いられるが、その場合もあるが、必ずしも同じ実施形態を意味するものではない。
「ロジック」という用語は、本明細書で用いられる場合、これらに限定されないが、機能または動作を実行するための、および/または、別のロジック、方法および/またはシステムに機能または動作を実行させるための、ハードウェア、ファームウェア、命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体、および/または、これらの組み合わせを含む。ロジックは、本明細書で開示した機能/方法のうち1または複数を実行するようにプログラミングされたマイクロプロセッサ、ディスクリートロジック(例えば、ASIC)、アナログ回路、デジタル回路、プログラミングされたロジックデバイス、命令を含むメモリデバイス等を含むとしてよい。ロジックは、1または複数のゲート、複数のゲートの組み合わせ、または、その他の回路構成要素を含むとしてよい。複数のロジックが説明されている場合、複数のロジックを一の物理的なロジックに統合することが可能であるとしてよい。同様に、一のロジックが説明されている場合、複数の物理ロジックにこの一のロジックを分散させることが可能であるとしてよい。本明細書で説明した構成要素および機能のうち1または複数は、ロジック要素のうち1または複数を用いて実現されるとしてよい。
説明を簡略にすることを目的として、図示した方法は一連のブロックとして図示および説明した。方法は、一部のブロックは順序を変えて、および/または、図示および説明したブロック以外の他のブロックと同時に実行することが可能であるので、ブロックの順序によって限定されない。さらに、図示したブロック全てを利用することなく、方法例を実施するとしてよい。複数のブロックを組み合わせるとしてもよいし、または、複数のコンポーネントに分割するとしてもよい。さらに、追加および/または別の方法は、図示されていない追加のブロックを利用するとしてもよい。
「含む(include)」という用語が詳細な説明または請求項で用いられる限りにおいて、「備える(comprise)」という用語が請求項において移行部として用いられる場合の解釈と同様の包含関係を意図する。
説明するための例としてシステム、方法等の例を図示してきたが、そして、これらの例は非常に詳細に説明してきたが、特許請求の範囲をこれらの詳細な内容に限定または制限することは出願人の意図ではない。言うまでもなく、本明細書に説明したシステム、方法等を説明することを目的として構成要素または方法の組み合わせについて考えられ得る全てを説明することは不可能である。このため、本開示は具体的且つ詳細な内容に限定されることなく、代表的な装置および説明のための例を図示および説明している。このため、本願は、特許請求の範囲に含まれる変更、変形および変化を包含することを意図する。

Claims (20)

  1. メモリデバイスのメモリセルのセンス増幅器をアクティブ化するセンスイネーブル信号を生成する信号生成部と、
    カレントミラー回路に接続されているダミーメモリセルと、
    前記カレントミラー回路における複数の半導体ゲートの1または複数の半導体ゲートを選択的にイネーブルすることによって前記センスイネーブル信号のタイミングを修正するコントローラと
    を備え、
    前記カレントミラー回路は、所定のタイミングからの前記ダミーメモリセルにおけるタイミング変動を検出し、前記タイミング変動に少なくとも部分的に基づいて前記センスイネーブル信号の前記タイミングを変更し、
    前記複数の半導体ゲートは、並列に接続されている装置。
  2. 前記メモリデバイスは、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)であり、前記装置は、前記SRAMに集積化されている請求項1に記載の装置。
  3. 前記コントローラは、前記センスイネーブル信号が発生するタイミングを早めるべく、前記センスイネーブル信号の前記タイミングを修正する請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記コントローラは、前記コントローラがイネーブルする前記1または複数の半導体ゲートの数に基づいた量だけ、前記センスイネーブル信号が発生するタイミングを早め、前記コントローラがイネーブルした前記1または複数の半導体ゲートはそれぞれ、所定量だけ前記センスイネーブル信号の前記タイミングを早める請求項3に記載の装置。
  5. 前記タイミング変動は、前記ダミーメモリセルから読み出すべく閾値電圧を満足させる電圧を前記ダミーメモリセルが生成するタイミングと、前記ダミーメモリセルが前記電圧を生成すると期待される前記所定のタイミングとの間の差分である請求項1から4の何れか1項に記載の装置。
  6. 前記閾値電圧は、論理ゲートをアクティブ化するための最小電圧である請求項5に記載の装置。
  7. 前記ダミーメモリセルは、電圧源に接続されているビットラインを含む請求項1から6の何れか1項に記載の装置。
  8. ダミーメモリセルにおいて所定のタイミングからのタイミング変動を検出する段階と、
    前記タイミング変動に少なくとも部分的に基づいてセンスイネーブル信号のタイミングを調整する段階と、
    前記センスイネーブル信号の前記タイミングを修正するべく選択的に1または複数の並列な半導体ゲートをイネーブルする段階と、
    信号生成部において、前記タイミングに少なくとも部分的に基づいて前記センスイネーブル信号を生成する段階と
    を備え、
    前記センスイネーブル信号は、メモリデバイスにおけるセンス増幅器をアクティブ化する方法。
  9. 前記1または複数の並列な半導体ゲートをイネーブルする段階は、前記信号生成部が前記センスイネーブル信号を生成するタイミングを早める請求項8に記載の方法。
  10. 前記1または複数の並列な半導体ゲートをイネーブルする段階は、コントローラからの制御信号がイネーブルする前記1または複数の並列な半導体ゲートの数に基づく量だけ、前記センスイネーブル信号が前記センス増幅器をアクティブ化するタイミングを早める請求項9に記載の方法。
  11. イネーブルされた前記1または複数の並列な半導体ゲートのそれぞれについて、前記センスイネーブル信号の前記タイミングは所定量だけ早められる請求項8から10の何れか1項に記載の方法。
  12. 前記タイミング変動は、前記ダミーメモリセルから読み出すべく閾値電圧を満足させる電圧を前記ダミーメモリセルが生成するタイミングと、前記ダミーメモリセルが前記電圧を生成すると期待される前記所定のタイミングとの間の差分である請求項8から11の何れか1項に記載の方法。
  13. 前記閾値電圧は、論理ゲートをアクティブ化するための最小電圧である請求項12に記載の方法。
  14. 前記センスイネーブル信号を生成する段階は、前記センス増幅器に、前記メモリセルから値を読み出させる請求項8から13の何れか1項に記載の方法。
  15. 前記ダミーメモリセルにおける前記タイミング変動を検出する段階は、電圧源にハードワイヤ接続されている前記ダミーメモリセルのビットラインを読み出す段階を有する請求項8から14の何れか1項に記載の方法。
  16. センス増幅器をアクティブ化するセンスイネーブル信号を生成する信号生成部と、
    カレントミラー回路に接続されているダミーメモリセルと
    を備え、
    前記カレントミラー回路は、所定のタイミングからの前記ダミーメモリセルにおけるタイミング変動を検出し、前記タイミング変動に少なくとも部分的に基づいて前記センスイネーブル信号のタイミングを変更する集積回路。
  17. 並列に接続されている前記カレントミラー回路における複数の半導体ゲートのうち1または複数の半導体ゲートを選択的にイネーブルすることによって前記センスイネーブル信号の前記タイミングを修正するコントローラをさらに備える請求項16に記載の集積回路。
  18. 前記カレントミラー回路は、並列に接続されている複数の半導体ゲートを含み、イネーブルされている前記複数の半導体ゲートの数に基づいて、前記ダミーメモリセルによって電圧が提供される速度を変更する請求項16または17に記載の集積回路。
  19. センスイネーブル回路は、メモリデバイスにおけるメモリセルからデータを読み出すべく、前記センス増幅器をアクティブ化する請求項16から18の何れか1項に記載の集積回路。
  20. 前記集積回路は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)である請求項16から19の何れか1項に記載の集積回路。
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